JPH09221098A - 低温式lpg船の再液化装置 - Google Patents
低温式lpg船の再液化装置Info
- Publication number
- JPH09221098A JPH09221098A JP2767696A JP2767696A JPH09221098A JP H09221098 A JPH09221098 A JP H09221098A JP 2767696 A JP2767696 A JP 2767696A JP 2767696 A JP2767696 A JP 2767696A JP H09221098 A JPH09221098 A JP H09221098A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seawater
- condenser
- circulation system
- low temperature
- evaporative gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000013535 sea water Substances 0.000 claims abstract description 61
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 31
- 230000002528 anti-freeze Effects 0.000 claims abstract description 30
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 abstract description 8
- 230000008014 freezing Effects 0.000 abstract description 8
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 abstract description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 2
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 239000003570 air Substances 0.000 description 9
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 5
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- ATUOYWHBWRKTHZ-UHFFFAOYSA-N Propane Chemical compound CCC ATUOYWHBWRKTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000012080 ambient air Substances 0.000 description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 2
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 239000013505 freshwater Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000001294 propane Substances 0.000 description 1
- QQONPFPTGQHPMA-UHFFFAOYSA-N propylene Natural products CC=C QQONPFPTGQHPMA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 125000004805 propylene group Chemical group [H]C([H])([H])C([H])([*:1])C([H])([H])[*:2] 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温式LPG船が、寒冷地を航行する場合
に、冷媒である海水が低温外気のために凍結することに
起因する各種の不都合を解決する。 【解決手段】 低温式LPG船1に設置され、貨物タン
ク2内に荷役した貨物液3の蒸発ガス3aを導いてこれ
を凝縮・液化し、貨物タンク2に戻す再液化装置4であ
る。凝縮器4bへ海水5を導くと共に、蒸発ガス3aを
冷却した後の海水5を凝縮器4bから船外に排出する海
水系統11の途中に遮断弁12a,12bを介設し、こ
れら遮断弁12a,12bと凝縮器4bの間に、空冷式
熱交換器13aを介設した不凍液の循環系統13を設置
し、寒冷地では海水に代えて不凍液を凝縮器4bに導い
て蒸発ガス3aを凝縮・液化する。
に、冷媒である海水が低温外気のために凍結することに
