JPH09218718A - パイロット機構およびそれを用いる軸流型ガバナ - Google Patents
パイロット機構およびそれを用いる軸流型ガバナInfo
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- JPH09218718A JPH09218718A JP2560196A JP2560196A JPH09218718A JP H09218718 A JPH09218718 A JP H09218718A JP 2560196 A JP2560196 A JP 2560196A JP 2560196 A JP2560196 A JP 2560196A JP H09218718 A JPH09218718 A JP H09218718A
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Landscapes
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸流型であってノーマリクローズかつコンパ
クトなガバナを得る。 【解決手段】 軸流型ガバナ40は、上流側管路41と
下流側管路42との間に介在され、弁体47と弁座48
との間の開閉で整圧作用を行う。弁体47は、メインス
プリング50によって弁座48側に押圧される。メイン
ピストン49には、パイロット機構39からパイロット
流体53を介してパイロット圧PRが与えられる。メイ
ンスプリング50の押圧力に対向してメインピストン4
9を上流側に移動させると、弁体47と弁座48との間
が開いて都市ガスが流通する。パイロット弁39では、
一次側ホース44を介して与えられる都市ガスによっ
て、大径ピストン65が押圧され、小径ピストン66に
よってパイロット流体53が昇圧されてパイロット圧が
発生する。
クトなガバナを得る。 【解決手段】 軸流型ガバナ40は、上流側管路41と
下流側管路42との間に介在され、弁体47と弁座48
との間の開閉で整圧作用を行う。弁体47は、メインス
プリング50によって弁座48側に押圧される。メイン
ピストン49には、パイロット機構39からパイロット
流体53を介してパイロット圧PRが与えられる。メイ
ンスプリング50の押圧力に対向してメインピストン4
9を上流側に移動させると、弁体47と弁座48との間
が開いて都市ガスが流通する。パイロット弁39では、
一次側ホース44を介して与えられる都市ガスによっ
て、大径ピストン65が押圧され、小径ピストン66に
よってパイロット流体53が昇圧されてパイロット圧が
発生する。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、流体を制御するための
パイロット機構およびそのパイロット機構を用いて流体
の圧力を一定に保つガバナに関する。
パイロット機構およびそのパイロット機構を用いて流体
の圧力を一定に保つガバナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、都市ガスの供給系統にはガバ
ナが設けられ、下流側の圧力を一定に保つ整圧を行って
いる。ガバナについての典型的な先行技術は、たとえば
特開昭62−120517号公報などに開示されてい
る。
ナが設けられ、下流側の圧力を一定に保つ整圧を行って
いる。ガバナについての典型的な先行技術は、たとえば
特開昭62−120517号公報などに開示されてい
る。
【0003】近年、都市ガス用のガバナとしては、図2
に示すようなフィッシャーコントロールズ社製TYPE
399型ガバナが多く使用されるようになってきてい
る。上流側管路1と下流側管路2との間に介在されるガ
バナ3は、ガバナ本体4とリストリクタ5とパイロット
弁6とを含んで構成される。ガバナ本体4の底部には、
ゴム製の碗状のダイヤフラムから成る整圧弁7が、すり
鉢状のケージ8の表面に押付けられ、ケージ8に形成さ
れているスリット9を封止している。整圧弁7の上方に
は、リストリクタ5とパイロット弁6との中間からパイ
ロット管路10を介して導かれるパイロット圧PRが与
えられる。パイロット弁6は下流側管路2の二次圧P2
が設定圧力よりも下がると開き、リストリクタ5を流れ
る都市ガスの圧力降下によって、パイロット管路10の
パイロット圧PRが低下する。整圧弁7の上面側のパイ
ロット圧PRが低下するので、整圧弁7は下面からの一
次圧P1によって持上げられ、ケージ8のスリット9を
介して上流側管路1から下流側管路2へ都市ガスの流路
