JPH0922705A - 燃料電池用の電極の製造方法 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料電池における波形その他の溝付きセパレ
ーター板の使用を不要とする燃料電池用電極を製造する
こと。 【解決手段】 実質的に平坦な多孔質電極金属基板の表
面に粉末化電極金属の懸濁物を沈析させ、その電極の表
面上に複数の隆起構造体を形成し、そしてその電極を焼
結する諸工程を含む燃料電池用のリブ付き電極の製造方
法。
ーター板の使用を不要とする燃料電池用電極を製造する
こと。 【解決手段】 実質的に平坦な多孔質電極金属基板の表
面に粉末化電極金属の懸濁物を沈析させ、その電極の表
面上に複数の隆起構造体を形成し、そしてその電極を焼
結する諸工程を含む燃料電池用のリブ付き電極の製造方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形の燃料電池セ
パレーター板の必要をなくする、電極の表面上に複数の
隆起構造体を有する燃料電池電極を製造する方法に関す
る。
パレーター板の必要をなくする、電極の表面上に複数の
隆起構造体を有する燃料電池電極を製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】波形の燃料電池セパレーター板は、溶融
炭酸塩燃料電池スタックにおいて、一つの燃料電池(単
位)のカソードを隣りの燃料電池(単位)のアノードか
ら分離するために、またガス分配溝を与えるために、使
用されている。そのようなガス分配溝は、セパレーター
板の一方の面に対向して配置されたアノードに接するよ
うに気状燃料を流動させ、またセパレーター板の反対側
の面に対向して配置されたカソードに接するように気状
酸化剤を流動させる。波形セパレーター板は、複雑で高
価格な構成体であり、殊に平面状、非波形セパレーター
板と比較するときには、複雑で高価格である。燃料電池
スタックは、ほぼ600個の燃料電池(単位)から構成
されうるので、従って600枚の複雑かつ高価な波形セ
パレーター板を必要とすることもあり、もしも平坦なセ
パレーター板が波形セパレーター板の代りに使用可能で
あるとすれば、そのような燃料電池スタックの全体コス
トは大幅に削減されうる。
炭酸塩燃料電池スタックにおいて、一つの燃料電池(単
位)のカソードを隣りの燃料電池(単位)のアノードか
ら分離するために、またガス分配溝を与えるために、使
用されている。そのようなガス分配溝は、セパレーター
板の一方の面に対向して配置されたアノードに接するよ
うに気状燃料を流動させ、またセパレーター板の反対側
の面に対向して配置されたカソードに接するように気状
酸化剤を流動させる。波形セパレーター板は、複雑で高
価格な構成体であり、殊に平面状、非波形セパレーター
板と比較するときには、複雑で高価格である。燃料電池
スタックは、ほぼ600個の燃料電池(単位)から構成
されうるので、従って600枚の複雑かつ高価な波形セ
パレーター板を必要とすることもあり、もしも平坦なセ
パレーター板が波形セパレーター板の代りに使用可能で
あるとすれば、そのような燃料電池スタックの全体コス
トは大幅に削減されうる。
【0003】米国特許第5,139,896号明細書に
は、アルカリ金属、遷移金属酸素付加物のような多価金
属酸化物もしくは酸素付加物から形成された組成を有す
るオールセラミック溶融炭酸塩燃料電池が記載されてい
る。その構造は、電子伝導性インターコネクトで分離さ
れたアノード及びカソードを含んでいる。カソード、セ
パレーター、アノード要素には、両電極とセパレーター
との間に燃料電池ガスを分配するために両方の多孔質電
極に堀り込まれたガス溝が設けられている。しかしなが
ら、そのようなガス溝を形成するための方法は上記米国
特許明細書に記載されていない。
は、アルカリ金属、遷移金属酸素付加物のような多価金
属酸化物もしくは酸素付加物から形成された組成を有す
るオールセラミック溶融炭酸塩燃料電池が記載されてい
る。その構造は、電子伝導性インターコネクトで分離さ
れたアノード及びカソードを含んでいる。カソード、セ
パレーター、アノード要素には、両電極とセパレーター
との間に燃料電池ガスを分配するために両方の多孔質電
極に堀り込まれたガス溝が設けられている。しかしなが
ら、そのようなガス溝を形成するための方法は上記米国
特許明細書に記載されていない。
【0004】日本特許公開昭60−185367号公報
には、相異なる融点を有する2枚のフッ素樹脂フィルム
を、低い方の融点のフィルムを電池と接触させながら、
両融点の間の温度でホットプレスすることにより作られ
る燃料電池用シールが記載されている。
には、相異なる融点を有する2枚のフッ素樹脂フィルム
を、低い方の融点のフィルムを電池と接触させながら、
