JPH092201A - ウエビング巻取装置 - Google Patents

ウエビング巻取装置

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Publication number
JPH092201A
JPH092201A JP7158076A JP15807695A JPH092201A JP H092201 A JPH092201 A JP H092201A JP 7158076 A JP7158076 A JP 7158076A JP 15807695 A JP15807695 A JP 15807695A JP H092201 A JPH092201 A JP H092201A
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JP
Japan
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gear
spool
webbing
rotation
teeth
Prior art date
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Application number
JP7158076A
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English (en)
Inventor
Keisuke Imai
啓介 今井
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH092201A publication Critical patent/JPH092201A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエビングの全格納状態でロック手段が作動
しないようにし、それを確実に簡単な構造で達成する。 【構成】 Vギヤ32のウエビング巻取方向へのスプー
ル18との相対回転により、スプール18のウエビング
引出方向への回転を阻止すべくロック手段が作動する。
ウエビングが全引出状態から巻き取られるのに伴い、ま
ずは、スプール側ギヤ100の不完全ギヤ部112が中
間ギヤ122の間欠回転ギヤ部126と噛合/非噛合を
繰り返し、スプール側ギヤ100の回転が中間ギヤ12
2に間欠的に伝達される。ウエビング28の全格納状態
に達する手前では、中間ギヤ122の連続回転ギヤ部1
28がスプール側ギヤ100の完全ギヤ部114と、V
ギヤ側ギヤ120とに噛合し、スプール側ギヤ100の
回転がVギヤ側ギヤ120に連続的に伝達され、全格納
状態ではロック手段の作動が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のシートベルト装
置に用いられるウエビング巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエビング巻取装置では、通常は、ウエ
ビングの引き出し巻き取りが自由であるが、車両急減速
時には、ウエビングの引き出しが阻止されて乗員の拘束
が図られる。
【0003】このために、次の構造が採用される。すな
わち、スプールがフレームに回転自在に支持され、スプ
ールにはウエビングが巻き掛けられる。一方、スプール
と同軸状にそれと相対回転自在にVギヤが設けられる。
【0004】Vギヤは周部に外歯としての係合歯を備
え、係合歯に対向しては、加速度センサが設けられる。
加速度センサでは、ボールが車両急減速に伴い慣性移動
することによりVパウルがVギヤの係合歯と係合され、
Vギヤのウエビング引出方向回転が阻止される。Vギヤ
は、スプールの回転に追随付勢され、通常はスプールと
一体に回転するが、Vギヤのウエビング引出方向回転が
阻止された状態では、ウエビングが引っ張られることに
より、スプールがウエビング引出方向へVギヤと相対回
転する(換言すれば、Vギヤがウエビング巻取方向へス
プールと相対回転する)。
【0005】Vギヤとスプールとの間にはロックプレー
トが設けられ、ロックプレートはロック爪を備えてロッ
ク爪に対向しては、フレーム側にロック歯(ロックプレ
ートとロック歯とはロック手段を構成する。)が設けら
れる。Vギヤとスプールとが一体に回転するときは、ロ
ックプレートのロック爪はロック歯と離脱されている
が、Vギヤがスプールとウエビング巻取方向へ相対回転
すると、ロック爪がスプールの半径方向外方へ突出して
ロック歯と係合され(ロック手段が作動し)、スプール
のウエビング引出方向の回転が阻止される。
【0006】これは、いわゆるVSIRと称される車体
感応式のウエビング巻取装置としての機能を果たす。
【0007】一方、Wパウルを設けたものがある。すな
わち、慣性質量体で構成されるWパウルがVギヤと偏心
して設けられる。Wパウルは、Vギヤの回転に追随付勢
