JPH09226765A - 容器の蓋体とその成形方法 - Google Patents
容器の蓋体とその成形方法Info
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- JPH09226765A JPH09226765A JP6387896A JP6387896A JPH09226765A JP H09226765 A JPH09226765 A JP H09226765A JP 6387896 A JP6387896 A JP 6387896A JP 6387896 A JP6387896 A JP 6387896A JP H09226765 A JPH09226765 A JP H09226765A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開封操作後の開口縁が露出しないようにし、
簡単な構成及び工程で安全性を確保することにある。 【解決手段】 容器11の上端部外周に巻き締め固定され
る巻締壁15の上端から、容器11上端部内に嵌入する嵌入
壁16を反転垂下し、嵌入壁16の下端に天板17を連続させ
て一体成形した金属製蓋体14にあって、嵌入壁16の下端
に、天板17の周端部を形成する周端壁18を形成すると共
に、周端壁18内周に、天板17の大部分を形成する封止壁
19をスコア線20を介して切離可能に連続して構成し、封
止壁19の一部上面にリベット21を介して引張片22を一体
付設し、嵌入壁16に、膨出端がスコア線20のほぼ直上に
位置する第一の膨出部23を内方に膨出する形態で形成す
ると共に、封止壁19の外周端部に、膨出端がスコア線20
のほぼ直上に位置する第二の膨出部24を外方に膨出する
形態で形成した構成の蓋体とその成形法である。
簡単な構成及び工程で安全性を確保することにある。 【解決手段】 容器11の上端部外周に巻き締め固定され
る巻締壁15の上端から、容器11上端部内に嵌入する嵌入
壁16を反転垂下し、嵌入壁16の下端に天板17を連続させ
て一体成形した金属製蓋体14にあって、嵌入壁16の下端
に、天板17の周端部を形成する周端壁18を形成すると共
に、周端壁18内周に、天板17の大部分を形成する封止壁
19をスコア線20を介して切離可能に連続して構成し、封
止壁19の一部上面にリベット21を介して引張片22を一体
付設し、嵌入壁16に、膨出端がスコア線20のほぼ直上に
位置する第一の膨出部23を内方に膨出する形態で形成す
ると共に、封止壁19の外周端部に、膨出端がスコア線20
のほぼ直上に位置する第二の膨出部24を外方に膨出する
形態で形成した構成の蓋体とその成形法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板の開口を、ス
コア線により囲まれた封止壁を引き剥がすことにより達
成する金属製蓋体とその成形方法に関するものである。
コア線により囲まれた封止壁を引き剥がすことにより達
成する金属製蓋体とその成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品や薬品、化学品等を収納する容器に
は、先ず第一義的に完全な密封性が要求される。即ち、
需要者が容器を開封するまでの間に製造された食品等の
品質が劣化してしまうことがないように、或いは運搬を
効率良く行うことができるようにするためには、収納容
器自体に気密性、液密性が維持できるようにすることが
重要なのである。
は、先ず第一義的に完全な密封性が要求される。即ち、
需要者が容器を開封するまでの間に製造された食品等の
品質が劣化してしまうことがないように、或いは運搬を
効率良く行うことができるようにするためには、収納容
器自体に気密性、液密性が維持できるようにすることが
重要なのである。
【0003】次に、食品等の収納作業工程にあっては、
この密封性を確保しながらも確実且つ迅速簡単に組付け
が達成できるようにすることが要求される。つまり、容
器本体内に内容物を収納した状態で、容器本体の開口部
を蓋体によって効率良く密に閉塞しなければならない。
この密封性を確保しながらも確実且つ迅速簡単に組付け
が達成できるようにすることが要求される。つまり、容
器本体内に内容物を収納した状態で、容器本体の開口部
を蓋体によって効率良く密に閉塞しなければならない。
【0004】そして、次いで需要者が使用等に際して開
封する際には、密封性の確保とは逆の概念であるが、蓋
体を簡単且つ確実にしかも安全に容器本体から除去でき
るようにすることが必要である。
封する際には、密封性の確保とは逆の概念であるが、蓋
体を簡単且つ確実にしかも安全に容器本体から除去でき
るようにすることが必要である。
【0005】このような要求の全てを満足させるための
観点から、従来は、容器としてスチールやアルミニウム
等の金属缶が広く使用された。この金属缶は、密封が確
実であって多少の衝撃に耐え、且つ収納物の変質を防ぐ
ことができ、また、天板の一部にスコア線を刻設して封
止壁を形成し、この封止壁をスコア線部分で引き剥がし
て開口部を形成する所謂プルタブ構造にすれば、簡単に
開封できる。
観点から、従来は、容器としてスチールやアルミニウム
等の金属缶が広く使用された。この金属缶は、密封が確
実であって多少の衝撃に耐え、且つ収納物の変質を防ぐ
ことができ、また、天板の一部にスコア線を刻設して封
止壁を形成し、この封止壁をスコア線部分で引き剥がし
て開口部を形成する所謂プルタブ構造にすれば、簡単に
開封できる。
