JPH09224920A - Nmrデータから画像を生成する方法及び装置 - Google Patents

Nmrデータから画像を生成する方法及び装置

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JPH09224920A
JPH09224920A JP26220396A JP26220396A JPH09224920A JP H09224920 A JPH09224920 A JP H09224920A JP 26220396 A JP26220396 A JP 26220396A JP 26220396 A JP26220396 A JP 26220396A JP H09224920 A JPH09224920 A JP H09224920A
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    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/4818MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space
    • G01R33/482MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space using a Cartesian trajectory
    • G01R33/4822MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space using a Cartesian trajectory in three dimensions

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分極磁場の不均一性に起因する選択されたス
ラブの形状のあらゆる変則性を正確に整合させることの
できるNMRデータから画像を生成する方法及び装置を
提供する。 【解決手段】 スラブ選択勾配200と選択RF励起パ
ルス204とを併用してスラブを選択し、3次元NMR
データ210を収集する。収集されるNMR信号210
に対する仮想的周波数エンコーディングを用いることに
より、各々のスラブ内で、より厚みの薄い2次元スライ
スを選択する。この仮想的周波数エンコーディングは、
スラブ選択方向において勾配の値を段階的に変化させる
と同時に、RF励起パルス204と結果のNMRエコー
信号216の収集との間の時間間隔を変化させることに
より達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の分野は、核磁気共鳴作像
の方法及びシステムである。更に具体的には、本発明
は、3次元NMR画像データのマルチスラブ収集に関す
る。
【0002】
【従来の技術】人体組織のような物体が均一な磁場(分
極磁場B0 )にさらされるとき、組織内のスピンの個々
の磁気モーメントは、この分極磁場に沿って整列しよう
とするが、各スピン固有のラーモア周波数において乱雑
な状態で磁場の周りを歳差運動している。物体、即ち組
織が、x−y平面内に存在すると共にラーモア周波数に
近い磁場(励起磁場B1 )にさらされると、正味の整列
モーメントMz は、x−y平面に向かって回転する、即
ち「傾斜する」ことが可能であって、その結果、正味の
横(方向)磁気モーメントMt を発生する。励起したス
ピンによって信号が放出され、励起信号B1 を停止させ
た後に、この信号を受信すると共に処理して画像を形成
することができる。
【0003】これらの信号を利用して画像を生成すると
きに、磁場勾配(Gx 、Gy 及びG z )が用いられる。
典型的には、作像される領域は、一連の測定サイクルに
よって走査されており、これらのサイクルにおいて、上
述の勾配は、使用されている特定の局在化方法に従って
変化する。結果として得られる一組の受信されたNMR
信号をディジタル化すると共に処理し、多くの周知の再
構成技術のうちの1つを用いて画像が再構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】NMR信号が収集され
て画像が生成されるような領域を局在化させる1つの方
法は、当業界では「スライス選択」技術又は「スラブ選
択」技術と呼ばれている。ある軸(例えば、z軸)に沿
って磁場勾配が印加されると共に、選択RF励起パルス
が印加される。選択RF励起パルスの周波数は、分極磁
場B0 と印加された磁場勾配Gz との和がラーモア共鳴
の条件を満たすようなz軸に沿った位置にある励起され
たスピンについて共鳴を確立する。分極磁場B0 が作像
領域の全体にわたって均一であり且つ勾配磁場Gz が完
全に形成されているならば、スピンの平坦なスライス又
はスラブが励起される。スライスの位置は、選択RF励
起パルスの中央周波数によって決定され、スライスの厚
みは、選択RF励起パルスのバンド幅によって決定され
る。このような理想的なスライスを図2に示す。
【0005】しかしながら、分極磁場B0 は完全には均
一でないので、実際にはスピン励起によるスライス選択
方法は完全ではない。発生された分極磁場B0 に不均一
性が存在するばかりでなく、対象がビュー領域(FO
V)内に配置されているときに、磁化率の効果によって
0 磁場が更に歪められると共に化学シフトの効果が作
用し始める。その結果、励起されたスライスはもはや、
平坦な平面内ではなく、図3に示すような複雑な等高線
を成す平面内にある。
【0006】殆どのMRIパルス・シーケンスにおい
て、選択されたスライスの歪みは重大な問題ではない。
しかしながら、スライス選択を用い、次いで収集された
NMR信号を更に局在化するために同じ軸に沿って位相
エンコーディングを用いる場合がある。位相エンコーデ
ィングは分極磁場B0 には依存しないので、位相エンコ
ーディングが選択する領域は、磁場の不均一性によって
歪められることはなく、従って、選択されたスライスの
