JPH09226724A - 縦型充填包装装置 - Google Patents

縦型充填包装装置

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JPH09226724A
JPH09226724A JP6738596A JP6738596A JPH09226724A JP H09226724 A JPH09226724 A JP H09226724A JP 6738596 A JP6738596 A JP 6738596A JP 6738596 A JP6738596 A JP 6738596A JP H09226724 A JPH09226724 A JP H09226724A
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Sanji Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填包装の処理を迅速化し、構造の簡素化、
小型化を行う。 【解決手段】 袋体を供給する袋体供給部2と、供給さ
れた袋体の袋口を挟持及びその解除を行う一対のリップ
部材を有し、リップ部材が袋口の開閉方向に回動可能と
なっているホルダ10と、ホルダのリップ部材による袋
口の挟持を解除する解除部材30と、袋口がホルダに挟
持された袋体を両側から挟む押さえ部材35と、押さえ
部材の下方の袋体内に不活性ガスを噴出するガスノズル
40と、ホルダの上方からリップ部材に当接するように
下降して袋口の開口方向にリップ部材を回動させると共
に、内容物を袋体内に充填するホッパ3と、袋体を両側
から挟んで保持する保持部材及び袋口をシールするシー
ル部材が一体的に上下動するように取り付けられた搬送
部4とを備えた縦型の装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は袋体の内容物を充填
する縦型の充填包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】緑茶、紅茶、ウーロン茶等の茶葉、コー
ヒー粉、粉末状調味料、さらには米、麦等の食品を袋体
に自動的に充填し包装する装置として、出願人はロータ
リー式充填装置を先に出願した(特願平7ー22289
号)。この装置は90゜毎に間欠回転する回転体の4分
割位置にホルダを取り付けると共に、この回転体の回転
軌道の4分割位置を袋体の供給ステーション、袋体への
内容物充填ステーション、袋体のガス置換ステーショ
ン、袋口のシールステーションとしている。袋体はホル
ダに袋口が挟持された状態で回転体の回転と共に移動
し、この移動によって内容物の充填、ガス置換、袋口の
シールが順次行われて包装体となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このロ
ータリー式充填装置は回転体の間欠回転に追随して処理
を行うところから処理量に限界があり、高速処理に対処
できない問題を有している。又、袋体の供給装置、内容
物の充填装置、ガス置換装置、シール装置を回転体の回
転軌道に沿って配置するため、装置が複雑で、大型化し
ている。さらに、以上のような装置を回転体の回転と連
動させる必要があり、その制御が難しい問題を有してい
る。
【0004】本発明はこのようなロータリー式充填装置
の問題点を考慮してなされたものであり、高速処理が可
能で、簡単且つ小型化ができ、さらには制御も容易な縦
型の充填包装装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の縦型充填包装装
置は、袋体を吊り下げ状に供給する袋体供給部と、供給
された袋体の袋口を挟持及びその解除を行う一対のリッ
プ部材を有し、当該リップ部材が袋口の開閉方向に回動
可能となっているホルダと、このホルダのリップ部材に
よる袋口の挟持を解除する解除部材と、袋口がホルダに
挟持された袋体を両側から挟む押さえ部材と、袋体内に
進入し、押さえ部材の下方の袋体内に少なくとも不活性
ガスを噴出するガスノズルと、前記ホルダの上方からリ
ップ部材に当接するように下降して袋口の開口方向にリ
ップ部材を回動させると共に、内容物を袋体内に充填す
るホッパと、袋体を両側から挟んで保持する保持部材及
び袋口をシールするシール部材が一体的に上下動するよ
うに取り付けられた搬送部と、を備えていることを特徴
とする。
【0006】この装置は、袋体供給部からの袋体の袋口
をホルダが挟持し、このホルダの保持状態で、ガスノズ
ルが袋体内のガス置換及び袋体の膨らましを行い、ホッ
パが袋体への内容物の充填を行う。搬送部はこの袋体を
ホルダから取り出して下方に搬送し、袋口のシールを行
い、包装体として成形する。
【0007】このような構造では、全てが上下方向への
