JPH09231062A - 対話処理プログラム生成装置 - Google Patents

対話処理プログラム生成装置

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JPH09231062A
JPH09231062A JP8058218A JP5821896A JPH09231062A JP H09231062 A JPH09231062 A JP H09231062A JP 8058218 A JP8058218 A JP 8058218A JP 5821896 A JP5821896 A JP 5821896A JP H09231062 A JPH09231062 A JP H09231062A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メニュー階層と必要入力項目の流れの定義の
みから、対話処理を行なうプログラムソースコードを自
動生成し、音声応答装置の対話処理を実現する。 【解決手段】 音声応答装置の対話フローを作成するプ
ログラマーが、情報サービスメニューを本発明対話処理
プログラム生成装置が解釈可能な文法で記述する。本発
明対話処理プログラム生成装置は、記述された対話フロ
ーを手続き・階層構造解釈部102が処理手順毎に一文づ
つ構文を解析し、現在解析中のメニュー階層を階層構造
記憶部101に記憶する。次に解釈した機能名から状態遷
移のためのラベルをラベル作成部103が階層情報をアペ
ンドすることにより作成し、動作定義ファイル105に挿
入する。機能部品展開部104は、機能名を元に機能部品
定義記憶部108を検索し、機能部品を音声応答装置が解
釈可能な対話処理プログラムに展開し、動作定義ファイ
ルに出力する。これにより、音声応答装置が解釈可能な
対話処理プログラムコードが生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声応答装置など
の対話処理を行なう計算機プログラムソースコードを自
動生成する対話処理プログラム生成装置に関し、特にメ
ニュー階層と必要入力項目の流れの定義のみから、対話
処理を行なうプログラムソースコードを自動生成し、音
声応答装置の対話処理を実現する対話処理プログラム生
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に音声応答装置は、サービス利用者
との対話処理の変更が頻繁に行なわれるため、機種毎に
異なる簡易言語等を用意して、少ない工数で対話処理の
変更を可能としている。
【0003】前記従来の簡易言語の多くは音声応答装置
の機能を利用するための汎用APIを用意して、C言語
に似た文法により手続きを記述していく形式で、対話フ
ローにおける状態遷移については、図21のように遷移
先にラベルを設定して「goto」文により指定遷移先にジ
ャンプするというように記述する。
【0004】また、前記簡易言語でプログラマーが作成
した状態遷移プログラムは、図22に示すC言語を特定
計算機に解釈可能なオブジェクトコード(機械語)に変
換するのと同様に、プリプロセッサー部2201によりマク
ロ定義やインクルード文の展開などが行なわれ、構文解
析部2202により文法を解釈して、音声応答装置のインタ
ープリターが解釈可能なコードにオブジェクトコード生
成部2203が変換するという方式が一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2は、音声応答装置
を用いて公共施設の予約などを行なう対話フローのメニ
ュー階層と入力項目を示したものである。
【0006】従来例に示した簡易言語で図2に示す対話
フローのプログラミングを行なう場合、同じ入力内容を
促し、PBコードを取得する処理(例えば施設番号の入
力)は部品化(サブルーチン化)して再利用を行なうこ
とにより、プログラミングの効率化を図ることが一般的
である。
【0007】しかしながら、この場合も、入力ミスに応
じて直前に実行された部品に遷移するなどの、部品間の
遷移を行なうためのラベルを図23のように機能部品の
サブルーチンを呼び出す処理の他に別途記述する必要が
あり、1)ラベルが全体でユニークになるように、プロ
グラマーが注意して作成する必要がある、2)プログラ
ムソースが繁雑になる、3)部品内に具体的な遷移先ラ
ベル(例えば一つ前のラベル名)を記述すると、プログ
ラムコード中の位置特化がおこり部品としての再利用性
が失われる、などの問題点がある。
【0008】したがって、請求項1及び請求項2の発明
は、前記従来の問題点を解決することを目的にするもの
であって、音声応答装置の対話処理を行なう図2のよう
な入力項目とメニュー階層を示す対話の主要なフロー
は、部品化された機能名を羅列することと、メニュ−階
層表現をするための記号により表現するようにし、ま
た、状態遷移のためのラベルは機能部品名から自動生成
するようにして、音声応答装置の動作を記述するプログ
ラムコードを簡略化し、プログラムの生産性、保守性を
向上させることを目的とする。
【0009】また、請求項3の発明は、対話型情報サー
ビスにおける前入力のやり直し処理を自動生成し、プロ
グラマーが繁雑な処理を逐一記述する手間を省くことを
目的とする。
【0010】また、請求項4の発明は、対話型情報サー
ビスにおける複数項目の入力の確認処理を自動生成し、
プログラマーが繁雑な処理を逐一記述する手間を省くこ
とを目的とする。
【0011】また、請求項5の発明は、音声の録音なし
に、新たなガイダンスを含む対話フローを実現すること
を目的とする。
【0012】さらに、請求項6の発明は、グラフィカル
なユーザインタフェース上で、対話フローをマウス操作
などで簡易に組み上げていくことを目的とする。
【0013】また、請求項7の発明は、一通りの対話フ
ロー記述で複数メディアの対話処理プログラムを生成す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1及び請求項2に記載の対話処理プログラ
ム生成装置は、音声応答装置の対話処理における、入力
促進ガイダンス送出・ユーザプッシュボタン(PB)入
力受け付け・入力されたPBに応じた処理、の組を対話
処理を構成する機能部品として記憶する機能部品定義記
憶部と、前記機能部品を実行順に記述された手続きとガ
イダンスのメニュー階層構造を記憶する手続き・階層構
造定義記憶部と、前記手続きと階層構造を解釈する手続
き・階層構造解釈部と、前記機能部品の群をプログラム
コードに展開する機能部品展開部と、前記手続き・階層
構造解釈部が解釈中の前記メニュー階層情報を記憶する
階層構造記憶部と、前記メニュー階層情報と実行する機
能名から、遷移先指定のためのプログラム中の位置を示
すラベルを自動生成するラベル作成部を備えることによ
って、音声応答装置が解釈可能な対話処理プログラムコ
