JPH09225527A - 圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置 - Google Patents
圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置Info
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- JPH09225527A JPH09225527A JP3085296A JP3085296A JPH09225527A JP H09225527 A JPH09225527 A JP H09225527A JP 3085296 A JP3085296 A JP 3085296A JP 3085296 A JP3085296 A JP 3085296A JP H09225527 A JPH09225527 A JP H09225527A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧延コイルの巻戻し時の塑性変形を許容範囲
内として周辺機器類等との干渉を防ぐとともに輸送,次
工程の処理または品質等に支障をきたすことを抑止する
ことができる圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置
を提供すること。 【解決手段】 圧延コイル尾端部の巻戻し装置1は、リ
ール2によって巻き取られた圧延コイル3の外周面4に
密着するタング状またはフィッシュテール状に形成され
た尾端部5の端縁5a近傍に設置されたピーラ6と、前
記圧延コイル3の周囲に、圧延コイル3の外周面との隙
間を前記尾端部5の端縁5aで最大とし、その位置から
前記圧延コイル3に沿って中心側が内周面と密着する位
置まで漸減する曲線上に配置された案内部材7とから構
成されている。
内として周辺機器類等との干渉を防ぐとともに輸送,次
工程の処理または品質等に支障をきたすことを抑止する
ことができる圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置
を提供すること。 【解決手段】 圧延コイル尾端部の巻戻し装置1は、リ
ール2によって巻き取られた圧延コイル3の外周面4に
密着するタング状またはフィッシュテール状に形成され
た尾端部5の端縁5a近傍に設置されたピーラ6と、前
記圧延コイル3の周囲に、圧延コイル3の外周面との隙
間を前記尾端部5の端縁5aで最大とし、その位置から
前記圧延コイル3に沿って中心側が内周面と密着する位
置まで漸減する曲線上に配置された案内部材7とから構
成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に、圧延コイ
ルの巻き戻し時の尾端部の塑性変形を最小量とすること
ができる圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置に関
する。
ルの巻き戻し時の尾端部の塑性変形を最小量とすること
ができる圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、調質圧延にて機械的性質を調整さ
れた冷延鋼板を需要者の使用に応じて所定の単量,寸法
に形成するために、図4に示すように、ストリップを巻
戻装置のリール2に巻いて形成している。このように形
成された圧延コイル3外周の尾端部5の端縁形状は、直
線状に形成されず、舌状(タング)あるいは魚の尾状
(フィッシュテール)の曲線になっている。このため、
商品として出荷するに際しては、この尾端部5を巻き戻
した後に図5に示すように、必要長さ分ガスバーナ13
を用いて直線状に溶断することにより切り取る必要があ
る。さらに、図6に示すように、圧延コイル3の先端側
をサンプル12として所定範囲切断している。
れた冷延鋼板を需要者の使用に応じて所定の単量,寸法
に形成するために、図4に示すように、ストリップを巻
戻装置のリール2に巻いて形成している。このように形
成された圧延コイル3外周の尾端部5の端縁形状は、直
線状に形成されず、舌状(タング)あるいは魚の尾状
(フィッシュテール)の曲線になっている。このため、
商品として出荷するに際しては、この尾端部5を巻き戻
した後に図5に示すように、必要長さ分ガスバーナ13
を用いて直線状に溶断することにより切り取る必要があ
る。さらに、図6に示すように、圧延コイル3の先端側
をサンプル12として所定範囲切断している。
【0003】一方、一般的に熱間で約6〜25mmの範
