JPH09229648A - 画像情報入出力装置及び画像情報入出力方法 - Google Patents
画像情報入出力装置及び画像情報入出力方法Info
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- JPH09229648A JPH09229648A JP8057056A JP5705696A JPH09229648A JP H09229648 A JPH09229648 A JP H09229648A JP 8057056 A JP8057056 A JP 8057056A JP 5705696 A JP5705696 A JP 5705696A JP H09229648 A JPH09229648 A JP H09229648A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 あらゆる被写体について、任意の視点からの
高精度で利用価値の高い奥行き情報を得ることができる
画像情報入出力装置を提供する 【解決手段】 第2処理による奥行き情報のうち、第1
処理による奥行き情報よりも外側を示すもの(図1,
(C)の10001)は除去する。一方、内側(凹部)
を示すもの(同図の10003)は採用すると共に、略
同一部位に係る第1処理による奥行き情報(同図の10
004)は除去する。そして、残された第1処理及び第
2処理による奥行き情報については、両者を互いに繋ぐ
ように採用する(図1の(C),(D))。
高精度で利用価値の高い奥行き情報を得ることができる
画像情報入出力装置を提供する 【解決手段】 第2処理による奥行き情報のうち、第1
処理による奥行き情報よりも外側を示すもの(図1,
(C)の10001)は除去する。一方、内側(凹部)
を示すもの(同図の10003)は採用すると共に、略
同一部位に係る第1処理による奥行き情報(同図の10
004)は除去する。そして、残された第1処理及び第
2処理による奥行き情報については、両者を互いに繋ぐ
ように採用する(図1の(C),(D))。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を撮像して
得た画像から、CG(コンピュータグラフィックス)、
CAD(キャド)または文書ファイルとの合成等、各種
目的に利用される三次元形状情報を抽出する画像情報入
出力装置に関する。
得た画像から、CG(コンピュータグラフィックス)、
CAD(キャド)または文書ファイルとの合成等、各種
目的に利用される三次元形状情報を抽出する画像情報入
出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体の三次元形状を求める
手法には、大別すると、受動的手法と能動的手法があ
る。
手法には、大別すると、受動的手法と能動的手法があ
る。
【0003】受動的手法の代表的なものではいわゆるス
テレオ画像法があり、この手法は、二台のカメラを用い
て三角測量を行うものである。すなわち、左右のカメラ
で得られる各画像中に、同一物点が写っている箇所を探
索し、その位置のずれ量から物点の三次元位置を計測す
るものである。
テレオ画像法があり、この手法は、二台のカメラを用い
て三角測量を行うものである。すなわち、左右のカメラ
で得られる各画像中に、同一物点が写っている箇所を探
索し、その位置のずれ量から物点の三次元位置を計測す
るものである。
【0004】一方、能動的手法の代表的なものには、投
影した光が帰ってくるまでの時間を計測して距離を求め
る光レーダ型のレンジファインダや、スリット状の光パ
ターンを投影して被写体に写るパターン形状の変位から
三次元形状を測定するスリット光投影法等がある。
影した光が帰ってくるまでの時間を計測して距離を求め
る光レーダ型のレンジファインダや、スリット状の光パ
ターンを投影して被写体に写るパターン形状の変位から
三次元形状を測定するスリット光投影法等がある。
【0005】ところで、従来より、被写体を任意の視点
からみた場合の像を、得られた被写体の三次元情報に基
づき二次元のディスプレイ等に出力・再生することが一
般に行われている。
からみた場合の像を、得られた被写体の三次元情報に基
づき二次元のディスプレイ等に出力・再生することが一
般に行われている。
【0006】また、パーソナルコンピュータの普及に伴
い、電子カメラで撮像した画像を取り込んで、編集する
ことが可能になった。例えば、電子カメラで複数の画像
に分けて撮像された風景画像を、パーソナルコンピュー
タに取り込んで、アプリケーションソフトにより任意に
加工・処理を施すことも既に可能となっている。
い、電子カメラで撮像した画像を取り込んで、編集する
ことが可能になった。例えば、電子カメラで複数の画像
に分けて撮像された風景画像を、パーソナルコンピュー
タに取り込んで、アプリケーションソフトにより任意に
加工・処理を施すことも既に可能となっている。
【0007】このような背景から、多様な被写体につい
て、目的に応じた精度の高い三次元形状情報を取得する
ことが必要となってきている。例えば、オフィス等で一
般に扱われる画像情報は、最終的には紙に出力されるこ
とが多く、利用が要求される画像形態は、自然画だけで
なく、被写体を輪郭線のみで表す線画もある。従って、
被写体の画像情報をあらゆる側面(視点)から捉え、自
由に加工・処理できるようにすることが望まれている。
て、目的に応じた精度の高い三次元形状情報を取得する
ことが必要となってきている。例えば、オフィス等で一
般に扱われる画像情報は、最終的には紙に出力されるこ
とが多く、利用が要求される画像形態は、自然画だけで
なく、被写体を輪郭線のみで表す線画もある。従って、
被写体の画像情報をあらゆる側面(視点)から捉え、自
由に加工・処理できるようにすることが望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
ステレオ画像法のような受動的手法では、測定情報は離
散的であり、ノイズを含む場合もある。また、特定位置
からの距離情報の算出を主目的とするため、被写体の立
体形状そのものを計測するには必ずしも十分ではない。
そのため、高精度でなめらかな三次元形状情報を得るこ
とは困難である。
ステレオ画像法のような受動的手法では、測定情報は離
散的であり、ノイズを含む場合もある。また、特定位置
からの距離情報の算出を主目的とするため、被写体の立
体形状そのものを計測するには必ずしも十分ではない。
そのため、高精度でなめらかな三次元形状情報を得るこ
とは困難である。
【0009】一方、能動的手法では、被写体へのレーザ
光線照射等を必要とする場合があるため、測定対象とな
る被写体の種類に一定の制限があり、その測定自体も煩
雑で、容易でない。
光線照射等を必要とする場合があるため、測定対象とな
る被写体の種類に一定の制限があり、その測定自体も煩
雑で、容易でない。
【0010】また、上記受動的手法、能動的手法のいず
れにおいても、被写体の周囲を移動しながら撮像するよ
うな動的な撮像方法に柔軟に対応して、任意の視点によ
る精度の高い距離測定(以下「奥行き情報抽出」ともい
う)を行うことは困難であった。
れにおいても、被写体の周囲を移動しながら撮像するよ
うな動的な撮像方法に柔軟に対応して、任意の視点によ
る精度の高い距離測定(以下「奥行き情報抽出」ともい
う)を行うことは困難であった。
【0011】そのため、被写体の種類に制限を受けるこ
となく、任意の視点による高精度の奥行き情報を得て、
目的に応じた利用を図る上で、改善の余地があった。
となく、任意の視点による高精度の奥行き情報を得て、
目的に応じた利用を図る上で、改善の余地があった。
【0012】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、あらゆる被写体
について、任意の視点からの高精度で利用価値の高い奥
行き情報を得ることができる画像情報入出力装置を提供
することにある。
めになされたものであり、その目的は、あらゆる被写体
について、任意の視点からの高精度で利用価値の高い奥
行き情報を得ることができる画像情報入出力装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の画像情報入出力装置は、被写体を
撮像し該被写体の各部位の奥行き情報を得る画像情報入
出力装置において、前記被写体の画像を複数の視点に投
影し、該投影された複数の画像の輪郭に基づき前記被写
体の各部位の奥行き情報を求める輪郭計測手段と、前記
被写体を二つの視点により撮像し、該二つの視点により
撮像された被写体の二つの画像から前記二つの視点の視
差を用いて前記被写体の各部位の奥行き情報を求めるス
テレオ計測手段と、前記輪郭計測手段により得られた奥
行き情報と前記ステレオ計測手段により得られた奥行き
情報とに基づいて前記被写体の各部位の奥行き情報を求
める統合手段とを備えたことを特徴とする。
に本発明の請求項1の画像情報入出力装置は、被写体を
撮像し該被写体の各部位の奥行き情報を得る画像情報入
出力装置において、前記被写体の画像を複数の視点に投
影し、該投影された複数の画像の輪郭に基づき前記被写
体の各部位の奥行き情報を求める輪郭計測手段と、前記
被写体を二つの視点により撮像し、該二つの視点により
撮像された被写体の二つの画像から前記二つの視点の視
差を用いて前記被写体の各部位の奥行き情報を求めるス
テレオ計測手段と、前記輪郭計測手段により得られた奥
行き情報と前記ステレオ計測手段により得られた奥行き
情報とに基づいて前記被写体の各部位の奥行き情報を求
める統合手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の画像情報入出力装置は、上記請求項1の構成におい
