JPH09224228A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH09224228A
JPH09224228A JP8029716A JP2971696A JPH09224228A JP H09224228 A JPH09224228 A JP H09224228A JP 8029716 A JP8029716 A JP 8029716A JP 2971696 A JP2971696 A JP 2971696A JP H09224228 A JPH09224228 A JP H09224228A
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JP
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image
communication
information
transmission
communication device
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JP8029716A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Terada
敏行 寺田
Shuji Hayashi
修二 林
Takeshi Uryu
剛 瓜生
Tomoe Nemoto
知恵 根本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者の意図に即した通信を行い、通信に関す
る利便性の向上を図ることのできる画像通信装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】使用者は表示手段上に表示された相手を確
認してから、操作部17上の通信切換スイッチ等の操作す
ることで、操作に応じてコントロール部24が双方向通信
の開始又は回線断を制御するので、望まない相手との通
信を拒絶し、望む相手とだけ通信を行なうことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一内容で複数の
人間が参加して行なう複数地点間テレビ会議装置等の画
像通信装置に関し、特に、使用者の意図に即した通信を
行いうる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数地点間で通信をとり行う画像通信装
置では、各地点に設置された通信端末の前に会議参加者
が座り、双方向で通信するものである。この通信端末の
情報入力装置は主にビデオカメラ、マイク等で構成さ
れ、自分の画像情報及び音声情報を相手に電気信号に変
換、送信し、主にモニター、スピーカー等で構成された
情報出力装置を用いて相手の画像情報及び音声情報を受
信再生する。送受信は上記勧告で規定された技術仕様で
リアルタイムで行なわれるため、遠隔地どうしの通信で
あっても同じ会議室で集まって会議を行なっているよう
な環境を提供するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては通信端末であるが故の問題があった
り、装置自身の完成度が低いことに起因する問題もあ
る。例えば、望まない相手の画像情報や音声情報を受信
してしまったり、逆に、会議の途中で送信したくない場
合が生じても中断できなかったりする。また、複数相手
とのテレビ会議にあっては、全員参加して会議を行なっ
ている最中に、特定相手を選択して会話するというよう
な会話モードの切り換えができない。
【0004】さらに、画像情報は動画像であるため画像
情報量が多く、符号化による圧縮処理を行なっても依然
として音声情報に比して相対的通信速度が低く、画像情
報を間引いたり、或いは音声情報の方を遅延させたりし
ているが、画像情報を間引けば動画像の動きが不自然と
なり、相手の細かなニュアンスを伝達できない。一方、
音声情報の遅延処理ではリアルタイム通信という画像通
信装置の本質的能力が低下してしまう。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、使用者の意図に即した通信を行い、通
信に関する利便性の向上を図ることのできる画像通信装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、複数地点間で相互に通信する画像通信装置に
おいて、送信されてきた画像が当方の表示画面に表示さ
れた後、該送信相手との通信の許否を切り換え可能な手
段を含む構成としたものである。これによれば、使用者
は画像表示された相手を確認してから、通信の開始又は
回線断を決定することができるので、望まない相手との
通信を拒絶し、望む相手とだけ通信を行なうことができ
る。
【0007】また、請求項2記載の発明は、一度通信を
許可した相手先とは、次回以降無条件で通信を許可する
切換機能を含む構成としたものである。これによれば、
過去に通信を許可した相手に対しては確認をする手間を
省略して通信を開始できるので利便性が向上する。ま
た、請求項3記載の発明は、前記通信相手との通信の許
否を格納するための情報を記憶する手段を含む構成とし
たものである。
【0008】これによれば、相手との通信の際に、通信
の許可或いは不許可の情報を記憶するために、再度同じ
相手から着信があった場合に該情報を参照して通信の許
否を素早く行なうことが可能となる。また、請求項4記
載の発明は、前記通信相手との通信を拒否するとき該通
信の回線断前に相手に対して通信を不可とする旨のメッ
セージを送信する手段を含む構成としたものである。
【0009】これによれば、回線断の前にメッセージを
送出するので相手に通信不可を認識させることができ
る。また、請求項5記載の発明は、複数地点間で相互に
画像情報と共に音声情報を通信する画像通信装置におい
て、送信前に送信側の静止画像を記憶する手段と、該記
憶手段から選択した静止画像を音声と組み合わせて送信
する手段とを含む構成としたものである。
【0010】これによれば、通信する画像情報を記憶さ
れた静止画像として送信するので、送信する画像情報量
を少なくできるので、音声情報と共にリアルタイム通信
が可能となる。また、請求項6記載の発明は、複数地点
間で相互に画像情報と共に音声情報を通信する画像通信
装置において、時間的変化量の小さい画像領域を静止画
像として送信し、それ以外の時間的変化量の大きい画像
領域を動画像として音声と共に送信する手段と、送信さ
れた前記静止画像と動画像を合成して画像表示する手段
を含む構成としたものである。
【0011】これによれば、画像情報のうち、動きの激
しい領域については動画像で送信し、他の動きの少ない
領域については静止画として送信するので、受け手の目
につきやすい動きの激しい領域の画像情報を間引きする
ことなく、画像情報全体の画像情報量を少なくして、音