【0006】金属缶は、従来より、所謂スリーピース缶
が広く使用されている。これは、金属製の筒体の一方端
を金属製の底板で塞いでカシメ封止或いはロール治具に
よる巻き締め封止し、筒体の他方端である開口端から内
容物を収納して、この開口端を同様に金属製の蓋板で塞
いでカシメ封止或いはロール治具による巻き締め封止す
る構成で、極めて高い密封効果が達成される。
が広く使用されている。これは、金属製の筒体の一方端
を金属製の底板で塞いでカシメ封止或いはロール治具に
よる巻き締め封止し、筒体の他方端である開口端から内
容物を収納して、この開口端を同様に金属製の蓋板で塞
いでカシメ封止或いはロール治具による巻き締め封止す
る構成で、極めて高い密封効果が達成される。
【0007】天板の開口形態としては、主として飲料を
収納する容器の場合に、天板の一部を切除して開口部を
形成するものと、主として食品を収納する容器の場合
に、天板の殆どを切除して開口部を形成するものとがあ
る。
収納する容器の場合に、天板の一部を切除して開口部を
形成するものと、主として食品を収納する容器の場合
に、天板の殆どを切除して開口部を形成するものとがあ
る。
【0008】そして、特に天板の殆どを切除して開口部
を形成する構成のものにあっては、天板の殆どの部分を
占める封止壁をスコア線部分で切除した場合、この切除
後に封止壁の周縁及び容器内周面の残存する天板部分周
縁が、開口縁として鋭利な状態となる。
を形成する構成のものにあっては、天板の殆どの部分を
占める封止壁をスコア線部分で切除した場合、この切除
後に封止壁の周縁及び容器内周面の残存する天板部分周
縁が、開口縁として鋭利な状態となる。
【0009】この鋭利状態は、蓋体自体が極めて肉薄で
あるためであり、スコア線切断時には多少強い力を加え
なければならないので、この鋭利な部分で手を傷付ける
虞れがあった。この怪我は、開封時のみならず、収納物
を取り出す際、容器や封止壁を廃棄する際等にも生じ得
るものである。
あるためであり、スコア線切断時には多少強い力を加え
なければならないので、この鋭利な部分で手を傷付ける
虞れがあった。この怪我は、開封時のみならず、収納物
を取り出す際、容器や封止壁を廃棄する際等にも生じ得
るものである。
【0010】このような観点から、このスコア線の切断
によって生じた鋭利な開口縁部分を被覆する構成の発明
が種々提案されている。例えば特開昭60−20445
2号公報、特開昭62−64729号公報、特公平6−
83865号公報、特公平4−55941号公報等々で
ある。
によって生じた鋭利な開口縁部分を被覆する構成の発明
が種々提案されている。例えば特開昭60−20445
2号公報、特開昭62−64729号公報、特公平6−
83865号公報、特公平4−55941号公報等々で
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
60−204452号公報、特開昭62−64729号
公報、特公平6−83865号公報等に記載されている
発明は、封止壁の周縁に形成される鋭利な部分、或いは
容器内周面の残存する天板部分周縁に形成される鋭利な
部分の何れかが露出しないようにしているだけであっ
て、他方の鋭利部分については何等の手当がなされてな
いため、怪我の危険度は依然として解消されていない。
60−204452号公報、特開昭62−64729号
公報、特公平6−83865号公報等に記載されている
発明は、封止壁の周縁に形成される鋭利な部分、或いは
容器内周面の残存する天板部分周縁に形成される鋭利な
部分の何れかが露出しないようにしているだけであっ
て、他方の鋭利部分については何等の手当がなされてな
いため、怪我の危険度は依然として解消されていない。
【0012】これに対して特公平4−55941号公報
に開示された発明は、上記双方の鋭利部分を露出させな
いように考えられている。即ちこの従来例は、裂開案内
線1(スコア線)の外側である巻締め側の蓋板面を案内
線1の上側に曲げてループ部3を構成し、また、裂開案
内線1の内側である開口片側(封止壁)の蓋板面を案内
線1の下側に曲げてループ部8を構成する。
に開示された発明は、上記双方の鋭利部分を露出させな
いように考えられている。即ちこの従来例は、裂開案内
線1(スコア線)の外側である巻締め側の蓋板面を案内
線1の上側に曲げてループ部3を構成し、また、裂開案
内線1の内側である開口片側(封止壁)の蓋板面を案内
線1の下側に曲げてループ部8を構成する。
【0013】そして、裂開案内線1を切断した際、巻締
め側の開口縁が上側のループ部3の帰還部分4よりも外
側に位置するようにし、一方開口片側の開口縁が下側の
ループ部8の帰還部分9よりも内側に位置するようにす
る。
め側の開口縁が上側のループ部3の帰還部分4よりも外
側に位置するようにし、一方開口片側の開口縁が下側の
ループ部8の帰還部分9よりも内側に位置するようにす
る。
【0014】その結果、開封のために開口片を引き上げ
る際、下側のループ部8の帰還部分9が、巻締め側の開
口縁の裂開部20を上側のループ部3の帰還部分4下面
に当接させて内方に露出しないようにさせることがで
き、次いで上側のループ部3の帰還部分4が、開口片側
の開口縁の裂開部21を下側のループ部8の帰還部分9
上面に当接させて外方に露出しないようにさせることが
できるため、安全性が確保できるとしている。
る際、下側のループ部8の帰還部分9が、巻締め側の開
口縁の裂開部20を上側のループ部3の帰還部分4下面
