JPH092295A - 車両の操舵装置 - Google Patents
車両の操舵装置Info
- Publication number
- JPH092295A JPH092295A JP7181070A JP18107095A JPH092295A JP H092295 A JPH092295 A JP H092295A JP 7181070 A JP7181070 A JP 7181070A JP 18107095 A JP18107095 A JP 18107095A JP H092295 A JPH092295 A JP H092295A
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- Japan
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- steering
- angle
- vehicle
- rack
- wheel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速安定性や低速時の取り回し性を損なうこ
となく停車時の車輪の転舵角を見た目のハンドル舵角か
ら直感的に認識することが容易な車両の操舵装置を提供
する。 【構成】 ラック歯のピッチが中立位置よりも端部付近
で大きくなるように設定されたラック・アンド・ピニオ
ン機構を有する車両の操舵装置に於て、最大転舵角とな
るハンドルの最大回転角を片側1回転以内とすること
で、停車時、ハンドルの角度で車輪の転舵角を容易に認
識できる。また、中立位置付近ではラック歯のピッチが
狭く、ハンドルの操舵量に対してラック軸のストローク
が小さいことから高速走行時の操縦性が向上する。しか
も最大転舵角に至るまでにハンドルを握る手を交差し、
持ち替える動作が減り、取り回し性が改善される。更に
パワーステアリング機構を付設することで、特に低速時
の大舵角時の負荷が軽減され、操舵感覚が定舵角比操舵
装置と同様になる。
となく停車時の車輪の転舵角を見た目のハンドル舵角か
ら直感的に認識することが容易な車両の操舵装置を提供
する。 【構成】 ラック歯のピッチが中立位置よりも端部付近
で大きくなるように設定されたラック・アンド・ピニオ
ン機構を有する車両の操舵装置に於て、最大転舵角とな
るハンドルの最大回転角を片側1回転以内とすること
で、停車時、ハンドルの角度で車輪の転舵角を容易に認
識できる。また、中立位置付近ではラック歯のピッチが
狭く、ハンドルの操舵量に対してラック軸のストローク
が小さいことから高速走行時の操縦性が向上する。しか
も最大転舵角に至るまでにハンドルを握る手を交差し、
持ち替える動作が減り、取り回し性が改善される。更に
パワーステアリング機構を付設することで、特に低速時
の大舵角時の負荷が軽減され、操舵感覚が定舵角比操舵
装置と同様になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラック・アンド・ピニ
オン機構を有する車両の操舵装置に関し、特にラック・
アンド・ピニオン機構のギヤ比が舵角に応じて変化する
可変ギヤ比操舵装置に関するものである。
オン機構を有する車両の操舵装置に関し、特にラック・
アンド・ピニオン機構のギヤ比が舵角に応じて変化する
可変ギヤ比操舵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラック・アンド・ピニオン機構を有する
操舵装置にあっては、ハンドルに連結された操舵軸から
自在継ぎ手、連結軸を介して連結されたピニオンの回転
運動をこれに噛み合うラックの直線運動に変換し、更に
タイロッド及びナックルアームを介して車輪の転舵運動
に変換している。
操舵装置にあっては、ハンドルに連結された操舵軸から
自在継ぎ手、連結軸を介して連結されたピニオンの回転
運動をこれに噛み合うラックの直線運動に変換し、更に
タイロッド及びナックルアームを介して車輪の転舵運動
に変換している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の一般
的なラック・アンド・ピニオン機構にあっては、ピニオ
ン及びラック歯のピッチを一定として、最大転舵角がハ
ンドル片側1.5回転(540゜)で得られるように、
即ち転舵特性を1.5回転(540°)程度とすること
が一般的である。従って、乗車する前に車輪を目視し、
その後ハンドルを目視すればハンドル1の位置に対する
車輪の切れている方向はある程度直感的に分かるもの