囲で圧延した鋼板をリール2に巻いた状態に形成された
圧延コイル3は、その尾端部が外周面に密着しているの
で尾端部を巻き戻すに際しては、尾端部の密着面に楔状
のピーラ7の先端を差し込んで押圧し、差し込まれたピ
ーラ7の上面に案内された尾端部5を圧延コイル3の外
周方向に浮上させることにより口開きし、図7に示すよ
うに、尾端部と圧延コイルの外周面との設定隙間値Sに
拡げた後に切断している。
囲で圧延した鋼板をリール2に巻いた状態に形成された
圧延コイル3は、その尾端部が外周面に密着しているの
で尾端部を巻き戻すに際しては、尾端部の密着面に楔状
のピーラ7の先端を差し込んで押圧し、差し込まれたピ
ーラ7の上面に案内された尾端部5を圧延コイル3の外
周方向に浮上させることにより口開きし、図7に示すよ
うに、尾端部と圧延コイルの外周面との設定隙間値Sに
拡げた後に切断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の圧延コイル尾端部の巻戻し方法にあっては、ピー
ラによって拡げられた圧延コイル外周部の半周程度が塑
性変形を起こしており、特に、尾端部を必要量切り取っ
た端部とその内周側のストリップとの隙間は許容量(一
般的には100mm)以上塑性変形しているために輸送
あるいは次工程への処理に支障をきたしているという不
具合があった。
従来の圧延コイル尾端部の巻戻し方法にあっては、ピー
ラによって拡げられた圧延コイル外周部の半周程度が塑
性変形を起こしており、特に、尾端部を必要量切り取っ
た端部とその内周側のストリップとの隙間は許容量(一
般的には100mm)以上塑性変形しているために輸送
あるいは次工程への処理に支障をきたしているという不
具合があった。
【0005】そこで、この発明は、上記、未解決の課題
に着目してなされたものであり、圧延コイルの巻戻し時
の塑性変形を許容範囲内として、周辺機器類等との干渉
を防ぐとともに輸送,次工程の処理または品質等に支障
をきたすことを抑止することができる圧延コイル尾端部
の巻戻し方法および装置を提供することを目的としてい
る。
に着目してなされたものであり、圧延コイルの巻戻し時
の塑性変形を許容範囲内として、周辺機器類等との干渉
を防ぐとともに輸送,次工程の処理または品質等に支障
をきたすことを抑止することができる圧延コイル尾端部
の巻戻し方法および装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にかかる圧延コイル尾端部の巻戻し方法
は、回動自在のリールにストリップを巻き取ることによ
り形成された圧延コイルの尾端部とこの尾端部の内周側
のストリップとの密着面にピーラを差し込み隙間を形成
して前記尾端部を巻き戻す圧延コイル尾端部の巻き戻し
方法において、前記隙間を、前記尾端部の端縁で最大と
し、且つその位置から前記圧延コイルに沿って中心に向
かう内周面と密着する位置まで漸減するように、前記尾
端部の外側に案内部材を配置して前記尾端部の巻き戻し
時の塑性変形を抑制することを特徴としている。
に、この発明にかかる圧延コイル尾端部の巻戻し方法
は、回動自在のリールにストリップを巻き取ることによ
り形成された圧延コイルの尾端部とこの尾端部の内周側
のストリップとの密着面にピーラを差し込み隙間を形成
して前記尾端部を巻き戻す圧延コイル尾端部の巻き戻し
方法において、前記隙間を、前記尾端部の端縁で最大と
し、且つその位置から前記圧延コイルに沿って中心に向
かう内周面と密着する位置まで漸減するように、前記尾
端部の外側に案内部材を配置して前記尾端部の巻き戻し
時の塑性変形を抑制することを特徴としている。
【0007】これにより、案内部材によって尾端部の外
方への移動を拘束することにより、尾端部と内周側との
隙間が拡がり過ぎることなく塑性変形を抑えることがで
き、巻き取られた尾端部の端縁と内面側のストリップと
の隙間を発生することが抑制される。また、案内部材を
隙間を漸減するように曲線上に配置することにより、尾
端部を巻き戻して切り取った後に巻き取られた残りの部
分が圧延コイルの外方へ大きく膨らむことなく円弧状と
することができる。
方への移動を拘束することにより、尾端部と内周側との
隙間が拡がり過ぎることなく塑性変形を抑えることがで
き、巻き取られた尾端部の端縁と内面側のストリップと
の隙間を発生することが抑制される。また、案内部材を
隙間を漸減するように曲線上に配置することにより、尾
端部を巻き戻して切り取った後に巻き取られた残りの部
分が圧延コイルの外方へ大きく膨らむことなく円弧状と
することができる。
【0008】また、前記案内部材は、複数のガイドロー
