JPH09228299A - 記録シート - Google Patents

記録シート

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JPH09228299A
JPH09228299A JP8050838A JP5083896A JPH09228299A JP H09228299 A JPH09228299 A JP H09228299A JP 8050838 A JP8050838 A JP 8050838A JP 5083896 A JP5083896 A JP 5083896A JP H09228299 A JPH09228299 A JP H09228299A
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adhesive
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adhesive composition
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recording sheet
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真 長谷川
Noriko Kumazawa
納里子 熊澤
Yasuhiro Ichinohe
康裕 一戸
Tsuyoshi Yasuda
強 安田
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 如何なる方法を用いて情報の印刷しても、そ
れによる接着力の変動が小さく、常に安定した接着力を
発揮でき、かつ、印刷適性に優れた記録シートの提供。 【解決手段】 熱可塑性接着剤と微小粒子を主たる成分
として含有する疑似接着性の接着剤組成物を基材表面の
少なくとも一部に塗布してなる、疑似接着力が10〜3
50gf/in.である、通信用又は配送用の記録シー
トであって、前記接着剤組成物を塗布してなる層が、そ
の層上に印刷機及び/又はプリンターによって印刷がな
された前後において、疑似接着力の強さの変化量が±3
0%以内となる層であることを特徴とする、感圧疑似接
着性の記録シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録シートに関し、
特に、接着層の疑似接着性が各種の情報印刷方式に対応
することができる上、印刷後の接着力の変動が小さく、
ブロッキングを起こさない、感圧疑似接着性を有する情
報記録シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、疑似接着性を有する層を設けた記
録シートに、隠蔽あるいは秘匿する必要のある各種の情
報等を印刷した後、前記層同士を対向させて加圧し、疑
似接着させることによって、必要な時に再剥離可能な情
報隠蔽シートとすることが行われており、親展ハガキを
中心とする通信媒体として実用化されている。特に最近
では、その疑似接着性とそれを利用した加工方法の容易
さが注目され、配送伝票用紙等の重ね合わせ帳票として
も利用され始めている。
【0003】通常、これらの感圧疑似接着シートに設け
る疑似接着層には、主としてガラス転移点の低い天然ゴ
ム、或いは、各種のタッキファイアを混合した合成ゴム
が接着剤として含有されている。この場合における疑似
接着剤層の接着力発現の機構は、専ら接着層界面におけ
る高分子接着剤の自己拡散であると考えられていた(接
着の技術、15(2),49-53 頁,1995 年) 。従って、構成材
料である接着剤には自着性あるいは粘着性が求められ
る。
【0004】しかしながら、上記の疑似接着剤層が設け
られた被塗工シートは、加工時に、例えば、シートを巻
き取った時の接触面、或いは、Z字状に折り畳んだとき
のミシン目やパンチ孔の疑似接着剤層面でブロッキング
が生じ、印刷時あるいは成形時に給紙不能等の事故を生
じるという欠点があった。そこで、ミシン目となる部分
等に、印刷によるマスキング処理(特開平2−2893
93号公報等)や劣化処理を施すことによる改良がなさ
れた(特開平5−116488号公報等)。
【0005】また、接着剤として、通常の状態では接着
することのない感圧接着剤に、熱可塑性でない微粒子を
充填あるいは緩衝剤として混合してなる接着剤組成物
(特開平1−85794号公報、同1−168779号
