JPH09230320A - ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置 - Google Patents
ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置Info
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- JPH09230320A JPH09230320A JP3199296A JP3199296A JPH09230320A JP H09230320 A JPH09230320 A JP H09230320A JP 3199296 A JP3199296 A JP 3199296A JP 3199296 A JP3199296 A JP 3199296A JP H09230320 A JPH09230320 A JP H09230320A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックライト光源として蛍光管を用いても、
3色のカラーバランスが良くて色再現性が良好な明るい
ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置。 【解決手段】 液晶表示素子と、その照明光3入射側に
設けられ、要素ホログラム5′のアレーからなり、要素
ホログラム5′が、入射角θで入射する白色光3をホロ
グラム記録面に略沿う方向に波長分散させて分光するホ
ログラムカラーフィルターとを備えた液晶表示装置にお
いて、白色光3の光源30として、赤波長領域、緑波長
領域、青波長領域それぞれ中に少なくとも1つの輝線ピ
ークを有し、緑波長領域中の主輝線ピーク波長を中心と
して赤波長領域と青波長領域の主輝線ピーク波長が略対
称に位置する蛍光管を用いる。
3色のカラーバランスが良くて色再現性が良好な明るい
ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置。 【解決手段】 液晶表示素子と、その照明光3入射側に
設けられ、要素ホログラム5′のアレーからなり、要素
ホログラム5′が、入射角θで入射する白色光3をホロ
グラム記録面に略沿う方向に波長分散させて分光するホ
ログラムカラーフィルターとを備えた液晶表示装置にお
いて、白色光3の光源30として、赤波長領域、緑波長
領域、青波長領域それぞれ中に少なくとも1つの輝線ピ
ークを有し、緑波長領域中の主輝線ピーク波長を中心と
して赤波長領域と青波長領域の主輝線ピーク波長が略対
称に位置する蛍光管を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラムカラー
フィルターを用いた液晶表示装置に関し、特に、バック
ライト光源として蛍光管を用いた直視型の液晶表示装置
において、3色のカラーバランスが良く色再現性の良好
な照明光の利用効率を大幅に向上させたホログラムカラ
ーフィルターを用いた液晶表示装置に関する。
フィルターを用いた液晶表示装置に関し、特に、バック
ライト光源として蛍光管を用いた直視型の液晶表示装置
において、3色のカラーバランスが良く色再現性の良好
な照明光の利用効率を大幅に向上させたホログラムカラ
ーフィルターを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、顔料、染料等による吸収カラ
ーフィルターを用いたカラー液晶表示装置においては、
表示のためにバックライトは必要不可欠なものである。
しかしながら、カラー液晶表示装置の背後から白色光を
そのまま照射しただけでは、その利用効率は非常に低
い。その原因として、主に下記に示す理由があげられ
る。
ーフィルターを用いたカラー液晶表示装置においては、
表示のためにバックライトは必要不可欠なものである。
しかしながら、カラー液晶表示装置の背後から白色光を
そのまま照射しただけでは、その利用効率は非常に低
い。その原因として、主に下記に示す理由があげられ
る。
【0003】各色のセル以外のブラック・マトリック
スが占める面積が広く、そこに当たった光は無駄にな
る。 各画素へ入射する白色光の中、R(赤)、G(緑)、
B(青)のカラーフィルターを透過する色成分が制限さ
れてしまうので、その他の補色成分は無駄となってしま
う。 カラーフィルターでの吸収による損失が伴う。
スが占める面積が広く、そこに当たった光は無駄にな
る。 各画素へ入射する白色光の中、R(赤)、G(緑)、
B(青)のカラーフィルターを透過する色成分が制限さ
れてしまうので、その他の補色成分は無駄となってしま
う。 カラーフィルターでの吸収による損失が伴う。
【0004】このような問題を解決すべく、例えばマイ
クロレンズアレーをカラーフィルターの前面に設置し、
白色光のバックライトをそれぞれカラーフィルターセル
R、G、Bへ集光させるようにすることにより、バック
ライトの利用効率を上げる方法が従来より知られてい
る。
クロレンズアレーをカラーフィルターの前面に設置し、
白色光のバックライトをそれぞれカラーフィルターセル
R、G、Bへ集光させるようにすることにより、バック
ライトの利用効率を上げる方法が従来より知られてい
る。
【0005】しかしながら、この方法でも、白色光3を
各カラーフィルターセルR、G、Bへ分光して照射する
ことはできないために、上記に示す問題の解決はでき
ない。
各カラーフィルターセルR、G、Bへ分光して照射する
ことはできないために、上記に示す問題の解決はでき
ない。
【0006】さらに、このようなカラーフィルターを用
いずに、ダイクロイックミラー3枚とマイクロレンズア
レーを用いて、光の利用効率を向上させた液晶プロジェ
クターが特開平4−60538号において提案されてい
る。この場合、上記のような顔料、染料等による吸収カ
ラーフィルターが不要になり、上記の〜の問題が解
決され、カラー映像の輝度は向上するが、3枚のダイク
ロイックミラーを必要とするため、光学系・装置が大き
くなり嵩張ってしまう。また、コストも高いものになっ
てしまう問題がある。
いずに、ダイクロイックミラー3枚とマイクロレンズア
レーを用いて、光の利用効率を向上させた液晶プロジェ
クターが特開平4−60538号において提案されてい
る。この場合、上記のような顔料、染料等による吸収カ
ラーフィルターが不要になり、上記の〜の問題が解
決され、カラー映像の輝度は向上するが、3枚のダイク
ロイックミラーを必要とするため、光学系・装置が大き
くなり嵩張ってしまう。また、コストも高いものになっ
てしまう問題がある。
【0007】このような状況に鑑み、本出願人は、特願
平5−12170号等において、液晶表示用バックライ
ト等の利用効率を大幅に向上させるために、ホログラム
を利用したカラーフィルター及びそれを用いた液晶表示
装置を提案した。
