JPH09230739A - 画像形成方法および装置 - Google Patents

画像形成方法および装置

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JPH09230739A
JPH09230739A JP8034908A JP3490896A JPH09230739A JP H09230739 A JPH09230739 A JP H09230739A JP 8034908 A JP8034908 A JP 8034908A JP 3490896 A JP3490896 A JP 3490896A JP H09230739 A JPH09230739 A JP H09230739A
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JP
Japan
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temperature
heat fixing
input voltage
image forming
print medium
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JP8034908A
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English (en)
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Tetsuo Saito
徹雄 斉藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流電源の電圧が変化した場合、定着器を最
適な定着温度に制御し得ない。 【解決手段】 トナー像が転写されたプリント媒体12
を加熱することにより、トナー像をプリント媒体12に
定着させる熱定着手段19を有する画像形成装置であっ
て、複数のプリント媒体12を連続的にプリントする際
のプリント枚数をカウントするカウント手段34と、こ
のカウント手段34によってカウントされたプリント媒
体12のプリント枚数に応じて熱定着手段19の温度を
切り換える温度切り換え手段31と、熱定着手段19に
対する入力電圧を求める入力電圧推測手段32と、この
入力電圧推測手段32によって求めた入力電圧に基づい
て熱定着手段19の温度が切り換わるプリント媒体12
のプリント枚数を修正するプリント枚数修正手段33と
を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成方法およ
び装置に関し、特にレーザプリンタなどのページプリン
タに応用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタは、印字品質や印字速度
などの点で他のプリンタよりも優れているため、近年、
広く普及しつつある。
【0003】このような一般的なレーザプリンタの概略
構造を図5に示す。すなわち、給紙トレイ11上のプリ
ント用紙12は、給紙ローラ13によって筺体14の内
部に引き込まれ、感光ドラム15と転写ローラ16との
間に送り込まれる。そして、これら感光ドラム15と転
写ローラ16との間を通過する際に、レーザユニット1
7にて露光されて現像器18により現像された感光ドラ
ム15上の静電潜像のトナー像が転写され、このトナー
像が定着器19によってプリント用紙12に定着され、
筺体14の外に送り出されるようになっている。
【0004】上述した定着器19の概略構造を図6に示
す。すなわち、この定着器19は、非回転の加熱ドラム
20と駆動回転する加圧ローラ21とを具えたいわゆる
オンデマンドタイプのものであり、加熱ドラム20の外
周には定着フィルム22が摺動自在に嵌着されている。
また、加圧ローラ21と対向する加熱ドラム20の外周
部には、セラミックスヒータ23が埋設されており、加
圧ローラ21の駆動回転に伴ってプリント用紙12が筺
体14の外側に向けて送り出され、同時に定着フィルム
22が加熱ドラム20の周囲を連れ回りする。
【0005】セラミックスヒータ23が回転しないオン
デマンドタイプの定着器19は、熱容量が小さく、昇温
速度が大きいので、プリント作業時のみセラミックスヒ
