JPH09225433A - 機密文書処理装置 - Google Patents

機密文書処理装置

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JPH09225433A
JPH09225433A JP6534696A JP6534696A JPH09225433A JP H09225433 A JPH09225433 A JP H09225433A JP 6534696 A JP6534696 A JP 6534696A JP 6534696 A JP6534696 A JP 6534696A JP H09225433 A JPH09225433 A JP H09225433A
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screw conveyor
water tank
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water
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JP6534696A
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Toshimitsu Morihana
俊光 森鼻
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機密文書を水槽中で破砕し繊維をほぐして得
られる繊維懸濁液を上方の脱水成形プレスへ移送する過
程において、移送詰りを生じないスクリューコンベヤを
備えた機密文書処理装置を提供すること。 【解決手段】 水槽21内へ垂下され、吸込口43から
繊維懸濁液を吸い込み吐出口44から上方の成形シリン
ダ52へ供給する縦型のスクリューコンベヤ41のケー
シング42内に吸込側から吐出側へかけてピッチが粗く
なるように形成したスクリュー46を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機密文書の処理装置
に関するものであり、更に詳しくは廃棄されるべき機密
文書を機密漏洩の恐れなく再生資源として処理し得る処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】OA化の進展に伴って各事業所での紙の
使用量は急増しており、その結果、大都市の可燃ごみの
ほぼ半量は紙類で占められ、焼却能力が追い付かない状
態を招いている。一方、森林資源の保全の観点から、紙
のリサイクル活動、再生紙の利用も活発化している。
【0003】従来、事業所から出る不要書類の内で機密
性の高いものは、例えばシュレッダの如きで細帯状に裁
断され嵩高い状態で搬出されているほか、それが大量の
場合には細帯状に裁断したものを更に圧縮機で圧縮し袋
詰めして搬出されている。また、ドイツでは機密保持レ
ベルの高いものほど小さい方形状の紙片に裁断すること
の基準が設けられている。しかし、細帯状にしろ方形状
にしろ、機密保持のために文書を細かく裁断することは
紙の繊維長を短かくすることになるので再生紙の原料と
して使用する場合の価値を低下させてしまう。すなわ
ち、機密の保持と再生資源としての価値の維持とは相反
する方向の要請である。
【0004】これらの要請に対するものとして、機密文
書を水槽内の水中で小片に破砕し繊維の絡み合いをほぐ
して繊維懸濁液を形成させ、次いでこの懸濁液を圧縮、
脱水して成形体とする方法が採用されるようになってい
る。この湿式処理の技術については、特開平5−200
377号、特開平7−155730号、特開平7−18
5510号等の各公報において開示されているが、本発
明者もその技術の開発を進めており、すでに特開平7−
214030号、特開平7−229079号、特開平7
−252790号、特開平7−284682号、特開平
8−19769号の各公報において機密文書の処理装置
を提案している。
【0005】(第1従来例)図4は本発明者が開発中に
ある第1従来例としての機密文書処理装置2の縦断面
図、図5は図4における[5]−[5]線方向から見た
断面図、図6は部分省略平面図である。この機密文書処
理装置2の概要を述べれば、廃棄されるべき機密文書と
しての故紙は給紙器11から水槽21内へ投入され、攪
拌羽根34で攪拌され生ずる渦流によって故紙は小片に
破砕され繊維の絡み合いがほぐされて繊維懸濁液が形成
される。繊維懸濁液は縦型のスクリューコンベヤ41に
よって上方の脱水成形プレス51内へ供給され、圧縮用