て、前記統合手段は、前記被写体の各部位に関して、前
記輪郭計測手段により得られた奥行き情報及び前記ステ
レオ計測手段により得られた奥行き情報を取捨選択する
取捨選択手段を備えたことを特徴とする。
2の画像情報入出力装置は、上記請求項1の構成におい
て、前記統合手段は、前記被写体の各部位に関して、前
記輪郭計測手段により得られた奥行き情報及び前記ステ
レオ計測手段により得られた奥行き情報を取捨選択する
取捨選択手段を備えたことを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の画像情報入出力装置は、上記請求項2の構成におい
て、前記取捨選択手段は、前記被写体の略同一部位に関
して、前記輪郭計測手段により得られた奥行き情報及び
前記ステレオ計測手段により得られた奥行き情報のうち
外側に係るものを除去することを特徴とする。
3の画像情報入出力装置は、上記請求項2の構成におい
て、前記取捨選択手段は、前記被写体の略同一部位に関
して、前記輪郭計測手段により得られた奥行き情報及び
前記ステレオ計測手段により得られた奥行き情報のうち
外側に係るものを除去することを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の画像情報入出力方法は、被写体を撮像し該被写体の
各部位の奥行き情報を得る画像情報入出力方法におい
て、前記被写体の画像を複数の視点に投影し、該投影さ
れた複数の画像の輪郭に基づき前記被写体の各部位の奥
行き情報を求める輪郭計測段階と、前記被写体を二つの
視点により撮像し、該二つの視点により撮像された被写
体の二つの画像から前記二つの視点の視差を用いて前記
被写体の各部位の奥行き情報を求めるステレオ計測段階
と、前記輪郭計測段階により得られた奥行き情報と前記
ステレオ計測段階により得られた奥行き情報とに基づい
て前記被写体の各部位の奥行き情報を求める統合段階と
を含むことを特徴とする。
4の画像情報入出力方法は、被写体を撮像し該被写体の
各部位の奥行き情報を得る画像情報入出力方法におい
て、前記被写体の画像を複数の視点に投影し、該投影さ
れた複数の画像の輪郭に基づき前記被写体の各部位の奥
行き情報を求める輪郭計測段階と、前記被写体を二つの
視点により撮像し、該二つの視点により撮像された被写
体の二つの画像から前記二つの視点の視差を用いて前記
被写体の各部位の奥行き情報を求めるステレオ計測段階
と、前記輪郭計測段階により得られた奥行き情報と前記
ステレオ計測段階により得られた奥行き情報とに基づい
て前記被写体の各部位の奥行き情報を求める統合段階と
を含むことを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の画像情報入出力方法は、被写体の画像を複数の視点
に投影し、該投影された複数の画像の輪郭の外側に係る
座標情報を前記被写体を含む空間の各座標を表現する空
間座標情報から除去することにより、前記空間座標情報
に残された座標情報から前記被写体の三次元形状を把握
することを特徴とする。
5の画像情報入出力方法は、被写体の画像を複数の視点
に投影し、該投影された複数の画像の輪郭の外側に係る
座標情報を前記被写体を含む空間の各座標を表現する空
間座標情報から除去することにより、前記空間座標情報
に残された座標情報から前記被写体の三次元形状を把握
することを特徴とする。
【0018】ここで、「奥行き」とは、被写体各部位の
視点からの距離を意味する。
視点からの距離を意味する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0020】以下に、本発明の実施の一形態に係る画像
情報入出力装置を説明する。
情報入出力装置を説明する。
【0021】まず、図2〜図4を用いて画像情報入出力
装置の構成を説明し、次に図5〜図13を用いて奥行き
情報抽出処理について説明した上で、最後に図1を用い
て奥行き情報の統合処理について説明する。
装置の構成を説明し、次に図5〜図13を用いて奥行き
情報抽出処理について説明した上で、最後に図1を用い
て奥行き情報の統合処理について説明する。
【0022】図2は、本実施の形態に係る画像情報入出
力装置と、その周辺環境の概略を示すブロック図であ
る。
力装置と、その周辺環境の概略を示すブロック図であ
る。
【0023】同図において、画像情報入出力装置20に
は撮像ヘッド部(カメラヘッド)1の他、カメラ姿勢位
置検知部4、画像メモリ5、奥行き情報演算部6及び2
次元画像データ演算部7から成る処理部21が含まれ
る。
は撮像ヘッド部(カメラヘッド)1の他、カメラ姿勢位
置検知部4、画像メモリ5、奥行き情報演算部6及び2
次元画像データ演算部7から成る処理部21が含まれ
る。
【0024】撮像ヘッド部1は、撮像開始の位置A0か
ら撮像終了の位置Anまで、円弧状に移動しながら検出
対象である被写体2を撮像する。左側の撮像レンズ10
0Lの撮像範囲は円弧10Lで、右側の撮像レンズ10
0Rの撮像範囲は円弧10Rで示されている。照明部2
00は、撮像環境に応じて照明光を被写体2に照射す
る。また、被写体2の背後には、パッド(以下「背面」
という)3が配置される。
ら撮像終了の位置Anまで、円弧状に移動しながら検出
対象である被写体2を撮像する。左側の撮像レンズ10
0Lの撮像範囲は円弧10Lで、右側の撮像レンズ10
0Rの撮像範囲は円弧10Rで示されている。照明部2
00は、撮像環境に応じて照明光を被写体2に照射す
る。また、被写体2の背後には、パッド(以下「背面」
という)3が配置される。
【0025】カメラ姿勢位置検知部4は、ジャイロ等の
センサにより角度情報を算出すると共に、背面3から得
られる情報に基づく画像処理により、姿勢・位置情報を
算出することにより、撮像系の姿勢・位置を検知する。
センサにより角度情報を算出すると共に、背面3から得
られる情報に基づく画像処理により、姿勢・位置情報を
算出することにより、撮像系の姿勢・位置を検知する。
【0026】なお、撮像ヘッド部1によるA0−An間
の各撮像地点における位置の情報は、このカメラ姿勢位
置検知部4から周辺機器等へ送出される。
の各撮像地点における位置の情報は、このカメラ姿勢位
置検知部4から周辺機器等へ送出される。
【0027】画像メモリ5は、撮像ヘッド1で得られた
画像情報とカメラ姿勢位置検知部4で得られた撮像ヘッ
ド部1の位置情報とを記憶する。
画像情報とカメラ姿勢位置検知部4で得られた撮像ヘッ
ド部1の位置情報とを記憶する。
【0028】奥行き情報演算部6は、画像メモリ5に記
憶された上記画像情報、位置情報に基づき被写体2の立
体形状を演算する。
憶された上記画像情報、位置情報に基づき被写体2の立
体形状を演算する。
【0029】2次元画像データ演算部7は、上記演算さ
れた被写体2の立体形状に係る三次元情報に基づいて、
任意の視点から見た場合の被写体2について、使用者の
指定する画像形態での2次元画像情報を演算する。
れた被写体2の立体形状に係る三次元情報に基づいて、
任意の視点から見た場合の被写体2について、使用者の
指定する画像形態での2次元画像情報を演算する。
【0030】次に、本装置の使用時の処理を略説する。
【0031】まず使用者は、撮像ヘッド部1を被写体2
に向け図示しないレリーズボタンを操作すると、被写体
2の撮像が行われ、最初の画像情報が画像メモリに5に
記憶される。
に向け図示しないレリーズボタンを操作すると、被写体
2の撮像が行われ、最初の画像情報が画像メモリに5に
記憶される。
【0032】次に使用者が撮像ヘッド部1を、被写体2
を中心に位置A0から位置Anへ移動させる。位置A0
からAnへ移動している最中に、位置A0に対して撮像
ヘッド部1の位置および撮像方向が所定量変化したこと
をカメラ姿勢検知部4が検知すると、次に2度目の撮像
が行なわれ、以下順々にn度目まで同様に撮像が行われ
る。
を中心に位置A0から位置Anへ移動させる。位置A0
からAnへ移動している最中に、位置A0に対して撮像
ヘッド部1の位置および撮像方向が所定量変化したこと
をカメラ姿勢検知部4が検知すると、次に2度目の撮像
が行なわれ、以下順々にn度目まで同様に撮像が行われ
る。
【0033】例えば3°毎の角度間隔で撮像されるとす
ると、位置A0〜Anが180°である場合には、合計
60回撮像されることになる。角度間隔の設定は、ジャ
イロ等の性能及び求めたい奥行き情報の分解能から決定
する。例えばジャイロの検出能力が90°/secなら
ば、3°/フレーム速度と設定する。
ると、位置A0〜Anが180°である場合には、合計
60回撮像されることになる。角度間隔の設定は、ジャ
イロ等の性能及び求めたい奥行き情報の分解能から決定
する。例えばジャイロの検出能力が90°/secなら
ば、3°/フレーム速度と設定する。
【0034】被写体2の画像情報は、カメラ姿勢位置検
知部4により得られた撮像ヘッド部1の位置A0に対す
る位置の変位量及び撮像方向の変位量と共に、画像メモ
リ5に記憶される。そして、この位置の変位量および方
向の変位量の少なくとも一方が所定量より大きい場合に
は、警告が行われる。
知部4により得られた撮像ヘッド部1の位置A0に対す
る位置の変位量及び撮像方向の変位量と共に、画像メモ
リ5に記憶される。そして、この位置の変位量および方
向の変位量の少なくとも一方が所定量より大きい場合に
は、警告が行われる。
【0035】この撮像動作が数回繰り返され、被写体2
の奥行き情報を演算するのに十分な数の画像情報が得ら
れると、図示しない撮影終了検知器等でその旨が使用者
に知らされ、撮像が終了する。
の奥行き情報を演算するのに十分な数の画像情報が得ら