ータ23を加熱すれば良く、電源を投入してからプリン
ト可能な状態になるまでの時間が短く、スタンバイ時の
消費電力も大幅に少なくなるという利点がある。
【0006】このようなオンデマンドタイプの定着器1
9においては、連続したプリント作業によって定着器1
9の温度が徐々に上昇するため、供給電流パルス幅を変
更することによって定着器19の目標定着温度を徐々に
下げて行くのが通例である。例えば、プリント作業が3
枚目までは目標定着温度を190℃に設定し、7枚目ま
では180℃に設定し、13枚目までは170℃、14
枚目以降は150℃に設定するという具合に、従来では
プリント用紙12のプリント枚数に基づいて、定着器1
9の目標定着温度、つまり供給電流パルス幅を制御して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般の商用交流電源
は、各国毎に所定の電圧を採用しているが、その国の電
力供給事情によって、比較的大きな電圧変化が発生する
ことは周知の通りである。このような比較的大きな電圧
変動が存在する電源を用いて図5および図6に示すよう
なレーザプリンタを作動させる場合、プリント用紙12
のプリント枚数に基づいて、定着器19の目標定着温度
を設定しても、定着器19の温まり具合にばらつきが発
生することとなる。
【0008】例えば、セラミックスヒータ23に対する
通電のオン/オフを比較的高い入力電圧で繰り返す場合
よりも、セラミックスヒータ23に対する通電のオン/
オフを比較的低い入力電圧で繰り返す方の伝熱特性が良
好となるため、入力電圧が高いほど特に加圧ローラ21
の温まり具合が遅くなる傾向を持つ。この結果、プリン
ト用紙12のプリント枚数に基づいて目標定着温度を切
り換えた場合、入力電圧が比較的高い状態では加圧ロー
ラ21の温度が充分温まらず、定着不良を起こす虞があ
った。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、交流電源の電圧が変化
しても定着器を最適な定着温度に制御し得る画像形成方
法および画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の形態
は、トナー像が転写されたプリント媒体を加熱する熱定
着手段により、前記トナー像を前記プリント媒体に定着
させる画像形成方法であって、複数の前記プリント媒体
を連続的にプリントする際のプリント枚数をカウントす
るステップと、前記プリント媒体のプリント枚数に応じ
て前記熱定着手段の温度を切り換えるステップと、前記
熱定着手段に対する入力電圧を求めるステップと、前記
入力電圧に基づいて前記熱定着手段の温度が切り換わる
前記プリント媒体のプリント枚数を修正するステップと
を具えたことを特徴とする画像形成方法にある。
【0011】また、本発明による第二の形態は、トナー
像が転写されたプリント媒体を加熱する熱定着手段によ
り、前記トナー像を前記プリント媒体に定着させる画像
形成方法であって、複数の前記プリント媒体を連続的に
プリントする際のプリント枚数をカウントするステップ
と、前記プリント媒体のプリント枚数に応じて前記熱定
着手段の温度を切り換えるステップと、前記熱定着手段
に対する入力電圧を求めるステップと、雰囲気温度を求
めるステップと、前記入力電圧と前記雰囲気温度とに基
づいて前記熱定着手段の温度が切り換わる前記プリント
媒体のプリント枚数を修正するステップとを具えたこと
を特徴とする画像形成方法にある。
【0012】一方、本発明による第三の形態は、トナー
像が転写されたプリント媒体を加熱することにより、前
記トナー像を前記プリント媒体に定着させる熱定着手段
を有する画像形成装置であって、複数の前記プリント媒
体を連続的にプリントする際のプリント枚数をカウント
するカウント手段と、このカウント手段によってカウン
トされた前記プリント媒体のプリント枚数に応じて前記
熱定着手段の温度を切り換える温度切り換え手段と、前
記熱定着手段に対する入力電圧を求める入力電圧推測手
段と、この入力電圧推測手段によって求めた入力電圧に
基づいて前記熱定着手段の温度が切り換わる前記プリン
ト媒体のプリント枚数を修正するプリント枚数修正手段
とを具えたことを特徴とする画像形成装置にある。
【0013】この本発明の第三の形態によると、入力電
圧推測手段によって熱定着手段に対する入力電圧が求め
