JPH09226149A - 画像形成装置及び記録剤検出装置 - Google Patents

画像形成装置及び記録剤検出装置

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JPH09226149A
JPH09226149A JP3781796A JP3781796A JPH09226149A JP H09226149 A JPH09226149 A JP H09226149A JP 3781796 A JP3781796 A JP 3781796A JP 3781796 A JP3781796 A JP 3781796A JP H09226149 A JPH09226149 A JP H09226149A
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JP3781796A
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Satoshi Saikawa
悟志 才川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光を用いて記録剤の残量検知を行う機構におい
て、部品点数を減少し、製造コストを低減する。 【解決手段】記録ヘッド1はインクタンク2に貯蔵され
たインクを吐出することにより記録媒体上に画像を形成
する。記録ヘッド1が回復系ユニット6による回復処理
位置にある状態で、光学的検知部5はインク4の有無を
検知する。ここで、発光部51よりの光出力は、2方向
に分岐される。発光部51よりの一方の光出力は、イン
クタンク2に照射され、その反射光を受光部52で受光
することでインク4の有無が検知される。また、他方の
光出力は、ガイド部材7の入光面7Aへ到達し、発光面
7Bを発光させる。この発光面7Bが電源表示ランプと
して用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
その記録剤検出装置に関し、特にインクジェット記録方
式の画像形成装置及び記録剤検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成装置では、記録媒体
に記録剤を付着させることにより、記録画像を記録媒体
上に形成する。このような画像形成装置において、記録
剤の残量を確認することが必要となり、多くの画像形成
装置において、残量検知機構が具備されている。
【0003】しかし、残量検知機構を設けると、装置と
しての部品点数がアップし、それに伴って、製品のコス
トがアップしてしまう。そのため、例えばインクジェッ
ト記録装置において、安価な製品では、残量検知機構を
特に設けないものもあった。しかし、この様な製品で
は、例えば記録状態の変化がインク切れによるものか他
の要因によるものかを判断することが困難となり、ユー
ザにかける負担が大きくなる。そこで、製品のコストア
ップを極力押さえるために、より簡易な残量検知機構が
必要とされてきた。
【0004】画像形成装置の残量検知機構として、特願
平6−136216号、特願平6−136217号にお
いて、光をインクタンクに照射し、戻ってきた光を受光
センサで受けることで、インクの有無の判定をする方法
が提案されている。このように、光を利用して記録剤の
有無を検出するものとしては、主にインクタンクに光を
照射する発光部としてLEDを備え、インクタンクから
戻ってくる光を受け取る受光部としては受光センサを備
えた構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、光を用
いた残量検知機構では、装置本体に発光部としてのLE
D、受光部としての受光センサ等を追加することになる
ため、部品点数が増加し、その結果、やはり装置本体の
コストアップにつながるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、光を用いて記録剤の残量検知を行う機構におい
て、部品点数を減少し、製造コストを低減した画像形成
装置及び記録剤検出装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、記録剤の検知
を行う機構に用いられる光源を少なくとも2方向に分岐
し、記録剤検出用の光源と、表示用の光源とを兼ねるよ
うにした画像形成装置及び記録剤検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像形成装置は以下の構成を備えている。
即ち、記録媒体上に画像を形成するために用いられる記
録剤を貯蔵する貯蔵手段と、光源からの光を少なくとも
2方向に分岐して出力する分岐手段と、前記分岐手段よ
りの一方の出力光を前記貯蔵手段へ照射し、その反射光
を検出することで少なくとも前記貯蔵手段における記録
剤の有無を検知する検知手段と、前記分岐手段よりの他
方の出力光を用いて所定の表示を行う表示手段とを備え
る。
【0009】また、好ましくは、前記表示手段における
所定の表示は、当該装置への電源の投入状態を示す電源
表示である。装置の稼動状態において点灯することが要
求される電源表示は、光源の分機構を用いた表示に適し
ているからである。
【0010】また、好ましくは、前記検知手段は、前記
光源と前記反射光とを検出する受光部を有するセンサを
備え、前記分岐手段は、前記センサ内に内蔵される。セ