れると、図示しない撮影終了検知器等でその旨が使用者
に知らされ、撮像が終了する。
【0036】次に、奥行き情報演算部6では画像メモリ
5に記憶された画像情報とそれぞれの画像データに対応
する撮像ヘッド部1の位置情報とから、被写体2の三次
元画像情報が演算される。2次元画像データ演算部7
は、画像情報入出力装置20に接続された操作部11に
より指定された画像形態で、かつ被写体2を最初に撮影
した位置A0から見た場合の二次元画像情報を、被写体
2の三次元画像情報に基づき演算し、操作部11に接続
されたモニタ8に表示させる。
5に記憶された画像情報とそれぞれの画像データに対応
する撮像ヘッド部1の位置情報とから、被写体2の三次
元画像情報が演算される。2次元画像データ演算部7
は、画像情報入出力装置20に接続された操作部11に
より指定された画像形態で、かつ被写体2を最初に撮影
した位置A0から見た場合の二次元画像情報を、被写体
2の三次元画像情報に基づき演算し、操作部11に接続
されたモニタ8に表示させる。
【0037】使用者は、操作部11を操作して、2次元
画像データ演算部7に操作に応じた演算を行わせること
により、二次元画像情報を、被写体2を任意の視点から
見た場合の情報に変更することができる。さらに、操作
部11の操作により、モニタ8に表示される被写体2の
画像形態を変更することができる。
画像データ演算部7に操作に応じた演算を行わせること
により、二次元画像情報を、被写体2を任意の視点から
見た場合の情報に変更することができる。さらに、操作
部11の操作により、モニタ8に表示される被写体2の
画像形態を変更することができる。
【0038】なお、プリンタ9は処理部21及び操作部
11に接続され、各種情報を印刷出力する。また、画像
情報入出力装置20及び文章データ作成部1001に接
続されたデータ合成部1000は、画像情報入出力装置
20から送られてきた画像情報と文章データ作成部10
01により作成され送られてきた文書ファイルとを合成
する。
11に接続され、各種情報を印刷出力する。また、画像
情報入出力装置20及び文章データ作成部1001に接
続されたデータ合成部1000は、画像情報入出力装置
20から送られてきた画像情報と文章データ作成部10
01により作成され送られてきた文書ファイルとを合成
する。
【0039】図3は、本実施の形態に係る画像情報入出
力装置の全体構成図であり、図2の撮像ヘッド部1及び
処理部21の構成要素を詳細に示したものである。
力装置の全体構成図であり、図2の撮像ヘッド部1及び
処理部21の構成要素を詳細に示したものである。
【0040】同図中、図2と同一の要素には同一符号を
付してある。
付してある。
【0041】システムコントローラ210には、照明部
200、カメラ姿勢位置検知部4、ズーム制御部106
L,106R、フォーカス制御部107L,107R、
絞り制御部108L,108R、発音体97、イメージ
センサドライバ102L1,102R1、映像信号処理
部104L,104R、被写体分離部105L,105
R、合焦検出部270、画像処理部220、レリーズボ
タン230、外部入力I/F(インタフェイス)部76
0、オーバラップ検出部92が接続され、システムコン
トローラ210は、これら全体を制御する。
200、カメラ姿勢位置検知部4、ズーム制御部106
L,106R、フォーカス制御部107L,107R、
絞り制御部108L,108R、発音体97、イメージ
センサドライバ102L1,102R1、映像信号処理
部104L,104R、被写体分離部105L,105
R、合焦検出部270、画像処理部220、レリーズボ
タン230、外部入力I/F(インタフェイス)部76
0、オーバラップ検出部92が接続され、システムコン
トローラ210は、これら全体を制御する。
【0042】レリーズボタン230が押下されると、被
写体からの光像は、ズームレンズからなる撮像レンズ1
00L,100Rを経て絞り101L,101Rによっ
て絞られ、CCD等を用いてイメージセンサ102L
2,102R2により電気信号に交換される。なお、イ
メージセンサ102L2,102R2は、それぞれに接
続されたイメージセンサドライバ102L1,102R
1を介して制御される。
写体からの光像は、ズームレンズからなる撮像レンズ1
00L,100Rを経て絞り101L,101Rによっ
て絞られ、CCD等を用いてイメージセンサ102L
2,102R2により電気信号に交換される。なお、イ
メージセンサ102L2,102R2は、それぞれに接
続されたイメージセンサドライバ102L1,102R
1を介して制御される。
【0043】上記電気信号は、イメージセンサ102L
2,102R2に接続されたA/D変換部103L,1
03Rによってアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れ、A/D変換部103Lに接続されたメモリ83及び
メモリ85、並びにA/D変換部103Rに接続された
メモリ73及びメモリ75にそれぞれ格納される。
2,102R2に接続されたA/D変換部103L,1
03Rによってアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れ、A/D変換部103Lに接続されたメモリ83及び
メモリ85、並びにA/D変換部103Rに接続された
メモリ73及びメモリ75にそれぞれ格納される。
【0044】メモリ83,85及びメモリ73,75に
格納されたデジタル信号は、映像信号処理部104L及
び映像信号処理部104Rによって適切な形態の輝度信
号及び色信号から成る映像信号に変換される。
格納されたデジタル信号は、映像信号処理部104L及
び映像信号処理部104Rによって適切な形態の輝度信
号及び色信号から成る映像信号に変換される。
【0045】上記変換された映像信号は、映像信号処理
部104L,104Rに接続された被写体分離部105
L,105Rによって立体形状情報として抽出されるべ
き被写体2の信号と背面3の信号とに分離される。
部104L,104Rに接続された被写体分離部105
L,105Rによって立体形状情報として抽出されるべ
き被写体2の信号と背面3の信号とに分離される。
【0046】ここで、分離は例えば次のようにして行
う。
う。
【0047】予め背面3を撮像してその画像情報をメモ
リに保持しておき、その後被写体2を上記背面3の前部
に配置して被写体2ごと撮像する。そして、メモリに保
持された背面3のみの画像とのマッチング処理及び差分
処理を施すことにより背面領域のみを分離する。なお、
分離の方法はこれに限るものでなく、色またはテクスチ
ャの情報を基に分離するようにしてもよい。
リに保持しておき、その後被写体2を上記背面3の前部
に配置して被写体2ごと撮像する。そして、メモリに保
持された背面3のみの画像とのマッチング処理及び差分
処理を施すことにより背面領域のみを分離する。なお、
分離の方法はこれに限るものでなく、色またはテクスチ
ャの情報を基に分離するようにしてもよい。
【0048】このようにして分離された被写体2の映像
信号は、被写体分離部105L,105Rに接続された
画像処理部220により、撮像時のパラメータに基づく
奥行き情報の抽出処理(以下「第1処理」といい、詳細
は後述する)が施された後、記録部250に記録され
る。
信号は、被写体分離部105L,105Rに接続された
画像処理部220により、撮像時のパラメータに基づく
奥行き情報の抽出処理(以下「第1処理」といい、詳細
は後述する)が施された後、記録部250に記録され
る。
【0049】一方、映像信号処理部104L,104R
で得られた輝度信号及び色信号から成る映像信号は、画
像処理部220により、視差を用いた奥行き情報の抽出
処理(以下「第2処理」といい、詳細は後述する)が施
された後、記録部250に記録される。
で得られた輝度信号及び色信号から成る映像信号は、画
像処理部220により、視差を用いた奥行き情報の抽出
処理(以下「第2処理」といい、詳細は後述する)が施
された後、記録部250に記録される。
【0050】そして、上記第1処理及び第2処理により
得られた奥行き情報を、システムコントローラ210の
制御により画像処理部220にて、取捨選択することに
より統合し、被写体2全体の最終的奥行き情報を求める
(後述)。
得られた奥行き情報を、システムコントローラ210の
制御により画像処理部220にて、取捨選択することに
より統合し、被写体2全体の最終的奥行き情報を求める
(後述)。
【0051】また、被写体分離部105L,105Rに
接続された合焦検出部270により、合焦が行われる。
接続された合焦検出部270により、合焦が行われる。
【0052】焦点距離の設定は、次のようにして行う。
【0053】まず、距離情報は下記数式1により表わさ
れる。
れる。
【0054】
【数1】Z=fb/d ここに、Zは視点と被写体2との距離を、fは焦点距離
を、bは基線長を、dは二つの視点の視差を示す。視差
により決まる距離分離能をパラメータとして考え、下記
数式2を得る。
を、bは基線長を、dは二つの視点の視差を示す。視差
により決まる距離分離能をパラメータとして考え、下記
数式2を得る。
【0055】
【数2】∂Z/∂d=−fb/d2 よって、焦点距離は、下記数式3により与えられる。
【0056】
【数3】f=(−d2/b)・(∂Z/∂d) また、外部入力I/F760を介してコンピュータ等か
ら分解能を設定し、この値に基づいて、焦点距離fを設
定することも可能である。
ら分解能を設定し、この値に基づいて、焦点距離fを設
定することも可能である。
【0057】この他、表示部240は、映像信号処理部
104L,104Rに接続され、種々の画像情報を出力
