JPH09226777A - 運搬ケース - Google Patents
運搬ケースInfo
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- JPH09226777A JPH09226777A JP8040167A JP4016796A JPH09226777A JP H09226777 A JPH09226777 A JP H09226777A JP 8040167 A JP8040167 A JP 8040167A JP 4016796 A JP4016796 A JP 4016796A JP H09226777 A JPH09226777 A JP H09226777A
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- wall
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 28
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 21
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケースが運搬者から離れた際に、当該ケース
を持ち去ることが困難となるような運搬ケースを得るこ
と。 【構成】 運搬ケース1の蓋体3は、取手4の外形状に
適合する取手収納用の凹部3aを備え、取手4は、凹部
3aに収納可能に枢着され、取手4を常時、凹部3a内
に収納させる方向に弾性付勢する弾性体5を備え、取手
4には、該取手が弾性体5に付勢されて凹部3a内に収
納された際、取手取り出し用の金具6を挿入するための
取り出し部4aが形成してある運搬ケース。外周壁2の
全部又は一部が二重壁に形成されて、該二重壁のうち外
側の壁体21,22が回動可能に設けられ、外側の壁体
は、掛止め装置7により内側の壁体23に対峙して係止
され、外側の壁体を常時、開放させる方向に弾性付勢す
る弾性体9を備え、掛止め装置7における外側の壁体の
係止を解くことにより、外側の壁体が弾性体9に付勢さ
れて開放動作する運搬ケース。
を持ち去ることが困難となるような運搬ケースを得るこ
と。 【構成】 運搬ケース1の蓋体3は、取手4の外形状に
適合する取手収納用の凹部3aを備え、取手4は、凹部
3aに収納可能に枢着され、取手4を常時、凹部3a内
に収納させる方向に弾性付勢する弾性体5を備え、取手
4には、該取手が弾性体5に付勢されて凹部3a内に収
納された際、取手取り出し用の金具6を挿入するための
取り出し部4aが形成してある運搬ケース。外周壁2の
全部又は一部が二重壁に形成されて、該二重壁のうち外
側の壁体21,22が回動可能に設けられ、外側の壁体
は、掛止め装置7により内側の壁体23に対峙して係止
され、外側の壁体を常時、開放させる方向に弾性付勢す
る弾性体9を備え、掛止め装置7における外側の壁体の
係止を解くことにより、外側の壁体が弾性体9に付勢さ
れて開放動作する運搬ケース。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底壁の上に外周壁
を設けるとともに、外周壁の上部に蓋体を設け、前記蓋
体には取手を取付けた現金、有価証券等の運搬ケースに
関する。
を設けるとともに、外周壁の上部に蓋体を設け、前記蓋
体には取手を取付けた現金、有価証券等の運搬ケースに
関する。
【0002】
【従来の技術】現金、有価証券等の運搬ケースは、厳重
に警備された状況の下において運搬されるものであり、
盗難予防のために各種の工夫がなされている。
に警備された状況の下において運搬されるものであり、
盗難予防のために各種の工夫がなされている。
【0003】近時は、盗難を防いだ結果身体に危害が及
ぼされてしまうといった事態を回避する観点、すなわ
ち、ケース運搬者の人身の安全の観点から、例えば、ケ
ースに発信機を具備させる等に見られるように、ケース
運搬者の手を離れて持ち去られたケースを、どのように
して追跡し回収するかについての工夫が多くなされてい
る。
ぼされてしまうといった事態を回避する観点、すなわ
ち、ケース運搬者の人身の安全の観点から、例えば、ケ
ースに発信機を具備させる等に見られるように、ケース
運搬者の手を離れて持ち去られたケースを、どのように
して追跡し回収するかについての工夫が多くなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、ケー
ス運搬者の人身の安全の観点からは、ケースと運搬者と