ンサに分岐手段が内蔵されるので、部品点数が更に減少
し、部品の取り付け工数も減少させることができ、コス
トを低減できる。
【0011】また、好ましくは、前記検知手段は、前記
光源と前記反射光とを検出する受光部を有するセンサを
備え、前記分岐手段は、前記センサの外部に設けられ、
該センサより出力された光を少なくとも2方向に分岐す
る。分岐手段を検知手段に用いられるセンサの外部に設
けるので、市販のセンサを用いることが可能となり、発
明の適用範囲が広がる。
【0012】また、好ましくは、前記検知手段による検
知結果に基づいて、前記光源の発光状態を変更する変更
手段を更に備える。光源の発光状態を変更することで表
示状態が変更され、この結果、部品点数を増加すること
無く、多種の表示表現が可能となるからである。
【0013】また、好ましくは、前記変更手段による前
記光源の発光状態の変更は、該光源の点滅速度の変更に
よって行う。
【0014】また、好ましくは、前記検知手段は、前記
反射光の受光量に基づいて、前記記録剤の有無及び貯蔵
手段の有無を検知する。
【0015】また、好ましくは、前記貯蔵手段は、記録
剤としてインクを貯蔵するインクタンクであり、前記イ
ンクを吐出して記録媒体への画像形成を行う記録ヘッド
を更に備える。インクジェット記録装置への適用が可能
となるからである。
【0016】また、好ましくは、前記記録ヘッドと前記
インクタンクはキャリッジに搭載され、該キャリッジは
記録媒体に該記録ヘッドを対向させた状態で往復移動
し、前記検知手段は、前記キャリッジが前記記録ヘッド
の回復処理を行う位置において前記貯蔵手段における記
録剤の有無を検知する。記録ヘッドの回復処理を行う位
置でインク検出を行うので、インク検出を行うための記
録ヘッドの位置決め等の機構を回復処理機構のもので代
用できるからである。
【0017】また、好ましくは、前記記録ヘッドは、熱
エネルギーを利用してインクを吐出する記録ヘッドであ
って、インクに与える熱エネルギーを発生するための熱
エネルギー変換体を備えているインクジェット記録ヘッ
ドである。
【0018】また、好ましくは、前記記録ヘッドは、前
記熱エネルギー変換体によって印加される熱エネルギー
によりインクに状態変化を生起させ、該状態変化に基づ
いて吐出口よりインクを吐出させるものである。
【0019】また、上記の目的を達成する本発明の記録
剤検出装置は、記録剤を用いて記録媒体上へ画像形成を
行う画像形成装置に用いられる記録剤検出装置であっ
て、光源からの光を少なくとも2方向に分岐して出力す
る分岐手段と、前記分岐手段よりの一方の出力光を、記
録剤を貯蔵する貯蔵部へ照射し、その反射光を検出する
ことで少なくとも該貯蔵部における記録剤の有無を検知
する検知手段と、前記分岐手段よりの他方の出力光を、
所定の表示を行うべく出力する出力手段とを備える。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0021】[第1の実施形態]図1は、本発明が適用
できるカラーインクジェット記録装置IJRA(以下、
単に記録装置と言う)の概観図である。同図において、
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5011,5009を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCは、ピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往
復移動される。このキャリッジHCには、Y(黄),M
(マゼンタ),C(シアン),Bk(黒)各色のインク
タンクITを備えたインクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。また、IJHは記録ヘッドであり、
インクタンクITより供給されたインクを吐出するため
のノズルを有する。
【0022】5002は紙押え板であり、キャリッジの
移動方向に亙って紙をプラテン5000に対して押圧す
る。5007,5008はフォトカプラで、キャリッジ
のレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ
5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポジ
ション検知手段である。5016は記録ヘッドの前面を
キャップするキャップ部材5022を支持する部材で、
5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段で、キャ
ップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行
う。
【0023】5017はクリーニングブレードで、50
19はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材で
あり、本体支持板5018にこれらが支持されている。
ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブレー
ドが本例に適用できることは言うまでもない。又、50
12は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キ
ャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動