られ、プリント枚数修正手段がこの入力電圧に基づいて
熱定着手段の温度が切り換わるプリント媒体のプリント
枚数を修正する。そして、カウント手段が複数のプリン
ト媒体を連続的にプリントする際のプリント枚数をカウ
ントし、カウントされたプリント枚数に基づいて温度切
り換え手段が熱定着手段の温度を切り換える。
【0014】さらに、本発明による第四の形態は、トナ
ー像が転写されたプリント媒体を加熱することにより、
前記トナー像を前記プリント媒体に定着させる熱定着手
段を有する画像形成装置であって、複数の前記プリント
媒体を連続的にプリントする際のプリント枚数をカウン
トするカウント手段と、このカウント手段によってカウ
ントされた前記プリント媒体のプリント枚数に応じて前
記熱定着手段の温度を切り換える温度切り換え手段と、
前記熱定着手段に対する入力電圧を求める入力電圧推測
手段と、雰囲気温度を求める雰囲気温度推測手段と、前
記入力電圧推測手段によって求めた前記入力電圧と前記
雰囲気温度推測手段によって求めた前記雰囲気温度とに
基づいて前記熱定着手段の温度が切り換わる前記プリン
ト媒体のプリント枚数を修正するプリント枚数修正手段
とを具えたことを特徴とする画像形成装置にある。
【0015】この本発明の第四の形態によると、入力電
圧推測手段によって熱定着手段に対する入力電圧が求め
られ、また、雰囲気温度推測手段によって雰囲気温度が
求められ、プリント枚数修正手段がこれら入力電圧およ
び雰囲気温度に基づいて熱定着手段の温度が切り換わる
プリント媒体のプリント枚数を修正する。そして、カウ
ント手段が複数のプリント媒体を連続的にプリントする
際のプリント枚数をカウントし、カウントされたプリン
ト枚数に基づいて温度切り換え手段が熱定着手段の温度
を切り換える。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明による画像形成方法におい
て、入力電圧および雰囲気温度は、熱定着手段の温度変
化に基づいて求めるものであることが有効である。この
場合、熱定着手段の温度変化は、熱定着手段を予備作動
させた時の温度上昇であっても良いし、熱定着手段を予
備作動させた後の温度下降であっても良い。
【0017】また、熱定着手段の予備作動は、電源の投
入直後に行ったり、あるいはトナー像が形成される電子
写真感光体の表面を清掃すると共にその電位を均一化す
る感光体初期処理中に行うようにしても良い。
【0018】一方、本発明による画像形成装置におい
て、入力電圧推測手段は、熱定着手段を予備作動させる
手段と、熱定着手段の温度を検出する手段とを有し、検
出された熱定着手段の温度変化に基づいて入力電圧を推
測するものであることが好ましい。同様に、雰囲気温度
推測手段は、熱定着手段を予備作動させる手段と、熱定
着手段の温度を検出する手段とを有し、検出された熱定
着手段の温度変化に基づいて雰囲気温度を推測するもの
であることが好ましい。これらの場合、熱定着手の温度
変化は、熱定着手段を予備作動させた時の温度上昇であ
っても良いし、熱定着手段を予備作動させた後の温度下
降であっても良い。
【0019】また、熱定着手段を予備作動させる手段
は、電源の投入直後に熱定着手段を予備作動させたり、
あるいはトナー像が形成される電子写真感光体の表面を
清掃すると共にその電位を均一化する感光体初期処理手
段の作動中に熱定着手段を予備作動させることが有効で
ある。
【0020】
【実施例】本発明による画像形成装置をレーザプリンタ
に応用した実施例について、図1〜図6を参照しながら
詳細に説明する。
【0021】本実施例の制御ブロックを表す図1ならび
に図5および図6に示すように、プリント用紙12を搬
送する紙搬送モータ24や感光ドラム15を静電気帯電
させる高圧ユニットとしての帯電器25および定着器1
9のセラミックスヒータ23などの作動を制御するマイ
クロコンピュータ26には、給紙ローラ13と転写ロー
ラ16との間の紙搬送経路におけるプリント用紙12の
有無を確認する給紙センサ27や、転写ローラ16と定
着器19との間の紙搬送経路におけるプリント用紙12
の有無を確認する排紙センサ28や、筺体14に設けら
れた図示しない内部点検用ドアの開閉状態を確認するた
めのドアオープンセンサ29などのセンサ群および定着
器19に組み込まれて定着器19の温度を検出するサー