平5−12170号等において、液晶表示用バックライ
ト等の利用効率を大幅に向上させるために、ホログラム
を利用したカラーフィルター及びそれを用いた液晶表示
装置を提案した。
【0008】以下、簡単にこのようなホログラムカラー
フィルターを用いた液晶表示装置について説明する。ま
ず、図7の断面図を参照にして第1のタイプのホログラ
ムカラーフィルターを用いた液晶表示装置について説明
する。同図において、規則的に液晶セル6′(画素)に
区切られた液晶表示素子6のバックライト3入射側にカ
ラーフィルターを構成するホログラムアレー5が離間し
て配置される。液晶表示素子6背面には、各液晶セル
6′の間に設けられたブラック・マトリックス4が配置
される。以上の他、図示しない偏光板がホログラムアレ
ー5の入射側と液晶表示素子6の射出側に配置される。
なお、ブラック・マトリックス4の間には、従来のカラ
ー液晶表示装置と同様に、R、G、Bの分色画素に対応
した色の光を通過する吸収型のカラーフィルターを付加
的に配置するようにしてもよい。
フィルターを用いた液晶表示装置について説明する。ま
ず、図7の断面図を参照にして第1のタイプのホログラ
ムカラーフィルターを用いた液晶表示装置について説明
する。同図において、規則的に液晶セル6′(画素)に
区切られた液晶表示素子6のバックライト3入射側にカ
ラーフィルターを構成するホログラムアレー5が離間し
て配置される。液晶表示素子6背面には、各液晶セル
6′の間に設けられたブラック・マトリックス4が配置
される。以上の他、図示しない偏光板がホログラムアレ
ー5の入射側と液晶表示素子6の射出側に配置される。
なお、ブラック・マトリックス4の間には、従来のカラ
ー液晶表示装置と同様に、R、G、Bの分色画素に対応
した色の光を通過する吸収型のカラーフィルターを付加
的に配置するようにしてもよい。
【0009】ホログラムアレー5は、R、G、Bの分色
画素の繰り返し周期、すなわち、液晶表示素子6の紙面
内の方向に隣接する3つの液晶セル6′の組各々に対応
して、その繰り返しピッチと同じピッチでアレー状に配
置された微小ホログラム5′からなり、微小ホログラム
5′は液晶表示素子6の紙面内の方向に隣接する3つの
液晶セル6′各組に整列して各々1個ずつ配置されてお
り、各微小ホログラム5′は、ホログラムアレー5の法
線に対して角度θをなして入射するバックライト3の中
の緑色の成分の光を、その微小ホログラム5′に対応す
る3つの分色画素R、G、Bの中心の液晶セルG上に集
光するようにフレネルゾーンプレート状に形成されてい
るものである。そして、微小ホログラム5′は、回折効
率の波長依存性がないかもしくは少ない、レリーフ型、
位相型、振幅型等の透過型ホログラムからなる。ここ
で、回折効率の波長依存性がないかもしくは少ないと
は、リップマンホログラムのように、特定の波長だけを
回折し、他の波長はほとんど回折しないタイプのもので
はなく、1つの回折格子で何れの波長も回折するものを
意味し、この回折効率の波長依存性が少ない回折格子
は、波長に応じて異なる回折角で回折する。
画素の繰り返し周期、すなわち、液晶表示素子6の紙面
内の方向に隣接する3つの液晶セル6′の組各々に対応
して、その繰り返しピッチと同じピッチでアレー状に配
置された微小ホログラム5′からなり、微小ホログラム
5′は液晶表示素子6の紙面内の方向に隣接する3つの
液晶セル6′各組に整列して各々1個ずつ配置されてお
り、各微小ホログラム5′は、ホログラムアレー5の法
線に対して角度θをなして入射するバックライト3の中
の緑色の成分の光を、その微小ホログラム5′に対応す
る3つの分色画素R、G、Bの中心の液晶セルG上に集
光するようにフレネルゾーンプレート状に形成されてい
るものである。そして、微小ホログラム5′は、回折効
率の波長依存性がないかもしくは少ない、レリーフ型、
位相型、振幅型等の透過型ホログラムからなる。ここ
で、回折効率の波長依存性がないかもしくは少ないと
は、リップマンホログラムのように、特定の波長だけを
回折し、他の波長はほとんど回折しないタイプのもので
はなく、1つの回折格子で何れの波長も回折するものを
意味し、この回折効率の波長依存性が少ない回折格子
は、波長に応じて異なる回折角で回折する。
【0010】このような構成であるので、ホログラムア
レー5の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対
して角度θをなして入射する白色のバックライト3を入
射させると、波長に依存して微小ホログラム5′による
回折角は異なり、各波長に対する集光位置はホログラム
アレー5面に平行な方向に分散される。その中の、赤の
波長成分は赤を表示する液晶セルRの位置に、緑の成分
は緑を表示する液晶セルGの位置に、青の成分は青を表
示する液晶セルBの位置にそれぞれ回折集光するよう
に、ホログラムアレー5を構成配置することにより、そ
れぞれの色成分はブラック・マトリックス4でほとんど
減衰されずに各液晶セル6′を通過し、対応する位置の
液晶セル6′の状態に応じた色表示を行うことができ
る。なお、ホログラムアレー5へのバックライト3の入
射角度θは、ホログラム記録条件、ホログラムアレー5
の厚み、ホログラムアレー5と液晶表示素子6との距離
等の種々の条件により定まるものである。
レー5の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対
して角度θをなして入射する白色のバックライト3を入
射させると、波長に依存して微小ホログラム5′による
回折角は異なり、各波長に対する集光位置はホログラム
アレー5面に平行な方向に分散される。その中の、赤の
波長成分は赤を表示する液晶セルRの位置に、緑の成分
は緑を表示する液晶セルGの位置に、青の成分は青を表
示する液晶セルBの位置にそれぞれ回折集光するよう
に、ホログラムアレー5を構成配置することにより、そ
れぞれの色成分はブラック・マトリックス4でほとんど
減衰されずに各液晶セル6′を通過し、対応する位置の
液晶セル6′の状態に応じた色表示を行うことができ
る。なお、ホログラムアレー5へのバックライト3の入
射角度θは、ホログラム記録条件、ホログラムアレー5
の厚み、ホログラムアレー5と液晶表示素子6との距離
等の種々の条件により定まるものである。
【0011】このように、ホログラムアレー5をカラー
フィルターとして用いることにより、従来のカラーフィ
ルター用バックライトの各波長成分を無駄なく吸収なく
各液晶セル6′へ入射させることができるため、その利
用効率を大幅に向上させることができる。
フィルターとして用いることにより、従来のカラーフィ
ルター用バックライトの各波長成分を無駄なく吸収なく
各液晶セル6′へ入射させることができるため、その利
用効率を大幅に向上させることができる。