し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公
知の伝達手段で移動制御される。
【0024】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来
た時にリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例にはいずれも適用できる。
【0025】以上のような構成のインクジェット記録装
置において、インクジェット記録ヘッドIJHに搭載さ
れたインクジェットカートリッジIJC内のインク残量
検出を行うことは、ユーザへの負担を軽減し、操作性を
向上するものである。
【0026】図2は本実施形態の記録装置におけるイン
ク残量検出部の構成を説明する図である。同図において
1は記録ヘッドIJH(以後、単に記録ヘッド1とす
る)、2はインクタンクIT(以後、単にインクタンク
2とする)である。また、4はインクタンク2に貯蔵さ
れたインクである。
【0027】5は光学的検知部であり、インクタンク2
に光をあて、その反射光を検出することでインクタンク
2内のインク4の有無を検知する。光学的検知部5は、
LED等(光源)の発光部51、反射光を検出する受光
センサを有する受光部52を備える。6は記録ヘッドの
ノズルの詰まり等を回復する回復系ユニットであり、図
1で説明したようにキャップ部材5022、これを支持
する部材5016、このキャップ内を吸引する吸引手段
5016等で構成される。
【0028】7は発光部51より出力された光を当該装
置の外部に導くためのガイド部材であり、7Aは光の入
光面、7Bは光の発光面となる。本実施形態では、一例
として、この発光面7BをPOWER ONの表示用に
使用している。9は当該記録装置本体の外装8に設けら
れた表示部である。発光面7Bはこの表示部9の表示ラ
ンプの一つとして機能する。
【0029】ここで、記録ヘッド1及びインクタンク2
は、図1に示したようなキャリッジHCに搭載され、記
録媒体Pに対向しながら往復移動して、画像を形成す
る。記録ヘッド1は吐出するインク4の増粘等によっ
て、吐出口部の目詰まりを生ずることがあるため、回復
系ユニット6を設け、記録ヘッド1の回復を行ってい
る。そして、本実施形態では、回復動作を行う位置に記
録ヘッド1が位置した状態で、インクタンク2に対向す
る位置に光学的検知部5を設けている。
【0030】図3は第1の実施形態における光学的検知
部5の構成を説明する図である。図3において、53は
光学的検知部5の本体となる部分(以下、本体部材53
という)であり、発光部51から発せられた光を反射す
る光不透過性樹脂により構成される。本体部材53が光
を反射することにより、本体内部での光遮断(本体内部
で発光部51の光が、受光部52に達することを防止す
る)ができるとともに、発光させた光を有効に外部に放
出することができる。54は光透過性樹脂による発光部
51及び受光部52のカバーである。このカバー54に
色を付けることによって、当該光学的検知部5より出力
される光の色を変えることも可能である。
【0031】発光部51より発光された光は経路5aを
通ってインクタンク2に入射する。インクタンク2内に
は、後述のプリズム部が設けられており、経路5aより
入射された光は経路5bを通るように出力される。ま
た、光学的検知部5において、発光部51より発光され
た光は経路5cに対しても光が出力される。この経路5
cへの光出力が表示用の光源となる。
【0032】図4はインクタンク2に設けられたプリズ
ム部を説明する図である。本実施形態においてインクタ
ンク2は四角い箱形状をしており、その中にインク4が
封入されている。また、本実施形態のインクタンク2は
透明または半透明の光を通す可塑性部材で形成されてい
る。また、2Aは、インクタンク2に一体形成された斜
面を有するプリズム部である。
【0033】以上のような構成において、発光部51か
らの光は2方向(インクタンク2とガイド部材7の入光
面7A)に分岐し、照射される。光の一方は、インクタ
ンク2のプリズム部2Aに入射し、プリズム部2Aの斜
面で屈折を起す。
【0034】ここで、n0を空気の屈折率、n1をイン
クタンク2の部材の屈折率、n2をインク4の屈折率、
θ1をプリズム部2Aの斜面への光の入射角、θ0をプ
リズム部2Aの斜面からの空気への光の出射角、θ2を
プリズム部2Aの斜面からインク4への光の出射角とす
ると、スネルの法則により、図4の(b)に示すように
プリズム部2Aの斜面に空気が接している場合は、 n0*SINθ0=n1*SINθ1 となる。
【0035】また、図4の(a)のように、プリズム部
2Aの斜面にインク4が接している場合は、 n2*SINθ2=n1*SINθ1 という関係が成り立つ。
【0036】ここで、θ0またはθ2が90°となるよ
うなθ1を屈折の“臨界角”と呼ぶ。入射角が臨界角を
超えると入射光は全反射する。インク4の屈折率に応じ
て、インクタンク1の部材と、プリズム部2Aの斜面の
角度及び光の入射角を適当に設定すると、インク4が有
る場合は、入射光が受光部52へほとんど返ってこず、
インク4がない場合は、プリズム部2Aの斜面と空気の
境界で全反射するために、入射光を受光部52で検出す
ることができる。
【0037】図4に示した例では、プリズム部2Aの斜
面の角度が45度で頂角が90度の直角プリズムが形成
されている。そして、発光部51からの光が入射角45
