JPH09220721A - 廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法及び装置。 - Google Patents
廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法及び装置。Info
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- JPH09220721A JPH09220721A JP1223496A JP1223496A JPH09220721A JP H09220721 A JPH09220721 A JP H09220721A JP 1223496 A JP1223496 A JP 1223496A JP 1223496 A JP1223496 A JP 1223496A JP H09220721 A JPH09220721 A JP H09220721A
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱可塑性樹脂製包装用容器の付着物を分離かつ
除去し、樹脂材料として回収し再利用を図り得るように
する。 【解決手段】熱可塑性樹脂製包装用容器を複数の破砕片
に破砕し、前記破砕された個々の破砕片に対して、衝撃
摩砕力を付加すると共に遠心力を作用させることによ
り、例えば油類の付着物では衝撃摩砕力、主として衝撃
力により破砕片が叩かれて油が分離し、かつ破砕片とそ
の表面の油とに遠心作用がかかると、破砕片の遠心力は
衝撃摩砕力のために抑えられるが油の遠心力は抑えられ
ないため、この遠心力の差により油は破砕片から容易に
分離し、破砕片を洗浄する。この過程で、前記衝撃力に
より破砕片を造粒し、熱可塑性樹脂製包装用容器の樹脂
材料を整粒し素材化された回収樹脂材料とする。また、
油以外の他の付着物を破砕片から分離、除去すること
は、油より容易である。
除去し、樹脂材料として回収し再利用を図り得るように
する。 【解決手段】熱可塑性樹脂製包装用容器を複数の破砕片
に破砕し、前記破砕された個々の破砕片に対して、衝撃
摩砕力を付加すると共に遠心力を作用させることによ
り、例えば油類の付着物では衝撃摩砕力、主として衝撃
力により破砕片が叩かれて油が分離し、かつ破砕片とそ
の表面の油とに遠心作用がかかると、破砕片の遠心力は
衝撃摩砕力のために抑えられるが油の遠心力は抑えられ
ないため、この遠心力の差により油は破砕片から容易に
分離し、破砕片を洗浄する。この過程で、前記衝撃力に
より破砕片を造粒し、熱可塑性樹脂製包装用容器の樹脂
材料を整粒し素材化された回収樹脂材料とする。また、
油以外の他の付着物を破砕片から分離、除去すること
は、油より容易である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄樹脂製包装用容器
の回収・造粒方法及び装置に関するものである。
の回収・造粒方法及び装置に関するものである。
【0002】本発明の適用分野として、より詳細には、
天麩羅油、ゴマ油、サラダ油等の油類の製品の包装用容
器、さらにはソース、ドレッシング、ミリン等の粘性を
持った内容物用の包装用容器(以下、「粘性液体用容
器」という)、さらには清涼飲料、シャンプー、洗剤、
目薬、食酢、醤油、酒、ビール等の各種製品の包装用容
器として多量に使用され、廃棄された使用済の熱可塑性
樹脂製(本明細書において、単に、「樹脂製」ともい
う。)の包装用容器を処理対象にして、この廃棄樹脂製
包装用容器から金属部分を除去し、粗砕もしくは広義に
おいて破砕して複数の破砕片もしくはより小さい被処理
小片にした上で、各破砕片又は各被処理小片に付着した
油類、粘性液体、あるいは嗜好飲料水、その他の日用品
などの残留内容物や雨水、露、泥、土、砂、ゴミ等の付
着物を分離かつ除去し、再利用可能な樹脂ごとに分離さ
れ素材化された樹脂材料として回収し、且つ造粒する方
法およびこれらの方法を実施する装置に係わるものであ
る。併せて、この素材化された樹脂材料を整粒して所定
粒径範囲内の整粒物としての素材化された整粒樹脂材料
として回収・造粒することにより、該回収・造粒され素
材化された樹脂材料をそのまま繊維、その他の成形品に
成形し、あるいはペレットに成形加工して再利用を図り
得るようにした方法およびこれらの方法を実施する装置
に係るものである。
天麩羅油、ゴマ油、サラダ油等の油類の製品の包装用容
器、さらにはソース、ドレッシング、ミリン等の粘性を
持った内容物用の包装用容器(以下、「粘性液体用容
器」という)、さらには清涼飲料、シャンプー、洗剤、
目薬、食酢、醤油、酒、ビール等の各種製品の包装用容
器として多量に使用され、廃棄された使用済の熱可塑性
樹脂製(本明細書において、単に、「樹脂製」ともい
う。)の包装用容器を処理対象にして、この廃棄樹脂製
包装用容器から金属部分を除去し、粗砕もしくは広義に
おいて破砕して複数の破砕片もしくはより小さい被処理
小片にした上で、各破砕片又は各被処理小片に付着した
油類、粘性液体、あるいは嗜好飲料水、その他の日用品
などの残留内容物や雨水、露、泥、土、砂、ゴミ等の付
着物を分離かつ除去し、再利用可能な樹脂ごとに分離さ
れ素材化された樹脂材料として回収し、且つ造粒する方
法およびこれらの方法を実施する装置に係わるものであ
る。併せて、この素材化された樹脂材料を整粒して所定
粒径範囲内の整粒物としての素材化された整粒樹脂材料
として回収・造粒することにより、該回収・造粒され素
材化された樹脂材料をそのまま繊維、その他の成形品に
成形し、あるいはペレットに成形加工して再利用を図り
得るようにした方法およびこれらの方法を実施する装置
に係るものである。
【0003】なお、前記樹脂製包装用容器には、例えば
ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート;PET)
製のボトル(以下「PETボトル」という。)又はポリ
エチレン(PE)のボトル(以下「PEボトル」とい
う。)又は塩化ビニル(PVC)製のボトル(以下「P
VCボトル」という。)等がある。
ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート;PET)
製のボトル(以下「PETボトル」という。)又はポリ
エチレン(PE)のボトル(以下「PEボトル」とい
う。)又は塩化ビニル(PVC)製のボトル(以下「P
VCボトル」という。)等がある。
【0004】
【従来の技術】従来より上記樹脂製包装容器たとえば、
PETを原料としたPETボトルは油類、粘性液体、あ
るいは嗜好飲料水、その他の日用品など各種製品の包装
用容器として使用されており、特に近年の延伸吹込技術
の発達により、比較的安価かつ高性能なPETボトルの
製造が可能となったことから、炭酸飲料等の包装用容器
として多量に使用され且つ廃棄されている。このPET
ボトルの廃棄量は、月間10,000t とも言われ、このよう
に多量に廃棄されたPETボトルの再利用が社会的に要
請されている。
PETを原料としたPETボトルは油類、粘性液体、あ
るいは嗜好飲料水、その他の日用品など各種製品の包装
用容器として使用されており、特に近年の延伸吹込技術
の発達により、比較的安価かつ高性能なPETボトルの
製造が可能となったことから、炭酸飲料等の包装用容器
として多量に使用され且つ廃棄されている。このPET
ボトルの廃棄量は、月間10,000t とも言われ、このよう
に多量に廃棄されたPETボトルの再利用が社会的に要
請されている。
【0005】また、この種廃棄樹脂製包装用容器である
吹込成形などにより成形された熱可塑性樹脂製包装用容
器を形成する塩化ビニル(PVC)、ポリエステル(P
ET)、ポリエチレン(PE)等の熱可塑性樹脂は、内
容物の消費による使い捨てにより廃棄され、泥、土、
砂、ゴミ等の付着物が付着しており、これら回収された
樹脂製包装用容器は、付着物を水洗浄した後、乾燥し、
微粉砕して、繊維あるいは、吹込成形(ブロー成形)な
どで木杭の代替品などとして成形され再利用されてい
た。
吹込成形などにより成形された熱可塑性樹脂製包装用容
器を形成する塩化ビニル(PVC)、ポリエステル(P
ET)、ポリエチレン(PE)等の熱可塑性樹脂は、内
容物の消費による使い捨てにより廃棄され、泥、土、
砂、ゴミ等の付着物が付着しており、これら回収された
樹脂製包装用容器は、付着物を水洗浄した後、乾燥し、
微粉砕して、繊維あるいは、吹込成形(ブロー成形)な
どで木杭の代替品などとして成形され再利用されてい
た。
【0006】また、前記樹脂製包装用容器は、それぞれ
に耐水性、耐候性に優れ、腐敗し難いなどの特長を有す
る反面、例えば、とくに、PVCにおいては、廃棄処分
のための焼却炉による焼却に際しては、多量の有害ガス
とか排煙などを発生して社会環境上、好ましくないこと
がよく知られている。加えて、焼却時に溶融された樹脂
材料が炉内に付着して該炉自体を損傷するおそれがある
などの不利を有している。そこで、この不利を避けるた
めに廃棄樹脂包装用容器を地中に埋設処理したとして
も、長期間に亘って腐敗せずに残存することから、環境
破壊の一因になるものとされている。
に耐水性、耐候性に優れ、腐敗し難いなどの特長を有す
る反面、例えば、とくに、PVCにおいては、廃棄処分
のための焼却炉による焼却に際しては、多量の有害ガス
とか排煙などを発生して社会環境上、好ましくないこと
がよく知られている。加えて、焼却時に溶融された樹脂
材料が炉内に付着して該炉自体を損傷するおそれがある
などの不利を有している。そこで、この不利を避けるた
めに廃棄樹脂包装用容器を地中に埋設処理したとして
も、長期間に亘って腐敗せずに残存することから、環境
破壊の一因になるものとされている。
【0007】一方、この種の樹脂資材に関しては、資源
的にも年々枯渇化の傾向にあり、使用後の樹脂材料を廃
棄せずに再利用することが要請されている。
的にも年々枯渇化の傾向にあり、使用後の樹脂材料を廃
棄せずに再利用することが要請されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、樹脂製包装用容
器は、表面の付着物を水洗浄して再生処理されていた
が、この処理には大量の水を必要とする洗浄工程と乾燥
工程が必須であるので、前記水洗浄処理及び乾燥処理に
多大な設備を要し、水資源及びエネルギー資源を浪費す
るという問題点があった。
器は、表面の付着物を水洗浄して再生処理されていた
が、この処理には大量の水を必要とする洗浄工程と乾燥
工程が必須であるので、前記水洗浄処理及び乾燥処理に
多大な設備を要し、水資源及びエネルギー資源を浪費す
るという問題点があった。
【0009】特に、天麩羅油、ゴマ油、サラダ油等の油
類の製品の包装用容器の廃棄樹脂製包装用容器において
は、前記油類の付着物が他の種類の付着物に比べて樹脂
製包装用容器の表面から分離することが難しく、上記の
水洗浄処理では包装用容器の表面に付着した油類を除去
することができないために、油分を分離するための洗浄
液を使用しなければならず、界面活性剤等の有害物質を
含有する洗浄液にあっては河川等を汚染するため浄化処
理しなければ排水できず、浄化処理の設備及び運転費は
高価となるという問題点があった。
類の製品の包装用容器の廃棄樹脂製包装用容器において
は、前記油類の付着物が他の種類の付着物に比べて樹脂
製包装用容器の表面から分離することが難しく、上記の
水洗浄処理では包装用容器の表面に付着した油類を除去
することができないために、油分を分離するための洗浄
液を使用しなければならず、界面活性剤等の有害物質を
含有する洗浄液にあっては河川等を汚染するため浄化処
理しなければ排水できず、浄化処理の設備及び運転費は
高価となるという問題点があった。
【0010】さらには粘性液体用容器内のソース、ドレ
ッシング、ミリン等の粘性液体は、上述の油類よりは分
離しやすいが、粘性を有しているので、やはり内容物に
よっては上記の水洗浄処理では容易に除去できないとい
う問題点があった。
ッシング、ミリン等の粘性液体は、上述の油類よりは分
離しやすいが、粘性を有しているので、やはり内容物に
よっては上記の水洗浄処理では容易に除去できないとい
う問題点があった。
【0011】また、上述した油類及び粘性液体以外の清
涼飲料、シャンプー、洗剤、目薬、食酢、醤油、酒、ビ
ール等の各種製品の包装用容器の廃棄樹脂製包装用容器
は、水洗いして洗浄して浄化処理できるものがあるが、
洗剤のように界面活性剤等の有害物質を含有する内容物
の廃棄樹脂製包装用容器にあっては、上述したように浄
化処理するための浄化処理の設備及び運転費は高価とな
るという問題点があった。この有害物質を付着する洗浄
液における問題点と、水洗浄処理可能な残留内容物であ
っても上述したように水洗浄処理及び乾燥処理における
多大な設備費と水資源及びエネルギー資源の浪費という
問題点と併せた理由で、殆どの樹脂製包装用容器は、再
利用されることなく廃棄処分されていた。
涼飲料、シャンプー、洗剤、目薬、食酢、醤油、酒、ビ
ール等の各種製品の包装用容器の廃棄樹脂製包装用容器
は、水洗いして洗浄して浄化処理できるものがあるが、
洗剤のように界面活性剤等の有害物質を含有する内容物
の廃棄樹脂製包装用容器にあっては、上述したように浄
化処理するための浄化処理の設備及び運転費は高価とな
るという問題点があった。この有害物質を付着する洗浄
液における問題点と、水洗浄処理可能な残留内容物であ
っても上述したように水洗浄処理及び乾燥処理における
多大な設備費と水資源及びエネルギー資源の浪費という
問題点と併せた理由で、殆どの樹脂製包装用容器は、再
利用されることなく廃棄処分されていた。
【0012】〔目的〕本発明は叙上の問題点を解決する
ために開発されたもので、比較的簡単かつ容易な手段に
より、処理対象の樹脂製包装用容器から、残留内容物、
泥、土、砂、ゴミ等の付着物を分離かつ除去し、かつこ
れを所定の粒径範囲内に整粒され素材化された樹脂材料
として効率良く・回収、また、造粒し、再利用し得るよ
うにした回収・造粒方法および装置を提供することを目
的とする。
ために開発されたもので、比較的簡単かつ容易な手段に
より、処理対象の樹脂製包装用容器から、残留内容物、
泥、土、砂、ゴミ等の付着物を分離かつ除去し、かつこ
れを所定の粒径範囲内に整粒され素材化された樹脂材料
として効率良く・回収、また、造粒し、再利用し得るよ
うにした回収・造粒方法および装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法に
おいては、廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分離し、
樹脂材料を回収する方法であって、処理対象の樹脂製包
装用容器を複数の各被処理小片82に粗砕する工程と、
前記粗砕された個々の被処理小片82に対して、衝撃摩
砕力を付加して樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料を
整粒し素材化された回収樹脂材料とする工程とを少なく
とも含む。また、前記粗砕工程に先立ち、上記樹脂製包
装用容器を複数の破砕片81に破砕する工程を少なくと
も含む方法である。さらに、上記樹脂製包装用容器を複
数の破砕片81に破砕する工程と、前記破砕された個々
の破砕片81に対して、衝撃摩砕力を付加すると共に遠
心力を作用させて樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料
