JPH09226946A - シート材搬送装置及び記録装置 - Google Patents
シート材搬送装置及び記録装置Info
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- JPH09226946A JPH09226946A JP8039518A JP3951896A JPH09226946A JP H09226946 A JPH09226946 A JP H09226946A JP 8039518 A JP8039518 A JP 8039518A JP 3951896 A JP3951896 A JP 3951896A JP H09226946 A JPH09226946 A JP H09226946A
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- JP
- Japan
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- sheet material
- force
- feeding
- roller
- urging
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J13/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
- B41J13/10—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
- B41J13/103—Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet feeding section
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、シート材支持手段に載置するシー
ト材の厚さや剛性に関係なくシート材を良好に搬送し得
るシート材搬送装置及びこれを備えた記録装置を提供す
ることを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 圧縮バネ3により上方向に付勢される可
動部1a上に載置されたシート材Sを搬送方向Aに押圧
力Tで押圧すると、従動ローラ5の外周面に当接したシ
ート材Sの剛性により圧縮バネ3の付勢力に抗してシー
ト材Sの先端が従動ローラ5と搬送ローラ4とのニップ
部の所定の位置に移動するように構成したことを特徴と
する。
ト材の厚さや剛性に関係なくシート材を良好に搬送し得
るシート材搬送装置及びこれを備えた記録装置を提供す
ることを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 圧縮バネ3により上方向に付勢される可
動部1a上に載置されたシート材Sを搬送方向Aに押圧
力Tで押圧すると、従動ローラ5の外周面に当接したシ
ート材Sの剛性により圧縮バネ3の付勢力に抗してシー
ト材Sの先端が従動ローラ5と搬送ローラ4とのニップ
部の所定の位置に移動するように構成したことを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンター,複写
機,ワープロ,パーソナルコンピュータ,ファクシミリ
等の記録装置に関し、詳しくはこれ等の記録装置に装備
されるシート材搬送装置に関するものである。
機,ワープロ,パーソナルコンピュータ,ファクシミリ
等の記録装置に関し、詳しくはこれ等の記録装置に装備
されるシート材搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置に装備されたシート材搬
送装置の一例を図11、図12を用いて説明する。図11は手
差し給送による従来のシート材搬送装置の断面説明図、
図12(a),(b)は給送ローラにより自動給送する従
来のシート材搬送装置の断面説明図である。いずれも支
持台1上にシート材Sを一枚ずつ載置して一枚毎に搬送
するように構成される。
送装置の一例を図11、図12を用いて説明する。図11は手
差し給送による従来のシート材搬送装置の断面説明図、
図12(a),(b)は給送ローラにより自動給送する従
来のシート材搬送装置の断面説明図である。いずれも支
持台1上にシート材Sを一枚ずつ載置して一枚毎に搬送
するように構成される。
【0003】図11に示す第1の従来例では、支持台1
は、該支持台1のシート材載置面1cが、搬送ローラ4
と、これに対向する従動ローラ5とのニップ部の接線
(搬送面)a上に一致するように装置本体フレームに固
定して設けられている。
は、該支持台1のシート材載置面1cが、搬送ローラ4
と、これに対向する従動ローラ5とのニップ部の接線
(搬送面)a上に一致するように装置本体フレームに固
定して設けられている。
【0004】使用するシート材Sのシート厚tが比較的
大きい場合には、図11に示すように、シート材Sの上面
Saの先端部が従動ローラ5の外周面に当接して該シー
ト材Sの下面Sbの先端部が搬送ローラ4に接触出来な
くなる場合がある。
大きい場合には、図11に示すように、シート材Sの上面
Saの先端部が従動ローラ5の外周面に当接して該シー
ト材Sの下面Sbの先端部が搬送ローラ4に接触出来な
くなる場合がある。
【0005】この場合、使用者の手差しによる力により
支持台1上のシート材Sに対して搬送方向Aに押圧力T
を付与して従動ローラ5をアーム5aと一体的に回動し
て持ち上げ、シート材Sの先端部を搬送ローラ4と従動
ローラ5とのニップ部に押し込んでシート材Sの下面S
bの先端部を搬送ローラ4の外周面に接触させ、シート
材Sの下面Sbに搬送方向に回転駆動される搬送ローラ
4の搬送力を作用させて搬送方向Aに搬送する。
支持台1上のシート材Sに対して搬送方向Aに押圧力T
を付与して従動ローラ5をアーム5aと一体的に回動し
て持ち上げ、シート材Sの先端部を搬送ローラ4と従動
ローラ5とのニップ部に押し込んでシート材Sの下面S
bの先端部を搬送ローラ4の外周面に接触させ、シート
材Sの下面Sbに搬送方向に回転駆動される搬送ローラ
4の搬送力を作用させて搬送方向Aに搬送する。
【0006】また、図12(a),(b)に示す第2の従
来例では、搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部の
上流側で、且つ、支持台1のシート材載置面1cに対向
する上部に該ニップ部の接線(搬送面)a上に一致する
ように給送ローラ13が装置本体フレームに固定して設け
られ、支持台1が圧縮バネ3により上下動可能で且つ給
送ローラ13側に常時付勢されている。
来例では、搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部の
上流側で、且つ、支持台1のシート材載置面1cに対向
する上部に該ニップ部の接線(搬送面)a上に一致する
ように給送ローラ13が装置本体フレームに固定して設け
られ、支持台1が圧縮バネ3により上下動可能で且つ給
送ローラ13側に常時付勢されている。
【0007】支持台1上にシート材Sをセットする際に
は、図12(a)に示すように、給送ローラ13がシート材
Sに作用しない位置まで、一旦、支持台1を下降して離
間させておき、シート材Sの給送を開始する時に、図12
(b)に示すように、前記離間を解除し、給送ローラ13
がシート材Sに作用し得る位置まで支持台1を上昇す
る。
は、図12(a)に示すように、給送ローラ13がシート材
Sに作用しない位置まで、一旦、支持台1を下降して離
間させておき、シート材Sの給送を開始する時に、図12
(b)に示すように、前記離間を解除し、給送ローラ13
がシート材Sに作用し得る位置まで支持台1を上昇す
る。
【0008】そして、給送ローラ13が給送方向に回転駆
動してシート材Sの上面Saに搬送力が作用し、シート
材Sは搬送方向Aに搬送力Tを受けつつ搬送されて該シ
ート材Sの下面Sbが搬送ローラ4の外周面に接触し、
シート材Sは搬送方向に回転駆動する搬送ローラ4によ
り搬送力を受けて更に搬送方向Aに搬送されて、該搬送
ローラ4と従動ローラ5とのニップ部に進入し、両ロー
ラ4,5により挟持されて更に搬送方向Aに搬送され
る。
動してシート材Sの上面Saに搬送力が作用し、シート
材Sは搬送方向Aに搬送力Tを受けつつ搬送されて該シ
ート材Sの下面Sbが搬送ローラ4の外周面に接触し、
シート材Sは搬送方向に回転駆動する搬送ローラ4によ
り搬送力を受けて更に搬送方向Aに搬送されて、該搬送
ローラ4と従動ローラ5とのニップ部に進入し、両ロー
ラ4,5により挟持されて更に搬送方向Aに搬送され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11に
示す第1の従来例では、シート材Sが装置本体フレーム
に固定された支持台1上に支持されており、シート材S
の下面Sbの位置が搬送面aの位置に固定されるため、
使用するシート材Sの厚さtが比較的大きい場合には、
シート材Sの上面Saの先端が従動ローラ5の外周面に
当接した位置において、シート材Sの下面Sbの先端と
搬送ローラ4の外周面との離隔距離が大きくなり、シー
ト材Sを搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部に導
くまでに、シート材Sの上面Saの先端部を従動ローラ
5に当接させて、シート材Sに対し搬送方向Aに比較的
大きな押圧力Tを作用させて、従動ローラ5を搬送ロー
ラ4に対して付勢している図示しない付勢手段の付勢力
に抗して該従動ローラ5を持ち上げつつ従動ローラ5と
搬送ローラ4とのニップ部に押し込まなければならず、
シート材Sの下面Sbを搬送ローラ4の外周面に接触さ
せるまでに比較的労力を要し、操作性が悪い。
示す第1の従来例では、シート材Sが装置本体フレーム
に固定された支持台1上に支持されており、シート材S
の下面Sbの位置が搬送面aの位置に固定されるため、
使用するシート材Sの厚さtが比較的大きい場合には、
シート材Sの上面Saの先端が従動ローラ5の外周面に
当接した位置において、シート材Sの下面Sbの先端と
搬送ローラ4の外周面との離隔距離が大きくなり、シー
ト材Sを搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部に導
くまでに、シート材Sの上面Saの先端部を従動ローラ
5に当接させて、シート材Sに対し搬送方向Aに比較的
大きな押圧力Tを作用させて、従動ローラ5を搬送ロー
ラ4に対して付勢している図示しない付勢手段の付勢力
に抗して該従動ローラ5を持ち上げつつ従動ローラ5と
搬送ローラ4とのニップ部に押し込まなければならず、
シート材Sの下面Sbを搬送ローラ4の外周面に接触さ
せるまでに比較的労力を要し、操作性が悪い。
【0010】また、シート材Sを搬送方向Aに押圧して
従動ローラ5を持ち上げる際に従動ローラ5から受ける
応力がシート材Sの上面Saの先端部に集中してかか
り、シート材Sの先端部の品質が低下する虞がある。
従動ローラ5を持ち上げる際に従動ローラ5から受ける
応力がシート材Sの上面Saの先端部に集中してかか
り、シート材Sの先端部の品質が低下する虞がある。
【0011】また、図12(a),(b)に示す第2の従
来例では、シート材Sの上面Saの位置が装置本体フレ
ームに固定された給送ローラ13の外周面(搬送面a)の
位置に固定されるため、使用するシート材Sの厚さtが
比較的大きい場合には、シート材Sの下面Sbの先端が
搬送ローラ4の外周面に当接した位置において、シート
材Sの先端と搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部
との搬送方向Aにおける離隔距離が大きくなると共に、
シート材Sの下面Sbが搬送面aから大きく離れてしま
い、支持台1に支持されたシート材Sが搬送ローラ4と
従動ローラ5とのニップ部に進入して搬送される時、シ
ート材Sが搬送ローラ4の外周面に沿って湾曲して搬送
されるため、シート材Sに無理な力がかかり、シート材
Sの品質が低下する虞がある。
来例では、シート材Sの上面Saの位置が装置本体フレ
ームに固定された給送ローラ13の外周面(搬送面a)の
位置に固定されるため、使用するシート材Sの厚さtが
比較的大きい場合には、シート材Sの下面Sbの先端が
搬送ローラ4の外周面に当接した位置において、シート
材Sの先端と搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部
との搬送方向Aにおける離隔距離が大きくなると共に、
シート材Sの下面Sbが搬送面aから大きく離れてしま