形状に一致しなくなる。
【0007】このような状況を図4に示す。この場合に
は、z軸に沿ったスラブ選択と、同じ軸に沿った位相エ
ンコーディングとを併用して3次元NMRデータが収集
されている。この方法は、例えば米国特許第4,43
1,968号「選択励起を用いた3次元NMR作像方
法」("Method of Three-Dimensional NMR Imaging Usi
ngSelective Excitation")に記載されており、本特許
はここに参照されるべきものである。B0 磁場の不均一
性の故に、3つのスラブ10、11及び12は平坦では
なく、その代わりに、歪められて複雑な彎曲した空間を
成す。一連の3次元フーリエ変換収集を行って各々の励
起されたスラブ10〜12からNMR画像データを収集
し、位相エンコーディングを用いてz軸に沿って局在化
を行うので、NMRデータの3次元配列は、z軸に沿っ
て配置された連続した平坦なスライス14内に位置した
サンプルを表している。スラブ10、11及び12の間
の境界ではスラブ境界が彎曲しているので、3次元デー
タの平坦なスライス14は、これらのスライスを含む励
起されたスラブの境界と一致しなくなる。これにより、
再構成された3次元画像のスラブ境界に暗い帯(バン
ド)が生成する。この帯は、当業界では「ベネチアン・
ブラインド」・アーティファクトとして知られている。
このアーティファクトは、分極磁場の強度が高く、高速
スピン・エコー・パルス・シーケンスを用いて3次元N
MRデータを収集している場合に特に厄介なものであ
る。
【0008】
【本発明の概要】本発明は、そのNMRデータから画像
を再構成することのできるNMRデータを収集する方法
である。この方法において、NMRデータは、1つの画
像座標方向に沿って配向した勾配磁場の存在下でNMR
信号を収集することにより、この1つの画像座標方向に
沿って周波数エンコーディングされると共に、第2の画
像座標方向に沿って配向した位相エンコーディング勾配
磁場の値を段階的に変化させるたびにNMR信号の収集
の相対的なタイミングをシフトさせることにより、この
第2の画像座標方向に沿って効果的に周波数エンコーデ
ィングされる。相対的タイミングのシフトは、作像パル
ス・シーケンスの最中にNMR信号が収集される時刻を
変化させることによるか、又は横磁化を発生するRFパ
ルスのタイミングを変化させることにより達成され得
る。
【0009】本発明の一般的な目的は、選択RFパルス
とスラブ選択勾配とによって励起されたスピンのスラブ
内でスピンを位置決めすることにある。スラブ選択勾配
と同じ軸に沿って配向した位相エンコーディング勾配を
段階的に変化させると同時に、収集されるNMR信号の
相対的タイミングをシフトさせることにより、信号を発
生するスピンがスラブ選択軸に沿ったスラブ内で位置決
めされる。分極磁場の不均一性に起因する選択されたス
ラブの形状のあらゆる変則性は、このスラブ内でスピン
を位置決めする本「仮想的」周波数エンコーディング方
法によって正確に整合させられる。
【0010】本発明のもう1つの目的は、スピンを局在
化するスラブ選択方法とスラブ内でスピンを位置決めす
る位相エンコーディング方法との不整合に起因する3次
元画像内の画像アーティファクトを抑制することにあ
る。スラブ選択軸に沿った仮想的周波数エンコーディン
グを用いることにより、収集されたNMRデータの3次
元配列の形状が、励起されたスラブの形状と正確に整合
する。その結果、スラブの境界におけるNMR信号が、
励起されたスピンの磁気共鳴を精密に反映すると共に、
再構成された画像内の暗い領域が除去される。
【0011】
【本発明の一般的な記載】
【0012】
【数1】
【0013】
【数2】
【0014】ここで、もう1つの座標S(物理的次元は
距離である)を定義している。一定値のSは、選択中の
一定値の共鳴周波数に対応していると共に、等(equi)
選択周波数(又はequi−S)と呼ぶことのできる2次元
表面を画定している。一般的に言えば、ΔB0 がゼロで
ある場合又は選択勾配Gs が極めて高い場合以外は、eq
ui−Sは平面Z=cteではない。
【0015】equi−Sの曲率は、2次元作像ではさほど
重要ではない。Z方向に平行な投影は、X−Y平面上で
作像され、この投影は、2つのiso (異)−S、S=S
0 −σ/2とS=S0 +σ/2との間に包含されている
ρを分配したものである。このときσはスライス厚みで
ある。表面S=S0 に対する法線がZ軸とさほど大きな
角を成さないならば、再構成された画像の形状及び大き
さにおける歪みは無視できるものである。しかしながら
3次元においては、この効果は劇的なものであり得る。
なぜなら、関係してくるのは法線の角度ではなく、表面
0 の高度Zの変化であるからである。2次元作像につ
いては2次(ΔB0 内)のものであった作像過程に対す
る作用が、3次元作像においては1次のものとなるので
ある。
【0016】
【数3】
【0017】問題は、フーリエ変換が、座標Sではなく
座標Zに沿って対象を再構成するという事実から生じて
いる。ビュー領域Lz にわたってZに沿ってエンコーデ
ィングするには、γを乗じたエンコーディング勾配積分
の1段階
【0018】
【数4】
【0019】が必要である。例えば、Lz が選択された
スラブのFWHM(半値幅)に等しいならば、N3 回の
エンコーディング工程を行うことにより、所望の分解能
(スライス厚み)σ=Lz /N3 を有するN3 個のスラ
イスを再構成することができる。N3 個の収集スライス
から成る一組のうち、Nkpt 個のスライスのみがスラブ
・プロファイルの平坦な部分に属しており、これらのス
ライスのみが視覚化に用いられる。この平坦な部分の範
囲をlz と表記すると、lz =Nkpt σである。次い
で、互いにlz だけ隔てられたいくつかのスラブを収集
することにより、3次元マルチスラブ収集はすべての空
間を網羅することになる。
【0020】問題の核心は、最終的にスライスを単離す
るのに2つの分離した過程を用いているという事実にあ
