JPH09219028A - 記録媒体記録再生装置および記録媒体記録再生方法 - Google Patents

記録媒体記録再生装置および記録媒体記録再生方法

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JPH09219028A
JPH09219028A JP2646796A JP2646796A JPH09219028A JP H09219028 A JPH09219028 A JP H09219028A JP 2646796 A JP2646796 A JP 2646796A JP 2646796 A JP2646796 A JP 2646796A JP H09219028 A JPH09219028 A JP H09219028A
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JP
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recording medium
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JP2646796A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Kawashima
哲司 川嶌
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH09219028A publication Critical patent/JPH09219028A/ja
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の情報層を有する光ディスクのシーク時
間を短縮する。 【解決手段】 光ディスク1の情報層間の移動を含むシ
ークを行う場合、システムコントローラ6は、先ず、フ
ォーカス用アクチュエータ11による層間移動、また
は、スレッドサーボモータ8による粗シークを実行す
る。そして、その後トラッキング用アクチュエータ12
により密シークを行い、シークを終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体記録再生
装置および記録媒体記録再生方法に関し、特に、記録媒
体の複数の情報層に対して情報を記録または再生する記
録媒体記録再生装置および記録媒体記録再生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに対して情報を記録または再
生する場合、光ビームを光ディスク上の所定の位置に移
動(シーク)させる必要が生ずる。光ディスク装置は、
通常、2つのシーク方法でシークを実現する。第1の方
法は、対物レンズを動かすことにより光ビームの位置を
移動させる方法で、密シークと呼ばれている。この密シ
ークは、質量の小さい対物レンズのみを、例えば、トラ
ッキング制御用のアクチュエータなどにより直接移動さ
せるので、光ビームの正確な移動が可能であるが、移動
可能な距離が限られる(短い)。
【0003】第2の方法は、対物レンズおよび光源を含
む光学系全体を移動する方法で、粗シークと呼ばれてい
る。この粗シークは、シークモータなどにより、質量の
大きな光学系全体を光ディスクの半径方向に移動させる
ことにより、間接的に光ビームを移動させるので、光ビ
ームを正確に移動させることができない代わりに、長い
距離の移動が可能である。
【0004】これら2つの方法を組み合わせた総合的な
シーク方法は、種々提案されているが、以下に示す方法
が一般的である。
【0005】図5は、従来のシーク方法の処理の一例を
説明するフローチャートである。シークが開始される
と、ステップS1において、光ビームの光ディスク上の
現在の位置が確認される。そしてステップS2におい
て、光ビームの現在位置(アドレス)と目標位置(アド
レス)とが等しいか否かが判断される。その結果、光ビ
ームの現在位置と、目標位置とが等しいと判断された場
合は、処理を終了する(シーク終了)。
【0006】また、現在位置と目標位置とが異なる(N
O)と判断された場合は、ステップS3に進み、目標位
置から現在位置を引いた値が、閾値(例えば、密シーク
により移動可能な距離などをもとに決定した値)よりも
大きいか否かが判断される。その結果、目標位置から現
在位置を引いた値が閾値よりも大きい(YES)と判断
された場合は、ステップS4に進み、粗シークを行った
後、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。ま
た、目標位置から現在位置を引いた値が閾値よりも小さ
いか、または、それらが互いに等しい(NO)と判断さ
れた場合は、ステップS5に進み、密シークを行った
後、ステップS1に戻り同様の処理を繰り返す。
【0007】以上の処理によれば、シークを行う距離が
予め定めた閾値よりも小さい場合は、密シークのみを行
