JPH09230852A - アップライトピアノの音量調節装置 - Google Patents
アップライトピアノの音量調節装置Info
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- JPH09230852A JPH09230852A JP8062087A JP6208796A JPH09230852A JP H09230852 A JPH09230852 A JP H09230852A JP 8062087 A JP8062087 A JP 8062087A JP 6208796 A JP6208796 A JP 6208796A JP H09230852 A JPH09230852 A JP H09230852A
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- Japan
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- sound
- piano
- volume
- control device
- volume control
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タッチ感および音色を変えずに、比較的単純
な構成で、音量を、演奏環境に応じ、広い音量域にわた
って適切に調節することができるアップライトピアノの
音量調節装置を提供する。 【解決手段】 複数のケース部品の少なくとも1つに、
ピアノ音を外部に放出するための多数の放音孔が設けら
れ、第1の操作部材と、この第1の操作部材の操作に連
動して放音孔を開閉する第1の開閉機構と、を備えてい
る。
な構成で、音量を、演奏環境に応じ、広い音量域にわた
って適切に調節することができるアップライトピアノの
音量調節装置を提供する。 【解決手段】 複数のケース部品の少なくとも1つに、
ピアノ音を外部に放出するための多数の放音孔が設けら
れ、第1の操作部材と、この第1の操作部材の操作に連
動して放音孔を開閉する第1の開閉機構と、を備えてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピアノ音の音量を
調節するアップライトピアノの音量調節装置に関する。
調節するアップライトピアノの音量調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近は、アップライトピアノが一般家庭
に普及しており、部屋の中で演奏される機会が多くなっ
ている。しかし、日本の住宅事情では、従来のピアノの
通常の音量は大き過ぎるきらいがあり、このため、ピア
ノ音が近隣への騒音にならないよう、減音しながら演奏
する場合が少なくない。このような場合、従来は一般
に、中央のマフラーペダルが使用される。すなわち、従
来のアップライトピアノでは、マフラーペダルを踏む
と、これに連動して、弦とハンマーの間にフェルトやク
ロスが下がり、そのフェルトなどの上からハンマーが打
弦するように構成されており、それにより、音量をかな
り下げた状態で減音演奏を行うことができる。
に普及しており、部屋の中で演奏される機会が多くなっ
ている。しかし、日本の住宅事情では、従来のピアノの
通常の音量は大き過ぎるきらいがあり、このため、ピア
ノ音が近隣への騒音にならないよう、減音しながら演奏
する場合が少なくない。このような場合、従来は一般
に、中央のマフラーペダルが使用される。すなわち、従
来のアップライトピアノでは、マフラーペダルを踏む
と、これに連動して、弦とハンマーの間にフェルトやク
ロスが下がり、そのフェルトなどの上からハンマーが打
弦するように構成されており、それにより、音量をかな
り下げた状態で減音演奏を行うことができる。
【0003】あるいは、ピアノの騒音を解消するものと
して、消音ピアノが開発されている。消音ピアノは、ハ
ンマーの打弦によるアコースティックな通常演奏と、消
音演奏とを切り換えて行えるようにしたものであり、消
音演奏では、ハンマーの打弦をストッパで阻止するとと
もに、鍵盤の押鍵情報を鍵盤ごとに設けたセンサで検出
し、その検出結果に基づいて生成された電子音をヘッド
ホンで聞きながら、演奏を行う。
して、消音ピアノが開発されている。消音ピアノは、ハ
ンマーの打弦によるアコースティックな通常演奏と、消
音演奏とを切り換えて行えるようにしたものであり、消
音演奏では、ハンマーの打弦をストッパで阻止するとと
もに、鍵盤の押鍵情報を鍵盤ごとに設けたセンサで検出
し、その検出結果に基づいて生成された電子音をヘッド
ホンで聞きながら、演奏を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マフラーペダ
ルを用いた減音演奏では、ハンマーがフェルトなどを介
して弦を打弦するため、通常演奏の場合と比べて、タッ
チ感および音色が変わってしまうという欠点がある。ま
た、フェルトによる減音効果の度合いが、高音域では大
きく低音域では小さい傾向があるため、全体の音量バラ
ンスがくずれるという欠点もある。また、消音ピアノ
は、消音演奏を行う場合、発音されるのはあくまで電子
音であって、本来のアコースティック音とは異なり、し
かも常にヘッドホンを装着しなければならないため、疲
れやすく、長時間の練習には適さないとともに、鍵盤ご
とにセンサを設けるため、高価であるなどの難点があ
る。
ルを用いた減音演奏では、ハンマーがフェルトなどを介
