JPH09230284A - 投写型表示装置 - Google Patents
投写型表示装置Info
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- JPH09230284A JPH09230284A JP8033995A JP3399596A JPH09230284A JP H09230284 A JPH09230284 A JP H09230284A JP 8033995 A JP8033995 A JP 8033995A JP 3399596 A JP3399596 A JP 3399596A JP H09230284 A JPH09230284 A JP H09230284A
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- Japan
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- light
- liquid crystal
- lens
- projection
- condenser lens
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、スクリーン上に投写される投写像
を容易に移動させることを課題とする。 【解決手段】 投写型表示装置21は、光源22と、集
光レンズ23と、集光レンズ23からの光を所定の画像
のパターンに合わせて透過させる液晶ライトバルブ24
と、液晶ライトバルブ24を通過した光をスクリーン2
5に投写する投写レンズ26とを有する。投写レンズ2
6は、投写レンズ位置調整機構27により上下方向の位
置を調整される。集光レンズ23は、任意の屈折率に調
整される液晶レンズにより形成されている。この集光レ
ンズ23には、調整スイッチ28の操作量に応じて屈折
率制御回路29からの電圧が印加されており、集光レン
ズ23内に封入された液晶分子が印加された電圧の大き
さに応じて電界方向に傾くため、集光レンズ23内の上
下方向の屈折率がその場所毎に段階的に変化して集光レ
ンズ23の焦点位置を移動させる。これにより、スクリ
ーン25上に投写される投写像を容易に移動させること
ができる。
を容易に移動させることを課題とする。 【解決手段】 投写型表示装置21は、光源22と、集
光レンズ23と、集光レンズ23からの光を所定の画像
のパターンに合わせて透過させる液晶ライトバルブ24
と、液晶ライトバルブ24を通過した光をスクリーン2
5に投写する投写レンズ26とを有する。投写レンズ2
6は、投写レンズ位置調整機構27により上下方向の位
置を調整される。集光レンズ23は、任意の屈折率に調
整される液晶レンズにより形成されている。この集光レ
ンズ23には、調整スイッチ28の操作量に応じて屈折
率制御回路29からの電圧が印加されており、集光レン
ズ23内に封入された液晶分子が印加された電圧の大き
さに応じて電界方向に傾くため、集光レンズ23内の上
下方向の屈折率がその場所毎に段階的に変化して集光レ
ンズ23の焦点位置を移動させる。これにより、スクリ
ーン25上に投写される投写像を容易に移動させること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投写型表示装置に係
り、特にスクリーンに投写される画像を光軸と直交する
方向に移動させるよう構成された投写型表示装置に関す
る。投写型表示装置においては、投写レンズの光軸がス
クリーン面に対して垂直となるようにした場合、画面全
体でピントが合い、像の歪みが無い最も良好な画像がス
クリーン面に投写される。実際には、投写レンズの光軸
がスクリーン面の垂直方向から若干ずれても画像表示の
劣化は徐々に進むため、ある程度のずれは許容される。
り、特にスクリーンに投写される画像を光軸と直交する
方向に移動させるよう構成された投写型表示装置に関す
る。投写型表示装置においては、投写レンズの光軸がス
クリーン面に対して垂直となるようにした場合、画面全
体でピントが合い、像の歪みが無い最も良好な画像がス
クリーン面に投写される。実際には、投写レンズの光軸
がスクリーン面の垂直方向から若干ずれても画像表示の
劣化は徐々に進むため、ある程度のずれは許容される。
【0002】しかしながら、投写型表示装置を設置する
際、装置を邪魔にならない場所に設置しようとすると、
スクリーンに対する投写レンズの光軸の方向が大きくず
れることがある。その場合でも、スクリーンに投写され
た画像が台形に歪んだり、周辺部のピントずれが発生し
ないことが望ましい。
際、装置を邪魔にならない場所に設置しようとすると、
スクリーンに対する投写レンズの光軸の方向が大きくず
れることがある。その場合でも、スクリーンに投写され
た画像が台形に歪んだり、周辺部のピントずれが発生し
ないことが望ましい。
【0003】
【従来の技術】従来の投写型表示装置は、例えば図7に
示されるような全体構成となっている。この投写型表示
装置1は、光源2から出射された白色光がGR反射ダイ
クロイックミラーDM1に至ると、B光が透過し、G,
R光が反射される。G,R光は、R反射ダイクロイック
ミラーDM2に至り、G光が透過し、R光が反射され
る。これにより、光源2から出射された白色光は、R
光、G光、B光に分光される。
示されるような全体構成となっている。この投写型表示
装置1は、光源2から出射された白色光がGR反射ダイ
クロイックミラーDM1に至ると、B光が透過し、G,
R光が反射される。G,R光は、R反射ダイクロイック
ミラーDM2に至り、G光が透過し、R光が反射され
る。これにより、光源2から出射された白色光は、R
光、G光、B光に分光される。
【0004】R光は、R光専用の液晶ライトバルブ3を
透過し、液晶ライトバルブ3に再生されている映像によ
って空間的に変調される。G光は、G光専用の液晶ライ
トバルブ4を透過し、液晶ライトバルブ4に再生されて
いる映像によって空間的に変調される。B光は、B光は
全反射ミラーM1で反射され、B光専用の液晶ライトバ
ルブ5を透過し、液晶ライトバルブ5に再生されている
映像によって空間的に変調される。
透過し、液晶ライトバルブ3に再生されている映像によ
って空間的に変調される。G光は、G光専用の液晶ライ
トバルブ4を透過し、液晶ライトバルブ4に再生されて
いる映像によって空間的に変調される。B光は、B光は
全反射ミラーM1で反射され、B光専用の液晶ライトバ
ルブ5を透過し、液晶ライトバルブ5に再生されている
映像によって空間的に変調される。
【0005】空間的に変調されたR光とB光とは、R反
射ダイクロイックミラーDM3によって合成され、BR
反射ダイクロイックミラーDM4に向かう。空間的に変
調されたG光は、全反射ミラーM2で反射され、BR反
射ダイクロイックミラーDM4に向かう。BR反射ダイ
クロイックミラーDM4の部位において、空間的に変調
されたR光、G光、B光が合成される。
射ダイクロイックミラーDM3によって合成され、BR
反射ダイクロイックミラーDM4に向かう。空間的に変
調されたG光は、全反射ミラーM2で反射され、BR反
射ダイクロイックミラーDM4に向かう。BR反射ダイ
クロイックミラーDM4の部位において、空間的に変調
されたR光、G光、B光が合成される。
【0006】そして、合成されたR光、G光、B光は、
投写レンズ6を通じてスクリーン7上に投写され、スク
リーン7上に拡大された画像8が表示される。このよう
にして、液晶ライトバルブ3〜5により再生されている
映像によって空間的に変調されたR光、G光、B光は、
BR反射ダイクロイックミラーDM4で合成されて投写
レンズ6からスクリーン7上に投写される。
投写レンズ6を通じてスクリーン7上に投写され、スク
リーン7上に拡大された画像8が表示される。このよう
にして、液晶ライトバルブ3〜5により再生されている
映像によって空間的に変調されたR光、G光、B光は、
BR反射ダイクロイックミラーDM4で合成されて投写
レンズ6からスクリーン7上に投写される。
【0007】各R光、G光、B光の光系路は夫々ほぼ同
じ構成であるので、以下一の光系路のみについて説明す
る。図8はR光、G光、B光の光系路の中から一の光系
路のみを取り出して示した構成図である。光源2と投写
レンズ6との間には、集光レンズ9と、液晶ライトバル
ブ10が配設されている。この液晶ライトバルブ10
は、液晶パネル11の前後に偏光板12,13が配設さ
れた構成となっている。
じ構成であるので、以下一の光系路のみについて説明す