され、通常はVギヤと一体に回転するが、ウエビングが
急速に引っ張られるとWパウルにはウエビング巻取方向
への慣性力が及び、Wパウルは、ウエビング巻取方向へ
Vギヤと相対移動する。これにより、Wパウルの外周に
形成されたパウル爪がVギヤの半径方向外方へ突出し、
パウル爪と対向してフレーム側に設けられて内歯とされ
たW歯と係合され、Vギヤのウエビング引出方向回転が
阻止される。Vギヤのウエビング引出方向回転が阻止さ
れると、VSIRのときと同様に、ウエビングが引っ張
られることにより、スプールがウエビング引出方向へV
ギヤと相対回転し、ロック手段が作動してスプールのウ
エビング引出方向回転が阻止される。
【0008】これは、いわゆるWSIRと称されるウエ
ビング感応式のウエビング巻取装置としての機能を果た
す。
【0009】上記VSIRとWSIRとの両機能を果た
すものは、いわゆるDSIRと称される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スプールは
リトラクタスプリングによってウエビング巻取方向に付
勢されており、その付勢力に抗してウエビングを引き出
してウエビングの装着がなされる。ウエビングは装着が
解かれると、リトラクタスプリングによってスプールに
巻き取られる。このとき、ウエビングがスプールに急速
に巻き込まれて全巻取状態、ないし全格納状態(ウエビ
ングをそれ以上巻き込むことができない状態)に達する
と、ウエビングの巻き込み停止時に慣性で、Vギヤがウ
エビング巻取方向へスプールと相対回転してロック手段
が作動してしまう場合がある。
【0011】この場合には、ウエビングを引っ張ってウ
エビングの巻き絞りを行い、その後、ウエビングを巻き
戻し、ロック手段のロック作動を解除すべくVギヤとス
プールとの間に復帰相対回転を生じさせる必要がある。
【0012】ウエビングの全格納状態でロック手段がロ
ック作動しないようにする手段として、次に説明するも
のが公知である。
【0013】すなわち、ウエビングの巻径の大きさを感
知する感知部材が設けられる。感知部材は、巻径が大き
いときはVギヤ、スプールから離脱しており、巻径が所
定値より小さくなると、Vギヤとスプールとを共に押し
付けるように作動する。押し付けた後は、Vギヤとスプ
ールとが一体に回転してVギヤとスプールとが相対回転
しないようにされる。感知部材が作動する所定値をウエ
ビングが全格納状態に達する手前にあるときの巻径の大
きさに設定すれば、ウエビングの全格納状態では、Vギ
ヤがウエビング巻取方向へスプールと相対回転しないで
ロック手段が作動しない。
【0014】しかし、巻径を感知して作動する感知部材
を備えた手段では、Vギヤとスプールとを一体に回転さ
せるのに押し付け力を用いるので、押し付け力に対抗し
てVギヤとスプールとの間に相対回転が生ずる恐れがあ
る等、全格納状態におけるVギヤとスプールとの間の相
対回転の阻止についてその確実性に欠ける。また、構造
も複雑である。
【0015】本発明は上記事実を考慮し、ウエビングの
全格納状態ではロック手段が作動しないようにし、それ
を簡単な構造で達成するウエビング巻取装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明のウエビング巻取装置は、回
転自在とされてウエビングの引き出し巻き取りを自由と
するスプールと、このスプールをウエビング巻取方向へ
付勢する巻取付勢手段と、前記スプールと同軸状にそれ
と相対回転自在とされる作動回転体と、この作動回転体
をスプールに追随回転させる作動回転体追随手段と、こ
の作動回転体追随手段に対抗してなされる作動回転体の
ウエビング巻取方向へのスプールとの相対回転によって
作動し、スプールのウエビング引出方向の回転を阻止す
るロック手段と、前記スプールと同軸状にそれと一体に
回転し、歯数がモジュールによって決定される歯数より
も少ない歯を有する不完全ギヤ部と、歯数がモジュール
によって決定される歯数である歯を有する完全ギヤ部と
を軸方向に沿って並び有するスプール側ギヤと、前記作
動回転体と同軸状にそれと一体に回転する作動回転体側
ギヤと、前記スプール側ギヤと作動回転体側ギヤとの間
に設けられる中間ギヤであって、中間ギヤは、1回転を
越えない範囲で回転し、スプール側ギヤの不完全ギヤ部
と噛合/非噛合を繰り返してウエビングの全引出状態か
らの巻き取りに伴うスプール側ギヤの回転が間欠的に伝
達される間欠回転ギヤ部と、ウエビングの全格納状態に
達するまでにはスプール側ギヤの完全ギヤ部と噛合して
スプール側ギヤの回転が連続的に伝達されるとともに作
動回転体側ギヤと噛合してVギヤに回転を連続的に伝達
してVギヤをスプールと一体に回転させる連続回転ギヤ
部とを周方向に沿って画して有する前記中間ギヤと、を
備える構成を特徴とする。
【0017】請求項2に係る本発明のウエビング巻取装
置は、請求項1の構成において、前記スプール側ギヤの