して弦を打弦するため、通常演奏の場合と比べて、タッ
チ感および音色が変わってしまうという欠点がある。ま
た、フェルトによる減音効果の度合いが、高音域では大
きく低音域では小さい傾向があるため、全体の音量バラ
ンスがくずれるという欠点もある。また、消音ピアノ
は、消音演奏を行う場合、発音されるのはあくまで電子
音であって、本来のアコースティック音とは異なり、し
かも常にヘッドホンを装着しなければならないため、疲
れやすく、長時間の練習には適さないとともに、鍵盤ご
とにセンサを設けるため、高価であるなどの難点があ
る。
【0005】このような問題を解消するために、例え
ば、ピアノのもともとの音量を全体的に低めに設定する
ことも考えられる。しかし、その場合には、響板や弦な
どの設計を根本的にやり直さなければならないととも
に、騒音などの心配がない演奏環境下では逆に、大音量
でのびのびと演奏を行うことが不可能になる。
ば、ピアノのもともとの音量を全体的に低めに設定する
ことも考えられる。しかし、その場合には、響板や弦な
どの設計を根本的にやり直さなければならないととも
に、騒音などの心配がない演奏環境下では逆に、大音量
でのびのびと演奏を行うことが不可能になる。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、タッチ感および音色を変えず
に、比較的単純な構成で、音量を、演奏環境に応じ、広
い音量域にわたって適切に調節することができるアップ
ライトピアノの音量調節装置を提供することを目的とし
ている。
になされたものであり、タッチ感および音色を変えず
に、比較的単純な構成で、音量を、演奏環境に応じ、広
い音量域にわたって適切に調節することができるアップ
ライトピアノの音量調節装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のアップライトピアノの音量調節装置は、複
数のケース部品の少なくとも1つに、ピアノ音を外部に
放出するための多数の放音孔が設けられ、第1の操作部
材と、この第1の操作部材の操作に連動して放音孔を開
閉する第1の開閉機構と、を備えていることを特徴とし
ている。
め、本発明のアップライトピアノの音量調節装置は、複
数のケース部品の少なくとも1つに、ピアノ音を外部に
放出するための多数の放音孔が設けられ、第1の操作部
材と、この第1の操作部材の操作に連動して放音孔を開
閉する第1の開閉機構と、を備えていることを特徴とし
ている。
【0008】この音量調節装置では、ケース部品の少な
くとも1つに多数の放音孔が形成され、第1の操作部材
を操作すると、これに連動して第1の開閉機構が放音孔
を開閉する。例えば、第1の操作部材が操作されていな
い場合、第1の開閉機構が放音孔を開放し、放音孔を介
してピアノ音が外部に放出されることによって、大きな
音量が得られる。一方、第1の操作部材が操作されたと
きは、第1の開閉機構が放音孔を閉鎖し、ピアノ音の放
出を阻止することによって、音量はより小さくなる。こ
のように、第1の操作部材を操作するだけで、タッチ感
や音色を変えることなく、音量を大音量と小音量に切り
換えて、調節することができる。また、放音孔は、小さ
な多数の放音孔で構成されるので、ケース部品の一部と
して外部から見えたとしても、ピアノの外観はほとんど
損なわれない。
くとも1つに多数の放音孔が形成され、第1の操作部材
を操作すると、これに連動して第1の開閉機構が放音孔
を開閉する。例えば、第1の操作部材が操作されていな
い場合、第1の開閉機構が放音孔を開放し、放音孔を介
してピアノ音が外部に放出されることによって、大きな
音量が得られる。一方、第1の操作部材が操作されたと
きは、第1の開閉機構が放音孔を閉鎖し、ピアノ音の放
出を阻止することによって、音量はより小さくなる。こ
のように、第1の操作部材を操作するだけで、タッチ感
や音色を変えることなく、音量を大音量と小音量に切り
換えて、調節することができる。また、放音孔は、小さ
な多数の放音孔で構成されるので、ケース部品の一部と
して外部から見えたとしても、ピアノの外観はほとんど
損なわれない。
【0009】この場合、少なくとも1つのケース部品が
上前板で構成され、この上前板の上端部に、放音孔を形
成した放音部材が取り付けられていることが好ましい。
上前板で構成され、この上前板の上端部に、放音孔を形
成した放音部材が取り付けられていることが好ましい。
【0010】この構成によれば、多数の放音孔をあらか
じめ形成した放音部材を上前板の上端部に取り付けるだ
けで、放音孔による放音機能を簡単に発揮させて、ピア
ノの前方にピアノ音を放出することができる。また、上
前板の上端部は、通常、演奏者が椅子に座った状態で耳
の近くに位置するため、放音の効果が大きく、また、屋
根前に隠されていて、外部から見えにくい部分であるの
で、放音孔が目立ちにくくなり、ピアノの外観がより向
上する。
じめ形成した放音部材を上前板の上端部に取り付けるだ
けで、放音孔による放音機能を簡単に発揮させて、ピア
ノの前方にピアノ音を放出することができる。また、上
前板の上端部は、通常、演奏者が椅子に座った状態で耳
の近くに位置するため、放音の効果が大きく、また、屋
根前に隠されていて、外部から見えにくい部分であるの
で、放音孔が目立ちにくくなり、ピアノの外観がより向
上する。
【0011】これらの場合、複数のケース部品の他の1
つが、ピアノの背面を覆う、少なくとも一部が開閉自在
