JPH09230249A - 拡大光学系 - Google Patents
拡大光学系Info
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- JPH09230249A JPH09230249A JP8040902A JP4090296A JPH09230249A JP H09230249 A JPH09230249 A JP H09230249A JP 8040902 A JP8040902 A JP 8040902A JP 4090296 A JP4090296 A JP 4090296A JP H09230249 A JPH09230249 A JP H09230249A
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- Japan
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- lens
- optical system
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- magnifying optical
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Abstract
(57)【要約】
【課題】対物レンズによる中間像を良好な結像性能のも
とで拡大し、中間像位置に配置されるスケール等を良好
に写し込むことができ、かつ低コスト化を図る。 【解決手段】対物レンズにより形成される中間像を拡大
倍率のもとで再結像させる拡大光学系は、対物レンズ側
から順に、正の焦点距離f1を有する第1群と、負の焦
点距離を有する第2群と、正の焦点距離f3を有する第
3群とから構成され、拡大光学系の焦点距離をfとし、
中間像から第1群中の最も対物レンズ側のレンズ面まで
の距離をD0とし、拡大光学系の横倍率をBとすると
き、 0.08<D0/f<0.15(f>0) |B|<3.0, |f1|>|f2|, |f2|<
|f3| の条件を満足するものである。
とで拡大し、中間像位置に配置されるスケール等を良好
に写し込むことができ、かつ低コスト化を図る。 【解決手段】対物レンズにより形成される中間像を拡大
倍率のもとで再結像させる拡大光学系は、対物レンズ側
から順に、正の焦点距離f1を有する第1群と、負の焦
点距離を有する第2群と、正の焦点距離f3を有する第
3群とから構成され、拡大光学系の焦点距離をfとし、
中間像から第1群中の最も対物レンズ側のレンズ面まで
の距離をD0とし、拡大光学系の横倍率をBとすると
き、 0.08<D0/f<0.15(f>0) |B|<3.0, |f1|>|f2|, |f2|<
|f3| の条件を満足するものである。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、対物レンズによっ
て形成される中間像の拡大像を形成する拡大光学系に関
する。特に顕微鏡対物レンズによる中間像をフィルム面
に拡大倍率のもとで再結像させる拡大光学系に関する。
て形成される中間像の拡大像を形成する拡大光学系に関
する。特に顕微鏡対物レンズによる中間像をフィルム面
に拡大倍率のもとで再結像させる拡大光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡などの光学機器における写真撮影
装置では、拡大像を形成するために拡大光学系が用いら
れている。この拡大光学系を構成するレンズは拡大倍率
や要求される結像性能によってその構成が決まる。ここ
で、上記の要求される結像性能には、いわゆるザイデル
の5収差と呼ばれる球面収差、コマ収差、非点収差、像
面湾曲及び歪曲収差があり、さらに色収差がある。
装置では、拡大像を形成するために拡大光学系が用いら
れている。この拡大光学系を構成するレンズは拡大倍率
や要求される結像性能によってその構成が決まる。ここ
で、上記の要求される結像性能には、いわゆるザイデル
の5収差と呼ばれる球面収差、コマ収差、非点収差、像
面湾曲及び歪曲収差があり、さらに色収差がある。
【0003】写真撮影に用いる場合、上記のそれぞれの
収差が良好に補正されているのはもちろんではあるが、
特に顕微鏡写真撮影に用いる場合には、被写体が平面上
の標本であるため撮影範囲の周辺まで良好な像を得るに
は、像面湾曲を十分に補正することが肝要である。ここ
で、顕微鏡の対物レンズは、物体側の開口数N.A.が
大きく、像側の開口数N.A.’が小さいという特性を
有している。例えば、一般に写真撮影に用いられるプラ
ン40倍対物レンズでは、物体側開口数N.A.=0.