い、逆にシークを行う距離が閾値よりも大きい場合は、
現在位置と目標位置との差が閾値よりも小さくなるまで
粗シークを繰り返した後、密シークを行うことにより、
光ビームを目標位置に移動させることができる。
【0008】なお、一部の高性能を追求した光ディスク
装置では、粗シークだけでシークを完了できるように、
粗シークの精度を向上させたものもあるが、本明細書で
は、粗シークを、精度を要求されない移動距離の大きな
光ビームの移動方法として定義する。
【0009】ところで、近年、記憶容量を増加させるた
め、2つの情報層(以下“層”と略記する)を有する、
例えば、DVD(Digital Video Disk)(MMCD(Mu
ltimedia Compact Disk))などの光ディスクが実用化
されている。このような光ディスクにおいては、光ディ
スクの半径方向だけでなく、層方向にも光ビームの照射
位置を移動させる(フォーカスジャンプさせる)必要が
生ずる。
【0010】このような2つの層を有する光ディスクを
形成する場合、各層のトラックは、ディスク製作時にお
いて別々のスタンパにより形成され、その後、貼り合わ
せが行われるため、各層のトラックが同一の場所には形
成されず、その結果、各層のトラックの間で位置の誤差
を生ずることになる。従って、ある層のトラック(その
トラック上のセクタ)から他の層のトラック(そのトラ
ック上のセクタ)へ光ビームの照射位置を移動する際
に、移動前のトラック(またはセクタ)と移動後のトラ
ック(またはセクタ)が、ディスクの形成の際に生ずる
誤差に応じてずれることになる。すなわち、各層毎に独
立にアドレスを付し、各層の対応する位置に対応する
(同一の)アドレスを付しておいた場合、所定の層の所
定のアドレスから、他の層に層間移動を行ったとき、移
動後の層のトラック(そのトラック上のセクタ)のアド
レスは、移動前の層のトラック(そのトラック上のセク
タ)のアドレスとは一致しない。従って、層間の移動を
行う際は、光ディスクがもともと含む位置の誤差を考慮
したシーク処理を行う必要がある。
【0011】図6は、2つの情報層を有する光ディスク
において、光ビームの照射位置を移動する従来の処理の
一例を説明するフローチャートである。シークが開始さ
れると、ステップS20において、現在の層における現
在位置の確認がなされる。そして、ステップS21にお
いて、現在位置(アドレス)と目標位置(アドレス)と
が等しいか否かが判断され、その結果、現在位置と目標
位置とが異なる(NO)と判断されると、ステップS2
3に進む。
【0012】ステップS23では、目標位置から現在位
置を引いた値が閾値よりも大きいか否かが判断される。
その結果、目標位置から現在の位置を引いた値が閾値よ
りも大きい(YES)と判断された場合は、ステップS
24に進み、粗シークを行った後、ステップS20に戻
り同様の処理を繰り返す。また、ステップS23におい
て、目標位置から現在位置を引いた値が閾値よりも小さ
いか、もしくは、これらが互いに等しい(NO)と判断
された場合は、ステップS25に進み、密シークを行っ
た後、ステップS20に戻り同様の処理を繰り返す。
【0013】一方、ステップS21において、現在位置
と目標位置とが等しい(YES)と判断されると(光ビ
ームの照射位置が、同一の層における目標位置に達した
後)、ステップS22へ進み、層間の移動が必要か否か
が判断される。その結果、層間の移動が必要ない(N
O)と判断されると、処理を終了する(シーク終了)。
また、層間の移動が必要である(YES)と判断される
と、ステップS26へ進む。
【0014】続く、ステップS26では、光ビームの層
間の移動(現在の層から目標となる層への移動)が行わ
れる。そして、続くステップS27において、移動後の
層における現在位置の確認が行われ、更に、ステップS
28において、現在位置と目標位置とが等しいか否かが
判断される。
【0015】ステップS28において、現在位置と目標
位置とが等しい(YES)と判断されると、処理を終了
する(シーク終了)。また、現在位置と目標位置とが等
しくない(NO)と判断されると、ステップS29へ進
む。
【0016】ステップS29では、目標位置から現在位
置を引いた値が閾値よりも大きいか否かが判断される。
その結果、目標位置から現在位置を引いた値が閾値より
も大きい(YES)と判断されると、ステップS30に
おいて粗シークを行った後、ステップS27へ戻り、同
様の処理を繰り返す。
【0017】また、ステップS29において、目標位置
から現在位置を引いた値が閾値よりも小さいか、また
は、これらが互いに等しい(NO)と判断された場合
は、ステップS31に進み、密シークを行った後、ステ
ップS27に戻り同様の処理を繰り返す。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のシ
ーク方法においては、移動する前の層(現在光ビームが
照射されている層)において、粗シーク並びに密シーク