の、タイヤの切れ角θは分からない場合が多い。例え
ば、図3(a)の場合には、実際のハンドル1の切れ角
β゜と直感的に判断したハンドルの切れ角とは概ね一致
する。ところが、図3(b)の場合、実際のハンドル1
の切れ角は360゜+βであるが、見かけ上ではハンド
ル1の切れ角がβ゜であるのか360+β゜であるのか
を判断し難い。場合によっては判断を誤って、発進時に
β゜だけハンドルを切り戻してタイヤが真っ直ぐにある
状態と思い込むことがある。すると、運転者は車両が思
わぬ方向に進行しようとすることでこれに気付いて急峻
なハンドル修正を行わなければならず、不快感を覚える
ことがあった。
的なラック・アンド・ピニオン機構にあっては、ピニオ
ン及びラック歯のピッチを一定として、最大転舵角がハ
ンドル片側1.5回転(540゜)で得られるように、
即ち転舵特性を1.5回転(540°)程度とすること
が一般的である。従って、乗車する前に車輪を目視し、
その後ハンドルを目視すればハンドル1の位置に対する
車輪の切れている方向はある程度直感的に分かるもの
の、タイヤの切れ角θは分からない場合が多い。例え
ば、図3(a)の場合には、実際のハンドル1の切れ角
β゜と直感的に判断したハンドルの切れ角とは概ね一致
する。ところが、図3(b)の場合、実際のハンドル1
の切れ角は360゜+βであるが、見かけ上ではハンド
ル1の切れ角がβ゜であるのか360+β゜であるのか
を判断し難い。場合によっては判断を誤って、発進時に
β゜だけハンドルを切り戻してタイヤが真っ直ぐにある
状態と思い込むことがある。すると、運転者は車両が思
わぬ方向に進行しようとすることでこれに気付いて急峻
なハンドル修正を行わなければならず、不快感を覚える
ことがあった。
【0004】また、上記したような片側540゜回転す
るハンドルの操作では、その応答性が低く、俊敏な転舵
を必要とする走行には不向きであるばかりでなく、図4
に示すように、180゜及び450゜近辺でハンドルを
握る手を交差させ、更に持ち替えなければならず、その
部分での車両の微妙な操舵が困難になり、取り回し性が
低下する。転舵特性を1.5回転よりも小さくすれば良
いが、今度は中央(舵角0゜)付近での応答性が高すぎ
て場合によっては高速安定性が低下する心配がある。
るハンドルの操作では、その応答性が低く、俊敏な転舵
を必要とする走行には不向きであるばかりでなく、図4
に示すように、180゜及び450゜近辺でハンドルを
握る手を交差させ、更に持ち替えなければならず、その
部分での車両の微妙な操舵が困難になり、取り回し性が
低下する。転舵特性を1.5回転よりも小さくすれば良
いが、今度は中央(舵角0゜)付近での応答性が高すぎ
て場合によっては高速安定性が低下する心配がある。
【0005】本発明は上記したような従来技術の問題点
に鑑みなされたものであり、その主な目的は、高速安定
性や低速時の取り回し性を損なうことなく停車時の車輪
の転舵角を見た目のハンドル舵角から直感的に認識する
ことが容易であり、かつそのためのコストアップを最小
限にした車両の操舵装置を提供することにある。
に鑑みなされたものであり、その主な目的は、高速安定
性や低速時の取り回し性を損なうことなく停車時の車輪
の転舵角を見た目のハンドル舵角から直感的に認識する
ことが容易であり、かつそのためのコストアップを最小
限にした車両の操舵装置を提供することにある。
【0006】本発明者らは、中高速走行時の操舵の常用
域(例えば、ニュートラルから左右に約150゜程度の
範囲)では、大舵角時と比べてハンドルの操舵量に対し
てラック軸のストロークを小さく、即ちギア比の比較的
大きな領域を設け、低速走行で大きな転舵を行う際には
ハンドルの大操舵角範囲でラック軸のストロークを大き
くして、ハンドルの全体の回転角を小さくするようにし
た可変舵角比操舵装置、特にその可変ギア比機構に、例
えばラック・アンド・ピニオン機構を用いて、そのラッ
クの歯を可変ピッチにした可変舵角比操舵装置を用いる
ことで転舵特性をある程度自由に設定できる点に着目し
た。
域(例えば、ニュートラルから左右に約150゜程度の
範囲)では、大舵角時と比べてハンドルの操舵量に対し
てラック軸のストロークを小さく、即ちギア比の比較的
大きな領域を設け、低速走行で大きな転舵を行う際には
ハンドルの大操舵角範囲でラック軸のストロークを大き
くして、ハンドルの全体の回転角を小さくするようにし
た可変舵角比操舵装置、特にその可変ギア比機構に、例