ミスタなどの温度センサ30からの信号がそれぞれ入力
される。
【0022】このマイクロコンピュータ26には、オペ
レータによる図示しない電源スイッチのオン操作によ
り、セラミックスヒータ13に対する通電を開始し、温
度センサ30からの検出情報に基づいて定着器19の温
度の上昇割合を把握するため、セラミックスヒータ13
に対する供給電流パルス幅を制御する温度切り換え部3
1と、定着器19の温度変化に基づいて入力電圧を求め
るための入力電圧推測部32とが組み込まれている。こ
の入力電圧推測部には、セラミックスヒータ13への通
電後の定着器19の温度の上昇割合のパターンが複数の
異なる入力電圧(例えば、85V, 100V, 115V
など)毎に記憶されており、さらに、各入力電圧毎に以
下の表1に示す如きプリント枚数に応じた定着器19の
目標定着温度がプリント枚数修正部33に記憶されてい
る。
【0023】
【表1】
【0024】なお、本実施例では85Vから115Vの
範囲で15V毎に3種類の入力電圧を選択できるように
したが、さらに細かく(例えば、10V毎や5V毎、あ
るいは1V毎)入力電圧を設定できるように、入力電圧
推測部32の記憶情報を増大させることも可能である。
【0025】温度センサ30からの検出情報が入力され
る入力電圧推測部32は、実際の定着器19の温度上昇
の割合と、記憶した複数の温度上昇パターンとを比較
し、実際の定着器19の温度上昇の割合が最も近似する
温度上昇パターンに該当する入力電圧を読み出し、これ
を実際の入力電圧として推定してプリント枚数修正部3
3に出力する。マイクロコンピュータ26に組み込まれ
たプリント枚数修正部33は、プリント枚数に応じた定
着器19の目標定着温度を表1から読み出し、これを温
度切り換え部31に出力する。マイクロコンピュータ2
6に組み込まれたカウント部34は、給紙センサ27お
よび排紙センサ28からの検出情報に基づいてプリント
用紙12のプリント枚数をカウントし、これを温度切り
換え部31に出力する。そして、この温度切り換え部3
1は、プリント枚数および目標定着温度に対応してセラ
ミックスヒータ13に対する供給電流パルス幅を制御す
るようになっている。
【0026】このような本実施例における処理の流れを
図2に示す。すなわち、S1のステップにてレーザプリ
ンタの電源スイッチが投入されると、マイクロコンピュ
ータ26に組み込まれた図示しないRAMなどのイニシ
ャライズを行った後、S2のステップにてセンサ群27
〜29からの検出情報に基づき、紙搬送経路内にプリン
ト用紙12が存在せず、かつ内部点検用ドアが閉じられ
ているか否かを判定する。
【0027】S2のステップにて紙搬送経路内にプリン
ト用紙12が存在しているか、あるいは内部点検用ドア
が開いていると判断した場合には、プリント作業を行う
ことができないので、紙搬送経路内にプリント用紙12
がなく、しかも内部点検用ドアが閉じられていると判断
するまでS2のステップを繰り返す。
【0028】S2のステップにて紙搬送経路内にプリン
ト用紙12がなく、しかも内部点検用ドアが閉じられて
いる、つまりプリント作業を行うことが可能な状態にあ
ると判断した場合には、S3のステップに移行して紙搬
送モータ24および帯電器25を駆動し、S4のステッ
プにて温度センサ30による定着器19の温度を検出
し、さらにS5のステップにてセラミックスヒータ13
に通電を開始し、このセラミックスヒータ13に対する
通電の開始から5秒が経過したか否かをS6のステップ
にて判定する。
【0029】セラミックスヒータ13に対する通電の開
始から5秒が経過するまでS6のステップを繰り返し、
このS6のステップにてセラミックスヒータ13に通電
を開始してから5秒が経過したと判断した場合には、S
7のステップに移行して定着器19の温度を再び検出
し、S8のステップにてセラミックスヒータ13に対す
る通電を止め、さらにS9のステップにて紙搬送モータ
24および帯電器25の駆動を停止する。
【0030】しかる後、S10のステップにて先の5秒
間に亙る定着器19の温度変化と入力電圧推測部32に
記憶された温度変化パターンとを比較し、入力電圧を予
測する。そして、この予測した入力電圧に基づき、S1
1のステップにてプリント枚数に対する目標定着温度を