を整粒し素材化された回収樹脂材料とする工程とを少な
くとも含む。また、上記工程に加え、前記破砕工程で破
砕された破砕片81を複数の各被処理小片82に粗砕す
る工程を少なくとも含む方法である。さらに、樹脂製包
装用容器に印刷面を有するプラスチックフィルムを巻き
掛けたまま破砕した破砕片81に対して、風力の吸引に
より前記フィルムを分離除去し、前記容器本体から成る
破砕片81を粗砕した被処理小片82に対して衝撃摩砕
力を付加して樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料を整
粒し素材化された回収樹脂材料とすることができる。ま
た、容器下部に袴部を備えた樹脂製包装用容器において
は、前記粗砕された個々の被処理小片82に対して、前
記容器本体及び袴部から成る破砕片81を粗砕した被処
理小片82に対して衝撃摩砕力を付加して、樹脂材料か
ら付着物を分離し洗浄乾燥処理を行い、ついで、粉砕し
て袴を形成する樹脂材料を整粒し素材化された回収樹脂
材料とすると共に、容器本体を形成する樹脂材料を分
離、分級することができる。さらに、容器頂部にフラン
ジを有するネジ部を備えた樹脂製包装用容器において
は、前記粗砕された個々の被処理小片82に対して、前
記容器本体及びネジ部から成る破砕片81を粗砕した被
処理小片82に対して衝撃摩砕力を付加して、樹脂材料
から付着物を分離し、整粒する洗浄乾燥処理を行い、つ
いで、水中において前記ネジ部の比重選別を行い、分離
し、前記ネジ部及び、前記ネジ部を除く容器本体から成
る樹脂材料を、それぞれ素材化された回収樹脂材料とす
ることができる。
に、本発明の廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法に
おいては、廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分離し、
樹脂材料を回収する方法であって、処理対象の樹脂製包
装用容器を複数の各被処理小片82に粗砕する工程と、
前記粗砕された個々の被処理小片82に対して、衝撃摩
砕力を付加して樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料を
整粒し素材化された回収樹脂材料とする工程とを少なく
とも含む。また、前記粗砕工程に先立ち、上記樹脂製包
装用容器を複数の破砕片81に破砕する工程を少なくと
も含む方法である。さらに、上記樹脂製包装用容器を複
数の破砕片81に破砕する工程と、前記破砕された個々
の破砕片81に対して、衝撃摩砕力を付加すると共に遠
心力を作用させて樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料
を整粒し素材化された回収樹脂材料とする工程とを少な
くとも含む。また、上記工程に加え、前記破砕工程で破
砕された破砕片81を複数の各被処理小片82に粗砕す
る工程を少なくとも含む方法である。さらに、樹脂製包
装用容器に印刷面を有するプラスチックフィルムを巻き
掛けたまま破砕した破砕片81に対して、風力の吸引に
より前記フィルムを分離除去し、前記容器本体から成る
破砕片81を粗砕した被処理小片82に対して衝撃摩砕
力を付加して樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料を整
粒し素材化された回収樹脂材料とすることができる。ま
た、容器下部に袴部を備えた樹脂製包装用容器において
は、前記粗砕された個々の被処理小片82に対して、前
記容器本体及び袴部から成る破砕片81を粗砕した被処
理小片82に対して衝撃摩砕力を付加して、樹脂材料か
ら付着物を分離し洗浄乾燥処理を行い、ついで、粉砕し
て袴を形成する樹脂材料を整粒し素材化された回収樹脂
材料とすると共に、容器本体を形成する樹脂材料を分
離、分級することができる。さらに、容器頂部にフラン
ジを有するネジ部を備えた樹脂製包装用容器において
は、前記粗砕された個々の被処理小片82に対して、前
記容器本体及びネジ部から成る破砕片81を粗砕した被
処理小片82に対して衝撃摩砕力を付加して、樹脂材料
から付着物を分離し、整粒する洗浄乾燥処理を行い、つ
いで、水中において前記ネジ部の比重選別を行い、分離
し、前記ネジ部及び、前記ネジ部を除く容器本体から成
る樹脂材料を、それぞれ素材化された回収樹脂材料とす
ることができる。
【0014】本発明の廃棄樹脂製包装用容器の回収・造
粒装置においては、廃棄樹脂製包装用容器から付着物を
分離し、樹脂材料を回収する装置であって、処理対象の
樹脂製包装用容器を複数の各被処理小片82に粗砕する
粗砕手段と、前記被処理小片82の供給投入口部(13
2)に中心部を連通した固定円盤131上にあって、複
数の回転軌跡上で各固定ピン134を順次に植設した固
定側洗浄・乾燥及び分離・分級・整粒手段と、前記固定
円盤131に対向して回転駆動可能に設けた可動円盤1
41上にあって、前記各固定ピン134とは異なる複数
の回転軌跡上で各可動ピン144を順次に植設した可動
側洗浄・乾燥及び分離・分級・整粒手段と、前記各固定
ピン134と各可動ピン144との組み合せ外周部にあ
って、分離された付着物を排出するための排出口152
に連通した分級手段、および所望粒度以上の回収樹脂材
料を取出口153に取出す取出し手段とを備え、前記各
固定ピン134と各可動ピン144との相互間で、衝撃
摩砕力により樹脂材料と付着物を分離・分級し、前記樹
脂材料を整粒し得るように構成した洗浄・乾燥及び分離
・分級・整粒手段とから成ることを特徴とする。さら
に、上記構成に加え、あるいは上記構成の粗砕手段と代
替的に、 処理対象である樹脂製包装用容器を最初に複
数の破砕片81に破砕する破砕手段を付加したものであ
る。
粒装置においては、廃棄樹脂製包装用容器から付着物を
分離し、樹脂材料を回収する装置であって、処理対象の
樹脂製包装用容器を複数の各被処理小片82に粗砕する
粗砕手段と、前記被処理小片82の供給投入口部(13
2)に中心部を連通した固定円盤131上にあって、複
数の回転軌跡上で各固定ピン134を順次に植設した固
定側洗浄・乾燥及び分離・分級・整粒手段と、前記固定
円盤131に対向して回転駆動可能に設けた可動円盤1
41上にあって、前記各固定ピン134とは異なる複数
の回転軌跡上で各可動ピン144を順次に植設した可動
側洗浄・乾燥及び分離・分級・整粒手段と、前記各固定
ピン134と各可動ピン144との組み合せ外周部にあ
って、分離された付着物を排出するための排出口152
に連通した分級手段、および所望粒度以上の回収樹脂材
料を取出口153に取出す取出し手段とを備え、前記各
固定ピン134と各可動ピン144との相互間で、衝撃
摩砕力により樹脂材料と付着物を分離・分級し、前記樹
脂材料を整粒し得るように構成した洗浄・乾燥及び分離
・分級・整粒手段とから成ることを特徴とする。さら
に、上記構成に加え、あるいは上記構成の粗砕手段と代
替的に、 処理対象である樹脂製包装用容器を最初に複
数の破砕片81に破砕する破砕手段を付加したものであ
る。
【0015】前記取出口部(153)に取出される被処
理小片82を、前記供給投入口部(132)に還流させ
るように、前記取出口部(153)と前記供給投入口部
を連通することができる。
理小片82を、前記供給投入口部(132)に還流させ
るように、前記取出口部(153)と前記供給投入口部
を連通することができる。
【0016】樹脂製包装用容器は破砕手段により複数の
破砕片81に破砕され、前記破砕された破砕片81、あ
るいは、樹脂製包装用容器が直接粗砕手段により、複数
の各被処理小片82に粗砕され、ついで、これら複数の
各被処理小片82を1回又は複数回にわたり分離・分級
・整粒手段の供給投入口部から供給させることにより、
各固定ピン134と各可動ピン144との相互間で、衝
撃摩砕力により樹脂材料を粉砕・洗浄、乾燥し、造粒し
て研磨かつ整粒すると共に、所望粒度以下の付着物を分
離し、任意に区分けして排出口152に排出でき、かつ
所望粒度以上の回収樹脂材料を取出口153から取出し
得る。
破砕片81に破砕され、前記破砕された破砕片81、あ
るいは、樹脂製包装用容器が直接粗砕手段により、複数
の各被処理小片82に粗砕され、ついで、これら複数の
各被処理小片82を1回又は複数回にわたり分離・分級
・整粒手段の供給投入口部から供給させることにより、
各固定ピン134と各可動ピン144との相互間で、衝
撃摩砕力により樹脂材料を粉砕・洗浄、乾燥し、造粒し
て研磨かつ整粒すると共に、所望粒度以下の付着物を分
離し、任意に区分けして排出口152に排出でき、かつ
所望粒度以上の回収樹脂材料を取出口153から取出し
得る。
【0017】前記取出口153と供給投入口を連通する
連通管235の取出口153側に、圧縮空気供給源から
の配管236を連通し、前記連通管235の供給投入口
側を分岐して整粒樹脂材料の回収タンク240へ連通す
る分岐管237を設け、この分岐管237の分岐点に三
方電磁弁238を設けることができる。
連通管235の取出口153側に、圧縮空気供給源から
の配管236を連通し、前記連通管235の供給投入口
側を分岐して整粒樹脂材料の回収タンク240へ連通す
る分岐管237を設け、この分岐管237の分岐点に三
方電磁弁238を設けることができる。
【0018】前記破砕手段は、クラッシャを上下方向2
段に配置し、軸線を水平方向に配置した上段のクラッシ
ャ210aに対して下段のクラッシャ210bの軸線を
45°傾斜して配置し、 さらに、前記クラッシャの筐
体下方に、解砕機を配置し、粗砕された廃棄フィルムを
解砕し、解砕機下方にネットコンベアを設け、さらに、
これに加えて、前記ネットコンベアの進行方向先端下方
に磁力選別機を設け、さらに、この磁力選別機の材料移
送方向下流に、回転篩を配置することができる。
段に配置し、軸線を水平方向に配置した上段のクラッシ
ャ210aに対して下段のクラッシャ210bの軸線を
45°傾斜して配置し、 さらに、前記クラッシャの筐
体下方に、解砕機を配置し、粗砕された廃棄フィルムを
解砕し、解砕機下方にネットコンベアを設け、さらに、
これに加えて、前記ネットコンベアの進行方向先端下方
に磁力選別機を設け、さらに、この磁力選別機の材料移
送方向下流に、回転篩を配置することができる。
【0019】
(対象廃棄樹脂製包装用容器)本発明の実施の形態の対
象廃棄樹脂製包装用容器は、天麩羅油、ゴマ油、サラダ
油等の油類の製品の包装用容器として使用され廃棄され
たPEボトルであり、実際、油類の製品の包装用容器の
PEボトルからその表面に付着している油を分離かつ除
去し、素材化された樹脂材料として回収し、且つ造粒で
きるのであれば、他の各種製品の内容物を分離且つ除去
することは容易である。したがって、対象廃棄樹脂製包
装用容器としては、油類の製品の包装用容器の他に、ソ
ース、ドレッシング、ミリン等の粘性を持った内容物の
粘性液体用容器、さらには清涼飲料、シャンプー、洗
剤、目薬、食酢、醤油、酒、ビール等の各種製品の包装
用容器として使用され廃棄された使用済のPEボトルを
対象廃棄樹脂製包装用容器とすることもできる。
象廃棄樹脂製包装用容器は、天麩羅油、ゴマ油、サラダ
油等の油類の製品の包装用容器として使用され廃棄され
たPEボトルであり、実際、油類の製品の包装用容器の
PEボトルからその表面に付着している油を分離かつ除
去し、素材化された樹脂材料として回収し、且つ造粒で
きるのであれば、他の各種製品の内容物を分離且つ除去
することは容易である。したがって、対象廃棄樹脂製包
装用容器としては、油類の製品の包装用容器の他に、ソ
ース、ドレッシング、ミリン等の粘性を持った内容物の
粘性液体用容器、さらには清涼飲料、シャンプー、洗
剤、目薬、食酢、醤油、酒、ビール等の各種製品の包装
用容器として使用され廃棄された使用済のPEボトルを
対象廃棄樹脂製包装用容器とすることもできる。
【0020】また、対象廃棄樹脂製包装用容器を構成す
る樹脂材料としては、ポリエチレン(PE)の他、ポリ
エステル(PET)で成る使用済のPETボトル、塩化
ビニル(PVC;軟質)などで成る使用済のPVCボト
ルなどであり、このPEボトル、PETボトル又はPV
Cボトル(以下、これらの容器を単に、「ボトル」とい
う。)の表面には残留内容物、泥、土、砂、ゴミ等の付
着物が付着している。
る樹脂材料としては、ポリエチレン(PE)の他、ポリ
エステル(PET)で成る使用済のPETボトル、塩化
ビニル(PVC;軟質)などで成る使用済のPVCボト
ルなどであり、このPEボトル、PETボトル又はPV
Cボトル(以下、これらの容器を単に、「ボトル」とい
う。)の表面には残留内容物、泥、土、砂、ゴミ等の付
着物が付着している。
【0021】なお、上記のボトルは、形状、構造、材質
等の形態が様々であり、例えば、(1)袴部の有無、(2)キ
ャップが金属製又は樹脂製、(3)キャップを緊締するネ
ジ部、本体胴部、袴部等を形成する樹脂素材がそれぞ
れ、異種あるいは同種、(4)樹脂素材が透明又は有色、
等の形態で成る。
等の形態が様々であり、例えば、(1)袴部の有無、(2)キ
ャップが金属製又は樹脂製、(3)キャップを緊締するネ
ジ部、本体胴部、袴部等を形成する樹脂素材がそれぞ
れ、異種あるいは同種、(4)樹脂素材が透明又は有色、
等の形態で成る。
【0022】したがって、本発明の実施の形態において
は、廃棄ボトルの残留内容物の種類やボトルを構成する
各部の樹脂素材の種類によって処理条件を選定したり、
後述する各工程を組み合わせて効率良く処理することが
望ましい。
は、廃棄ボトルの残留内容物の種類やボトルを構成する
各部の樹脂素材の種類によって処理条件を選定したり、
後述する各工程を組み合わせて効率良く処理することが
望ましい。
【0023】図1は、基本的に、対象廃棄樹脂製包装用
容器としては、袴部が付いてないボトルや袴部を有して
いてもキャップ、ネジ部、本体胴部、袴部等を形成する
樹脂素材が同種で、商標など印刷面を有するラベルのな
いボトルを処理対象とするものである。なお、廃棄ボト
ルは容器本体からキャップを外して残留内容物を廃棄
し、又キャップは金属製であれば廃棄し、同種の樹脂素
材で成るキャップ、ネジ部、本体胴部、袴部等は、〔分
別工程〕、〔破砕工程〕、〔粗砕工程〕、〔洗浄・分離
・分級・整粒工程〕に同時にかけられる。
容器としては、袴部が付いてないボトルや袴部を有して
いてもキャップ、ネジ部、本体胴部、袴部等を形成する
樹脂素材が同種で、商標など印刷面を有するラベルのな
いボトルを処理対象とするものである。なお、廃棄ボト
ルは容器本体からキャップを外して残留内容物を廃棄
し、又キャップは金属製であれば廃棄し、同種の樹脂素
材で成るキャップ、ネジ部、本体胴部、袴部等は、〔分
別工程〕、〔破砕工程〕、〔粗砕工程〕、〔洗浄・分離
・分級・整粒工程〕に同時にかけられる。
【0024】以下、図1に基づいて一例としてサラダ油
を残留内容物とするPEボトルからPEの樹脂材料を回
収する手段および各工程について説明する。
を残留内容物とするPEボトルからPEの樹脂材料を回
収する手段および各工程について説明する。
【0025】〔分別工程〕この工程で、PE/PET/
PVCなど樹脂素材別(図1ではPE/PETのみを記
載しているが、この限りではない)、透明又は有色、に
分別される。
PVCなど樹脂素材別(図1ではPE/PETのみを記
載しているが、この限りではない)、透明又は有色、に
分別される。
【0026】なお、有色の容器にあっては、色彩ごとに
