JPH09231699A - 光ディスク及びその光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光ディスク及びその光ディスクドライブ装置

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JPH09231699A
JPH09231699A JP3246196A JP3246196A JPH09231699A JP H09231699 A JPH09231699 A JP H09231699A JP 3246196 A JP3246196 A JP 3246196A JP 3246196 A JP3246196 A JP 3246196A JP H09231699 A JPH09231699 A JP H09231699A
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JP
Japan
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access code
information
error detection
optical disc
recorded
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Application number
JP3246196A
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English (en)
Inventor
Susumu Chiaki
進 千秋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3246196A priority Critical patent/JPH09231699A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録/再生時のセクタ管理を正確に行うこと
ができ、しかも、高速シークが可能で、その精度も得ら
れ、冗長度も多くない光ディスク及びその光ディスクド
ライブ装置を提供する。 【解決手段】 光ディスクからの再生信号PPRFに基
づいて、同期検出部62は回転同期情報から回転同期を
得てタイミングジェネレータ63を制御し、グレーコー
ド検出部64はトラックアドレス情報を再生する。誤り
検出部66は、上記トラックアドレス情報と回転同期情
報とアクセスコード内の誤り検出情報が誤り検出符号と
してレジスタ部65から供給される毎に誤り検出を行
い、その検出結果を制御部67に与える。上記制御部6
7は、上記誤り検出部66による誤り検出の結果に応じ
て、上記光ディスクの記録/再生の動作制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックアドレス
全体をグレーコード化して記録したサンプルサーボ方式
の光ディスク及びその光ディスクドライブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日において知られている光ディスク
は、スピンドルモータにより線速度一定(CLV)或い
は角速度一定(CAV)で回転駆動され、ディスク上に
スパイラル状或いは同心円状に設けられた記録トラック
上にデータが記録されるようになっている。
【0003】このような光ディスクのデータの記録再生
の際のクロック同期方式としては、いわゆるセルフクロ
ック方式と外部クロック方式とが知られている。
【0004】上記外部クロック方式としては、サーボ信
号が記録されたサーボ領域とデータが記録されるデータ
領域からなるセグメントが、記録再生方向であるトラッ
ク方向に配置され、サーボ領域のサーボ信号によりクロ
ックの同期,トラッキングサーボ制御を行うサンプルサ
ーボ方式(ディスクリートブロック方式)が知られてい
る。
【0005】図9おいて、上記サンプルサーボ方式の光
ディスクのトラックは、n個のデータの記録単位となる
複数のセクタから構成されており、1セクタは、m個の
セグメントから構成されている。なお、この複数のセグ
メントのうち先頭のセグメント(第1セグメント)は、
アドレスデータ等が記録されるヘッダ104となってい
る。