油圧シリンダ64のピストン62によって圧縮されて脱
水され、所定の大きさのパルプ状のウエットブロックW
に成形されて、下方の収容箱89へ落下し収容される。
そして全体としては箱体7内に収容され、かつその底面
に設けたキャスタ8によって床面を移動可能とされ、設
置場所を変え得るようになっている。
【0006】以下、図4、図5を主体に機密文書処理装
置2を詳しく説明すれば、機密文書の故紙を処理装置2
へ供給する給紙器11は蓋12付きの収納箱13と給紙
ロールボックス14とからなっており、図示せずとも故
紙の水槽21内への投入量が計量されるようになってい
る。給紙器11の下方には、故紙を水中で小片に破砕し
繊維の絡み合いをほぐすための水槽21が設置され、そ
の底部には攪拌機31が設けられている。
【0007】水槽21の側壁内面の等角度間隔となる3
か所には、故紙を衝突させるための方形で厚さ1mmの
破砕板22が水平に上下2段に取り付けられている。ま
た、図示せずとも水槽21内には水位の検知センサが設
けられており、所定レベルよりも水位が低下すると、図
6に示す補給水タンク6から水がポンプ7によってポン
プアップされ、水位が維持されるようになっている。
【0008】攪拌機31の回転軸32は図4を参照して
水槽21の底部の下方から水密構造の軸受33を介して
水槽21内へ挿入されており、攪拌羽根34が回転軸3
2に取り付けられ、回転軸32は水面上まで延在してい
る。また、軸受33の直下となる回転軸32の下端部に
取り付けられたプーリ36と駆動モータ37のプーリ3
8との間にはベルト39が巻装されており、駆動モータ
37は所定時間毎に回転方向が正逆に反転するようにな
っている。
【0009】同じく図4において、水槽21内で故紙が
破砕され繊維の絡み合いをほぐされて形成される繊維懸
濁液を上方へ移送するためのスクリューコンベヤ41が
上部を固定して水槽21内へ垂下されている。スクリュ
ーコンベヤ41は円筒状のケーシング42内でスクリュ
ー46が回転軸45と共に回転され、ケーシング42の
下端部には繊維懸濁液の吸込口43が形成され、上端部
には吐出口44が取り付けられている。また、スクリュ
ー46は吸込側から吐出側へ向かってピッチを粗くした
不等ピッチで形成されている。スクリューコンベヤ41
の拡大断面図である図3を参照して、ケーシング42の
上端フランジ部は処理装置2のフレーム材3に渡した取
付板4上に固定され、更にはフランジを含むケーシング
42の上端部に取り付けたシールリング49r、シール
ハウジング49hからなるシール部材49を介して軸受
48が取り付けられているが、スクリュー46の回転軸
45はこの軸受48に支承されており、図5も参照し回
転軸45の上端部のプーリ47は軸受48と一体的に固
定されているサポート29に取りつけた駆動モータ26
のプーリ27とベルト28で連結されている。
【0010】図4、図6を参照して、スクリューコンベ
ヤ41の吐出口44に近接し、繊維を圧縮して脱水し成
形するための横型の脱水成形プレス51が配置されてい
る。図5、および脱水成形プレス51の部分破断側面図
である図7を参照して、脱水成形プレス51の成形シリ
ンダ52には先端部開口を開閉する可動蓋71と、その
後端側から挿入されるピストン62とが設けられ、ピス
トン62には圧縮用油圧シリンダ64のピストン63の
先端部が取り付けられている。そして、圧縮用油圧シリ
ンダ64には圧力スイッチ69が付されており、所定の
圧力に達すると圧縮用油圧シリンダ64の作動を停止さ
せる。なお、成形シリンダ52はタイロッド58で連結
された2枚の板状支持部材56、57によって先端側と
後端側を支持されており、圧縮用油圧シリンダ64は板
状支持部材57に固定されている。また、板状支持部材
56、57は前述のフレーム材3に渡した取付板4に固
定されている。
【0011】図6、図7を参照して、成形シリンダ52
の上面には、スクリューコンベヤ41の吐出口44の先
端の直下に位置して繊維懸濁液の受入口54がフ−ド5
3と共に開口されており、受入口54より先端側には底
部から両側壁部にかけて網目の交点状に多数に水抜き孔
55が設けられ、後端側底部には排水孔59が設けられ
ている。なお、水抜き孔55は繊維懸濁液から水が分離
される直径4mm程度の孔であり、後述する他の水抜き
孔も同様である。また、ピストン62は先端側ピストン
62Aと後端側ピストン62Bとからなり、成形シリン
ダ52の先端部開口には成形シリンダ52よりもやや大
きい直径の濾水板72を長ビス72bで取り付けた可動
蓋71が設けられている。