表1から読み出し、オペレータによってプリント指令が
発せられるまでS12のステップにて待機する。
【0031】例えば、入力電圧が100Vであると判断
した場合には、プリント枚数が1枚から4枚目までは1
90℃、5枚目から7枚目までは180℃、8枚目から
14枚目までは170℃、15枚目以上は160℃とい
う具合に目標定着温度、つまり供給電流パルス幅が切り
換えられる。
【0032】このように、入力電圧に基づき、プリント
枚数に応じて最適な定着温度に切り換えることによっ
て、プリント用紙12に転写されたトナー像を確実に定
着させることができる。
【0033】入力電圧の推定方法自体は、上述した実施
例に限らず、他の方法を採用するようにしても良い。ま
た、上述した実施例では、電源スイッチを投入した時点
で定着器19を作動させて入力交流電圧を検知し、プリ
ント枚数に応じて定着器19の温度を切り換えるように
したが、周囲の環境温度も定着制御に影響を与える可能
性があるので、このレーザプリンタを使用する周囲の環
境温度を推測し、定着器19に対する制御温度の切り替
えタイミングを変更することも可能である。
【0034】このような本発明の他の実施例における制
御ブロックを図3に示すが、先の実施例と同一機能の部
材には、これと同一符号を記すに止め、重複する説明は
省略するものとする。
【0035】すなわち、マイクロコンピュータ26に
は、雰囲気温度推測部35が入力電圧推測部32と並列
に組み込まれており、この雰囲気温度推測部35には、
定着器19の温度センサ30からの検出情報が入力され
るようになっている。雰囲気温度推測部35は、セラミ
ックスヒータ13に対する通電停止後の定着器19の温
度変化に基づいて環境温度を推測し、例えば環境温度が
25℃より高いか、あるいは低いかをプリント枚数修正
部33に出力する。プリント枚数修正部33には、上述
した表1の如き表が環境温度に応じて二種類記憶されて
おり、何れか一方の表に基づき、入力電圧推測部32か
ら出力される入力電圧に基づき、プリント枚数に応じた
定着器19の目標定着温度を温度切り換え部31に出力
する。
【0036】上述した環境温度が25℃未満の場合には
定着器19が温まりにくいので、定着器19の温度を下
げるタイミングを遅らせ、例えば、所定の温度でのプリ
ント枚数を増加させる。逆に、環境温度が25℃以上の
場合には定着器19が温まり易いので、定着器19の温
度を下げるタイミングを早め、例えば、所定の温度での
プリント枚数を減少させる。また、上述した雰囲気温度
推測部35による環境温度の推測方法は、先の入力電圧
推測部32での手法と基本的に全く同じで良く、あらか
じめ必要な比較データを記憶しておけば良い。
【0037】このような本発明の他の実施例における処
理の流れを図4に示すが、S1〜S9のステップまで
は、先の実施例と全く同じであり、S9のステップにて
紙搬送モータ24および帯電器25の駆動を停止した
後、定着器19のセラミックスヒータ13に対する通電
を止めてから5秒が経過したか否かをS9aのステップ
にて判定する。
【0038】セラミックスヒータ13に対する通電の停
止から5秒が経過するまでS9aのステップを繰り返
し、このS9aのステップにてセラミックスヒータ13
の通電を停止してから5秒が経過したと判断した場合に
は、S9bのステップに移行して定着器19の温度を再
び検出し、さらにS9cのステップにて降温温度と予想
温度差を比較し、その大小により、周囲環境が25℃以
上か否かを推定する。そして、S10のステップにて先
の5秒間に亙る定着器19の温度変化と入力電圧推測部
32に記憶された温度変化パターンとを比較し、入力電
圧を予測する。そして、この予測した入力電圧に基づ
き、S11のステップにてプリント枚数に対する目標定
着温度を高温用および低温用の二つの表のうち、周囲環
境温度に対応する方の表から読み出し、オペレータによ
ってプリント指令が発せられるまでS12のステップに
て待機する。
【0039】このようにして、定着器19が温まりにく
い25℃未満の雰囲気温度の場合には、定着器19の定
着温度を下げるタイミングを遅らせ、良好な定着性を確
保する。
【0040】
【発明の効果】本発明によると、入力電圧推測手段によ
って熱定着手段に対する入力電圧を求め、プリント枚数
修正手段がこの入力電圧に基づいて熱定着手段の温度が