る。図8はR光、G光、B光の光系路の中から一の光系
路のみを取り出して示した構成図である。光源2と投写
レンズ6との間には、集光レンズ9と、液晶ライトバル
ブ10が配設されている。この液晶ライトバルブ10
は、液晶パネル11の前後に偏光板12,13が配設さ
れた構成となっている。
【0008】光源2から発光された無偏光で白色光の光
束は、前述したダイクロイックミラー(図7参照のこ
と)によりR光、G光、B光の光束に分解された後、集
光レンズ9によって投写レンズ6の瞳上に焦点を持つ集
光性の光線となり、偏光板12を経て液晶パネル11に
入射する。入射側の偏光板12は無偏光の光束から直線
偏光成分のみを取り出すものである。
束は、前述したダイクロイックミラー(図7参照のこ
と)によりR光、G光、B光の光束に分解された後、集
光レンズ9によって投写レンズ6の瞳上に焦点を持つ集
光性の光線となり、偏光板12を経て液晶パネル11に
入射する。入射側の偏光板12は無偏光の光束から直線
偏光成分のみを取り出すものである。
【0009】偏光板12を通過して直線偏光となった光
線は、液晶パネル11で画像変調を受け、さらに出射側
の偏光板13によって画像化された後、投写レンズ6に
より拡大投写される。投写レンズ6から投写された光線
は、スクリーン7上で像を結ぶ。
線は、液晶パネル11で画像変調を受け、さらに出射側
の偏光板13によって画像化された後、投写レンズ6に
より拡大投写される。投写レンズ6から投写された光線
は、スクリーン7上で像を結ぶ。
【0010】そして、スクリーン7に最も良好な画像を
投写させるには、投写レンズ6の光軸14がスクリーン
7に対して垂直方向となるように相対位置を設定するこ
とが望ましい。しかしながら、投写型表示装置1を設置
する際、邪魔にならない位置に設置しようとすると、ス
クリーン7に対する投写レンズ6の光軸14の角度ずれ
が大きくなり、スクリーン7上に投写された投写像の劣
化(台形歪み、周辺部のピントずれ)が発生するという
問題がある。
投写させるには、投写レンズ6の光軸14がスクリーン
7に対して垂直方向となるように相対位置を設定するこ
とが望ましい。しかしながら、投写型表示装置1を設置
する際、邪魔にならない位置に設置しようとすると、ス
クリーン7に対する投写レンズ6の光軸14の角度ずれ
が大きくなり、スクリーン7上に投写された投写像の劣
化(台形歪み、周辺部のピントずれ)が発生するという
問題がある。
【0011】このような問題の対策としては、例えば液
晶パネル11に表示させる投写元データを電気的に加工
し、上方に投写する場合には上辺が長い台形となるた
め、上辺側のデータを縮小して液晶パネル11に表示さ
せる方法がある。ところが、この方法では、台形歪みの
みの対策であり、映像情報の一部を捨てているため、文
字等を静止画として表示させる際の表示品位の低下を無
視できず実用的ではない。
晶パネル11に表示させる投写元データを電気的に加工
し、上方に投写する場合には上辺が長い台形となるた
め、上辺側のデータを縮小して液晶パネル11に表示さ
せる方法がある。ところが、この方法では、台形歪みの
みの対策であり、映像情報の一部を捨てているため、文
字等を静止画として表示させる際の表示品位の低下を無
視できず実用的ではない。
【0012】このような問題を解消するため、従来の投
写型表示装置1では、光源2を上下又は左右方向に移動
させる光源位置調整機構15と、投写レンズ6を上下又
は左右方向に移動させる投写レンズ位置調整機構16と
が設けられている。例えばスクリーン7が投写型表示装
置1よりも上方にある場合には、光源位置調整機構15
により光源2を降下させると共に、投写レンズ位置調整
機構16により投写レンズ6を上昇させ、投写レンズ6
の中心が光軸14上に位置するように調整する。これに
より、スクリーン7には投写レンズ6から投写された画
像が映し出される。
写型表示装置1では、光源2を上下又は左右方向に移動
させる光源位置調整機構15と、投写レンズ6を上下又
は左右方向に移動させる投写レンズ位置調整機構16と
が設けられている。例えばスクリーン7が投写型表示装
置1よりも上方にある場合には、光源位置調整機構15
により光源2を降下させると共に、投写レンズ位置調整
機構16により投写レンズ6を上昇させ、投写レンズ6
の中心が光軸14上に位置するように調整する。これに
より、スクリーン7には投写レンズ6から投写された画
像が映し出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来の投写型表示装置1では、光源2
を昇降させる光源位置調整機構15と投写レンズ6を昇
降させる投写レンズ位置調整機構16とを筐体内に設け
なければならず、機構が複雑化すると共に、装置全体が
大型化してしまい小型化の妨げとなっていた。
ように構成された従来の投写型表示装置1では、光源2
を昇降させる光源位置調整機構15と投写レンズ6を昇
降させる投写レンズ位置調整機構16とを筐体内に設け
なければならず、機構が複雑化すると共に、装置全体が
大型化してしまい小型化の妨げとなっていた。
【0014】しかも、従来の構成では、投写レンズ6の
中心が光軸14上に位置するように光源2及び投写レン
ズ6を連動させて昇降移動させる必要があり、光源2及
び投写レンズ6の位置を高精度に調整しなければなら
ず、光源2及び投写レンズ6を正確に移動させることが
難しかった。
中心が光軸14上に位置するように光源2及び投写レン
ズ6を連動させて昇降移動させる必要があり、光源2及
び投写レンズ6の位置を高精度に調整しなければなら
ず、光源2及び投写レンズ6を正確に移動させることが
難しかった。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、集光レンズの屈折率を段階的に変化させることに
より構成の簡略化しうる投写型表示装置を提供すること
を目的とする。
あり、集光レンズの屈折率を段階的に変化させることに
より構成の簡略化しうる投写型表示装置を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では下記の種々の手段を講じた事を特徴とす
るものである。上記請求項1記載の発明では、光源と、
該光源からの光を集める集光レンズと、該集光レンズか
らの光を所定の画像のパターンに合わせて透過させるラ
イトバルブと、該ライトバルブを通過した光をスクリー
ンに投写する投写レンズとを有する投写型表示装置にお
いて、前記投写レンズを光軸と直交する方向に移動可能
に設け、前記集光レンズを任意の屈折率に調整される液
晶レンズにより形成し、前記液晶レンズより出射した光
の方向が前記投写レンズの移動後の位置に対応するよう
に前記液晶レンズの屈折率を調整することを特徴とする
ものである。
に、本発明では下記の種々の手段を講じた事を特徴とす
るものである。上記請求項1記載の発明では、光源と、
該光源からの光を集める集光レンズと、該集光レンズか
らの光を所定の画像のパターンに合わせて透過させるラ
イトバルブと、該ライトバルブを通過した光をスクリー
ンに投写する投写レンズとを有する投写型表示装置にお
いて、前記投写レンズを光軸と直交する方向に移動可能
に設け、前記集光レンズを任意の屈折率に調整される液
晶レンズにより形成し、前記液晶レンズより出射した光
の方向が前記投写レンズの移動後の位置に対応するよう
に前記液晶レンズの屈折率を調整することを特徴とする
ものである。
【0017】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の投写型表示装置において、前記液晶レンズの
屈折率を上下方向又は左右方向に段階的に変化させるこ
とを特徴とするものである。
項1記載の投写型表示装置において、前記液晶レンズの
屈折率を上下方向又は左右方向に段階的に変化させるこ
とを特徴とするものである。
【0018】また、請求項3記載の発明では、光源と、
該光源からの光を集める集光レンズと、該集光レンズか
らの光を所定の画像のパターンに合わせて透過させるラ
イトバルブと、該ライトバルブを通過した光をスクリー
ンに投写する投写レンズとを有する投写型表示装置にお
いて、前記集光レンズと前記ライトバルブとの間にくさ
び形液晶プリズムを配置したことを特徴とするものであ
る。
該光源からの光を集める集光レンズと、該集光レンズか
らの光を所定の画像のパターンに合わせて透過させるラ
イトバルブと、該ライトバルブを通過した光をスクリー
ンに投写する投写レンズとを有する投写型表示装置にお