公報等)も提案されている。しかしながら、通常の状態
では接着することのない感圧接着剤を用いるため、被塗
工シートを接着させるには、重い荷重下で、長時間かけ
て圧着するか高温をかけることが必要であるので実用的
でない上、高温をかける場合には、非熱可塑性の微小粒
子しか使用することができないという欠点があった。
【0006】また、近年、疑似接着可能な層上への情報
の記録方法として、例えば、地模様や定型情報をオフセ
ット印刷機等により記録し、個別の可変情報を電子計算
機に連動した、電子写真方式あるいはインクジェット方
式等の高速ノンインパクトプリンターによって印刷する
等、記録方式に任意性が大きくなったことに伴い、疑似
接着性シートを、親展性の高い通信媒体としてのみなら
ず、封書を利用したダイレクトメールに対しても、迅速
に処理できる安価な通信手段として用いるようになっ
た。
【0007】しかしながら、オフセット印刷等において
はインクの定着に紫外線ランプを利用する一方、高速の
電子写真方式によるノンインパクトプリンティングにお
いては、印刷の定着を、主として160〜220℃程度
の高温加熱方式で行う必要があるので、疑似接着層が紫
外線ランプによって酸化劣化したり、熱によって劣化す
るという問題が生じる。
【0008】特に、従来良く用いられる自着性あるいは
粘着性を有する接着剤組成物においては、接着剤とし
て、例えば、天然ゴム、変性天然ゴム、スチレン/ブタ
ジエンゴム、ニトリルゴム、酢酸ビニル系ゴム等を用い
ると共に、前述した被塗工シートの加工時におけるブロ
ッキング等を抑制する目的で、熱可塑性のない微小粒子
を混合したものを基礎として構成するため、紫外線によ
る酸化劣化や熱劣化を受け易い。このように接着剤とし
て機能する樹脂が劣化すると、その粘弾性が乏しくなる
ので、自着性あるいは粘着性の喪失した接着剤組成物に
なる。
【0009】従って、前述したような利用形態の多様化
に対応するために種々の記録方法を用いる場合、同じ接
着力に設計された感圧接着性記録シートであっても、オ
フセット印刷機による印刷のみによる利用する場合、電
子写真方式のプリンターあるいはインクジェット方式の
プリンターによる印刷のみによる利用する場合、及び、
これらを組み合わせて利用する場合では、接着剤の劣化
の度合いがそれぞれ異なるため、疑似接着時の記録シー
トの接着力が異なってくる。
【0010】そこで、情報の記録方法に関係なく、同一
条件で疑似接着させると、ある時は接着力が低すぎて輸
送中に自然剥離し、又、ある時は接着力が高すぎて再剥
離できず、破れて疑似接着面に記録した情報を読むこと
ができない場合も生じる。従って、利用者が記録シート
を接着する際の加圧条件を、記録シートの記録方法に合
わせて個別に調整し、適度な接着力とするという非常に
煩雑な作業を強いられているのが現状である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ブロッキングを起こさない上、印刷適性に優れると
共に、如何なる方法を用いて印刷しても、印刷による接
着力の変動が小さく、常に安定した疑似接着力を有する
記録シートを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
熱可塑性接着剤と微小粒子を主たる成分として含有する
疑似接着性の接着剤組成物を基材表面の少なくとも一部
に塗布してなる、疑似接着力が10〜350gf/i
n.である、通信用又は配送用の記録シートであって、
前記接着剤組成物を塗布してなる層が、その層上に印刷
機及び/又はプリンターによって印刷がなされた前後に
おいて、疑似接着力の強さの変化量が±30%以内とな
る層であることを特徴とする、感圧疑似接着性の記録シ
ートによって達成された。
【0013】本発明に用いられる基材は、公知のものの
中から適宜選択することができる。その具体例として
は、上質紙、中質紙、合成紙、ポリエチレンフィルム、
ポリエチレンテレフタレートフィルム、フィルム貼合
紙、コート紙、ラミネート紙、及び、金属蒸着紙などが
挙げられる。
【0014】本発明における情報印刷前の疑似接着力
(以下単に接着力とする)は、20℃、65%RHの環
境下で十分調湿した後に、同環境下で、2個の金属ロー
ル間を通過させるタイプの加圧機を用い、加圧条件60
kg/cm、10m/分で接着させた後、2時間後のT
剥離試験結果が、剥離速度300mm/分で10〜35
0gf/in.の範囲であると共に、試料に20℃、6
