JPH09219873A - 輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回路 - Google Patents

輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回路

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JPH09219873A
JPH09219873A JP2564496A JP2564496A JPH09219873A JP H09219873 A JPH09219873 A JP H09219873A JP 2564496 A JP2564496 A JP 2564496A JP 2564496 A JP2564496 A JP 2564496A JP H09219873 A JPH09219873 A JP H09219873A
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JP
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signal
circuit
chroma
delay
luminance signal
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JP2564496A
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Katsuyoshi Yamahata
勝義 山畑
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各カラーテレビジョン方式に対応する輝度お
よびクロマ信号の遅延回路を低価格で提供することを目
的とする。 【解決手段】 IF処理回路2でIF信号を検波し、輝
度信号をLPF回路4で、クロマ信号をBPF回路14
で分離する。輝度信号側とクロマ信号側にそれぞれM/
NTSC方式およびB/PAL,G/PAL方式および
I/PAL,D/PAL,K/PAL方式の各方式に応
じた遅延回路(6、7、8、16、17、18)を設
け、マイクロコンピュータ24からの方式選択制御信号
によって、各々の遅延回路を第一スイッチ9および第二
スイッチ19で選択切換えを行い、輝度信号とクロマ信
号の時間合わせを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のカラーテレ
ビジョン方式に対応した映像信号処理回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーテレビジョン放送は、日
本、アメリカなどが採用しているNTSC(National Te
levision System Committee)方式、主にヨーロッパ諸国
が採用しているPAL(Phase Alternation by Line)方
式などの放送方式がある。これらの放送は、従来、地上
放送で行われるのが一般的であった。しかし近来、放送
衛星(BS)・通信衛星(CS)などが多数打ち上げら
れ、放送の多様化が進み、同一地域で複数の、例えば、
東南アジア地域では、地上放送はPAL方式で行われ、
衛星放送はNTSC方式で行われ、複数の放送方式が混
在する地域が増加している。またNTSC方式、PAL
方式などのカラーテレビジョン方式は、映像信号と音声
信号の規格およびその送信方式の違いによって、Aから
Nまでの符号を付された白黒・カラー共通の放送方式と
組み合わせて、例えばM/NTSC方式などのように規
定されている。そのため、これらの地域では複数の放送
方式を受信できる装置、例えば、マルチ方式のカラーテ
レビ受像機やビデオテープレコーダが普及している。
【0003】図5は、2つの放送方式(NTSC、PA
L)が混在する地域で使用されるビデオテープレコーダ
の、従来の映像信号処理回路のブロック図である。図に
おいて、アンテナ51aから入力されたNTSC方式ま
たはPAL方式の受信信号は、チューナー回路51bに
てIF(中間周波数)信号に変換され、IF処理回路5
2aに供給される。
【0004】このビデオテープレコーダが受信している
チャンネルの放送波は、例えばM/NTSC方式および
B/PAL,G/PAL,I/PAL,D/PAL,K
/PAL方式の中のいずれか一つのPAL方式の場合が
ある。そこでマイクロコンピュータ52bはビデオテー