度でインクタンクに照射された場合を示している。イン
ク4が水または水を溶媒としたもので屈折率1.32、
インクタンク2の部材がポリプロピレンで屈折率1.5
0であるとすると、プリズム部2Aの斜面即ちインクタ
ンク2の部材から空気への入射光での臨界角は41.8
度、インク4への入射光では臨界角は62.0度とな
る。
【0038】入射角45度は臨界角41.8度より大き
いので、インク4が無い場合は、図4の(b)に示され
るように、入射光は2つの斜面で全反射して入射光に平
行に受光部52に返り、反射光が検出されることにな
る。一方、図4の(a)のようにインク4がある場合
は、臨界角62.0度より小さいために、入射光は全反
射せず、受光部52での反射光の検出量が小さい。以上
のように、発光部51からの光の反射の有無を検知する
ことにより、インク残量の検知が可能となる。
【0039】また、もう一方の光は、ガイド部材7の入
光面7Aに入射し、発光面7Bから外部に出されること
により表示部の点灯を行う。
【0040】以上述べてきたように、第1の実施形態に
よれば、光学的検知部5の発光部51の光を2方向に分
岐し、インクの残量検知および表示部9の点灯を1個の
LEDで実施することができる。このため、表示部9専
用の光源を別途設ける必要がなく、さらには、LED
(表示用)の基板または基板上のスペース、配線等を省
略できるため、トータル的に部品点数の削減が可能とな
り、コストダウンが図れる。
【0041】なお、上記実施形態では、センサの光源が
表示部の光源を兼ねていたが、表示部の光源がセンサの
光源を兼ねる構成でもよい。さらに、反射型の光学的検
知部を使用して本実施形態を説明してるが、インクタン
クを透過した光を検出してインクの有無を検知する透過
型の光学的検知部を用いることも可能である。
【0042】[第2実施形態]次に本発明の第2実施形
態について、図5を用いて説明する。第1の実施形態で
は、光学的検知部5の内部に光を分岐する機構を設けて
ある。これに対して、第2の実施形態では、発光部51
からの光の分岐を、光学的検知部5の外部で行うもので
ある。
【0043】図5は第2の実施形態における光学的検知
部及び光の分岐機構を説明する図である。図5におい
て、11は、光を通す可塑性部材であるアクリル等で構
成されており、光を分岐するための手段として用いる分
岐用プリズムである。11Aは光学的検知部5の発光部
51から出力された光を反射光(図中破線)と透過光
(図中一点鎖線)に分岐する分岐面であり、発光部51
からの光を全反射しない角度(本実施形態では、入射光
の法線に対して30度傾けている)に設定している。1
1Bは分岐プリズム11内を通った光を外に出すための
分岐プリズム発光面であり、この発光面11Bが表示ラ
ンプの一つを構成する。11Cは発光部51からの光の
分岐プリズム入光面である。
【0044】ここで、図5では、発光部51から発せら
れた入射光(図中実線)が、分岐プリズム入光面11C
から分岐用プリズム11内に入る。そして、分岐面11
Aによって、上述したようなスネルの法則により、反射
光と透過光に分けられる。本例では、入射光は図5に示
すように、分岐面11Aの法線に対して30度傾いた点
線に示すように反射される反射光と、同じく分岐面11
Aの法線に対して19.5度傾いた一点鎖線で示される
ように通過する透過光に分岐される。
【0045】ここで、反射光(破線)は、分岐プリズム
11と空気の境界面に60度の角度で入射するため、入
射角が臨界角より大きくなり、反射光は全反射し、点線
で示すような光路をたどり、光の損失がなく、分岐プリ
ズム発光面11Bより出力される。また、透過光は一点
鎖線に示すような光路をたどり、インクタンク2のプリ
ズム部2Aに入射する。プリズム部2Aによって反射さ
れれば(即ち、インクがない状態であれば)、光は受光
部52に返ってきて検出される。なお、プリズム部2A
における斜面の角度等は、分岐プリズム11によって入
射光が垂直方向よりある角度をもって入射されるため、
この入射光が受光部52へ向かって出射されるように適
切に設定されている。
【0046】以上のような構成にすることで、本発明の
第1実施形態と同様な効果を得ることができると共に、
光学的検知部5の構成に手を加えることが不要となる。
このため、市販の反射型のフォトセンサを使用すること
ができるため、量産性に向く構成とすることができる。
【0047】[実施形態3]次に本発明の第3実施形態
について、図5,図6を用いて説明する。第3の実施形
態は、発光部51の発光間隔に変化をもたせて表示表現
の種類を増やしたものである。
【0048】図6は第3の実施形態における表示ランプ
の点灯形態を説明する図である。図6の(a)におい
て、表示面7Bが塗りつぶされた黒丸で表わされている
のは、表示面7Bが発光部51の光により点灯された状
態を示している。また、図6の(b)において、塗りつ
ぶされた黒丸の外部周辺に放射状に多数の線(本図では
8本)が用いられて表わされているのは、発光面7Bが
短い間隔で点滅を行っている状態(速い点滅状態)を示
している。また、図6の(c)において、塗りつぶされ
た黒丸の外部周辺に放射状に少数の線(本図では4本)
が用いられて表わされているのは、発光面7Bが長い間
隔で点滅を行っている状態(遅い点滅状態)を示してい
る。
【0049】以上のように発光面7Bの点灯状態(即
ち、発光部51の点灯状態)を変化させることにより、
複数種類の表示表現をすることが可能となる。