不完全ギヤ部は、不完全ギヤ部の歯先円と同一円で形成
されて不完全ギヤ部の繰り返される前記噛合/非噛合の
うちの非噛合時に中間ギヤの回転を阻止すべく間欠回転
ギヤ部と係合する規制面を有することを特徴とする。
【0018】請求項3に係る本発明のウエビング巻取装
置は、請求項1の構成において、前記作動回転体が、周
部に係合歯を有するVギヤとされ、車両急減速に伴う加
速度の作用によって前記係合歯と係合して作動回転体の
ウエビング引出方向の回転を阻止するVパウルが設けら
れることを特徴とする。
【0019】
【作用】上記構成によれば、通常は、作動回転体がスプ
ールと一体に回転し、ウエビングは引き出し巻き取りが
自由である。
【0020】巻取付勢手段に抗してウエビングを引き出
してウエビングの装着がなされる。ウエビングは装着が
解かれると、巻取付勢手段によってスプールに巻き取ら
れる。
【0021】車両急減速時には、例えば、請求項3にあ
るように、加速度の作用によってVパウルが、Vギヤで
構成される作動回転体の係合歯と係合され、作動回転体
のウエビング引出方向の回転が阻止される。この状態で
ウエビングが引っ張られるとスプールがウエビング引出
方向へ作動回転体と相対回転する(換言すれば、作動回
転体がウエビング巻取方向へスプールと相対回転す
る)。作動回転体のウエビング巻取方向への相対回転に
よってロック手段が作動し、スプールのウエビング引出
方向の回転が阻止される。これにより、ウエビングの引
き出しが阻止されて乗員の拘束がなされる。
【0022】ここで、ウエビングが全引出状態から巻き
取られると、それに伴い、スプール側ギヤがスプールと
一体に回転する。まずは、スプール側ギヤの不完全ギヤ
部が中間ギヤの間欠回転ギヤ部と噛合/非噛合を繰り返
し、スプール側ギヤの回転が中間ギヤに間欠的に伝達さ
れる。
【0023】このとき、請求項2の構成によれば、不完
全ギヤ部の繰り返される前記噛合/非噛合のうちの非噛
合時には、規制面が間欠回転ギヤ部と係合して中間ギヤ
の回転が阻止され、安定した間欠回転が得られる。。
【0024】ウエビングが全格納状態へ達するまでに
は、例えば、全格納状態に達する手前では、中間ギヤの
連続回転ギヤ部がスプール側ギヤの完全ギヤ部と噛合し
て、スプール側ギヤの回転が中間ギヤに連続的に伝達さ
れ、また、中間ギヤの連続回転ギヤ部がスプール側ギヤ
の完全ギヤ部と噛合するときは、中間ギヤの連続回転ギ
ヤ部が作動回転体側ギヤと噛合し、これにより、スプー
ル側ギヤの回転が中間ギヤを介して作動回転体側ギヤに
連続的に伝達され、スプール側ギヤと作動回転体側ギヤ
とが一体に回転し、すなわち、スプールと作動回転体と
が一体に回転してスプールと作動回転体との間の相対回
転が阻止される。
【0025】ウエビングの装着が解かれて、ウエビング
がスプールに急速に巻き込まれて全巻取状態、ないし全
格納状態(ウエビングをそれ以上巻き込むことができな
い状態)に達する場合がある。全格納状態に達するまで
には、スプール側ギヤと作動回転体側ギヤとが一体に回
転してスプールと作動回転体との間の相対回転が阻止さ
れるので、全格納状態でのきゅそくな巻き込みの停止に
よっても作動回転体がウエビング巻取方向へスプールと
相対回転することがない。全格納状態でのロック手段の
作動が防止される。
【0026】スプールと作動回転体との間は中間ギヤを
介して噛合してVギヤとスプールとが一体に回転し、全
格納状態でのVギヤとスプールとの間の相対回転の阻止
についてその確実性が高められる。また、構造も簡単で
ある。更には、スプールの回転を間欠的に中間ギヤに伝
達する構成によって大きな減速比が得られ、ウエビング
の全引出状態から全格納状態までにスプールが多数回転
を要しても中間ギヤは大型化せずとも、1回転の範囲内
で、間欠回転ギヤ部と連続回転ギヤ部とを備えることが
できる。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例に係るウエビング巻取装置
を図1乃至図10に基づき説明する。図中、車両前方を
矢印FRで、車両幅方向を矢印Wで、車両上方を矢印U
Pでそれぞれ示す。
【0028】図1に示すように、フレーム12が車両前
後方向で対向する一対の脚片14、16を備えてコ字型
に屈曲形成され、脚片14、16間にはスプール18が
掛け渡される。スプール18は、脚片14、16の対向
方向が軸方向とされ、両端に支軸20、22をそれぞれ
備える。一方の支軸20は、脚片14外面に取り付けら
れるセンサカバー24側に軸支され、他方の支軸22は
脚片16外面に取り付けられるゼンマイばねカバー26
側に軸支される。これにより、スプール18は、支軸2
0、22を中心として回転自在とされる。スプール18
には、ウエビング28の一端が係止されてウエビング2
8巻き掛けられ、スプール18の回転に伴いウエビング
28の引き出し巻き取りが自由となる(ウエビング引出
方向を矢印Aで図示する)。ゼンマイばねカバー26内
