JPH09218360A - メカニカル光シャッタ - Google Patents
メカニカル光シャッタInfo
- Publication number
- JPH09218360A JPH09218360A JP4565096A JP4565096A JPH09218360A JP H09218360 A JPH09218360 A JP H09218360A JP 4565096 A JP4565096 A JP 4565096A JP 4565096 A JP4565096 A JP 4565096A JP H09218360 A JPH09218360 A JP H09218360A
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- JP
- Japan
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- light
- transmission
- optical shutter
- plates
- mechanical
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- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透過状態と非透過状態間の状態遷移の応答時
間が高速で且つ構造が簡単で,しかも遮光時における漏
れ光の少ないメカニカル光シャッタを提供することを目
的とする。 【解決手段】 基板開口部109上に複数の遮光板10
1a,101bを備えて,該複数の遮光板101a,1
01bを移動させることにより基板開口部109を通る
光の透過/非透過を制御するメカニカル光シャッタにお
いて,複数の遮光板101a,101bに,光の透過方
向に対して略垂直の面について,互いに重なり合う部分
110を備えて構成する。
間が高速で且つ構造が簡単で,しかも遮光時における漏
れ光の少ないメカニカル光シャッタを提供することを目
的とする。 【解決手段】 基板開口部109上に複数の遮光板10
1a,101bを備えて,該複数の遮光板101a,1
01bを移動させることにより基板開口部109を通る
光の透過/非透過を制御するメカニカル光シャッタにお
いて,複数の遮光板101a,101bに,光の透過方
向に対して略垂直の面について,互いに重なり合う部分
110を備えて構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばプロジェクタ
ディスプレイに使用されるマイクロメカニカルシャッタ
アレイやマイクロガルバノミラーアレイ等のメカニカル
光シャッタに係り,特に,透過状態と非透過状態間の状
態遷移の応答時間が高速で且つ構造が簡単で,しかも遮
光時における漏れ光の少ないメカニカル光シャッタに関
する。また,このメカニカル光シャッタにより,動画表
示が可能で,高解像度で,コントラストのより高いプロ
ジェクタディスプレイ等を実現する。
ディスプレイに使用されるマイクロメカニカルシャッタ
アレイやマイクロガルバノミラーアレイ等のメカニカル
光シャッタに係り,特に,透過状態と非透過状態間の状
態遷移の応答時間が高速で且つ構造が簡単で,しかも遮
光時における漏れ光の少ないメカニカル光シャッタに関
する。また,このメカニカル光シャッタにより,動画表
示が可能で,高解像度で,コントラストのより高いプロ
ジェクタディスプレイ等を実現する。
【0002】
【従来の技術】近年,光記憶/記録,光論理演算等に利
用される光変調手段として,基板開口部上に複数の遮光
板を設け,これを移動させることによって開口部を通る
光の透過/非透過を制御するメカニカル光シャッタが提
案されている。このメカニカル光シャッタは,より具体
的には,光情報処理用画像の形成,画像処理,画像論理
演算,光コンピューティング用のデータパターンの形成
などに利用されている。
用される光変調手段として,基板開口部上に複数の遮光
板を設け,これを移動させることによって開口部を通る
光の透過/非透過を制御するメカニカル光シャッタが提
案されている。このメカニカル光シャッタは,より具体
的には,光情報処理用画像の形成,画像処理,画像論理
演算,光コンピューティング用のデータパターンの形成
などに利用されている。
【0003】このようなメカニカル光シャッタの一例が
特開平4−230721号公報に開示されている。図2
1は従来のメカニカル光シャッタの平面図,図22はそ
の一部(1セルの)断面図である。本従来例のメカニカ
ル光シャッタは,移動電極であるフラップ型の遮光板2
101a,2101bと,これを基板2105に接続す
るビーム2115を具備した構造のセルがマトリクス状
に形成されている。ここで,遮光板2101a,210
1bはAlやpoly−Si等の可視領域の光を殆ど透
過しない材料で作製されている。
特開平4−230721号公報に開示されている。図2
1は従来のメカニカル光シャッタの平面図,図22はそ
の一部(1セルの)断面図である。本従来例のメカニカ
ル光シャッタは,移動電極であるフラップ型の遮光板2
101a,2101bと,これを基板2105に接続す
るビーム2115を具備した構造のセルがマトリクス状
に形成されている。ここで,遮光板2101a,210
1bはAlやpoly−Si等の可視領域の光を殆ど透
過しない材料で作製されている。
【0004】各セルは,列電極2112,行電極211
1及び保持電極2113を有し,行電極2111及び保
持電極2113に適切な電圧を印加することにより,遮
光板2101a,2101bは2つの安定した位置(状
態A,状態C)をとることができる。遮光板2101
a,2101bは,行電極2111における電圧をゼロ
に戻すと同時に制御電圧を列電極2112へ印加するこ
とにより作動する。このような電極配置,マトリクス状
の全ての遮光板2101a,2101bに共通な1つの
保持電極2113を構成したことにより,マトリクス形
式によるアドレッシングが達成されている。
1及び保持電極2113を有し,行電極2111及び保
持電極2113に適切な電圧を印加することにより,遮
光板2101a,2101bは2つの安定した位置(状
態A,状態C)をとることができる。遮光板2101
a,2101bは,行電極2111における電圧をゼロ
に戻すと同時に制御電圧を列電極2112へ印加するこ
とにより作動する。このような電極配置,マトリクス状
の全ての遮光板2101a,2101bに共通な1つの
保持電極2113を構成したことにより,マトリクス形
式によるアドレッシングが達成されている。
【0005】このことを,図23に示すタイムチャート
を用いて説明する。時刻Aでは行電極2111及び保持
電極2113に電圧が印加されており,主として行電極
2111と遮光板2101a,2101bの間に静電引
力が働き,図22の状態Aに示すように,遮光板210
1a,2101bは基板2105に対して水平方向に引
っ張られて入射光2201を遮断する。
を用いて説明する。時刻Aでは行電極2111及び保持
電極2113に電圧が印加されており,主として行電極
2111と遮光板2101a,2101bの間に静電引
力が働き,図22の状態Aに示すように,遮光板210
1a,2101bは基板2105に対して水平方向に引
っ張られて入射光2201を遮断する。
【0006】次に時刻Bでは,行電極2111が接地電
位で,列電極2112と保持電極2113に電圧が印加
されており,遮光板2101a,2101bと行電極2
111の間には静電引力が働かず,また遮光板2101
a,2101bと列電極2112の間に静電引力が働く
ので,図22の状態Bのように,遮光板2101a,2
101bは斜めの姿勢になる。
位で,列電極2112と保持電極2113に電圧が印加
されており,遮光板2101a,2101bと行電極2
111の間には静電引力が働かず,また遮光板2101
a,2101bと列電極2112の間に静電引力が働く
ので,図22の状態Bのように,遮光板2101a,2
101bは斜めの姿勢になる。
【0007】次に時刻Cでは,列電極2112が接地電
位になり,行電極2111と保持電極2113に電圧が
印加されるが,保持電極2113と遮光板2101a,
2101bの間の静電引力の方が行電極2111のそれ
よりも強く働くので,図22の状態Cのように,遮光板
2101a,2101bは基板2105に対して垂直に
なり入射光2201は透過される。
位になり,行電極2111と保持電極2113に電圧が
印加されるが,保持電極2113と遮光板2101a,
2101bの間の静電引力の方が行電極2111のそれ
よりも強く働くので,図22の状態Cのように,遮光板
2101a,2101bは基板2105に対して垂直に
なり入射光2201は透過される。
【0008】次に時刻Dでは,列電極2112と保持電
極2113が接地電位になり,行電極2111に電圧が
印加されるが,遮光板2101a,2101bと保持電
極2113及び列電極2112との間に静電引力は働か
ない。また,遮光板2101a,2101bと行電極2
111の間に働く静電引力と捻れているビーム2115
の戻り力(バネの力)により,遮光板2101a,21
01bは図22の状態Dのように,元の水平状態に戻
る。この垂直状態から水平状態への遷移において,単に
ビーム2115のバネの力だけでなく行電極2111と
遮光板2101a,2101bの間に静電引力が働くの
で,ビーム2115のバネの力だけが働く場合に比べ
て,遮光板2101a,2101bが回転する速度が速
くなる。
極2113が接地電位になり,行電極2111に電圧が
印加されるが,遮光板2101a,2101bと保持電
極2113及び列電極2112との間に静電引力は働か
ない。また,遮光板2101a,2101bと行電極2
111の間に働く静電引力と捻れているビーム2115
の戻り力(バネの力)により,遮光板2101a,21
01bは図22の状態Dのように,元の水平状態に戻
る。この垂直状態から水平状態への遷移において,単に
ビーム2115のバネの力だけでなく行電極2111と
遮光板2101a,2101bの間に静電引力が働くの
で,ビーム2115のバネの力だけが働く場合に比べ
て,遮光板2101a,2101bが回転する速度が速
くなる。
【0009】更に時刻Eでは,列電極2112が接地電
位になり,行電極2111及び保持電極2113に電圧
が印加されるが,行電極2111と遮光板2101a,
2101bの間の静電引力の方が保持電極2113のそ
れよりも強く働くので,図22の状態Eのように,遮光
板2101a,2101bは基板2105に対して水平
状態を保ち続け,入射光2201を遮断する状態で安定
する。
位になり,行電極2111及び保持電極2113に電圧
が印加されるが,行電極2111と遮光板2101a,
2101bの間の静電引力の方が保持電極2113のそ
れよりも強く働くので,図22の状態Eのように,遮光
板2101a,2101bは基板2105に対して水平
状態を保ち続け,入射光2201を遮断する状態で安定
する。
【0010】このようなメカニカル光シャッタをアレイ
状に構成し,空間光変調素子を透過する光をレンズによ
りスクリーン上で結像させることにより,フルカラー表
示が可能なディスプレイを実現することができる。つま
り,図21において,R,G,Bの透過フィルタを持つ
3個のシャッタを1組として1ピクセルを構成する。各
シャッタが開いて透過状態になっている時間を変化させ
ることにより,フルカラー表示が可能となる。
状に構成し,空間光変調素子を透過する光をレンズによ
りスクリーン上で結像させることにより,フルカラー表
示が可能なディスプレイを実現することができる。つま
り,図21において,R,G,Bの透過フィルタを持つ
3個のシャッタを1組として1ピクセルを構成する。各
シャッタが開いて透過状態になっている時間を変化させ
ることにより,フルカラー表示が可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来のメカニカル光シャッタにおいては,遮光時において
も2枚の遮光板2101a,2101bの間に隙間が空
いており,入射光2201を完全に遮断できず前記隙間
から漏れて透過してしまうので,このようなメカニカル
光シャッタを有する空間光変調素子を用いて,例えばプ
ロジェクタディスプレイを構成した場合には,漏れた光
により黒表示の輝度が上がり,結果としてコントラスト
の低い映像としてしまうという問題があった。
来のメカニカル光シャッタにおいては,遮光時において
も2枚の遮光板2101a,2101bの間に隙間が空
いており,入射光2201を完全に遮断できず前記隙間
から漏れて透過してしまうので,このようなメカニカル
光シャッタを有する空間光変調素子を用いて,例えばプ
ロジェクタディスプレイを構成した場合には,漏れた光
により黒表示の輝度が上がり,結果としてコントラスト
の低い映像としてしまうという問題があった。
【0012】また,上記従来のメカニカル光シャッタに
おいては,ヴィデオレートでの動画表示を可能とするべ
く,透過状態にするときのみならず,非透過状態に戻す
際にも静電引力を用いて早い応答を得るため,固定電極
として列電極2112,行電極2111及び保持電極2
113を備えた構造としているが,固定電極の数が多い
ことから,高解像度のディスプレイを得る際に,メカニ
カル光シャッタを高密度に配置する場合に問題をなし,
構造も複雑になるという問題点があった。
おいては,ヴィデオレートでの動画表示を可能とするべ
く,透過状態にするときのみならず,非透過状態に戻す
際にも静電引力を用いて早い応答を得るため,固定電極
として列電極2112,行電極2111及び保持電極2
113を備えた構造としているが,固定電極の数が多い
ことから,高解像度のディスプレイを得る際に,メカニ
カル光シャッタを高密度に配置する場合に問題をなし,
構造も複雑になるという問題点があった。
【0013】本発明は,上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって,遮光時に漏れ光がない空間光変調素
子を提供し,これにより,コントラストのより高いプロ
ジェクタディスプレイ等を実現し得るメカニカル光シャ
ッタを提供することを目的としている。
れたものであって,遮光時に漏れ光がない空間光変調素
子を提供し,これにより,コントラストのより高いプロ
ジェクタディスプレイ等を実現し得るメカニカル光シャ
ッタを提供することを目的としている。
【0014】また本発明の他の目的は,透過状態と非透
過状態間の状態遷移の応答時間が高速で且つ構造が簡単
で,しかも漏れ光の少ない空間光変調素子を提供し,こ
れにより,動画表示が可能で,高解像度で,コントラス
トのより高いプロジェクタディスプレイ等を実現し得る
メカニカル光シャッタを提供することである。
過状態間の状態遷移の応答時間が高速で且つ構造が簡単
で,しかも漏れ光の少ない空間光変調素子を提供し,こ
れにより,動画表示が可能で,高解像度で,コントラス
トのより高いプロジェクタディスプレイ等を実現し得る
メカニカル光シャッタを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の請求項1記載のメカニカル光シャッタは,
基板開口部上に複数の遮光板を具備し,前記複数の遮光
板を移動させることにより前記基板開口部を通る光の透
過/非透過を制御するメカニカル光シャッタにおいて,
前記複数の遮光板は,前記光の透過方向に対して略垂直
の面について,互いに重なり合う部分を備えるものであ
る。
に,本発明の請求項1記載のメカニカル光シャッタは,
基板開口部上に複数の遮光板を具備し,前記複数の遮光