分別することが好ましい。
分別することが好ましい。
【0027】〔破砕工程〕上記の〔分別工程〕で分別さ
れたPEボトルは、図2に示すような破砕手段110を
用いて適当な大きさの断片に切断、もしくは広義に破砕
し、例えば15×50mm程度の大きさの破砕片81を形
成する。
れたPEボトルは、図2に示すような破砕手段110を
用いて適当な大きさの断片に切断、もしくは広義に破砕
し、例えば15×50mm程度の大きさの破砕片81を形
成する。
【0028】破砕手段は、被破砕物を破砕して適当な大
きさの破砕片を形成するもので、本実施例において、便
宜上「クラッシャ」という。この「クラッシャ」の一例
を図3に示す。
きさの破砕片を形成するもので、本実施例において、便
宜上「クラッシャ」という。この「クラッシャ」の一例
を図3に示す。
【0029】クラッシャ110は、上部に被破砕物の投
入口を有するクラッシャ本体内に互いに内向きに回転す
る2軸を平行に設け、各軸に複数枚の回転刃を所定間隔
に設けると共に、各軸の各回転刃外周で互いに噛み合っ
て且つ各回転刃の外周面に等角度を成すよう突設した3
個の爪刃で廃棄ボトルを適宜大の断片から成る破砕片に
切断するように設けている。
入口を有するクラッシャ本体内に互いに内向きに回転す
る2軸を平行に設け、各軸に複数枚の回転刃を所定間隔
に設けると共に、各軸の各回転刃外周で互いに噛み合っ
て且つ各回転刃の外周面に等角度を成すよう突設した3
個の爪刃で廃棄ボトルを適宜大の断片から成る破砕片に
切断するように設けている。
【0030】上部の投入口から投入された廃棄ボトル
は、互いに内向きに回転する2軸の回転刃の爪刃により
内部に引き込まれ、噛み合った状態で回転する回転刃の
外周エッジ間に、連続的に作用する剪断力でスリットし
ながら引込みのときに作用する圧縮力によって破砕され
切断され、破砕片81が形成される。この時点では各破
砕片81の表面には、残留内容物であるサラダ油の付着
物が付着している。
は、互いに内向きに回転する2軸の回転刃の爪刃により
内部に引き込まれ、噛み合った状態で回転する回転刃の
外周エッジ間に、連続的に作用する剪断力でスリットし
ながら引込みのときに作用する圧縮力によって破砕され
切断され、破砕片81が形成される。この時点では各破
砕片81の表面には、残留内容物であるサラダ油の付着
物が付着している。
【0031】なお、破砕手段は、上記のクラッシャに限
定されず、例えば、(株)ホーライ社製のガイナックス
クラッシャ、又は(株)奈良機械製作所製のロールクラ
ッシャ等、種々のモノカッタ、シュレッダー、クラッシ
ャ等の破砕手段を用いることができる。
定されず、例えば、(株)ホーライ社製のガイナックス
クラッシャ、又は(株)奈良機械製作所製のロールクラ
ッシャ等、種々のモノカッタ、シュレッダー、クラッシ
ャ等の破砕手段を用いることができる。
【0032】なお、破砕手段としては、図4に示すよう
に、上記クラッシャ110を上下方向2段に配置し、被
破砕物を2段階で破砕する手段を用いて、処理容量の飛
躍的な増大と処理時間の短縮を図ることができ、詳細は
後述する図2に関連した実施例で説明する。
に、上記クラッシャ110を上下方向2段に配置し、被
破砕物を2段階で破砕する手段を用いて、処理容量の飛
躍的な増大と処理時間の短縮を図ることができ、詳細は
後述する図2に関連した実施例で説明する。
【0033】〔粗砕工程〕この〔粗砕工程〕は、特に付
着物が油類、粘性液体、他の液体から成る付着物のみの
場合は省略することができ、必要に応じて行なえる。こ
の工程では上記の〔破砕工程〕で破砕した破砕片81
を、図5および図6に示すような粗砕手段を用いて、さ
らに細かく切断、もしくは広義には破砕して、例えば2
×15mm程度の長方形あるいは10×10mm程度の正方
形ないしはその他不定形であるが、一辺が10mm程度以
下の大きさの被処理小片82を形成する。この時点にお
いても前述した〔破砕工程〕と同様、各被処理小片82
の表面には前述した付着物であるサラダ油が付着してい
る。
着物が油類、粘性液体、他の液体から成る付着物のみの
場合は省略することができ、必要に応じて行なえる。こ
の工程では上記の〔破砕工程〕で破砕した破砕片81
を、図5および図6に示すような粗砕手段を用いて、さ
らに細かく切断、もしくは広義には破砕して、例えば2
×15mm程度の長方形あるいは10×10mm程度の正方
形ないしはその他不定形であるが、一辺が10mm程度以
下の大きさの被処理小片82を形成する。この時点にお
いても前述した〔破砕工程〕と同様、各被処理小片82
の表面には前述した付着物であるサラダ油が付着してい
る。
【0034】粗砕手段は、破砕片81を切断、粗砕して
適当な大きさの被処理小片82を形成するもので、本実
施例において、便宜上「カッタミル」という。カッタミ
ル120は、被粗砕物を投入する投入口を備えた本体内
で、外周に回転刃を備えたカッタ支持体を回転させ、こ
のカッタ支持体の回転刃と適宜クリアランスを介して固
定刃を本体内に固定したものである。カッタミル120
の詳細は後述する図2に関連した実施例で説明する。
適当な大きさの被処理小片82を形成するもので、本実
施例において、便宜上「カッタミル」という。カッタミ
ル120は、被粗砕物を投入する投入口を備えた本体内
で、外周に回転刃を備えたカッタ支持体を回転させ、こ
のカッタ支持体の回転刃と適宜クリアランスを介して固
定刃を本体内に固定したものである。カッタミル120
の詳細は後述する図2に関連した実施例で説明する。
【0035】本実施例のクリアランスは0.2〜0.3
mmである。このカッタミル120の投入口に前述したク
ラッシャ110で形成した15×50mm程度の大きさの
破砕片81を投入し、破砕片81は回転刃と固定刃との
間で粗砕され、スクリーンを経て形状、面積は不定であ
るが、略全量が2×15mm程度以下の大きさの被処理小
片82に形成され排出口から次工程へ排出される。
mmである。このカッタミル120の投入口に前述したク
ラッシャ110で形成した15×50mm程度の大きさの
破砕片81を投入し、破砕片81は回転刃と固定刃との
間で粗砕され、スクリーンを経て形状、面積は不定であ
るが、略全量が2×15mm程度以下の大きさの被処理小
片82に形成され排出口から次工程へ排出される。
【0036】〔洗浄・分離・分級・整粒工程〕前述した
〔破砕工程〕における破砕手段で破砕された破砕片8
1、又は必要に応じて〔粗砕工程〕における粗砕手段で
粗砕された被処理小片82に、衝撃摩砕力を付加すると
共に遠心力を作用させる。本実施の形態では〔破砕工
程〕を経て得た破砕片81を処理する場合で説明する
と、衝撃摩砕力、主として衝撃力により各破砕片81が
叩かれて付着物であるサラダ油が一部、破砕片81の表
面から分離し、さらに各破砕片81及びその表面のサラ
ダ油に遠心力が作用することによりサラダ油が破砕片8
1の表面から容易に分離する。つまり、破砕片81に対
して衝撃力を付加して叩くことにより、サラダ油の分離
を促進すると共に、この衝撃力は破砕片81に働く遠心
作用を若干抑えることになる。一方、サラダ油の遠心力
は殆ど抑えられないために破砕片81自体よりその表面
のサラダ油の方が外周側へ速く飛び出すので、破砕片8
1からサラダ油を容易に分離し洗浄することになる。ま
た、衝撃力による各破砕片81との摩擦熱により表面の
サラダ油の温度が上昇するためサラダ油がより一層分離
し易くなる。なお、破砕片81に対して衝撃力と摩砕力
とを兼ね備えた衝撃摩砕力を付加した場合は破砕片81
が粉砕され、この粉砕の過程においてもサラダ油の分離
が促進されかつ遠心作用によりサラダ油が破砕片81の
表面から分離される。PEの各破砕片81は、1600
〜1800rpmで、約10〜12分間処理され、各破砕
片81は衝撃摩砕力により直径1〜4mmほどの略球状の
大きさに粉砕され、造粒、研磨、整粒される。なお、P
Eボトルは衝撃摩砕力を付加するとPE自体の性質によ
り略球状体に丸められて造粒、研磨、整粒されることが
特徴である。なお、油以外の他の付着物をPEボトルか
ら分離する場合は、800〜900rpmで、約5〜6分
間程度処理することによりPEを造粒、研磨、整粒し、
回収できるが、油の付着物の場合は5〜6分間程度の処
理時間では不十分であった。しかし、長時間処理するこ
とにより、油は効率よく分離した。
〔破砕工程〕における破砕手段で破砕された破砕片8
1、又は必要に応じて〔粗砕工程〕における粗砕手段で
粗砕された被処理小片82に、衝撃摩砕力を付加すると
共に遠心力を作用させる。本実施の形態では〔破砕工
程〕を経て得た破砕片81を処理する場合で説明する
と、衝撃摩砕力、主として衝撃力により各破砕片81が
叩かれて付着物であるサラダ油が一部、破砕片81の表
面から分離し、さらに各破砕片81及びその表面のサラ
ダ油に遠心力が作用することによりサラダ油が破砕片8
1の表面から容易に分離する。つまり、破砕片81に対
して衝撃力を付加して叩くことにより、サラダ油の分離
を促進すると共に、この衝撃力は破砕片81に働く遠心
作用を若干抑えることになる。一方、サラダ油の遠心力
は殆ど抑えられないために破砕片81自体よりその表面
のサラダ油の方が外周側へ速く飛び出すので、破砕片8
1からサラダ油を容易に分離し洗浄することになる。ま
た、衝撃力による各破砕片81との摩擦熱により表面の
サラダ油の温度が上昇するためサラダ油がより一層分離
し易くなる。なお、破砕片81に対して衝撃力と摩砕力
とを兼ね備えた衝撃摩砕力を付加した場合は破砕片81
が粉砕され、この粉砕の過程においてもサラダ油の分離
が促進されかつ遠心作用によりサラダ油が破砕片81の
表面から分離される。PEの各破砕片81は、1600
〜1800rpmで、約10〜12分間処理され、各破砕
片81は衝撃摩砕力により直径1〜4mmほどの略球状の
大きさに粉砕され、造粒、研磨、整粒される。なお、P
Eボトルは衝撃摩砕力を付加するとPE自体の性質によ
り略球状体に丸められて造粒、研磨、整粒されることが
特徴である。なお、油以外の他の付着物をPEボトルか
ら分離する場合は、800〜900rpmで、約5〜6分
間程度処理することによりPEを造粒、研磨、整粒し、
回収できるが、油の付着物の場合は5〜6分間程度の処
理時間では不十分であった。しかし、長時間処理するこ
とにより、油は効率よく分離した。
【0037】ちなみに、1バッチの量は回転速度、エア
の有無、温度などの処理条件によって変わるが、本実施
例では1バッチを10分間で、60kg/hの生産率で処理
し、造粒、研磨、整粒し、回収されたPEの球状体は、
サラダ油の付着率が0.1wt%以下であった。実際、P
Eを原材料として種々の成形品に成形する際、原材料の
PEにフィラーを添加する時に0.1wt%程度の油も投
入するので、本実施例で得られたPEは油の付着率が
0.1wt%以下であるのでこの程度の油の含有量まで除
去できれば問題がない。
の有無、温度などの処理条件によって変わるが、本実施
例では1バッチを10分間で、60kg/hの生産率で処理
し、造粒、研磨、整粒し、回収されたPEの球状体は、
サラダ油の付着率が0.1wt%以下であった。実際、P
Eを原材料として種々の成形品に成形する際、原材料の
PEにフィラーを添加する時に0.1wt%程度の油も投
入するので、本実施例で得られたPEは油の付着率が
0.1wt%以下であるのでこの程度の油の含有量まで除
去できれば問題がない。
【0038】なお、上記のように各破砕片81又は被処
理小片82に衝撃摩砕力を付加すると共に遠心力を作用
する過程において、好ましくは、各破砕片81又は被処
理小片82に対して5kg/cm2程度の圧縮空気を噴射する
ことにより、より一層効率よく油を各破砕片81又は被
処理小片82から分離することができ、より好ましく
は、加熱した圧縮空気を噴射することにより、油の分離
をより一層効率よく促進する。
理小片82に衝撃摩砕力を付加すると共に遠心力を作用
する過程において、好ましくは、各破砕片81又は被処
理小片82に対して5kg/cm2程度の圧縮空気を噴射する
ことにより、より一層効率よく油を各破砕片81又は被
処理小片82から分離することができ、より好ましく
は、加熱した圧縮空気を噴射することにより、油の分離
をより一層効率よく促進する。
【0039】洗浄・分離・分級・整粒手段は、廃棄樹脂
製包装用容器のボトル本体の破砕片81又は被処理小片
82から付着物を分離して除去し、破砕片81又は被処
理小片82を粉砕、洗浄し、造粒、研磨、整粒し、回収
する手段で、本実施例において、便宜上「セパレータ」
という。
製包装用容器のボトル本体の破砕片81又は被処理小片
82から付着物を分離して除去し、破砕片81又は被処
理小片82を粉砕、洗浄し、造粒、研磨、整粒し、回収
する手段で、本実施例において、便宜上「セパレータ」
という。
【0040】図7および図8において、セパレータ13
0は、固定円盤131の中心部に各破砕片81又は被処
理小片82(以下、被処理小片82で説明する)を投入
する供給投入口132を連通開口させ、前記固定円盤1
31に固定端板133を処理空間155を隔てゝ対向さ
せ、前記固定円盤131に固定端板133のそれぞれの
外周端縁を周側板135で固定する。前記処理空間15
5内には回転横軸142によって回転駆動される可動円
盤141を設け、回転横軸142は各軸受143,14
3によって枢支されている。前記回転横軸142は、図
示せざるモータ等の回転駆動手段により回転駆動され
る。
0は、固定円盤131の中心部に各破砕片81又は被処
理小片82(以下、被処理小片82で説明する)を投入
する供給投入口132を連通開口させ、前記固定円盤1
31に固定端板133を処理空間155を隔てゝ対向さ
せ、前記固定円盤131に固定端板133のそれぞれの
外周端縁を周側板135で固定する。前記処理空間15
5内には回転横軸142によって回転駆動される可動円
盤141を設け、回転横軸142は各軸受143,14
3によって枢支されている。前記回転横軸142は、図
示せざるモータ等の回転駆動手段により回転駆動され
る。
【0041】そして、前記固定円盤131上には、複数
の同心円上の(可動円板141に対する相対的な)回転
軌跡a(図8)上で各固定ピン134を順次に植設さ
れ、一方、前記可動円盤141上には、前記各固定ピン
134とは異なる複数の回転軌跡b上で交互に入り込む
可動ピン144を順次に植設して、これらの固定、可動
の各ピン134,144の相互間で衝撃摩砕力により粉
砕あるいは研磨、整粒作用を得られるように位置する。
さらに、可動円盤141の外周側で前記周側板135と
の間には、排出空間156を隔てゝ所望径の細孔をパン
チング形成した所定メッシュのスクリーン151を周設
させ、排出空間156の下方に排出口152を設ける。
なお、前記排出口152に図7に示すようにブロワー1
57を連通する。なお、本実施例では前記スクリーン1
51は直径1mmのメッシュであるが、通常直径1mm以
下、好ましくは直径0.7mmのメッシュである。
の同心円上の(可動円板141に対する相対的な)回転
軌跡a(図8)上で各固定ピン134を順次に植設さ
れ、一方、前記可動円盤141上には、前記各固定ピン
134とは異なる複数の回転軌跡b上で交互に入り込む
可動ピン144を順次に植設して、これらの固定、可動
の各ピン134,144の相互間で衝撃摩砕力により粉
砕あるいは研磨、整粒作用を得られるように位置する。
さらに、可動円盤141の外周側で前記周側板135と