【0012】次に、図8の断面図を参照にして第2のタ
イプのホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装
置について説明する。同図において、第2のタイプのホ
ログラムカラーフィルター10は、ホログラム7と集光
性マイクロレンズアレー8とからなり、マイクロレンズ
アレー8を構成するマイクロレンズ8′は、R、G、B
の分色画素の繰り返し周期、すなわち、液晶表示素子6
の紙面内の方向に隣接する3つの液晶セル6′の組各々
に対応して、その繰り返しピッチと同じピッチでアレー
状に配置されている。また、ホログラム7は、回折格子
の作用をする平行で一様な干渉縞からなり、回折効率の
波長依存性がないかもしくは少ない、レリーフ型、位相
型、振幅型等の透過型ホログラムからなる。液晶表示素
子6背面には、各液晶セル6′の間に設けられたブラッ
ク・マトリックス4が配置される。以上の他、図示しな
い偏光板が液晶表示素子6の両側に配置される。なお、
ブラック・マトリックス4の間には、従来のカラー液晶
表示装置と同様に、R、G、Bの分色画素に対応した色
の光を通過する吸収型のカラーフィルターを付加的に配
置するようにしてもよい。
イプのホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装
置について説明する。同図において、第2のタイプのホ
ログラムカラーフィルター10は、ホログラム7と集光
性マイクロレンズアレー8とからなり、マイクロレンズ
アレー8を構成するマイクロレンズ8′は、R、G、B
の分色画素の繰り返し周期、すなわち、液晶表示素子6
の紙面内の方向に隣接する3つの液晶セル6′の組各々
に対応して、その繰り返しピッチと同じピッチでアレー
状に配置されている。また、ホログラム7は、回折格子
の作用をする平行で一様な干渉縞からなり、回折効率の
波長依存性がないかもしくは少ない、レリーフ型、位相
型、振幅型等の透過型ホログラムからなる。液晶表示素
子6背面には、各液晶セル6′の間に設けられたブラッ
ク・マトリックス4が配置される。以上の他、図示しな
い偏光板が液晶表示素子6の両側に配置される。なお、
ブラック・マトリックス4の間には、従来のカラー液晶
表示装置と同様に、R、G、Bの分色画素に対応した色
の光を通過する吸収型のカラーフィルターを付加的に配
置するようにしてもよい。
【0013】このような構成であるので、ホログラム7
の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対して角
度θをなしてバックライト3を入射させると、波長に依
存して異なる角度で回折され、ホログラム7の射出側に
分散される。ホログラム7の入射側又は射出側に配置さ
れたマイクロレンズ8′により、この分散された光は、
その焦点面に波長毎に分離されて集光する。その中の、
赤の波長成分は赤を表示する液晶セルRの位置に、緑の
成分は緑を表示する液晶セルGの位置に、青の成分は青
を表示する液晶セルBの位置にそれぞれ回折集光するよ
うに、ホログラムカラーフィルター10を構成配置する
ことにより、それぞれの色成分はブラック・マトリック
ス4でほとんど減衰されずに各液晶セル6′を通過し、
対応する位置の液晶セル6′の状態に応じた色表示を行
うことができる。
の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対して角
度θをなしてバックライト3を入射させると、波長に依
存して異なる角度で回折され、ホログラム7の射出側に
分散される。ホログラム7の入射側又は射出側に配置さ
れたマイクロレンズ8′により、この分散された光は、
その焦点面に波長毎に分離されて集光する。その中の、
赤の波長成分は赤を表示する液晶セルRの位置に、緑の
成分は緑を表示する液晶セルGの位置に、青の成分は青
を表示する液晶セルBの位置にそれぞれ回折集光するよ
うに、ホログラムカラーフィルター10を構成配置する
ことにより、それぞれの色成分はブラック・マトリック
ス4でほとんど減衰されずに各液晶セル6′を通過し、
対応する位置の液晶セル6′の状態に応じた色表示を行
うことができる。
【0014】このような配置において、ホログラム7と
して、集光性でなく一様な干渉縞からなる回折効率の波
長依存性が少ない透過型ホログラムを用いることができ
るため、ホログラム7をマイクロレンズアレー8の各マ
イクロレンズ8′と位置合わせする必要がない点、及
び、マイクロレンズアレー8のピッチが各液晶セル6′
各々に対応して1個のマイクロレンズを配置する従来の
場合の3倍になり、作りやすくかつ整列しやすい点に特
長がある。
して、集光性でなく一様な干渉縞からなる回折効率の波
長依存性が少ない透過型ホログラムを用いることができ
るため、ホログラム7をマイクロレンズアレー8の各マ
イクロレンズ8′と位置合わせする必要がない点、及
び、マイクロレンズアレー8のピッチが各液晶セル6′
各々に対応して1個のマイクロレンズを配置する従来の
場合の3倍になり、作りやすくかつ整列しやすい点に特
長がある。
【0015】上記のようなホログラムカラーフィルター
を用いた液晶表示装置においては、ブラック・マトリッ
クス4を含む液晶表示素子6は、実際には、例えば図9
に断面を示すように、液晶表示素子6は、例えば、2枚
のガラス基板21、22の間に挟持されたツイストネマ
チック等の液晶層25からなり、バックライト側のガラ
ス基板21の内表面には、ブラック・マトリックス4と
一様な透明対向電極23が設けられ、表示面側のガラス
基板22の内表面には液晶セルR、G、B毎に独立に透
明画素電極24と不図示のTFTが設けられている。ま
た、電極23、24の液晶層25側には不図示の配向層
も設けられて構成されている。そして、バックライト側
のガラス基板21に近接あるいは接着されて基板26の
液晶表示素子6側表面に設けられたホログラムカラーフ
ィルター5あるいは10が配置され、基板26のバック
ライト側に偏光板12が、液晶表示素子6の観察側ガラ
ス基板22外表面に偏光板13がそれぞれ貼り付けられ
ており、例えばそれらの透過軸は相互に直交するように
配置されている。なお、バックライト側の偏光板12
は、基板26のバックライト側に貼り付ける代わりに、
図9中に点線で示すように、ホログラムカラーフィルタ
ー5から離してバックライト3の光路中に配置する場合
もある。
を用いた液晶表示装置においては、ブラック・マトリッ
クス4を含む液晶表示素子6は、実際には、例えば図9
に断面を示すように、液晶表示素子6は、例えば、2枚
のガラス基板21、22の間に挟持されたツイストネマ
チック等の液晶層25からなり、バックライト側のガラ
ス基板21の内表面には、ブラック・マトリックス4と
一様な透明対向電極23が設けられ、表示面側のガラス
基板22の内表面には液晶セルR、G、B毎に独立に透