の分離を困難とする手段は好ましくないが、他方で、ケ
ースの追跡、回収を図る手段も、持ち去られてしまうこ
とを前提としている点で好ましくない。
ス運搬者の人身の安全の観点からは、ケースと運搬者と
の分離を困難とする手段は好ましくないが、他方で、ケ
ースの追跡、回収を図る手段も、持ち去られてしまうこ
とを前提としている点で好ましくない。
【0005】そこで、本発明は、ケースが運搬者から離
れた際に、当該ケースを持ち去ることが困難となるよう
な運搬ケースを得ることを目的とするものである。
れた際に、当該ケースを持ち去ることが困難となるよう
な運搬ケースを得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載さ
れた発明は、底壁の上に外周壁を設け、前記外周壁の上
部に蓋体を設け、前記蓋体には取手を取り付けた運搬ケ
ースにおいて、前記蓋体は、前記取手の外形状に適合す
る取手収納用の凹部を備え、前記取手は、前記凹部に収
納可能に枢着され、前記取手を常時、前記凹部内に収納
させる方向に弾性付勢する弾性体を備え、更に、前記取
手には、該取手が前記弾性体に付勢されて前記凹部内に
収納された際、取手取り出し用の金具を挿入するための
取り出し部が形成してある構成の運搬ケースである。
れた発明は、底壁の上に外周壁を設け、前記外周壁の上
部に蓋体を設け、前記蓋体には取手を取り付けた運搬ケ
ースにおいて、前記蓋体は、前記取手の外形状に適合す
る取手収納用の凹部を備え、前記取手は、前記凹部に収
納可能に枢着され、前記取手を常時、前記凹部内に収納
させる方向に弾性付勢する弾性体を備え、更に、前記取
手には、該取手が前記弾性体に付勢されて前記凹部内に
収納された際、取手取り出し用の金具を挿入するための
取り出し部が形成してある構成の運搬ケースである。
【0007】従って、通常の状態では、取手は凹部内に
収納されているので、運搬者は、取手取り出し用の金具
を取手の前記取り出し部に挿入して、当該取手を引き出
して運搬する。万一暴漢にケースを奪われてしまうよう
な状況においては、取手を離せば、当該取手は前記弾性
体に付勢されて前記凹部内に収納され、そして、取手収
納用の凹部は取手の外形状に適合するものであるため、
取手を引き出すことができない。結局、暴漢はケースを
両手で抱えなければ運べなくなるので、片手で運べる場
合(一般には凶器をもう一方の手に持っている)に比
べ、両手で持たなければならないといった物理的及び、
凶器をかざす機会が低減するといった状況的な原因によ
り、持ち去られることが困難となる。
収納されているので、運搬者は、取手取り出し用の金具
を取手の前記取り出し部に挿入して、当該取手を引き出
して運搬する。万一暴漢にケースを奪われてしまうよう
な状況においては、取手を離せば、当該取手は前記弾性
体に付勢されて前記凹部内に収納され、そして、取手収
納用の凹部は取手の外形状に適合するものであるため、
取手を引き出すことができない。結局、暴漢はケースを
両手で抱えなければ運べなくなるので、片手で運べる場
合(一般には凶器をもう一方の手に持っている)に比
べ、両手で持たなければならないといった物理的及び、
凶器をかざす機会が低減するといった状況的な原因によ
り、持ち去られることが困難となる。
【0008】本願第2請求項に記載された発明は、底壁
の上に外周壁を設け、前記外周壁の上部に蓋体を設け、
前記蓋体には取手を取り付けた運搬ケースにおいて、前
記外周壁の全部又は一部が二重壁に形成されて、該二重
壁のうち外側の壁体が回動可能に設けられ、且つ、前記
外側の壁体は、掛止め装置により内側の壁体に対峙して
係止され、更に、前記外側の壁体を常時、開放させる方
向に弾性付勢する弾性体を備えて構成され、前記掛止め
装置における前記外側の壁体の係止を解くことにより、
該外側の壁体が前記弾性体に付勢されて開放動作する構
成の運搬ケースである。
の上に外周壁を設け、前記外周壁の上部に蓋体を設け、
前記蓋体には取手を取り付けた運搬ケースにおいて、前
記外周壁の全部又は一部が二重壁に形成されて、該二重
壁のうち外側の壁体が回動可能に設けられ、且つ、前記
外側の壁体は、掛止め装置により内側の壁体に対峙して
係止され、更に、前記外側の壁体を常時、開放させる方
向に弾性付勢する弾性体を備えて構成され、前記掛止め
装置における前記外側の壁体の係止を解くことにより、
該外側の壁体が前記弾性体に付勢されて開放動作する構
成の運搬ケースである。
【0009】従って、暴漢にケースを奪われてしまうよ