る。即ち、1つ目はRF選択であり、2つ目は続いて行
われる位相エンコーディングであって、各々の過程は、
空間の2つの異なる座標SとZとを画定している。これ
ら2つの座標を一致させてこれらの座標を等しくしなけ
ればならない。そのために、先ずグラディエント・リコ
ールド・エコー(GRE)・パルス・シーケンスについ
ての解決法を、次いで高速スピン・エコー(FSE)・
パルス・シーケンスについての解決法を考察する。
【0021】
【数5】
【0022】位相エンコーディング勾配は、所定の法
則、例えば、信号収集次数(n2 ,n 3 )の関数として
直線的であるという法則に従って、レファランス時間に
おける磁化の位相を変化させる。
【0023】
【数6】
【0024】ここで、δky 及びδkz は、漸次増大す
るエンコーディング・ローブの時間積分にγを乗じたも
のである。再構成される画像の第3の座標Zを座標Sに
一致させるために、δkz を含む項においてZをSに置
き換える。
【0025】
【数7】
【0026】この式は、以下のように書き換えると更に
明確になる。
【0027】
【数8】
【0028】δTの物理的次元は、その名称が示唆する
ように時間である。物理的にδTは、一定の大きさGs
の勾配によって波数増分δkz を発生するのに必要な時
間を表している。即ち換言すれば、δTは、一定の勾配
s によってFOV(Zに沿った)の2つのエッジに位
置したプロトンの位相を2πだけずらす(ディフェイズ
する)のに必要な時間である。同様に、T=n3 ×δT
は、一定の勾配Gs によって所望の分解能(スライス厚
み)だけ隔てられた2つのプロトンの位相を2πだけず
らすのに必要な時間である。
【0029】方程式(2)を踏まえて、レファランス点
において、通常の勾配エンコーディングn3 δkz に加
えて、磁化が時間n3 δTの間にΔB0 によるディフェ
イジング(位相をずらすこと)を受けるようにパルス・
シーケンスを改変する。この改変は、素朴な形では、レ
ファランス点を(サンプリング・トレイン及び読み出し
勾配と共に)n3 ×δTだけシフトさせることにより実
現される。勿論、この可変的な時間に適合するように、
エンコーディングの終点と、信号サンプリングの始点と
の間に不動時間T/2を加算しなければならない。又、
方程式(2)をn3 ×δTによって完全に書き換えるこ
とができる。
【0030】
【数9】
【0031】この式は、選択時間そのものが、可変時間
によるエンコーディングに用いられ得ることを示してい
る。実際にはこの手段は、第3の方向についてのすべて
のエンコーディング・ローブを抑制すると共に、RFパ
ルスの両側で選択勾配の平坦な部分をT/2ずつ増大さ
せる。従って、リフェイジング(再位相合わせ)・ロー
ブを調節して、RFパルスの印加中の位相の増加γGs
(T/2)Sを補正する。次いでエンコーディングを行
うために、増大した選択勾配ウィンドウ内でRFパルス
の中央の位置を(−n3 ×δT)だけシフトさせて、方
程式(3)で表されている位相を作り出す。
【0032】この解決法は、この勾配波形に関わるシー
ケンスがすべての信号収集について一定に留まってお
り、RFパルスのみが前後に移動しているので、最初の
解決法よりも好ましい。結果として、渦電流による変動
は殆ど又は全く発生しない。高速スピン・エコー・パル
ス・シーケンスは、いくつかのゼロ位相点を含んでい
る。即ち、フリップ・パルスの中央、及びすべての(Δ
0 )エコー時間(即ち、2つのリフォーカシング(再
収束)・パルスの間の中間位置)である。又、信号サン
プリング・トレインと一定の読み出し勾配Gr とで構成
されている各々の読み出し時間に対してレファランス点
を結びつけることができる。このレファランス点を、エ
ンコーディングが実行されていないときには(名目的シ
ーケンス)、対応するエコーのゼロ位相点と一致するよ
うに配置する。RFパルス・シーケンスに対して適用す
るときには、解決法はCPMG(Carr-Purcell-Meiboom
-Gill )条件を保持していなければならない。
【0033】2つの連続したリフォーカシング・パルス
の中央の間での1つのプロトンのディフェイジングは、
そのプロトンがフリップ・パルスの中央と第1のリフォ
ーカシング・パルスの中央との間で経験するディフェイ
ジングの2倍でなければならない。フリップ・パルスの
位相は、すべての選択共鳴周波数について、それら自体
が同位相にある複数のリフォーカシング・パルスに対し
て直角位相になければならない。
【0034】勾配の時間積分に対してCPMG条件が及
ぼす帰結は、以下の通りである。即ち、2つのリフォー
カシング・パルスの中央の間にあるすべての勾配積分又
は不均一性積分の値は、フリップ・パルスの中央と第1
のリフォーカシング・パルスの中央との間での勾配積分
又は不均一性積分のそれぞれの値の厳密に2倍でなけれ
ばならない。
【0035】FSEパルス・シーケンスについての第1
の解決法は、グラディエント・リコールド・エコー・シ
ーケンスについての解決法の直接的な拡張である。各々
のエコーを別個に考える。ゼロ位相点があり、ΔB0
コー時間がある。又、サンプリング・トレイン及び読み
出し勾配に関するレファランス点がある。ゼロ位相点の
定義の変更を別にすれば、GREパルス・シーケンスに
適用されたものと同じ論法及び方程式(2)がここでも
完全に有効である。
【0036】この解決法を実現するためには、RF又は
いかなるエンコーディング・ローブをも変更することな
く、ただ各々のエコーの読み出し部分(レファランス
点)を取り出して、この部分をΔB0 エコー時間から遠
去かるように値n3 ×δTだけ前後に移動させる。勿
論、各々のリフォーカシング・パルスの間の分離は、読
み出し部分のこのシフトに適合し得るようにTだけ増大
させられる。フリップ・パルスと第1のリフォーカシン
グ・パルスとの間の分離も又、ΔB0 に対するCPMG
条件を保持するようにT/2だけ増大させなければなら
ない。これは、CPMG条件を保持するための唯一の要