ードを生成すると共に状態遷移のためのラベルを自動生
成する構成を有している。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項1及び請
求項2の構成に加え、請求項1記載の機能部品展開部
は、現在実行中の機能部品の前に実行された機能部品の
位置を示す請求項2記載の状態遷移用ラベルを記憶する
処理を生成する前実行機能部品ラベル記憶処理生成部
と、指定文字の指定桁数入力時に、前記前実行機能部品
へ遷移する処理を自動生成する前実行機能部品遷移自動
生成機構を更に備えることによって、特定のPBコード
列を入力されたときに、前入力の再入力状態へ遷移する
フローを自動生成する構成を有している。
【0016】また、請求項4の発明は、請求項1及び請
求項2の構成に加え、請求項1記載の機能部品展開部
は、各メニューの最後の確認メッセージ送出前までに同
メニュー内で入力された全ての項目を検出する入力項目
検出部と、検出された入力項目の確認メッセージを生成
する確認メッセージ生成部とを更に備え、入力された複
数の項目について、確認メッセージを送出する処理を自
動生成する構成を有している。
【0017】また、請求項5の発明は、請求項1及び請
求項2の構成に加え、請求項1記載の機能部品展開部
は、請求項1記載の機能部品を新たに作成して登録する
際、機能部品作成者が部品定義の音声出力指示箇所に、
発声内容をテキストで記述し、このテキストを機能部品
記述から抽出する発声テキスト取得部と、前記取得した
テキストを音声データ(音素片)に変換する音声合成装
置と、前記音声合成装置が合成した前記音素片を音声応
答装置がガイダンス音声出力時に使用する音素片ファイ
ルとして登録する音素片登録部を更に備え、マイクロフ
ォンなどによる音声の録音なしに、音声応答装置が対話
処理を実行可能とする構成を有している。
【0018】さらに、請求項6の発明は、請求項1及び
請求項2の構成に加え、請求項1記載の機能部品をビッ
トマップディスプレイ上に部品オブジェクトとして表示
することと、前記部品オブジェクト間を結んだ線を表示
することが可能なディスプレイ装置と、前記部品オブジ
ェクトをドラッグ&ドロップし、前記部品オブジェクト
間を線で結ぶことが可能なポインティング装置と、前記
ディスプレイ装置と前記ポインティング装置を制御する
入出力制御装置と、前記部品オブジェクトと前記線分で
表現された木構造状の対話フローを解釈して請求項2記
載の記述言語に変換する対話フロー変換部を更に備える
ことによって、音声応答装置の対話フローをグラフィカ
ルなユーザインターフェース(GUI)上で組み立てて
いくことにより、対話処理プログラムソースコードを簡
単に生成する構成を有している。
【0019】また、請求項7の発明は、請求項1及び請
求項2の構成に加え、請求項1記載の機能部品の定義を
音声応答装置以外のメディアが解釈可能な言語に変換す
るための変換ルールを記憶するメディア変換ルール記憶
部を更に備え、さらに請求項1記載の機能部品展開部
に、前記メディア変換ルールの指示に従い変換処理を行
なう機能と、前記変換された他メディアが解釈可能な言
語を請求項1記載の動作定義ファイルと別のファイルに
出力する機能とを付加することにより、複数種類のメデ
ィア向けのフロー記述言語ファイルを一通りの対話処理
フロー定義をもとに生成する構成を有している。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1及び請求項2の発明で
は、音声応答装置の対話フローを作成するプログラマー
が、情報サービスメニューを本発明の対話処理プログラ
ム生成装置が解釈可能な文法で記述する。本発明の対話
処理プログラム生成装置は、記述された対話フローを手
続き・階層構造解釈部が処理手順毎に一文づつ構文を解
析し、現在解析中のメニュー階層を階層構造記憶部に記
憶する。
【0021】次に解釈した機能名から状態遷移のための
ラベルをラベル作成部が階層情報をアペンドすることに
より作成し、動作定義ファイルに挿入する。機能部品展
開部は、機能名をもとに機能部品定義記憶部を検索し、
機能を音声応答装置が解釈可能な対話処理プログラムに
展開し、動作定義ファイルに出力する。
【0022】この時、機能部品内で他の機能の実行位置
に遷移する指示の記述があれば、遷移先の機能名と、階
層構造記憶部の情報を元に、遷移先ラベルを生成し、動
作定義ファイルに挿入する。以上の動作を全対話フロー
記述文に対して繰り返し行なうことにより、音声応答装
置が解釈可能な対話処理プログラムが生成される。
【0023】また、請求項3の発明では、現在実行中の
機能部品の前に実行された機能部品の位置を示す状態遷
移用ラベルを記憶する処理を前実行機能部品ラベル記憶
処理生成部が生成する。次に、機能部品として再入力指
定が定義されていれば、手続き・階層構造定義記憶部か
ら前実行機能部品名を取得し、前実行機能部品位置へ遷
移する処理を、前実行機能部品遷移自動生成機構が生成
する。
【0024】また、請求項4の発明では、機能部品とし
て全入力項目の確認が指定されていれば、入力項目検出
部が、手続き・階層構造定義部を検索し、入力項目をピ
ックアップする。次に確認メッセージ作成部が各入力項
目に応じた確認メッセージの送出処理を生成する。
【0025】また、請求項5の発明では、発声テキスト
取得部が、機能部品定義から、発声用文字列を取得し、
取得した文字列を音声合成装置が音声データ(音素片)
に変換する。次に音素片登録部が、音声データ(音素
片)を音声応答装置の音素片ファイルとして登録する。
【0026】さらに、請求項6の発明では、シナリオ作
成者がGUI上に機能部品を配置することにより作成し
た対話フローを、対話フロー変換部が、請求項1記載の
手続き・階層構造解釈部が解釈可能なフロー記述言語に
変換する。前記変換されたフロー記述言語を、請求項1
及び請求項2記載の手続き・階層構造定義として使用す
ることにより、音声応答装置用の対話処理プログラムコ
ードを動作定義ファイルに生成する。
【0027】また、請求項7の発明では、機能部品展開
部が請求項1および請求項2記載のように音声応答装置
用の対話処理プログラムを生成するのと同時に、他メデ
ィア向けのプログラムを生成する。機能部品展開部は、
機能部品定義記憶部にメディアに依存しない中間言語で
記述された内容を読みとり、メディア変換ルール記憶部
に定義された変換パターンに従い、それぞれのメディア
向け言語を生成する。
【0028】(第1の実施の形態)以下請求項1及び請
求項2に記載された発明の実施の形態について図面を参
照しながら説明する。
【0029】図1は、本実施の形態の対話処理プログラ
ム生成装置の機能ブロック図である。図2は本実施の形
態で対象とする施設予約情報サービスメニューのフロー
図、図3は図2の対話フローを本実施の形態で用いる対
話フロー記述文法に従って記述したプログラムリスト、
