JPH09228277A - 難自転性の複層撚りワイヤロープ - Google Patents
難自転性の複層撚りワイヤロープInfo
- Publication number
- JPH09228277A JPH09228277A JP4961596A JP4961596A JPH09228277A JP H09228277 A JPH09228277 A JP H09228277A JP 4961596 A JP4961596 A JP 4961596A JP 4961596 A JP4961596 A JP 4961596A JP H09228277 A JPH09228277 A JP H09228277A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- twisted
- steel core
- strands
- layer
- wire rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 鋼心を交互に配置した普通より構造とラング
より構造の両内層ストランドで構成して、鋼心とともに
ロープ全体の自転や形状くずれ、磨耗等を低減し、鋼心
を普通より構造とラングより構造の両ロープに兼用可能
にする。 【解決手段】 Zよりに形成した内層ストランド1bと
Sよりに形成した内層ストランド1cとを交互に配置し
同方向に撚り合わせて、交互に配置した普通より構造の
内層ストランド1bとラングより構造の内層ストランド
1cを備えた鋼心1とし、鋼心1に複数本の外層ストラ
ンド5又は15を同方向に撚り合わせた難自転性の複層
撚りワイヤロープ10,20に特徴を有し、また、前記
の難自転性の複層撚りワイヤロープ10において、鋼心
1に、複数本の外層ストランド5を鋼心1と普通より構
造に撚り合わせたことに特徴を有し、又は、難自転性の
複層撚りワイヤロープ20において、鋼心1に、複数本
の外層ストランド15を鋼心1とラングより構造に撚り
合わせる。
より構造の両内層ストランドで構成して、鋼心とともに
ロープ全体の自転や形状くずれ、磨耗等を低減し、鋼心
を普通より構造とラングより構造の両ロープに兼用可能
にする。 【解決手段】 Zよりに形成した内層ストランド1bと
Sよりに形成した内層ストランド1cとを交互に配置し
同方向に撚り合わせて、交互に配置した普通より構造の
内層ストランド1bとラングより構造の内層ストランド
1cを備えた鋼心1とし、鋼心1に複数本の外層ストラ
ンド5又は15を同方向に撚り合わせた難自転性の複層
撚りワイヤロープ10,20に特徴を有し、また、前記
の難自転性の複層撚りワイヤロープ10において、鋼心
1に、複数本の外層ストランド5を鋼心1と普通より構
造に撚り合わせたことに特徴を有し、又は、難自転性の
複層撚りワイヤロープ20において、鋼心1に、複数本
の外層ストランド15を鋼心1とラングより構造に撚り
合わせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高強度とともに難
自転性が要求されるクレーンの巻上索等として好適な難
自転性の複層撚りワイヤロープに関するものである。
自転性が要求されるクレーンの巻上索等として好適な難
自転性の複層撚りワイヤロープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤロープの基本的な撚り合わせ構造
は、その素線やストランドの撚り合わせ方向でZ字状に
形成されるZよりと、逆方向でS字状に形成されるSよ
りとに区別され、また、素線の撚り合わせ方向に対しス
トランドの撚り合わせ方向を逆方向にして、撚り合わせ
後に素線をロープの軸方向にほぼ指向させる普通より構
造と、素線の撚り合わせ方向に対しストランドとの撚り
合わせ方向を同方向にして、撚り合わせ後に素線をロー
プの軸方向に対し斜めに指向させるラングより構造とに
大別される(図3参照)。
は、その素線やストランドの撚り合わせ方向でZ字状に
形成されるZよりと、逆方向でS字状に形成されるSよ
りとに区別され、また、素線の撚り合わせ方向に対しス
トランドの撚り合わせ方向を逆方向にして、撚り合わせ
後に素線をロープの軸方向にほぼ指向させる普通より構
造と、素線の撚り合わせ方向に対しストランドとの撚り
合わせ方向を同方向にして、撚り合わせ後に素線をロー
プの軸方向に対し斜めに指向させるラングより構造とに
大別される(図3参照)。
【0003】クレーンの巻上索等に使用されている代表
的な従来のワイヤロープは、図2の各断面図のように、
(7×7)構造の鋼心(ロープ心)Sa1に6本の外層