切り換わるプリント媒体のプリント枚数を修正し、カウ
ントされたプリント枚数に基づいて温度切り換え手段が
熱定着手段の温度を切り換えるようにしたので、入力電
圧が変わっても常に安定した定着を行うことができる。
【0041】また、雰囲気温度推測手段によって雰囲気
温度を求め、プリント枚数修正手段が入力電圧および雰
囲気温度に基づいて熱定着手段の温度が切り換わるプリ
ント媒体のプリント枚数を修正し、カウントされたプリ
ント枚数に基づいて温度切り換え手段が熱定着手段の温
度を切り換えるようにしたので、雰囲気温度が大きく変
わっても良好な定着を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をレーザプリンタに応用した一実施例の
制御ブロック図である。
【図2】図1に示した実施例における処理の流れを表す
フローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例の制御ブロック図である。
【図4】図3に示した実施例における処理の流れを表す
フローチャートである。
【図5】本発明の対象となったレーザプリンタの概略構
造を表す概念図である。
【図6】図5に示した定着器の部分の抽出拡大図であ
る。
【符号の説明】
11 給紙トレイ 12 プリント用紙 13 給紙ローラ 14 筺体 15 感光ドラム 16 転写ローラ 17 レーザユニット 18 現像器 19 定着器 20 加熱ドラム 21 加圧ローラ 22 定着フィルム 23 セラミックスヒータ 24 紙搬送モータ 25 帯電器 26 マイクロコンピュータ 27 給紙センサ 28 排紙センサ 29 ドアオープンセンサ 30 温度センサ 31 温度切り換え部 32 入力電圧推測部 33 プリント枚数修正部 34 カウント部 35 雰囲気温度推測部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像が転写されたプリント媒体を加
    熱する熱定着手段により、前記トナー像を前記プリント
    媒体に定着させる画像形成方法であって、 複数の前記プリント媒体を連続的にプリントする際のプ
    リント枚数をカウントするステップと、 前記プリント媒体のプリント枚数に応じて前記熱定着手
    段の温度を切り換えるステップと、 前記熱定着手段に対する入力電圧を求めるステップと、 前記入力電圧に基づいて前記熱定着手段の温度が切り換
    わる前記プリント媒体のプリント枚数を修正するステッ
    プとを具えたことを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 トナー像が転写されたプリント媒体を加
    熱する熱定着手段により、前記トナー像を前記プリント
    媒体に定着させる画像形成方法であって、 複数の前記プリント媒体を連続的にプリントする際のプ
    リント枚数をカウントするステップと、 前記プリント媒体のプリント枚数に応じて前記熱定着手
    段の温度を切り換えるステップと、 前記熱定着手段に対する入力電圧を求めるステップと、 雰囲気温度を求めるステップと、 前記入力電圧と前記雰囲気温度とに基づいて前記熱定着
    手段の温度が切り換わる前記プリント媒体のプリント枚
    数を修正するステップとを具えたことを特徴とする画像
    形成方法。
  3. 【請求項3】 前記入力電圧および前記雰囲気温度は、
    前記熱定着手段の温度変化に基づいて求めるものである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
    形成方法。
  4. 【請求項4】 前記熱定着手段の温度変化は、前記熱定
    着手段を予備作動させた時の温度上昇であることを特徴
    とする請求項3に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 前記熱定着手段の温度変化は、前記熱定
    着手段を予備作動させた後の温度下降であることを特徴
    とする請求項3または請求項4に記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 前記熱定着手段の予備作動は、電源の投
    入直後に行うことを特徴とする請求項4または請求項5