【0006】上記ヘッダ104は、サーボ領域102
と、セクタの先頭を示すセクタマークが記録されるセク
タマーク領域105と、上記トラックアドレス,セクタ
アドレス等が記録されるアドレス領域106とから構成
されている。また、上記ヘッダ104以外のセグメント
は、サーボ領域102とデータ領域107とから構成さ
れている。
【0007】上記サーボ領域102には、クロックの同
期をとるためのクロックピット108と、トラッキング
エラー信号等を得るための、トラック中心に対してそれ
ぞれ外周側及び内周側に偏位した一対のウォブルピット
109とからなる同期パターン110及びアクセスコー
ド111が記録されている。
【0008】上記アクセスコード111としては、トラ
ックアドレスの下位4ビットのデータが、グレーコード
を用いて2つのピットで記録されている。このアクセス
コードは、隣接するトラック間において、1つのピット
位置のみが異なるグレーコードの性質を満足するように
16トラック周期で記録されている。
【0009】このようにアクセスコード111をグレー
コード化してトラックアドレスの下位4ビットを記録す
ることにより、シーク程度の短距離アクセスなら該アク
セスコード111からアドレスデータを得ることがで
き、高速シークを行うことができる。
【0010】しかし、このような光ディスクは、上記ア
クセスコード111に下位4ビットのトラックアドレス
しか記録されていないため、正確なアドレスデータを得
るためにトラックアドレス,セクタアドレス等が記録さ
れている上記ヘッダ104を必要としていた。このた
め、上記ヘッダ104を記録しなければならない分、デ
ータの記録容量が少なくなってしまっていた。
【0011】そこで、本件出願人は、特開平3−130
929号公報に開示されているように、トラックアドレ
スの下位部分のみではなく、全てのトラックアドレス
(セクタアドレスを含む)及び同期パターンをアクセス
コードとして記録するようにした光ディスクを提案して
いる。この光ディスクは、サーボエリアにトラックアド
レスを含むアクセスコードと同期パターンとが順に記録
されている。
【0012】すなわち、上記トラックアドレスが全15
ビットであるとすると、このトラックアドレスがそれぞ
れ3ビット最下位(LSB)ワード(第0ビット〜第2
ビット),4SBワード(第3ビット〜第5ビット),
3SBワード(第6ビット〜第8ビット),2SBワー
ド(第9ビット〜第11ビット),最上位(MSB)ワ
ード(第12ビット〜第14ビット)の計5つのワード
に分割され、この各ワードが上記アクセスコードとし
て、ピット位置コーディングによりグレーコード化され
て記録されている。
【0013】この5つのワードのアクセスコードは、光
ディスク上に分散されて記録されている。例えば、上記
光ディスクの一周が1024セグメントで構成されてい
るとすると、サーボエリアも1024個存在し、このサ
ーボエリアに、上記アクセスコードのLSBワードが1
周に512個,4SBワードが1周に256個,3SB
ワードが1周に128個,2SBワードが1周に64
個,MSBワードが1周に32個等のように記録されて
いる。すなわち、上記アクセスコードは、下位側のワー
ドほど多く、上位側のワードほど少なく記録されてい
る。なお、さらにトラックアドレスが必要な場合には、
1周に16個さらに割り振るようになっている。また、
残り32個のアクセスコードのうち、8個は回転同期用
のユニークコードが、別の8個はそのユニークコードの
存在するセグメントナンバを特定する情報が記録されて
いる。そして、残り16個は、その他の情報が記録され
るようになっている。
【0014】この記録媒体は、トラックアドレスの下位
部分のみだけでなく、全てのトラックアドレスを上述の
ように分散し各ワードのアクセスコードとして記録して
いるため、該アクセスコードからトラックアドレスを再
生することができ、ヘッダセグメントの記録を省略して
データの記録領域を大きくすることができる。
【0015】また、本件出願人は、特開平4−3625
75号公報において、トラックアドレス全体をグレーコ
ード化し、上記アクセスコードとして記録するようにし
た光ディスクを開示している。
【0016】この光ディスクは、アクセスコードの上位
ワードが奇数であるか偶数であるかに応じて、それぞれ