には、支軸22に嵌合した巻取付勢手段としてのゼンマ
イばね30が収容されて、ゼンマイばね30は、スプー
ル18をウエビング巻取方向(矢印Aと反対の向き)へ
回転付勢する。すなわち、ウエビング28は、巻き取り
側へ付勢されている。
【0029】センサカバー24の内部には、作動回転体
としてのVギヤ32が収容され、Vギヤ32は、支軸2
0の外周と嵌合して、スプール18と同軸状にスプール
18と相対回転自在とされる。Vギヤ32の外周には、
外歯とされた係合歯34が形成される。センサカバー2
4内にはまた、Vギヤ32の係合歯34と対応して加速
度センサ36が設けられ、加速度センサ36は、車両急
減速により加速度を受けて車両前方へ慣性移動するボー
ル38を備えるとともに、ボール38の慣性移動に伴い
上方へ向けて回動する(矢印Bの向きへ回動する)Vパ
ウル40を備える。Vパウル40は、上方への回動によ
り(図6に示すように、実線位置から鎖線位置への回動
により)係合歯34と係合される。Vパウル40とVギ
ヤ32の係合歯34との係合により、Vギヤ32のウエ
ビング引出方向の回転が阻止される。
【0030】Vギヤ32のスプール18と反対側には、
作動回転体追随手段としての捩じりばね42が設けら
れ、捩じりばね42の中央部44は、支軸20を貫通さ
せたVギヤ32のボス部33の回りに円弧状に湾曲さ
れ、捩じりばね42の一端部46は、Vギヤ32の端面
に向けて屈曲され、Vギヤ32の端面に形成された係止
孔48内に係止されるとともに、捩じりばね42の他端
部50は、Vギヤ32の端面に向けて屈曲され、Vギヤ
32の端面に形成された貫通孔52内を貫通し、そし
て、スプール18の端面に形成された係止穴54内に係
止される。Vギヤ32は、捩じりばね42の中央部44
拡径方向側への弾性復帰変形力によって、スプール18
の回転に追随付勢される。通常は、捩じりばね42の付
勢力によってVギヤ32がスプール18と一体に回転す
る。図7に示すように、Vギヤ32のウエビング引出方
向の回転が阻止された状態でウエビング28が引っ張ら
れてスプール18がウエビング引出方向へ回転すると、
捩じりばね42の他端部50が貫通孔52内を捩じりば
ね42の縮径方向側へ周方向に移動し、スプール18は
捩じりばね42の付勢力に抗してウエビング引出方向へ
Vギヤ32と相対回転する(換言すれば、Vギヤ32が
ウエビング巻取方向へスプール18と相対回転する)。
【0031】Vギヤ32とスプール18との間には、ロ
ックプレート(ロック手段)55が設けられる。ロック
プレート55は、外周の一部に凹部56を備え、凹部5
6に対応してスプール18の端面には円柱状の凸部58
が突出形成されて、凹部56内に凸部58が係合され
る。また、ロックプレート55は、凹部56と反対側
に、スプール18の支軸20を通過させる凹部60を備
え、凹部60の左右両側には、Vギヤ32の端面に向け
て突出する一対の案内ピン62を有する。案内ピン62
に対応してVギヤ32の端面には案内凹部64が凹設さ
れ、案内ピン62が案内凹部64内に係合される。ロッ
クプレート55の外周にはまた、複数のロック爪66が
形成され、ロック爪66に対応しては、スプール18の
端部を挿通させた脚片14の開口の縁に、スプール18
と同軸状に内歯で構成されるロック歯68(ロック手
段)が形成される。
【0032】スプール18とVギヤ32とが一体に回転
するときは、図6に示すように、案内ピン62が案内凹
部64の一端に位置し、ロックプレート55はスプール
18及びVギヤ26と共に回転し、そして、ロック爪6
6はロック歯68と離間されている。図7に示すよう
に、Vギヤ32のウエビング引出方向の回転が阻止され
た状態でスプール18がウエビング引出方向へ相対回転
すると、ロックプレート55がスプール18及びVギヤ
32のいずれとも相対的に移動する。すなわち、ロック
プレート55の凹部56がスプール18の凸部58に押
されて移動するとともに、案内ピン62が案内凹部64
内を他端へ向けて移動し、ロックプレート55のロック
爪66がスプール18の半径方向外方へ突出するように
してロック歯68と係合される(ロック手段が作動す
る)。その係合によって、スプール18のウエビング引
出方向の回転が阻止され、ウエビング28の引き出しが
止められて、乗員の拘束がなされる。
【0033】これは、いわゆるVSIRと称される車体
感応式のウエビング巻取装置としての機能を果たす。
【0034】一方、Vギヤ32とセンサカバー24との
間には、慣性質量体で構成されるWパウル70が設けら
れ、Wパウル70は、Vギヤ32のボス部33を通過さ
せる通過孔72を有した環状とされる。Vギヤ32の軸
中心と偏心した偏心軸線上で、Vギヤ32の端面に突出
されたピン軸74が、Wパウル70に形成されたピン孔
76内に嵌合され、これにより、Wパウル70がVギヤ
32に、ピン軸74回りに回動自在に支持される。
【0035】Wパウル70とVギヤ32との間には、W