い、支持台1に支持されたシート材Sが搬送ローラ4と
従動ローラ5とのニップ部に進入して搬送される時、シ
ート材Sが搬送ローラ4の外周面に沿って湾曲して搬送
されるため、シート材Sに無理な力がかかり、シート材
Sの品質が低下する虞がある。
【0012】また、シート材Sの先端が搬送ローラ4と
従動ローラ5とのニップ部に挟持されるまでは、シート
材Sの上面Saが従動ローラ5に規制されておらず、シ
ート材Sの上面Saは給送ローラ13によりのみ規制され
ることになり、シート材Sが搬送ローラ4の外周面に沿
って湾曲して搬送される時、シート材Sの先端が搬送ロ
ーラ4と従動ローラ5とのニップ部に進入出来ずに該ニ
ップ部外に逃げたりして、シート材Sの搬送動作が困難
になる虞がある。
従動ローラ5とのニップ部に挟持されるまでは、シート
材Sの上面Saが従動ローラ5に規制されておらず、シ
ート材Sの上面Saは給送ローラ13によりのみ規制され
ることになり、シート材Sが搬送ローラ4の外周面に沿
って湾曲して搬送される時、シート材Sの先端が搬送ロ
ーラ4と従動ローラ5とのニップ部に進入出来ずに該ニ
ップ部外に逃げたりして、シート材Sの搬送動作が困難
になる虞がある。
【0013】また、シート材Sの厚さtが比較的大き
く、且つ、剛性が比較的高い場合には、搬送ローラ4の
搬送力がシート材Sの下面Sbに作用してもシート材S
の下面Sbと搬送ローラ4の外周面との間でスリップし
てシート材Sが従動ローラ5と搬送ローラ4とのニップ
部に進入できずシート材Sの搬送動作が困難になる虞が
ある。
く、且つ、剛性が比較的高い場合には、搬送ローラ4の
搬送力がシート材Sの下面Sbに作用してもシート材S
の下面Sbと搬送ローラ4の外周面との間でスリップし
てシート材Sが従動ローラ5と搬送ローラ4とのニップ
部に進入できずシート材Sの搬送動作が困難になる虞が
ある。
【0014】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、シート材支持手段に載置する
シート材の厚さや剛性に関係なく、シート材を良好に搬
送し得るシート材搬送装置及びこれを備えた記録装置を
提供することを可能にするものである。
その目的とするところは、シート材支持手段に載置する
シート材の厚さや剛性に関係なく、シート材を良好に搬
送し得るシート材搬送装置及びこれを備えた記録装置を
提供することを可能にするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シート材を載置して支
持するシート材支持手段と、前記シート材支持手段のシ
ート材搬送方向下流側に配置され、該シート材支持手段
に載置されたシート材を搬送する搬送回転体と、前記搬
送回転体に対向して配置され、該搬送回転体に従動する
従動回転体とを有し、前記シート材支持手段に載置され
たシート材をシート材搬送方向下流側に向けて押圧した
時に、該シート材の先端が前記搬送回転体と前記従動回
転体とのニップ部近傍に導かれるように前記シート材支
持手段を移動可能に設けたことを特徴とするシート材搬
送装置である。
の本発明に係る代表的な構成は、シート材を載置して支
持するシート材支持手段と、前記シート材支持手段のシ
ート材搬送方向下流側に配置され、該シート材支持手段
に載置されたシート材を搬送する搬送回転体と、前記搬
送回転体に対向して配置され、該搬送回転体に従動する
従動回転体とを有し、前記シート材支持手段に載置され
たシート材をシート材搬送方向下流側に向けて押圧した
時に、該シート材の先端が前記搬送回転体と前記従動回
転体とのニップ部近傍に導かれるように前記シート材支
持手段を移動可能に設けたことを特徴とするシート材搬
送装置である。
【0016】本発明は、上述の如く構成したので、シー
ト材支持手段に載置するシート材の厚さが比較的大きい
場合や、シート材の剛性が比較的高い場合でも、シート
材支持手段の搬送回転体に対向する部位が該搬送回転体
と従動回転体とのニップ部の位置に対応して移動するこ
とでシート材の搬送を良好に行うことが出来る。
ト材支持手段に載置するシート材の厚さが比較的大きい
場合や、シート材の剛性が比較的高い場合でも、シート
材支持手段の搬送回転体に対向する部位が該搬送回転体
と従動回転体とのニップ部の位置に対応して移動するこ
とでシート材の搬送を良好に行うことが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート材搬
送装置及びこれを備えた記録装置の一例としてインクジ
ェット記録装置に適用した場合の一実施形態を具体的に
説明する。図1は本発明に係るシート材搬送装置を備え
た記録装置の第1実施形態を示す断面説明図、図2は第
1実施形態においてシート材支持手段が揺動した状態を
示す断面説明図、図3は図1の要部拡大図、図4は図2
の要部拡大図、図5は第1実施形態において力の作用を
示す説明図である。
送装置及びこれを備えた記録装置の一例としてインクジ
ェット記録装置に適用した場合の一実施形態を具体的に
説明する。図1は本発明に係るシート材搬送装置を備え
た記録装置の第1実施形態を示す断面説明図、図2は第
1実施形態においてシート材支持手段が揺動した状態を
示す断面説明図、図3は図1の要部拡大図、図4は図2
の要部拡大図、図5は第1実施形態において力の作用を
示す説明図である。
【0018】図1、図2において、1は、紙や合成樹脂
等で構成されるシート材Sを支持するシート材支持手段
となる支持台であり、回動中心軸1dを中心に回動可能
に支持された載置板となる可動部1aと、装置本体フレ
ームに固定された固定部1bとが互いの載置面1cが面
一に接続されるように構成されている。
等で構成されるシート材Sを支持するシート材支持手段
となる支持台であり、回動中心軸1dを中心に回動可能
に支持された載置板となる可動部1aと、装置本体フレ
ームに固定された固定部1bとが互いの載置面1cが面
一に接続されるように構成されている。
【0019】また、可動部1a及び固定部1bの図1、
図2の手前側の側面には、可動部1a及び固定部1bの
載置面1c上に載置されたシート材Sのシート材搬送方
向に沿った端部(以下、「シート材Sの側端」という)
を当接して該シート材Sの側端を規制する図示しない左
端ガイドが設けられており、更に固定部1bには、シー
ト材Sの搬送方向Aと直交する方向(以下、「シート材
Sの幅方向」という)に移動可能に構成してシート材S
の他側端に当接して該シート材Sの他側端を規制する右
端ガイド1eが設けられている。前記左端ガイドと右端
ガイド1eとの協働作用により、シート材Sの幅方向の
位置決めが行われる。
図2の手前側の側面には、可動部1a及び固定部1bの
載置面1c上に載置されたシート材Sのシート材搬送方
向に沿った端部(以下、「シート材Sの側端」という)
を当接して該シート材Sの側端を規制する図示しない左
端ガイドが設けられており、更に固定部1bには、シー
ト材Sの搬送方向Aと直交する方向(以下、「シート材
Sの幅方向」という)に移動可能に構成してシート材S
の他側端に当接して該シート材Sの他側端を規制する右
端ガイド1eが設けられている。前記左端ガイドと右端
ガイド1eとの協働作用により、シート材Sの幅方向の
位置決めが行われる。
【0020】3は、第1の付勢手段となる圧縮バネであ
り、一端が装置本体フレームに支持され、他端が可動部
1aの底部に係合されている。この圧縮バネ3の伸長力
により可動部1aは、常時、回動中心軸1dを中心にし
て図1の矢印B方向に所定の付勢力で付勢されている。
り、一端が装置本体フレームに支持され、他端が可動部
1aの底部に係合されている。この圧縮バネ3の伸長力
により可動部1aは、常時、回動中心軸1dを中心にし
て図1の矢印B方向に所定の付勢力で付勢されている。
【0021】また、可動部1aは該可動部1a上に載置
したシート材Sの自重以外の外力が作用しない時、即
ち、図1に示す状態の時、可動部1aの載置面1cが、
詳しくは後述する搬送回転体となる搬送ローラ4と、従
動回転体となる従動ローラ5とのニップ部の接線(搬送
面)a上に一致するように圧縮バネ3の伸長力に抗して
該圧縮バネ3の伸長を抑制する図示しないストッパが設
けられており、この可動部1aが回動する前の状態を、
該可動部1aの待機状態としている。
したシート材Sの自重以外の外力が作用しない時、即
ち、図1に示す状態の時、可動部1aの載置面1cが、
詳しくは後述する搬送回転体となる搬送ローラ4と、従
動回転体となる従動ローラ5とのニップ部の接線(搬送
面)a上に一致するように圧縮バネ3の伸長力に抗して
該圧縮バネ3の伸長を抑制する図示しないストッパが設
けられており、この可動部1aが回動する前の状態を、
該可動部1aの待機状態としている。
【0022】支持台1のシート材搬送方向下流側(以
下、単に「下流側」という)には、シート材搬送面aよ
りも図中下側で装置本体フレームに対して回転可能に配
置された搬送回転体となる搬送ローラ4が設けられてお
り、該搬送ローラ4に対向してシート材搬送面aよりも
図中上側には、バネ等の図示しない付勢手段により該搬
送ローラ4に対して圧接され、該搬送ローラ4に当接し
て従動する従動回転体となる従動ローラ5が設けられて
いる。
下、単に「下流側」という)には、シート材搬送面aよ
りも図中下側で装置本体フレームに対して回転可能に配
置された搬送回転体となる搬送ローラ4が設けられてお
り、該搬送ローラ4に対向してシート材搬送面aよりも
図中上側には、バネ等の図示しない付勢手段により該搬
送ローラ4に対して圧接され、該搬送ローラ4に当接し
て従動する従動回転体となる従動ローラ5が設けられて
いる。
【0023】搬送ローラ4の回転駆動は、図示しない搬
送モータの駆動によって行われ、搬送ローラ4と従動ロ
ーラ5とのニップ部にシート材Sが進入し、挟持される
と、搬送ローラ4は従動ローラ5と協働してシート材S
を搬送方向Aに所定量搬送する。
送モータの駆動によって行われ、搬送ローラ4と従動ロ
ーラ5とのニップ部にシート材Sが進入し、挟持される
と、搬送ローラ4は従動ローラ5と協働してシート材S
を搬送方向Aに所定量搬送する。
【0024】搬送ローラ4と従動ローラ5との下流側に
は、記録手段となる記録部6が配置されており、該記録
部6の記録ヘッド7に対向する位置で搬送面aの下側に
はシート材Sを支持するプラテン10が配置されている。
は、記録手段となる記録部6が配置されており、該記録
部6の記録ヘッド7に対向する位置で搬送面aの下側に
はシート材Sを支持するプラテン10が配置されている。
【0025】前記記録部6には、記録ヘッド7を搭載し
たキャリッジ8を図示しない駆動手段によってシート材
搬送方向と直交する方向に往復移動するためのガイド軸
9が設けられており、これによって、搬送ローラ4及び
従動ローラ5によりプラテン10上に搬送されたシート材
Sに対して記録ヘッド7をシート材Sの幅方向に走査し
てインク画像を記録する。
たキャリッジ8を図示しない駆動手段によってシート材
搬送方向と直交する方向に往復移動するためのガイド軸
9が設けられており、これによって、搬送ローラ4及び
従動ローラ5によりプラテン10上に搬送されたシート材
Sに対して記録ヘッド7をシート材Sの幅方向に走査し
てインク画像を記録する。
【0026】この装置における記録手段としては、記録
ヘッド7からインクを吐出して記録するインクジェット
記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッド7は微細
な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部
に設けられたエネルギー作用部と、該作用部にある液体
に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー
発生手段を備えている。
ヘッド7からインクを吐出して記録するインクジェット
記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッド7は微細
な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液路の一部
に設けられたエネルギー作用部と、該作用部にある液体
に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネルギー
発生手段を備えている。
【0027】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、
該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生手