声情報と共にリアルタイム通信が可能となる。また、請
求項7記載の発明は、複数地点間で相互に画像情報と共
に音声情報を通信する画像通信装置において、時間的変
化量の小さい画像領域を動画像として音声情報と共に同
期をとりながら送信する手段と、受信した前記音声情報
の認識に基づいて、予め記憶された時間的変化量の大き
い画像領域における複数の代表的サンプル画像を対応す
るように読み出して受信した前記動画像と合成して表示
する手段と、を含む構成としたものである。
【0012】これによれば、受信側で、動きの少ない領
域のみを動画像として受信すると、同じく受信した音声
情報の認識に基づいて、動きの激しい領域に対応させて
代表的サンプル画像を動画像と合成することで、通信す
る画像情報量を少なくできるので、音声情報と共にリア
ルタイム通信が可能となる。特に、受け手の目につきや
すい動きの激しい領域の画像情報を間引く必要がなく、
自然な画像を通信できる。
【0013】また、請求項8記載の発明は、複数地点間
で相互に通信する画像通信装置において、送信側の当事
者を撮影する手段と、該当事者の視線を検出し、該視線
が撮影方向に向いているときの撮影画像のみを送信する
手段と、を具備する構成としたものである。これによれ
ば、送信者の視線が撮影方向に向いている範囲の画像情
報のみを送信するために、通信中にあって送信者の送信
意図がある状態のみを自動的に抽出し、不必要な部分を
取り除いた実質必要な画像情報のみの送信が可能とな
る。
【0014】また、請求項9記載の発明は、前記撮影画
像を一時的に記憶する画像記憶手段と、該記憶手段から
読み出して送信する送信手段を含み、且つ該撮影される
当事者の視線が撮影方向から外れたことを検知した場合
には、視線が外れる以前の撮影画像を該画像記憶手段か
ら読み出して送信するように制御する手段を含む構成と
したものである。
【0015】これによれば、通信中において使用者の送
信意図がない場合には視線方向がずれる以前の画像情報
を送信して相手に違和感を与えないで済む。また、請求
項10記載の発明は、複数地点間で相互に通信する画像通
信装置において、送信を中断すべき所定の画像又は音声
を予め記憶しておき、該所定の画像又は音声と同種の情
報が判断された後の画像の送信を中断する構成としたも
のである。
【0016】これによれば、所定の画像或いは音声と同
種の情報を判別して画像情報の送信制御を行なうため
に、使用者の送信意図が無いことを自動的に判別して送
信の中断を行なうことができる。また、請求項11記載の
発明は、前記送信の中断時に中断以前の画像情報を送信
するか、或いは中断中である旨を報知するための画像情
報又は音声情報を送信する構成としたものである。
【0017】これによれば、中断のための画像情報又は
音声情報を送信することで、相手に対し通信の中断によ
る違和感を与えないで済む。また、請求項12の発明は、
入力した前記画像情報或いは音声情報の中で、所定の画
像情報或いは音声情報と同種の情報が再度判別される
と、前記送信の中断を解除して画像情報の送信を再開す
る構成としたものである。
【0018】これによれば、所定の画像情報或いは音声
情報と同種の情報の判別に基づいて、送信の中断を解除
して自動的に画像情報の送信を再開することが可能とな
る。また、請求項13の発明は、複数地点間で相互に通信
する画像通信装置において、送信される人間を撮影する
ためのビデオカメラと、被写体との距離を測定する手段
と、該測定距離に基づいて人間の有無を認識して、該人
間が被写体として存在しないときは送信を中断する手段
と、を具備する構成としたものである。
【0019】これによれば、ビデオカメラの測距部によ
る被写体との測定距離の違いから使用者の不在について
も認識することが可能となる。また、請求項14の発明
は、複数地点間で相互に通信する画像通信装置におい
て、通信中に相手側に対して遠隔操作信号を送信して、
相手側の画像の撮影操作を遠隔操作する構成としたもの
である。
【0020】これによれば、通信中に遠隔操作信号によ
り相手端末側の画像操作を遠隔操作するために、自分に
は分かりにくい自分の画像状態を良好に維持する制御が
可能となる。また、請求項15の発明は、前記遠隔操作
は、被写体を照明する光源の点灯制御或いは強度制御を
行なう構成としたものである。
【0021】これによれば、被写体を照明用の光源を制
御して相手に注意を促すことが可能となる。また、請求
項16の発明は、複数地点間で相互に通信する画像通信装
置において、送信される音声の中から人間と人間以外の
音声を判別し、人間以外の音を除去して送信する構成と
したものである。
【0022】これによれば、送信される音声の中から人
間と人間以外の音声を判別を行ない、人間以外の入力音
を除去するために、雑音の多い環境下であっても人間の
音声を良好な状態で通信することが可能となる。また、
請求項17の発明は、複数地点間で相互に通信すると共
に、複数の相手を同時に表示可能な表示手段を備えた画
像通信装置において、前記表示された複数の相手の中か
ら特定の相手を指定する指定手段と、前記指定された相
手に対して双方向で通信する通信手段と、を具備する構
成としたものである。
【0023】これによれば、複数の相手を同時に表示し
て通信を行なう場合に、指定手段が特定相手を指定する
と、通信手段が特定相手にだけ画像情報及び音声情報を
双方向で通信するために、相手を特定して会話する限定
会話モードへの切り換えができ、複数人との会議中にお
いて限定会話も可能となって利便性が向上する。また、
請求項18の発明は、前記通信手段は、指定された相手に
対しては画像情報及び音声情報を双方向で通信する一
方、他の相手に対しては該画像情報のみを双方向で通信
する構成としたものである。
【0024】これによれば、特定相手との限定会話であ
っても、他の相手に対しては画像情報が送信されるので
不自然さを防止することができる。また、請求項19の発
明は、前記指定手段は、送信者の視線方向を検知する視
線検知手段を有し、前記表示された複数の相手の中から
送信者の視線方向にある表示相手を特定の相手として指
定する構成としたものである。
【0025】これによれば、画像情報中の送信者の視線
方向を検知することで特定相手を選択設定することが可
能となる。また、請求項20の発明は、前記指定手段は、
画面表示される各相手毎に設けられた有指向性の通話用
音声入力手段を有し、前記通話用音声入力手段への入力
音声の大きさを比較して、最も大きい入力音声の相手を
特定の相手として設定する構成としたものである。
【0026】これによれば、通話用音声入力手段への入
力音声の大きさにより特定相手を選択設定することが可
能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明における画像通信装