を行って、その層における目標位置アドレス(目標位
置)まで移動した後、層間の移動を行い、移動後の層
(目標となる層)において粗シーク並びに密シークを更
に行い、光ビームを目標アドレスまで移動していた。
【0019】前述のように、各層のトラック(トラック
上のセクタ)は光ディスク製作時の誤差により相互に位
置のずれを有しているので、層を移動した後のトラック
(トラック上のセクタ)は移動前の層のトラックとは異
なる場合がある。従って、層を移動する前と、移動した
後で、それぞれ目標アドレスの確認動作を行う必要があ
るので、その分シーク時間が余分にかかるという課題が
あった。
【0020】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、複数の情報層を有する光ディスクに対
して情報を記録または再生する際に、高速にシークを行
うことを可能とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録媒
体記録再生装置は、粗シークと密シークとを組み合わせ
て、現在アドレスから目標アドレスへ複数の情報層間の
移動を含むシークを行う際に、目標アドレスの確認は、
情報層間の移動を行った後に行うことを特徴とする。
【0022】請求項7に記載の記録媒体記録再生方法
は、粗シークと密シークとを組み合わせて、現在アドレ
スから目標アドレスへ複数の情報層間の移動を含シーク
を行う際に、目標アドレスの確認は、情報層間の移動を
行った後に行うことを特徴とする。
【0023】請求項1に記載の記録媒体記録再生装置に
おいては、粗シークと密シークとを組み合わせて、現在
アドレスから目標アドレスへ複数の情報層間の移動を含
むシークを行う際に、目標アドレスの確認は、情報層間
の移動を行った後に行う。例えば、ある情報層のあるセ
クタから他の情報層のあるセクタへ移動する場合、密シ
ークが1度のみ実行される。
【0024】請求項7に記載の記録媒体記録再生方法に
おいては、粗シークと密シークとを組み合わせて、現在
アドレスから目標アドレスへ複数の情報層間の移動を含
むシークを行う際に、目標アドレスの確認は、情報層間
の移動を行った後に行う。例えば、ある情報層のあるセ
クタから他の情報層のあるセクタへ移動する場合、密シ
ークが1度のみ実行される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の記録媒体記録
再生装置を応用した光ディスク装置の構成例について説
明し、更に、この光ディスク装置で実行される処理につ
いて説明を行う。
【0026】図1は、本発明の記録媒体記録再生装置を
応用した光ディスク装置の構成の一例を示すブロック図
である。この図において、2つの情報層を有する光ディ
スク1は、スピンドルモータ2により、一定の角速度
(CAV(Constant Angular Velocity)ディスクの場
合)または線速度(CLV(Constant Linear Velocit
y)ディスクの場合)になるように回転されている。ピ
ックアップ3は、光ディスク1に対して光ビームを照射
し、情報を記録または再生するようになされている。エ
ラー信号生成回路4は、ピックアップ3から供給される
信号から、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー
信号、および、シークエラー信号を生成し、出力する。
【0027】サーボ回路5は、エラー信号生成回路4か
ら出力されるエラー信号のうち、フォーカスエラー信号
とトラッキングエラー信号を、ピックアップ3のフォー
カス用アクチュエータ11とトラッキング用アクチュエ
ータ12に供給し、対物レンズ13をフォーカス方向と
トラッキング方向に制御するようになされている。ま
た、サーボ回路5は、シークエラー信号をセレクタ7を
介してスレッドサーボモータ8へ供給し、ピックアップ
3を光ディスク1の半径方向(トラックと垂直な方向)
へ移動させるようになされている。
【0028】更に、サーボ回路5は、システムコントロ
ーラ6からの制御信号に対応して、ピックアップ3のフ
ォーカス用アクチュエータ11とトラッキング用アクチ
ュエータ12を制御することにより、光ビームの照射位
置を目的となる層へ移動(layer jump)させ
たり、密シーク(fine seek)させたりするよ
うになされている。
【0029】マイクロコンピュータ(マイコン)によっ
て構成されているシステムコントローラ6はまた、シス
テムの各部をコントロールすると共に、移動距離が大き
な粗シークを行う場合に、スレッドサーボモータ8の制
御を行うようになされている。
【0030】セレクタ7は、システムコントローラ6に
より制御され、サーボ回路5からの出力、またはシステ
ムコントローラ6からの出力の何れか一方を選択し、ス
レッドサーボモータ8へ供給する。通常の記録または再
生モード時においては、セレクタ7は、サーボ回路5側
に接続されており、スレッドサーボモータ8はサーボ回