いて、前記集光レンズと前記ライトバルブとの間にくさ
び形液晶プリズムを配置したことを特徴とするものであ
る。
【0019】また、請求項4記載の発明では、前記請求
項3記載の投写型表示装置において、前記くさび形液晶
プリズムは、前記集光レンズからの光を上下方向又は左
右方向に曲げるように屈折率を調整されることを特徴と
するものである。
項3記載の投写型表示装置において、前記くさび形液晶
プリズムは、前記集光レンズからの光を上下方向又は左
右方向に曲げるように屈折率を調整されることを特徴と
するものである。
【0020】また、請求項5記載の発明では、前記請求
項3記載の投写型表示装置において、前記くさび形液晶
プリズムは、一面側に配設された電極と対向する他面側
に配設された電極との電極間距離と該電極に印加される
電圧とが比例するように前記電圧を制御することを特徴
とするものである。
項3記載の投写型表示装置において、前記くさび形液晶
プリズムは、一面側に配設された電極と対向する他面側
に配設された電極との電極間距離と該電極に印加される
電圧とが比例するように前記電圧を制御することを特徴
とするものである。
【0021】上記した各手段は、下記のように作用す
る。請求項1記載の発明によれば、液晶レンズより出射
した光の方向が投写レンズの移動後の位置に対応するよ
うに液晶レンズの屈折率を調整するため、従来のものよ
りも構成の簡略化を図ることができ、装置を小型化でき
ると共に、液晶レンズの光軸が投写レンズの移動方向に
追従するように液晶レンズの屈折率を調整してスクリー
ン上に投写される画像を任意の位置に移動させることで
きる。また、入射瞳径の小さい投写レンズを使用して
も、集光レンズから出た光をスクリーン上に投写させる
ことができる。
る。請求項1記載の発明によれば、液晶レンズより出射
した光の方向が投写レンズの移動後の位置に対応するよ
うに液晶レンズの屈折率を調整するため、従来のものよ
りも構成の簡略化を図ることができ、装置を小型化でき
ると共に、液晶レンズの光軸が投写レンズの移動方向に
追従するように液晶レンズの屈折率を調整してスクリー
ン上に投写される画像を任意の位置に移動させることで
きる。また、入射瞳径の小さい投写レンズを使用して
も、集光レンズから出た光をスクリーン上に投写させる
ことができる。
【0022】また、請求項2記載の発明によれば、液晶
レンズの屈折率を上下方向又は左右方向に段階的に変化
させることにより、スクリーン上に投写される画像を任
意の位置に移動させることでき、投写像の歪みやピント
ずれも防止できる。また、請求項3記載の発明によれ
ば、集光レンズとライトバルブとの間にくさび形液晶プ
リズムを配置したため、上記請求項1と同様な作用、効
果が得られる。
レンズの屈折率を上下方向又は左右方向に段階的に変化
させることにより、スクリーン上に投写される画像を任
意の位置に移動させることでき、投写像の歪みやピント
ずれも防止できる。また、請求項3記載の発明によれ
ば、集光レンズとライトバルブとの間にくさび形液晶プ
リズムを配置したため、上記請求項1と同様な作用、効
果が得られる。
【0023】また、請求項4記載の発明によれば、くさ
び形液晶プリズムが集光レンズからの光を上下方向又は
左右方向に曲げるように屈折率を調整されるため、ライ
トバルブに入射される光線を任意の位置に移動させるこ
とできる。また、請求項5記載の発明によれば、くさび
形液晶プリズムの一面側に配設された電極と対向する他
面側に配設された電極との電極間距離と電極に印加され
る電圧とが比例するように電圧を制御するため、ライト
バルブに入射される光線を任意の位置に移動させること
できると共に、投写像の歪みやピントずれも防止でき
る。
び形液晶プリズムが集光レンズからの光を上下方向又は
左右方向に曲げるように屈折率を調整されるため、ライ
トバルブに入射される光線を任意の位置に移動させるこ
とできる。また、請求項5記載の発明によれば、くさび
形液晶プリズムの一面側に配設された電極と対向する他
面側に配設された電極との電極間距離と電極に印加され
る電圧とが比例するように電圧を制御するため、ライト
バルブに入射される光線を任意の位置に移動させること
できると共に、投写像の歪みやピントずれも防止でき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例について図
面と共に説明する。図1は本発明の第1実施例である投
写型表示装置の一の光系路のみを取り出して示した概略
構成図である。尚、図1において、各R光、G光、B光
の光系路は夫々ほぼ同じ構成であるので、他の光系路の
説明は省略する。
面と共に説明する。図1は本発明の第1実施例である投
写型表示装置の一の光系路のみを取り出して示した概略
構成図である。尚、図1において、各R光、G光、B光
の光系路は夫々ほぼ同じ構成であるので、他の光系路の
説明は省略する。
【0025】投写型表示装置21は、大略、光源22
と、液晶レンズからなる集光レンズ23と、集光レンズ
23からの光を所定の画像のパターンに合わせて透過さ
せる液晶ライトバルブ24と、液晶ライトバルブ24を
通過した光をスクリーン25に投写する投写レンズ26
とを有する。
と、液晶レンズからなる集光レンズ23と、集光レンズ
23からの光を所定の画像のパターンに合わせて透過さ
せる液晶ライトバルブ24と、液晶ライトバルブ24を
通過した光をスクリーン25に投写する投写レンズ26
とを有する。
【0026】投写レンズ26は、光軸と直交する上下方
向に移動可能に設けられ、投写レンズ位置調整機構27
により上下方向の位置を調整される。投写レンズ位置調
整機構27は、調整スイッチ28が操作されると、その
操作量に応じて投写レンズ26を昇降移動させてスクリ
ーン25上に結像される結像位置を上下方向に移動させ
る。
向に移動可能に設けられ、投写レンズ位置調整機構27
により上下方向の位置を調整される。投写レンズ位置調
整機構27は、調整スイッチ28が操作されると、その
操作量に応じて投写レンズ26を昇降移動させてスクリ
ーン25上に結像される結像位置を上下方向に移動させ
る。
【0027】集光レンズ23は、任意の屈折率に調整さ
れる液晶レンズにより形成されている。この集光レンズ
23には、調整スイッチ28の操作量に応じて屈折率制
御回路29からの電圧が印加されており、後述するよう
に印加電圧に応じて液晶レンズの屈折率が調整される。
れる液晶レンズにより形成されている。この集光レンズ
23には、調整スイッチ28の操作量に応じて屈折率制
御回路29からの電圧が印加されており、後述するよう
に印加電圧に応じて液晶レンズの屈折率が調整される。
【0028】また、液晶ライトバルブ24は、液晶パネ
ル30の前後に偏光板31,32が配設された周知の構
成となっている。図2は上記集光レンズ23及び液晶ラ
イトバルブ24の構成を拡大して示す構成図である。
ル30の前後に偏光板31,32が配設された周知の構
成となっている。図2は上記集光レンズ23及び液晶ラ
イトバルブ24の構成を拡大して示す構成図である。
【0029】集光レンズ23は、透明なガラス(又は合
成樹脂材)により形成された入射側の凸面33と、出射
側の平面34とを一体的に接合させ、半球状の凸面33
と平面34との間に形成された凸レンズ状の密閉された
空間内に液晶35が封入されている。本実施例の場合、
上記液晶35としては、例えば誘電異方性が正のネマテ
ィック液晶であるツイストネマティック液晶(「TN液
晶」とも呼ばれている)が使用されるものとする。
成樹脂材)により形成された入射側の凸面33と、出射
側の平面34とを一体的に接合させ、半球状の凸面33
と平面34との間に形成された凸レンズ状の密閉された
空間内に液晶35が封入されている。本実施例の場合、
上記液晶35としては、例えば誘電異方性が正のネマテ
ィック液晶であるツイストネマティック液晶(「TN液
晶」とも呼ばれている)が使用されるものとする。
【0030】また、凸面33及び平面34の内側には、
ネマティック液晶の液晶分子が容易に動けるようにする
ため、ホモジニアス配向処理(細長い液晶分子が平面3
4と平行に並んだ配列となるガラス面の処理方法)が施
されている。さらに、凸面33の内面には、全面に透明
電極36が設けられており、平面34の内面にはストラ
イプ状透明電極37(371 〜37n )が設けられてい
る。
ネマティック液晶の液晶分子が容易に動けるようにする
ため、ホモジニアス配向処理(細長い液晶分子が平面3
4と平行に並んだ配列となるガラス面の処理方法)が施
