JPH0921928A - 単心光コネクタ用フェルール - Google Patents
単心光コネクタ用フェルールInfo
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- JPH0921928A JPH0921928A JP17085195A JP17085195A JPH0921928A JP H0921928 A JPH0921928 A JP H0921928A JP 17085195 A JP17085195 A JP 17085195A JP 17085195 A JP17085195 A JP 17085195A JP H0921928 A JPH0921928 A JP H0921928A
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- Japan
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- ferrule
- plastic resin
- cylindrical sleeve
- optical connector
- insertion hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 円筒スリーブをインサート成形しても成形時
の樹脂の収縮によって、円筒スリーブと樹脂との間に剥
離やガタツキが生じることのない単心光コネクタ用フェ
ルールを提供することを目的とする。 【構成】 フェルール20はセラミックス、金属または
ガラスで構成されている円筒スリーブ22をインサート
成形したプラスチック樹脂23で形成されており、円筒
スリーブ22の先端部はプラスチック樹脂23内に埋設
され、後端面はプラスチック樹脂に覆われている単心光
コネクタ10。
の樹脂の収縮によって、円筒スリーブと樹脂との間に剥
離やガタツキが生じることのない単心光コネクタ用フェ
ルールを提供することを目的とする。 【構成】 フェルール20はセラミックス、金属または
ガラスで構成されている円筒スリーブ22をインサート
成形したプラスチック樹脂23で形成されており、円筒
スリーブ22の先端部はプラスチック樹脂23内に埋設
され、後端面はプラスチック樹脂に覆われている単心光
コネクタ10。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの端部に取
り付けられて光ファイバ同士の接続に使用される単心光
コネクタ用フェルールに関するものである。
り付けられて光ファイバ同士の接続に使用される単心光
コネクタ用フェルールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバの端部に取り付けられて光フ
ァイバ同士の接続に使用される代表的な単心光コネクタ
を図6に示す。図6の単心光コネクタ60は、先端部の
単身光コネクタ用フェルール(以下単にフェルールと称
す)61と、後端部の鍔部62とを備えている。先端部
のフェルール61の中心には、裸の光ファイバが挿入固
着される光ファイバ挿入孔63が設けられている。後端
部の鍔部62の中心には、光ファイバの外周に設けられ
た被覆を有する部分が挿入固着される光ファイバ心線挿
入孔64が設けられていて、光ファイバ挿入孔63と光
ファイバ心線挿入孔64とは中心軸(以下単に軸心とい
う)を一致させて単心光コネクタ60内で連通してい
る。上記のような単心光コネクタ60は、基準面である
フェルール61の外周面の軸心(以下単に外周の軸心と
いう)と光ファイバ挿入孔63の軸心とが偏心なく高精
度に一致することが要求されている。
ァイバ同士の接続に使用される代表的な単心光コネクタ
を図6に示す。図6の単心光コネクタ60は、先端部の
単身光コネクタ用フェルール(以下単にフェルールと称
す)61と、後端部の鍔部62とを備えている。先端部
のフェルール61の中心には、裸の光ファイバが挿入固
着される光ファイバ挿入孔63が設けられている。後端
部の鍔部62の中心には、光ファイバの外周に設けられ
た被覆を有する部分が挿入固着される光ファイバ心線挿
入孔64が設けられていて、光ファイバ挿入孔63と光
ファイバ心線挿入孔64とは中心軸(以下単に軸心とい
う)を一致させて単心光コネクタ60内で連通してい
る。上記のような単心光コネクタ60は、基準面である
フェルール61の外周面の軸心(以下単に外周の軸心と