5%RHの環境下で25kgf/cm2 の圧力をかけて
もブロッキングを起こさないことが必要である。
【0015】情報印刷前の接着力が10gf/in.未
満では、印刷後に接着力が低下した場合には、輸送中に
疑似接着面が剥離する危険がある。接着力が350gf
/in.を越えると、印刷後に接着力が増加した場合に
は、記録シートの支持体に紙を使用した場合に、疑似接
着面間の剥離の代わりに紙層間剥離が起こり、情報を得
ることができなくなる。
【0016】本発明に用いられる熱可塑性接着剤は、ガ
ラス転移点が−55〜15℃である、アクリル系樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン
系樹脂、あるいはアクリロニトリル−ブタジエン系ゴ
ム、スチレン−ブタジエン系ゴム等の合成ゴムの中から
適宜選択して使用することができる。これらの熱可塑性
接着剤は、単独で用いても2種以上を併用しても良い。
本発明においては、特に、自己架橋型のアクリル系樹脂
を用いることが好ましい。
【0017】本発明においては、塗工層間に接着力を発
現させるために、表面の微細な凹凸に基づく層間の投錨
効果による機械的な接着機構を用いる。従って、投錨効
果発現の鍵を握る表面の微細な凹凸の形成を、微粒子を
接着剤組成物中に添加することによって調整する。ここ
でいう微粒子は、後述の如く、公知のものの中から適宜
選択することができるが、本発明においては、少なくと
も非熱可塑性の微粒子を含有させることが好ましい。
【0018】本発明において使用する上記微粒子の平均
粒子径は0.5〜4μmの範囲内であることが好まし
い。平均粒子径が、0.5μm未満では十分な接着力が
発現されず、4μmを越えると微粒子が塗工層から剥落
し易くなる等、接着に弊害を及ぼす。また、平均粒子径
とは、通常、1個の粒子の大きさの平均値を示すが、例
えば、シリカのような、微細な粒子が集団を形成し、あ
たかも1個の粒子のような挙動を示す場合には、この集
団(2次粒子)の平均の大きさを意味する。
【0019】本発明において、印刷機及び/又はプリン
ターによる印刷の前後における接着力の差を±30%以
内に押さえることは、曲面に囲まれた球形、紡錘形、円
盤状、円柱、多角柱、多角錘などの形状を有する、平均
粒子径が8〜25μmの粒子の添加量を調節することに
よって容易に行うことができる。このように、平均粒子
径の異なる適当な微小粒子群を利用し、接着剤塗工層表
面の三次元的構造を制御することによって、塗工層自体
の接着力の微妙なコントロールが可能となると同時に、
印刷適性に優れ、ブロッキングに対する予防効果をも有
する記録シートを製造することができる。
【0020】本発明における接着剤組成物に用いられる
微小粒子は、シリカ、カオリン、クレー、炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化チタン等、及
び、デンプン粒子、セルロース微粉末、メラミン系樹脂
粒子、尿素系樹脂粒子、スチレン系樹脂粒子、アクリル
系樹脂粒子、再生ナイロン粒子、塩化ビニル、ポリエチ
レン、及び、ポリカーボネートなどの、無機系あるいは
有機系の公知の微小粒子の中から適宜選択して使用する
ことができる。これらの微小粒子は、単独で用いても、
2種以上を併用しても良い。
【0021】本発明における、塗工層を形成する接着剤
組成物には、必要に応じ、更に、帯電防止剤、界面活性
剤、消泡剤、分散剤、防腐剤、増粘剤、湿潤剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、蛍光染料、有色染料、染料定着
剤、媒染剤、及び、インク定着剤等の助剤を添加するこ
ともできる。
【0022】本発明の記録シートにおける接着剤組成物
の塗布量は、通常、2.5〜10g/m2 (乾燥重量)
である。2.5g/m2 未満では、接着性が十分発揮さ
れず、10g/m2 を越えると、接着力が高すぎて再剥
離が困難となり、基材が破損されるおそれがある。又、
基材に対する接着剤組成物の塗布は、エアナイフコータ
ー、ブレードコーター、バーコーター、ロールコータ
ー、カーテンコーター、スクイズコーター、キスコータ
ー、コンマコーター、グラビアコーターなどの公知の塗
布方法により設けることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の記録シートは、印刷機及
び/又はプリンターによる印刷の前後における接着力の
