JPH09225208A - 汚水の処理剤及び処理方法 - Google Patents
汚水の処理剤及び処理方法Info
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- JPH09225208A JPH09225208A JP3399296A JP3399296A JPH09225208A JP H09225208 A JPH09225208 A JP H09225208A JP 3399296 A JP3399296 A JP 3399296A JP 3399296 A JP3399296 A JP 3399296A JP H09225208 A JPH09225208 A JP H09225208A
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- sewage
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- carbonate
- sulfate
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- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 薬剤の添加作業を簡略化でき、汚水の処理効
率の優れる処理剤を提供する。 【解決手段】 吸着物質、炭酸塩、硫酸塩及び高分子凝
集物質を含有してなり、粉末状としてなることを特徴と
する汚水の処理剤。
率の優れる処理剤を提供する。 【解決手段】 吸着物質、炭酸塩、硫酸塩及び高分子凝
集物質を含有してなり、粉末状としてなることを特徴と
する汚水の処理剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種産業廃水、下
水、湖沼水等の好適な処理方法及びそれに用いられる処
理剤に関する。特に懸濁物質、COD成分、色成分、臭
いなどが混在している汚水を簡単に、効率良く、安価に
処理する処理剤とそれを用いる処理方法に関する。
水、湖沼水等の好適な処理方法及びそれに用いられる処
理剤に関する。特に懸濁物質、COD成分、色成分、臭
いなどが混在している汚水を簡単に、効率良く、安価に
処理する処理剤とそれを用いる処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、汚水の処理方法としては無機凝集
剤、有機凝集剤、吸着剤を単独であるいは段階的に汚水
に添加し、撹拌することでフロックを生成させ、フィル
タープレス等の脱水機により脱水する方法が行われてき
た。これらの方法は対象汚水の性状によって処理薬剤の
添加量及び組み合せを変える必要があった。また処理薬
剤はあらかじめ清水に溶解又は分散させ液状にしてから
添加される。
剤、有機凝集剤、吸着剤を単独であるいは段階的に汚水
に添加し、撹拌することでフロックを生成させ、フィル
タープレス等の脱水機により脱水する方法が行われてき
た。これらの方法は対象汚水の性状によって処理薬剤の
添加量及び組み合せを変える必要があった。また処理薬
剤はあらかじめ清水に溶解又は分散させ液状にしてから
添加される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の処理法で
は、処理薬剤を溶解・分散させるため多量の清水が必要
であった。また汚水の性状、内容により、薬剤の添加量
や組み合せを変える必要があり、その管理は煩雑であ
り、自動化のためには大がかりなプラントが必要であっ
た。本発明は、薬剤の添加が非常に簡単であり汚水の性
状の変化にも対応できる、極めてシンプルな汚水の処理
方法及びそれに用いられる処理剤を提供することを目的
とする。
は、処理薬剤を溶解・分散させるため多量の清水が必要
であった。また汚水の性状、内容により、薬剤の添加量
や組み合せを変える必要があり、その管理は煩雑であ
り、自動化のためには大がかりなプラントが必要であっ
た。本発明は、薬剤の添加が非常に簡単であり汚水の性
状の変化にも対応できる、極めてシンプルな汚水の処理
方法及びそれに用いられる処理剤を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題に鑑
み、研究を重ねた結果、吸着物質、炭酸塩、硫酸塩及び
高分子凝集物質を粉末状で混合してなる特定の処理剤を
汚水に添加、撹拌することにより、処理剤をその発泡下