起因する各種の不都合を解決する。 【解決手段】 低温式LPG船1に設置され、貨物タン
ク2内に荷役した貨物液3の蒸発ガス3aを導いてこれ
を凝縮・液化し、貨物タンク2に戻す再液化装置4であ
る。凝縮器4bへ海水5を導くと共に、蒸発ガス3aを
冷却した後の海水5を凝縮器4bから船外に排出する海
水系統11の途中に遮断弁12a,12bを介設し、こ
れら遮断弁12a,12bと凝縮器4bの間に、空冷式
熱交換器13aを介設した不凍液の循環系統13を設置
し、寒冷地では海水に代えて不凍液を凝縮器4bに導い
て蒸発ガス3aを凝縮・液化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温式LPG船に
設置される再液化装置に関するものである。
設置される再液化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、低温式LPG船1は
貨物タンク2に−48℃のプロピレン、−45℃のプロ
パン、−33℃のアンモニア等の貨物液3を積載する
が、通常、周囲の外気や海水温度は前記貨物液3の温度
よりも高いので、外部からの侵入熱によって貨物タンク
2内の貨物液3が蒸発する。この蒸発ガス3aは、上甲
板1a上に設置した再液化装置4に導かれて再度液化さ
れ、再び貨物タンク2に戻される。
貨物タンク2に−48℃のプロピレン、−45℃のプロ
パン、−33℃のアンモニア等の貨物液3を積載する
が、通常、周囲の外気や海水温度は前記貨物液3の温度
よりも高いので、外部からの侵入熱によって貨物タンク
2内の貨物液3が蒸発する。この蒸発ガス3aは、上甲
板1a上に設置した再液化装置4に導かれて再度液化さ
れ、再び貨物タンク2に戻される。
【0003】ところで、前記再液化装置4は、海水5を
冷媒として使用する構成で、貨物タンク2から導いてき
た蒸発ガス3aを圧縮機4aで加圧し、加圧されて高温
になったガスを凝縮器4bに導き、この凝縮器4b内で
海水ポンプ6によって吸い込まれた海水5で冷却して凝
縮・液化し、その凝縮液を膨張弁4cで断熱膨張させて
一部ガスが混合した低温の液体に戻すものである。
冷媒として使用する構成で、貨物タンク2から導いてき
た蒸発ガス3aを圧縮機4aで加圧し、加圧されて高温
になったガスを凝縮器4bに導き、この凝縮器4b内で
海水ポンプ6によって吸い込まれた海水5で冷却して凝
縮・液化し、その凝縮液を膨張弁4cで断熱膨張させて
一部ガスが混合した低温の液体に戻すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の再液化
装置にあっては、低温式LPG船が、例えば外気−20
℃の寒冷地を航行する場合、周囲の外気温度は貨物液の
温度より高いので、貨物液は蒸発するものの、冷媒であ
る海水の氷点は約−2℃であるので、上甲板上の海水配
管を通して再液化装置に導く過程で、海水が低温の外気
のために凍結する場合がある。また、貨物の揚げ荷後に
は再液化装置を停止するが、この時、前記海水配管中に
残った海水を完全に排水しないと、海水配管中の静止海
水が凍結し、寒冷地で次の貨物液を荷役したときに、再
液化装置を運転できなくなる。
装置にあっては、低温式LPG船が、例えば外気−20
℃の寒冷地を航行する場合、周囲の外気温度は貨物液の
温度より高いので、貨物液は蒸発するものの、冷媒であ
る海水の氷点は約−2℃であるので、上甲板上の海水配
管を通して再液化装置に導く過程で、海水が低温の外気
のために凍結する場合がある。また、貨物の揚げ荷後に
は再液化装置を停止するが、この時、前記海水配管中に
残った海水を完全に排水しないと、海水配管中の静止海
水が凍結し、寒冷地で次の貨物液を荷役したときに、再
液化装置を運転できなくなる。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、低温式LPG船が寒冷地を航行す
る場合にあった不都合を解決できる再液化装置を提供す
ることを目的としている。
なされたものであり、低温式LPG船が寒冷地を航行す
る場合にあった不都合を解決できる再液化装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の低温式LPG船の再液化装置は、海水
系統の途中に遮断弁を介設し、これら遮断弁と凝縮器の
間に、空冷式熱交換器を介設した不凍液の循環系統を設
置したり、また、不凍液の循環系統に代えて、圧縮機と
凝縮器の間に蒸発ガスの循環系統を設けるとともに、こ
の循環系統の途中に空冷式の熱交換器を介設している。
そして、寒冷地では、海水系統に代えて、不凍液の循環
系統や蒸発ガスの循環系統の途中に介設した空冷式の熱
交換器を使用することにより、海水の凍結による装置の
故障を防止することができる。
ために、本発明の低温式LPG船の再液化装置は、海水
系統の途中に遮断弁を介設し、これら遮断弁と凝縮器の
間に、空冷式熱交換器を介設した不凍液の循環系統を設
置したり、また、不凍液の循環系統に代えて、圧縮機と
凝縮器の間に蒸発ガスの循環系統を設けるとともに、こ