うな状況において、掛止め装置を例えば押す等して外側
の壁体の係止を解くことにより、該外側の壁体が前記弾
性体に付勢されて開放動作するので、ケースの底面積が
拡大して、把持しにくくなり、これによりケースの持ち
去られが困難となる。
うな状況において、掛止め装置を例えば押す等して外側
の壁体の係止を解くことにより、該外側の壁体が前記弾
性体に付勢されて開放動作するので、ケースの底面積が
拡大して、把持しにくくなり、これによりケースの持ち
去られが困難となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】図1乃至図5は、本発明に係る運搬ケース
を示す斜視図で、本発明の第1の具体例を示すものであ
る。
を示す斜視図で、本発明の第1の具体例を示すものであ
る。
【0012】この第1の具体例において、運搬ケース1
は、本例では矩形状を呈しており、底壁の上に四つの外
周壁2,2を設け、外周壁2,2の上部に蓋体3を設
け、蓋体3には取手4を取り付けて形成されている。
は、本例では矩形状を呈しており、底壁の上に四つの外
周壁2,2を設け、外周壁2,2の上部に蓋体3を設
け、蓋体3には取手4を取り付けて形成されている。
【0013】蓋体3は、取手4の外形状に適合する取手
収納用の凹部3aを備えている。また、取手4は、前記
凹部3aに収納可能に枢着され、この取手4を常時、凹
部3a内に収納させる方向に弾性付勢する弾性体5(図
8参照)を備えている。
収納用の凹部3aを備えている。また、取手4は、前記
凹部3aに収納可能に枢着され、この取手4を常時、凹
部3a内に収納させる方向に弾性付勢する弾性体5(図
8参照)を備えている。
【0014】従って、取手4は、通常の場合は弾性体5
に弾性付勢されて、凹部3a内に位置している。そし
て、凹部3aは取手4の外形状に適合するものであるた
め、通常の場合は取手4を引き出すことができない。取
手4を引き出すには、後述する取手取り出し用の金具6
を用いなければならない。
に弾性付勢されて、凹部3a内に位置している。そし
て、凹部3aは取手4の外形状に適合するものであるた
め、通常の場合は取手4を引き出すことができない。取
手4を引き出すには、後述する取手取り出し用の金具6
を用いなければならない。
【0015】取手4は、図6及び図7に示すように、本
例の場合、コ字形状を呈し、各端部に軸(図示を省略)
を挿通して、蓋体3に回動可能に取り付ける。また、取
手4の端部には、図8に示すような弾性体5の各端部5
aを挿通して、前述したように該取手4を常時、凹部3
aの方向に弾性付勢している。このとき、弾性体5の中
央部は蓋体3の下面に当接しており、コイルバネを構成
する各端部の弾性力により取手4を回動付勢している。
例の場合、コ字形状を呈し、各端部に軸(図示を省略)
を挿通して、蓋体3に回動可能に取り付ける。また、取
手4の端部には、図8に示すような弾性体5の各端部5
aを挿通して、前述したように該取手4を常時、凹部3
aの方向に弾性付勢している。このとき、弾性体5の中
央部は蓋体3の下面に当接しており、コイルバネを構成
する各端部の弾性力により取手4を回動付勢している。
【0016】また、取手4には、金具6の先端部と嵌合
可能な穴4aが形成されている。この穴4aは、取手4
の取り出し部を構成するものであり、金具6を差し込ん
で穴4aに引っ掛けて、取手4を引き出すことができ
る。穴4aは、二段に形成されており、下方が上方より
も大径に形成されている。従って、穴4aには、後述す
る引っ掛け部となる段部4bが設けられている。
可能な穴4aが形成されている。この穴4aは、取手4
の取り出し部を構成するものであり、金具6を差し込ん
で穴4aに引っ掛けて、取手4を引き出すことができ
る。穴4aは、二段に形成されており、下方が上方より
も大径に形成されている。従って、穴4aには、後述す
る引っ掛け部となる段部4bが設けられている。
【0017】取手取り出し用の金具6は、図9(1)乃
至(3)に示すように、金具本体6aの先端スリット部
6bに、先端に爪部6cを備えた回動片6dを装着して
構成され、この爪部6cで取手4の穴4aの段部4bを
引っ掛けて、前述したように取手4を引き出すことがで
きる。
至(3)に示すように、金具本体6aの先端スリット部
6bに、先端に爪部6cを備えた回動片6dを装着して
構成され、この爪部6cで取手4の穴4aの段部4bを
引っ掛けて、前述したように取手4を引き出すことがで
きる。
【0018】尚、回動片6dは、バネ6eによって、爪