ストランドSb1を撚り合わせた7×7+6×Fi(フ
イラー形)[1+(7+7)+14]構造の複層撚りワ
イヤロープR1(図2A参照)、同様な鋼心Sa2に6
本の外層ストランドSb2を撚り合わせた7×7+6×
WS(ウオーリントンシール形)[1+6+(6+6)
+12]構造の複層撚りワイヤロープR2(図2B参
照)、同様な鋼心Sa3に6本のストランドSb3を撚
り合わせた7×7+6×S(シール形)[1+9+9]
構造の複層撚りワイヤロープR3(図2C参照)等があ
る。
的な従来のワイヤロープは、図2の各断面図のように、
(7×7)構造の鋼心(ロープ心)Sa1に6本の外層
ストランドSb1を撚り合わせた7×7+6×Fi(フ
イラー形)[1+(7+7)+14]構造の複層撚りワ
イヤロープR1(図2A参照)、同様な鋼心Sa2に6
本の外層ストランドSb2を撚り合わせた7×7+6×
WS(ウオーリントンシール形)[1+6+(6+6)
+12]構造の複層撚りワイヤロープR2(図2B参
照)、同様な鋼心Sa3に6本のストランドSb3を撚
り合わせた7×7+6×S(シール形)[1+9+9]
構造の複層撚りワイヤロープR3(図2C参照)等があ
る。
【0004】また、前記の各複層撚りワイヤロープにお
いて、それぞれ図3Aのようにロープを普通Zより構造
にする場合は、ラングZより構造の鋼心Sa(1〜3)
に外層ストランドSb(1〜3)を普通Zより構造に撚
り合わせ、図3Bのようにロープを普通Sより構造にす
る場合は、ラングSより構造の鋼心に外層ストランドを
普通Sより構造に撚り合わせ、図3Cのようにロープを
ラングZより構造にする場合は、普通Zより構造の鋼心
に外層ストランドをラングZより構造に撚り合わせ、図
3DのようにロープをラングSより構造にする場合は、
普通Sより構造の鋼心に外層ストランドをラングSより
構造に撚り合わせて、高強度で適度の可撓性を有し耐疲
労性や耐くずれ性能等を高めたロープ構造になつてい
る。
いて、それぞれ図3Aのようにロープを普通Zより構造
にする場合は、ラングZより構造の鋼心Sa(1〜3)
に外層ストランドSb(1〜3)を普通Zより構造に撚
り合わせ、図3Bのようにロープを普通Sより構造にす
る場合は、ラングSより構造の鋼心に外層ストランドを
普通Sより構造に撚り合わせ、図3Cのようにロープを
ラングZより構造にする場合は、普通Zより構造の鋼心
に外層ストランドをラングZより構造に撚り合わせ、図
3DのようにロープをラングSより構造にする場合は、
普通Sより構造の鋼心に外層ストランドをラングSより
構造に撚り合わせて、高強度で適度の可撓性を有し耐疲
労性や耐くずれ性能等を高めたロープ構造になつてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の複層撚りワイヤ
ロープは、前記のような特徴を有しているが、ロープよ
り構造に対応させて異なるより構造の鋼心を必要としコ
スト高になるとともに、クレーンの巻上索等に使用する
と、負荷で鋼心が外側ストランドとともに撚り戻し方向
に自転し易く、吊り荷が回転されて作業支障を来しロー
プの耐久性が低下するなどの課題がある。
ロープは、前記のような特徴を有しているが、ロープよ
り構造に対応させて異なるより構造の鋼心を必要としコ
スト高になるとともに、クレーンの巻上索等に使用する
と、負荷で鋼心が外側ストランドとともに撚り戻し方向
に自転し易く、吊り荷が回転されて作業支障を来しロー
プの耐久性が低下するなどの課題がある。
【0006】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、鋼
心を交互に配置した普通より構造とラングより構造の両
内層ストランドで構成して、負荷時における鋼心の解撚
抵抗及び外層ストランドの係止力等を高め鋼心とともに
ロープ全体の自転や形くずれなどを効果的に低減し、ま
た、鋼心を普通より構造とラングより構造の両ロープに
兼用可能とし、難自転性とともに耐形くずれ性能、耐久
性等を向上してコスト節減した難自転性の複層撚りワイ
ヤロープを提供するにある。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、鋼
心を交互に配置した普通より構造とラングより構造の両
内層ストランドで構成して、負荷時における鋼心の解撚
抵抗及び外層ストランドの係止力等を高め鋼心とともに
ロープ全体の自転や形くずれなどを効果的に低減し、ま
た、鋼心を普通より構造とラングより構造の両ロープに
兼用可能とし、難自転性とともに耐形くずれ性能、耐久
性等を向上してコスト節減した難自転性の複層撚りワイ