表示する。
104L,104Rに接続され、種々の画像情報を出力
表示する。
【0058】また、オーバーラップ検出部92は、メモ
リ73,75,83,85に接続されている。
リ73,75,83,85に接続されている。
【0059】図4は、システムコントローラ210の構
成を示すブロック図である。同図に示すように、システ
ムコントローラ210は、マイクロコンピュータ900
に、画像情報の演算処理を行う画像演算処理部920
と、画像情報を格納するメモリ910とがバスにて接続
されている。
成を示すブロック図である。同図に示すように、システ
ムコントローラ210は、マイクロコンピュータ900
に、画像情報の演算処理を行う画像演算処理部920
と、画像情報を格納するメモリ910とがバスにて接続
されている。
【0060】以下に、第1処理を図5〜図7を用いて説
明する。
明する。
【0061】図5は、本実施の形態において、第1処理
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【0062】同図中、1120は空間を所定の座標間隔
で区切ったボクセル空間であり、三次元座標(X,Y,
Z)により各ボクセルが表現される。ボクセル空間11
20は、球形状の被写体2全体を内包し、被写体2表面
の各部位の位置情報は、カメラの主点1110からの奥
行き情報として三次元座標により表現される。
で区切ったボクセル空間であり、三次元座標(X,Y,
Z)により各ボクセルが表現される。ボクセル空間11
20は、球形状の被写体2全体を内包し、被写体2表面
の各部位の位置情報は、カメラの主点1110からの奥
行き情報として三次元座標により表現される。
【0063】また、1100は、得られた画像に前述し
た手法により被写体2と背面3との分離処理が施された
背景分離画像であり、被写体画像1101と背景画像1
102とから成る。
た手法により被写体2と背面3との分離処理が施された
背景分離画像であり、被写体画像1101と背景画像1
102とから成る。
【0064】ここで、背景分離画像1100は、画像の
各部分について、被写体2を表す部分か背面3を表す部
分かが判断されたものであり、上記分離処理の後に、例
えば被写体2を表す部分の画像情報にはフラグ「1」を
付加すると共に、背面3を表わす部分の画像情報にはフ
ラグ「0」を付加することにより得ることができる。
各部分について、被写体2を表す部分か背面3を表す部
分かが判断されたものであり、上記分離処理の後に、例
えば被写体2を表す部分の画像情報にはフラグ「1」を
付加すると共に、背面3を表わす部分の画像情報にはフ
ラグ「0」を付加することにより得ることができる。
【0065】線分1130〜1134は、分離された被
写体画像の輪郭部から主点1110を通り、被写体2に
接する。被写体2の表面上の点P1,P2,P3,P
4,P5は、被写体画像1101の輪郭上の点p1,p
2,p3,p4,p5に対応し、それぞれ線分113
0,1131,1132,1133,1134により結
ばれる。
写体画像の輪郭部から主点1110を通り、被写体2に
接する。被写体2の表面上の点P1,P2,P3,P
4,P5は、被写体画像1101の輪郭上の点p1,p
2,p3,p4,p5に対応し、それぞれ線分113
0,1131,1132,1133,1134により結
ばれる。
【0066】第1処理は、ボクセル空間1120から被
写体2の輪郭の外部を除去することにより行う。すなわ
ち、外側のボクセルデータを多数の線分で切るのであ
る。これは、例えば線分1130〜1134よりも外側
にあるボクセルは、被写体部分ではないものとして扱
い、内側のボクセルのみで形成される立体形状が被写体
2の形状であるとみなすことを意味する。具体的な処理
は、各ボクセルについて、フラグを立て、例えばフラグ
「0」ならそのボクセルの座標情報をボクセル空間11
20の空間座標から除去し、フラグ「1」なら採用する
ことにより行う。
写体2の輪郭の外部を除去することにより行う。すなわ
ち、外側のボクセルデータを多数の線分で切るのであ
る。これは、例えば線分1130〜1134よりも外側
にあるボクセルは、被写体部分ではないものとして扱
い、内側のボクセルのみで形成される立体形状が被写体
2の形状であるとみなすことを意味する。具体的な処理
は、各ボクセルについて、フラグを立て、例えばフラグ
「0」ならそのボクセルの座標情報をボクセル空間11
20の空間座標から除去し、フラグ「1」なら採用する
ことにより行う。
【0067】図6は、第1処理による座標情報除去処理
を模式的に示したものであり、被写体2の断面図を示し
たものである。本図では、説明を容易化するため、被写
体2を撮像するカメラを二次元的に移動させ、同一平面
内で処理を行った場合について示している。
を模式的に示したものであり、被写体2の断面図を示し
たものである。本図では、説明を容易化するため、被写
体2を撮像するカメラを二次元的に移動させ、同一平面
内で処理を行った場合について示している。
【0068】同図中、(a)の1210はボクセル空間
の一部(平面で捉えたものである)であり、その中に平
面体としての被写体2がある。
の一部(平面で捉えたものである)であり、その中に平
面体としての被写体2がある。
【0069】本図では撮像する視点は4つとし、各カメ
ラの主点1200〜1203がそれに該当する。
ラの主点1200〜1203がそれに該当する。
【0070】被写体2の画像は各主点1200〜120
3を経て、イメージセンサ120L2等の断面1240
〜1243に投影される。
3を経て、イメージセンサ120L2等の断面1240
〜1243に投影される。
【0071】被写体2の輪郭に接する線分1220〜1
227は、被写体2の内側の境界線となる。線分122
0,1221は主点1200を通り、線分1222,1
223は主点1201を通り、線分1224,1225
は主点1202を通り、線分1226,1227は主点
1203を通る。
227は、被写体2の内側の境界線となる。線分122
0,1221は主点1200を通り、線分1222,1
223は主点1201を通り、線分1224,1225
は主点1202を通り、線分1226,1227は主点
1203を通る。
【0072】ここで、各線分1200〜1207により
被写体2の外側の部分をボクセル空間の一部1210か
ら除去すると、同図に示す交点a,b,c,d,e,
f,g,hで囲まれた領域1230が、境界線の内側と
して残る。同図の(b)は、本処理が施された領域を抽
出し、被写体2の真の領域1231をオーバラップさせ
て示したものである。
被写体2の外側の部分をボクセル空間の一部1210か
ら除去すると、同図に示す交点a,b,c,d,e,
f,g,hで囲まれた領域1230が、境界線の内側と
して残る。同図の(b)は、本処理が施された領域を抽
出し、被写体2の真の領域1231をオーバラップさせ
て示したものである。
【0073】このような処理を三次元的に行うことで、
被写体2の立体的輪郭を把握できる。
被写体2の立体的輪郭を把握できる。
【0074】なお、このような処理は、ボクセル空間側
から投影画像を見て、三次元的に行うこともできる。す
なわち、例えばボクセル空間内のある座標から、逆に主
点1110を通る線分を計算すると共に、その座標に係
る点が背景分離画像1100のどこに投影されるかを計
算し、その投影点が被写体画像1101を示すかそれと
も背景画像1102を示すかを、フラグにより判断する
ようにしてもよい。そして、この処理をボクセル空間の
点(0,0,0)から(X0,Y0,Z0)まで、各点に
ついて行うのである。
から投影画像を見て、三次元的に行うこともできる。す
なわち、例えばボクセル空間内のある座標から、逆に主
点1110を通る線分を計算すると共に、その座標に係
る点が背景分離画像1100のどこに投影されるかを計
算し、その投影点が被写体画像1101を示すかそれと
も背景画像1102を示すかを、フラグにより判断する
ようにしてもよい。そして、この処理をボクセル空間の
点(0,0,0)から(X0,Y0,Z0)まで、各点に
ついて行うのである。
【0075】この処理は、以下のような算術処理により
行われる。
行われる。
【0076】まず、主点1110の座標を(a0,b0,
c0)とし、ボクセル空間座標(X,Y,Z)に対応す
る背景分離画像1100への投影点を(x,y)とする
と、投影点(x,y)は、下記数式4を介して、下記数
式5,6により求められる。
c0)とし、ボクセル空間座標(X,Y,Z)に対応す
る背景分離画像1100への投影点を(x,y)とする
と、投影点(x,y)は、下記数式4を介して、下記数
式5,6により求められる。
【0077】
【数4】
【0078】
【数5】x=fX′/Z′
【0079】
【数6】y=fY′/Z′ ここに、ωは、X軸に関し、Y軸からZ軸方向へ回転す
る方向へのねじれ角であり、θは、Y軸に関し、Z軸か
らX軸方向へ回転する方向へのねじれ角であり、φは、
Z軸に関し、X軸からY軸方向へ回転する方向へのねじ
れ角である。これらのねじれ角ω,θ,φは、カメラの
主点1110の座標系と、ボクセル空間1120の座標
系とのねじれ関係を示すパラメータである。
る方向へのねじれ角であり、θは、Y軸に関し、Z軸か
らX軸方向へ回転する方向へのねじれ角であり、φは、
Z軸に関し、X軸からY軸方向へ回転する方向へのねじ
れ角である。これらのねじれ角ω,θ,φは、カメラの
主点1110の座標系と、ボクセル空間1120の座標
系とのねじれ関係を示すパラメータである。
【0080】次に、投影点(x,y)のフラグを参照す
ることにより、当該ボクセルが被写体2の内部に属する
ものであるか否かを判別する。なお、x,yの値が整数