の蓋板で構成され、第2の操作部材と、この第2の操作
部材の操作に連動して蓋板を開閉する第2の開閉機構
と、をさらに備えていることが好ましい。
つが、ピアノの背面を覆う、少なくとも一部が開閉自在
の蓋板で構成され、第2の操作部材と、この第2の操作
部材の操作に連動して蓋板を開閉する第2の開閉機構
と、をさらに備えていることが好ましい。
【0012】この構成によれば、第2の操作部材の操作
に連動して、第2の開閉機構がピアノの背面の蓋板を開
閉するので、それにより、ピアノの後方に放出されるピ
アノ音の音量を大音量と小音量に切り換えて、調節する
ことができる。したがって、請求項1による放音孔の開
閉と組み合わせることによって、放音孔および蓋板の双
方開放による大音量演奏、双方閉鎖による小音量演奏、
およびいずれか一方の開放による2種類の中音量演奏
の、計4種類の音量調節が可能になり、音量を多段階に
調節できる。特に、大音量演奏時には、放音孔および蓋
板が同時に開放されることによって、非常に大きな音量
が得られる。
に連動して、第2の開閉機構がピアノの背面の蓋板を開
閉するので、それにより、ピアノの後方に放出されるピ
アノ音の音量を大音量と小音量に切り換えて、調節する
ことができる。したがって、請求項1による放音孔の開
閉と組み合わせることによって、放音孔および蓋板の双
方開放による大音量演奏、双方閉鎖による小音量演奏、
およびいずれか一方の開放による2種類の中音量演奏
の、計4種類の音量調節が可能になり、音量を多段階に
調節できる。特に、大音量演奏時には、放音孔および蓋
板が同時に開放されることによって、非常に大きな音量
が得られる。
【0013】この場合、ピアノ音を外部に放出するため
の放音通路をさらに備え、この放音通路が、開閉される
蓋板によって開閉されるように配置されていることが好
ましい。
の放音通路をさらに備え、この放音通路が、開閉される
蓋板によって開閉されるように配置されていることが好
ましい。
【0014】この構成によれば、第2の操作部材の操作
によって蓋板が開閉されるときに、この蓋板によって放
音通路が自動的に開閉される。したがって、蓋板の開放
時に、開放された放音通路からもピアノ音が放出される
ことによって、さらに大きな音量が得られ、特に大音量
演奏時の音量をより大きくすることができる。また、第
2の操作部材の操作だけで、蓋板および放音通路を同時
に容易に開閉できる。
によって蓋板が開閉されるときに、この蓋板によって放
音通路が自動的に開閉される。したがって、蓋板の開放
時に、開放された放音通路からもピアノ音が放出される
ことによって、さらに大きな音量が得られ、特に大音量
演奏時の音量をより大きくすることができる。また、第
2の操作部材の操作だけで、蓋板および放音通路を同時
に容易に開閉できる。
【0015】この場合、第1および第2の操作部材の一
方がペダルで構成され、他方が棚板に設けられたレバー
で構成されていることが好ましい。
方がペダルで構成され、他方が棚板に設けられたレバー
で構成されていることが好ましい。
【0016】この構成によれば、例えば、ペダルを脚で
踏むことによって放音孔を開閉するとともに、レバーを
操作することによって蓋板を開閉するというように、放
音孔および蓋板の開閉をペダルおよびレバーで互いに独
立して行うことができる。したがって、大音量演奏、小
音量演奏、および2種類の中音量演奏の切換えを容易に
行える。
踏むことによって放音孔を開閉するとともに、レバーを
操作することによって蓋板を開閉するというように、放
音孔および蓋板の開閉をペダルおよびレバーで互いに独
立して行うことができる。したがって、大音量演奏、小
音量演奏、および2種類の中音量演奏の切換えを容易に
行える。
【0017】これらの場合、複数のケース部品の内面に
遮音シートが貼り付けられていることが好ましい。
遮音シートが貼り付けられていることが好ましい。
【0018】この構成によれば、ピアノ音は、ケース部
品を透過する際に遮音シートで遮音されることにより、
減音された状態で外部に放出される。放音孔および蓋板
を閉鎖した小音量演奏時には、ピアノ音に占める透過音
の割合が高くなるので、この透過音をケース部品に設け
た遮音シートで低減することにより、小音量演奏時にお
ける音量を効果的に低減して、小さな音量で減音演奏を
行うことができる。
品を透過する際に遮音シートで遮音されることにより、
減音された状態で外部に放出される。放音孔および蓋板
を閉鎖した小音量演奏時には、ピアノ音に占める透過音
の割合が高くなるので、この透過音をケース部品に設け
た遮音シートで低減することにより、小音量演奏時にお
ける音量を効果的に低減して、小さな音量で減音演奏を
行うことができる。
【0019】これらの場合、複数のケース部品の互いに
対向する部位に、パッキンが取り付けられていることが
好ましい。
対向する部位に、パッキンが取り付けられていることが
好ましい。
【0020】この構成によれば、ケース部品間からの音
もれをパッキンで阻止することにより、小音量演奏時に
おける音量がより効果的に低減される。特に、請求項6
のケース部品に設けた遮音シートと併用することによっ
て、減音演奏時の音量をさらに小さくすることができ
る。
もれをパッキンで阻止することにより、小音量演奏時に
おける音量がより効果的に低減される。特に、請求項6
のケース部品に設けた遮音シートと併用することによっ