部6cが金具本体6aから外部に突出するように押圧付
勢されている。従って、金具6を穴4aに差し込めば通
常は爪部6cが段部4bと係合する。この係合を解くに
は、回動片6dの基部を押圧して爪部6cを引っ込め
る。
部6cが金具本体6aから外部に突出するように押圧付
勢されている。従って、金具6を穴4aに差し込めば通
常は爪部6cが段部4bと係合する。この係合を解くに
は、回動片6dの基部を押圧して爪部6cを引っ込め
る。
【0019】前述した本発明の第1の具体例において、
図1に示すように、取手4は、通常の場合は弾性体5に
弾性付勢されて、凹部3a内に位置している。この状態
では、凹部3aは取手4の外形状に適合するものである
ため、通常の場合は取手4を引き出すことができない。
図1に示すように、取手4は、通常の場合は弾性体5に
弾性付勢されて、凹部3a内に位置している。この状態
では、凹部3aは取手4の外形状に適合するものである
ため、通常の場合は取手4を引き出すことができない。
【0020】取手4を引き出すには、図2に示すよう
に、取手取り出し用の金具6を用いる。この金具6の先
端部を穴4aに挿入して、穴4aの段部4bに金具本体
6aの先端の爪部6cを引っ掛けて、図3に示すように
取手4を引き出す。
に、取手取り出し用の金具6を用いる。この金具6の先
端部を穴4aに挿入して、穴4aの段部4bに金具本体
6aの先端の爪部6cを引っ掛けて、図3に示すように
取手4を引き出す。
【0021】運搬時は、図4に示すように、金具6を取
手4に装着し、当該金具6に紐を連係して、紐の他端を
運搬者のベルト等に固定する(図5参照)。
手4に装着し、当該金具6に紐を連係して、紐の他端を
運搬者のベルト等に固定する(図5参照)。
【0022】このように、通常の状態では、取手は凹部
内に収納されているので、運搬者は、取手取り出し用の
金具を取手の前記取り出し部に挿入して、当該取手を引
き出して運搬する。万一暴漢にケースを奪われてしまう
ような状況においては、取手を離せば、当該取手は前記
弾性体に付勢されて前記凹部内に収納され、そして、取
手収納用の凹部は取手の外形状に適合するものであるた
め、取手を引き出すことができない。従って、暴漢はケ
ースを両手で抱えなければ運べなくなるので、片手で運
べる場合に比べ、両手で持たなければならず、その結
果、持ち去られ難くなる。
内に収納されているので、運搬者は、取手取り出し用の
金具を取手の前記取り出し部に挿入して、当該取手を引
き出して運搬する。万一暴漢にケースを奪われてしまう
ような状況においては、取手を離せば、当該取手は前記
弾性体に付勢されて前記凹部内に収納され、そして、取
手収納用の凹部は取手の外形状に適合するものであるた
め、取手を引き出すことができない。従って、暴漢はケ
ースを両手で抱えなければ運べなくなるので、片手で運
べる場合に比べ、両手で持たなければならず、その結
果、持ち去られ難くなる。
【0023】次に、本発明の第2具体例を説明する。
【0024】本発明の第2具体例は、図10及び図11
を用いてその概要を説明すると、運搬ケース1の外周壁
2,2の全部又は一部が二重壁に形成されており、該二
重壁のうち外側の壁体21,22が回動可能に設けら
れ、且つ、外側の壁体21,22は、掛止め装置により
内側の壁体23に対峙して係止され、更に、前記外側の
壁体21,22を常時、開放させる方向に弾性付勢する
弾性体を備えて構成され、この例では前記掛止め装置の
押し板71を押すと、外側の壁体21,22の係止が解
かれて、該外側の壁体21,22が前記弾性体に付勢さ
れて開放動作するものである。
を用いてその概要を説明すると、運搬ケース1の外周壁
2,2の全部又は一部が二重壁に形成されており、該二
重壁のうち外側の壁体21,22が回動可能に設けら
れ、且つ、外側の壁体21,22は、掛止め装置により
内側の壁体23に対峙して係止され、更に、前記外側の
壁体21,22を常時、開放させる方向に弾性付勢する
弾性体を備えて構成され、この例では前記掛止め装置の
押し板71を押すと、外側の壁体21,22の係止が解
かれて、該外側の壁体21,22が前記弾性体に付勢さ
れて開放動作するものである。
【0025】従って、暴漢にケースを奪われてしまうよ
うな状況において、掛止め装置の押し板を押して外側の
壁体の係止を解くことにより、該外側の壁体が前記弾性
体に付勢されて開放動作するので、本例の場合ケースの
底面積が約5倍に拡大して、把持しにくくなり、これに
よりケースの持ち去られが困難となるものである。
うな状況において、掛止め装置の押し板を押して外側の