両融点の間の温度でホットプレスすることにより作られ
る燃料電池用シールが記載されている。
【0005】米国特許第5,227,256号明細書に
は波形セパレーター板を用いて相隣れる燃料電波(単
位)同志を分離する方式の、完全内部マニホールド式燃
料電池が記載されている。米国特許第5,175,06
2号明細書には燃料電池スタックの溶融炭酸塩燃料電池
のための炭化水素燃料をリホーミングするためのリホー
ミング装置が記載されており、このリホーミング装置
は、ハウジング、及びそのハウジングをスタック中の相
隣れる燃料電池と一体化するための合体ユニットから構
成されている。
は波形セパレーター板を用いて相隣れる燃料電波(単
位)同志を分離する方式の、完全内部マニホールド式燃
料電池が記載されている。米国特許第5,175,06
2号明細書には燃料電池スタックの溶融炭酸塩燃料電池
のための炭化水素燃料をリホーミングするためのリホー
ミング装置が記載されており、このリホーミング装置
は、ハウジング、及びそのハウジングをスタック中の相
隣れる燃料電池と一体化するための合体ユニットから構
成されている。
【0006】電極の表面に沿っての燃料電池ガス分配を
達成し、そして高価かつ複雑な波形セパレーター板の必
要性をなくする燃料電池電極を製造する方法が必要とさ
れていることが明らかである。
達成し、そして高価かつ複雑な波形セパレーター板の必
要性をなくする燃料電池電極を製造する方法が必要とさ
れていることが明らかである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、燃
料電池における波形またはその他の溝付きセパレーター
板の必要性をなくする燃料電池用の電極を製造する方法
を提供することである。
料電池における波形またはその他の溝付きセパレーター
板の必要性をなくする燃料電池用の電極を製造する方法
を提供することである。
【0008】本発明の別の一目的は、燃料電池の製造コ
ストを削減する燃料電池用電極を製造する方法を提供す
ることである。
ストを削減する燃料電池用電極を製造する方法を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】これらの目的及び他の目
的は、本発明の好ましい具体化の一つに従って、実質的
に平坦な多孔質電極金属基板の表面(片面)上に少なく
とも1種の粉末化金属からなる懸濁物を沈析させ、その
電極表面上に複数の隆起構造物を形成することからなる
燃料電池用電極を製造する方法によって達成される。そ
のような隆起構造物を有する多孔質電極金属基板は次い
で焼結処理されて、最終製品を形成する。組立てられた
燃料電池において、そのような隆起構造物は、電極と平
坦セパレーター板との間に複数の溝状空隙を生じさせ、
かくして、充分なる燃料電池ガスの分配を可能とし、ま
た従来の燃料電池においてしばしば使用されるタイプの
複雑かつ高価なセパレーター板の必要性をなくする。
的は、本発明の好ましい具体化の一つに従って、実質的
に平坦な多孔質電極金属基板の表面(片面)上に少なく
とも1種の粉末化金属からなる懸濁物を沈析させ、その
電極表面上に複数の隆起構造物を形成することからなる
燃料電池用電極を製造する方法によって達成される。そ
のような隆起構造物を有する多孔質電極金属基板は次い
で焼結処理されて、最終製品を形成する。組立てられた
燃料電池において、そのような隆起構造物は、電極と平
坦セパレーター板との間に複数の溝状空隙を生じさせ、
かくして、充分なる燃料電池ガスの分配を可能とし、ま
た従来の燃料電池においてしばしば使用されるタイプの
複雑かつ高価なセパレーター板の必要性をなくする。
【0010】本発明の方法の一具体例によれば、電極基
板は、粉末化金属懸濁物(液)の複数の連続的流れを通
り抜けさせられて、その電極基板の表面上に複数のリブ
状構造物が形成される。本発明の別の具体例によれば、
電極基板は粉末化金属懸濁物(液)の複数の断続的な流
れを通り抜けさせられて、その電極基板の表面上に複数
の不連続なボッド状構造物が形成される。
板は、粉末化金属懸濁物(液)の複数の連続的流れを通
り抜けさせられて、その電極基板の表面上に複数のリブ
状構造物が形成される。本発明の別の具体例によれば、
電極基板は粉末化金属懸濁物(液)の複数の断続的な流
れを通り抜けさせられて、その電極基板の表面上に複数
の不連続なボッド状構造物が形成される。
【0011】本発明の別の具体例によれば、孔あき板を
電極基板の表面上に配置し、それらの孔に粉末化金属懸
濁物(液)を満たす。その孔あき板を電極基板から、適
当な固化時間後に取り外して、その電極基板の表面上に
複数のマウンド(山)を残留させる。
電極基板の表面上に配置し、それらの孔に粉末化金属懸
濁物(液)を満たす。その孔あき板を電極基板から、適