いう)と光ファイバ挿入孔63の軸心とが偏心なく高精
度に一致することが要求されている。
【0003】例えば、フェルール61がセラミックス、
金属またはガラスで構成されている場合は、外周を機械
加工してから光ファイバ挿入孔63を研削加工するの
で、フェルール61の外周の軸心と光ファイバ挿入孔6
3の軸心を高精度に一致させることができるものの機械
加工であるために量産に適さず、しかも高価になるとい
う欠点がある。また、フェルール61全体をすべてプラ
スチック樹脂だけで成形したフェルールも提案されてい
る。このプラスチック樹脂だけで成形したフェルール
は、量産が可能なので安価にできる利点があるが、機械
的強度が弱く長期的な使用には耐えられない。
金属またはガラスで構成されている場合は、外周を機械
加工してから光ファイバ挿入孔63を研削加工するの
で、フェルール61の外周の軸心と光ファイバ挿入孔6
3の軸心を高精度に一致させることができるものの機械
加工であるために量産に適さず、しかも高価になるとい
う欠点がある。また、フェルール61全体をすべてプラ
スチック樹脂だけで成形したフェルールも提案されてい
る。このプラスチック樹脂だけで成形したフェルール
は、量産が可能なので安価にできる利点があるが、機械
的強度が弱く長期的な使用には耐えられない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの欠点を補うも
のとしてセラミックス、金属またはガラス等で構成され
た円筒スリーブをプラスチック樹脂にインサート成形し
た複合成形タイプのフェルールが、例えば特開昭61−
137109号公報に開示されている。上記のセラミッ
クス、金属またはガラス等で構成された円筒スリーブを
インサート成形した複合成形タイプのフェルールは、円
筒スリーブをインサート成形することにより強度が高く
なるが、成形時のプラスチック樹脂の収縮によりインサ
ートした円筒スリーブとプラスチック樹脂との間に剥離
が起こってガタツキが生じ、円筒スリーブが抜けるなど
のおそれがある。またこのガタツキはフェルール先端部
において光ファイバ挿入孔の位置精度を不安定にし、接
続損失に悪影響を及ぼすおそれがあった。
のとしてセラミックス、金属またはガラス等で構成され
た円筒スリーブをプラスチック樹脂にインサート成形し
た複合成形タイプのフェルールが、例えば特開昭61−
137109号公報に開示されている。上記のセラミッ
クス、金属またはガラス等で構成された円筒スリーブを
インサート成形した複合成形タイプのフェルールは、円
筒スリーブをインサート成形することにより強度が高く
なるが、成形時のプラスチック樹脂の収縮によりインサ
ートした円筒スリーブとプラスチック樹脂との間に剥離
が起こってガタツキが生じ、円筒スリーブが抜けるなど
のおそれがある。またこのガタツキはフェルール先端部
において光ファイバ挿入孔の位置精度を不安定にし、接
続損失に悪影響を及ぼすおそれがあった。
【0005】本発明は上記の課題を解決し、円筒スリー
ブをインサート成形しても成形時のプラスチック樹脂の
収縮によって、円筒スリーブとプラスチック樹脂との間
に剥離やこれに伴うガタツキが生じることのない単心光
コネクタ用フェルールを提供することを目的とするもの
である。
ブをインサート成形しても成形時のプラスチック樹脂の
収縮によって、円筒スリーブとプラスチック樹脂との間
に剥離やこれに伴うガタツキが生じることのない単心光
コネクタ用フェルールを提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。
決するために以下のような手段を有している。
【0007】本発明のうち請求項1の単心光コネクタ用
フェルールは、光ファイバ挿入孔を有する単心光コネク
タ用フェルールであって、前記単身光コネクタ用フェル
ールはセラミックス、金属またはガラスからなる円筒ス
リーブをインサート成形したプラスチック樹脂で形成さ
れており、前記円筒スリーブはその内部に前記プラスチ
ック樹脂が充填され、かつ先端部は前記プラスチック樹
脂内に埋設され、後端部は少なくとも後端面は前記プラ
スチック樹脂に覆われていることを特徴とする。
フェルールは、光ファイバ挿入孔を有する単心光コネク
タ用フェルールであって、前記単身光コネクタ用フェル
ールはセラミックス、金属またはガラスからなる円筒ス
リーブをインサート成形したプラスチック樹脂で形成さ
れており、前記円筒スリーブはその内部に前記プラスチ