段を用いた記録方法、或いは発熱抵抗体を有する発熱素
子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出
させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等がある。
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザ等の電磁波を照射して発熱させ、
該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生手
段を用いた記録方法、或いは発熱抵抗体を有する発熱素
子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を吐出
させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等がある。
【0028】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。
【0029】その中でも電気熱変換体をエネルギー発生
手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易で
あり、且つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼
性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を
十二分に活用出来、高密度実装化が容易で、製造コスト
も安価なことから有利である。
手段として用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易で
あり、且つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼
性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を
十二分に活用出来、高密度実装化が容易で、製造コスト
も安価なことから有利である。
【0030】また、記録ヘッド7はシート材Sの厚さt
に対応して記録ヘッド7の前面7aとプラテン10に支持
されたシート材Sの上面Saとの距離が適切に保てるよ
うに移動可能になっている。
に対応して記録ヘッド7の前面7aとプラテン10に支持
されたシート材Sの上面Saとの距離が適切に保てるよ
うに移動可能になっている。
【0031】プラテン10の下流側には、記録ヘッド7に
より画像情報に応じた画像が記録されたシート材Sを機
外に排出する排出ローラ11と、これに対向してバネ等の
図示しない付勢手段により該排出ローラ11に対して圧接
され、排出ローラ11の回転に従動する拍車12が配置され
ている。
より画像情報に応じた画像が記録されたシート材Sを機
外に排出する排出ローラ11と、これに対向してバネ等の
図示しない付勢手段により該排出ローラ11に対して圧接
され、排出ローラ11の回転に従動する拍車12が配置され
ている。
【0032】排出ローラ11と拍車12との協働により画像
が記録されたシート材Sが搬送され、プラスチック等に
より水溌性を有して構成された拍車12によりシート材S
の記録面を汚すことなくシート材Sは機外に設けられた
図示しない排出トレイ上に排出される。
が記録されたシート材Sが搬送され、プラスチック等に
より水溌性を有して構成された拍車12によりシート材S
の記録面を汚すことなくシート材Sは機外に設けられた
図示しない排出トレイ上に排出される。
【0033】前記支持台1は、使用者の手差しによりシ
ート材Sを一枚ずつ搬送して記録する場合に使用され、
積載した複数のシート材Sから一枚ずつ自動給送して記
録する場合には、図1、図2の矢線Cで示す給送路のシ
ート材搬送方向上流側(以下、単に「上流側」という)
に配置された図示しない自動給送支持台に複数枚のシー
ト材Sを積載し、図示しない分離手段により一枚ずつ分
離,給送して矢線Cで示す給送路を通って搬送ローラ4
と従動ローラ5とのニップ部に順次搬送され、前述と同
様にして記録ヘッド7によりインク画像が記録されて機
外へ排出されるようになっている。
ート材Sを一枚ずつ搬送して記録する場合に使用され、
積載した複数のシート材Sから一枚ずつ自動給送して記
録する場合には、図1、図2の矢線Cで示す給送路のシ
ート材搬送方向上流側(以下、単に「上流側」という)
に配置された図示しない自動給送支持台に複数枚のシー
ト材Sを積載し、図示しない分離手段により一枚ずつ分
離,給送して矢線Cで示す給送路を通って搬送ローラ4
と従動ローラ5とのニップ部に順次搬送され、前述と同
様にして記録ヘッド7によりインク画像が記録されて機
外へ排出されるようになっている。
【0034】次に本発明の特徴について図3〜図5を用
いて詳細に説明する。シート材Sを支持台1上にセット
する際には、先ず、記録ヘッド7の前面7aが、使用す
るシート材Sの厚さtに対応した適切な位置になるよう
に記録ヘッド7の移動を行う。この時の記録ヘッド7の
移動方法は公知であり、ここでは、その説明は省略す
る。
いて詳細に説明する。シート材Sを支持台1上にセット
する際には、先ず、記録ヘッド7の前面7aが、使用す
るシート材Sの厚さtに対応した適切な位置になるよう
に記録ヘッド7の移動を行う。この時の記録ヘッド7の
移動方法は公知であり、ここでは、その説明は省略す
る。
【0035】次に、可動部1aが図3に示す待機状態に
ある支持台1上にシート材Sを載置し、前述の左端ガイ
ドと右端ガイド1eとの協働によりシート材Sの幅方向
の位置を規制する。図3は、シート材Sの上面Saの先
端が従動ローラ5の外周面に当接した時の様子を示す。
この状態において、シート材Sの下面Sbの先端は搬送
ローラ4の外周面に対して離間している。
ある支持台1上にシート材Sを載置し、前述の左端ガイ
ドと右端ガイド1eとの協働によりシート材Sの幅方向
の位置を規制する。図3は、シート材Sの上面Saの先
端が従動ローラ5の外周面に当接した時の様子を示す。
この状態において、シート材Sの下面Sbの先端は搬送
ローラ4の外周面に対して離間している。
【0036】この時、シート材Sの厚さtが従動ローラ
5の半径rよりも小さい範囲において、シート材Sにカ
ール等の変形がない場合には、シート材Sの厚さtが厚
ければ厚いほどシート材Sの下面Sbの先端と搬送ロー
ラ4の外周面との間の離間距離が大きくなり、この状態
において、搬送ローラ4を図3の矢印D方向に回転させ
ても、シート材Sには搬送力が作用しない。
5の半径rよりも小さい範囲において、シート材Sにカ
ール等の変形がない場合には、シート材Sの厚さtが厚
ければ厚いほどシート材Sの下面Sbの先端と搬送ロー
ラ4の外周面との間の離間距離が大きくなり、この状態
において、搬送ローラ4を図3の矢印D方向に回転させ
ても、シート材Sには搬送力が作用しない。
【0037】図4は、図3に示す状態にあるシート材S
を使用者が手差しによって搬送方向Aに押圧力Tを付与
して挿入した状態を示す。この時、シート材Sが比較的
厚く、剛性が高い場合でも、シート材Sが搬送方向Aに
進むように押圧力Tを付与して挿入することにより、シ
ート材Sの上面Saの先端が従動ローラ5の外周面を押
圧することに伴ってシート材S及び可動部1aが一体的
に圧縮バネ3の伸長力に抗して図4の矢印E方向に押さ
れて下降し、シート材Sの下面Sbの先端が搬送ローラ
4の外周面に接触する位置に導かれて図4に示す状態に
遷移する。
を使用者が手差しによって搬送方向Aに押圧力Tを付与
して挿入した状態を示す。この時、シート材Sが比較的
厚く、剛性が高い場合でも、シート材Sが搬送方向Aに
進むように押圧力Tを付与して挿入することにより、シ
ート材Sの上面Saの先端が従動ローラ5の外周面を押
圧することに伴ってシート材S及び可動部1aが一体的
に圧縮バネ3の伸長力に抗して図4の矢印E方向に押さ
れて下降し、シート材Sの下面Sbの先端が搬送ローラ
4の外周面に接触する位置に導かれて図4に示す状態に
遷移する。
【0038】この状態の時、シート材Sの下面Sbの先
端部が図4の矢印D方向に回転する搬送ローラ4から搬
送方向Aへの搬送力を受けることが出来、シート材Sは
搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部に進入して挟
持され、下流側の記録部6に搬送されてインク画像が記
録され、機外に排出される。
端部が図4の矢印D方向に回転する搬送ローラ4から搬
送方向Aへの搬送力を受けることが出来、シート材Sは
搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部に進入して挟
持され、下流側の記録部6に搬送されてインク画像が記
録され、機外に排出される。
【0039】また、シート材Sが比較的厚く、比較的剛
性が高い場合には、シート材Sの搬送方向Aへの搬送を
確実に実施するために、シート材Sが搬送ローラ4と従
動ローラ5とにより確実に挟持されて搬送されるまでシ
ート材Sに対して搬送方向Aに付与する押圧力Tを補助
的に付与することが望ましく、本実施形態の場合、搬送
方向Aへの押圧力Tは使用者が手でシート材Sを搬送方
向Aに押すことにより押圧力Tを付与するように構成さ
れる。
性が高い場合には、シート材Sの搬送方向Aへの搬送を
確実に実施するために、シート材Sが搬送ローラ4と従
動ローラ5とにより確実に挟持されて搬送されるまでシ
ート材Sに対して搬送方向Aに付与する押圧力Tを補助
的に付与することが望ましく、本実施形態の場合、搬送
方向Aへの押圧力Tは使用者が手でシート材Sを搬送方
向Aに押すことにより押圧力Tを付与するように構成さ
れる。
【0040】上記構成によれば、比較的厚く、剛性の高
いシート材Sを支持台1から記録部6へ搬送する時で
も、シート材Sの厚さtに対応して可動部1aが下降す
るので、従来例のように、シート材Sの上面Saの先端
部で従動ローラ5を持ち上げつつ搬送ローラ4と従動ロ
ーラ5とのニップ部にシート材Sの先端を進入させる必
要がなく、比較的少ない労力でシート材Sを搬送ローラ
4と従動ローラ5とのニップ部に進入させることが出
来、操作性が向上する。
いシート材Sを支持台1から記録部6へ搬送する時で
も、シート材Sの厚さtに対応して可動部1aが下降す
るので、従来例のように、シート材Sの上面Saの先端
部で従動ローラ5を持ち上げつつ搬送ローラ4と従動ロ
ーラ5とのニップ部にシート材Sの先端を進入させる必
要がなく、比較的少ない労力でシート材Sを搬送ローラ
4と従動ローラ5とのニップ部に進入させることが出
来、操作性が向上する。
【0041】また、従来例のように、シート材Sを搬送
方向Aに押圧して従動ローラ5を持ち上げる際に従動ロ
ーラ5から受ける応力がシート材Sの上面Saの先端部
に集中してかかり、シート材Sの先端部の品質を低下さ
せることもなく、可動部1aがシート材Sと一体的に下
降することにより、比較的シート材Sに無理がかからず
に該シート材Sを搬送ローラ4と従動ローラ5とのニッ
プ部に導くことが出来、シート材Sの先端部の品質を維
持することが出来る。
方向Aに押圧して従動ローラ5を持ち上げる際に従動ロ
ーラ5から受ける応力がシート材Sの上面Saの先端部
に集中してかかり、シート材Sの先端部の品質を低下さ
せることもなく、可動部1aがシート材Sと一体的に下
降することにより、比較的シート材Sに無理がかからず
に該シート材Sを搬送ローラ4と従動ローラ5とのニッ
プ部に導くことが出来、シート材Sの先端部の品質を維
持することが出来る。
【0042】従って、比較的厚く剛性の高いシート材S
の記録部6への搬送が容易に出来る効果を得ることが出
来るものである。
の記録部6への搬送が容易に出来る効果を得ることが出
来るものである。
【0043】上記構成における力の作用を図5を用いて
具体的に説明する。図3に示す待機状態において、搬送
方向Aに押圧力T(シート材Sの先端が従動ローラ5に
対して押圧される搬送方向Aの力であり、使用者が押圧
する力からシート材Sの下面Sbと載置面1cとの間の
摩擦力等を差し引いた値)を与えた時の従動ローラ5に
作用する力及び圧縮バネ3による力の構成を図5に示
す。尚、説明を簡単にするため、ここでは搬送方向Aを
水平方向とする。
具体的に説明する。図3に示す待機状態において、搬送
方向Aに押圧力T(シート材Sの先端が従動ローラ5に
対して押圧される搬送方向Aの力であり、使用者が押圧
する力からシート材Sの下面Sbと載置面1cとの間の
摩擦力等を差し引いた値)を与えた時の従動ローラ5に
作用する力及び圧縮バネ3による力の構成を図5に示