ヤロープを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本の内層
ストランドを撚り合わせた鋼心に、複数本の外層ストラ
ンドを撚り合わせた複層撚りワイヤロープにおいて、Z
よりに形成した内層ストランドとSよりに形成した内層
ストランドとを交互に配置し同方向に撚り合わせて、交
互に配置した普通より構造の内層ストランドとラングよ
り構造の内層ストランドを備えた鋼心とし、この鋼心に
複数本の外層ストランドを同方向で普通より構造又はラ
ングより構造に撚り合わせて、前記の交互に配置した普
通より構造とラングより構造の両内層ストランドによ
り、負荷時における鋼心の解撚抵抗及び外層ストランド
の係止力等を高めて、鋼心とともにロープ全体の自転や
形くずれなどを効果的に低減し、鋼心に普通より構造と
ラングより構造の両ロープに兼用可能にして、難自転性
とともに耐くずれ性能、耐久性等を向上してコスト節減
を可能にしている。従って、クレーンの巻上索等に使用
すると、吊り荷等の回転が著しく低減されて作業が能率
良く遂行される。
ストランドを撚り合わせた鋼心に、複数本の外層ストラ
ンドを撚り合わせた複層撚りワイヤロープにおいて、Z
よりに形成した内層ストランドとSよりに形成した内層
ストランドとを交互に配置し同方向に撚り合わせて、交
互に配置した普通より構造の内層ストランドとラングよ
り構造の内層ストランドを備えた鋼心とし、この鋼心に
複数本の外層ストランドを同方向で普通より構造又はラ
ングより構造に撚り合わせて、前記の交互に配置した普
通より構造とラングより構造の両内層ストランドによ
り、負荷時における鋼心の解撚抵抗及び外層ストランド
の係止力等を高めて、鋼心とともにロープ全体の自転や
形くずれなどを効果的に低減し、鋼心に普通より構造と
ラングより構造の両ロープに兼用可能にして、難自転性
とともに耐くずれ性能、耐久性等を向上してコスト節減
を可能にしている。従って、クレーンの巻上索等に使用
すると、吊り荷等の回転が著しく低減されて作業が能率
良く遂行される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1Aに本発明の第1実施例及び
第2実施例に兼用した横断面図、図1Bにその第1実施
例の側視図、図1Cにその第2実施例の側視図を示して
いる。図中a1,a2は鋼心の普通より構造とラングよ
り構造の各素線、b1,b2は普通より構造とラングよ
り構造の外層ストランドの各素線、1は鋼心(ロープ
心)、1aは鋼心の中心ストランド、1bは鋼心の普通
より構造の内層ストランド、1cは鋼心のラングより構
造の内層ストランド、5,15は鋼心に撚り合わせた第
1実施例と第2実施例の外層ストランド、10,20は
第1実施例と第2実施例の難自転性の複層撚りワイヤロ
ープである。
第2実施例に兼用した横断面図、図1Bにその第1実施
例の側視図、図1Cにその第2実施例の側視図を示して
いる。図中a1,a2は鋼心の普通より構造とラングよ
り構造の各素線、b1,b2は普通より構造とラングよ
り構造の外層ストランドの各素線、1は鋼心(ロープ
心)、1aは鋼心の中心ストランド、1bは鋼心の普通
より構造の内層ストランド、1cは鋼心のラングより構
造の内層ストランド、5,15は鋼心に撚り合わせた第
1実施例と第2実施例の外層ストランド、10,20は
第1実施例と第2実施例の難自転性の複層撚りワイヤロ
ープである。
【0009】図示の実施例は、複数本の内層ストランド
を撚り合わせた鋼心1に、複数本の外層ストランド5又
は15を撚り合わせた複層撚りワイヤロープにおいて、
Zよりに形成した内層ストランド1bとSよりに形成し
た内層ストランド1cとを交互に配置し同方向(図示例
はZより方向)に撚り合わせて、交互に配置した普通よ
り構造の内層ストランド1bとラングより構造の内層ス
トランド1cを備えた鋼心1とし、この鋼心1に複数本
の外層ストランド5又は15を同方向に撚り合わせた難
自転性の複層撚りワイヤロープ10,20になつてい
る。
を撚り合わせた鋼心1に、複数本の外層ストランド5又
は15を撚り合わせた複層撚りワイヤロープにおいて、
Zよりに形成した内層ストランド1bとSよりに形成し
た内層ストランド1cとを交互に配置し同方向(図示例
はZより方向)に撚り合わせて、交互に配置した普通よ
り構造の内層ストランド1bとラングより構造の内層ス
トランド1cを備えた鋼心1とし、この鋼心1に複数本
の外層ストランド5又は15を同方向に撚り合わせた難
自転性の複層撚りワイヤロープ10,20になつてい
る。
【0010】また、前記の難自転性の複層撚りワイヤロ