に当接させて内方に露出しないようにさせることがで
き、次いで上側のループ部3の帰還部分4が、開口片側
の開口縁の裂開部21を下側のループ部8の帰還部分9
上面に当接させて外方に露出しないようにさせることが
できるため、安全性が確保できるとしている。
【0015】確かにこの従来例は、開口縁の鋭利部分に
対する安全性を確保しようとする点では効果を挙げると
考えられる。しかしながら、上記した作用を達成させる
ためには、裂開案内線1(スコア線)を中心にして、巻
締め側のループ部3を上側に曲げ、開口片側のループ部
8を下側に曲げることが、構成上の必須要件となり、こ
の構成に伴い種々の成形上の問題点が露呈するに至っ
た。
対する安全性を確保しようとする点では効果を挙げると
考えられる。しかしながら、上記した作用を達成させる
ためには、裂開案内線1(スコア線)を中心にして、巻
締め側のループ部3を上側に曲げ、開口片側のループ部
8を下側に曲げることが、構成上の必須要件となり、こ
の構成に伴い種々の成形上の問題点が露呈するに至っ
た。
【0016】即ち成形過程で、開口片側のループ部8は
下側に曲げられるものであるから、このループ部8を形
成するための段部の仮座屈は、裂開案内線1の形成に先
だって行われる必要がある。
下側に曲げられるものであるから、このループ部8を形
成するための段部の仮座屈は、裂開案内線1の形成に先
だって行われる必要がある。
【0017】その結果、裂開案内線1の形成は、仮座屈
された段部部分を避けて、上記従来例で第7図で示され
たように、或いは前記特公平6−83865号公報等に
開示された発明のように、筒状の下型と、この下型の内
径よりも僅かに径の小さい上型とで製品を上下から挟持
して微小な浅絞り加工を施して達成するのである。
された段部部分を避けて、上記従来例で第7図で示され
たように、或いは前記特公平6−83865号公報等に
開示された発明のように、筒状の下型と、この下型の内
径よりも僅かに径の小さい上型とで製品を上下から挟持
して微小な浅絞り加工を施して達成するのである。
【0018】このため、この裂開案内線1の形成手段で
は製品たる蓋体の上下両面に裂開案内線1の傷が必然的
に付くことになるのであるが、特に容器に装着した場合
の容器の内面となる蓋体の下面に傷が付くと、錆の発生
等により収納内容物が変質してしまう大きな問題があっ
た。
は製品たる蓋体の上下両面に裂開案内線1の傷が必然的
に付くことになるのであるが、特に容器に装着した場合
の容器の内面となる蓋体の下面に傷が付くと、錆の発生
等により収納内容物が変質してしまう大きな問題があっ
た。
【0019】従来よりのスコア線(裂開案内線1)の形
成手段として代表的なものは、刃断面V字形状とした円
筒形の刃プレスを蓋体の上面から押圧する形態であり、
この方法によれば、損傷は蓋体の上面だけであるから収
納物の品質に影響を及ぼすことはないのであるが、この
方式では当該箇所を下方から乗載支持するための下型が
必要であり、上記従来例では、仮座屈された段部部分が
既に形成されているためにこの下型を配置することがで
きず、上記裂開案内線1の形成手段とならざるを得ず、
それ故に収納内容物の変質を避けることができないので
ある。
成手段として代表的なものは、刃断面V字形状とした円
筒形の刃プレスを蓋体の上面から押圧する形態であり、
この方法によれば、損傷は蓋体の上面だけであるから収
納物の品質に影響を及ぼすことはないのであるが、この
方式では当該箇所を下方から乗載支持するための下型が
必要であり、上記従来例では、仮座屈された段部部分が
既に形成されているためにこの下型を配置することがで
きず、上記裂開案内線1の形成手段とならざるを得ず、
それ故に収納内容物の変質を避けることができないので
ある。
【0020】更には、上記従来例では二つのループ部
を、夫々所定の間隙を形成しながらS字状に湾曲させな
ければならないため、当初の一次成形品は可成の深皿形
状とならざるを得ず、多くの材料を使用しなければなら
ない点で、歩留まりの大きい不経済なものになってい
る。
を、夫々所定の間隙を形成しながらS字状に湾曲させな
ければならないため、当初の一次成形品は可成の深皿形
状とならざるを得ず、多くの材料を使用しなければなら
ない点で、歩留まりの大きい不経済なものになってい
る。
【0021】そして、上記従来例では二つのループ部を
S字状に湾曲させなければならないために金型構造が複
雑となり、成形工程も多いものになっているのである
が、そもそもこのような形状とするのは、裂開案内線1
を切断した際に、巻締め側の開口縁が上側のループ部3
の帰還部分4よりも外側に位置するようにし、一方開口
片側の開口縁が下側のループ部8の帰還部分9よりも内
側に位置するようにするためである。
S字状に湾曲させなければならないために金型構造が複
雑となり、成形工程も多いものになっているのである
が、そもそもこのような形状とするのは、裂開案内線1
を切断した際に、巻締め側の開口縁が上側のループ部3
の帰還部分4よりも外側に位置するようにし、一方開口
片側の開口縁が下側のループ部8の帰還部分9よりも内
側に位置するようにするためである。
【0022】このような構成とすればより安全性が確保
できるであろうことは推測できる。しかしながら、開口
縁がループ部の帰還部分よりも外側或いは内側に位置す
るようにしなくても、開口縁がループ部の帰還部分より
も突出しなければ充分に安全性が確保されることは経験
上明らかにされている。
できるであろうことは推測できる。しかしながら、開口