当な固化時間後に取り外して、その電極基板の表面上に
複数のマウンド(山)を残留させる。
【0012】本発明のさらに別の具体例によれば、粉末
化金属懸濁物を複数の長い構造物を形成するように押出
して、これらを電極金属基板の表面に付着せしめる。押
出構造物は、接合用懸濁液によって電極金属基板へ付着
あるいは固着されるのが好ましい。
化金属懸濁物を複数の長い構造物を形成するように押出
して、これらを電極金属基板の表面に付着せしめる。押
出構造物は、接合用懸濁液によって電極金属基板へ付着
あるいは固着されるのが好ましい。
【0013】本発明の好ましい具体例によれば、粉末化
金属懸濁液を実質的に平坦な電極基板の上に沈析させ
て、その電極基板の一表面上に複数の隆起構造体を形成
させる。粉末化金属懸濁液の平坦電極基板への沈析は、
その平坦な電極基板を、粉末化金属懸濁液の複数の流れ
の下を水平方向に通過させ、かくして実質的にその平坦
電極基板の表面を横切って延在する連続隆起構造物を形
成しそしてそれらの隆起構造物の間にガス分配溝を形成
させることによって達成される。
金属懸濁液を実質的に平坦な電極基板の上に沈析させ
て、その電極基板の一表面上に複数の隆起構造体を形成
させる。粉末化金属懸濁液の平坦電極基板への沈析は、
その平坦な電極基板を、粉末化金属懸濁液の複数の流れ
の下を水平方向に通過させ、かくして実質的にその平坦
電極基板の表面を横切って延在する連続隆起構造物を形
成しそしてそれらの隆起構造物の間にガス分配溝を形成
させることによって達成される。
【0014】燃料電池用のリブ付き電極は、平坦な予備
乾燥された多孔質金属電極基板の表面上で粉末化金属懸
濁物(液)を固化させて、隆起構造物をその表面上に形
成させることによる本発明方法によって作られる。それ
らの隆起構造物は燃料電池スタックの燃料電池単位同志
の間に配置された平坦なセパレーター板に接するように
伸びており、それにより、セパレーター板と電極基板と
の間に空隙を与え、そのような空隙によって、セパレー
ター板及び電極表面に沿って燃料電池ガス(燃料及び酸
化剤)が分配されうるようになる。粉末化金属懸濁液
は、好ましくは、電極基板の金属と同様または同一の金
属粉末を種々の粘度の液体ビヒクル中に懸濁させてなる
ものである。
乾燥された多孔質金属電極基板の表面上で粉末化金属懸
濁物(液)を固化させて、隆起構造物をその表面上に形
成させることによる本発明方法によって作られる。それ
らの隆起構造物は燃料電池スタックの燃料電池単位同志
の間に配置された平坦なセパレーター板に接するように
伸びており、それにより、セパレーター板と電極基板と
の間に空隙を与え、そのような空隙によって、セパレー
ター板及び電極表面に沿って燃料電池ガス(燃料及び酸
化剤)が分配されうるようになる。粉末化金属懸濁液
は、好ましくは、電極基板の金属と同様または同一の金
属粉末を種々の粘度の液体ビヒクル中に懸濁させてなる
ものである。
【0015】本発明の一具体例によれば、複数の通し孔
を有する容器に粉末化金属の懸濁液を充填し、電極基板
上に通過させて、その電極基板上に複数本のリブを形成
させる。本発明の別の具体例によれば、電極基板を、相
対的または完全に非移動の容器から流出する粉末化金属
懸濁液の複数の流れの中を通過させる。この容器及び電
極基板は、相互に関して線状に移動させて、電極基板上
にほぼ線状のリブを形成せしめる。あるいは、容器及び
電極は相互に関して非線状に移動させてその電池基板上
に波状、円状または任意所望のリブパターンを形成させ
ることもできる。
を有する容器に粉末化金属の懸濁液を充填し、電極基板
上に通過させて、その電極基板上に複数本のリブを形成
させる。本発明の別の具体例によれば、電極基板を、相
対的または完全に非移動の容器から流出する粉末化金属
懸濁液の複数の流れの中を通過させる。この容器及び電
極基板は、相互に関して線状に移動させて、電極基板上
にほぼ線状のリブを形成せしめる。あるいは、容器及び
電極は相互に関して非線状に移動させてその電池基板上
に波状、円状または任意所望のリブパターンを形成させ
ることもできる。
【0016】本発明の方法の一具体例によれば、容器の
通し孔は、開口及び閉鎖することができ、かくして電極
基板表面上に連続的リブ状パターンあるいは不連続なポ
ッド状構造物を作り出すことができる。従って、多様な
リブパターン、寸法及び形状は、粉末化金属懸濁液の流
動特性、容器の孔の寸法、容器または電極基板の移動
(運動)パターン及び移動速度等を変えることにより、
作り出すことができる。
通し孔は、開口及び閉鎖することができ、かくして電極
基板表面上に連続的リブ状パターンあるいは不連続なポ
ッド状構造物を作り出すことができる。従って、多様な
リブパターン、寸法及び形状は、粉末化金属懸濁液の流