す。尚、説明を簡単にするため、ここでは搬送方向Aを
水平方向とする。
【0044】
【数1】
【0045】
【数2】
【0046】図5において、従動ローラ5がシート材S
に付与される押圧力Tの作用で持ち上がる前に、即ち、
シート材Sが搬送方向Aに付与される押圧力Tによりシ
ート材Sの上面Saの先端と従動ローラ5の外周面との
当接部Mにおいて、従動ローラ5がシート材Sから受け
る力Nの内、座標軸をθ0 反時計回り方向に回転補正し
た時の鉛直上方向成分Ncos (θ1 −θ0 )の力が、前
記回転補正後の座標系において、従動ローラ5を鉛直下
方に付勢する力Pよりも大きくなる以前に、圧縮バネ3
が下方向に圧縮されるように、即ち、当接部Mにおい
て、シート材Sが従動ローラ5から受ける力Nの反力の
成分の内、可動部1aを該可動部1aの回動中心1fを
中心にして図5の矢印E方向に回動させる力、即ち、直
線L1 に直交する方向の力Ncos (θ1 +θ2 )の力に
よって圧縮バネ3が縮むように該圧縮バネ3の弾性力及
び配置が設定される。
に付与される押圧力Tの作用で持ち上がる前に、即ち、
シート材Sが搬送方向Aに付与される押圧力Tによりシ
ート材Sの上面Saの先端と従動ローラ5の外周面との
当接部Mにおいて、従動ローラ5がシート材Sから受け
る力Nの内、座標軸をθ0 反時計回り方向に回転補正し
た時の鉛直上方向成分Ncos (θ1 −θ0 )の力が、前
記回転補正後の座標系において、従動ローラ5を鉛直下
方に付勢する力Pよりも大きくなる以前に、圧縮バネ3
が下方向に圧縮されるように、即ち、当接部Mにおい
て、シート材Sが従動ローラ5から受ける力Nの反力の
成分の内、可動部1aを該可動部1aの回動中心1fを
中心にして図5の矢印E方向に回動させる力、即ち、直
線L1 に直交する方向の力Ncos (θ1 +θ2 )の力に
よって圧縮バネ3が縮むように該圧縮バネ3の弾性力及
び配置が設定される。
【0047】
【数3】
【0048】
【数4】
【0049】ここで、例えば、図5において、従動ロー
ラ5を支持するアーム5aの回転中心5bと当接部Mと
の水平方向成分の距離aを40mm、従動ローラ5のア
ーム5aの回動中心5bと従動ローラ5の回転中心5c
との鉛直成分の距離bを23mmとする。
ラ5を支持するアーム5aの回転中心5bと当接部Mと
の水平方向成分の距離aを40mm、従動ローラ5のア
ーム5aの回動中心5bと従動ローラ5の回転中心5c
との鉛直成分の距離bを23mmとする。
【0050】また、可動部1aのシート材載置面1c
と、該可動部1aの回動中心1fとの鉛直方向成分の距
離cを7mm、従動ローラ5の回転中心5cと可動部1
aの回動中心1fとの水平方向成分の距離dを220m
mとする。尚、従動ローラ5の回転中心5cと、搬送ロ
ーラ4の回転中心と、従動ローラ5と搬送ローラ4との
ニップ部とは鉛直方向同一線上に設定される。
と、該可動部1aの回動中心1fとの鉛直方向成分の距
離cを7mm、従動ローラ5の回転中心5cと可動部1
aの回動中心1fとの水平方向成分の距離dを220m
mとする。尚、従動ローラ5の回転中心5cと、搬送ロ
ーラ4の回転中心と、従動ローラ5と搬送ローラ4との
ニップ部とは鉛直方向同一線上に設定される。
【0051】また、圧縮バネ3の中心と可動部1aの回
動中心1fとの水平方向成分の距離eを140mmと
し、圧縮バネ3の伸長方向の中心と可動部1aの底面と
の交点と、可動部1aの回動中心1fとの鉛直方向成分
の距離fを3mmとし、従動ローラ5の半径rを10m
mとして構成した場合において、厚さtが5mmのシー
ト材Sを図5に示す状態で挿入した場合には、θ0 ≒3
0°、θ1 =60°、θ 2 ≒3.2°、θ3 ≒1.2
°、L1 ≒211.7mm、L2 ≒140.0mmとな
る。
動中心1fとの水平方向成分の距離eを140mmと
し、圧縮バネ3の伸長方向の中心と可動部1aの底面と
の交点と、可動部1aの回動中心1fとの鉛直方向成分
の距離fを3mmとし、従動ローラ5の半径rを10m
mとして構成した場合において、厚さtが5mmのシー
ト材Sを図5に示す状態で挿入した場合には、θ0 ≒3
0°、θ1 =60°、θ 2 ≒3.2°、θ3 ≒1.2
°、L1 ≒211.7mm、L2 ≒140.0mmとな
る。
【0052】また、P=1000gfとして設定する
と、前記(3) 式よりT=1000gfとなる。つまり、
従来例のような構成の場合には、Tとして1000gf
より大きな力を付与しないと従動ローラ5を持ち上げて
シート材Sを搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部
に導くことが出来ないことになる。
と、前記(3) 式よりT=1000gfとなる。つまり、
従来例のような構成の場合には、Tとして1000gf
より大きな力を付与しないと従動ローラ5を持ち上げて
シート材Sを搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部
に導くことが出来ないことになる。
【0053】本実施形態では、Tが1000gf以下の
力でも、シート材Sが搬送ローラ4と従動ローラ5との
ニップ部に導かれてシート材Sが搬送ローラ4に接触
し、搬送ローラ4から搬送方向Aへの搬送力がシート材
Sに対して作用して該シート材Sが搬送されるように、
Tが1000gf以下の力の時に圧縮バネ3が縮み、シ
ート材Sの下面Sb側の先端部が搬送ローラ4の外周面
に当接し得るようになっている。
力でも、シート材Sが搬送ローラ4と従動ローラ5との
ニップ部に導かれてシート材Sが搬送ローラ4に接触
し、搬送ローラ4から搬送方向Aへの搬送力がシート材
Sに対して作用して該シート材Sが搬送されるように、
Tが1000gf以下の力の時に圧縮バネ3が縮み、シ
ート材Sの下面Sb側の先端部が搬送ローラ4の外周面
に当接し得るようになっている。
【0054】ここで、圧縮バネ3の自由高さが35m
m、シート材Sのセット時に圧縮バネ3が圧縮した高さ
が32mm、圧縮バネ3のバネ定数が50gf/mmと
すると、セット時の状態では、圧縮バネ3の伸長力Vは
150gfとなる。この値を前記(5) 式に代入すると、
T=190gfとなる。
m、シート材Sのセット時に圧縮バネ3が圧縮した高さ
が32mm、圧縮バネ3のバネ定数が50gf/mmと
すると、セット時の状態では、圧縮バネ3の伸長力Vは
150gfとなる。この値を前記(5) 式に代入すると、
T=190gfとなる。
【0055】従って、Tが190gfより大きくなる
と、可動部1aは回動中心1fを中心にして図5の矢印
E方向に回動を開始する。そして、圧縮バネ3がセット
時の状態から5mm程度まで縮む(即ち、自由高さ35
mmから8mm縮む)間に、シート材Sの下面Sb側の
先端部が搬送ローラ4の外周面に当接するように設定し
ておけば、圧縮バネ3がセット時の状態から5mm程度
まで縮んだ時の圧縮バネ3の伸長力V及び押圧力Tは、
同様にしてV=400gf、T=508gfとなるた
め、Tが508gf程度の値までにシート材Sの下面S
bの先端部が搬送ローラ4の外周面に当接することにな
る。
と、可動部1aは回動中心1fを中心にして図5の矢印
E方向に回動を開始する。そして、圧縮バネ3がセット
時の状態から5mm程度まで縮む(即ち、自由高さ35
mmから8mm縮む)間に、シート材Sの下面Sb側の
先端部が搬送ローラ4の外周面に当接するように設定し
ておけば、圧縮バネ3がセット時の状態から5mm程度
まで縮んだ時の圧縮バネ3の伸長力V及び押圧力Tは、
同様にしてV=400gf、T=508gfとなるた
め、Tが508gf程度の値までにシート材Sの下面S
bの先端部が搬送ローラ4の外周面に当接することにな
る。
【0056】つまり、本実施形態と従来例とを比較する
と、従来例のような構成の場合には、Tとして1000
gfより大きな力を付与しないとシート材Sを搬送ロー
ラ4と従動ローラ5とのニップ部に導くことが出来なか
ったが、本実施形態では、Tが508gf程度までの値
で十分シート材Sを搬送ローラ4と従動ローラ5とのニ
ップ部に導くことが出来、搬送ローラ4の搬送力を作用
させてシート材Sを搬送方向Aに搬送することが出来
る。
と、従来例のような構成の場合には、Tとして1000
gfより大きな力を付与しないとシート材Sを搬送ロー
ラ4と従動ローラ5とのニップ部に導くことが出来なか
ったが、本実施形態では、Tが508gf程度までの値
で十分シート材Sを搬送ローラ4と従動ローラ5とのニ
ップ部に導くことが出来、搬送ローラ4の搬送力を作用
させてシート材Sを搬送方向Aに搬送することが出来
る。
【0057】従って、本実施形態の構成によれば、使用
者がシート材Sを手差しで押圧する際の押圧力Tは、従
来の約2分の1以下の力で押圧するだけで良く、労力が
軽減され、操作性が向上するものである。
者がシート材Sを手差しで押圧する際の押圧力Tは、従
来の約2分の1以下の力で押圧するだけで良く、労力が
軽減され、操作性が向上するものである。
【0058】次に本発明に係るシート材搬送装置を備え
た記録装置の第2実施形態について図6を用いて説明す
る。図6は第2実施形態においてシート材支持手段に配
置した押圧手段を示す斜視図である。尚、前記第1実施
形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を
省略する。
た記録装置の第2実施形態について図6を用いて説明す
る。図6は第2実施形態においてシート材支持手段に配
置した押圧手段を示す斜視図である。尚、前記第1実施
形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を
省略する。
【0059】前記第1実施形態では、シート材Sの搬送
方向Aへの押圧力Tは、使用者の手差しによる力により
作用するように構成したが、本実施形態では、更に安定
した押圧力Tを得るために、支持台1の可動部1aまた
は固定部1bに対して所定の引っ張り力を有するバネ部
材等の付勢部材を介してシート材Sの後端を所定の押圧
力で搬送方向Aに押圧する押圧手段となる押圧部材17を
搬送方向Aに移動可能に設けている。
方向Aへの押圧力Tは、使用者の手差しによる力により
作用するように構成したが、本実施形態では、更に安定
した押圧力Tを得るために、支持台1の可動部1aまた
は固定部1bに対して所定の引っ張り力を有するバネ部
材等の付勢部材を介してシート材Sの後端を所定の押圧
力で搬送方向Aに押圧する押圧手段となる押圧部材17を
搬送方向Aに移動可能に設けている。
【0060】図6に示すように、例えば可動部1aの後
端部のシート材S幅方向略中央部に所定の幅を有する押
圧部材17を該押圧部材17のシート材載置面17aが可動部
1aの載置面1cに面一になる状態で搬送方向Aに移動
可能に支持し、押圧部材17の可動部1a上に載置された
シート材Sの後端に対応する位置には所定の高さを有す
る後端当接部17bがシート材載置面17aに対して立設し
て設けられている。
端部のシート材S幅方向略中央部に所定の幅を有する押
圧部材17を該押圧部材17のシート材載置面17aが可動部
1aの載置面1cに面一になる状態で搬送方向Aに移動
可能に支持し、押圧部材17の可動部1a上に載置された
シート材Sの後端に対応する位置には所定の高さを有す
る後端当接部17bがシート材載置面17aに対して立設し
て設けられている。
【0061】可動部1a及び押圧部材17の夫々の背面側
には付勢部材としてのバネ部材17cが係合され、該バネ
部材17cの引っ張り力により押圧部材17は可動部1aに
対して常時搬送方向Aに押圧力Tを有して付勢されてい
る。
には付勢部材としてのバネ部材17cが係合され、該バネ
部材17cの引っ張り力により押圧部材17は可動部1aに
対して常時搬送方向Aに押圧力Tを有して付勢されてい
る。
【0062】そして、押圧部材17の可動部1a側当接部
17dが、可動部1aの押圧部材17側当接部1gに当接係
合した状態において、後端当接部17bの位置から搬送ロ
ーラ4と従動ローラ5とのニップ部までの搬送方向Aに
おける距離が、使用するシート材Sの搬送方向Aの長さ
よりも小さくなるように構成され、これによって、使用
されるシート材Sの後端が押圧部材17の後端当接部17b
によって確実に押圧力Tを受けることが出来るようにな
っている。
17dが、可動部1aの押圧部材17側当接部1gに当接係
合した状態において、後端当接部17bの位置から搬送ロ
ーラ4と従動ローラ5とのニップ部までの搬送方向Aに
おける距離が、使用するシート材Sの搬送方向Aの長さ
よりも小さくなるように構成され、これによって、使用
