JPH09225227A - フエルトフイルター材 - Google Patents

フエルトフイルター材

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JPH09225227A
JPH09225227A JP8042796A JP8042796A JPH09225227A JP H09225227 A JPH09225227 A JP H09225227A JP 8042796 A JP8042796 A JP 8042796A JP 8042796 A JP8042796 A JP 8042796A JP H09225227 A JPH09225227 A JP H09225227A
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JP
Japan
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fibers
filter material
org
fiber
inorg
Prior art date
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Pending
Application number
JP8042796A
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English (en)
Inventor
Toshiyasu Kuroda
敏靖 黒田
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Japan Felt Industrial Co Ltd
Original Assignee
Japan Felt Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、有機繊維を主体としたフエルトでも
150℃以上の高温下でも充分の強伸度を有し、且つ寸
法安定性の良いフエルトフイルター材を供給しようとす
るものである。 【構成】有機繊維と無機繊維の撚り糸から成る基布を使
用したフエルトフイルター材で、特に有機繊維としてポ
リテトラフルフォロエチレン繊維、無機繊維としてカー
ボン繊維又はガラス繊維との混成から成る基布を使用し
たフエルトフイルター材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高温ガス又は液体分野の
フイルター材に使用する耐熱性のあるフエルトフイルタ
ー材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、耐熱性フエルトフイルター材は、
ポリフェニレン繊維、芳香族アラミッド繊維、テトラフ
ルフォロエチレン繊維、ポリイミド繊維、ガラス繊維等
が使用され、使用時の寸法安定性保持の為、夫れ夫れに
使用した繊維と同材質の基布で構成されている。しか
し、バグフイルター分野で150℃以上の高温下では有
機繊維を主体としたフエルトフイルター材ではフイルタ
ー材が収縮したり、又伸びたりする寸法安定性等の要因
でフイルター材の破損等が多い等の問題点が指摘されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、有機繊維
を主体としたフエルトでも150℃以上の高温下で寸法
安定性の良いフエルトフイルター材を供給しようとする
ものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】即ち、本発明は、有機繊維と
無機繊維の撚り糸から成る基布を使用し、有機繊維又は
及び無機繊維から成るウエッブを主体としたる繊維層を
有棘針ニードル(以下ニードルと言う)又はウオーター
ジェットフエルトで製造されたフエルトフイルター材で
ある。有機繊維は熱に対して寸法安定性に欠ける為、無
機繊維との混成をする事により150℃以上の高温下で
寸法安定性の良いフエルトフイルター材を供給を可能な
らしめた事によるもので、特に基布に使用する有機繊維
としてポリテトラフロフォロエチレンを使用した場合は
顕著に効果が発揮出来るものである。
【0005】フエルトフイルター材の基布は、フエルト
製造時の品質安定、使用時の寸法安定及びダストの捕集
効率アップの目的でフエルト層中又は片側に位置してい
る。その為、一般にはフエルトウエッブと基布の材質は
同一の繊維が使用されているが、150℃以上の高温下
では有機繊維から成る基布は熱による収縮、荷重下での
伸び(以下クリープと言う)が問題になるケースが多
く、その為、ガラス又はカーボン繊維等の100%の無
機繊維の基布が使用されていた。
【0006】100%の無機繊維の基布をフエルト層中
又は片側に位置させて、ニードル又はウオータージェッ
トでウエッブを絡めて(以下ニードリングと言う)フエ
ルトを製造する時には、有棘針のバーブ部分による剛直