件である。なぜなら、各RFパルスの間の勾配積分の値
は変化していないからである。
【0037】拡張すれば、勾配積分は、読み出し部分の
いかなるシフトについてもRFパルスの間で変更されて
いないので、各々のエコーについて異なるkz エンコー
ディングを実行することもできる(即ち、1つのエコー
と次のエコーとでn3 を変化させることができる。)。
FSEパルス・シーケンスについてのもう1つの解決法
は、すべてのエコーについて一定のエンコーディングを
用いるものである。この解決法では、先ずすべてのZ方
向の位相エンコーディング・ローブを削除する。そし
て、元来のRFパルス(フリップ・パルス及び各リフォ
ーカシング・パルス)の両側で選択勾配の平坦な部分を
T/2だけ増大させる。但し、このとき勾配リフォーカ
シング時間の終点においてGz のゼロ積分を保存するた
めに、フリップ・パルスの後のGz勾配のリフォーカシ
ング・ローブを適合させることを忘れないようにする。
これにより、最小のエコー間隔が少なくともTだけ延長
される。次いで、(n3 ×δkz )のエンコーディング
を行うために、すべてのRFパルスをブロックごとに−
(n3 ×δT)だけ単に移動させる。
【0038】この操作がCPMG条件に違反しないこと
を検査すると共に、所望の第3の方向についての位相エ
ンコーディングを実行するために、単にスラブを切断し
て無限に小さいスライスS0 ,S0 +dSとする。すべ
てのパルスを(n3 ×δT)だけ時間シフトさせること
による影響は、フリップ・パルスの終点における横磁化
の位相を(n3 ×δkz )S0 だけ変化させること、及
び同一のequi−S0 においてすべてのリフォーカシング
・パルスの軸を同一の量だけ回転させることと同等であ
る。従って、各々のスライス(S0 ,S0 +dS)を見
ると、CPMG条件は保持されており、各エコー時間に
おける信号は、同一の位相(n3 ×δk z )S0 だけ回
転している(即ち、第3の方向に沿った所望のエンコー
ディングが行われている。)。
【0039】CPMG条件には2つの種類がある。CP
MG条件自体は、90°(フリップ・パルス)が一定の
位相リフォーカシング・パルスのトレインと直角位相に
ある場合についてのものである。もう1つの修正CPM
Gとして知られている条件は、フリップ・パルスと各リ
フォーカシング・パルスとが、同一の軸上で印加されて
いるが、リフォーカシング・パルスの符号が1パルス置
きに変化する場合についてのものである。修正CPMG
シーケンスは、CPMGシーケンスではあるが、回転フ
レーム内で見れば、各々のリフォーカシング・パルスの
間で角πだけ回転したCPMGシーケンスである。この
結果は、CPMGと矛盾がなく、実際にδf0 だけ偏位
した回転フレーム内のスピンを見れば、フリップ・パル
スと第1のリフォーカシング・パルスとの間に位相変化
δf0e /2を加算すると共に各々のリフォーカシン
グ・パルスの間にδf0e を加算することと同等であ
る。これらの比は1:2であり、定義に矛盾しない。次
いで、各々のパルスのレファランス位相がそれらのパル
スの中央の時間位置の関数として線形的に変化し得ると
いうもう1つの自由度を用いる(これは、もう1つの回
転フレーム内でRFパルスを見ることと同等であ
る。)。前の段落で述べたように、(パルスを名目的な
時間位置から遠去けてシフトさせることにより、)フリ
ップ・パルスによって選択されたスラブを横切る線形的
な位相変化を作り出す。
【0040】
【数10】
【0041】しかしながら、複数のリフォーカシング・
パルス(i=1,…と番号を付ける)については、以下
のように変化するレファランス位相を採用する。
【0042】
【数11】
【0043】(やはりリフォーカシング・パルスの各々
を、各々のパルスについて別個に適当な時間だけシフト
させることにより)。フリップ・パルスと第1のリフォ
ーカシング・パルスとの間の位相増分はSΔK/2であ
り、各々のリフォーカシング・パルスの間の増分はSΔ
Kであるので、CPMG条件はここでも満たされてい
る。各々のエコー(i=1,…)において受信される信
号の位相は、
【0044】
【数12】
【0045】である。エコー番号の関数として線形的に
変化し得る第3の方向に沿ったエンコーディングを行う
と共に、2次元FSE又は3次元FSEにおいてY方向
について典型的に実施されてきたのと同じように、パラ
メータkz 0 及びΔKを用いて所要のkz の値の収集を
異なる方式でインタリーブすることができる。kz 0
0であると仮定すると、i番目のRFパルスのシフト
は、 δTs (i)=(i−1/2)(ΔK/γGs ) =(i−1/2)ΔT (7) である。
【0046】この式は、エコー間隔Te +ΔTを有する
RFのCPMGトレインに対応しており、ここでTe
は、各読み出し時間(及び他のすべての勾配)のエコー
間隔である。このように、RFトレイン及びエコー信号
は、読み出し時間の中央から遠去かって規則的に(各エ
コーにおいてΔTだけ余分に)シフトし、線形的に変化
し得るエンコーディングを提供する。これに加えて、前
の段落で実施したのと同じように、すべてのRFパルス
について大域的に時間をシフトさせることにより、kz
0 に対応するコーディングを行うこともできる。
【0047】
【実施例】先ず、図1を参照すると、同図には、本発明
を組み込んだ好適なMRIシステムの主要な構成要素が
示されている。システムの動作は、オペレータ・コンソ
ール100から制御され、オペレータ・コンソール10
0は、キーボード兼制御パネル102と、ディスプレイ
104とを含んでいる。コンソール100はリンク11
6を介して、独立した計算機システム107と交信して
おり、計算機システム107は、オペレータによるスク
リーン104上での画像の生成及び表示の制御を可能に
している。計算機システム107は、バックプレーンを
介して互いに交信している多数のモジュールを含んでい
る。これらのモジュールは、画像処理モジュール106