明画素電極24と不図示のTFTが設けられている。ま
た、電極23、24の液晶層25側には不図示の配向層
も設けられて構成されている。そして、バックライト側
のガラス基板21に近接あるいは接着されて基板26の
液晶表示素子6側表面に設けられたホログラムカラーフ
ィルター5あるいは10が配置され、基板26のバック
ライト側に偏光板12が、液晶表示素子6の観察側ガラ
ス基板22外表面に偏光板13がそれぞれ貼り付けられ
ており、例えばそれらの透過軸は相互に直交するように
配置されている。なお、バックライト側の偏光板12
は、基板26のバックライト側に貼り付ける代わりに、
図9中に点線で示すように、ホログラムカラーフィルタ
ー5から離してバックライト3の光路中に配置する場合
もある。
【0016】上記のような液晶表示素子6の画素毎に透
明画素電極24と透明対向電極23間に印加する電圧を
制御してその透過状態を変化させることにより、カラー
表示が可能となっている。
明画素電極24と透明対向電極23間に印加する電圧を
制御してその透過状態を変化させることにより、カラー
表示が可能となっている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置に
おいて、特に直視型の液晶表示装置においては、白色バ
ックライト光源として3波長蛍光管を用いることが考え
られる。
なホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置に
おいて、特に直視型の液晶表示装置においては、白色バ
ックライト光源として3波長蛍光管を用いることが考え
られる。
【0018】しかしながら、通常の3波長蛍光管では、
輝線のピーク波長が、青色(B)では430nm付近
に、緑色(G)では545nm付近に、赤色(R)では
610nm付近にあり、RとGの波長差に比べ、BとG
の波長差が大きく、ホログラムカラーフィルターによる
波長分散角がGを中心にしてR側とB側で大きく異な
り、上記の3つの輝線全てをブラック・マトリックスの
RGBそれぞれ用の開口に入射させることが困難にな
り、カラー表示の色バランスを良好にすることが困難
で、十分な色再現性を得ることができない問題があっ
た。
輝線のピーク波長が、青色(B)では430nm付近
に、緑色(G)では545nm付近に、赤色(R)では
610nm付近にあり、RとGの波長差に比べ、BとG
の波長差が大きく、ホログラムカラーフィルターによる
波長分散角がGを中心にしてR側とB側で大きく異な
り、上記の3つの輝線全てをブラック・マトリックスの
RGBそれぞれ用の開口に入射させることが困難にな
り、カラー表示の色バランスを良好にすることが困難
で、十分な色再現性を得ることができない問題があっ
た。
【0019】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、バックライト光
源として蛍光管を用いても、3色のカラーバランスが良
くて色再現性が良好な明るいホログラムカラーフィルタ
ーを用いた液晶表示装置を提供することである。
みてなされたものであり、その目的は、バックライト光
源として蛍光管を用いても、3色のカラーバランスが良
くて色再現性が良好な明るいホログラムカラーフィルタ
ーを用いた液晶表示装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
は、少なくも液晶表示素子と、その照明光入射側に設け
られ、要素集光性ホログラムのアレーからなり、その各
要素集光性ホログラムが、ホログラム記録面の法線に対
して所定の角度をなして入射する白色光をホログラム記
録面に略沿う方向に波長分散させて分光するホログラム
カラーフィルター、あるいは、平行で一様な干渉縞から
なるホログラム又は回折格子とその入射側あるいは射出
側に配置された要素集光性レンズのアレーとからなり、
その平行で一様な干渉縞からなるホログラム又は回折格
子と要素集光性レンズの複合体各々が、ホログラム又は
回折格子の記録面の法線に対して所定の角度をなして入
射する白色光をホログラム又は回折格子の記録面に略沿
う方向に波長分散させて分光するホログラムカラーフィ
ルターとを備えた液晶表示装置において、前記照明光の
光源として、赤波長領域、緑波長領域、青波長領域それ
ぞれ中に少なくとも1つの輝線ピークを有し、緑波長領
域中の主輝線ピーク波長を中心として赤波長領域と青波
長領域の主輝線ピーク波長が略対称に位置する蛍光管を
用いたことを特徴とするものである。
明のホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
は、少なくも液晶表示素子と、その照明光入射側に設け
られ、要素集光性ホログラムのアレーからなり、その各
要素集光性ホログラムが、ホログラム記録面の法線に対
して所定の角度をなして入射する白色光をホログラム記
録面に略沿う方向に波長分散させて分光するホログラム
カラーフィルター、あるいは、平行で一様な干渉縞から
なるホログラム又は回折格子とその入射側あるいは射出
側に配置された要素集光性レンズのアレーとからなり、
その平行で一様な干渉縞からなるホログラム又は回折格
子と要素集光性レンズの複合体各々が、ホログラム又は
回折格子の記録面の法線に対して所定の角度をなして入
射する白色光をホログラム又は回折格子の記録面に略沿
う方向に波長分散させて分光するホログラムカラーフィ
ルターとを備えた液晶表示装置において、前記照明光の
光源として、赤波長領域、緑波長領域、青波長領域それ
ぞれ中に少なくとも1つの輝線ピークを有し、緑波長領
域中の主輝線ピーク波長を中心として赤波長領域と青波
長領域の主輝線ピーク波長が略対称に位置する蛍光管を
用いたことを特徴とするものである。
【0021】この場合、緑波長領域中の主輝線ピーク波
長と赤波長領域中の主輝線ピーク波長間の波長差を1と
したとき、青波長領域中の主輝線ピーク波長と緑波長領
域中の主輝線ピーク波長間の波長差が0.6〜1.6の
間にあることが望ましい。
長と赤波長領域中の主輝線ピーク波長間の波長差を1と
したとき、青波長領域中の主輝線ピーク波長と緑波長領
域中の主輝線ピーク波長間の波長差が0.6〜1.6の
間にあることが望ましい。
【0022】また、蛍光管からの拡散光を方向の揃った
略平行光束に変換する手段を備えていることが望まし
い。その手段としては、楔形状の導光板、ルーバー等が
ある。また、その手段から射出された略平行光束の方向
を変換する光束方向変換素子を備えているようにするこ
ともできる。この光束方向変換素子としては、微小反射
屈折プリズム集合体等が考えられる。
略平行光束に変換する手段を備えていることが望まし
い。その手段としては、楔形状の導光板、ルーバー等が
ある。また、その手段から射出された略平行光束の方向
を変換する光束方向変換素子を備えているようにするこ