変化量が±30%以内となる様に、熱可塑性接着剤と微
小粒子等からなる疑似接着剤組成物を調整し、得られた
組成物を公知の方法によって基材表面の少なくとも一部
に塗布することによって容易に得ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の記録シートは、如何なる印刷方
法によって情報が記録されても、印刷による接着力の変
動が小さいので、印刷方法に対応させて接着条件を選定
しなくても、常に安定した疑似接着力を得ることがで
き、大量の通信・連絡業務を迅速に、かつ、安定して処
理するのに有用である。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
又、特に断らない限り、以下に記載する「部」及び
「%」は、それぞれ「重量部」及び「重量%」を意味す
る。
【0026】実施例1.接着剤として自己架橋型アクリ
ル樹脂系エマルジョン(QTL8003:日本ゼオン株
式会社製の商品名)100部(乾燥重量)、及び微小粒
子として見かけの平均粒子径1.4μmの合成シリカ
(E220A:日本シリカ工業株式会社製の商品名)7
5部を混ぜ合わせ、目的とする疑似接着剤組成物を得
た。次に、得られた疑似接着剤組成物104.5g/m
2 を、酸性上質紙上に、塗布量が5g/m2 (乾燥重
量)となるように塗布し疑似接着性シート1を得た。
【0027】実施例2.接着剤として自己架橋型アクリ
ル樹脂系エマルジョン(QTL8003)100部(乾
燥重量)、微小粒子として見かけの平均粒子径1.6μ
mの合成シリカ(E1011:日本シリカ工業株式会社
製の商品名)75部、及び、見かけの平均粒子径が16
μmのアセチル化デンプン60部を混ぜ合わせ、目的と
する疑似接着剤組成物を得た。次に、得られた疑似接着
剤組成物104.5g/m2 を、酸性上質紙上に、塗布
量が5g/m2 (乾燥重量)となるように塗布し疑似接
着性シート2を得た。
【0028】実施例3.接着剤を自己架橋型アクリル樹
脂エマルジョン(AE943:日本合成ゴム株式会社製
の商品名)に変えた他は、実施例2と全く同様にして疑
似接着剤組成物を得た。次に、得られた疑似接着剤組成
物104.5g/m2 を、酸性上質紙上に、塗布量が5
g/m2 (乾燥重量)となるように塗布し疑似接着性シ
ート3を得た。
【0029】実施例4.接着剤として自己架橋型アクリ
ル樹脂系エマルジョン(QTL8004:日本ゼオン株
式会社製の商品名)100部(乾燥重量)、微小粒子と
して見かけの平均粒子径3.7μmの合成シリカ(X−
37B:株式会社トクヤマ製の商品名)95部、及び、
見かけの平均粒子径が16μmのアセチル化デンプン9
0部を混ぜ合わせ、目的とする疑似接着剤組成物を得
た。次に、得られた疑似接着剤組成物104.5g/m
2 を、酸性上質紙上に、塗布量が5g/m2 (乾燥重
量)となるように塗布し疑似接着性シート4を得た。
【0030】比較例1.接着剤として、固形分の変性天
然ゴムラテックス(GS5−50:クォーユー化成株式
会社製の商品名)100部、微小粒子として合成シリカ
(E220A)75部、及び、平均粒子径16μmのア
セチル化デンプン85部を混ぜ合わせ、疑似接着剤組成
物を得た。次に、得られた疑似接着剤組成物104.5
g/m2を、酸性上質紙上に、塗布量が5g/m2 (乾
燥重量)となるように塗布し疑似接着性シート5を得
た。
【0031】比較例2.接着剤として親展ハガキ用変性
ラテックス(YV−767:カネボウ・エヌエスシー株
式会社製の商品名)100部、微小粒子として見かけの
平均粒子径2.5μmの合成シリカ50部、及び、見か
けの平均粒子径が14μmのアセチル化デンプン85部
を混ぜ合わせて疑似接着剤組成物を得た。次に、得られ
た疑似接着剤組成物104.5g/m2 を、酸性上質紙
上に、塗布量が5g/m2 (乾燥重量)となるように塗
布し、疑似接着性シート6を得た。
【0032】比較例3.微小粒子としてのシリカの量を
30部、及び、アセチル化デンプンの量を20部に変え
た他は、比較例2と全く同様にして疑似接着剤組成物を
得た。次に、得られた接着剤組成物104.5g/m2
を、酸性上質紙上に、塗布量が5g/m2(乾燥重量)と
なるように塗布し疑似接着性シート7を得た。
【0033】比較例4.微小粒子としてのシリカを使わ
ずに、アセチル化デンプンの量を25部に変えた他は、
比較例2と全く同様にして疑似接着剤組成物を得た。次