壁体の係止を解くことにより、該外側の壁体が前記弾性
体に付勢されて開放動作するので、本例の場合ケースの
底面積が約5倍に拡大して、把持しにくくなり、これに
よりケースの持ち去られが困難となるものである。
【0026】更に図12乃至図14を用いて詳述する。
【0027】本例では、二重壁に形成された外周壁2の
外側の壁体21,22は、各々が壁体下端に蝶番8,8
を取り付けて開放可能に設けられるとともに、壁体内側
の上部に開放用の弾性体9を装着している。そして、こ
れらの壁体21,22のうち、幅の大きい壁体21,2
1と、幅の小さい壁体22,22とを区別し、幅の小さ
い壁体22,22は、幅の大きい壁体21,21に保持
され、この幅の大きい壁体21,21が掛止め装置7に
保持されるように設けている。すなわち、後に詳述する
掛止め装置7の係止が解かれると、幅の大きい壁体2
1,21が弾性体9に付勢されて開放し、この幅の大き
い壁体21,21が開くと、該幅の大きい壁体21,2
1による幅の小さい壁体22,22の保持が解かれて、
幅の小さい壁体22,22が弾性体9に付勢されて開放
するように設けられている。
外側の壁体21,22は、各々が壁体下端に蝶番8,8
を取り付けて開放可能に設けられるとともに、壁体内側
の上部に開放用の弾性体9を装着している。そして、こ
れらの壁体21,22のうち、幅の大きい壁体21,2
1と、幅の小さい壁体22,22とを区別し、幅の小さ
い壁体22,22は、幅の大きい壁体21,21に保持
され、この幅の大きい壁体21,21が掛止め装置7に
保持されるように設けている。すなわち、後に詳述する
掛止め装置7の係止が解かれると、幅の大きい壁体2
1,21が弾性体9に付勢されて開放し、この幅の大き
い壁体21,21が開くと、該幅の大きい壁体21,2
1による幅の小さい壁体22,22の保持が解かれて、
幅の小さい壁体22,22が弾性体9に付勢されて開放
するように設けられている。
【0028】尚、本例では、幅の小さい壁体22の上端
突出片22aが、幅の大きい壁体21の端部折り曲げ片
21aに係合して、幅の大きい壁体21の閉塞時に幅の
小さい壁体22の開放阻止がなされる。
突出片22aが、幅の大きい壁体21の端部折り曲げ片
21aに係合して、幅の大きい壁体21の閉塞時に幅の
小さい壁体22の開放阻止がなされる。
【0029】掛止め装置7は、対向する幅の大きい壁体
21,21を保持するものであって、これらの壁体2
1,21の間に設けられる。本例の場合は、各壁体21
の内側に軸72を水平に架設し、各軸72の端部に、突
起73aを突設したレバー73を固着し、これらのレバ
ー73,73間に、各端部に凹部74aを備えた板状の
連結片74を配置し、前記レバー73の突起73aと連
結片74の凹部74aとを係合させて構成している。ま
た、押し板71は、その下部が軸72に固着されてい
る。
21,21を保持するものであって、これらの壁体2
1,21の間に設けられる。本例の場合は、各壁体21
の内側に軸72を水平に架設し、各軸72の端部に、突
起73aを突設したレバー73を固着し、これらのレバ
ー73,73間に、各端部に凹部74aを備えた板状の
連結片74を配置し、前記レバー73の突起73aと連
結片74の凹部74aとを係合させて構成している。ま
た、押し板71は、その下部が軸72に固着されてい
る。
【0030】従って、各壁体21,21は、該壁体21
とともに開放移動するレバー73の突起73aが連結片
74の凹部74aと係合しているので、弾性体9に弾性
付勢されていても、壁体21はその位置に留まってい
る。
とともに開放移動するレバー73の突起73aが連結片
74の凹部74aと係合しているので、弾性体9に弾性
付勢されていても、壁体21はその位置に留まってい
る。
【0031】本例では、連結片74は、幅の小さい壁体
22の内側に配置している。また、前述した壁体21を
開放方向に付勢する弾性体9は押し板71の内側に装着
されている。更に、押し板71と蓋体3の蝶番8,8に
対応する部位の壁体21には、切欠き21bを形成して
いる。
22の内側に配置している。また、前述した壁体21を
開放方向に付勢する弾性体9は押し板71の内側に装着
されている。更に、押し板71と蓋体3の蝶番8,8に
対応する部位の壁体21には、切欠き21bを形成して
いる。
【0032】このように構成される掛止め装置7におい
て、押し板71を弾性体9の弾性力に抗して押圧する
と、押し板71は軸72を支点に回動する。押し板71