に分散させ、その後凝集させて、汚水中の懸濁物質、C
OD、BOD、色成分、臭い成分等の汚染物質をとり込
んでフロック化でき、すみやかに、効率よく汚染物質を
吸着、除去できることを見い出した。本発明はこれらの
知見に基づき、なされたものである。
み、研究を重ねた結果、吸着物質、炭酸塩、硫酸塩及び
高分子凝集物質を粉末状で混合してなる特定の処理剤を
汚水に添加、撹拌することにより、処理剤をその発泡下
に分散させ、その後凝集させて、汚水中の懸濁物質、C
OD、BOD、色成分、臭い成分等の汚染物質をとり込
んでフロック化でき、すみやかに、効率よく汚染物質を
吸着、除去できることを見い出した。本発明はこれらの
知見に基づき、なされたものである。
【0005】すなわち本発明は(1)吸着物質、炭酸
塩、硫酸塩及び高分子凝集物質を含有してなり、粉末状
としてなることを特徴とする汚水の処理剤、(2)吸着
物質がベントナイト、炭酸塩が炭酸ナトリウム、硫酸塩
が硫酸アルミニウム、高分子凝集物質がアクリル酸ソー
ダとアクリルアミドの共重合物である(1)項記載の汚
水の処理剤、(3)汚水に粉末状の発泡性でフロック形
成性の複合凝集剤を添加、撹拌し、発泡下に分散させ、
その後汚染物質をフロック化し、次いで固液分離するこ
とを特徴とする汚水の処理方法、及び(4)汚水に粉末
状の発泡性でフロック形成性の(1)又は(2)項記載
の処理剤を添加、撹拌し、発泡下に分散させ、その後汚
染物質をフロック化し、次いで固液分離することを特徴
とする汚水の処理方法を提供するものである。
塩、硫酸塩及び高分子凝集物質を含有してなり、粉末状
としてなることを特徴とする汚水の処理剤、(2)吸着
物質がベントナイト、炭酸塩が炭酸ナトリウム、硫酸塩
が硫酸アルミニウム、高分子凝集物質がアクリル酸ソー
ダとアクリルアミドの共重合物である(1)項記載の汚
水の処理剤、(3)汚水に粉末状の発泡性でフロック形
成性の複合凝集剤を添加、撹拌し、発泡下に分散させ、
その後汚染物質をフロック化し、次いで固液分離するこ
とを特徴とする汚水の処理方法、及び(4)汚水に粉末
状の発泡性でフロック形成性の(1)又は(2)項記載
の処理剤を添加、撹拌し、発泡下に分散させ、その後汚
染物質をフロック化し、次いで固液分離することを特徴
とする汚水の処理方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明を詳細に説明する。本
発明の処理剤に用いられる吸着物質としては、活性炭、
フライアッシュ、焼成マグネシア、活性白土、ゼオライ
ト、ベントナイト等が挙げられ、ベントナイトが特に好
ましい。本発明においては前記吸着物質のいずれか1種
又は2種以上を使用することもできる。この吸着物質の
含有量は通常5〜50重量%、好ましくは10〜40重
量%である。これが多すぎると処理後のフロックの重量
が大きくなりすぎ、また吸着物質がフロックに取り込ま
れにくくなり、処理水のssの増加の原因となることが
あり、少なすぎると汚水中のCOD、BOD、色成分、
臭い成分等の吸着を十分に行うためには、処理剤全体の
使用量を増加しなけれならないという欠点がある。
発明の処理剤に用いられる吸着物質としては、活性炭、
フライアッシュ、焼成マグネシア、活性白土、ゼオライ
ト、ベントナイト等が挙げられ、ベントナイトが特に好
ましい。本発明においては前記吸着物質のいずれか1種
又は2種以上を使用することもできる。この吸着物質の
含有量は通常5〜50重量%、好ましくは10〜40重
量%である。これが多すぎると処理後のフロックの重量
が大きくなりすぎ、また吸着物質がフロックに取り込ま
れにくくなり、処理水のssの増加の原因となることが
あり、少なすぎると汚水中のCOD、BOD、色成分、
臭い成分等の吸着を十分に行うためには、処理剤全体の
使用量を増加しなけれならないという欠点がある。
【0007】また、炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭
酸水素ナトリウム等が挙げられ、炭酸ナトリウムが特に
好ましい。炭酸塩の含有量は通常5〜50重量%、好ま
しくは10〜40重量%である。これが多すぎると硫酸
塩とのバランスでアルカリ性となり過ぎることがあり、
過剰な部分の炭酸塩は汚水の処理に関与しないことにな
り、逆効果になる場合がある。少なすぎると処理剤の発
泡が十分に行われなくなり、ママコの原因となる。これ