に、得られた接着剤組成物104.5g/m2 を、酸性
上質紙上に、塗布量が5g/m2 (乾燥重量)となるよ
うに塗布し疑似接着性シート8を得た。
【0034】比較例5.微小粒子としてのアセチル化デ
ンプンを使わず、また、シリカの使用量を30部に変え
た他は、比較例2と全く同様にして疑似接着剤組成物を
得た。次に、得られた接着剤組成物104.5g/m2
を、酸性上質紙上に、塗布量が5g/m2(乾燥重量)と
なるように塗布し疑似接着性シート9を得た。
【0035】実施例1〜4、及び、比較例1〜5から得
られたシートを用いて、下記のように(1)紫外線照射
処理、及び(2)熱処理した後に、接着力、及びブロッ
キング性を測定し、下記の基準によって評価した結果
は、表1に示した通りである。
【0036】
【表1】
【0037】(1)紫外線照射処理:試料を20℃、6
5%RHの環境下に24時間以上放置した後、3kwの
メタルハライドランプを用いて、試料面上10cmの高
さから、250ミリ秒間、照射処理を行った。 (2)熱処理:試料を20℃、65%RHの環境下に2
4時間以上放置した後、表面温度が約190℃の加熱ロ
ールと給紙ロールの間を、5m/分の速度で、試料面が
加熱ロールに接触するように通過させた。
【0038】接着力:試料を、20℃、65%RHの環
境下に24時間以上放置した後、ローラータイプのプレ
ス機を用いて、線圧60kgf/cm、10m/分の速
度で加圧接着させ、2時間後に、JIS−K6854に
準じてT型剥離試験を行った。尚、評価は、印刷を行う
前の接着強さを1インチ当たりのgfとした。 定着処理後の接着力の変化が、印刷前の接着力の30%以内のもの・・・・○ 定着処理後の接着力の変化が、印刷前の接着力の30%より大きいもの・・×
【0039】ブロッキング試験:100枚重ねた試料
に、20℃、65%RHの環境下で20kgf/cm2
の圧力をかけ、一昼夜放置した後に、手で剥がすことに
より評価した。 ・容易に剥がれるもの・・・・・・・・・・・・・○ ・剥がれにくいもの・・・・・・・・・・・・・・×
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】実施例1.接着剤として自己架橋型アクリ
ル樹脂系エマルジョン(QTL8003:日本ゼオン株
式会社製の商品名)100部(乾燥重量)、及び微小粒
子として見かけの平均粒子径1.4μmの合成シリカ
(E220A:日本シリカ工業株式会社製の商品名)7
5部を混ぜ合わせ、目的とする疑似接着剤組成物を得
た。次に、得られた疑似接着剤組成物を、坪量が10
4.5g/m 酸性上質紙上に、塗布量が5g/m
(乾燥重量)となるように塗布し疑似接着性シート1を
得た。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施例2.接着剤として自己架橋型アクリ
ル樹脂系エマルジョン(QTL8003)100部(乾
燥重量)、微小粒子として見かけの平均粒子径1.6μ
mの合成シリカ(E1011:日本シリカ工業株式会社
製の商品名)75部、及び、見かけの平均粒子径が16
μmのアセチル化デンプン60部を混ぜ合わせ、目的と
する疑似接着剤組成物を得た。次に、得られた疑似接着
剤組成物を、坪量が104.5g/m 酸性上質紙上
に、塗布量が5g/m(乾燥重量)となるように塗布
し疑似接着性シート2を得た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】実施例3.接着剤を自己架橋型アクリル樹
脂エマルジョン(AE943:日本合成ゴム株式会社製
の商品名)に変えた他は、実施例2と全く同様にして疑
似接着剤組成物を得た。次に、得られた疑似接着剤組成
を、坪量が104.5g/m 酸性上質紙上に、塗
布量が5g/m(乾燥重量)となるように塗布し疑似
接着性シート3を得た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】実施例4.接着剤として自己架橋型アクリ
ル樹脂系エマルジョン(QTL8004:日本ゼオン株
式会社製の商品名)100部(乾燥重量)、微小粒子と
して見かけの平均粒子径3.7μmの合成シリカ(X−
37B:株式会社トクヤマ製の商品名)95部、及び、
見かけの平均粒子径が16μmのアセチル化デンプン9
0部を混ぜ合わせ、目的とする疑似接着剤組成物を得
た。次に、得られた疑似接着剤組成物を、坪量が10
4.5g/m 酸性上質紙上に、塗布量が5g/m