値でない場合は、その近傍領域からフラグを判断する。
そして、この処理を多視点から繰り返し行うことによ
り、被写体2の奥行き情報がボクセル空間1120の中
に抽出される。この処理の過程を、図7に示す。同図
中、図5と同一の要素には同一符号を付してある。
ることにより、当該ボクセルが被写体2の内部に属する
ものであるか否かを判別する。なお、x,yの値が整数
値でない場合は、その近傍領域からフラグを判断する。
そして、この処理を多視点から繰り返し行うことによ
り、被写体2の奥行き情報がボクセル空間1120の中
に抽出される。この処理の過程を、図7に示す。同図
中、図5と同一の要素には同一符号を付してある。
【0081】以上説明した第1処理により、被写体2の
輪郭を把握できる。
輪郭を把握できる。
【0082】以下に、図8〜図13を用いて、上記第2
処理について説明する。
処理について説明する。
【0083】図8は、第2処理により被写体2の奥行き
情報を抽出する手順を示すブロック図である。
情報を抽出する手順を示すブロック図である。
【0084】本処理は、いわゆるステレオ画像から奥行
き情報を求めるものである。ステレオ画像110は画像
メモリ5に蓄積されており、左画像と右画像とからな
る。
き情報を求めるものである。ステレオ画像110は画像
メモリ5に蓄積されており、左画像と右画像とからな
る。
【0085】ステレオ画像110は、エッジ抽出部11
1に入力され、後述する手法によりエッジが抽出された
エッジ画像が生成される。このエッジ画像は、エッジ画
像対応点抽出部113により、左右の画像中の各画素
が、互いにどのような対応関係になっているかが判断さ
れ、その対応関係の情報は矛盾排除処理部114に出力
される。
1に入力され、後述する手法によりエッジが抽出された
エッジ画像が生成される。このエッジ画像は、エッジ画
像対応点抽出部113により、左右の画像中の各画素
が、互いにどのような対応関係になっているかが判断さ
れ、その対応関係の情報は矛盾排除処理部114に出力
される。
【0086】一方、ステレオ画像110は、ステレオ画
像対応点抽出部112にも入力され、後述する手法に
て、ステレオ画像110の輝度値から各画素が互いにど
のような対応関係になっているかが判断されて、その対
応関係の情報が矛盾排除処理部114に出力される。
像対応点抽出部112にも入力され、後述する手法に
て、ステレオ画像110の輝度値から各画素が互いにど
のような対応関係になっているかが判断されて、その対
応関係の情報が矛盾排除処理部114に出力される。
【0087】矛盾排除処理部114では、エッジ画像対
応点抽出部113で求められた対応関係と、ステレオ画
像対応点抽出部112で求められた対応関係とを比較
し、両者に矛盾があるかどうかを判別する。そして、両
者に矛盾があるときは、対応関係の信頼性が低いものと
してその情報を排除する。このときの判断においては、
両者に適当に重み付けをするようにしてもよい。
応点抽出部113で求められた対応関係と、ステレオ画
像対応点抽出部112で求められた対応関係とを比較
し、両者に矛盾があるかどうかを判別する。そして、両
者に矛盾があるときは、対応関係の信頼性が低いものと
してその情報を排除する。このときの判断においては、
両者に適当に重み付けをするようにしてもよい。
【0088】矛盾排除処理部114の処理結果はオクル
ージョン領域判定処理部115に出力される。ここで
は、既に求められた対応点の個所と、対応点を求める途
中で使用されている相関の程度を表す指数、例えば残差
とにより、オクルージョン領域を判断される。これは、
対応点抽出処理により一応の結果は得られるが、その信
頼性をさらに高めるために行われるものである。
ージョン領域判定処理部115に出力される。ここで
は、既に求められた対応点の個所と、対応点を求める途
中で使用されている相関の程度を表す指数、例えば残差
とにより、オクルージョン領域を判断される。これは、
対応点抽出処理により一応の結果は得られるが、その信
頼性をさらに高めるために行われるものである。
【0089】相関の程度を表す指数としては相関係数ま
たは残差が用いられ、例えば残差が非常に大きいときや
相関係数が低いときは、対応関係の信頼性が低いと判断
される。そして、この信頼性の低い部分が、オクルージ
ョン領域または対応関係が存在しない領域として扱われ
る。
たは残差が用いられ、例えば残差が非常に大きいときや
相関係数が低いときは、対応関係の信頼性が低いと判断
される。そして、この信頼性の低い部分が、オクルージ
ョン領域または対応関係が存在しない領域として扱われ
る。
【0090】奥行き情報分布算出処理部116では、得
られた対応関係に基づいて、三角測量の原理により、被
写体2の奥行き情報が算出される。なお三角測量は、前
記数式1を用いて行う。
られた対応関係に基づいて、三角測量の原理により、被
写体2の奥行き情報が算出される。なお三角測量は、前
記数式1を用いて行う。
【0091】ステレオ画像110は、さらに特徴点抽出
部117にも入力され、背景部の特徴点が同定処理され
る。その処理結果は補正データ算出処理部118に出力
され、背景部の特徴点を利用して、撮像パラメータ,姿
勢及び移動関係が取得される。その際、ジャイロ880
による角度変化等の情報が補正データ算出処理部118
に出力される。
部117にも入力され、背景部の特徴点が同定処理され
る。その処理結果は補正データ算出処理部118に出力
され、背景部の特徴点を利用して、撮像パラメータ,姿
勢及び移動関係が取得される。その際、ジャイロ880
による角度変化等の情報が補正データ算出処理部118
に出力される。
【0092】ここで、上記ステレオ画像対応点抽出部1
12による対応点抽出処理方法の代表として、テンプレ
ートマッチング法について説明する。
12による対応点抽出処理方法の代表として、テンプレ
ートマッチング法について説明する。
【0093】図9は、ステレオ画像112によるテンプ
レートマッチング法を説明するための図である。
レートマッチング法を説明するための図である。
【0094】同図のように、例えば左画像からN×N画
素のテンプレート画像を切り出す。そしてこれを、右画
像から得られたM×M画素の入力画像内の探索領域(M
−N+1)2上で動かす。さらに、下記数式7に基づ
き、残差R(a1,b1)が最小となるようなテンプレ
ート画像の位置を求め、N×N画素のテンプレート画像
の中心画素を一致個所として求める。
素のテンプレート画像を切り出す。そしてこれを、右画
像から得られたM×M画素の入力画像内の探索領域(M
−N+1)2上で動かす。さらに、下記数式7に基づ
き、残差R(a1,b1)が最小となるようなテンプレ
ート画像の位置を求め、N×N画素のテンプレート画像
の中心画素を一致個所として求める。
【0095】
【数7】 ここで、(a1,b1)はN×N画素のテンプレート画
像の左上位置を示し、IR(a1,b1)(i,j)は右画像の
部分画像に、TL(i,j)は、左画像から切り出した
テンプレート画像に対応する。
像の左上位置を示し、IR(a1,b1)(i,j)は右画像の
部分画像に、TL(i,j)は、左画像から切り出した
テンプレート画像に対応する。
【0096】次に、エッジ抽出部111によるエッジ抽
出方法を説明する。エッジ抽出には、例えばロバートフ
ィルタ等の手法のほかゾーベルフィルタを用いることも
できる。
出方法を説明する。エッジ抽出には、例えばロバートフ
ィルタ等の手法のほかゾーベルフィルタを用いることも
できる。
【0097】ロバートフィルタによれば、入力画像をf
(i,j)とすると、出力画像をg(i,j)は下記数
式8または下記数式9により算出される。
(i,j)とすると、出力画像をg(i,j)は下記数
式8または下記数式9により算出される。
【0098】
【数8】 g(i,j)=[{f(i,j)-f(i+1,j+1)}2+{f(i+1,j)-f(i,j+1)2]1/2
【0099】
【数9】 g(i,j)=|{f(i,j)-f(i+1,j+1)}|+|{f(i+1,j)-f(i,j+1)}| ゾーベルフィルタによれば、下記数式10及び数式11
によりマトリックスfx,fyを得た後、下記数式12
によりエッジの強さの方向を表わす指数θ1が算出され
る。
によりマトリックスfx,fyを得た後、下記数式12
によりエッジの強さの方向を表わす指数θ1が算出され
る。
【0100】
【数10】
【0101】
【数11】
【0102】
【数12】θ1=tan-1(fy/fx) このようにして、エッジ部が強調された画像に対し二値
化処理を行いエッジ成分を抽出する。なお、二値化処理
は適当な閾値を用いて行う。
化処理を行いエッジ成分を抽出する。なお、二値化処理
は適当な閾値を用いて行う。
【0103】以上のような処理によりステレオ画像に基
づいて求められた奥行き情報を、図10に示す。
づいて求められた奥行き情報を、図10に示す。
【0104】同図において、図5と同一要素には同一符
号を付してその説明を省略する。同図中、点Q1〜Q
7は、奥行き情報が求められた点を示し、点q1〜q
7は、各点Q1〜Q7に対応する背景分離画像1100中
の投影点を示す。また、左右の画像から得られた2つの
背景分離画像の中心間の距離を基線長Bとする。
号を付してその説明を省略する。同図中、点Q1〜Q
7は、奥行き情報が求められた点を示し、点q1〜q
7は、各点Q1〜Q7に対応する背景分離画像1100中
の投影点を示す。また、左右の画像から得られた2つの
背景分離画像の中心間の距離を基線長Bとする。
【0105】次に、多視点においてステレオ画像から得
られた奥行き情報の統合処理を、図11〜図13に基づ
き説明する。