らはいずれか1種又は2種以上用いる。また、硫酸塩と
しては、硫酸アルミニウム、硫酸第1鉄、硫酸第2鉄、
硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カリウム、カ
リミョウバン等、いずれか1種又は2種以上を使用する
こともできる。硫酸塩の含有量は通常5〜50重量%、
好ましくは10〜40重量%である。これが多すぎると
炭酸塩とのバランスで酸性になり過ぎることがあり、過
剰な部分の硫酸塩は汚水の処理に関与していないことに
なり、逆効果になる場合がある。少なすぎると処理剤の
発泡が十分に行われなくなり、また汚水中のコロイドの
電気的中和に係わる金属イオンが不足することになり、
フロックの形成が十分に行えない。
炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭
酸水素ナトリウム等が挙げられ、炭酸ナトリウムが特に
好ましい。炭酸塩の含有量は通常5〜50重量%、好ま
しくは10〜40重量%である。これが多すぎると硫酸
塩とのバランスでアルカリ性となり過ぎることがあり、
過剰な部分の炭酸塩は汚水の処理に関与しないことにな
り、逆効果になる場合がある。少なすぎると処理剤の発
泡が十分に行われなくなり、ママコの原因となる。これ
らはいずれか1種又は2種以上用いる。また、硫酸塩と
しては、硫酸アルミニウム、硫酸第1鉄、硫酸第2鉄、
硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カリウム、カ
リミョウバン等、いずれか1種又は2種以上を使用する
こともできる。硫酸塩の含有量は通常5〜50重量%、
好ましくは10〜40重量%である。これが多すぎると
炭酸塩とのバランスで酸性になり過ぎることがあり、過
剰な部分の硫酸塩は汚水の処理に関与していないことに
なり、逆効果になる場合がある。少なすぎると処理剤の
発泡が十分に行われなくなり、また汚水中のコロイドの
電気的中和に係わる金属イオンが不足することになり、
フロックの形成が十分に行えない。
【0008】本発明の処理剤に用いられる高分子凝集物
質としては水溶性の高分子物質、たとえば、ポリアクリ
ル酸塩、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミドの変
性物、ポリビニルアルコール、CMC、MC(メチルセ
ルロース)、アルギン酸塩、キサンタンガム、グアガ
ム、HEC(ヒドロキシエチルセルロース)、ポリエチ
レンオキサイト、キトサン、寒天、ゼラチン、ポリマレ
イン酸、ポリスチレンスルホン酸塩、ポリビニルスルホ
ン酸、ポリイミド、ポリアミン、ポリアクリル酸エステ
ル等とこれらの変性物が挙げられる。これらの1種又は
2種以上を使用することもでき、これらの共重合物を使
用することも可能である。アクリル酸ソーダとアクリル
アミドの共重合物が特に好ましい。高分子凝集物質の含
有量は通常0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜1
0重量%である。これが多すぎると過剰な部分の高分子
凝集物質がフロックに取り込まれなくなり、処理水中に
残存し、二次凝集の原因となることがある。少なすぎる
とフロックの強度が弱くなり、脱水しがたいフロックと
なり、極端に少ない場合、フロックが微細となり、脱水
不可能となる場合がある。本発明において処理剤の各成
分は通常、1〜500μm、好ましくは10〜300μ
mの粒径の粉末状とする。粒子は細かい程溶解しやすい
が、あまり細かいと汚水へ添加する際、飛散し易く作業
環境上、好ましくない。
質としては水溶性の高分子物質、たとえば、ポリアクリ
ル酸塩、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミドの変
性物、ポリビニルアルコール、CMC、MC(メチルセ
ルロース)、アルギン酸塩、キサンタンガム、グアガ
ム、HEC(ヒドロキシエチルセルロース)、ポリエチ
レンオキサイト、キトサン、寒天、ゼラチン、ポリマレ
イン酸、ポリスチレンスルホン酸塩、ポリビニルスルホ
ン酸、ポリイミド、ポリアミン、ポリアクリル酸エステ
ル等とこれらの変性物が挙げられる。これらの1種又は
2種以上を使用することもでき、これらの共重合物を使
用することも可能である。アクリル酸ソーダとアクリル
アミドの共重合物が特に好ましい。高分子凝集物質の含