路5により制御される。また、粗シークモード時におい
ては、システムコントローラ6は、セレクタ7の接続を
サーボ回路5からシステムコントローラ6側へ切り替
え、スレッドサーボモータ8を直接制御することにより
大きな距離の移動を実行する。
【0031】図2は、図1に示す光ディスク装置におい
て実行される処理の一例を説明するフローチャートであ
る。この処理は、光ビームの照射位置を現在アドレスか
ら目標アドレスへ移動する必要が生じた際に実行され
る。処理が実行されると、ステップS50において、シ
ステムコントローラ6は、光ビームが現在照射されてい
る位置(情報層、トラック、およびセクタのアドレス)
を確認する。
【0032】すなわち、例えばいま、再生モードである
とすると、フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、お
よびシークサーボがオンとされ、ピックアップ3は対物
レンズ13を介して光ビームを光ディスク1のトラック
に照射し、その反射光からトラックに記録されている情
報を再生する。システムコントローラ6はこの再生信号
から現在アドレスを読み取る。
【0033】次のステップS51において、システムコ
ントローラ6は、現在の層と目的となる層との差分を計
算し、層間の移動が必要であるか否かを判断する。その
結果、層間の移動が必要ない(NO)と判断すると、ス
テップS52およびステップS53の処理をスキップ
し、ステップS54へ進む。また、層間の移動が必要で
ある(YES)と判断した場合は、ステップS52へ進
む。
【0034】ステップS52では、システムコントロー
ラ6は、現在の層と目的となる層との差分値に基づき、
サーボ回路5を制御し、フォーカスサーボ、トラッキン
グサーボ、および、シークサーボをオフさせる。さら
に、層ジャンプ信号をフォーカス用のアクチュエータ1
1に出力させる。そして、新たな層でフォーカスサーボ
をオンさせる。その結果、光ビームを目的の層へ移動
(フォーカスジャンプ)させることができる。
【0035】次に、ステップS53において、システム
コントローラ6は、ステップS50の場合と同様に、新
たな層(移動後の層)における光ビーム照射位置(トラ
ックおよびセクタのアドレス)の確認を行う。このた
め、システムコントローラ6は、サーボ回路5を制御
し、新たな層でトラッキングサーボとシークサーボをオ
ンさせる。
【0036】続くステップS54において、システムコ
ントローラ6は、現在位置(アドレス)と目標位置(ア
ドレス)とが等しいか否かを判断し、等しい(YES)
と判断した場合は、処理を終了する(シーク終了)。ま
た、現在位置と目標位置が等しくない(NO)と判断し
た場合は、ステップS55へ進む。
【0037】ステップS55において、システムコント
ローラ6は、目標位置から現在位置を引いた値が閾値よ
りも大きいか否かを判断する。その結果、目標位置から
現在位置を引いた値が閾値よりも大きい(YES)と判
断した場合、ステップS56へ進み、システムコントロ
ーラ6はサーボ回路5を制御し、トラッキングサーボと
ミキシングサーボをオフさせると共に、粗シーク制御信
号をセレクタ7を介してスレッドサーボモータ8へ出力
させ、ピックアップ3の移動(粗シーク)させる。
【0038】なお、シークには2点間の半径方向の距
離、もしくは、トラック数が必要であるが、本実施例に
おいては、システムコントローラ6が各層毎のセクタの
アドレスと半径方向の距離(内周からのトラック数)と
の対応表を有しているので、異なる層の間でシークを実
行することができる。
【0039】この他にも、ある層のあるセクタのアドレ
スを、ある一定の式などにより、半径方向にほぼ同位置
の別な層のセクタのアドレスに変換するようにしてもよ
い。
【0040】また、ステップS55において、システム
コントローラ6が、目標位置から現在位置を引いた値が
閾値よりも小さいか、または、それらが互いに等しい
(NO)と判断すると、ステップS57へ進み、システ
ムコントローラ6は、サーボ回路5を制御し、トラッキ
ング用アクチュエータ12へ密シーク制御信号を供給さ
せることにより、ピックアップ3の対物レンズ13を移
動させ、密シークを行う。すなわち、トラックを1本ず
つジャンプさせる動作を繰り返して、所定の本数のトラ
ックをジャンプさせる。その後、ステップS53に戻り
同様の処理を繰り返す。
【0041】以上の処理によれば、層間移動を伴うシー
ク時に、光ビームが現在照射されている層(移動前の
層)における密シークを省略することができるので、1
度の密シークに要する時間だけ、シークスピードを向上
させることができる。
【0042】以上の実施例では、層間移動を行った後
に、粗シークを行うようにした。しかしながら、現在の
層において粗シークを行った後に、層間移動を行うよう
にしてもよい。
【0043】図3は、そのようなシークを実現するため
の処理の一例を説明するフローチャートである。この処
