JPH09229957A - 回転制御装置 - Google Patents
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- JPH09229957A JPH09229957A JP8038232A JP3823296A JPH09229957A JP H09229957 A JPH09229957 A JP H09229957A JP 8038232 A JP8038232 A JP 8038232A JP 3823296 A JP3823296 A JP 3823296A JP H09229957 A JPH09229957 A JP H09229957A
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
い精度で回転状態を検出して確実に回転を制御できる回
転制御装置を提供する。 【解決手段】回転制御装置1は、逓倍回路2で回転検出
部20からの矩形波信号を合成して2逓倍周波数信号を生
成し、基準信号制御回路5Aにおいて発振器3で発生す
る基準クロック信号CLK1と逓倍回路2で生成された基準
逓倍信号との位相差に応じた信号が生成され、該信号は
大きな増幅度で増幅される。また、他信号制御回路5B
においてディレイ回路4で発生する遅延クロック信号CL
K2と逓倍回路2で生成された他の逓倍信号との位相差に
応じた信号が生成され、該信号は小さな増幅度で増幅さ
れる。各制御回路5A,5Bの出力信号は位相補償回路
6A,6Bを介して信号合成回路7で合成され、制御部
17でモータMを制御する信号に変換される。
Description
装置のドラム、ローラや、モータ装置等の回転状態を検
出して制御する装置に関し、特に、回転状態を示す検出
信号の位相補正を行う回転制御装置に関する。
る従来の回転検出手段としては、例えば、画像形成装置
のドラムやローラ等の回転状態を検出する検出器や、モ
ータの回転数を制御するために使用される検出器等があ
る。このような回転検出器では、通常、ドラム等の回転
体の回転状態を検出するためにスリットを用いたオプテ
ィカル・エンコーダが使用される。このスリットを用い
たオプティカル・エンコーダは、スリットの1つのエッ
ジにおいて発光素子から放射される光のON/OFF
(あるいは光の強弱)を受光素子で検出し、受光素子で
発生する信号の変化を基にドラムの回転数を求めるもの
である。
も、モータの回転数検出等にFGパターン・エンコーダ
が使用されることも多い。このFGパターン・エンコー
ダは、円周方向に多極着磁された磁気パターンをモータ
と共に回転させ、この磁気パターンの対向位置に形成さ
れた円周状くし歯形状の線路(FGパターン)に誘導起
電力を生じさせてモータの回転数を検出するものであ
る。
転状態を検出できることが要求される。このためには、
回転検出器で発生する回転状態を示す検出信号のパルス
数を多くして検出精度を高くすることが有効である。例
えば、オプティカル・エンコーダでは、複数のオプティ
カル・エンコーダを各検出信号の位相がずれるように配
設し、各々の検出信号から逓倍の検出信号を生成してパ
ルス数を増加させたものがある。また、FGパターン・
エンコーダでは、例えば、特開平4−140088号公
報等で開示された装置において、位相をずらした複数の
FGパターンを形成し、その複数のFGパターンで発生
する位相のずれた信号から逓倍の検出信号を生成して検
出精度を向上させたものがある。
複数の信号から逓倍の検出信号を生成して回転状態を検
出する場合、オプティカル・エンコーダでは、スリット
の精度等が原因で、予め設定した各検出信号の位相差に
誤差が発生してしまい検出精度が低下してしまう。
えば、FGパターンを形成する際の加工精度、各FGパ
ターンで発生した信号を波形成形する際の閾値の設定
や、各信号の振幅差等が原因で、オプティカル・エンコ
ーダの場合と同様に予め設定した位相差に誤差が生じ検
出精度が低下してしまう問題がある。例えば、各FGパ
ターンで発生した振幅に差異のある信号を波形成形する
場合について説明すると、図16(a)に示すように、発
生した信号は高周波のノイズ成分を含んでいる。この信
号についてグランドレベルを閾値として閾値判定を行う
と、信号の中心値がグランドレベルにならなくてもノイ
ズ成分を拾うことによって、波形成形後の信号にグリッ
ジ(チャタリング)が発生したり、立ち上がりや立ち下
がりの位置がずれたりする。このため、信号がグランド
レベルに達したことを確実に判定できなくなる。信号が
グランドレベルに達したことを確実に判定するために
は、閾値をグランドレベルよりもずらして設定する必要
が生じる。例えば、図16(b)に示すように、閾値をグ
ランドレベルよりも高くすれば、信号がグランドレベル
以上になったことを確実に判定できる。ところが、閾値
をグランドレベルよりも高くすると、FGパターンで発
生する信号の振幅の差異によって矩形波の立ち上がり及
び立ち下がりのエッジがずれて矩形波に位相ずれが発生
してしまう。図16(c)に、振幅に差異のある信号を波
形成形した後の信号を示す。また、図16(d)に示すよ
うに、立ち上がり時と立ち下がり時に個別の閾値を設け
てヒステリシスをつけた場合にも、閾値をグランドレベ
ルより高くした場合と同様に矩形波に位相ずれが発生す
る。図16(e)に、この場合の波形成形後の信号を示
す。
ンコーダやレゾルバ等の検出信号として正弦波を出力す
る従来の回転検出器では、検出信号を波形成形する場合
に、オフセット調整が正しく調整されていないと波形成