有量は通常0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜1
0重量%である。これが多すぎると過剰な部分の高分子
凝集物質がフロックに取り込まれなくなり、処理水中に
残存し、二次凝集の原因となることがある。少なすぎる
とフロックの強度が弱くなり、脱水しがたいフロックと
なり、極端に少ない場合、フロックが微細となり、脱水
不可能となる場合がある。本発明において処理剤の各成
分は通常、1〜500μm、好ましくは10〜300μ
mの粒径の粉末状とする。粒子は細かい程溶解しやすい
が、あまり細かいと汚水へ添加する際、飛散し易く作業
環境上、好ましくない。
【0009】本発明の汚水の処理剤は、吸着物質、炭酸
塩、硫酸塩、高分子凝集物質が予め粉末で所定の割合で
混合されているものである。これらの配合は、対象汚水
の性状により適宜、変えることが可能であり処理後の分
離水が最も清澄になるような配合にすることが望まし
い。すなわち、対象汚水に溶解有機物や色素成分、臭い
成分が多量に含まれている時は、吸着物質の割合を増や
すことが経済的であり、汚水のpHが酸性あるいはアル
カリ性の時には炭酸塩や硫酸塩の配合を変えることによ
り、分離水の二次中和処理が不必要となる。
塩、硫酸塩、高分子凝集物質が予め粉末で所定の割合で
混合されているものである。これらの配合は、対象汚水
の性状により適宜、変えることが可能であり処理後の分
離水が最も清澄になるような配合にすることが望まし
い。すなわち、対象汚水に溶解有機物や色素成分、臭い
成分が多量に含まれている時は、吸着物質の割合を増や
すことが経済的であり、汚水のpHが酸性あるいはアル
カリ性の時には炭酸塩や硫酸塩の配合を変えることによ
り、分離水の二次中和処理が不必要となる。
【0010】本発明の汚水の処理方法は、対象汚水に粉
末状の処理剤を直接添加し、混合することで、汚水中の
懸濁物質や溶解物質などの汚染物質を大きなフロックの
中に取り込み、その後固液分離を行うことによって清澄
な分離水を得ることを特徴とする。本発明の方法におい
ては処理剤が粉末であるためライン添加の場合は、ジェ
ットミキサー等を用いれば簡単に添加が可能であり、処
理剤は予め調製してあるため多量に添加しても処理中の
pHが変化したり処理剤が残存するようなトラブルがな
い。すなわち、本発明の処理剤は、吸着物質、炭酸塩、
硫酸塩、高分子凝集物質をバランス良く調製して配合し
てあるため、全くの純水にこの処理剤を添加してもそれ
自身でフロックの形成がなされ、処理剤はこのフロック
中に取り込まれているため分離水中には、処理剤が残ら
ず、また、分離水のpHも中性を保っている。さらに処
理剤中にCl- を含まないため湖沼等の閉鎖性水域でこ
の処理剤を使用しても環境へ悪影響を与えない。この処
理剤は炭酸塩と硫酸塩を粉末で含んでいるため、水と接
すると化学反応を起こし炭酸ガスを発しながら溶解す
る。これにより、処理剤は溶解しにくい、いわゆるママ
コになることがなく、すみやかに汚水全域にゆきわた
る。この処理剤により得られるフロックは非常に大きく
しっかりとしているためすみやかに沈殿し、被処理汚水
から引き抜くことができる。また圧縮空気を吹き込みな
がら撹拌を行えば浮上したフロックを容易にかき取るこ
とも可能である。
末状の処理剤を直接添加し、混合することで、汚水中の
懸濁物質や溶解物質などの汚染物質を大きなフロックの
中に取り込み、その後固液分離を行うことによって清澄
な分離水を得ることを特徴とする。本発明の方法におい
ては処理剤が粉末であるためライン添加の場合は、ジェ
ットミキサー等を用いれば簡単に添加が可能であり、処
理剤は予め調製してあるため多量に添加しても処理中の
pHが変化したり処理剤が残存するようなトラブルがな
い。すなわち、本発明の処理剤は、吸着物質、炭酸塩、
硫酸塩、高分子凝集物質をバランス良く調製して配合し
てあるため、全くの純水にこの処理剤を添加してもそれ
自身でフロックの形成がなされ、処理剤はこのフロック
中に取り込まれているため分離水中には、処理剤が残ら
ず、また、分離水のpHも中性を保っている。さらに処
理剤中にCl- を含まないため湖沼等の閉鎖性水域でこ
の処理剤を使用しても環境へ悪影響を与えない。この処
理剤は炭酸塩と硫酸塩を粉末で含んでいるため、水と接
すると化学反応を起こし炭酸ガスを発しながら溶解す
る。これにより、処理剤は溶解しにくい、いわゆるママ
コになることがなく、すみやかに汚水全域にゆきわた