な無機繊維に損傷が激しく、一定以上の強力保持の為に
はかなりのタテ糸ヨコ糸の打ち込みが必要になってい
た。この事はウオータージエットよりはニードルでのニ
ードリングの方が強い傾向がある。
【0007】本発明は、基布として有機繊維と無機繊維
とを撚り合わせた糸をタテ、又は及びヨコ糸に使用すれ
ば、少ない打ち込み本数で一定以上の強力保持が可能に
なる事を種々テストした結果判明したものである。即
ち、ニードリング時、無機繊維に比べて伸びやすい有機
繊維が有棘針のバーブ部分に絡んだ時に伸びて基布の損
傷を少なくする効果があるため従来の様に打ち込み本数
を多くしなくても良い。
【0008】有機繊維と無機繊維とを撚り合わせた糸か
らなる混成基布を使用した本フイルター材は、無機繊維
を基布の一部に使用している為、150℃以上の高温下
でもフエルトの収縮及びクリープが少ない。有機繊維
は、ポリエステル、芳香族アラミッド、ポリフェニレン
サルファイド、ポリイミド、ポリテトラフルフォロエチ
レン(以下PTFEと言う)繊維等に有効で、特にPT
FE繊維は、熱に対して伸びやすいので効果が大きい。
PTFEは高温に対して無荷重下では強力維持が高い
も、荷重が掛ると繊維の分子内でのスベリ現象の為伸び
やすく強力低下が著しくなる欠点を有している。
【0009】本発明に使用出来る無機繊維は、ガラス繊
維、カーボン繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維、チタン
繊維、金属繊維等が可能であるが、ガラス繊維を使用し
た場合は、コスト的に優位になり、又、カーボン繊維を
使用した場合には静電気障害の除去効果も期待出来る。
【0010】無機繊維はフイラメント糸又はスパン糸の
どちらでも良い。フイラメント糸の場合は、伸びが少な
いも製織時の基布のフラット性が得にくいし又ニードリ
ング時に損傷があり、又、スパン糸の場合伸びが多いも
ニードリング時の損傷が少ない事を念頭に入れて設計す
れば良い。無機繊維糸と有機繊維糸との撚り合せ比率
は、寸法安定性を考慮した場合50%以上の無機繊維糸
とした方が良いが特には限定しない。又、この撚り合せ
糸を基布に打ち込む場合、タテ糸、ヨコ糸の全部又は一
部(例えば1本/インチ)に使用しても良い。
【0011】無機繊維糸と有機繊維糸との撚り合せは、
撚り回数が多ければ多い程糸強度が高くなって好ましい
が、逆に有機繊維の自由度が少なくなりニードリング時
に有棘の損傷が多くなり易いので、150〜500回/
mが好ましい。無機繊維糸と有機繊維糸の太さは出来る
だけ近接している方が、撚りのバランスが取れて良く、
又細い繊維を多数束ねて(例えば、太さ10ミクロン前
後の繊維を100〜1000本程度)タテ糸又は及びヨ
コ糸とする。
【0012】本発明の作用効果は、基布に使用した有機
繊維は無機繊維に比べて伸びやすいので、有機繊維が有
棘針のバーブ部分に絡んだ時に切断されずに伸びて基布
の損傷を少なくする効果がある為、従来の様に打ち込み
本数を多くしなくても良い効果が得られる。一方、無機
繊維は、熱に対して安定性があるので、フイルター材と
して使用した時、熱による収縮や高温荷重下でのフイル
ター材の伸びが少なくて熱安定性の良いフイルター材が
得られる。この作用効果は、特に有機繊維としてPTF
Eを使用した場合顕著に表れ、無機繊維にカーボン繊維
を使用すると更に静電気障害も少なくなる効果が得られ
る。又、無機繊維にガラス繊維を使用すると他の無機繊
維に比べて安価であるので、コスト的なメリツトが得ら
れる。
【0013】
【実施例−1】太さ3デニールのPTFEフイラメント
を200本と、太さ12ミクロンのカーボンフイラメン
ト繊維200本を200回/mの撚りを掛けて有機繊維
と無機繊維の混紡糸を作製した。この混紡糸をタテ20
本/インチ、ヨコ15本/インチの平織で目付160g
/m基布−1を作製した。次に太さ3デニール、長さ
64mmのPTFEスパン繊維からなる200g/m
のウエッブを2枚作製し、基布−1を2枚のウェッブ間
に挟んでニードルパンチを行ない570g/mの本発
明のフイルター材−1を作製した。この時の物性を表1
に示す。表1に於いて、30Kg/5cmWの伸度は、
常態と180℃の熱雰囲気下での荷重時の伸びを示し、
強力は切断時の引張強力を示す。又、熱安定性テストと
して180℃×1時間の熱雰囲気下での無荷重時でのタ
テ、ヨコの収縮率を示す。
【0014】
【実施例−2】カーボン繊維の代わりに、6ミクロンの
ガラス長繊維を使用した以外は全て実施例−1の方法で
目付120g/m基布−2を作製し、次ぎに太さ2.
5デニール、長さ76mmのポリフエニレンサルフアイ
ド繊維からなる200g/mのウエッブを2枚作製
し、基布−2を2枚のウェッブ間に挟んでニードルパン
チを行ない530g/mの本発明のフイルター材−2
を作製した。この時の物性を表1に示す。
【0015】
【比較例−1】実施例−1で使用した太さ3デニールの
PTFEフイラメントを400本を200回/mの撚り