図4は本実施の形態の対話処理プログラム生成装置の動
作を説明するフローチャート、図5は音声応答装置が解
釈可能な動作定義ファイルの生成結果である。
【0030】動作を説明する前に、本実施の形態で例と
して使用する対話フロー言語の記述文法について、図
2、図3をもとに説明する。図2のメニュー階層を構成
する「メニュー番号入力」機能部品を、図3では301「I
NPUT_MENU」で表す。各機能部品は、入力促進ガイダン
ス送出・ユーザプッシュボタン(PB)入力受け付け・
入力されたPBに応じた処理、の組で構成される。図3
の301「メニュー番号入力」機能部品の場合は、「メニ
ュー番号を入力して下さい」とガイダンスを送出し、利
用者が入力するPBコードのメニュー番号を取得し、取
得したPB番号(メニュー番号)に従って、各メニュー
(図2の予約サービス、案内サービス)へ分岐(遷移)
する処理を行なう、という処理からなる。メニュー番号
によって各サービスへ分岐する分岐ラベルを図3の302
のように記述する。ここで「*」の数は階層の深さ(レ
ベル)を表す。
【0031】機能部品「TOUROKU」の中で、取得したP
Bコードによりプログラムコード中の他の箇所へ遷移す
る機能を持つ場合、具体的な遷移先は機能部品定義とし
ては持たず、図3の303のように、手続き記述において
「>」記号と、遷移先の機能名「INPUT_SHISETSU」を直
後に記述することで表現する。なお、遷移可能な機能部
品は、同じメニュー階層内に限るものとする。また、メ
ニュー構造は図2に示すような木構造のもののみで定義
できるものとする。
【0032】なお、以上に説明した文法は本実施の形態
を説明するための一例であり、本発明が前記文法による
プログラム言語に特定されるものではない。ただし、
1)遷移可能な機能部品は、同じメニュー階層内に限る
ものとする、2)メニュー構造は図2に示すような木構
造のもののみで定義できるものとする、については本発
明を利用する上での前提となる。
【0033】次に、図1及び図4を用いて動作を説明す
る。音声応答装置の対話フローを作成するプログラマー
が、図2の情報サービスメニューに基づき、本実施の形
態の対話処理プログラム生成装置が解釈可能な文法で図
3に示す対話フローを作成する。
【0034】本実施の形態の対話処理プログラム生成装
置は、記述された対話フローを手続き・階層構造解釈部
102が処理手順毎に一文づつ構文を解析する。図3の先
頭から解釈していくと、301の「INPUT_MENU」は実行機
能部品の指定と解釈され、次に階層構造記憶部101から
現在の階層構造を取得する。現在の階層レベルはトップ
(サービスの先頭)なので階層レベルはないことから、
状態遷移用のラベルは「INPUT_MENU」となる。
【0035】作成した状態遷移用ラベルは動作定義ファ
イル105に挿入される。次に機能部品展開部104が機能部
品定義記憶部108を検索して展開結果を動作定義ファイ
ル105に展開する。
【0036】図4のフローチャートの先頭に戻り、記述
された対話フローの次の文である図3の302「*L1」の解
釈を手続き・階層構造解釈部102が行なう。「*L1」は階
層構造定義なので、階層構造定義文に対する処理を行な
う。
【0037】まず、階層構造記憶部101から現在の階層
ラベルを取得する。現在の階層ラベルはないので、ラベ
ル作成部103が生成する新たな階層ラベルは「L1」とな
る。階層ラベル「L1」は階層構造記憶部101に保存され
る。また、階層ラベル「L1」は動作定義ファイル105に
挿入される。
【0038】再度図4のフローチャートの先頭に戻り、
記述された対話フローの次の文(INPUT_SHISETSU)を取
得する。これは実行機能部品指定であるので、階層構造
記憶部101から現在の階層ラベル「L1」を取得する。ラ
ベル作成部103はこの階層ラベルを機能部品名にアペン
ドして「INPUT_SHISETSU_L1」というラベルを生成し、
動作定義ファイル105に挿入する。次に機能部品展開部1
04が機能部品定義記憶部108を検索して展開結果を動作
定義ファイル105に展開する。
【0039】次の文「INPUT_MON_DAY」に関しては動作
は前記「INPUT_SHISETSU」の処理と同じである。
【0040】次の文「TOUROKU」に関しては、機能部品
展開部104が機能部品定義部108を検索して展開する処理
までは、前記「INPUT_SHISETSU」の場合と同じである。
次に展開する部品定義の中に状態遷移指定(goto 文)
が存在するかの判断で、「TOUROKU」部品は入力された
PBコードの内容によって、他の位置へ遷移する定義が
されている部品なので、手続き・階層構造記憶部107か
ら遷移先の機能名図3の303「>INPUT_SHISETSU」を取得
する。
【0041】ここで、「>」は遷移先指定であることを
示す記号である。この遷移先機能名に現在の階層ラベル
「L1」をアペンドし、遷移先ラベル「INPUT_SHISETSU_L
1」を生成する。次にこの遷移先ラベルを元に遷移指定
文(例えば、goto INPUT_SHISETSU_L1)を生成し、動作
定義ファイル105の該当箇所に挿入する。
【0042】次の図3の303「>INPUT_SHISETSU」は、状
態遷移指定文で直前の部品展開時に既に処理されている
ので、手続き・階層構造解釈部102は何の処理も行なわ
ず、さらに次の文「*L2」の処理を行なう。この「*L2」
と、次の文「INPUT_SUBMENU」については前述の処理と
同様なので、省略する。
【0043】図3の304「**L1」を手続き・階層構造解
釈部102が処理を行なうと、これは階層構造定義なの
で、まず現在の階層ラベル「L2」を取得し、新たな階層
ラベル「L2_L1」をラベル作成部103が生成する。これを
新たな階層ラベルとして階層構造記憶部101に保存す
る。以降の動作は前述の動作例と同じである。
【0044】最終的に図3の対話フロー定義は、図5の
ようなプログラム(動作定義ファイル105)に変換され
る。動作定義ファイル105は、他コンパイラーによって
音声応答装置の動作を定義するオブジェクトコードに変
換されるかまたは、インタープリター形式の音声応答装
置であれば、動作定義ファイル105を随時解釈すること
によって、指定の動作を行なう。
【0045】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、音声応答装置の対話処理における、入力促進ガイダ
ンス送出・ユーザプッシュボタン(PB)入力受け付け
・入力されたPBに応じた処理、の組を対話処理を構成
する機能部品として記憶する機能部品定義記憶部と、前
記機能部品を実行順に記述された手続きとガイダンスの
メニュー階層構造を記憶する手続き・階層構造定義記憶
部と、前記手続きと階層構造を解釈する手続き・階層構
造解釈部と、前記機能部品の群をプログラムコードに展