7では像側開口数N.A.’=0.0175である。ま
た、像側開口数N.A.’が比較的大きいプランアポ1
0倍対物レンズでは、物体側開口数N.A.=0.45
でもN.A.’=0.045である。写真撮影をするた
めに例えば2.5倍の拡大光学系で拡大像を形成する際
には、プラン40倍対物レンズのときには、拡大光学系
の拡大像側の開口数N.A.’=0.007となり、プ
ランアポ10倍対物レンズのときには、拡大光学系の拡
大像側の開口数N.A.’=0.018となる。なお、
比較のために35mm版カメラの場合を示すと、Fナン
バーがF/4程度でも像側開口数N.A.’=0.12
5である。
収差が良好に補正されているのはもちろんではあるが、
特に顕微鏡写真撮影に用いる場合には、被写体が平面上
の標本であるため撮影範囲の周辺まで良好な像を得るに
は、像面湾曲を十分に補正することが肝要である。ここ
で、顕微鏡の対物レンズは、物体側の開口数N.A.が
大きく、像側の開口数N.A.’が小さいという特性を
有している。例えば、一般に写真撮影に用いられるプラ
ン40倍対物レンズでは、物体側開口数N.A.=0.
7では像側開口数N.A.’=0.0175である。ま
た、像側開口数N.A.’が比較的大きいプランアポ1
0倍対物レンズでは、物体側開口数N.A.=0.45
でもN.A.’=0.045である。写真撮影をするた
めに例えば2.5倍の拡大光学系で拡大像を形成する際
には、プラン40倍対物レンズのときには、拡大光学系
の拡大像側の開口数N.A.’=0.007となり、プ
ランアポ10倍対物レンズのときには、拡大光学系の拡
大像側の開口数N.A.’=0.018となる。なお、
比較のために35mm版カメラの場合を示すと、Fナン
バーがF/4程度でも像側開口数N.A.’=0.12
5である。
【0004】ペッツバール和によって決まる像面湾曲
は、像面に達する光束の開口数である上記像側開口数
N.A.’によって決定される焦点深度内に収まれば十
分である。この理由により、従来の写真撮影用の拡大光
学系において、4倍あるいは5倍という比較的倍率の高
い拡大光学系は、2群程度の正レンズ群の組み合わせに
よる簡単な構成であった。
は、像面に達する光束の開口数である上記像側開口数
N.A.’によって決定される焦点深度内に収まれば十
分である。この理由により、従来の写真撮影用の拡大光
学系において、4倍あるいは5倍という比較的倍率の高
い拡大光学系は、2群程度の正レンズ群の組み合わせに
よる簡単な構成であった。
【0005】しかしながら、3倍以下の倍率の拡大光学
系においては、像側開口数N.A.’は小さいながらも
無視できないほどの像面湾曲を引き起こす。このため、
特開平6−281865号公報に開示される拡大光学系
では、像面湾曲を補正するために、正レンズ成分をメニ
スカス形状として負の屈折力を持つレンズ面を形成し、
このレンズ面にてペッツバール和を小さくして像面湾曲
を補正している。
系においては、像側開口数N.A.’は小さいながらも
無視できないほどの像面湾曲を引き起こす。このため、
特開平6−281865号公報に開示される拡大光学系
では、像面湾曲を補正するために、正レンズ成分をメニ
スカス形状として負の屈折力を持つレンズ面を形成し、
このレンズ面にてペッツバール和を小さくして像面湾曲
を補正している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平6−28
1865号公報に開示される拡大光学系では、比較的簡
単なレンズ構成でペッツバール和を小さくして像面湾曲
を補正しているが、対物レンズの中間像が第1レンズ群
と第2レンズ群との間に形成されるタイプ、いわゆる中
タイプである。この種の拡大光学系では、第1レンズ群
と第2レンズ群との組み合わせにより全系の収差補正が
なされるため、中間像は収差を持つ。従って、中間像の
位置に例えば像の大きさを示すためのスケールや撮影デ
ータを写し込む構成とする場合には、これらのスケール
や撮影データの拡大像が収差を持ってしまう問題点があ
る。
1865号公報に開示される拡大光学系では、比較的簡
単なレンズ構成でペッツバール和を小さくして像面湾曲
を補正しているが、対物レンズの中間像が第1レンズ群
と第2レンズ群との間に形成されるタイプ、いわゆる中
タイプである。この種の拡大光学系では、第1レンズ群
と第2レンズ群との組み合わせにより全系の収差補正が
なされるため、中間像は収差を持つ。従って、中間像の
位置に例えば像の大きさを示すためのスケールや撮影デ
ータを写し込む構成とする場合には、これらのスケール
や撮影データの拡大像が収差を持ってしまう問題点があ
る。
【0007】また、この中間像がレンズ素子の近傍に形
成されることが多く、このレンズ素子のレンズ面に傷や
コートのむらがあった場合には、像側開口数N.A.’