縁がループ部の帰還部分よりも外側或いは内側に位置す
るようにしなくても、開口縁がループ部の帰還部分より
も突出しなければ充分に安全性が確保されることは経験
上明らかにされている。
【0023】よって本発明は、開封操作後の開口縁を露
出しないようにすることを技術的課題とし、もって安全
性を、簡単な構成及び工程で充分に確保できるようにす
ることを目的とするものである。
出しないようにすることを技術的課題とし、もって安全
性を、簡単な構成及び工程で充分に確保できるようにす
ることを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の容器の蓋体は、容器の上端部外周に巻き締
め固定される巻締壁の上端から、容器上端部内に嵌入す
る嵌入壁を反転垂下し、この嵌入壁の下端に天板を連続
させて一体成形した金属製蓋体にあって、嵌入壁の下端
に、天板の周端部を形成する周端壁を形成すると共に、
この周端壁内周に、天板の大部分を形成する封止壁をス
コア線を介して切離可能に連続して構成し、この封止壁
の一部上面にリベットを介して引張片を一体付設し、嵌
入壁に、膨出端がスコア線のほぼ直上に位置する第一の
膨出部を内方に膨出する形態で形成すると共に、封止壁
の外周端部に、膨出端が前記スコア線のほぼ直上に位置
する第二の膨出部を外方に膨出する形態で形成して構成
する。
め、本発明の容器の蓋体は、容器の上端部外周に巻き締
め固定される巻締壁の上端から、容器上端部内に嵌入す
る嵌入壁を反転垂下し、この嵌入壁の下端に天板を連続
させて一体成形した金属製蓋体にあって、嵌入壁の下端
に、天板の周端部を形成する周端壁を形成すると共に、
この周端壁内周に、天板の大部分を形成する封止壁をス
コア線を介して切離可能に連続して構成し、この封止壁
の一部上面にリベットを介して引張片を一体付設し、嵌
入壁に、膨出端がスコア線のほぼ直上に位置する第一の
膨出部を内方に膨出する形態で形成すると共に、封止壁
の外周端部に、膨出端が前記スコア線のほぼ直上に位置
する第二の膨出部を外方に膨出する形態で形成して構成
する。
【0025】この場合、スコア線を天板の上面に刻設す
る構成とするのが良い。
る構成とするのが良い。
【0026】また、本発明の上記した容器の蓋体の成形
方法は、巻締壁形成部と嵌入壁形成部と天板形成部とを
連続させ、嵌入壁形成部に第一の膨出部形成用の第一の
段部を設けて一体成形した一次成形品成形工程と、天板
形成部に、リベット形成用突出部を設ける二次成形品成
形工程と、嵌入壁形成部の第一の段部以下を逆テーパー
形状に形成すると共に、天板形成部に、第二の膨出部形
成用の第二の段部を設ける三次成形品成形工程と、天板
形成部の上面にスコア線を刻設し、天板形成部を周端壁
と封止壁とに区画する四次成形品成形工程と、第二の段
部を座屈させ、膨出端がスコア線のほぼ直上に位置する
状態で、第二の膨出部を外方に膨出形成する五次成形品
成形工程と、リベット形成用突出部に引張片を嵌め込ん
でリベット形成用突出部を座屈させて、封止壁の一部上
面にリベットを介して引張片を一体付設する六次成形品
成形工程と、第一の段部を座屈させ、膨出端がスコア線
のほぼ直上に位置する状態で、第一の膨出部を内方に膨
出形成する七次成形品成形工程と、を順次行うことを特
徴とする。
方法は、巻締壁形成部と嵌入壁形成部と天板形成部とを
連続させ、嵌入壁形成部に第一の膨出部形成用の第一の
段部を設けて一体成形した一次成形品成形工程と、天板
形成部に、リベット形成用突出部を設ける二次成形品成
形工程と、嵌入壁形成部の第一の段部以下を逆テーパー
形状に形成すると共に、天板形成部に、第二の膨出部形
成用の第二の段部を設ける三次成形品成形工程と、天板
形成部の上面にスコア線を刻設し、天板形成部を周端壁
と封止壁とに区画する四次成形品成形工程と、第二の段
部を座屈させ、膨出端がスコア線のほぼ直上に位置する
状態で、第二の膨出部を外方に膨出形成する五次成形品
成形工程と、リベット形成用突出部に引張片を嵌め込ん
でリベット形成用突出部を座屈させて、封止壁の一部上
面にリベットを介して引張片を一体付設する六次成形品
成形工程と、第一の段部を座屈させ、膨出端がスコア線
のほぼ直上に位置する状態で、第一の膨出部を内方に膨
出形成する七次成形品成形工程と、を順次行うことを特
徴とする。
【0027】上述した構成とした結果、容器に組付けら
れた蓋体にあって、天板の封止壁部分に一体付設されて
いる引張片を上方に引き上げると、スコア線の切離で封
止壁部分を容易に天板から引き剥がし、容器を開封する
ことができる。
れた蓋体にあって、天板の封止壁部分に一体付設されて
いる引張片を上方に引き上げると、スコア線の切離で封
止壁部分を容易に天板から引き剥がし、容器を開封する
ことができる。
【0028】本来この種の蓋体は極めて肉薄な金属製で
あるので、スコア線で封止壁部分を徐々に切離させなが
ら天板から引き剥がす際に、切離された封止壁の開口縁
部分が撓み変形してしまい、力がかけにくくなって開封
しにくく、そのために危険なものになっている。
あるので、スコア線で封止壁部分を徐々に切離させなが
ら天板から引き剥がす際に、切離された封止壁の開口縁
部分が撓み変形してしまい、力がかけにくくなって開封
しにくく、そのために危険なものになっている。
【0029】処が上記した本発明の構成によれば、封止
壁の周縁には座屈されて押し潰された第二の膨出部が位
置しており、この第二の膨出部が三層構造となって一種
の補強縁となる。従って、切離された封止壁の開口縁部