ープ10において、鋼心1に、複数本の外層ストランド
5を普通より構造に撚り合わせたことを特徴とする難自
転性の複層撚りワイヤロープ10になつている。
ープ10において、鋼心1に、複数本の外層ストランド
5を普通より構造に撚り合わせたことを特徴とする難自
転性の複層撚りワイヤロープ10になつている。
【0011】又は、前記の難自転性の複層撚りワイヤロ
ープ20において、鋼心1に、複数本の外層ストランド
15をラングより構造に撚り合わせたことを特徴とする
難自転性の複層撚りワイヤロープ20になつている。
ープ20において、鋼心1に、複数本の外層ストランド
15をラングより構造に撚り合わせたことを特徴とする
難自転性の複層撚りワイヤロープ20になつている。
【0012】さらに詳述すると、鋼心1は、図示例では
7本の素線(必要に応じ各種のめっき素線を使用)を撚
り合わせた(1+6)構造のストランドで構成され、こ
の1本を中心ストランド1aとし、Zよりに形成した内
層ストランド1b(3本)とSよりに形成した内層スト
ランド1c(3本)とを交互に配置しZより構造に撚り
合わせて、交互に配置した普通Zより構造の内層ストラ
ンド1bとラングZより構造の内層ストランド1cを備
えた(7+7)構造になつており、外層ストランド5又
は15をZよりに撚り合わせてZよりロープに形成する
場合の鋼心に適用される。また、Sよりロープに形成す
る場合は前記の鋼心1はSよりに形成される。なお、こ
の鋼心1を構成する各ストランドの素線数やそのストラ
ンド数等は、図示例の他に必要に応じ同様な特性を有す
る多様な構造が適用される。
7本の素線(必要に応じ各種のめっき素線を使用)を撚
り合わせた(1+6)構造のストランドで構成され、こ
の1本を中心ストランド1aとし、Zよりに形成した内
層ストランド1b(3本)とSよりに形成した内層スト
ランド1c(3本)とを交互に配置しZより構造に撚り
合わせて、交互に配置した普通Zより構造の内層ストラ
ンド1bとラングZより構造の内層ストランド1cを備
えた(7+7)構造になつており、外層ストランド5又
は15をZよりに撚り合わせてZよりロープに形成する
場合の鋼心に適用される。また、Sよりロープに形成す
る場合は前記の鋼心1はSよりに形成される。なお、こ
の鋼心1を構成する各ストランドの素線数やそのストラ
ンド数等は、図示例の他に必要に応じ同様な特性を有す
る多様な構造が適用される。
【0013】また、第1実施例の外層ストランド5は、
図示例では異径の29本の素線(必要に応じ各種のめっ
き素線を使用)をZよりに撚り合わせた6×Fi(フイ
ラー形)[1+(7+7)+14]構造、第2実施例の
外層ストランド15は、図示例ではSよりに撚り合わせ
た同様な構造になつており、いずれも多数本の素線をフ
イラー形に撚り合わせて形成され、高強度とともに優れ
た耐磨耗性や耐くずれ性能を発揮する構造になつてい
る。また、いずれも必要に応じ同様な特性を有する図2
Bに示すWS(ウオーリントンシール形)[1+6+
(6+6)+12]構造や、図2Cに示すS(シール
形)[1+9+9]構造等も適用される。
図示例では異径の29本の素線(必要に応じ各種のめっ
き素線を使用)をZよりに撚り合わせた6×Fi(フイ
ラー形)[1+(7+7)+14]構造、第2実施例の
外層ストランド15は、図示例ではSよりに撚り合わせ
た同様な構造になつており、いずれも多数本の素線をフ
イラー形に撚り合わせて形成され、高強度とともに優れ
た耐磨耗性や耐くずれ性能を発揮する構造になつてい
る。また、いずれも必要に応じ同様な特性を有する図2
Bに示すWS(ウオーリントンシール形)[1+6+
(6+6)+12]構造や、図2Cに示すS(シール
形)[1+9+9]構造等も適用される。
【0014】図1に示す第1実施例及び第2実施例は、
いずれもZよりロープの場合であつて、前記のように普
通Zより構造の内層ストランド1b(3本)とラングZ
より構造の内層ストランド1c(3本)とを交互に配置
して撚り合わせた(7×7)構造の鋼心1をロープ心と
し、第1実施例は、前記の鋼心1に、Fi(フイラー
形)[1+(7+7)+14]構造の外層ストランド5
の6本を特に図1Bのように普通Zより構造に撚り合わ
せた7×7+6×Fi[1+(7+7)+14]構造の
難自転性の複層撚りワイヤロープ10に、又は、第2実
施例は、その鋼心1にFi(フイラー形)[1+(7+
7)+14]構造の外層ストランド5の6本を特に図1
CのようにラングZより構造に撚り合わせた7×7+6
×Fi[1+(7+7)+14]構造の難自転性の複層
撚りワイヤロープ20に構成されている。