【0050】本実施形態では、表示表現の一例として、
点灯状態の変化を用いて次のような内容の表示を行う。
【0051】図6の(a)の点灯状態では、通常の使用
状態で装置本体の電源がONになっていることを表示す
る。図6の(b)の速い点滅状態では、通常の使用状態
ではない(エラー有)ことを表示することとする。ここ
で、図6の(b)の例は、光学的検知部5によるインク
の残量検知の結果、インクが無くなったことを検知し、
発光部51を速い点滅状態で点滅させたものである。図
6の(c)は、インクタンク2自体が装着されていない
ことを示す表示状態とする。即ち、インクタンク2が装
着されていないことを検知し、発光部51を遅い点滅状
態で点滅させたものである。
【0052】さらに、図7のフローチャートを用いて、
第3の実施形態の動作を詳細に説明する。図7は第3の
実施形態による発光部51の発光制御手順を示すフロー
チャートである。
【0053】インク4の残量検知がスタートすると、ス
テップS1においてインクタンク2が光学的検知部5に
よって検知可能な位置に移動し、検知状態となる。ここ
で、検知可能な位置は、第1の実施形態において上述し
たように回復処理ポジションである。なお、本実施形態
では、インク残量検知を実行するタイミングで回復ポジ
ションへキャリッジが移動し、インク残量検知が行われ
るものとするが、回復動作を行うためにキャリッジが回
復ポジションに移動した際に(回復動作は定期的に行わ
れる)インク残量のチェックを起動するように構成して
もよい。
【0054】そして、光学的検知部5によってインク残
量検知が実行され、受光部52に到達する光量の差によ
り、インク4及びインクタンク2の状態が判断される。
まず、インクタンク2にインク4が有る場合を説明す
る。図4の(a)で説明したように、発光部51からの
光は、インク4が有ることにより、インク4の中に大部
分が透過するが、インク4とプリズム部2Aの境界によ
り少量の光が反射され、受光部52によって検出され
る。これにより、処理がステップS2からステップS3
へ進み、インクタンク2が装着されておりかつインク4
も存在することが確認される。従って、印字可能な通常
状態と判断され(ステップS4)、発光部51が点灯状
態となる(ステップS5)。この結果、表示部9では通
常の電源ON状態が表示される(図6の(a)の点灯状
態となる)。
【0055】一方、インクタンク2は存在するが、イン
ク4が存在しない場合を説明する。図4の(a)で説明
したように、この場合は、発光部51からの光は、イン
ク4が無いことにより、インク4とプリズム部2Aの境
界により全反射され、受光部52によって多量の光が検
出されることになる。従って、処理はステップS2から
ステップS7へ進み、インクタンク2はあるが、インク
4が無くなっていることが確認される。そして、インク
タンクは装着されているがインク4が無いために記録が
できない状態であると判断され(ステップS8)、発光
部51を速い点滅状態とする(ステップS9)。この結
果、表示部9は、図6の(b)のような速い点滅状態と
なり、ユーザに対してインク4が無いことを警告する。
【0056】次に、インクタンク2そのものが装置に装
着されていない場合を説明する。この場合、発光部51
からの光は、反射部材となるインクタンク2が無いため
に、受光部52に全く反射光が入らないことになり、受
光部2の検知する光量がほとんど0になる。これによ
り、処理はステップS2からステップS10へ進み、イ
ンクタンク2が無いことが確認される。そして、インク
タンク2が装着されていないために記録ができな状態で
あると判断され(ステップS11)、発光部51を遅い
点滅状態とする(ステップS12)。この結果、表示部
9はユーザに対して図6の(c)に示すような点滅を行
い、インクタンク2が無いことを警告する。
【0057】以上説明したように第3の実施形態によれ
ば、発光部51の発光間隔に変化をもたせて複数種類の
表示表現を行うことが可能となり、表示用の発光源も別
途用いなくても済むため、第1、第2の実施形態と同様
に、部品点数の削減及びコストダウンができる。
【0058】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0059】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録剤の検出を行う機構に用いられる光源を少なくとも
2方向に分岐し、記録剤検出用の光源と、表示用の光源
とを兼ねるようにしたので、部品点数が削減され、コス
トの低減が実現される。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用できるカラーインクジェット記録
装置の概観図である。
【図2】第1の実施形態の記録装置におけるインク残量
検出部の構成を説明する図である。
【図3】第1の実施形態における光学的検知部5の構成
を説明する図である。
【図4】インクタンク2に設けられたプリズム部を説明
する図である。
【図5】第2の実施形態における光学的検知部及び光分
岐機構を説明する図である。
【図6】第3の実施形態における表示ランプの点灯形態
を説明する図である。