されている。さらに、凸面33の内面には、全面に透明
電極36が設けられており、平面34の内面にはストラ
イプ状透明電極37(371 〜37n )が設けられてい
る。
【0031】図3に示すように、ストライプ状透明電極
37(371 〜37n )は、所定のピッチ間隔で複数本
配設され、夫々が水平方向に延在する向きに平行に設け
られている。上記のように凸面33の内面に設けられた
透明電極36と平面34の内面に設けられたストライプ
状透明電極37(371 〜37n )とは、互いに対向し
ており、中央部分が最も離間している。
37(371 〜37n )は、所定のピッチ間隔で複数本
配設され、夫々が水平方向に延在する向きに平行に設け
られている。上記のように凸面33の内面に設けられた
透明電極36と平面34の内面に設けられたストライプ
状透明電極37(371 〜37n )とは、互いに対向し
ており、中央部分が最も離間している。
【0032】そして、一方の透明電極36はアース側に
接続され、他方のストライプ状透明電極37は、液晶ラ
イトバルブ24に出射される光の向きを移動させる場
合、屈折率制御回路29からの電圧が印加される。尚、
液晶ライトバルブ24は、従来と同様な構成であるの
で、ここではその説明を省略する。
接続され、他方のストライプ状透明電極37は、液晶ラ
イトバルブ24に出射される光の向きを移動させる場
合、屈折率制御回路29からの電圧が印加される。尚、
液晶ライトバルブ24は、従来と同様な構成であるの
で、ここではその説明を省略する。
【0033】ここで、光源22から発光された無偏光で
白色光の光束は、前述したダイクロイックミラー(図7
参照のこと)によりR光、G光、B光の光束に分解され
た後、集光レンズ23によって投写レンズ26の瞳上に
焦点を持つ集光性の光線となり、偏光板31を経て液晶
パネル30に入射する。入射側の偏光板31は無偏光の
光束から直線偏光成分のみを取り出すものである。
白色光の光束は、前述したダイクロイックミラー(図7
参照のこと)によりR光、G光、B光の光束に分解され
た後、集光レンズ23によって投写レンズ26の瞳上に
焦点を持つ集光性の光線となり、偏光板31を経て液晶
パネル30に入射する。入射側の偏光板31は無偏光の
光束から直線偏光成分のみを取り出すものである。
【0034】偏光板31を通過して直線偏光となった光
線は、液晶パネル30で画像変調を受け、さらに出射側
の偏光板32によって画像化された後、投写レンズ26
により拡大投写される。投写レンズ26から投写された
光線は、スクリーン25上で像を結ぶ。
線は、液晶パネル30で画像変調を受け、さらに出射側
の偏光板32によって画像化された後、投写レンズ26
により拡大投写される。投写レンズ26から投写された
光線は、スクリーン25上で像を結ぶ。
【0035】投写レンズ26は、装置設置前の初期状態
では投写レンズ26の光軸38が液晶パネル30の中央
となるように設定されており、投写レンズ26の光軸3
8がスクリーン25上に投写される画像の中央となる。
このとき、集光レンズ23内に設けられたストライプ状
透明電極37(371 〜37n )には、電圧が印加され
ておらず、光源22から出た光は、図2に示すA線(実
線で示す)の軌跡をたどり、液晶パネル30で画像変調
されて投写レンズ26に入射される。
では投写レンズ26の光軸38が液晶パネル30の中央
となるように設定されており、投写レンズ26の光軸3
8がスクリーン25上に投写される画像の中央となる。
このとき、集光レンズ23内に設けられたストライプ状
透明電極37(371 〜37n )には、電圧が印加され
ておらず、光源22から出た光は、図2に示すA線(実
線で示す)の軌跡をたどり、液晶パネル30で画像変調
されて投写レンズ26に入射される。
【0036】ここで、スクリーン25上に投写される投
写画像を上方に移動させる場合、調整スイッチ28の操
作量に応じて投写レンズ位置調整機構27により投写レ
ンズ26を上方に移動させると共に、集光レンズ23の
ストライプ状透明電極37(371 〜37n )に調整ス
イッチ28の操作量に応じた電圧を印加させる。
写画像を上方に移動させる場合、調整スイッチ28の操
作量に応じて投写レンズ位置調整機構27により投写レ
ンズ26を上方に移動させると共に、集光レンズ23の
ストライプ状透明電極37(371 〜37n )に調整ス
イッチ28の操作量に応じた電圧を印加させる。
【0037】この場合、屈折率制御回路29は、ストラ
イプ状透明電極37(371 〜37 n )への印加電圧を
上部ほど小さい電圧に調整し、下部ほど大きい電圧に調
整する。すなわち、最上部のストライプ状透明電極37
1 への電圧を最も小さくし、下部へ移るにつれて段階的
に印加電圧を大きくして最下部のストライプ状透明電極
37n への電圧を最も大きくする。
イプ状透明電極37(371 〜37 n )への印加電圧を
上部ほど小さい電圧に調整し、下部ほど大きい電圧に調
整する。すなわち、最上部のストライプ状透明電極37
1 への電圧を最も小さくし、下部へ移るにつれて段階的
に印加電圧を大きくして最下部のストライプ状透明電極
37n への電圧を最も大きくする。
【0038】さらに、屈折率制御回路29は、電極間の
離間距離に比例した電圧を印加させる。そのため、上記
のようにストライプ状透明電極37(371 〜37n )
への印加電圧は、電極間の離間距離に応じた電圧値を加
算する。すなわち、離間距離の小さい最上部から下部へ
移るにつれて放物線状に印加電圧が増加され、液晶分子
にかかる電界強度を一定にする。
離間距離に比例した電圧を印加させる。そのため、上記
のようにストライプ状透明電極37(371 〜37n )
への印加電圧は、電極間の離間距離に応じた電圧値を加
算する。すなわち、離間距離の小さい最上部から下部へ
移るにつれて放物線状に印加電圧が増加され、液晶分子
にかかる電界強度を一定にする。
【0039】このようにストライプ状透明電極37(3
71 〜37n )に段階的に変化された電圧を印加させる
と、ストライプ状透明電極37(371 〜37n )に平
行に配列していた液晶分子が印加された電圧の大きさに
応じて電界方向に傾くため、集光レンズ23内に充填さ
れた液晶35の上下方向の各位置における実効的な屈折
率が段階的に変化する。
71 〜37n )に段階的に変化された電圧を印加させる
と、ストライプ状透明電極37(371 〜37n )に平
行に配列していた液晶分子が印加された電圧の大きさに
応じて電界方向に傾くため、集光レンズ23内に充填さ
れた液晶35の上下方向の各位置における実効的な屈折
率が段階的に変化する。
【0040】その結果、集光レンズ23は上部が低屈折
率に調整され、集光レンズ23の下部が高屈折率に調整
されると共に、集光レンズ23の上部から下部に至る間
の屈折率が段階的に変化される。これで集光レンズ23
の焦点位置は、図2においてB線(一点鎖線で示す)で
示すように上方に移動する。このように、集光レンズ2
3より出射した光の方向が投写レンズ26の移動後の位
置に対応するように集光レンズ23の屈折率を調整する
ため、集光レンズ23の焦点位置を投写レンズ26の上
下方向の移動位置に正確に合わすことができると共に、
投写像の劣化(台形歪み、周辺部のピントずれ)が発生
しないようにスクリーン25上に投写することができ
る。
率に調整され、集光レンズ23の下部が高屈折率に調整
されると共に、集光レンズ23の上部から下部に至る間
の屈折率が段階的に変化される。これで集光レンズ23
の焦点位置は、図2においてB線(一点鎖線で示す)で
示すように上方に移動する。このように、集光レンズ2
3より出射した光の方向が投写レンズ26の移動後の位
置に対応するように集光レンズ23の屈折率を調整する
ため、集光レンズ23の焦点位置を投写レンズ26の上
下方向の移動位置に正確に合わすことができると共に、
投写像の劣化(台形歪み、周辺部のピントずれ)が発生
しないようにスクリーン25上に投写することができ
る。
【0041】また、スクリーン25上に投写される投写
画像を下方に移動させる場合は、上記と逆にストライプ
状透明電極37(371 〜37n )に印加される電圧を
変化させれば良い。すなわち、ストライプ状透明電極3
7(371 〜37n )の上部ほど大きい電圧に調整し、
下部ほど小さい電圧に調整する。
画像を下方に移動させる場合は、上記と逆にストライプ
状透明電極37(371 〜37n )に印加される電圧を
変化させれば良い。すなわち、ストライプ状透明電極3