開する機能部品展開部と、前記手続き・階層構造解釈部
が解釈中のメニュー階層情報を記憶する階層構造記憶部
と、前記メニュー階層情報と実行する機能名から、遷移
先指定のためのプログラム中の位置を示すラベルを自動
生成するラベル作成部を備えることによって、状態遷移
のためのラベルを自動生成し、状態遷移のためのラベル
をプログラマーがユニークになるように逐一記述するこ
となく、実行すべき機能部品を実行順に記述し、階層メ
ニューの定義と他へ遷移する場合は遷移先の機能名を指
定するのみの簡略な対話フロー記述で音声応答装置が解
釈可能な対話処理プログラムコードを生成することが可
能になり、また他部品へ遷移する機能を持つ機能部品も
プログラム中において再利用することが可能になる。
【0046】(第2の実施の形態)以下請求項3に記載
された発明の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。
【0047】図6は図1の機能部品展開部104に、本実
施の形態を実現する上で必要な機能を追加した機能ブロ
ック図である。図7は本実施の形態の動作を説明するフ
ローチャート、図8は動作定義ファイルの出力例であ
る。
【0048】動作の説明の前に、本実施の形態で実現す
る機能について説明する。図2の予約サービスメニュー
の施設番号の入力において、「B体育館」の施設番号を
入力したつもりが、次の入力内容の確認メッセージで、
「A体育館ですね。」と出力されたとする。ここで、サ
ービス利用者は入力ミスしたことをシステムへ伝え、再
入力を行なうために、ある特定のPB列を月日入力の機
能部品実行時に月日入力と同じ桁数(例えば”9999”な
ど)を入力すれば、前実行機能部品へ遷移する処理を自
動生成する。
【0049】図1の機能部品展開の部分についてのみを
図6を用いて説明する。機能部品展開以外の処理は、前
記第1の実施の形態と同様である。まず、機能部品展開
部104が各機能部品としての定義内容を機能部品定義部6
01から読み出し、再入力指示可能な定義がされている部
品かを判断する。再入力指示可能な定義がされていなけ
れば、通常の展開と同じ処理を行なう。再入力指示可能
な定義がされていれば、再入力指定文字列生成部604が
再入力指定文字記憶部607からどのPB文字を再入力指
示記号として使用するかの設定を取得する。
【0050】次に、PB入力内容比較文作成部605が、
機能部品定義部601から該当部品のPB入力桁数を取得
し、PB入力桁数文だけ再入力指定文字の文字列を作成
する。例えば、再入力指定文字が”9”、PB入力桁数
が4桁であれば、”9999”を生成する。さらに、この生
成された文字列をもとに、PB入力内容との比較文を生
成する。
【0051】次に、前実行機能遷移処理文作成部606が
手続き・階層構造定義記憶部608から、直前に実行され
る機能部品名を、階層構造記憶部603から現在の階層ラ
ベルを取得し、前実行機能への遷移用ラベルを生成し、
前記再入力指定時の遷移文(goto 文)の遷移先ラベル
として遷移処理文を生成する。最後に通常の部品展開処
理を行ない、動作定義ファイルに結果を挿入する。再入
力指定時の生成結果の例を示したのが、図8である。
【0052】これらの記載から明らかなように、前実行
機能遷移処理文作成部606が請求項3で規定する前実行
機能部品ラベル記憶処理生成部を構成し、またPB入力
内容比較文作成部605が請求項3で規定する前実行機能
部品遷移自動生成機構を構成するものである。
【0053】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、第1の実施の形態の構成に加え、前記機能部品展開
部は、現在実行中の機能部品の前に実行された機能部品
の位置を示す状態遷移用ラベルを記憶する処理を生成す
る前実行機能部品ラベル記憶処理生成部と、指定文字の
指定桁数入力時に、前記前実行機能部品へ遷移する処理
を自動生成する前実行機能部品遷移自動生成機構を更に
備えることによって、特定のPBコード列が入力された
ときに、前入力の再入力状態へ遷移するフローを自動生
成することを可能とする。
【0054】(第3の実施の形態)以下請求項4に記載
された発明の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。
【0055】図9は図1の機能部品展開部104に、本実
施の形態を実現する上で必要な機能を追加した機能ブロ
ック図である。図10は本実施の形態の動作を説明する
フローチャートである。
【0056】動作の説明の前に、本実施の形態で実現す
る機能について説明する。図2の予約サービスメニュー
は、施設番号の入力、月日の入力の後、実際の予約を行
なう確認指示を入力させるが、確認指示の入力を促す前
に、それまでの入力項目の内容を単なる入力数字ではな
く、番号でない内容を表す言葉(施設が「A体育館」、
月日が「10月16日」など)で確認音声を出力することが
一般的である。本実施例では、この確認メッセージの生
成方式を説明する。
【0057】図1の機能部品展開の部分についての動作
のみを図9、図10を用いて説明する。機能部品展開以
外の処理は、前記第1の実施の形態と同様である。ま
ず、機能部品展開部104が各機能部品の定義内容を機能
部品定義部901から読み出し、全入力確認指示が定義が
されている部品かを判断する。再入力指示可能な定義が
されていなければ、通常の展開と同じ処理を行なう。
【0058】全入力内容確認指示が定義がされていれ
ば、入力項目検出部903が、手続き・階層構造定義記憶
部905を検索して、該当メニューにおいて、どの機能部
品が呼び出されたかを取得する。次に確認メッセージ作
成部904が、前記取得した全項目内容に基づき、確認メ
ッセージ送出処理のコードを作成する。最後に通常の部
品展開処理を行ない、動作定義ファイルに結果を挿入す
る。
【0059】以上本実施の形態によれば、第1の実施の
形態の構成に加え、前記機能部品展開部は、各メニュー
の最後の確認メッセージ送出前までに同メニュー内で入
力された全ての項目を検出する入力項目検出部と、検出
された入力項目の確認メッセージを生成する確認メッセ
ージ生成部を更に備えることによって、対話処理で入力
された複数の項目について、確認メッセージを送出する
処理を自動生成することが可能になる。
【0060】(第4の実施の形態)以下請求項5に記載
された発明の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。
【0061】図11は図1の機能部品展開部104に、本
実施の形態を実現する上で必要な機能を追加した機能ブ
ロック図である。図12は本実施の形態の動作を説明す
るフローチャートである。
【0062】図1の機能部品展開部104の部分について
のみを図11を用いて説明する。機能部品展開以外の処