プレコーダが現在、受信しているカラーテレビジョン方
式を識別し、該当するカラーテレビジョン方式を選択す
るための方式選択制御信号をIF処理回路52aに送出
する。IF処理回路52aには各カラーテレビジョン方
式に対応する複数のSAW(Suface Acoustic Wave)フィ
ルタが設けられており、マイクロコンピュータ52bに
より指定されたカラーテレビジョン方式のSAWフィル
タに切り換える。その結果、チューナー回路51bから
送出されるIF信号は各カラーテレビジョン方式に対応
するSAWフィルタを通り、検波されて出力される。こ
の時検波された信号は映像信号と音声信号に分けられ出
力される。
【0005】ここに各カラーテレビジョン方式の輝度信
号とクロマ信号との関係は、M/NTSC方式の輝度信
号とクロマ信号との時間差をゼロ・ナノ秒(0nSE
C)として、基準値に設定すると、B/PAL,G/P
AL方式では約50nSEC、I/PAL,D/PA
L,K/PAL方式では約170nSEC程度の割合
で、輝度信号に対してクロマ信号が遅れて送出される。
【0006】このような理由で、各カラーテレビジョン
方式に対応して輝度信号とクロマ信号の時間差を補正す
る必要が生ずるため、上記従来の映像信号処理回路では
3種類のSAWフィルタをIF処理回路52aに持たせ
ている。
【0007】次に、IF処理回路52aより出力された
映像信号はAGC(オートゲインコントローラ)回路5
3へ出力され、振幅が整えられた後、LPF(ローパス
フィルタ)回路54とBPF(バンドパスフィルタ)回
路64に供給される。
【0008】LPF回路54からは輝度信号が取り出さ
れ、AMP(増幅)回路55に供給され、増幅される。
増幅された使用はプリエンファシス回路60でプリエン
ファシスされ、次に、W/D(ホワイト/ダーク)クリ
ップ回路61でホワイトピークおよびダーク側のオーバ
シュートおよびプリシュートがクリップされた後、FM
変調回路62でFM変調される。次に、HPF(ハイパ
スフィルタ)回路63で低周波帯域成分が除去された
後、Y/C・MIX(輝度/クロマ・混合)回路73に
供給される。
【0009】一方、BPF回路64に供給された映像信
号からはクロマ信号が取り出され、AMP(増幅)回路
65で増幅され、ACC(オートマチッククロマレベル
コントロール)回路70でクロマレベルが整えられる。
そして低域変換回路71で低域変換され、LPF(ロー
パスフィルタ)回路72で低域変換クロマ信号成分以外
の高周波成分が除去された後、Y/C・MIX(輝度/
クロマ・混合)回路73に供給され、輝度信号と混合さ
れて、カラー複合信号として記録増幅回路(図示せず)
へ供給される。
【0010】上記で説明した従来の技術ではSAWフィ
ルタおよびその切り換え回路が高額なものとなる。その
ためコストを低減するために、一種類のSAWフィルタ
で全てのカラーテレビジョン方式の輝度信号とクロマ信
号の処理を行い、最大で約170n秒の時間差が生じた
信号をそのまま使用するか、もしくは約170n秒の時
間差の生じた信号をその後の処理回路において、簡易的
方法で時間合わせするなどの方法が採られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
技術の問題点に鑑みなされたもので、輝度信号およびク
ロマ信号の遅延回路を、安価な部品を用い簡単な回路で
構成し、低価格にて各カラーテレビジョン方式に対応し
た輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回路提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、映像信号の輝度信号とクロマ信号とを分
離するY/C分離回路を備え、輝度信号とクロマ信号と
を分離して映像信号処理をおこなう映像信号処理回路に
おいて、前記Y/C分離回路の輝度信号出力を受けて、
所定のカラーテレビジョン方式に適合する時間輝度信号
を遅延する、複数の輝度信号遅延手段と、この複数の輝
度信号遅延手段の中から一つを選択し、前記Y/C分離
回路の輝度信号出力を、前記選択された輝度信号遅延手
段に接続する第一切換手段と、前記Y/C分離回路のク
ロマ信号出力を受けて、前記所定のカラーテレビジョン
方式に適合する時間クロマ信号を遅延する、複数のクロ
マ信号遅延手段と、この複数のクロマ信号遅延手段の中
から一つを選択し、前記Y/C分離回路のクロマ信号出