の循環系統の途中に空冷式の熱交換器を介設している。
そして、寒冷地では、海水系統に代えて、不凍液の循環
系統や蒸発ガスの循環系統の途中に介設した空冷式の熱
交換器を使用することにより、海水の凍結による装置の
故障を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の低温式LPG船の
再液化装置は、貨物タンク内に荷役した貨物液の蒸発ガ
スを導いてこれを凝縮・液化する凝縮器へ海水を導くと
共に、蒸発ガスを冷却した後の海水を凝縮器から船外に
排出する海水系統の途中に遮断弁を介設し、これら遮断
弁と凝縮器の間に、空冷式熱交換器を介設した不凍液の
循環系統を設置したものである。
再液化装置は、貨物タンク内に荷役した貨物液の蒸発ガ
スを導いてこれを凝縮・液化する凝縮器へ海水を導くと
共に、蒸発ガスを冷却した後の海水を凝縮器から船外に
排出する海水系統の途中に遮断弁を介設し、これら遮断
弁と凝縮器の間に、空冷式熱交換器を介設した不凍液の
循環系統を設置したものである。
【0008】そして、前記した第1の低温式LPG船の
再液化装置における、不凍液の循環系統に、不凍液を満
たした膨張タンクをバイパス管を介して設置すれば、海
水系統の途中に介設した遮断弁より凝縮器側に残った海
水を、適正な濃度に調整して不凍液として使用できる。
再液化装置における、不凍液の循環系統に、不凍液を満
たした膨張タンクをバイパス管を介して設置すれば、海
水系統の途中に介設した遮断弁より凝縮器側に残った海
水を、適正な濃度に調整して不凍液として使用できる。
【0009】また、本発明の第2の低温式LPG船の再
液化装置は、前記第1の低温式LPG船の再液化装置に
おける不凍液の循環系統に代えて、圧縮機と凝縮器の間
に蒸発ガスの循環系統を設けるとともに、この循環系統
の途中に空冷式の熱交換器を介設したものである。
液化装置は、前記第1の低温式LPG船の再液化装置に
おける不凍液の循環系統に代えて、圧縮機と凝縮器の間
に蒸発ガスの循環系統を設けるとともに、この循環系統
の途中に空冷式の熱交換器を介設したものである。
【0010】上記した本発明の低温式LPG船の再液化
装置は、寒冷地では海水に代えて不凍液を凝縮器に導い
て貨物液の蒸発ガスを凝縮・液化したり、また、前記蒸
発ガスを空冷式の熱交換器に導いて冷却・液化するの
で、海水の凍結に起因する装置の故障が防止できる。
装置は、寒冷地では海水に代えて不凍液を凝縮器に導い
て貨物液の蒸発ガスを凝縮・液化したり、また、前記蒸
発ガスを空冷式の熱交換器に導いて冷却・液化するの
で、海水の凍結に起因する装置の故障が防止できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の低温式LPG船の再液化装置
を図1及び図2に示す実施例に基づいて説明する。図1
は本発明の低温式LPG船の再液化装置の第1実施例を
示す系統図、図2は本発明の低温式LPG船の再液化装
置の第2実施例を示す系統図である。
を図1及び図2に示す実施例に基づいて説明する。図1
は本発明の低温式LPG船の再液化装置の第1実施例を
示す系統図、図2は本発明の低温式LPG船の再液化装
置の第2実施例を示す系統図である。
【0012】図1において、11は再液化装置4の凝縮
器4bへ海水を導く上甲板海水管11aと、蒸発ガスを
冷却した後の海水を凝縮器4bから船外に排出する上甲
板海水管11bからなる海水系統で、これら上甲板海水
管11a,11bの途中に遮断弁12a,12bが介設
されている。
器4bへ海水を導く上甲板海水管11aと、蒸発ガスを
冷却した後の海水を凝縮器4bから船外に排出する上甲
板海水管11bからなる海水系統で、これら上甲板海水
管11a,11bの途中に遮断弁12a,12bが介設
されている。
【0013】13は前記遮断弁12a,12bと凝縮器
4bの間に設置された不凍液の循環系統であり、次のよ
うな構成である。13aは凝縮器4bにおいて加圧され
た貨物液の蒸発ガスとの熱交換によって昇温した不凍液
を冷却する空冷式熱交換器であり、前記遮断弁12a,
12bと凝縮器4bの間の上甲板海水管11a,11b
に連通する循環用配管13bの途中に設置されている。
4bの間に設置された不凍液の循環系統であり、次のよ
うな構成である。13aは凝縮器4bにおいて加圧され
た貨物液の蒸発ガスとの熱交換によって昇温した不凍液
を冷却する空冷式熱交換器であり、前記遮断弁12a,
12bと凝縮器4bの間の上甲板海水管11a,11b
に連通する循環用配管13bの途中に設置されている。
【0014】そして、寒冷地において、この不凍液の循
環系統13を使用する場合には、先ず、上甲板海水管1
1a,11bの途中に介設した遮断弁12a,12bを
閉じて海水系統11を遮断した後、前記配管13bにお
ける上甲板海水管11a,11bとの連通部近傍に介設
した弁13cを開け、同じく配管13b途中に設置した
循環ポンプ13dを駆動して、空冷式熱交換器13aと
凝縮器4bとの間で不凍液を循環させ、凝縮器4bにお