下位ワードのコーディングルールを変えることにより、
トラックアドレス全体をグレーコード化したものであ
る。
【0017】すなわち、アクセスコードの上位ワードの
値は元の値(エンコード前の値)である。このため、上
位ワードが偶数のときはそのままの値を、また、上位ワ
ードが奇数のときは補数をとり、全体グレーコード化の
ための変換とするとともに、この変換のなされたものに
対し、所定のルールに従ってピット位置コーディングし
たものをアクセスコードとして記録している。このよう
なピット位置コーディングされたアクセスコードは、L
SBワードが2セグメントに1回,4SBワードが4セ
グメントに1回,3SBワードが8セグメントに1回等
のように光ディスク上に記録される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録/再生
時にアクセスコードに基づいてセクタ管理を確実に行う
ためには、光ディスクドライブ装置においてアクセスコ
ードから正確なトラックアドレス情報を得る必要があ
る。
【0019】従来の光ディスクでは光ディスクドライブ
装置において正確なトラックアドレス情報を得るのにか
なりの時間を要し、記録/再生を開始するまでに時間を
要し、また、シークにも時間を要してしまう問題があっ
た。
【0020】そこで、本発明の目的は、本件出願人が先
に提案している上述の如きサンプルサーボ方式の光ディ
スクにおいて、さらに、記録/再生時のセクタ管理を正
確に行うことができ、しかも、高速シークが可能で、そ
の精度も得られ、冗長度も多くない光ディスク及びその
光ディスクドライブ装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
は、各トラックに繰り返し形成された複数のサーボエリ
ア及び複数のデータエリアを有し、ピット位置エンコー
ドにより全体をグレーコード化されたトラックアドレス
が上位ワード及び下位ワードに分けられてピット位置に
よる回転同期情報と誤り検出情報を含むアクセスコード
として、下位ワードのアクセスコードの頻度が上位ワー
ドのアクセスコードの頻度よりも高くなるように各サー
ボエリアに分散して記録されてなることを特徴とする。
【0022】本発明に係る光ディスクでは、例えばアド
レス情報に対する誤り検出情報を含むアクセスコードが
各サーボエリアに記録されている。
【0023】また、本発明に係る光ディスクでは、アド
レス情報と回転同期情報に対する誤り検出情報を含むア
クセスコードが各サーボエリアに記録されている。
【0024】さらに、本発明に係る光ディスクドライブ
装置は、各トラックに繰り返し形成された複数のサーボ
エリア及び複数のデータエリアを有し、ピット位置エン
コードにより全体をグレーコード化されたトラックアド
レス情報が上位ワード及び下位ワードに分けられてピッ
ト位置による回転同期情報と誤り検出情報を含むアクセ
スコードとして、下位ワードのアクセスコードの頻度が
上位ワードのアクセスコードの頻度よりも高くなるよう
に各サーボエリアに分散して記録されてなる光ディスク
のドライブ装置であって、サーボエリアからアクセスコ
ードを再生する再生手段と、上記再生手段により再生さ
れたアクセスコードに含まれるトラックアドレス情報に
基づいてセクタ管理を行い、光ディスクをアクセスする
アクセス制御手段と、上記再生手段により再生されたア
クセスコードに含まれる回転同期情報に基づいて信号処
理系のタイミング制御を行うタイミング制御手段と、上
記再生手段により再生されたアクセスコードに含まれる
誤り検出情報に基づいてアクセスコードの誤り検出を行
う誤り検出手段とを備え、上記誤り検出手段がアクセス
コードの誤りを検出したときに上記アクセス制御手段に
よる光ディスクのアクセスを禁止することを特徴とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0026】本発明に係る光ディスク10はサンプルサ
ーボ方式の光ディスクであって、例えば図1に示すよう
に、n個のデータの記録単位となる複数のセクタ1から
構成されており、1セクタは、m個のセグメントから構
成されている。なお、この複数のセグメントのうち先頭
のセグメントすなわち第1セグメントは、アドレスデー
タ等が記録されるヘッダ4となっている。