【0012】ピストン62の詳細は図8に示されてい
る。図8のAはピストン62の部分破断側面図であり、
図8のBは図8のAにおける[B]−[B]線方向の側
面図、図8のCはおなじく[C]−[C]線方向の断面
図である。ピストン62は放射状に多数の水抜き孔62
aを設けた先端側のピストン62Aと、径の大きい排水
孔62bを設けた後端側ピストン62Bとがスペーサ6
5を介して長ビス65bで固定されており、かつ後端側
ピストン62Bには前述のようにピストンロッド63の
先端部が取り付けられている。
【0013】可動蓋71の詳細は図9に示されている。
図9のAは可動蓋71の縦断面図であり、図9のBは図
9のAにおける[B]−[B]線方向の側面図である。
筒形状の可動蓋71のピストン62側に向く円環状端部
に形成されたテーパ73t付き座ぐり73内へ多数の水
抜き孔72a、72a’を網目の交点状に設けた濾水板
72が嵌め込まれており、長ビス72bで固定して排水
空間74が形成されている。テーパ73tは可動蓋71
が後述の開位置から戻されて成形シリンダ52の先端部
開口に軸線を合わせて当接する時にガイドとして働く。
可動蓋71の底部には排水孔75が形成されており、排
水孔75の直下には排水を水槽21へ導くため排水樋7
6が可動蓋71に固定して設けられている。
【0014】可動蓋71はアーム板85の下端部に取り
付けられており、アーム板85の上端部には開閉用油圧
シリンダ84のピストンロッド83の先端部が取り付け
られている。なお開閉用油圧シリンダ84は板状支持部
材56、57の上面のステイ81に設けた支持部材82
に固定されている。また、アーム板85の中央部には板
状支持部材56に固定したそれぞれのホールダ87を挿
通し水平に並ぶ丸棒状の2本の案内ロッド86が取り付
けられている。
【0015】図5に戻り、可動蓋71は開閉用油圧シリ
ンダ84によって、成形シリンダ52の先端部開口に当
接した閉位置と、矢印mで示す方向へ移動された開位置
との間を案内ロッド86に導かれて往復し、成形シリン
ダ52の先端部開口を開閉する。成形シリンダ52の先
端部開口の前方には空間を隔てて、成形されたウエット
ブロックWが衝突し落下する衝突板88が設けられ、そ
の下方にはウエットブロックWの収容箱89が交換可能
に設けられている。そのほか圧縮用油圧シリンダ64、
開閉用油圧シリンダ84のための油圧ユニット9が水槽
21の下方に設置されている。
【0016】第1従来例の機密文書処理装置2は以上の
ように構成されるが、次ぎにその作用について説明す
る。水槽21には所定の水位まで水が張られ、1分間に
200回転し、30秒間隔で回転方向が反転される攪拌
羽根34によって攪拌されており、成形シリンダ52の
先端部開口は可動蓋71によって閉じられているものと
する。
【0017】機密文書としての故紙は給紙器11の収納
箱13から給紙ロールボックス14を経て水槽21内へ
所定量まで投入される。故紙は水に濡れて膨潤し軟化す
るが、その種類によって故紙が水に濡れにくい場合に
は、あらかじめ湿潤剤で処理しておくか、または水槽2
1内へ湿潤剤を添加する。
【0018】軟化した故紙は、正逆反転する複雑な水の
渦流にもまれ、また破砕板22に衝突して小片に破砕さ
れ繊維の絡み合いがほぐされて、水槽21内に繊維懸濁
液が形成される。所定時間の攪拌後、スクリューコンベ
ヤ41の駆動モータ26が起動され、スクリュー46が
1分間に1000回転の速さで回転されて、繊維懸濁液
が吸込口43から吸い込まれ、吐出口44から成形シリ
ンダ52の受入口54へ流し込まれる。この間、繊維懸
濁液から自然に分離する水は主として成形シリンダ52
の胴部の多数の水抜き孔55から排出され水槽21内へ
戻る。
【0019】成形シリンダ52内へ所定量の繊維懸濁液
が送り込まれると、スクリューコンベヤ41は停止さ
れ、圧縮用油圧シリンダ64がピストンロッド63を押
し出して繊維の圧縮が開始される。すなわち、繊維は成
形シリンダ52の先端部開口を閉じている可動蓋71の
濾水板72とピストン62の先端側ピストン62Aとに
挟まれて圧縮され脱水されるが、濾水板72の水抜き孔
72a、72a’からの水は排水空間74から排水孔7
5、排水樋76を経て水槽21内へ戻り、先端側ピスト
ン62Aの水抜き孔62aからの水は後端側ピストン6
2Bの排水孔62bを経て成形シリンダ52の後端側底
部の排水孔59から水槽21内へ戻る。また両者の中間
においては成形シリンダ52の胴部の水抜き孔55から
水槽21へ戻る。このようにして、繊維は成形シリンダ
52内で圧縮されて脱水されて濾水板72に接する場所