分が撓み変形してしまうことはないので、開封操作性が
良いものになる。
壁の周縁には座屈されて押し潰された第二の膨出部が位
置しており、この第二の膨出部が三層構造となって一種
の補強縁となる。従って、切離された封止壁の開口縁部
分が撓み変形してしまうことはないので、開封操作性が
良いものになる。
【0030】開封後の封止壁の開口縁と天板の周端部を
形成する周端壁の開口縁とは、開口縁となるスコア線
が、嵌入壁に内方に膨出する形態で形成された第一の膨
出部の膨出端のほぼ直下に位置し、且つ、封止壁の外周
端部に外方に膨出する形態で形成された第二の膨出部の
膨出端のほぼ直下に位置しているため、開封後に鋭利な
この開口縁の夫々が、第一の膨出部の膨出端及び第二の
膨出部の膨出端に隠れて突出露出することはなく、従っ
て安全性が確保される。
形成する周端壁の開口縁とは、開口縁となるスコア線
が、嵌入壁に内方に膨出する形態で形成された第一の膨
出部の膨出端のほぼ直下に位置し、且つ、封止壁の外周
端部に外方に膨出する形態で形成された第二の膨出部の
膨出端のほぼ直下に位置しているため、開封後に鋭利な
この開口縁の夫々が、第一の膨出部の膨出端及び第二の
膨出部の膨出端に隠れて突出露出することはなく、従っ
て安全性が確保される。
【0031】
【発明の実施の形態】スチールやアルミニウム等で一体
成形される容器11は、筒壁12の下端に底壁(図示省
略)を設けた構成で、筒壁12上端部は外方に反転屈曲
されて組付部13となっている。
成形される容器11は、筒壁12の下端に底壁(図示省
略)を設けた構成で、筒壁12上端部は外方に反転屈曲
されて組付部13となっている。
【0032】スチールやアルミニウム等で成形される比
較的肉薄な金属製の蓋体14は、容器11の組付部13
に巻き締め固定される巻締壁15の上端から、容器10
上端部内に嵌入する嵌入壁16を反転垂下し、この嵌入
壁16の下端に天板17を連続させて一体成形した構成
である。
較的肉薄な金属製の蓋体14は、容器11の組付部13
に巻き締め固定される巻締壁15の上端から、容器10
上端部内に嵌入する嵌入壁16を反転垂下し、この嵌入
壁16の下端に天板17を連続させて一体成形した構成
である。
【0033】嵌入壁16の下端には、天板17の周端部
を形成する周端壁18が形成され、この周端壁18の内
周に、天板17の大部分を形成する封止壁19がスコア
線20を介して切離可能に連続する。
を形成する周端壁18が形成され、この周端壁18の内
周に、天板17の大部分を形成する封止壁19がスコア
線20を介して切離可能に連続する。
【0034】封止壁19の一部上面には、リベット21
を介して引張片22が一体付設されており、引張片22
の先端はスコア線20の直上に臨んで位置する。
を介して引張片22が一体付設されており、引張片22
の先端はスコア線20の直上に臨んで位置する。
【0035】更に、嵌入壁16には、膨出端がスコア線
20のほぼ直上に位置する第一の膨出部23が内方に膨
出する形態で形成され、封止壁19の外周端部には、膨
出端がスコア線20のほぼ直上に位置する第二の膨出部
24が外方に膨出する形態で形成されている。
20のほぼ直上に位置する第一の膨出部23が内方に膨
出する形態で形成され、封止壁19の外周端部には、膨
出端がスコア線20のほぼ直上に位置する第二の膨出部
24が外方に膨出する形態で形成されている。
【0036】従って、内容物を収納した容器11の筒壁
12上端部内に蓋体14の嵌入壁16を嵌入させ、組付
部13に蓋体14の巻締壁15を巻き締め固定すること
により容器11内の密封が確保される。
12上端部内に蓋体14の嵌入壁16を嵌入させ、組付
部13に蓋体14の巻締壁15を巻き締め固定すること
により容器11内の密封が確保される。
【0037】そして、引張片22の基端部を浮き上げて
引き上げると、リベット21部分を始点としてその先端
部が作用点として下降し、この先端部に対向するスコア
線20部分を押圧して破断する。
引き上げると、リベット21部分を始点としてその先端
部が作用点として下降し、この先端部に対向するスコア
線20部分を押圧して破断する。
【0038】そこで更に、引張片22を引き上げるとス
コア線20が破断し、封止壁19が切離されて開封が達
成されるのである。
コア線20が破断し、封止壁19が切離されて開封が達
成されるのである。
【0039】さて、このようにして開封された蓋体14
にあって、封止壁19は引張片22と共に切離され、容
器11には、蓋体14の残部として巻締壁15と嵌入壁
16と天板17の周端部を形成する周端壁18とが一体
になって残存し、封止壁19の周縁にはスコア線20の
破断による鋭利な開口縁が、周端壁18内縁には同じく
スコア線20の破断による鋭利な開口縁が夫々形成され
ることになる。
にあって、封止壁19は引張片22と共に切離され、容
器11には、蓋体14の残部として巻締壁15と嵌入壁
16と天板17の周端部を形成する周端壁18とが一体
になって残存し、封止壁19の周縁にはスコア線20の
破断による鋭利な開口縁が、周端壁18内縁には同じく
スコア線20の破断による鋭利な開口縁が夫々形成され
ることになる。
【0040】しかしながら、封止壁19の外周端部にあ
っては、封止壁19の周縁で鋭利な開口縁となるスコア
線20部分の直上に、第二の膨出部24が膨出端が位置
するように形成されているため、開口縁が第二の膨出部
24の膨出端よりも少なくとも外方に突出することはな
い。
っては、封止壁19の周縁で鋭利な開口縁となるスコア