形後の信号のデューティが50%にならない。このような
信号から、例えば、逓倍の信号を合成すると信号の立ち
上がりと立ち下がりに位相差(ジッタ)が発生してしま
い、高い精度で回転検出することが難しいという問題が
ある。
なされたもので、回転状態を示す検出信号に位相差の誤
差が発生しても高い精度で回転状態を検出して確実に回
転を制御できる回転制御装置を提供することを目的とす
る。
の第1の発明では、回転体の回転状態に応じて発生する
予め設定した位相差を持たせた複数の検出信号に基づい
て、前記回転状態を検出して制御する回転制御装置であ
って、所定の周波数の基準クロック信号を発生するクロ
ック発生手段と、前記基準クロック信号を前記予め設定
した位相差に応じて遅延させた遅延クロック信号を発生
するクロック遅延手段と、前記複数の検出信号のうちの
いずれか1つの信号を基準信号とし、前記基準クロック
信号と前記基準信号との位相差を検出すると共に、前記
遅延クロック信号と前記他の検出信号との位相差を検出
し、該検出した各位相差に応じて前記回転体の回転状態
を示す回転検出信号を生成する回転検出信号生成手段
と、前記回転検出信号に応じて前記回転体の回転を制御
する第1の制御手段と、を備えて構成されることを特徴
とする。
に記載の発明の具体的な構成として、前記回転検出信号
生成手段が、前記複数の検出信号から複数の逓倍信号を
生成する逓倍信号生成手段と、前記複数の逓倍信号のう
ちのいずれか1つの信号を基準逓倍信号とし、前記基準
クロック信号と前記基準逓倍信号との位相差に応じた信
号を生成して、該信号を所定の増幅度で増幅して重み付
けを行う第1の基準信号制御手段と、前記遅延クロック
信号と前記他の逓倍信号との位相差に応じた信号を生成
して、該信号を前記所定の増幅度よりも小さい増幅度で
増幅して重み付けを行う第1の他信号制御手段と、前記
第1の基準信号制御手段及び前記第1の他信号制御手段
で生成された信号を合成して前記回転検出信号を生成す
る第1の信号合成手段と、を備えて構成されることを特
徴とする。
1に記載の発明の他の具体的な構成として、前記回転検
出信号生成手段は、前記複数の検出信号から複数の逓倍
信号を生成する逓倍信号生成手段と、前記複数の逓倍信
号のうちのいずれか1つの信号を基準逓倍信号とし、前
記基準クロック信号と前記基準逓倍信号との位相差に応
じた信号を生成して、該信号の直流成分及び交流成分を
出力する第2の基準信号制御手段と、前記遅延クロック
信号と前記他の逓倍信号との位相差に応じた信号を生成
して、該信号の交流成分のみを出力する第2の他信号制
御手段と、前記第2の基準信号制御手段及び前記第2の
他信号制御手段で生成された信号を合成して前記回転検
出信号を生成する第2の信号合成手段と、を備えて構成
されることを特徴とする。
基準クロック信号及び遅延クロック信号に基づいて検出
し、検出した位相差に基づいて、位相差の誤差の影響を
小さくした合成信号が生成されるようになる。また、請
求項4に記載の第2の発明では、回転体の回転状態に応
じて発生する予め設定した位相差を持たせた複数の検出
信号に基づいて、前記回転状態を検出して制御する回転
制御装置であって、前記複数の検出信号に基づいて当該
検出信号間の位相差を計測し、該位相差と前記予め設定
した位相差との誤差を検出する位相誤差検出手段と、該
位相誤差検出手段で検出した位相誤差に応じて補正検出
信号を生成する補正手段と、前記補正検出信号に応じて
前記回転体の回転を制御する第2の制御手段と、を備え
て構成されることを特徴とする。
成として、請求項5に記載の発明では、前記位相誤差検
出手段は、前記複数の検出信号から逓倍のパルス信号を
生成するパルス信号生成手段と、前記パルス信号の立ち
上がりから立ち下がりまでの第1のパルス間隔を計測す
る手段と、前記パルス信号の立ち下がりから立ち上がり
までの第2のパルス間隔を計測する手段と、前記第1の
パルス間隔と前記第2のパルス間隔とを比較して、前記
パルス信号のデューティ50%からのずれ量を求めるずれ
量検出手段とを含み、前記補正手段は、前記位相誤差検
出手段で検出された前記パルス信号のデューティ50%か
らのずれ量に応じて前記パルス信号を補正する構成であ
ることを特徴とする。
5に記載の発明において、前記位相誤差検出手段は、前
記パルス信号生成手段が、前記回転体を所定の回転数で
回転させた時に発生する検出信号から逓倍のパルス信号
を生成し、前記第1及び第2のパルス間隔を計測する手
段が、第1及び第2のパルス間隔を所定のクロック信号
を用いて計数し、前記ずれ量検出手段が、前記第1及び
第2のパルス間隔の各カウント数の差の1/2倍を前記
パルス信号のデューティ50%からのずれ量として算出し
て記憶し、前記補正手段は、前記位相誤差検出手段で記
憶した前記ずれ量に応じて第1及び第2のパルス間隔の
各カウント数を補正する構成であることを特徴とする。
れる逓倍のパルス信号のパルス間隔が計測され、位相差
の誤差によるパルス信号のデューティ50%からのずれを
補正してパルス間隔の略等しい信号が生成されるように
なる。また、請求項4に記載の発明の他の具体的な構成
として、請求項7に記載の発明では、前記位相誤差検出
手段は、前記複数の検出信号のいずれか1つの信号を基
準相検出信号とし該基準相検出信号の周期に基づいて前
記複数の検出信号数に応じた基準位相差を算出する基準
位相差算出手段と、前記基準相検出信号と前記基準相検
出信号以外の他相検出信号との位相差をそれぞれ算出す
る位相差算出手段と、前記基準位相差と前記それぞれの