動特性、容器の孔の寸法、容器または電極基板の移動
(運動)パターン及び移動速度等を変えることにより、
作り出すことができる。
【0017】本発明方法のもう一つの好ましい具体例に
よれば、孔あき板または型板を、電極基板の表面上に配
置して、それらの孔に粉末化金属懸濁液を満たす。適当
な固化時間の後に、孔あき板を電極基板の表面から引き
上げて、その電極基板上に複数の隆起マウンド(山)を
残留させる。その板は任意所望の形状及びパターンの孔
を有するように構成されることができ、従って電極基板
上のマウンドは任意所望の形状及びパターンでありうる
ことは明かである。
よれば、孔あき板または型板を、電極基板の表面上に配
置して、それらの孔に粉末化金属懸濁液を満たす。適当
な固化時間の後に、孔あき板を電極基板の表面から引き
上げて、その電極基板上に複数の隆起マウンド(山)を
残留させる。その板は任意所望の形状及びパターンの孔
を有するように構成されることができ、従って電極基板
上のマウンドは任意所望の形状及びパターンでありうる
ことは明かである。
【0018】隆起マウンドの高さを制御するために孔あ
き板の厚さを変えることができる。本発明の好ましい一
具体例によれば、孔あき板は、約20〜300ミル
(0.508〜7.62mm)の高さのマウンドを与え
るように適当な均一な厚味を有する。
き板の厚さを変えることができる。本発明の好ましい一
具体例によれば、孔あき板は、約20〜300ミル
(0.508〜7.62mm)の高さのマウンドを与え
るように適当な均一な厚味を有する。
【0019】本発明のさらに別の具体例によれば、粉末
化金属懸濁液の増粘混合物を押出して、電極材料の長い
薄い、展性帯状物を成形する。これらの押出構造物は適
宜な断面形状を有しうる。これらの押出構造物は電極基
板の表面上に、当業者に知られている接合用懸濁液また
はその他の手段によって固着される。
化金属懸濁液の増粘混合物を押出して、電極材料の長い
薄い、展性帯状物を成形する。これらの押出構造物は適
宜な断面形状を有しうる。これらの押出構造物は電極基
板の表面上に、当業者に知られている接合用懸濁液また
はその他の手段によって固着される。
【0020】隆起構造物を設けられた電極基板は、好ま
しくは、次いで焼結処理されて、電極基板表面への隆起
構造物の結合を増大させ、また電極全体の強度を増加さ
せる。
しくは、次いで焼結処理されて、電極基板表面への隆起
構造物の結合を増大させ、また電極全体の強度を増加さ
せる。
【0021】<実施例1>液体中に懸濁されたカソード
物質の平行な複数の流れを平坦な予備乾燥済カソード上
に沈析させることにより、リブ付きカソードを構成し
た。それらのリブ状構造物は乾燥後にカソードに良く接
合していた。
物質の平行な複数の流れを平坦な予備乾燥済カソード上
に沈析させることにより、リブ付きカソードを構成し
た。それらのリブ状構造物は乾燥後にカソードに良く接
合していた。
【0022】金属粉末懸濁液の組成は下記の通りであっ
た。 カルボニルニッケル 352g メトセル(Methocel)400 12g 脱イオン水 315g トリブチルホスフェート 5.5g エチレングリコール 5.5g プロパノール 85g 全重量 775g
た。 カルボニルニッケル 352g メトセル(Methocel)400 12g 脱イオン水 315g トリブチルホスフェート 5.5g エチレングリコール 5.5g プロパノール 85g 全重量 775g
【0023】金属粉末懸濁液は、カルボニルニッケルを
除くすべての成分を一緒にして20分間羽根車混合する
ことにより作った。カルボニルニッケルは次いで徐々に
その混合物に添加しそして、高速度で40分間羽根車混
合した。(この金属粉末懸濁液を電極基板上に沈析する
前に、この金属粉末懸濁液を10分間新たに再混合すべ
きである)。
除くすべての成分を一緒にして20分間羽根車混合する
ことにより作った。カルボニルニッケルは次いで徐々に
その混合物に添加しそして、高速度で40分間羽根車混
合した。(この金属粉末懸濁液を電極基板上に沈析する
前に、この金属粉末懸濁液を10分間新たに再混合すべ
きである)。
【0024】<実施例II>本発明の方法の別の態様に
よるリブ付き電極を以下のようにして作った。カソード
材料の複数の細長い押出帯状体を、平坦な予備乾燥した
カソードの表面に対して、平行なパターンで、カソード
接合用材料の希薄懸濁液を用いて付着させて、リブ付き
電極を構成した。同様な押出帯状材料もカソード表面の
周辺部の周りに上記接合用の懸濁液で付着させて、燃料
電池スタックのカソードと隣りの平坦セパレーター板と
の間の周辺シールを作り、かくしてガス漏れも防止し
た。
よるリブ付き電極を以下のようにして作った。カソード
材料の複数の細長い押出帯状体を、平坦な予備乾燥した