線20部分の直上に、第二の膨出部24が膨出端が位置
するように形成されているため、開口縁が第二の膨出部
24の膨出端よりも少なくとも外方に突出することはな
い。
【0041】また嵌入壁16にあっては、天板17の周
端部を形成する周端壁18の周縁で鋭利な開口縁となる
スコア線20部分の直上に、第一の膨出部23が膨出端
が位置するように形成されているため、開口縁が第一の
膨出部23の膨出端よりも少なくとも容器11の内方に
突出することはない。
端部を形成する周端壁18の周縁で鋭利な開口縁となる
スコア線20部分の直上に、第一の膨出部23が膨出端
が位置するように形成されているため、開口縁が第一の
膨出部23の膨出端よりも少なくとも容器11の内方に
突出することはない。
【0042】即ち、封止壁19の開口縁は第二の膨出部
24の膨出端よりも突出露出することはなく、周端壁1
8の開口縁も第一の膨出部23の膨出端よりも突出露出
することはないので、手の損傷事故を未然に抑止するこ
とができるのである。
24の膨出端よりも突出露出することはなく、周端壁1
8の開口縁も第一の膨出部23の膨出端よりも突出露出
することはないので、手の損傷事故を未然に抑止するこ
とができるのである。
【0043】次に、上記した構成の蓋体14を成形する
するための一手段の実施例を図3以下に示す。先ず、円
板形状の金属製材料を所定のプレス金型を用いて一次成
形品14a(図示省略)を成形する。
するための一手段の実施例を図3以下に示す。先ず、円
板形状の金属製材料を所定のプレス金型を用いて一次成
形品14a(図示省略)を成形する。
【0044】この一次成形品14aは、下方に向かって
縮径となる嵌入壁形成部16aの下端に天板形成部17
aを連設した深皿形状であって、嵌入壁形成部16a上
端には外方に向けて反転湾曲する巻締壁形成部15aが
一体設されており、嵌入壁形成部16aには、第一の膨
出部23形成用の第一の段部23aが周方向に沿って設
けられている。
縮径となる嵌入壁形成部16aの下端に天板形成部17
aを連設した深皿形状であって、嵌入壁形成部16a上
端には外方に向けて反転湾曲する巻締壁形成部15aが
一体設されており、嵌入壁形成部16aには、第一の膨
出部23形成用の第一の段部23aが周方向に沿って設
けられている。
【0045】この一次成形品14aにあって、天板形成
部17aにリベット21を形成するための突出部21a
を設けたのが図3に示した二次成形品14bである。こ
の突出部21aの成形に際しては、材料に無理のかから
ないように、二乃至三工程をかけて徐々に径の小さいも
のに絞り加工する。
部17aにリベット21を形成するための突出部21a
を設けたのが図3に示した二次成形品14bである。こ
の突出部21aの成形に際しては、材料に無理のかから
ないように、二乃至三工程をかけて徐々に径の小さいも
のに絞り加工する。
【0046】次に、図4に示したように嵌入壁形成部1
6aの第一の段部23a以下を逆テーパー形状に形成す
ると共に、天板形成部17aの突出部21aよりも外周
に、第二の膨出部24形成用の第二の段部24aを設け
て三次成形品14cを成形する。
6aの第一の段部23a以下を逆テーパー形状に形成す
ると共に、天板形成部17aの突出部21aよりも外周
に、第二の膨出部24形成用の第二の段部24aを設け
て三次成形品14cを成形する。
【0047】第一の段部23a以下を逆テーパー形状に
形成するのは、第一の膨出部23を形成するための前段
階であり、第二の段部24aを設けるのは、第二の膨出
部24を形成するための前段階であり、共に材料に無理
のかからないように段階的な対処をするものであるが、
同時に後述するスコア線20の刻設された後にこのよう
な加工を施すと、加工力によってスコア線20が破断す
る危険性があるため、これを回避するためでもある。
形成するのは、第一の膨出部23を形成するための前段
階であり、第二の段部24aを設けるのは、第二の膨出
部24を形成するための前段階であり、共に材料に無理
のかからないように段階的な対処をするものであるが、
同時に後述するスコア線20の刻設された後にこのよう
な加工を施すと、加工力によってスコア線20が破断す
る危険性があるため、これを回避するためでもある。
【0048】次いで図5では、天板形成部17aの第二
の段部24aよりも外周の平坦部分上面にスコア線20
を刻設し、天板形成部17aを周端壁18と封止壁19
とに区画して四次成形品14dを成形する。
の段部24aよりも外周の平坦部分上面にスコア線20
を刻設し、天板形成部17aを周端壁18と封止壁19
とに区画して四次成形品14dを成形する。
【0049】このスコア線20の刻設手段としては、例
えば、少なくとも天板形成部17aの第二の段部24a
よりも外周の平坦部分に受け金型を配置すると共に(図
示省略)、下端の刃断面をV字形状とした円筒形の刃プ
レスAを四次成形品14dの上方から挿入し、天板形成
部17aの上記平坦部分を所定の加圧力で押圧するだけ
でよい。
えば、少なくとも天板形成部17aの第二の段部24a
よりも外周の平坦部分に受け金型を配置すると共に(図
示省略)、下端の刃断面をV字形状とした円筒形の刃プ
レスAを四次成形品14dの上方から挿入し、天板形成
部17aの上記平坦部分を所定の加圧力で押圧するだけ
でよい。
【0050】この場合、円筒形の刃プレスAの外径は、
四次成形品14cに既に形成されている第一の段部23
aの最も内方に突出した部分の内径にほぼ等しく、従っ