位相差とから前記基準相検出信号に対する前記各他相検
出信号の位相差の誤差を算出する誤差算出手段とを含
み、前記補正手段は、前記位相差の誤差に応じて前記他
相検出信号の位相を補正する構成であることを特徴とす
る。
7に記載の発明において、前記位相誤差検出手段は、前
記基準位相差算出手段及び前記位相差算出手段が、前記
回転体を所定の回転数で回転させた時に発生する複数の
検出信号から前記基準位相差及び前記それぞれの位相差
を算出し、前記誤差算出手段が、前記基準位相差と前記
それぞれの位相差とから前記位相差の誤差を算出して記
憶し、前記補正手段は、前記誤差算出手段で記憶した前
記位相差の誤差に基づいて前記他相検出信号の位相を補
正する構成であることを特徴とする。
相差の誤差が計測され、その位相差の誤差に応じてそれ
ぞれの検出信号の位相が補正されるようになる。また、
請求項9に記載の発明では、請求項6又は8に記載の発
明の具体的な構成として、前記位相誤差検出手段は、前
記回転体を回転させる前記所定の回転数が回転むらの最
小となる回転数であることを特徴とする。
の第1の発明は、検出信号に位相差の誤差が含まれて
も、基準クロック信号及び遅延クロック信号を用いて検
出信号の位相差を検出し、該検出した位相差に応じて位
相差の誤差を補正することによって、高い精度で回転状
態を検出できるため、確実に回転を制御することができ
る。
の第2の発明は、検出信号に位相差の誤差が含まれて
も、位相誤差検出手段で位相差の誤差を検出し、前記補
正手段でその誤差分を補正した信号を生成することによ
って、位相差の誤差の影響が低減されて高い精度で回転
状態を検出できるため、確実に回転を制御することがで
きる。
又は8に記載の発明において、回転むらが最小となる回
転数で回転体を回転させることによって、正確に位相差
の誤差の検出ができ、より高い精度で回転状態を検出す
ることができる。
基づいて説明する。本発明の第1の実施形態では、例え
ば、電子写真装置の感光体ドラムの回転を制御するため
に請求項2に記載の回転制御装置を適用した場合を説明
する。図2は、電子写真装置の概略構成を示す図であ
る。
ム10は駆動モータMによってドラム軸11を中心に回転し
画像の記録や読み取りを行う。また、感光体ドラム10の
回転状態を検出する回転検出部20がドラム軸11上に設置
される。感光体ドラム10は、例えば、中空の円筒形状
で、図3の断面図に示すように、円筒端面にはドラムフ
ランジ12が固定され、ドラム軸11がドラムフランジ12の
中心に固定される。ドラム軸11の両端はドラム軸取付け
用側板13に回転自由に支持される。感光体ドラム10は、
駆動モーターMで発生した駆動力がドラム軸11の一端に
伝達されて回転する。
ラムフランジ12の外側面に固定された磁気パターン部21
と、磁気パターン部21と対向し一定の隙間を有する位置
で側板13に固定されたFGパターン部22と、FGパター
ン部22で発生する出力信号を処理する信号処理部23とで
構成される。磁気パターン部21は、例えば、円周形状を
したゴム材にフェライト粉を混ぜて成形したゴム磁石等
が用いられ、図4のように、円周方向に複数の磁極Pが
略等間隔で着磁される。尚、磁気パターン部21は、ドラ
ムフランジ12に磁性層を塗布して形成されたものや、ナ
イロン等の樹脂にフェライト粉を混ぜて成形したプラス
ティックマグネット等を用いても良い。
サーキット・ボード(以下、PCBとする)22Aの同一
平面上で、図5のように、半径の異なる2つのFGパタ
ーン22B1 ,22B2 が中心を同じ位置にし位相を90度ず
らして形成される。FGパターン22B1 ,22B2 は、そ
れぞれ磁気パターン部21の磁極数と同数の凹凸パターン
を有する円形くし歯形状をした線路である。ここで、前
記位相は、FGパターンの1つの凹凸パターンの位相を
360度として考える。また、PCB22Aは、図3に示し
たように、磁気パターン部21との間隔を一定に調整でき
るように調整ネジ14を介して側板13に固定される。FG
パターン22B1 ,22B2 で発生した信号は、各FGパタ
ーン22B1 ,22B2 の両端を引き出した出力端子から出
力される。それぞれの出力端子は信号処理部23の入力端
子に接続される。
形成形回路23Bとで構成される。信号増幅回路23Aは後
述する各FGパターン22B1 ,22B2 で発生した微小な
電圧信号をそれぞれ増幅して正弦波を出力する。波形成
形回路23Bは、例えば、シュミットトリガやコンパレー
タ等を用いて、増幅された正弦波信号をそれぞれ波形成
形して矩形波を出力する。
電子写真装置が作動すると、駆動モーターMで駆動力が
発生する。その駆動力はドラム軸11に伝達されて感光体
ドラム10を回転させる。感光体ドラム10の回転に伴いド
ラムフランジ12に固定された磁気パターン部21が感光体
ドラム10の回転状態と同じ状態で回転する。磁気パター
ン部21が回転すると、側板13に固定されたFGパターン
部22では磁気パターン部21の磁界とFGパターン22Bが
錯交し誘導起電力が生じる。この誘導起電力によって、
FGパターン22B1 の出力端子に微小な電圧信号が発生
すると共に、FGパターン22B2 の出力端子にFGパタ
ーン22B1 で発生する電圧信号と位相が90度ずれた微小
な電圧信号が発生する。各電圧信号は、磁気パターン部
21が1回転する毎に磁極数の1/2の周波数をもつ正弦
波の信号である。FGパターン部22で発生した各電圧信
号は、それぞれ信号増幅回路23Aで増幅され、また、必
要に応じてデューティ比が調整される。そして、増幅回