されるシート材Sの後端が押圧部材17の後端当接部17b
によって確実に押圧力Tを受けることが出来るようにな
っている。
【0063】尚、本実施形態の場合、右端ガイド1eが
可動部1a側にも配置される。他の構成は、前記第1実
施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来
る。
可動部1a側にも配置される。他の構成は、前記第1実
施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来
る。
【0064】本実施形態では特に、シート材Sの搬送方
向Aへの押圧力Tを、付勢部材としてのバネ部材17cの
引っ張り力により構成したことで、使用者の手差しによ
り押圧力Tを作用させる場合の不安定さをなくし、安定
した押圧力Tを得ることが出来ると共に操作性が向上す
る。
向Aへの押圧力Tを、付勢部材としてのバネ部材17cの
引っ張り力により構成したことで、使用者の手差しによ
り押圧力Tを作用させる場合の不安定さをなくし、安定
した押圧力Tを得ることが出来ると共に操作性が向上す
る。
【0065】次に本発明に係るシート材搬送装置を備え
た記録装置の第3実施形態について図7〜図10を用いて
説明する。図7は本発明に係るシート材搬送装置を備え
た記録装置の第3実施形態を示す断面説明図、図8、図
9は第3実施形態においてシート材支持手段が揺動した
状態を示す断面説明図、図10は第3実施形態において力
の作用を示す説明図である。尚、前記第1実施形態と同
様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
た記録装置の第3実施形態について図7〜図10を用いて
説明する。図7は本発明に係るシート材搬送装置を備え
た記録装置の第3実施形態を示す断面説明図、図8、図
9は第3実施形態においてシート材支持手段が揺動した
状態を示す断面説明図、図10は第3実施形態において力
の作用を示す説明図である。尚、前記第1実施形態と同
様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0066】前記第1、第2実施形態では、夫々使用者
の手差しによる力やバネ部材17cによる付勢力を用いて
シート材Sを搬送方向Aに押圧する押圧力Tを構成した
場合について説明したが、本実施形態では、前記押圧力
Tを作用させる押圧手段として可動部1aまたは固定部
1bの上部に配置した給送回転体となる給送ローラ13を
装備した場合について説明する。
の手差しによる力やバネ部材17cによる付勢力を用いて
シート材Sを搬送方向Aに押圧する押圧力Tを構成した
場合について説明したが、本実施形態では、前記押圧力
Tを作用させる押圧手段として可動部1aまたは固定部
1bの上部に配置した給送回転体となる給送ローラ13を
装備した場合について説明する。
【0067】図7〜図10において、第1の付勢手段とな
る圧縮バネ3に対向して可動部1aの上部には、給送ロ
ーラホルダ15に支持された給送ローラ軸13aを中心に回
転可能に支持された給送ローラ13が配置されており、前
記給送ローラホルダ15は装置本体フレームに設けられた
給送ローラホルダ軸16を中心にして回動可能に支持され
ている。また、給送ローラホルダ15には一端が装置本体
フレームに固定された第2の付勢手段となる板バネ14の
他端が係合されている。
る圧縮バネ3に対向して可動部1aの上部には、給送ロ
ーラホルダ15に支持された給送ローラ軸13aを中心に回
転可能に支持された給送ローラ13が配置されており、前
記給送ローラホルダ15は装置本体フレームに設けられた
給送ローラホルダ軸16を中心にして回動可能に支持され
ている。また、給送ローラホルダ15には一端が装置本体
フレームに固定された第2の付勢手段となる板バネ14の
他端が係合されている。
【0068】給送ローラ13は断面が略半月形状で構成さ
れ、可動部1a上に載置されたシート材Sの上面Saに
接触して搬送力を作用させる作用面13bと、シート材S
に接触しない非作用面13cとを有して構成される。
れ、可動部1a上に載置されたシート材Sの上面Saに
接触して搬送力を作用させる作用面13bと、シート材S
に接触しない非作用面13cとを有して構成される。
【0069】給送ローラ13が待機状態にある時には、図
7に示すように可動部1a上に載置されたシート材Sに
対して非作用面13cが対向して保持されており、シート
材Sの給送時には、図8、図9に示すように、給送ロー
ラ13が給送ローラ軸13aを中心に図の矢印F方向に回転
し、シート材Sの上面Saに対して給送ローラ13の作用
面13bが接触当接して搬送力を作用させ、シート材Sを
搬送方向Aへ搬送力Tで給送する。
7に示すように可動部1a上に載置されたシート材Sに
対して非作用面13cが対向して保持されており、シート
材Sの給送時には、図8、図9に示すように、給送ロー
ラ13が給送ローラ軸13aを中心に図の矢印F方向に回転
し、シート材Sの上面Saに対して給送ローラ13の作用
面13bが接触当接して搬送力を作用させ、シート材Sを
搬送方向Aへ搬送力Tで給送する。
【0070】給送ローラ13の回転駆動は、図示しない給
送ローラモータにより駆動されるか、または搬送ローラ
4を回転駆動する図示しない搬送ローラモータの駆動か
ら駆動力を伝達するように構成されている。
送ローラモータにより駆動されるか、または搬送ローラ
4を回転駆動する図示しない搬送ローラモータの駆動か
ら駆動力を伝達するように構成されている。
【0071】また、給送ローラ13が給送ローラホルダ15
と一体的に給送ローラホルダ軸16を中心に図7の矢印G
方向に回動すると、給送ローラホルダ15に係合している
板バネ14は給送ローラホルダ15を、給送ローラホルダ軸
16を中心に図8の矢印K方向に付勢する。
と一体的に給送ローラホルダ軸16を中心に図7の矢印G
方向に回動すると、給送ローラホルダ15に係合している
板バネ14は給送ローラホルダ15を、給送ローラホルダ軸
16を中心に図8の矢印K方向に付勢する。
【0072】この時、可動部1aの回動中心1fを中心
とする力のモーメントにおいて、給送ローラ13がシート
材Sに作用する箇所における該給送ローラ13が可動部1
a上に載置されたシート材Sを図8の矢印E方向に付勢
する板バネ14による力のモーメントの方が、圧縮バネ3
により可動部1a上に載置されたシート材Sを図8の矢
印B方向に付勢する力による力のモーメントよりも常に
大きくなるように構成している。
とする力のモーメントにおいて、給送ローラ13がシート
材Sに作用する箇所における該給送ローラ13が可動部1
a上に載置されたシート材Sを図8の矢印E方向に付勢
する板バネ14による力のモーメントの方が、圧縮バネ3
により可動部1a上に載置されたシート材Sを図8の矢
印B方向に付勢する力による力のモーメントよりも常に
大きくなるように構成している。
【0073】また、可動部1a上にシート材Sが載置さ
れておらず、給送ローラ13が可動部1aのシート材載置
面1cに直接接触して作用した場合も図8の矢印E方向
に付勢力が発生するようになっている。
れておらず、給送ローラ13が可動部1aのシート材載置
面1cに直接接触して作用した場合も図8の矢印E方向
に付勢力が発生するようになっている。
【0074】上記の構成において、先ず、給送ローラ13
の非作用面13cが可動部1aの載置面1cに対向して支
持台1から離間した状態で、前述した第1実施形態と同
様にして、シート材Sを支持台1の載置面1c上に載置
し、図7に示すように、シート材Sの上面Saの先端部
が従動ローラ5の外周面に当接するようにセットする。
の非作用面13cが可動部1aの載置面1cに対向して支
持台1から離間した状態で、前述した第1実施形態と同
様にして、シート材Sを支持台1の載置面1c上に載置
し、図7に示すように、シート材Sの上面Saの先端部
が従動ローラ5の外周面に当接するようにセットする。
【0075】次に、給送ローラ13を図8の矢印F方向に
回転駆動させると、給送ローラ13の作用面13bがシート
材Sの上面Saに接触当接する。この時、可動部1aの
回動中心1fを中心とする力のモーメントは、板バネ14
による図8の矢印E方向の力のモーメントの方が、圧縮
バネ3による図8の矢印B方向の力のモーメントより大
きいため、シート材Sは可動部1aと一体的に図8の矢
印E方向に下降する。
回転駆動させると、給送ローラ13の作用面13bがシート
材Sの上面Saに接触当接する。この時、可動部1aの
回動中心1fを中心とする力のモーメントは、板バネ14
による図8の矢印E方向の力のモーメントの方が、圧縮
バネ3による図8の矢印B方向の力のモーメントより大
きいため、シート材Sは可動部1aと一体的に図8の矢
印E方向に下降する。
【0076】この時、シート材Sには搬送方向Aに給送
する搬送力Tも作用するため、図8に示すように、シー
ト材Sの上面Saの先端部が従動ローラ5の外周面に当
接し、且つ、シート材Sの下面Sbの先端部が搬送ロー
ラ4の外周面に当接する位置、即ち、シート材Sの先端
が搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部近傍の所定
の位置に導かれる。
する搬送力Tも作用するため、図8に示すように、シー
ト材Sの上面Saの先端部が従動ローラ5の外周面に当
接し、且つ、シート材Sの下面Sbの先端部が搬送ロー
ラ4の外周面に当接する位置、即ち、シート材Sの先端
が搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部近傍の所定
の位置に導かれる。
【0077】図8に示す状態から更に給送ローラ13が図
9の矢印F方向に回転すると、シート材Sの下面Sbの
先端部が搬送ローラ4の外周面に当接しているため、シ
ート材Sは該シート材Sの剛性により図9の矢印E方向
の下降が抑制され、シート材Sの厚さtに対応して給送
ローラ13を支持する給送ローラホルダ15が板バネ14の付
勢力に抗して給送ローラホルダ軸16を中心にして図9の
矢印G方向に回動して給送ローラ13は図9に示す状態ま
で上昇してその状態を維持するようになっている。
9の矢印F方向に回転すると、シート材Sの下面Sbの
先端部が搬送ローラ4の外周面に当接しているため、シ
ート材Sは該シート材Sの剛性により図9の矢印E方向
の下降が抑制され、シート材Sの厚さtに対応して給送
ローラ13を支持する給送ローラホルダ15が板バネ14の付
勢力に抗して給送ローラホルダ軸16を中心にして図9の
矢印G方向に回動して給送ローラ13は図9に示す状態ま
で上昇してその状態を維持するようになっている。
【0078】給送ローラ13は作用面13bがシート材Sの
上面Saに作用している間、シート材Sを搬送方向Aへ
給送する搬送力Tをシート材Sに作用させ続け、搬送ロ
ーラ4が図9の矢印D方向に回転駆動することにより、
シート材Sの下面Sbの先端部に搬送ローラ4の搬送力
を作用させてシート材Sを搬送方向Aに搬送することが
出来る。
上面Saに作用している間、シート材Sを搬送方向Aへ
給送する搬送力Tをシート材Sに作用させ続け、搬送ロ
ーラ4が図9の矢印D方向に回転駆動することにより、
シート材Sの下面Sbの先端部に搬送ローラ4の搬送力
を作用させてシート材Sを搬送方向Aに搬送することが
出来る。
【0079】本実施形態は、上述のように構成したこと
により、可動部1aが板バネ14の力により、図8の矢印
E方向に回動して、可動部1a上に載置されたシート材
Sの先端が搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部近
傍の所定の位置に導かれる。従って、使用するシート材
Sの厚さtが比較的大きい場合でも、前述の第2の従来
例のように、シート材Sが搬送ローラ4の外周面に沿っ
て湾曲して搬送されてシート材Sに無理な力がかかり、
シート材Sの品質が低下する虞がない。
により、可動部1aが板バネ14の力により、図8の矢印
E方向に回動して、可動部1a上に載置されたシート材
Sの先端が搬送ローラ4と従動ローラ5とのニップ部近
傍の所定の位置に導かれる。従って、使用するシート材
Sの厚さtが比較的大きい場合でも、前述の第2の従来
例のように、シート材Sが搬送ローラ4の外周面に沿っ
て湾曲して搬送されてシート材Sに無理な力がかかり、
シート材Sの品質が低下する虞がない。
【0080】また、シート材Sが搬送ローラ4の外周面
に沿って湾曲して搬送されてシート材Sの先端が搬送ロ
ーラ4と従動ローラ5とのニップ部外に逃げることもな
く確実に前記ニップ部に進入でき、確実に搬送される。