追随手段としてのコイルばね78が設けられ、コイルば
ね78の一端部がWパウル70に形成された係止突起8
0に係止され、他端部がVギヤ32の端面に形成された
係止突起82に係止される。また、Wパウル70の外周
の一部が切り欠かれ、その切り欠かれた切り欠き84に
対応して、Vギヤ32の端面にはストッパ86が突設さ
れ、コイルばね78の付勢力によってストッパ86が切
り欠き84と当接すべく付勢され、これにより、通常
は、Wパウル70がVギヤ32と一体に回転する。
【0036】Wパウル70の外周にはパウル爪88が形
成され、パウル爪88の外周と対向しては、センサカバ
ー24に、スプール18と同軸状に内歯とされたW歯9
0が形成される。ウエビング28が急速に引き出されて
Wパウル70にウエビング巻取方向への慣性力が及ぶ
と、Wパウル70はコイルばね78の付勢力に抗して、
ウエビング巻取方向へ相対移動すべくピン軸74の回り
に回動し(図8で実線で示す位置から鎖線で示す位置へ
矢印Cの向きに回動する)、パウル爪88がW歯90と
離脱された位置から外方へ突出してW歯90と係合さ
れ、これにより、Vギヤ32のウエビング引出方向の回
転が阻止される。Vギヤ32のウエビング引出方向の回
転が阻止されることにより、上述と同様に、ウエビング
28が引っ張られてスプール18がウエビング引出方向
へ相対回転すれば、ロック手段がロック作動する。
【0037】これは、いわゆるWSIRと称されるウエ
ビング感応式のウエビング巻取装置としての機能を果た
す。
【0038】本実施例は、VSIRとWSIRとの両機
能を果たし、これは、いわゆるDSIRと称される。
【0039】図2に示すように、スプール18の支軸2
0には、これと同軸状にスプール側ギヤ100が設けら
れる。支軸20は、基端部に大径とされた大径部102
と、先端部に小径とされた小径部104とを備え、大径
部102には、軸方向に割り溝106が形成される。ス
プール側ギヤ100は、小径部104が貫通する貫通孔
108を備えるとともに、割り溝102内に軸方向へ挿
入嵌合する嵌合爪110を備え、スプール18と一体に
回転する。
【0040】スプール側ギヤ100は、歯数がモジュー
ルによって決定される歯数(ピッチ円の直径をモジュー
ルで除した数値)より少ない歯数の歯112Aを有する
不完全ギヤ部112と、歯数がモジュールによって決定
される歯数の歯114Aを有する完全ギヤ部114とを
軸方向に沿って並有する。完全ギヤ部114は、スプー
ル18側に位置し、不完全ギヤ部112は、反対側に位
置する。不完全ギヤ部112の歯と完全ギヤ部114の
歯とは、いずれも、モジュールによって決定される歯数
は同じ(例えば、6歯とすると)であるが、不完全ギヤ
部112は、隣り合う2歯だけであり、他の4歯はない
態様とされ、完全ギヤ部114は、6歯全てを有する形
状とされる。不完全ギヤ部112は、軸方向において不
完全ギヤ部112の歯と完全ギヤ部114との間に、不
完全ギヤ部112の2歯の歯間に対応する部分を除いた
残部で不完全ギヤ部112の歯先円と同一円で形成され
た外周面(規制面118)を有する。
【0041】Vギヤ32のボス部33には、これと同軸
状に、スプール18の支軸20を貫通させるVギヤ側ギ
ヤ(作動回転体側ギヤ)120が設けられ、Vギヤ側ギ
ヤ120は、Vギヤ32と一体に回転し、歯数がモジュ
ールによって決定される歯数の歯120Aを有し、これ
は、完全ギヤ部114と同じくされて、例えば、6歯で
ある。
【0042】スプール側ギヤ100とVギヤ側ギヤ12
0との間には、軸方向がスプール18の軸方向と平行と
される中間ギヤ122が設けられる。中間ギヤ122
は、センサカバー24にギヤ軸124で軸支され、間欠
回転ギヤ部126と連続回転ギヤ部128とを周方向に
沿って画して有する。間欠回転ギヤ部126は、歯数が
モジュールによって決定される歯数である歯を有すると
ともに、1歯毎に歯幅に大小(図2乃至図4には、歯幅
が大きい歯が126Aで、歯幅が小さい歯が126Bで
それぞれ示されている)があり、ギヤ軸方向に沿って見
ると、スプール側ギヤ100の不完全ギヤ部112の歯
112Aと対応する(図5を参照)部分では、歯数がモ
ジュールによって決定される歯数の歯が全て存在する態
様とされるが、不完全ギヤ部112の規制面118と対
応する(図5を参照)部分では、1歯毎に歯が存在しな
い態様とされる。ウエビング28が全引出状態から巻き
取られてスプール18がウエビング巻取方向へ回転する
のに伴い、スプール側ギヤ100の不完全ギヤ部112
の歯112Aが、中間ギヤ122の間欠回転ギヤ部12
6の歯126A、126Bと噛合/非噛合を繰り返し
(噛合状態が図4に示され、非噛合状態が図5に示され
ている)、スプール側ギヤ100の回転(スプール18
の回転)が中間ギヤ122に間欠的に伝達される。すな
わち、スプール側ギヤ100が1回転する間に、中間ギ