ック樹脂が充填され、かつ先端部は前記プラスチック樹
脂内に埋設され、後端部は少なくとも後端面は前記プラ
スチック樹脂に覆われていることを特徴とする。
【0008】本発明のうち請求項2の単心光コネクタ用
フェルールは、円筒スリーブの後端部も前記プラスチッ
ク樹脂内に埋設されていることを特徴とする。
フェルールは、円筒スリーブの後端部も前記プラスチッ
ク樹脂内に埋設されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のうち請求項1の単心光コネクタ用フェ
ルールによれば、光コネクタ本体はセラミックス、金属
またはガラスで構成されている円筒スリーブをインサー
ト成形したプラスチック樹脂で形成されているので、す
べてがプラスチック樹脂成形体でできているフェルール
に比べて充分な強度を有している。勿論、モールド成形
体であるので量産が可能であり安価でもある。また、こ
のフェルールにおいて円筒スリーブは、その内部にプラ
スチック樹脂が充填形成され、かつその先端部がプラス
チック樹脂内に埋設され、後端部は少なくとも後端面は
前記プラスチック樹脂に覆われているので、フェルール
の長手方向に対する樹脂の収縮に伴う円筒スリーブの突
き出しが防止でき、しかも径方向のプラスチック樹脂の
収縮に伴う円筒スリーブとプラスチック樹脂の剥離やこ
れに伴うガタツキも防止される。加えて、フェルールの
先端部では先端部がプラスチック樹脂に埋設されている
のでプラスチック樹脂の径方向の収縮そのものも大幅に
抑制される。その結果、フェルールの先端外周の軸心と
光ファイバ挿入孔の軸心の同心度が確保されるので光コ
ネクタ同士の接続損失を増加させることがない。
ルールによれば、光コネクタ本体はセラミックス、金属
またはガラスで構成されている円筒スリーブをインサー
ト成形したプラスチック樹脂で形成されているので、す
べてがプラスチック樹脂成形体でできているフェルール
に比べて充分な強度を有している。勿論、モールド成形
体であるので量産が可能であり安価でもある。また、こ
のフェルールにおいて円筒スリーブは、その内部にプラ
スチック樹脂が充填形成され、かつその先端部がプラス
チック樹脂内に埋設され、後端部は少なくとも後端面は
前記プラスチック樹脂に覆われているので、フェルール
の長手方向に対する樹脂の収縮に伴う円筒スリーブの突
き出しが防止でき、しかも径方向のプラスチック樹脂の
収縮に伴う円筒スリーブとプラスチック樹脂の剥離やこ
れに伴うガタツキも防止される。加えて、フェルールの
先端部では先端部がプラスチック樹脂に埋設されている
のでプラスチック樹脂の径方向の収縮そのものも大幅に
抑制される。その結果、フェルールの先端外周の軸心と
光ファイバ挿入孔の軸心の同心度が確保されるので光コ
ネクタ同士の接続損失を増加させることがない。
【0010】本発明のうち請求項2の単心光コネクタ用
フェルールは、円筒スリーブの後端部も先端部と同じよ
うにプラスチック樹脂内に埋設されているので、先端同
様に径方向のプラスチック樹脂の収縮に伴う剥離やガタ
ツキが防止され、かつプラスチック樹脂の収縮そのもの
も抑制されるので、より確実に円筒部スリーブとプラス
チック樹脂を一体化でき、かつ光ファイバ心線挿入孔の
軸心の変動も防止することができる。
フェルールは、円筒スリーブの後端部も先端部と同じよ
うにプラスチック樹脂内に埋設されているので、先端同
様に径方向のプラスチック樹脂の収縮に伴う剥離やガタ
ツキが防止され、かつプラスチック樹脂の収縮そのもの
も抑制されるので、より確実に円筒部スリーブとプラス
チック樹脂を一体化でき、かつ光ファイバ心線挿入孔の
軸心の変動も防止することができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は、本発明のフェルールを鍔部に組み込んだ単
心光コネクタ10の一実施例を示す断面図である。単心
光コネクタ10は、先端部のフェルール20とこのフェ
ルール20の後部に連なる鍔部30とを備えている。先
端部のフェルール20は、後述する円筒部スリーブ22
の外周の軸心に光ファイバ挿入孔21を有している。フ
ェルール20の外周部を構成する円筒部スリーブ22
は、例えばセラミックス製の円筒スリーブ22からなっ
ていて、その内部にはプラスチック樹脂23が充填さ
れ、かつその軸心に前述したように光ファイバ挿入孔2
1が設けられている。円筒スリーブ22とプラスチック
樹脂23とはインサート成形により一体的に形成されて