ルによって構成してあることにより案内部材の具体的な
態様が明確になり、尾端部の外周面の一部を複数の回転
自在のガイドロールによって案内支持することができ
る。さらに、前記案内部材は、すべり板によって構成し
てある場合もあり、尾端部を簡易な構成によって連続的
にすべり案内支持することもできる。
ルによって構成してあることにより案内部材の具体的な
態様が明確になり、尾端部の外周面の一部を複数の回転
自在のガイドロールによって案内支持することができ
る。さらに、前記案内部材は、すべり板によって構成し
てある場合もあり、尾端部を簡易な構成によって連続的
にすべり案内支持することもできる。
【0009】また、圧延コイルの尾端部とこの尾端部の
内周側のストリップとの密着面に差し込んで隙間を形成
するピーラと、前記隙間を、前記尾端部の端縁で最大と
し、且つその位置から前記圧延コイルに沿って中心に向
かう内周面と密着する位置まで漸減する曲線上で前記尾
端部の塑性変形を抑制する案内部材とからなることを特
徴としている。
内周側のストリップとの密着面に差し込んで隙間を形成
するピーラと、前記隙間を、前記尾端部の端縁で最大と
し、且つその位置から前記圧延コイルに沿って中心に向
かう内周面と密着する位置まで漸減する曲線上で前記尾
端部の塑性変形を抑制する案内部材とからなることを特
徴としている。
【0010】さらに、前記案内部材は、複数のガイドロ
ールによって構成してある場合がある。また、すべり板
によって構成することもできる。
ールによって構成してある場合がある。また、すべり板
によって構成することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、1は圧延コ
イル尾端部の巻戻し装置であり、これは、ストリップ1
3をリール2によって巻き取ることにより形成された圧
延コイル3の外周面4に密着するタング状またはフィッ
シュテール状に形成された尾端部5の端縁5aの近傍に
先端を向けて設置されたピーラ6と、前記圧延コイル3
の周囲に圧延コイル3の外周面との隙間を前記尾端部5
の端縁5aで最大とし、その位置から前記圧延コイル3
に沿ってコイルの中心側が外周面に密着する位置まで漸
減する曲線上に配置された案内部材7とから構成されて
いる。
面に基づいて説明する。図1に示すように、1は圧延コ
イル尾端部の巻戻し装置であり、これは、ストリップ1
3をリール2によって巻き取ることにより形成された圧
延コイル3の外周面4に密着するタング状またはフィッ
シュテール状に形成された尾端部5の端縁5aの近傍に
先端を向けて設置されたピーラ6と、前記圧延コイル3
の周囲に圧延コイル3の外周面との隙間を前記尾端部5
の端縁5aで最大とし、その位置から前記圧延コイル3
に沿ってコイルの中心側が外周面に密着する位置まで漸
減する曲線上に配置された案内部材7とから構成されて
いる。
【0012】なお、案内部材7には、ここでは所定間隔
をあけて複数配置されたガイドロール8が用いられてい
る。前記ピーラ6は楔状であり、その先端部6aに密着
する圧延コイル3の尾端部5と内周側のストリップ13
との間に差し込むことができる程度の厚みとなってい
る。
をあけて複数配置されたガイドロール8が用いられてい
る。前記ピーラ6は楔状であり、その先端部6aに密着
する圧延コイル3の尾端部5と内周側のストリップ13
との間に差し込むことができる程度の厚みとなってい
る。
【0013】また、このピーラ6は図示しない腕部によ
って支持されており、前記リール2の回転方向に移動可
能で且つ水平および垂直方向に移動できるように構成さ
れている。一方、ガイドロール8は圧延コイル3の周囲
に所定間隔をあけて、ここでは5箇所に配置されてお
り、圧延コイル3の尾端部5の端縁5aとの隙間を最大
とし、その位置から前記圧延コイル先端側の内周面と密
着する位置まで漸減する円弧状の曲線上に等間隔で第1
〜第5ガイドロール8a〜8eが配置されている。ま
た、ピーラ6の後端側近傍の第1ガイドロール8aおよ
びその隣の第2ガイドロール8bは圧延コイル3の外周
面に密着して設置されており、ここでは、第1ガイドロ
ール8aおよび第2ガイドロール8bのみリール2と同
期してモータ駆動するようにしてある。
って支持されており、前記リール2の回転方向に移動可
能で且つ水平および垂直方向に移動できるように構成さ
れている。一方、ガイドロール8は圧延コイル3の周囲
に所定間隔をあけて、ここでは5箇所に配置されてお
り、圧延コイル3の尾端部5の端縁5aとの隙間を最大
とし、その位置から前記圧延コイル先端側の内周面と密