と、CPUモジュール108と、画像データ配列を記憶
するフレーム・バッファとして当業界で知られているメ
モリ・モジュール113とを含んでいる。計算機システ
ム107は、画像データ及びプログラムを記憶するため
のディスク記憶装置111及びテープ駆動装置112に
結合されていると共に、高速シリアル・リンク115を
介して別個のシステム制御装置122と交信している。
【0048】システム制御装置122は、バックプレー
ン118によって互いに接続された一組のモジュールを
含んでいる。これらのモジュールは、CPUモジュール
119と、パルス発生器モジュール121とを含んでお
り、パルス発生器モジュール121は、シリアル・リン
ク125を介してオペレータ・コンソール100と接続
している。リンク125を介して、システム制御装置1
22は実行されるべき走査シーケンスを指示する命令
(コマンド)をオペレータから受信する。パルス発生器
モジュール121は、システムの構成要素を動作させて
所望の走査シーケンスを実行する。モジュール121
は、発生されるべきRFパルスのタイミング、強度及び
形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長
さを指示するデータを発生する。パルス発生器モジュー
ル121は、一組の勾配増幅器127に接続されてお
り、走査中に発生される勾配パルスのタイミング及び形
状を指示する。パルス発生器モジュール121は又、患
者に接続された多数の異なるセンサからの信号、例えば
電極からの心電図(ECG)信号又はベローからの呼吸
信号を受信する生理学データ収集制御装置129から患
者のデータを受信する。そして最後に、パルス発生器モ
ジュール121は、患者の状態及びマグネット・システ
ムの状態と関連している様々なセンサからの信号を受信
する走査室インタフェイス回路133に接続している。
走査室インタフェイス回路133を介して、患者位置決
めシステム134も又、所望の走査位置に患者を移動さ
せるための命令を受信する。
【0049】パルス発生器モジュール121によって発
生された勾配波形は、Gx 増幅器と、Gy 増幅器と、G
z 増幅器とで構成されている勾配増幅器システム127
に印加される。各々の勾配増幅器は、全体的に参照番号
139を付したアセンブリ内の対応する勾配コイルを励
起して、位置エンコーディング信号の収集に用いられる
磁場勾配を発生する。勾配コイル・アセンブリ139
は、マグネット・アセンブリ141の一部を形成してお
り、マグネット・アセンブリ141は、分極マグネット
140と、全身型RFコイル152とを含んでいる。シ
ステム制御装置122内の送受信モジュール150はパ
ルスを発生し、これらのパルスは、RF増幅器151に
よって増幅されると共に、送信/受信(T/R)スイッ
チ154によってRFコイル152に結合される。患者
内の励起核によって放出された結果として生ずる信号
は、同じRFコイル152によって検知され得ると共
に、送信/受信スイッチ154を介して前置増幅器15
3に結合される。増幅されたNMR信号は、送受信器1
50の受信部において復調され、濾波されると共にディ
ジタル化される。送信/受信スイッチ154は、パルス
発生器モジュール121からの信号によって制御され
て、送信モード中にはRF増幅器151をコイル152
に電気接続し、受信モード中には前置増幅器153をコ
イル152に電気接続する。送信/受信スイッチ154
は又、送信モード又は受信モードのいずれの場合でも、
分離型RFコイル(例えば、頭部コイル又は表面コイ
ル)を用いることを可能にしている。
【0050】RFコイル152によって捕えられたNM
R信号は、送受信モジュール150によってディジタル
化されると共に、システム制御装置122内のメモリ・
モジュール160へ転送される。走査が完了してデータ
配列全体がメモリ・モジュール160内に収集されたと
きに、アレイ・プロセッサ161が動作してこのデータ
を画像データ配列へフーリエ変換する。このフーリエ変
換は、収集されたNMRデータの各々のk空間次元に沿
って実行され、殆どの応用では2次元又は3次元のいず
れかである。この画像データは、シリアル・リンク11
5を介して計算機システム107へ伝送されて、ここで
ディスク・メモリ111内に記憶される。オペレータ・
コンソール100から受信した命令に応答して、この画
像データをテープ駆動装置112に保管することもでき
るし、又は画像処理装置106で更に処理してオペレー
タ・コンソール100へ伝送すると共にディスプレイ1
04に表示することもできる。
【0051】送受信器150の詳細については、米国特
許第4,952,877号及び同第4,992,736
号に記載されており、両特許はここに参照されるべきも
のである。本発明の第1の実施例は、図5に示すグラデ
ィエント・リコールド・エコー・パルス・シーケンスを
用いる。従来のグラディエント・リコールド・エコー・
パルス・シーケンスについては、米国特許第4,70
7,658号に記載されている。本パルス・シーケンス
は、スラブ選択勾配パルス200を含んでおり、その後
にリフェイジング・パルス202が続いている。好適な
実施例では、この勾配磁場(Gz )はz軸に沿って配向
している。当業界で周知のように、同じ軸に沿った位相
エンコーディングが行われないならば、負のリフェイジ
ング・パルス202の面積は、スラブ選択パルス200
の面積の2分の1に等しい。スラブ選択パルス200の
印加中に選択RF励起パルス204が印加され、このパ
ルス204のバンド幅は、z軸に沿ったスラブ(例え
ば、厚み8mm)内のスピンを励起するように設定され
ている。
【0052】グラディエント・リコールド・エコー・パ
ルス・シーケンスは又、読み出し勾配パルス206を含
んでおり、このパルス206は、リフェイジング・パル
ス202の直後に印加される。好適な実施例では、読み
出し勾配(Gx )は、x軸に沿って配向しており、この
パルス206の前に負のディフェイジング・パルス20
8が先行している。NMRエコー信号210は、読み出
