JPH09230568A - 自動現像装置 - Google Patents

自動現像装置

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JPH09230568A
JPH09230568A JP8037666A JP3766696A JPH09230568A JP H09230568 A JPH09230568 A JP H09230568A JP 8037666 A JP8037666 A JP 8037666A JP 3766696 A JP3766696 A JP 3766696A JP H09230568 A JPH09230568 A JP H09230568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
transfer path
rack
hard coating
automatic developing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8037666A
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English (en)
Inventor
Togo Kinoshita
藤吾 木下
Katsuisa Ishita
勝功 井下
Ryosuke Matsumoto
良介 松本
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光材料をすり傷をつけることなく現像処理
することができる自動現像装置を提供する。 【解決手段】 処理液タンク内の処理液中にラック1を
浸漬する。ラック1に設けられた移送路10a、10b
の断面をスリット状とする。スリット状移送路10a、
10bの表面に硬質被膜を形成し、その硬質被膜の表面
に形成された光沢のある滑面により感光材料Aの移動を
案内して、感光材料にすり傷がつくのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルムや印画
紙等の感光材料を現像処理する自動現像装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現像液、漂白液、定着液、安定化液等の
各種の現像処理液を複数の処理液タンク内に充填し、そ
の処理液タンクの処理液中に感光材料を順に浸漬して現
像処理する自動現像装置は従来から知られている。
【0003】上記感光材料の現像処理に際し、資源の節
減や環境保全の面から、現像液等の各種の処理液の減量
化が推し進められている。
【0004】その目的を達成するため、特開平6−83
019号公報に記載された自動現像装置においては、処
理液タンク内にラックを挿入し、そのラックの周囲に形
成された移送路の断面をスリット状とし、そのスリット
状移送路に沿って感光材料を搬送させつつ、感光材料の
乳剤面に処理液を噴射して、感光材料を現像処理してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記スリッ
トタイプの自動現像装置においては、移送路の間隙が小
さいため、感光材料が移送路の表面に摺動し、感光材料
にすり傷がつき易いという問題がある。
【0006】その解決策として、移送路の表面に凹凸を
形成して感光材料に対する接触面積を減少させる方法、
ころやローラを設けて感光材料の移動を案内する方法等
が存在する。
【0007】しかし、凹凸を設ける方法においては、す
り傷を完全に防止することができず、一方、ころやロー
ラを設ける方法においては、これらの部品を組込むため
のスペースを確保する必要があるため、移送路の間隙が
大きくなると共に、そのスペース内に処理液が充満し、
処理液の減量化を図る目的から逸脱する。
【0008】さらに、ラックなどは、耐薬品性および成
形性に優れた合成樹脂を用い、射出成形やブロー成形な
どの成形方法で形成されるのが一般的であるが、これら
の樹脂は軟らかいため、感光材料との接触によって表面
に荒れが生じ、感光材料にすり傷が生じ易くなるという
問題がある。
【0009】このため、例えば四弗化エチレンや弗化グ
ラファイトなど摩擦係数の低い物質で移送路表面を構成
する方法が知られているが、これらの材料は高価なう
え、軟らかく、摩耗し易いという問題がある。また、硬
い樹脂を用いると、成形が難しくなり、特殊な成形方法
を採らなければならずコストがかかる。
【0010】この発明の課題は、感光材料にすり傷を発
生させることなく現像処理することができるスリットタ
イプの自動現像装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、処理液タンク内に移送路を
設け、その移送路の断面をスリット状とし、そのスリッ
ト状移送路に沿って感光材料を搬送して感光材料を現像
処理する自動現像装置において、前記移送路の表面に硬
質被膜を形成した構成としている。
【0012】ここで、スリット状の移送路は、処理液タ
ンクそのものに形成されていてもよく、あるいは、処理
液タンク内の処理液中に浸漬されたラック内に形成され
ていてもよい。
【0013】硬質被膜の被膜材としては、UV硬化樹
脂、硬質ウレタン、珪素系コーティング材等を挙げるこ
とができる。その硬質被膜は射出成形あるいはブロー成
形した成形物の表面に形成することができる。
【0014】また、硬質被膜は、クロムメッキされたも
のであってもよい。その硬質被膜は、感光材料との接触
による摩耗を防止するため、硬度が鉛筆硬度で3H以上
とするのが好ましい。
【0015】上記のように、スリット状移送路の表面に
硬質被膜を設けることにより、上記表面に光沢のある滑
面が形成され、移送路に沿って搬送される感光材料は上
記滑面に案内されるため、感光材料にすり傷が発生する
のを防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図1は自動現像装置の概略を示
す。一方向に並ぶ複数の処理液タンクT1 乃至Tn 内に
は現像液、漂白液、定着液、安定化液等の各種の処理液
が充填され、各処理液中に感光材料Aの移動を案内する
ラック1が浸漬されている。
【0017】図2乃至図4はラック1を示す。このラッ