直線的な移動であり、回転に比べてスピードアップが容
易なため、処理量が飛躍的に増大する。又、上述した各
種の部材を上下方向に配置すると共に、上下方向の駆動
で全ての処理を行うため、構造が簡単で、小型化ができ
ると共に、制御が容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の実施の形
態の全体を示す。基台1が縦型に成形され、この基台1
に袋体供給部2、ホッパー3、ホルダ10、搬送部4が
配置されている。
【0009】袋体供給部2は基台1の側面部分に配置さ
れるものであり、袋体11が積層状態で載置される袋台
21と、この袋台21を上下動させる袋台シリンダ22
と、袋台21上の袋体を吸着によって取り出す給袋部材
23とを備えている。給袋部材23は基台1の側部に取
り付けられており、袋台21上の最上部の袋体11を吸
着によって取り出すピックアップアーム24と、ピック
アップアーム24が取り出した袋体をホルダ10に移送
する供給アーム25とを備えている。
【0010】図3はこの袋体供給部2を示し、供給アー
ム25は同一軸上に配置されて、袋体11の袋口の両側
から吸着する第1及び第2のアーム25a、25bを有
している。この場合、第2のアーム25bは供給部材2
6に連結され、同部材26の作動によって第1のアーム
25aに対して進退する。
【0011】供給部材26はカム溝26aが形成された
カムプレート26bと、供給アーム25の軸端を回動さ
せる回動モータ26cとを備えている。カムプレート2
6bのカム溝26aには、第2のアーム25bから延び
るピン25cが係合しており、このピン25cがカム溝
26aに沿って走行することにより、第2のアーム25
bが第1のアーム25aとの密着状態から離反方向に移
動して、袋体11の上部の袋口を開口する。このとき、
供給アーム25全体は図3の鎖線で示すように、水平位
置まで回動する。これにより供給アーム25は袋口が開
口した状態の袋体11をホルダ10まで移送し、これ以
降は上下方向に作動によって処理が行われる。
【0012】図4〜図6はホルダ10を示し、基台1に
ボルト等によって固定される取付フレーム12と、この
取付フレーム12から延びる支持フレーム13と、袋体
11を保持する一対のリップ部材14と、各リップ部材
14の裏側に取り付けられた挟持部材9とを備えてい
る。リップ部材14は支持フレーム13に平行状態で回
転可能に掛け渡された軸フレーム15に取り付けられる
ことにより、相互に対向している。このリップ部材14
は軸フレーム15が回転することで、袋体11の開閉方
向に一体的に回動する。かかるリップ部材14にはばね
16が相互に掛け渡されることで、相互の接近方向に付
勢されている。そしてリップ部材14を押圧することに
より、図6の鎖線で示すように全体がばね16のばね力
に抗して回動し、この回動によって袋体の袋口を開口す
る。
【0013】挟持部材9は各リップ部材の裏側に取り付
けられることで、リップ部材14との間で袋体11の袋
口を挟持するものである。この挟持を行うため、挟持部
材9はその軸に捩じりばね9aが巻回されており、捩じ
りばね9aによってリップ部材14との当接方向に付勢
されてリップ部材14の裏面に圧接している。この挟持
部材9の上部には同部材9をリップ部材14との圧接か
ら離反させる離反ロール9bが取り付けられている。こ
の離反ロール9bを押圧することで挟持部材9はその下
部がリップ部材14との当接から離れ、これにより袋体
11の挟持を解放する。この離反ロール9bを押圧する
ため、離反ロール9bとの対向部位には解除部材30が
配置されている(図1参照)。
【0014】この解除部材30は基台1に取り付けられ
た解除用シリンダ31と、解除用シリンダ31に取り付
けられた解除用パッド32とを備えており、解除用パッ
ド32がホルダ10の各離反ロール9bに対向してい
る。この構造では解除用シリンダ31が作動することで
解除用パッド32が進出して、離反ロール9bを押圧
し、これにより挟持部材9がリップ部材14から離れ、
リップ部材14と挟持部材9とによる袋口の挟持が解除
される。
【0015】ホルダ10におけるリップ部材14の配設
部位と直交する対向部位には、図5及び図6に示すよう
に、一対の引っ張りロッド17が配置されている。この
引っ張りロッド17は支持フレーム13に回動可能に垂
下しており、そのロッド軸17aには、捩じりばね19
が巻回されている。引っ張りロッド17は図5の実線で
示すように、その下部が袋体11の袋口に進入してお
り、捩じりばね19のばね力によりリップ部材14と直
交する方向に袋体11を引っ張るように作用する。これ
により袋体11の袋口を良好な引張状態とすることがで
きる。なお、引っ張りロッド17のロッド軸17aには
リンクロッド18が連結されており、このリンクロッド