る。この処理剤により得られるフロックは非常に大きく
しっかりとしているためすみやかに沈殿し、被処理汚水
から引き抜くことができる。また圧縮空気を吹き込みな
がら撹拌を行えば浮上したフロックを容易にかき取るこ
とも可能である。
【0011】本発明の方法によれば、溶解性有機物や色
素成分臭気成分等は吸着物質に吸着される。この吸着物
質と汚水中の懸濁物質が核となり高分子凝集物質の架橋
作用によりフロックが形成される。また、炭酸塩や硫酸
塩が含んでいる金属イオンの効果で凝集し難いコロイド
状物質もそのゼータ電位が電気的に中和され、フロック
に取り込まれる。本発明の処理方法においては、処理剤
をあらかじめ清水に溶く必要がないため、薬剤タンクや
薬注ポンプが必要なく、非常にコンパクトなプラントの
設計が可能である。また、処理剤だけでもフロックを形
成するため過剰な添加による悪影響がない。このため薬
注管理がシビアにならず、自動処理プラントの設計も可
能である。
素成分臭気成分等は吸着物質に吸着される。この吸着物
質と汚水中の懸濁物質が核となり高分子凝集物質の架橋
作用によりフロックが形成される。また、炭酸塩や硫酸
塩が含んでいる金属イオンの効果で凝集し難いコロイド
状物質もそのゼータ電位が電気的に中和され、フロック
に取り込まれる。本発明の処理方法においては、処理剤
をあらかじめ清水に溶く必要がないため、薬剤タンクや
薬注ポンプが必要なく、非常にコンパクトなプラントの
設計が可能である。また、処理剤だけでもフロックを形
成するため過剰な添加による悪影響がない。このため薬
注管理がシビアにならず、自動処理プラントの設計も可
能である。
【0012】本発明方法を適用して処理される汚水の種
類については、特に制限はなく、各種産業廃水、下水、
し尿等の他、湖沼河川、海域の汚水、建設廃水、その他
の各種汚水を包含するものである。本発明の処理方法に
より処理され、分離された水は、各種汚染物質が除去さ
れ清澄な状態であるので、そのまま下水道、河川、海
域、湖沼等へ放流可能である。
類については、特に制限はなく、各種産業廃水、下水、
し尿等の他、湖沼河川、海域の汚水、建設廃水、その他
の各種汚水を包含するものである。本発明の処理方法に
より処理され、分離された水は、各種汚染物質が除去さ
れ清澄な状態であるので、そのまま下水道、河川、海
域、湖沼等へ放流可能である。
【0013】
【実施例】次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説
明する。なお、例中、特に断わらない限り%は重量%を
示す。
明する。なお、例中、特に断わらない限り%は重量%を
示す。
【0014】実施例1 食品工場より採取した汚水500ml(固形分含有量
0.1%)にゼオライト(ゼオライト150;クニミネ
工業社製、平均粒径60μm)39重量部、炭酸ナトリ
ウム(平均粒径150μm)20重量部、硫酸アルミニ
ウム(平均粒径250μm)39重量部、ポリアクリル
アミド(スミフロックFN20H住友化学工業社製、平
均粒径80μm)2重量部を予め混合したものを0.0
5%の濃度となるように添加して約1分間急速撹拌を行
うと発泡しながら分散し、その後、フロックが生成され
た。このフロックを48メッシュの篩を用いて脱水し、
分離水を得た。この分離水のSS、透視度、COD、p
Hを測定し、その結果を表1に示した。比較として該汚
水に硫酸アルミニウムを0.07%の濃度となるように
添加して約1分間急速撹拌を行い、その後、ポリアクリ
ルアミド(実施例と同種)を0.001%の濃度となる
よう添加して約1分間緩速撹拌を行い処理を行った。こ
の場合の処理剤はそれぞれ、35%、0.1%の水溶液
として添加した。その結果、微細なフロックしか生成さ
れず48メッシュの篩を全て通過してしまった。
0.1%)にゼオライト(ゼオライト150;クニミネ
工業社製、平均粒径60μm)39重量部、炭酸ナトリ
ウム(平均粒径150μm)20重量部、硫酸アルミニ
ウム(平均粒径250μm)39重量部、ポリアクリル
アミド(スミフロックFN20H住友化学工業社製、平
均粒径80μm)2重量部を予め混合したものを0.0
5%の濃度となるように添加して約1分間急速撹拌を行
うと発泡しながら分散し、その後、フロックが生成され
た。このフロックを48メッシュの篩を用いて脱水し、
分離水を得た。この分離水のSS、透視度、COD、p
Hを測定し、その結果を表1に示した。比較として該汚