カソードの表面に対して、平行なパターンで、カソード
接合用材料の希薄懸濁液を用いて付着させて、リブ付き
電極を構成した。同様な押出帯状材料もカソード表面の
周辺部の周りに上記接合用の懸濁液で付着させて、燃料
電池スタックのカソードと隣りの平坦セパレーター板と
の間の周辺シールを作り、かくしてガス漏れも防止し
た。
【0025】金属粉末押出配合物の組成は下記の通りで
あった。 カルボニルニッケル 351g メトセル400 12.15g 脱イオン水 230.85g トリブチルホスフェート 26g エチレングリコール 9g 全重量 629g
あった。 カルボニルニッケル 351g メトセル400 12.15g 脱イオン水 230.85g トリブチルホスフェート 26g エチレングリコール 9g 全重量 629g
【0026】金属粉末押出配合物はこれらの成分を一緒
にして手で混合することにより作った。次いでこの配合
物をプラスチック袋中に入れ手で混練し、均一な稠度と
した。(この配合物は、これを押出に使用するまでは密
に閉鎖した容器中に保存すべきである)。
にして手で混合することにより作った。次いでこの配合
物をプラスチック袋中に入れ手で混練し、均一な稠度と
した。(この配合物は、これを押出に使用するまでは密
に閉鎖した容器中に保存すべきである)。
【0027】使用した金属粉末接合用懸濁液の組成は下
記の通りであった。 カルボニルニッケル 50g CB−131(テープキャスティング用の 市販バインダー調合物) 50g 塩化メチレン 20g 全重量 120g
記の通りであった。 カルボニルニッケル 50g CB−131(テープキャスティング用の 市販バインダー調合物) 50g 塩化メチレン 20g 全重量 120g
【0028】接合用懸濁液は各成分を一緒にして10分
間羽根車混合することにより作った。この接合用懸濁液
を次いで、押出帯状物を接合する必要がある個所に塗布
した。
間羽根車混合することにより作った。この接合用懸濁液
を次いで、押出帯状物を接合する必要がある個所に塗布
した。
【0029】実施例IIにより作られたリブ付きカソー
ドを、次いでベンチスケールの溶融炭酸塩燃料電池にお
いて試験した。燃料電池は活性電解質マトリックステー
プ及びNi+Crアノードを備えていた。カソード表面
の周辺部に付着された押出帯状材料によって、カソード
と隣りの平坦セパレーター板との間にシールを形成させ
た。電池の開回路電圧は、60%H2 /20%CO2 /
20%H2 Oの燃料組成及び室温で加湿された30%C
O2 /70%空気の酸化剤で、1027mVであった。
カソードについてのウエットシール効率は93%であっ
た。電池抵抗は非常に高く、ほぼ17オームであったの
で、この燃料電池には60mA/cm2以上の負荷を掛
けなかった。この電池は650Vで310時間後に停止
された。
ドを、次いでベンチスケールの溶融炭酸塩燃料電池にお
いて試験した。燃料電池は活性電解質マトリックステー
プ及びNi+Crアノードを備えていた。カソード表面
の周辺部に付着された押出帯状材料によって、カソード
と隣りの平坦セパレーター板との間にシールを形成させ
た。電池の開回路電圧は、60%H2 /20%CO2 /
20%H2 Oの燃料組成及び室温で加湿された30%C
O2 /70%空気の酸化剤で、1027mVであった。
カソードについてのウエットシール効率は93%であっ
た。電池抵抗は非常に高く、ほぼ17オームであったの
で、この燃料電池には60mA/cm2以上の負荷を掛
けなかった。この電池は650Vで310時間後に停止
された。
【0030】この燃料電池を分解した後に、カソードの
一体性は高いままであった。カソードは平坦のままであ
り、リブは変形もされず、著しく平坦化もされなかっ
た。カソード表面の周辺部の押出帯状物はカソード表面
に付着したままであり、押出帯状物とカソードとの間に
強い接合が存在していることを示した。電池は電気化学
的には良好に働かなかったが、その原因はリブ付き電極
の不良加工によるものではなかった。
一体性は高いままであった。カソードは平坦のままであ
り、リブは変形もされず、著しく平坦化もされなかっ
た。カソード表面の周辺部の押出帯状物はカソード表面
に付着したままであり、押出帯状物とカソードとの間に
強い接合が存在していることを示した。電池は電気化学
的には良好に働かなかったが、その原因はリブ付き電極
の不良加工によるものではなかった。
フロントページの続き (72)発明者 ネリー・バートン−ゴーマン アメリカ合衆国イリノイ州60458,ジャス ティス,サウス・ブラックストーン・アベ ニュー 7310
Claims (9)
- 【請求項1】 実質的に平坦な多孔質電極金属基板の表
面へ少なくとも1種の粉末化電極金属を含む懸濁物を置
き、その表面上で懸濁物の複数の隆起構造体を形成し、