えばラック・アンド・ピニオン機構を用いて、そのラッ
クの歯を可変ピッチにした可変舵角比操舵装置を用いる
ことで転舵特性をある程度自由に設定できる点に着目し
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的は本発明に
よればラック歯のピッチが中立位置よりも端部付近で大
きくなるように設定されたラック・アンド・ピニオン機
構を介してハンドルと転舵輪とを連結してなる車両の操
舵装置に於て、車輪に最大転舵角を発生する前記ハンド
ルの最大回転角が片側1回転以内となるように前記ラッ
ク歯のピッチを設定したことを特徴とする車両の操舵装
置を提供することにより達成される。特に、前記ハンド
ルの回転角を片側約1回転に設定すると良く、当該操舵
装置に補助操舵力を付加するパワーステアリング装置を
設けると更に良い。
よればラック歯のピッチが中立位置よりも端部付近で大
きくなるように設定されたラック・アンド・ピニオン機
構を介してハンドルと転舵輪とを連結してなる車両の操
舵装置に於て、車輪に最大転舵角を発生する前記ハンド
ルの最大回転角が片側1回転以内となるように前記ラッ
ク歯のピッチを設定したことを特徴とする車両の操舵装
置を提供することにより達成される。特に、前記ハンド
ルの回転角を片側約1回転に設定すると良く、当該操舵
装置に補助操舵力を付加するパワーステアリング装置を
設けると更に良い。
【0008】
【作用】このようにすれば、ハンドルの角度のみを見て
実際にどの程度車輪が傾いているかを判断できる。しか
も中立位置付近ではラック歯のピッチが一定の従来の操
舵装置と同様な応答性を得ることができる。また、ハン
ドルの最大回転角を片側1回転以内とすることで最大転
舵角に至るまでにハンドルを握る手を交差させ、更に持
ち替える動作が1回で良くなり、取り回し性が改善され
る。
実際にどの程度車輪が傾いているかを判断できる。しか
も中立位置付近ではラック歯のピッチが一定の従来の操
舵装置と同様な応答性を得ることができる。また、ハン
ドルの最大回転角を片側1回転以内とすることで最大転
舵角に至るまでにハンドルを握る手を交差させ、更に持
ち替える動作が1回で良くなり、取り回し性が改善され
る。
【0009】図5は最大転舵角が得られる最大ハンドル
舵角と、回頭性(ハンドル舵角とヨー角との関係)との
関係を示すグラフであり、ラック・アンド・ピニオン機
構のラックの歯を可変ピッチにした可変舵角比操舵装置
(以下、本明細書中では単に可変舵角比操舵装置と記
す。)を実線で示し、ラック歯のピッチが一定の操舵装
置(以下、本明細書中では定舵角比操舵装置と記す。)
を破線で示す。一般に回頭性は0.3程度が好ましいと
されており、0.3程度の回頭性を得るためには定舵角
比操舵装置では転舵特性540°前後、可変舵角比操舵
装置では転舵特性300°程度以上となる。従って、ハ
ンドルの回転角を片側約1回転に設定すれば、応答性が
過敏になることなく走行時の操縦感覚は従来の転舵特性
を1.5回転としたものと略同様となる。このような設
定においてパワーステアリング機構を付設することによ
り、特に低速時の大舵角時の負荷が著しく軽減され、操
舵感覚が定舵角比操舵装置と同様になる。
舵角と、回頭性(ハンドル舵角とヨー角との関係)との
関係を示すグラフであり、ラック・アンド・ピニオン機
構のラックの歯を可変ピッチにした可変舵角比操舵装置
(以下、本明細書中では単に可変舵角比操舵装置と記
す。)を実線で示し、ラック歯のピッチが一定の操舵装
置(以下、本明細書中では定舵角比操舵装置と記す。)
を破線で示す。一般に回頭性は0.3程度が好ましいと
されており、0.3程度の回頭性を得るためには定舵角
比操舵装置では転舵特性540°前後、可変舵角比操舵
装置では転舵特性300°程度以上となる。従って、ハ
ンドルの回転角を片側約1回転に設定すれば、応答性が
過敏になることなく走行時の操縦感覚は従来の転舵特性
を1.5回転としたものと略同様となる。このような設
定においてパワーステアリング機構を付設することによ
り、特に低速時の大舵角時の負荷が著しく軽減され、操
舵感覚が定舵角比操舵装置と同様になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
いて詳しく説明する。
【0011】図1は、本発明が適用された電動パワース
テアリング装置を有するラック・アンド・ピニオン形式
の操舵装置の概略構成を示す図である。ハンドル1に一
体結合されたステアリングシャフト2に自在継手3a・