板を移動させることにより前記基板開口部を通る光の透
過/非透過を制御するメカニカル光シャッタにおいて,
前記複数の遮光板は,前記光の透過方向に対して略垂直
の面について,互いに重なり合う部分を備えるものであ
る。
【0016】また,請求項2記載のメカニカル光シャッ
タは,基板開口部上に複数の遮光板を具備し,前記複数
の遮光板を移動させることにより前記基板開口部を通る
光の透過/非透過を制御するメカニカル光シャッタにお
いて,前記透過時には前記遮光板と前記基板上の固定部
間に力を働かせ,前記非透過時には前記遮光板同士に引
力を働かせる遮光板移動制御機構を備えるものである。
タは,基板開口部上に複数の遮光板を具備し,前記複数
の遮光板を移動させることにより前記基板開口部を通る
光の透過/非透過を制御するメカニカル光シャッタにお
いて,前記透過時には前記遮光板と前記基板上の固定部
間に力を働かせ,前記非透過時には前記遮光板同士に引
力を働かせる遮光板移動制御機構を備えるものである。
【0017】また,請求項3記載のメカニカル光シャッ
タは,請求項2記載のメカニカル光シャッタにおいて,
前記複数の遮光板は,前記光の透過方向に対して略垂直
の面について,互いに重なり合う部分を備えるものであ
る。
タは,請求項2記載のメカニカル光シャッタにおいて,
前記複数の遮光板は,前記光の透過方向に対して略垂直
の面について,互いに重なり合う部分を備えるものであ
る。
【0018】また,請求項4記載のメカニカル光シャッ
タは,請求項2または3記載のメカニカル光シャッタに
おいて,前記遮光板移動制御機構は,前記透過時に,前
記遮光板と前記基板開口部の側壁の固定部との間に力を
働かせるものである。
タは,請求項2または3記載のメカニカル光シャッタに
おいて,前記遮光板移動制御機構は,前記透過時に,前
記遮光板と前記基板開口部の側壁の固定部との間に力を
働かせるものである。
【0019】また,請求項5記載のメカニカル光シャッ
タは,請求項3記載のメカニカル光シャッタにおいて,
前記複数の遮光板は,前記基板とトーションバーを介し
て固定されるフラップ状の遮光板であって,前記遮光板
移動制御機構は,前記遮光板と前記基板開口部の側壁の
固定部との間に働く力により,前記遮光板が基板に対し
て傾斜することで前記光の透過/非透過を制御し,前記
重なり合う複数の遮光板のトーションバーのバネ定数が
お互いに異なるものである。
タは,請求項3記載のメカニカル光シャッタにおいて,
前記複数の遮光板は,前記基板とトーションバーを介し
て固定されるフラップ状の遮光板であって,前記遮光板
移動制御機構は,前記遮光板と前記基板開口部の側壁の
固定部との間に働く力により,前記遮光板が基板に対し
て傾斜することで前記光の透過/非透過を制御し,前記
重なり合う複数の遮光板のトーションバーのバネ定数が
お互いに異なるものである。
【0020】また,請求項6記載のメカニカル光シャッ
タは,請求項3記載のメカニカル光シャッタにおいて,
前記複数の遮光板は,前記基板とトーションバーを介し
て固定されるフラップ状の遮光板であって,前記遮光板
移動制御機構は,前記遮光板と前記基板開口部の側壁の
固定部との間に働く力により,前記遮光板が基板に対し
て傾斜することで前記光の透過/非透過を制御し,前記
重なり合う複数の遮光板について,該遮光板と前記固定
部に働く力が発生するタイミング及び力が消滅するタイ
ミングは,遮光板間で独立である。
タは,請求項3記載のメカニカル光シャッタにおいて,
前記複数の遮光板は,前記基板とトーションバーを介し
て固定されるフラップ状の遮光板であって,前記遮光板
移動制御機構は,前記遮光板と前記基板開口部の側壁の
固定部との間に働く力により,前記遮光板が基板に対し
て傾斜することで前記光の透過/非透過を制御し,前記
重なり合う複数の遮光板について,該遮光板と前記固定
部に働く力が発生するタイミング及び力が消滅するタイ
ミングは,遮光板間で独立である。
【0021】また,請求項7記載のメカニカル光シャッ
タは,請求項5または6記載のメカニカル光シャッタに
おいて,前記遮光板移動制御機構は,前記非透過時に,
前記遮光板同士に引力を働かせるものである。
タは,請求項5または6記載のメカニカル光シャッタに
おいて,前記遮光板移動制御機構は,前記非透過時に,
前記遮光板同士に引力を働かせるものである。
【0022】また,請求項8記載のメカニカル光シャッ
タは,請求項2,3,4,5,6または7記載のメカニ
カル光シャッタにおいて,前記遮光板移動制御機構は,
前記遮光板と前記固定部との間,または,前記遮光板間
の電位差による静電引力を利用して前記光の透過/非透
過を制御するものである。
タは,請求項2,3,4,5,6または7記載のメカニ
カル光シャッタにおいて,前記遮光板移動制御機構は,
前記遮光板と前記固定部との間,または,前記遮光板間
の電位差による静電引力を利用して前記光の透過/非透
過を制御するものである。
【0023】また,請求項9記載のメカニカル光シャッ
タは,請求項2,3,4,5,6,7または8記載のメ
カニカル光シャッタにおいて,前記遮光板移動制御機構
は,前記固定部に形成されたコイルの磁力を利用して前
記光の透過/非透過を制御するものである。
タは,請求項2,3,4,5,6,7または8記載のメ
カニカル光シャッタにおいて,前記遮光板移動制御機構
は,前記固定部に形成されたコイルの磁力を利用して前
記光の透過/非透過を制御するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下,本発明のメカニカル光シャ
ッタの概要について,並びに,本発明のメカニカル光シ
ャッタの実施例について,〔実施例1〕〜〔実施例7〕
の順に図面を参照して詳細に説明する。
ッタの概要について,並びに,本発明のメカニカル光シ
ャッタの実施例について,〔実施例1〕〜〔実施例7〕
の順に図面を参照して詳細に説明する。
【0025】〔本発明のメカニカル光シャッタの概要〕
本発明の請求項1記載のメカニカル光シャッタでは,例
えば図1に示す如く,基板開口部109上に複数の遮光
板101a,101bを備えて,該複数の遮光板101
a,101bを移動させることにより基板開口部109
を通る光の透過/非透過を制御するものであるが,複数
の遮光板101a,101bに,光の透過方向に対して
略垂直の面について,互いに重なり合う部分110を備
えている。これにより,当該メカニカル光シャッタが閉
じた非透過状態においても,入射してくる光に対して隙
間がないので,入射光が漏れて透過することが無く,遮
光時に漏れ光がない空間光変調素子を提供することがで
き,コントラストのより高いプロジェクタディスプレイ
を実現することができる。
本発明の請求項1記載のメカニカル光シャッタでは,例
えば図1に示す如く,基板開口部109上に複数の遮光
板101a,101bを備えて,該複数の遮光板101
a,101bを移動させることにより基板開口部109
を通る光の透過/非透過を制御するものであるが,複数
の遮光板101a,101bに,光の透過方向に対して
略垂直の面について,互いに重なり合う部分110を備
えている。これにより,当該メカニカル光シャッタが閉
じた非透過状態においても,入射してくる光に対して隙
間がないので,入射光が漏れて透過することが無く,遮
光時に漏れ光がない空間光変調素子を提供することがで
き,コントラストのより高いプロジェクタディスプレイ
を実現することができる。
【0026】また,請求項2記載のメカニカル光シャッ
タでは,例えば図5に示す如く,基板開口部509上に
複数の遮光板501a,501bを備え,該複数の遮光
板501a,501bを移動させることにより基板開口
部509を通る光の透過/非透過を制御するものである
が,遮光板移動制御機構は,透過時には遮光板501
a,501bと基板上の固定部505a,505b間に
力を働かせ,非透過時には遮光板501a,501b同
士に引力を働かせるようにしている。
タでは,例えば図5に示す如く,基板開口部509上に
複数の遮光板501a,501bを備え,該複数の遮光
板501a,501bを移動させることにより基板開口
部509を通る光の透過/非透過を制御するものである
が,遮光板移動制御機構は,透過時には遮光板501
a,501bと基板上の固定部505a,505b間に
力を働かせ,非透過時には遮光板501a,501b同
士に引力を働かせるようにしている。
【0027】これにより,透過状態から非透過状態に遷
移する時,遮光板501a,501b同士間で引力が働
くので,ビームの戻り力のみによる従来例に比べて,遮
光板501a,501bの移動速度が速くなり,また,
非透過時に,遮光板501a,501b同士で引力が働
くので,遮光板501a,501b間の隙間を閉じるこ
とになり,非透過状態における漏れ光を無くすことがで
き,簡単な構造で応答速度が速く且つ漏れ光が少ないメ
カニカルな空間光変調素子を提供でき,結果として,動
画表示が可能で,高解像度なコントラストのより高いプ
ロジェクタディスプレイを実現することができる。
移する時,遮光板501a,501b同士間で引力が働
くので,ビームの戻り力のみによる従来例に比べて,遮
光板501a,501bの移動速度が速くなり,また,
非透過時に,遮光板501a,501b同士で引力が働
くので,遮光板501a,501b間の隙間を閉じるこ
とになり,非透過状態における漏れ光を無くすことがで
き,簡単な構造で応答速度が速く且つ漏れ光が少ないメ
カニカルな空間光変調素子を提供でき,結果として,動
画表示が可能で,高解像度なコントラストのより高いプ
ロジェクタディスプレイを実現することができる。
【0028】また,請求項3記載のメカニカル光シャッ
タでは,請求項2記載のメカニカル光シャッタにおい
て,複数の遮光板に,光の透過方向に対して略垂直の面
について,互いに重なり合う部分を備えることとしたの
で,非透過状態における漏れ光を無くすことができ,コ
ントラストのより高いプロジェクタディスプレイを実現
することができる。
タでは,請求項2記載のメカニカル光シャッタにおい
て,複数の遮光板に,光の透過方向に対して略垂直の面
について,互いに重なり合う部分を備えることとしたの
で,非透過状態における漏れ光を無くすことができ,コ
ントラストのより高いプロジェクタディスプレイを実現
することができる。
【0029】また,請求項4記載のメカニカル光シャッ
タでは,例えば図5に示す如く,遮光板移動制御機構に
より,透過時に,遮光板501a,501bと基板開口
部509の側壁の固定部505a,505bとの間に力
を働かせるのが望ましい。
タでは,例えば図5に示す如く,遮光板移動制御機構に
より,透過時に,遮光板501a,501bと基板開口
部509の側壁の固定部505a,505bとの間に力
を働かせるのが望ましい。
【0030】また,請求項5記載のメカニカル光シャッ
タでは,図11に示す如く,複数の遮光板1101a,
1101bを,基板とトーションバー1102a,11
02bを介して固定されるフラップ状の遮光板とした場
合に,遮光板移動制御機構により,遮光板1101a,
1101bと基板開口部の側壁の固定部1105a,1
105bとの間に働く力により,遮光板1101a,1
101bが基板に対して傾斜することで光の透過/非透
過を制御する。
タでは,図11に示す如く,複数の遮光板1101a,
1101bを,基板とトーションバー1102a,11
02bを介して固定されるフラップ状の遮光板とした場
合に,遮光板移動制御機構により,遮光板1101a,
1101bと基板開口部の側壁の固定部1105a,1
105bとの間に働く力により,遮光板1101a,1
101bが基板に対して傾斜することで光の透過/非透
過を制御する。
【0031】ここで,重なり合う複数の遮光板1101
a,1101bについて,例えば,トーションバー11
02aのバネ定数K1をトーションバー1102bのバ
ネ定数K2より小さくすることにより,透過状態から非
透過状態に遷移する時における,遮光板1101a,1
101bの先端が互いに引っかかるような誤動作や,非
透過状態から透過状態に遷移する時の遮光板1101
a,1101bの順番の入れ替わりを防止することがで
き,漏れ光が無く,且つ,動作の信頼性の高いメカニカ
ルな空間光変調素子を提供でき,コントラストと信頼性
の高いプロジェクタディスプレイを実現することができ
る。
a,1101bについて,例えば,トーションバー11
02aのバネ定数K1をトーションバー1102bのバ
ネ定数K2より小さくすることにより,透過状態から非
透過状態に遷移する時における,遮光板1101a,1
101bの先端が互いに引っかかるような誤動作や,非
透過状態から透過状態に遷移する時の遮光板1101
a,1101bの順番の入れ替わりを防止することがで
き,漏れ光が無く,且つ,動作の信頼性の高いメカニカ
ルな空間光変調素子を提供でき,コントラストと信頼性
の高いプロジェクタディスプレイを実現することができ
る。
【0032】また,請求項6記載のメカニカル光シャッ
タでは,図13に示す如く,複数の遮光板1301a,
1301bを,基板1306とトーションバー1302
a,1302bを介して固定されるフラップ状の遮光板
とした場合に,遮光板移動制御機構は,遮光板1301
a,1301bと基板開口部の側壁の固定部1305
a,1305bとの間に働く力により,遮光板1301
a,1301bが基板1306に対して傾斜することで
光の透過/非透過を制御する。
タでは,図13に示す如く,複数の遮光板1301a,
1301bを,基板1306とトーションバー1302
a,1302bを介して固定されるフラップ状の遮光板
とした場合に,遮光板移動制御機構は,遮光板1301
a,1301bと基板開口部の側壁の固定部1305
a,1305bとの間に働く力により,遮光板1301
a,1301bが基板1306に対して傾斜することで
光の透過/非透過を制御する。
【0033】ここで,重なり合う複数の遮光板1301
a,1301bについて,該遮光板1301a,130
1bと固定部1305a,1305bに働く力が発生す
るタイミング及び力が消滅するタイミングは,遮光板間
で独立とする。例えば,非透過状態から透過状態に遷移
する時は,遮光板1301aと固定部1305aに働く
力を,遮光板1301bと固定部1305bに働く力よ
りも時間的に早く発生させ,また,透過状態から非透過
状態に遷移する時には,遮光板1301bと固定部13
05bに働く力を,遮光板1301aと固定部1305
aに働く力よりも時間的に早く発生させる。
a,1301bについて,該遮光板1301a,130
1bと固定部1305a,1305bに働く力が発生す
るタイミング及び力が消滅するタイミングは,遮光板間
で独立とする。例えば,非透過状態から透過状態に遷移
する時は,遮光板1301aと固定部1305aに働く
力を,遮光板1301bと固定部1305bに働く力よ
りも時間的に早く発生させ,また,透過状態から非透過
状態に遷移する時には,遮光板1301bと固定部13
05bに働く力を,遮光板1301aと固定部1305
aに働く力よりも時間的に早く発生させる。
【0034】これにより,透過状態から非透過状態に遷
移する時における,遮光板1301a,1301bの先
端が互いに引っかかるような誤動作や,非透過状態から
透過状態に遷移する時の遮光板1301a,1301b
の順番の入れ替わりを防止することができ,漏れ光が無
く,且つ,動作の信頼性の高いメカニカルな空間光変調
素子を提供でき,コントラストと信頼性の高いプロジェ
クタディスプレイを実現することができる。
移する時における,遮光板1301a,1301bの先
端が互いに引っかかるような誤動作や,非透過状態から