られた奥行き情報の統合処理を、図11〜図13に基づ
き説明する。
【0106】図11は、第2処理における奥行き情報統
合処理の手順を示すブロック図である。
合処理の手順を示すブロック図である。
【0107】例えば同図に示す第1の視点tによる奥行
き情報Zt、次に第2の視点t+δtによる奥行き情報
Zt+δtというように、1対のステレオ画像からは、奥
行き情報120が時々刻々と生成される。
き情報Zt、次に第2の視点t+δtによる奥行き情報
Zt+δtというように、1対のステレオ画像からは、奥
行き情報120が時々刻々と生成される。
【0108】各視点による奥行き情報は、座標系変換部
121に入力され、カメラ姿勢位置検知部4からも入力
される位置情報を用いて、後述する手法により、任意の
統一された座標系に変換される。統一された座標系とし
て、例えば図5に示すようなボクセル空間と同様の座標
系を採用してもよい。統一された座標系への変換には、
アフィン変換等を用い、オイラー角が同一になるように
する。このように変換することにより、多視点で得られ
た奥行き情報の統合処理を容易にできるのである。
121に入力され、カメラ姿勢位置検知部4からも入力
される位置情報を用いて、後述する手法により、任意の
統一された座標系に変換される。統一された座標系とし
て、例えば図5に示すようなボクセル空間と同様の座標
系を採用してもよい。統一された座標系への変換には、
アフィン変換等を用い、オイラー角が同一になるように
する。このように変換することにより、多視点で得られ
た奥行き情報の統合処理を容易にできるのである。
【0109】上記統一された座標系に変換された各奥行
き情報は、奥行き情報統合部122にて、オクルージョ
ン領域情報送出部123からの情報をも用いて統合され
る。その処理の詳細は後述する。
き情報は、奥行き情報統合部122にて、オクルージョ
ン領域情報送出部123からの情報をも用いて統合され
る。その処理の詳細は後述する。
【0110】ここでいう「統合」とは、少なくとも二つ
以上の任意の視点による被写体2の奥行き情報120に
対して、各々の局所的なずれ量に係る情報を得て、得ら
れたずれ情報を基に、同一座標系から見た奥行き情報と
することをいい、同一点は同一であると判断すること、
求められた各点の座標の間を補間すること等により行わ
れる。
以上の任意の視点による被写体2の奥行き情報120に
対して、各々の局所的なずれ量に係る情報を得て、得ら
れたずれ情報を基に、同一座標系から見た奥行き情報と
することをいい、同一点は同一であると判断すること、
求められた各点の座標の間を補間すること等により行わ
れる。
【0111】なお、統合された奥行き情報及びオクルー
ジョン領域情報送出部からの情報は、表示部124によ
り表示される。
ジョン領域情報送出部からの情報は、表示部124によ
り表示される。
【0112】次に、奥行き情報統合部122による統合
処理を図12を用いて説明する。同図の(a)は、第1
の視点tにより得られた奥行き情報Zt(X,Y)を一
例として描いたものである。
処理を図12を用いて説明する。同図の(a)は、第1
の視点tにより得られた奥行き情報Zt(X,Y)を一
例として描いたものである。
【0113】(b)は、次の第2の視点t+δtにより
得られた奥行き情報Zt+δt(X,Y)を、統一された
方向から見た場合の奥行き情報Z′t+δt(X,Y)を
描いたものである。
得られた奥行き情報Zt+δt(X,Y)を、統一された
方向から見た場合の奥行き情報Z′t+δt(X,Y)を
描いたものである。
【0114】(c)は、(a)と(b)とを描いたもの
であり、奥行き情報Zt(X,Y)とZ′t+δt(X,
Y)とは局所的に(i0,j0)だけずれている。
であり、奥行き情報Zt(X,Y)とZ′t+δt(X,
Y)とは局所的に(i0,j0)だけずれている。
【0115】(d)は、(c)に対して奥行き情報Z′
t+δt(X,Y)を(−i0,−j0)だけシフトして
描いたものである。奥行き情報Z′t+δt(X,Y)を
シフトしたものは、点線で描いてある。
t+δt(X,Y)を(−i0,−j0)だけシフトして
描いたものである。奥行き情報Z′t+δt(X,Y)を
シフトしたものは、点線で描いてある。
【0116】ここで、上記シフト量を決定する量i0及
びj0は、次のように導出する。
びj0は、次のように導出する。
【0117】カメラ姿勢位置検知部4による検知輝度及
びステレオ画像からの奥行き抽出精度が高精度である場
合は、ずれ量Q(i,j)は小さな値となる。ずれ量Q
(i,j)は、下記数式13により算出される。
びステレオ画像からの奥行き抽出精度が高精度である場
合は、ずれ量Q(i,j)は小さな値となる。ずれ量Q
(i,j)は、下記数式13により算出される。
【0118】
【数13】 このずれ量Q(i,j)が最小となるような量i,jを
求め、それを量i0,j0とする。
求め、それを量i0,j0とする。
【0119】この量i0,j0によりシフトされ、
(d)のように重ねられた奥行き情報から、以下に説明
する同一点の排除及び中間点の補間の処理を行う。
(d)のように重ねられた奥行き情報から、以下に説明
する同一点の排除及び中間点の補間の処理を行う。
【0120】まず、同一点排除処理を説明する。
【0121】本処理では、互いの奥行き情報中、被写体
2の同一の点を示す情報がある場合には、いずれか一方
の情報を採用し、他方を排除する。これには情報量を削
減するという意義もある。対比される情報が同一の点を
示すか否かは下記数式14また数式15により判断し、
いずれか一方の式が成立する場合に同一と判断する。
2の同一の点を示す情報がある場合には、いずれか一方
の情報を採用し、他方を排除する。これには情報量を削
減するという意義もある。対比される情報が同一の点を
示すか否かは下記数式14また数式15により判断し、
いずれか一方の式が成立する場合に同一と判断する。
【0122】
【数14】(x0−x1)2+(y0−y1)2+(z0
−z1)2<ε1
−z1)2<ε1
【0123】
【数15】a2(x0−x1)2+b2(y0−y1)2
+c2(z0−z1)2<ε2 ここで、ε1,ε2は所定の基準値であり、a2,b
2,c2は係数である。例えばa2=b2=1とし、c
2=2とすることにより、距離の違いに対してより敏感
に判断することができる。
+c2(z0−z1)2<ε2 ここで、ε1,ε2は所定の基準値であり、a2,b
2,c2は係数である。例えばa2=b2=1とし、c
2=2とすることにより、距離の違いに対してより敏感
に判断することができる。
【0124】次に、中間点の補間処理を図13を用いて
説明する。
説明する。
【0125】同図は、説明を簡略化するために図12の
(d)の奥行き情報をZ−X平面に投影し、一次元で示
したものである。
(d)の奥行き情報をZ−X平面に投影し、一次元で示
したものである。
【0126】同図の(a)の白丸が奥行き情報Z
t(X,Y)を示し、黒丸が奥行き情報Z′t+δt(X,
Y)を(i0,j0)シフトした奥行き情報Z′t+δt
(X+i0,Y+j0)を示す。
t(X,Y)を示し、黒丸が奥行き情報Z′t+δt(X,
Y)を(i0,j0)シフトした奥行き情報Z′t+δt
(X+i0,Y+j0)を示す。
【0127】ここで行う補間は、例えば互いの奥行き情
報から中間点を採用する中間点補間とする。中間点補間
により求められた新たな奥行き情報Znewを、(b)
に白い四角で示す。
報から中間点を採用する中間点補間とする。中間点補間
により求められた新たな奥行き情報Znewを、(b)
に白い四角で示す。
【0128】補間方法としては、線形補間、スプライン
補間等を用いることができる。
補間等を用いることができる。
【0129】次に、撮像系の深度情報から得たフラグを
基に、各奥行き情報Znewの信頼性を判断する。例え
ば、撮像系の光学系の焦点深度情報を利用して、信頼性
の低い奥行き情報Znewは排除する。
基に、各奥行き情報Znewの信頼性を判断する。例え
ば、撮像系の光学系の焦点深度情報を利用して、信頼性
の低い奥行き情報Znewは排除する。
【0130】さらに、オクルージョン領域情報送出部1
23からの検知情報に基づき、各奥行き情報Znewを
取捨選択する。
23からの検知情報に基づき、各奥行き情報Znewを
取捨選択する。
【0131】以上説明した第2処理により、被写体2の
立体形状を把握できる。特に被写体2の凹部についても
奥行き情報を得ることが容易であるという利点がある。
立体形状を把握できる。特に被写体2の凹部についても
奥行き情報を得ることが容易であるという利点がある。
【0132】以下に、上述した第1処理で求めた奥行き
情報と第2処理で求めた奥行き情報とを統合する処理に
ついて、図1を用いて説明する。
情報と第2処理で求めた奥行き情報とを統合する処理に
ついて、図1を用いて説明する。
【0133】図1は、本実施の形態に係る画像情報入出
力装置において、奥行き情報取捨選択による統合処理を
説明するための図である。
力装置において、奥行き情報取捨選択による統合処理を
説明するための図である。
【0134】同図の(A)は、第1処理の模式図であ
り、図5をより簡略化して描いたものである。また、
(B)は、第2処理の模式図であり、図10をより簡略
化して描いたものである。
り、図5をより簡略化して描いたものである。また、
(B)は、第2処理の模式図であり、図10をより簡略
化して描いたものである。
【0135】本統合処理の説明を簡略化するため、特定
の断面について述べる。(A),(B)において、特定
断面を斜線で示し、その特定断面を上から(Y軸方向か
ら中心点方向へ)見た場合を(C),(D)に示す。
の断面について述べる。(A),(B)において、特定