いずれもZよりロープの場合であつて、前記のように普
通Zより構造の内層ストランド1b(3本)とラングZ
より構造の内層ストランド1c(3本)とを交互に配置
して撚り合わせた(7×7)構造の鋼心1をロープ心と
し、第1実施例は、前記の鋼心1に、Fi(フイラー
形)[1+(7+7)+14]構造の外層ストランド5
の6本を特に図1Bのように普通Zより構造に撚り合わ
せた7×7+6×Fi[1+(7+7)+14]構造の
難自転性の複層撚りワイヤロープ10に、又は、第2実
施例は、その鋼心1にFi(フイラー形)[1+(7+
7)+14]構造の外層ストランド5の6本を特に図1
CのようにラングZより構造に撚り合わせた7×7+6
×Fi[1+(7+7)+14]構造の難自転性の複層
撚りワイヤロープ20に構成されている。
【0015】また、図示省略しているがSよりロープの
場合は、前記の鋼心1をSよりに形成して、この鋼心1
に外層ストランド5又は15を普通Sより構造又はラン
グSより構造に撚り合わせて基本的に同様な構成の難自
転性の複層撚りワイヤロープ10又は20に構成され
る。
場合は、前記の鋼心1をSよりに形成して、この鋼心1
に外層ストランド5又は15を普通Sより構造又はラン
グSより構造に撚り合わせて基本的に同様な構成の難自
転性の複層撚りワイヤロープ10又は20に構成され
る。
【0016】前記の各複層撚りワイヤロープ10,20
において、鋼心1は、図1B又はCに示すように内層ス
トランド1bと内層ストランド1cとを交互に配置して
撚り合わせた普通より構造とラングより構造に形成さ
れ、普通より構造の内層ストランド1bの素線a1とラ
ングより構造の内層ストランド1cの素線a2が、図示
のようにストランド単位でロープ中心軸方向に対し交互
にほぼ平行と斜行の配置になり撚り戻りの解撚抵抗が効
果的に高められて、その強度に格別な影響もなく負荷に
よる回転トルク即ち鋼心1の自転が効果的に低減され、
形状くずれや磨耗等が低減されるなど、優れた難自転性
が得られ耐形くずれ性能、耐久性等が著しく高められて
いる。
において、鋼心1は、図1B又はCに示すように内層ス
トランド1bと内層ストランド1cとを交互に配置して
撚り合わせた普通より構造とラングより構造に形成さ
れ、普通より構造の内層ストランド1bの素線a1とラ
ングより構造の内層ストランド1cの素線a2が、図示
のようにストランド単位でロープ中心軸方向に対し交互
にほぼ平行と斜行の配置になり撚り戻りの解撚抵抗が効
果的に高められて、その強度に格別な影響もなく負荷に
よる回転トルク即ち鋼心1の自転が効果的に低減され、
形状くずれや磨耗等が低減されるなど、優れた難自転性
が得られ耐形くずれ性能、耐久性等が著しく高められて
いる。
【0017】また、前記の鋼心1に撚り合わせた外層ス
トランド5又は15の各素線b1又はb2は、図1B,
Cのようにストランド単位で交互に内層ストランド1b
の素線a1又はa2のいずれかにほぼ線接触状になり係
止力が高められ、鋼心1の優れた難自転性で外層ストラ
ンド5,15の撚り戻し方向への開撚抵抗が高められて
形状くずれや磨耗等が低減されるなど、ロープ全体とし
て強度に格別な影響がなく総合的に優れた難自転性を有
し、耐くずれ性能、耐磨耗性等も高められている。従っ
て、クレーンの巻上索等に使用して繰り返えし負荷され
ても、撚り戻り変形等が著しく低減されてロープの耐久
性が効果的に高められている。その吊り荷等の回転が著
しく低減されて作業が能率良く遂行される。
トランド5又は15の各素線b1又はb2は、図1B,
Cのようにストランド単位で交互に内層ストランド1b
の素線a1又はa2のいずれかにほぼ線接触状になり係
止力が高められ、鋼心1の優れた難自転性で外層ストラ
ンド5,15の撚り戻し方向への開撚抵抗が高められて
形状くずれや磨耗等が低減されるなど、ロープ全体とし
て強度に格別な影響がなく総合的に優れた難自転性を有
し、耐くずれ性能、耐磨耗性等も高められている。従っ
て、クレーンの巻上索等に使用して繰り返えし負荷され
ても、撚り戻り変形等が著しく低減されてロープの耐久
性が効果的に高められている。その吊り荷等の回転が著
しく低減されて作業が能率良く遂行される。
【0018】本発明は、図示例の他に鋼心及び外層スト
ランドの具体的な構造を同様な特性を有する多様な構造
を適用可能であり、例えば図2B,Cに示すような高強
度の複層撚りワイヤロープ等にも適用される。
ランドの具体的な構造を同様な特性を有する多様な構造
を適用可能であり、例えば図2B,Cに示すような高強
度の複層撚りワイヤロープ等にも適用される。
【0019】