7(371 〜37n )の上部ほど大きい電圧に調整し、
下部ほど小さい電圧に調整する。
【0042】また、本実施例では、投写レンズ26の移
動に合わせて光源22を移動させる必要がないので、光
源22を移動させる機構が不要となり、その分従来のも
のよりも構成の簡略化が図られている。そのため、投写
型表示装置21は、従来のものよりも小型化が可能とな
り、設置作業も容易に行える。
動に合わせて光源22を移動させる必要がないので、光
源22を移動させる機構が不要となり、その分従来のも
のよりも構成の簡略化が図られている。そのため、投写
型表示装置21は、従来のものよりも小型化が可能とな
り、設置作業も容易に行える。
【0043】また、投写レンズ26を移動させたとき集
光レンズ23の屈折率変化により集光レンズ23の平面
34から出射される光の角度が上方に変化して、集光レ
ンズ23から出た光が全て投写レンズ26の入射瞳39
内に入るように調整される。そのため、入射瞳径の小さ
い投写レンズ26を使用しても、集光レンズ23から出
た光をスクリーン25上に投写させることができるの
で、スクリーン25上に投写される画像が暗くなること
なくスクリーン25の中央に投写させることできる。
光レンズ23の屈折率変化により集光レンズ23の平面
34から出射される光の角度が上方に変化して、集光レ
ンズ23から出た光が全て投写レンズ26の入射瞳39
内に入るように調整される。そのため、入射瞳径の小さ
い投写レンズ26を使用しても、集光レンズ23から出
た光をスクリーン25上に投写させることができるの
で、スクリーン25上に投写される画像が暗くなること
なくスクリーン25の中央に投写させることできる。
【0044】図4は本発明の第2実施例である投写型表
示装置の一の光系路のみを取り出して示した概略構成図
である。尚、図4において、各R光、G光、B光の光系
路は夫々ほぼ同じ構成であるので、他の光系路の説明は
省略する。また、上記第1実施例と同一部分には同一符
号を付してその説明は省略する。
示装置の一の光系路のみを取り出して示した概略構成図
である。尚、図4において、各R光、G光、B光の光系
路は夫々ほぼ同じ構成であるので、他の光系路の説明は
省略する。また、上記第1実施例と同一部分には同一符
号を付してその説明は省略する。
【0045】投写型表示装置41は、集光レンズ23の
凸面33の内面にストライプ状透明電極42(421 〜
42n )が設けられている。図5に示すように、透明電
極42(421 〜42n )は、所定のピッチ間隔で複数
本配設され、夫々が垂直方向に延在する向きに平行に設
けられている。従って、凸面33の内面に設けられたス
トライプ状透明電極42(421 〜42n )と平面34
の内面に設けられたストライプ状透明電極37(371
〜37n )とは、互いに対向し、且つ直交する方向に延
在してマトリクス状に配設されている。
凸面33の内面にストライプ状透明電極42(421 〜
42n )が設けられている。図5に示すように、透明電
極42(421 〜42n )は、所定のピッチ間隔で複数
本配設され、夫々が垂直方向に延在する向きに平行に設
けられている。従って、凸面33の内面に設けられたス
トライプ状透明電極42(421 〜42n )と平面34
の内面に設けられたストライプ状透明電極37(371
〜37n )とは、互いに対向し、且つ直交する方向に延
在してマトリクス状に配設されている。
【0046】投写型表示装置41では、集光レンズ23
内に水平方向に延在するストライプ状透明電極37(3
71 〜37n )により上下方向の屈折率が調整され、垂
直方向に延在するストライプ状透明電極42(421 〜
42n )により左右方向の屈折率が調整される。そのた
め、スクリーン25上に投写される投写画像を上下方向
に移動させる場合、上記第1実施例の場合と同様に調整
スイッチ28の操作量に応じて投写レンズ位置調整機構
27により投写レンズ26を上下方向に移動させると共
に、集光レンズ23のストライプ状透明電極37(37
1 〜37n )に調整スイッチ28の操作量に応じて段階
的に変化された電圧を印加させる。
内に水平方向に延在するストライプ状透明電極37(3
71 〜37n )により上下方向の屈折率が調整され、垂
直方向に延在するストライプ状透明電極42(421 〜
42n )により左右方向の屈折率が調整される。そのた
め、スクリーン25上に投写される投写画像を上下方向
に移動させる場合、上記第1実施例の場合と同様に調整
スイッチ28の操作量に応じて投写レンズ位置調整機構
27により投写レンズ26を上下方向に移動させると共
に、集光レンズ23のストライプ状透明電極37(37
1 〜37n )に調整スイッチ28の操作量に応じて段階
的に変化された電圧を印加させる。
【0047】また、スクリーン25上に投写される投写
画像を右方に移動させる場合、屈折率制御回路29は、
垂直方向に延在するストライプ状透明電極42(421
〜42n )への印加電圧を右側ほど小さい電圧に調整
し、左側ほど大きい電圧に調整する。すなわち、最右側
のストライプ状透明電極421 への電圧を最も小さく
し、左側へ移るにつれて段階的に印加電圧を大きくして
最左側のストライプ状透明電極42n への電圧を最も大
きくする。
画像を右方に移動させる場合、屈折率制御回路29は、
垂直方向に延在するストライプ状透明電極42(421
〜42n )への印加電圧を右側ほど小さい電圧に調整
し、左側ほど大きい電圧に調整する。すなわち、最右側
のストライプ状透明電極421 への電圧を最も小さく
し、左側へ移るにつれて段階的に印加電圧を大きくして
最左側のストライプ状透明電極42n への電圧を最も大
きくする。
【0048】このようにストライプ状透明電極42(4
21 〜42n )に段階的に変化された電圧を印加させる
と、ストライプ状透明電極42(421 〜42n )に平
行に配列していた液晶分子が印加された電圧の大きさに
応じて電界方向に傾くため、集光レンズ23内に充填さ
れた液晶35の左右方向の各位置における実効的な屈折
率が段階的に変化する。
21 〜42n )に段階的に変化された電圧を印加させる
と、ストライプ状透明電極42(421 〜42n )に平
行に配列していた液晶分子が印加された電圧の大きさに
応じて電界方向に傾くため、集光レンズ23内に充填さ
れた液晶35の左右方向の各位置における実効的な屈折
率が段階的に変化する。
【0049】その結果、集光レンズ23は右側が低屈折
率に調整され、集光レンズ23の左側が高屈折率に調整
されると共に、集光レンズ23の右側から左側に至る間
の屈折率が段階的に変化される。これで集光レンズ23
の焦点位置は、図4においてC線(一点鎖線で示す)で
示すように右方に移動する。そのため、集光レンズ23
の焦点位置を投写レンズ26の上下方向及び左右方向の
移動位置に正確に合わすことができると共に、投写像の
劣化(台形歪み、周辺部のピントずれ)が発生しないよ
うにスクリーン25上に投写することができる。
率に調整され、集光レンズ23の左側が高屈折率に調整
されると共に、集光レンズ23の右側から左側に至る間
の屈折率が段階的に変化される。これで集光レンズ23
の焦点位置は、図4においてC線(一点鎖線で示す)で
示すように右方に移動する。そのため、集光レンズ23
の焦点位置を投写レンズ26の上下方向及び左右方向の
移動位置に正確に合わすことができると共に、投写像の
劣化(台形歪み、周辺部のピントずれ)が発生しないよ
うにスクリーン25上に投写することができる。
【0050】また、スクリーン25上に投写される投写
画像を左方に移動させる場合は、上記と逆にストライプ
状透明電極42(421 〜42n )に印加される電圧を
変化させれば良い。すなわち、ストライプ状透明電極4
2(421 〜42n )の印加電圧を右側ほど大きい電圧
に調整し、左側ほど小さい電圧に調整する。
画像を左方に移動させる場合は、上記と逆にストライプ
状透明電極42(421 〜42n )に印加される電圧を
変化させれば良い。すなわち、ストライプ状透明電極4
2(421 〜42n )の印加電圧を右側ほど大きい電圧
に調整し、左側ほど小さい電圧に調整する。
【0051】また、本実施例では、投写レンズ26の移
動に合わせて光源22を移動させる必要がないので、光
源22を上下方向及び左右方向に移動させる機構が不要
となり、その分従来のものよりも構成の簡略化が図られ
ている。そのため、投写型表示装置21は、従来のもの
よりも小型化が可能となり、設置作業も容易に行える。