【図7】第3の実施形態による発光部51の発光制御手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 インクタンク 2A プリズム部 4 インク 5 光学系検知部 6 回復系ユニット 7 ガイド部材 7A 入光面 7B 発光面 8 外装 9 表示部 11 分岐プリズム 11A 分岐面 11B 分岐プリズム発光面 11C 分岐プリズム入光面 51 発光部 52 受光部 53 光学的検知部の本体 54 カバー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上に画像を形成するために用い
    られる記録剤を貯蔵する貯蔵手段と、 光源からの光を少なくとも2方向に分岐して出力する分
    岐手段と、 前記分岐手段よりの一方の出力光を前記貯蔵手段へ照射
    し、その反射光を検出することで少なくとも前記貯蔵手
    段における記録剤の有無を検知する検知手段と、 前記分岐手段よりの他方の出力光を用いて所定の表示を
    行う表示手段とを備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段における所定の表示は、当
    該装置への電源の投入状態を示す電源表示であることを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段は、前記光源と前記反射光
    とを検出する受光部を有するセンサを備え、 前記分岐手段は、前記センサ内に内蔵されることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、前記光源と前記反射光
    とを検出する受光部を有するセンサを備え、 前記分岐手段は、前記センサの外部に設けられ、該セン
    サより出力された光を少なくとも2方向に分岐すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記検知手段による検知結果に基づい
    て、前記光源の発光状態を変更する変更手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記変更手段による前記光源の発光状態
    の変更は、該光源の点滅速度の変更によって行うことを
    特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段は、前記反射光の受光量に
    基づいて、前記記録剤の有無及び貯蔵手段の有無を検知
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記貯蔵手段は、記録剤としてインクを
    貯蔵するインクタンクであり、 前記インクを吐出して記録媒体への画像形成を行う記録
    ヘッドを更に備えることを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドと前記インクタンクはキ
    ャリッジに搭載され、該キャリッジは記録媒体に該記録
    ヘッドを対向させた状態で往復移動し、 前記検知手段は、前記キャリッジが前記記録ヘッドの回
    復処理を行う位置において前記貯蔵手段における記録剤
    の有無を検知することを特徴とする請求項8に記載の画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
    用してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに
    与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換
    体を備えているインクジェット記録ヘッドであることを
    特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記記録ヘッドは、前記熱エネルギー
    変換体によって印加される熱エネルギーによりインクに
    状態変化を生起させ、該状態変化に基づいて吐出口より
    インクを吐出させるものであることを特徴とする請求項
    10に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 記録剤を用いて記録媒体上へ画像形成
    を行う画像形成装置に用いられる記録剤検出装置であっ
    て、 光源からの光を少なくとも2方向に分岐して出力する分
    岐手段と、 前記分岐手段よりの一方の出力光を、記録剤を貯蔵する
    貯蔵部へ照射し、その反射光を検出することで少なくと
    も該貯蔵部における記録剤の有無を検知する検知手段
    と、 前記分岐手段よりの他方の出力光を、所定の表示を行う
    べく出力する出力手段とを備えることを特徴とする記録
    剤検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006142818A (ja) * 2004-10-20 2006-06-08 Canon Inc 液体収納容器
JP2007001210A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Canon Inc 液体収納容器
US8109617B2 (en) 2004-10-20 2012-02-07 Canon Kabushiki Kaisha Liquid container and ink jet printing apparatus

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