で所定の大きさのウエットブロックWに成形される。
【0020】圧縮圧力が所定の値に達すると圧力スイッ
チ69が働いて圧縮用油圧シリンダ64は一時的に停止
されて開閉用油圧シリンダ84が作動し、ピストンロッ
ド83によってアーム板85が案内ロッド86と共に押
し出されて、アーム板85に固定されている可動蓋71
が開位置へ移動される。次いで、圧縮用油圧シリンダ6
4が再び起動され、所定の大きさに成形されたパルプ状
のウエットブロックWが成形シリンダ52の先端部開口
から押し出され、衝突板88に衝突して下方の収容箱8
9内へ落下する。
【0021】(第2従来例)図10は特開平7−155
730号公報において開示されている廃紙処理装置の縦
断面図であり、図11は図10における[11]−[1
1]線方向から見た縦断面図である。この廃紙処理装置
100においては、廃紙131を廃紙挿入台103から
廃紙フィーダ104を経て界面活性剤溶液の貯留されて
いる解繊槽106内へ投入し、攪拌機107の正逆に反
転する回転によって発生する旋回流中で解繊して解繊懸
濁水を得た後、解繊懸濁水を解繊槽106からスクリュ
ーコンベヤ139によって解繊物ブロック成形用筒体1
44内へ搬送し、解繊物プレス用シリンダ146により
ピストン147と押さえ板153との間で圧縮し除水し
て所定の大きさの解繊物ブロックに成形し、ついで解繊
物ブロック成形用筒体144の中心軸線と直交する解繊
物押出し用シリンダ150のピストンロッド151に取
り付けられている押出しブロック152、押さえ板15
3を後退させてから、解繊物プレス用シリンダ146で
解繊物ブロックを受台156へ押し出し、更に解繊物押
出し用シリンダ150で押出しブロック152を前進さ
せて解繊物ブロックを先の押し出しとは直交する方向へ
押し出し、下方のバケット126に回収するようにした
ものである。
【0022】上述の廃紙処理装置100におけるスクリ
ューコンベヤ139は、解繊槽106の底面上に立設さ
れ、上端が解繊物ブロック成形用筒体144の底面に連
通している筒体138と、その内部のスクリューコンベ
ヤ139とからなっている。筒体138の周壁には水分
を逃がすための多数の小孔138aが設けられ、スクリ
ューコンベヤ139の軸部139aの下端は解繊槽10
6の底部を貫通しており、下端部に取り付けられたプー
リ140と駆動用モータ143のプーリ142との間に
ベルト141が巻装されている。
【0023】そして、スクリューコンベヤ139の羽根
の径方向寸法を同一寸法に設定すると解繊物懸濁水導入
口138bのエッジと羽根との間に解繊物の詰まりを生
じ易いので、特開平7−185510号公報において
は、スクリューコンベヤ139の拡大断面図である図1
2を参照して、解繊物懸濁水導入口138bに臨む部位
の羽根139bの径方法寸法を解繊物懸濁水導入口13
8bから先の羽根139cよりも小さく設定している。
【0024】更には、解繊物搬送部と解繊物ブロック成
形部とは一方が動作中は他方は動作を拘束される関係に
あり処理能力を上げることに限界があるとして、特開平
7−185811号公報においてはスクリューコンベヤ
139と解繊物ブロック成形用筒体144とをそれぞれ
複数設けた廃棄処理装置が提案されている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】図4、図5、図6に示
した第1従来例の機密文書処理装置2は機密文書を機密
漏洩の恐れなく再生原料としての価値を十分に維持して
処理するものであるが、時としてスクリューコンベヤ4
1の上部で移送詰まりを発生した。すなわち、図3を参
照してスクリュー46は回転軸45の回りに等ビッチで
形成されている。そして、そのスクリュー46の水中へ
の挿入部分が限界一杯に持ち上げる繊維懸濁液の移送量
に対して水面より上方の部分も同一ピッチで形成されて
いるので、何等かの原因によって移送の流量が変動し、
水面より上方の部分で繊維の一部が沈降して移送路を狭
めると直ちに移送詰まりに至ったものと思考される。従
って、本発明は移送能力を低下させることなく、移送詰
まりが発生しないスクリューコンベヤを備えた機密文書
処理装置を提供することを課題とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の機密文書処理装
置はスクリューコンベヤのスクリューのピッチを繊維懸
濁液の吸込側から吐出側にかけて粗くなるように形成さ
せている。このような不等ピッチのスクリューとするこ
とにより、スクリューコンベヤの水面より上方の部分で