が小さい、すなわち焦点深度が深いという顕微鏡の特性
があるため、これらの傷やコートのむらが写真撮影像に
写し込まれるという問題点がある。このためにレンズ素
子には傷やコートのむらがあってはならないという要求
があり、生産性の悪化またはコストの上昇を招いてい
た。
成されることが多く、このレンズ素子のレンズ面に傷や
コートのむらがあった場合には、像側開口数N.A.’
が小さい、すなわち焦点深度が深いという顕微鏡の特性
があるため、これらの傷やコートのむらが写真撮影像に
写し込まれるという問題点がある。このためにレンズ素
子には傷やコートのむらがあってはならないという要求
があり、生産性の悪化またはコストの上昇を招いてい
た。
【0008】そこで、本発明は、対物レンズによる中間
像を良好な結像性能のもとで拡大すると共に、この中間
像位置に配置されるスケールや撮影データの拡大像を良
好に写し込むことが可能であり、かつ低コスト化を図る
ことができる拡大光学系を提供することを目的とする。
像を良好な結像性能のもとで拡大すると共に、この中間
像位置に配置されるスケールや撮影データの拡大像を良
好に写し込むことが可能であり、かつ低コスト化を図る
ことができる拡大光学系を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の一つの態様にかかる拡大光学系は、例え
ば図2に示す如く、対物レンズにより形成される中間像
I0を拡大倍率のもとで再結像させる拡大光学系であっ
て、対物レンズ側から順に、正の焦点距離f1を有する
第1群G1と、負の焦点距離を有する第2群G2と、正
の焦点距離f3を有する第3群G3,G4とから構成さ
れるものである。そして、拡大光学系は、拡大光学系の
焦点距離をfとし、中間像I0から第1群G1中の最も
対物レンズ側のレンズ面r1までの距離をD0とし、拡
大光学系の横倍率をBとするとき、
めに、本発明の一つの態様にかかる拡大光学系は、例え
ば図2に示す如く、対物レンズにより形成される中間像
I0を拡大倍率のもとで再結像させる拡大光学系であっ
て、対物レンズ側から順に、正の焦点距離f1を有する
第1群G1と、負の焦点距離を有する第2群G2と、正
の焦点距離f3を有する第3群G3,G4とから構成さ
れるものである。そして、拡大光学系は、拡大光学系の
焦点距離をfとし、中間像I0から第1群G1中の最も
対物レンズ側のレンズ面r1までの距離をD0とし、拡
大光学系の横倍率をBとするとき、
【0010】
【数1】 0.08<D0/f<0.15(f>0) (1)
【0011】
【数2】 |B|<3.0 (2)
【0012】
【数3】 |f1|>|f2| (3)
【0013】
【数4】 |f2|<|f3| (4) の条件を満足するように構成される。また、本発明の好
ましい態様においては、
ましい態様においては、
【0014】
【数5】 f1/f<0.5 (5) の条件を満足することが好ましい。また、本発明の好ま
しい態様においては、第1群G1は、焦点距離f1であ
る正レンズからなるように構成される。
しい態様においては、第1群G1は、焦点距離f1であ
る正レンズからなるように構成される。
【0015】上述の構成に基づいて、本発明において
は、第1群G1の正レンズのd線における屈折率をn1
とし、正レンズのd線におけるアッベ数をνd1とする
とき、
は、第1群G1の正レンズのd線における屈折率をn1
とし、正レンズのd線におけるアッベ数をνd1とする
とき、
【0016】
【数6】 1.65<n1 (6)
【0017】
【数7】 νd1>45.0 (7) の条件を満足することが好ましい。また、本発明におい
ては、第2群G2は、焦点距離f2である負レンズから
なるように構成される。
ては、第2群G2は、焦点距離f2である負レンズから
なるように構成される。
【0018】
【発明の実施の態様】まず、上述の条件式(1)〜
(7)について説明する。条件式(1)は、拡大光学系
を構成する全てのレンズ群が中間像よりも拡大像側に位
置しており、中間像からどれだけ離れて位置しているの
かを規定している。すなわち、対物レンズによる中間像
が拡大光学系の内部には形成されないため、スケールや
撮影データを中間像位置に設けて拡大像に写し込みをす
る場合において、これらのスケールや撮影データ表示に
おける収差の影響を最小限に抑えることが可能となる。
(7)について説明する。条件式(1)は、拡大光学系
を構成する全てのレンズ群が中間像よりも拡大像側に位
置しており、中間像からどれだけ離れて位置しているの
かを規定している。すなわち、対物レンズによる中間像
が拡大光学系の内部には形成されないため、スケールや
撮影データを中間像位置に設けて拡大像に写し込みをす
る場合において、これらのスケールや撮影データ表示に
おける収差の影響を最小限に抑えることが可能となる。
【0019】ここで、条件式(1)の下限を外れた場合