水に硫酸アルミニウムを0.07%の濃度となるように
添加して約1分間急速撹拌を行い、その後、ポリアクリ
ルアミド(実施例と同種)を0.001%の濃度となる
よう添加して約1分間緩速撹拌を行い処理を行った。こ
の場合の処理剤はそれぞれ、35%、0.1%の水溶液
として添加した。その結果、微細なフロックしか生成さ
れず48メッシュの篩を全て通過してしまった。
【0015】
【表1】
【0016】実施例2 建設工事現場より採取した2種類の汚水それぞれ200
mlに、ベントナイト(クニゲルV1;クニミネ工業社
製、平均粒径50μm)29重量部、炭酸ナトリウム
(平均粒径150μm)30重量部、硫酸アルミニウム
(平均粒径250μm)39重量部、アクリル酸ソーダ
とアクリルアミドの共重合物(アコフロックA−12
5、三井サイテック社製、平均粒径80μm)2重量部
を予め混合したものを0.1%の濃度となるように添加
して約1分間急速撹拌を行うと発泡しながら分散し、そ
の後、フロックが生成された。このフロックをAPI規
格のフィルタープレス試験機により固液分離を行い分離
水を得た。この分離水のCODと色度の測定を行い除去
率を算出した。その結果を表2に示した。比較のため、
各汚水200mlに硫酸アルミニウムを0.1%の濃度
となるように添加して約1分間急速撹拌を行い、その
後、アクリル酸ソーダとアクリルアミドの共重合物(実
施例と同種)を0.002%となるように添加して約1
分間緩速撹拌を行うとフロックが生成された。このフロ
ックを実施例と同様に処理を行い、CODと色度の測定
を行い除去率を算出した。この結果も併せて表2に示し
た。なお、比較例の処理剤はそれぞれ35%、0.1%
の水溶液として添加した。表2に示す通り、本発明例の
分離水はいずれも外見上透明であり、CODと共に高い
除去効果が得られた。
mlに、ベントナイト(クニゲルV1;クニミネ工業社
製、平均粒径50μm)29重量部、炭酸ナトリウム
(平均粒径150μm)30重量部、硫酸アルミニウム
(平均粒径250μm)39重量部、アクリル酸ソーダ
とアクリルアミドの共重合物(アコフロックA−12
5、三井サイテック社製、平均粒径80μm)2重量部
を予め混合したものを0.1%の濃度となるように添加
して約1分間急速撹拌を行うと発泡しながら分散し、そ
の後、フロックが生成された。このフロックをAPI規
格のフィルタープレス試験機により固液分離を行い分離
水を得た。この分離水のCODと色度の測定を行い除去
率を算出した。その結果を表2に示した。比較のため、
各汚水200mlに硫酸アルミニウムを0.1%の濃度
となるように添加して約1分間急速撹拌を行い、その
後、アクリル酸ソーダとアクリルアミドの共重合物(実
施例と同種)を0.002%となるように添加して約1
分間緩速撹拌を行うとフロックが生成された。このフロ
ックを実施例と同様に処理を行い、CODと色度の測定
を行い除去率を算出した。この結果も併せて表2に示し
た。なお、比較例の処理剤はそれぞれ35%、0.1%
の水溶液として添加した。表2に示す通り、本発明例の
分離水はいずれも外見上透明であり、CODと共に高い
除去効果が得られた。
【0017】
【表2】
【0018】実施例3 鋳物工業のキューポラ廃ガス処理施設より採取した汚水
(固形分含有量;670mg/l)にベントナイト(ク
ニゲルV1;クニミネ工業社製、平均粒径50μm)2
9重量部、炭酸ナトリウム(平均粒径150μm)30
重量部、硫酸アルミニウム(平均粒径250μm)39
重量部、アクリル酸ソーダとアクリルアミドの共重合物
(アコフロックA−125、三井サイテック社製、平均
粒径80μm)2重量部を予め混合したもの(実施例2
で使用したものと同様)を0.01%の濃度となるよう
に添加して約30秒間急速撹拌を行うと発泡しながら分
散し、その後フロックが生成された。汚水中の懸濁物質
はフロックに取り込まれ、フロックは即座に沈殿し、清
澄な上澄と分離した。比較のため、該汚水に、硫酸アル
ミニウムを含まない以外は実施例3と同様の混合粉体を
0.01%の濃度となるように添加して約30秒間急速
撹拌を行った。その結果、発泡はおこらず、そのためマ
マコとなり水面に浮いていたので、さらに撹拌を約1分
間続けたところ、微細な、フロックが形成されたが、沈
殿するまでに、約30秒間の時間を要した。
(固形分含有量;670mg/l)にベントナイト(ク
ニゲルV1;クニミネ工業社製、平均粒径50μm)2