18を回動することにより、図5の鎖線で示すように、
引っ張りロッド17が相互に接近するため、その下部が
袋体11の袋口に進入できる。
【0016】以上のホルダ10の下方には、押さえ部材
35が配置されている。押さえ部材35は袋体11の両
側に位置するように設けられていると共に、基台1に取
り付けられた押さえ用シリンダ36に装着されており、
押さえ用シリンダ36の作動によって袋体11を両側か
ら挟むように作用する。これにより袋体11の上部が封
鎖状態となり、後述するように袋体11内に噴射された
ガスが逃げることを防止する。
【0017】前記ホッパ3はホルダ10の上方に設けら
れている。このホッパ3は基台1に取り付けられた作動
シリンダ37のピストンに連結されており、作動シリン
ダ37の駆動により上下動する。そしてホッパ3の下方
向への移動により、その下端部分がホルダ10のリップ
部材14の間に進入する。このホッパ3の下端部分はリ
ップ部材14に当接し、一対のリップ部材14を相互の
離反方向に回動する。これによりリップ部材14に挟持
されている袋口が開口し、内容物の充填が可能となる。
【0018】このような作動では、袋口が強制的に開口
されるため、袋口にチャックを有した袋体への適用が可
能となる。チャック付袋体は凸チャック及び凹チャック
(いずれも図示省略)が相互に嵌合することで袋口を閉
鎖する形態となっている。このチャック付袋体はチャッ
クが閉じた状態で供給されるため、内容物の充填に先だ
って閉じ状態を解除する必要がある。この実施の形態で
は、ホッパ3がリップ部材14に当接することで、リッ
プ部材14を強固に回動させるため、かかるチャックを
も解除することができる。これによりチャック付袋体に
対する処理が可能となる。
【0019】なお、ホッパ3にはフィーダ38が連結さ
れていると共に、このフィーダ38の上部には計量器3
9が設けられている。計量器39は内容物が所定量とな
るように計量し、フィーダ38はこの計量された内容物
をホッパ3に供給する。そしてホッパ3は内容物を袋体
11に導き、内容物の充填を行う。
【0020】40はホッパ3の上方に配置されたガスノ
ズルである。このガスノズル40は上下動可能となって
いると共に、バルブ(図示省略)を介して不活性ガスタ
ンク及びポンプ(いずれも図示省略)に接続されてい
る。これによりガスノズル40は袋体11内に進入して
不活性ガス又は空気を噴射し、後述するように袋体11
を膨らませ、内容物の充填を容易とする。
【0021】前記搬送部4は基台1の下部に設けられて
いる。この搬送部4は基台1の底部に立設された上下動
シリンダ41と、上下動シリンダ41に取り付けられて
上下動するブラケット42と、ブラケット42に取り付
けられた一対のシール部材43及び一対の保持部材44
とを備えている。シール部材43は袋体11の袋口を熱
シール又は超音波シールによって閉鎖するものであり、
保持部材44は袋体11を両側から挟むものである。か
かるシール部材43及び保持部材44はブラケット42
と共に、上下動するが、この上下動を安定的に行うた
め、基台1にはガイドシャフト45が立設されている。
そして、ブラケット42にはこのガイドシャフト45が
挿通するガイドブロック46が設けられている。7はシ
ール部材43及び保持部材44の下方に配置された排出
シュートである。
【0022】次に、この実施の形態の作動を図1により
説明する。袋体11はガスバリヤ性の包材によって袋口
部分だけが開放された袋形状に成形され、折り畳まれた
状態で袋台21に載置される。袋体供給部2の袋台21
が上昇し、袋台21上の最上部の袋体11をピックアッ
プアーム24が吸着して取り出す。供給アーム25の第
1及び第2のアーム25a、25bはこの袋体の袋口を
両側から吸着し、この吸着状態で上方に回動する。この
か移動中に第1及び第2のアーム25a、25bは離反
して袋口を開口する。
【0023】一方、解除部材30では解除パッド32が
進出しホルダ10の離反ロール9bを押圧し、挟持部材
9とリップ部材14とを離反させる。袋口が開口された
状態で供給アーム25により移送された袋体はその袋口
がこれらの間に挿入され、解除部材30の作動が停止す
ることで、リップ部材14及び挟持部材9が袋口を挟持
する。この挟持の後、供給アーム25は下方向に回動し
て、退避する。
【0024】その後、ガスノズル40が下降して袋体1
1内に進入し、これに連動して押さえ部材35が袋体1
1を両側から挟む。これにより袋体11及びガスノズル
40が押さえ部材35によって挟まれて押さえられた状
態となる。そしてガスノズル40から不活性ガス或いは
空気が袋体11内に噴射される。このとき袋体11は押
さえ部材35によって挟まれているため、ガスは押さえ
部材35よりも上方へ移動することができない。このた