を掛けて有機繊維100%の糸を作製した。この糸をタ
テ20本/インチ、ヨコ15本/インチの平織で目付1
90g/m基布−3を作製した。次ぎに太さ3デニー
ル、長さ64mmのPTFEスパン繊維からなる200
g/mのウエッブを2枚作製し、基布−3を2枚のウ
ェッブ間に挟んでニードルパンチを行ない600g/m
の本発明のフイルター材−3を作製した。この時の物
性を表1に示す。
【0016】
【比較例−2】6ミクロンのガラス長繊維を400本を
200回/mの撚りを掛けてガラス繊維100%のガラ
ス繊維糸を作製した。この糸をタテ20本/インチ、ヨ
コ15本/インチの平織で目付50g/m基布−4を
作製した。次に太さ2.5デニール、長さ76mmのポ
リフエニレンサルフアイド繊維からなる200g/m
のウエッブを2枚作製し、基布−4を2枚のウェッブ間
に挟んでニードルパンチを行ない460g/mのフイ
ルター材−4を作製した。この時の物性を表1に示す。
【0017】
【発明の効果】本発明の効果を表1に表す。
【0018】実施例−1(フイルター材−1)と比較例
−1(フイルター材−3)を比較した場合、表1に於い
て、常温の30Kg/5cmWの伸度は、フイルター材
−1はフイルター材ー3より少なく、更に180℃の熱
雰囲気下での30Kg/5cmWの伸度は、フイルター
材−3では熱応力によるPTFE分子のスベリ現象によ
り引張強力が30Kg/5cmW未満となる為、測定不
能となった。一方、本発明フイルター材−1は、無機繊
維であるカーボン繊維とPTFEの混合の場合、熱応力
が掛ってもカーボン繊維で応力を受けるためPTFE分
子のスベリ現象が少なく強力低下が少なく、伸びも少な
い理想的な耐熱フイルター材である事が判明した。又、
180℃×1時間の熱雰囲気下での無荷重時でも、フイ
ルター材−1の収縮率が少なく熱安定性が優れている事
が判る。更に、フイルター材−1の電気抵抗を測定する
と500Ω/cmと非常に導電性の良いので、静電気障
害の少ないフイルター材であると言える。
【0019】実施例−2(フイルター材−2)と比較例
−4(フイルター材−4)を比較した場合、フイルター
材−2は、常態での強力が高くニードリング時の基布の
損傷がフイルター材−4に比べて少ない事が自明であ
る。フイルター材−4を使用する場合は、タテ強度が少
ない為、基布のタテ糸の打ち込みを現行の2倍程度にす
る必要がありコストアップになる為好ましくない。又、
ガラス繊維やカーボン繊維は屈曲強度に弱いが、有機繊
維特にPTFE繊維と混成すれば繊維の表面の摩擦係数
の小さいPTFE繊維が干渉効果を果たし屈曲摩耗にも
強いフエルトフイルター材が得られた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機繊維と無機繊維の撚り糸から成る基布
    を使用したるフエルトフイルター材。
  2. 【請求項2】有機繊維としてポリテトラフロフォロエチ
    レンを使用したる請求項1に記載するフエルトフイルタ
    ー材。
  3. 【請求項3】無機繊維としてカーボン繊維を使用したる
    請求項1に記載するフエルトフイルター材。
  4. 【請求項4】無機繊維としてガラス繊維を使用したる請
    求項1に記載するフエルトフイルター材。
JP8042796A 1996-02-26 1996-02-26 フエルトフイルター材 Pending JPH09225227A (ja)

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JP8042796A JPH09225227A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 フエルトフイルター材

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999064135A1 (en) * 1998-06-08 1999-12-16 Daikin Industries, Ltd. Filter medium for dust collector of high temperature furnace unit
EP1063871A1 (en) * 1999-06-24 2000-12-27 European Community Divertorfiltering element for a tokamak nuclear fusion reactor, divertor employing the filtering element and tokamak nuclear fusion reactor employing the divertor
JP2025128786A (ja) * 2024-02-22 2025-09-03 進和テック株式会社 集塵ろ布、バグフィルタ及び集塵装置

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