いて前記蒸発ガスを凝縮・液化させる。なお、蒸発ガス
との熱交換によって昇温した不凍液は空冷式熱交換器1
3aに戻され、ここで空冷ファン13eより送られる寒
冷の外気と熱交換して冷却される。
環系統13を使用する場合には、先ず、上甲板海水管1
1a,11bの途中に介設した遮断弁12a,12bを
閉じて海水系統11を遮断した後、前記配管13bにお
ける上甲板海水管11a,11bとの連通部近傍に介設
した弁13cを開け、同じく配管13b途中に設置した
循環ポンプ13dを駆動して、空冷式熱交換器13aと
凝縮器4bとの間で不凍液を循環させ、凝縮器4bにお
いて前記蒸発ガスを凝縮・液化させる。なお、蒸発ガス
との熱交換によって昇温した不凍液は空冷式熱交換器1
3aに戻され、ここで空冷ファン13eより送られる寒
冷の外気と熱交換して冷却される。
【0015】ところで、不凍液は使用する外気条件にも
よるが、例えば重量成分で70%程度のエチレングリコ
ール水溶液を使用すれば、不凍液の氷点は−50℃以下
に達するので、ほとんどいかなる寒冷地でも対応でき
る。また、エチレングリコールは海水(3.5%程度の
塩分を含有)と混合しても、氷点が清水と同様に低下す
るだけであるので、寒冷地では凝縮器4b側に残った海
水を排水しなくても、そのまま不凍液として循環するこ
とができる。
よるが、例えば重量成分で70%程度のエチレングリコ
ール水溶液を使用すれば、不凍液の氷点は−50℃以下
に達するので、ほとんどいかなる寒冷地でも対応でき
る。また、エチレングリコールは海水(3.5%程度の
塩分を含有)と混合しても、氷点が清水と同様に低下す
るだけであるので、寒冷地では凝縮器4b側に残った海
水を排水しなくても、そのまま不凍液として循環するこ
とができる。
【0016】そこで、本実施例では、例えば純粋なエチ
レングリコール水溶液を貯蔵してある膨張タンク13f
を設置して、この膨張タンク13fと前記配管13bを
バイパス管13gで接続している。そして、不凍液の循
環系統13を使用するのに先立って、膨張タンク13f
に設置した排出側のバイパス管13gの途中に設置した
弁13hを開け、前記配管13bの空冷式熱交換器13
aの入り側に設置した弁13iを閉じて、遮断弁12
a,12bより凝縮器4b側に残った海水を、空冷式熱
交換器13aを通さずに膨張タンク13f経由で循環さ
せ、膨張タンク13fから純粋なエチレングリコール水
溶液を補給注入することで、残った海水全体を適正な濃
度に調整し、不凍液として使用するものを開示してい
る。なお、遮蔽弁12a,12bより反凝縮器側の上甲
板海水管11a,11b内に残った海水は、寒冷地で凍
結するおそれがあるが、寒冷地では冷媒供給には使用せ
ず、また、暖地に戻れば再び融解するので、大まかな残
水抜きを行っておけば充分である。
レングリコール水溶液を貯蔵してある膨張タンク13f
を設置して、この膨張タンク13fと前記配管13bを
バイパス管13gで接続している。そして、不凍液の循
環系統13を使用するのに先立って、膨張タンク13f
に設置した排出側のバイパス管13gの途中に設置した
弁13hを開け、前記配管13bの空冷式熱交換器13
aの入り側に設置した弁13iを閉じて、遮断弁12
a,12bより凝縮器4b側に残った海水を、空冷式熱
交換器13aを通さずに膨張タンク13f経由で循環さ
せ、膨張タンク13fから純粋なエチレングリコール水
溶液を補給注入することで、残った海水全体を適正な濃
度に調整し、不凍液として使用するものを開示してい
る。なお、遮蔽弁12a,12bより反凝縮器側の上甲
板海水管11a,11b内に残った海水は、寒冷地で凍
結するおそれがあるが、寒冷地では冷媒供給には使用せ
ず、また、暖地に戻れば再び融解するので、大まかな残
水抜きを行っておけば充分である。
【0017】海水の冷媒としての最低限界温度は氷点
(−2℃)であるが、不凍液はさらに低い温度(外気に
近い温度)まで使用可能であり、冷媒温度が低ければ貨
物液の蒸発ガスの凝縮温度も低くなる。従って、上記し
た図1に示す本発明の再液化装置を使用すれば、蒸発ガ
スの凝縮温度が低くなることにより、圧縮機で加圧する
蒸発ガスの吐出圧力(凝縮圧力)も海水を使用した場合
よりも低くすることができ、その分、寒冷地では圧縮機
の所要動力を小さくすることが可能で、省エネルギー効
果が得られる。
(−2℃)であるが、不凍液はさらに低い温度(外気に
近い温度)まで使用可能であり、冷媒温度が低ければ貨
物液の蒸発ガスの凝縮温度も低くなる。従って、上記し
た図1に示す本発明の再液化装置を使用すれば、蒸発ガ
スの凝縮温度が低くなることにより、圧縮機で加圧する
蒸発ガスの吐出圧力(凝縮圧力)も海水を使用した場合
よりも低くすることができ、その分、寒冷地では圧縮機
の所要動力を小さくすることが可能で、省エネルギー効
果が得られる。
【0018】図2は本発明の再液化装置の第2の実施例
であり、高温の蒸発ガスを直接寒冷な外気で冷却するも
のである。図2において、14は圧縮機4aと凝縮器4