【0027】上記ヘッダ4は、サーボエリア2と、セク
タ1の先頭を示すセクタマークが記録されるセクタマー
クエリア5と、上記トラックアドレス,セクタアドレス
等が記録されるアドレスエリア6とから構成されてい
る。また、上記ヘッダ4以外のセグメントは、サーボエ
リア2とデータエリア3とから構成されている。
【0028】上記サーボエリア2には、図2に示すよう
に、トラックアドレス及び回転同期情報を与えるアクセ
スコード21とトラッキング情報を与えるサーボピット
22が順に記録されている。
【0029】ここで、上記トラックアドレスが全15ビ
ットであるとすると、このトラックアドレスがそれぞれ
3ビット最下位(LSB)ワード(第0ビット〜第2ビ
ット),4SBワード(第3ビット〜第5ビット),3
SBワード(第6ビット〜第8ビット),2SBワード
(第9ビット〜第11ビット),最上位(MSB)ワー
ド(第12ビット〜第14ビット)の計5つのワードに
分割され、この各ワードが上記アクセスコード21とし
て、図3に示すようなピット位置コーディングにより、
グレーコード化されて記録されている。
【0030】この5つのワードのアクセスコード21
は、図4に示すように光ディスク上に分散されて記録さ
れている。この図4おいて、光ディスクの半径方向に示
される複数の直線は、上記サーボエリア2を示してお
り、各サーボエリア2の間がデータエリア3となってい
る。例えば、上記光ディスクの一周が1024セグメン
トで構成されているとすると、上記サーボエリア2も1
024個存在し、このサーボエリア2に、上記アクセス
コード21のLSBワードが1周に512個,4SBワ
ードが1周に256個,3SBワードが1周に128
個,2SBワードが1周に64個,MSBワードが1周
に32個等のように記録されている。すなわち、上記ア
クセスコード121は、下位側のワードほど多く、上位
側のワードほど少なく記録されている。さらにトラック
アドレスが必要な場合には、1周に16個さらに割り振
ればよい。
【0031】この例では、LSB〜MSBまで5ワード
なので、トラックアドレスは情報として15ビット分あ
る。
【0032】そして、残り32個のアクセスコードのう
ち、8個は回転同期用のユニークコードとし8個はその
ユニークコードの存在する回転同期情報が記録されてい
る。そして、残り16個は、誤り訂正情報及びその他の
情報が記録されるようになっている。
【0033】このような構成の光ディスク10では、ト
ラックアドレスの下位部分のみだけでなく、全てのトラ
ックアドレスを上述のように分散し各ワードのアクセス
コード21として記録しているため、該アクセスコード
21からトラックアドレスを再生することができ、ヘッ
ダセグメントの記録を省略してデータの記録領域を大き
くすることができる。
【0034】さらに、この光ディスク10では、アクセ
スコードの上位ワードが奇数であるか偶数であるかに応
じて、それぞれ下位ワードのコーディングルールを変え
ることにより、トラックアドレス全体をグレーコード化
されている。すなわち、アクセスコードの上位ワードの
値は元の値(エンコード前の値)である。このため、上
位ワードが偶数のときはそのままの値を、また、上位ワ
ードが奇数のときは補数(上記図3では7の補数、例え
ば0→7,1→6等)をとり(第1段階の処理)、全体
グレーコード化のための変換とするとともに、この変換
のなされたものに対し、上記図3に示すルールでピット
位置コーディングしたものをアクセスコードとして記録
している(第2段階の処理)。
【0035】このようなピット位置コーディングされた
アクセスコードは、上記図4に示すようにLSBワード
が2セグメントに1回,4SBワードが4セグメントに
1回,3SBワードが8セグメントに1回等のように光
ディスク上に記録される。なお、実際には、上記アクセ
スコードは、上記ピット位置コーディング(上記第2の
段階の処理)によりエンボスピットで記録されるが、こ
の図4においては分かりやすくするために上記第1段階
処理後のグレーコード化されたアクセスコードで示され
ている。
【0036】また、上記アクセスコードの各ワードのピ
ットパターンは、図5に示すようになっている。ただ
し、この図5に示すアクセスコード(8進)は、実際の
ディスク上の配置ではなく、上記第1段階の処理後の各