そしてその多孔質電極金属基板を焼結処理する工程から
なる燃料電池用電極の製造方法。 - 【請求項2】 その少なくとも1種の粉末化電極金属が
多孔質電極基板の電極金属に対応するものである請求項
1の方法。 - 【請求項3】 その複数の隆起構造体が複数のリブ形構
造体である請求項1の方法。 - 【請求項4】 その複数のリブ形構造体が、多孔質電極
金属基板を前記懸濁物の複数の流れの中に通すことによ
り形成される請求項3の方法。 - 【請求項5】 リブ形構造体は、懸濁物を押出し、複数
の押出構造体を作り、それらの押出構造体を多孔質電極
金属基板の表面へ付着させることにより、形成される請
求項3の方法。 - 【請求項6】 押出構造体を、粉末化電極金属の希薄な
別の懸濁液により、多孔質電極金属基板の表面に結合さ
せる請求項5の方法。 - 【請求項7】 複数の隆起構造体が複数のマウンドであ
る請求項1の方法。 - 【請求項8】 多孔質電極金属基板の表面上に孔あき板
を配置し、その孔あき板の孔を前記懸濁物で満たし、適
切な懸濁物固化時間後に、その孔あき板をその多孔質電
極金属基板の表面から取り除いてその多孔質電極金属基
板の表面上に複数のマウンドを残こす、請求項7の方
法。 - 【請求項9】 複数の隆起構造物の高さが約0.508
mm(20ミル)ないし約7.62mm(300ミル)
の範囲である請求項1の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US429718 | 1995-04-27 | ||
| US08/429,718 US5531956A (en) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | Ribbed electrodes for molten carbonate fuel cells |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0922705A true JPH0922705A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=23704431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8109084A Pending JPH0922705A (ja) | 1995-04-27 | 1996-04-30 | 燃料電池用の電極の製造方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5531956A (ja) |
| JP (1) | JPH0922705A (ja) |
| NL (1) | NL1002960C2 (ja) |
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| US6890679B2 (en) | 2002-08-23 | 2005-05-10 | Fuelcell Energy, Inc. | Dual-porosity ribbed fuel cell cathode |
| US7335434B2 (en) * | 2002-10-17 | 2008-02-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel cell separator assembly with diffusion layer, manufacturing method therefor, fuel cell unit, and fuel cell stack |
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| US4245009A (en) * | 1979-10-29 | 1981-01-13 | United Technologies Corporation | Porous coolant tube holder for fuel cell stack |
| US4654136A (en) * | 1984-12-17 | 1987-03-31 | The Dow Chemical Company | Monopolar or bipolar electrochemical terminal unit having a novel electric current transmission element |
| JPS61224273A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-04 | Hitachi Zosen Corp | 溶融炭酸塩燃料電池用電極 |