透過状態に遷移する時の遮光板1301a,1301b
の順番の入れ替わりを防止することができ,漏れ光が無
く,且つ,動作の信頼性の高いメカニカルな空間光変調
素子を提供でき,コントラストと信頼性の高いプロジェ
クタディスプレイを実現することができる。
【0035】また,請求項7記載のメカニカル光シャッ
タでは,例えば図13に示す如く,遮光板移動制御機構
は,非透過時に,遮光板1301a,1301b同士に
引力を働かせるようにしている。これにより,透過状態
から非透過状態に遷移する時,遮光板1301a,13
01b同士間で引力が働くので,遮光板1301a,1
301bの移動速度が速くなり,また,非透過時に,遮
光板1301a,1301b同士で引力が働くので,遮
光板1301a,1301b間の隙間を閉じることにな
り,非透過状態における漏れ光を無くすことができ,応
答速度が速く,動作の信頼性が高く,且つ漏れ光が少な
いメカニカルな空間光変調素子を提供でき,結果とし
て,動画表示が可能で,高解像度で高信頼性のコントラ
ストのより高いプロジェクタディスプレイを実現するこ
とができる。
タでは,例えば図13に示す如く,遮光板移動制御機構
は,非透過時に,遮光板1301a,1301b同士に
引力を働かせるようにしている。これにより,透過状態
から非透過状態に遷移する時,遮光板1301a,13
01b同士間で引力が働くので,遮光板1301a,1
301bの移動速度が速くなり,また,非透過時に,遮
光板1301a,1301b同士で引力が働くので,遮
光板1301a,1301b間の隙間を閉じることにな
り,非透過状態における漏れ光を無くすことができ,応
答速度が速く,動作の信頼性が高く,且つ漏れ光が少な
いメカニカルな空間光変調素子を提供でき,結果とし
て,動画表示が可能で,高解像度で高信頼性のコントラ
ストのより高いプロジェクタディスプレイを実現するこ
とができる。
【0036】また,請求項8記載のメカニカル光シャッ
タでは,遮光板移動制御機構は,遮光板と固定部との
間,または,遮光板間の電位差による静電引力を利用し
て光の透過/非透過を制御するのが望ましい。
タでは,遮光板移動制御機構は,遮光板と固定部との
間,または,遮光板間の電位差による静電引力を利用し
て光の透過/非透過を制御するのが望ましい。
【0037】また,請求項9記載のメカニカル光シャッ
タでは,遮光板移動制御機構は,固定部に形成されたコ
イルの磁力を利用して前記光の透過/非透過を制御する
のが望ましい。
タでは,遮光板移動制御機構は,固定部に形成されたコ
イルの磁力を利用して前記光の透過/非透過を制御する
のが望ましい。
【0038】〔実施例で適用する基本型例1〕ここで,
本発明の実施例の具体的な説明に入る前に,以下の実施
例で本発明が適用されるメカニカル光シャッタの基本的
な型について説明する。
本発明の実施例の具体的な説明に入る前に,以下の実施
例で本発明が適用されるメカニカル光シャッタの基本的
な型について説明する。
【0039】先ず,図19は,遮光板(移動電極)が基
板に対して平行移動する型(以下,平行移動型という)
の構成によるメカニカル光シャッタの説明図である。即
ち,図19(a)は平面構成図,図19(b)はシャッ
タが閉じた非透過状態の断面図,図19(c)はシャッ
タが開いた透過状態の断面図である。
板に対して平行移動する型(以下,平行移動型という)
の構成によるメカニカル光シャッタの説明図である。即
ち,図19(a)は平面構成図,図19(b)はシャッ
タが閉じた非透過状態の断面図,図19(c)はシャッ
タが開いた透過状態の断面図である。
【0040】図19において,1901a,1901b
は遮光板,1902a,1902bはビーム兼配線,1
903a,1903bは櫛歯固定電極,1903a’,
1903b’は櫛歯移動電極,1904a,1904b
はアンカー,1905は基板,1907は電源,190
9は基板の開口部である。
は遮光板,1902a,1902bはビーム兼配線,1
903a,1903bは櫛歯固定電極,1903a’,
1903b’は櫛歯移動電極,1904a,1904b
はアンカー,1905は基板,1907は電源,190
9は基板の開口部である。
【0041】開口部1909の上に2枚の遮光板190
1a,1901bがあり,ビーム兼配線1902a,1
902bを介して基板1905に接続されている。遮光
板1901a,1901bには移動電極である櫛歯電極
1903a’,1903b’があり,これに対向する櫛
歯固定電極1903a,1903bが基板1905上に
ある。
1a,1901bがあり,ビーム兼配線1902a,1
902bを介して基板1905に接続されている。遮光
板1901a,1901bには移動電極である櫛歯電極
1903a’,1903b’があり,これに対向する櫛
歯固定電極1903a,1903bが基板1905上に
ある。
【0042】両櫛歯電極間に電圧が印加されていない時
には,図19(b)の状態Aのように,2枚の遮光板1
901a,1901bが近接して,当該メカニカル光シ
ャッタは閉じた非透過状態となって,入射光は透過しな
い。両櫛歯電極間に電圧が印加されると,両櫛歯電極間
に静電引力が働き,図19(c)の状態Bのように,2
枚の遮光板1901a,1901bがそれぞれ櫛歯固定
電極1903a,1903bの方に移動して,当該メカ
ニカル光シャッタは開いた透過状態となって,入射光が
透過するようになる。また,状態B(透過状態)から状
態A(非透過状態)に戻す時は,櫛歯固定電極1903
a,1903bに印加している電圧を接地電位にして,
ビームのバネの戻り力だけで遮光板1901a,190
1bを移動する。
には,図19(b)の状態Aのように,2枚の遮光板1
901a,1901bが近接して,当該メカニカル光シ
ャッタは閉じた非透過状態となって,入射光は透過しな
い。両櫛歯電極間に電圧が印加されると,両櫛歯電極間
に静電引力が働き,図19(c)の状態Bのように,2
枚の遮光板1901a,1901bがそれぞれ櫛歯固定
電極1903a,1903bの方に移動して,当該メカ
ニカル光シャッタは開いた透過状態となって,入射光が
透過するようになる。また,状態B(透過状態)から状
態A(非透過状態)に戻す時は,櫛歯固定電極1903
a,1903bに印加している電圧を接地電位にして,
ビームのバネの戻り力だけで遮光板1901a,190
1bを移動する。
【0043】本基本型例においても,従来例と同様に,
光を遮断する状態(状態A)において2枚の遮光板19
01a,1901bの間に透き間が空いており,このメ
カニカル光シャッタで例えばプロジェクタディスプレイ
を構成した場合には,コントラストの低い映像としてし
まうという問題がある。
光を遮断する状態(状態A)において2枚の遮光板19
01a,1901bの間に透き間が空いており,このメ
カニカル光シャッタで例えばプロジェクタディスプレイ
を構成した場合には,コントラストの低い映像としてし
まうという問題がある。
【0044】〔実施例で適用する基本型例2〕次に,図
20は,遮光板(移動電極)の基板に対する傾斜により
光を制御する型(以下,フラップ型という)の構成によ
るメカニカル光シャッタの説明図である。即ち,図20
(a)は平面構成図,図20(b)はシャッタが閉じた
非透過状態,並びに開いた透過状態の断面図である。
20は,遮光板(移動電極)の基板に対する傾斜により
光を制御する型(以下,フラップ型という)の構成によ
るメカニカル光シャッタの説明図である。即ち,図20
(a)は平面構成図,図20(b)はシャッタが閉じた
非透過状態,並びに開いた透過状態の断面図である。
【0045】図20において,2001a,2001b
は遮光板,2002a,2002bはビーム兼配線,2
003a,2003bは電極パッド,2004a,20
04bは絶縁膜,2005a,2005bは固定電極,
2007は基板,2009は基板の開口部,2011は
電源である。
は遮光板,2002a,2002bはビーム兼配線,2
003a,2003bは電極パッド,2004a,20
04bは絶縁膜,2005a,2005bは固定電極,
2007は基板,2009は基板の開口部,2011は
電源である。
【0046】図20(b)に示す如く,固定電極200
5a,2005bを接地電位として,遮光板2001
a,2001bへ電圧を印加しない(off)時には,
遮光板2001a,2001bと開口部2009の側壁
にある固定電極2005a,2005bとの間に静電引
力が働かず,遮光板2001a,2001bは基板20
05に対して傾斜せず,当該メカニカル光シャッタが閉
じた非透過状態(状態A)となる。
5a,2005bを接地電位として,遮光板2001
a,2001bへ電圧を印加しない(off)時には,
遮光板2001a,2001bと開口部2009の側壁
にある固定電極2005a,2005bとの間に静電引
力が働かず,遮光板2001a,2001bは基板20
05に対して傾斜せず,当該メカニカル光シャッタが閉
じた非透過状態(状態A)となる。
【0047】また,電極パッド2003a,2003
b,即ち遮光板2001a,2001bへ電圧を印加し
た(on)時には,遮光板2001a,2001bと開
口部2009の側壁にある固定電極2005a,200
5bとの間に静電引力が働いて,遮光板101a,10
1bが基板105に対して傾斜した位置に移動すること
となり,当該メカニカル光シャッタが開いた透過状態
(状態B)となる。また,状態B(透過状態)から状態
A(非透過状態)に戻す時は,電極パッド2003a,
2003bに印加している電圧を接地電位(off)に
して,ビームのバネの戻り力だけで遮光板2001a,
2001bを傾斜のない位置に移動する。
b,即ち遮光板2001a,2001bへ電圧を印加し
た(on)時には,遮光板2001a,2001bと開
口部2009の側壁にある固定電極2005a,200
5bとの間に静電引力が働いて,遮光板101a,10
1bが基板105に対して傾斜した位置に移動すること
となり,当該メカニカル光シャッタが開いた透過状態
(状態B)となる。また,状態B(透過状態)から状態
A(非透過状態)に戻す時は,電極パッド2003a,
2003bに印加している電圧を接地電位(off)に
して,ビームのバネの戻り力だけで遮光板2001a,
2001bを傾斜のない位置に移動する。
【0048】本基本型例においても,従来例と同様に,
光を遮断する状態(状態A)において2枚の遮光板20
01a,2001bの間に透き間が空いており,このメ
カニカル光シャッタで例えばプロジェクタディスプレイ
を構成した場合には,コントラストの低い映像としてし
まうという問題がある。
光を遮断する状態(状態A)において2枚の遮光板20
01a,2001bの間に透き間が空いており,このメ
カニカル光シャッタで例えばプロジェクタディスプレイ
を構成した場合には,コントラストの低い映像としてし
まうという問題がある。
【0049】〔実施例1〕図1(a)は本発明の実施例
1に係るメカニカル光シャッタの平面図であり,図1
(b)は断面図である。尚,本実施例のメカニカル光シ
ャッタは,フラップ型の遮光板(移動電極)を備えたメ
カニカル光シャッタに請求項1または8に係る発明を適
用した実施例である。
1に係るメカニカル光シャッタの平面図であり,図1
(b)は断面図である。尚,本実施例のメカニカル光シ
ャッタは,フラップ型の遮光板(移動電極)を備えたメ
カニカル光シャッタに請求項1または8に係る発明を適
用した実施例である。
【0050】図1(a)において,101a,101b
は移動電極であるフラップ型の遮光板,102a,10
2bはビーム兼配線,103a,103bは電極パッド
であり,また図1(b)において,105は基板,10
7は電源,109は基板の開口部である。
は移動電極であるフラップ型の遮光板,102a,10
2bはビーム兼配線,103a,103bは電極パッド
であり,また図1(b)において,105は基板,10
7は電源,109は基板の開口部である。
【0051】次に,本実施例のメカニカル光シャッタの
動作を説明する。図1(b)に示す如く,基板105を
接地電位として,遮光板101a,101bへ電圧を印
加しない(off)時には,遮光板101a,101b
と基板の開口部109の側壁との間に静電引力が働か
ず,遮光板101a,101bは図1(b)に示す基板
105に対して平行の位置にあって,当該メカニカル光
シャッタが閉じた非透過状態となる。
動作を説明する。図1(b)に示す如く,基板105を
接地電位として,遮光板101a,101bへ電圧を印
加しない(off)時には,遮光板101a,101b
と基板の開口部109の側壁との間に静電引力が働か
ず,遮光板101a,101bは図1(b)に示す基板
105に対して平行の位置にあって,当該メカニカル光
シャッタが閉じた非透過状態となる。
【0052】また,電極パッド103a,103b,即
ち遮光板101a,101bへ電圧を印加した(on)
時には,遮光板101a,101bと基板の開口部10
9の側壁との間に静電引力が働いて,遮光板101a,
101bが基板105に対して傾斜した位置に移動する
こととなり,当該メカニカル光シャッタが開いた透過状
態となる。
ち遮光板101a,101bへ電圧を印加した(on)
時には,遮光板101a,101bと基板の開口部10
9の側壁との間に静電引力が働いて,遮光板101a,
101bが基板105に対して傾斜した位置に移動する
こととなり,当該メカニカル光シャッタが開いた透過状
態となる。
【0053】本実施例のメカニカル光シャッタの特徴
は,2枚の遮光板101a,101bの内の片方の遮光
板101bの先端が段差を持って,もう一方の遮光板1
01aの先端と部分110でオーバーラップしているこ
とである。両者101a,101bの先端は接していな
いので,移動もスムーズに行うことができ,また,当該
メカニカル光シャッタが閉じた非透過状態にあっても,
入射光に対して隙間がないので,従来例や上記基本型例
のように入射光が漏れて透過することなく完全に遮断す
ることができ,当該メカニカル光シャッタを用いて,例
えばプロジェクタディスプレイを構成した場合にも,コ
ントラストの高い画像を得ることができる。
は,2枚の遮光板101a,101bの内の片方の遮光
板101bの先端が段差を持って,もう一方の遮光板1
01aの先端と部分110でオーバーラップしているこ
とである。両者101a,101bの先端は接していな
いので,移動もスムーズに行うことができ,また,当該
メカニカル光シャッタが閉じた非透過状態にあっても,
入射光に対して隙間がないので,従来例や上記基本型例
のように入射光が漏れて透過することなく完全に遮断す
ることができ,当該メカニカル光シャッタを用いて,例
えばプロジェクタディスプレイを構成した場合にも,コ
ントラストの高い画像を得ることができる。
【0054】〔実施例2〕次に,図2(a)は本発明の
実施例2に係るメカニカル光シャッタの平面構成図であ
り,図2(b)は断面図である。尚,本実施例のメカニ
カル光シャッタは,平行移動型の遮光板(移動電極)を
備えたメカニカル光シャッタに請求項1または8に係る
発明を適用した実施例である。
実施例2に係るメカニカル光シャッタの平面構成図であ
り,図2(b)は断面図である。尚,本実施例のメカニ
カル光シャッタは,平行移動型の遮光板(移動電極)を
備えたメカニカル光シャッタに請求項1または8に係る
発明を適用した実施例である。
【0055】図2において,201a,201bは遮光
板,202a,202bはビーム兼配線,203a,2
03bは櫛歯固定電極,203a’,203b’は櫛歯
移動電極,204a,204bはアンカー,205は基