は、対物レンズによる中間像面が第一のレンズ面に近づ
きすぎるために、このレンズ面のきずやゴミあるいはコ
ートむらなどが拡大像に写し込まれる恐れがあるため好
ましくない。また、条件式(1)の上限を外れた場合に
は、拡大レンズの最終レンズ面までの全長が長くなりコ
ンパクトさに欠けるため好ましくない。
は、対物レンズによる中間像面が第一のレンズ面に近づ
きすぎるために、このレンズ面のきずやゴミあるいはコ
ートむらなどが拡大像に写し込まれる恐れがあるため好
ましくない。また、条件式(1)の上限を外れた場合に
は、拡大レンズの最終レンズ面までの全長が長くなりコ
ンパクトさに欠けるため好ましくない。
【0020】また、上記条件式(2)から外れる場合に
は、本発明の如き構成より簡単な構成で収差補正を行う
ことができるためコストアップにつながり好ましくな
い。そして、条件式(3)及び(4)は、像面湾曲を良
好に補正するために規定したものであって、これらの条
件式(3)及び(4)を満足しない場合には、負の第2
群の屈折力が小さくなり過ぎるために、拡大光学系全体
のペッツバール和の絶対値を小さくすることができず、
良好な像面湾曲の補正ができなくなる。
は、本発明の如き構成より簡単な構成で収差補正を行う
ことができるためコストアップにつながり好ましくな
い。そして、条件式(3)及び(4)は、像面湾曲を良
好に補正するために規定したものであって、これらの条
件式(3)及び(4)を満足しない場合には、負の第2
群の屈折力が小さくなり過ぎるために、拡大光学系全体
のペッツバール和の絶対値を小さくすることができず、
良好な像面湾曲の補正ができなくなる。
【0021】次に、上記条件式(5)は、第1群の適切
な焦点距離を規定するためのものである。ここで、条件
式(5)の範囲を満足しないときには、第1群の焦点距
離が長くなり過ぎるために、第2群及び第3群へ向かう
光束を細くすることができない。このため、これらの第
2及び第3群のレンズ径が大きくなり、全体のコンパク
ト化を達成することができなくなり好ましくない。
な焦点距離を規定するためのものである。ここで、条件
式(5)の範囲を満足しないときには、第1群の焦点距
離が長くなり過ぎるために、第2群及び第3群へ向かう
光束を細くすることができない。このため、これらの第
2及び第3群のレンズ径が大きくなり、全体のコンパク
ト化を達成することができなくなり好ましくない。
【0022】さて、正の第1群が焦点距離f1の正レン
ズからなる場合には、この正レンズが上記条件式(6)
及び(7)を満足することが好ましい。ここで、第1群
を構成する正レンズが条件式(6)及び(7)を満足し
ない場合には、全体の収差補正を良好にするもとでは、
第1群に強い屈折力を与えることが困難になり、さらに
は、倍率色収差の発生する量も多くなるため好ましくな
い。
ズからなる場合には、この正レンズが上記条件式(6)
及び(7)を満足することが好ましい。ここで、第1群
を構成する正レンズが条件式(6)及び(7)を満足し
ない場合には、全体の収差補正を良好にするもとでは、
第1群に強い屈折力を与えることが困難になり、さらに
は、倍率色収差の発生する量も多くなるため好ましくな
い。
【0023】次に、本発明の実施の態様にかかる拡大光
学系を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
の実施の態様にかかる拡大光学系が装着される顕微鏡写
真装置の概略的な構成を示す図である。図1において、
被写体Oは不図示の照明系によって照明されており、こ
こからの光は、顕微鏡対物レンズ1によって集光され
て、中間像I0を形成する。この中間像I0の後側に
は、所定の拡大倍率を持つ拡大光学系Lが配置されてい
る。この拡大光学系Lは、顕微鏡対物レンズ1による中
間像I0からの光を集光して、フィルム面4上に拡大像
I1を形成する。
学系を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
の実施の態様にかかる拡大光学系が装着される顕微鏡写
真装置の概略的な構成を示す図である。図1において、
被写体Oは不図示の照明系によって照明されており、こ
こからの光は、顕微鏡対物レンズ1によって集光され
て、中間像I0を形成する。この中間像I0の後側に
は、所定の拡大倍率を持つ拡大光学系Lが配置されてい
る。この拡大光学系Lは、顕微鏡対物レンズ1による中
間像I0からの光を集光して、フィルム面4上に拡大像
I1を形成する。
【0024】ここで、レンズ系1とフィルム面4との間
の光路中には、2つの反射面を有するプリズム2が挿脱
可能に設けられている。このプリズム2は、撮影時に
は、レンズ系1とフィルム面4との間の光路からはねの
けられる。また、プリズム2の2つの反射面のうちの一
方は反射面であり、他方は半透過面である。ここで、一