着する位置まで漸減する円弧状の曲線上に等間隔で第1
〜第5ガイドロール8a〜8eが配置されている。ま
た、ピーラ6の後端側近傍の第1ガイドロール8aおよ
びその隣の第2ガイドロール8bは圧延コイル3の外周
面に密着して設置されており、ここでは、第1ガイドロ
ール8aおよび第2ガイドロール8bのみリール2と同
期してモータ駆動するようにしてある。
【0014】なお、これらガイドロール8の配置は、こ
こでは有限要素法により決定され、圧延ロール材料の材
質,板厚,板幅等を緒元として尾端部5の連続する曲線
を細かく分割し、各独立点の歪み量等を算出することに
より、巻き戻されたストリップが塑性変形を起こすこと
がない円弧状の曲線上で各ガイドロールの座標点を設定
することができる。
こでは有限要素法により決定され、圧延ロール材料の材
質,板厚,板幅等を緒元として尾端部5の連続する曲線
を細かく分割し、各独立点の歪み量等を算出することに
より、巻き戻されたストリップが塑性変形を起こすこと
がない円弧状の曲線上で各ガイドロールの座標点を設定
することができる。
【0015】また、これ以外に実測によって適宜配置す
ることも可能である。一方、図2に示すように、このガ
イドロール8は、ここでは、第1ガイドロール8aが垂
直方向に移動可能であり、第3ガイドロール8cがリー
ル2の径方向に移動可能となっている。さらに、第2ガ
イドロール8b,第4ガイドロール8d,第5ガイドロ
ール8eは回転軸O1,O2,O3 を中心に回転可能となっ
ている。これにより、リール2に巻着されたあらゆる圧
延コイル3の径および材料に応じて配置を適宜調整でき
るようにしてある。
ることも可能である。一方、図2に示すように、このガ
イドロール8は、ここでは、第1ガイドロール8aが垂
直方向に移動可能であり、第3ガイドロール8cがリー
ル2の径方向に移動可能となっている。さらに、第2ガ
イドロール8b,第4ガイドロール8d,第5ガイドロ
ール8eは回転軸O1,O2,O3 を中心に回転可能となっ
ている。これにより、リール2に巻着されたあらゆる圧
延コイル3の径および材料に応じて配置を適宜調整でき
るようにしてある。
【0016】なお、このガイドロール8は、ここでは圧
延コイル3の周方向に所定間隔をあけて5箇所に設置す
る場合について説明したが、適宜変化させることができ
るのは勿論である。このように構成された圧延コイル尾
端部の巻戻し装置1の作動は、先ず、圧延コイル3をリ
ール2を回転することにより尾端部5とこの尾端部5の
内周側との密着面にピーラを差し込んで設置する。
延コイル3の周方向に所定間隔をあけて5箇所に設置す
る場合について説明したが、適宜変化させることができ
るのは勿論である。このように構成された圧延コイル尾
端部の巻戻し装置1の作動は、先ず、圧延コイル3をリ
ール2を回転することにより尾端部5とこの尾端部5の
内周側との密着面にピーラを差し込んで設置する。
【0017】次いで、第1,第2ガイドロール8a,8
bを圧延コイル3の外周面に押圧するように設置し、さ
らに残りの第3〜第5ガイドロール8c〜8eを圧延コ
イル3の周囲の所定位置に配置した後に、リール2およ
びこれに同期して第1,第2ガイドロール8a,8bを
回転駆動すると、圧延コイル3の尾端部5がピーラ6先
端に向かって送り込まれてピーラ6に上面に案内され
る。
bを圧延コイル3の外周面に押圧するように設置し、さ
らに残りの第3〜第5ガイドロール8c〜8eを圧延コ
イル3の周囲の所定位置に配置した後に、リール2およ
びこれに同期して第1,第2ガイドロール8a,8bを
回転駆動すると、圧延コイル3の尾端部5がピーラ6先
端に向かって送り込まれてピーラ6に上面に案内され
る。
【0018】これにより、尾端部5に連続する圧延コイ
ル3の中心側が外方に離隔されて膨らんだ後に所定間隔
で配置されたガイドロール8と外周面とが当接して外方
への移動が拘束された状態で案内支持されることにな
り、尾端部5を切断した後に再度巻き取った際に切断部
の端縁が圧延コイル3の外方に大きく膨らむことがなく
塑性変形を最小量に抑制することができる。
ル3の中心側が外方に離隔されて膨らんだ後に所定間隔
で配置されたガイドロール8と外周面とが当接して外方
への移動が拘束された状態で案内支持されることにな
り、尾端部5を切断した後に再度巻き取った際に切断部
の端縁が圧延コイル3の外方に大きく膨らむことがなく
塑性変形を最小量に抑制することができる。
【0019】このため、圧延コイル3の輸送,次工程の
処理,品質等への影響を及ぼすことが抑止される。次
に、この発明の別の実施の形態について説明する。これ