理が実行されると、ステップS70において、システム
コントローラ6は、現在光ビームが照射されている位置
(情報層、トラック、およびセクタのアドレス)を確認
する。すなわち、例えばいま、再生モードであるとする
と、フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、およびシ
ークサーボがオンとされ、ピックアップ3は対物レンズ
13を介して、光ビームを光ディスク1のトラックに照
射し、その反射光からトラックに記録されている情報を
再生する。システムコントローラ6は、この再生信号か
らアドレスを読み取る。
【0044】続いて、ステップS71へ進み、システム
コントローラ6は、目標位置(アドレス)から現在位置
(アドレス)を引いた値が閾値よりも大きいか否かを判
断する。その結果、目標位置から現在位置を引いた値が
閾値よりも大きい(YES)と判断した場合、ステップ
S72へ進み、システムコントローラ6は、サーボ回路
5およびセレクタ7を介してスレッドサーボモータ8へ
粗シーク制御信号を出力し、目標位置から現在位置を引
いた値だけ光ビームの照射位置を移動させ、粗シークを
実行する。その結果、光ビームの照射位置は、目標とな
る層の目標となるトラックに対応している(光ディスク
1上の位置が対応している)現在の層のトラックへ移動
することになる。
【0045】続くステップS73において、システムコ
ントローラ6は、層間の移動が必要であるか否かを判断
する。その結果、層間の移動が必要である(YES)と
判断すると、ステップS75へ進み、また、必要でない
(NO)と判断すると、ステップS75の処理をスキッ
プし、ステップS76へ進む。
【0046】一方、ステップS71において、システム
コントローラ6が、目標位置から現在位置を引いた値が
閾値よりも小さいか、または、これらが等しい(NO)
と判断した場合は、ステップS74へ進む。
【0047】ステップS74において、システムコント
ローラ6は、層間の移動が必要であるか否かを判断す
る。その結果、層間の移動が必要ない(NO)と判断し
た場合は、ステップS75およびステップS76の処理
をスキップし、ステップS77へ進む。また、層間の移
動が必要である(YES)と判断した場合は、ステップ
S75へ進む。
【0048】ステップS75において、システムコント
ローラ6は、サーボ回路5を制御し、層ジャンプ信号を
フォーカス用アクチュエータ11へ出力させる。そし
て、新たな層でフォーカスサーボをオンさせる。その結
果、光ビームの照射位置を目的の層へ移動(フォーカス
ジャンプ)させることができる。
【0049】続くステップS76において、システムコ
ントローラ6は、移動した層における光ビームの現在位
置の確認を行い、ステップS77において、現在位置と
目標位置とが等しいか否かを判断する。このために、シ
ステムコントローラ6は、サーボ回路5を制御し、新た
な層で、トラッキングサーボとシークサーボをオンさせ
る。
【0050】ステップS77において、システムコント
ローラ6が現在位置と目標位置とが等しい(YES)と
判断した場合は、処理を終了する(シーク終了)。ま
た、現在位置と目標位置とが異なる(NO)と判断した
場合は、ステップS78へ進む。
【0051】ステップS78において、システムコント
ローラ6は、目標位置から現在位置を引いた値が閾値よ
りも大きいか否かを判断する。その結果、目標位置から
現在位置を引いた値が、閾値よりも大きい(YES)と
判断した場合は、ステップS79へ進み、サーボ回路5
およびセレクタ7を介してスレッドサーボモータ8を制
御し、粗シークを行う。そして、ステップS76へ戻り
同様の処理を繰り返す。
【0052】また、ステップS78において、システム
コントローラ6が、目標位置から現在位置を引いた値が
閾値よりも小さいか、もしくは、それらが等しい(N
O)と判断した場合は、ステップS80へ進む。そし
て、システムコントローラ6は、サーボ回路5を制御
し、トラッキング用アクチュエータ12を駆動すること
により、密シークを行う。そして、ステップS76へ戻
り、同様の処理を繰り返す。
【0053】なお、層間の移動(ステップS75)にお
いて生ずる誤差は、通常は、密シークで吸収可能な範囲
であるので、層間移動後、ステップS78では、目標位
置から現在位置を引いた値が閾値よりも小さいか、また
はこれらが等しい(NO)と判断され、密シーク(ステ
ップS80)が実行される。そして、2度目のループに
おいて、現在位置と目標位置とが等しい(ステップS7
7でYES)と判断され、処理を終了する。従って、通
常の場合では、層間の移動後は密シークが1度実行さ
れ、処理を終了することになる。
【0054】以上の処理によれば、光ビームが現在照射
されている層(移動前の層)における密シークを省略す
ることができるので、シークスピードをその分向上させ
ることができる。
【0055】なお、以上の実施例では、層間の移動(ス
テップS52およびステップS75)の後に、新しい層