理は、第1の実施の形態と同様である。
【0063】前提として、各機能部品の音声ガイダンス
出力指定は、「OUTPUT:,4,メニュー番号を2桁でどう
ぞ」などのように、ファイル検索のための音素片Index
番号と、その出力内容が文字列で記述されているものと
する。
【0064】まず、機能部品展開部104が各機能部品と
しての定義内容を機能部品定義部1101から読み出し、発
声内容テキスト取得部1104が、定義内容から発声用文字
列を抽出する。次に音声合成装置1105が、前記抽出した
文字列を音声データに変換する。音素片登録部1106は、
前記変換された音声データを、対話フローを実行する音
声応答装置の音素片ファイル1103に機能部品に定義され
ているIndex番号で音声応答装置が解釈可能な形式で登
録する。
【0065】以上本実施の形態によれば、第1の実施の
形態の構成に加え、機能部品を新たに作成して登録する
際、機能部品作成者が部品定義の音声出力指示箇所に、
発声内容をテキストで記述し、このテキストを機能部品
記述から抽出する発声テキスト取得部と、前記取得した
テキストを音声データ(音素片)に変換する音声合成装
置と、前記音声合成装置が合成した音声データ(音素
片)を音声応答装置がガイダンス音声出力時に使用する
音素片ファイルとして登録する音素片登録部を更に備え
ることによって、マイクロフォンなどによる音声の録音
なしに、音声応答装置が対話処理を実行することが可能
になる。
【0066】(第5の実施の形態)以下請求項6に記載
された発明の実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。
【0067】図13は図1の構成に、ポインティング装
置1301、表示装置1303、入出力制御装置1304、対話フロ
ー変換部1305を追加した機能ブロック図である。図14
は図13の表示装置1303に表示される本実施の形態にお
ける対話フロー作成装置のユーザインタフェースの例を
図示したもの、図15はGUI上で作成した対話フロー
の図から手続き・階層構造定義ファイルを作成するため
の探索手順を図示したもの、図16はGUI上で作成し
た対話フローの図から手続き・階層構造定義ファイルを
作成する動作を説明するためのフローチャートである。
【0068】まず、図14を用いて本実施の形態におけ
る対話フロー作成装置の操作手順を説明する。1401は対
話フローを作成するための編集画面、1402は対話フロー
を構成する機能部品、1403はメニュー分岐のためのPB
コード番号、1404は機能部品間の遷移を表現するための
線分、1405は、図13の1301のポインティング装置を使
って機能部品を移動したり、線分を引くためのマウスカ
ーソル、1406は対話フローを構築するための機能部品群
の表示エリアである。
【0069】対話フローを作成する者は、1401の画面内
で木構造状に1402の部品を並べ、部品間の遷移を線分14
04を引いていくことにより対話フローのメニュー階層を
構築する。前記構築された対話フローは、対話フロー変
換部1305が図14のように、木構造のフローを探索して
図3の手続き・階層構造定義ファイルを生成する。
【0070】図15、図16を用いて対話フロー作成者
が作成した対話フローを、手続き・階層構造定義ファイ
ルに変換する手順を説明する。変換結果は図3と同一に
なる。まず、フローのトップ(図15の「メニュー番号
入力」)から木構造の探索を開始し、機能部品名(図3
の「INPUT_MENU」)をファイル1311に挿入する。
【0071】次に機能部品「メニュー番号の入力」には
分岐が設定されているかどうかを判断する。図15で明
らかなように、メニュー番号「1」、「2」の2方向へ
の分岐が設定されており、どちらもまだ探索されていな
いパスである。まだ探索されていない最も若い番号のメ
ニュー分岐はこの場合、「1」であるので階層ラベルを
示す記号とともに、分岐ラベル(図3の 「*L1」)とし
てファイル1311へ挿入する。
【0072】次にパスの探索を再開し、機能部品「施設
番号の入力」を得る。先と同様に部品名(図3の「INPU
T_SHISETSU」)をファイル1311へ挿入する。分岐は定義
されていないので、フローに従い次の部品「月日入力」
を得る。処理は同様で、さらに次の部品「申し込み登
録」を得る。
【0073】この部品は、他の機能部品への遷移指定
が、図15の1501として定義されているので、線分の指
す先の部品「施設番号の入力」の部品名を取得し、第1
の実施の形態で示したGOTO制御文を表す記述(>INPUT_S
HISETU)をファイル1311に挿入する。
【0074】次の部品を探索するが、フローとしては
「申し込み登録」部品は末端にあたるので、次の部品が
なく、探索先を図15の1502のように上位階層にあたる
メニュー「メニュー番号の入力」に戻す。戻り先の部品
においてまだ探索していない分岐があるかどうかを判断
する。「メニュー番号の入力」では「2」側のパスが探
索されていないので、階層ラベルを表すメニューラベル
(図3の 「*L2」)をファイル1311に挿入する。分岐を
探索し、「サブメニュー番号の入力」を得る。
【0075】部品名(INPUT_SUBMENU)をファイル1311
に挿入し、分岐が定義されているかを判断する。メニュ
ー分岐が2方向に定義されているので、まだ探索されて
いない分岐先のメニューラベルを階層ラベルを表す記号
(図3の 「**L1」)としてファイル1311に挿入する。
【0076】以降は前述の「メニュー番号の入力」の場
合のように、下位階層の部品を探索し、ファイル1311に
挿入していく処理の繰り返しである。最後に1503の末端
の「音声の再生」の部品まで探索した後は、上位階層の
「サブメニュー番号入力」に戻り、まだ探索していない
分岐はないので、さらに上位階層のメニューである「メ
ニュー番号の入力」へ戻る。ここでも探索していない分
岐はなく、トップメニューに戻っているので、変換処理
は終了する。
【0077】変換が終了した後は、変換されたファイル
1311が手続き・階層構造定義記憶部として使用され、第
1の実施の形態と同様な手順で動作定義ファイル1309が
生成される。
【0078】以上本実施の形態によれば、第1の実施の
形態の構成に加え、前記機能部品をビットマップディス
プレイ上に部品オブジェクトとして表示することと、前
記部品オブジェクト間を結んだ線を表示することが可能
なディスプレイ装置と、前記部品オブジェクトをドラッ
グ&ドロップし、前記部品オブジェクト間を線で結ぶこ
とが可能なポインティング装置と、前記ディスプレイ装
置と前記ポインティング装置を制御する入出力制御装置
と、前記部品オブジェクトと線分で表現された木構造状
の対話フローを解釈して記述言語に変換する対話フロー
変換部を更に備えることによって、音声応答装置の対話
フローをグラフィカルなユーザインターフェース上で組