は、上記実施の形態において、圧延コイル3の周囲に連
続して配置された案内部材7を簡易なすべり板9とした
ものであり、これ以外の説明は同じであるので省略す
る。
処理,品質等への影響を及ぼすことが抑止される。次
に、この発明の別の実施の形態について説明する。これ
は、上記実施の形態において、圧延コイル3の周囲に連
続して配置された案内部材7を簡易なすべり板9とした
ものであり、これ以外の説明は同じであるので省略す
る。
【0020】図3に示すように、このすべり板9は、圧
延コイル3より軟質の低摩擦性のある材料で構成され、
その形状は、上記実施の形態と同様の方法によって設定
された曲線に沿うようにして配置されている。また端部
は、尾端部5との接触によって材料の損傷を防止するた
めに角処理がしてある。また、ピーラ6の後端側近傍の
すべり板の外周側でリール2軸心に向けて圧延コイル3
を支持部材10によって押圧するとともに、ピーラ先端
側のすべり板9端部外周側も支持部材11によってその
位置を保持している。
延コイル3より軟質の低摩擦性のある材料で構成され、
その形状は、上記実施の形態と同様の方法によって設定
された曲線に沿うようにして配置されている。また端部
は、尾端部5との接触によって材料の損傷を防止するた
めに角処理がしてある。また、ピーラ6の後端側近傍の
すべり板の外周側でリール2軸心に向けて圧延コイル3
を支持部材10によって押圧するとともに、ピーラ先端
側のすべり板9端部外周側も支持部材11によってその
位置を保持している。
【0021】これにより、圧延コイル3尾端部5がすべ
り板9の内周面を摺動して外方への移動を拘束しつつ案
内することにより、尾端部5の塑性変形を抑制すること
も可能である。さらに圧延コイル3のサイズ変更等に際
しては、適宜、すべり板9を交換するか、あるいは可撓
性のある材質を用いて適宜変形させて用いることもでき
る。
り板9の内周面を摺動して外方への移動を拘束しつつ案
内することにより、尾端部5の塑性変形を抑制すること
も可能である。さらに圧延コイル3のサイズ変更等に際
しては、適宜、すべり板9を交換するか、あるいは可撓
性のある材質を用いて適宜変形させて用いることもでき
る。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の圧延
コイル尾端部の巻戻し方法および装置によれば、前記ピ
ーラによって形成された隙間を、前記尾端部の端縁で最
大とし、且つその位置から前記圧延コイルに沿って中心
に向かう内周面と密着する位置まで漸減するように、前
記尾端部の外周面側に案内部材を配置して前記尾端部の
巻き戻し時の塑性変形を抑制することにより、圧延コイ
ルの尾端部の外方への脹らみを拘束して切断後に再度巻
き取られた圧延コイルの輸送,次工程の処理,品質に影
響を及ぼす等の不具合を解消することができる。
コイル尾端部の巻戻し方法および装置によれば、前記ピ
ーラによって形成された隙間を、前記尾端部の端縁で最
大とし、且つその位置から前記圧延コイルに沿って中心
に向かう内周面と密着する位置まで漸減するように、前
記尾端部の外周面側に案内部材を配置して前記尾端部の
巻き戻し時の塑性変形を抑制することにより、圧延コイ
ルの尾端部の外方への脹らみを拘束して切断後に再度巻
き取られた圧延コイルの輸送,次工程の処理,品質に影
響を及ぼす等の不具合を解消することができる。
【図1】この発明の実施の形態に適用した圧延コイル尾
端部の巻戻し装置の概略構成図である。
端部の巻戻し装置の概略構成図である。
【図2】この発明の実施の形態に適用した圧延コイル尾
端部の巻戻し装置のガイドロールの移動軌跡を示す側面
図である。
端部の巻戻し装置のガイドロールの移動軌跡を示す側面
図である。
【図3】この発明の実施の形態に適用した圧延コイル尾
端部の巻戻し装置の変形例を示す側面図である。
端部の巻戻し装置の変形例を示す側面図である。
【図4】従来の圧延コイル尾端部を示す斜視図である。
【図5】従来の圧延コイル尾端部を溶断する状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図6】従来の圧延コイルの尾端部の切断部分を示す側
面図である。
面図である。
【図7】従来の圧延コイル尾端部の設定隙間量を示す側
面図である。
面図である。