3bを有する連結軸3を介してラック・アンド・ピニオ
ン機構のピニオン4が連結され、ピニオン4に噛合して
車幅方向に往復動し得るラック軸5の両端に、タイロッ
ド6を介して左右の前輪7のナックルアームが連結され
ている。これにより、通常のラック・アンド・ピニオン
式の転舵操作を行うことができるようになっている。ま
た、ハンドル1の手動操舵力を軽減するために、補助操
舵力を付加する電動パワーステアリング装置8がラック
軸5に作用するようになっている。
テアリング装置を有するラック・アンド・ピニオン形式
の操舵装置の概略構成を示す図である。ハンドル1に一
体結合されたステアリングシャフト2に自在継手3a・
3bを有する連結軸3を介してラック・アンド・ピニオ
ン機構のピニオン4が連結され、ピニオン4に噛合して
車幅方向に往復動し得るラック軸5の両端に、タイロッ
ド6を介して左右の前輪7のナックルアームが連結され
ている。これにより、通常のラック・アンド・ピニオン
式の転舵操作を行うことができるようになっている。ま
た、ハンドル1の手動操舵力を軽減するために、補助操
舵力を付加する電動パワーステアリング装置8がラック
軸5に作用するようになっている。
【0012】ステアリングギアボックス内には、ピニオ
ン4に作用する手動操舵力を検出するためのトーション
バーを内蔵する操舵トルク検出器10が設けられてお
り、その検出信号が制御部11に入力している。制御部
11は、検出信号を主信号として、モータ駆動信号を電
動パワーステアリング装置12内のモータ8に出力して
これを制御するようになっている。
ン4に作用する手動操舵力を検出するためのトーション
バーを内蔵する操舵トルク検出器10が設けられてお
り、その検出信号が制御部11に入力している。制御部
11は、検出信号を主信号として、モータ駆動信号を電
動パワーステアリング装置12内のモータ8に出力して
これを制御するようになっている。
【0013】上記操舵装置に於て、中高速走行時の操舵
の常用域(例えばニュートラルから左右に約150゜程
度の範囲)では、大舵角時と比べてハンドル1の操舵量
に対してラック軸5のストロークを小さく、即ちギア比
の比較的大きな領域を設け、低速走行で大きな転舵を行
う際にはハンドル1の大操舵角範囲でラック軸5のスト
ロークを大きくして、ハンドル1の全体の回転角を小さ
くするべく、ラック歯5aを図2(a)、図2(b)に
示すように可変ピッチにしている。即ち、ラック歯5a
のピッチをニュートラル(ピニオン4を図の想像線で示
した部分)から離れるに連れて大きくしている(ピニオ
ン4を図の実線で示した部分)。そして、ピニオン4が
略1回転(360゜回転)するとラック歯5aの終端に
至り、最大転舵角となるように、即ち転舵特性が1回転
程度に設定されている。従って、ハンドル1を左右いず
れか一方に略1回転させると最大転舵角となり、停車
時、ハンドル1の角度で車輪の転舵角を容易に認識でき
る。また、図5に示すように、可変舵角比操舵装置に於
て転舵特性が300゜よりも大きいことから回頭性は
0.3程度となり、適正な操舵感覚を得ることができ
る。
の常用域(例えばニュートラルから左右に約150゜程
度の範囲)では、大舵角時と比べてハンドル1の操舵量
に対してラック軸5のストロークを小さく、即ちギア比
の比較的大きな領域を設け、低速走行で大きな転舵を行
う際にはハンドル1の大操舵角範囲でラック軸5のスト
ロークを大きくして、ハンドル1の全体の回転角を小さ
くするべく、ラック歯5aを図2(a)、図2(b)に
示すように可変ピッチにしている。即ち、ラック歯5a
のピッチをニュートラル(ピニオン4を図の想像線で示
した部分)から離れるに連れて大きくしている(ピニオ
ン4を図の実線で示した部分)。そして、ピニオン4が
略1回転(360゜回転)するとラック歯5aの終端に
至り、最大転舵角となるように、即ち転舵特性が1回転
程度に設定されている。従って、ハンドル1を左右いず
れか一方に略1回転させると最大転舵角となり、停車
時、ハンドル1の角度で車輪の転舵角を容易に認識でき
る。また、図5に示すように、可変舵角比操舵装置に於
て転舵特性が300゜よりも大きいことから回頭性は
0.3程度となり、適正な操舵感覚を得ることができ
る。
【0014】尚、本実施例ではラック・アンド・ピニオ
ン機構を用いて、そのラックの歯を可変ピッチにした可
変舵角比操舵装置を用いたが、ピニオンとステアリング
ホイールとの間の伝達比が舵角に応じて変化するものな
ど、他の可変舵角比操舵装置を用いても同様な効果が得