動に合わせて光源22を移動させる必要がないので、光
源22を上下方向及び左右方向に移動させる機構が不要
となり、その分従来のものよりも構成の簡略化が図られ
ている。そのため、投写型表示装置21は、従来のもの
よりも小型化が可能となり、設置作業も容易に行える。
【0052】また、投写レンズ26を右側に移動させた
とき集光レンズ23の屈折率変化により集光レンズ23
の平面34から出射される光の角度が右側に変化して、
集光レンズ23から出た光が全て投写レンズ26の入射
瞳39内に入るように調整される。そのため、入射瞳径
の小さい投写レンズ26を使用しても、集光レンズ23
から出た光をスクリーン25上に投写させることができ
るので、スクリーン25上に投写される画像が暗くなる
ことなくスクリーン25の中央に投写させることでき
る。
とき集光レンズ23の屈折率変化により集光レンズ23
の平面34から出射される光の角度が右側に変化して、
集光レンズ23から出た光が全て投写レンズ26の入射
瞳39内に入るように調整される。そのため、入射瞳径
の小さい投写レンズ26を使用しても、集光レンズ23
から出た光をスクリーン25上に投写させることができ
るので、スクリーン25上に投写される画像が暗くなる
ことなくスクリーン25の中央に投写させることでき
る。
【0053】図6は本発明の第3実施例である投写型表
示装置の一の光系路のみを取り出して示した概略構成図
である。尚、図6において、各R光、G光、B光の光系
路は夫々ほぼ同じ構成であるので、他の光系路の説明は
省略する。また、上記第1実施例と同一部分には同一符
号を付してその説明は省略する。
示装置の一の光系路のみを取り出して示した概略構成図
である。尚、図6において、各R光、G光、B光の光系
路は夫々ほぼ同じ構成であるので、他の光系路の説明は
省略する。また、上記第1実施例と同一部分には同一符
号を付してその説明は省略する。
【0054】投写型表示装置51は、集光レンズ52と
液晶ライトバルブ24との間には、くさび形液晶プリズ
ム53が設けられている。このくさび形液晶プリズム5
3は、透明なガラス(又は合成樹脂材)により形成され
た入射側の垂直平面54と、出射側の傾斜平面55と、
上部スペーサ56と、下部スペーサ57とを一体的に接
合させ、且つ両側面が側壁(図示せず)により閉塞され
ている。出射側の傾斜平面55は、垂直方向に対して角
度θ傾斜している。
液晶ライトバルブ24との間には、くさび形液晶プリズ
ム53が設けられている。このくさび形液晶プリズム5
3は、透明なガラス(又は合成樹脂材)により形成され
た入射側の垂直平面54と、出射側の傾斜平面55と、
上部スペーサ56と、下部スペーサ57とを一体的に接
合させ、且つ両側面が側壁(図示せず)により閉塞され
ている。出射側の傾斜平面55は、垂直方向に対して角
度θ傾斜している。
【0055】そして、垂直平面54と傾斜平面55との
間に形成されたくさび形空間内にはTN液晶(ツイスト
ネマティック液晶)58が封入されている。そのため、
垂直平面54から入射した光は、TN液晶58の屈折率
及び傾斜平面55の傾斜角度θに応じて屈折されて液晶
ライトバルブ24に出射される。本実施例では、集光レ
ンズ52と液晶ライトバルブ24との間に上記くさび形
液晶プリズム53を挿入させる構成であるので、既存の
構成のものにくさび形液晶プリズム53を組み込むだけ
でを容易に改造することができる。
間に形成されたくさび形空間内にはTN液晶(ツイスト
ネマティック液晶)58が封入されている。そのため、
垂直平面54から入射した光は、TN液晶58の屈折率
及び傾斜平面55の傾斜角度θに応じて屈折されて液晶
ライトバルブ24に出射される。本実施例では、集光レ
ンズ52と液晶ライトバルブ24との間に上記くさび形
液晶プリズム53を挿入させる構成であるので、既存の
構成のものにくさび形液晶プリズム53を組み込むだけ
でを容易に改造することができる。
【0056】また、垂直平面54及び傾斜平面55の内
側には、TN液晶分子が容易に動けるようにするため、
ホモジニアス配向処理(細長い液晶分子が垂直平面54
と平行に並んだ配列となるガラス面の処理方法)が施さ
れている。さらに、入射側の垂直平面54の内面には、
水平方向に延在するストライプ状透明電極59(59 1
〜59n )が設けられている。また、出射側の傾斜平面
55の内面には、全面に透明電極60が設けられてい
る。
側には、TN液晶分子が容易に動けるようにするため、
ホモジニアス配向処理(細長い液晶分子が垂直平面54
と平行に並んだ配列となるガラス面の処理方法)が施さ
れている。さらに、入射側の垂直平面54の内面には、
水平方向に延在するストライプ状透明電極59(59 1
〜59n )が設けられている。また、出射側の傾斜平面
55の内面には、全面に透明電極60が設けられてい
る。
【0057】ストライプ状透明電極59(591 〜59
n )は、所定のピッチ間隔で複数本配設され、夫々が水
平方向に延在する向きに平行に設けられている。上記の
ように垂直平面54の内面に設けられたストライプ状透
明電極59(591 〜59n)と、傾斜平面55の内面
に設けられた透明電極60とは、上部が最も近接し、下
部が最も離間するように対向しており、下方に移るにつ
れて離間距離が大きくなる。
n )は、所定のピッチ間隔で複数本配設され、夫々が水
平方向に延在する向きに平行に設けられている。上記の
ように垂直平面54の内面に設けられたストライプ状透
明電極59(591 〜59n)と、傾斜平面55の内面
に設けられた透明電極60とは、上部が最も近接し、下
部が最も離間するように対向しており、下方に移るにつ
れて離間距離が大きくなる。
【0058】そして、一方の透明電極60はアース側に
接続され、他方のストライプ状透明電極59(591 〜
59n )は、液晶ライトバルブ24に出射される光の向
きを移動させる場合、屈折率制御回路29からの電圧が
印加される。ストライプ状透明電極59(591 〜59
n )に印加される電圧は、それぞれの場所での液晶分子
にかかる電界強度が一定となるように透明電極60と各
ストライプ状透明電極591 〜59n との離間距離に比
例した電圧値に設定される。
接続され、他方のストライプ状透明電極59(591 〜
59n )は、液晶ライトバルブ24に出射される光の向
きを移動させる場合、屈折率制御回路29からの電圧が
印加される。ストライプ状透明電極59(591 〜59
n )に印加される電圧は、それぞれの場所での液晶分子
にかかる電界強度が一定となるように透明電極60と各
ストライプ状透明電極591 〜59n との離間距離に比
例した電圧値に設定される。
【0059】投写レンズ26は、装置設置前の初期状態
では投写レンズ26の光軸38が液晶パネル30の中心
線61よりも上方に位置するように設定されている。く
さび形液晶プリズム53は、この状態で集光レンズ52
を通過した光線を有効に入射瞳39に導くために設けら
れている。
では投写レンズ26の光軸38が液晶パネル30の中心
線61よりも上方に位置するように設定されている。く
さび形液晶プリズム53は、この状態で集光レンズ52
を通過した光線を有効に入射瞳39に導くために設けら
れている。
【0060】このとき、くさび形液晶プリズム53内に
設けられたストライプ状透明電極59(591 〜5
9n )には、電圧が印加されておらず、光源22から出
た光は、図2に示すA線(実線で示す)の軌跡をたど
り、液晶パネル30で画像変調されて投写レンズ26に
入射される。
設けられたストライプ状透明電極59(591 〜5
9n )には、電圧が印加されておらず、光源22から出
た光は、図2に示すA線(実線で示す)の軌跡をたど
り、液晶パネル30で画像変調されて投写レンズ26に
入射される。
【0061】ここで、スクリーン25上に投写される投
写画像を上方に移動させる場合、調整スイッチ28の操
作量に応じて投写レンズ位置調整機構27により投写レ
ンズ26を上方に移動させると共に、くさび形液晶プリ
ズム53のストライプ状透明電極59(591 〜5
9n )に調整スイッチ28の操作量に応じた電圧を印加
させる。
写画像を上方に移動させる場合、調整スイッチ28の操
作量に応じて投写レンズ位置調整機構27により投写レ
ンズ26を上方に移動させると共に、くさび形液晶プリ
ズム53のストライプ状透明電極59(591 〜5
9n )に調整スイッチ28の操作量に応じた電圧を印加
させる。
【0062】この場合、屈折率制御回路29は、電極間