ク1は、左右一対の側枠2の中央部間に一対の中間ブロ
ック3a、3bを上下に設け、下部中間ブロック3bの
下方に設けた下部ターンガイド4上に一方向に回転駆動
されるターンローラ5を配置し、そのターンローラ5の
両側に押えローラ6を接触させている。
【0018】また、一対の側枠2の前後面に一対のプレ
ート嵌合凹部7を上下に設け、各プレート嵌合凹部7に
着脱自在に嵌合したラックプレート8の表面両側を上記
プレート嵌合凹部7の表面に取付けた回転自在のノブ9
により抑えて抜け止めし、そのラックプレート8と中間
ブロック3a、3bとの間に感光材料Aの移動を案内す
る直線状の下向き移送路10aおよび直線状の上向き移
送路10bを形成している。
【0019】ここで、上記移送路10a、10bのそれ
ぞれは、断面がスリット状をなし、その間隙は0.3mm
〜5mm程度とされている。
【0020】下向き移送路10aの上方には一対の送り
込みローラ11が設けられ、一方、上向き移送路10b
の上方には一対の送り出しローラ12が設けられてい
る。また、各移送路10a、10bの中間部には一方向
に回転駆動される送りローラ13が設けられ、その送り
ローラ13の両側に押えローラ14が接触されている。
【0021】感光材料Aは、一対の送り込みローラ11
の回転により下向き移送路10aに沿って搬送され、下
部ターンガイド4とターンローラ5とによって搬送方向
が180°変換される。搬送方向が変換された感光材料
Aは次に上向き搬送路10bに沿って搬送され、一対の
送り出しローラ12の回転によりラック1から送り出さ
れる。
【0022】なお、ラック1から送り出された感光材料
Aは上部ターンガイド15に誘導されて隣接する処理液
タンク内のラックに送り込まれる。
【0023】感光材料Aがラック内で搬送されるとき、
ラックプレート8に形成した通路16に処理液が圧送さ
れ、その処理液は通路16に連通するノズル17から下
向き移送路10aおよび上向き移送路10bに噴射さ
れ、その処理液との接触によって感光材料Aは現像処理
される。
【0024】前記ラック1における中間ブロック3a、
3bおよびラックプレート8のそれぞれは合成樹脂の成
形品とされている。ここで、合成樹脂は、ポリフェニリ
ンオキシド樹脂や塩化ビニル樹脂等の安価で耐薬品性お
よび成形性に優れたものが用いられている。
【0025】上記のような利点をもつ合成樹脂を用いて
一般的な射出成形あるいはブロー成形によりラックを形
成し、さらに図4に示すように、中間ブロック3a、3
bとラックプレート8の対向面に硬質被膜18を形成し
ている。ここで、被膜材として、UV硬化樹脂、硬質ウ
レタン樹脂、珪素系コーティング材を挙げることができ
る。また、硬質被膜18はクロムメッキされたものであ
ってもよい。その硬質被膜18は感光材料Aとの接触に
よって摩耗しないよう、硬度が鉛筆硬度で3H以上とさ
れている。
【0026】なお、硬質被膜18が形成される中間ブロ
ック3a、3bとラックプレート8の対向面は平面に仕
上げられたもの、凹凸面に形成されたものがある。
【0027】上記のように、中間ブロック3a、3bと
ラックプレート8の対向面に硬質被膜18を形成したこ
とにより、上記対向面に光沢のある滑面が得られ、その
滑面によって感光材料が案内されるため、感光材料にす
り傷が生じるのを防止することができる。しかも、低コ
ストで容易にラックを形成することができる。
【0028】なお、実施の形態では、スリット状移送路
を有するラック1の処理液タンク内への挿入によって、
処理液タンク内に移送路を形成したが、処理液タンクそ
のものにスリット状移送路を設けてもよく、あるいは特
開平6−83019号公報に示されるように、タンク内
にラックを挿入し、そのラックの周囲にスリット状移送
路を形成してもよい。いずれの処理液タンクも移送路の
表面に硬質被膜を形成して、感光材料にすり傷が発生す
るのを防止する。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ス
リット状移送路の表面に硬質被膜を形成したことによ
り、移送路に沿って搬送されつつ現像処理される感光材
料にすり傷が発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動現像装置の概略図
【図2】同上のラックの分解斜視図
【図3】同上のラックの縦断側面図
【図4】同上ラックの中間ブロックとラックプレートの
一部分を拡大して示す断面図
【符号の説明】
1 乃至Tn 処理液タンク 1 ラック 2 側枠 3a、3b 中間ブロック 8 ラックプレート 10a 下向き移送路 10b 上向き移送路 18 硬質被膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液タンク内に移送路を設け、その移
    送路の断面をスリット状とし、そのスリット状移送路に
    沿って感光材料を搬送して感光材料を現像処理する自動
    現像装置において、前記移送路の表面に硬質被膜を形成
    したことを特徴とする自動現像装置。
  2. 【請求項2】 前記移送路が、処理液タンク内の処理液
    中に浸漬されたラック内に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の自動現像装置。
  3. 【請求項3】 前記ラックが、一対の側枠の中央部間に
    設けられた中間ブロックと、一対の側枠の前後に取付け
    られ、上記中間ブロックとの間にスリット状の移送路を
    形成するラックプレートとを有し、上記中間ブロックと
    ラックプレートの対向面に硬質被膜が形成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の自動現像装置。
  4. 【請求項4】 硬質被膜が、鉛筆硬度で3H以上の硬さ
    とされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1つに記載の自動現像装置。
JP8037666A 1996-02-26 1996-02-26 自動現像装置 Pending JPH09230568A (ja)

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