力を、前記選択されたクロマ信号遅延手段に接続する第
二切換手段と、前記所定のカラーテレビジョン方式の中
から一つのカラーテレビジョン方式を選択し、このカラ
ーテレビジョン方式に適合した輝度信号遅延手段および
クロマ信号遅延手段を選択するように、第一切換手段お
よび第二切換手段に制御信号を出力する制御手段とを具
備することを特徴とする輝度信号とクロマ信号の時間合
わせ回路を提供するものである。
【0013】さらに前記輝度信号遅延手段およびクロマ
信号遅延手段の内一組が、M/NTSC方式に適合した
一組の遅延手段であることを特徴とする上記輝度信号と
クロマ信号の時間合わせ回路を提供する。
【0014】また前記輝度信号遅延手段およびクロマ信
号遅延手段の内一組が、B/PAL方式またはG/PA
L方式に適合した一組の遅延手段であることを特徴とす
る上記輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回路を提供す
る。
【0015】また前記輝度信号遅延手段およびクロマ信
号遅延手段の内一組が、I/PAL方式またはD/PA
L方式またはK/PAL方式に適合した一組の遅延手段
であることを特徴とする上記輝度信号とクロマ信号の時
間合わせ回路を提供する。
【0016】上記輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回
路は、IF信号を検波した後の映像信号を輝度信号とク
ロマ信号に分離し、輝度信号側とクロマ信号側にそれぞ
れ各カラーテレビジョン方式に対応した遅延回路を設
け、マイクロコンピュータからの方式選択制御信号で、
各々の遅延回路をスイッチにて切換えて出力すること
で、輝度信号とクロマ信号の時間合わせを行う。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の輝度信号と
クロマ信号の時間合わせ回路を適用した映像信号処理回
路のブロック図、図2は本発明の輝度信号とクロマ信号
の時間合わせ回路のクロマ遅延回路図、図3はクロマ遅
延回路の周波数特性図、図4は本発明の他の実施の形態
の輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回路のブロック図
である。
【0018】図1は、本発明の輝度信号とクロマ信号の
時間合わせ回路を適用したVTR(ビデオテープレコー
ダ)の記録系映像信号処理回路のブロック図である。ア
ンテナ1aで受信した受信信号はチューナー回路1bに
おいてIF(中間周波数)信号に変換された後、IF処
理回路2に供給される。IF処理回路2に供給された信
号は一種類のSAWフィルタを通過し、検波された後、
AGC回路3に供給される。そしてAGC(オートゲイ
ンコントローラ)回路3にて振幅が整えられ、LPF
(ローパスフィルタ)回路4およびBPF(バンドパス
フィルタ)回路14にそれぞれ供給される。LPF回路
4からは輝度信号が取り出され、BPF回路14からは
クロマ信号が取り出される。そして輝度信号はAMP
(増幅)回路5に供給され、クロマ信号はAMP回路1
5に供給され、それぞれ増幅される。
【0019】次ぎに、輝度信号およびクロマ信号の遅延
(DELAY)回路について説明する。M方式Y(輝度
信号)遅延回路6は、M/NTSC方式の輝度信号を遅
延する回路であり、B,G方式Y遅延回路7は、B/P
ALまたはG/PAL方式の輝度信号を遅延する回路で
あり、I,D,K方式Y遅延回路8は、I/PAL,D
/PAL,K/PAL方式の輝度信号を遅延する回路
(I/PAL,D/PAL,K/PALの各方式は時間
差が小さいためY遅延回路を一つにまとめる)である。
これら三つのY遅延回路6、7、8の入力端子は共に、
AMP回路5の出力端子に接続されている。
【0020】第一スイッチ(SW)9は、例えば、3接
点切換えスイッチで、第1接点9aはM方式Y遅延回路
6に、第2接点9bはB,G方式Y遅延回路7に、第3
接点9cはI,D,K方式Y遅延回路8にそれぞれ接続
されている。そして第一スイッチ9の共通接点9dはプ
リエンファシス回路10に接続され、第一スイッチ9の
切換え制御端子9eはマイクロコンピュータ24に接続
されている。
【0021】上記M方式クロマ(クロマ信号)遅延回路
16は、M/NTSC方式のクロマ信号を遅延する回路
である。B,G方式クロマ遅延回路17は、B/PA
L,G/PAL方式のクロマ信号を遅延する回路であ
り、I,D,K方式クロマ遅延回路18は、I/PA