み立てていくのみで、対話処理プログラムソースコード
を簡単に生成することが可能になる。
【0079】(第6の実施の形態)まず、本実施の形態
の概要について説明する。従来音声応答装置を用いて情
報提供を行なっていたものと同じサ−ビスを、ワ−ルド
ワイドウェッブ(以下WWW)においても同じメニュ−
体系で行なう必要が生じたとする。この時、新たにWW
W向けにメニュー表示、入力項目を専用の言語(Hyper
Text Markup Language 以下HTML)で記述すること
なく情報サービスを開始する手段を提供する。
【0080】以下請求項7に記載された発明の実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。
【0081】図17は図1の構成に、メディア変換ル−
ル記憶部1702が追加されており、機能部品展開部は、第
1の実施の形態での機能の他に、前記メディア変換ル−
ル記憶部を解釈して音声応答装置用動作定義ファイル17
08の他に、HTMLファイル1710を生成する機能が追加
されている。
【0082】図18はメディア非依存の中間言語で書か
れた機能部品定義を、音声応答装置動作定義言語および
HTMLに変換する変換ル−ルを示したものである。
【0083】図19(a)は音声応答装置向けの対話フ
ローメニュー階層の例、図19(b)は図19(a)の
音声応答装置向けのメニュ−階層をHTMLファイル間
のリンクに置き換えた例を図示したもの、図20は図1
7の機能部品展開部1705がHTMLファイル1710を作成
する動作を説明するためのフロ−チャ−トである。
【0084】図20のフロ−チャ−トを用いて動作を説
明する。手続き・階層構造解釈部、ラベル作成部の動作
は第1の実施の形態と同様である。機能部品展開部1705
は機能部品を展開する際、メニュ−としての役割をする
定義がされている部品か、入力を促しコード入力を受け
付けるだけの一般的な部品か、DBへの登録または取り
出しを行なう部品かどうかを判断する。
【0085】もし、メニュ−であるならば、現在の階層
ラベル(階層ラベルがない場合は”TOP”をラベルと
する)をファイル名(TOP.html)として、HTMLファ
イルを生成する。次にHTMLとしてのヘッダ情報(タ
イトルなど)を機能部品名などから生成し、ファイルへ
挿入する。
【0086】次にメディア変換ル−ル記憶部1702に従っ
て、機能部品の定義内容をHTMLに変換する。機能部
品定義記憶部1707は、図18の機能部品定義例のように
メディアに依存しない中間言語によって定義されてお
り、ラベルL1の予約メニュ−に遷移する指定”GOTO:L
1;予約”との記述が、音声応答装置専用言語の場合遷移
コマンド”goto”と図17ラベル作成部1704によって作
成される遷移先ラベルL1が合成されて”goto L1”が
生成される。
【0087】また、同じ定義文が図18のHTML生成
例のように変換される。すなわち図18のメニュー分岐
命令の行に示すように、$aは分岐ラベルL1に階層構
造記憶部1701で保持している第1の実施の形態の階層ラ
ベルを付与したものに置き換えられ、$bは「予約」と
いう文字列に置き換えられる。また、HTML生成例に
示す".html"はファイル拡張子であり、”$a.html”が
リンク先のファイル名となる。また”予約メニュ−”の
テキストはそのままHTMLのリンクテキスト1803とし
て使われる。こうして各メディア向けに変換された命令
は、それぞれの動作定義ファイルへ挿入される。
【0088】次に、図19の(a)の1902に続く分岐の
展開を図20のフローチャートを用いて説明する。「施
設番号の入力」機能部品は一般部品なので、図18のメ
ディア変換ルールに従い、音声出力命令、コード取得命
令の変換を行なう。"OUTPUT"は音声応答装置のコマンド
"play" に置き換えられ、HTMLにはテキスト部分
の”施設番号”がそのままHTMLでの表示文字列とな
る。
【0089】次にコード取得命令”INPUT”が展開され
る。音声応答装置向けには"get_pb"というコマンドに置
き換えられ、HTMLでは図18に示すような”INPU
T”タグに置き換えられる。なお、ここで展開された一
般部品の内容は一時的にメモリ上に保持される。「月日
の入力」機能部品1903の展開も同様に行なう。
【0090】フロー図19のメニュー分岐を行なわない
1902、1903、1904は、図19の1906のように一つのHT
MLファイルに挿入される。
【0091】1904「申し込み登録」部品は、図18の登
録の行に示すように、初めからTEL(=音声応答装置
の意)、WWWとメディアに応じて同じ処理を2通り記
述しておく。機能部品展開部1705は、メディア変換ルー
ル1702の記述にしたがいDB更新指示命令の展開を行な
う。
【0092】HTMLでは図18のHTML生成例に示
すように、FORMタグを生成する。ここで、”./cgi-bin/
commit-db”はデータベースを更新するCGIスクリプ
トであり、別途作成しておく必要がある。
【0093】次に、先に展開されてメモリ上に保持され
ている1902、1903の展開結果を合わせてファイルに挿入
する。さらに、確認ボタンとして”<INPUT TYPE="submi
t">”を挿入する。以上により施設番号、月日を入力し
て、確認ボタンを押すことによりDBを更新するHTM
Lファイルを生成する。
【0094】残りの機能部品も同様に展開していくこと
によって、図19の(a)のような対話フローが、図1
9の(b)のようなリンクを持つHTMLドキュメント
として変換される。
【0095】以上本実施の形態によれば、第1の実施の
形態の構成に加え、機能部品の定義を音声応答装置以外
のメディアが解釈可能な言語に変換するための変換ルー
ルを記憶するメディア変換ルール記憶部を更に備え、さ
らに前記機能部品展開部に、前記メディア変換ルールの
指示に従い変換処理を行なう機能と、前記変換された他
メディアが解釈可能な言語を前記動作定義ファイルと別
のファイルに出力する機能とを付加することにより、複
数種類のメディア向けのフロー記述言語ファイルを一通
りの対話処理フロー定義をもとに生成することが可能に
なる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、第1の実施の形態
によれば、対話処理を構成する機能部品を記憶する機能
部品定義記憶部と、前記機能部品を実行順に記述された
手続きとガイダンスのメニュー階層構造を記憶する手続
き・階層構造定義記憶部と、前記手続きと階層構造を解
釈する手続き・階層構造解釈部と、前記機能部品の群を
プログラムコードに展開する機能部品展開部と、手続き
・階層構造解釈部が解釈中のメニュー階層情報を記憶す
る階層構造記憶部と、この階層構造情報と実行する機能
名から、遷移先指定のためのラベルを自動生成するラベ