られ、その設定も任意に変更可能であることは云うまで
もない。
ン機構を用いて、そのラックの歯を可変ピッチにした可
変舵角比操舵装置を用いたが、ピニオンとステアリング
ホイールとの間の伝達比が舵角に応じて変化するものな
ど、他の可変舵角比操舵装置を用いても同様な効果が得
られ、その設定も任意に変更可能であることは云うまで
もない。
【0015】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明による車両の操舵装置によれば、ラック歯のピッチ
が中立位置よりも端部付近で大きくなるように設定され
たラック・アンド・ピニオン機構を介してハンドルと転
舵輪とを連結してなる車両の操舵装置に於て、車輪に最
大転舵角を発生するハンドルの最大回転角を片側1回転
以内とすることで、停車時、ハンドルの角度で車輪の転
舵角を容易に認識できる。また、中立位置付近ではラッ
ク歯のピッチが狭くなり、ハンドルの操舵量に対してラ
ック軸のストロークが小さいことから、この中立付近の
フリクション、慣性などの機構から生じる操作低下要因
と、ハンドル角に対する車両挙動、例えばヨーレート、
横加速度などが敏感になるのを抑制することができ、高
速走行時の操縦性を低下させることがない。しかも最大
転舵角に至るまでにハンドルを握る手を交差させ、更に
持ち替える動作が1回で良くなり、取り回し性が改善さ
れる。また、ハンドルの最大回転角を片側300度以上
にすることで、回頭性が好ましい0.3程度になり、高
い操縦性が得られる。更に、このような設定においてパ
ワーステアリング機構を付設することで、特に低速時の
大舵角時の負荷が著しく軽減され、操舵感覚が定舵角比
操舵装置と同様になり、位相高い操縦性が得られる。し
かも、それをラック歯のピッチを変更するのみで達成で
きるのでコストアップを最小限に抑えることができる。
発明による車両の操舵装置によれば、ラック歯のピッチ
が中立位置よりも端部付近で大きくなるように設定され
たラック・アンド・ピニオン機構を介してハンドルと転
舵輪とを連結してなる車両の操舵装置に於て、車輪に最
大転舵角を発生するハンドルの最大回転角を片側1回転
以内とすることで、停車時、ハンドルの角度で車輪の転
舵角を容易に認識できる。また、中立位置付近ではラッ
ク歯のピッチが狭くなり、ハンドルの操舵量に対してラ
ック軸のストロークが小さいことから、この中立付近の
フリクション、慣性などの機構から生じる操作低下要因
と、ハンドル角に対する車両挙動、例えばヨーレート、
横加速度などが敏感になるのを抑制することができ、高
速走行時の操縦性を低下させることがない。しかも最大
転舵角に至るまでにハンドルを握る手を交差させ、更に
持ち替える動作が1回で良くなり、取り回し性が改善さ
れる。また、ハンドルの最大回転角を片側300度以上
にすることで、回頭性が好ましい0.3程度になり、高
い操縦性が得られる。更に、このような設定においてパ
ワーステアリング機構を付設することで、特に低速時の
大舵角時の負荷が著しく軽減され、操舵感覚が定舵角比
操舵装置と同様になり、位相高い操縦性が得られる。し
かも、それをラック歯のピッチを変更するのみで達成で
きるのでコストアップを最小限に抑えることができる。
【図1】本発明が適用された電動パワーステアリング装
置を有するラック・アンド・ピニオン形式の操舵装置の
概略構成を示す図。
置を有するラック・アンド・ピニオン形式の操舵装置の
概略構成を示す図。
【図2】(a)は、図1の要部拡大平面図、(b)は、
(a)のb−b線について見た断面図。
(a)のb−b線について見た断面図。
【図3】(a)及び(b)は、従来の定舵角比操舵装置
に於けるハンドルの切れ角とタイヤの切れ角との関係を
示す図。
に於けるハンドルの切れ角とタイヤの切れ角との関係を
示す図。
【図4】ハンドル舵角と取り回し性との関係を示すグラ
フ。
フ。
【図5】最大転舵角が得られる最大ハンドル舵角と、回
頭性(ハンドル舵角とヨー角との関係)との関係を示す
グラフ。
頭性(ハンドル舵角とヨー角との関係)との関係を示す
グラフ。
1 ハンドル 2 ステアリングシャフト 3 連結軸 3a・3b 自在継手 4 ピニオン軸 5 ラック 5a ラック歯 6 タイロッド 7 前輪 8 電動パワーステアリング装置 10 操舵トルク検出器 11 制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 ラック歯のピッチが中立位置よりも端