て、減音演奏時の音量をさらに小さくすることができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1〜図3
は、本発明を適用したアップライトピアノを示してい
る。これらの図に示すように、このアップライトピアノ
1は、ケース部品として、左右一対の親板2、2、上前
板3、奥屋根4、下前板5、屋根後6、屋根前7、蓋板
8および棚板9などを備えている。
を、図面を参照しながら、詳細に説明する。図1〜図3
は、本発明を適用したアップライトピアノを示してい
る。これらの図に示すように、このアップライトピアノ
1は、ケース部品として、左右一対の親板2、2、上前
板3、奥屋根4、下前板5、屋根後6、屋根前7、蓋板
8および棚板9などを備えている。
【0022】また、これらのケース部品で囲まれた内部
空間には、棚板9上に設けられた鍵盤10およびアクシ
ョン11や、支柱枠12に取り付けられたフレーム13
および響板14などが配置されている。そして、鍵盤1
0の押鍵に伴い、アクション11のハンマー15が回動
して、フレーム13に張設した弦Sを打弦することによ
り、響板14の振動によってアコースティックなピアノ
音が発生するようになっている。
空間には、棚板9上に設けられた鍵盤10およびアクシ
ョン11や、支柱枠12に取り付けられたフレーム13
および響板14などが配置されている。そして、鍵盤1
0の押鍵に伴い、アクション11のハンマー15が回動
して、フレーム13に張設した弦Sを打弦することによ
り、響板14の振動によってアコースティックなピアノ
音が発生するようになっている。
【0023】蓋板8以外の各ケ−ス部品は、ラワン合板
またはMDFと、その表裏面に接着されたフェノールバ
ッカーなどから成る化粧材とで構成されている。また、
蓋板8は、ピアノの背面を覆うように取り付けられてお
り、MDFなどで構成されている。
またはMDFと、その表裏面に接着されたフェノールバ
ッカーなどから成る化粧材とで構成されている。また、
蓋板8は、ピアノの背面を覆うように取り付けられてお
り、MDFなどで構成されている。
【0024】図1に示すように、これらのケース部品の
うち、上前板3、下前板5、屋根後6、屋根前7および
蓋板8の各内面には、その全体にわたって、遮音シート
16が貼り付けられている。遮音シート16は、遮音性
を有する市販の遮音シートや制振ゴムシートなどで構成
されている。この構成によれば、響板14で発生したピ
アノ音は、ケース部品を透過する際に遮音シート16で
遮音され、減音された状態で外部に放出される。アップ
ライトピアノでは一般に、その構造上、ピアノ音に占め
る透過音の割合が高い。したがって、上記のように、ケ
ース部品に設けた遮音シート16で透過音を低減するこ
とにより、外部に伝搬されるピアノ音全体の音量を効果
的に低減して、従来のアップライトピアノの通常の音量
よりも小さな音量で減音演奏を行うことができる。
うち、上前板3、下前板5、屋根後6、屋根前7および
蓋板8の各内面には、その全体にわたって、遮音シート
16が貼り付けられている。遮音シート16は、遮音性
を有する市販の遮音シートや制振ゴムシートなどで構成
されている。この構成によれば、響板14で発生したピ
アノ音は、ケース部品を透過する際に遮音シート16で
遮音され、減音された状態で外部に放出される。アップ
ライトピアノでは一般に、その構造上、ピアノ音に占め
る透過音の割合が高い。したがって、上記のように、ケ
ース部品に設けた遮音シート16で透過音を低減するこ
とにより、外部に伝搬されるピアノ音全体の音量を効果
的に低減して、従来のアップライトピアノの通常の音量
よりも小さな音量で減音演奏を行うことができる。
【0025】遮音シート16は、奥屋根4の下面に取り
付けられ鍵盤10の近くまで延びる奥屋根付木17の前
後面および下面にも、貼り付けられている。また、奥屋
根4と鍵盤押え18の間には、高密度のウレタン発泡ゴ
ムなどから成るパッキン19が設けられている。
付けられ鍵盤10の近くまで延びる奥屋根付木17の前
後面および下面にも、貼り付けられている。また、奥屋
根4と鍵盤押え18の間には、高密度のウレタン発泡ゴ
ムなどから成るパッキン19が設けられている。
【0026】鍵盤10と奥屋根4の間は、押鍵時の鍵盤
10の上下動に伴って隙間が生じる部位であるので、こ
の部位に上記のように遮音シート16およびパッキン1
9を設け、隙間を塞いで、音漏れを防止することによ
り、減音演奏時における音量をより小さくすることがで
きる。なお、音漏れを防止するための同様のパッキン1
9が、下前板5と棚板9の下面に取り付けた棚板付木2
0との間にも設けられている。
10の上下動に伴って隙間が生じる部位であるので、こ
の部位に上記のように遮音シート16およびパッキン1
9を設け、隙間を塞いで、音漏れを防止することによ
り、減音演奏時における音量をより小さくすることがで
きる。なお、音漏れを防止するための同様のパッキン1
9が、下前板5と棚板9の下面に取り付けた棚板付木2
0との間にも設けられている。
【0027】蓋板8は、支柱枠12に固定され、その下
半部を覆う下蓋板8aと、この下蓋板8aに蝶番21を
介して回動自在に連結され、支柱枠12の上半部および
後述するバックトーンスプレッダー28を開閉する上蓋
板8bとによって、構成されている。支柱枠12は、左
右両側の支柱22、22(一方のみ図示)と、支柱2
2、22の間に渡され、連結された土台23、桁中24
および桁25とで構成され、下蓋板8aは、支柱22、