での現在位置の確認(ステップS53およびステップS
76)し、現在位置が目標位置に到達したか否かを判断
するようにしている(ステップS54およびステップS
77)。しかしながら、粗シークはもともとかなりの誤
差を含んでいるので、粗シークにより移動する距離を、
層間移動の前に、現在位置のアドレスと目標位置のアド
レスとから求めても実質的には不都合を生じない。すな
わち、層間の移動の際に生ずる誤差は、粗シークの際に
生ずる誤差と比較して一般に小さいので、シーク移動距
離に層間移動の誤差が含まれても実質的な相違は生じな
い。そこで、層間移動を行った直後におけるアドレスの
確認は省略することもできる。
【0056】図4は、そのようなシークを実現する処理
の一例を説明するフローチャートである。この処理が実
行されると、システムコントローラ6は、ステップS9
0において、前述の場合と同様の処理(ステップS50
またはステップS70の処理)により現在位置の確認を
行う。そして、システムコントローラ6は、目標位置か
ら現在位置を引いた値が閾値よりも大きいか否かを判断
する(ステップS91)。その結果、目標位置から現在
位置を引いた値が閾値よりも大きい(YES)と判断し
た場合は、ステップS92へ進む。
【0057】ステップS92において、システムコント
ローラ6は層間移動が必要であるか否かを判断する。そ
の結果、層間の移動が必要である(YES)と判断した
場合は、ステップS93へ進み、層間の移動を行い、ス
テップS94へ進む。また、層間の移動が必要でないと
判断した場合は、ステップS93の処理をスキップし、
ステップS94へ進む。
【0058】ステップS94において、システムコント
ローラ6は、セレクタ7を介してスレッドサーボモータ
8に粗シーク制御信号を送り、粗シークを実行する。そ
して、ステップS97へ進む。
【0059】一方、ステップS91において、システム
コントローラ6が目標位置から現在位置を引いた値が閾
値よりも小さいか、または、それらが等しい(NO)と
判断した場合は、ステップS95へ進み、層間の移動が
必要か否かを判断する。その結果、層間の移動が必要で
ある(YES)と判断した場合は、ステップS96へ進
み、ステップS93と同様の処理により層間の移動を実
行し、ステップS97へ進む。また、層間の移動の必要
がない(NO)と判断された場合は、ステップS97の
処理をスキップし、ステップS98へ進む。
【0060】ステップS97では、ステップS90にお
ける場合と同様の処理により、現在位置の確認を行う。
そして、ステップS98へ進み、現在位置と目標位置と
が等しいか否かを判断する。その結果、現在位置と目標
位置とが等しい(YES)と判断すると、処理を終了す
る(シーク終了)。また、現在位置と目標位置とが等し
くないと判断すると、ステップS99へ進む。
【0061】ステップS99において、システムコント
ローラ6は、目標位置から現在位置を引いた値が閾値よ
りも大きいか否かを判断する。その結果、目標位置から
現在位置を引いた値が閾値よりも大きい(YES)と判
断すると、ステップS1010へ進み、粗シークを実行
した後、ステップS97へ戻り同様の処理を繰り返す。
また、目標位置から現在位置を引いた値が閾値よりも小
さいか、または、これらが等しい(NO)と判断した場
合は、ステップS100へ進み、密シークを実行した
後、ステップS97へ戻り同様の処理を繰り返す。
【0062】以上の実施例では、層間移動直後のアドレ
スの確認を省略したので、トラッキングサーボおよびシ
ークサーボをオンしたり、また、位置確認の際に必要な
クロック生成のためのPLL(Phase Locked Loop)サ
ーボの引き込み(層間移動により生ずる基準信号のずれ
の補正)を省略することができる。また、光ディスク1
がCLVディスクの場合は、CLVサーボの引き込み
(層間移動により生ずるスピンドルモータ2の回転数の
ずれの補正)を省略することができるので、シークスピ
ードを一層向上させることができる。
【0063】なお、上記実施例では、前記記録媒体を光
ディスクとしたが、光ディスク以外の記録媒体に対して
情報を記録または再生する場合にも、本発明は適用する
ことができる。また、情報層の数は、2以上であればい
くつでもよい。
【0064】
【発明の効果】請求項1に記載の記録媒体記録再生装置
および請求項7に記載の記録媒体記録再生方法によれ
ば、粗シークと密シークとを組み合わせて、現在アドレ
スから目標アドレスへ複数の情報層間の移動を含むシー
クを行う際に、目標アドレスの確認を、情報層間の移動
を行った後に行うようにしたので、シーク時間を短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録媒体記録再生装置を応用した光デ
ィスク装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置において実行される処理
の一例を説明するフローチャートである。