方の反射面で反射される光は、は、集光レンズ5によっ
て集光されて像I2を形成する。この像I2の位置に
は、測光素子6が配置されており、この測光素子6から
の測光データは、制御装置9に伝達される。ここで、測
光素子6としては、例えばCCD、SPD、フォトマル
チプライヤなどを用いることができる。
の光路中には、2つの反射面を有するプリズム2が挿脱
可能に設けられている。このプリズム2は、撮影時に
は、レンズ系1とフィルム面4との間の光路からはねの
けられる。また、プリズム2の2つの反射面のうちの一
方は反射面であり、他方は半透過面である。ここで、一
方の反射面で反射される光は、は、集光レンズ5によっ
て集光されて像I2を形成する。この像I2の位置に
は、測光素子6が配置されており、この測光素子6から
の測光データは、制御装置9に伝達される。ここで、測
光素子6としては、例えばCCD、SPD、フォトマル
チプライヤなどを用いることができる。
【0025】制御装置7は、当該測光データに基づいて
シャッタスピードを算出し、図示なきシャッタボタンが
押されたときには、プリズム2とフィルム面4との間の
光路中に配置されるシャッタ3を駆動するシャッタ駆動
装置8を制御する。また、制御装置7は、プリズム2を
光路内外へ移動させる不図示のプリズム駆動装置を制御
する。これにより、プリズム2がレンズ系1とフィルム
面4との間の光路からはねのけられて、シャッタ3が開
閉され、フィルム面に被写体Oの拡大像I1が記録され
る。
シャッタスピードを算出し、図示なきシャッタボタンが
押されたときには、プリズム2とフィルム面4との間の
光路中に配置されるシャッタ3を駆動するシャッタ駆動
装置8を制御する。また、制御装置7は、プリズム2を
光路内外へ移動させる不図示のプリズム駆動装置を制御
する。これにより、プリズム2がレンズ系1とフィルム
面4との間の光路からはねのけられて、シャッタ3が開
閉され、フィルム面に被写体Oの拡大像I1が記録され
る。
【0026】また、プリズム2の半透過面(言い換える
と半反射面)で反射された光は、集光レンズ9により集
光されて被写体の実像I3を形成する。この実像I3か
らの光は接眼レンズ10によってほぼコリメートされて
観察者の肉眼11に達し、肉眼11では実像I3を観察
できる。
と半反射面)で反射された光は、集光レンズ9により集
光されて被写体の実像I3を形成する。この実像I3か
らの光は接眼レンズ10によってほぼコリメートされて
観察者の肉眼11に達し、肉眼11では実像I3を観察
できる。
【0027】
【実施例】次に、数値実施例につき説明する。ここで、
図2及び図3は、それぞれ実施例1及び実施例2の拡大
光学系のレンズ構成を示す図であり、図5及び図6は、
それぞれ実施例1及び実施例2の諸収差図である。図2
及び図3に示す実施例1及び実施例2の拡大光学系は共
に、対物レンズ側から順に、正の焦点距離を有する第1
群と、負の焦点距離を有する第2群と、正の焦点距離を
有する第3群とから構成される。ここで、第1群は両凸
形状の正レンズG1からなり、第2群は対物レンズ側に
凸面を向けた形状の負メニスカスレンズG2からなる。
そして、第3群は、両凹レンズと両凸レンズとからなる
接合レンズG3と、両凸レンズG4とからなる。
図2及び図3は、それぞれ実施例1及び実施例2の拡大
光学系のレンズ構成を示す図であり、図5及び図6は、
それぞれ実施例1及び実施例2の諸収差図である。図2
及び図3に示す実施例1及び実施例2の拡大光学系は共
に、対物レンズ側から順に、正の焦点距離を有する第1
群と、負の焦点距離を有する第2群と、正の焦点距離を
有する第3群とから構成される。ここで、第1群は両凸
形状の正レンズG1からなり、第2群は対物レンズ側に
凸面を向けた形状の負メニスカスレンズG2からなる。
そして、第3群は、両凹レンズと両凸レンズとからなる
接合レンズG3と、両凸レンズG4とからなる。
【0028】以下の表1及び表2に実施例1及び実施例
2のレンズデータをそれぞれ表す。各表において、Bは
拡大光学系の横倍率、fは拡大光学系全体の焦点距離、
riは第i面の曲率半径、d0は中間像I0から第1面
までの距離(作動距離)、diは第i面と第i+1面と
の間の面間隔、niは第i面と第i+1面との間の媒質
のd線に対する屈折率(空白は媒質が空気であることを
示す)、νiは第i面と第i+1面との間の媒質のd線
に対するアッベ数(空白は媒質が空気であることを示
す)である。また、各表においては、各実施例の条件対
応値を併せて示しており、そこにおいて、f1は第1群
の焦点距離、f2は第2群の焦点距離、f3は第3群の
焦点距離を示している。
2のレンズデータをそれぞれ表す。各表において、Bは
拡大光学系の横倍率、fは拡大光学系全体の焦点距離、
riは第i面の曲率半径、d0は中間像I0から第1面
までの距離(作動距離)、diは第i面と第i+1面と