22および土台23にねじ止めされている。一方、上蓋
板8bは、図示しないばねによって、常時、後方に付勢
されているとともに、棚板9の下面に取り付けた回転操
作式のレバー26(第2の操作部材)に、ワイヤー27
(第2の開閉機構)を介して、連結されている。
半部を覆う下蓋板8aと、この下蓋板8aに蝶番21を
介して回動自在に連結され、支柱枠12の上半部および
後述するバックトーンスプレッダー28を開閉する上蓋
板8bとによって、構成されている。支柱枠12は、左
右両側の支柱22、22(一方のみ図示)と、支柱2
2、22の間に渡され、連結された土台23、桁中24
および桁25とで構成され、下蓋板8aは、支柱22、
22および土台23にねじ止めされている。一方、上蓋
板8bは、図示しないばねによって、常時、後方に付勢
されているとともに、棚板9の下面に取り付けた回転操
作式のレバー26(第2の操作部材)に、ワイヤー27
(第2の開閉機構)を介して、連結されている。
【0028】バックトーンスプレッダー28は、木質材
や樹脂から成る横長のボックス状に形成され、支柱枠1
2の桁25に載置されている。バックトーンスプレッダ
ー28には、外側に向かって広がるラッパ状の断面形状
を有する4つの放音通路29(図2には2つのみ図示)
が、ピアノの内外を連通するように形成されている。
や樹脂から成る横長のボックス状に形成され、支柱枠1
2の桁25に載置されている。バックトーンスプレッダ
ー28には、外側に向かって広がるラッパ状の断面形状
を有する4つの放音通路29(図2には2つのみ図示)
が、ピアノの内外を連通するように形成されている。
【0029】以上の構成によれば、レバー26を一方の
方向に回転すると、ワイヤー27が緩み、上蓋板8b
は、ばねのばね力で後側に回動して、支柱枠12の上半
部およびバックトーンスプレッダー28を開放する(図
1の2点鎖線)。この上蓋板8bの開放状態では、響板
14で発生したピアノ音が、支柱枠12の支柱22、2
2間の開放部分から後方に放出されるとともに、バック
トーンスプレッダー28の放音通路29を介して後方に
拡散放射されるので、より大きな音量で演奏を行うこと
ができる。
方向に回転すると、ワイヤー27が緩み、上蓋板8b
は、ばねのばね力で後側に回動して、支柱枠12の上半
部およびバックトーンスプレッダー28を開放する(図
1の2点鎖線)。この上蓋板8bの開放状態では、響板
14で発生したピアノ音が、支柱枠12の支柱22、2
2間の開放部分から後方に放出されるとともに、バック
トーンスプレッダー28の放音通路29を介して後方に
拡散放射されるので、より大きな音量で演奏を行うこと
ができる。
【0030】一方、この状態からレバー26を逆方向に
回転すると、上蓋板8bは、ワイヤー27に引っ張られ
て前側に回動して、支柱枠12およびバックトーンスプ
レッダー28を閉鎖し、固定された下蓋板8aととも
に、アップライトピアノ1の背面全体を閉鎖する(図1
の実線)。これにより、支柱枠12の開放部分および放
音通路29を介したピアノ音の後方への放出が阻止さ
れ、より小さな音量で演奏を行うことができる。なお、
図1中の符号40は、上蓋板8bの開放時、屋根後6な
どから物が落下して、ピアノの内部に入るのを防止する
ためのネットである。
回転すると、上蓋板8bは、ワイヤー27に引っ張られ
て前側に回動して、支柱枠12およびバックトーンスプ
レッダー28を閉鎖し、固定された下蓋板8aととも
に、アップライトピアノ1の背面全体を閉鎖する(図1
の実線)。これにより、支柱枠12の開放部分および放
音通路29を介したピアノ音の後方への放出が阻止さ
れ、より小さな音量で演奏を行うことができる。なお、
図1中の符号40は、上蓋板8bの開放時、屋根後6な
どから物が落下して、ピアノの内部に入るのを防止する
ためのネットである。
【0031】アップライトピアノ1にはさらに、ピアノ
音を前方に放出することにより、音量を増大させるため
のパンチメタル30(放音部材)と、これを開閉する開
閉機構31(第1の開閉機構)とが設けられている。パ
ンチメタル30は、上前板3の上面に取り付けられてお
り、図4に示すように、「ロ」字状に折曲げ加工したア
ルミニウムなどの金属板で構成され、その全面にわた
り、径3mm程度の多数の放音孔32がパンチングによっ
てあらかじめ形成されている。
音を前方に放出することにより、音量を増大させるため
のパンチメタル30(放音部材)と、これを開閉する開
閉機構31(第1の開閉機構)とが設けられている。パ
ンチメタル30は、上前板3の上面に取り付けられてお
り、図4に示すように、「ロ」字状に折曲げ加工したア
ルミニウムなどの金属板で構成され、その全面にわた
り、径3mm程度の多数の放音孔32がパンチングによっ
てあらかじめ形成されている。
【0032】開閉機構31は、パンチメタル30の放音
孔32を、中ペダル33と連動して開閉するものであ
る。具体的には、開閉機構31は、各親板2にピン34
を介して回動自在に取り付けられるとともに、下端部が
ワイヤー35を介して中ペダル33に連結された、鋼板
などから成る左右一対のホルダー36(1個のみ図示)
と、ホルダー36の上端部間に保持されたL形材などか
ら成る押圧バー37と、押圧バー37の前面に接着され
た発泡ウレタンなどから成るクッション38と、ホルダ
ー36を常時、図1の反時計方向に付勢するコイルばね
39とによって、構成されている。
孔32を、中ペダル33と連動して開閉するものであ