の間には、排出空間156を隔てゝ所望径の細孔をパン
チング形成した所定メッシュのスクリーン151を周設
させ、排出空間156の下方に排出口152を設ける。
なお、前記排出口152に図7に示すようにブロワー1
57を連通する。なお、本実施例では前記スクリーン1
51は直径1mmのメッシュであるが、通常直径1mm以
下、好ましくは直径0.7mmのメッシュである。
【0042】また、処理空間155のスクリーン151
内の下部に取出口153を設け、取出口153には開閉
制御のためのプラグバルブ154を配設する。なお、前
記取出口153に図1に示すようにセパレータ130内
のエアーを吸引するブロワー158を連通し、このブロ
ワー158を介して供給投入口132へ連通している。
内の下部に取出口153を設け、取出口153には開閉
制御のためのプラグバルブ154を配設する。なお、前
記取出口153に図1に示すようにセパレータ130内
のエアーを吸引するブロワー158を連通し、このブロ
ワー158を介して供給投入口132へ連通している。
【0043】実際、前記固定、可動の各ピン134,1
44の相互間のクリアランスを大きくすることにより被
処理小片82に付加する摩砕力を弱め、クリアランスを
小さくすることにより摩砕力を強めることになる。被処
理小片82の付着物が液体である場合は、被処理小片8
2に対する摩砕力を弱めて衝撃力を付加するようクリア
ランスを調整することができ、これは造粒、整粒される
回収樹脂材料の粒径の所望の大きさに応じて調整され
る。
44の相互間のクリアランスを大きくすることにより被
処理小片82に付加する摩砕力を弱め、クリアランスを
小さくすることにより摩砕力を強めることになる。被処
理小片82の付着物が液体である場合は、被処理小片8
2に対する摩砕力を弱めて衝撃力を付加するようクリア
ランスを調整することができ、これは造粒、整粒される
回収樹脂材料の粒径の所望の大きさに応じて調整され
る。
【0044】従って、上記のセパレータ130では、図
示せざる回転駆動手段により回転横軸142を回転して
可動円盤141を回転し、各被処理小片82を供給投入
口132に供給すると、各被処理小片82は、処理空間
155の中心部にあって、固定、可動の各ピン134,
144の相互間で衝撃摩砕力により粉砕あるいは研磨、
整粒作用と遠心作用とを合わせて受けることになり、衝
撃摩砕力を受けて、次第に粉砕あるいは研磨、整粒され
ながら外周側に接近する。この過程において各被処理小
片82が衝撃摩砕力の衝撃で叩かれて被処理小片82か
らのサラダ油の分離が促進され、さらに各被処理小片8
2及びその表面に付着しているサラダ油に遠心力が作用
するとしても被処理小片82自体は固定、可動の各ピン
134,144の相互間で衝撃摩砕力を受けるために外
周側へ飛び出す速度を抑えられ、一方、被処理小片82
の表面のサラダ油は被処理小片82ほどには抑えられな
い。したがって、この遠心力の差によって被処理小片8
2よりサラダ油の方が外周側へ速く飛び出すので、サラ
ダ油が被処理小片82から容易に分離することになる。
また、衝撃摩砕力による各被処理小片82との摩擦熱
は、被処理小片82の表面のサラダ油の温度を上昇し、
より一層被処理小片82の表面からサラダ油を分離し易
くする。なお、PEボトルはPE自体の性質により各被
処理小片82が略球状体に丸められ造粒、研磨、整粒さ
れ、その大きさは直径1〜4mmほどになる。前記被処理
小片82から分離したサラダ油と、微粉砕された被処理
小片82の一部は、各可動ピン144の遠心作用により
スクリーン151を通過して、排出空間156内に分級
された後、排出口152からブロワー157(図5)を
経て外部へ吸引、排出される。
示せざる回転駆動手段により回転横軸142を回転して
可動円盤141を回転し、各被処理小片82を供給投入
口132に供給すると、各被処理小片82は、処理空間
155の中心部にあって、固定、可動の各ピン134,
144の相互間で衝撃摩砕力により粉砕あるいは研磨、
整粒作用と遠心作用とを合わせて受けることになり、衝
撃摩砕力を受けて、次第に粉砕あるいは研磨、整粒され
ながら外周側に接近する。この過程において各被処理小
片82が衝撃摩砕力の衝撃で叩かれて被処理小片82か
らのサラダ油の分離が促進され、さらに各被処理小片8
2及びその表面に付着しているサラダ油に遠心力が作用
するとしても被処理小片82自体は固定、可動の各ピン
134,144の相互間で衝撃摩砕力を受けるために外
周側へ飛び出す速度を抑えられ、一方、被処理小片82
の表面のサラダ油は被処理小片82ほどには抑えられな
い。したがって、この遠心力の差によって被処理小片8
2よりサラダ油の方が外周側へ速く飛び出すので、サラ
ダ油が被処理小片82から容易に分離することになる。
また、衝撃摩砕力による各被処理小片82との摩擦熱
は、被処理小片82の表面のサラダ油の温度を上昇し、
より一層被処理小片82の表面からサラダ油を分離し易
くする。なお、PEボトルはPE自体の性質により各被
処理小片82が略球状体に丸められ造粒、研磨、整粒さ
れ、その大きさは直径1〜4mmほどになる。前記被処理
小片82から分離したサラダ油と、微粉砕された被処理
小片82の一部は、各可動ピン144の遠心作用により
スクリーン151を通過して、排出空間156内に分級
された後、排出口152からブロワー157(図5)を
経て外部へ吸引、排出される。
【0045】一方、スクリーン151を通過しない大き
さの球状体に研磨、整粒されたPEの整粒樹脂材料83
はスクリーン151内に留まる。この整粒樹脂材料83
の中にはまだその表面にサラダ油が残留しているもの、
あるいは後続して処理される被処理小片82の表面から
分離したサラダ油がスクリーン151を通過する時に既
にスクリーン151に滞留している整粒樹脂材料83に
付着することもある。しかし、プラグバルブ154を開
放した状態で、取出口153と供給投入口132とをブ
ロアー158(図5)を介して連通しているので、取出
口153から取出されるPEの整粒樹脂材料83は供給
投入口132に還流され、セパレータ130内で再び衝
撃摩砕力を受けて再び粉砕あるいは研磨、整粒され、整
粒樹脂材料83の表面に残留していたサラダ油の付着物
84は遠心力により整粒樹脂材料83から分離してスク
リーン151を通過し、前述したように排出口152か
ら外部へ排出される。なお、PEの整粒樹脂材料83は
還流されるとはいえ、スクリーン151を通過するほど
には細かく粉砕されないで大部分がスクリーン151内
に残る。以上の洗浄・分離・分級・整粒工程は、1バッ
チ内の被処理小片82に付着していたサラダ油が殆ど分
離され排出口を経て除去されるまで必要に応じて複数回
にわたり反復することができる。
さの球状体に研磨、整粒されたPEの整粒樹脂材料83
はスクリーン151内に留まる。この整粒樹脂材料83
の中にはまだその表面にサラダ油が残留しているもの、
あるいは後続して処理される被処理小片82の表面から
分離したサラダ油がスクリーン151を通過する時に既
にスクリーン151に滞留している整粒樹脂材料83に
付着することもある。しかし、プラグバルブ154を開
放した状態で、取出口153と供給投入口132とをブ
ロアー158(図5)を介して連通しているので、取出
口153から取出されるPEの整粒樹脂材料83は供給
投入口132に還流され、セパレータ130内で再び衝
撃摩砕力を受けて再び粉砕あるいは研磨、整粒され、整
粒樹脂材料83の表面に残留していたサラダ油の付着物
84は遠心力により整粒樹脂材料83から分離してスク
リーン151を通過し、前述したように排出口152か
ら外部へ排出される。なお、PEの整粒樹脂材料83は
還流されるとはいえ、スクリーン151を通過するほど
には細かく粉砕されないで大部分がスクリーン151内
に残る。以上の洗浄・分離・分級・整粒工程は、1バッ
チ内の被処理小片82に付着していたサラダ油が殆ど分
離され排出口を経て除去されるまで必要に応じて複数回
にわたり反復することができる。
【0046】以上の如く整粒された回収PE樹脂材料は
プラグバルブ154を開けて取出口153から回収樹脂
材料として取り出される。
プラグバルブ154を開けて取出口153から回収樹脂
材料として取り出される。
【0047】なお、上記ブロワー158とは代替的に、
もしくはこれと共に、前記セパレータ130の処理空間
155内に、圧縮空気を送り込み、固定端板133に穿
設した孔部よりパイプを介して連通する供給投入口部へ
前記スクリーン151を通過できない大きさの整粒樹脂
材料83を還流させてもよい。
もしくはこれと共に、前記セパレータ130の処理空間
155内に、圧縮空気を送り込み、固定端板133に穿
設した孔部よりパイプを介して連通する供給投入口部へ
前記スクリーン151を通過できない大きさの整粒樹脂
材料83を還流させてもよい。
【0048】なお、前記取出し手段としては、取出口1
53から回収樹脂材料を掻きだすことができ、あるいは
図9に示すように自動的に回収タンク240へ回収する
ことができる。以下、後者の実施例について説明する。
53から回収樹脂材料を掻きだすことができ、あるいは
図9に示すように自動的に回収タンク240へ回収する
ことができる。以下、後者の実施例について説明する。
【0049】図9において、2台のセパレータ230
a,230bは共通の回転駆動手段で回転するように対
称位置に設けられ、各セパレータ230a,230bは
前工程で処理された各破砕片81(又は被処理小片8
2)を供給管231a,231bを介して供給投入口1
32a,132bへ供給するように構成している。以
下、セパレータ230a,230bは同一構造であるの
でセパレータ230aで説明し簡略化を図る。セパレー
タ230aは回収樹脂材料の取出口153を供給投入口
132に連通管235を介して連通し、該連通管235
の取出口側に、図示せざる圧縮空気供給源からの配管2
36を連通する。この配管236の連通部位に整流板を
設け、圧縮空気を主として供給投入口132側へ流れる
ように構成する。また、連通管235の供給投入口13
2a,132b側を分岐して整粒樹脂材料の回収タンク
240へ連通する分岐管237を設け、この分岐管23
7の分岐点に、例えばタイマ回路により適宜設定時間毎
に切り換えられる三方電磁弁238を設ける。一方、各
セパレータ230a,230bの排出口152a,15
2bは排出管239を介して補集タンク250へ連通
し、スクリーン151(図7)を通過した付着物を排出
管239に介設したブロワー157により吸引し、補集
タンク250へ排出するように構成することができる。
a,230bは共通の回転駆動手段で回転するように対
称位置に設けられ、各セパレータ230a,230bは
前工程で処理された各破砕片81(又は被処理小片8
2)を供給管231a,231bを介して供給投入口1
32a,132bへ供給するように構成している。以
下、セパレータ230a,230bは同一構造であるの
でセパレータ230aで説明し簡略化を図る。セパレー
タ230aは回収樹脂材料の取出口153を供給投入口
132に連通管235を介して連通し、該連通管235
の取出口側に、図示せざる圧縮空気供給源からの配管2
36を連通する。この配管236の連通部位に整流板を
設け、圧縮空気を主として供給投入口132側へ流れる
ように構成する。また、連通管235の供給投入口13
2a,132b側を分岐して整粒樹脂材料の回収タンク
240へ連通する分岐管237を設け、この分岐管23
7の分岐点に、例えばタイマ回路により適宜設定時間毎
に切り換えられる三方電磁弁238を設ける。一方、各
セパレータ230a,230bの排出口152a,15
2bは排出管239を介して補集タンク250へ連通
し、スクリーン151(図7)を通過した付着物を排出
管239に介設したブロワー157により吸引し、補集
タンク250へ排出するように構成することができる。
【0050】回転駆動手段によりセパレータ230a,
230bを始動し、前記連通管235の下流側を三方電
磁弁238で開放し且つ前記分岐管側を閉塞し、配管2
36から連通管235へ圧縮空気を供給することによ
り、圧縮空気の循環気流が連通管235から順に供給投
入口132、処理空間155、取出口153、再び連通
管235へと発生する。1バッチの各破砕片81(又は
被処理小片82)を供給管231a,231bを介して
供給投入口132a,132bへ供給すると、セパレー
タ230a,230b内で処理され破砕片81(又は被
処理小片82)の表面から分離したサラダ油はスクリー
ン151を経てブロワー157によって補集タンク25
0へ排出され、一方、スクリーン151内に残された整
粒樹脂材料83は循環気流によって連通管235へ吸引
され再び処理空間155へ給送されセパレータ230
a,230b内で処理され、この一連の工程が1バッチ
内のサラダ油を殆ど分離し除去するまで必要に応じて複
数回にわたり反復する。次いで上記の処理が終了した後
に、連通管235の下流側を三方電磁弁238で閉塞し
且つ前記分岐管側を開放することにより、スクリーン1
51内に残された整粒樹脂材料83を連通管235から
分岐管237を経て回収タンク240へ回収する。
230bを始動し、前記連通管235の下流側を三方電
磁弁238で開放し且つ前記分岐管側を閉塞し、配管2
36から連通管235へ圧縮空気を供給することによ
り、圧縮空気の循環気流が連通管235から順に供給投
入口132、処理空間155、取出口153、再び連通
管235へと発生する。1バッチの各破砕片81(又は
被処理小片82)を供給管231a,231bを介して
供給投入口132a,132bへ供給すると、セパレー
タ230a,230b内で処理され破砕片81(又は被
処理小片82)の表面から分離したサラダ油はスクリー
ン151を経てブロワー157によって補集タンク25
0へ排出され、一方、スクリーン151内に残された整
粒樹脂材料83は循環気流によって連通管235へ吸引
され再び処理空間155へ給送されセパレータ230
a,230b内で処理され、この一連の工程が1バッチ
内のサラダ油を殆ど分離し除去するまで必要に応じて複
数回にわたり反復する。次いで上記の処理が終了した後
に、連通管235の下流側を三方電磁弁238で閉塞し
且つ前記分岐管側を開放することにより、スクリーン1
51内に残された整粒樹脂材料83を連通管235から
分岐管237を経て回収タンク240へ回収する。
【0051】なお、上記三方電磁弁238とは代替的
に、前記分岐管237を開閉する電磁弁と前記連通管2
35の下流側を開閉する電磁弁を設け、これらの二の電
磁弁を交互に開閉するように設けることもできる。
に、前記分岐管237を開閉する電磁弁と前記連通管2
35の下流側を開閉する電磁弁を設け、これらの二の電
磁弁を交互に開閉するように設けることもできる。
【0052】なお、以上は2台のセパレータの実施例に
ついて説明したが、1台のセパレータの場合も同様であ
る。
ついて説明したが、1台のセパレータの場合も同様であ
る。
【0053】一例として、前述した構造の1台のセパレ
ータ130の実験機を用いて、このセパレータ130に
PEボトルの各被処理小片82を6kgを投入し、前記可
動円盤141を60Hz,1,750rpmの回転速度で回
転すると、10分間で各被処理小片82が直径1〜2mm
程度の略球状に丸められた形状に造粒、研磨、整粒した
PEの整粒樹脂材料83として回収され、このPEの整
粒樹脂材料83内のサラダ油の残留量は0.1wt%以下