ともできる。この光束方向変換素子としては、微小反射
屈折プリズム集合体等が考えられる。
【0023】また、本発明は、赤波長領域、緑波長領
域、青波長領域それぞれ中に少なくとも1つの輝線ピー
クを有し、緑波長領域中の主輝線ピーク波長と赤波長領
域中の主輝線ピーク波長間の波長差を1としたとき、青
波長領域中の主輝線ピーク波長と緑波長領域中の主輝線
ピーク波長間の波長差が0.6〜1.6の間にあること
を特徴とする蛍光管を含むものである。
域、青波長領域それぞれ中に少なくとも1つの輝線ピー
クを有し、緑波長領域中の主輝線ピーク波長と赤波長領
域中の主輝線ピーク波長間の波長差を1としたとき、青
波長領域中の主輝線ピーク波長と緑波長領域中の主輝線
ピーク波長間の波長差が0.6〜1.6の間にあること
を特徴とする蛍光管を含むものである。
【0024】本発明においては、照明光の光源として、
赤波長領域、緑波長領域、青波長領域それぞれ中に少な
くとも1つの輝線ピークを有し、緑波長領域中の主輝線
ピーク波長を中心として赤波長領域と青波長領域の主輝
線ピーク波長が略対称に位置する蛍光管を用いるので、
ブラック・マトリックスのRGBそれぞれ用の開口にホ
ログラムカラーフィルターにより分光された3つの色の
光が全て入射するようにでき、カラーバランスが良好で
十分な色再現性が得られ、かつ、照明光の利用効率を大
幅に向上させることができる。
赤波長領域、緑波長領域、青波長領域それぞれ中に少な
くとも1つの輝線ピークを有し、緑波長領域中の主輝線
ピーク波長を中心として赤波長領域と青波長領域の主輝
線ピーク波長が略対称に位置する蛍光管を用いるので、
ブラック・マトリックスのRGBそれぞれ用の開口にホ
ログラムカラーフィルターにより分光された3つの色の
光が全て入射するようにでき、カラーバランスが良好で
十分な色再現性が得られ、かつ、照明光の利用効率を大
幅に向上させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明のホログラムカラー
フィルターを用いた液晶表示装置を実施例に基づいて説
明する。本発明は、図7〜図9等のホログラムカラーフ
ィルターを用いた液晶表示装置、特に直視型の液晶表示
装置において、バックライト3用の光源として、Gの輝
線ピーク波長を中心として、略対称なRとBの輝線ピー
ク波長を持つ3波長蛍光管を用いることにより、ブラッ
ク・マトリックスのRGBそれぞれ用の開口にホログラ
ムカラーフィルター5又は10により分光された3つの
色の光が全て入射できるようにして、カラーバランスを
良好にし、したがって十分な色再現性が得られるように
したものである。
フィルターを用いた液晶表示装置を実施例に基づいて説
明する。本発明は、図7〜図9等のホログラムカラーフ
ィルターを用いた液晶表示装置、特に直視型の液晶表示
装置において、バックライト3用の光源として、Gの輝
線ピーク波長を中心として、略対称なRとBの輝線ピー
ク波長を持つ3波長蛍光管を用いることにより、ブラッ
ク・マトリックスのRGBそれぞれ用の開口にホログラ
ムカラーフィルター5又は10により分光された3つの
色の光が全て入射できるようにして、カラーバランスを
良好にし、したがって十分な色再現性が得られるように
したものである。
【0026】図6は通常用いられている3波長蛍光管の
発光スペクトルを示す図である。3色の輝線のピーク波
長は、青色(B)では430nm付近に、緑色(G)で
は545nm付近に、赤色(R)では610nm付近に
ある。
発光スペクトルを示す図である。3色の輝線のピーク波
長は、青色(B)では430nm付近に、緑色(G)で
は545nm付近に、赤色(R)では610nm付近に
ある。
【0027】ところで、例えば図7のようなホログラム
カラーフィルター5によって回折分光された各波長のブ
ラック・マトリックス4のR、G、B画素用の開口に対
する集光位置は、図5に示すようになる。この例では、
1個の微小ホログラム5′及び隣接する1組のR、G、
Bの分色画素の寸法は330μm×330μmであり、
バックライト3の入射角θは40°、微小ホログラム
5′の焦点距離は2.2mmとしてある。
カラーフィルター5によって回折分光された各波長のブ
ラック・マトリックス4のR、G、B画素用の開口に対
する集光位置は、図5に示すようになる。この例では、
1個の微小ホログラム5′及び隣接する1組のR、G、
Bの分色画素の寸法は330μm×330μmであり、
バックライト3の入射角θは40°、微小ホログラム
5′の焦点距離は2.2mmとしてある。
【0028】図5からも明らかなように、Gの545n
m付近の輝線、Rの610nm付近の輝線はブラック・
マトリックス4のG用、R用の開口に入射し、G画素、
R画素の表示に利用されているが、Bの430nm付近
の輝線はB用の開口に入射できずブラック・マトリック
ス4によって遮断されてしまう。したがって、Bの43
0nm付近の輝線はB画素の表示に利用されていないた
め、RGB3色表示のカラーバランスがとれない。
m付近の輝線、Rの610nm付近の輝線はブラック・
マトリックス4のG用、R用の開口に入射し、G画素、
R画素の表示に利用されているが、Bの430nm付近
の輝線はB用の開口に入射できずブラック・マトリック
ス4によって遮断されてしまう。したがって、Bの43
0nm付近の輝線はB画素の表示に利用されていないた
め、RGB3色表示のカラーバランスがとれない。
【0029】そこで、図3(b)に破線で示すように、
Bの430nm付近の輝線がB用の開口に入射するよう
に構成、配置を変更した場合には、今度はRの610n
m付近の輝線がR用の開口に入射できずブラック・マト
リックス4によって遮断されてしまう。そのため、同様
にRGB3色表示のカラーバランスがとれない。
Bの430nm付近の輝線がB用の開口に入射するよう
に構成、配置を変更した場合には、今度はRの610n
m付近の輝線がR用の開口に入射できずブラック・マト
リックス4によって遮断されてしまう。そのため、同様
にRGB3色表示のカラーバランスがとれない。
【0030】そこで、本発明においては、3波長蛍光管
として、Gの輝線ピーク波長を中心として、略対称なR
とBの輝線ピーク波長を持つ3波長蛍光管を用いること
により、上記のようなR又はBの輝線がブラック・マト
リックス4によって遮断されることを防ぎ、ブラック・
マトリックス4のRGB全ての開口にRGB3つの輝線
がそれぞれ入射し、R画素、G画素、B画素の表示に利
用されるようにして、3色表示のカラーバランスをとる
ものである。
として、Gの輝線ピーク波長を中心として、略対称なR
とBの輝線ピーク波長を持つ3波長蛍光管を用いること
により、上記のようなR又はBの輝線がブラック・マト
リックス4によって遮断されることを防ぎ、ブラック・
マトリックス4のRGB全ての開口にRGB3つの輝線