に沿って湾曲して搬送されてシート材Sの先端が搬送ロ
ーラ4と従動ローラ5とのニップ部外に逃げることもな
く確実に前記ニップ部に進入でき、確実に搬送される。
【0081】また、シート材Sの厚さtが比較的大き
く、且つ、剛性が比較的高い場合でも、シート材Sの下
面Sbと搬送ローラ4の外周面との間でスリップしてシ
ート材Sが従動ローラ5と搬送ローラ4とのニップ部に
進入できなくなることもない。
く、且つ、剛性が比較的高い場合でも、シート材Sの下
面Sbと搬送ローラ4の外周面との間でスリップしてシ
ート材Sが従動ローラ5と搬送ローラ4とのニップ部に
進入できなくなることもない。
【0082】上記構成における力の作用を図10を用いて
具体的に説明する。図7に示す待機状態において、搬送
方向Aに押圧力T(シート材Sの先端が従動ローラ5に
対して押圧される搬送方向Aの力であり、給送ローラ13
による搬送力からシート材Sの下面Sbと載置面1cと
の間の摩擦力等を差し引いた値)を与えた時の従動ロー
ラ5に作用する力及び圧縮バネ3による力の構成を図10
に示す。尚、図5に示した前記第1実施形態の構成と同
様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
具体的に説明する。図7に示す待機状態において、搬送
方向Aに押圧力T(シート材Sの先端が従動ローラ5に
対して押圧される搬送方向Aの力であり、給送ローラ13
による搬送力からシート材Sの下面Sbと載置面1cと
の間の摩擦力等を差し引いた値)を与えた時の従動ロー
ラ5に作用する力及び圧縮バネ3による力の構成を図10
に示す。尚、図5に示した前記第1実施形態の構成と同
様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0083】
【数5】
【0084】図10において、本実施形態では、給送ロー
ラ13が板バネ14の付勢力によりシート材Sを鉛直下方向
に力Iで付勢することにより、この力Iの成分の内、可
動部1aを該可動部1aの回動中心1fを中心にして図
10の矢印E方向に回動させる力、即ち、直線L3 に直交
する方向の力Icos θ4 の力が発生すること及び押圧力
Tが給送ローラ13により発生することが前記第1実施形
態の時と異なり、他の構成は、図5に示した前記第1実
施形態と同様である。
ラ13が板バネ14の付勢力によりシート材Sを鉛直下方向
に力Iで付勢することにより、この力Iの成分の内、可
動部1aを該可動部1aの回動中心1fを中心にして図
10の矢印E方向に回動させる力、即ち、直線L3 に直交
する方向の力Icos θ4 の力が発生すること及び押圧力
Tが給送ローラ13により発生することが前記第1実施形
態の時と異なり、他の構成は、図5に示した前記第1実
施形態と同様である。
【0085】本実施形態では、可動部1aの回動中心1
fを中心とする力のモーメントにおいて、給送ローラ13
がシート材Sに作用する箇所における該給送ローラ13が
可動部1a上に載置されたシート材Sを図8の矢印E方
向に付勢する板バネ14による力のモーメントの方が、圧
縮バネ3により可動部1a上に載置されたシート材Sを
図8の矢印B方向に付勢する力による力のモーメントよ
りも常に大きくなる構成としているため、可動部1aの
回動中心1fを中心とする力のモーメントは、以下の
(6) 式のようになる。
fを中心とする力のモーメントにおいて、給送ローラ13
がシート材Sに作用する箇所における該給送ローラ13が
可動部1a上に載置されたシート材Sを図8の矢印E方
向に付勢する板バネ14による力のモーメントの方が、圧
縮バネ3により可動部1a上に載置されたシート材Sを
図8の矢印B方向に付勢する力による力のモーメントよ
りも常に大きくなる構成としているため、可動部1aの
回動中心1fを中心とする力のモーメントは、以下の
(6) 式のようになる。
【0086】
【数6】
【0087】また、前記第1実施形態で述べたように、
圧縮バネ3がセット時の状態から5mm程度まで縮み、
Vが400gfになるまでにシート材Sの下面Sb側の
先端部が搬送ローラ4の外周面に当接するように可動部
1aが回動中心1fを中心にして図10の矢印E方向に回
動する構成となっている場合には、例えば、L3 ≒13
5.3mm、θ4 ≒5.1°とすれば、前記(6) 式よ
り、{I>415gf}となる。
圧縮バネ3がセット時の状態から5mm程度まで縮み、
Vが400gfになるまでにシート材Sの下面Sb側の
先端部が搬送ローラ4の外周面に当接するように可動部
1aが回動中心1fを中心にして図10の矢印E方向に回
動する構成となっている場合には、例えば、L3 ≒13
5.3mm、θ4 ≒5.1°とすれば、前記(6) 式よ
り、{I>415gf}となる。
【0088】即ち、給送ローラ13を図7の矢印G方向に
回動開始させるための力を415gfより大きくなるよ
うに設定しておけば、給送ローラ13がシート材Sに作用
することにより、給送ローラ13が図7の矢印G方向に回
動しない状態で、可動部1aが回動中心1fを中心にし
て図10の矢印E方向に回動し、シート材Sの下面Sb側
の先端部が搬送ローラ4の外周面に当接することにな
る。
回動開始させるための力を415gfより大きくなるよ
うに設定しておけば、給送ローラ13がシート材Sに作用
することにより、給送ローラ13が図7の矢印G方向に回
動しない状態で、可動部1aが回動中心1fを中心にし
て図10の矢印E方向に回動し、シート材Sの下面Sb側
の先端部が搬送ローラ4の外周面に当接することにな
る。
【0089】この時、付勢力Iは、シート材Sの下面S
b側の先端部が搬送ローラ4の外周面に当接するまでの
間においては、圧縮バネ3の縮んだ量に対応して変化す
ることになる。
b側の先端部が搬送ローラ4の外周面に当接するまでの
間においては、圧縮バネ3の縮んだ量に対応して変化す
ることになる。
【0090】また、この時、給送ローラ13の作用面13b
とシート材Sの上面Saとの間の摩擦係数をμ1、シー
ト材Sの下面Sbと載置面1cとの間の摩擦係数をμ2
とし、例えば、シート材Sの端部と左端ガイドとの間に
発生する摩擦力等、前記以外の摩擦力を無視した場合に
は、シート材Sの搬送方向Aへの押圧力Tは以下の(7)
式のようになる。
とシート材Sの上面Saとの間の摩擦係数をμ1、シー
ト材Sの下面Sbと載置面1cとの間の摩擦係数をμ2
とし、例えば、シート材Sの端部と左端ガイドとの間に
発生する摩擦力等、前記以外の摩擦力を無視した場合に
は、シート材Sの搬送方向Aへの押圧力Tは以下の(7)
式のようになる。
【0091】
【数7】
【0092】ここで、例えば、μ1=1.8、μ2=
0.5とすれば、前記(7) 式より、{T=539.5g
f}となる。
0.5とすれば、前記(7) 式より、{T=539.5g
f}となる。
【0093】即ち、押圧力Tが539.5gfに達する
までの力により、図8に示したように、シート材Sを、
該シート材Sの上面Saの先端部が従動ローラ5の外周
面に当接し、且つ、シート材Sの下面Sbの先端部が搬
送ローラ4の外周面に当接する位置に導くことになり、
前述した実施形態と同様な効果を得ることが出来る。
までの力により、図8に示したように、シート材Sを、
該シート材Sの上面Saの先端部が従動ローラ5の外周
面に当接し、且つ、シート材Sの下面Sbの先端部が搬
送ローラ4の外周面に当接する位置に導くことになり、
前述した実施形態と同様な効果を得ることが出来る。
【0094】また、このような力関係にすると、押圧力
Tが大きく設定出来るため、搬送ローラ4の駆動力を小
さくすることが出来、駆動源となるモータ等を小型化し
て記録装置の小型化、低コスト化を図ることが出来る。
Tが大きく設定出来るため、搬送ローラ4の駆動力を小
さくすることが出来、駆動源となるモータ等を小型化し
て記録装置の小型化、低コスト化を図ることが出来る。
【0095】また、前記第3実施形態における可動部1
aの回動中心1fを中心とする力のモーメントにおい
て、給送ローラ13がシート材Sに作用する箇所における
可動部1a上に載置されたシート材Sを図8の矢印E方
向に付勢する板バネ14による力のモーメントの方が、圧
縮バネ3により可動部1a上に載置されたシート材Sを
図8の矢印B方向に付勢する力による力のモーメントよ
りも常に小さくなるように構成した時、即ち、以下の
(8) 式に示すようになる場合には、押圧力Tによるシー
ト材S及び可動部1a等各種部材の状態変化の順序は、
前記第1実施形態の時に述べた説明と同一となるが、押
圧力Tが給送ローラ13により発生すること、及び可動部
1aの回動中心1fを中心とする力のモーメントにおい
て、板バネ14の付勢力Iによる力のモーメントが付加さ
れることが異なる。
aの回動中心1fを中心とする力のモーメントにおい
て、給送ローラ13がシート材Sに作用する箇所における
可動部1a上に載置されたシート材Sを図8の矢印E方
向に付勢する板バネ14による力のモーメントの方が、圧
縮バネ3により可動部1a上に載置されたシート材Sを
図8の矢印B方向に付勢する力による力のモーメントよ
りも常に小さくなるように構成した時、即ち、以下の
(8) 式に示すようになる場合には、押圧力Tによるシー
ト材S及び可動部1a等各種部材の状態変化の順序は、
前記第1実施形態の時に述べた説明と同一となるが、押
圧力Tが給送ローラ13により発生すること、及び可動部
1aの回動中心1fを中心とする力のモーメントにおい
て、板バネ14の付勢力Iによる力のモーメントが付加さ
れることが異なる。
【0096】
【数8】
【0097】即ち、本実施形態では、従動ローラ5がシ
ート材Sに付与される押圧力Tの作用で持ち上がる前
に、即ち、シート材Sが搬送方向Aに付与される押圧力
Tによりシート材Sの上面Saの先端と従動ローラ5の
外周面との当接部Mにおいて、従動ローラ5がシート材
Sから受ける力Nの内、座標軸をθ0 反時計回り方向に
回転補正した時の鉛直上方向成分Ncos (θ1 −θ0 )
の力が、前記回転補正後の座標系において、従動ローラ
5を鉛直下方向に付勢する力Pよりも大きくなる以前
に、圧縮バネ3が下方向に圧縮されるように、即ち、当
接部Mにおいて、シート材Sが従動ローラ5から受ける
力Nの反力の成分の内、可動部1aを該可動部1aの回
動中心1fを中心にして、図10の矢印E方向に回動させ
る力、即ち、直線L1 に直交する方向の力Ncos (θ1
+θ2 )と、シート材Sが給送ローラ13を介して板バネ
14から受ける力Iの成分の内、可動部1aを該可動部1
aの回動中心1fを中心にして図10の矢印E方向に回動
させる力、即ち、直線L3 に直交する方向の力Icos θ
4 の力とによって圧縮バネ3が縮むように該圧縮バネ3
の弾性力及び配置が設定される。
ート材Sに付与される押圧力Tの作用で持ち上がる前
に、即ち、シート材Sが搬送方向Aに付与される押圧力
Tによりシート材Sの上面Saの先端と従動ローラ5の
外周面との当接部Mにおいて、従動ローラ5がシート材
Sから受ける力Nの内、座標軸をθ0 反時計回り方向に
回転補正した時の鉛直上方向成分Ncos (θ1 −θ0 )
の力が、前記回転補正後の座標系において、従動ローラ
5を鉛直下方向に付勢する力Pよりも大きくなる以前
に、圧縮バネ3が下方向に圧縮されるように、即ち、当
接部Mにおいて、シート材Sが従動ローラ5から受ける
力Nの反力の成分の内、可動部1aを該可動部1aの回
動中心1fを中心にして、図10の矢印E方向に回動させ
る力、即ち、直線L1 に直交する方向の力Ncos (θ1
+θ2 )と、シート材Sが給送ローラ13を介して板バネ
14から受ける力Iの成分の内、可動部1aを該可動部1
aの回動中心1fを中心にして図10の矢印E方向に回動
させる力、即ち、直線L3 に直交する方向の力Icos θ
4 の力とによって圧縮バネ3が縮むように該圧縮バネ3
の弾性力及び配置が設定される。
【0098】ここで、図10に示したように、前記第1実
施形態の時と同様に支持台1上に載置したシート材Sに
該シート材Sが搬送方向Aに進むように給送ローラ13に
よる押圧力Tを付与した時、従動ローラ5に作用する力
のつりあいは、前記第1実施形態の時と同様に、以下に
示すようになる。
施形態の時と同様に支持台1上に載置したシート材Sに
該シート材Sが搬送方向Aに進むように給送ローラ13に
よる押圧力Tを付与した時、従動ローラ5に作用する力
のつりあいは、前記第1実施形態の時と同様に、以下に
示すようになる。
【0099】
【数9】
【0100】
【数10】
【0101】
【数11】
【0102】即ち、板バネ14による付勢力Iが155.
8gfより小さい時には、給送ローラ13がシート材Sに
作用する箇所の力だけで圧縮バネ3が縮むことはない。
また、前記V=150gfを、前記(11)式に代入する
と、I=75.5gfとなり、これを前記(7) 式に代入
すると、T=98.2gfとなる。
8gfより小さい時には、給送ローラ13がシート材Sに
作用する箇所の力だけで圧縮バネ3が縮むことはない。
また、前記V=150gfを、前記(11)式に代入する
と、I=75.5gfとなり、これを前記(7) 式に代入
すると、T=98.2gfとなる。
【0103】この時、I=75.5gfは前記(12)式を
満足しているため、Tが98.2gfより大きくなる
と、可動部1aは回動中心1fを中心にして図10の矢印
E方向に回動を開始する。
満足しているため、Tが98.2gfより大きくなる
と、可動部1aは回動中心1fを中心にして図10の矢印
E方向に回動を開始する。
【0104】また、板バネ14による付勢力Iが前記15
5.8gfより小さい時には、給送ローラ13がシート材
Sに作用する箇所の力だけで圧縮バネ3が縮むことは出
来ないが、当接部Mにおいて、シート材Sが従動ローラ
5から受ける力Nの反力の成分の内、直線L1 に直交す
る方向の力Ncos (θ1 +θ2 )の補助により、圧縮バ
ネ3を縮めている。
5.8gfより小さい時には、給送ローラ13がシート材
Sに作用する箇所の力だけで圧縮バネ3が縮むことは出
来ないが、当接部Mにおいて、シート材Sが従動ローラ
5から受ける力Nの反力の成分の内、直線L1 に直交す
る方向の力Ncos (θ1 +θ2 )の補助により、圧縮バ
ネ3を縮めている。
【0105】即ち、板バネ14による付勢力Iが155.
8gfの時には、前記(11)式から、V=309.5gf
となり、圧縮バネ3はセット時の状態からおよそ3mm
縮んだ状態となっている。
8gfの時には、前記(11)式から、V=309.5gf
となり、圧縮バネ3はセット時の状態からおよそ3mm
縮んだ状態となっている。
【0106】
【数12】
【0107】給送ローラ13がシート材Sに作用する箇所
の力だけで前記状態より更に圧縮バネ3を縮めるために
は、板バネ14による付勢力Iが321.5gfより大き
くなる必要がある。
の力だけで前記状態より更に圧縮バネ3を縮めるために
は、板バネ14による付勢力Iが321.5gfより大き
くなる必要がある。
【0108】しかし、シート材Sの下面Sb側の先端部
が搬送ローラ4の外周面に当接する時の圧縮バネ3の伸
長力Vは400gfであるため、前記(11)式から、I=
201.4gfとなり、これを前記(7) 式に代入する
と、T=261.8gfとなる。
が搬送ローラ4の外周面に当接する時の圧縮バネ3の伸
長力Vは400gfであるため、前記(11)式から、I=
201.4gfとなり、これを前記(7) 式に代入する
と、T=261.8gfとなる。
【0109】即ち、板バネ14による付勢力Iが201.
4gf程度の値となり、押圧力Tが261.8gf程度
の値になると、当接部Mにおいて、シート材Sが従動ロ
ーラ5から受ける力Nの反力の成分の内、直線L1 に直
交する方向の力Ncos (θ1+θ2 )の補助により、圧
縮バネ3が縮み、シート材Sの上面Saの先端部が従動
ローラ5の外周面に当接し、且つ、シート材Sの下面S
bの先端部が搬送ローラ4の外周面に当接する位置に導
かれることになり、前述と同様の効果を得ることが出来
る。
4gf程度の値となり、押圧力Tが261.8gf程度
の値になると、当接部Mにおいて、シート材Sが従動ロ
ーラ5から受ける力Nの反力の成分の内、直線L1 に直
交する方向の力Ncos (θ1+θ2 )の補助により、圧
縮バネ3が縮み、シート材Sの上面Saの先端部が従動
ローラ5の外周面に当接し、且つ、シート材Sの下面S
bの先端部が搬送ローラ4の外周面に当接する位置に導
かれることになり、前述と同様の効果を得ることが出来
る。
【0110】この時、板バネ14による付勢力Iは、20
1.4gf程度の力であるため、前記(13)式を満足して
おり、給送ローラ13がシート材Sに作用する箇所の力だ
けで圧縮バネ3を縮めることは出来なくなっている。
1.4gf程度の力であるため、前記(13)式を満足して
おり、給送ローラ13がシート材Sに作用する箇所の力だ
けで圧縮バネ3を縮めることは出来なくなっている。
【0111】また、このような力関係にすると、給送ロ
ーラ13を付勢する板バネ14の弾性力を弱く設定できるた
め、組付性を向上させることが出来る。
ーラ13を付勢する板バネ14の弾性力を弱く設定できるた
め、組付性を向上させることが出来る。
【0112】前記第3実施形態では、可動部1aの回動
中心1fを中心とする力のモーメントにおいて、給送ロ
ーラ13がシート材Sに作用する箇所における第2の付勢
手段となる板バネ14により給送ローラ13が可動部1aを
図9の矢印E方向に付勢する力のモーメントの方が、第
1の付勢手段となる圧縮バネ3により可動部1aを図9
の矢印B方向に付勢する力による力のモーメントよりも
常に大きくなるように設定して構成したが、他の構成と
して給送ローラ13がシート材Sに当接した当初は板バネ
14により給送ローラ13が可動部1aを図9の矢印E方向
に付勢する力のモーメントの方が、圧縮バネ3により可
動部1aを図9の矢印B方向に付勢する力のモーメント
よりも小さくなるように設定し、給送ローラ13がシート
材Sを給送し始めてから所定時間後に、板バネ14により
給送ローラ13が可動部1aを図9の矢印E方向に付勢す
る力のモーメントの方が、圧縮バネ3により可動部1a
を図9の矢印B方向に付勢する力による力のモーメント
よりも大きくなるように設定しても前述と同様の効果を
得ることが出来る。
中心1fを中心とする力のモーメントにおいて、給送ロ
ーラ13がシート材Sに作用する箇所における第2の付勢
手段となる板バネ14により給送ローラ13が可動部1aを
図9の矢印E方向に付勢する力のモーメントの方が、第
1の付勢手段となる圧縮バネ3により可動部1aを図9
の矢印B方向に付勢する力による力のモーメントよりも
常に大きくなるように設定して構成したが、他の構成と
して給送ローラ13がシート材Sに当接した当初は板バネ
14により給送ローラ13が可動部1aを図9の矢印E方向
に付勢する力のモーメントの方が、圧縮バネ3により可
動部1aを図9の矢印B方向に付勢する力のモーメント
よりも小さくなるように設定し、給送ローラ13がシート
材Sを給送し始めてから所定時間後に、板バネ14により
給送ローラ13が可動部1aを図9の矢印E方向に付勢す
る力のモーメントの方が、圧縮バネ3により可動部1a
を図9の矢印B方向に付勢する力による力のモーメント
よりも大きくなるように設定しても前述と同様の効果を
得ることが出来る。
【0113】前記実施形態では、可動部1aの回動中心
1fを中心とする力のモーメントにおいて、給送ローラ
13がシート材Sに作用する箇所における第2の付勢手段
となる板バネ14により給送ローラ13が可動部1aを図10
の矢印E方向に付勢する力のモーメントの方が、第1の
付勢手段となる圧縮バネ3により可動部1aを図10の矢
印B方向に付勢する力による力のモーメントよりも常に
小さくなるように設定して構成したが、他の構成として
給送ローラ13がシート材Sに当接した当初は板バネ14に
より給送ローラ13が可動部1aを図10の矢印E方向に付
勢する力のモーメントの方が、第1の付勢手段となる圧
縮バネ3により可動部1aを図10の矢印B方向に付勢す
る力による力のモーメントよりも大きくなるように設定
し、給送ローラ13がシート材Sを給送し初めてから所定
時間後に、板バネ14により給送ローラ13が可動部1aを
図10の矢印E方向に付勢する力のモーメントの方が、第
1の付勢手段となる圧縮バネ3により可動部1aを図10
の矢印B方向に付勢する力による力のモーメントよりも
小さくなるように設定しても前述と同様の効果を得るこ
とが出来る。
1fを中心とする力のモーメントにおいて、給送ローラ
13がシート材Sに作用する箇所における第2の付勢手段
となる板バネ14により給送ローラ13が可動部1aを図10
の矢印E方向に付勢する力のモーメントの方が、第1の
付勢手段となる圧縮バネ3により可動部1aを図10の矢
印B方向に付勢する力による力のモーメントよりも常に
小さくなるように設定して構成したが、他の構成として
給送ローラ13がシート材Sに当接した当初は板バネ14に
より給送ローラ13が可動部1aを図10の矢印E方向に付
勢する力のモーメントの方が、第1の付勢手段となる圧
縮バネ3により可動部1aを図10の矢印B方向に付勢す
る力による力のモーメントよりも大きくなるように設定
し、給送ローラ13がシート材Sを給送し初めてから所定
時間後に、板バネ14により給送ローラ13が可動部1aを
図10の矢印E方向に付勢する力のモーメントの方が、第
1の付勢手段となる圧縮バネ3により可動部1aを図10
の矢印B方向に付勢する力による力のモーメントよりも
小さくなるように設定しても前述と同様の効果を得るこ
とが出来る。
【0114】また、前記実施形態では、給送ローラ13を
可動部1aの上部に圧縮バネ3に対向して配置したが、
固定部1bの上部に対向して配置しても同様の効果を得
ることが出来る。
可動部1aの上部に圧縮バネ3に対向して配置したが、
固定部1bの上部に対向して配置しても同様の効果を得
ることが出来る。
【0115】また、給送ローラ13の搬送力によりシート
材Sに対して搬送方向Aへの押圧力Tを得る場合には、
支持台1に摩擦分離や爪分離等の公知の分離手段を備え
ることにより支持台1上に複数のシート材Sを載置して
前記分離手段により一枚ずつ分離,給送することが可能
である。尚、爪分離の場合で、分離を実施しないシート
材Sを支持台1にセットする際には分離爪を退避させる
構成を装備する必要がある。
材Sに対して搬送方向Aへの押圧力Tを得る場合には、
支持台1に摩擦分離や爪分離等の公知の分離手段を備え
ることにより支持台1上に複数のシート材Sを載置して
前記分離手段により一枚ずつ分離,給送することが可能
である。尚、爪分離の場合で、分離を実施しないシート
材Sを支持台1にセットする際には分離爪を退避させる
構成を装備する必要がある。
【0116】また、前記各実施形態では、支持台1を可
動部1aと固定部1bとにより構成したが、支持台1全
体が可動部1aで構成されるように構成しても良い。
動部1aと固定部1bとにより構成したが、支持台1全
体が可動部1aで構成されるように構成しても良い。
【0117】また、前記各実施形態において、給送ロー
ラ13、可動部1a、押圧部材17等を付勢する付勢手段
は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、他
の種々の付勢力を発揮する押圧手段を適用することが出
来る。
ラ13、可動部1a、押圧部材17等を付勢する付勢手段
は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、他
の種々の付勢力を発揮する押圧手段を適用することが出
来る。
【0118】また、給送ローラ13及び可動部1aは、揺
動自在に支持されているが、夫々平行移動可能に支持さ
れるようにしても良い。
動自在に支持されているが、夫々平行移動可能に支持さ
れるようにしても良い。
【0119】また、前記各実施形態において、シート材
として紙や合成樹脂等で構成されるシート材Sを用いて
説明したが、他のシート材として石材や金属等で構成さ
れた比較的剛性の高い平板状材料等に記録を行うことも
可能である。
として紙や合成樹脂等で構成されるシート材Sを用いて
説明したが、他のシート材として石材や金属等で構成さ
れた比較的剛性の高い平板状材料等に記録を行うことも
可能である。
【0120】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末装置として用いられるものの他、リーダ等と組み
合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態をとるもの等であっても良い。
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末装置として用いられるものの他、リーダ等と組み
合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0121】また、前述した記録手段としてインクジェ
ット記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録方
式はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、他
にも熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤード
ット記録方式等のインパクト記録方式、或いはそれ以外
の記録方式であっても適用し得る。またシリアル記録方
式に限定する必要もなく、所謂ライン記録方式を用いて
も良い。
ット記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録方
式はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、他
にも熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤード
ット記録方式等のインパクト記録方式、或いはそれ以外
の記録方式であっても適用し得る。またシリアル記録方
式に限定する必要もなく、所謂ライン記録方式を用いて
も良い。
【0122】
【発明の効果】本発明に係るシート材搬送装置及び記録
装置は、上述の如き構成と作用とを有するので、安価な
構成で、シート材の厚さが比較的大きく、剛性が比較的
高い場合でも容易且つ確実に搬送することが出来る。
装置は、上述の如き構成と作用とを有するので、安価な
構成で、シート材の厚さが比較的大きく、剛性が比較的
高い場合でも容易且つ確実に搬送することが出来る。
【図1】本発明に係るシート材搬送装置を備えた記録装
置の第1実施形態を示す断面説明図である。
置の第1実施形態を示す断面説明図である。
【図2】第1実施形態においてシート材支持手段が揺動
した状態を示す断面説明図である。
した状態を示す断面説明図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図2の要部拡大図である。
【図5】第1実施形態において力の作用を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】第2実施形態においてシート材支持手段に配置
した押圧手段を示す斜視図である。
した押圧手段を示す斜視図である。
【図7】本発明に係るシート材搬送装置を備えた記録装
置の第3実施形態を示す断面説明図である。
置の第3実施形態を示す断面説明図である。
【図8】第3実施形態においてシート材支持手段が揺動
した状態を示す断面説明図である。
した状態を示す断面説明図である。
【図9】第3実施形態においてシート材支持手段が揺動
した状態を示す断面説明図である。
した状態を示す断面説明図である。
【図10】第3実施形態において力の作用を示す説明図で
ある。
ある。