板,207は電源,209は基板の開口部である。
板,202a,202bはビーム兼配線,203a,2
03bは櫛歯固定電極,203a’,203b’は櫛歯
移動電極,204a,204bはアンカー,205は基
板,207は電源,209は基板の開口部である。
【0056】両櫛歯電極間に電圧が印加されていない時
には,図2(b)に示すように,2枚の遮光板201
a,201bが近接して,当該メカニカル光シャッタは
閉じた非透過状態となって,入射光は透過しない。両櫛
歯電極間に電圧が印加されると,両櫛歯電極間に静電引
力が働き,2枚の遮光板201a,201bがそれぞれ
櫛歯固定電極203a,203bの方に移動して,当該
メカニカル光シャッタは開いた透過状態となって,入射
光が透過するようになる。また,透過状態から非透過状
態に戻す時は,櫛歯固定電極203a,203bに印加
している電圧を接地電位にして,ビームのバネの戻り力
だけで遮光板201a,201bを移動する。
には,図2(b)に示すように,2枚の遮光板201
a,201bが近接して,当該メカニカル光シャッタは
閉じた非透過状態となって,入射光は透過しない。両櫛
歯電極間に電圧が印加されると,両櫛歯電極間に静電引
力が働き,2枚の遮光板201a,201bがそれぞれ
櫛歯固定電極203a,203bの方に移動して,当該
メカニカル光シャッタは開いた透過状態となって,入射
光が透過するようになる。また,透過状態から非透過状
態に戻す時は,櫛歯固定電極203a,203bに印加
している電圧を接地電位にして,ビームのバネの戻り力
だけで遮光板201a,201bを移動する。
【0057】本実施例のメカニカル光シャッタの特徴
は,2枚の遮光板201a,201bの内の片方の遮光
板201bの先端が段差を持って,もう一方の遮光板2
01aの先端とオーバーラップしていることである。従
って,当該メカニカル光シャッタが閉じた非透過状態に
あっても,入射光に対して隙間がないので,従来例や上
記基本型例のように入射光が漏れて透過することなく完
全に遮断することができ,当該メカニカル光シャッタを
用いて,例えばプロジェクタディスプレイを構成した場
合にも,コントラストの高い画像を得ることができる。
は,2枚の遮光板201a,201bの内の片方の遮光
板201bの先端が段差を持って,もう一方の遮光板2
01aの先端とオーバーラップしていることである。従
って,当該メカニカル光シャッタが閉じた非透過状態に
あっても,入射光に対して隙間がないので,従来例や上
記基本型例のように入射光が漏れて透過することなく完
全に遮断することができ,当該メカニカル光シャッタを
用いて,例えばプロジェクタディスプレイを構成した場
合にも,コントラストの高い画像を得ることができる。
【0058】次に,図3の説明図を参照して,実施例1
及び実施例2のメカニカル光シャッタの構造を作るため
の製造プロセスについて説明する。尚,図3は実施例1
のメカニカル光シャッタの製造プロセスを簡単に示した
ものである。
及び実施例2のメカニカル光シャッタの構造を作るため
の製造プロセスについて説明する。尚,図3は実施例1
のメカニカル光シャッタの製造プロセスを簡単に示した
ものである。
【0059】先ず,図3(a)に示す如く,通常の成
膜,フォトリソ,エッチングにより単結晶シリコン基板
105上に酸化膜(SiO2 )302,ポリシリコンに
よるビーム兼配線102a,102b,Cr,Al等に
よる第1の遮光板101aをそれぞれ形成する。また,
第1の遮光板101aと酸化膜302を跨ぐようにSi
O2 による犠牲層301を形成する。この犠牲層301
は第2の遮光板101bの先端に段差を付けるためのも
のである。
膜,フォトリソ,エッチングにより単結晶シリコン基板
105上に酸化膜(SiO2 )302,ポリシリコンに
よるビーム兼配線102a,102b,Cr,Al等に
よる第1の遮光板101aをそれぞれ形成する。また,
第1の遮光板101aと酸化膜302を跨ぐようにSi
O2 による犠牲層301を形成する。この犠牲層301
は第2の遮光板101bの先端に段差を付けるためのも
のである。
【0060】次に,図3(b)に示す如く,犠牲層30
1及び酸化膜302を跨ぐようにして,第2の遮光板1
01bを形成する。この時,第2の遮光板101bの先
端,即ち,2つの遮光板101a,101bのオーバー
ラップ部分110に段差ができる。
1及び酸化膜302を跨ぐようにして,第2の遮光板1
01bを形成する。この時,第2の遮光板101bの先
端,即ち,2つの遮光板101a,101bのオーバー
ラップ部分110に段差ができる。
【0061】次に,図3(c)に示す如く,単結晶シリ
コン基板105の裏面から,異方性エッチングにより開
口部109を設ける。この時,異方性エッチングのエッ
チャントは酸化膜302を侵さないので,ポリシリコン
によるビーム兼配線102a,102bは保護される。
コン基板105の裏面から,異方性エッチングにより開
口部109を設ける。この時,異方性エッチングのエッ
チャントは酸化膜302を侵さないので,ポリシリコン
によるビーム兼配線102a,102bは保護される。
【0062】更に,図3(d)に示す如く,遮光板10
1a,101bの下地部分の酸化膜302及び犠牲層3
01のSiO2 を希フッ酸等により除去する。希フッ酸
はポリシリコンやCr等を侵さないので,これらは開口
部109上方に浮いた状態で残ることとなる。
1a,101bの下地部分の酸化膜302及び犠牲層3
01のSiO2 を希フッ酸等により除去する。希フッ酸
はポリシリコンやCr等を侵さないので,これらは開口
部109上方に浮いた状態で残ることとなる。
【0063】以上のような方法で実施例1のメカニカル
光シャッタが作製されるが,実施例2のメカニカル光シ
ャッタについても,同様の製造プロセスにより製造され
る。
光シャッタが作製されるが,実施例2のメカニカル光シ
ャッタについても,同様の製造プロセスにより製造され
る。
【0064】更に,実施例1及び実施例2のメカニカル
光シャッタについては,図1及び図2に示したような2
枚の遮光板の構造に限られることなく,例えば,図4に
示す如く,4枚の遮光板で構成した場合にも同様の効果
が得られる。また,このような構成も上述した製造プロ
セスと同様の方法で製作可能である。
光シャッタについては,図1及び図2に示したような2
枚の遮光板の構造に限られることなく,例えば,図4に
示す如く,4枚の遮光板で構成した場合にも同様の効果
が得られる。また,このような構成も上述した製造プロ
セスと同様の方法で製作可能である。
【0065】尚,図4は,実施例1のメカニカル光シャ
ッタの変形として,4枚の遮光板401a〜401dで
構成したものであり,図中,402a〜402dはビー
ム兼配線,403a〜403dは電極パッドである。
ッタの変形として,4枚の遮光板401a〜401dで
構成したものであり,図中,402a〜402dはビー
ム兼配線,403a〜403dは電極パッドである。
【0066】〔実施例3〕図5(a)は本発明の実施例
3に係るメカニカル光シャッタの平面図であり,図5
(b)は断面構成図である。尚,本実施例のメカニカル
光シャッタは,フラップ型の遮光板(移動電極)を備え
たメカニカル光シャッタに請求項2,4,8または9に
係る発明を適用した実施例である。
3に係るメカニカル光シャッタの平面図であり,図5
(b)は断面構成図である。尚,本実施例のメカニカル
光シャッタは,フラップ型の遮光板(移動電極)を備え
たメカニカル光シャッタに請求項2,4,8または9に
係る発明を適用した実施例である。
【0067】図5(a)において,501a,501b
は移動電極であるフラップ型の遮光板,502a,50
2bはビーム兼配線,503a,503bは電極パッド
であり,また図5(b)において,504a,504b
は絶縁膜,505a,505bは固定電極,507は基
板,509は基板の開口部,511〜514は電源であ
る。
は移動電極であるフラップ型の遮光板,502a,50
2bはビーム兼配線,503a,503bは電極パッド
であり,また図5(b)において,504a,504b
は絶縁膜,505a,505bは固定電極,507は基
板,509は基板の開口部,511〜514は電源であ
る。
【0068】従来例のメカニカル光シャッタにおいて
は,ヴィデオレートでの動画表示を可能とするべく,数
多くの固定電極を必要とし,高解像度のディスプレイを
得るためには,構造が複雑となりまた高密度配置に問題
があった。また,上述の基本型例においても,透過状態
から非透過状態に移る時に,ビームのバネの戻り力だけ
で遮光板を移動させているために状態遷移に必要な時間
がかかり,即ち応答速度が遅いという問題があり,ヴィ
デオレートでの動画表示が不可能である。
は,ヴィデオレートでの動画表示を可能とするべく,数
多くの固定電極を必要とし,高解像度のディスプレイを
得るためには,構造が複雑となりまた高密度配置に問題
があった。また,上述の基本型例においても,透過状態
から非透過状態に移る時に,ビームのバネの戻り力だけ
で遮光板を移動させているために状態遷移に必要な時間
がかかり,即ち応答速度が遅いという問題があり,ヴィ
デオレートでの動画表示が不可能である。
【0069】本実施例のメカニカル光シャッタは,係る
問題を解決すべく,簡単な構造で,状態遷移に要する時
間,即ち応答時間を速くしたものである。つまり,基本
型例2と同様の構造のメカニカル光シャッタに対して,
移動電極だけでなく開口部の側壁の固定電極にも電圧を
印加する構成として,透過状態から非透過状態に移る時
に,ビームのバネの戻り力並びに静電引力によって遮光
板を移動させ,状態遷移を高速に行うようにしたもので
ある。また本実施例は,2つの遮光板に異なる電源電圧
を印加する構成として,非透過状態にも遮光板同士に静
電引力を働かせて,遮光板間の隙間による漏れ光を抑制
するものでもある。
問題を解決すべく,簡単な構造で,状態遷移に要する時
間,即ち応答時間を速くしたものである。つまり,基本
型例2と同様の構造のメカニカル光シャッタに対して,
移動電極だけでなく開口部の側壁の固定電極にも電圧を
印加する構成として,透過状態から非透過状態に移る時
に,ビームのバネの戻り力並びに静電引力によって遮光
板を移動させ,状態遷移を高速に行うようにしたもので
ある。また本実施例は,2つの遮光板に異なる電源電圧
を印加する構成として,非透過状態にも遮光板同士に静
電引力を働かせて,遮光板間の隙間による漏れ光を抑制
するものでもある。
【0070】次に,本実施例のメカニカル光シャッタの
動作を,図6及び図7を参照して説明する。ここで,図
6はメカニカル光シャッタの説明図であり,図6(a)
はシャッタが開いた透過状態,図6(b)はシャッタが
閉じた非透過状態の断面図である。また図7は,シャッ
タを開閉させる時の電源511〜514(電圧V1〜V
4)のタイムチャートである。
動作を,図6及び図7を参照して説明する。ここで,図
6はメカニカル光シャッタの説明図であり,図6(a)
はシャッタが開いた透過状態,図6(b)はシャッタが
閉じた非透過状態の断面図である。また図7は,シャッ
タを開閉させる時の電源511〜514(電圧V1〜V
4)のタイムチャートである。
【0071】先ず,図7の時刻Aの時,電源511の電
圧V1及び電源514の電圧V4をoff電圧とし,電
源512の電圧V2及び電源513の電圧V3をon電
圧とする。この時メカニカル光シャッタは,図6(a)
に示すように,固定電極505aと移動電極501a,
及び,固定電極505bと移動電極501bの間に電位
差が存在し,且つ,移動電極501a,501b間には
電位差は存在しない。従って,移動電極501a,50
1b同士間には静電引力は働かず,移動電極501a,
501bはそれぞれ固定電極505a,505bに静電
引力F2,F3により引き寄せられ,当該メカニカル光
シャッタが開いた透過状態となる。
圧V1及び電源514の電圧V4をoff電圧とし,電
源512の電圧V2及び電源513の電圧V3をon電
圧とする。この時メカニカル光シャッタは,図6(a)
に示すように,固定電極505aと移動電極501a,
及び,固定電極505bと移動電極501bの間に電位
差が存在し,且つ,移動電極501a,501b間には
電位差は存在しない。従って,移動電極501a,50
1b同士間には静電引力は働かず,移動電極501a,
501bはそれぞれ固定電極505a,505bに静電
引力F2,F3により引き寄せられ,当該メカニカル光
シャッタが開いた透過状態となる。
【0072】次に図7の時刻Bでは,電圧V3及びV4
はoff電圧,電圧V1及びV2はon電圧とする。こ
の時メカニカル光シャッタは,図6(b)に示すよう
に,固定電極505aと移動電極501a,及び,固定
電極505bと移動電極501bの間には電位差が存在
せず,移動電極501a,501b同士間に電位差が存
在する。従って,移動電極501a,501b同士間に
のみ静電引力F4が働き,当該メカニカル光シャッタは
閉じた非透過状態となる。
はoff電圧,電圧V1及びV2はon電圧とする。こ
の時メカニカル光シャッタは,図6(b)に示すよう
に,固定電極505aと移動電極501a,及び,固定
電極505bと移動電極501bの間には電位差が存在
せず,移動電極501a,501b同士間に電位差が存
在する。従って,移動電極501a,501b同士間に
のみ静電引力F4が働き,当該メカニカル光シャッタは
閉じた非透過状態となる。
【0073】このような動作により2つの効果が現れ
る。即ち,基本型例2においては,2つの遮光板(移動
電極)間で静電引力が働かず,透過状態から非透過状態
に遷移する時にはビームの戻り力だけで遮光板を動かす
ので,非透過状態から透過状態に遷移する時に比べて遮
光板が移動する時間が遅かったが,本実施例では,透過
状態から非透過状態に遷移する時,ビームの戻り力だけ
でなく,遮光板501a,501b同士間で静電引力が
働くので,遮光板501a,501bの移動速度が速く
なる。また,非透過状態になった時でも,遮光板501
a,501b同士で静電引力が働くので,2枚の遮光板
501a,501b間の隙間を閉じることになり,非透
過状態における漏れ光を無くすことができる。
る。即ち,基本型例2においては,2つの遮光板(移動
電極)間で静電引力が働かず,透過状態から非透過状態
に遷移する時にはビームの戻り力だけで遮光板を動かす
ので,非透過状態から透過状態に遷移する時に比べて遮
光板が移動する時間が遅かったが,本実施例では,透過
状態から非透過状態に遷移する時,ビームの戻り力だけ
でなく,遮光板501a,501b同士間で静電引力が
働くので,遮光板501a,501bの移動速度が速く
なる。また,非透過状態になった時でも,遮光板501
a,501b同士で静電引力が働くので,2枚の遮光板
501a,501b間の隙間を閉じることになり,非透
過状態における漏れ光を無くすことができる。
【0074】尚,シャッタを開閉させるための電源51
1〜514における電圧V1〜V4のon/off電圧
の切り換えは,図7に示したタイミングチャートのもの
だけでなく,同図におけるon/off電圧を全て逆に
した場合でも同様の動作・効果を得ることができる。
1〜514における電圧V1〜V4のon/off電圧
の切り換えは,図7に示したタイミングチャートのもの
だけでなく,同図におけるon/off電圧を全て逆に
した場合でも同様の動作・効果を得ることができる。
【0075】〔実施例4〕次に,図8(a)は本発明の
実施例4に係るメカニカル光シャッタの平面構成図であ
り,図8(b)はシャッタが開いた透過状態の断面図,
図8(c)はシャッタが閉じた非透過状態の断面図であ