L,D/PAL,K/PAL方式のクロマ信号を遅延す
る回路(I/PAL,D/PAL,K/PALの各方式
の時間差が小さいためクロマ遅延回路を一つにまとめ
る)である。これら三つのクロマ遅延回路16、17、
18の入力端子は共に、AMP回路15の出力端子に接
続されている。
【0022】一方、第二スイッチ(SW)19は、例え
ば、3接点切換えスイッチで、第1接点19aはM方式
クロマ遅延回路16に、第2接点19bはB,G方式ク
ロマ遅延回路17に、第3接点19cはI,D,K方式
クロマ遅延回路18にそれぞれ接続されている。そして
第二スイッチ19の共通接点19dはACC回路20の
入力端子に接続され、第二スイッチ19の切換え制御端
子19eはマイクロコンピュータ24に接続されてい
る。
【0023】次に、この3種類のクロマ遅延回路と3種
類のY遅延回路の、各回路ごとの遅延時間の相対関係に
ついて述べる。M/NTSC方式の輝度信号とクロマ信
号との時間差をゼロ・ナノ秒(0nSEC)として、基
準値に設定すると、B/PAL,G/PAL方式では約
50nSEC、I/PAL,D/PAL,K/PAL方
式では約170nSEC程度の割合で、輝度信号に対し
てクロマ信号が遅れて送出される。
【0024】各カラーテレビジョン方式ごとに異なる、
輝度信号とクロマ信号との遅延時間差を補正するため、
以下に示す遅延回路を用いる。まず上記三つのY遅延回
路6、7、8は、全周波数帯域に対して一様な遅延特性
を有する(群遅延特性が直線的な)遅延回路を使用す
る。一方、上記三つのクロマ遅延回路16、17、18
については、クロマ周波数帯域の群遅延特性を利用する
ため、例えば図2に示す回路を使用する。
【0025】ここで各遅延回路の遅延量を決めるにあた
り、まずクロマ信号が最も遅れているI/PAL,D/
PAL,K/PAL方式に対応するI,D,K方式クロ
マ遅延回路18の遅延量を小さい値に設定し、この遅延
量に対応してI,D,K方式Y遅延回路8の遅延量を決
める。
【0026】次に、B,G方式クロマ遅延回路17の遅
延量は、相対的に 170nSEC−50nSEC=120nSEC 程度の遅延となるように約120nSEC程度の遅延量
の設定となる。この遅延量に対応してB,G方式Y遅延
回路7の遅延量を決める。
【0027】さらに、M方式クロマ遅延回路16の遅延
量は、相対的に 170nSEC−0nSEC=170nSEC 程度の遅延となるように約170nSEC程度の遅延量
の設定となる。この遅延量に対応してM方式Y遅延回路
6の遅延量を決める。
【0028】次に図2を用いてクロマ遅延回路を説明す
る。抵抗R1とR2は直列接続で一端は入力端に接続さ
れ、他端は接地されると共に、抵抗R1とR2の接続点
は出力端に接続されている。コンデンサCとコイルLは
並列接続され(並列共振回路が構成され)一端は出力端
に、他端は抵抗R3を介し接地されている。
【0029】図3は、クロマ遅延回路の周波数特性を示
し、横軸は周波数(f)であり、縦軸は曲線aおよび曲
線cに対して電圧、曲線bに対して位相である。曲線a
はクロマ信号の周波数帯域を示し、曲線bは群遅延(G
ROUPE・DELAY)を示し、曲線cは入力に対す
る出力振幅のf(周波数)特性を示す。
【0030】LC並列共振回路の共振周波数をクロマ周
波数帯域近辺に設定し、共振回路を共振させることで、
LC並列共振回路と接地間に接続された抵抗R3が抵抗
R2と並列接続となる。すなわち共振時でない時の抵抗
値が、 R2÷(R1+R2) であるのに対し、共振時では、次式のようになる。
【0031】
【数1】
【0032】このため共振時の抵抗値が下がり、図3に
示すように共振周波数で出力振幅のf(周波数)特性が
下降し、この出力振幅が下降する帯域で群遅延(GRO
UP・DELAY)が急峻に上昇する。この群遅延の上
昇する帯域を利用して(この領域にちょうどクロマ信号
の帯域がくるように設定し)、各カラーテレビジョン方
式に対応するようにクロマ信号の遅延時間を調整し、所
定の遅延時間を持たせた3種類のクロマ遅延回路を得
る。
【0033】次に、ビデオテープレコーダが各カラーテ
レビジョン方式の放送信号を受信する場合について説明
する。まず最初に、ビデオテープレコーダが選択したチ
ャンネルが例えば、M/NTSC方式の場合、マイクロ
コンピュータ24は、M/NTSC方式であることを識
別する。そしてマイクロコンピュータ24はM/NTS
C方式であることを示す方式選択制御信号を第一スイッ