9重量部、炭酸ナトリウム(平均粒径150μm)30
重量部、硫酸アルミニウム(平均粒径250μm)39
重量部、アクリル酸ソーダとアクリルアミドの共重合物
(アコフロックA−125、三井サイテック社製、平均
粒径80μm)2重量部を予め混合したもの(実施例2
で使用したものと同様)を0.01%の濃度となるよう
に添加して約30秒間急速撹拌を行うと発泡しながら分
散し、その後フロックが生成された。汚水中の懸濁物質
はフロックに取り込まれ、フロックは即座に沈殿し、清
澄な上澄と分離した。比較のため、該汚水に、硫酸アル
ミニウムを含まない以外は実施例3と同様の混合粉体を
0.01%の濃度となるように添加して約30秒間急速
撹拌を行った。その結果、発泡はおこらず、そのためマ
マコとなり水面に浮いていたので、さらに撹拌を約1分
間続けたところ、微細な、フロックが形成されたが、沈
殿するまでに、約30秒間の時間を要した。
【0019】
【発明の効果】本発明の汚水の処理方法は従来の汚水の
処理方法に対して、優れたフロックの生成を示し、分離
される水は極めて清澄であり、懸濁物質、COD成分、
色成分等が除去されているため、汚水の処理方法として
好適である。また、本発明の汚水の処理剤は粉末のまま
添加が可能なため、上記汚水の処理を効果的に行うこと
ができる。
処理方法に対して、優れたフロックの生成を示し、分離
される水は極めて清澄であり、懸濁物質、COD成分、
色成分等が除去されているため、汚水の処理方法として
好適である。また、本発明の汚水の処理剤は粉末のまま
添加が可能なため、上記汚水の処理を効果的に行うこと
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C01D 7/00 C01D 7/00 Z
Claims (4)
- 【請求項1】 吸着物質、炭酸塩、硫酸塩及び高分子凝
集物質を含有してなり、粉末状としてなることを特徴と
する汚水の処理剤。 - 【請求項2】 吸着物質がベントナイト、炭酸塩が炭酸
ナトリウム、硫酸塩が硫酸アルミニウム、高分子凝集物
質がアクリル酸ソーダとアクリルアミドの共重合物であ
る請求項1記載の汚水の処理剤。 - 【請求項3】 汚水に粉末状の発泡性でフロック形成性
の複合凝集剤を添加、撹拌し、発泡下に分散させ、その
後汚染物質をフロック化し、次いで固液分離することを
特徴とする汚水の処理方法。 - 【請求項4】 汚水に粉末状の発泡性でフロック形成性
の請求項1又は2記載の処理剤を添加、撹拌し、発泡下
に分散させ、その後汚染物質をフロック化し、次いで固
液分離することを特徴とする汚水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3399296A JPH09225208A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 汚水の処理剤及び処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3399296A JPH09225208A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 汚水の処理剤及び処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09225208A true JPH09225208A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12401984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3399296A Pending JPH09225208A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 汚水の処理剤及び処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09225208A (ja) |
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-
1996
- 1996-02-21 JP JP3399296A patent/JPH09225208A/ja active Pending
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