置の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は画像通信装置の概略構成を示したブロック図であ
り、その大略を説明する。
【0028】本図において、通信端末10は、装置本体20
とこれに接続される各入出力部とから構成される。すな
わち、自端末の画像情報及び音声情報は入力部11から入
力されて各々電気信号である画像信号及び音声信号に変
換された後、装置本体20へ入力され、両情報は同期をと
られて、通信網30を介して相手側の通信端末40や通信端
末50へ送信される。一方、相手側の通信端末40、50から
通信網30を介して画像情報及び音声情報が装置本体10に
受信されると出力部12に出力されて、相手側の画像情報
及び音声情報に変換される。ここで、テレビ会議の形態
により相手側と1対1で行なう場合と複数の相手と同時
に行なう場合がある。
【0029】入力部11には画像情報を入力するためのオ
ートフォーカス機能を有したビデオカメラ11aが設けら
れている。なお、ビデオカメラ11aには照明用の光源13
aが付設され、オートフォーカス制御と共に光源13aの
制御は制御信号により行なわれる。また、入力部11には
マイク14が設けられ音声情報を入力する。一方、出力部
12には画像情報を表示するためのモニタ15と音声情報を
出力するためのスピーカ16が設けられている。ここで、
モニタ15は複数相手を表示する形態として、モニタ15の
表示画面を相手側端末数に応じた複数ウィンドウを形成
して表示させる場合と、相手側端末数に応じて複数のモ
ニタ15を設ける場合がある。後者の場合であると、マイ
ク14は各モニタ15に対応させて近傍に設けられる。
【0030】操作部17は通信の実行・終了、通信中にお
ける自端末或いは相手側端末等の制御を行なう。各局は
本図に示すシステムをそれぞれ備えており、通信網30を
介して双方向で通信可能になっている。本体20は、後述
するテレビ会議システムの概略構成を記載した図2に示
すように、通信網30とのインターフェースを行なうと共
に、回線接続又は回線断等の回線制御、及び通信中に係
わる通信制御を実行する送受信制御部21と、入力部11と
の画像信号及び音声信号の入力インターフェースを行な
うと共に、画像信号及び音声信号の符号化処理並びに、
両信号を同期をとりながら多重伝送するための多重化処
理を行なう送信部22、出力部12との画像信号及び音声信
号の出力インターフェースを行なうと共に、符号化され
た画像信号及び音声信号の復号化処理並びに、多重化さ
れた両信号を分離するための分離処理を行なう受信部23
と、制御信号を入出力しながらこれら各部を制御すると
共にコントロール部24を有している。
【0031】第1の実施形態におけるテレビ会議システ
ムについて図2を参照しながら、請求項1乃至請求項4
記載の発明を説明する。まず、送信者が通信したい意図
のもと操作部17を操作して通信端末10に呼出信号を送出
することで、通信端末10、40双方の送受信制御部21、41
が回線制御信号のやりとりを行なって回線接続が為され
る。そして、通信端末40のビデオカメラ43が入力した送
信者の画像が通信端末10のモニター15に映し出され、通
信端末40のマイク44が入力した送信者の音声は通信端末
10のスピーカ16に出力される。
【0032】この時点では、コントロール部24は送信部
22を制御して、送信側の通信端末40と受信側の通信端末
10との間で、音声信号のみを双方向通信モードに設定
し、画像信号については送信側の通信端末40から受信側
の通信端末10への一方向通信モードに設定する。受信者
が送信者の画像を見て、一瞥して通信を望まない相手と
分かったり、繁忙状態で通信する余裕がない場合には、
操作部17上の通信切換スイッチを通信不許可側へ切り換
えると、制御信号がコントロール部24へ出力され、送受
信制御部21に回線断を指示する。送受信制御部21はこれ
を受けて送信側の送受信制御部41との間で所定の回線制
御信号のやりとりを行なった後、回線を断とする。
【0033】一方、受信者が送信者を確認し、受信する
場合には操作部17上の通信切換スイッチを通信許可側へ
切り換え操作することで、コントロール部24の制御のも
と、互いの送受信制御部21、41が回線制御信号をやりと
りして画像信号及び音声信号を双方向通信モードを設定
するので、互いの送信部22、42、受信部23、44が画像信
号及び音声信号の双方向通信を行い、送信側の通信端末
40のモニター45、スピーカ46の出力部にも送信者の画像
と音声が出力されるようになる。
【0034】次に、図3に示した制御フローチャートを
参照しながら、受信側の通信端末10で行なう制御を説明
する。ステップ(以後、Sと略称する )1で、送信側の
画像信号及び音声信号が受信されると、S2で、受信者
が送信者を確認する。そこで、S3において通話許可の
場合には、S4に進んで通信端末10、40間で双方向で送
受信されるようになり、通信が終了した時点で、S5に
示すように操作部17を操作することで、送受信制御部21
が回線制御信号のやりとりを行なって回線が断される。
【0035】また、S3において通話不許可の場合に
は、S6に進み送信側の通信端末40に対して通話を望ま
ない旨のメッセージを伝えた後、S7で操作部17を操作
することで、送受信制御部21が回線断を行なう。ここ
で、メッセージは予めメモリ等に記憶しておき、通信切
換スイッチの切り換えに呼応して自動的に送信し、回線
断制御を行なうようにすれば、受信者の手間を省くこと
が可能となる。
【0036】これによって、受信者は表示された相手を
確認してから、双方向通信の開始又は回線断を決定する
ことができるので、望まない相手との通信を拒絶し、望
む相手とだけ通信を行なうことが可能となる。また、回
線断の前にメッセージを送出可能な通信モードに設定し
たので、送信者に通信不可である旨を認識させることが
できる。
【0037】なお、送信者が操作部17を操作して通信端
末10に呼出信号を送出することで、通信端末10、40双方
の送受信制御部21が回線制御信号のやりとりを行なって
回線接続される際に、送信側の通信端末40の電話番号或
いは端末個々に付与される機器番号等の通信端末40を特
定する識別番号が回線制御信号に付加されて、受信側の
通信端末10に受信されるが、ここで、NOVRAM、E
EPROM等の書換え可能なメモリを設けて、双方向通
信をした場合には、通信許可された送信者として、コン
トロール部24がこの識別番号をメモリに識別情報として
記憶させ、通信切換に際して識別情報を読み出して判断
する構成とした場合について、図4の制御フローチャー
トを参照しながら、受信側の通信端末10で行なう制御を
説明する。なお、図3に示した制御フローチャートと同
じ動作については同一符号を付して説明を省略してい
る。
【0038】まず、S1〜S2で回線接続された際に、
S10において、コントロール部24が受信した送信側の識