チ9および第二スイッチ19に送出する。
【0034】その結果、第一スイッチ9はM方式Y遅延
回路6を選択し、第二スイッチ19はM方式クロマ遅延
回路16を選択する。それゆえ輝度信号はM方式Y遅延
回路6を通過し、プリエンファシス回路10でプリエン
ファシスされ、次に、W/D(ホワイト/ダーク)クリ
ップ回路11でホワイトピークおよびダーク側のオーバ
シュートおよびプリシュートがクリップされた後、FM
変調回路12でFM変調される。そしてHPF(ハイパ
スフィルタ)回路13で低周波帯域成分が除去された
後、Y/C・MIX(輝度/クロマ・混合)回路23に
供給される。
【0035】一方、クロマ信号はM方式クロマ遅延回路
16を通過し、ACC(オートマチッククロマレベルコ
ントロール)回路20でクロマレベルが整えられる。そ
して低域変換回路21で低域変換され、LPF(ローパ
スフィルタ)回路22で低域変換クロマ信号成分以外の
高周波成分が除去された後、Y/C・MIX(輝度/ク
ロマ・混合)回路23に供給され、輝度信号と混合され
て、カラー複合信号として記録増幅回路(図示せず)へ
供給される。その結果、輝度信号とクロマ信号との間に
は時間遅延のない、タイミングの合った記録映像信号が
出力される。
【0036】次に、ビデオテープレコーダが選択したチ
ャンネルがB/PAL,G/PAL方式の場合、マイク
ロコンピュータ24がB/PAL,G/PAL方式であ
ることを識別し、B/PAL,G/PAL方式であるこ
とを示す方式選択制御信号を第一スイッチ9および第二
スイッチ19に送出する。その結果、第一スイッチ9は
B,G方式Y遅延回路7を選択し、第二スイッチ19は
B,G方式クロマ遅延回路17を選択する。その後の動
作および信号の働きは上記説明と同じであり、省略す
る。
【0037】同様に、ビデオテープレコーダが選択した
チャンネルがI/PAL,D/PAL,K/PAL方式
の場合、マイクロコンピュータ24がI/PAL,D/
PAL,K/PAL方式であることを識別し、I/PA
L,D/PAL,K/PAL方式であることを示す方式
選択制御信号を第一スイッチ9および第二スイッチ19
に送出する。その結果、第一スイッチ9はI,D,K方
式Y遅延回路8を選択し、第二スイッチ19はI,D,
K方式クロマ遅延回路18を選択する。その後の動作お
よび信号の働きは上記説明と同じであり、省略する。
【0038】次に他の実施の形態について、図4を参照
して説明する。図1と同一機能を有するものは同一番号
を付し詳細な説明は省略する。図4において、AMP回
路5の出力端子は第一スイッチ9の共通接点9dに接続
されている。第一スイッチ9の第1接点9aはM方式Y
遅延回路6の入力端子に、第2接点9bはB,G方式Y
遅延回路7の入力端子に、第3接点9cはI,D,K方
式Y遅延回路8の入力端子にそれぞれ接続されている。
そして第一スイッチ9の切換え制御端子9eはマイクロ
コンピュータ24に接続されている。そして上記三つの
Y遅延回路6、7、8の出力端子は共にプリエンファシ
ス回路10の入力端子に接続されている。
【0039】一方、AMP回路15の出力端子は第二ス
イッチ19の共通接点19dに接続されている。第二ス
イッチ19の第1接点19aはM方式クロマ遅延回路1
6の入力端子に、第2接点19bはB,G方式クロマ遅
延回路17の入力端子に、第3接点19cはI,D,K
方式クロマ遅延回路18の入力端子にそれぞれ接続され
ている。そして第二スイッチ19の切換え制御端子19
eはマイクロコンピュータ24に接続されている。そし
て上記三つのクロマ遅延回路16、17、18の出力端
子は共にACC回路20の入力端子に接続されている。
輝度信号とクロマ信号に対する遅延処理および両信号の
動作説明は、図1の輝度信号とクロマ信号の時間合わせ
回路と同様なので省略する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1か
ら請求項4に記載の輝度信号とクロマ信号の時間合わせ
回路は、各カラーテレビジョン方式の放送波を1つの受
信装置を用いて受信する場合、IF信号を検波した後の
映像信号を輝度信号とクロマ信号に分離し、輝度信号側
とクロマ信号側にそれぞれのカラーテレビジョン方式に
応じた遅延回路を設け、方式選択制御信号で各々の遅延
回路を適切に切換え、輝度信号とクロマ信号の時間合わ
せを行う。この遅延回路を安価な部品を用いた簡単な回
路で構成可能なので、低価格で提供することができ、コ