が形成され、下流側管路2の二次圧P2が上昇する。パ
イロット弁6が閉じると、リストリクタ5による圧力降
下が減少し、パイロット圧PRの低下もなくなるので、
整圧弁7は再びケージ8のスリット9を封止し、上流側
管路1から下流側管路2への都市ガスの流通量が制限さ
れる。
に示すようなフィッシャーコントロールズ社製TYPE
399型ガバナが多く使用されるようになってきてい
る。上流側管路1と下流側管路2との間に介在されるガ
バナ3は、ガバナ本体4とリストリクタ5とパイロット
弁6とを含んで構成される。ガバナ本体4の底部には、
ゴム製の碗状のダイヤフラムから成る整圧弁7が、すり
鉢状のケージ8の表面に押付けられ、ケージ8に形成さ
れているスリット9を封止している。整圧弁7の上方に
は、リストリクタ5とパイロット弁6との中間からパイ
ロット管路10を介して導かれるパイロット圧PRが与
えられる。パイロット弁6は下流側管路2の二次圧P2
が設定圧力よりも下がると開き、リストリクタ5を流れ
る都市ガスの圧力降下によって、パイロット管路10の
パイロット圧PRが低下する。整圧弁7の上面側のパイ
ロット圧PRが低下するので、整圧弁7は下面からの一
次圧P1によって持上げられ、ケージ8のスリット9を
介して上流側管路1から下流側管路2へ都市ガスの流路
が形成され、下流側管路2の二次圧P2が上昇する。パ
イロット弁6が閉じると、リストリクタ5による圧力降
下が減少し、パイロット圧PRの低下もなくなるので、
整圧弁7は再びケージ8のスリット9を封止し、上流側
管路1から下流側管路2への都市ガスの流通量が制限さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すようなガバ
ナ3では、上流側管路1から下流側管路2へ都市ガスな
どの流体が供給される流路が空間的に屈曲した形状とな
る。このため流通過程において渦などが発生しやすく、
パイロット弁6を作動させるための二次圧P2も変動し
やすい。変動を避けるためには、かなりガバナ本体4か
ら離れた位置で二次圧P2を検出する必要がある。さら
に都市ガスの流路変更を伴うガバナ3は騒音源となり、
周囲の環境対策上、低騒音化の改善が望まれている。
ナ3では、上流側管路1から下流側管路2へ都市ガスな
どの流体が供給される流路が空間的に屈曲した形状とな
る。このため流通過程において渦などが発生しやすく、
パイロット弁6を作動させるための二次圧P2も変動し
やすい。変動を避けるためには、かなりガバナ本体4か
ら離れた位置で二次圧P2を検出する必要がある。さら
に都市ガスの流路変更を伴うガバナ3は騒音源となり、
周囲の環境対策上、低騒音化の改善が望まれている。
【0005】この対策として、都市ガスの供給系統に、
軸流型(Straight-through flow)を用いることが考えら
れる。この型のガバナは、流体の流通方向が軸線方向で
ほぼ一定であり、一般的に流通抵抗が少なく大容量で、
流れが乱れないので乱れによる騒音が少なく、フィード
バック信号を得る二次圧P2の検知部分の位置的制約も
少なくなることが期待される。典型的な先行技術による
軸流型ガバナとしては、シンガー社製の「AFV」型
や、フィッシャーコントロールズ社製の「310型」等
が知られている。
軸流型(Straight-through flow)を用いることが考えら
れる。この型のガバナは、流体の流通方向が軸線方向で
ほぼ一定であり、一般的に流通抵抗が少なく大容量で、
流れが乱れないので乱れによる騒音が少なく、フィード
バック信号を得る二次圧P2の検知部分の位置的制約も
少なくなることが期待される。典型的な先行技術による
軸流型ガバナとしては、シンガー社製の「AFV」型
や、フィッシャーコントロールズ社製の「310型」等
が知られている。
【0006】図3は、AFV型ガバナの簡略化した構成
を示す。上流側管路1と下流側管路2との間には、クロ
ージャ11,12が対向して設けられる。クロージャ1
1,12の外周側には、ゴム製のスリーブ13が密着す
る。クロージャ11,12間は、センターボルト14お
よび整流ナット15によって締結される。スリーブ13
とバルブボディ16との間には、パイロット管路10か
らパイロット圧PRが与えらる。パイロット圧PRは、
リストリクタ5とパイロット弁6とによって、図2と同
様にして生成される。パイロット弁6が開いて、パイロ
ット圧PRが小さくなると、一次圧P1によってスリー
ブ13が押し広げられ、クロージャ11,12のスリッ
ト11a,12a間に流路が形成されて都市ガスが上流
側管路1から下流側管路2に流れる。このようなAFV