がそれぞれ入射し、R画素、G画素、B画素の表示に利
用されるようにして、3色表示のカラーバランスをとる
ものである。
【0031】このような条件を満たす3波長蛍光管の発
光スペクトルの1例を図4に示す。3色の輝線のピーク
波長は、青色(B)では480nm付近に、緑色(G)
では545nm付近に、赤色(R)では610nm付近
にあり(図6のB領域の副波長ピークであった480n
mを主ピークになるように変更したもの)、この場合、
BGの輝線ピーク間の波長差65nm、GRの輝線ピー
ク間の波長差65nmであり、Gの輝線ピーク波長に対
してRとBの輝線ピーク波長は対称となっている。この
ような発光スペクトルを有する3波長蛍光管をバックラ
イト3用の光源として用いると、図3(a)に示すよう
に、ホログラムカラーフィルター5の微小ホログラム
5′によって回折分光されたRGB3つの輝線はブラッ
ク・マトリックス4の対応する色用の開口に入射し、そ
れぞれの色の分光画素の表示に利用され、3色表示のカ
ラーバランスが十分にとれることになる。
光スペクトルの1例を図4に示す。3色の輝線のピーク
波長は、青色(B)では480nm付近に、緑色(G)
では545nm付近に、赤色(R)では610nm付近
にあり(図6のB領域の副波長ピークであった480n
mを主ピークになるように変更したもの)、この場合、
BGの輝線ピーク間の波長差65nm、GRの輝線ピー
ク間の波長差65nmであり、Gの輝線ピーク波長に対
してRとBの輝線ピーク波長は対称となっている。この
ような発光スペクトルを有する3波長蛍光管をバックラ
イト3用の光源として用いると、図3(a)に示すよう
に、ホログラムカラーフィルター5の微小ホログラム
5′によって回折分光されたRGB3つの輝線はブラッ
ク・マトリックス4の対応する色用の開口に入射し、そ
れぞれの色の分光画素の表示に利用され、3色表示のカ
ラーバランスが十分にとれることになる。
【0032】このように3色表示のカラーバランスがと
れるためには、3波長蛍光管のG領域(波長範囲500
〜600nm)中の輝線ピーク波長を中心として、GR
の輝線ピーク間の波長差を1としたとき、BGの輝線ピ
ーク間の波長差が0.6〜1.6の間にある必要があ
り、この範囲にあるとき、Gの輝線ピーク波長を中心と
してRとBの輝線ピーク波長が略対称に位置するとい
う。なお、B領域の波長範囲は400〜500nmであ
り、R領域の波長範囲は600〜700nmである。
れるためには、3波長蛍光管のG領域(波長範囲500
〜600nm)中の輝線ピーク波長を中心として、GR
の輝線ピーク間の波長差を1としたとき、BGの輝線ピ
ーク間の波長差が0.6〜1.6の間にある必要があ
り、この範囲にあるとき、Gの輝線ピーク波長を中心と
してRとBの輝線ピーク波長が略対称に位置するとい
う。なお、B領域の波長範囲は400〜500nmであ
り、R領域の波長範囲は600〜700nmである。
【0033】以下、図1に、上記のようにGの輝線ピー
ク波長を中心としてRとBの輝線ピーク波長が略対称に
位置するような発光スペクトルを有する3波長蛍光管3
0を用いて、図7のようなホログラムカラーフィルター
5を用いた直視型のカラー液晶表示装置を構成した例を
示す。この例は、3波長蛍光管30からの拡散光を、ア
クリル樹脂等の透明体からなる楔形状の導光板31の一
端から入射させ、その側面から方向の揃った略平行光束
を射出させ、その平行光束をレンズフィルムと呼ばれる
微小反射屈折プリズム集合体32の一面に略沿って入射
させ、その対向面から所定の射出角で平行光束を射出さ
せ、その平行光束をホログラムカラーフィルター5に入
射するバックライト3とするものであり、ホログラムカ
ラーフィルター5とブラック・マトリックス4と液晶表
示素子6の組み合わせは図7、図9と同様であり、ホロ
グラムカラーフィルター5の作用も同様であり、このよ
うな構成により、3色表示のカラーバランスが十分にと
れ、明るいカラー表示ができる。
ク波長を中心としてRとBの輝線ピーク波長が略対称に
位置するような発光スペクトルを有する3波長蛍光管3
0を用いて、図7のようなホログラムカラーフィルター
5を用いた直視型のカラー液晶表示装置を構成した例を
示す。この例は、3波長蛍光管30からの拡散光を、ア
クリル樹脂等の透明体からなる楔形状の導光板31の一
端から入射させ、その側面から方向の揃った略平行光束
を射出させ、その平行光束をレンズフィルムと呼ばれる
微小反射屈折プリズム集合体32の一面に略沿って入射
させ、その対向面から所定の射出角で平行光束を射出さ
せ、その平行光束をホログラムカラーフィルター5に入
射するバックライト3とするものであり、ホログラムカ
ラーフィルター5とブラック・マトリックス4と液晶表
示素子6の組み合わせは図7、図9と同様であり、ホロ
グラムカラーフィルター5の作用も同様であり、このよ
うな構成により、3色表示のカラーバランスが十分にと
れ、明るいカラー表示ができる。
【0034】図1の例の場合、導光板31、微小反射屈
折プリズム集合体32、ホログラムカラーフィルター5
は相互に平行に配置されており、アクリル樹脂製の導光
板31の前面からは、3波長蛍光管30からの上記のよ
うな発光スペクトルを有する拡散光が射出角81°で略
平行光束な光束に変換されて射出する。微小反射屈折プ
リズム集合体32は、その部分断面を図2に示すよう
に、図示のような断面三角形の微小反射屈折プリズム3
3を平行に並べた配置のもので、図に示したような角度
で屈折率が1.57の場合に、導光板31から射出角8
1°で出た略平行な光束を微小反射屈折プリズム集合体
32の反対側の平面から射出角40°で射出し、ホログ
ラムカラーフィルター5に入射角θ=40°で入射させ
るものである。
折プリズム集合体32、ホログラムカラーフィルター5
は相互に平行に配置されており、アクリル樹脂製の導光
板31の前面からは、3波長蛍光管30からの上記のよ
うな発光スペクトルを有する拡散光が射出角81°で略
平行光束な光束に変換されて射出する。微小反射屈折プ
リズム集合体32は、その部分断面を図2に示すよう
に、図示のような断面三角形の微小反射屈折プリズム3
3を平行に並べた配置のもので、図に示したような角度
で屈折率が1.57の場合に、導光板31から射出角8
1°で出た略平行な光束を微小反射屈折プリズム集合体
32の反対側の平面から射出角40°で射出し、ホログ
ラムカラーフィルター5に入射角θ=40°で入射させ
るものである。
【0035】また、図8のようなホログラムカラーフィ
ルター10を用いた場合も同様に直視型に構成でき、こ
の場合もカラーバランスが十分にとれた明るいカラー表
示が可能である。
ルター10を用いた場合も同様に直視型に構成でき、こ
の場合もカラーバランスが十分にとれた明るいカラー表
示が可能である。