一時的に繊維の沈降を生じても移送路が狭められないよ
うにしている。
【0027】
【発明の実施の形態】図面を使って本発明の実施の形態
を説明する。図2は本発明の機密文書処理装置1に設置
されるスクリューコンベヤ91の断面図である。スクリ
ュー96は回転軸95の回りにおいて、ケーシング92
の吸込口93から吐出口94にかけてピッチが粗くなる
ように形成されている。本発明における不等ピッチのス
クリュー96を備えたスクリューコンベヤ91は詰まり
を生じ易い上方ほどピッチを粗くし移送路を大きくして
いるので、一時的に詰り気味になることがあっても移送
は継続されて回復し移送詰まりには至らない。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例による機密文書処理装
置について説明する。
【0029】図1は実施例の機密文書処理装置1の縦断
面図であり、第1従来例の図4に対応する図面である。
その構成は水槽21内に垂下されたスクリューコンベヤ
91以外は、供給器11、水槽21、攪拌機31、脱水
成形プレス51を含め、図4、図5、図6に示した第1
従来例の機密文書処理装置2と全く同様に構成されてい
るので、対応する構成要素には同じ符号を付し、それら
の説明は省略する。
【0030】そして、図2に示したような不等ピッチの
スクリュー96を有するスクリューコンベヤ91がケー
シング92の上端部とスクリュー96の軸受48とがフ
レーム材3に渡した取付板4に一体固定され、下端部を
水槽21内へ垂下して設置されている。そして、スクリ
ュー96はケーシング92の内面にほぼ接する径を有
し、ケーシング92には水抜き孔は設けられていない。
【0031】上述のスクリューコンベヤ91の作用を説
明するに、水槽21内で機密文書の故紙が破砕され繊維
の絡み合いがほぐされて繊維懸濁液が形成されるとスク
リューコンベヤ91のスクリュー96が回転されて、吸
込口93から繊維懸濁液が吸い込まれて上方へ移送さ
れ、吐出口94から脱水成形プレス51の成形シリンダ
52内へ供給される。この時、スクリュー96は吸込側
から吐出側へかけてピッチが粗くなるように形成されて
いるので、何等かの原因によってスクリューコンベヤ9
1内の上部で一時的に詰まり気味となることがあっても
移送は直に定常状態に戻り、繊維懸濁液の移送詰りを発
生することはない。なお、以上のスクリューコンベヤ9
1においてはスクリュー96の回転軸95が水槽21の
底部を貫通するような構造ではないので、水密構造の軸
受を必要としない。
【0032】また、スクリューコンベヤ91の吐出口9
4は脱水成形プレス51の成形シリンダ52の開口53
の直上方に設置し、繊維懸濁液を大気下に上方から流し
込むようにしている。すなわち、スクリューコンベヤ9
1と成形シリンダ52とは切り離されているので、第2
従来例のようにスクリューコンベヤ139を解繊物ブロ
ック成形用筒体144の底面と連通させている場合に生
ずるような圧縮圧力のスクリューコンベヤへの逃げは生
じない。
【0033】更には、吸込側においてもスクリュー96
の径をケーシング92の内面に接する程度に大としてい
るので移送量は低下せず、また、ケーシング92には排
水用の水抜き穴を設けていないので、繊維懸濁液を水槽
21から脱水成形プレス51へ移送する過程での自然の
脱水によって繊維濃度が上昇し、繊維懸濁液の流動性が
低下するようなことは起こらない。
【0034】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限られることなく、本発明の
技術的精神に基づいて種々の変形が可能である。
【0035】例えば本実施例においては、スクリュー9
6のピッチを吸込側から吐出側にかけて連続的に増大さ
せたが、2段または3段の如く段階的にピッチを増大さ
せてもよい。
【0036】また本実施例においては、スクリューコン
ベヤ91は水槽21の上方に固定して水槽21内へ垂下
して設置したが、機器配置の都合から回転の駆動源を水
槽21の下方に設置し、スクリュー96の回転軸95が
水槽21の底部を貫通する構造とすることは何等差し支
えない。また本実施例においてはスクリューコンベヤ9
1を水槽21の上方に固定し水槽21中へ垂下させる構
造としたが、水槽21の底部に立設させてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上に説明したような形態で実
施され、以下に記載するような効果を奏する。
【0038】請求項1の機密文書処理装置によれば水槽
中に形成される繊維懸濁液を上方の脱水成形プレスへ移