ヤ122が2歯分、送られる。図5に示すように、非噛
合時には、規制面118が、1歯毎に歯が存在しない態
様とされた部分で、間欠回転ギヤ部122の歯幅が大き
い歯126A間に位置して歯面126Cと摺接係合して
中間ギヤ122の回転を阻止する。
【0043】連続回転ギヤ部128は、歯数がモジュー
ルによって決定される歯数である歯128Aを有し、ギ
ヤ軸方向に沿って見ると、スプール側ギヤ100の完全
ギヤ部114の歯114AとVギヤ側ギヤ120の歯1
20Aとに共通対応(図5を参照)して位置する。な
お、軸方向に沿って見ると、連続回転ギヤ部128は、
スプール側ギヤ100の不完全ギヤ部112に対応する
部分にはその不完全ギヤ部112の歯と規制面118と
に障害とならない(後述の連続回転に障害とならない)
限りにおいて歯が存在しない態様とされる。連続回転ギ
ヤ部128の歯128Aは、ウエビング28が全巻取状
態、ないし全格納状態に達するまでには(例えば、全格
納状態に達する手前で)スプール側ギヤ100の完全ギ
ヤ部114の歯114Aと噛合してスプール側ギヤ10
0の回転が中間ギヤ122に連続的に伝達されるととも
に、Vギヤ側ギヤ120の歯120Aと噛合してスプー
ル側ギヤ100の回転が中間ギヤ122を介してVギヤ
32に連続的に伝達され、Vギヤ32がスプール18と
一体に回転する。中間ギヤ122は、ウエビング28の
全引出状態から全格納状態までの巻き取りに伴うスプー
ル18の回転に従って、1回転を越えない範囲で回転
し、例えば、スプールが16回転するのに対して、中間
ギヤ122は1回転を越えないように減速されて回転す
る。このような減速が可能となるように、中間ギヤ、ス
プール側ギヤ、Vギヤ側ギヤのピッチ円の直径が設定さ
れる。
【0044】なお、ギヤ軸方向に沿って見ると、間欠回
転ギヤ部126は、完全ギヤ部114と対応する部分で
は、歯が存在せず、間欠回転ギヤ部126と不完全ギヤ
部112とが噛合/非噛合を繰り返してスプール側ギヤ
100の回転が中間ギヤ122に間欠的に伝達されてい
るときは、Vギヤ側ギヤ120は中間ギヤ122と噛合
せずに、Vギヤ32は、スプール18と相対回転可能と
される。Vギヤ32がスプール18と相対回転可能とさ
れるときの中間ギヤ122の連続回転ギヤ部128の位
置が図9に示され、Vギヤ32がVギヤ側ギヤ120を
介してスプール18と一体に回転するときの中間ギヤ1
22の連続回転ギヤ部128の位置が図10に示されて
いる。
【0045】なお、中間ギヤ122はセンサカバー24
の外面側に設けられ、Vギヤ32のボス部33がセンサ
カバー24に貫通して回転自在に支持され、これによ
り、スプール18の支軸20が回転自在に支持される。
Vギヤ側ギヤ120は、センサカバー24の外面側に突
出し、また、スプール側ギヤ100もセンサカバーの外
面側に突出する。
【0046】上記構成によれば、通常は、Vギヤ32が
スプール18と一体に回転し、ウエビング28は引き出
し巻き取りが自由である。
【0047】ゼンマイばね30に抗してウエビング28
を引き出してウエビング28の装着がなされる。ウエビ
ング28は装着が解かれると、ゼンマイばね30によっ
てスプール18に巻き取られる。
【0048】車両急減速時には、加速度の作用によって
Vパウル40が、Vギヤ32の係合歯34と係合され、
Vギヤ32のウエビング引出方向の回転が阻止される。
この状態でウエビング28が引っ張られるとスプール1
8がウエビング引出方向へVギヤ32と相対回転する
(換言すれば、Vギヤ32がウエビング巻取方向へスプ
ール18と相対回転する)。Vギヤ32のウエビング巻
取方向への相対回転によってロック手段が作動し、スプ
ール18のウエビング引出方向の回転が阻止される。こ
れにより、ウエビング18の引き出しが阻止されて乗員
の拘束がなされる。
【0049】ここで、ウエビング28が全引出状態から
巻き取られると、それに伴い、スプール側ギヤ100が
スプール18と一体に回転する。まずは、スプール側ギ
ヤ100の不完全ギヤ部112が中間ギヤ122の間欠
回転ギヤ部126と噛合/非噛合を繰り返し、スプール
側ギヤ100の回転が中間ギヤ122に間欠的に伝達さ
れる。
【0050】このとき、不完全ギヤ部112の繰り返さ
れる前記噛合/非噛合のうちの非噛合時には、規制面1
18が間欠回転ギヤ部126と係合して中間ギヤ122
の回転が阻止され、安定した間欠回転が得られる。
【0051】ウエビング28が全格納状態へ達するまで
には、例えば、全格納状態に達する手前では、中間ギヤ
122の連続回転ギヤ部128がスプール側ギヤ100
の完全ギヤ部114と噛合して、スプール側ギヤ100
の回転が中間ギヤ122に連続的に伝達され、また、中
間ギヤ122の連続回転ギヤ部128がスプール側ギヤ
100の完全ギヤ部114と噛合するときは、中間ギヤ
122の連続回転ギヤ部128がVギヤ側ギヤ120と
噛合し、これにより、スプール側ギヤ100の回転が中