別番号が上記メモリに登録されているかどうかを照合す
る。登録されていなければ、通話許可者であるのか不許
可者であるのかわらないため、S11において既説の如く
受信者自らが送信者の画像をみながら通話の許可判断し
て、S4〜S5に示す双方向通信を行なうか或いはS6
〜S7に示す回線断を行なうかする。ここで、双方向通
信が終了したら、S12〜S13で、当該送信側の通信端末
40の識別番号を新たに登録して制御を終了する。
【0039】一方、S11で登録されている場合には、通
話許可者であるため、許可判断を行なわず、すぐさまS
4〜S5に示す双方向通信を行なう。そして、双方向通
信が終了したら、S12で、当該送信側は通話許可された
通信端末40として、既に登録済みであると判断して制御
を終了する。このように、送信相手との接続の際に、上
記メモリから過去に通信許可された送信側の識別情報を
読み出し照合するため、再度同じ相手から着信があった
場合にすぐさま双方向通信に移行することができる。
【0040】また、上記メモリには通話許可者の識別情
報を登録するようにしたが、逆に、通話不許可者の識別
情報を登録して、再度同じ相手から着信があった場合に
は、通話許可の判断をすることなく、すぐさま回線断の
制御を行なうことができる。さらに、受信した送信側の
識別情報に対して通話許可及び通話不許可の状態を関連
付けて上記メモリに記憶させれば、回線接続時に双方向
通信の許可と共に回線断の制御を素早く行なうことが可
能となる。
【0041】図5は、第2の実施形態におけるテレビ会
議システムの概略構成を示したブロック図であり、同図
を参照して請求項5乃至請求項7記載の発明の一実施形
態を説明する。なお、既説と同様の構成要素には同一符
号を付し、同様の動作については説明を省略する。ま
た、説明を分かりやすくするために、右側の通信端末10
から送信し、左側の通信端末40に受信させる場合につい
て必要な構成要素のみを図示して説明する。
【0042】送信側の通信端末10と受信側の通信端末40
との間で回線接続されて双方向通信モードが設定される
と、通信端末10のビデオカメラ13が入力した送信者の画
像情報は通信端末40のモニター45に写し出され、通信端
末10のマイク14が入力した音声情報は通信端末40のスピ
ーカ46に出力される。ビデオカメラ13が送信者の画像情
報を入力し、該画像情報が画像信号として送信部22に転
送されてくると、コントロール部24が画像信号の1フレ
ーム領域内で、時間的変化量の小さい画像領域を識別す
ると共に、該画像領域以外の残りの時間的変化量の大き
い画像領域を設定する。そして、時間的変化量の小さい
画像領域については、静止画像の状態で画像情報記憶部
25に一旦記憶する。
【0043】送信部22は転送されてきた音声信号を符号
化すると共に、前記静止画像を読み出して所定の静止画
像圧縮方式に従って符号化すると、送受信制御部21が通
信制御を行なって、まず静止画像を受信側の通信端末40
に送信する。続いて、上記時間的変化量の大きい画像領
域については、送信部22が動画像として所定の動画像圧
縮方式に従って符号化し、先に符号化された音声信号と
同期がとれるように多重化すると、送受信制御部21がこ
れを同様に送信する。従って、ビデオカメラ13が入力し
た画像情報は時間的変化量の小さい画像領域と時間的変
化量の大きい画像領域に分離されてそれぞれ送信される
ことになる。
【0044】一方、受信側の通信端末40の送受信制御部
41が静止画像を受信すると、コントロール部44はこれを
画像情報記憶部47に一旦記憶させる。続いて、多重化さ
れた信号が同様に受信されると、受信部43は動画像と音
声信号に分離すると共に、所定の復合化方式に従って両
者を復号化する。そして、コントロール部44は先に画像
情報記憶部47に記憶された静止画像を読み出して受信部
43に出力すると、受信部43はこれを復号化する。
【0045】最後に、コントロール部44は復号化された
静止画像と動画像を合成して画像信号としてモニター45
に出力し、復号化された音声信号をスピーカ46に出力す
ることで、送信側の画像情報と音声情報の受信が行なわ
れる。このように、画像情報のうち、動きの激しい領域
については動画像で送信し、他の動きの少ない領域につ
いては静止画像として送信するので、受け手の目につき
やすい動きの激しい領域の画像情報を間引きすることな
く、画像情報全体の画像情報量を少なくできるので、従
来コマ落としが必要であった画像情報を音声情報と共に
リアルタイムで通信することが可能となる。
【0046】なお、本実施形態では、コントロール部24
は画像信号のうち時間的変化量の小さい画像領域を抽出
するようにしたが、時間的変化量の大きい画像領域を抽
出するようにしても時間的変化量の小さい画像領域(動
きの少ない画像領域)を設定でき同様な効果を奏するも
のである。また、受信側の通信端末40に、受信した音声
信号を認識する音声認識部と、送信者の画像情報のうち
時間的変化量の大きい画像領域(動きの激しい領域)に
ついて、例えば母音”アイウエオ”と”ン”の6種類の
送信者の発音画像を代表的サンプル画像として予め記憶
するメモリを設け、送信側の通信端末10からの音声信号
と時間的変化量の小さい画像領域の動画像を受信する構
成とすることにより、画像情報のうち、動きの少ない領
域のみを動画像で送信し、コントロール部44が、受信し
た音声情報の認識に基づいて、例えば、送信者の口元の
部分等、動きの激しい領域に対応させて上記メモリから
読み出された代表的サンプル画像(例えば、”コンニチ
ワ”と音声認識されれば、”オンイイア”が代表的サン
プル画像として読み出される)を動きの少ない画像領域
の動画像と合成することで、違和感の無い画像を得るこ
とができ、従来のように、音声情報と同期させる必要か
ら行なっていた画像情報の間引きに起因して、特に、動
きの激しい領域の不自然さが受け手の目につきやすかっ
たが、本実施形態によれば、画像情報全体の画像情報量
を少なくして通信できるので、画像情報を間引きする必
要がなく、音声情報と共にリアルタイム通信が可能とな
る。
【0047】図6は、第3の実施形態における送信側通
信端末要部の概略構成を示したブロック図であり、同図
を参照して請求項8乃至請求項9記載の発明の一実施形
態を説明する。なお、既説と同様の構成要素には同一符
号を付し、同様の動作については説明を省略する。送信
側の通信端末10のビデオカメラ13が出力した画像信号は
一旦画像情報記憶部26に記憶されると共にコントロール
部24に入力する。コントロール部24では瞳認識部24aが
送信者の瞳の位置を認識し、判定部24bで、視線方向を
判定する。すなわち、図7に示す送信者の画像情報にお
いて、同図(a)の如くビデオカメラ13を正視している
状況で、顔画像領域或いは目の全体領域における瞳の相
対位置を特定すれば、同図(b)のような視線がずれて
いる状況と区別することができる。