であった。
ータ130の実験機を用いて、このセパレータ130に
PEボトルの各被処理小片82を6kgを投入し、前記可
動円盤141を60Hz,1,750rpmの回転速度で回
転すると、10分間で各被処理小片82が直径1〜2mm
程度の略球状に丸められた形状に造粒、研磨、整粒した
PEの整粒樹脂材料83として回収され、このPEの整
粒樹脂材料83内のサラダ油の残留量は0.1wt%以下
であった。
【0054】なお、特に油類の製品の包装用容器や粘性
液体用容器を処理する場合は、可動円盤141の回転速
度を低速にした方が、各被処理小片82の主成分樹脂で
あるPEを過度に微細に研磨、整粒しないようにでき、
また、可動円盤141の遠心作用を受けて被処理小片8
2とその表面に付着している油類や粘性液体が外周側へ
飛び出す速度は、可動円盤141の回転速度を低速にし
ても被処理小片82の表面に付着した油類や粘性液体の
方が被処理小片82より大きいので、可動円盤141の
回転速度はPEをスクリーン151のメッシュ以上の大
きさに造粒、研磨、整粒できる範囲内で可能な限り低速
にした方がよい。
液体用容器を処理する場合は、可動円盤141の回転速
度を低速にした方が、各被処理小片82の主成分樹脂で
あるPEを過度に微細に研磨、整粒しないようにでき、
また、可動円盤141の遠心作用を受けて被処理小片8
2とその表面に付着している油類や粘性液体が外周側へ
飛び出す速度は、可動円盤141の回転速度を低速にし
ても被処理小片82の表面に付着した油類や粘性液体の
方が被処理小片82より大きいので、可動円盤141の
回転速度はPEをスクリーン151のメッシュ以上の大
きさに造粒、研磨、整粒できる範囲内で可能な限り低速
にした方がよい。
【0055】次に、対象廃棄樹脂製包装用容器として、
ポリエステル(PET)で成る使用済のPETボトルに
ついて、以下、図1に基づいてサラダ油を残留内容物と
するPETボトルからPETの樹脂材料を回収する実施
例について説明する。ただし、前述したPEボトルの実
施例と共通する処理工程は省略して、その説明を簡略化
する。
ポリエステル(PET)で成る使用済のPETボトルに
ついて、以下、図1に基づいてサラダ油を残留内容物と
するPETボトルからPETの樹脂材料を回収する実施
例について説明する。ただし、前述したPEボトルの実
施例と共通する処理工程は省略して、その説明を簡略化
する。
【0056】廃棄ボトルは、ボトル本体から金属製のキ
ャップを除去し、残留内容物を廃棄した後、〔分別工
程〕、〔破砕工程〕、〔粗砕工程〕、〔洗浄・分離・分
級・整粒工程〕にかけられる。
ャップを除去し、残留内容物を廃棄した後、〔分別工
程〕、〔破砕工程〕、〔粗砕工程〕、〔洗浄・分離・分
級・整粒工程〕にかけられる。
【0057】〔破砕工程〕上記の〔分別工程〕で分別さ
れたPETボトルは、図2に示すような破砕手段である
クラッシャ110を用いて適当な大きさの断片に切断、
もしくは広義に破砕し、例えば15×50mm程度の大き
さの破砕片81を形成する。
れたPETボトルは、図2に示すような破砕手段である
クラッシャ110を用いて適当な大きさの断片に切断、
もしくは広義に破砕し、例えば15×50mm程度の大き
さの破砕片81を形成する。
【0058】〔粗砕工程〕この〔粗砕工程〕は、必要に
応じて、上記の〔破砕工程〕で破砕した破砕片81を、
図5に示すような粗砕手段であるカッタミル120を用
いて、さらに細かく切断、もしくは広義には破砕して、
例えば2×15mm程度の長方形あるいは10×10mm程
度の正方形ないしはその他不定形であるが、一辺が10
mm程度以下の大きさの被処理小片82を形成する。
応じて、上記の〔破砕工程〕で破砕した破砕片81を、
図5に示すような粗砕手段であるカッタミル120を用
いて、さらに細かく切断、もしくは広義には破砕して、
例えば2×15mm程度の長方形あるいは10×10mm程
度の正方形ないしはその他不定形であるが、一辺が10
mm程度以下の大きさの被処理小片82を形成する。
【0059】〔洗浄・分離・分級・整粒工程〕前述した
〔破砕工程〕における破砕手段で破砕された破砕片8
1、又は必要に応じて〔粗砕工程〕における粗砕手段で
粗砕された被処理小片82に、図7及び図8に示すよう
なセパレータ130を用いて衝撃摩砕力と遠心力を付加
して破砕片81又は被処理小片82から付着物を分離し
て除去し、破砕片81又は被処理小片82を粉砕、洗浄
し、造粒、研磨、整粒し、回収する。その作用は前述し
たPEボトルにおける実施例と同様である。
〔破砕工程〕における破砕手段で破砕された破砕片8
1、又は必要に応じて〔粗砕工程〕における粗砕手段で
粗砕された被処理小片82に、図7及び図8に示すよう
なセパレータ130を用いて衝撃摩砕力と遠心力を付加
して破砕片81又は被処理小片82から付着物を分離し
て除去し、破砕片81又は被処理小片82を粉砕、洗浄
し、造粒、研磨、整粒し、回収する。その作用は前述し
たPEボトルにおける実施例と同様である。
【0060】本実施例では、セパレータ130のスクリ
ーン151は直径0.6〜0.8mmのメッシュであり、
900〜1200rpmで、1バッチを約10〜12分間
で処理して衝撃摩砕力により各破砕片81又は被処理小
片82を一辺が1〜3mmほどの大きさの不定形に粉砕
し、造粒、研磨、整粒した。以上のように、このPET
ボトルの場合は、特に低速度回転で長時間の処理を行う
ことにより油を破砕片81又は被処理小片82から分離
することができた。なお、PETボトルは衝撃摩砕力を
付加してもPEのように略球状体にはならない。ちなみ
に、回収PET樹脂材料は、サラダ油の付着率が0.1
wt%以下であった。
ーン151は直径0.6〜0.8mmのメッシュであり、
900〜1200rpmで、1バッチを約10〜12分間
で処理して衝撃摩砕力により各破砕片81又は被処理小
片82を一辺が1〜3mmほどの大きさの不定形に粉砕
し、造粒、研磨、整粒した。以上のように、このPET
ボトルの場合は、特に低速度回転で長時間の処理を行う
ことにより油を破砕片81又は被処理小片82から分離
することができた。なお、PETボトルは衝撃摩砕力を
付加してもPEのように略球状体にはならない。ちなみ
に、回収PET樹脂材料は、サラダ油の付着率が0.1
wt%以下であった。
【0061】尚、上述した実施例においては、PEボト
ル、PETボトルを主な例として説明したが、他の樹脂
材料、ポリカーボネイト、塩化ビニル等の場合も同様に
して整粒樹脂材料として回収することができる。
ル、PETボトルを主な例として説明したが、他の樹脂
材料、ポリカーボネイト、塩化ビニル等の場合も同様に
して整粒樹脂材料として回収することができる。
【0062】また、上記の実施例ではサラダ油を内容物
とする廃棄樹脂製包装用容器を例として説明したが、他
の天麩羅油、ゴマ油等の油類の製品の包装用容器として
使用され廃棄された廃棄樹脂製包装用容器も上述実施例
と同様に処理される。また、油類以外の内容物の包装用
容器、例えばソース、ドレッシング、ミリン等の粘性を
持った内容物の粘性液体用容器、さらには清涼飲料、シ
ャンプー、洗剤、目薬、食酢、醤油、酒、ビール等の各
種製品の包装用容器として使用され廃棄された廃棄樹脂
製包装用容器については、実際、上述した実施例のよう
に油類の製品の包装用容器の表面に付着している油を分
離かつ除去し、素材化された樹脂材料として回収し、且
つ造粒できるので、油以外の他の各種製品の残留内容物
は大抵の場合、包装用容器から容易に分離且つ除去さ
れ、素材化された樹脂材料として回収し、且つ造粒され
る。さらに、廃棄樹脂製包装用容器内の残留内容物のみ
ならず、容器に付着した泥、土、砂、ゴミ等の付着物も
本発明の方法によって包装用容器から容易に分離且つ除
去される。
とする廃棄樹脂製包装用容器を例として説明したが、他
の天麩羅油、ゴマ油等の油類の製品の包装用容器として
使用され廃棄された廃棄樹脂製包装用容器も上述実施例
と同様に処理される。また、油類以外の内容物の包装用
容器、例えばソース、ドレッシング、ミリン等の粘性を
持った内容物の粘性液体用容器、さらには清涼飲料、シ
ャンプー、洗剤、目薬、食酢、醤油、酒、ビール等の各
種製品の包装用容器として使用され廃棄された廃棄樹脂
製包装用容器については、実際、上述した実施例のよう
に油類の製品の包装用容器の表面に付着している油を分
離かつ除去し、素材化された樹脂材料として回収し、且
つ造粒できるので、油以外の他の各種製品の残留内容物
は大抵の場合、包装用容器から容易に分離且つ除去さ
れ、素材化された樹脂材料として回収し、且つ造粒され
る。さらに、廃棄樹脂製包装用容器内の残留内容物のみ
ならず、容器に付着した泥、土、砂、ゴミ等の付着物も
本発明の方法によって包装用容器から容易に分離且つ除
去される。
【0063】なお、以上のような各種付着物が付着した
破砕片又は被処理小片に対して衝撃摩砕力、主として衝
撃力を付加すると共に遠心力を作用させることにより、
各種付着物、破砕片又は被処理小片、並びに空気等が外
周側へ飛び出す順番は、速い方から順に空気、水分、低
粘性から順により高粘性の液体、泥や土等の固形物、油
類(高粘性の液体)、破砕片又は被処理小片であるの
で、このように外周側へ飛び出す速度の違いにより各種
付着物が破砕片又は被処理小片から容易に分離する。
破砕片又は被処理小片に対して衝撃摩砕力、主として衝
撃力を付加すると共に遠心力を作用させることにより、
各種付着物、破砕片又は被処理小片、並びに空気等が外
周側へ飛び出す順番は、速い方から順に空気、水分、低
粘性から順により高粘性の液体、泥や土等の固形物、油
類(高粘性の液体)、破砕片又は被処理小片であるの
で、このように外周側へ飛び出す速度の違いにより各種
付着物が破砕片又は被処理小片から容易に分離する。
【0064】図2は、基本的には、前述した図1の対象
廃棄樹脂製包装用容器以外の廃棄ボトルを処理する処理
工程の系統説明図である。しかし、図2は、不要な処理
工程を省略することによって図1の処理工程の系統説明
図になるので図1の対象廃棄ボトルも包含する処理工程
の系統説明図といえる。したがって、本発明の実施の形
態においては、図1の場合と同様に、ボトルの残留内容
物の種類やボトルを構成する各部の樹脂素材の種類によ
って処理条件を選定したり、後述する各工程を組み合わ
せて効率良く処理することが望ましい。
廃棄樹脂製包装用容器以外の廃棄ボトルを処理する処理
工程の系統説明図である。しかし、図2は、不要な処理
工程を省略することによって図1の処理工程の系統説明
図になるので図1の対象廃棄ボトルも包含する処理工程
の系統説明図といえる。したがって、本発明の実施の形
態においては、図1の場合と同様に、ボトルの残留内容
物の種類やボトルを構成する各部の樹脂素材の種類によ
って処理条件を選定したり、後述する各工程を組み合わ
せて効率良く処理することが望ましい。
【0065】以下、図2においては、対象廃棄樹脂製包
装用容器としてはキャップ、ネジ部、本体胴部、袴部等
を形成する樹脂素材の少なくとも一つが異種である廃棄
ボトル、さらに加えてラベルを有する廃棄ボトルを処理
対象として説明し、炭酸飲料用のPETボトルを一例と
して説明する。
装用容器としてはキャップ、ネジ部、本体胴部、袴部等
を形成する樹脂素材の少なくとも一つが異種である廃棄
ボトル、さらに加えてラベルを有する廃棄ボトルを処理
対象として説明し、炭酸飲料用のPETボトルを一例と
して説明する。
【0066】このPETボトルは、炭酸飲料用のPET
ボトルにおける袴部、キャップを緊締するネジ部及びラ
ベル等がPET以外の熱可塑性樹脂、例えばPP、PE
により形成されており、厳密にはPETのみで構成され
るものではないが、本発明においては本体胴部を形成す
る樹脂素材以外の熱可塑性樹脂材料で形成された袴部、
ネジ部、ラベルの部位を除去することなく、PETより
成る部分と共に後述の処理を行うこともできる。なお、
このPETボトルの表面には残留内容物、泥、土、砂、
ゴミ等の付着物が付着している。
ボトルにおける袴部、キャップを緊締するネジ部及びラ
ベル等がPET以外の熱可塑性樹脂、例えばPP、PE
により形成されており、厳密にはPETのみで構成され
るものではないが、本発明においては本体胴部を形成す
る樹脂素材以外の熱可塑性樹脂材料で形成された袴部、
ネジ部、ラベルの部位を除去することなく、PETより
成る部分と共に後述の処理を行うこともできる。なお、
このPETボトルの表面には残留内容物、泥、土、砂、
ゴミ等の付着物が付着している。
【0067】以下、このボトルからPET,PP,PV
Cなど樹脂材料を回収する手段について説明する。
Cなど樹脂材料を回収する手段について説明する。
【0068】図2に示すように、キャップ用のネジ部、
本体胴部、商標など印刷面を有するラベルから成るボト
ルは、容器本体から金属製のキャップを除去し、残留内
容物が廃棄されたのち、〔分別工程〕、〔破砕工程〕、
〔風力分離工程〕、〔粗砕工程〕、〔洗浄・乾燥工
程〕、〔分離、分級、整粒工程〕、及び又は〔比重選別
工程〕、これに必要に応じて付随する脱水工程にかけら
れる。
本体胴部、商標など印刷面を有するラベルから成るボト
ルは、容器本体から金属製のキャップを除去し、残留内
容物が廃棄されたのち、〔分別工程〕、〔破砕工程〕、
〔風力分離工程〕、〔粗砕工程〕、〔洗浄・乾燥工
程〕、〔分離、分級、整粒工程〕、及び又は〔比重選別
工程〕、これに必要に応じて付随する脱水工程にかけら
れる。
【0069】〔分別工程〕前述した図1の実施例での説
明と同様であり、この工程で、PET/PVCなど樹脂
素材別(図2ではPET/PVCのみを記載している
が、この限りではない)、透明又は有色、袴付きか袴の
ないものかに分別される。なお、有色の容器にあって
は、色彩ごとに分別することが好ましい。
明と同様であり、この工程で、PET/PVCなど樹脂
素材別(図2ではPET/PVCのみを記載している
が、この限りではない)、透明又は有色、袴付きか袴の
ないものかに分別される。なお、有色の容器にあって
は、色彩ごとに分別することが好ましい。
【0070】また、前記ネジ部及び/又は袴部を胴部よ
り、袴部の場合には、これが取り付けられている胴部を
形成する容器本体(以下、実施例において、「ボトル本
体」という。)の樹脂と共に、切断して、胴部、ネジ部
及び袴部をそれぞれ単独で、処理することもできる。通
常、PVCボトルは、ネジ部を含め同一樹脂素材で形成
され、また、炭酸飲料などを収容しないので、袴部を有
しない。ネジ部は、ボトル一般に多く形成されている。
したがって、効率的な処理を行うには、上記分別工程
は、樹脂素材別に分別した後、透明又は有色に分別し、
PETボトルについて、袴部を有するものと有しないも
のに分別するのみでもよい。
り、袴部の場合には、これが取り付けられている胴部を
形成する容器本体(以下、実施例において、「ボトル本
体」という。)の樹脂と共に、切断して、胴部、ネジ部
及び袴部をそれぞれ単独で、処理することもできる。通
常、PVCボトルは、ネジ部を含め同一樹脂素材で形成
され、また、炭酸飲料などを収容しないので、袴部を有
しない。ネジ部は、ボトル一般に多く形成されている。
したがって、効率的な処理を行うには、上記分別工程
は、樹脂素材別に分別した後、透明又は有色に分別し、
PETボトルについて、袴部を有するものと有しないも
のに分別するのみでもよい。
【0071】〔破砕工程〕廃棄されたボトルを、図3に