1……巻取り装置 2……リール 3……圧延コイル 4……外周面 5……尾端部 6……ピーラ 7……案内部材 8……ガイドロール 9……すべり板 10……支持部材 11……支持部材 12……サンプル 13……ストリップ S……許容隙間量 O……回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 音田 聡一郎 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 生塩 出 広島県広島市西区南観音6丁目4番31号 株式会社リョーセンエンジニアズ内 (72)発明者 谷本 義治 広島県広島市西区南観音6丁目4番31号 株式会社リョーセンエンジニアズ内
Claims (6)
- 【請求項1】 回動自在のリールにストリップを巻き取
ることにより形成された圧延コイルの尾端部とこの尾端
部の内周側のストリップとの密着面にピーラを差し込み
隙間を形成して前記尾端部を巻き戻す圧延コイル尾端部
の巻き戻し方法において、 前記隙間を、前記尾端部の端縁で最大とし、且つその位
置から前記圧延コイルに沿って中心に向かう内周面と密
着する位置まで漸減するように、前記尾端部の外側に案
内部材を配置して前記尾端部の巻き戻し時の塑性変形を
抑制することを特徴とする、圧延コイル尾端部の巻戻し
方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の圧延コイルの巻き戻し
方法において、前記案内部材は、複数のガイドロールに
よって構成してあることを特徴とする、圧延コイル尾端
部の巻戻し方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の圧延コイルの巻き戻し
方法において、前記案内部材は、すべり板によって構成
してあることを特徴とする、圧延コイル尾端部の巻戻し
方法。 - 【請求項4】 圧延コイルの尾端部とこの尾端部の内周
側のストリップとの密着面に差し込んで隙間を形成する
ピーラと、前記隙間を、前記尾端部の端縁で最大とし、
且つその位置から前記圧延コイルに沿って中心に向かう
内周面と密着する位置まで漸減する曲線上で前記尾端部
の塑性変形を抑制する案内部材とからなることを特徴と
する、圧延コイル尾端部の巻戻し装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の圧延コイルの巻き戻し
装置において、前記案内部材は、複数のガイドロールに
よって構成してあることを特徴とする、圧延コイル尾端
部の巻戻し装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載の圧延コイルの巻き戻し
装置において、前記案内部材は、すべり板によって構成
してあることを特徴とする、圧延コイル尾端部の巻戻し
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3085296A JPH09225527A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3085296A JPH09225527A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH09225527A true JPH09225527A (ja) | 1997-09-02 |
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ID=12315252
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|---|---|---|---|
| JP3085296A Pending JPH09225527A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 圧延コイル尾端部の巻戻し方法および装置 |
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|---|---|
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-02-19 JP JP3085296A patent/JPH09225527A/ja active Pending
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| US11241726B2 (en) | 2015-11-25 | 2022-02-08 | Jfe Steel Corporation | Hot-rolled steel sheet and method for manufacturing same |
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