路23Aの各々の出力信号は、波形成形回路23Bで位相が
90度ずれた2つの矩形波に成形される。
波信号を基に回転検出信号を生成し、ドラムの回転を制
御する本発明に係る回転制御装置について説明する。図
1は、回転制御装置の構成を示すブロック図である。図
1において、回転制御装置1は、回転検出部20からの2
つの矩形波信号を合成して後述する2つの2逓倍信号を
生成する逓倍信号生成手段としての逓倍回路2と、所定
の周波数の基準クロック信号CLK1を発生するクロック発
生手段としての発振器3と、基準クロック信号CLK1を遅
延させて遅延クロック信号CLK2を発生するクロック遅延
手段としてのディレイ回路4と、基準クロック信号CLK1
と逓倍回路2で生成された一方の信号との位相差に応じ
た信号を生成して、該信号を後述する所定の増幅度で増
幅(重み付け)する第1の基準信号制御手段としての基
準信号制御回路5Aと、遅延クロック信号CLK2と逓倍回
路2で生成された他方の信号との位相差に応じた信号を
生成して、該信号を後述する所定の増幅度で増幅(重み
付け)する第1の他信号制御手段としての他信号制御回
路5Bと、基準信号制御回路5Aの出力信号の周波数領
域のゲインと位相とを調整する位相補償回路6Aと、他
信号制御回路5Bの出力信号の周波数領域のゲインと位
相とを調整する位相補償回路6Bと、位相補償回路6
A,6Bの出力信号を合成する第1の信号合成手段とし
ての信号合成回路7と、信号合成回路7から出力される
信号に応じて、電子写真装置の駆動モータMを制御する
第1の制御手段としての制御部17とを備えて構成され
る。
る。図6は、回転制御装置1の動作を示すフローチャー
トである。図6において、感光体ドラム10が回転して、
FGパターン部22より予め設定された位相差が90度の2
つの矩形波信号が発生すると、ステップ101 では、逓倍
回路2において、それぞれの信号を2逓倍した信号
f A ,fB が生成される。信号fA は、回転検出部20か
らの矩形波信号の一方を基準相Aの信号とし他方を他相
Bの信号として、基準相Aの信号の立ち上がり及び立ち
下がりを基にした2逓倍の信号である。また、信号fB
は、他相Bの信号の立ち上がり及び立ち下がりを基にし
た2逓倍の信号である。この信号fA ,fBの生成方法
は、例えば、基準相Aの信号と他相Bの信号との排他的
論理和を求めて2つの信号を合成し2逓倍の信号fA を
生成し、また、基準相Aの信号と他相Bの信号との排他
的論理和の否定を求めて2つの信号を合成し2逓倍の信
号fBを生成する。図7の(A)に位相が90度ずれた2
つの矩形波信号の波形を示し、図7の(B)に2逓倍の
信号fA ,fB の波形を示す。このように、信号fA の
立ち上がりは、基準相Aの立ち上がりに起因する。ま
た、信号fB の立ち上がりは、他相Bの立ち上がりに起
因する。
位相が90度ずれるように予め設定されているが、パター
ンの加工精度等によって正確に位相が90度ずれておらず
誤差(パターン絶対位置からの位相誤差)を含んでいる
可能性がある。ここでは、仮に基準相Aの信号を基準と
し、他相Bの信号に誤差が含まれているものと考える。
この場合、他相Bの誤差によって、例えば感光体ドラム
10の回転が一定状態のとき、基準相Aの信号立ち上がり
及び立ち下がりを基にした2逓倍の信号fA の各立ち上
がりと、他相Bの信号立ち上がり及び立ち下がりを基に
した2逓倍の信号fB の各立ち上がりとの位相差が一定
にならず誤差が生じる。従って、2逓倍の信号fA ,f
B の位相差は必ずしも正確に 180度とは限らないことに
なる。
数の基準クロック信号CLK1が生成される。この基準クロ
ック信号CLK1の周波数精度(ジッタ)は、検出しようと
する回転速度むらに対する精度の10〜30倍程度高くする
のが好ましい。また、基準クロック信号CLK1の周波数
は、回転検出部20のパルスレートの 100倍以上が望まし
い。
てステップ102 で生成された基準クロック信号CLK1の位
相を 180度ずらした遅延クロック信号CLK2が生成され
る。尚、遅延クロック信号CLK2は、基準クロック信号CL
K1を反転させて生成することもできる。ステップ104 で
は、基準信号制御回路5Aにおいて、2逓倍信号fA を
入力信号とし基準クロック信号CLK1を制御信号として、
例えば、位相比較器を用いて各信号間の位相差に応じた
アナログ信号を生成する。また、生成された信号は一定
の増幅度で増幅(重み付け)される。
いて、ステップ104 で生成された信号の周波数領域のゲ
インと位相とをフィルタによって調整する。これは、駆
動モータMを制御する際に駆動モータMのハンチングを
防ぐために行われる。ステップ106 では、他信号制御回
路5Bにおいて、2逓倍信号fB を入力信号とし遅延ク
ロック信号CLK2を制御信号として、ステップ104 と同様
に、例えば、位相比較器を用いて各信号間の位相差に応
じたアナログ信号を生成する。また、生成された信号
は、時間領域において基準信号制御回路5Aでの増幅度
よりも小さい増幅度で増幅(重み付け)される。
光体ドラム10の回転が一定状態であっても、2逓倍信号
fB に含まれるパターン絶対位置からの位相誤差のた
め、基準となる遅延クロック信号CLK2と2逓倍信号fB
との位相差により、上述した位相誤差(バイアス分)が
載る。この信号が位置の正しい基準相Aに基づく信号f
A と同じレベルで合成されてしまうと、位相差の誤差を
含むアナログ値がモータに伝達される。これは、即ち、
感光体ドラム10の回転が一定しているにも拘わらず、ア