断面を斜線で示し、その特定断面を上から(Y軸方向か
ら中心点方向へ)見た場合を(C),(D)に示す。
【0136】(C)は、第1処理の出力結果を示す斜線
の四角と、第2処理の出力結果を示す斜線の白丸とを単
純に組み合わせ、重ねて表示したものである。なお、こ
の斜線の白丸は、(B)の白丸に対応するものである。
の四角と、第2処理の出力結果を示す斜線の白丸とを単
純に組み合わせ、重ねて表示したものである。なお、こ
の斜線の白丸は、(B)の白丸に対応するものである。
【0137】本統合処理は、次の(1),(2),
(3)の手順により行う。
(3)の手順により行う。
【0138】(1)第2処理による奥行き情報のうち、
第1処理による奥行き情報よりも外側を示すものは除去
する。
第1処理による奥行き情報よりも外側を示すものは除去
する。
【0139】(2)第2処理による奥行き情報のうち、
第1処理による奥行き情報よりも内側、すなわち凹部を
表現できるものは採用すると共に、略同一部位に係る第
1処理による奥行き情報は除去する。
第1処理による奥行き情報よりも内側、すなわち凹部を
表現できるものは採用すると共に、略同一部位に係る第
1処理による奥行き情報は除去する。
【0140】(3)残された第1及び第2処理による奥
行き情報は、両者を互いに繋ぐように採用する。
行き情報は、両者を互いに繋ぐように採用する。
【0141】例えば、(C)の奥行き情報10001,
10002に着目すると、この情報に係る部位について
は、第1処理による奥行き情報よりも奥行き情報100
01,10002の方が外側を示している(飛び出して
いる)ことがわかる。この現象は、何らかの誤差による
ものと考えられるので、奥行き情報10001,100
02は採用せず除去する。
10002に着目すると、この情報に係る部位について
は、第1処理による奥行き情報よりも奥行き情報100
01,10002の方が外側を示している(飛び出して
いる)ことがわかる。この現象は、何らかの誤差による
ものと考えられるので、奥行き情報10001,100
02は採用せず除去する。
【0142】一方、奥行き情報10003のように、第
1処理による奥行き情報よりも内側を示す(引っ込んで
いる)情報は採用すると共に、同一部位に係る第1処理
による奥行き情報10004は除去する。
1処理による奥行き情報よりも内側を示す(引っ込んで
いる)情報は採用すると共に、同一部位に係る第1処理
による奥行き情報10004は除去する。
【0143】このように取捨選択するのは、第1処理及
び第2処理の性質を考慮したものである。すなわち、第
1処理は一般に被写体の凸部の抽出精度は高く、凹部の
抽出は困難である一方、第2処理は一般に被写体の凹部
についても抽出が容易である。従って、原則として凸部
については第1処理の結果を、凹部については第2処理
の結果を採用することにより、信頼性の高い奥行き情報
を得ることができるのである。
び第2処理の性質を考慮したものである。すなわち、第
1処理は一般に被写体の凸部の抽出精度は高く、凹部の
抽出は困難である一方、第2処理は一般に被写体の凹部
についても抽出が容易である。従って、原則として凸部
については第1処理の結果を、凹部については第2処理
の結果を採用することにより、信頼性の高い奥行き情報
を得ることができるのである。
【0144】このような統合処理の結果を(D)に示
す。本処理を三次元的に行うことにより、被写体2の立
体形状に忠実で、滑らかな奥行き情報を得ることができ
る。
す。本処理を三次元的に行うことにより、被写体2の立
体形状に忠実で、滑らかな奥行き情報を得ることができ
る。
【0145】なお、凹部の処理について、上記例では、
二つの奥行き情報10003が隣接している場合を説明
したが、両情報が離れているときは、情報の繋ぎ方を工
夫する。例えば、両情報の間隔が2画素(セル)以下の
場合は両者を繋ぎ、3画素以上の場合は、その3画素に
ついては第1処理の奥行き情報を採用して繋ぐようにす
る。
二つの奥行き情報10003が隣接している場合を説明
したが、両情報が離れているときは、情報の繋ぎ方を工
夫する。例えば、両情報の間隔が2画素(セル)以下の
場合は両者を繋ぎ、3画素以上の場合は、その3画素に
ついては第1処理の奥行き情報を採用して繋ぐようにす
る。
【0146】このように繋ぐことにより、より忠実で滑
らかな奥行き情報が得られる。
らかな奥行き情報が得られる。
【0147】なお、統合処理の手順は、前述した
(1),(2),(3)に限るものではない。例えば、
手順(3)に代えて、第1処理及び第2処理の互いの奥
行き情報を適当に重み付けをして補間したものを採用す
るようにしてもよい。
(1),(2),(3)に限るものではない。例えば、
手順(3)に代えて、第1処理及び第2処理の互いの奥
行き情報を適当に重み付けをして補間したものを採用す
るようにしてもよい。
【0148】これにより、第2処理の奥行き情報が離散
的(とびとび)である場合にも、滑らかな奥行き情報の
取得を確保できる。
的(とびとび)である場合にも、滑らかな奥行き情報の
取得を確保できる。
【0149】また、統合処理の手順は、前述した
(1),(2),(3)のうち、(2)に代えて、次の
手順を採用してもよい。すなわち、第2処理による奥行
き情報のうち、第1処理による奥行き情報よりも内側、
すなわち凹部を表現できるものがある場合には、両者の
中間点付近をその部位の奥行き情報として採用する。こ
れにより、奥行き情報をより滑らかにすることができ
る。
(1),(2),(3)のうち、(2)に代えて、次の
手順を採用してもよい。すなわち、第2処理による奥行
き情報のうち、第1処理による奥行き情報よりも内側、
すなわち凹部を表現できるものがある場合には、両者の
中間点付近をその部位の奥行き情報として採用する。こ
れにより、奥行き情報をより滑らかにすることができ
る。
【0150】以上説明したように、本実施の形態に係る
画像情報入出力装置によれば、第1処理及び第2処理の
いずれによっても被写体2の奥行き情報を得ることがで
き、さらに両者の特性を考慮して情報を統合することに
より、被写体2の立体形状に忠実で、滑らかな最終的奥
行き情報を得ることができる。また、あらゆる側面から
の精度の高い奥行き情報により、目的に応じた利用価値
の高い画像形態を得ることができる。
画像情報入出力装置によれば、第1処理及び第2処理の
いずれによっても被写体2の奥行き情報を得ることがで
き、さらに両者の特性を考慮して情報を統合することに
より、被写体2の立体形状に忠実で、滑らかな最終的奥
行き情報を得ることができる。また、あらゆる側面から
の精度の高い奥行き情報により、目的に応じた利用価値
の高い画像形態を得ることができる。
【0151】なお、本実施の形態において、第1処理及
び第2処理を直交空間座標を用いて行うようにしたが、
これに限るものでなく、極座標または円柱座標等の曲線
座標を用いて行うようにしてもよい。
び第2処理を直交空間座標を用いて行うようにしたが、
これに限るものでなく、極座標または円柱座標等の曲線
座標を用いて行うようにしてもよい。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る画像情報入出力装置によれば、輪郭計測手段によ
り被写体の画像が複数の視点に投影され、該投影された
複数の画像の輪郭に基づき前記被写体の各部位の奥行き
情報が求められ、ステレオ計測手段により前記被写体が
二つの視点により撮像され、該二つの視点により撮像さ
れた被写体の二つの画像から前記二つの視点の視差を用
いて前記被写体の各部位の奥行き情報が求められ、前記
輪郭計測手段により得られた奥行き情報と前記ステレオ
計測手段により得られた奥行き情報とに基づいて前記被
写体の各部位の奥行き情報が統合手段により求められる
ので、あらゆる被写体について、任意の視点からの高精
度で滑らかな奥行き情報を得ることができ、三次元形状
情報の利用価値を高めることができる。
に係る画像情報入出力装置によれば、輪郭計測手段によ
り被写体の画像が複数の視点に投影され、該投影された
複数の画像の輪郭に基づき前記被写体の各部位の奥行き
情報が求められ、ステレオ計測手段により前記被写体が
二つの視点により撮像され、該二つの視点により撮像さ
れた被写体の二つの画像から前記二つの視点の視差を用
いて前記被写体の各部位の奥行き情報が求められ、前記
輪郭計測手段により得られた奥行き情報と前記ステレオ
計測手段により得られた奥行き情報とに基づいて前記被
写体の各部位の奥行き情報が統合手段により求められる
ので、あらゆる被写体について、任意の視点からの高精
度で滑らかな奥行き情報を得ることができ、三次元形状
情報の利用価値を高めることができる。
【0153】本発明の請求項2に係る画像情報入出力装
置によれば、前記被写体の各部位に関して、前記輪郭計
測手段により得られた奥行き情報及び前記ステレオ計測
手段により得られた奥行き情報が取捨選択手段により取
捨選択されるので、より信頼性が高く被写体形状に忠実
な奥行き情報を得ることができる。
置によれば、前記被写体の各部位に関して、前記輪郭計
測手段により得られた奥行き情報及び前記ステレオ計測
手段により得られた奥行き情報が取捨選択手段により取
捨選択されるので、より信頼性が高く被写体形状に忠実
な奥行き情報を得ることができる。
【0154】本発明の請求項3に係る画像情報入出力装
置によれば、前記被写体の略同一部位に関して、前記輪
郭計測手段により得られた奥行き情報及び前記ステレオ
計測手段により得られた奥行き情報のうち外側に係るも
のが前記取捨選択手段により除去されるので、より信頼
性が高く被写体に忠実な奥行き情報を得ることができ
る。