bの間に設置された蒸発ガスの循環系統であり、この循
環系統14の途中に空冷式熱交換器14aを介設してい
る。
であり、高温の蒸発ガスを直接寒冷な外気で冷却するも
のである。図2において、14は圧縮機4aと凝縮器4
bの間に設置された蒸発ガスの循環系統であり、この循
環系統14の途中に空冷式熱交換器14aを介設してい
る。
【0019】そして、寒冷地において、この循環系統1
4を使用する場合には、先ず、上甲板海水管11a,1
1bの途中に介設した遮断弁12a,12bを閉じて海
水系統11を遮断した後、圧縮機4aと凝縮器4bをつ
なぐ配管4dの途中に介設した弁14bを閉じる。そし
て、循環系統14の空冷式熱交換器14aの入り側及び
出側の配管14eの途中に介設した弁14cを開けて、
蒸発ガスを空冷式熱交換器14aに導く。この空冷式熱
交換器14aに導かれた蒸発ガスは、ファン14dによ
って強制的に送られた寒冷の外気と熱交換し、冷却・液
化されたのち再度凝縮機4bに送られる。
4を使用する場合には、先ず、上甲板海水管11a,1
1bの途中に介設した遮断弁12a,12bを閉じて海
水系統11を遮断した後、圧縮機4aと凝縮器4bをつ
なぐ配管4dの途中に介設した弁14bを閉じる。そし
て、循環系統14の空冷式熱交換器14aの入り側及び
出側の配管14eの途中に介設した弁14cを開けて、
蒸発ガスを空冷式熱交換器14aに導く。この空冷式熱
交換器14aに導かれた蒸発ガスは、ファン14dによ
って強制的に送られた寒冷の外気と熱交換し、冷却・液
化されたのち再度凝縮機4bに送られる。
【0020】このように、上記した図2に示す本発明の
再液化装置を使用すれば、寒冷地で海水を使用する必要
がなくなり、海水の凍結を防止できるとともに、蒸発ガ
スの凝縮温度も低くできるので、圧縮機で加圧する蒸発
ガスの吐出圧力(凝縮圧力)も海水を使用した場合より
も低くすることができ、その分、寒冷地では圧縮機の所
要動力を小さくすることが可能で、省エネルギー効果が
得られる。
再液化装置を使用すれば、寒冷地で海水を使用する必要
がなくなり、海水の凍結を防止できるとともに、蒸発ガ
スの凝縮温度も低くできるので、圧縮機で加圧する蒸発
ガスの吐出圧力(凝縮圧力)も海水を使用した場合より
も低くすることができ、その分、寒冷地では圧縮機の所
要動力を小さくすることが可能で、省エネルギー効果が
得られる。
【0021】なお、暖地では、外気温度が高く、昇温し
た不凍液や蒸発ガスを充分に空冷できないので、通常通
り海面下から海水を取水し、再液化装置の凝縮器に冷媒
として供給する。
た不凍液や蒸発ガスを充分に空冷できないので、通常通
り海面下から海水を取水し、再液化装置の凝縮器に冷媒
として供給する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の再液化装
置によれば、低温式LPG船が、寒冷地を航行する場合
に、冷媒である海水が低温外気のために凍結することに
起因する各種の不都合を全て解決できる。加えて本発明
の再液化装置によれば、蒸発ガスの凝縮温度も低くでき
るので、圧縮機で加圧する蒸発ガスの吐出圧力(凝縮圧
力)も海水を使用した場合よりも低くすることができ、
その分、寒冷地では圧縮機の所要動力を小さくすること
が可能で、省エネルギー効果が得られる。
置によれば、低温式LPG船が、寒冷地を航行する場合
に、冷媒である海水が低温外気のために凍結することに
起因する各種の不都合を全て解決できる。加えて本発明
の再液化装置によれば、蒸発ガスの凝縮温度も低くでき
るので、圧縮機で加圧する蒸発ガスの吐出圧力(凝縮圧
力)も海水を使用した場合よりも低くすることができ、
その分、寒冷地では圧縮機の所要動力を小さくすること
が可能で、省エネルギー効果が得られる。
【図1】本発明の低温式LPG船の再液化装置の第1実
施例を示す系統図である。
施例を示す系統図である。
【図2】本発明の低温式LPG船の再液化装置の第2実
施例を示す系統図である。
施例を示す系統図である。
【図3】低温式LPG船に設置された従来の再液化装置
の一例を示す系統図である。
の一例を示す系統図である。
1 低温式LPG船 2 貨物タンク 3 貨物液 3a 蒸発ガス 4 再液化装置 4b 凝縮器 5 海水 11 海水系統 12a 遮断弁 12b 遮断弁 13 不凍液の循環系統 13a 空冷式熱交換機 13d 循環ポンプ 13f 膨張タンク 13g バイパス管 14 蒸発ガスの循環系統 14a 空冷式熱交換機
Claims (3)
- 【請求項1】 低温式LPG船に設置され、貨物タンク
内に荷役した貨物液の蒸発ガスを導いてこれを凝縮・液
化し、貨物タンクに戻す再液化装置において、凝縮器へ
海水を導くと共に、蒸発ガスを冷却した後の海水を凝縮
器から船外に排出する海水系統の途中に遮断弁を介設
し、これら遮断弁と凝縮器の間に、空冷式熱交換器を介
設した不凍液の循環系統を設置し、寒冷地では海水に代
えて不凍液を凝縮器に導いて蒸発ガスを凝縮・液化する