間ギヤ122を介してVギヤ側ギヤ120に連続的に伝
達され、スプール側ギヤ100とVギヤ側ギヤ120と
が一体に回転し、すなわち、スプール18とVギヤ32
とが一体に回転してスプール18とVギヤ32との間の
相対回転が阻止される。
【0052】ウエビング28の装着が解かれて、ウエビ
ング28がスプール18に急速に巻き込まれて全巻取状
態、ないし全格納状態(ウエビングをそれ以上巻き込む
ことができない状態)に達する場合がある。全格納状態
に達するまでには、スプール側ギヤ100とVギヤ側ギ
ヤ120とが一体に回転してスプール18とVギヤ32
との間の相対回転が阻止されるので、全格納状態での急
速な巻き込みの停止によっても、Vギヤ32がウエビン
グ巻取方向へスプール18と相対回転することがない。
全格納状態でのロック手段の作動が防止される。
【0053】スプール18とVギヤ32との間は中間ギ
ヤ122を介して噛合して、Vギヤ32とスプール18
とが一体に回転し、全格納状態でのVギヤ32とスプー
ル18との間の相対回転の阻止についてその確実性が高
められる。また、構造も簡単である。更には、スプール
18の回転を間欠的に中間ギヤ122に伝達する構成に
よって大きな減速比が得られ、ウエビング28の全引出
状態から全格納状態までにスプール18が多数回転を要
しても中間ギヤ122は大型化せずとも、1回転の範囲
内で、間欠回転ギヤ部126と連続回転ギヤ部128と
を備えることができる。
【0054】なお、上記実施例では、WSIRの機能を
果たすために、Wパウル70が感性質量体とされて車両
急減速に伴いウエビングが急速に引っ張られてWパウル
70に慣性力が及ぶことにより、Wパウル70がW歯9
0と係合してVギヤ32のウエビング引出方向の回転が
阻止されてロック手段が作動するようにされているが、
それに限らない。例えば、上記実施例のようなWパウル
70を設けないで、Vギヤ32を慣性質量体として積極
的に構成し、車両急減速に伴いウエビングが急速に引っ
張られてVギヤ32にウエビング巻取方向への慣性力が
及び、スプール18がウエビング引出方向へVギヤ32
と相対回転することにより、直接的にロック手段が作動
するようにしてもよい。このような場合は、Vギヤ32
を慣性質量体として積極的に構成する分、Vギヤ32が
大きな慣性力を直接に受けることになる点で、特に効果
的である。
【0055】上記実施例では、スプール側ギヤ100の
不完全ギヤ部112と、これに対応する中間ギヤ122
の間欠回転ギヤ部126とによって、スプール側ギヤ1
00の回転が中間ギヤ122に間欠的に伝達されている
が、間欠回転を実現するための間欠機構は、上記実施例
に限定されない。
【0056】例えば、図11に示す間欠機構の第1変形
例では、中間ギヤ200の間欠回転ギヤ部202は、歯
が2列にかつ千鳥状に形成されるとともにそれら総歯数
が、モジュールで決定される歯数とされる。一方、スプ
ール側ギヤ204の不完全ギヤ部206は、直径方向一
方側に突出した歯206Aと直径方向反対側に突出した
歯206Bとの2歯を有し、規制面210は、間欠回転
ギヤ部202の一の列の歯202Aの歯間に対応し、不
完全ギヤ部206の2歯206A、206Bの歯間の一
方の半周側に形成される外周面210Aと、他の列の歯
202Bの歯間に対応し、不完全ギヤ部206の2歯2
06A、206Bの歯間の反対側の半周側に形成される
外周面210Bとで構成される。
【0057】スプール側ギヤ204の不完全ギヤ部20
6の2歯206A、206Bは、中間ギヤ200の間欠
回転ギヤ部202の一の列の歯202Aと他の列の歯2
02Bとに交互に噛合し、かつ、噛合/非噛合を繰り返
して、中間ギヤ200を間欠回転させ、また、非噛合時
には、規制面210が一の列の歯202Aの歯間と他の
列の歯202Bの歯間とに交互に係合し、歯202A、
202Bの歯面と摺接して中間ギヤ200の回転を阻止
する。スプール側ギヤ204の1回転によって、中間ギ
ヤ200は、2歯分、送られる。
【0058】また、図12乃至図14に示す間欠機構の
第2変形例では、スプール側ギヤ300の不完全ギヤ部
302は、ピッチ円が螺旋状とされて、1歯のみの歯3
00Aを有し、規制面304は、その歯300Aを介し
てギヤ軸方向両側に形成される。一方、間ギヤ306の
間欠回転ギヤ部308の各歯310は、軸方向に沿って
見ると、スプール側ギヤ300のピッチ円が螺旋状とさ
れるのに対応して中間ギヤ306の回転方向と傾斜した
方向とされる。
【0059】スプール側ギヤ300の不完全ギヤ部30
2の歯300Aが中間ギヤ306の間欠回転ギヤ部30
8の各歯308と噛合/非噛合を繰り返して、スプール
側ギヤ300の1回転に対して、中間ギヤ306が1歯
分、送られる。非噛合時には、規制面304が、中間ギ
ヤ306の間欠回転ギヤ部308の歯310の歯間に係
合し、歯310の歯面と摺接して中間ギヤ306の回転
が阻止される。