部付近で大きくなるように設定されたラック・アンド・
ピニオン機構を介してハンドルと転舵輪とを連結してな
る車両の操舵装置に於て、 車輪に最大転舵角を発生する前記ハンドルの最大回転角
が片側1回転以内となるように前記ラック歯のピッチを
設定したことを特徴とする車両の操舵装置。 - 【請求項2】 前記ハンドルの最大回転角を片側30
0度以上にしたことを特徴とする請求項1に記載の車両
の操舵装置。 - 【請求項3】 前記ハンドルの回転角を片側約1回転
にしたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記
載の車両の操舵装置。 - 【請求項4】 当該操舵装置に補助操舵力を付加する
パワーステアリング装置を設けたことを特徴とする請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両の操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7181070A JPH092295A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 車両の操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7181070A JPH092295A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 車両の操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092295A true JPH092295A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16094282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7181070A Pending JPH092295A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 車両の操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH092295A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006137256A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Honda Motor Co Ltd | 操舵装置 |
| CN104477230A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-04-01 | 重庆恒胜集团有限公司 | 卡丁车转向总成 |
| CN110550097A (zh) * | 2019-09-07 | 2019-12-10 | 新乡艾迪威汽车科技有限公司 | 一种齿条行程自学习方法及齿条末端保护方法 |
| JP2021516625A (ja) * | 2018-03-12 | 2021-07-08 | ジェイテクト ユーロップ | ステアリングラックに可変ピッチ歯切り加工を行う方法 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP7181070A patent/JPH092295A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006137256A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Honda Motor Co Ltd | 操舵装置 |
| CN104477230A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-04-01 | 重庆恒胜集团有限公司 | 卡丁车转向总成 |
| JP2021516625A (ja) * | 2018-03-12 | 2021-07-08 | ジェイテクト ユーロップ | ステアリングラックに可変ピッチ歯切り加工を行う方法 |
| CN110550097A (zh) * | 2019-09-07 | 2019-12-10 | 新乡艾迪威汽车科技有限公司 | 一种齿条行程自学习方法及齿条末端保护方法 |
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