の間の面間隔、niは第i面と第i+1面との間の媒質
のd線に対する屈折率(空白は媒質が空気であることを
示す)、νiは第i面と第i+1面との間の媒質のd線
に対するアッベ数(空白は媒質が空気であることを示
す)である。また、各表においては、各実施例の条件対
応値を併せて示しており、そこにおいて、f1は第1群
の焦点距離、f2は第2群の焦点距離、f3は第3群の
焦点距離を示している。
【0029】
【表1】 [実施例1] B=−2.5, f=1.00 d0=0.11647 r1=0.47602 d1=0.07155 n1=1.7967 ν1=45.37 r2=−0.83494 d2=0.16972 r3=0.52413 d3=0.03827 n3=1.6968 ν3=55.60 r4=0.11548 d4=0.30449 r5=−0.46579 d5=0.01830 n5=1.7569 ν5=31.61 r6=1.10779 d6=0.07654 n6=1.5186 ν6=69.98 r7=−0.20499 d7=0.00333 r8=1.96339 d8=0.03328 n8=1.6031 ν8=60.64 r9=−0.73802 (実施例1の条件対応値) D0/f=0.11645 |B|=2.5 |f1|=0.390 |f2|=0.221 |f3|=0.457 f1/f=0.390 n1=1.7967 νd1=45.37
【0030】
【表2】 [実施例2] B=−2.5, f=1.00 d0=0.11382 r1=0.50038 d1=0.07317 n1=1.6700 ν1=47.07 r2=−0.66283 d2=0.19512 r3=0.32382 d3=0.04878 n3=1.6968 ν3=55.60 r4=0.11288 d4=0.26341 r5=−0.40559 d5=0.05528 n5=1.7963 ν5=40.90 r6=0.54880 d6=0.04065 n6=1.4978 ν6=82.52 r7=−0.27140 d7=0.00325 r8=2.76338 d8=0.03577 n8=1.5168 ν8=64.10 r9=−0.23684 (実施例2の条件対応値) D0/f=0.11382 |B|=2.5 |f1|=0.437 |f2|=0.275 |f3|=0.451 f1/f=0.437 n1=1.6700 νd1=47.07 上記実施例1及び実施例2の結像性能を示すために、図
5及び図6に各実施例の諸収差図を示す。各諸収差図に
おいて、Hは入射瞳まで2000mmの位置における入射高、
Yは像高、Aは入射角を示している。非点収差図におい
ては、メリジオナル像面を破線で示し、サジタル像面を
実線で示している。また、横収差図においては、スキュ
ー光線による収差を破線で併せて示している。
5及び図6に各実施例の諸収差図を示す。各諸収差図に
おいて、Hは入射瞳まで2000mmの位置における入射高、
Yは像高、Aは入射角を示している。非点収差図におい
ては、メリジオナル像面を破線で示し、サジタル像面を
実線で示している。また、横収差図においては、スキュ
ー光線による収差を破線で併せて示している。
【0031】図5及び図6に示す通り、各実施例による
拡大光学系は、各収差が良好に補正されており、良好な
結像性能のもとで写真撮影を行うことができ、中間像位
置に配置されるスケール等も良好な結像性能のもとで写
し込むことができる。
拡大光学系は、各収差が良好に補正されており、良好な
結像性能のもとで写真撮影を行うことができ、中間像位
置に配置されるスケール等も良好な結像性能のもとで写
し込むことができる。
【0032】
【発明の効果】上述の通り、本発明においては、比較的
低倍率の拡大光学系において中間像の利用が可能となる
ため、今まで困難であったスケールやデータ写し込みを
行うことができる。さらに、中間像付近にレンズ面が位
置しない構成であるため、拡大光学系自体の生産性の向
上や低コスト化を図ることができる。
低倍率の拡大光学系において中間像の利用が可能となる
ため、今まで困難であったスケールやデータ写し込みを
行うことができる。さらに、中間像付近にレンズ面が位
置しない構成であるため、拡大光学系自体の生産性の向
上や低コスト化を図ることができる。
【図1】本発明の実施の態様にかかる拡大光学系が装着
される顕微鏡写真装置の概略的な構成を示す図である。
される顕微鏡写真装置の概略的な構成を示す図である。
【図2】実施例1のレンズ構成を示す図である。
【図3】実施例2のレンズ構成を示す図である。
【図4】実施例1の諸収差図である。
【図5】実施例2の諸収差図である。
1 対物レンズ I0 中間像 I1 拡大像 L 拡大光学系 G1 第1群 G2 第2群 G3,G4 第3群
Claims (5)
- 【請求項1】対物レンズにより形成される中間像を拡大