る。尚,本実施例のメカニカル光シャッタは,平行移動
型の遮光板(移動電極)を備えたメカニカル光シャッタ
に請求項2,8または9に係る発明を適用した実施例で
ある。
実施例4に係るメカニカル光シャッタの平面構成図であ
り,図8(b)はシャッタが開いた透過状態の断面図,
図8(c)はシャッタが閉じた非透過状態の断面図であ
る。尚,本実施例のメカニカル光シャッタは,平行移動
型の遮光板(移動電極)を備えたメカニカル光シャッタ
に請求項2,8または9に係る発明を適用した実施例で
ある。
【0076】図8(a)において,801a,801b
は遮光板,802a,802bはビーム兼配線,803
a,803bは櫛歯固定電極,803a’,803b’
は櫛歯移動電極,804a,804bはアンカー,80
5は基板,809は基板の開口部,811〜814は電
源である。
は遮光板,802a,802bはビーム兼配線,803
a,803bは櫛歯固定電極,803a’,803b’
は櫛歯移動電極,804a,804bはアンカー,80
5は基板,809は基板の開口部,811〜814は電
源である。
【0077】本実施例のメカニカル光シャッタにおい
て,遮光板801a(櫛歯移動電極803a’)に印加
される電源811の電圧V1,櫛歯固定電極803aに
印加される電源812の電圧V2,櫛歯固定電極803
bに印加される電源813の電圧V3,遮光板801b
(櫛歯移動電極803b’)に印加される電源814の
電圧V4は,図7に示すタイミングでon/off電圧
が印加される。
て,遮光板801a(櫛歯移動電極803a’)に印加
される電源811の電圧V1,櫛歯固定電極803aに
印加される電源812の電圧V2,櫛歯固定電極803
bに印加される電源813の電圧V3,遮光板801b
(櫛歯移動電極803b’)に印加される電源814の
電圧V4は,図7に示すタイミングでon/off電圧
が印加される。
【0078】先ず,図7の時刻Aの時,電圧V1及びV
4をoff電圧,電圧V2及びV3をon電圧とする。
この時メカニカル光シャッタは,図8(b)に示すよう
に,櫛歯固定電極803aと櫛歯移動電極803a’,
及び,櫛歯固定電極803bと櫛歯移動電極803b’
の間に電位差が存在し,且つ,遮光板801a,801
b間には電位差は存在しない。従って,遮光板801
a,801b(櫛歯移動電極803a’,803b’)
はそれぞれ櫛歯固定電極803a,803bに静電引力
F5により引き寄せられ,当該メカニカル光シャッタが
開いた透過状態となる。
4をoff電圧,電圧V2及びV3をon電圧とする。
この時メカニカル光シャッタは,図8(b)に示すよう
に,櫛歯固定電極803aと櫛歯移動電極803a’,
及び,櫛歯固定電極803bと櫛歯移動電極803b’
の間に電位差が存在し,且つ,遮光板801a,801
b間には電位差は存在しない。従って,遮光板801
a,801b(櫛歯移動電極803a’,803b’)
はそれぞれ櫛歯固定電極803a,803bに静電引力
F5により引き寄せられ,当該メカニカル光シャッタが
開いた透過状態となる。
【0079】次に図7の時刻Bでは,電圧V3及びV4
はoff電圧,電圧V1及びV2はon電圧とする。こ
の時メカニカル光シャッタは,図8(c)に示すよう
に,櫛歯固定電極803aと櫛歯移動電極803a’,
及び,櫛歯固定電極803bと櫛歯移動電極803b’
の間には電位差が存在せず,遮光板801a,801b
(櫛歯移動電極803a’,803b’)同士間に電位
差が存在する。従って,遮光板801a,801b同士
間にのみ静電引力F6が働き,当該メカニカル光シャッ
タは閉じた非透過状態となる。
はoff電圧,電圧V1及びV2はon電圧とする。こ
の時メカニカル光シャッタは,図8(c)に示すよう
に,櫛歯固定電極803aと櫛歯移動電極803a’,
及び,櫛歯固定電極803bと櫛歯移動電極803b’
の間には電位差が存在せず,遮光板801a,801b
(櫛歯移動電極803a’,803b’)同士間に電位
差が存在する。従って,遮光板801a,801b同士
間にのみ静電引力F6が働き,当該メカニカル光シャッ
タは閉じた非透過状態となる。
【0080】これにより実施例3と同様の効果が得られ
る。即ち,本実施例では,透過状態から非透過状態に遷
移する時,ビームの戻り力だけでなく,遮光板801
a,801b同士間で静電引力が働くので,基本型例1
に比べて,遮光板801a,801bの移動速度が速く
なる。また,非透過状態になった時でも,遮光板801
a,801b同士で静電引力が働くので,2枚の遮光板
801a,801b間の隙間を閉じることになり,非透
過状態における漏れ光を無くすことができる。
る。即ち,本実施例では,透過状態から非透過状態に遷
移する時,ビームの戻り力だけでなく,遮光板801
a,801b同士間で静電引力が働くので,基本型例1
に比べて,遮光板801a,801bの移動速度が速く
なる。また,非透過状態になった時でも,遮光板801
a,801b同士で静電引力が働くので,2枚の遮光板
801a,801b間の隙間を閉じることになり,非透
過状態における漏れ光を無くすことができる。
【0081】尚,シャッタを開閉させるための電源81
1〜814における電圧V1〜V4のon/off電圧
の切り換えは,図7に示したタイミングチャートのもの
だけでなく,同図におけるon/off電圧を全て逆に
した場合でも同様の動作・効果を得ることができる。
1〜814における電圧V1〜V4のon/off電圧
の切り換えは,図7に示したタイミングチャートのもの
だけでなく,同図におけるon/off電圧を全て逆に
した場合でも同様の動作・効果を得ることができる。
【0082】更に,実施例3及び実施例4のメカニカル
光シャッタについては,図5及び図8に示したような2
枚の遮光板の構造に限られることなく,例えば,図9に
示す如く,4枚の遮光板で構成した場合にも同様の効果
が得られる。
光シャッタについては,図5及び図8に示したような2
枚の遮光板の構造に限られることなく,例えば,図9に
示す如く,4枚の遮光板で構成した場合にも同様の効果
が得られる。
【0083】尚,図9は,実施例3のメカニカル光シャ
ッタの変形として,4枚の遮光板901a〜901dで
構成したものであり,図中,902a〜902dはビー
ム兼配線,903a〜903dは電極パッドである
ッタの変形として,4枚の遮光板901a〜901dで
構成したものであり,図中,902a〜902dはビー
ム兼配線,903a〜903dは電極パッドである
【0084】また,電源電圧V1〜V4の印加は次のよ
うに行う。即ち,遮光板(移動電極)901a及び90
1dには電圧V1を,遮光板(移動電極)901b及び
901cには電圧V4をそれぞれ印加し,電圧V1が印
加される遮光板901a,901dに対向する固定電極
(図示せず)には電圧V2を,電圧V4が印加される遮
光板901b,901cに対向する固定電極(図示せ
ず)には電圧V3を,それぞれ印加する。
うに行う。即ち,遮光板(移動電極)901a及び90
1dには電圧V1を,遮光板(移動電極)901b及び
901cには電圧V4をそれぞれ印加し,電圧V1が印
加される遮光板901a,901dに対向する固定電極
(図示せず)には電圧V2を,電圧V4が印加される遮
光板901b,901cに対向する固定電極(図示せ
ず)には電圧V3を,それぞれ印加する。
【0085】また,実施例3及び実施例4のメカニカル
光シャッタについては,静電引力を用いたものに限られ
ず,磁力を用いて構成することも可能である。つまり,
例えば実施例3に対する変形としては,遮光板及び開口
部(固定電極の場所に相当する)の上に,例えばフォト
リソエッチングによる薄膜のコイルを設ける。これに実
施例3と同様のタイミングで電流を流して,磁力による
吸引力と反発力を用いて同様の動作を行うものである。
光シャッタについては,静電引力を用いたものに限られ
ず,磁力を用いて構成することも可能である。つまり,
例えば実施例3に対する変形としては,遮光板及び開口
部(固定電極の場所に相当する)の上に,例えばフォト
リソエッチングによる薄膜のコイルを設ける。これに実
施例3と同様のタイミングで電流を流して,磁力による
吸引力と反発力を用いて同様の動作を行うものである。
【0086】〔実施例5〕次に,本発明の実施例5に係
るメカニカル光シャッタについて説明する。実施例1で
説明した,フラップ型の遮光板101a,101bに対
してオーバーラップ部分を持つ構造のメカニカル光シャ
ッタにおいては,遮光板101a,101bの開閉の僅
かなタイミングのずれにより,図10(a)に示すよう
に,遮光板101a,101bの上下が反対になった
り,また,図10(b)に示すように,透過状態から非
透過状態に遷移する時に,遮光板101a,101bの
先端が互いに引っかかったりして正常な動作ができない
という問題がある。
るメカニカル光シャッタについて説明する。実施例1で
説明した,フラップ型の遮光板101a,101bに対
してオーバーラップ部分を持つ構造のメカニカル光シャ
ッタにおいては,遮光板101a,101bの開閉の僅
かなタイミングのずれにより,図10(a)に示すよう
に,遮光板101a,101bの上下が反対になった
り,また,図10(b)に示すように,透過状態から非
透過状態に遷移する時に,遮光板101a,101bの
先端が互いに引っかかったりして正常な動作ができない
という問題がある。
【0087】本実施例のメカニカル光シャッタは,この
ようなタイミングのずれによる誤動作を防ぎ,遮光板間
の隙間による漏れ光が少なく,且つ,動作の信頼性の高
いメカニカルな空間光変調素子を提供し,これにより,
コントラストがより高く且つ高信頼性のプロジェクタデ
ィスプレイを実現するものである。
ようなタイミングのずれによる誤動作を防ぎ,遮光板間
の隙間による漏れ光が少なく,且つ,動作の信頼性の高
いメカニカルな空間光変調素子を提供し,これにより,
コントラストがより高く且つ高信頼性のプロジェクタデ
ィスプレイを実現するものである。
【0088】図11(a)は本発明の実施例5に係るメ
カニカル光シャッタの平面図であり,図11(b)は断
面図である。尚,本実施例のメカニカル光シャッタは,
フラップ型の遮光板(移動電極)を備えたメカニカル光
シャッタに請求項5,8または9に係る発明を適用した
実施例である。
カニカル光シャッタの平面図であり,図11(b)は断
面図である。尚,本実施例のメカニカル光シャッタは,
フラップ型の遮光板(移動電極)を備えたメカニカル光
シャッタに請求項5,8または9に係る発明を適用した
実施例である。
【0089】図11(a)において,1101a,11
01bは移動電極であるフラップ型の遮光板,1102
a,1102bはビーム兼配線,1103a,1103
bは電極パッドであり,また図11(b)において,1
105a,1105bは固定電極,1107は電源,1
109は基板の開口部である。
01bは移動電極であるフラップ型の遮光板,1102
a,1102bはビーム兼配線,1103a,1103
bは電極パッドであり,また図11(b)において,1
105a,1105bは固定電極,1107は電源,1
109は基板の開口部である。
【0090】ここで,固定電極と移動電極(遮光板)間
に電圧を印加した時に静電引力により遮光板が移動する
側,即ち図中下側でオーバーラップ部分を持つ遮光板
は,第1遮光板1101aであり,その反対は第2遮光
板1101bである。また,第1遮光板1101aに接
続しているビーム1102aのバネ定数K1の方が,第
2遮光板1101bに接続しているビーム1102bの
バネ定数K2よりも小さい。
に電圧を印加した時に静電引力により遮光板が移動する
側,即ち図中下側でオーバーラップ部分を持つ遮光板
は,第1遮光板1101aであり,その反対は第2遮光
板1101bである。また,第1遮光板1101aに接
続しているビーム1102aのバネ定数K1の方が,第
2遮光板1101bに接続しているビーム1102bの
バネ定数K2よりも小さい。
【0091】次に,本実施例のメカニカル光シャッタの
動作を,図12を参照して説明する。ここで,図12
(a)は電源1107の印加電圧のタイムチャート,図
12(b)〜(e)はシャッタの非透過状態→透過状態
→非透過状態の遷移を説明する断面図である。
動作を,図12を参照して説明する。ここで,図12
(a)は電源1107の印加電圧のタイムチャート,図
12(b)〜(e)はシャッタの非透過状態→透過状態
→非透過状態の遷移を説明する断面図である。
【0092】移動電極である遮光板1101a,110
1bと固定電極1105a,1105bの間に電圧Vを
印加した時,第2遮光板1101bと固定電極1105
bとの間に働く静電引力と,第1遮光板1101aと固
定電極1105aとの間に働く静電引力は等しい値であ
る。ところが,第1遮光板1101aに接続されている
ビーム1102aのバネ定数K1の方が第2遮光板11
01bに接続されているビーム1102bのバネ定数K
2よりも小さい。
1bと固定電極1105a,1105bの間に電圧Vを
印加した時,第2遮光板1101bと固定電極1105
bとの間に働く静電引力と,第1遮光板1101aと固
定電極1105aとの間に働く静電引力は等しい値であ
る。ところが,第1遮光板1101aに接続されている
ビーム1102aのバネ定数K1の方が第2遮光板11
01bに接続されているビーム1102bのバネ定数K
2よりも小さい。
【0093】一方,当該メカニカル光シャッタを透過状
態にするために,遮光板1101a,1101bと固定
電極1105a,1105bの間に電圧Vを印加するの
であるが,図12(a)に示すように,ある立ち上がり
時間を持っている。また,遮光板1101a,1101
bの傾斜角は,静電引力とビームのバネ力の釣り合いの
とれた点であるから,図12(a)における時刻Aで
は,図12(b)に示すように,ビームのバネ定数の小
さい第1遮光板1101aの方が先に移動を始めること
になる。次に,図12(a)における時刻Bでは第2遮
光板1101bが移動を始めて,最終的には図12
(c)に示すように,シャッタが開いた透過状態にな
る。
態にするために,遮光板1101a,1101bと固定
電極1105a,1105bの間に電圧Vを印加するの
であるが,図12(a)に示すように,ある立ち上がり
時間を持っている。また,遮光板1101a,1101
bの傾斜角は,静電引力とビームのバネ力の釣り合いの
とれた点であるから,図12(a)における時刻Aで
は,図12(b)に示すように,ビームのバネ定数の小
さい第1遮光板1101aの方が先に移動を始めること
になる。次に,図12(a)における時刻Bでは第2遮
光板1101bが移動を始めて,最終的には図12
(c)に示すように,シャッタが開いた透過状態にな
る。
【0094】次に,印加電圧が立ち下がる時にもある立
ち下がり時間を持っており,この場合,立ち上がりとは
逆に,図12(a)における時刻Cでは,図12(d)
に示すように,ビームのバネ定数の大きい第2遮光板1
101bの方が先に静電引力に打ち勝って移動を始める
ことになる。次に,図12(a)における時刻Dでは第
1遮光板1101aが移動を始めて,最終的には図12
(e)に示すように,シャッタが閉じた非透過状態にな
る。
ち下がり時間を持っており,この場合,立ち上がりとは
逆に,図12(a)における時刻Cでは,図12(d)
に示すように,ビームのバネ定数の大きい第2遮光板1
101bの方が先に静電引力に打ち勝って移動を始める
ことになる。次に,図12(a)における時刻Dでは第
1遮光板1101aが移動を始めて,最終的には図12
(e)に示すように,シャッタが閉じた非透過状態にな