の回動は、軸72を介してレバー73の回動をもたら
し、レバー73が回動すると突起73aが連結片74の
凹部74aから離脱する。これにより、壁体21の開放
移動を阻止するものが解除されるので、壁体21は弾性
体9の弾性力により蝶番8を支点に回動して開放され
る。壁体21が回動すると、壁体21の端部折り曲げ片
21aが壁体22の上端突出片22aから離れるので、
壁体22も弾性体9の弾性力により蝶番8を支点に回動
して開放される。
て、押し板71を弾性体9の弾性力に抗して押圧する
と、押し板71は軸72を支点に回動する。押し板71
の回動は、軸72を介してレバー73の回動をもたら
し、レバー73が回動すると突起73aが連結片74の
凹部74aから離脱する。これにより、壁体21の開放
移動を阻止するものが解除されるので、壁体21は弾性
体9の弾性力により蝶番8を支点に回動して開放され
る。壁体21が回動すると、壁体21の端部折り曲げ片
21aが壁体22の上端突出片22aから離れるので、
壁体22も弾性体9の弾性力により蝶番8を支点に回動
して開放される。
【0033】従って、例えば暴漢にケースを奪われてし
まうような状況において、掛止め装置の押し板を押して
外側の壁体の係止を解くことにより、該外側の壁体が前
記弾性体に付勢されて開放動作するので、ケースの面積
が拡大して、把持しにくくなり、これによりケースの持
ち去られが困難となる。
まうような状況において、掛止め装置の押し板を押して
外側の壁体の係止を解くことにより、該外側の壁体が前
記弾性体に付勢されて開放動作するので、ケースの面積
が拡大して、把持しにくくなり、これによりケースの持
ち去られが困難となる。
【0034】尚、本例の場合、壁体21,22が開放し
た際、これらの壁体21,22を開放位置で係止する係
止金具が設けられている。すなわち、図15に示すよう
に、一例として、係止段部10aを備えた係止金具10
を、内側の壁体23の下部に回動自在に取り付けてあ
り、そして外側の壁体21(22)が前述したように開
放した際、当該壁体21(22)の下端折り曲げ片21
c(22c)の先端が、係止金具10の係止段部10a
に当接して、壁体21(22)が元の方向に回動するの
を阻止するものである。
た際、これらの壁体21,22を開放位置で係止する係
止金具が設けられている。すなわち、図15に示すよう
に、一例として、係止段部10aを備えた係止金具10
を、内側の壁体23の下部に回動自在に取り付けてあ
り、そして外側の壁体21(22)が前述したように開
放した際、当該壁体21(22)の下端折り曲げ片21
c(22c)の先端が、係止金具10の係止段部10a
に当接して、壁体21(22)が元の方向に回動するの
を阻止するものである。
【0035】
【発明の効果】本願第1請求項に記載された発明は、底
壁の上に外周壁を設け、前記外周壁の上部に蓋体を設
け、前記蓋体には取手を取り付けた運搬ケースにおい
て、前記蓋体は、前記取手の外形状に適合する取手収納
用の凹部を備え、前記取手は、前記凹部に収納可能に枢
着され、前記取手を常時、前記凹部内に収納させる方向
に弾性付勢する弾性体を備え、更に、前記取手には、該
取手が前記弾性体に付勢されて前記凹部内に収納された
際、取手取り出し用の金具を挿入するための取り出し部
が形成してある構成の運搬ケースである。
壁の上に外周壁を設け、前記外周壁の上部に蓋体を設
け、前記蓋体には取手を取り付けた運搬ケースにおい
て、前記蓋体は、前記取手の外形状に適合する取手収納
用の凹部を備え、前記取手は、前記凹部に収納可能に枢
着され、前記取手を常時、前記凹部内に収納させる方向
に弾性付勢する弾性体を備え、更に、前記取手には、該
取手が前記弾性体に付勢されて前記凹部内に収納された
際、取手取り出し用の金具を挿入するための取り出し部
が形成してある構成の運搬ケースである。
【0036】従って、通常の状態では、取手は凹部内に
収納されているので、運搬者は、取手取り出し用の金具
を取手の前記取り出し部に挿入して、当該取手を引き出
して運搬するが、万一暴漢にケースを奪われてしまうよ
うな状況においては、取手を離せば、当該取手は前記弾
性体に付勢されて前記凹部内に収納され、そして、取手
収納用の凹部は取手の外形状に適合するものであるた
め、取手を引き出すことができない。その結果、暴漢は
ケースを両手で抱えなければ運べなくなるので、片手で
運べる場合に比べ、持ち去られることが困難となる。
収納されているので、運搬者は、取手取り出し用の金具
を取手の前記取り出し部に挿入して、当該取手を引き出
して運搬するが、万一暴漢にケースを奪われてしまうよ
うな状況においては、取手を離せば、当該取手は前記弾
性体に付勢されて前記凹部内に収納され、そして、取手
収納用の凹部は取手の外形状に適合するものであるた
め、取手を引き出すことができない。その結果、暴漢は
ケースを両手で抱えなければ運べなくなるので、片手で
運べる場合に比べ、持ち去られることが困難となる。
【0037】本願第2請求項に記載された発明は、底壁
の上に外周壁を設け、前記外周壁の上部に蓋体を設け、
前記蓋体には取手を取り付けた運搬ケースにおいて、前
記外周壁の全部又は一部が二重壁に形成されて、該二重
壁のうち外側の壁体が回動可能に設けられ、且つ、前記
外側の壁体は、掛止め装置により内側の壁体に対峙して
係止され、更に、前記外側の壁体を常時、開放させる方
向に弾性付勢する弾性体を備えて構成され、前記掛止め
装置における前記外側の壁体の係止を解くことにより、
該外側の壁体が前記弾性体に付勢されて開放動作する構
成の運搬ケースである。
の上に外周壁を設け、前記外周壁の上部に蓋体を設け、
前記蓋体には取手を取り付けた運搬ケースにおいて、前
記外周壁の全部又は一部が二重壁に形成されて、該二重
壁のうち外側の壁体が回動可能に設けられ、且つ、前記
外側の壁体は、掛止め装置により内側の壁体に対峙して
係止され、更に、前記外側の壁体を常時、開放させる方
向に弾性付勢する弾性体を備えて構成され、前記掛止め
装置における前記外側の壁体の係止を解くことにより、
該外側の壁体が前記弾性体に付勢されて開放動作する構
成の運搬ケースである。
【0038】従って、暴漢にケースを奪われてしまうよ
うな状況において、掛止め装置を例えば押す等して外側
の壁体の係止を解くことにより、該外側の壁体が前記弾
性体に付勢されて開放動作するので、ケースの面積が拡
大して、把持しにくくなり、これによりケースの持ち去
られが困難となる。
うな状況において、掛止め装置を例えば押す等して外側
の壁体の係止を解くことにより、該外側の壁体が前記弾
性体に付勢されて開放動作するので、ケースの面積が拡
大して、把持しにくくなり、これによりケースの持ち去
られが困難となる。
【0039】このように、本発明によれば、ケースが運
搬者から離れた際に、当該ケースを持ち去ることが困難
となるような運搬ケースを得ることができる。
搬者から離れた際に、当該ケースを持ち去ることが困難
となるような運搬ケースを得ることができる。
【図1】本発明に係る運搬ケースを示す斜視図である。
【図2】本発明に係る運搬ケースを示す斜視図である。
【図3】本発明に係る運搬ケースを示す斜視図である。
【図4】本発明に係る運搬ケースを示す斜視図である。
【図5】本発明に係る運搬ケースを示す斜視図である。
【図6】本発明に係る取手の平面図である。
【図7】本発明に係る取手の側面図である。
【図8】本発明に用いる弾性体を示し、(1)は平面
図、(2)は側面図である。
図、(2)は側面図である。
【図9】本発明に用いる取手取り出し用の金具を示し、
(1)は断面図、(2)は金具本体の平面図、(3)は
先端に備えられる回動片の斜視図である。
(1)は断面図、(2)は金具本体の平面図、(3)は
先端に備えられる回動片の斜視図である。
【図10】本発明の他の具体例に係る運搬ケースを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図11】本発明の他の具体例に係る運搬ケースを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図12】本発明の他の具体例に係る運搬ケースを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図13】図10のX−X矢視断面図である。
【図14】図10のY−Y矢視断面図である。
【図15】本発明に用いる係止金具を示し、(1)は閉
じている外側の壁体の内部に収納されている状態の側面
図、(2)は外側の壁体が開いている状態の側面図であ
る。
じている外側の壁体の内部に収納されている状態の側面
図、(2)は外側の壁体が開いている状態の側面図であ
る。
1 運搬ケース 2 外周壁 3 蓋体 3a 凹部 4 取手 4a 穴 4b 段部 5 弾性体 5a 端部 6 金具 6a 金具本体 6b 先端スリット部 6c 爪部 6d 回動片 6e バネ 7 掛止め装置 8 蝶番 9 弾性体 10 係止金具 10a 係止段部 21 外側の壁体 21a 端部折り曲げ片 21b 切欠き 21c 下端折り曲げ片 22 外側の壁体 22a 上端突出片 23 内側の壁体 71 押し板 72 軸 73 レバー 73a 突起 74 連結片 74a 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 底壁の上に外周壁を設け、前記外周壁の
上部に蓋体を設け、前記蓋体には取手を取り付けた運搬
ケースにおいて、 前記蓋体は、前記取手の外形状に適合する取手収納用の
凹部を備え、 前記取手は、前記凹部に収納可能に枢着され、 前記取手を常時、前記凹部内に収納させる方向に弾性付
勢する弾性体を備え、 更に、前記取手には、該取手が前記弾性体に付勢されて
前記凹部内に収納された際、取手取り出し用の金具を挿
入するための取り出し部が形成してあることを特徴とす
る運搬ケース。 - 【請求項2】 底壁の上に外周壁を設け、前記外周壁の
上部に蓋体を設け、前記蓋体には取手を取り付けた運搬
ケースにおいて、 前記外周壁の全部又は一部が二重壁に形成されて、該二
重壁のうち外側の壁体が回動可能に設けられ、且つ、前
記外側の壁体は、掛止め装置により内側の壁体に対峙し
て係止され、 更に、前記外側の壁体を常時、開放させる方向に弾性付
勢する弾性体を備えて構成され、前記掛止め装置におけ
る前記外側の壁体の係止を解くことにより、該外側の壁
体が前記弾性体に付勢されて開放動作することを特徴と
する運搬ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8040167A JP2843826B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 運搬ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8040167A JP2843826B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 運搬ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226777A true JPH09226777A (ja) | 1997-09-02 |
| JP2843826B2 JP2843826B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=12573219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8040167A Expired - Fee Related JP2843826B2 (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 運搬ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2843826B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100706841B1 (ko) * | 2005-12-29 | 2007-04-12 | 위니아만도 주식회사 | 덮개 |
| JP2010236336A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Sogo Keibi Hosho Co Ltd | 搬送箱および取手着脱方法 |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP8040167A patent/JP2843826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100706841B1 (ko) * | 2005-12-29 | 2007-04-12 | 위니아만도 주식회사 | 덮개 |
| JP2010236336A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Sogo Keibi Hosho Co Ltd | 搬送箱および取手着脱方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2843826B2 (ja) | 1999-01-06 |
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Legal Events
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