型ガバナでは、構造は簡単で小形に構成することができ
るけれども、パイロット圧がPRなくなると一次圧P1
によってスリーブ13が押し広げられた状態になるノー
マリオープンタイプであるので、安全性が低い。
を示す。上流側管路1と下流側管路2との間には、クロ
ージャ11,12が対向して設けられる。クロージャ1
1,12の外周側には、ゴム製のスリーブ13が密着す
る。クロージャ11,12間は、センターボルト14お
よび整流ナット15によって締結される。スリーブ13
とバルブボディ16との間には、パイロット管路10か
らパイロット圧PRが与えらる。パイロット圧PRは、
リストリクタ5とパイロット弁6とによって、図2と同
様にして生成される。パイロット弁6が開いて、パイロ
ット圧PRが小さくなると、一次圧P1によってスリー
ブ13が押し広げられ、クロージャ11,12のスリッ
ト11a,12a間に流路が形成されて都市ガスが上流
側管路1から下流側管路2に流れる。このようなAFV
型ガバナでは、構造は簡単で小形に構成することができ
るけれども、パイロット圧がPRなくなると一次圧P1
によってスリーブ13が押し広げられた状態になるノー
マリオープンタイプであるので、安全性が低い。
【0007】図4は、310型ガバナの簡略化した構成
を示す。上流側管路1と下流側管路2との間の開閉は、
軸線方向に移動可能なスリーブ20と静止したプラグ2
1との間で行われる。スリーブ20は主ダイヤフラム2
2に発生する力とばね23の押圧力との吊り合い状態に
応じて移動する。主ダイヤフラム22の一方表面(図4
の左側)には、下流側管路2の二次圧P2が加わる。主
ダイヤフラム22の他方の表面には、パイロット弁24
によって制御されるパイロット圧PRが与えられる。パ
イロット弁24は、弁体25と弁座26との間の開閉状
態に応じてパイロット圧PRを発生する。弁体25は、
トップダイヤフラム27の受ける力と、パイロット制御
ばね28の押圧力との吊り合い状態に応じて開閉制御さ
れる。弁体25にはボトムダイヤフラム29も連結さ
れ、下流側管路2の二次圧P2とパイロット管路10の
パイロット圧PRとの差圧で駆動され、ブリード弁30
を開閉する。弁体25にはさらに小孔31が設けられ、
パイロット圧PRを逃がす経路となっている。
を示す。上流側管路1と下流側管路2との間の開閉は、
軸線方向に移動可能なスリーブ20と静止したプラグ2
1との間で行われる。スリーブ20は主ダイヤフラム2
2に発生する力とばね23の押圧力との吊り合い状態に
応じて移動する。主ダイヤフラム22の一方表面(図4
の左側)には、下流側管路2の二次圧P2が加わる。主
ダイヤフラム22の他方の表面には、パイロット弁24
によって制御されるパイロット圧PRが与えられる。パ
イロット弁24は、弁体25と弁座26との間の開閉状
態に応じてパイロット圧PRを発生する。弁体25は、
トップダイヤフラム27の受ける力と、パイロット制御
ばね28の押圧力との吊り合い状態に応じて開閉制御さ
れる。弁体25にはボトムダイヤフラム29も連結さ
れ、下流側管路2の二次圧P2とパイロット管路10の
パイロット圧PRとの差圧で駆動され、ブリード弁30
を開閉する。弁体25にはさらに小孔31が設けられ、
パイロット圧PRを逃がす経路となっている。
【0008】このような310型軸流型ガバナは、パイ
ロット圧PRがなくなるとばね23がスリーブ20をプ
ラグ21に押付けて閉じた状態とするので、ノーマリク
ローズが実現され、安全性が高い。しかしながら、スリ
ーブ20をばね23の押圧力に抗して開けるためには、
主ダイヤフラム22に大きな力を発生させる必要があ
り、主ダイヤフラム22の面積が大きくなるのでガバナ
本体4の容積が大きくなりかつ重くなる。そのため、メ
ンテナンス時における配管からの着脱が困難となり、メ
ンテナンス性が悪い。
ロット圧PRがなくなるとばね23がスリーブ20をプ
ラグ21に押付けて閉じた状態とするので、ノーマリク
ローズが実現され、安全性が高い。しかしながら、スリ
ーブ20をばね23の押圧力に抗して開けるためには、
主ダイヤフラム22に大きな力を発生させる必要があ
り、主ダイヤフラム22の面積が大きくなるのでガバナ
本体4の容積が大きくなりかつ重くなる。そのため、メ
ンテナンス時における配管からの着脱が困難となり、メ
ンテナンス性が悪い。
【0009】本発明の目的は、軸流型であってノーマリ
クローズかつコンパクトなガバナを容易に実現すること
ができるパイロット機構およびそれを用いる軸流型ガバ
ナを提供することである。