(乾燥重量)となるように塗布し疑似接着性シート4を
得た。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】比較例1.接着剤として、固形分の変性天
然ゴムラテックス(GS5−50:クォーユー化成株式
会社製の商品名)100部、微小粒子として合成シリカ
(E220A)75部、及び、平均粒子径16μmのア
セチル化デンプン85部を混ぜ合わせ、疑似接着剤組成
物を得た。次に、得られた疑似接着剤組成物を、坪量が
104.5g/m 酸性上質紙上に、塗布量が5g/
(乾燥重量)となるように塗布し疑似接着性シート
5を得た。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】比較例2.接着剤として親展ハガキ用変性
ラテックス(YV−767:カネボウ・エヌエスシー株
式会社製の商品名)100部、微小粒子として見かけの
平均粒子径2.5μmの合成シリカ50部、及び、見か
けの平均粒子径が14μmのアセチル化デンプン85部
を混ぜ合わせて疑似接着剤組成物を得た。次に、得られ
た疑似接着剤組成物を、坪量が104.5g/m
性上質紙上に、塗布量が5g/m(乾燥重量)となる
ように塗布し、疑似接着性シート6を得た。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】比較例3.微小粒子としてのシリカの量を
30部、及び、アセチル化デンプンの量を20部に変え
た他は、比較例2と全く同様にして疑似接着剤組成物を
得た。次に、得られた接着剤組成物を、坪量が104.
5g/m 酸性上質紙上に、塗布量が5g/m(乾
燥重量)となるように塗布し疑似接着性シート7を得
た。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】比較例4.微小粒子としてのシリカを使わ
ずに、アセチル化デンプンの量を25部に変えた他は、
比較例2と全く同様にして疑似接着剤組成物を得た。次
に、得られた接着剤組成物を、坪量が104.5g/m
酸性上質紙上に、塗布量が5g/m(乾燥重量)
となるように塗布し疑似接着性シート8を得た。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】比較例5.微小粒子としてのアセチル化デ
ンプンを使わず、また、シリカの使用量を30部に変え
た他は、比較例2と全く同様にして疑似接着剤組成物を
得た。次に、得られた接着剤組成物を、坪量が104.
5g/mの酸性上質紙上に、塗布量が5g/m(乾
燥重量)となるように塗布し疑似接着性シート9を得
た。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JKL C09J 7/02 JKL JLE JLE (72)発明者 安田 強 東京都新宿区上落合1丁目30番6号 日本 製紙株式会社商品開発研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性接着剤と微小粒子を主たる成分
    として含有する疑似接着性の接着剤組成物を基材表面の
    少なくとも一部に塗布してなる、疑似接着力が10〜3
    50gf/in.である、通信用又は配送用の記録シー
    トであって、前記接着剤組成物を塗布してなる層が、そ
    の層上に印刷機及び/又はプリンターによって印刷がな
    された前後において、疑似接着力の強さの変化量が±3
    0%以内となる層であることを特徴とする、感圧疑似接
    着性の記録シート。
  2. 【請求項2】 熱可塑性接着剤のガラス転移点が−55
    〜15℃であると共に、微小粒子が同種あるいは異種の
    粒子の混合物であって、見かけの平均粒子径が少なくと
    も0.5〜4μmであるもの、及び、必要に応じて平均
    粒子径が8〜25μmであるものを更に組み合わせてな
    るものである、請求項1に記載された記録シート。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001262099A (ja) * 2000-03-23 2001-09-26 Toppan Forms Co Ltd 耐劣化性に優れた感圧接着剤組成物およびそれを用いた情報担持用シート
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