ル作成部を備えることによって、状態遷移のためのラベ
ルを自動生成し、状態遷移のためのラベルをプログラマ
ーがユニークになるように逐一記述することなく、実行
すべき機能部品を実行順に記述し、階層メニューの定義
と他へ遷移する場合は先の機能名を指定するのみの簡略
な対話フロー記述で音声応答装置が解釈可能な対話処理
プログラムコードを生成することが可能になる。
【0097】また、第2の実施の形態によれば、第1の
実施の形態の構成に加え、前記機能部品展開部は、現在
実行中の機能部品の前に実行された機能部品の位置を示
す状態遷移用ラベルを記憶する処理を生成する前実行機
能部品ラベル記憶処理生成部と、指定文字の指定桁数入
力時に、前記前実行機能部品へ遷移する処理を自動生成
する前実行機能部品遷移自動生成機構を更に備えること
によって、特定のPBコード列を入力されたときに、前
入力の再入力状態へ遷移するフローを自動生成し、対話
型情報サービスにおける前入力のやり直し処理を自動生
成し、プログラマーが繁雑な処理を逐一記述する手間を
省くことが可能になる。
【0098】また、第3の実施の形態によれば、第1の
実施の形態の構成に加え、前記機能部品展開部は、各メ
ニューの最後の確認メッセージ送出前までに同メニュー
内で入力された全ての項目を検出する入力項目検出部
と、検出された入力項目の確認メッセージを生成する確
認メッセージ生成部とを更に備え、対話型情報サービス
における対話処理で入力された複数の項目について、確
認メッセージを送出する処理を自動生成し、プログラマ
ーが繁雑な処理を逐一記述する手間を省くことが可能に
なる。
【0099】また、第4の実施の形態によれば、第1の
実施の形態の構成に加え、前記機能部品展開部は、機能
部品を新たに作成して登録する際、機能部品作成者が部
品定義の音声出力指示箇所に、発声内容をテキストで記
述し、このテキストを機能部品記述から抽出する発声テ
キスト取得部と、前記取得したテキストを音声データ
(音素片)に変換する音声合成装置と、前記音声合成装
置が合成した音素片を音声応答装置がガイダンス音声出
力時に使用する音素片ファイルとして登録する音素片登
録部を更に備え、マイクロフォンなどによる音声の録音
なしに、音声応答装置が新たなガイダンスを含む対話フ
ローを実現することが可能になる。
【0100】また、第5の実施の形態によれば、第1の
実施の形態の構成に加え、機能部品をビットマップディ
スプレイ上に部品オブジェクトとして表示することと、
前記部品オブジェクト間を結んだ線を表示することが可
能なディスプレイ装置と、前記部品オブジェクトをドラ
ッグ&ドロップし、前記部品オブジェクト間を線で結ぶ
ことが可能なポインティング装置と、前記ディスプレイ
装置と前記ポインティング装置を制御する入出力制御装
置と、前記部品オブジェクトと前記線分で表現された木
構造状の対話フローを解釈して記述言語に変換する対話
フロー変換部を更に備えることによって、音声応答装置
の対話フローをグラフィカルなユーザインターフェース
(GUI)上でマウス操作などで簡易に組み上げていく
ことが可能になる。
【0101】さらに、第6の実施の形態によれば、第1
の実施の形態の構成に加え、機能部品の定義を音声応答
装置以外のメディアが解釈可能な言語に変換するための
変換ルールを記憶するメディア変換ルール記憶部を更に
備え、さらに前記機能部品展開部に、前記メディア変換
ルールの指示に従い変換処理を行なう機能と、前記変換
された他メディアが解釈可能な言語を前記動作定義ファ
イルと別のファイルに出力する機能とを付加することに
より、複数種類のメディア向けのフロー記述言語ファイ
ルを一通りの対話処理フロー定義をもとに生成すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における対話処理プ
ログラム生成装置の構成を示す機能ブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態で対象とする施設予
約情報サービスメニューのフロー図、
【図3】図2のフローを本発明の第1の実施の形態で用
いるフロー記述文法に従って記述したプログラムリスト
の例、
【図4】本発明の第1の実施の形態において対話処理プ
ログラム生成装置の動作を説明するフローチャート、
【図5】本発明の第1の実施の形態における音声応答装
置が解釈可能な動作定義ファイルの生成結果の例、
【図6】本発明の第2の実施の形態における対話処理プ
ログラム生成装置の構成を説明するための機能ブロック
図、
【図7】本発明の第2の実施の形態の動作を説明するフ
ローチャート、
【図8】本発明第2の実施の形態における動作定義ファ
イルの出力例、
【図9】本発明の第3の実施の形態における対話処理プ
ログラム生成装置の構成を説明するための機能ブロック
図、
【図10】本発明の第3の実施の形態の動作を説明する
フローチャート、
【図11】本発明の第4の実施の形態における対話処理
プログラム生成装置の構成を説明するための機能ブロッ
ク図、
【図12】本発明の第4の実施の形態の動作を説明する
フローチャート、
【図13】本発明の第5の実施の形態における対話処理
プログラム生成装置の構成を示す機能ブロック図、
【図14】本発明の第5の実施の形態における対話フロ
ー作成装置のユーザインタフェースの例、
【図15】GUI上で作成した対話フローの図から手続
き・階層構造定義ファイルを作成するための探索手順、
【図16】本発明の第5の実施の形態の動作を説明する
フローチャート、
【図17】本発明の第6の実施の形態における対話処理
プログラム生成装置の構成を示す機能ブロック図、
【図18】機能部品定義を音声応答装置動作定義言語お
よびHTMLに変換する変換ルール、
【図19】(a)音声応答装置向けのメニュ−階層の
例、(b)(a)を本発明の第6の実施の形態における
装置でHTMLファイル間のリンクに置き換えた例、
【図20】本発明の第6の実施の形態の動作を説明する
フローチャート、
【図21】音声応答装置動作定義プログラムコードの従
来例、
【図22】従来例におけるプログラム言語をオブジェク
トコードにコンパイルする装置の機能ブロック図、
【図23】対話フローを機能部品関数の呼び出しで記述
した場合のプログラムコードの従来例である。
【符号の説明】
101、603、1302、1701 階層構造記憶部 102、1306、1703 手続き・階層構造解釈部 103、1307、1704 ラベル作成部 104、602、902、1102、1308、1705 機能部品展開部 105、1309 動作定義ファイル 106、1310 他コンパイラー・インタープリターなど 107、608、905、1311、1706 手続き・階層構造定義記
憶部 108、601、901、1101、1312、1707 機能部品定義記憶