ナログ信号が位相差の誤差を含むことから、感光体ドラ
ム10が正しい制御量で回転せず回転むらを発生している
状態になってしまう。従って、2逓倍の信号fA に基づ
くアナログ信号と、2逓倍の信号fB に基づく誤差を含
んだアナログ信号とから感光体ドラム10の回転状態を判
断すると制御の精度が低下することになる。
になる信号に大きな重みを付けて判断するようにする。
このため、2逓倍の信号fB に基づくアナログ信号を2
逓倍の信号fA に基づくアナログ信号の増幅度よりも小
さい増幅度で増幅する。ステップ107 では、位相補償回
路6Bにおいて、ステップ105 と同様に、ステップ106
で生成された信号の周波数領域のゲインと位相とをフィ
ルタによって調整する。
て、ステップ105 及びステップ107で生成された信号を
アナログ的に合成して、各信号の出力レベルの平均値を
示す回転検出信号が生成される。この回転検出信号は、
例えば、感光体ドラム10が一定の回転数で回転している
場合には、主に重み付けの大きい2逓倍の信号fA に基
づいた出力レベルを示すため、信号fB の位相誤差の影
響が小さいものとなる。一方、感光体ドラム10の回転状
態が大きく変動した場合には、2逓倍の信号f B の検出
周期に変動が発生したときでも、その変動は信号fA の
次の検出周期で検出される前に信号fB で検出されるの
で、応答性の速い回転検出信号が生成される。
テップ108 で生成された回転検出信号に応じてモータM
の駆動状態を制御する制御信号が生成される。該制御信
号は電力増幅された後、モータMに送られて駆動状態が
制御され感光体ドラム10の回転が補正される。上述のよ
うに、第1の実施形態によれば、回転検出部20の2つの
検出信号から生成される2逓倍信号の位相差を基準クロ
ック信号及び遅延クロック信号に基づいて検出し、基準
になる信号に大きな重み付けを行い、他の信号には小さ
な重み付けを行なって位相差の誤差の影響を小さくした
回転検出信号を生成することによって、回転検出部20か
ら発生する検出信号の位相差に誤差が発生する場合にも
感光体ドラム10の回転状態を高い精度で検出でき、確実
に回転を制御できる。
御回路5A及び他信号制御回路5Bにおいて、重み付け
として生成されたアナログ信号を所定の増幅度で増倍す
る構成としたが、本発明はこれに限らず、例えば、請求
項3に記載の発明に対応するものとして、基準クロック
信号と基準逓倍信号との位相差に応じて生成されたアナ
ログ信号のDC成分(定常的な回転状態を示す)及びAC成
分(回転むら等の変化を示す)を出力する第2の基準信
号制御手段としての基準信号制御回路と、遅延クロック
信号と他の逓倍信号との位相差に応じて生成されたアナ
ログ信号のAC成分だけを出力する第2の他信号制御手段
としての他信号制御回路とを用い、それぞれの出力を第
2の信号合成部で合成する構成としても良い。この場
合、他信号制御回路で生成されたアナログ信号からは回
転状態の変化を示すAC成分のみが抽出されるため、回転
状態が変動するときには、その大きな変化が他信号制御
回路で生成されたアナログ信号で検出されて応答性の速
い回転検出信号が生成される。一方、回転状態が一定と
きには、他信号制御回路で生成されたアナログ信号のDC
成分が抽出されないため、位相差の誤差の影響は小さく
なる。
成された信号のレベルをゲイン・コントローラ等を用い
て調整可能にしても良い。更に、ステップ106 の位相制
御の位相に対するゲインを調整可能にしても良い。加え
て、第1の実施形態では、回転検出部20の出力信号を回
転制御装置1の逓倍回路2で逓倍して制御する構成とし
たが、例えば、回転検出部20の出力信号を逓倍せずに基
準信号制御回路5A及び他信号制御回路5Bの入力とし
て制御することも応用可能である。また、回転制御装置
1が、検出信号を用いて位相制御を行う場合を説明した
が、これと同様に考えて、例えば、検出信号を用いて回
転速度を検出し基準クロックより求まる速度と比較して
速度制御を行うようにすることも応用可能である。
明する。第2の実施形態では、第1の実施形態の電子写
真装置の感光体ドラム10を所定の回転数で回転させ、回
転検出部20で生成される検出信号から合成される逓倍の
パルス信号のパルス間隔のずれ量を予め測定し、そのず
れ量に応じてパルス信号を補正する請求項6に記載の発
明に対応する場合について説明する。尚、電子写真装置
及び回転検出部の構成は第1の実施形態と同じため説明
を省略する。
ック図である。図8において、第2の実施形態は、回転
検出部20からの検出信号をマイコン8を用いて演算処理
し、第2の制御手段としての制御部17’でマイコン8で
発生する信号に応じてモータMを制御する制御信号を生
成し電力増幅する。該制御信号によってモータMを駆動
制御し感光体ドラムの回転を制御する構成である。
ャートである。図9において、ステップ201 では、感光
体ドラム10を、例えば、通常使用する回転数で回転させ
る。感光体ドラム10が回転すると回転検出部20から位相
が略90度ずれた2つの矩形波信号が出力される。ステッ
プ202 では、回転検出部20で発生する2相の検出信号
の、例えば、排他的論理和を求めて2つの信号を合成し
た2逓倍のパルス信号が生成される。図10にこの2逓倍
の信号波形を示す。
れた2逓倍の信号のパルス間隔のうちの立ち上がりから
立ち下がりまでの間隔Aをクロック信号を用いて計数す
る。ただし、ここで用いるクロック信号は間隔Aよりも
クロック間隔が短い信号を用いる。そして、ステップ20
4Aに移り、計数された間隔Aのカウント数がm回メモリ