倍率のもとで再結像させる拡大光学系において、 前記対物レンズ側から順に、正の焦点距離f1を有する
第1群と、負の焦点距離を有する第2群と、正の焦点距
離f3を有する第3群とから構成され、 前記拡大光学系の焦点距離をfとし、前記中間像から前
記第1群中の最も対物レンズ側のレンズ面までの距離を
D0とし、前記拡大光学系の横倍率をBとするとき、 0.08<D0/f<0.15(f>0) |B|<3.0 |f1|>|f2| |f2|<|f3| の条件を満足することを特徴とする拡大光学系。 - 【請求項2】以下の条件を満足することを特徴とする請
求項1記載の拡大光学系。 f1/f<0.5 - 【請求項3】前記第1群は、焦点距離f1である正レン
ズからなることを特徴とする請求項1または2記載の拡
大光学系。 - 【請求項4】前記第1群の正レンズのd線における屈折
率をn1とし、該正レンズのd線におけるアッベ数をν
d1とするとき、 1.65<n1 νd1>45.0 の条件を満足することを特徴とする請求項3記載の拡大
光学系。 - 【請求項5】前記第2群は、焦点距離f2である負レン
ズからなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一
項記載の拡大光学系。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8040902A JPH09230249A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 拡大光学系 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8040902A JPH09230249A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 拡大光学系 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230249A true JPH09230249A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12593449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8040902A Pending JPH09230249A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 拡大光学系 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09230249A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013027336A1 (en) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Microscope, objective optical system, and image acquisition apparatus |
| WO2023095723A1 (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 株式会社ニコン | 顕微鏡対物レンズ、顕微鏡光学系、および顕微鏡装置 |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8040902A patent/JPH09230249A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013027336A1 (en) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Microscope, objective optical system, and image acquisition apparatus |
| JP2013044781A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Canon Inc | 画像取得装置、画像取得システム、および対物光学系 |
| EP2748664A4 (en) * | 2011-08-22 | 2015-06-24 | Canon Kk | MICROSCOPE, OPTICAL LENS SYSTEM, AND IMAGE ACQUISITION APPARATUS |
| WO2023095723A1 (ja) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 株式会社ニコン | 顕微鏡対物レンズ、顕微鏡光学系、および顕微鏡装置 |
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