いる。円筒スリーブ22の先端部の外面はフェルール2
0の前方に向かって縮径するテーパ状になっていて、こ
の先端部はプラスチック樹脂23内に埋設されている。
る。図1は、本発明のフェルールを鍔部に組み込んだ単
心光コネクタ10の一実施例を示す断面図である。単心
光コネクタ10は、先端部のフェルール20とこのフェ
ルール20の後部に連なる鍔部30とを備えている。先
端部のフェルール20は、後述する円筒部スリーブ22
の外周の軸心に光ファイバ挿入孔21を有している。フ
ェルール20の外周部を構成する円筒部スリーブ22
は、例えばセラミックス製の円筒スリーブ22からなっ
ていて、その内部にはプラスチック樹脂23が充填さ
れ、かつその軸心に前述したように光ファイバ挿入孔2
1が設けられている。円筒スリーブ22とプラスチック
樹脂23とはインサート成形により一体的に形成されて
いる。円筒スリーブ22の先端部の外面はフェルール2
0の前方に向かって縮径するテーパ状になっていて、こ
の先端部はプラスチック樹脂23内に埋設されている。
【0012】また、鍔部30に連結する円筒スリーブ2
2の後端部にあっては、円筒スリーブ22の後端部がプ
ラスチック樹脂23により覆われていて、円筒スリーブ
22の先端部と後端面及び内部がプラスチック樹脂23
により囲まれた状態となっている。フェルール20の外
周と光ファイバ挿入孔21とは同心となっている。言い
換えるとそれらの中心軸は一致した状態になっている。
2の後端部にあっては、円筒スリーブ22の後端部がプ
ラスチック樹脂23により覆われていて、円筒スリーブ
22の先端部と後端面及び内部がプラスチック樹脂23
により囲まれた状態となっている。フェルール20の外
周と光ファイバ挿入孔21とは同心となっている。言い
換えるとそれらの中心軸は一致した状態になっている。
【0013】単心光コネクタ10の鍔部30には、その
軸心に光ファイバ心線を挿入する光ファイバ心線挿入孔
31が設けられていて、その光ファイバ心線挿入孔31
はフェルール20に設けられている光ファイバ挿通孔2
4を経て光ファイバ挿入孔21に連通している。この、
鍔部30は、例えばプラスチック樹脂で形成されたもの
で、鍔部30の凹部32にフェルール20の後端が嵌め
込まれて連結されている。
軸心に光ファイバ心線を挿入する光ファイバ心線挿入孔
31が設けられていて、その光ファイバ心線挿入孔31
はフェルール20に設けられている光ファイバ挿通孔2
4を経て光ファイバ挿入孔21に連通している。この、
鍔部30は、例えばプラスチック樹脂で形成されたもの
で、鍔部30の凹部32にフェルール20の後端が嵌め
込まれて連結されている。
【0014】上記のフェルール20は、例えば次のよう
にして形成される。図2は、フェルール20を成形する
金型40で、金型40は固定側金型41と可動側金型4
2に分割できる。固定側金型41に光ファイバ挿入孔2
1、光ファイバ挿通孔24および光ファイバ心線挿入孔
31を形成する成形ピン43をセットする。他方可動側
金型42に円筒スリーブ22をセットして、しかる後両
金型41、42を閉じ成形ピン43と円筒スリーブ22
の間にできた空隙にプラスチック樹脂を注入することに
よってフェルール20は成形される。図2において、4
4は樹脂注入ゲート、45はランナー、46は円筒スリ
ーブ22をセットするための入れ子である。また47は
成形ピン43の先端位置を位置決めするための位置決め
嵌合孔である。円筒スリーブ22が入れ子46に正確に
配置されることによって、円筒スリーブ22の外周の軸
心と成形ピン43の先端の位置決め嵌合孔47の軸心が
一致するので、光ファイバ挿入孔21の軸心と外周面を
基準面とする円筒スリーブ22の軸心とが一致する。
にして形成される。図2は、フェルール20を成形する
金型40で、金型40は固定側金型41と可動側金型4
2に分割できる。固定側金型41に光ファイバ挿入孔2
1、光ファイバ挿通孔24および光ファイバ心線挿入孔
31を形成する成形ピン43をセットする。他方可動側
金型42に円筒スリーブ22をセットして、しかる後両
金型41、42を閉じ成形ピン43と円筒スリーブ22
の間にできた空隙にプラスチック樹脂を注入することに
よってフェルール20は成形される。図2において、4
4は樹脂注入ゲート、45はランナー、46は円筒スリ
ーブ22をセットするための入れ子である。また47は
成形ピン43の先端位置を位置決めするための位置決め
嵌合孔である。円筒スリーブ22が入れ子46に正確に