部 301 機能名(メニュー番号の入力) 302 メニュー番号ラベル(1階層) 303 状態遷移指示文 304 メニュー番号ラベル(2階層) 604 再入力指示文字列生成部 605 PB入力内容比較文字作成部 606 前実行機能遷移処理文作成部 607 再入力指定文字記憶部 903 入力項目検出部 904 確認メッセージ作成部 1103 音素片ファイル 1104 発声内容テキスト取得部 1105 音声合成装置 1106 音素片登録部 1301 ポインティング装置 1303 表示装置 1304 入出力制御装置 1305 対話フロー変換部 1401 編集画面 1402 機能部品 1403 PBコード番号 1404 遷移先指定線分 1405 マウスカーソル 1406 部品群表示エリア 1501 他部品への遷移指定 1502 探索パス1 1503 探索パス2 1702 メディア変換ルール記憶部 1708 音声応答装置動作定義ファイル 1709 音声応答装置エンジンプログラム 1710 HTMLファイル 1711 WWWサーバ 1901 トップメニュー機能部品 1902 施設入力機能部品 1903 月日入力機能部品 1904 申し込み登録機能部品 1905 メニュー選択ページ 1906 予約登録ページ 2201 プリプロセッサー部 2202 構文解析部 2203 オブジェクトコード生成部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声応答装置の対話処理における、入力
    促進ガイダンス送出・ユーザプッシュボタン(PB)入
    力受け付け・入力されたPBに応じた処理、の組を対話
    処理を構成する機能部品として記憶する機能部品定義記
    憶部と、前記機能部品を実行順に記述された手続きとガ
    イダンスのメニュー階層構造を記憶する手続き・階層構
    造定義記憶部と、前記手続きと階層構造を解釈する手続
    き・階層構造解釈部と、前記機能部品の群をプログラム
    コードに展開する機能部品展開部とを備え、音声応答装
    置が解釈可能な対話処理プログラムコードを生成するこ
    とを特徴とする対話処理プログラム生成装置。
  2. 【請求項2】 前記手続き・階層構造解釈部が解釈中の
    前記メニュー階層情報を記憶する階層構造記憶部と、前
    記メニュー階層情報と実行する機能名から、遷移先指定
    のためのプログラム中の位置を示すラベルを自動生成す
    るラベル作成部を更に備えることによって、前記機能部
    品間遷移のためのラベルを自動生成することを特徴とす
    る請求項1記載の対話処理プログラム生成装置。
  3. 【請求項3】 前記機能部品展開部は、現在実行中の機
    能部品の前に実行された機能部品の位置を示す状態遷移
    用ラベルを記憶する処理を生成する前実行機能部品ラベ
    ル記憶処理生成部と、指定文字の指定桁数入力時に、前
    記前実行機能部品位置へ遷移する処理を自動生成する前
    実行機能部品遷移自動生成機構を更に備えることによっ
    て、特定のPBコード列が入力されたときに、前入力の
    再入力状態へ遷移するフローを自動生成することを特徴
    とする請求項2記載の対話処理プログラム生成装置。
  4. 【請求項4】 前記機能部品展開部は、各メニューの最
    後の確認メッセージ送出前までに同メニュー内で入力さ
    れた全ての項目を検出する入力項目検出部と、検出され
    た入力項目の確認メッセージを生成する確認メッセージ
    生成部とを更に備え、対話処理で入力された複数の項目
    について、確認メッセージを送出する処理を自動生成す
    ることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれか
    に記載の対話処理プログラム生成装置。
  5. 【請求項5】 前記機能部品展開部は、機能部品を新た
    に作成して登録する際、機能部品作成者が部品定義の音
    声出力指示箇所に、発声内容をテキストで記述し、この
    テキストを機能部品記述から抽出する発声テキスト取得
    部と、前記取得したテキストを音声データ(音素片)に
    変換する音声合成装置と、前記音声合成装置が合成した
    音素片を音声応答装置がガイダンス音声出力時に使用す
    る音素片ファイルとして登録する音素片登録部を更に備
    え、マイクロフォンなどによる音声の録音なしに、音声
    応答装置が対話処理を実行可能とすることを特徴とする
    請求項2記載の対話処理プログラム作成装置。
  6. 【請求項6】 機能部品をビットマップディスプレイ上
    に部品オブジェクトとして表示することと、前記部品オ
    ブジェクト間を結んだ線を表示することが可能なディス
    プレイ装置と、前記部品オブジェクトをドラッグ&ドロ
    ップし、前記部品オブジェクト間を線で結ぶことが可能
    なポインティング装置と、前記ディスプレイ装置と前記
    ポインティング装置を制御する入出力制御装置と、前記
    部品オブジェクトと線分で表現された木構造状の対話フ
    ローを解釈して記述言語に変換する対話フロー変換部を
    更に備えることによって、音声応答装置の対話フローを
    グラフィカルなユーザインターフェース上で組み立てて
    いくことにより、対話処理プログラムソースコードを簡
    単に生成することを特徴とする請求項2記載の対話処理
    プログラム生成装置。
  7. 【請求項7】 機能部品の定義を音声応答装置以外のメ
    ディアが解釈可能な言語に変換するための変換ルールを
    記憶するメディア変換ルール記憶部を更に備え、さらに
    前記機能部品展開部に、前記メディア変換ルールの指示
    に従い変換処理を行なう機能と、前記変換された他メデ
    ィアが解釈可能な言語を前記動作定義ファイルと別のフ
    ァイルに出力する機能とを付加することにより、複数種
    類のメディア向けのフロー記述言語ファイルを一通りの
    対話処理フロー定義をもとに生成することを特徴とする
    請求項2記載の対話処理プログラム生成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007265410A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Internatl Business Mach Corp <Ibm> グラフィカル・インターフェースを音声使用可能インターフェースに変換するための部分的に自動化された方法およびシステム
JP2008287311A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Hitachi Ltd コンテンツ部品検索方法及び装置

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