【図3】図1の光ディスク装置において実行される処理
の他の一例を説明するフローチャートである。
【図4】図1の光ディスク装置において実行される処理
の更に他の一例を説明するフローチャートである。
【図5】従来のシーク処理を説明するフローチャートで
ある。
【図6】情報層間の移動を含む従来のシーク処理を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク, 2 スピンドルモータ, 3 ピッ
クアップ, 4 エラー信号生成回路, 5 サーボ回
路, 6 システムコントローラ, 7 セレクタ,
8 スレッドサーボモータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報層を有する記録媒体に対し、
    光ビームにより、情報を記録または再生する記録媒体記
    録再生装置において、 粗シークと密シークとを組み合わせて、現在アドレスか
    ら目標アドレスへ前記複数の情報層間の移動を含むシー
    クを行う際に、 前記目標アドレスの確認は、前記情報層間の移動を行っ
    た後に行うことを特徴とする記録媒体記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の情報層間の移動を含む前記シ
    ークを行う場合、前記情報層間の移動を最初に行い、そ
    の後に粗シークまたは密シークを行うことを特徴とする
    請求項1に記載の記録媒体記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記粗シークを行う場合における前記光
    ビームの移動距離を、現在の情報層の現在アドレスと、
    目標となる情報層の目標アドレスとから計算することを
    特徴とする請求項2に記載の記録媒体記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記情報層間の移動を行った後に、前記
    粗シークを行う場合、前記情報層間の移動を行った後で
    あって、前記粗シークを行う前には、前記光ビームの照
    射位置のアドレスの確認を行わないことを特徴とする請
    求項2に記載の記録媒体記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の情報層間の移動を含む前記光
    ビームのシークを行う場合、最初に前記粗シークを行
    い、次に前記情報層間の移動を行うことを特徴とする請
    求項1に記載の記録媒体記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記粗シークを行った後であって、前記
    情報層間の移動を行う前に、前記光ビームの照射位置の
    アドレスの確認を行わないことを特徴とする請求項5に
    記載の記録媒体記録再生装置。
  7. 【請求項7】 複数の情報層を有する記録媒体に対し、
    光ビームにより、情報を記録または再生する記録媒体記
    録再生方法において、 粗シークと密シークとを組み合わせて、現在アドレスか
    ら目標アドレスへ前記複数の情報層間の移動を含むシー
    クを行う際に、 前記目標アドレスの確認は、前記情報層間の移動を行っ
    た後に行うことを特徴とする記録媒体記録再生方法。
JP2646796A 1996-02-14 1996-02-14 記録媒体記録再生装置および記録媒体記録再生方法 Withdrawn JPH09219028A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006001327A1 (ja) * 2004-06-24 2006-01-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ディスク装置および光ディスク半導体
WO2006075478A1 (ja) * 2005-01-12 2006-07-20 Pioneer Corporation 多層ディスクにおけるピックアップのサーチ方法及び多層ディスク再生装置
WO2007077714A1 (ja) * 2006-01-06 2007-07-12 Pioneer Corporation サーボ制御装置、情報再生装置、情報再生記録装置、サーボ制御方法、サーボ制御プログラムおよびサーボ制御プログラムを記録した情報記録媒体

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WO2007077714A1 (ja) * 2006-01-06 2007-07-12 Pioneer Corporation サーボ制御装置、情報再生装置、情報再生記録装置、サーボ制御方法、サーボ制御プログラムおよびサーボ制御プログラムを記録した情報記録媒体

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