配置されることによって、円筒スリーブ22の外周の軸
心と成形ピン43の先端の位置決め嵌合孔47の軸心が
一致するので、光ファイバ挿入孔21の軸心と外周面を
基準面とする円筒スリーブ22の軸心とが一致する。
【0015】この実施例によれば、円筒部スリーブ22
の先端部(テーパ状の部分)がプラスチック樹脂内に埋
設されているので、プラスチック樹脂が収縮したとして
も、円筒部スリーブとプラスチック樹脂とは剥離しにく
くなり、ガタツキが起こりにくくなる。また少なくとも
相手光コネクタとの接続端面となり、軸心の変動をもっ
とも嫌うフェルール20の先端部では、プラスチック樹
脂の径方向の収縮そのものをプラスチック樹脂内に食い
込んだ円筒部スリーブの先端部(テーパ状になっている
部分)が抑制するため、光ファイバ挿入孔21の先端部
では軸心の変動が抑えられる。
の先端部(テーパ状の部分)がプラスチック樹脂内に埋
設されているので、プラスチック樹脂が収縮したとして
も、円筒部スリーブとプラスチック樹脂とは剥離しにく
くなり、ガタツキが起こりにくくなる。また少なくとも
相手光コネクタとの接続端面となり、軸心の変動をもっ
とも嫌うフェルール20の先端部では、プラスチック樹
脂の径方向の収縮そのものをプラスチック樹脂内に食い
込んだ円筒部スリーブの先端部(テーパ状になっている
部分)が抑制するため、光ファイバ挿入孔21の先端部
では軸心の変動が抑えられる。
【0016】図3は、本発明の他の実施例のフェルール
を組み込んだ単心光コネクタ10Aを示している。この
単心光コネクタ10Aにおいては、円筒スリーブ22の
後端部が先端部と同様に縮径方向にテーパ状になってい
て図1に示す円筒スリーブ22の先端部と同様にプラス
チック樹脂23Aに埋設された状態(食い込んだ状態)
になっている。その他の構成は、図1の単心光コネクタ
10と同様につき詳細な説明は省略する。このようにす
ると、円筒部スリーブがプラスチック樹脂により確実に
抱き込まれ、その結果プラスチック樹脂の収縮に伴う円
筒部スリーブとプラスチック樹脂の剥離やそれによるガ
タツキが防止される。また円筒部スリーブの両端部のテ
ーパ部がプラスチック樹脂の径方向の収縮をも抑制する
ので光ファイバ挿入孔や光ファイバ心線挿入孔の軸心の
変動も防止できる。
を組み込んだ単心光コネクタ10Aを示している。この
単心光コネクタ10Aにおいては、円筒スリーブ22の
後端部が先端部と同様に縮径方向にテーパ状になってい
て図1に示す円筒スリーブ22の先端部と同様にプラス
チック樹脂23Aに埋設された状態(食い込んだ状態)
になっている。その他の構成は、図1の単心光コネクタ
10と同様につき詳細な説明は省略する。このようにす
ると、円筒部スリーブがプラスチック樹脂により確実に
抱き込まれ、その結果プラスチック樹脂の収縮に伴う円
筒部スリーブとプラスチック樹脂の剥離やそれによるガ
タツキが防止される。また円筒部スリーブの両端部のテ
ーパ部がプラスチック樹脂の径方向の収縮をも抑制する
ので光ファイバ挿入孔や光ファイバ心線挿入孔の軸心の
変動も防止できる。
【0017】図4は、本発明の他の実施例のフェルール
を組み込んだ単心光コネクタ10Bを示している。この
単心光コネクタ10Bでは、円筒スリーブ22Bの先端
にV溝25が設けられていて、ここにプラスチック樹脂
23Bが食い込んだ状態で形成されている。この例もま
た円筒部スリーブの先端部がプラスチック樹脂内に埋設
している一例を示している。その他の構成は、図1の単
心光コネクタ10と同様につき詳細な説明は省略する。
を組み込んだ単心光コネクタ10Bを示している。この
単心光コネクタ10Bでは、円筒スリーブ22Bの先端
にV溝25が設けられていて、ここにプラスチック樹脂
23Bが食い込んだ状態で形成されている。この例もま
た円筒部スリーブの先端部がプラスチック樹脂内に埋設
している一例を示している。その他の構成は、図1の単
心光コネクタ10と同様につき詳細な説明は省略する。
【0018】図5は、本発明の他の実施例のフェルール
を組み込んだ単心光コネクタ10Cを示している。この
単心光コネクタ10Cのフェルール20Cの特徴は、プ
ラスチック樹脂23Cによりフェルール20Cと鍔部3
0Cとが一体に成形されていることである。このように
フェルールと鍔部を一体成形すると、加工が一工程でで
き、それ故単心光コネクタの単価を大幅に低減できる。
その他の構成は、図1の単心光コネクタ10と同様につ