    に記載の画像形成方法。
  7. 【請求項7】 前記熱定着手段の予備作動は、前記トナ
    ー像が形成される電子写真感光体の表面を清掃すると共
    にその電位を均一化する感光体初期処理中に行うことを
    特徴とする請求項4から請求項6の何れかに記載の画像
    形成方法。
  8. 【請求項8】 トナー像が転写されたプリント媒体を加
    熱することにより、前記トナー像を前記プリント媒体に
    定着させる熱定着手段を有する画像形成装置であって、 複数の前記プリント媒体を連続的にプリントする際のプ
    リント枚数をカウントするカウント手段と、 このカウント手段によってカウントされた前記プリント
    媒体のプリント枚数に応じて前記熱定着手段の温度を切
    り換える温度切り換え手段と、 前記熱定着手段に対する入力電圧を求める入力電圧推測
    手段と、 この入力電圧推測手段によって求めた入力電圧に基づい
    て前記熱定着手段の温度が切り換わる前記プリント媒体
    のプリント枚数を修正するプリント枚数修正手段とを具
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 トナー像が転写されたプリント媒体を加
    熱することにより、前記トナー像を前記プリント媒体に
    定着させる熱定着手段を有する画像形成装置であって、 複数の前記プリント媒体を連続的にプリントする際のプ
    リント枚数をカウントするカウント手段と、 このカウント手段によってカウントされた前記プリント
    媒体のプリント枚数に応じて前記熱定着手段の温度を切
    り換える温度切り換え手段と、 前記熱定着手段に対する入力電圧を求める入力電圧推測
    手段と、 雰囲気温度を求める雰囲気温度推測手段と、 前記入力電圧推測手段によって求めた前記入力電圧と前
    記雰囲気温度推測手段によって求めた前記雰囲気温度と
    に基づいて前記熱定着手段の温度が切り換わる前記プリ
    ント媒体のプリント枚数を修正するプリント枚数修正手
    段とを具えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記入力電圧推測手段は、前記熱定着
    手段を予備作動させる手段と、前記熱定着手段の温度を
    検出する手段とを有し、検出された前記熱定着手段の温
    度変化に基づいて前記入力電圧を推測するものであるこ
    とを特徴とする請求項8または請求項9に記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記雰囲気温度推測手段は、前記熱定
    着手段を予備作動させる手段と、前記熱定着手段の温度
    を検出する手段とを有し、検出された前記熱定着手段の
    温度変化に基づいて前記雰囲気温度を推測するものであ
    ることを特徴とする請求項8から請求項10の何れかに
    記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記熱定着手段の温度変化は、前記熱
    定着手段を予備作動させた時の温度上昇であることを特
    徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記熱定着手段の温度変化は、前記熱
    定着手段を予備作動させた後の温度下降であることを特
    徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記熱定着手段を予備作動させる手段
    は、電源の投入直後に前記熱定着手段を予備作動させる
    ものであることを特徴とする請求項10から請求項13
    の何れかに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記熱定着手段を予備作動させる手段
    は、前記トナー像が形成される電子写真感光体の表面を
    清掃すると共にその電位を均一化する感光体初期処理手
    段の作動中に前記熱定着手段を予備作動させるものであ
    ることを特徴とする請求項10から請求項13の何れか
    に記載の画像形成装置。
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