し勾配パルス206の中央にエコー信号の最大値を発生
する状態で形成される。このNMRエコー信号210を
サンプリングして、k空間のkx 軸に沿った一系列のN
MRデータ(例えば、256サンプル)が取得される。
本パルス・シーケンスは、繰り返し実行されると共に、
y軸に沿って配向した位相エンコーディング勾配パルス
(Gy 、図示されていない)を対応する一連の値(例え
ば、128の位相エンコーディング)にわたって段階的
に変化させて、ky 方向についてk空間を走査する。そ
の結果、NMRデータの2次元配列が収集され、この配
列から、単一の2次元スライス画像を再構成することが
できる。
【0053】NMRデータの3次元配列は、スラブ選択
軸(即ち、z軸)に沿った位相エンコーディングを適用
しながら上述の2次元走査を繰り返すことにより収集さ
れる。図5に示すように、この収集は、リフェイジング
勾配パルス202を破線212で示す5つの連続した値
にわたって段階的に変化させることにより、励起された
スラブ内の連続した位置で5つの2次元スライスを収集
して実現される。z軸位相エンコーディングの各々の段
階212は、k空間内での2次元収集をkz 軸に沿って
移動させ、走査の完了時には、NMRデータの3次元配
列(例えば、256×128×5)が収集されており、
この配列から5つの2次元スライス画像を再構成するこ
とができる。理想的な測定条件下では、これら5つの2
次元画像は、励起されたスラブを正確に充填している5
つの連続したスライスからのNMR信号を表している。
【0054】しかしながら前述のように、分極磁場B0
内の不均一性の故に、励起されたスラブの形状は収集さ
れた各々の2次元データ・セットの形状とは異なってい
る可能性がある。この問題は、本発明の本実施例におい
て、読み出し勾配パルス206を、z軸位相エンコーデ
ィング・パルス212が段階的に変化するたびにRF励
起パルス204に関してシフトさせることにより解決さ
れる。走査中には、読み出し勾配パルス206はこのよ
うにして、破線214で示される連続した各位置にわた
ってシフトされ、収集されるNMRエコー信号210
は、破線216で示される連続した各位置へ同様にシフ
トされる。エコー時間のシフト(ΔT)は、この時間シ
フトΔTにわたって、読み出し勾配(Gx )パルス20
6の下方にある面積がz軸位相エンコーディング勾配パ
ルス212における段階的変化(ΔGz )の面積と等し
くなるように選択される。即ち、 ΔGz212 =Gx ΔT であり、ここで、T212 は、リフェイジング・パルス2
12の持続時間である。エコー信号収集時間のこのシフ
ト(ΔT)は、各々の2次元スライスについて別個にN
MR信号を効果的に周波数エンコーディングする。スラ
ブ選択勾配軸に沿ったこの「仮想的」周波数エンコーデ
ィングは、分極磁場B0 の不均一性の影響を受けてお
り、結果的に、選択された2次元スライスは、選択され
たスラブと同一の形状を有するものになる。図7に示す
ように、2次元スライス16はこのようにして、選択さ
れたスラブ20の境界18と連続し、収集される3次元
NMRデータ・セットには切れ目が存在しなくなり、従
って、画像のアーティファクトも存在しなくなる。本発
明の第2の実施例は、図6に示す高速スピン・エコー・
パルス・シーケンスを用いる。高速スピン・エコー・パ
ルス・シーケンスの詳細については、米国特許第5,3
78,985号「MRIのための高速スピン・エコー・
プレスキャン」("Fast Spin Echo Prescan For MRI")
に記載されており、本特許はここに参照されるべきもの
である。このパルス・シーケンスは、90°選択RF励
起パルス222の印加中に参照番号220において印加
されるスラブ選択勾配Gz を含んでいる。この勾配22
0の後に、負のリフェイジング勾配パルス224が続い
ており、このパルス224は、RF励起パルス222が
スラブ選択勾配パルス220の中央に整列する場合にス
ピンをリフェイズするだけの面積を有している。後述す
るが、本発明を実行するときには、RF励起パルス22
2の整列は走査中にシフトされていき、上に引用した米
国特許第4,431,968号に記載されているよう
に、このシフトによって、スピンに対してz軸位相エン
コーディングが行われて、スラブ内でのスライス位置が
選択される。
【0055】リフェイジング勾配パルス224の後に、
一連の8つのスラブ選択勾配パルス226のうちの第1
のパルスが、対応する一連の選択180°RFリフォー
カシング・パルス228と共に印加される。各スラブ選
択パルスの中央の間の間隔は、所望のエコー間隔(ES
P)であり、スラブ選択パルス220とスラブ選択パル
ス226との間の間隔は、エコー間隔の2分の1(ES
P/2)である。各RFリフォーカシング・パルス22
8の間でも同一の間隔(ESP)が保持されていると共
に、RF励起パルス222と第1のRFリフォーカシン
グ・パルス228との間で間隔ESP/2が保持されて
いる。RFパルス・トレインは、後に詳述するように系
統的に時間シフトされるが、前述の間隔及び高速スピン
・エコー・シーケンスについてのCarr-Purcell-Meiboom
-Gill (例えば、CPMG)条件は常に保持されてい
る。スラブ選択勾配パルス220及び226の幅は、走
査中にRFパルスがシフトされてもRFパルス222及
び228が常にスラブ選択勾配Gz の存在下で印加され
るような幅とする。選択RFパルス222及び228の
バンド幅は、スラブ厚みの全体(例えば、8mm)を選
択するように設定されている。
【0056】読み出し勾配パルス230は、各々のスラ
ブ選択勾配パルス226の後の間隔中に印加される。結
果として、NMRエコー信号232が発生されて、各々
の読み出し勾配パルス230の最中にサンプリングする
ことにより収集される。これらのサンプル(例えば、2
56サンプル)は、k空間のkx 軸に沿った一系列のN
MRデータを提供する。第1のRFリフォーカシング・