ワードを示したものである。なお、図5中右上の5桁の
数字は、上記第1段階の処理前のトラックアドレスを示
しており、この5桁の数字の各桁は、アクセスコードの
各ワードの値となっている。
【0037】ここで、トラックアドレスは、当然各トラ
ック毎に異なり、しかも、高速シーク中に再生できるよ
うに、ピット位置によるグレーコードでエンボス記録さ
れる必要がある。これに対して、回転同期用のユニーク
コードすなわち回転位置情報は、半径方向で同一なので
グレーコードである必要はないが、初期立ち上げ時にト
ラッキングがかかっていなくても、また、シーク中で
も、回転同期が得られるように、ピット位置による情報
でエンボス記録される必要がある。また、記録/再生時
にはトラッキングが掛けられているので、記録/再生時
におけるセクタ管理用の誤り検出情報は、トラッキング
か掛っている状態で再生できればよい。従って、例えば
データエリア中のデータが再生専用であるROMディス
クにおける記録方式がNRZ又はNRZIで可能である
ならば、上記セクタ管理用の誤り検出情報もNRZ又は
NRZIを用いることができる。
【0038】アクセスコードは、トラックアドレス及び
回転同期情報以外に、1周で16回使用することがで
き、上記セクタ管理用の誤り検出情報をNRZ又はNR
ZIで入れた場合、1個のアクセスコードに8ビット分
の情報が入ることになる。従って、余った総てのアクセ
スコードを誤り検出情報に用い、1誤り検出情報を8ビ
ット分で構成すると、1周で16回誤り検出を行うこと
ができる。
【0039】1回の検出確率を上げたいときには、2ア
クセスコードの16ビットで誤り検出情報を構成すれば
良い。この場合には、1周で8回誤り検出を行うことが
できる。
【0040】誤り検出情報は、半径情報すなわちトラッ
クアドレスと回転同期情報に対して付加される。
【0041】例えば誤り検出にCRCを用いる場合、例
えば図6の(A)に示すように、トラックアドレス情報
と回転同期情報ビット(すなわちCRCCの入っている
相対位置など、例えば8回/1周CRCCが入っている
なら0ー7までの値)に対してチェックコード=CRC
Cを誤り検出情報とする。
【0042】なお、サンプルサーボ方式の光ディスクド
ライブ装置では、一般に回転同期に保護がかかっててお
り、回転同期は外れないので、回転同期情報に対して誤
り検出を行うする必要はない。従って、誤り検出情報
は、図6の(B)に示すように、半径情報すなわちトラ
ックアドレスにのみ対応していても良い。
【0043】また、誤り検出情報は、必ずしも、実際に
記録されているアクセスコードに対応している必要は無
い。例えば、上述のようにアクセスコードにはトラック
アドレス情報15ビット、回転同期情報8個分すなわち
3ビットが実際に記録されているが、記録/再生時にお
けるセクタ管理用の誤り検出情報を8ビット単位とした
場合、1周に16回誤り検出を行える。このとき誤り検
出情報を付加する回転同期情報としては実際に記録され
ている値3ビットではなく、16回の位置を示す情報4
ビット分を用いる。すなわち、図6の(C)に示すよう
に、トラックアドレス情報15ビットと回転同期情報4
ビットに対して8ビットのCRCCとし、これを誤り検
出情報とする。
【0044】ここでCRCの場合、誤り検出情報CRC
Cの生成は、多項式表現では、 G(x)・Q(x)=xe+k・M(x)+R(x) で表される。
【0045】なお、G(x)は予め定められる生成多項
式であり、M(x)はトラックアドレス情報(+回転同
期情報)で与えられる情報多項式であり、R(x)は誤
り検出情報を示す剰余多項式である。
【0046】このような構成の光ディスク10は、例え
ば図7に示すような構成のサーボ系を備える光ディスク
ドライブ装置50により駆動される。
【0047】この光ディスクドライブ装置50は、光デ
ィスク10をスピンドルモータ51により例えば角速度
一定(CAV: Constant Angular Velocity)で回転さ
せ、スレッドモータ52によりディスク半径方向に移動
される光学ヘッド53で上記光ディスク10のトラック
を光学的に走査してデータの記録/再生を行うためのも
ので、上記光学ヘッド52による検出信号がマトリクス
回路54を介して供給される信号処理部55により、上