置によれば、前記被写体の略同一部位に関して、前記輪
郭計測手段により得られた奥行き情報及び前記ステレオ
計測手段により得られた奥行き情報のうち外側に係るも
のが前記取捨選択手段により除去されるので、より信頼
性が高く被写体に忠実な奥行き情報を得ることができ
る。
【0155】本発明の請求項4に係る画像情報入出力方
法によれば、輪郭計測段階で被写体の画像が複数の視点
に投影され、該投影された複数の画像の輪郭に基づき前
記被写体の各部位の奥行き情報が求められ、ステレオ計
測段階で前記被写体が二つの視点により撮像され、該二
つの視点により撮像された被写体の二つの画像から前記
二つの視点の視差を用いて前記被写体の各部位の奥行き
情報が求められ、前記輪郭計測段階で得られた奥行き情
報と前記ステレオ計測段階で得られた奥行き情報とに基
づいて前記被写体の各部位の奥行き情報が統合段階で求
められるので、あらゆる被写体について、任意の視点か
らの高精度で滑らかな奥行き情報を得ることができ、三
次元形状情報の利用価値を高めることができる。
法によれば、輪郭計測段階で被写体の画像が複数の視点
に投影され、該投影された複数の画像の輪郭に基づき前
記被写体の各部位の奥行き情報が求められ、ステレオ計
測段階で前記被写体が二つの視点により撮像され、該二
つの視点により撮像された被写体の二つの画像から前記
二つの視点の視差を用いて前記被写体の各部位の奥行き
情報が求められ、前記輪郭計測段階で得られた奥行き情
報と前記ステレオ計測段階で得られた奥行き情報とに基
づいて前記被写体の各部位の奥行き情報が統合段階で求
められるので、あらゆる被写体について、任意の視点か
らの高精度で滑らかな奥行き情報を得ることができ、三
次元形状情報の利用価値を高めることができる。
【0156】本発明の請求項5に係る画像情報入出力方
法によれば、被写体の画像を複数の視点に投影され、該
投影された複数の画像の輪郭の外側に係る座標情報が前
記被写体を含む空間の各座標を表現する空間座標情報か
ら除去されることにより、前記空間座標情報に残された
座標情報から前記被写体の三次元形状が把握されるの
で、被写体の三次元形状を、簡易な構成で容易に把握で
きる。
法によれば、被写体の画像を複数の視点に投影され、該
投影された複数の画像の輪郭の外側に係る座標情報が前
記被写体を含む空間の各座標を表現する空間座標情報か
ら除去されることにより、前記空間座標情報に残された
座標情報から前記被写体の三次元形状が把握されるの
で、被写体の三次元形状を、簡易な構成で容易に把握で
きる。
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像情報入出力装
置において、奥行き情報の取捨選択による統合処理を説
明するための図である。
置において、奥行き情報の取捨選択による統合処理を説
明するための図である。
【図2】同実施の形態に係る画像情報入出力装置と、そ
の周辺環境の概略を示すブロック図である。
の周辺環境の概略を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態に係る画像情報入出力装置の全体
構成図である。
構成図である。
【図4】同装置に係る、システムコントローラの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】同実施の形態において、第1処理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図6】第1処理による座標情報除去処理に係る、被写
体断面図である。
体断面図である。
【図7】第1処理の処理過程を示す図である。
【図8】第2処理により被写体の奥行き情報を抽出する
手順を示すブロック図である。
手順を示すブロック図である。
【図9】第2処理におけるテンプレートマッチング法を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図10】第2処理を説明するための図である。
【図11】第2処理における奥行き情報統合処理の手順
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図12】第2処理において、奥行き情報統合部による
統合処理を説明するための図である。
統合処理を説明するための図である。
【図13】第2処理において、中間点補間処理を説明す
るための図である。
るための図である。
1 撮像ヘッド部 2 被写体 3 背面 4 カメラ姿勢位置検知部 5 画像メモリ 6 奥行き情報演算部 7 2次元画像データ演算部 100R 撮像レンズ 100L 撮像レンズ 102R2 イメージセンサ 102L2 イメージセンサ 104R 映像信号処理部 104L 映像信号処理部 105R 被写体分離部 105L 被写体分離部 210 システムコントローラ 220 画像処理部 900 マイクロコンピュータ 920 画像演算処理部 116 奥行き情報分布算出処理部 122 奥行き情報統合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 基博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 被写体を撮像し該被写体の各部位の奥行
き情報を得る画像情報入出力装置において、前記被写体
の画像を複数の視点に投影し、該投影された複数の画像
の輪郭に基づき前記被写体の各部位の奥行き情報を求め
る輪郭計測手段と、前記被写体を二つの視点により撮像
し、該二つの視点により撮像された被写体の二つの画像
から前記二つの視点の視差を用いて前記被写体の各部位
の奥行き情報を求めるステレオ計測手段と、前記輪郭計
測手段により得られた奥行き情報と前記ステレオ計測手
段により得られた奥行き情報とに基づいて前記被写体の
各部位の奥行き情報を求める統合手段とを備えたことを
特徴とする画像情報入出力装置。 - 【請求項2】 前記統合手段は、前記被写体の各部位に
関して、前記輪郭計測手段により得られた奥行き情報及
び前記ステレオ計測手段により得られた奥行き情報を取
捨選択する取捨選択手段を備えたことを特徴とする請求
項1記載の画像情報入出力装置。 - 【請求項3】 前記取捨選択手段は、前記被写体の略同
一部位に関して、前記輪郭計測手段により得られた奥行
き情報及び前記ステレオ計測手段により得られた奥行き
情報のうち外側に係るものを除去することを特徴とする
請求項2記載の画像情報入出力装置。 - 【請求項4】 被写体を撮像し該被写体の各部位の奥行
き情報を得る画像情報入出力方法において、前記被写体
の画像を複数の視点に投影し、該投影された複数の画像
の輪郭に基づき前記被写体の各部位の奥行き情報を求め
る輪郭計測段階と、前記被写体を二つの視点により撮像
し、該二つの視点により撮像された被写体の二つの画像
から前記二つの視点の視差を用いて前記被写体の各部位
の奥行き情報を求めるステレオ計測段階と、前記輪郭計
測段階により得られた奥行き情報と前記ステレオ計測段
階により得られた奥行き情報とに基づいて前記被写体の
各部位の奥行き情報を求める統合段階とを含むことを特
徴とする画像情報入出力方法。 - 【請求項5】 被写体の画像を複数の視点に投影し、該
投影された複数の画像の輪郭の外側に係る座標情報を前
記被写体を含む空間の各座標を表現する空間座標情報か
ら除去することにより、前記空間座標情報に残された座
標情報から前記被写体の三次元形状を把握することを特
徴とする画像情報入出力方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8057056A JPH09229648A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 画像情報入出力装置及び画像情報入出力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8057056A JPH09229648A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 画像情報入出力装置及び画像情報入出力方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09229648A true JPH09229648A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13044795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8057056A Pending JPH09229648A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 画像情報入出力装置及び画像情報入出力方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09229648A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007069724A1 (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-21 | Ihi Corporation | 三次元形状データの位置合わせ方法と装置 |
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- 1996-02-21 JP JP8057056A patent/JPH09229648A/ja active Pending
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