る。具体的には、開閉機構31は、各親板2にピン34
を介して回動自在に取り付けられるとともに、下端部が
ワイヤー35を介して中ペダル33に連結された、鋼板
などから成る左右一対のホルダー36(1個のみ図示)
と、ホルダー36の上端部間に保持されたL形材などか
ら成る押圧バー37と、押圧バー37の前面に接着され
た発泡ウレタンなどから成るクッション38と、ホルダ
ー36を常時、図1の反時計方向に付勢するコイルばね
39とによって、構成されている。
【0033】この構成によれば、中ペダル33を踏んで
いないときは、開閉機構31のホルダー36がコイルば
ね39のばね力で反時計側に回動して、クッション38
がパンチメタル30の放音孔32を開放している(開位
置、図1の2点鎖線)。これにより、放音孔32を介し
てピアノ音が前方に放出されることによって、より大き
な音量で演奏を行うことができる。
いないときは、開閉機構31のホルダー36がコイルば
ね39のばね力で反時計側に回動して、クッション38
がパンチメタル30の放音孔32を開放している(開位
置、図1の2点鎖線)。これにより、放音孔32を介し
てピアノ音が前方に放出されることによって、より大き
な音量で演奏を行うことができる。
【0034】一方、中ペダル33を踏んだときは、ホル
ダー36がワイヤー35に引っ張られて時計方向に回動
することにより、クッション38がパンチメタル30の
放音孔32を閉鎖する(閉位置、同図実線)。これによ
り、放音孔32を介したピアノ音の放出が阻止されるこ
とによって、より小さな音量で演奏を行うことができ
る。
ダー36がワイヤー35に引っ張られて時計方向に回動
することにより、クッション38がパンチメタル30の
放音孔32を閉鎖する(閉位置、同図実線)。これによ
り、放音孔32を介したピアノ音の放出が阻止されるこ
とによって、より小さな音量で演奏を行うことができ
る。
【0035】ここで、レバー26および中ペダル33の
操作状況とそれにより得られる音量との関係を、まとめ
て述べるものとする。
操作状況とそれにより得られる音量との関係を、まとめ
て述べるものとする。
【0036】まず、減音演奏を行う場合には、レバー2
6を所定の方向に回転して、上蓋板8bを閉じるととも
に、中ペダル33を踏み込んで、開閉機構31を閉位置
にする。これにより、支柱枠12の上半部およびバック
トーンスプレッダー28を介した後方へのピアノ音の放
出が阻止されるとともに、パンチメタル30の放音孔3
2を介した前方へのピアノ音の放出が阻止される。この
状態では、ケース部品を透過する透過音が主となり、こ
の透過音が遮音シート16で低減されるとともに、ケー
ス部品間の音漏れがパッキン19で防止されることによ
り、従来のアップライトピアノの通常演奏時よりも小さ
な音量で減音演奏を行うことができる。
6を所定の方向に回転して、上蓋板8bを閉じるととも
に、中ペダル33を踏み込んで、開閉機構31を閉位置
にする。これにより、支柱枠12の上半部およびバック
トーンスプレッダー28を介した後方へのピアノ音の放
出が阻止されるとともに、パンチメタル30の放音孔3
2を介した前方へのピアノ音の放出が阻止される。この
状態では、ケース部品を透過する透過音が主となり、こ
の透過音が遮音シート16で低減されるとともに、ケー
ス部品間の音漏れがパッキン19で防止されることによ
り、従来のアップライトピアノの通常演奏時よりも小さ
な音量で減音演奏を行うことができる。
【0037】減音演奏よりも音量の大きな中音量演奏を
行う場合には、レバー26を上記と逆方向に回転して上
蓋板8bを開放する。これにより、ピアノ音を支柱枠1
2の上半部およびバックトーンスプレッダー28を介し
て後方に放出した状態で、中音量演奏を行うことができ
る。あるいは、レバー26を操作せずに、中ペダル33
の踏込みを解除して開閉機構31を開位置とすることに
より、ピアノ音をパンチメタル30の放音孔32を介し
て前方に放出した状態で、中音量演奏を行うことができ
る。
行う場合には、レバー26を上記と逆方向に回転して上
蓋板8bを開放する。これにより、ピアノ音を支柱枠1
2の上半部およびバックトーンスプレッダー28を介し
て後方に放出した状態で、中音量演奏を行うことができ
る。あるいは、レバー26を操作せずに、中ペダル33
の踏込みを解除して開閉機構31を開位置とすることに
より、ピアノ音をパンチメタル30の放音孔32を介し
て前方に放出した状態で、中音量演奏を行うことができ
る。
【0038】さらに音量の大きな大音量演奏を行う場合
には、上蓋板8bを開放するとともに、開閉機構31を
開位置とする。これにより、ピアノ音を、支柱枠12の
上半部およびバックトーンスプレッダー28を介して後
方に放出すると同時に、パンチメタル30の放音孔32
を介して前方に放出することによって、従来のアップラ
イトピアノよりも非常に大きな音量で大音量演奏を行う
ことができる。
には、上蓋板8bを開放するとともに、開閉機構31を
開位置とする。これにより、ピアノ音を、支柱枠12の
上半部およびバックトーンスプレッダー28を介して後
方に放出すると同時に、パンチメタル30の放音孔32
を介して前方に放出することによって、従来のアップラ
イトピアノよりも非常に大きな音量で大音量演奏を行う
ことができる。
【0039】以上のように、本実施形態のアップライト
ピアノ1では、レバー26および中ペダル33を操作す
るだけで、従来のアップライトピアノの通常演奏時より