き詳細な説明は省略する。なお、上記実施例において、
円筒スリーブはセラミックス製のものが使用されたが、
円筒スリーブはセラミックス製に限らず他の剛性部材で
ある金属やガラス等を使用しても上記実施例と同様の性
能が得られる。
を組み込んだ単心光コネクタ10Cを示している。この
単心光コネクタ10Cのフェルール20Cの特徴は、プ
ラスチック樹脂23Cによりフェルール20Cと鍔部3
0Cとが一体に成形されていることである。このように
フェルールと鍔部を一体成形すると、加工が一工程でで
き、それ故単心光コネクタの単価を大幅に低減できる。
その他の構成は、図1の単心光コネクタ10と同様につ
き詳細な説明は省略する。なお、上記実施例において、
円筒スリーブはセラミックス製のものが使用されたが、
円筒スリーブはセラミックス製に限らず他の剛性部材で
ある金属やガラス等を使用しても上記実施例と同様の性
能が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
単心光コネクタ用フェルールによれば、フェルールはセ
ラミックス、金属またはガラスで構成されている円筒ス
リーブをインサート成形したプラスチック樹脂で形成さ
れているので、全体がプラスチック樹脂成形体だけでで
きているものに比べて充分な強度を有している。勿論、
モールド成形体であるので量産が可能であり価格の低減
を図ることができる。また、円筒スリーブは、その先端
部がプラスチック樹脂内に埋設され、かつ後端部でも少
なくとも後端面がプラスチック樹脂で覆われているの
で、フェルールの長手方向に対するプラスチック樹脂の
収縮に伴う円筒スリーブの突き出しが防止でき、かつ先
端部ではプラスチック樹脂の径方向の収縮も抑制される
ので、円筒部スリーブとプラスチック樹脂の剥離やこれ
に伴うガタツキも防止され、フェルールの先端外周部の
軸心と光ファイバ挿入孔の軸心の同心度が確保されるの
で光コネクタ同士の接続損失を増加させることがない。
単心光コネクタ用フェルールによれば、フェルールはセ
ラミックス、金属またはガラスで構成されている円筒ス
リーブをインサート成形したプラスチック樹脂で形成さ
れているので、全体がプラスチック樹脂成形体だけでで
きているものに比べて充分な強度を有している。勿論、
モールド成形体であるので量産が可能であり価格の低減
を図ることができる。また、円筒スリーブは、その先端
部がプラスチック樹脂内に埋設され、かつ後端部でも少
なくとも後端面がプラスチック樹脂で覆われているの
で、フェルールの長手方向に対するプラスチック樹脂の
収縮に伴う円筒スリーブの突き出しが防止でき、かつ先
端部ではプラスチック樹脂の径方向の収縮も抑制される
ので、円筒部スリーブとプラスチック樹脂の剥離やこれ
に伴うガタツキも防止され、フェルールの先端外周部の
軸心と光ファイバ挿入孔の軸心の同心度が確保されるの
で光コネクタ同士の接続損失を増加させることがない。
【0020】本発明のうち請求項2の単心光コネクタ用
フェルールは、円筒スリーブの後端部もプラスチック樹
脂内に埋設されているので、先端部同様に径方向のプラ
スチック樹脂の収縮を抑制でき、プラスチック樹脂の収
縮に伴う剥離や、この剥離によるガタツキが防止され、
より確実に円筒部スリーブとプラスチック樹脂とを一体
化でき、かつ光ファイバ心線挿入孔の軸心の変動も防止
することができる。
フェルールは、円筒スリーブの後端部もプラスチック樹
脂内に埋設されているので、先端部同様に径方向のプラ
スチック樹脂の収縮を抑制でき、プラスチック樹脂の収
縮に伴う剥離や、この剥離によるガタツキが防止され、
より確実に円筒部スリーブとプラスチック樹脂とを一体
化でき、かつ光ファイバ心線挿入孔の軸心の変動も防止
することができる。
【図1】本発明の単心光コネクタ用フェルールを組み込
んだ単心光コネクタの一実施例を示す断面図である。
んだ単心光コネクタの一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示す単心光コネクタのフェルールを製造
するための成形金型の一例を示す断面図である。
するための成形金型の一例を示す断面図である。
【図3】本発明のフェルールの他の実施例のものを組み
込んだ単心光コネクタを示す断面図である。
込んだ単心光コネクタを示す断面図である。
【図4】本発明のフェルールのその他の実施例のものを
組み込んだ単心光コネクタを示す断面図である。
組み込んだ単心光コネクタを示す断面図である。