ことを特徴とする低温式LPG船の再液化装置。 - 【請求項2】 不凍液の循環系統に、海水系統の途中に
介設した遮断弁より凝縮器側に残った海水を適正な濃度
に調整して不凍液として使用するための、不凍液を満た
した膨張タンクを、バイパス管を介して設置したことを
特徴とする請求項1記載の低温式LPG船の再液化装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の低温式LPG船の再液化
装置における不凍液の循環系統に代えて、圧縮機と凝縮
器の間に蒸発ガスの循環系統を設けるとともに、この循
環系統の途中に空冷式の熱交換器を介設し、寒冷地では
この熱交換器によって蒸発ガスを冷却・液化することを
特徴とする低温式LPG船の再液化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2767696A JPH09221098A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 低温式lpg船の再液化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2767696A JPH09221098A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 低温式lpg船の再液化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09221098A true JPH09221098A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12227571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2767696A Pending JPH09221098A (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 低温式lpg船の再液化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09221098A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100885796B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2009-02-26 | 대우조선해양 주식회사 | 증발가스 재액화 장치 |
| WO2011099184A1 (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-18 | 三菱重工業株式会社 | 液化ガス運搬船に搭載される再液化装置 |
| KR101121619B1 (ko) * | 2009-06-11 | 2012-02-28 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 엘엔지운반선의 재기화용 해수방류장치 및 방법 |
| KR101291947B1 (ko) * | 2005-12-28 | 2013-07-31 | 바르실라 핀랜드 오이 | 해양선박의 냉매 순환로에의 냉각 에너지 공급장치 및 방법 |
| KR20130121871A (ko) * | 2010-11-18 | 2013-11-06 | 쉘 인터내셔날 리써취 마트샤피지 비.브이. | 해상 구조물을 위한 취수 라이저 조립체, 및 액화 탄화수소 스트림을 생성하는 방법 및 증기상 탄화수소 스트림을 생성하는 방법 |
| JP2014122284A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Japan Petroleum Exploration Co Ltd | フレアガスからの粗lpgの回収設備 |
| CN108020022A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-05-11 | 南通象屿海洋装备有限责任公司 | 一种用于化学品船的新型货油温控系统和温控方法 |
| CN115783213A (zh) * | 2022-11-28 | 2023-03-14 | 中国船舶集团有限公司第七○八研究所 | 一种极地船舶风冷中央冷却水系统 |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP2767696A patent/JPH09221098A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101291947B1 (ko) * | 2005-12-28 | 2013-07-31 | 바르실라 핀랜드 오이 | 해양선박의 냉매 순환로에의 냉각 에너지 공급장치 및 방법 |
| KR100885796B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2009-02-26 | 대우조선해양 주식회사 | 증발가스 재액화 장치 |