記スピンドルモータ51や上記スレッドモータ52の駆
動制御がなされるとともに、上記光学ヘッド53にフォ
ーカスサーボ及びトラッキングサーボが掛けられるよう
になっている。
【0048】上記光学ヘッド53は、図示しないレーザ
ダイオードが発光するレーザ光を光ディスク10に照射
して戻り光を図示しない分割ディテクタで受光するよう
になっている。そして、上記マトリクス回路54は、上
記光学ヘッド53の分割ディテクタによる各検出信号か
ら所定の演算によりフォーカスエラー信号FEやプリピ
ットの再生信号PPRFを生成する。また、上記信号処
理部55は、上記フォーカスエラー信号FEやプリピッ
トの再生信号PPRFに基づいて各駆動回路55,56
により上記光学ヘッド53を駆動してフォーカスサーボ
及びトラッキングサーボを掛ける。
【0049】この光ディスクドライブ装置50におい
て、上記信号処理部54は、立ち上げ時に、駆動回路5
8によりスピンドルモータ51を駆動して、光ディスク
10をVAC回転させ、フォーカスエラー信号FEによ
り大まかなフォーカスサーボを掛け、プリピットの再生
信号PPRFによりPLLを引き込んで回転同期をか
け、回転同期が掛かると正確なフォーカスサーボ及びト
ラッキングサーボを掛ける。なお、上記信号処理部54
では、回転同期が掛かるとトラックアドレス情報も得ら
れる。
【0050】そして、実際に記録/再生を行う場合に
は、駆動回路59により上記スレッドモータ52を駆動
して、上記光学ヘッド52を目標のトラックまでシーク
し、目標のトラックにおいてトラッキングサーボを掛け
る。
【0051】ここで、目標のトラックにおいてトラッキ
ングサーボが掛ることにより、記録/再生を行う準備が
完了するのでるが、目標トラックのアドレス情報のアク
セスコードに欠陥ある可能性を考慮して、この光ディス
クドライブ装置50では、上記信号処理部54において
アドレスの誤り検出を行い正確なセクタ管理を行うよう
にする。
【0052】すなわち、目標トラックへのランディング
時にはトラックアドレス=半径情報は再生されており、
また、回転同期は得られているので回転同期情報も既知
である。従って、対応するアクセスコードから誤り検出
情報を再生して、この誤り検出情報に基づいて上記半径
情報及び回転同期情報の誤り検出を行うことができ、誤
りがなかった場合に記録/再生を可能な状態とし、誤り
があった場合には記録/再生を禁止する状態とすること
ができる。
【0053】上記信号処理部54は、その要部構成を図
8に示してあるように、プリピットの再生信号PPRF
が入力処理部61を介して供給される同期検出部62、
グレーコード検出部64及びレジスタ部65と、上記同
期検出部62により制御されるタイミングジェネレータ
63と、上記レジスタ部65の出力信号が供給される誤
り検出部66と、この誤り検出部66の検出結果が与え
られる制御部67などを備える。
【0054】上記入力処理部61では、プリピットの再
生信号PPRFをA/D変換し、さらに、デジタル処理
により2値化する。
【0055】そして、上記同期検出部62では、上記入
力処理部61により2値化された再生信号PPRFに基
づいて、アクセスコード内の回転同期情報から回転同期
を得て、上記タイミングジェネレータ63を制御する。
【0056】上記タイミングジェネレータ63では、ト
ラック1周内のタイミング情報を生成する。そして、上
記タイミングジェネレータ63は、各種タイミング情報
を上記レジスタ部65、誤り検出部66及び制御部67
に与える。
【0057】また、上記グレーコード検出部64では、
上記入力処理部61により2値化された再生信号PPR
Fからアクセスコード内の半径情報=トラックアドレス
を再生する。そして、グレーコード検出部64は、上記
半径情報を上記レジスタ部65及び制御部67に与え
る。
【0058】また、上記レジスタ部65は、上記タイミ
ングジェネレータ63により与えられタイミング情報に
応じて動作するシフトレジスタであって、上記半径情報
と回転同期情報がロードされ、アクセスコード内の誤り
検出情報が再生されると、これら一連の情報を誤り検出
符号として上記誤り検出部66に供給する。
【0059】上記誤り検出部66では、上記レジスタ部
65から誤り検出符号が供給される毎に、その誤り検出