【0048】判定部24bにおいて、送信者の視線がビデ
オカメラ13に向いていると判定された区間は画像情報記
憶部26にコントロール信号を出して、その間に記憶され
た画像信号を読み出すように制御する。よって、視線方
向がビデオカメラ13からずれた区間の画像信号は画像情
報記憶部26から読み出されず、視線がビデオカメラ13に
向いている送信者の画像信号のみが送信部22に転送さ
れ、音声信号と共に符号化並びに多重化される。そし
て、送受信制御部21を介して、受信側の通信端末40へ送
信される。ここで、判定部24b、送信部22と送受信制御
部21は送信制御手段としての機能を有している。
【0049】このように、通信中にあって使用者の送信
意図がある状態のみを自動的に検知して不必要な部分を
取り除いた実質必要な画像情報の送信を行なうことが可
能となる。なお、上述実施形態では、画像情報記憶部26
に記憶された画像信号は視線方向がビデオカメラ13から
ずれた区間については一定時間経過後に消去されるか次
なる画像信号が上書きされ、視線方向がビデオカメラ13
に向いている区間については、読み出されたことを条件
に消去或いは上書きされるが、視線方向がビデオカメラ
13からずれた区間直前の、判定部24bがコントロール信
号を出している区間、すなわち画像信号が読み出される
区間については、消去或いは上書きせずに記憶保持し、
当該視線方向がビデオカメラ13からずれた区間に画像情
報記憶部26から読み出して送信することで、画像信号が
途切れることなく送信されるので受信者に対し違和感を
与えないで済む。記憶保持する画像信号は静止画像でも
動画像で良いが最新の画像信号であることが、違和感を
与えない点で好適である。
【0050】図8は、第4の実施形態における送信側通
信端末要部の概略構成を示したブロック図であり、同図
を参照して請求項10乃至請求項13記載の発明の一実施形
態を説明する。なお、既説と同様の構成要素には同一符
号を付し、同様の動作については説明を省略する。送信
側の通信端末10のビデオカメラ13が出力した画像信号が
コントロール部24に入力すると、コントロール部24内部
の認識部24c及び切換部24eにそれぞれ入力する。認識
部24cは内部メモリ24dを有し、例えば、手を上げたポ
ーズのような使用者が送信を停止させたい旨の停止画像
信号が該内部メモリ24dに予め記憶されており、入力す
る画像信号と随時比較照合する。そして、画像信号の中
で停止画像信号が認識された場合にはコントロール信号
を切換部24eに出力して切換部24eの切り換え制御を行
なう。
【0051】一方、切換部24eでは、定常時は入力した
画像信号を送信部22に出力するが、認識部24cよりコン
トロール信号が入力した場合には送信部22への出力信号
経路を報知情報記憶部24f側へ切り換えるので、報知情
報記憶部24fに予め記憶されている、例えば、図9に示
すような相手に対して待機を報知する旨の報知画像信号
が読み出されて送信部22へ出力される。
【0052】そして、送信部22において、使用者の画像
信号と音声信号が既説の符号化処理及び多重化処理さ
れ、送受信制御部21を介して、受信側の通信端末40へ送
信される。なお、報知情報記憶部24fに記憶される報知
画像信号の代わりに例えば、" しばらくお待ちくださ
い" と言った音声の報知音声信号を記憶させたり、双方
を記憶させるようにしても良い。また、上述実施形態で
は内部メモリ24dに停止画像信号を記憶させて、使用者
が行なう所定の画像を画像認識して送信を停止させた
が、画像信号の代わりに音声信号又は両方を内部メモリ
24d記憶させ、認識部24cが音声認識又は両方の認識を
行なうようにすれば、画像のみならず、使用者の所定の
音声に対しても送信を停止させることが可能となり利便
性が向上する。
【0053】また、画像信号の停止状態にあって、送信
者が送信を再開させたい旨の例えば、ビデオカメラ13に
対し指さすポーズをとったり、" 再開" と言った音声を
発することで、停止中の送信が再開されるように、内部
メモリ24dに予め再開画像信号或いは再開音声信号を記
憶させ、認識部24cはこれらを認識してコントロール信
号を出力して切換部24eを切り換え制御しても良い。
【0054】さらに、ビデオカメラ13のオートフォーカ
ス等に用いられる測距部による被写体との測定距離の違
いにより、使用者が在籍であるのか中座しているのかを
認識して報知画像信号或いは報知音声信号に切り換えて
も良い。このように、認識部24cが所定の画像情報或い
は音声情報の認識をして画像情報の送信制御を行なうた
めに、使用者の送信意図が無いことを認識して自動的に
送信の中断を行なうことができるほか、中断時のための
画像情報又は音声情報を送信することで、通信中におけ
る中断期間に相手側に違和感を与えないで済む。また、
使用者の所定のポーズや音声によって送信の中断を解除
して自動的に画像情報の送信を再開することが可能とな
る。さらに、ビデオカメラ13の測距部を利用して、被写
体との測定距離の違いから使用者の不在についても認識
することが可能となる。
【0055】図10は、第5の実施形態におけるテレビ会
議システムの概略構成を示したブロック図であり、同図
を参照して請求項14乃至請求項15記載の発明の一実施形
態を説明する。なお、既説と同様の構成要素には同一符
号を付し、同様の動作については説明を省略する。ま
た、説明を分かりやすくするために、通信端末10、40の
本来の構成要素を省略して説明する。
【0056】通信端末10と通信端末40との間で回線接続
されて双方向通信モードが設定されると、通信端末40の
ビデオカメラ43が入力した使用者の画像情報は通信端末
10のモニター15に写し出され、通信端末40のマイク44が
入力した音声情報は通信端末10のスピーカ16に出力され
る。ところが、ビデオカメラ13の前に座っている送信者
が席を大きく移動したりすると、ビデオカメラ13のオー
トフォーカスが席自体に焦点を合わす制御を行なってし
まい、通信端末10のモニター15にはその間はピントの合
わない送信者の画像情報が表示されてしまう。そこで、
通信端末10の操作部17から焦点制御用のスライドスイッ
チ等を操作すると、制御信号がコントロール部24に出力
される。コントロール部24では、これを受けて送受信制
御部21の制御を行なうので、送受信制御部21は双方向通
信中にスライドスイッチの移動量に応じた焦点制御信号
を通信端末40に送出する。
【0057】一方、通信端末40の送受信制御部41が上記
焦点制御信号を受信すると、コントロール部44に焦点の
制御信号を出力する。コントロール部44は当該制御信号
を入力すると、ビデオカメラ43に対して、図示しない自
端末の操作部から焦点制御を行なう制御信号と同様な制
御信号を出力してビデオカメラ43のオートフォーカスの
調整を行なう。なお、制御信号の授受によりビデオカメ