クローズかつコンパクトなガバナを容易に実現すること
ができるパイロット機構およびそれを用いる軸流型ガバ
ナを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御対象流体
の流路の上流側と下流側との間に介在されるパイロット
機構であって、下流側の圧力が予め設定される圧力より
も低くなると開弁するパイロット弁と、パイロット弁が
開弁している間に、上流側の圧力によって、制御対象流
体とは異なるパイロット流体を昇圧してパイロット圧を
発生させる昇圧機構とを含むことを特徴とするパイロッ
ト機構である。本発明に従えば、制御対象流体の上流側
の圧力から、昇圧機構によってパイロット流体を昇圧し
てパイロット圧を発生させるので、制御対象流体の制御
に大きなパイロット圧を利用することができる。
の流路の上流側と下流側との間に介在されるパイロット
機構であって、下流側の圧力が予め設定される圧力より
も低くなると開弁するパイロット弁と、パイロット弁が
開弁している間に、上流側の圧力によって、制御対象流
体とは異なるパイロット流体を昇圧してパイロット圧を
発生させる昇圧機構とを含むことを特徴とするパイロッ
ト機構である。本発明に従えば、制御対象流体の上流側
の圧力から、昇圧機構によってパイロット流体を昇圧し
てパイロット圧を発生させるので、制御対象流体の制御
に大きなパイロット圧を利用することができる。
【0011】また本発明は、制御対象流体の流路の軸線
方向に開閉可能な整圧弁と、整圧弁を前記軸線方向に押
圧して閉弁状態を保つばねと、ばねの押圧力に対抗して
整圧弁を開弁させるためのピストンとを含み、前記ピス
トンにばねの押圧力に対抗するパイロット圧を供給する
ために請求項1記載のパイロット機構を用いることを特
徴とするパイロット機構を用いる軸流型ガバナである。
本発明に従えば、制御対象流体の流路の軸線方向に開閉
可能な整圧弁と、整圧弁を軸線方向に押圧して閉弁状態
に保つばねとによって、ノーマリクローズ型の軸流型ガ
バナが実現される。ばねの押圧力に対向して整圧弁を開
弁させるためのピストンには、上流側の圧力を昇圧機構
を利用して昇圧するパイロット機構からパイロット流体
を介して大きなパイロット圧が与えられるので、小さな
面積のピストンでも大きなばねの押圧力に対抗させるこ
とができ、コンパクトな軸流型ガバナを容易に実現する
ことができる。
方向に開閉可能な整圧弁と、整圧弁を前記軸線方向に押
圧して閉弁状態を保つばねと、ばねの押圧力に対抗して
整圧弁を開弁させるためのピストンとを含み、前記ピス
トンにばねの押圧力に対抗するパイロット圧を供給する
ために請求項1記載のパイロット機構を用いることを特
徴とするパイロット機構を用いる軸流型ガバナである。
本発明に従えば、制御対象流体の流路の軸線方向に開閉
可能な整圧弁と、整圧弁を軸線方向に押圧して閉弁状態
に保つばねとによって、ノーマリクローズ型の軸流型ガ
バナが実現される。ばねの押圧力に対向して整圧弁を開
弁させるためのピストンには、上流側の圧力を昇圧機構
を利用して昇圧するパイロット機構からパイロット流体
を介して大きなパイロット圧が与えられるので、小さな
面積のピストンでも大きなばねの押圧力に対抗させるこ
とができ、コンパクトな軸流型ガバナを容易に実現する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施一形態による
パイロット機構39および軸流型ガバナ40の構成を示
す。軸流型ガバナ40は、上流側管路41と下流側管路
42との間に設けられ、上流側管路41から供給される
都市ガスの圧力が変動したり下流側管路42が消費する
都市ガスの量が変動しても、下流側管路42の圧力を一
定に保つ整圧のために設けられる。パイロット機構39
と軸流型ガバナ40との間は、柔軟なパイロットホース
43、一次側ホース44および二次側ホース45によっ
て接続される。上流側管路41は、たとえば、一般に中
圧と呼ばれる1kgf/cm2 ・G〜10kgf/cm
2 ・G程度の一次圧を有し、下流側管路42はこれを減
圧して得られる200mm水柱程度の二次圧P2を有す
る。
パイロット機構39および軸流型ガバナ40の構成を示
す。軸流型ガバナ40は、上流側管路41と下流側管路
42との間に設けられ、上流側管路41から供給される
都市ガスの圧力が変動したり下流側管路42が消費する
都市ガスの量が変動しても、下流側管路42の圧力を一
定に保つ整圧のために設けられる。パイロット機構39
と軸流型ガバナ40との間は、柔軟なパイロットホース