【0060】第1変形例、第2変形例に係る図には、中
間ギヤの間欠回転ギヤ部とスプール側ギヤの間欠回転ギ
ヤ部とのみが示されている。
【0061】
【発明の効果】本発明のウエビング巻取装置によれば、
ウエビングの全格納状態ではロック手段が作動せず、そ
れは確実に簡単な構造で達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエビング巻取装置の一実施例を示す
分解斜視図である。
【図2】本実施例のウエビング巻取装置の要部を示す分
解斜視図である。
【図3】間欠機構の作動を説明する斜視図である。
【図4】図3の次の作動を示す図3に対応する図であ
る。
【図5】本実施例のウエビング巻取装置の要部に係り、
各ギヤのスプールの軸方向での位置関係を示す説明図で
ある。
【図6】ロック手段を示し、スプールの軸方向から見た
図である。
【図7】ロック手段のロック作動を示す図6に対応する
図である。
【図8】Wパウルの作動を示し、スプールの軸方向から
見た図である。
【図9】中間ギヤと作動回転体側ギヤとの位置関係を示
し、スプールの軸方向から見た図である。
【図10】ウエビングが全格納状態に達したときの、図
9に対応する図である。
【図11】間欠機構に係る第1変形例を示す斜視図であ
る。
【図12】間欠機構に係る第2変形例を示す斜視図であ
る。
【図13】第2変形例のギヤ軸方向に沿って見た図であ
る。
【図14】第2変形例のギヤ軸方向から見た図である。
【符号の説明】
18 スプール 28 ウエビング 30 ゼンマイばね(巻取付勢手段) 32 Vギヤ(作動回転体) 34 係合歯 40 Vパウル 42 捩じりばね(作動回転体追随手段) 55 ロックプレート(ロック手段) 68 ロック歯(ロック手段) 100 スプール側ギヤ 112 不完全ギヤ部 114 完全ギヤ部 118 規制面 120 Vギヤ側ギヤ(作動回転体側ギヤ) 122 中間ギヤ 126 間欠回転ギヤ部 128 連続回転ギヤ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在とされてウエビングの引き出し
    巻き取りを自由とするスプールと、 このスプールをウエビング巻取方向へ付勢する巻取付勢
    手段と、 前記スプールと同軸状にそれと相対回転自在とされる作
    動回転体と、 この作動回転体をスプールに追随回転させる作動回転体
    追随手段と、 この作動回転体追随手段に対抗してなされる作動回転体
    のウエビング巻取方向へのスプールとの相対回転によっ
    て作動し、スプールのウエビング引出方向の回転を阻止
    するロック手段と、 前記スプールと同軸状にそれと一体に回転し、歯数がモ
    ジュールによって決定される歯数よりも少ない歯を有す
    る不完全ギヤ部と、歯数がモジュールによって決定され
    る歯数である歯を有する完全ギヤ部とを軸方向に沿って
    並び有するスプール側ギヤと、 前記作動回転体と同軸状にそれと一体に回転する作動回
    転体側ギヤと、 前記スプール側ギヤと作動回転体側ギヤとの間に設けら
    れる中間ギヤであって、中間ギヤは、1回転を越えない
    範囲で回転し、スプール側ギヤの不完全ギヤ部と噛合/
    非噛合を繰り返してウエビングの全引出状態からの巻き
    取りに伴うスプール側ギヤの回転が間欠的に伝達される
    間欠回転ギヤ部と、ウエビングの全格納状態に達するま
    でにはスプール側ギヤの完全ギヤ部と噛合してスプール
    側ギヤの回転が連続的に伝達されるとともに作動回転体
    側ギヤと噛合してVギヤに回転を連続的に伝達してVギ
    ヤをスプールと一体に回転させる連続回転ギヤ部とを周
    方向に沿って画して有する前記中間ギヤと、 を備えることを特徴とするウエビング巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記スプール側ギヤの不完全ギヤ部は、
    不完全ギヤ部の歯先円と同一円で形成されて不完全ギヤ
    部の繰り返される前記噛合/非噛合のうちの非噛合時に
    中間ギヤの回転を阻止すべく間欠回転ギヤ部と係合する
    規制面を有する請求項1に記載のウエビング巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記作動回転体が、周部に係合歯を有す
    るVギヤとされ、車両急減速に伴う加速度の作用によっ
    て前記係合歯と係合して作動回転体のウエビング引出方
    向の回転を阻止するVパウルが設けられる請求項1に記
    載のウエビング巻取装置。
JP7158076A 1995-06-23 1995-06-23 ウエビング巻取装置 Pending JPH092201A (ja)

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