送するスクリューコンベヤのスクリューのピッチが吸込
側から吐出側にかけて粗になるように設定されているの
で、何らかの原因で一時的に移送の停滞が発生しスクリ
ューコンベヤの上部において詰り気味になることがあっ
ても移送は直に復旧し移送詰りを発生しない。
【0039】また、請求項2による機密文書処理装置に
よれば、スクリューコンベヤは水槽の上方から垂下さ
れ、スクリューコンベヤの回転軸が水槽の底部を貫通し
ない構造とされているので水密構造の軸受を必要せず、
製造コストが低く保守は簡易化される。
【0040】また、請求項3による機密文書処理装置に
よれば、ケーシングに水抜き孔を設けていないのでスク
リューコンベヤで移送する途中に繊維懸濁液が脱水さ
れ、流動性が低下することはない。
【0041】また、請求項4による機密文書処理装置に
よれば、スクリューコンベヤと成形シリンダとは切り離
されているので、成形シリンダでの圧縮圧力がスクリュ
ーコンベヤの方へ逃げることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の機密文書処理装置の縦断面図である。
【図2】実施例の機密文書処理装置に設置されているス
クリューコンベヤの断面図である。
【図3】第1従来例の機密文書処理装置に設置されてい
るスクリューコンベヤの断面図である。
【図4】第1従来例の機密文書処理装置の縦断面図であ
る。
【図5】図4における[5]−[5]線方向から見た縦
断面図である。
【図6】同部分省略平面図である。
【図7】第1従来例における脱水成形プレスの部分破断
側面図である。
【図8】図7におけるピストンを示す図であり、Aは部
分破断側面図、BはAにおける[B]−[B]線方向の
側面図、CはAにおける[C]−[C]線方向の断面図
である。
【図9】図7における可動蓋を示す図であり、Aはその
縦断面図、BはAにおける[B]−[B]線方向の側面
図である。
【図10】第2従来例の廃紙処理装置の縦断面図であ
る。
【図11】図10における[11]−[11]線方向か
ら見た縦断面図である。
【図12】第2従来例の廃紙処理装置の改良されたスク
リューコンベヤの断面図である。
【符号の説明】
1 実施例の機密文書処理装置 2 第1従来例の機密文書処理装置 11 給紙器 21 水槽 31 攪拌機 34 攪拌羽根 41 スクリューコンベヤ 42 ケーシング 43 吸込口 44 吐出口 45 回転軸 46 スクリュー 51 脱水成形プレス 52 成形シリンダ 62 ピストン 64 圧縮用油圧シリンダ 71 可動蓋 84 開閉用油圧シリンダ 85 アーム板 86 案内ロッド 89 収容箱 91 スクリューコンベヤ 92 ケーシング 93 吸込口 94 吐出口 95 回転軸 96 スクリュー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄される機密文書を水槽内の水中に投
    入して前記水槽内に設けた攪拌羽根で攪拌し、生ずる渦
    流で前記文書を小片に破砕し繊維の絡み合いをほぐして
    形成される繊維懸濁液をスクリューコンベヤで前記水槽
    の上方に設置された脱水成形プレス内へ移送し、次いで
    前記脱水成形プレス内で圧縮し脱水して前記繊維のウエ
    ットブロックを成形する機密文書処理装置において、前
    記スクリューコンベヤが吸込側を前記水中に位置させた
    縦型のスクリューコンベヤであり、該スクリューコンベ
    ヤのケーシング内で回転するスクリューのピッチが前記
    繊維懸濁液の吸込側から吐出側にかけて粗くなるように
    形成されていることを特徴とする機密文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スクリューコンベヤが上部を前記水
    槽の上方に固定され、下部を前記水中へ垂下させている
    請求項1に記載の機密文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ケーシングに水抜き用の小孔が設け
    られていない請求項1または請求項2に記載の機密文書
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記スクリューコンベヤが前記繊維懸濁
    液を前記脱水成形プレス内へ大気下に吐出して供給する
    請求項1から請求項3までの何れかに記載の機密文書処
    理装置。
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