| KR101121619B1 (ko) * | 2009-06-11 | 2012-02-28 | 에스티엑스조선해양 주식회사 | 엘엔지운반선의 재기화용 해수방류장치 및 방법 |
| WO2011099184A1 (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-18 | 三菱重工業株式会社 | 液化ガス運搬船に搭載される再液化装置 |
| JP2011162038A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 液化ガス運搬船に搭載される再液化装置 |
| KR101258324B1 (ko) * | 2010-02-09 | 2013-04-25 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 액화 가스 운반선에 탑재되는 재액화 장치 |
| KR20130121871A (ko) * | 2010-11-18 | 2013-11-06 | 쉘 인터내셔날 리써취 마트샤피지 비.브이. | 해상 구조물을 위한 취수 라이저 조립체, 및 액화 탄화수소 스트림을 생성하는 방법 및 증기상 탄화수소 스트림을 생성하는 방법 |
| JP2014122284A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Japan Petroleum Exploration Co Ltd | フレアガスからの粗lpgの回収設備 |
| CN108020022A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-05-11 | 南通象屿海洋装备有限责任公司 | 一种用于化学品船的新型货油温控系统和温控方法 |
| CN115783213A (zh) * | 2022-11-28 | 2023-03-14 | 中国船舶集团有限公司第七○八研究所 | 一种极地船舶风冷中央冷却水系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4782296B2 (ja) | 液化天然ガスからボイル・オフした蒸気を再液化する方法及びその装置 | |
| CN102084114B (zh) | 气体发动机的气体供应系统 | |
| JP4073445B2 (ja) | 液化天然ガス運搬船の蒸発ガス供給システム | |
| KR101105859B1 (ko) | 액화 석유 가스를 저장하고 운송하는 시스템 및 그 방법 | |
| JPH0351599Y2 (ja) | ||
| JP2000337597A (ja) | 液化気体の貯蔵輸送槽の低温維持方法及び装置 | |
| KR101524430B1 (ko) | 증발가스 재액화장치 | |
| JPH10332090A (ja) | 深冷冷却された液体ガスの処理方法 | |
| JPH09221098A (ja) | 低温式lpg船の再液化装置 | |
| KR101324612B1 (ko) | 천연가스 연료공급 시스템 | |
| CN114746709B (zh) | 用于天然气处理系统的制冷剂流体回路的制冷剂流体 | |
| KR101411481B1 (ko) | 이산화탄소 냉각 시스템 및 냉각 방법 | |
| JP2002089791A (ja) | 液化ガス気化装置 | |
| KR101255130B1 (ko) | 히트펌프 시스템을 갖는 극지용 선박 | |
| US3014349A (en) | Method of operation of an absorption refrigeration system | |
| KR20250043276A (ko) | Lng 추진 선박용 이산화탄소 액화 시스템 및 방법 | |
| KR101399759B1 (ko) | 액화가스 처리 시스템 및 방법 | |
| KR20130084537A (ko) | 천연가스 연료공급 시스템 | |
| KR20190041871A (ko) | 액화가스연료를 이용한 유증기 회수 장치 및 이를 포함하는 선박 | |
| KR101324613B1 (ko) | 천연가스 연료공급 시스템 | |
| KR20250088589A (ko) | 용기에 수용된 액체 형태의 유체를 관리하는 방법 | |
| KR20240170841A (ko) | 고압가스 및 저압가스 소비 장치용 가스 공급 시스템 및 이러한 시스템을 제어하는 방법 | |
| JP2000356432A (ja) | 船舶用蒸気噴射式冷凍・ヒートポンプ装置 | |
| KR20150030938A (ko) | 증발가스 재액화장치 | |
| KR102751897B1 (ko) | 선박용 연료 공급 시스템 |