符号について誤り検出を行い、半径情報又は回転同期情
報の有無を示す検出結果を上記制御部67に供給する。
【0060】そして、上記制御部67では、上記誤り検
出部66による誤り検出の結果に基づいて、上記半径情
報及び回転同期情報に誤りがなかったと判定した場合に
は記録/再生を可能な状態とし、上記半径情報又は回転
同期情報に誤りがあったと判定した場合には記録/再生
を禁止した状態とする制御を行う。記録/再生を禁止し
た状態では、新たに分散トラックアドレス情報の入った
アクセスコードのところに到達し、情報が更新され、さ
らに、次の誤り検出情報が再生され、誤り検出動作を行
って、アクセスコードに誤りが無いと判断したときに記
録/再生を可能な状態とする。
【0061】このように、この光ディスクドライブ装置
50では、上記信号処理部54においてアクセスコード
の誤り検出を行い記録/再生を可能とする状態を制御す
ることにいよって、正確なセクタ管理を行うことができ
る。
【0062】ここで、上記制御部67では、上記誤り検
出部66による誤り検出の結果、アクセスコードに誤り
があったと判断したら直ちに記録/再生をディゼーブル
とすると、アクセスコードの誤り率が高い場合にディゼ
ーブルになりやすくセクタ使用効率が低下することにな
るので、アクセスコードに誤りがあったと判断してもト
ラッキング等のサーボのエラーが起きない限り、ディゼ
ーブルにしないようにすれば、アクセスコードの誤り率
が高い場合にセクタ使用効率の低下を防止することがで
きる。この手法は、誤り検出情報による誤り検出確率が
高く、サーボエラー信号が信頼できる場合に採用するこ
とができる。
【0063】また、上記制御部67では、上記誤り検出
部66による誤り検出の結果、所定回連続してアクセス
コードに誤りがあったと判断した場合に、記録/再生を
ディゼーブルにするようにしてもよい。さらに、誤り検
出情報による誤り検出確率が低い場合には、記録/再生
が可能な状態にする場合も、保護回数を設定して、所定
回連続してアクセスコードに誤りがなかった判断した場
合に、記録/再生を可能な状態にするようにしてもよ
い。
【0064】さらに、上記誤り検出情報が半径情報に対
してのみ付加されて場合には、上記半径情報に誤りがあ
ったと判断したら、新たに分散トラックアドレス情報の
入ったアクセスコードのところに到達し、情報が更新さ
れた時点で、トラックが更新されていなければ、直ち
に、誤り検出動作を行って、アクセスコードに誤りが無
いと判断したときに記録/再生を可能な状態とするよう
にしてもよい。また、トラックが更新されていても再生
されたアドレスから−1したものに対して誤り検出動作
を行えば、次の誤り検出情報を得なくても直ちに誤り検
出動作を行うことができる。
【0065】
【発明の効果】本発明に係る光ディスクは、ピット位置
エンコードにより全体をグレーコード化されたトラック
アドレスが上位ワード及び下位ワードに分けられてピッ
ト位置による回転同期情報と誤り検出情報を含むアクセ
スコードとして、下位ワードのアクセスコードの頻度が
上位ワードのアクセスコードの頻度よりも高くなるよう
に各サーボエリアに分散して記録されているので、上記
誤り検出情報によりアクセスコードの信頼性を高めるこ
とができる。これにより、サンプルサーボ方式の光ディ
スクにおいて、記録/再生時のセクタ管理を正確に行う
ことができ、しかも、高速シークが可能で、その精度も
得られ、冗長度も多くない光ディスクを提供することが
できる。
【0066】また、本発明に係る光ディスクドライブ装
置では、光ディスクのドライブ装置であって、誤り検出
手段がアクセスコードの誤りを検出したときにアクセス
制御手段による光ディスクのアクセスを禁止するので、
各トラックに繰り返し形成された複数のサーボエリア及
び複数のデータエリアを有し、ピット位置エンコードに
より全体をグレーコード化されたトラックアドレス情報
が上位ワード及び下位ワードに分けられてピット位置に
よる回転同期情報と誤り検出情報を含むアクセスコード
として、下位ワードのアクセスコードの頻度が上位ワー
ドのアクセスコードの頻度よりも高くなるように各サー
ボエリアに分散して記録されてなる光ディスクに対する
記録/再生時のセクタ管理を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスクの記録フォーマットを
示す図である。
【図2】光ディスクのサーボエリアに記録されているア
クセスコード及びサーボパターンを示す図である。
【図3】上記光ディスクのアクセスコードをグレーコー
ド化するためのピット位置コーディングを説明するため
の図である。
【図4】MSBワード〜LSBワードに分散されてディ
スク上に記録されているアクセスコード(分散アドレス
フォーマット)を示す図である。
【図5】光ディスク上に記録されたアクセスコードのM
SBワード〜LSBワードのピットパターンを示す図で
ある。
【図6】誤り検出情報を付加したアクセスコードの各種
構成を示す図である。
【図7】上記光ディスクを駆動する光ディスクドライブ
装置の基本的な構成を示すブロック図である。
【図8】上記光ディスクドライブ装置の要部構成を示す
ブロック図である。
【図9】トラックアドレスをグレーコード化して記録し
た従来の光ディスクの記録フォーマットを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 セクタ、 2 サーボエリア、 3 データエリ
ア、 10 光ディスク、 21 アクセスコード、
22 サーボピット、 51 スピンドルモータ、 5
2 スレッドモータ、 53 光学ヘッド、 54 マ
トリクス回路、55 信号処理部、 61 入力処理
部、 62 同期検出部、 63 タイミングジェネレ
ータ、 64 グレーコード検出部、 65 レジスタ
部、 66誤り検出部、 67 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各トラックに繰り返し形成された複数の
    サーボエリア及び複数のデータエリアを有し、 ピット位置エンコードにより全体をグレーコード化され
    たトラックアドレスが上位ワード及び下位ワードに分け
    られてピット位置による回転同期情報と誤り検出情報を
    含むアクセスコードとして、下位ワードのアクセスコー
    ドの頻度が上位ワードのアクセスコードの頻度よりも高
    くなるように各サーボエリアに分散して記録されてなる
    光ディスク。
  2. 【請求項2】 アドレス情報に対する誤り検出情報を含
    むアクセスコードが各サーボエリアに記録されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 アドレス情報と回転同期情報に対する誤
    り検出情報を含むアクセスコードが各サーボエリアに記
    録されていることを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク。
  4. 【請求項4】 各トラックに繰り返し形成された複数の
    サーボエリア及び複数のデータエリアを有し、ピット位
    置エンコードにより全体をグレーコード化されたトラッ
    クアドレス情報が上位ワード及び下位ワードに分けられ
    てピット位置による回転同期情報と誤り検出情報を含む
    アクセスコードとして、下位ワードのアクセスコードの
    頻度が上位ワードのアクセスコードの頻度よりも高くな
    るように各サーボエリアに分散して記録されてなる光デ
    ィスクのドライブ装置であって、 サーボエリアからアクセスコードを再生する再生手段
    と、 上記再生手段により再生されたアクセスコードに含まれ
    るトラックアドレス情報に基づいてセクタ管理を行い、
    光ディスクをアクセスするアクセス制御手段と、 上記再生手段により再生されたアクセスコードに含まれ
    る回転同期情報に基づいて信号処理系のタイミング制御
    を行うタイミング制御手段と、 上記再生手段により再生されたアクセスコードに含まれ
    る誤り検出情報に基づいてアクセスコードの誤り検出を
    行う誤り検出手段とを備え、 上記誤り検出手段がアクセスコードの誤りを検出したと
    きに上記アクセス制御手段による光ディスクのアクセス
    を禁止することを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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