も小さな音量から非常に大きな音量までの広い音量域
で、音量を簡単に調節することができる。また、ハンマ
ー15で弦Sを直接、打弦して響板14から音を発生さ
せることは、通常のアップライトピアノと同じであるの
で、タッチ感や音色を変化させることなく、音量調節を
行うことができる。
ピアノ1では、レバー26および中ペダル33を操作す
るだけで、従来のアップライトピアノの通常演奏時より
も小さな音量から非常に大きな音量までの広い音量域
で、音量を簡単に調節することができる。また、ハンマ
ー15で弦Sを直接、打弦して響板14から音を発生さ
せることは、通常のアップライトピアノと同じであるの
で、タッチ感や音色を変化させることなく、音量調節を
行うことができる。
【0040】なお、本発明は説明した実施形態に限定さ
れることなく、種々の態様で実施することができる。例
えば、実施形態では、上前板3の上面に、多数の放音孔
32を形成したパンチメタル30を取り付けているが、
そのようなパンチメタル30を上前板3の他の部位、あ
るいは他のケース部品、例えば下前板5に取り付けても
よいし、放音孔32を上前板3や下前板5に直接、形成
してもよい。ただし、実施形態は、放音孔32をあらか
じめ形成したパンチメタル30を取り付けるだけで、放
音機能を簡単に発揮させることができ、また、パンチメ
タル30の位置が、演奏者が椅子に座った状態で耳の近
くにあって、放音効果が大きいとともに、放音孔32が
屋根前7に隠されて外部からは見えず、ピアノの外観を
まったく損なわないなどの利点を有するので、特に好ま
しい。あるいはまた、パンチメタルの代わりに、剛性の
高い金属などの枠に合成繊維などから成るメッシュ状の
ネットを貼り付けたものを用いてもよい。
れることなく、種々の態様で実施することができる。例
えば、実施形態では、上前板3の上面に、多数の放音孔
32を形成したパンチメタル30を取り付けているが、
そのようなパンチメタル30を上前板3の他の部位、あ
るいは他のケース部品、例えば下前板5に取り付けても
よいし、放音孔32を上前板3や下前板5に直接、形成
してもよい。ただし、実施形態は、放音孔32をあらか
じめ形成したパンチメタル30を取り付けるだけで、放
音機能を簡単に発揮させることができ、また、パンチメ
タル30の位置が、演奏者が椅子に座った状態で耳の近
くにあって、放音効果が大きいとともに、放音孔32が
屋根前7に隠されて外部からは見えず、ピアノの外観を
まったく損なわないなどの利点を有するので、特に好ま
しい。あるいはまた、パンチメタルの代わりに、剛性の
高い金属などの枠に合成繊維などから成るメッシュ状の
ネットを貼り付けたものを用いてもよい。
【0041】また、遮音シート16やパッキン19につ
いても、例示した以外のケース部品やケース部品間にそ
れぞれ取り付けてもよいことは、もちろんである。さら
に、実施形態では、蓋板8を下蓋板8aおよび上蓋板8
bで構成し、上蓋板8bのみを開閉自在としているが、
蓋板8を1枚の板で構成し、全体を開閉するようにして
もよい。また、実施形態では、レバー26の操作で上蓋
板8bを開閉し、中ペダル33の操作でパンチメタル3
0を開閉しているが、例えばレバー26を省略し、中ペ
ダル33の操作で上蓋板8bおよびパンチメタル30を
同時に開閉して、大音量演奏と減音演奏のみに切り換え
るようにしてもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内
で、細部の構成を変更することが可能である。
いても、例示した以外のケース部品やケース部品間にそ
れぞれ取り付けてもよいことは、もちろんである。さら
に、実施形態では、蓋板8を下蓋板8aおよび上蓋板8
bで構成し、上蓋板8bのみを開閉自在としているが、
蓋板8を1枚の板で構成し、全体を開閉するようにして
もよい。また、実施形態では、レバー26の操作で上蓋
板8bを開閉し、中ペダル33の操作でパンチメタル3
0を開閉しているが、例えばレバー26を省略し、中ペ
ダル33の操作で上蓋板8bおよびパンチメタル30を
同時に開閉して、大音量演奏と減音演奏のみに切り換え
るようにしてもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内
で、細部の構成を変更することが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のアップラ
イトピアノの音量調節装置は、タッチ感および音色を変
えずに、比較的単純な構成で、音量を、演奏環境に応
じ、広い音量域にわたって適切に調節することができる
などの効果を有している。
イトピアノの音量調節装置は、タッチ感および音色を変
えずに、比較的単純な構成で、音量を、演奏環境に応
じ、広い音量域にわたって適切に調節することができる
などの効果を有している。
【図1】本発明を適用したアップライトピアノの側断面
図である。
図である。
【図2】図1のアップライトピアノの部分背面図であ
る。
る。
【図3】図1のアップライトピアノの外観斜視図であ
る。
る。
【図4】パンチメタルの斜視図である。
1 アップライトピアノ 3 上前板 4 奥屋根 5 下前板 6 屋根後 7 屋根前 8 蓋板 8b 上蓋板 9 棚板 16 遮音シート 19 パッキン 26 レバー 27 ワイヤー 28 バックトーンスプレッダー 29 放音通路 30 パンチメタル 31 開閉機構 32 放音孔 33 中ペダル