てスコア線20はこの最も内方に突出した部分の直下に
形成されることになる。
四次成形品14cに既に形成されている第一の段部23
aの最も内方に突出した部分の内径にほぼ等しく、従っ
てスコア線20はこの最も内方に突出した部分の直下に
形成されることになる。
【0051】このようにスコア線20は天板形成部17
aの上面だけに形成されることになるので、容器11の
内面となる下面には何等損傷が生ぜず、密封後の収納物
の品質に影響を及ぼすことはない。
aの上面だけに形成されることになるので、容器11の
内面となる下面には何等損傷が生ぜず、密封後の収納物
の品質に影響を及ぼすことはない。
【0052】次に図6は、第二の段部24aを座屈させ
て第二の膨出部24aを外方に膨出形成して五次成形品
14eを成形する過程を示すもので、膨出端がスコア線
20のほぼ直上に位置するように完全に押し潰す。
て第二の膨出部24aを外方に膨出形成して五次成形品
14eを成形する過程を示すもので、膨出端がスコア線
20のほぼ直上に位置するように完全に押し潰す。
【0053】そして図7は、引張片22の固着過程を示
すものである。引張片22は板片形状で、開封時に指を
引掛ける部分となるリング孔25と、リベット21に固
着する部分となる嵌入孔26とが開設されている。
すものである。引張片22は板片形状で、開封時に指を
引掛ける部分となるリング孔25と、リベット21に固
着する部分となる嵌入孔26とが開設されている。
【0054】即ち、五次成形品14eにあって、リベッ
ト形成用突出部21aに引張片22の嵌入孔26を嵌め
込んで、天板形成部17a部分を下方から受け金型(図
示省略)で支持し、リベット形成用突出部21aを座屈
させることにより、封止壁19の一部上面にリベット2
1を介して引張片22を一体付設して六次成形品14f
を成形するのである。
ト形成用突出部21aに引張片22の嵌入孔26を嵌め
込んで、天板形成部17a部分を下方から受け金型(図
示省略)で支持し、リベット形成用突出部21aを座屈
させることにより、封止壁19の一部上面にリベット2
1を介して引張片22を一体付設して六次成形品14f
を成形するのである。
【0055】そしてこの六次成形品14fにあって、第
一の段部23aを座屈させ、第一の膨出部23aの膨出
端がスコア線20のほぼ直上に位置するように、第一の
膨出部23aを内方に膨出形成して七次成形品14gを
成形するのであり(図8を参照)、この七次成形品14
gを、内容物を収納した容器11の筒壁12上端部内に
嵌入させ、組付部13に巻締壁形成部15aを巻き締め
固定することにより蓋体14として構成し、容器11の
密封を確保する。
一の段部23aを座屈させ、第一の膨出部23aの膨出
端がスコア線20のほぼ直上に位置するように、第一の
膨出部23aを内方に膨出形成して七次成形品14gを
成形するのであり(図8を参照)、この七次成形品14
gを、内容物を収納した容器11の筒壁12上端部内に
嵌入させ、組付部13に巻締壁形成部15aを巻き締め
固定することにより蓋体14として構成し、容器11の
密封を確保する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明の容器の蓋体
によれば、開封後の封止壁の開口縁と天板の周端部を形
成する周端壁の開口縁の夫々が、第一の膨出部の膨出端
及び第二の膨出部の膨出端に隠れるので突出露出するこ
とはなく、従って開封後に鋭利な部分となるこの双方の
開口縁の安全性が確保され、且つ切離された封止壁の周
縁は第二の膨出部による補強によって強度が確保され、
開封の操作性が良いものになる。
によれば、開封後の封止壁の開口縁と天板の周端部を形
成する周端壁の開口縁の夫々が、第一の膨出部の膨出端
及び第二の膨出部の膨出端に隠れるので突出露出するこ
とはなく、従って開封後に鋭利な部分となるこの双方の
開口縁の安全性が確保され、且つ切離された封止壁の周
縁は第二の膨出部による補強によって強度が確保され、
開封の操作性が良いものになる。
【0057】また、第一の膨出部と第二の膨出部は、共
にスコア線より上方に設けることになるので、成形工
程、成形金型装置等の簡略化が達成され、材料費を極力
抑止することができ、スコア線の刻設は蓋体の上面だけ
であるので、錆の析出等によって容器の収納内容物の品
質に影響を及ぼすことがない等、多くの優れた作用効果
を奏する。
にスコア線より上方に設けることになるので、成形工
程、成形金型装置等の簡略化が達成され、材料費を極力
抑止することができ、スコア線の刻設は蓋体の上面だけ
であるので、錆の析出等によって容器の収納内容物の品
質に影響を及ぼすことがない等、多くの優れた作用効果
を奏する。
【図1】本発明の容器の蓋体構造の要部拡大端面図であ
る。
る。
【図2】蓋体を密封した状態の容器上部の端面図であ
る。
る。
【図3】蓋体の成形工程にあって、二次成形品の成形状
態を示す端面図である。
態を示す端面図である。
【図4】蓋体の成形工程にあって、三次成形品の成形状
態を示す端面図である。
態を示す端面図である。
【図5】蓋体の成形工程にあって、四次成形品の成形状
態を示す端面図である。
態を示す端面図である。
【図6】蓋体の成形工程にあって、五次成形品の成形状
態を示す端面図である。
態を示す端面図である。
【図7】蓋体の成形工程にあって、六次成形品の成形状
態を示す端面図である。
態を示す端面図である。
【図8】蓋体の成形工程にあって、七次成形品の成形状
態を示す端面図である。
態を示す端面図である。