【図11】第1の従来例を説明する図である。
【図12】(a),(b)は第2の従来例を説明する図で
ある。
ある。
1…支持台、1a…可動部、1b…固定部、1c…載置
面、1d…回動中心軸、1e…右端ガイド、1f…回動
中心、1g…押圧部材側当接部、3…圧縮バネ、4…搬
送ローラ、5…従動ローラ、5a…アーム、5b…回動
中心、5c…回転中心、6…記録部、7…記録ヘッド、
7a…前面、8…キャリッジ、9…ガイド軸、10…プラ
テン、11,12…搬送ローラ対、13…給送ローラ、13a…
給送ローラ軸、13b…作用面、13c…非作用面、14…板
バネ、15…給送ローラホルダ、16…給送ローラホルダ
軸、17…押圧部材、17a…載置面、17b…後端当接部、
17c…バネ部材、17d…可動部側当接部、S…シート
材、Sa…上面、Sb…下面、M…当接部、a…搬送面
(接線)
面、1d…回動中心軸、1e…右端ガイド、1f…回動
中心、1g…押圧部材側当接部、3…圧縮バネ、4…搬
送ローラ、5…従動ローラ、5a…アーム、5b…回動
中心、5c…回転中心、6…記録部、7…記録ヘッド、
7a…前面、8…キャリッジ、9…ガイド軸、10…プラ
テン、11,12…搬送ローラ対、13…給送ローラ、13a…
給送ローラ軸、13b…作用面、13c…非作用面、14…板
バネ、15…給送ローラホルダ、16…給送ローラホルダ
軸、17…押圧部材、17a…載置面、17b…後端当接部、
17c…バネ部材、17d…可動部側当接部、S…シート
材、Sa…上面、Sb…下面、M…当接部、a…搬送面
(接線)
Claims (16)
- 【請求項1】 シート材を載置して支持するシート材支
持手段と、 前記シート材支持手段のシート材搬送方向下流側に配置
され、該シート材支持手段に載置されたシート材を搬送
する搬送回転体と、 前記搬送回転体に対向して配置され、該搬送回転体に従
動する従動回転体と、 を有し、 前記シート材支持手段に載置されたシート材をシート材
搬送方向下流側に向けて押圧した時に、該シート材の先
端が前記搬送回転体と前記従動回転体とのニップ部近傍
に導かれるように前記シート材支持手段を移動可能に設
けたことを特徴とするシート材搬送装置。 - 【請求項2】 前記押圧されたシート材の先端が前記搬
送回転体及び前記従動回転体の両方に当接する位置に導
かれるように前記シート材支持手段が移動可能であるこ
とを特徴とする請求項1に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項3】 前記従動回転体を上側に配置し、前記搬
送回転体を下側に配置し、前記シート材支持手段に載置
されたシート材がシート材搬送方向下流側に押し出され
ると、その先端が前記従動回転体に当接しその反力によ
りシート材を介して該シート材支持手段が押し下げられ
ることを特徴とする請求項2に記載のシート材搬送装
置。 - 【請求項4】 前記シート材支持手段に載置されたシー
ト材をシート材搬送方向下流側に向けて押圧するための
押圧手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1項に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項5】 前記押圧手段は、前記シート材支持手段
に載置されているシート材の後端をシート材搬送方向下
流側に向けて所定の押圧力で押圧する押圧部材を有する
ことを特徴とする請求項4に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項6】 前記押圧手段は、前記搬送回転体よりも
シート材搬送方向上流側で、前記シート材支持手段のシ
ート材載置面に対向して配置され、該シート材支持手段
に載置されたシート材をシート材搬送方向下流側に給送
するための給送回転体を有し、該給送回転体の回転中心
を前記シート材支持手段のシート材載置面に対して接離
自在に構成したことを特徴とする請求項4に記載のシー
ト材搬送装置。 - 【請求項7】 前記シート材支持手段は、 シート材を載置して変位自在に設けられた載置板と、 前記載置板に載置されたシート材を前記給送回転体に向
けて付勢するための第1の付勢手段と、を有し、 前記給送回転体を前記載置板に載置されたシート材に向
けて付勢するための第2の付勢手段を備え、 前記給送回転体がシート材に作用する箇所での前記第1
の付勢手段によるシート材を前記給送回転体に押し付け
る方向の力よりも、第2の付勢手段によるシート材を介
して前記載置板を移動させる方向の力が大きくなるよう
に設定したことを特徴とする請求項6に記載のシート材
搬送装置。 - 【請求項8】 前記給送回転体が前記載置板に載置され
たシート材に対して給送力を作用させる当初から前記第
1の付勢手段による前記力よりも前記第2の付勢手段に
よる前記力が大きくなっているように設定したことを特
徴とする請求項7に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項9】 前記給送回転体が前記載置板に載置され
たシート材に対して給送力を作用させた時点から所定時
間後に、前記第1の付勢手段による前記力よりも前記第
2の付勢手段による前記力が大きくなっているように設
定したことを特徴とする請求項7に記載のシート材搬送
装置。 - 【請求項10】 前記シート材支持手段は、 シート材を載置して変位自在に設けられた載置板と、 前記載置板に載置されたシート材を前記給送回転体に向
けて付勢するための第1の付勢手段と、を有し、 前記給送回転体を前記載置板に載置されたシート材に向
けて付勢するための第2の付勢手段を備え、 前記給送回転体がシート材に作用する箇所での前記第1
の付勢手段によるシート材を給送回転体に押し付ける方
向の力よりも、第2の付勢手段によるシート材を介して
前記載置板を移動させる方向の力が小さくなるように設
定したことを特徴とする請求項6に記載のシート材搬送
装置。 - 【請求項11】 前記給送回転体が前記載置板に載置さ
れたシート材に対して給送力を作用させる当初から前記
第1の付勢手段による前記力よりも前記第2の付勢手段
による前記力が小さくなっているように設定したことを
特徴とする請求項10に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項12】 前記給送回転体が前記載置板に載置さ
れたシート材に対して給送力を作用させた時点から所定
時間後に、前記第1の付勢手段による前記力よりも前記
第2の付勢手段による前記力が小さくなっているように
設定したことを特徴とする請求項10に記載のシート材
搬送装置。 - 【請求項13】 前記給送回転体の回転中心は、前記シ
ート材支持手段に載置したシート材の厚さに対応して移
動可能に構成したことを特徴とする請求項6〜12のい
ずれか1項に記載のシート材搬送装置。 - 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載
のシート材搬送装置と、該シート材搬送装置により搬送
されたシート材に画像情報に応じて画像を記録するため
の記録手段と、を有することを特徴とする記録装置。 - 【請求項15】 前記記録装置の記録手段は、信号に応
じてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方
式である請求項14に記載の記録装置。 - 【請求項16】 前記記録装置の記録手段は、電気熱変
換体によって印加される熱エネルギーにより、インクに
生ずる膜沸騰を利用して吐出口からインクを吐出させる
ことを特徴とする請求項15に記載の記録装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8039518A JPH09226946A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | シート材搬送装置及び記録装置 |
| US08/805,748 US6106114A (en) | 1996-02-27 | 1997-02-25 | Sheet conveying apparatus |
| EP97103145A EP0792752B1 (en) | 1996-02-27 | 1997-02-26 | Sheet conveying apparatus |
| DE69725200T DE69725200T2 (de) | 1996-02-27 | 1997-02-26 | Blatttransportgerät |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8039518A JPH09226946A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | シート材搬送装置及び記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226946A true JPH09226946A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12555273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8039518A Pending JPH09226946A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | シート材搬送装置及び記録装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6106114A (ja) |
| EP (1) | EP0792752B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09226946A (ja) |
| DE (1) | DE69725200T2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3501638B2 (ja) * | 1997-11-12 | 2004-03-02 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
| JP3577013B2 (ja) | 2001-08-10 | 2004-10-13 | キヤノン株式会社 | 排出ローラの駆動方法、および記録装置 |
| US7926934B2 (en) | 2006-02-20 | 2011-04-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording sheet containing cassette and printer apparatus using the same cassette |
| JP5684605B2 (ja) * | 2011-02-28 | 2015-03-18 | 理想科学工業株式会社 | インクジェットプリンタ |
| JP5911217B2 (ja) | 2011-06-30 | 2016-04-27 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
| JP2014018892A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Mimaki Engineering Co Ltd | 媒体加工装置および媒体加工方法 |
| JP6296825B2 (ja) | 2014-02-26 | 2018-03-20 | キヤノン株式会社 | シートの後処理装置および記録装置 |
| JP6306906B2 (ja) | 2014-03-10 | 2018-04-04 | キヤノン株式会社 | 記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
| JP6272093B2 (ja) | 2014-03-10 | 2018-01-31 | キヤノン株式会社 | 記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
| JP6450092B2 (ja) | 2014-06-04 | 2019-01-09 | キヤノン株式会社 | 記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
| JP6393085B2 (ja) | 2014-06-04 | 2018-09-19 | キヤノン株式会社 | 記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
| JP6383184B2 (ja) | 2014-06-04 | 2018-08-29 | キヤノン株式会社 | 記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
| JP6393084B2 (ja) | 2014-06-04 | 2018-09-19 | キヤノン株式会社 | 記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
| EP3218198B1 (en) * | 2014-11-11 | 2021-02-24 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Platen holder |
| JP7618982B2 (ja) * | 2020-08-24 | 2025-01-22 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷装置の制御方法 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4193590A (en) * | 1978-01-16 | 1980-03-18 | Pitney Bowes Inc. | Sheet separator and feeding apparatus |
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1997
- 1997-02-25 US US08/805,748 patent/US6106114A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-02-26 DE DE69725200T patent/DE69725200T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-02-26 EP EP97103145A patent/EP0792752B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| DE69725200T2 (de) | 2004-08-12 |
| EP0792752B1 (en) | 2003-10-01 |
| US6106114A (en) | 2000-08-22 |
| EP0792752A3 (en) | 1999-01-13 |
| DE69725200D1 (de) | 2003-11-06 |
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