示すような破砕手段110を用いて適当な大きさの断片
に切断、もしくは広義に破砕し、例えば15×50mm程
度の大きさの破砕片81を形成する。
示すような破砕手段110を用いて適当な大きさの断片
に切断、もしくは広義に破砕し、例えば15×50mm程
度の大きさの破砕片81を形成する。
【0072】破砕手段は、本実施例において、図1に関
連した実施例で用いたクラッシャ110(図3)と同様
のクラッシャ110を用いた。なお、この時点では各破
砕片81の表面には、前述した付着物が付着し、略黒色
を呈している。
連した実施例で用いたクラッシャ110(図3)と同様
のクラッシャ110を用いた。なお、この時点では各破
砕片81の表面には、前述した付着物が付着し、略黒色
を呈している。
【0073】尚、図4に示すように、上記クラッシャ1
10を上下方向2段に配置し、2段階での粗砕手段を示
すもので、軸線を水平方向に配置したクラッシャ210
aに対して下段のクラッシャ210bの軸線は、45°
傾斜している。これにより、処理容量の飛躍的な増大
と、処理時間の短縮を図ることができる。
10を上下方向2段に配置し、2段階での粗砕手段を示
すもので、軸線を水平方向に配置したクラッシャ210
aに対して下段のクラッシャ210bの軸線は、45°
傾斜している。これにより、処理容量の飛躍的な増大
と、処理時間の短縮を図ることができる。
【0074】なお、好ましくは、クラッシャ110の筐
体下方には、解砕機211が配置され、粗砕された容器
を解砕し、上記破砕片81として形成し易くすると共
に、廃棄包装用容器中の小石、砂などを容易に取り出し
やすくし、また、解砕機211下方には、上下方向に約
45°傾斜して帯状の網から成るネットコンベア212
を設け、前記破砕片81中の小石、砂などを篩い落と
す。さらに、好ましくは、前記ネットコンベア212の
進行方向先端下方に磁力選別機213を設け、破砕片8
1中に含まれているキャップ等の金属片、鉄錆びを分別
する。さらに、必要に応じて、金属片、鉄錆びの除去さ
れた破砕片81を金属の網から成る回転篩215を通過
させ、微少な小石、砂、金属粉などの異物を分離する。
体下方には、解砕機211が配置され、粗砕された容器
を解砕し、上記破砕片81として形成し易くすると共
に、廃棄包装用容器中の小石、砂などを容易に取り出し
やすくし、また、解砕機211下方には、上下方向に約
45°傾斜して帯状の網から成るネットコンベア212
を設け、前記破砕片81中の小石、砂などを篩い落と
す。さらに、好ましくは、前記ネットコンベア212の
進行方向先端下方に磁力選別機213を設け、破砕片8
1中に含まれているキャップ等の金属片、鉄錆びを分別
する。さらに、必要に応じて、金属片、鉄錆びの除去さ
れた破砕片81を金属の網から成る回転篩215を通過
させ、微少な小石、砂、金属粉などの異物を分離する。
【0075】〔風力分離工程〕この工程は、PETボト
ル等の外周に巻き掛けられている印刷面を有するラベル
を前記破砕片から分離するもので、一般にポリスチレン
系フィルムにより形成されている印刷面を有する前記ラ
ベルの破砕物をサイクロン31を付設したブロワ33に
より例えば200〜500kg/h の処理が可能な吸引型
風力選別機30を用いて、前工程において破砕されたラ
ベル印刷面を有するフィルムを吸引して容器本体、すな
わち、ボトル本体の破砕片81より分離して前記ボトル
本体の破砕片81を取り出す(図3)。
ル等の外周に巻き掛けられている印刷面を有するラベル
を前記破砕片から分離するもので、一般にポリスチレン
系フィルムにより形成されている印刷面を有する前記ラ
ベルの破砕物をサイクロン31を付設したブロワ33に
より例えば200〜500kg/h の処理が可能な吸引型
風力選別機30を用いて、前工程において破砕されたラ
ベル印刷面を有するフィルムを吸引して容器本体、すな
わち、ボトル本体の破砕片81より分離して前記ボトル
本体の破砕片81を取り出す(図3)。
【0076】〔粗砕工程〕前記ラベルを分離したボトル
本体から成る破砕片81を、図5に示すような粗砕手段
を用いて、さらに細かく切断、もしくは広義には破砕し
て、例えば2×15mm程度の長方形あるいは10×10
mm程度の正方形ないしその他不定形であるが、一辺が1
0mm程度以下の大きさの被処理小片82を形成する。こ
の時点においても前述した〔破砕工程〕と同様、各被処
理小片82の表面には前述した付着物が付着している。
本体から成る破砕片81を、図5に示すような粗砕手段
を用いて、さらに細かく切断、もしくは広義には破砕し
て、例えば2×15mm程度の長方形あるいは10×10
mm程度の正方形ないしその他不定形であるが、一辺が1
0mm程度以下の大きさの被処理小片82を形成する。こ
の時点においても前述した〔破砕工程〕と同様、各被処
理小片82の表面には前述した付着物が付着している。
【0077】粗砕手段は破砕片81を切断、粗砕して適
当な大きさの被処理小片82を形成するもので、本実施
例において、便宜上「カッタミル」という。
当な大きさの被処理小片82を形成するもので、本実施
例において、便宜上「カッタミル」という。
【0078】図7に粗砕手段の一例であるカッタミル1
20を示す。
20を示す。
【0079】121はカッタミル本体で、上面開口を有
する円筒形を成すケーシングであり、前記開口を開閉自
在な蓋122で被蓋する。前記蓋122はカッタミル本
体121内に被粗砕物である破砕片81を投入する投入
口123を備えている。
する円筒形を成すケーシングであり、前記開口を開閉自
在な蓋122で被蓋する。前記蓋122はカッタミル本
体121内に被粗砕物である破砕片81を投入する投入
口123を備えている。
【0080】また、前記カッタミル本体121内にはカ
ッタミル本体121の底面に軸承されて図示せざる回転
駆動手段で水平方向に回転するカッタ支持体124を設
け、このカッタ支持体124の外周に上下方向に長い回
転刃125を3枚設け、これらの3枚の回転刃125は
カッタ支持体124の回転方向で120度の等角度を成
すように配設し、3枚の回転刃125の刃先は同一の回
転軌跡上に位置している。さらに、前記3枚の回転刃1
25の刃先の回転軌跡に対して僅かな隙間を介して二の
固定刃126を回転刃125の刃先の回転軌跡の略対称
位置にカッタミル本体121に固定し、二の固定刃12
6とカッタ支持体124と回転刃125とでカッタミル
本体121内を二分し、投入室127と粗砕室128を
形成する。前記蓋122の投入口123は前記投入室1
27に連通する。なお、二の固定刃126と回転刃12
5とのクリアランスは被粗砕物を所望の大きさに切断、
もしくは広義には破砕できるよう自在に調整できる。本
実施例のクリアランスは0.2〜0.3mmである。ま
た、粗砕室128は前記二の固定刃126間を回転刃1
25の回転軌跡の周囲を囲むようにメッシュのスクリー
ン129で仕切っている。なお、スクリーン129は、
本実施例では一辺が10mm程度の大きさの被処理小片8
2が通過できるメッシュで形成している。また、粗砕室
128のカッタミル本体121の下端には前記被処理小
片82を排出する排出口を設けている。
ッタミル本体121の底面に軸承されて図示せざる回転
駆動手段で水平方向に回転するカッタ支持体124を設
け、このカッタ支持体124の外周に上下方向に長い回
転刃125を3枚設け、これらの3枚の回転刃125は
カッタ支持体124の回転方向で120度の等角度を成
すように配設し、3枚の回転刃125の刃先は同一の回
転軌跡上に位置している。さらに、前記3枚の回転刃1
25の刃先の回転軌跡に対して僅かな隙間を介して二の
固定刃126を回転刃125の刃先の回転軌跡の略対称
位置にカッタミル本体121に固定し、二の固定刃12
6とカッタ支持体124と回転刃125とでカッタミル
本体121内を二分し、投入室127と粗砕室128を
形成する。前記蓋122の投入口123は前記投入室1
27に連通する。なお、二の固定刃126と回転刃12
5とのクリアランスは被粗砕物を所望の大きさに切断、
もしくは広義には破砕できるよう自在に調整できる。本
実施例のクリアランスは0.2〜0.3mmである。ま
た、粗砕室128は前記二の固定刃126間を回転刃1
25の回転軌跡の周囲を囲むようにメッシュのスクリー
ン129で仕切っている。なお、スクリーン129は、
本実施例では一辺が10mm程度の大きさの被処理小片8
2が通過できるメッシュで形成している。また、粗砕室
128のカッタミル本体121の下端には前記被処理小
片82を排出する排出口を設けている。
【0081】以上のカッタミル120において、蓋12
2の投入口123から前述した工程1〔破砕工程〕のク
ラッシャ110で形成した15×50mm程度の大きさの
破砕片81を投入し、図示せざる回転駆動手段でカッタ
支持体124を回転すると、破砕片81はカッタ支持体
124の回転刃125と固定刃126間でスクリーン1
29を経て形状、面積は、不定であるが、略全量が、2
×15mm程度の長方形あるいは10×10mm程度以下の
方形ないし不定形で、一辺が10mm程度以下の大きさの
被処理小片82に形成され前記排出口から次工程へ排出
される。
2の投入口123から前述した工程1〔破砕工程〕のク
ラッシャ110で形成した15×50mm程度の大きさの
破砕片81を投入し、図示せざる回転駆動手段でカッタ
支持体124を回転すると、破砕片81はカッタ支持体
124の回転刃125と固定刃126間でスクリーン1
29を経て形状、面積は、不定であるが、略全量が、2
×15mm程度の長方形あるいは10×10mm程度以下の
方形ないし不定形で、一辺が10mm程度以下の大きさの
被処理小片82に形成され前記排出口から次工程へ排出
される。
【0082】なお、粗砕手段は、上記のカッタミルに限
定されず、例えば、(株)ホーライ社製のハードクラッ
シャのように、回転刃125の回転軸は水平方向に設け
られ、二の固定刃126間のスクリーン129は下方に
設けられているものもある。この時点では各粗砕片81
の表面には、前述した泥等の付着物がやや脱落するが、
略不透明の薄い黒色を呈している。
定されず、例えば、(株)ホーライ社製のハードクラッ
シャのように、回転刃125の回転軸は水平方向に設け
られ、二の固定刃126間のスクリーン129は下方に
設けられているものもある。この時点では各粗砕片81
の表面には、前述した泥等の付着物がやや脱落するが、
略不透明の薄い黒色を呈している。
【0083】〔洗浄、乾燥工程〕前述した〔粗砕工程〕
における粗砕手段で、一辺が10mm程度以下の長方形な
いしは不定形の大きさに形成され、泥、土、砂、金属、
ガラスの破片、ゴミ等が表面に付着しているボトルの各
被処理小片82に衝撃摩砕力を付加して、各被処理小片
82の表面から付着物84を衝撃摩砕力により粉砕して
分離し洗浄すると共に衝撃摩砕力による各被処理小片と
の摩擦熱により乾燥する。800〜900rpm 、約5分
間処理される。
における粗砕手段で、一辺が10mm程度以下の長方形な
いしは不定形の大きさに形成され、泥、土、砂、金属、
ガラスの破片、ゴミ等が表面に付着しているボトルの各
被処理小片82に衝撃摩砕力を付加して、各被処理小片
82の表面から付着物84を衝撃摩砕力により粉砕して
分離し洗浄すると共に衝撃摩砕力による各被処理小片と
の摩擦熱により乾燥する。800〜900rpm 、約5分
間処理される。
【0084】ネジ部を含め、素材がすべてPVCのPV
Cボトルの場合及び、袴部を有しないPETボトルの場
合は、この工程に連続して、次工程の〔分離、分級、整
粒工程〕を行い、PET,PVCを回収することができ
る。
Cボトルの場合及び、袴部を有しないPETボトルの場
合は、この工程に連続して、次工程の〔分離、分級、整
粒工程〕を行い、PET,PVCを回収することができ
る。
【0085】〔分離、分級、整粒工程〕この工程は、典
型的には、ボトル本体に接着されている袴部を胴部から
切断したもの単独で又は袴部を有するボトル本体を同時
に処理するもので、前述した〔洗浄、乾燥工程〕を経た
各被処理小片82にさらに衝撃摩砕力を付加して、一辺
が1〜2mm以下の不定形の大きさに粉砕し、前記各被処
理小片82から前記袴部を形成するPPを不定形の大き
さに造粒、研磨、整粒する。同時に、各被処理小片82
からボトル本体のPETを前記衝撃摩砕力により微粉砕
して分離し、且つ、分級し、袴部のPPを樹脂材料とし
て原料化すべく回収する。PETは、建設用骨材などの
フィラー用途に供され、PPは、各種成形に供される。
1500〜1800rpm で、約3〜4分間処理される。
型的には、ボトル本体に接着されている袴部を胴部から
切断したもの単独で又は袴部を有するボトル本体を同時
に処理するもので、前述した〔洗浄、乾燥工程〕を経た
各被処理小片82にさらに衝撃摩砕力を付加して、一辺
が1〜2mm以下の不定形の大きさに粉砕し、前記各被処
理小片82から前記袴部を形成するPPを不定形の大き
さに造粒、研磨、整粒する。同時に、各被処理小片82
からボトル本体のPETを前記衝撃摩砕力により微粉砕
して分離し、且つ、分級し、袴部のPPを樹脂材料とし
て原料化すべく回収する。PETは、建設用骨材などの
フィラー用途に供され、PPは、各種成形に供される。
1500〜1800rpm で、約3〜4分間処理される。
【0086】上記2の工程は、必要に応じて任意回数反
復して行うことができる。
復して行うことができる。
【0087】洗浄・乾燥手段と、分離・分級・整粒手段
は共通の装置から構成される。廃棄樹脂製装用容器のボ
トル本体の被処理小片82を洗浄・乾燥、粉砕・研磨・
整粒すると共に、前記ボトルの粉砕物に対してさらに、
前記ボトル本体のPETをより細かく粉砕して前記PP
をボトル本体から分離・分級し、被処理小片82中の袴
部のPPを造粒ないし整粒する手段で、本実施例におい
て、上記洗浄・乾燥手段と共に、図7および図8に示す
セパレータ130を用いた。なお、このセパレータ13
0は前述した図1に関連した説明図で詳細に説明したの
で、簡略化を図るためにこの実施例に必要な説明のみに
留める。
は共通の装置から構成される。廃棄樹脂製装用容器のボ
トル本体の被処理小片82を洗浄・乾燥、粉砕・研磨・
整粒すると共に、前記ボトルの粉砕物に対してさらに、
前記ボトル本体のPETをより細かく粉砕して前記PP
をボトル本体から分離・分級し、被処理小片82中の袴
部のPPを造粒ないし整粒する手段で、本実施例におい
て、上記洗浄・乾燥手段と共に、図7および図8に示す
セパレータ130を用いた。なお、このセパレータ13
0は前述した図1に関連した説明図で詳細に説明したの
で、簡略化を図るためにこの実施例に必要な説明のみに
留める。
【0088】各種ボトルは、PVCボトルにあっては、
好ましくは、色彩毎に分別して、図示せざる回転駆動手
段により回転横軸142を回転して可動円盤141を回
転し、各被処理小片82を供給投入口132に供給する
と、各被処理小片82は、処理空間155の中心部にあ
って、固定、可動の各ピン134,144の相互間で衝
撃摩砕力により粉砕あるいは研磨、整粒作用と遠心作用
とを合わせて受けることになり、衝撃摩砕力を受けて、
次第に粉砕あるいは研磨、整粒されながら外周側に接近
する。この過程において各被処理小片82のボトルの表
面に付着している残留内容物や泥、土、砂、ゴミ等の付
着物84あるいは、袴部のPPと共に処理したボトル本
体のPETは、一辺が1mm以下の不定形に細かく粉砕さ
れ、付着物は、上記第1段のセパレータによる処理で後