【0036】以上、本発明のホログラムカラーフィルタ
ーを用いた液晶表示装置を実施例に基づいて説明してき
たが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が
可能である。なお、ホログラムカラーフィルター5、1
0のホログラムとしては、単層あるいは1枚のホログラ
ムからなるものに限らず、特願平7−290819号、
同7−290820号記載のもののように、波長分散の
空間的な波長分布は相互に略一致しており、かつ、回折
効率のピーク波長が相互に異なっている2枚以上あるい
は2層以上の重畳あるいは多重記録されてなるホログラ
ムからなるものであってもよい。また、蛍光管からの拡
散光を方向の揃った略平行光束に変換する手段として
は、上記のような楔形状の導光板に限らず、特願平6−
273790号、特願平7−274158号で提案した
導波路、ルーバー等を用いることもできる。
ーを用いた液晶表示装置を実施例に基づいて説明してき
たが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が
可能である。なお、ホログラムカラーフィルター5、1
0のホログラムとしては、単層あるいは1枚のホログラ
ムからなるものに限らず、特願平7−290819号、
同7−290820号記載のもののように、波長分散の
空間的な波長分布は相互に略一致しており、かつ、回折
効率のピーク波長が相互に異なっている2枚以上あるい
は2層以上の重畳あるいは多重記録されてなるホログラ
ムからなるものであってもよい。また、蛍光管からの拡
散光を方向の揃った略平行光束に変換する手段として
は、上記のような楔形状の導光板に限らず、特願平6−
273790号、特願平7−274158号で提案した
導波路、ルーバー等を用いることもできる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置に
よると、照明光の光源として、赤波長領域、緑波長領
域、青波長領域それぞれ中に少なくとも1つの輝線ピー
クを有し、緑波長領域中の主輝線ピーク波長を中心とし
て赤波長領域と青波長領域の主輝線ピーク波長が略対称
に位置する蛍光管を用いるので、ブラック・マトリック
スのRGBそれぞれ用の開口にホログラムカラーフィル
ターにより分光された3つの色の光が全て入射するよう
にでき、カラーバランスが良好で十分な色再現性が得ら
れ、かつ、照明光の利用効率を大幅に向上させることが
できる。
のホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置に
よると、照明光の光源として、赤波長領域、緑波長領
域、青波長領域それぞれ中に少なくとも1つの輝線ピー
クを有し、緑波長領域中の主輝線ピーク波長を中心とし
て赤波長領域と青波長領域の主輝線ピーク波長が略対称
に位置する蛍光管を用いるので、ブラック・マトリック
スのRGBそれぞれ用の開口にホログラムカラーフィル
ターにより分光された3つの色の光が全て入射するよう
にでき、カラーバランスが良好で十分な色再現性が得ら
れ、かつ、照明光の利用効率を大幅に向上させることが
できる。
【図1】本発明に基づくホログラムカラーフィルターを
用いた液晶表示装置の1実施例の断面図である。
用いた液晶表示装置の1実施例の断面図である。
【図2】微小反射屈折プリズム集合体の部分断面図であ
る。
る。
【図3】本発明による蛍光管と従来の蛍光管による場合
のRGBの分光光の入射位置を対比して示す図である。
のRGBの分光光の入射位置を対比して示す図である。
【図4】本発明の条件を満たす3波長蛍光管の発光スペ
クトルの1例を示す図である。
クトルの1例を示す図である。
【図5】ホログラムカラーフィルターによって回折分光
された各波長のブラック・マトリックスの開口に対する
集光位置を示す図である。
された各波長のブラック・マトリックスの開口に対する
集光位置を示す図である。
【図6】通常用いられている3波長蛍光管の発光スペク
トルを示す図である。
トルを示す図である。
【図7】第1のタイプのホログラムカラーフィルターを
用いた液晶表示装置の概略断面図である。
用いた液晶表示装置の概略断面図である。
【図8】第2のタイプのホログラムカラーフィルターを
用いた液晶表示装置の概略断面図である。
用いた液晶表示装置の概略断面図である。
【図9】液晶表示素子の断面図である。
3…バックライト 4…ブラック・マトリックス 5…ホログラムアレー(ホログラムカラーフィルター) 5′…微小ホログラム 6…液晶表示素子 6′…液晶セル 7…ホログラム 8…集光性マイクロレンズアレー 8′…マイクロレンズ 10…ホログラムカラーフィルター 12、13…偏光板 21…バックライト側ガラス基板 22…表示面側ガラス基板 23…透明対向電極 24…透明画素電極 25…液晶層 26…基板 30…3波長蛍光管 31…楔形状の導光板 32…微小反射屈折プリズム集合体(レンズフィルム) 33…断面三角形の微小反射屈折プリズム
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくも液晶表示素子と、その照明光入
射側に設けられ、要素集光性ホログラムのアレーからな
り、その各要素集光性ホログラムが、ホログラム記録面
の法線に対して所定の角度をなして入射する白色光をホ
ログラム記録面に略沿う方向に波長分散させて分光する
ホログラムカラーフィルター、あるいは、平行で一様な
干渉縞からなるホログラム又は回折格子とその入射側あ
るいは射出側に配置された要素集光性レンズのアレーと
からなり、その平行で一様な干渉縞からなるホログラム
又は回折格子と要素集光性レンズの複合体各々が、ホロ
グラム又は回折格子の記録面の法線に対して所定の角度
をなして入射する白色光をホログラム又は回折格子の記
録面に略沿う方向に波長分散させて分光するホログラム
カラーフィルターとを備えた液晶表示装置において、 前記照明光の光源として、赤波長領域、緑波長領域、青
波長領域それぞれ中に少なくとも1つの輝線ピークを有
し、緑波長領域中の主輝線ピーク波長を中心として赤波
長領域と青波長領域の主輝線ピーク波長が略対称に位置
する蛍光管を用いたことを特徴とするホログラムカラー
フィルターを用いた液晶表示装置。 - 【請求項2】 緑波長領域中の主輝線ピーク波長と赤波
長領域中の主輝線ピーク波長間の波長差を1としたと
き、青波長領域中の主輝線ピーク波長と緑波長領域中の
主輝線ピーク波長間の波長差が0.6〜1.6の間にあ
ることを特徴とする請求項1記載のホログラムカラーフ
ィルターを用いた液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記蛍光管からの拡散光を方向の揃った
略平行光束に変換する手段を備えていることを特徴とす
る請求項1又は2記載のホログラムカラーフィルターを