【図5】本発明の単心光コネクタの更に他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】従来の単心光コネクタの一例を示す断面図であ
る。
る。
10 単心光コネクタ 10A 単心光コネクタ 10B 単心光コネクタ 10C 単心光コネクタ 20 フェルール 20A フェルール 20B フェルール 20C フェルール 21 光ファイバ挿入孔 22 円筒スリーブ 23 プラスチック樹脂 24 光ファイバ挿通孔 30 鍔部 31 光ファイバ心線挿入孔
Claims (2)
- 【請求項1】 光ファイバ挿入孔を有する単心光コネク
タ用フェルールであって、前記単身光コネクタ用フェル
ールはセラミックス、金属またはガラスからなる円筒ス
リーブをインサート成形したプラスチック樹脂で形成さ
れており、前記円筒スリーブはその内部に前記プラスチ
ック樹脂が充填され、かつ先端部は前記プラスチック樹
脂内に埋設され、後端部は少なくとも後端面は前記プラ
スチック樹脂に覆われていることを特徴とする単心光コ
ネクタ用フェルール。 - 【請求項2】 前記円筒スリーブの後端部も前記プラス
チック樹脂内に埋設されていることを特徴とする請求項
1記載の単心光コネクタ用フェルール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17085195A JPH0921928A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 単心光コネクタ用フェルール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17085195A JPH0921928A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 単心光コネクタ用フェルール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921928A true JPH0921928A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15912504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17085195A Pending JPH0921928A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 単心光コネクタ用フェルール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0921928A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003001263A1 (fr) * | 2001-06-21 | 2003-01-03 | Ohashi Technica, Inc. | Ferrule pour connecteur optique |
| KR100455613B1 (ko) * | 2001-03-13 | 2004-11-06 | 야자키 소교 가부시키가이샤 | 실드커넥터 |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP17085195A patent/JPH0921928A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100455613B1 (ko) * | 2001-03-13 | 2004-11-06 | 야자키 소교 가부시키가이샤 | 실드커넥터 |
| WO2003001263A1 (fr) * | 2001-06-21 | 2003-01-03 | Ohashi Technica, Inc. | Ferrule pour connecteur optique |
| US7008118B2 (en) | 2001-06-21 | 2006-03-07 | Ohashi Technica, Inc. | Ferule for optical connector |
| CN1295532C (zh) * | 2001-06-21 | 2007-01-17 | 株式会社大桥技研 | 光连接器用的箍套 |
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