ラ43の焦点制御を行なったが、光源としてのストロボ43
aの点灯制御或いは強度制御を行なうようにしても良
い。また、制御はビデオカメラ43以外にも図示しない相
手側のマイクの音量調整のように入力部全体を制御でき
るものである。
【0058】このように、双方の送受信制御部21、41と
コントロール部24、44とが制御信号の授受を取り行い、
該制御信号により相手端末側のビデオカメラ43の各処理
部の遠隔操作を行なうために、自分には分かりにくい自
端末のビデオカメラ43を良好な状態に維持する制御が可
能となる。また、ビデオカメラ43の光源を遠隔操作すれ
ば相手の注意を喚起することが可能となる。
【0059】図11は、第6の実施形態における送信側通
信端末要部の概略構成を示したブロック図であり、同図
を参照して請求項16記載の発明の一実施形態を説明す
る。なお、既説と同様の構成要素には同一符号を付し、
同様の動作については説明を省略する。通信端末10のマ
イク14が出力した入力音信号がコントロール部24に入力
すると、コントロール部24が有する音声認識部24gがこ
れを受けて、入力音信号の中から使用者の音声を認識す
る。音声認識部24gとしては一般には周波数フィルタが
容易に考えられるが、周波数フィルタで音声認識すると
音声周波数と同じ周波数の雑音がある場合には誤認識を
生じるので、音声信号の周波数帯域における強弱変化を
示すパターンを声紋パターンとして認識する。この声紋
パターンは使用者によって異なるため、予め想定される
使用者の声紋パターンが内部メモリ24hに記憶されてお
り、音声認識部24gは入力音とこの声紋パターンを随時
比較照合する。
【0060】そして、音声が認識されると、入力音信号
と共に音声に係わる周波数データが除去部24iに出力さ
れる。除去部24iでは、この音声に係わる周波数データ
に基づいて、音声以外の入力音の周波数成分を削除すべ
く周波数カットフィルタを形成して入力音のフィルタリ
ングを行なうが、上述のとおり声紋パターンが有してい
る周波数に対してはフィルタリングを行なわないと共に
該周波数の近傍領域についてもフィルタリングの度合を
弱めている。これは、使用者の音声信号を極力削除しな
いためである。
【0061】除去部24iで抽出された音声信号は送信部
22で画像信号と共に既説の符号化処理及び多重化処理さ
れた後、図示しない送受信制御部21に出力され、そこで
送信される。このように、音声認識部24gが入力音の中
から人物の音声情報の認識を行ない、除去部24iが音声
以外の入力音を除去するために、雑音の多い環境下であ
っても良好な通信を行なうことが可能となる。
【0062】図12は、第7の実施形態におけるテレビ会
議システムの概略構成を示したブロック図であり、同図
を参照して請求項17乃至請求項20記載の発明の一実施形
態を説明する。なお、既説と同様の構成要素には同一符
号を付し、同様の動作については説明を省略する。通信
端末10に対して通信端末40及び通信端末50が回線接続さ
れて、通信端末10対通信端末40、通信端末10対通信端末
50の3者間双方向通信モードが設定されると、通信端末
40と通信端末50のビデオカメラが入力した使用者の画像
情報は送受信制御部21を介して受信され各相手毎に設け
られた受信部23a,23bでそれぞれ分離処理、復号化処
理された後、モニター15a,15bに各々写し出される。
また、通信端末40と通信端末50のマイクが入力した音声
情報についても、同様な処理が為されて、スピーカ16
a,16bに各々出力される。
【0063】通信端末10からのビデオカメラ13が出力し
た画像信号と、マイク14が出力した音声信号は、送信部
22で既説の符号化処理及び多重化処理された後、送受信
制御部21を介して送信され、通信端末40及び通信端末50
のモニター及びスピーカに出力されることになる。い
ま、通信端末10の使用者が通信端末40及び通信端末50の
使用者達と複数人会議を行なっている場合において、例
えば、通信端末40の使用者に限定して会話したい意図の
もとに、自端末の操作部17上にある相手先指定スイッチ
等を押下すると、制御信号がコントロール部24に出力さ
れ、コントロール部24では当該制御信号を入力すると送
信制御部21に対しては送信相手の選択制御を指示する。
すると、送信制御部21はこれを受けて、通信端末50に対
する画像信号と音声信号の送信を中断するか、既説の待
機の旨を報知する報知画像信号或いは報知音声信号を送
信するので、通信端末50では、これまで受信していた通
信端末10の画像信号及び音声信号が中断されるか待機画
像や待機音声が出力されることになる。
【0064】一方、受信に関しては従前のままの制御を
行なっても良いし、コントロール部24が送信制御部21に
対して同様の制御を行いと共に、受信部23bに予め記憶
された報知画像信号や報知音声信号を出力させて、通信
停止中の旨の画像或いは音声を出力させても良い。この
場合には、通信端末50に待機させていることを確認する
ことができる。また、通信端末50の音声信号のみは受信
状態を保持するような構成としても良く、この場合に
は、通信端末50の使用者からの、例えば、通話の再開を
望む音声を受信することが可能となり、複数人会議にお
ける利便性が向上する。
【0065】さらに、通信端末50とは音声信号の通信を
中断して画像信号のみを双方向通信する構成とすれば、
特定相手との限定会話であっても、他の相手に対しては
画像情報が送信されるので不自然さを防止することがで
きるなど、使用目的に応じて種々の通信形態が可能であ
る。ここで、操作部17とコントロール部24は指定手段と
しての機能を有し、送信制御部21や受信部23a,23bは
通信手段としての機能を有する。
【0066】このように、複数の相手を同時に表示して
通信を行なう場合に、操作部17からの指定に基づいてコ
ントロール部24が特定相手を設定制御すると、送信制御
部21が特定相手にだけ画像情報及び音声情報を双方向で
通信制御するために、相手を特定して会話する限定会話
モードへの切り換えができ、複数人との会議中における
限定会話も可能となって利便性が向上する。
【0067】また、第3の実施形態で述べた判定部24b
が、使用者の視線方向を判定して、送信者の視線が向い
ているモニタを特定すると、当該モニタに表示されるべ
き相手側の通信端末を限定するように制御しても良く、
この場合では、使用者が操作部17を操作せずとも視線の
みで特定相手を設定することが可能となり、一層利便性
が向上する。
【0068】図13は図12における他のテレビ会議システ
ムの概略構成を示したブロック図でる。図12と異なるの
は各相手に対応して通話用音声入力手段としてのマイク
14a,14bが設けられると共に、これらマイクの音量を
比較する音量比較部29が設けられている点である。音量
比較部29は音声信号を増幅するオペアンプ、このオペア