43、一次側ホース44および二次側ホース45によっ
て接続される。上流側管路41は、たとえば、一般に中
圧と呼ばれる1kgf/cm2 ・G〜10kgf/cm
2 ・G程度の一次圧を有し、下流側管路42はこれを減
圧して得られる200mm水柱程度の二次圧P2を有す
る。
【0013】軸流型ガバナ40の本体であるガバナボデ
ィ46内には、軸線方向に移動可能な弁体47と対向し
て弁座48が形成される。弁体47の上流側には、メイ
ンピストン49が形成される。メインピストン49は、
メインスプリング50によって下流側に押圧される。メ
インピストン49およびメインスプリング50は、シリ
ンダ51内に設けられるシリンダ室51a内に収納され
る。メインピストン49の外側面には、シリンダ51の
シリンダ室51a内周面との間を摺動変位する際の封止
のために、Oリング52が装着される。メインピストン
49の下流側には、パイロットホース43を介して供給
されるパイロット流体53からのパイロット圧PRが与
えられる。メインピストン49は、軸54を介して弁体
47に接続される。軸54とシリンダ51に設けられる
その挿通孔との間には、Oリング55が設けられてシー
ルしている。さらに弁体47の内周面とシリンダ51の
外周面との間の摺動部分には、Oリング56が設けられ
てシールを行っている。弁体47には小孔57が設けら
れ、弁体47が弁座48から離反する方向に移動すると
きの弁体47の内周側とシリンダ51との間のガスの流
路となっている。
ィ46内には、軸線方向に移動可能な弁体47と対向し
て弁座48が形成される。弁体47の上流側には、メイ
ンピストン49が形成される。メインピストン49は、
メインスプリング50によって下流側に押圧される。メ
インピストン49およびメインスプリング50は、シリ
ンダ51内に設けられるシリンダ室51a内に収納され
る。メインピストン49の外側面には、シリンダ51の
シリンダ室51a内周面との間を摺動変位する際の封止
のために、Oリング52が装着される。メインピストン
49の下流側には、パイロットホース43を介して供給
されるパイロット流体53からのパイロット圧PRが与
えられる。メインピストン49は、軸54を介して弁体
47に接続される。軸54とシリンダ51に設けられる
その挿通孔との間には、Oリング55が設けられてシー
ルしている。さらに弁体47の内周面とシリンダ51の
外周面との間の摺動部分には、Oリング56が設けられ
てシールを行っている。弁体47には小孔57が設けら
れ、弁体47が弁座48から離反する方向に移動すると
きの弁体47の内周側とシリンダ51との間のガスの流
路となっている。
【0014】パイロット機構39側には、パイロットス
プリング60によって押圧されるダイヤフラム61が設
けられる。ダイヤフラム61には弁体62が吊下げら
れ、弁座63との間で、ダイヤフラム61の移動に従う
開閉を行う。弁体62と弁座63との間が開いた状態で
は、一次側ホース44から導かれる都市ガスは、加圧室
64内で、大径ピストン65を押圧する。大径ピストン
65は、小径ピストン66と連結しており、小径ピスト
ン66によってパイロット流体53を加圧してパイロッ
ト圧PRを発生させる。パイロット流体53は一般的な
油圧制御用の作動油や水などの液体が被圧縮性であるの
で好ましい。大径ピストン65と小径ピストン66との
面積比に反比例してパイロット流体53は昇圧され、パ
イロットホース43を介してメインピストン49を押圧
する。
プリング60によって押圧されるダイヤフラム61が設
けられる。ダイヤフラム61には弁体62が吊下げら
れ、弁座63との間で、ダイヤフラム61の移動に従う
開閉を行う。弁体62と弁座63との間が開いた状態で
は、一次側ホース44から導かれる都市ガスは、加圧室
64内で、大径ピストン65を押圧する。大径ピストン
65は、小径ピストン66と連結しており、小径ピスト
ン66によってパイロット流体53を加圧してパイロッ
ト圧PRを発生させる。パイロット流体53は一般的な
油圧制御用の作動油や水などの液体が被圧縮性であるの
で好ましい。大径ピストン65と小径ピストン66との
面積比に反比例してパイロット流体53は昇圧され、パ
イロットホース43を介してメインピストン49を押圧
する。
【0015】加圧室64と二次側ホース45との間に
は、絞り67が設けられ、弁体62と弁座63との間が
閉鎖した状態のときに、大径ピストン65の上側の加圧
室64の圧力を逃がして、パイロット流体53が小径ピ
ストン66を押上げ、軸流型ガバナ40のメインピスト