パルス228に先行してディフェイジング読み出し勾配
パルス234が印加されており、最初のサンプリングを
読み出し軸に沿って負のkx 空間へシフトさせている。
位相エンコーディング・パルスGy (図示されていな
い)も又、各々の読み出し勾配パルス230の前に従来
の方式で印加されて、対応するリワインダ(巻き戻し)
勾配パルス−Gy が各々の読み出し勾配パルスの後に印
加される。この位相エンコーディング・パルスGy は、
従来の方式でGy の値の組(例えば、128の値)にわ
たって段階的に変化し、収集されるNMRデータの各々
の2次元スライスについてk y 軸に沿ってk空間を走査
する。
【0057】本発明の本実施例に従ってRFパルス・ト
レインをΔTだけシフトさせることにより、スラブ選択
勾配Gz に沿った位相エンコーディングが達成される。
時間シフトΔTは、斜線の区域240に対応して蓄積さ
れる位相の結果的な変化が、励起されたスラブ内の各2
次元画像スライスの間に所望の間隔(例えば、1.0m
m)をもたらすように選択されている。走査中に収集さ
れるNMRデータの各々の2次元スライスについて、R
Fパルス・トレイン222及び228は、量ΔTだけシ
フトされている。Z1、Z2及びZ3に位置した3つの
2次元スライスについてのRFパルス222及び228
の整列の仕方を図6に示す。更なる2次元スライスを取
得することもできるが、図示していない。
【0058】RFパルス222及び228のシフト(Δ
T)が、各々のRFリフォーカシング・パルス228と
後続のNMRエコー信号232との間の時間間隔を変化
させることは明らかである。この理由は、読み出し勾配
パルス230のタイミングが、全走査中で固定されたま
まであるからである。前述の本発明の第1の実施例と同
様に、RFパルスとこれに対応するNMRエコー信号と
の間のタイミングのこの変化(ΔT)によって、各々の
2次元スライスについて別個にNMRエコー信号が周波
数エンコーディングされる。この仮想的周波数エンコー
ディングは、分極磁場B0 の不均一性の影響を受けてい
るので、結果的な選択された2次元スライスは、図7に
示すように、選択されたスラブと同一の形状を有するも
のになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたMRIシステムのブロック図で
ある。
【図2】理想的な動作条件下で選択されたスライスの図
である。
【図3】不均一な分極磁場内で選択されたスライスの図
である。
【図4】本発明を用いないで収集されたマルチスラブ式
の一組の3次元NMR画像データの図である。
【図5】本発明の1つの好適な実施例を実行するグラデ
ィエント・リコールド・エコー・パルス・シーケンスの
グラフである。
【図6】本発明のもう1つの好適な実施例を実行する高
速スピン・エコー・パルス・シーケンスのグラフであ
る。
【図7】本発明を用いて収集されたマルチスラブ式の一
組の3次元NMR画像データの図である。
【符号の説明】
10、11、12、20 スラブ 14、16 2次元スライス 18 スラブの境界 100 オペレータ・コンソール 102 キーボード兼制御パネル 104 ディスプレイ 106 画像処理装置 107 計算機システム 108、119 CPUモジュール 111 ディスク記憶装置 112 テープ駆動装置 113、160 メモリ・モジュール 115 高速シリアル・リンク 116 リンク 118 バックプレーン 121 パルス発生器モジュール 122 システム制御装置 125 シリアル・リンク 127 勾配増幅器 129 生理学データ収集制御装置 133 走査室インタフェイス回路 134 患者位置決めシステム 139 勾配コイル・アセンブリ 140 分極マグネット 141 マグネット・アセンブリ 150 送受信モジュール 151 RF増幅器 152 全身型RFコイル 153 前置増幅器 154 送信/受信スイッチ 161 アレイ・プロセッサ 200、220、226 スラブ選択勾配パルス(G
z ) 202、224 リフェイジング・パルス(Gz ) 204 選択RF励起パルス 206、230 読み出し勾配パルス(Gx ) 208、234 ディフェイジング・パルス(Gx ) 210、232 NMRエコー信号 212 段階的に変化したリフェイジング・パルス 214 段階的にシフトした読み出し勾配パルス 216 段階的にシフトしたNMRエコー信号 222 90°選択RF励起パルス 228 180°選択RFリフォーカシング・パルス 240 蓄積された位相変化
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イー・スン アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ワウ ケシャ、リンカーンシャイア・コート、 2806番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 関心領域から収集されたNMRデータか
    ら画像を生成する方法であって、 (a) 前記関心領域に分極磁場を印加する工程と、 (b) 前記関心領域内のスピンの横磁化を発生するR
    F励起パルスを印加する工程と、 (c) 1つの画像軸に沿って配向した勾配を有してい
    る第1の磁場パルスを印加する工程と、 (d) 第2の画像軸に沿って配向すると共に前記第1
    の画像軸と垂直に配向した勾配を有している第2の磁場
    パルスを、前記RF励起パルスを印加した後に所定の時
    間間隔を空けて印加する工程と、 (e) 前記第2の磁場パルスの印加中にNMR信号を
    収集して、k空間の1つの次元に沿った一組の信号サン
    プルを発生する工程と、 (f) 印加される前記第1の磁場パルスを漸次変化さ
    せると共に前記RF励起パルスと前記第2の磁場パルス
    との間の前記所定の時間間隔を漸次シフト(ΔT)させ
    ながら、前記工程(a)〜(e)を繰り返し、これによ
    りk空間の第2の次元を画定する追加の組の信号サンプ