され間隔Aのカウント数の平均値CA が算出される。
がりから立ち上がりまでの間隔Bがクロック信号を用い
て計数される。そして、ステップ204Bに移り、計数され
た間隔Bのカウント数がm回メモリされ間隔Bのカウン
ト数の平均値CB が算出される。ステップ205 では、ス
テップ204A,204B で求めた平均値CA ,CB の大小関係
が比較され、間隔の短い方、即ち、カウント数の平均値
が小さい方の間隔、例えば、図10に示す信号波形では間
隔Bを判別する。
求めた平均値CA ,CB の差を 1/2倍したずれ量D(=
(CA −CB )/2)が算出される。このずれ量Dは、
正しく2逓倍されたパルス信号のデューティ50%からの
ずれ量に相当する。算出されたずれ量Dはステップ201
で予め設定した回転数に対応して記憶される。上記ステ
ップ201 〜ステップ206 の動作は、例えば本装置の設置
時あるいは定期的に実施され、本装置のずれ量が検出さ
れる。
回転を検出する際に、ステップ206で判別した短い方の
間隔のカウント数を基準として、ここでは間隔Bのカウ
ント数の平均値CB に、ステップ206 で求めたずれ量D
に対応する計数パルスを加算し、また、間隔Aのカウン
ト数の平均値CA から、ずれ量Dに対応する計数パルス
を減算して2逓倍の信号を補正する。図10に補正後の2
逓倍の信号波形を示す。補正後の各間隔のカウント数は
共に(CA +CB )/2となる。即ち、デューティ50%
の2逓倍の信号となる。この補正した2逓倍の信号の間
隔A,Bの各カウント数が回転検出信号として出力され
る。
201 で設定した回転数と異なる回転数で使用される場
合、例えば、ステップ201 で設定した回転数の2倍の回
転数で使用されるときには、2逓倍の信号のパルス間隔
が1/2 倍となるのでステップ206 で求めたずれ量Dを1/
2 倍してパルス間隔を補正する。また、ステップ207 は
間隔A,Bの各カウント数を補正する代わりに、2逓倍
の信号のパルス間隔を補正しても良い。ただし、パルス
間隔を補正する場合には、2つのFGパターンの位相差
を90度以下(n個のFGパターンを用いるときには180/
n度以下)に設定する。また、n個のFGパターンを用
いるときには、最も短い間隔を基準としてパルス間隔の
補正を行う。
れた回転検出信号が制御部17’に送出され、回転検出信
号に基づいてモータMの駆動状態を制御する制御信号が
生成される。該制御信号は電力増幅された後モータMに
送出されてモータMの駆動を制御し感光体ドラム10の回
転が補正される。このように、マイコン8は、位相誤差
検出手段のパルス信号生成手段、第1及び第2のパルス
間隔を計測する手段、ずれ量検出手段、及び補正手段と
しての機能を有する。
回転検出部20の検出信号より生成される誤差を含んだ2
逓倍信号のパルス間隔が略等しくなる、即ち、2逓倍信
号のデューティが略50%に補正されるため、回転検出部
20の検出信号の位相誤差の影響が低減されて、高い精度
で感光体ドラム10の回転状態を検出することができ、感
光体ドラム10の回転制御が安定化する。
した感光体ドラム10の回転数は、回転速度むらの少ない
回転数とすることが好ましい。回転速度むらの少ない回
転数を検出する方法としては、例えば、図11のフローチ
ャートに示すように、まず、ステップ401 で感光体ドラ
ムを任意の回転数で回転させて、ステップ402 でパルス
間隔をm回計数して記憶する。ステップ403 でその記憶
したカウント数のうちから最大値と最小値とを求めその
差を感光体ドラムの回転数に対応させて記憶する。ステ
ップ404,405 で上記動作を複数の回転数で感光体ドラム
を回転させて行い、ステップ406 で記憶した最大値と最
小値の差が最小のときの回転数を回転速度むらの少ない
回転数として決定するような方法等がある。
る。第3の実施形態では、FGパターンを半径方向に多
重化してn重(n≧2)のFGパターンを形成した回転
検出部を用い、その回転検出部で発生する検出信号を処
理する請求項8に記載の発明に対応する場合について説
明する。図12は、第3の実施形態の構成を示すブロック
図である。
転検出部30からの検出信号をマイコン8’を用いて演算
処理し、制御部17’で、マイコン8’で発生する信号に
応じてモータMを制御する制御信号を生成し電力増幅す
る。該制御信号によってモータMを駆動制御し感光体ド
ラムの回転を制御する構成である。まず、n重のFGパ
ターンを形成した回転検出部30の概略について説明す
る。
部20の構成と異なる部分は、FGパターン部22に代えて
FGパターン部32を用いた点である。他の構成及び動作
は回転検出部20の構成と同一であるため説明を省略す
る。図13は、FGパターン部32の拡大図を示す。図13に
おいて、FGパターン部32は、磁気パターン部21の磁極
数と同数の凹凸パターンを有する円形くし歯形状をした
半径の異なるn個のFGパターン32B1,32B2 ,・・
・,32Bn がPCBの同一平面上で中心を同じ位置にし
て形成される(図では直線的に表したが実際は円形)。
また、隣接するFGパターンは、それぞれ位相を180/n
度ずらして配設される。このFGパターン部32が、回転
検出部20と同様に、磁気パターン部21に対向し間隔が一
定となる側板13に固定される。各FGパターン32B1 〜
32Bn で発生した信号は図示されていないが各FGパタ
ーン32B1 〜32Bn それぞれの両端を引き出した出力端
子から出力されて信号処理部23の入力端子に接続され
る。
波信号を制御するマイコン8’の動作について説明す