【発明の効果】本発明は、前述のように複数本の内層ス
トランドを撚り合わせた鋼心に、複数本の内層ストラン
ドを撚り合わせた複層撚りワイヤロープにおいて、鋼心
を構成した交互配置の普通より構造とラングより構造の
両内層ストランドで、強度を確保し撚り戻し方向の解撚
抵抗を増加して、負荷時における鋼心の自転や形状くず
れ、磨耗を効果的に低減するとともに、この鋼心に撚り
合わせた各外層ストランドの素線がストランドごとに交
互にほぼ線接触状になり、外層ストランドの撚り戻し方
向の係止力が増加されてこの解撚や形状くずれ、磨耗が
低減されるなど、総合的にロープ全体として難自転性能
とともに耐くずれ性能、耐久性等を著しく向上してい
る。
トランドを撚り合わせた鋼心に、複数本の内層ストラン
ドを撚り合わせた複層撚りワイヤロープにおいて、鋼心
を構成した交互配置の普通より構造とラングより構造の
両内層ストランドで、強度を確保し撚り戻し方向の解撚
抵抗を増加して、負荷時における鋼心の自転や形状くず
れ、磨耗を効果的に低減するとともに、この鋼心に撚り
合わせた各外層ストランドの素線がストランドごとに交
互にほぼ線接触状になり、外層ストランドの撚り戻し方
向の係止力が増加されてこの解撚や形状くずれ、磨耗が
低減されるなど、総合的にロープ全体として難自転性能
とともに耐くずれ性能、耐久性等を著しく向上してい
る。
【0020】また、前記の鋼心は普通より構造とラング
より構造の両ロープに兼用可能となり容易に製造されて
コスト節減される。クレーンの巻上索等に使用すると、
吊り荷等の回転が著しく低減されて作業能率が高められ
るなどの利点を有する。
より構造の両ロープに兼用可能となり容易に製造されて
コスト節減される。クレーンの巻上索等に使用すると、
吊り荷等の回転が著しく低減されて作業能率が高められ
るなどの利点を有する。
【図1】本発明の各実施例を示す難自転性の複層撚りワ
イヤロープの横断面図(A)とその第1実施例の側視図
(B)及び第2実施例の側視図(C)
イヤロープの横断面図(A)とその第1実施例の側視図
(B)及び第2実施例の側視図(C)
【図2】複層撚りワイヤロープの代表的な従来例の各横
断面図(A)(B)(C)
断面図(A)(B)(C)
【図3】従来の複層撚りワイヤロープにおける撚り合わ
せ構造の各態様を示す各側視図(A)(B)(C)
(D)である。
せ構造の各態様を示す各側視図(A)(B)(C)
(D)である。
1 鋼心 1b 内層ストランド(普通より) 1c 内層ストランド(ラングより) 5,15 外層ストランド 10,20 難自転性の複層撚りワイヤロープ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数本の内層ストランドを撚り合わせた
鋼心に、複数本の外層ストランドを撚り合わせた複層撚
りワイヤロープにおいて、Zよりに形成した内層ストラ
ンドとSよりに形成した内層ストランドとを交互に配置
し同方向に撚り合わせて、交互に配置した普通より構造
の内層ストランドとラングより構造の内層ストランドを
備えた鋼心とし、同鋼心に複数本の外層ストランドを同
方向に撚り合わせたことを特徴とする難自転性の複層撚
りワイヤロープ。 - 【請求項2】 請求項1記載の難自転性の複層撚りワイ
ヤロープにおいて、前記の鋼心に、複数本の外層ストラ
ンドを普通より構造に撚り合わせたことを特徴とする難
自転性の複層撚りワイヤロープ。 - 【請求項3】 請求項1記載のケーブルの難自転性の複
層撚りワイヤロープにおいて、前記の鋼心に、複数本の
外層ストランドをラングより構造に撚り合わせたことを
特徴とする難自転性の複層撚りワイヤロープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4961596A JPH09228277A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 難自転性の複層撚りワイヤロープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4961596A JPH09228277A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 難自転性の複層撚りワイヤロープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09228277A true JPH09228277A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12836149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4961596A