ンプからの出力を比較するコンパレータを有している。
特に、マイク14a,14bはその向けられた方向に指向性
を有し、図14に示すように、モニター15a,15bに近接
して使用者に向けられて設置される。
【0069】従って、使用者は複数人会議中であれば略
正面を向くためマイク14a,14bの音声信号の強さ、す
なわち、2 つのマイクが入力する使用者の音量は略同じ
であるが、使用者に相手を限定して会話する意図がある
と、特定相手が映し出されているモニタに向くことにな
る。よって、当該モニタ近傍に設置されているマイクか
らの音声信号が強くなる一方、他のマイクの音声信号は
相対的に弱くなり、音量比較部29において、最も強い音
声信号を出力しているマイクが検知できれば、コントロ
ール部24で特定相手を設定することが可能となる。
【0070】特定相手を設定した後は、上述同様な通信
制御を行なうことで、使用者が操作部17を操作せずとも
顔の向きのみで特定相手を選択設定して限定会話するこ
とが可能となり、一層利便性が向上する。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、使用者は画像表示された相手を確認してか
ら、通信の開始又は回線断を決定することができるの
で、望まない相手との通信を拒絶し、望む相手とだけ通
信を行なうことができる。また、請求項2の発明によれ
ば、過去に通信を許可した相手に対しては確認をする手
間を省略して通信を開始できるので利便性が向上する。
【0072】また、請求項3記載の発明によれば、相手
との通信の際に、通信の許可或いは不許可の情報を記憶
するために、再度同じ相手から着信があった場合に該情
報を参照して通信の許否を素早く行なうことが可能とな
る。また、請求項4記載の発明によれば、回線断の前に
メッセージを送出するので相手に通信不可を認識させる
ことができる。
【0073】また、請求項5記載の発明によれば、通信
する画像情報を記憶された静止画像として送信するの
で、送信する画像情報量を少なくできるので、音声情報
と共にリアルタイム通信が可能となる。また、請求項6
記載の発明によれば、画像情報のうち、動きの激しい領
域については動画像で送信し、他の動きの少ない領域に
ついては静止画として送信するので、受け手の目につき
やすい動きの激しい領域の画像情報を間引きすることな
く、画像情報全体の画像情報量を少なくして、音声情報
と共にリアルタイム通信が可能となる。
【0074】また、請求項7記載の発明によれば、受信
側で、動きの少ない領域のみを動画像として受信する
と、同じく受信した音声情報の認識に基づいて、動きの
激しい領域に対応させて代表的サンプル画像を動画像と
合成することで、通信する画像情報量を少なくできるの
で、音声情報と共にリアルタイム通信が可能となる。特
に、受け手の目につきやすい動きの激しい領域の画像情
報を間引く必要がなく、自然な画像を通信できる。
【0075】また、請求項8記載の発明によれば、送信
者の視線が撮影方向に向いている範囲の画像情報のみを
送信するために、通信中にあって送信者の送信意図があ
る状態のみを自動的に抽出し、不必要な部分を取り除い
た実質必要な画像情報のみの送信が可能となる。また、
請求項9記載の発明によれば、通信中において使用者の
送信意図がない場合には視線方向がずれる以前の画像情
報を送信して相手に違和感を与えないで済む。
【0076】また、請求項10記載の発明によれば、所定
の画像或いは音声と同種の情報を判別して画像情報の送
信制御を行なうために、使用者の送信意図が無いことを
自動的に判別して送信の中断を行なうことができる。ま
た、請求項11記載の発明によれば、中断のための画像情
報又は音声情報を送信することで、相手に対し通信の中
断による違和感を与えないで済む。
【0077】また、請求項12記載の発明によれば、所定
の画像情報或いは音声情報と同種の情報の判別に基づい
て、送信の中断を解除して自動的に画像情報の送信を再
開することが可能となる。また、請求項13記載の発明に
よれば、ビデオカメラの測距部による被写体との測定距
離の違いから使用者の不在についても認識することが可
能となる。
【0078】また、請求項14記載の発明によれば、通信
中に遠隔操作信号により相手端末側の画像操作を遠隔操
作するために、自分には分かりにくい自分の画像状態を
良好に維持する制御が可能となる。また、請求項15記載
の発明によれば、被写体を照明用の光源を制御して相手
に注意を促すことが可能となる。
【0079】また、請求項16記載の発明によれば、送信
される音声の中から人間と人間以外の音声を判別を行な
い、人間以外の入力音を除去するために、雑音の多い環
境下であっても人間の音声を良好な状態で通信すること
が可能となる。また、請求項17記載の発明によれば、複
数の相手を同時に表示して通信を行なう場合に、指定手
段が特定相手を指定すると、通信手段が特定相手にだけ
画像情報及び音声情報を双方向で通信するために、複数
人との会議中において限定会話も可能となって利便性が
向上する。
【0080】また、請求項18記載の発明によれば、特定
相手との限定会話であっても、他の相手に対しては画像
情報が送信されるので不自然さを防止することができ
る。また、請求項19記載の発明によれば、画像情報中の
送信者の視線方向を検知することで特定相手を選択設定
することが可能となる。また、請求項20記載の発明によ
れば、通話用音声入力手段への入力音声の大きさにより
特定相手を選択設定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像通信装置の概略構成を示したブロック図
【図2】第1の実施形態におけるテレビ会議システムの
概略構成を示したブロック図
【図3】第1の実施形態における制御フローチャート
【図4】第1の実施形態における制御フローチャート
【図5】第2の実施形態におけるテレビ会議システムの
概略構成を示したブロック図
【図6】第3の実施形態における送信側通信端末要部の
概略構成を示したブロック図
【図7】第3の実施形態における送信者の画像情報を示
す図
【図8】第4の実施形態における送信側通信端末要部の
概略構成を示したブロック図
【図9】第4の実施形態における報知画像情報を示した
【図10】第5の実施形態におけるテレビ会議システムの
概略構成を示したブロック図
【図11】第6の実施形態における送信側通信端末要部の
概略構成を示したブロック図
【図12】第7の実施形態におけるテレビ会議システムの
概略構成を示したブロック図
【図13】第7の実施形態における他のテレビ会議システ
ムの概略構成を示したブロック図
【図14】第7の実施形態における通信端末の配置を示し
た図