る。図14は、マイコン8’の動作示すフローチャートで
ある。図14において、ステップ301 で、感光体ドラム10
を、例えば通常使用する回転数で回転させると、回転検
出部30から位相のずれたn個の検出信号が出力される。
ターン32B1 〜32Bn のうちの任意の1パターン、例え
ば、FGパターン32B1 を基準相とし、FGパターン32
B1から発生する検出信号のパルス間隔を計測する。こ
こでのパルス間隔は、検出信号の1つの立ち上がりから
次の立ち上がりまでの間の間隔とする。このパルス間隔
は、クロック信号を用いて計数する。ただし、ここで用
いるクロック信号は、第1の実施形態の基準クロック信
号と同様に、パルス間隔よりもクロック間隔が短く周波
数精度(ジッタ)の高い信号を用い、その周波数は逓倍
された信号に対して 100倍以上がとするのが望ましい。
れたパルス間隔をm回記憶してパルス間隔の平均値を算
出し、そのパルス間隔の平均値を1/2n倍(nはFGパ
ターン数)した値(以下、基準間隔K1 とする)を求め
る。この基準間隔K1 はFGパターン形成時に設定した
各FGパターンで発生する信号間の位相差に相当する間
隔と一致する。
ち上がりと、基準相以外のいずれか1つの他相、例え
ば、FGパターン32B2 から発生する信号の立ち上がり
との間隔(以下、他相間隔K2 とする)を計測する。こ
の他相間隔K2 は、クロック信号を用いて計数する。た
だし、ここで用いるクロック信号は、ステップ302 で用
いたクロック信号と同一のクロック信号で、他相間隔K
2 よりもクロック間隔が短い信号を用いる。また、他の
FGパターンで発生する信号についても、上記と同様に
して、前記基準相の信号の立ち上がりと他相の信号の立
ち上がりの間隔が計測される(順次、計測された間隔を
他相間隔K3 ,・・・,Kn とする)。
れた他相間隔K2 〜Kn それぞれをm回記憶して各他相
間隔K2 〜Kn の各平均値が算出される。ステップ306
では、ステップ303 で求めた基準間隔K1 とステップ30
5 で求めた各他相間隔K2 〜Kn の各平均値とから、基
準相に対する各他相に対応した位相差の誤差が算出され
る。例えば、基準相の信号とFGパターン32B2 相の信
号の位相差の誤差は、ステップ303 で算出した基準間隔
K1 と、ステップ305 で算出した他相間隔K2 との差で
求められ、また、基準相の信号とFGパターン32B n 相
の信号の位相差の誤差は、基準間隔K1 を(n−1)倍
した値と他相間隔K n との差で求められる。この位相差
の誤差はステップ301 で予め設定した回転数に対応して
記憶される。
が、例えば本装置の設置時あるいは定期的に実施され、
本装置の位相差の誤差が検出される。ステップ307 で
は、実際に回転検出部30で回転を検出するときに、ステ
ップ306 で記憶したそれぞれの位相差の誤差に応じて各
他相の信号の位相が補正される。このとき、感光体ドラ
ム10が、ステップ301 で設定した回転数と異なる回転数
で使用される場合には、ステップ306 で求めた位相ずれ
量の誤差の値をその回転数での値に変換して各他相の信
号の位相が補正されるようにする。
2の実施形態と同様に、ステップ307 で補正された信号
に基づいて制御信号を生成及び増幅して、該制御信号に
よりモータMの駆動状態を制御して感光体ドラム10の回
転が補正される。このように、マイコン8’は、位相誤
差検出手段の基準位相差算出手段、位相差算出手段、誤
差算出手段、及び補正手段としての機能を有する。
回転検出部30で発生する位相のずれたn個の検出信号そ
れぞれについて位相差の誤差が補正されることによっ
て、回転状態の検出精度を向上させることができ、感光
体ドラム10の回転制御が安定なものになる。尚、上記第
3の実施形態のステップ301 で設定した感光体ドラム10
の回転数は、第2の実施形態で説明したのと同様に、回
転速度むらの少ない回転数とすることが好ましい。
重のFGパターンを備えた回転検出部としたが、多重化
したn重(n≧3)のFGパターンを備えた回転検出部
としても良い。更に、回転検出部はFGパターンを用い
たものに限らず、他の形式の回転検出器、例えば、オプ
ティカル・エンコーダや磁気エンコーダ等で位相のずれ
た信号を基に回転検出を行う回転検出器であっても良
い。
転検出部が感光体ドラム10の回転状態を検出する場合を
説明したが、回転検出部を駆動モーターMに設け、駆動
モーターMの回転状態を検出する構成であっても良い。
また、感光体ドラム10に回転検出部を設ける場合、感光
体ドラム10の終端部に回転検出部を設置することも勿論
可能である。
光体ドラムの構造は、例えば図15のように、ドラム軸11
が側板13に固定され、感光体ドラム10及びドラムフラン
ジ12がドラムギアGによって回転駆動される構造であっ
ても良い。
図
を示す図
図
ト
図
ト
ーチャート
図
ト
相ずれを説明する図
Claims (9)
- 【請求項1】回転体の回転状態に応じて発生する予め設
定した位相差を持たせた複数の検出信号に基づいて、前
記回転状態を検出して制御する回転制御装置であって、 所定の周波数の基準クロック信号を発生するクロック発
生手段と、 前記基準クロック信号を前記予め設定した位相差に応じ
て遅延させた遅延クロック信号を発生するクロック遅延
手段と、 前記複数の検出信号のうちのいずれか1つの信号を基準
信号とし、前記基準クロック信号と前記基準信号との位
相差を検出すると共に、前記遅延クロック信号と前記他
の検出信号との位相差を検出し、該検出した各位相差に