の離間距離に比例した電圧を印加させるため、離間距離
の小さい上部ほど小さい電圧とし、離間距離の大きい下
部ほど大きい電圧に調整する。すなわち、最上部のスト
ライプ状透明電極591 への電圧を最も小さくし、下部
へ移るにつれて段階的に印加電圧を大きくして最下部の
ストライプ状透明電極59n への電圧を最も大きくして
液晶分子にかかる電界強度を一定にする。
の離間距離に比例した電圧を印加させるため、離間距離
の小さい上部ほど小さい電圧とし、離間距離の大きい下
部ほど大きい電圧に調整する。すなわち、最上部のスト
ライプ状透明電極591 への電圧を最も小さくし、下部
へ移るにつれて段階的に印加電圧を大きくして最下部の
ストライプ状透明電極59n への電圧を最も大きくして
液晶分子にかかる電界強度を一定にする。
【0063】このようにストライプ状透明電極59(5
91 〜59n )に段階的に変化された電圧を印加させる
と、ストライプ状透明電極59(591 〜59n )に平
行に配列していた液晶分子が印加された電圧の大きさに
応じて電界方向に傾くため、くさび形液晶プリズム52
内に充填された液晶58の上下方向の各位置における実
効的な屈折率が段階的に変化する。
91 〜59n )に段階的に変化された電圧を印加させる
と、ストライプ状透明電極59(591 〜59n )に平
行に配列していた液晶分子が印加された電圧の大きさに
応じて電界方向に傾くため、くさび形液晶プリズム52
内に充填された液晶58の上下方向の各位置における実
効的な屈折率が段階的に変化する。
【0064】その結果、くさび形液晶プリズム53は上
部が低屈折率に調整され、くさび形液晶プリズム53の
下部が高屈折率に調整されると共に、くさび形液晶プリ
ズム52の上部から下部に至る間の屈折率が段階的に変
化される。これで集光レンズ52の焦点位置は、図6に
おいてB線(一点鎖線で示す)で示すように上方に移動
する。そのため、集光レンズ52の焦点位置を投写レン
ズ26の上下方向の移動位置に正確に合わすことができ
ると共に、投写像の劣化(台形歪み、周辺部のピントず
れ)が発生しないようにスクリーン25上に投写するこ
とができる。
部が低屈折率に調整され、くさび形液晶プリズム53の
下部が高屈折率に調整されると共に、くさび形液晶プリ
ズム52の上部から下部に至る間の屈折率が段階的に変
化される。これで集光レンズ52の焦点位置は、図6に
おいてB線(一点鎖線で示す)で示すように上方に移動
する。そのため、集光レンズ52の焦点位置を投写レン
ズ26の上下方向の移動位置に正確に合わすことができ
ると共に、投写像の劣化(台形歪み、周辺部のピントず
れ)が発生しないようにスクリーン25上に投写するこ
とができる。
【0065】また、スクリーン25上に投写される投写
画像を下方に移動させる場合は、上記と逆にストライプ
状透明電極58(581 〜58n )に印加される電圧を
変化させれば良い。また、本実施例では、投写レンズ2
6の移動に合わせて光源22を移動させる必要がないの
で、光源22を移動させる機構が不要となり、その分従
来のものよりも構成の簡略化が図られている。そのた
め、投写型表示装置51は、従来のものよりも小型化が
可能となり、設置作業も容易に行える。
画像を下方に移動させる場合は、上記と逆にストライプ
状透明電極58(581 〜58n )に印加される電圧を
変化させれば良い。また、本実施例では、投写レンズ2
6の移動に合わせて光源22を移動させる必要がないの
で、光源22を移動させる機構が不要となり、その分従
来のものよりも構成の簡略化が図られている。そのた
め、投写型表示装置51は、従来のものよりも小型化が
可能となり、設置作業も容易に行える。
【0066】また、投写レンズ26を移動させたときく
さび形液晶プリズム53の屈折率変化によりくさび形液
晶プリズム53から出射される光の角度が上方に変化し
て、集光レンズ52から出た光が全て投写レンズ26の
入射瞳39内に入るように調整される。そのため、入射
瞳径の小さい投写レンズ26を使用しても、集光レンズ
52から出た光をスクリーン25上に投写させることが
できるので、スクリーン25上に投写される画像が暗く
なることなくスクリーン25の中央に投写させることで
きる。
さび形液晶プリズム53の屈折率変化によりくさび形液
晶プリズム53から出射される光の角度が上方に変化し
て、集光レンズ52から出た光が全て投写レンズ26の
入射瞳39内に入るように調整される。そのため、入射
瞳径の小さい投写レンズ26を使用しても、集光レンズ
52から出た光をスクリーン25上に投写させることが
できるので、スクリーン25上に投写される画像が暗く
なることなくスクリーン25の中央に投写させることで
きる。
【0067】また、集光レンズ52から出た光を左右方
向に移動させる場合には、横向きに傾斜したくさび形液
晶プリズムを液晶ライトバルブ24と集光レンズ52と
の間に配設する構成とすれば良い。
向に移動させる場合には、横向きに傾斜したくさび形液
晶プリズムを液晶ライトバルブ24と集光レンズ52と
の間に配設する構成とすれば良い。
【0068】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、下記の種々
の効果を実現することができる。請求項1記載の発明に
よれば、液晶レンズより出射した光の方向が投写レンズ
の移動後の位置に対応するように液晶レンズの屈折率を
調整するため、集光レンズの焦点位置を容易に調整する
ことができると共に光源を移動させる機構が不要にな
り、その分従来のものよりも構成の簡略化を図ることが
できる。従って、装置を小型化して設置作業が容易に行
えると共に、入射瞳径の小さい投写レンズを使用して
も、集光レンズから出た光をスクリーン上に投写させる
ことができ、スクリーン上に投写される画像が暗くなる
ことなくスクリーンの中央に投写させることできる。
の効果を実現することができる。請求項1記載の発明に
よれば、液晶レンズより出射した光の方向が投写レンズ
の移動後の位置に対応するように液晶レンズの屈折率を
調整するため、集光レンズの焦点位置を容易に調整する
ことができると共に光源を移動させる機構が不要にな
り、その分従来のものよりも構成の簡略化を図ることが
できる。従って、装置を小型化して設置作業が容易に行
えると共に、入射瞳径の小さい投写レンズを使用して
も、集光レンズから出た光をスクリーン上に投写させる
ことができ、スクリーン上に投写される画像が暗くなる
ことなくスクリーンの中央に投写させることできる。
【0069】また、請求項2記載の発明によれば、液晶
レンズの屈折率を上下方向又は左右方向に段階的に変化
させることにより、スクリーン上に投写される画像を任
意の位置に移動させることでき、投写像の歪みやピント
ずれも防止できる。また、請求項3記載の発明によれ
ば、集光レンズとライトバルブとの間にくさび形液晶プ
リズムを配置したため、既存のものを容易に改造するこ
とができると共に上記請求項1と同様な作用、効果が得
られる。
レンズの屈折率を上下方向又は左右方向に段階的に変化
させることにより、スクリーン上に投写される画像を任
意の位置に移動させることでき、投写像の歪みやピント
ずれも防止できる。また、請求項3記載の発明によれ
ば、集光レンズとライトバルブとの間にくさび形液晶プ
リズムを配置したため、既存のものを容易に改造するこ
とができると共に上記請求項1と同様な作用、効果が得
られる。
【0070】また、請求項4記載の発明によれば、くさ
び形液晶プリズムが集光レンズからの光を上下方向又は
左右方向に曲げるように屈折率を調整されるため、ライ
トバルブに入射される光線を任意の位置に移動させるこ
とできる。また、請求項5記載の発明によれば、くさび
形液晶プリズムの一面側に配設された電極と対向する他
面側に配設された電極との電極間距離と電極に印加され
る電圧とが比例するように電圧を制御するため、液晶分
子にかかる電界強度を一定にしてくさび形液晶プリズム
の屈折率を安定的に調整することができる。また、ライ
トバルブに入射される光線を任意の位置に移動させるこ
とできると共に、投写像の歪みやピントずれも防止でき
る。
び形液晶プリズムが集光レンズからの光を上下方向又は
左右方向に曲げるように屈折率を調整されるため、ライ
トバルブに入射される光線を任意の位置に移動させるこ
とできる。また、請求項5記載の発明によれば、くさび
形液晶プリズムの一面側に配設された電極と対向する他
面側に配設された電極との電極間距離と電極に印加され
る電圧とが比例するように電圧を制御するため、液晶分