【符号の説明】 13 ビデオカメラ 14 マイク 15 モニター 16 スピーカ 17 操作部 21 送受信制御部 22 送信部 23 受信部 24 コントロール部 24c 認識部 24g 音声認識部 24f 報知情報記憶部 24d、24h メモリ 25、26 画像情報記憶部 29 音量比較部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 知恵 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数地点間で相互に通信する画像通信装置
    において、 送信されてきた画像が当方の表示画面に表示された後、
    該送信相手との通信の許否を切り換え可能な手段を含む
    ことを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】一度通信を許可した相手先とは、次回以降
    無条件で通信を許可する切換機能を含んでいることを特
    徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  3. 【請求項3】前記通信相手との通信の許否を格納するた
    めの情報を記憶する手段を含むことを特徴とする請求項
    1または請求項2に画像通信装置。
  4. 【請求項4】前記通信相手との通信を拒否するとき該通
    信の回線断前に相手に対して通信を不可とする旨のメッ
    セージを送信する手段を含むことを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれかに記載の画像通信装置。
  5. 【請求項5】複数地点間で相互に画像情報と共に音声情
    報を通信する画像通信装置において、 送信前に送信側の静止画像を記憶する手段と、 該記憶手段から選択した静止画像を音声と組み合わせて
    送信する手段と、 を含むことを特徴とする画像通信装置。
  6. 【請求項6】複数地点間で相互に画像情報と共に音声情
    報を通信する画像通信装置において、 時間的変化量の小さい画像領域を静止画像として送信
    し、それ以外の時間的変化量の大きい画像領域を動画像
    として音声と共に送信する手段と、 送信された前記静止画像と動画像を合成して画像表示す
    る手段を含んでいることを特徴とする請求項5記載の画
    像通信装置。
  7. 【請求項7】複数地点間で相互に画像情報と共に音声情
    報を通信する画像通信装置において、 時間的変化量の小さい画像領域を動画像として音声情報
    と共に同期をとりながら送信する手段と、 受信した前記音声情報の認識に基づいて、予め記憶され
    た時間的変化量の大きい画像領域における複数の代表的
    サンプル画像を対応するように読み出して受信した前記
    動画像と合成して表示する手段と、 を含むことを特徴とする画像通信装置。
  8. 【請求項8】複数地点間で相互に通信する画像通信装置
    において、 送信側の当事者を撮影する手段と、 該当事者の視線を検出し、該視線が撮影方向に向いてい
    るときの撮影画像のみを送信する手段と、 を具備することを特徴とする画像通信装置。
  9. 【請求項9】前記撮影画像を一時的に記憶する画像記憶
    手段と、該記憶手段から読み出して送信する送信手段を
    含み、且つ該撮影される当事者の視線が撮影方向から外
    れたことを検知した場合には、視線が外れる以前の撮影
    画像を該画像記憶手段から読み出して送信するように制
    御する手段を含むことを特徴とする請求項8記載の画像
    通信装置。
  10. 【請求項10】複数地点間で相互に通信する画像通信装置
    において、 送信を中断すべき所定の画像又は音声を予め記憶してお
    き、該所定の画像又は音声と同種の情報が判断された後
    の画像の送信を中断することを特徴とする画像通信装
    置。
  11. 【請求項11】前記送信の中断時に中断以前の画像情報を
    送信するか、或いは中断中である旨を報知するための画
    像情報又は音声情報を送信することを特徴とする請求項
    10記載の画像通信装置。
  12. 【請求項12】入力した前記画像情報或いは音声情報の中
    で、所定の画像情報或いは音声情報と同種の情報が再度
    判別されると、前記送信の中断を解除して画像情報の送
    信を再開することを特徴とする請求項10又は請求項11記
    載の画像通信装置。
  13. 【請求項13】複数地点間で相互に通信する画像通信装置
    において、 送信される人間を撮影するためのビデオカメラと、 被写体との距離を測定する手段と、 該測定距離に基づいて人間の有無を認識して、該人間が
    被写体として存在しないときは送信を中断する手段と、 を具備していることを特徴とする画像通信装置。
  14. 【請求項14】複数地点間で相互に通信する画像通信装置
    において、 通信中に相手側に対して遠隔操作信号を送信して、相手
    側の画像の撮影操作を遠隔操作することを特徴とする画
    像通信装置。
  15. 【請求項15】前記遠隔操作は、被写体を照明する光源の
    点灯制御或いは強度制御を行なうことを特徴とする請求
    項14記載の画像通信装置。
  16. 【請求項16】複数地点間で相互に通信する画像通信装置
    において、 送信される音声の中から人間と人間以外の音声を判別
    し、人間以外の音を除去して送信することを特徴とする
    画像通信装置。
  17. 【請求項17】複数地点間で相互に通信すると共に、複数
    の相手を同時に表示可能な表示手段を備えた画像通信装
    置において、 前記表示された複数の相手の中から特定の相手を指定す
    る指定手段と、 前記指定された相手に対して双方向で通信する通信手段
    と、 を具備することを特徴とする画像通信装置。
  18. 【請求項18】前記通信手段は、指定された相手に対して
    は画像情報及び音声情報を双方向で通信する一方、他の
    相手に対しては該画像情報のみを双方向で通信すること
    を特徴とする請求項17記載の画像通信装置。
  19. 【請求項19】前記指定手段は、送信者の視線方向を検知
    する視線検知手段を有し、 前記表示された複数の相手の中から送信者の視線方向に
    ある表示相手を特定の相手として指定することを特徴と
    する請求項17又は請求項18に記載の画像通信装置。
  20. 【請求項20】前記指定手段は、画面表示される各相手毎
    に設けられた有指向性の通話用音声入力手段を有し、 前記通話用音声入力手段への入力音声の大きさを比較し
    て、最も大きい入力音声の相手を特定の相手として設定
    することを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の画
    像通信装置。
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