応じて前記回転体の回転状態を示す回転検出信号を生成
する回転検出信号生成手段と、 前記回転検出信号に応じて前記回転体の回転を制御する
第1の制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする回転制御装置。 - 【請求項2】前記回転検出信号生成手段は、前記複数の
検出信号から複数の逓倍信号を生成する逓倍信号生成手
段と、前記複数の逓倍信号のうちのいずれか1つの信号
を基準逓倍信号とし、前記基準クロック信号と前記基準
逓倍信号との位相差に応じた信号を生成して、該信号を
所定の増幅度で増幅して重み付けを行う第1の基準信号
制御手段と、前記遅延クロック信号と前記他の逓倍信号
との位相差に応じた信号を生成して、該信号を前記所定
の増幅度よりも小さい増幅度で増幅して重み付けを行う
第1の他信号制御手段と、前記第1の基準信号制御手段
及び前記第1の他信号制御手段で生成された信号を合成
して前記回転検出信号を生成する第1の信号合成手段
と、を備えて構成されることを特徴とする請求項1に記
載の回転制御装置。 - 【請求項3】前記回転検出信号生成手段は、前記複数の
検出信号から複数の逓倍信号を生成する逓倍信号生成手
段と、前記複数の逓倍信号のうちのいずれか1つの信号
を基準逓倍信号とし、前記基準クロック信号と前記基準
逓倍信号との位相差に応じた信号を生成して、該信号の
直流成分及び交流成分を出力する第2の基準信号制御手
段と、前記遅延クロック信号と前記他の逓倍信号との位
相差に応じた信号を生成して、該信号の交流成分のみを
出力する第2の他信号制御手段と、前記第2の基準信号
制御手段及び前記第2の他信号制御手段で生成された信
号を合成して前記回転検出信号を生成する第2の信号合
成手段と、を備えて構成されることを特徴とする請求項
1に記載の回転制御装置。 - 【請求項4】回転体の回転状態に応じて発生する予め設
定した位相差を持たせた複数の検出信号に基づいて、前
記回転状態を検出して制御する回転制御装置であって、 前記複数の検出信号に基づいて当該検出信号間の位相差
を計測し、該位相差と前記予め設定した位相差との誤差
を検出する位相誤差検出手段と、 該位相誤差検出手段で検出した位相誤差に応じて補正検
出信号を生成する補正手段と、 前記補正検出信号に応じて前記回転体の回転を制御する
第2の制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする回転制御装置。 - 【請求項5】前記位相誤差検出手段は、前記複数の検出
信号から逓倍のパルス信号を生成するパルス信号生成手
段と、前記パルス信号の立ち上がりから立ち下がりまで
の第1のパルス間隔を計測する手段と、前記パルス信号
の立ち下がりから立ち上がりまでの第2のパルス間隔を
計測する手段と、前記第1のパルス間隔と前記第2のパ
ルス間隔とを比較して、前記パルス信号のデューティ50
%からのずれ量を求めるずれ量検出手段とを含み、前記
補正手段は、前記位相誤差検出手段で検出された前記パ
ルス信号のデューティ50%からのずれ量に応じて前記パ
ルス信号を補正する構成であることを特徴とする請求項
4に記載の回転制御装置。 - 【請求項6】前記位相誤差検出手段は、前記パルス信号
生成手段が、前記回転体を所定の回転数で回転させた時
に発生する検出信号から逓倍のパルス信号を生成し、前
記第1及び第2のパルス間隔を計測する手段が、第1及
び第2のパルス間隔を所定のクロック信号を用いて計数
し、前記ずれ量検出手段が、前記第1及び第2のパルス
間隔の各カウント数の差の1/2倍を前記パルス信号の
デューティ50%からのずれ量として算出して記憶し、前
記補正手段は、前記位相誤差検出手段で記憶した前記ず
れ量に応じて第1及び第2のパルス間隔の各カウント数
を補正する構成であることを特徴とする請求項5に記載
の回転制御装置。 - 【請求項7】前記位相誤差検出手段は、前記複数の検出
信号のいずれか1つの信号を基準相検出信号とし該基準
相検出信号の周期に基づいて前記複数の検出信号数に応
じた基準位相差を算出する基準位相差算出手段と、前記
基準相検出信号と前記基準相検出信号以外の他相検出信
号との位相差をそれぞれ算出する位相差算出手段と、前
記基準位相差と前記それぞれの位相差とから前記基準相
検出信号に対する前記各他相検出信号の位相差の誤差を
算出する誤差算出手段とを含み、前記補正手段は、前記
位相差の誤差に応じて前記他相検出信号の位相を補正す
る構成であることを特徴とする請求項4に記載の回転制
御装置。 - 【請求項8】前記位相誤差検出手段は、前記基準位相差
算出手段及び前記位相差算出手段が、前記回転体を所定
の回転数で回転させた時に発生する複数の検出信号から
前記基準位相差及び前記それぞれの位相差を算出し、前
記誤差算出手段が、前記基準位相差と前記それぞれの位
相差とから前記位相差の誤差を算出して記憶し、前記補
正手段は、前記誤差算出手段で記憶した前記位相差の誤
差に基づいて前記他相検出信号の位相を補正する構成で
あることを特徴とする請求項7に記載の回転制御装置。 - 【請求項9】前記位相誤差検出手段は、前記回転体を回
転させる前記所定の回転数が回転むらの最小となる回転
数であることを特徴とする請求項6又は8に記載の回転
制御装置。
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| JP3574259B2 (ja) | 2004-10-06 |
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