    ルを収集する工程と、 (g) k空間の前記第1及び第2の次元の各々に沿っ
    た前記信号サンプルの各組をフーリエ変換することによ
    り画像を生成する工程とを備えたNMRデータから画像
    を生成する方法。
  2. 【請求項2】 前記RF励起パルスは、選択パルスであ
    り、1つの前記画像軸に沿って配向した勾配を有してい
    るスラブ選択パルスが、前記選択RF励起パルスと同時
    に印加される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記漸次変化(ΔT)は、前記RF励起
    パルスが印加される時刻をシフトさせることにより達成
    される請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記漸次変化(ΔT)は、第2の磁場パ
    ルスが印加される時刻をシフトさせることにより達成さ
    れる請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記RF励起パルスは、選択パルスであ
    り、前記第1の磁場パルスの一部は、前記選択RF励起
    パルスの印加中に印加される請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 関心領域から収集されたNMRデータか
    ら画像を生成する方法であって、 (a) 前記関心領域に分極磁場を印加する工程と、 (b) 1つの画像軸に沿って配向した勾配を有してい
    る第1の磁場を印加する工程であって、該第1の磁場
    は、一組の第2の勾配パルスからある時間だけ隔てられ
    た第1の勾配パルスとして印加され、該第2のパルスの
    組内の該勾配パルスは、前記時間の2分の1だけ互いに
    隔てられている、第1の磁場を印加する工程と、 (c) 第2の画像軸に沿って配向した勾配を有してい
    る第2の磁場を印加する工程であって、該第2の磁場
    は、一組の第3の勾配パルスを含んでおり、該一組の第
    3の勾配パルスは、前記第2の勾配パルス内の対応する
    各パルスの後に印加されると共に前記時間だけ互いに隔
    てられている、第2の磁場を印加する工程と、 (d) 前記第1の勾配パルスの印加中に発生されるR
    F励起パルスと、該RF励起パルスの後に続いており、
    前記第2の勾配パルスの連続した各パルスの印加中に発
    生される一組のリフォーカシングRFパルスとを含んで
    いる一連のRFパルスを発生する工程であって、前記R
    F励起パルスは、前記第1のリフォーカシングRFパル
    スから前記時間の2分の1だけ隔てられており、前記リ
    フォーカシングRFパルスの各々は、前記時間だけ互い
    に隔てられている、一連のRFパルスを発生する工程
    と、 (e) 前記第3の勾配パルスの各々の印加中にNMR
    信号を収集して、k空間の1つの次元に沿った一組の信
    号サンプルを発生する工程と、 (f) 前記一連のRFパルスを漸次シフト(ΔT)さ
    せながら、前記工程(a)〜(e)を繰り返し、k空間
    の第2の次元を画定する追加の組の信号サンプルを収集
    する工程と、 (g) k空間の前記第1及び第2の次元の各々に沿っ
    た前記信号サンプルの各組をフーリエ変換することによ
    り画像を生成する工程とを備えたNMRデータから画像
    を生成する方法。
  7. 【請求項7】 前記一連のうちの前記RFパルスの各々
    は、選択RFパルスである請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記RF励起パルスは、実質的に90°
    のフリップ角を有しており、前記リフォーカシングRF
    パルスの各々は、前記RF励起パルスのフリップ角の実
    質的に2倍のフリップ角を有している請求項6に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 第3の画像軸に沿って配向した勾配を有
    している第3の磁場を、前記第3の勾配パルスの各々の
    印加に先立って第4の勾配パルスとして印加し、収集さ
    れた信号をk空間の第3の次元に沿って位相エンコーデ
    ィングする請求項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】関心領域から収集されたNMRデータか
    ら画像を生成する装置であって、 (a) 前記関心領域に分極磁場を印加する手段と、 (b) 前記関心領域内のスピンの横磁化を発生するR
    F励起パルスを印加する手段と、 (c) 1つの画像軸に沿って配向した勾配を有してい
    る第1の磁場パルスを印加する手段と、 (d) 第2の画像軸に沿って配向すると共に前記第1
    の画像軸と垂直に配向した勾配を有している第2の磁場
    パルスを、前記RF励起パルスを印加した後に所定の時
    間間隔を空けて印加する手段と、 (e) 前記第2の磁場パルスの印加中にNMR信号を
    収集して、k空間の1つの次元に沿った一組の信号サン
    プルを発生する手段と、 (f) 印加される前記第1の磁場パルスを漸次変化さ
    せると共に前記RF励起パルスと前記第2の磁場パルス
    との間の前記所定の時間間隔を漸次シフト(ΔT)させ
    ながら、前記手段(a)〜(e)を繰り返して動作さ
    せ、これによりk空間の第2の次元を画定する追加の組
    の信号サンプルを収集する手段と、 (g) k空間の前記第1及び第2の次元の各々に沿っ
    た前記信号サンプルの各組をフーリエ変換することによ
    り画像を生成する手段とを備えたNMRデータから画像
    を生成する装置。
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