る。
【0095】以上の動作をまとめると,メカニカル光シ
ャッタが開く時は,非透過状態の遮光板のオーバーラッ
プ部分について,固定電極により近い第1遮光板110
1aから先に移動を始め,閉じる時には,固定電極から
より遠い第2遮光板1101bから先に移動を始める。
このような動作を行うことにより,上述の図10に示す
ような,遮光板1101a,1101bの順番が入れ替
わったり,互いに引っかかったりするようなことが無く
なる。
ャッタが開く時は,非透過状態の遮光板のオーバーラッ
プ部分について,固定電極により近い第1遮光板110
1aから先に移動を始め,閉じる時には,固定電極から
より遠い第2遮光板1101bから先に移動を始める。
このような動作を行うことにより,上述の図10に示す
ような,遮光板1101a,1101bの順番が入れ替
わったり,互いに引っかかったりするようなことが無く
なる。
【0096】尚,図11では固定電極1105a,11
05bを接地電位とし,移動電極1101a,1101
bに電圧を印加したが,これとは逆に,移動電極110
1a,1101bを接地し,固定電極1105a,11
05bに電圧を印加しても同様の動作・効果を得ること
ができる。
05bを接地電位とし,移動電極1101a,1101
bに電圧を印加したが,これとは逆に,移動電極110
1a,1101bを接地し,固定電極1105a,11
05bに電圧を印加しても同様の動作・効果を得ること
ができる。
【0097】更に,実施例5のメカニカル光シャッタに
ついては,図11に示したような2枚の遮光板の構造に
限られることなく,例えば,4枚の遮光板で構成した場
合にも同様の効果が得られる。即ち,例えば図4に示し
た4枚の遮光板401a〜401dによる構成におい
て,オーバーラップ部分が固定電極から遠いもの程,そ
の遮光板に接続されるビーム402a〜402dのバネ
定数を大きくすれば,同様の動作・効果を得ることがで
きる。
ついては,図11に示したような2枚の遮光板の構造に
限られることなく,例えば,4枚の遮光板で構成した場
合にも同様の効果が得られる。即ち,例えば図4に示し
た4枚の遮光板401a〜401dによる構成におい
て,オーバーラップ部分が固定電極から遠いもの程,そ
の遮光板に接続されるビーム402a〜402dのバネ
定数を大きくすれば,同様の動作・効果を得ることがで
きる。
【0098】また,実施例5のメカニカル光シャッタに
ついては,静電引力を用いたものに限られず,磁力を用
いて構成することも可能である。つまり,遮光板及び開
口部(固定電極の場所に相当する)の上に,例えばフォ
トリソエッチングによる薄膜のコイルを設ける。これに
実施例5と同様のタイミングで電流を流して,磁力によ
る吸引力と反発力を用いて同様の動作を行うものであ
る。
ついては,静電引力を用いたものに限られず,磁力を用
いて構成することも可能である。つまり,遮光板及び開
口部(固定電極の場所に相当する)の上に,例えばフォ
トリソエッチングによる薄膜のコイルを設ける。これに
実施例5と同様のタイミングで電流を流して,磁力によ
る吸引力と反発力を用いて同様の動作を行うものであ
る。
【0099】〔実施例6〕次に,図13(a)は本発明
の実施例6に係るメカニカル光シャッタの平面図であ
り,図13(b)は断面図である。尚,本実施例のメカ
ニカル光シャッタは,フラップ型の遮光板(移動電極)
を備えたメカニカル光シャッタに請求項6,8または9
に係る発明を適用した実施例である。
の実施例6に係るメカニカル光シャッタの平面図であ
り,図13(b)は断面図である。尚,本実施例のメカ
ニカル光シャッタは,フラップ型の遮光板(移動電極)
を備えたメカニカル光シャッタに請求項6,8または9
に係る発明を適用した実施例である。
【0100】図13(a)において,1301a,13
01bは移動電極であるフラップ型の遮光板,1302
a,1302bはビーム兼配線,1303a,1303
bは電極パッドであり,また図13(b)において,1
304a,1304bは絶縁膜,1305a,1305
bは固定電極,1307,1308は電源,1309は
基板の開口部である。
01bは移動電極であるフラップ型の遮光板,1302
a,1302bはビーム兼配線,1303a,1303
bは電極パッドであり,また図13(b)において,1
304a,1304bは絶縁膜,1305a,1305
bは固定電極,1307,1308は電源,1309は
基板の開口部である。
【0101】ここで,固定電極と移動電極(遮光板)間
に電圧を印加した時に静電引力により遮光板が移動する
側,即ち図中下側でオーバーラップ部分を持つ遮光板
は,第1遮光板1301aであり,その反対は第2遮光
板1301bである。また,遮光板1301a,130
1bには,on/off電圧の切り換えタイミングの異
なる電源1307,1308がそれぞれ印加されるよう
になっており,それぞれに接続されているビーム110
2a,1302bのバネ定数は等しい。
に電圧を印加した時に静電引力により遮光板が移動する
側,即ち図中下側でオーバーラップ部分を持つ遮光板
は,第1遮光板1301aであり,その反対は第2遮光
板1301bである。また,遮光板1301a,130
1bには,on/off電圧の切り換えタイミングの異
なる電源1307,1308がそれぞれ印加されるよう
になっており,それぞれに接続されているビーム110
2a,1302bのバネ定数は等しい。
【0102】次に,本実施例のメカニカル光シャッタの
動作を,図14を参照して説明する。ここで,図14
(a),(b)はそれぞれ電源1307,1308の印
加電圧V1,V2のタイムチャートであり,このような
電圧の印加により,図12(b)〜(e)に示したよう
なシャッタの非透過状態→透過状態→非透過状態の遷移
が行われる。
動作を,図14を参照して説明する。ここで,図14
(a),(b)はそれぞれ電源1307,1308の印
加電圧V1,V2のタイムチャートであり,このような
電圧の印加により,図12(b)〜(e)に示したよう
なシャッタの非透過状態→透過状態→非透過状態の遷移
が行われる。
【0103】先ず,図14の時刻Aでは,両方の電圧V
1,V2はoff電圧であり,2つの遮光板1301
a,1301bは固定電極1305a,1305bから
離れた状態になっていて,当該メカニカル光シャッタは
閉じた非透過状態にある。次に,電圧V1が先にon電
圧になる時刻Bでは,第1遮光板1301aが先に移動
し始めるので,図12(b)に示す如くなり,更に,時
刻Cでは電圧V2もon電圧となり,第2遮光板130
1bも移動して,図12(c)に示す如く両方の遮光板
1301a,1301bがそれぞれ固定電極1305
a,1305bに吸い付く状態となり,当該メカニカル
光シャッタは開いた透過状態となる。
1,V2はoff電圧であり,2つの遮光板1301
a,1301bは固定電極1305a,1305bから
離れた状態になっていて,当該メカニカル光シャッタは
閉じた非透過状態にある。次に,電圧V1が先にon電
圧になる時刻Bでは,第1遮光板1301aが先に移動
し始めるので,図12(b)に示す如くなり,更に,時
刻Cでは電圧V2もon電圧となり,第2遮光板130
1bも移動して,図12(c)に示す如く両方の遮光板
1301a,1301bがそれぞれ固定電極1305
a,1305bに吸い付く状態となり,当該メカニカル
光シャッタは開いた透過状態となる。
【0104】次に,図14における時刻Dでは先に電圧
V2がoff電圧となり,図12(d)に示す如く,第
2遮光板1301bだけがビーム1102bのバネの戻
り力により固定電極1305bから離れる。次に,時刻
Eでは電圧V1もoff電圧となり,第1遮光板130
1aも固定電極1305aから離れ,最終的には図12
(e)に示す如く,当該メカニカル光シャッタは閉じた
非透過状態となる。
V2がoff電圧となり,図12(d)に示す如く,第
2遮光板1301bだけがビーム1102bのバネの戻
り力により固定電極1305bから離れる。次に,時刻
Eでは電圧V1もoff電圧となり,第1遮光板130
1aも固定電極1305aから離れ,最終的には図12
(e)に示す如く,当該メカニカル光シャッタは閉じた
非透過状態となる。
【0105】以上の動作をまとめると,メカニカル光シ
ャッタが開く時は,非透過状態の遮光板のオーバーラッ
プ部分について,固定電極により近い第1遮光板130
1aから先に移動を始め,閉じる時には,固定電極から
より遠い第2遮光板1301bから先に移動を始める。
このような動作を行うことにより,上述の図10に示す
ような,遮光板1301a,1301bの順番が入れ替
わったり,互いに引っかかったりするようなことが無く
なる。
ャッタが開く時は,非透過状態の遮光板のオーバーラッ
プ部分について,固定電極により近い第1遮光板130
1aから先に移動を始め,閉じる時には,固定電極から
より遠い第2遮光板1301bから先に移動を始める。
このような動作を行うことにより,上述の図10に示す
ような,遮光板1301a,1301bの順番が入れ替
わったり,互いに引っかかったりするようなことが無く
なる。
【0106】尚,図13では固定電極1305a,13
05bを接地電位とし,移動電極1301a,1301
bにそれぞれ電圧V1,V2を印加したが,これとは逆
に,移動電極1301a,1301bを接地し,固定電
極1305a,1305bにそれぞれ電圧V1,V2を
印加しても同様の動作・効果を得ることができる。
05bを接地電位とし,移動電極1301a,1301
bにそれぞれ電圧V1,V2を印加したが,これとは逆
に,移動電極1301a,1301bを接地し,固定電
極1305a,1305bにそれぞれ電圧V1,V2を
印加しても同様の動作・効果を得ることができる。
【0107】更に,実施例6のメカニカル光シャッタに
ついても,図13に示したような2枚の遮光板の構造に
限られることなく,例えば,4枚の遮光板で構成した場
合にも同様の効果が得られる。即ち,例えば図4に示し
た4枚の遮光板401a〜401dによる構成におい
て,オーバーラップ部分が固定電極から遠いもの程,そ
の遮光板に印加される電圧のon電圧からoff電圧へ
の切り換えタイミングを早くすれば,同様の動作・効果
を得ることができる。
ついても,図13に示したような2枚の遮光板の構造に
限られることなく,例えば,4枚の遮光板で構成した場
合にも同様の効果が得られる。即ち,例えば図4に示し
た4枚の遮光板401a〜401dによる構成におい
て,オーバーラップ部分が固定電極から遠いもの程,そ
の遮光板に印加される電圧のon電圧からoff電圧へ
の切り換えタイミングを早くすれば,同様の動作・効果
を得ることができる。
【0108】また,実施例6のメカニカル光シャッタに
ついては,静電引力を用いたものに限られず,磁力を用
いて構成することも可能である。つまり,遮光板及び開
口部(固定電極の場所に相当する)の上に,例えばフォ
トリソエッチングによる薄膜のコイルを設ける。これに
実施例6と同様のタイミングで電流を流して,磁力によ
る吸引力と反発力を用いて同様の動作を行うものであ
る。
ついては,静電引力を用いたものに限られず,磁力を用
いて構成することも可能である。つまり,遮光板及び開
口部(固定電極の場所に相当する)の上に,例えばフォ
トリソエッチングによる薄膜のコイルを設ける。これに
実施例6と同様のタイミングで電流を流して,磁力によ
る吸引力と反発力を用いて同様の動作を行うものであ
る。
【0109】〔実施例7〕次に,図15(a)は本発明
の実施例7に係るメカニカル光シャッタの平面図であ
り,図15(b)は断面構成図である。尚,本実施例の
メカニカル光シャッタは,フラップ型の遮光板(移動電
極)を備えたメカニカル光シャッタに請求項7,8また
は9に係る発明を適用した実施例である。
の実施例7に係るメカニカル光シャッタの平面図であ
り,図15(b)は断面構成図である。尚,本実施例の
メカニカル光シャッタは,フラップ型の遮光板(移動電
極)を備えたメカニカル光シャッタに請求項7,8また
は9に係る発明を適用した実施例である。
【0110】図15(a)において,1501a,15
01bは移動電極であるフラップ型の遮光板,1502
a,1502bはビーム兼配線,1503a,1503
bは電極パッドであり,また図15(b)において,1
504a,1504bは絶縁膜,1505a,1505
bは固定電極,1511〜1514は電源,1509は
基板の開口部である。
01bは移動電極であるフラップ型の遮光板,1502
a,1502bはビーム兼配線,1503a,1503
bは電極パッドであり,また図15(b)において,1
504a,1504bは絶縁膜,1505a,1505
bは固定電極,1511〜1514は電源,1509は
基板の開口部である。
【0111】ここで,固定電極と移動電極(遮光板)間
に電圧を印加した時に静電引力により遮光板が移動する
側,即ち図中下側でオーバーラップ部分を持つ遮光板
は,第1遮光板1501aであり,その反対は第2遮光
板1501bである。また,第1遮光板1501a,第
1固定電極1505a,第2遮光板1501b,第2固
定電極1505bには,on/off電圧の切り換えタ
イミングの独立した電源1511〜1514がそれぞれ
印加される。
に電圧を印加した時に静電引力により遮光板が移動する
側,即ち図中下側でオーバーラップ部分を持つ遮光板
は,第1遮光板1501aであり,その反対は第2遮光
板1501bである。また,第1遮光板1501a,第
1固定電極1505a,第2遮光板1501b,第2固
定電極1505bには,on/off電圧の切り換えタ
イミングの独立した電源1511〜1514がそれぞれ
印加される。
【0112】次に,本実施例のメカニカル光シャッタの
動作を,図16を参照して説明する。ここで,図16
(a)〜(b)はそれぞれ電源1511〜1514の印
加電圧V1〜V4のタイムチャートであり,このような
電圧の印加により,図12(b)〜(e)に示したよう
なシャッタの非透過状態→透過状態→非透過状態の遷移
が行われる。
動作を,図16を参照して説明する。ここで,図16
(a)〜(b)はそれぞれ電源1511〜1514の印
加電圧V1〜V4のタイムチャートであり,このような
電圧の印加により,図12(b)〜(e)に示したよう
なシャッタの非透過状態→透過状態→非透過状態の遷移
が行われる。
【0113】先ず,図16の時刻Aでは,電源1511
の電圧V1及び電源1512の電圧V2をoff電圧と
し,電源1513の電圧V3及び電源1514の電圧V
4をon電圧とする。この時メカニカル光シャッタは,
図15(b)に示すように,第1固定電極1505aと
第1移動電極1501a,及び,第2固定電極1505
bと第2移動電極1501bの間には静電引力は働かな
い。また,第1移動電極1501aと第2移動電極15
01bの間には電位差があるので,両者間に静電引力が
働き,互いに引き寄せられて,当該メカニカル光シャッ
タは閉じた非透過状態にある。
の電圧V1及び電源1512の電圧V2をoff電圧と
し,電源1513の電圧V3及び電源1514の電圧V
4をon電圧とする。この時メカニカル光シャッタは,
図15(b)に示すように,第1固定電極1505aと
第1移動電極1501a,及び,第2固定電極1505
bと第2移動電極1501bの間には静電引力は働かな
い。また,第1移動電極1501aと第2移動電極15
01bの間には電位差があるので,両者間に静電引力が
働き,互いに引き寄せられて,当該メカニカル光シャッ
タは閉じた非透過状態にある。
【0114】次に,図16における時刻Bでは,電圧V
1だけがoff電圧からon電圧に切り換わる。これに
より,第1移動電極1501aと第2移動電極1501
bの間に静電引力が働かなくなると共に,第1固定電極
1505aと第1移動電極1501aの間に静電引力が
働く。つまり,図12(b)に示す如く,第1移動電極
(第1遮光板)1501aのみが第1固定電極1505
aに引き寄せられる。
1だけがoff電圧からon電圧に切り換わる。これに
より,第1移動電極1501aと第2移動電極1501
bの間に静電引力が働かなくなると共に,第1固定電極
1505aと第1移動電極1501aの間に静電引力が
働く。つまり,図12(b)に示す如く,第1移動電極
(第1遮光板)1501aのみが第1固定電極1505
aに引き寄せられる。
【0115】次に,図16における時刻Cでは,電圧V
3がon電圧からoff電圧に切り換わる。これによ
り,第2固定電極1505bと第2移動電極1501b
の間に静電引力が働き,第2移動電極(第2遮光板)1
501bが第2固定電極1505bに引き寄せられ,図
12(c)に示す如く両方の遮光板1501a,150
1bがそれぞれ固定電極1505a,1505bに吸い
付く状態となり,当該メカニカル光シャッタは開いた透
過状態となる。
3がon電圧からoff電圧に切り換わる。これによ
り,第2固定電極1505bと第2移動電極1501b
の間に静電引力が働き,第2移動電極(第2遮光板)1
501bが第2固定電極1505bに引き寄せられ,図
12(c)に示す如く両方の遮光板1501a,150
1bがそれぞれ固定電極1505a,1505bに吸い
付く状態となり,当該メカニカル光シャッタは開いた透
過状態となる。
【0116】次に,図16における時刻Dでは,電圧V
3がoff電圧からon電圧に切り換わる。これによ
り,第2固定電極1505bと第2移動電極1501b
の間の静電引力が働かなくなり,図12(d)に示す如
く,第2移動電極(第2遮光板)1501bだけが第2
固定電極1505bから離れる。
3がoff電圧からon電圧に切り換わる。これによ
り,第2固定電極1505bと第2移動電極1501b
の間の静電引力が働かなくなり,図12(d)に示す如
く,第2移動電極(第2遮光板)1501bだけが第2
固定電極1505bから離れる。
【0117】更に,図16における時刻Eでは,電圧V
1もoff電圧からon電圧に切り換わるので,第1固
定電極1505aと第1移動電極1501aの間に静電
引力が働かなくなると共に,第1移動電極1501aと
第2移動電極1501bの間で静電引力が働く。従っ
て,図12(e)に示す如く,第1移動電極(第1遮光
板)1301aも第1固定電極1305aから離れ,バ
ネの戻り力と第2移動電極の静電引力により,最終的に
当該メカニカル光シャッタは閉じた非透過状態となる。
1もoff電圧からon電圧に切り換わるので,第1固
定電極1505aと第1移動電極1501aの間に静電
引力が働かなくなると共に,第1移動電極1501aと
第2移動電極1501bの間で静電引力が働く。従っ
て,図12(e)に示す如く,第1移動電極(第1遮光
板)1301aも第1固定電極1305aから離れ,バ
ネの戻り力と第2移動電極の静電引力により,最終的に
当該メカニカル光シャッタは閉じた非透過状態となる。
【0118】以上の動作をまとめると,メカニカル光シ
ャッタが開く時は,非透過状態の遮光板のオーバーラッ
プ部分について,固定電極により近い第1遮光板150
1aから先に移動を始める。また閉じる時には,固定電
極からより遠い第2遮光板1501bから先に移動を始
め,更に,固定電極により近い第1遮光板1501aは
バネの戻り力と第2遮光板1501bとの間の静電引力
により,非透過状態の位置に移動する。
ャッタが開く時は,非透過状態の遮光板のオーバーラッ
プ部分について,固定電極により近い第1遮光板150
1aから先に移動を始める。また閉じる時には,固定電
極からより遠い第2遮光板1501bから先に移動を始
め,更に,固定電極により近い第1遮光板1501aは
バネの戻り力と第2遮光板1501bとの間の静電引力
により,非透過状態の位置に移動する。
【0119】このような動作を行うことにより,上述の
図10に示すような,遮光板1501a,1501bの
順番が入れ替わったり,互いに引っかかったりするよう
なことが無くなる。また,遮光板1501a,1501
b同士が静電引力に引きつけられて非透過状態の位置に
移動するので,従来例や基本型例2のようなバネの戻り
力のみによる状態遷移に比べて,遮光板の移動速度を速
くすることができる。
図10に示すような,遮光板1501a,1501bの
順番が入れ替わったり,互いに引っかかったりするよう
なことが無くなる。また,遮光板1501a,1501
b同士が静電引力に引きつけられて非透過状態の位置に
移動するので,従来例や基本型例2のようなバネの戻り
力のみによる状態遷移に比べて,遮光板の移動速度を速
くすることができる。
【0120】尚,シャッタを開閉させるための電源15
11〜1514における電圧V1〜V4のon/off
電圧の切り換えは,図16に示したタイミングチャート
のものだけでなく,同図におけるon/off電圧を全
て逆にした場合でも同様の動作・効果を得ることができ
る。
11〜1514における電圧V1〜V4のon/off
電圧の切り換えは,図16に示したタイミングチャート
のものだけでなく,同図におけるon/off電圧を全
て逆にした場合でも同様の動作・効果を得ることができ
る。
【0121】また,実施例7のメカニカル光シャッタに
ついては,静電引力を用いたものに限られず,磁力を用
いて構成することも可能である。つまり,遮光板及び開
口部(固定電極の場所に相当する)の上に,例えばフォ
トリソエッチングによる薄膜のコイルを設ける。これに
実施例7と同様のタイミングで電流を流して,磁力によ
る吸引力と反発力を用いて同様の動作を行うものであ
る。
ついては,静電引力を用いたものに限られず,磁力を用
いて構成することも可能である。つまり,遮光板及び開
口部(固定電極の場所に相当する)の上に,例えばフォ
トリソエッチングによる薄膜のコイルを設ける。これに
実施例7と同様のタイミングで電流を流して,磁力によ
る吸引力と反発力を用いて同様の動作を行うものであ
る。
【0122】更に,実施例7のメカニカル光シャッタに
ついても,図15に示したような2枚の遮光板の構造に
限られることなく,例えば,図17に示す如く,4枚の
遮光板で構成した場合にも同様の効果が得られる。
ついても,図15に示したような2枚の遮光板の構造に
限られることなく,例えば,図17に示す如く,4枚の
遮光板で構成した場合にも同様の効果が得られる。
【0123】尚,図17は,実施例7のメカニカル光シ
ャッタの変形として,4枚の遮光板1701a〜170
1dで構成したものであり,図中,1702a〜170
2dはビーム兼配線,1703a〜1703dは電極パ
ッドである
ャッタの変形として,4枚の遮光板1701a〜170
1dで構成したものであり,図中,1702a〜170
2dはビーム兼配線,1703a〜1703dは電極パ
ッドである
【0124】また,電源電圧V1〜V6の印加は次のよ
うに行う。即ち,遮光板1701aには電圧V1を,遮
光板1701b及び1701cには電圧V3を,遮光板
1701dには電圧V5をそれぞれ印加し,電圧V1が
印加される遮光板1701aに対向する固定電極(図示
せず)には電圧V2を,電圧V3が印加される遮光板1
701b,1701cに対向する固定電極(図示せず)
には電圧V4を,電圧V5が印加される遮光板1701
dに対向する固定電極(図示せず)には電圧V6をそれ
ぞれ印加する。
うに行う。即ち,遮光板1701aには電圧V1を,遮
光板1701b及び1701cには電圧V3を,遮光板
1701dには電圧V5をそれぞれ印加し,電圧V1が
印加される遮光板1701aに対向する固定電極(図示
せず)には電圧V2を,電圧V3が印加される遮光板1
701b,1701cに対向する固定電極(図示せず)
には電圧V4を,電圧V5が印加される遮光板1701
dに対向する固定電極(図示せず)には電圧V6をそれ
ぞれ印加する。
【0125】電圧V1〜V6のタイミングチャートを図
18に示す。尚,on/off電圧の切り換えは,図1
8に示したタイミングチャートのものだけでなく,同図
におけるon/off電圧を全て逆にした場合でも同様
の動作・効果を得ることができる。
18に示す。尚,on/off電圧の切り換えは,図1
8に示したタイミングチャートのものだけでなく,同図
におけるon/off電圧を全て逆にした場合でも同様
の動作・効果を得ることができる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の請求項1
記載のメカニカル光シャッタによれば,複数の遮光板
に,光の透過方向に対して略垂直の面について,互いに
重なり合う部分を備えることとしたので,当該メカニカ
ル光シャッタが閉じた非透過状態においても,入射して
くる光に対して隙間がなくなり,入射光が漏れて透過す
ることが無く,遮光時に漏れ光がない空間光変調素子を
提供することができ,コントラストのより高いプロジェ
クタディスプレイを実現することができる。
記載のメカニカル光シャッタによれば,複数の遮光板
に,光の透過方向に対して略垂直の面について,互いに
重なり合う部分を備えることとしたので,当該メカニカ
ル光シャッタが閉じた非透過状態においても,入射して
くる光に対して隙間がなくなり,入射光が漏れて透過す
ることが無く,遮光時に漏れ光がない空間光変調素子を
提供することができ,コントラストのより高いプロジェ
クタディスプレイを実現することができる。
【0127】また,請求項2記載のメカニカル光シャッ
タによれば,遮光板移動制御機構により,透過時には遮
光板と基板上の固定部間に力を働かせ,非透過時には遮
光板同士に引力を働かせることとしたので,透過状態か
ら非透過状態に遷移する時,遮光板同士間で引力が働く
ことから遮光板の移動速度が速くなり,また,非透過時
に遮光板同士で引力が働くことから,遮光板間の隙間を
閉じることになり,非透過状態における漏れ光を無くす
ことができ,簡単な構造で応答速度が速く且つ漏れ光が
少ないメカニカルな空間光変調素子を提供でき,結果と
して,動画表示が可能で,高解像度なコントラストのよ
り高いプロジェクタディスプレイを実現することができ
る。
タによれば,遮光板移動制御機構により,透過時には遮
光板と基板上の固定部間に力を働かせ,非透過時には遮
光板同士に引力を働かせることとしたので,透過状態か
ら非透過状態に遷移する時,遮光板同士間で引力が働く
ことから遮光板の移動速度が速くなり,また,非透過時
に遮光板同士で引力が働くことから,遮光板間の隙間を
閉じることになり,非透過状態における漏れ光を無くす
ことができ,簡単な構造で応答速度が速く且つ漏れ光が
少ないメカニカルな空間光変調素子を提供でき,結果と
して,動画表示が可能で,高解像度なコントラストのよ
り高いプロジェクタディスプレイを実現することができ
る。
【0128】また,請求項3記載のメカニカル光シャッ
タによれば,複数の遮光板に,光の透過方向に対して略
垂直の面について,互いに重なり合う部分を備えること
としたので,非透過状態における漏れ光を無くすことが
でき,コントラストのより高いプロジェクタディスプレ
イを実現することができる。
タによれば,複数の遮光板に,光の透過方向に対して略
垂直の面について,互いに重なり合う部分を備えること
としたので,非透過状態における漏れ光を無くすことが
でき,コントラストのより高いプロジェクタディスプレ
イを実現することができる。
【0129】また,請求項4記載のメカニカル光シャッ
タによれば,遮光板移動制御機構により,透過時に,遮
光板と基板開口部の側壁の固定部との間に力を働かせる
こととしたので,簡単な構造で応答速度が速く且つ漏れ
光が少ないメカニカルな空間光変調素子を提供でき,結
果として,動画表示が可能で,高解像度なコントラスト
のより高いプロジェクタディスプレイを実現することが
できる。
タによれば,遮光板移動制御機構により,透過時に,遮
光板と基板開口部の側壁の固定部との間に力を働かせる
こととしたので,簡単な構造で応答速度が速く且つ漏れ
光が少ないメカニカルな空間光変調素子を提供でき,結
果として,動画表示が可能で,高解像度なコントラスト
のより高いプロジェクタディスプレイを実現することが
できる。
【0130】また,請求項5記載のメカニカル光シャッ
タによれば,複数の遮光板を,基板とトーションバーを
介して固定されるフラップ状の遮光板とした場合に,遮
光板移動制御機構により,遮光板と基板開口部の側壁の
固定部との間に働く力により,遮光板が基板に対して傾
斜することで光の透過/非透過を制御する場合に,重な
り合う複数の遮光板について,トーションバーのバネ定
数を互いに異なるようにしたので,透過状態から非透過
状態に遷移する時における,遮光板の先端が互いに引っ
かかるような誤動作や,非透過状態から透過状態に遷移
する時の遮光板の順番の入れ替わりを防止することがで
き,漏れ光が無く,且つ,動作の信頼性の高いメカニカ
ルな空間光変調素子を提供でき,コントラストと信頼性
の高いプロジェクタディスプレイを実現することができ
る。
タによれば,複数の遮光板を,基板とトーションバーを
介して固定されるフラップ状の遮光板とした場合に,遮
光板移動制御機構により,遮光板と基板開口部の側壁の
固定部との間に働く力により,遮光板が基板に対して傾
斜することで光の透過/非透過を制御する場合に,重な
り合う複数の遮光板について,トーションバーのバネ定
数を互いに異なるようにしたので,透過状態から非透過
状態に遷移する時における,遮光板の先端が互いに引っ
かかるような誤動作や,非透過状態から透過状態に遷移
する時の遮光板の順番の入れ替わりを防止することがで
き,漏れ光が無く,且つ,動作の信頼性の高いメカニカ
ルな空間光変調素子を提供でき,コントラストと信頼性
の高いプロジェクタディスプレイを実現することができ
る。
【0131】また,請求項6記載のメカニカル光シャッ
タによれば,複数の遮光板を,基板とトーションバーを
介して固定されるフラップ状の遮光板とした場合に,遮
光板移動制御機構は,遮光板と基板開口部の側壁の固定
部との間に働く力により,遮光板が基板に対して傾斜す
ることで光の透過/非透過を制御する場合に,重なり合
う複数の遮光板について,該遮光板と固定部に働く力が
発生するタイミング及び力が消滅するタイミングを遮光
板間で独立としたので,透過状態から非透過状態に遷移
する時における,遮光板の先端が互いに引っかかるよう
な誤動作や,非透過状態から透過状態に遷移する時の遮
光板の順番の入れ替わりを防止することができ,漏れ光
が無く,且つ,動作の信頼性の高いメカニカルな空間光
変調素子を提供でき,コントラストと信頼性の高いプロ
ジェクタディスプレイを実現することができる。
タによれば,複数の遮光板を,基板とトーションバーを
介して固定されるフラップ状の遮光板とした場合に,遮
光板移動制御機構は,遮光板と基板開口部の側壁の固定
部との間に働く力により,遮光板が基板に対して傾斜す
ることで光の透過/非透過を制御する場合に,重なり合
う複数の遮光板について,該遮光板と固定部に働く力が
発生するタイミング及び力が消滅するタイミングを遮光
板間で独立としたので,透過状態から非透過状態に遷移
する時における,遮光板の先端が互いに引っかかるよう
な誤動作や,非透過状態から透過状態に遷移する時の遮
光板の順番の入れ替わりを防止することができ,漏れ光
が無く,且つ,動作の信頼性の高いメカニカルな空間光
変調素子を提供でき,コントラストと信頼性の高いプロ
ジェクタディスプレイを実現することができる。
【0132】また,請求項7記載のメカニカル光シャッ
タによれば,遮光板移動制御機構は,非透過時に,遮光
板同士に引力を働かせることとしたので,透過状態から
非透過状態に遷移する時,遮光板同士間で引力が働くの
で,遮光板の移動速度が速くなり,また,非透過時に,
遮光板同士で引力が働くので,遮光板間の隙間を閉じる
ことになり,非透過状態における漏れ光を無くすことが
でき,応答速度が速く,動作の信頼性が高く,且つ漏れ
光が少ないメカニカルな空間光変調素子を提供でき,結
果として,動画表示が可能で,高解像度で高信頼性のコ
ントラストのより高いプロジェクタディスプレイを実現
することができる。
タによれば,遮光板移動制御機構は,非透過時に,遮光
板同士に引力を働かせることとしたので,透過状態から
非透過状態に遷移する時,遮光板同士間で引力が働くの
で,遮光板の移動速度が速くなり,また,非透過時に,
遮光板同士で引力が働くので,遮光板間の隙間を閉じる
ことになり,非透過状態における漏れ光を無くすことが
でき,応答速度が速く,動作の信頼性が高く,且つ漏れ
光が少ないメカニカルな空間光変調素子を提供でき,結
果として,動画表示が可能で,高解像度で高信頼性のコ
ントラストのより高いプロジェクタディスプレイを実現
することができる。
【0133】また,請求項8記載のメカニカル光シャッ
タによれば,遮光板移動制御機構において,遮光板と固
定部との間,または,遮光板間の電位差による静電引力
を利用して光の透過/非透過を制御することとしたの
で,簡単な構造で応答速度が速く且つ漏れ光が少ないメ
カニカルな空間光変調素子を提供でき,結果として,動
画表示が可能で,高解像度なコントラストのより高いプ
ロジェクタディスプレイを実現することができる。
タによれば,遮光板移動制御機構において,遮光板と固
定部との間,または,遮光板間の電位差による静電引力
を利用して光の透過/非透過を制御することとしたの
で,簡単な構造で応答速度が速く且つ漏れ光が少ないメ
カニカルな空間光変調素子を提供でき,結果として,動
画表示が可能で,高解像度なコントラストのより高いプ
ロジェクタディスプレイを実現することができる。
【0134】また,請求項9記載のメカニカル光シャッ
タによれば,遮光板移動制御機構において,固定部に形
成されたコイルの磁力を利用して前記光の透過/非透過
を制御することとしたので,簡単な構造で応答速度が速
く且つ漏れ光が少ないメカニカルな空間光変調素子を提
供でき,結果として,動画表示が可能で,高解像度なコ
ントラストのより高いプロジェクタディスプレイを実現
することができる。
タによれば,遮光板移動制御機構において,固定部に形
成されたコイルの磁力を利用して前記光の透過/非透過
を制御することとしたので,簡単な構造で応答速度が速
く且つ漏れ光が少ないメカニカルな空間光変調素子を提
供でき,結果として,動画表示が可能で,高解像度なコ
ントラストのより高いプロジェクタディスプレイを実現
することができる。
【図1】図1(a)は本発明の実施例1に係るメカニカ
ル光シャッタの平面図であり,図1(b)は断面図であ
る。
ル光シャッタの平面図であり,図1(b)は断面図であ
る。
【図2】図2(a)は本発明の実施例2に係るメカニカ
ル光シャッタの平面構成図であり,図2(b)は断面図
である。
ル光シャッタの平面構成図であり,図2(b)は断面図
である。
【図3】実施例1のメカニカル光シャッタの製造プロセ
スの説明図である。
スの説明図である。
【図4】実施例1の変形例に係るメカニカル光シャッタ
の平面構成図である。
の平面構成図である。
【図5】図5(a)は本発明の実施例3に係るメカニカ
ル光シャッタの平面図であり,図5(b)は断面構成図
である。
ル光シャッタの平面図であり,図5(b)は断面構成図
である。
【図6】メカニカル光シャッタの説明図であり,図6
(a)はシャッタが開いた透過状態,図6(b)はシャ
ッタが閉じた非透過状態の断面図である。
(a)はシャッタが開いた透過状態,図6(b)はシャ
ッタが閉じた非透過状態の断面図である。
【図7】実施例3のメカニカル光シャッタを開閉させる
時の電源電圧のタイムチャートである。
時の電源電圧のタイムチャートである。
【図8】図8(a)は本発明の実施例4に係るメカニカ
ル光シャッタの平面構成図であり,図8(b)はシャッ
タが開いた透過状態の断面図,図8(c)はシャッタが
閉じた非透過状態の断面図である。
ル光シャッタの平面構成図であり,図8(b)はシャッ
タが開いた透過状態の断面図,図8(c)はシャッタが
閉じた非透過状態の断面図である。
【図9】実施例3の変形例に係るメカニカル光シャッタ
の平面構成図である。
の平面構成図である。
【図10】実施例1のメカニカル光シャッタの問題点の
説明図である。
説明図である。
【図11】図11(a)は本発明の実施例5に係るメカ
ニカル光シャッタの平面図であり,図11(b)は断面
図である。
ニカル光シャッタの平面図であり,図11(b)は断面
図である。
【図12】図12(a)は電源の印加電圧のタイムチャ
ート,図12(b)〜(e)はシャッタの非透過状態→
透過状態→非透過状態の遷移を説明する断面図である。
ート,図12(b)〜(e)はシャッタの非透過状態→
透過状態→非透過状態の遷移を説明する断面図である。
【図13】図13(a)は本発明の実施例6に係るメカ
ニカル光シャッタの平面図であり,図13(b)は断面
図である。
ニカル光シャッタの平面図であり,図13(b)は断面
図である。
【図14】実施例6の電源の印加電圧のタイムチャート
である。
である。
【図15】図15(a)は本発明の実施例7に係るメカ
ニカル光シャッタの平面図であり,図15(b)は断面
構成図である。
ニカル光シャッタの平面図であり,図15(b)は断面
構成図である。
【図16】実施例7の電源の印加電圧のタイムチャート
である。
である。
【図17】実施例7の変形例に係るメカニカル光シャッ
タの平面構成図である。
タの平面構成図である。
【図18】実施例7の変形例の電圧のタイミングチャー
トである。
トである。
【図19】平行移動型のメカニカル光シャッタの説明図
であり,図19(a)は平面構成図,図19(b)はシ
ャッタが閉じた非透過状態の断面図,図19(c)はシ
ャッタが開いた透過状態の断面図である。
であり,図19(a)は平面構成図,図19(b)はシ
ャッタが閉じた非透過状態の断面図,図19(c)はシ
ャッタが開いた透過状態の断面図である。
【図20】フラップ型のメカニカル光シャッタの説明図
であり,図20(a)は平面構成図,図20(b)はシ
ャッタが閉じた非透過状態,並びに開いた透過状態の断
面図である。
であり,図20(a)は平面構成図,図20(b)はシ
ャッタが閉じた非透過状態,並びに開いた透過状態の断
面図である。
【図21】従来のメカニカル光シャッタの平面図であ
る。
る。
【図22】従来のメカニカル光シャッタの一部(1セル
の)断面図である。
の)断面図である。
【図23】従来のメカニカル光シャッタの動作を説明す
るタイムチャートである。
るタイムチャートである。
101a,101b,501a,501b 移動電極
(フラップ型の遮光板) 102a,102b,502a,502b ビーム兼配
線 103a,103b,503a,503b 電極パッド 105,205,507,805 基板 107,207,511〜514,811〜814 電
源 109,209,509,809 基板の開口部 201a,201b,801a,801b 遮光板 202a,202b,802a,802b ビーム兼配
線 203a,203b,803a,803b 櫛歯固定電
極 203a’,203b’,803a’,803b’ 櫛
歯移動電極 204a,204b,804a,804b アンカー 301 犠牲層 302 酸化膜 401a〜401d,901a〜901d 遮光板 402a〜402d,902a〜902d ビーム兼配
線 403a〜403d,903a〜903d 電極パッド 504a,504b 絶縁膜 505a,505b 固定電極 1101a,1101b,1301a,1301b 移
動電極(遮光板) 1102a,1102b,1302a,1302b ビ
ーム兼配線 1103a,1103b,1303a,1303b 電
極パッド 1105a,1105b,1305a,1305b 固
定電極 1107,1307,1308,1511〜1514
電源 1109,1309,1509 基板の開口部 1304a,1304b,1504a,1504b 絶
縁膜 1501a,1501b,1701a〜1701d 移
動電極(遮光板) 1502a,1502b,1702a〜1702d ビ
ーム兼配線 1503a,1503b,1703a〜1703d 電
極パッド 1901a,1901b,2001a,2001b 遮
光板 1902a,1902b,2002a,2002b ビ
ーム兼配線 1903a,1903b 櫛歯固定電極 1903a’,1903b’ 櫛歯移動電極 1904a,1904b アンカー 1905,2007 基板 1907,2011 電源 1909,2009 基板の開口部 2003a,2003b 電極パッド 2004a,2004b 絶縁膜 2005a,2005b 固定電極
(フラップ型の遮光板) 102a,102b,502a,502b ビーム兼配
線 103a,103b,503a,503b 電極パッド 105,205,507,805 基板 107,207,511〜514,811〜814 電
源 109,209,509,809 基板の開口部 201a,201b,801a,801b 遮光板 202a,202b,802a,802b ビーム兼配
線 203a,203b,803a,803b 櫛歯固定電
極 203a’,203b’,803a’,803b’ 櫛
歯移動電極 204a,204b,804a,804b アンカー 301 犠牲層 302 酸化膜 401a〜401d,901a〜901d 遮光板 402a〜402d,902a〜902d ビーム兼配
線 403a〜403d,903a〜903d 電極パッド 504a,504b 絶縁膜 505a,505b 固定電極 1101a,1101b,1301a,1301b 移
動電極(遮光板) 1102a,1102b,1302a,1302b ビ
ーム兼配線 1103a,1103b,1303a,1303b 電
極パッド 1105a,1105b,1305a,1305b 固
定電極 1107,1307,1308,1511〜1514
電源 1109,1309,1509 基板の開口部 1304a,1304b,1504a,1504b 絶
縁膜 1501a,1501b,1701a〜1701d 移
動電極(遮光板) 1502a,1502b,1702a〜1702d ビ
ーム兼配線 1503a,1503b,1703a〜1703d 電
極パッド 1901a,1901b,2001a,2001b 遮
光板 1902a,1902b,2002a,2002b ビ
ーム兼配線 1903a,1903b 櫛歯固定電極 1903a’,1903b’ 櫛歯移動電極 1904a,1904b アンカー 1905,2007 基板 1907,2011 電源 1909,2009 基板の開口部 2003a,2003b 電極パッド 2004a,2004b 絶縁膜 2005a,2005b 固定電極
Claims (9)
- 【請求項1】 基板開口部上に複数の遮光板を有し,前
記複数の遮光板を移動させることにより前記基板開口部
を通る光の透過/非透過を制御するメカニカル光シャッ
タにおいて,前記複数の遮光板は,前記光の透過方向に
対して略垂直の面について,互いに重なり合う部分を有
することを特徴とするメカニカル光シャッタ。 - 【請求項2】 基板開口部上に複数の遮光板を有し,前
記複数の遮光板を移動させることにより前記基板開口部
を通る光の透過/非透過を制御するメカニカル光シャッ
タにおいて,前記透過時には前記遮光板と前記基板上の
固定部間に力を働かせ,前記非透過時には前記遮光板同
士に引力を働かせる遮光板移動制御機構を有することを
特徴とするメカニカル光シャッタ。 - 【請求項3】 前記複数の遮光板は,前記光の透過方向
に対して略垂直の面について,互いに重なり合う部分を
有することを特徴とする請求項2記載のメカニカル光シ
ャッタ。 - 【請求項4】 前記遮光板移動制御機構は,前記透過時
に,前記遮光板と前記基板開口部の側壁の固定部との間
に力を働かせることを特徴とする請求項2または3記載
のメカニカル光シャッタ。 - 【請求項5】 前記複数の遮光板は,前記基板とトーシ
ョンバーを介して固定されるフラップ状の遮光板であっ
て,前記遮光板移動制御機構は,前記遮光板と前記基板
開口部の側壁の固定部との間に働く力により,前記遮光
板が基板に対して傾斜することで前記光の透過/非透過
を制御し,前記重なり合う複数の遮光板のトーションバ
ーのバネ定数がお互いに異なることを特徴とする請求項
3記載のメカニカル光シャッタ。 - 【請求項6】 前記複数の遮光板は,前記基板とトーシ
ョンバーを介して固定されるフラップ状の遮光板であっ
て,前記遮光板移動制御機構は,前記遮光板と前記基板
開口部の側壁の固定部との間に働く力により,前記遮光
板が基板に対して傾斜することで前記光の透過/非透過
を制御し,前記重なり合う複数の遮光板について,該遮
光板と前記固定部に働く力が発生するタイミング及び力
が消滅するタイミングは,遮光板間で独立であることを
特徴とする請求項3記載のメカニカル光シャッタ。 - 【請求項7】 前記遮光板移動制御機構は,前記非透過
時に,前記遮光板同士に引力を働かせることを特徴とす
る請求項5または6記載のメカニカル光シャッタ。 - 【請求項8】 前記遮光板移動制御機構は,前記遮光板
と前記固定部との間,または,前記遮光板間の電位差に
よる静電引力を利用して前記光の透過/非透過を制御す
ることを特徴とする請求項2,3,4,5,6または7
記載のメカニカル光シャッタ。 - 【請求項9】 前記遮光板移動制御機構は,前記固定部
に形成されたコイルの磁力を利用して前記光の透過/非
透過を制御することを特徴とする請求項2,3,4,
5,6,7または8記載のメカニカル光シャッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4565096A JPH09218360A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | メカニカル光シャッタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4565096A JPH09218360A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | メカニカル光シャッタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09218360A true JPH09218360A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12725260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4565096A Pending JPH09218360A (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | メカニカル光シャッタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09218360A (ja) |
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