述排出口152から取り出し、除去される。すなわち、
粉砕された付着物及び被処理小片82中のボトル本体の
粉砕物の一部は、各可動ピン144の遠心作用によりス
クリーン151を通過して、排出空間156内に分級さ
れた後、排出口152からブロワー157を経て外部へ
吸引、排出される。
好ましくは、色彩毎に分別して、図示せざる回転駆動手
段により回転横軸142を回転して可動円盤141を回
転し、各被処理小片82を供給投入口132に供給する
と、各被処理小片82は、処理空間155の中心部にあ
って、固定、可動の各ピン134,144の相互間で衝
撃摩砕力により粉砕あるいは研磨、整粒作用と遠心作用
とを合わせて受けることになり、衝撃摩砕力を受けて、
次第に粉砕あるいは研磨、整粒されながら外周側に接近
する。この過程において各被処理小片82のボトルの表
面に付着している残留内容物や泥、土、砂、ゴミ等の付
着物84あるいは、袴部のPPと共に処理したボトル本
体のPETは、一辺が1mm以下の不定形に細かく粉砕さ
れ、付着物は、上記第1段のセパレータによる処理で後
述排出口152から取り出し、除去される。すなわち、
粉砕された付着物及び被処理小片82中のボトル本体の
粉砕物の一部は、各可動ピン144の遠心作用によりス
クリーン151を通過して、排出空間156内に分級さ
れた後、排出口152からブロワー157を経て外部へ
吸引、排出される。
【0089】袴部のPPを有するボトル本体の場合は、
付着物以外の物質がスクリーン151内に溜り、後述の
第2段のセパレータにおける処理と同様、取出口153
から取り出され、第2段のセパレータに投入される。こ
の第2段のセパレータによる処理で、直径1mm程度の大
きさ、あるいは一辺が2〜5mm程度の長方形ないしは円
筒形その他の不定形に研磨、整粒される。この間被処理
小片82中樹脂材料の一部は一辺が1mm以下の長方形な
いしは不定形の大きさに微粉砕された微粉になるものも
ある。
付着物以外の物質がスクリーン151内に溜り、後述の
第2段のセパレータにおける処理と同様、取出口153
から取り出され、第2段のセパレータに投入される。こ
の第2段のセパレータによる処理で、直径1mm程度の大
きさ、あるいは一辺が2〜5mm程度の長方形ないしは円
筒形その他の不定形に研磨、整粒される。この間被処理
小片82中樹脂材料の一部は一辺が1mm以下の長方形な
いしは不定形の大きさに微粉砕された微粉になるものも
ある。
【0090】第2段によるセパレータによる処理で、研
磨、整粒された整粒樹脂材料及びスクリーン151を通
過しない大きさの袴部のPPは、スクリーン151内に
留まるが、プラグバルブ154を開放した状態で、取出
口153と供給投入口132とをブロアー158を介し
て連通しているので、取出口153から取出される整粒
樹脂材料及びスクリーン151を通過しない大きさのP
Pおよび付着物は供給投入口132に還流され、前記ボ
トル本体の粉砕物はスクリーン151を通過可能に微粉
砕され、前述したように排出口152から外部へ排出さ
れる。しかし、整粒樹脂材料は還流されるとはいえ、ス
クリーン151を通過するほどには細かく研磨、整粒さ
れないで大部分がスクリーン151内に残される。
磨、整粒された整粒樹脂材料及びスクリーン151を通
過しない大きさの袴部のPPは、スクリーン151内に
留まるが、プラグバルブ154を開放した状態で、取出
口153と供給投入口132とをブロアー158を介し
て連通しているので、取出口153から取出される整粒
樹脂材料及びスクリーン151を通過しない大きさのP
Pおよび付着物は供給投入口132に還流され、前記ボ
トル本体の粉砕物はスクリーン151を通過可能に微粉
砕され、前述したように排出口152から外部へ排出さ
れる。しかし、整粒樹脂材料は還流されるとはいえ、ス
クリーン151を通過するほどには細かく研磨、整粒さ
れないで大部分がスクリーン151内に残される。
【0091】この整粒された回収PP樹脂材料はプラグ
バルブ154を開けて取出口153から回収樹脂材料と
して取りだされる。この取出し手段としては、図1に関
連した実施例で説明したものと同様である。
バルブ154を開けて取出口153から回収樹脂材料と
して取りだされる。この取出し手段としては、図1に関
連した実施例で説明したものと同様である。
【0092】回収樹脂材料は、袴部のPPの処理におい
ては、袴部の色彩を呈し、この第2段の処理を有色のボ
トル本体あるいは、透明のボトルに施した場合は、本体
の色彩あるいは、略透明若しくは半透明の無色もしく
は、薄い白色ないし、やや薄い黄色を呈していた。一例
として、前述した構造のセパレータ130の実験機を用
いて、第1段のセパレータ130に600gの各被処理
小片82を投入し、前記可動円盤141を900rpm の
回転速度で回転すると、5分間でPETおよび若干のP
Pを分離でき、第2段のセパレータにより1800rpm
で3分間の処理によりPPを回収することができた。
ては、袴部の色彩を呈し、この第2段の処理を有色のボ
トル本体あるいは、透明のボトルに施した場合は、本体
の色彩あるいは、略透明若しくは半透明の無色もしく
は、薄い白色ないし、やや薄い黄色を呈していた。一例
として、前述した構造のセパレータ130の実験機を用
いて、第1段のセパレータ130に600gの各被処理
小片82を投入し、前記可動円盤141を900rpm の
回転速度で回転すると、5分間でPETおよび若干のP
Pを分離でき、第2段のセパレータにより1800rpm
で3分間の処理によりPPを回収することができた。
【0093】〔比重選別工程〕この工程は、より高品質
な回収樹脂材料を得ようとするもので、ボトル本体が容
器頂部にボトル本体の胴部と異なる材質例えば、PPあ
るいはPEから成るネジ部を有するものである場合、前
記第2段のセパレータによる〔洗浄・乾燥工程〕を行っ
た後、〔分離、分級、整粒工程〕に代え、あるいは、こ
の工程の後において、水中で前記ネジ部の比重選別を行
い、ネジ部を分離し、前記ネジ部を除く容器本体から成
る樹脂材料を回収することができる。
な回収樹脂材料を得ようとするもので、ボトル本体が容
器頂部にボトル本体の胴部と異なる材質例えば、PPあ
るいはPEから成るネジ部を有するものである場合、前
記第2段のセパレータによる〔洗浄・乾燥工程〕を行っ
た後、〔分離、分級、整粒工程〕に代え、あるいは、こ
の工程の後において、水中で前記ネジ部の比重選別を行
い、ネジ部を分離し、前記ネジ部を除く容器本体から成
る樹脂材料を回収することができる。
【0094】前記〔洗浄・乾燥工程〕を経た材料を撹拌
槽の水中内に投入し、比重の軽いPPを浮上させ、比重
の重いPETまたは、PVCを沈澱させて、両者を選別
する。液体サイクロンにより、PPと他の樹脂を選別
し、次いで、脱水工程を経て回収する。
槽の水中内に投入し、比重の軽いPPを浮上させ、比重
の重いPETまたは、PVCを沈澱させて、両者を選別
する。液体サイクロンにより、PPと他の樹脂を選別
し、次いで、脱水工程を経て回収する。
【0095】前記液体サイクロン10は、一例を図10
に示すように、流入口19から水20t/hに前記〔洗浄
・乾燥工程〕を経た材料を150kg/hで混合した被処
理液を圧入し、これが、下降渦流となって上部サイクロ
ン16の周壁沿いに流れる。この渦流により、混入して
いる樹脂材料のうち、比重の重いPET,PVCは、遠
心力により周壁にあつまり、渦流と共に下降し、開口2
0から下部サイクロン17に渦流として移動する。 か
ように周壁上部に移行したPET,PVCは排出口25
から外部に取り出され、一方、比重の軽いPPは、上部
サイクロン16内の渦流により生じた向心流によって中
心に集まり、排出管18から取り出される。24は液体
の流出口。26は排出口で、底部に沈澱したものを取り
出す。
に示すように、流入口19から水20t/hに前記〔洗浄
・乾燥工程〕を経た材料を150kg/hで混合した被処
理液を圧入し、これが、下降渦流となって上部サイクロ
ン16の周壁沿いに流れる。この渦流により、混入して
いる樹脂材料のうち、比重の重いPET,PVCは、遠
心力により周壁にあつまり、渦流と共に下降し、開口2
0から下部サイクロン17に渦流として移動する。 か
ように周壁上部に移行したPET,PVCは排出口25
から外部に取り出され、一方、比重の軽いPPは、上部
サイクロン16内の渦流により生じた向心流によって中
心に集まり、排出管18から取り出される。24は液体
の流出口。26は排出口で、底部に沈澱したものを取り
出す。
【0096】尚、上述実施例においては、PETボト
ル、PVCボトルを主な例として説明したが、他の樹脂
材料、ポリエチレン、ポリカーボネイト等の場合も同様
にして整粒樹脂材料として回収することができる。
ル、PVCボトルを主な例として説明したが、他の樹脂
材料、ポリエチレン、ポリカーボネイト等の場合も同様
にして整粒樹脂材料として回収することができる。
【0097】なお、上記の樹脂材料の処理方法以外に、
収集されたPETボトル又はPVCボトルの状態、汚染
の状況がどの程度かに応じて上記の各工程の順序を逆に
し、あるいは、粗砕工程、洗浄・乾燥工程以外の工程を
省略して樹脂材料を回収することもあり得る。
収集されたPETボトル又はPVCボトルの状態、汚染
の状況がどの程度かに応じて上記の各工程の順序を逆に
し、あるいは、粗砕工程、洗浄・乾燥工程以外の工程を
省略して樹脂材料を回収することもあり得る。
【0098】本発明で得られた回収樹脂材料は、押出機
等の成形機へ直接投入して他の成形品たとえば、ポリエ
ステル繊維、ポリエステルコットンに成形することも、
成形用樹脂素材の形態であるペレットに成形することも
でき、あるいは回収樹脂材料と同質のバージンの樹脂材
料とを混練し、例えばPVCの場合はバージンの硬質P
VCを混練してペレットを形成することも、他の成形品
に成形することもでき、さらには乾燥木粉と混練した上
記ペレットを押出機に投入して木質合成板を成形するこ
ともできる。
等の成形機へ直接投入して他の成形品たとえば、ポリエ
ステル繊維、ポリエステルコットンに成形することも、
成形用樹脂素材の形態であるペレットに成形することも
でき、あるいは回収樹脂材料と同質のバージンの樹脂材
料とを混練し、例えばPVCの場合はバージンの硬質P
VCを混練してペレットを形成することも、他の成形品
に成形することもでき、さらには乾燥木粉と混練した上
記ペレットを押出機に投入して木質合成板を成形するこ
ともできる。
【0099】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0100】比較的簡単かつ容易な手段により、衝撃摩
砕力を付加することにより処理対象の樹脂包装用容器と
しての熱可塑性樹脂製包装用容器から、付着物を分離か
つ除去し、かつこれを所定の粒径範囲内に整粒され素材
化された樹脂材料として効率良く・造粒し、再利用し得
るようにした。さらに、廃棄樹脂製包装用容器を構成す
る各部の樹脂素材が同種で、内容物が液体の場合は、衝
撃摩砕力を付加すると共に遠心力を作用させることによ
り衝撃摩砕力の主として衝撃力と遠心力との相乗効果に
よって、廃棄樹脂製包装用容器から、特に分離が難しい
とされていた油類の付着物を容易に分離かつ除去し、か
つこれを所定の粒径範囲内に整粒され素材化された樹脂
材料として効率良く造粒し、再利用し得るようにでき
た。
砕力を付加することにより処理対象の樹脂包装用容器と
しての熱可塑性樹脂製包装用容器から、付着物を分離か
つ除去し、かつこれを所定の粒径範囲内に整粒され素材
化された樹脂材料として効率良く・造粒し、再利用し得
るようにした。さらに、廃棄樹脂製包装用容器を構成す
る各部の樹脂素材が同種で、内容物が液体の場合は、衝
撃摩砕力を付加すると共に遠心力を作用させることによ
り衝撃摩砕力の主として衝撃力と遠心力との相乗効果に
よって、廃棄樹脂製包装用容器から、特に分離が難しい
とされていた油類の付着物を容易に分離かつ除去し、か
つこれを所定の粒径範囲内に整粒され素材化された樹脂
材料として効率良く造粒し、再利用し得るようにでき
た。
【0101】上記の理由により、従来、行われていた熱
可塑性樹脂製包装用容器の水洗浄処理に要した大量の水
及び乾燥処理における多大な設備を不要とし、省資源に
寄与することができた。
可塑性樹脂製包装用容器の水洗浄処理に要した大量の水
及び乾燥処理における多大な設備を不要とし、省資源に
寄与することができた。
【0102】特に、従来、油類の付着物を分離するため
の洗浄液を不要とし、他の種類の付着物に対する水洗浄
においても、水洗浄の排水による河川の汚染を防止する
ことができ、排水の浄化処理の設備及び運転費のコスト
を省くことが可能となった。
の洗浄液を不要とし、他の種類の付着物に対する水洗浄
においても、水洗浄の排水による河川の汚染を防止する
ことができ、排水の浄化処理の設備及び運転費のコスト
を省くことが可能となった。
【図1】本発明の処理対象の一例である熱可塑性樹脂製
包装用容器の回収・造粒方法の基本的な第1の実施例の
方法を適用した場合の概要を原理的かつ模式的に示す処
理工程の系統説明図である。対象廃棄樹脂製包装用容器
としては、基本的に、袴部がなく本体胴部のみのボトル
や袴部を有していてもキャップ、ネジ部、本体胴部、袴
部等を形成する樹脂素材が同種で、商標など印刷面を有
するラベルのないボトルを処理対象とするものである。
包装用容器の回収・造粒方法の基本的な第1の実施例の
方法を適用した場合の概要を原理的かつ模式的に示す処
理工程の系統説明図である。対象廃棄樹脂製包装用容器
としては、基本的に、袴部がなく本体胴部のみのボトル
や袴部を有していてもキャップ、ネジ部、本体胴部、袴
部等を形成する樹脂素材が同種で、商標など印刷面を有
するラベルのないボトルを処理対象とするものである。
【図2】この発明の処理対象の一例である熱可塑性樹脂
製包装用容器の回収・造粒方法の基本的な第2の実施例
の方法を適用した場合の概要を原理的かつ模式的に示す
処理工程の系統説明図である。基本的には、図1の対象
廃棄樹脂製包装用容器以外の廃棄ボトル、例えば、キャ
ップ、ネジ部、本体胴部、袴部等を形成する樹脂素材の
少なくとも一つが異種である廃棄ボトル、さらに加えて
ラベルを有する廃棄ボトルを処理する処理工程の系統説
明図である。
製包装用容器の回収・造粒方法の基本的な第2の実施例
の方法を適用した場合の概要を原理的かつ模式的に示す
処理工程の系統説明図である。基本的には、図1の対象
廃棄樹脂製包装用容器以外の廃棄ボトル、例えば、キャ
ップ、ネジ部、本体胴部、袴部等を形成する樹脂素材の
少なくとも一つが異種である廃棄ボトル、さらに加えて
ラベルを有する廃棄ボトルを処理する処理工程の系統説
明図である。
【図3】破砕工程及び風力分離工程の概要を原理的かつ
模式的に示す処理工程の系統説明図である。
模式的に示す処理工程の系統説明図である。
【図4】破砕工程における他の実施例における装置の概
要構成を模式的に示す縦断面図である。
要構成を模式的に示す縦断面図である。
【図5】粗砕工程、洗浄・乾燥工程、分離・分級・整粒
工程の概要を原理的かつ模式的に示す処理工程の系統説
明図である。
工程の概要を原理的かつ模式的に示す処理工程の系統説
明図である。
【図6】本発明の粗砕工程の実施例に使用するカッタミ
ル(破砕手段)の要部を示す全体斜視図である。
ル(破砕手段)の要部を示す全体斜視図である。
【図7】同上実施例の破砕工程に用いられる研磨・整粒