用いた液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記蛍光管からの拡散光を方向の揃った
略平行光束に変換する手段が楔形状の導光板であること
を特徴とする請求項3記載のホログラムカラーフィルタ
ーを用いた液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記蛍光管からの拡散光を方向の揃った
略平行光束に変換する手段がルーバーであることを特徴
とする請求項3記載のホログラムカラーフィルターを用
いた液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記手段から射出された略平行光束の方
向を変換する光束方向変換素子を備えていることを特徴
とする請求項3から5の何れか1項記載のホログラムカ
ラーフィルターを用いた液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記光束方向変換素子が微小反射屈折プ
リズム集合体からなることを特徴とする請求項6記載の
ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置。 - 【請求項8】 赤波長領域、緑波長領域、青波長領域そ
れぞれ中に少なくとも1つの輝線ピークを有し、緑波長
領域中の主輝線ピーク波長と赤波長領域中の主輝線ピー
ク波長間の波長差を1としたとき、青波長領域中の主輝
線ピーク波長と緑波長領域中の主輝線ピーク波長間の波
長差が0.6〜1.6の間にあることを特徴とする蛍光
管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3199296A JPH09230320A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3199296A JPH09230320A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230320A true JPH09230320A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12346422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3199296A Pending JPH09230320A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09230320A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000050953A1 (fr) * | 1999-02-22 | 2000-08-31 | International Business Machines Corporation | Affichage a cristaux liquides a emission |
| KR20060047379A (ko) * | 2004-04-28 | 2006-05-18 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 표시장치 및 전자기기 |
| CN107023757A (zh) * | 2015-09-11 | 2017-08-08 | 百奇股份有限公司 | Led照明模块和具有led照明模块的照明组件 |
| JP2021506190A (ja) * | 2017-12-19 | 2021-02-18 | アコニア ホログラフィックス、エルエルシー | 分散補償を有する光学システム |
| US11966053B2 (en) | 2017-12-19 | 2024-04-23 | Apple Inc. | Optical system with dispersion compensation |
| US12405473B2 (en) | 2019-09-19 | 2025-09-02 | Apple Inc. | Optical systems with reflective prism input couplers |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP3199296A patent/JPH09230320A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000050953A1 (fr) * | 1999-02-22 | 2000-08-31 | International Business Machines Corporation | Affichage a cristaux liquides a emission |
| KR100429451B1 (ko) * | 1999-02-22 | 2004-05-03 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 투과형 액정 표시 장치 |
| KR20060047379A (ko) * | 2004-04-28 | 2006-05-18 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 표시장치 및 전자기기 |
| CN107023757A (zh) * | 2015-09-11 | 2017-08-08 | 百奇股份有限公司 | Led照明模块和具有led照明模块的照明组件 |
| CN107023757B (zh) * | 2015-09-11 | 2020-10-16 | 百奇股份有限公司 | Led照明模块和具有led照明模块的照明组件 |
| JP2021506190A (ja) * | 2017-12-19 | 2021-02-18 | アコニア ホログラフィックス、エルエルシー | 分散補償を有する光学システム |
| US11947110B2 (en) | 2017-12-19 | 2024-04-02 | Akonia Holographics Llc | Optical system with dispersion compensation |
| US11966053B2 (en) | 2017-12-19 | 2024-04-23 | Apple Inc. | Optical system with dispersion compensation |
| US12405473B2 (en) | 2019-09-19 | 2025-09-02 | Apple Inc. | Optical systems with reflective prism input couplers |
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