ン49がメインスプリング50によって弁体47を弁座
48側に移動しやすくしている。
は、絞り67が設けられ、弁体62と弁座63との間が
閉鎖した状態のときに、大径ピストン65の上側の加圧
室64の圧力を逃がして、パイロット流体53が小径ピ
ストン66を押上げ、軸流型ガバナ40のメインピスト
ン49がメインスプリング50によって弁体47を弁座
48側に移動しやすくしている。
【0016】ガバナボディ46は、上流側管路41およ
び下流側管路42と、それぞれフランジ68,69を介
して着脱可能に接続される。ガバナボディ46の外径
は、上流側管路41や下流側管路42とほぼ同様であ
り、容易に取外してメンテナンスを行うことができる。
び下流側管路42と、それぞれフランジ68,69を介
して着脱可能に接続される。ガバナボディ46の外径
は、上流側管路41や下流側管路42とほぼ同様であ
り、容易に取外してメンテナンスを行うことができる。
【0017】このように、都市ガスなどの流体が軸線方
向に流れるような流路の軸流型ノーマリクローズのガバ
ナを、昇圧機構を有するパイロット機構を用いて容易に
構成し、大容量かつ低騒音で圧力検知位置の自由度が大
きい安全性が高いガバナを、容易に実現することができ
る。ガバナが小形で構造が簡単であるので、メンテナン
ス性が良好である。比較的構成が複雑となる部分は、パ
イロット機構39の部分に集約し、パイロットホース4
3、一次側ホース44および二次側ホース45によって
接続するので、設置自由度が大きくメンテナンスは取外
した状態で容易に行うことができる。
向に流れるような流路の軸流型ノーマリクローズのガバ
ナを、昇圧機構を有するパイロット機構を用いて容易に
構成し、大容量かつ低騒音で圧力検知位置の自由度が大
きい安全性が高いガバナを、容易に実現することができ
る。ガバナが小形で構造が簡単であるので、メンテナン
ス性が良好である。比較的構成が複雑となる部分は、パ
イロット機構39の部分に集約し、パイロットホース4
3、一次側ホース44および二次側ホース45によって
接続するので、設置自由度が大きくメンテナンスは取外
した状態で容易に行うことができる。
【0018】一次圧を昇圧するブースト機能付のパイロ
ット機構39を用いることによって、アクチュエータを
小形化し、メンテナンス性の良好なノーマリクローズ型
軸流型ガバナが実現される。本発明の実施のこの形態で
は、面積差の異なるピストンを用いてパイロット流体を
昇圧しているけれども、カムなど他の機構を用いて昇圧
するようにしてもよい。また本発明の実施のこの形態の
ような昇圧機能付パイロット機構は、軸流型ガバナの制
御ばかりではなく、図2に示すような非軸流型ガバナや
他の型式のガバナにパイロット圧PRを供給するために
用いてもよい。さらに、他の一般的な空圧や油圧器機に
パイロット圧を供給するために用いることができる。
ット機構39を用いることによって、アクチュエータを
小形化し、メンテナンス性の良好なノーマリクローズ型
軸流型ガバナが実現される。本発明の実施のこの形態で
は、面積差の異なるピストンを用いてパイロット流体を
昇圧しているけれども、カムなど他の機構を用いて昇圧
するようにしてもよい。また本発明の実施のこの形態の
ような昇圧機能付パイロット機構は、軸流型ガバナの制
御ばかりではなく、図2に示すような非軸流型ガバナや
他の型式のガバナにパイロット圧PRを供給するために
用いてもよい。さらに、他の一般的な空圧や油圧器機に
パイロット圧を供給するために用いることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、昇圧機構
によって制御対象流体の上流側圧力をパイロット流体の
パイロット圧に昇圧することができ、制御対象流体の制
御に大きなパイロット圧を利用して優れた性能の流体制
御機器を制御することができる。
によって制御対象流体の上流側圧力をパイロット流体の
パイロット圧に昇圧することができ、制御対象流体の制
御に大きなパイロット圧を利用して優れた性能の流体制
御機器を制御することができる。
【0020】また本発明によれば、軸流型ガバナを構成
する整圧弁を上流側管路の圧力を昇圧したパイロット流
体のパイロット圧によって作動されるピストンによって
開閉することができる。これによってピストンの面積が
小さくても大きな圧力で開閉することができ、優れた性
能の軸流型ガバナをコンパクトに実現し、ガス供給管路
などに用いて低騒音化やメンテナンス性の向上を図るこ
とができる。
する整圧弁を上流側管路の圧力を昇圧したパイロット流
体のパイロット圧によって作動されるピストンによって
開閉することができる。これによってピストンの面積が
小さくても大きな圧力で開閉することができ、優れた性
能の軸流型ガバナをコンパクトに実現し、ガス供給管路
などに用いて低騒音化やメンテナンス性の向上を図るこ
とができる。
【図1】本発明の実施の一形態によるノーマリクローズ
型軸流型ガバナおよびそのパイロット機構の簡略化した
断面図である。
型軸流型ガバナおよびそのパイロット機構の簡略化した
断面図である。
【図2】従来からの非軸流型ガバナの簡略化した断面図
である。
である。
【図3】従来からのノーマリオープン型軸流型ガバナの
簡略化した断面図である。
簡略化した断面図である。
【図4】従来からのノーマリクローズ型軸流型ガバナの
簡略化した断面図である。
簡略化した断面図である。
31 パイロット機構 40 軸流型ガバナ 41 上流側管路 42 下流側管路 43 パイロットホース 44 一次側ホース 45 二次側ホース 46 ガバナボディ 47 弁体 48 弁座 49 メインピストン 50 メインスプリング 51 シリンダ 53 パイロット流体 60 パイロットスプリング 61 ダイヤフラム 62 弁体 63 弁座 65 大径ピストン 66 小径ピストン 67 絞り
Claims (2)
- 【請求項1】 制御対象流体の流路の上流側と下流側と
の間に介在されるパイロット機構であって、 下流側の圧力が予め設定される圧力よりも低くなると開
弁するパイロット弁と、 パイロット弁が開弁している間に、上流側の圧力によっ
て、制御対象流体とは異なるパイロット流体を昇圧して
パイロット圧を発生させる昇圧機構とを含むことを特徴
とするパイロット機構。 - 【請求項2】 制御対象流体の流路の軸線方向に開閉可
能な整圧弁と、 整圧弁を前記軸線方向に押圧して閉弁状態を保つばね
と、 ばねの押圧力に対抗して整圧弁を開弁させるためのピス
トンとを含み、 前記ピストンにばねの押圧力に対抗するパイロット圧を
供給するために請求項1記載のパイロット機構を用いる
ことを特徴とするパイロット機構を用いる軸流型ガバ
ナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2560196A JPH09218718A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | パイロット機構およびそれを用いる軸流型ガバナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2560196A JPH09218718A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | パイロット機構およびそれを用いる軸流型ガバナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09218718A true JPH09218718A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12170438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2560196A Pending JPH09218718A (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | パイロット機構およびそれを用いる軸流型ガバナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09218718A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102966775A (zh) * | 2012-11-19 | 2013-03-13 | 福建高中压阀门科技有限公司 | 直流活塞式紧急关闭阀及其应用 |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP2560196A patent/JPH09218718A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102966775A (zh) * | 2012-11-19 | 2013-03-13 | 福建高中压阀门科技有限公司 | 直流活塞式紧急关闭阀及其应用 |
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