JPH09231900A - 陰極線管用カソード構体 - Google Patents
陰極線管用カソード構体Info
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- JPH09231900A JPH09231900A JP3452296A JP3452296A JPH09231900A JP H09231900 A JPH09231900 A JP H09231900A JP 3452296 A JP3452296 A JP 3452296A JP 3452296 A JP3452296 A JP 3452296A JP H09231900 A JPH09231900 A JP H09231900A
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のCRT用カソード構体においては、ヒ
ータの熱エネルギーのうちでスリーブに伝導した熱エネ
ルギーの相当部分がスリーブ下方へ流れ、カソードペレ
ットの加熱に寄与しないため熱効率が低い。 【解決手段】 Ni金属粉末またはNiを主成分とする
合金の粉末とBaを含むアルカリ土類金属の炭酸塩の粉
末とを混合し、熱間等方加圧処理により焼結したカソー
ドペレット11を搭載し、スリーブ13内部にヒータ1
4を具備したCRT用カソード構体10において、前記
スリーブ13の前記ヒータの主要部分14aに近接また
は接する部分の肉厚を選択的に厚くする。 【効果】 ヒータ主要部に近接または接する部分のスリ
ーブ肉厚を選択的に厚くすることにより、ヒータからス
リーブに伝導した熱エネルギーの大部分がカソードペレ
ットの加熱に寄与するようになるため、従来品に比べよ
り少ないヒータ電力で適正なカソードペレット温度が維
持できるようになる。
ータの熱エネルギーのうちでスリーブに伝導した熱エネ
ルギーの相当部分がスリーブ下方へ流れ、カソードペレ
ットの加熱に寄与しないため熱効率が低い。 【解決手段】 Ni金属粉末またはNiを主成分とする
合金の粉末とBaを含むアルカリ土類金属の炭酸塩の粉
末とを混合し、熱間等方加圧処理により焼結したカソー
ドペレット11を搭載し、スリーブ13内部にヒータ1
4を具備したCRT用カソード構体10において、前記
スリーブ13の前記ヒータの主要部分14aに近接また
は接する部分の肉厚を選択的に厚くする。 【効果】 ヒータ主要部に近接または接する部分のスリ
ーブ肉厚を選択的に厚くすることにより、ヒータからス
リーブに伝導した熱エネルギーの大部分がカソードペレ
ットの加熱に寄与するようになるため、従来品に比べよ
り少ないヒータ電力で適正なカソードペレット温度が維
持できるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陰極線管用カソード
構体に関し、特に、熱効率を改良した陰極線管用カソー
ド構体に関する。
構体に関し、特に、熱効率を改良した陰極線管用カソー
ド構体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の陰極線管(以後CRTと記す)用
焼結型カソード構体について図3を参照して説明する。
図3(a)は従来のCRT用カソードの部分縦断面図、
(b)はカソードペレットの部分断面斜視図、(c)は
キャップの部分断面斜視図、(d)はスリーブの部分断
面斜視図である。図において30はCRT用カソード構
体、31はNi金属粉末またはNiを主成分とする合金
の粉末とBaを含むアルカリ土類金属の炭酸塩の粉末と
を混合し、熱間等方加圧処理により焼結したカソードペ
レット、32は前記カソードペレット31の電子放射面
35以外の表面を覆うNiまたはNi−Cr合金からな
るキャップ、33は前記カソードペレット31および前
記キャップ32を一端部に保持する筒状の、Ni−Cr
合金からなるスリーブ、34は前記カソードスリーブ3
3の内部に配置されたヒータである。ヒータ34の通電
加熱により発生した熱はスリーブ33およびキャップ3
2を経てカソードペレット31を加熱し、カソードペレ
ット31の電子放射面35を約800℃の適正温度に保
持する。
焼結型カソード構体について図3を参照して説明する。
図3(a)は従来のCRT用カソードの部分縦断面図、
(b)はカソードペレットの部分断面斜視図、(c)は
キャップの部分断面斜視図、(d)はスリーブの部分断
面斜視図である。図において30はCRT用カソード構
体、31はNi金属粉末またはNiを主成分とする合金
の粉末とBaを含むアルカリ土類金属の炭酸塩の粉末と
を混合し、熱間等方加圧処理により焼結したカソードペ
レット、32は前記カソードペレット31の電子放射面
35以外の表面を覆うNiまたはNi−Cr合金からな
るキャップ、33は前記カソードペレット31および前
記キャップ32を一端部に保持する筒状の、Ni−Cr
合金からなるスリーブ、34は前記カソードスリーブ3
3の内部に配置されたヒータである。ヒータ34の通電
加熱により発生した熱はスリーブ33およびキャップ3
2を経てカソードペレット31を加熱し、カソードペレ
ット31の電子放射面35を約800℃の適正温度に保
持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在CRT用カソード
には、より少ないヒータ電力でカソードペレット温度を
維持できる省電力機能が求められている。前述した従来
のCRT用カソード構体30をヒータのエネルギー効率
の面から考えると、理想的には、ヒータ34からの熱エ
ネルギーが100%カソードペレット31に到達するこ
とが望まれるが、現実にはヒータ34からの熱エネルギ
ーの一部は上方のキャップ32を経由してカソードペレ
ット31に到達し、残りは側方のスリーブ33を経由
し、その一部はカソードペレットに到達するが相当の部
分はスリーブの下方へ流れカソードペレットの加熱に寄
与せず、熱効率が充分でない。
には、より少ないヒータ電力でカソードペレット温度を
維持できる省電力機能が求められている。前述した従来
のCRT用カソード構体30をヒータのエネルギー効率
の面から考えると、理想的には、ヒータ34からの熱エ
ネルギーが100%カソードペレット31に到達するこ
とが望まれるが、現実にはヒータ34からの熱エネルギ
ーの一部は上方のキャップ32を経由してカソードペレ
ット31に到達し、残りは側方のスリーブ33を経由
し、その一部はカソードペレットに到達するが相当の部
分はスリーブの下方へ流れカソードペレットの加熱に寄
与せず、熱効率が充分でない。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み提案されたもの
で、その目的はカソードペレット31に到達せず無駄に
なる熱エネルギーを極力減らし、より少ないヒータ電力
でカソードペレットの適正温度が維持できる熱効率の高
いCRT用カソード構体を実現することである。
で、その目的はカソードペレット31に到達せず無駄に
なる熱エネルギーを極力減らし、より少ないヒータ電力
でカソードペレットの適正温度が維持できる熱効率の高
いCRT用カソード構体を実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した、ヒー
タからの熱エネルギーの相当の部分がスリーブ下方へ流
れカソードペレットの加熱に寄与しないという問題点を
解消するため提案されたもので、Ni金属粉末またはN
iを主成分とする合金の粉末とBaを含むアルカリ土類
金属の炭酸塩の粉末とを混合し、熱間等方加圧処理によ
り焼結したカソードペレットを搭載し、スリーブ内部に
ヒータを具備したCRT用カソード構体において、前記
スリーブの前記ヒータの主要部に近接または接する部分
の肉厚を厚くしたことを特徴とする。また、スリーブの
肉厚部と肉薄部とが一体形成されてなることを特徴とす
る。また、スリーブの肉厚部が2重構造に形成されてな
ることを特徴とする。
タからの熱エネルギーの相当の部分がスリーブ下方へ流
れカソードペレットの加熱に寄与しないという問題点を
解消するため提案されたもので、Ni金属粉末またはN
iを主成分とする合金の粉末とBaを含むアルカリ土類
金属の炭酸塩の粉末とを混合し、熱間等方加圧処理によ
り焼結したカソードペレットを搭載し、スリーブ内部に
ヒータを具備したCRT用カソード構体において、前記
スリーブの前記ヒータの主要部に近接または接する部分
の肉厚を厚くしたことを特徴とする。また、スリーブの
肉厚部と肉薄部とが一体形成されてなることを特徴とす
る。また、スリーブの肉厚部が2重構造に形成されてな
ることを特徴とする。
【0006】前述のようにヒータ主要部に近接または接
する部分のスリーブ肉厚を選択的に厚くすることにより
スリーブの肉厚部の断面積が肉薄部の断面積よりも大き
くなり、熱伝導量が多くなるので、ヒータからスリーブ
に伝導した熱エネルギーの大部分が上方即ちカソードペ
レットの方向に伝わりカソードペレットの加熱に寄与す
るようになるため従来品に比べより少ないヒータ電力で
カソードペレットの適正温度が維持できるようになる。
する部分のスリーブ肉厚を選択的に厚くすることにより
スリーブの肉厚部の断面積が肉薄部の断面積よりも大き
くなり、熱伝導量が多くなるので、ヒータからスリーブ
に伝導した熱エネルギーの大部分が上方即ちカソードペ
レットの方向に伝わりカソードペレットの加熱に寄与す
るようになるため従来品に比べより少ないヒータ電力で
カソードペレットの適正温度が維持できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例で
ある(以後実施例1と称する)。図1(a)は本発明の
CRT用カソード構体の部分縦断面図、(b)はスリー
ブの部分断面斜視図である。図1において、10はCR
T用カソード構体、11はカソードペレット、12はキ
ャップ、13はスリーブ(13aは肉厚部、13bは肉
薄部である)、14はヒータ(14aは高温になるヒー
タ主要部で、14bはヒータ脚部である)、15は電子
放射面である。
下図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例で
ある(以後実施例1と称する)。図1(a)は本発明の
CRT用カソード構体の部分縦断面図、(b)はスリー
ブの部分断面斜視図である。図1において、10はCR
T用カソード構体、11はカソードペレット、12はキ
ャップ、13はスリーブ(13aは肉厚部、13bは肉
薄部である)、14はヒータ(14aは高温になるヒー
タ主要部で、14bはヒータ脚部である)、15は電子
放射面である。
【0008】次に前記CRT用カソード構体10の製造
方法を説明する。平均粒径3μmのNi金属粉末と平均
粒径5μmの(Ba・Sr・Ca)CO3 粉末を体積比
50:50で混合し、800℃、2000kg/cm2
で熱間等方加圧処理による焼結を行い焼結体ブロックを
作製した。次に前記焼結体ブロックから切断研磨加工に
より直径1.2mm、厚さ0.2mmのカソードペレッ
ト11を得た。これとは別に厚さ0.1mmのNi−C
r合金板から絞り・打抜き加工によりスリーブ13を得
た。このとき、スリーブ13の上方のヒータ主要部14
aと近接または接する肉厚部13aの肉厚は0.1m
m、それ以外の肉薄部13bの肉厚は0.04mmとし
た。肉厚部13aの長さはヒータ主要部14aと略同一
長さとし、ヒータ脚部14bの大部分はスリーブの肉薄
部13bの近傍にある。また別に厚さ0.05mmのN
i−Cr合金板から絞り・打抜き加工により外径1.3
mm深さ0.2mmのキャップ12を得た。次に前記カ
ソードペレット11をキャップ12に挿入し、更にそれ
らをスリーブ13の肉厚部側の開口端に挿入し溶接固定
したのち、ヒータ14をスリーブ13の肉薄部側の開口
端から挿入固定してCRT用カソード構体10を得た。
方法を説明する。平均粒径3μmのNi金属粉末と平均
粒径5μmの(Ba・Sr・Ca)CO3 粉末を体積比
50:50で混合し、800℃、2000kg/cm2
で熱間等方加圧処理による焼結を行い焼結体ブロックを
作製した。次に前記焼結体ブロックから切断研磨加工に
より直径1.2mm、厚さ0.2mmのカソードペレッ
ト11を得た。これとは別に厚さ0.1mmのNi−C
r合金板から絞り・打抜き加工によりスリーブ13を得
た。このとき、スリーブ13の上方のヒータ主要部14
aと近接または接する肉厚部13aの肉厚は0.1m
m、それ以外の肉薄部13bの肉厚は0.04mmとし
た。肉厚部13aの長さはヒータ主要部14aと略同一
長さとし、ヒータ脚部14bの大部分はスリーブの肉薄
部13bの近傍にある。また別に厚さ0.05mmのN
i−Cr合金板から絞り・打抜き加工により外径1.3
mm深さ0.2mmのキャップ12を得た。次に前記カ
ソードペレット11をキャップ12に挿入し、更にそれ
らをスリーブ13の肉厚部側の開口端に挿入し溶接固定
したのち、ヒータ14をスリーブ13の肉薄部側の開口
端から挿入固定してCRT用カソード構体10を得た。
【0009】次に前記CRT用カソード構体10を電子
銃(図示せず)に組込み、該電子銃を取り付けた排気管
付ガラスステム(図示せず)をCRT用ガラスバルブ
(図示せず)に封入し、該ガラスバルブに取り付けられ
た排気管(図示せず)を排気装置(図示せず)に装着し
てガラスバルブ内を排気脱ガスした。排気中にヒータ1
4に通電してカソードペレット11を加熱し、カソード
ペレット11内の炭酸塩(Ba・Sr・Ca)CO3 を
熱分解して酸化物(Ba・Sr・Ca)Oに変換した
後、さらに高真空に排気し、前記排気管を溶融封止して
CRTを得た。
銃(図示せず)に組込み、該電子銃を取り付けた排気管
付ガラスステム(図示せず)をCRT用ガラスバルブ
(図示せず)に封入し、該ガラスバルブに取り付けられ
た排気管(図示せず)を排気装置(図示せず)に装着し
てガラスバルブ内を排気脱ガスした。排気中にヒータ1
4に通電してカソードペレット11を加熱し、カソード
ペレット11内の炭酸塩(Ba・Sr・Ca)CO3 を
熱分解して酸化物(Ba・Sr・Ca)Oに変換した
後、さらに高真空に排気し、前記排気管を溶融封止して
CRTを得た。
【0010】次に本発明の実施例1のCRT用カソード
構体10の熱効率を従来例と比較して説明する。従来例
のCRT用カソード構体30の電子放射面35を適正温
度800℃に保持した場合、ヒータ電力が1.4W必要
であるのに対し、本発明の実施例1のCRT用カソード
構体10の電子放射面15を同じく800℃に保持した
場合の必要ヒータ電力は1.2Wであった。すなわち、
電子放射面を同一温度に保持するのに必要なヒータ電力
は本発明の実施例1のCRT用カソード構体の方が17
%少なくて済んだ。
構体10の熱効率を従来例と比較して説明する。従来例
のCRT用カソード構体30の電子放射面35を適正温
度800℃に保持した場合、ヒータ電力が1.4W必要
であるのに対し、本発明の実施例1のCRT用カソード
構体10の電子放射面15を同じく800℃に保持した
場合の必要ヒータ電力は1.2Wであった。すなわち、
電子放射面を同一温度に保持するのに必要なヒータ電力
は本発明の実施例1のCRT用カソード構体の方が17
%少なくて済んだ。
【0011】次に本発明のCRT用カソード構体の別実
施例(以後、実施例2と称する)を図2を参照して説明
する。図において20はCRT用カソード構体、16は
2重スリーブで、16a,16bはそれぞれ内スリー
ブ、外スリーブであり、内スリーブ16aの長さはヒー
タ主要部14aと略同一長さであり、外スリーブ16b
よりも短い。その他の実施例1(図1)との共通部分に
は同一符号を付け説明を省略する。
施例(以後、実施例2と称する)を図2を参照して説明
する。図において20はCRT用カソード構体、16は
2重スリーブで、16a,16bはそれぞれ内スリー
ブ、外スリーブであり、内スリーブ16aの長さはヒー
タ主要部14aと略同一長さであり、外スリーブ16b
よりも短い。その他の実施例1(図1)との共通部分に
は同一符号を付け説明を省略する。
【0012】実施例2(図2)のCRT用カソード構体
20の製造方法を以下説明するが実施例1(図1)と重
複する部分の説明は省略する。Ni金属粉末と(Ba・
Sr・Ca)CO3 粉末を混合し、熱間等方加圧処理
し、焼結体ブロックを作製し、該焼結体ブロックから切
断研磨加工によってカソードペレット11を得た工程は
実施例1と同一である。それと別に、厚さ0.05mm
のNi−Cr合金板から絞り・打抜き加工により内スリ
ーブ16a、外スリーブ16bを得た。この時、内スリ
ーブ16a、外スリーブ16bの肉厚は場所によらず
0.05mmで一様である。これと別にキャップ12を
得た工程は実施例1と同一である。次に前記カソードペ
レット11をキャップ12に挿入し、更にそれらを内ス
リーブ16aの一端に挿入し、更にそれらを外スリーブ
16bの一端に挿入し全体を溶接固定した後、ヒータ1
4を挿入固定してCRT用カソード構体20を得た。な
お、内スリーブ16aを外スリーブ16bに挿入して後
の2重スリーブ16にキャップ付ペレットを挿入しても
よい。次に前記CRT用カソード構体を電子銃、排気管
付ガラスステム、CRT用ガラスバルブに順次組込みC
RTを得た工程は実施例1と同一である。
20の製造方法を以下説明するが実施例1(図1)と重
複する部分の説明は省略する。Ni金属粉末と(Ba・
Sr・Ca)CO3 粉末を混合し、熱間等方加圧処理
し、焼結体ブロックを作製し、該焼結体ブロックから切
断研磨加工によってカソードペレット11を得た工程は
実施例1と同一である。それと別に、厚さ0.05mm
のNi−Cr合金板から絞り・打抜き加工により内スリ
ーブ16a、外スリーブ16bを得た。この時、内スリ
ーブ16a、外スリーブ16bの肉厚は場所によらず
0.05mmで一様である。これと別にキャップ12を
得た工程は実施例1と同一である。次に前記カソードペ
レット11をキャップ12に挿入し、更にそれらを内ス
リーブ16aの一端に挿入し、更にそれらを外スリーブ
16bの一端に挿入し全体を溶接固定した後、ヒータ1
4を挿入固定してCRT用カソード構体20を得た。な
お、内スリーブ16aを外スリーブ16bに挿入して後
の2重スリーブ16にキャップ付ペレットを挿入しても
よい。次に前記CRT用カソード構体を電子銃、排気管
付ガラスステム、CRT用ガラスバルブに順次組込みC
RTを得た工程は実施例1と同一である。
【0013】次に本発明の実施例2のCRT用カソード
構体20の熱効率を従来例および実施例1と比較して説
明する。前述のように各々のCRT用カソード構体の電
子放射面を適正温度800℃に保持した場合、ヒータ電
力が従来例では1.4W必要なところ、実施例2では実
施例1と同じく1.2Wで充分であり従来例と比べ17
%の省電力効果があった。
構体20の熱効率を従来例および実施例1と比較して説
明する。前述のように各々のCRT用カソード構体の電
子放射面を適正温度800℃に保持した場合、ヒータ電
力が従来例では1.4W必要なところ、実施例2では実
施例1と同じく1.2Wで充分であり従来例と比べ17
%の省電力効果があった。
【0014】内スリーブ16a、外スリーブ16bから
なる実施例2のスリーブ16の特徴を実施例1のスリー
ブ13と比較して説明する。実施例1のスリーブ13
は、ヒータ主要部14aと近接または接する肉厚部13
aの肉厚が0.1mm、それ以外の肉薄部13bの肉厚
が0.04mmの二段構造となっているため絞り・打抜
き加工により形状を作るために高度の技術を要する。必
然的に部品コストも高くなる。一方実施例2のスリーブ
は一様な厚さの内スリーブ16a、外スリーブ16bの
組合せであるため製造が容易であり部品コストが安い。
しかし内スリーブ16aを外スリーブ16bに挿入する
工程が余分に必要なため組立コストは少し高くなる。し
たがってどちらかが圧倒的に有利ということはなく状況
に応じて使い分けるべきである。
なる実施例2のスリーブ16の特徴を実施例1のスリー
ブ13と比較して説明する。実施例1のスリーブ13
は、ヒータ主要部14aと近接または接する肉厚部13
aの肉厚が0.1mm、それ以外の肉薄部13bの肉厚
が0.04mmの二段構造となっているため絞り・打抜
き加工により形状を作るために高度の技術を要する。必
然的に部品コストも高くなる。一方実施例2のスリーブ
は一様な厚さの内スリーブ16a、外スリーブ16bの
組合せであるため製造が容易であり部品コストが安い。
しかし内スリーブ16aを外スリーブ16bに挿入する
工程が余分に必要なため組立コストは少し高くなる。し
たがってどちらかが圧倒的に有利ということはなく状況
に応じて使い分けるべきである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、ヒータの主要部分
のスリーブ肉厚を選択的に厚くすることによりヒータか
らスリーブに伝導した熱エネルギーの大部分がカソード
ペレットの加熱に寄与するようになるため、従来品に比
べより少ないヒータ電力で適正なカソードペレット温度
が維持できるようなCRT用カソード構体が実現され
る。
のスリーブ肉厚を選択的に厚くすることによりヒータか
らスリーブに伝導した熱エネルギーの大部分がカソード
ペレットの加熱に寄与するようになるため、従来品に比
べより少ないヒータ電力で適正なカソードペレット温度
が維持できるようなCRT用カソード構体が実現され
る。
【図1】 本発明の一実施例のCRT用カソード構体の
部分縦断面図(a)とスリーブの部分断面斜視図(b)
部分縦断面図(a)とスリーブの部分断面斜視図(b)
【図2】 本発明の別実施例のCRT用カソードの部分
縦断面図(a)とスリーブの部分断面斜視図(b)
縦断面図(a)とスリーブの部分断面斜視図(b)
【図3】 従来のCRT用カソード構体の部分縦断面図
(a)、カソードペレットの部分断面斜視図(b)、キ
ャップの部分断面斜視図(c)およびスリーブの部分断
面斜視図(d)
(a)、カソードペレットの部分断面斜視図(b)、キ
ャップの部分断面斜視図(c)およびスリーブの部分断
面斜視図(d)
【符号の説明】 10,20 CRT用カソード構体 11 カソードペレット 12 キャップ 13 スリーブ 13a 肉厚部 13b 肉薄部 14 ヒータ 14a ヒータ主要部 14b ヒータ脚部 15 電子放射面 16 2重スリーブ 16a 内スリーブ 16b 外スリーブ
Claims (3)
- 【請求項1】Ni金属粉末またはNiを主成分とする合
金の粉末と、Baを含むアルカリ土類金属の炭酸塩の粉
末とを混合し、熱間等方加圧処理により焼結したカソー
ドペレットを搭載し、スリーブ内部にヒータを具備した
陰極線管用カソード構体において、前記スリーブの前記
ヒータの主要部に近接または接する部分の肉厚を厚くし
たことを特徴とする陰極線管用カソード構体。 - 【請求項2】スリーブの肉厚部と肉薄部とが一体形成さ
れてなることを特徴とする請求項1に記載の陰極線管用
カソード構体。 - 【請求項3】スリーブの肉厚部が2重構造に形成されて
なることを特徴とする請求項1に記載の陰極線管用カソ
ード構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3452296A JPH09231900A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 陰極線管用カソード構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3452296A JPH09231900A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 陰極線管用カソード構体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09231900A true JPH09231900A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12416613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3452296A Pending JPH09231900A (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 陰極線管用カソード構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09231900A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020084615A (ko) * | 2001-05-03 | 2002-11-09 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극 구조체 |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP3452296A patent/JPH09231900A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020084615A (ko) * | 2001-05-03 | 2002-11-09 | 삼성에스디아이 주식회사 | 음극 구조체 |
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