子にかかる電界強度を一定にしてくさび形液晶プリズム
の屈折率を安定的に調整することができる。また、ライ
トバルブに入射される光線を任意の位置に移動させるこ
とできると共に、投写像の歪みやピントずれも防止でき
る。
【図1】本発明の第1実施例である投写型表示装置の一
の光系路のみを取り出して示した概略構成図である。
の光系路のみを取り出して示した概略構成図である。
【図2】集光レンズ及び液晶ライトバルブの構成を拡大
して示す構成図である。
して示す構成図である。
【図3】水平方向のストライプ状透明電極の配列を示す
集光レンズの正面図である。
集光レンズの正面図である。
【図4】本発明の第2実施例である投写型表示装置の一
の光系路のみを取り出して示した概略構成図である。
の光系路のみを取り出して示した概略構成図である。
【図5】水平方向と垂直方向のストライプ状透明電極が
マトリクス状に配列された状態を示す集光レンズの正面
図である。
マトリクス状に配列された状態を示す集光レンズの正面
図である。
【図6】本発明の第3実施例である投写型表示装置の一
の光系路のみを取り出して示した概略構成図である。
の光系路のみを取り出して示した概略構成図である。
【図7】従来の投写型表示装置の全体構成を示す図であ
る。
る。
【図8】従来の投写型表示装置の一の光系路のみを取り
出して示した概略構成図である。
出して示した概略構成図である。
21,41,51 投写型表示装置 22 光源 23 集光レンズ 24 液晶ライトバルブ 25 スクリーン 26 投写レンズ 27 投写レンズ位置調整機構 28 調整スイッチ 29 屈折率制御回路 30 液晶パネル 31,32 偏光板 33 凸面 34 平面 35,58 液晶 36,60 透明電極 37,42,59 ストライプ状透明電極 53 くさび形液晶プリズム
Claims (5)
- 【請求項1】 光源と、該光源からの光を集める集光レ
ンズと、該集光レンズからの光を所定の画像のパターン
に合わせて透過させるライトバルブと、該ライトバルブ
を通過した光をスクリーンに投写する投写レンズとを有
する投写型表示装置において、 前記投写レンズを光軸と直交する方向に移動可能に設
け、 前記集光レンズを任意の屈折率に調整される液晶レンズ
により形成し、 前記液晶レンズより出射した光の方向が前記投写レンズ
の移動後の位置に対応するように前記液晶レンズの屈折
率を調整することを特徴とする投写型表示装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の投写型表示装置にお
いて、 前記液晶レンズの屈折率を上下方向又は左右方向に段階
的に変化させることを特徴とする投写型表示装置。 - 【請求項3】 光源と、該光源からの光を集める集光レ
ンズと、該集光レンズからの光を所定の画像のパターン
に合わせて透過させるライトバルブと、該ライトバルブ
を通過した光をスクリーンに投写する投写レンズとを有
する投写型表示装置において、 前記集光レンズと前記ライトバルブとの間にくさび形液
晶プリズムを配置したことを特徴とする投写型表示装
置。 - 【請求項4】 前記請求項3記載の投写型表示装置にお
いて、 前記くさび形液晶プリズムは、前記集光レンズからの光
を上下方向又は左右方向に曲げるように屈折率を調整さ
れることを特徴とする投写型表示装置。 - 【請求項5】 前記請求項3記載の投写型表示装置にお
いて、 前記くさび形液晶プリズムは、一面側に配設された電極
と対向する他面側に配設された電極との電極間距離と該
電極に印加される電圧とが比例するように前記電圧を制
御することを特徴とする投写型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8033995A JPH09230284A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 投写型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8033995A JPH09230284A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 投写型表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230284A true JPH09230284A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12402066
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8033995A Withdrawn JPH09230284A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 投写型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09230284A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005031271A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 液晶プロジェクタの支持構造 |
| US7090360B2 (en) | 2003-07-28 | 2006-08-15 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| US7357518B2 (en) | 2004-06-03 | 2008-04-15 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| JP2016173590A (ja) * | 2016-05-09 | 2016-09-29 | セイコーエプソン株式会社 | 照明装置 |
| WO2017131405A1 (ko) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 엘지이노텍(주) | 목표 지향적 발광 장치 및 광학 모듈 |
| CN113983426A (zh) * | 2020-07-17 | 2022-01-28 | 上海艾葛诺照明科技有限公司 | 一种开普勒式光束成像图案灯 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP8033995A patent/JPH09230284A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005031271A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 液晶プロジェクタの支持構造 |
| US7090360B2 (en) | 2003-07-28 | 2006-08-15 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| US7204598B2 (en) | 2003-07-28 | 2007-04-17 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| US7357518B2 (en) | 2004-06-03 | 2008-04-15 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| WO2017131405A1 (ko) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 엘지이노텍(주) | 목표 지향적 발광 장치 및 광학 모듈 |
| US10690323B2 (en) | 2016-01-28 | 2020-06-23 | Lg Innotek Co., Ltd. | Target-oriented light emitting device, and optical module |
| JP2016173590A (ja) * | 2016-05-09 | 2016-09-29 | セイコーエプソン株式会社 | 照明装置 |
| CN113983426A (zh) * | 2020-07-17 | 2022-01-28 | 上海艾葛诺照明科技有限公司 | 一种开普勒式光束成像图案灯 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |