JPH0922105A - 自動現像処理装置におけるラックの押え装置 - Google Patents

自動現像処理装置におけるラックの押え装置

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JPH0922105A
JPH0922105A JP7169652A JP16965295A JPH0922105A JP H0922105 A JPH0922105 A JP H0922105A JP 7169652 A JP7169652 A JP 7169652A JP 16965295 A JP16965295 A JP 16965295A JP H0922105 A JPH0922105 A JP H0922105A
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康人 木村
Yoshihiko Nakajima
義彦 中嶋
Yoshifumi Nakamura
善文 中村
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理タンク内に掛吊されたラックが正確に押
えられたことを容易に判別することができるラックの押
え装置を提供する。 【構成】 ラック3が挿入された処理タンクの側壁8上
部に支持軸10の下部を固定する。支持軸10を中心に
回転可能な筒体13の回動操作用の操作片15と、ラッ
ク3の上面に対して係合可能な押えピン14とを設け
る。押えピン14がラック3の上面と係合する係合状態
と、ラック3の上面から離反する非係合状態とで筒体1
3を回り止めする回り止め機構を設ける。筒体13には
支持軸10の外周に設けた突起12との接触によって弾
性変形する弾性片を設ける。押えピン14がラックの上
面と係合する方向に操作片15を回動したとき、突起1
2との接触により弾性片を弾性変形させて操作片15を
操作する指先にクリック感を持たせ、そのクリック感に
よって押えピン14がラック3の上面と係合したことを
判別させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルム等の写真感
光材料を現像処理する自動現像処理装置におけるラック
の押え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現像液、漂白液、定着液等の各種の処理
液を複数の処理タンク内に単独に収納し、その処理タン
ク内の処理液中にフィルム等の写真感光材料を順次移送
させて現像処理する自動現像処理装置においては、各処
理タンクの処理液中にラックを挿入し、そのラック内に
おいて写真感光材料を移送させるようにしている。
【0003】ここで、ラックには搬送装置が組込まれ、
その搬送装置の作動によって写真感光材料を一方向に移
動させるようにしており、上記写真感光材料の移送時、
ラックには浮き上がり方向の力を受け、その力によって
ラックが浮き上がると、写真感光材料を確実に移送させ
ることはできない。
【0004】そのため、自動現像処理装置においては、
押え装置を設けてラックの浮き上がりを防止している。
【0005】ラックの押え装置として、図10に示すよ
うに、処理タンク30の側壁31の内面に弾性片32の
下部を固定し、弾性片32の中央部に処理タンク30に
向けて膨出する膨出部33を折曲げにより形成し、その
膨出部33の上端に斜め外方に向く傾斜状の案内部34
を設け、処理タンク30に挿入されるラック35の側部
にはピン36を設け、そのピン36を前記膨出部33に
形成されたピン孔37に係合させてラック35の浮き上
がり防止するようにしたものが従来から知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のラッ
ク押え装置においては、ピン36とピン孔37の係合が
わかり難く、ラック35が正確にセットされたかどうか
判別しにくいという不都合がある。また、弾性片32に
は、処理タンク30に対するラック35の挿入時に、ピ
ン36をピン孔37に誘導するための案内部34を設け
る必要があるため、弾性片32が長くなり、その弾性片
32に取付けのため、比較的大きい取付スペースを確保
しなければならないという不都合もある。
【0007】この発明の課題は、ラックを確実に押えた
かどうかを容易に判別することができるラックの押え装
置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、現像ボックスの内部に複数
の処理タンクを一方向に並べて設け、各処理タンク内の
処理液中にラックを挿入し、各ラック内で写真感光材料
を移送させて現像処理する自動現像処理装置におけるラ
ックの押え装置において、前記処理タンクの側壁内面に
上下後方に向く支持軸を固定し、その支持軸に回転自在
に支持された筒体に前記ラックの上面に対して係合可能
な押えピンと、筒体の回転操作用の操作片とを設け、上
記押えピンがラックの上面と係合する係合位置と、ラッ
クの上面から離反する非係合位置との間で筒体を回り止
めする回り止め手段を設け、前記筒体には、上記押えピ
ンがラックの上面と正確に係合する手前において前記支
持軸の外周に設けられた半球状の突起と接触して支持軸
の外径方向に弾性変形する弾性片とを設けた構成を採用
している。
【0009】また、この発明においては、前記現像ボッ
クスの上部開口を開閉するカバーの下面に、前記押えピ
ンがラックの上面に不完全に係合する状態でのみ操作片
の上面に当接する押圧片を設けた構成を採用している。
【0010】
【作用】上記の構成から成る押え装置においては、処理
タンク内にラックを挿入したのち、操作片の操作により
筒体を回転させて押えピンをラックの上面に係合させ、
その係合によってラックの浮き上がりを防止する。
【0011】上記筒体の回転時、弾性片は突起の周囲を
移動するとき、その突起との接触によって支持軸の外径
方向に変形し、押えピンがラックの上面に正確に係合す
ると、弾性片は突起の位置を通過して元の状態に戻る。
このため、操作片を操作する手元にクリック感を与える
ことができ、そのクリック感によって押えピンがラック
の上面に正確に係合しているかどうかを判別できる。
【0012】現像ボックスの上部カバーに押圧片を設け
ると、押えピンがラックの上面に対して非係合のとき、
カバーを閉じると、上記押圧片が操作片の上面に当接し
てカバーを完全に閉じることができず、カバーの状態か
らラックが押えられていないことを判別することができ
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1乃至図9に基
づいて説明する。
【0014】図1に示すように、現像ボックス1の内部
には複数の処理タンク2が一方向に並べられ、各処理タ
ンク2の内部にラック3が挿入されている。
【0015】ラック3は図2に示すように、両側上部に
掛吊りピン4を有し、その掛吊りピン4が処理タンク2
の上端部で受けられている。
【0016】現像ボックス1の内部に送り込まれた写真
感光材料Aは、入口ターンガイド5に案内されて1番目
の処理タンク2内に掛け吊されたラック3内に送り込ま
れ、そのラック3内に組込まれた搬送機構6により下向
きに搬送される。処理タンク2の下部まで移送された写
真感光材料Aは180°向きが変換されて上向きに搬送
され、ラック3の上端部間に設けられた上部ターンガイ
ド7に誘導されて次の処理タンク2内に掛け吊されたラ
ック3内に送り込まれ、写真感光材料Aは、図1の破線
で示すように、一方向に並ぶ各処理タンク2内に順次移
送されて現像処理される。
【0017】図6に示すように、各処理タンク2の一側
壁8における内面上部に突出部9が設けられ、その突出
部9に支持軸10の下端部が固定されている。また、支
持軸10は上記側壁8の内面に突設した支持片11によ
って上部が支持されている。
【0018】支持軸10の外周下部に半球状の突起12
が設けられている。また、支持軸10には突出部9と支
持片11との間に筒体13が嵌合されて回転自在に支持
されている。筒体13にはラック3の上面に対して係合
可能な押えピン14と筒体13の回転操作用の操作片1
5とが設けられている。
【0019】図8に示すように、上記筒体13は、回り
止め機構16の作用によって、上記押えピン14がラッ
ク3の上面と係合する係合位置とラック3の上面から離
反する非係合位置との間で回り止めされる。
【0020】回り止め機構16は、筒体13の上端部に
切欠部17を形成し、処理タンク2の側壁8には上記切
欠部17に挿入される突片18を設け、その突片18に
対する切欠部17の両端の当接によって筒体13を回り
止めしている。
【0021】図9に示すように、筒体13の下部には弾
性片19が設けられている。この弾性片19は、前記押
えピン14がラック3の上面と係合する方向に筒体13
を回転させたとき、図7に示す突起12と接触して支持
軸10の外径方向に弾性変形し、上記押えピン14がラ
ック3の上面に正確に係合すると、押えピン14の位置
を通過して元の状態に戻る。
【0022】図2に示すように、現像ボックス1の上部
開口を開閉するカバー20はヒンジ21を中心として回
動し得るようになっている。カバー20には、図4に示
すように、筒体13と対向する位置に押圧片22が設け
られている。押圧片22は筒体13の押えピン14が非
係合の位置にある状態のときのみカバー20を閉める操
作によって操作片15の上端に当接するようになってい
る。
【0023】いま、処理タンク2にラック3を挿入し、
そのラック3の掛吊りピン4が処理タンク2の上面で支
持されるラック3の吊り下げ状態において、操作片15
の操作により筒体13を係合方向(図8の矢印で示す方
向)に回転させると、押えピン14がラック3の上面に
係合する。その係合によってラック3の浮き上がりが防
止される。
【0024】上記のようなラック3の押え操作におい
て、筒体13の弾性片19は突起12の周囲を回動する
とき支持軸10の外径方向に弾性変形し、押えピン14
がラック3の上面に正確に係合すると、突起12の位置
を通過し、弾性片19は元の状態に戻る。このため、操
作片15を操作する指先にクリック感が得られ、その感
覚によって押えピン14がラック3の上面に係合したか
どうかを知ることができる。また、押えピン14の位置
は現像ボックス1の上方から知ることができるため、視
覚によっても押えピン14がラック3の上面に係合して
いるかどうかを判別することができる。
【0025】押えピン14がラック3の上面を正確に押
える状態において、弾性片19に突起12が係合するた
め、押えピン14を係合状態に仮止めすることができ
る。
【0026】写真感光材料の現像処理に際しては、上記
のように、押えピン14でラック3を押え、ラック3の
浮き上がりを防止する状態でカバー20を閉じる。
【0027】ここで、複数の押えピン14のうち、少な
くとも1つの押えピン14にかけ忘れがあると、押圧片
22が操作片15の上面に当接し、カバー20を完全に
閉じることはできない。このため、カバー20の状態か
ら押えピン14のかけ忘れを確認することができる。
【0028】図4に示すように、操作片15の係合解除
方向の後側上部にテーパ縁23を形成し、押圧片22に
は、押えピン14がラック3の上面と中途半端に係合す
る状態において上記テーパ縁23と係合するテーパ縁2
4を設けておくと、押えピン14がラック3の上面に中
途半端に係合している場合に、操作片15のテーパ縁2
3と押圧片22のテーパ縁24が対向するため、カバー
20を閉じる操作によって押圧片22のテーパ縁24が
操作片15のテーパ縁23を押すことになる。
【0029】このため、筒体13が係合方向に回動し、
押えピン14をラック3の上面に正確に係合させること
ができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、操
作片の操作により押えピンがラックの上面と係合する方
向に筒体を回転させると、筒体に設けた弾性片が支持軸
の外周に設けた突起との接触により弾性変形し、押えピ
ンがラックの上面に正確に係合すると、弾性片が元の状
態に戻るため、操作片を操作する指先にクリック感を持
たせることができ、そのクリック感によって押えピンが
ラックの上面と正確に係合しているかどうかを判別する
ことができる。
【0031】また、操作片の回動によって押えピンをラ
ックの上面に対して係脱させる構成であるため、弾性片
のピン孔にピンを係合させる従来のラック押え装置に比
較して小型であり、押え装置の組付けスペースの縮小化
を図ることができる。
【0032】さらに、カバーの下面に押圧片を設け、押
えピンがラックの上面と不完全に係合していると、その
押圧片が操作片に当接してカバーを完全に閉じることが
できないため、カバーの状態から押えピンがラックの上
面に正確に係合しているかどうかを判別することができ
る。
【0033】また、操作片の係合回転方向の後側上部に
テーパ縁を形成し、操作片には係合ピンがラックの上面
に中途半端に係合しているとき、上記テーパ縁と対向す
るテーパ縁を設けたことにより、カバーを閉じる操作に
よって中途半端に係合している押えピンを正確に係合さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動現像処理装置の概略図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】同上のラック押え装置の部分を拡大して示す正
面図
【図5】図4のV−V線に沿った断面図
【図6】図4のVI−VI線に沿った断面図
【図7】図6のVII −VII 線に沿った断面図
【図8】同上のラック押え装置が押えを解除した状態の
横断平面図
【図9】同上のラック押え装置の分解斜視図
【図10】従来のラック押え装置を示す縦断正面図
【符号の説明】
1 現像ボックス 2 処理タンク 3 ラック 8 側壁 10 支持軸 12 突起 13 筒体 14 押えピン 15 操作片 16 回り止め機構 19 弾性片 20 カバー 22 押圧片 23、24 テーパ縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ボックスの内部に複数の処理タンク
    を一方向に並べて設け、各処理タンク内の処理液中にラ
    ックを挿入し、各ラック内で写真感光材料を移送させて
    現像処理する自動現像処理装置におけるラックの押え装
    置において、前記処理タンクの側壁内面に上下後方に向
    く支持軸を固定し、その支持軸に回転自在に支持された
    筒体に前記ラックの上面に対して係合可能な押えピン
    と、筒体の回転操作用の操作片とを設け、上記押えピン
    がラックの上面と係合する係合位置と、ラックの上面か
    ら離反する非係合位置との間で筒体を回り止めする回り
    止め手段を設け、前記筒体には、上記押えピンがラック
    の上面と正確に係合する手前において前記支持軸の外周
    に設けられた半球状の突起と接触して支持軸の外径方向
    に弾性変形する弾性片を設けたことを特徴とする自動現
    像処理装置におけるラックの押え装置。
  2. 【請求項2】 前記現像ボックスの上部開口を開閉する
    カバーの下面に、前記押えピンがラックの上面に不完全
    に係合する状態でのみ操作片の上面に当接する押圧片を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動現像処理
    装置におけるラックの押え装置。
  3. 【請求項3】 前記操作片の係合回転方向の後側上部に
    テーパ縁を形成し、前記押圧片には押えピンがラックの
    上面に中途半端に係合する状態において上記テーパ縁と
    対向するテーパ縁を設けたことを特徴とする請求項2に
    記載の自動現像処理装置におけるラックの押え装置。
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