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のケース部品の少なくとも1つに、
ピアノ音を外部に放出するための多数の放音孔が設けら
れ、 第1の操作部材と、 この第1の操作部材の操作に連動して前記放音孔を開閉
する第1の開閉機構と、を備えていることを特徴とする
アップライトピアノの音量調節装置。 - 【請求項2】 前記少なくとも1つのケース部品が上前
板で構成され、この上前板の上端部に、前記放音孔を形
成した放音部材が取り付けられていることを特徴とす
る、請求項1に記載のアップライトピアノの音量調節装
置。 - 【請求項3】 前記複数のケース部品の他の1つが、ピ
アノの背面を覆う、少なくとも一部が開閉自在の蓋板で
構成され、 第2の操作部材と、 この第2の操作部材の操作に連動して前記蓋板を開閉す
る第2の開閉機構と、をさらに備えていることを特徴と
する、請求項1または2に記載のアップライトピアノの
音量調節装置。 - 【請求項4】 ピアノ音を外部に放出するための放音通
路をさらに備え、この放音通路が、開閉される前記蓋板
によって開閉されるように配置されていることを特徴と
する、請求項3に記載のアップライトピアノの音量調節
装置。 - 【請求項5】 前記第1および第2の操作部材の一方が
ペダルで構成され、他方が棚板に設けられたレバーで構
成されていることを特徴とする、請求項3または4に記
載のアップライトピアノの音量調節装置。 - 【請求項6】 前記複数のケース部品の内面に遮音シー
トが貼り付けられていることを特徴とする、請求項1な
いし5のいずれか1項に記載のアップライトピアノの音
量調節装置。 - 【請求項7】 前記複数のケース部品の互いに対向する
部位に、パッキンが取り付けられていることを特徴とす
る、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のアップラ
イトピアノの音量調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8062087A JPH09230852A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | アップライトピアノの音量調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8062087A JPH09230852A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | アップライトピアノの音量調節装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230852A true JPH09230852A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13189935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8062087A Withdrawn JPH09230852A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | アップライトピアノの音量調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09230852A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007187886A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | アップライトピアノ |
| JP2007240609A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Yamaha Corp | 楽器 |
| WO2015056747A1 (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | ヤマハ株式会社 | ピアノ |
| JP2016161768A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | カシオ計算機株式会社 | 鍵盤楽器 |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP8062087A patent/JPH09230852A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007187886A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | アップライトピアノ |
| JP2007240609A (ja) * | 2006-03-06 | 2007-09-20 | Yamaha Corp | 楽器 |
| WO2015056747A1 (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | ヤマハ株式会社 | ピアノ |
| JP2016161768A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | カシオ計算機株式会社 | 鍵盤楽器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030506 |