装置の概要構成を模式的に示す縦断面図である。
装置の概要構成を模式的に示す縦断面図である。
【図8】図7における研磨・整粒作用を説明するための
正面図である。
正面図である。
【図9】本発明の実施例の洗浄・分離・分級・整粒工程
に用いられるセパレータの概要構成を示す斜視図であ
る。
に用いられるセパレータの概要構成を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明の比重選別工程の実施例に使用する選
別手段の要部を示す全体図である。
別手段の要部を示す全体図である。
81 破砕片 82 被処理小片 83 整粒樹脂材料 84 付着物 110 クラッシャ 120 カッタミル 121 カッタミル本体 122 蓋 123 投入口 124 カッタ支持体 125 回転刃 126 固定刃 127 投入室 128 粗砕室 129 スクリーン 130 研磨・整粒装置(セパレータ) 131 固定円盤 132 供給投入口 133 固定端板 134 固定ピン 135 周側板 141 可動円盤 142 回転横軸 143 軸受 144 可動ピン 151 スクリーン 152 排出口 153 取出口 154 プラグバルブ 155 処理空間 156 排出空間 157 ブロワー 158 ブロワー 210a,210b クラッシャ 211 解砕機 212 ネットコンベア 213 磁力選別機 230a,230b セパレータ 231a,231b 供給管 235 連通管 236 配管 237 分岐管 238 三方電磁弁 239 排出管 240 回収タンク 250 補集タンク
Claims (15)
- 【請求項1】 廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分離
し、樹脂材料を回収する方法であって、 処理対象を、熱可塑性樹脂製包装用容器とし、この熱可
塑性樹脂製包装用容器を複数の各被処理小片に粗砕する
工程と、 前記粗砕された個々の被処理小片に対して、衝撃摩砕力
を付加して樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料を整粒
し素材化された回収樹脂材料とする工程とを少なくとも
含む廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法。 - 【請求項2】 廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分離
し、樹脂材料を回収する方法であって、 処理対象を、熱可塑性樹脂製包装用容器とし、この熱可
塑性樹脂製包装用容器を複数の破砕片に破砕する工程
と、 前記破砕された破砕片を複数の各被処理小片に粗砕する
工程と、 前記粗砕された個々の被処理小片に対して、衝撃摩砕力
を付加して樹脂材料と付着物を分離し、樹脂材料を整粒
し素材化された回収樹脂材料とする工程と、且つ分離さ
れた付着物を随時に除去する工程とを少なくとも含む廃
棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法。 - 【請求項3】 廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分離
し、樹脂材料を回収する方法であって、 処理対象を、熱可塑性樹脂製包装用容器とし、この熱可
塑性樹脂製包装用容器を複数の破砕片に破砕する工程
と、 前記破砕された個々の破砕片に対して、衝撃力を付加す
ると共に遠心力を作用させて樹脂材料と付着物を分離
し、樹脂材料を整粒し素材化された回収樹脂材料とする
工程とを少なくとも含む廃棄樹脂製包装用容器の回収・
造粒方法。 - 【請求項4】 廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分離
し、樹脂材料を回収する方法であって、 処理対象を、熱可塑性樹脂製包装用容器とし、この熱可
塑性樹脂製包装用容器を複数の破砕片に破砕する工程
と、 前記破砕された破砕片を複数の各被処理小片に粗砕する
工程と、 前記粗砕された個々の被処理小片に対して、衝撃力を付
加すると共に遠心力を作用させて樹脂材料と付着物を分
離し、樹脂材料を整粒し素材化された回収樹脂材料とす
る工程とを少なくとも含む廃棄樹脂製包装用容器の回収
・造粒方法。 - 【請求項5】 前記処理対象の熱可塑性樹脂製包装用容
器に印刷面を有するプラスチックフィルムを巻き掛けた
まま破砕した破砕片に対して、風力の吸引により前記フ
ィルムを分離除去し、前記容器本体から成る破砕片を粗
砕した被処理小片に対して衝撃摩砕力を付加して樹脂材
料と付着物を分離し、樹脂材料を整粒し素材化された回
収樹脂材料とすることを特徴とする請求項1〜4のいず
れか一つに記載の廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方
法。 - 【請求項6】 前記処理対象が容器下部に袴部を備えた
熱可塑性樹脂製包装用容器からなり、前記粗砕された個
々の被処理小片に対して、前記容器本体及び袴部から成
る破砕片を粗砕した被処理小片に対して衝撃摩砕力を付
加して、樹脂材料から付着物を分離し洗浄乾燥処理を行
い、ついで、同じく衝撃摩砕力を付加して、さらに、粉
砕して袴を形成する樹脂材料を整粒し素材化された回収
樹脂材料とすると共に、容器本体を形成する樹脂材料を
分離、分級することを特徴とする請求項5記載の廃棄樹
脂製包装用容器の回収・造粒方法。 - 【請求項7】 前記処理対象が容器頂部にフランジを有
するネジ部を備えた熱可塑性樹脂製包装用容器からな
り、前記粗砕された個々の被処理小片に対して、前記容
器本体及びネジ部から成る破砕片を粗砕した被処理小片
に対して衝撃摩砕力を付加して、樹脂材料から付着物を
分離し、整粒する洗浄乾燥処理を行い、ついで、水中に
おいて前記ネジ部の比重選別を行い、分離し、前記ネジ
部及び、前記ネジ部を除く容器本体から成る樹脂材料
を、それぞれ素材化された回収樹脂材料とすることを特
徴とする請求項3又は4記載の廃棄樹脂製包装用容器の
回収・造粒方法。 - 【請求項8】 廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分離
し、樹脂材料を回収する装置であって、 処理対象を、熱可塑性樹脂製包装用容器とし、この熱可
塑性樹脂製包装用容器を複数の各被処理小片に粗砕する
粗砕手段と、 前記被処理小片の供給投入口部に中心部を連通した固定
円盤上にあって、複数の回転軌跡上で各固定ピンを順次
に植設した固定側洗浄・乾燥及び分離・分級・整粒手段
と、 前記固定円盤に対向して回転駆動可能に設けた可動円盤
上にあって、前記各固定ピンとは異なる複数の回転軌跡
上で各可動ピンを順次に植設した可動側洗浄・乾燥及び
分離・分級・整粒手段と、 前記各固定ピンと各可動ピンとの組み合せ外周部にあっ
て、分離された付着物を排出するための排出口に連通し
た分級手段、および所望粒度以上の回収樹脂材料を取出
し口に取出す取出し手段とを備え、 前記各固定ピンと各可動ピンとの相互間で、衝撃摩砕力
により樹脂材料と付着物を分離・分級し、前記樹脂材料
を整粒し得るように構成した洗浄・乾燥及び分離・分級
・整粒手段とから成ることを特徴とする廃棄樹脂製包装
用容器の回収・造粒装置。 - 【請求項9】 廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分離
し、樹脂材料を回収する装置であって、 処理対象を、熱可塑性樹脂製包装用容器とし、この熱可
塑性樹脂製包装用容器を複数の破砕片に破砕する破砕手
段と、 前記破砕片の供給投入口部に中心部を連通した固定円盤
上にあって、複数の回転軌跡上で各固定ピンを順次に植
設した固定側洗浄・分離・分級・整粒手段と、 前記固定円盤に対向して回転駆動可能に設けた可動円盤
上にあって、前記各固定ピンとは異なる複数の回転軌跡
上で各可動ピンを順次に植設した可動側洗浄・分離・分
級・整粒手段と、 前記各固定ピンと各可動ピンとの組み合せ外周部にあっ
て、分離された付着物を排出するための排出口に連通し
た分級手段、および所望粒度以上の回収樹脂材料を取出
し口に取出す取出し手段とを備え、 前記各固定ピンと各可動ピンとの相互間で、衝撃摩砕力
と遠心作用により樹脂材料と付着物を分離・分級し、前
記樹脂材料を整粒し得るように構成した洗浄・分離・分
級・整粒手段とから成ることを特徴とする廃棄樹脂製包
装用容器の回収・造粒装置。 - 【請求項10】 廃棄樹脂製包装用容器から付着物を分
離し、樹脂材料を回収する装置であって、 処理対象を、熱可塑性樹脂製包装用容器とし、この熱可
塑性樹脂製包装用容器を複数の破砕片に破砕する破砕手
段と、 前記破砕された破砕片を複数の各被処理小片に粗砕する
手段と、 前記被処理小片の供給投入口部に中心部を連通させた固
定円盤上にあって、複数の回転軌跡上で各固定ピンを順
次に植設した固定側研磨、整粒手段と、 前記固定円盤に対向して回転駆動可能に設けた可動円盤
上にあって、前記各固定ピンとは異なる複数の回転軌跡
上で各可動ピンを順次に植設した可動側研磨、整粒手段
と、 前記各固定ピンと各可動ピンとの組み合せ外周部にあっ
て、所望粒度以下に分離された付着物を任意に排出する
ための排出口に連通した分級手段、および所望粒度以上
の回収樹脂材料を取出し口に取出す取出し手段とを備
え、 前記各固定ピンと各可動ピンとの相互間で、衝撃摩砕力
により樹脂材料と付着物を洗浄・乾燥及び分離・分級
し、前記樹脂材料を研磨、整粒し得るように構成した洗
浄・乾燥及び分離・分級・整粒手段とから成ることを特
徴とする廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒装置。 - 【請求項11】 前記洗浄・乾燥及び分離・分級・整粒
手段は、取出し口部を前記供給投入口部に連通したこと
を特徴とする請求項8、9又は10に記載の廃棄樹脂製
包装用容器の回収・造粒装置。 - 【請求項12】 前記破砕手段は、クラッシャから成
り、前記クラッシャを上下方向2段に配置し、軸線を水
平方向に配置した上段のクラッシャに対して下段のクラ
ッシャの軸線を45°傾斜して配置した請求項8、9又
は10に記載の廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒装
置。 - 【請求項13】 前記取出口と供給投入口を連通する連
通管の取出口側に、圧縮空気供給源からの配管を連通
し、この連通管の供給投入口側を分岐して整粒樹脂材料
の回収タンクへ連通する分岐管を設け、この分岐管の分
岐点に三方電磁弁を設けた請求項11に記載の廃棄樹脂
製包装用容器の回収・造粒装置。 - 【請求項14】 前記クラッシャの筐体下方に、解砕機
を配置し、粗砕された廃棄フィルムを解砕し、解砕機下
方にネットコンベアを設けた請求項12記載の廃棄樹脂
製包装用容器の回収・造粒装置。 - 【請求項15】 前記ネットコンベアの進行方向先端下
方に磁力選別機を設け、さらに、この磁力選別機の材料
移送方向下流に、回転篩を配置した請求項14に記載の
廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1223496A JPH09220721A (ja) | 1995-12-13 | 1996-01-26 | 廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法及び装置。 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32427095 | 1995-12-13 | ||
| JP7-324270 | 1995-12-13 | ||
| JP1223496A JPH09220721A (ja) | 1995-12-13 | 1996-01-26 | 廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法及び装置。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09220721A true JPH09220721A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=26347807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1223496A Pending JPH09220721A (ja) | 1995-12-13 | 1996-01-26 | 廃棄樹脂製包装用容器の回収・造粒方法及び装置。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09220721A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100314687B1 (ko) * | 1999-06-09 | 2001-11-23 | 해 일 오 | 재활용쓰레기 선별 시스템 |
| WO2010137756A1 (en) * | 2009-05-28 | 2010-12-02 | Byung Kyoo Park | Method and apparatus for recycling thermoplastic resin from a resin mixture |
| CN113771263A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-12-10 | 界首市旭升塑胶制品有限公司 | 一种废旧塑胶的回收造粒装置 |
| JP2023076437A (ja) * | 2019-08-30 | 2023-06-01 | 花王株式会社 | 容器のリサイクル方法 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP1223496A patent/JPH09220721A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100314687B1 (ko) * | 1999-06-09 | 2001-11-23 | 해 일 오 | 재활용쓰레기 선별 시스템 |
| WO2010137756A1 (en) * | 2009-05-28 | 2010-12-02 | Byung Kyoo Park | Method and apparatus for recycling thermoplastic resin from a resin mixture |
| JP2023076437A (ja) * | 2019-08-30 | 2023-06-01 | 花王株式会社 | 容器のリサイクル方法 |
| US12145294B2 (en) | 2019-08-30 | 2024-11-19 | Kao Corporation | Method for recycling containers |
| CN113771263A (zh) * | 2021-08-11 | 2021-12-10 | 界首市旭升塑胶制品有限公司 | 一种废旧塑胶的回收造粒装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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|
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