Pending JPH09228277A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 難自転性の複層撚りワイヤロープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09228277A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006283269A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-10-19 | Hi-Lex Corporation | 操作用インナーケーブル |
| US20100044158A1 (en) * | 2007-05-08 | 2010-02-25 | Contitech Antriebssysteme Gmbh. | Traction device |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP4961596A patent/JPH09228277A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006283269A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-10-19 | Hi-Lex Corporation | 操作用インナーケーブル |
| US20100044158A1 (en) * | 2007-05-08 | 2010-02-25 | Contitech Antriebssysteme Gmbh. | Traction device |
| US8479888B2 (en) * | 2007-05-08 | 2013-07-09 | Contitech Antriebssysteme Gmbh | Traction device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU756246B2 (en) | Stranded synthetic fiber rope | |
| TW490529B (en) | Synthetic fiber rope | |
| JP4064668B2 (ja) | 複合型ワイヤロープ | |
| US4365467A (en) | Rotation resistant wire rope | |
| JP2010508450A (ja) | マルチストランド鋼製ワイヤロープ | |
| CA1308312C (en) | Torsionally balanced wire rope or cable | |
| CN211897563U (zh) | 一种六方十二股防扭钢丝绳 | |
| JPH09228277A (ja) | 難自転性の複層撚りワイヤロープ | |
| CN211112888U (zh) | 一种缆芯加强型编织绳缆 | |
| JP2018104883A (ja) | 難自転性ワイヤロープ | |
| KR20020079690A (ko) | 그로맷슬링 와이어로프 및 그 제조방법 | |
| JP2916520B2 (ja) | 耐疲労性ワイヤローブ | |
| KR100328719B1 (ko) | 다층연 스트랜드심을 가진 와이어 로프 | |
| JP2849620B2 (ja) | 高強度8ストランド型ワイヤロープ | |
| CN211872390U (zh) | 一种四方八股防扭钢丝绳 | |
| KR101337966B1 (ko) | 품질 특성이 향상된 와이어 로프 | |
| JP5947863B2 (ja) | クレーン用ワイヤロープ | |
| CN218404830U (zh) | 一种起重机高强度钢丝绳 | |
| CN218666895U (zh) | 一种矿井多绳摩擦提升装置用钢丝绳 | |
| KR970001543B1 (ko) | 플랫형 와이어 로프 | |
| SU1276702A1 (ru) | Трехграннопр дный проволочный канат | |
| JPH05295684A (ja) | ワイヤロープ | |
| CN112726240A (zh) | 一种高耐磨的高速电梯绳 | |
| JPH09137393A (ja) | 耐形崩れ性の多層撚りワイヤロープ | |
| JPH09137391A (ja) | ワイヤ・ロープ |