| JPS61288381A (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-18 | Kobe Steel Ltd | 燃料電池構成要素の製造方法 |
| US4654195A (en) * | 1985-12-23 | 1987-03-31 | International Fuel Cells Corporation | Method for fabricating molten carbonate ribbed anodes |
| US4857420A (en) * | 1987-10-13 | 1989-08-15 | International Fuel Cell Corporation | Method of making monolithic solid oxide fuel cell stack |
| JP2556091B2 (ja) * | 1988-04-19 | 1996-11-20 | 石川島播磨重工業株式会社 | 燃料電池用長尺型リブ付電極の製造方法 |
| US5227256A (en) * | 1989-05-03 | 1993-07-13 | Institute Of Gas Technology | Fully internal manifolded fuel cell stack |
| US5139896A (en) * | 1989-05-26 | 1992-08-18 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | All ceramic structure for molten carbonate fuel cell |
| NL9000405A (nl) * | 1990-02-20 | 1991-09-16 | Stichting Energie | Poedervormig uitgangsmateriaal voor een legering op nikkelbasis voor het vervaardigen van een poreuze anode van een brandstofcel, werkwijze voor het bereiden van een dergelijk materiaal, werkwijze voor het vervaardigen van een anode voor brandstofcellen, de verkregen anode alsmede brandstofcel, die een dergelijke anode bevat. |
| CA2049898C (en) * | 1990-08-27 | 1996-06-25 | Tsuguo Satoh | Method for manufacturing a silica glass base material |
| US5175062A (en) * | 1991-01-30 | 1992-12-29 | Energy Research Corporation | Reforming unit for fuel cell stack |
| US5336570A (en) * | 1992-08-21 | 1994-08-09 | Dodge Jr Cleveland E | Hydrogen powered electricity generating planar member |
| JPH06176764A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃料電池用リブ付き電極およびその製造方法 |
| JP3509031B2 (ja) * | 1993-12-10 | 2004-03-22 | 片山特殊工業株式会社 | リード付き金属多孔体の製造方法及び該方法により製造されたリード付き金属多孔体 |
-
1995
- 1995-04-27 US US08/429,718 patent/US5531956A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-04-26 NL NL1002960A patent/NL1002960C2/nl not_active IP Right Cessation
- 1996-04-30 JP JP8109084A patent/JPH0922705A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| NL1002960C2 (nl) | 1999-02-22 |
| US5531956A (en) | 1996-07-02 |
| NL1002960A1 (nl) | 1996-10-29 |
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