め袋体11内がガスによって充満されて袋体11が膨ら
む。これにより折り畳み状態が解除され、内容物が袋体
11内に自由に落下できる状態となる
【0025】袋体11が膨らんだ後、押さえ部材35は
袋体11の挟み状態から退避する。そしてホッパ3が下
降して、ホルダ10のリップ部材14に当接し、同部材
14を離反方向に回動させる。これによりリップ部材1
4は袋口を開口し、この状態でフィーダ38を介して所
定量の内容物がホッパ3から袋体1内に落下して、その
充填が行われる。この充填に際しては、上述したように
ガスノズル40からのガスによって袋体が膨らむこと
で、その折り畳み状態が解除されているため、内容物を
円滑に落下させることができる。
【0026】内容物の充填後、ホッパ3が上昇すると共
に、ガスノズル40が上昇する。これにより上方での処
理が終了し、上下動シリンダ41が伸長作動して、シー
ル部材43及び保持部材44が一体的に上昇する。ここ
で、保持部材44が袋体11を両側から挟んで保持す
る。この状態で解除部材30が再度、駆動して挟持部材
9をリップ部材14から離反させる。これによりホルダ
10は袋口の挟持を解除する。この解除においても、保
持部材44が袋体11を挟んでいるため、袋体11が不
用意に落下することがない。
【0027】その後、上下動シリンダ41が短縮作動
し、袋体11を下降させる。この下降位置でシール部材
43が駆動して袋体11の袋口をシールする。このシー
ルによって袋口が閉鎖された包装体が作製され、シール
部材43及び保持部材44が同時に作動を解除する。こ
れにより袋体11は排出シュート7に落下して排出され
る。なお、上下動シリンダ41による袋体11の下降の
直後においては、袋体供給部2が作動して、次段の袋体
への処理を続行し、以後、同様な処理を連続的に行う。
【0028】このような実施の形態では各処理の全てが
上下方向への直線的な移動であり、回転運動に比べてス
ピードアップができるため、迅速な処理ができ、処理量
を増大させることができる。又、処理を行う部材を上下
方向に配置し、上下方向の駆動で全ての処理を行うた
め、構造が簡単で、小型化でき、しかも制御が容易とな
る。
【0029】本発明は以上の実施の形態に限定されるこ
となく、種々変更が可能である。例えば、ガスノズル4
0は圧縮空気を噴射しても良く、これにより安価に稼働
することができる。又、内容物に充填に際しては、バイ
ブレーション装置を設け、袋体を振動させながら充填し
ても良く、これにより充填時の架橋を防止することがで
きる。さらにチャック付袋体を充填に用いる場合、搬送
部4の保持部材44をチャックに合わせて位置決めし
て、チャックの嵌合用に使用しても良く、これによりチ
ャックを自動的に閉じることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、袋体の袋口の開口、袋体内へ
のガス噴射、袋体内への内容物の充填、袋口のシールの
全てが上下方向での移動で行うため、回転に比べてスピ
ードアップが容易で、迅速処理ができ、処理量が増大す
る。又、各種の部材を上下方向に配置するため、構造が
簡単で、小型化でき、制御も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体の正面図である。
【図2】全体の側面図である。
【図3】袋体供給部の部分正面図である。
【図4】ホルダの平面図である。
【図5】ホルダの側面図である。
【図6】ホルダの正面図である。
【符号の説明】
2 袋体供給部 3 ホッパ 4 搬送部 10 ホルダ 11 袋体 14 リップ部材 30 解除部材 35 押さえ部材 43 シール部材 44 保持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体を吊り下げ状に供給する袋体供給部
    と、 供給された袋体の袋口を挟持及びその解除を行う一対の
    リップ部材を有し、当該リップ部材が袋口の開閉方向に
    回動可能となっているホルダと、 このホルダのリップ部材による袋口の挟持を解除する解
    除部材と、 袋口がホルダに挟持された袋体を両側から挟む押さえ部
    材と、 袋体内に進入し、押さえ部材の下方の袋体内に少なくと
    も不活性ガスを噴出するガスノズルと、 前記ホルダの上方からリップ部材に当接するように下降
    して袋口の開口方向にリップ部材を回動させると共に、
    内容物を袋体内に充填するホッパと、 袋体を両側から挟んで保持する保持部材及び袋口をシー
    ルするシール部材が一体的に上下動するように取り付け
    られた搬送部と、を備えていることを特徴とする縦型充
    填包装装置。
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