ストダウンと信頼性の向上および画質の向上が図れるな
どの効果は大きい。
【0041】また本発明の請求項2から請求項4に記載
の輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回路は、世界の多
くの地域で採用されているカラーテレビジョン方式に適
合するので、大量生産によるコストダウン効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回
路を適用した映像信号処理回路のブロック図である。
【図2】本発明の輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回
路のクロマ遅延回路図である。
【図3】クロマ遅延回路の周波数特性図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の輝度信号とクロマ信
号の時間合わせ回路を適用した映像信号処理回路のブロ
ック図である。
【図5】従来の映像信号処理回路のブロック図である。
【符号の説明】
1a アンテナ 1b チューナー回路 2 IF処理回路 3 AGC回路 4 LPF回路 5 AMP回路 6 M方式Y遅延回路 7 B,G方式Y遅延回路 8 I,D,K方式Y遅延回路 9 第一スイッチ 10 プリエンファシス回路 11 W/D回路 12 FM変調回路 13 HPF回路 14 BPF回路 15 AMP回路 16 M方式クロマ遅延回路 17 B,G方式クロマ遅延回路 18 I,D,K方式クロマ遅延回路 19 第二スイッチ 20 ACC回路 21 低域変換回路 22 LPF回路 23 Y/C・MIX回路 24 マイクロコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の輝度信号とクロマ信号とを分
    離するY/C分離回路を備え、輝度信号とクロマ信号と
    を分離して映像信号処理をおこなう映像信号処理回路に
    おいて、 前記Y/C分離回路の輝度信号出力を受けて、所定のカ
    ラーテレビジョン方式に適合する時間輝度信号を遅延す
    る、複数の輝度信号遅延手段と、 この複数の輝度信号遅延手段の中から一つを選択し、前
    記Y/C分離回路の輝度信号出力を、前記選択された輝
    度信号遅延手段に接続する第一切換手段と、 前記Y/C分離回路のクロマ信号出力を受けて、前記所
    定のカラーテレビジョン方式に適合する時間クロマ信号
    を遅延する、複数のクロマ信号遅延手段と、 この複数のクロマ信号遅延手段の中から一つを選択し、
    前記Y/C分離回路のクロマ信号出力を、前記選択され
    たクロマ信号遅延手段に接続する第二切換手段と、 前記所定のカラーテレビジョン方式の中から一つのカラ
    ーテレビジョン方式を選択し、このカラーテレビジョン
    方式に適合した輝度信号遅延手段およびクロマ信号遅延
    手段を選択するように、第一切換手段および第二切換手
    段に制御信号を出力する制御手段とを具備することを特
    徴とする輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回路。
  2. 【請求項2】 前記輝度信号遅延手段およびクロマ信号
    遅延手段の内一組が、M/NTSC方式に適合した一組
    の遅延手段であることを特徴とする請求項1に記載の輝
    度信号とクロマ信号の時間合わせ回路。
  3. 【請求項3】 前記輝度信号遅延手段およびクロマ信号
    遅延手段の内一組が、B/PAL方式またはG/PAL
    方式に適合した一組の遅延手段であることを特徴とする
    請求項1に記載の輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回
    路。
  4. 【請求項4】 前記輝度信号遅延手段およびクロマ信号
    遅延手段の内一組が、I/PAL方式またはD/PAL
    方式またはK/PAL方式に適合した一組の遅延手段で
    あることを特徴とする請求項1に記載の輝度信号とクロ
    マ信号の時間合わせ回路。
JP2564496A 1996-02-13 1996-02-13 輝度信号とクロマ信号の時間合わせ回路 Pending JPH09219873A (ja)

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