11;容器、14;蓋体、15;巻締壁、16;嵌入
壁、17;天板、18;周端壁、19;封止壁、20;
スコア線、21;リベット、22;引張片、 23;第
一の膨出部、24;第二の膨出部。
壁、17;天板、18;周端壁、19;封止壁、20;
スコア線、21;リベット、22;引張片、 23;第
一の膨出部、24;第二の膨出部。
Claims (3)
- 【請求項1】 容器(11)の上端部外周に巻き締め固定さ
れる巻締壁(15)の上端から、前記容器(11)上端部内に嵌
入する嵌入壁(16)を反転垂下し、該嵌入壁(16)の下端に
天板(17)を連続させて一体成形した金属製蓋体(14)にあ
って、前記嵌入壁(16)の下端に、天板(17)の周端部を形
成する周端壁(18)を形成すると共に、該周端壁(18)内周
に、天板(17)の大部分を形成する封止壁(19)をスコア線
(20)を介して切離可能に連続して構成し、該封止壁(19)
の一部上面にリベット(21)を介して引張片(22)を一体付
設し、前記嵌入壁(16)に、膨出端が前記スコア線(20)の
ほぼ直上に位置する第一の膨出部(23)を内方に膨出する
形態で形成すると共に、前記封止壁(19)の外周端部に、
膨出端が前記スコア線(20)のほぼ直上に位置する第二の
膨出部(24)を外方に膨出する形態で形成して成る容器の
蓋体。 - 【請求項2】 スコア線(20)を天板(17)の上面に刻設し
た請求項1に記載の容器の蓋体。 - 【請求項3】 請求項1に記載の容器の蓋体の成形方法
であって、 巻締壁形成部(15a )と嵌入壁形成部(16a )と天板形成部
(17a )とを連続させ、且つ嵌入壁形成部(16a )に第一の
膨出部(23)形成用の第一の段部(23a )を設けて一体成形
した一次成形品(14a)成形工程と、 天板形成部(17a )に、リベット形成用突出部(21a )を設
ける二次成形品(14b )成形工程と、 嵌入壁形成部(16a )の前記第一の段部(23a )以下を逆テ
ーパー形状に形成すると共に、前記天板形成部(17a )
に、第二の膨出部(24)形成用の第二の段部(24a )を設け
る三次成形品(14c )成形工程と、 天板形成部(17a )の上面にスコア線(20)を刻設し、天板
形成部(17a )を周端壁(18)と封止壁(19)とに区画する四
次成形品(14d )成形工程と、 前記第二の段部(24a )を座屈させ、膨出端が前記スコア
線(20)のほぼ直上に位置する状態で、第二の膨出部(24)
を外方に膨出形成する五次成形品(14e )成形工程と、 リベット形成用突出部(21a )に引張片(22)を嵌め込んで
リベット形成用突出部(21a )を座屈させ、封止壁(19)の
一部上面にリベット(21)を介して引張片(22)を一体付設
する六次成形品(14f )成形工程と、 前記第一の段部(23a )を座屈させ、膨出端が前記スコア
線(20)のほぼ直上に位置する状態で、第一の膨出部(23)
を内方に膨出形成する七次成形品(14g )成形工程と、 を順次行うことを特徴とする容器の蓋体の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6387896A JPH09226765A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 容器の蓋体とその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6387896A JPH09226765A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 容器の蓋体とその成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226765A true JPH09226765A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13242000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6387896A Withdrawn JPH09226765A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 容器の蓋体とその成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09226765A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109398878A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-03-01 | 重庆友鹏包装制品有限公司 | 401#铁/铝反保安全边全开易拉盖及生产工艺 |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP6387896A patent/JPH09226765A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109398878A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-03-01 | 重庆友鹏包装制品有限公司 | 401#铁/铝反保安全边全开易拉盖及生产工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |