JPH09233304A - ファクシミリ装置及びファクシミリ通信システム - Google Patents

ファクシミリ装置及びファクシミリ通信システム

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JPH09233304A
JPH09233304A JP8289893A JP28989396A JPH09233304A JP H09233304 A JPH09233304 A JP H09233304A JP 8289893 A JP8289893 A JP 8289893A JP 28989396 A JP28989396 A JP 28989396A JP H09233304 A JPH09233304 A JP H09233304A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側装置により受信側装置の受信能力に応
じて最適なファクシミリ通信を実現できるようにするこ
とを課題とする。 【解決手段】 通信回線を介して所定の通信プロトコル
に従ってファクシミリ通信を行う場合、受信側装置にお
いて、拡張機能情報メモリ292に自装置の受信形態を
示す拡張機能情報を記憶しておき、制御部29により、
送信側装置の要求に応じてその送信側装置に対して拡張
機能情報メモリ292に記憶された拡張機能情報を回答
し、その回答後に送信側装置から通知される拡張機能情
報に基づく受信形態でファクシミリ受信してカラープリ
ンタ3の出力動作を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、通信プ
ロトコルの際に拡張機能を用いてカラー原稿を送受信す
るファクシミリ装置、及びそのファクシミリ装置を適用
したファクシミリ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】カラー原稿の送受信機能を有したカラー
ファクシミリ装置は、色空間をL*a*b*、圧縮方式
をJPEG(Joint Photographic
Coding Experts Group)等の標準
規格、そして、通信プロトコルを例えばG4カラー拡張
といった仕様で標準化されている。
【0003】また、今日、広く普及されている白黒ファ
クシミリ装置では、受信画像を240dpi、もしくは
300dpiの解像度で出力するのが一般的である。こ
の解像度をもつ出力画像は、白黒画像であるため、複写
機によって複写しても画像劣化を生じることはなかっ
た。
【0004】このように、白黒ファクシミリ装置による
出力画像については、その出力画像を複写機で複写して
も十分に再現することができるので、複数部の書類が必
要であれば複写機によって複数部の複写を行えばよく、
あえて白黒ファクシミリ装置に複数部の出力を行わせる
必要はなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カラーファ
クシミリ装置を用いてL*a*b*色空間で伝送された
画像データから得られる出力画像や、カラープリンタ装
置を用いてY(イエロー)、M(マゼンタ)、及びC
(シアン)の3色もしくはY,M,CにBk(ブラッ
ク)を加えた4色の色材でカラー印刷して得られる出力
画像を複写機で複写した場合、カラーファクシミリ装置
やカラープリンタ装置と複写機との間で階調表現や色再
現手法に大きな相違があるので、前述の白黒画像に比べ
て画像劣化が大きくなり、そのために再現性が低下する
という問題があった。
【0006】また、前述の白黒ファクシミリ装置におい
ても、白黒二値の画像を扱う装置の場合には画像劣化が
生じないが、白黒多値の画像を扱う装置の場合には出力
画像が多階調(例えば白黒8ビット階調であれば、25
6階調のグレースケールとなる)で表現されるため、そ
の階調表現に応じて画像劣化の程度が左右される。この
ため、階調が多段階になればなる程、再現性の低下が著
しくなるという問題があった。
【0007】さらに、カラーファクシミリ装置で扱うカ
ラーデータや白黒ファクシミリ装置で扱う多値データは
白黒ファクシミリ装置で扱う二値データに比べてデータ
量が膨大となり、特に、複写機によるカラー画像形成プ
ロセスにおいては1枚当たりのカラー画像出力に数分単
位の時間が必要となる。このため、複写機によって複数
部のカラー画像出力を行う場合には複写機の占有時間が
長時間に及ぶという問題があった。
【0008】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、受信能力に応じて最適なファクシミリ通
信を実現することが可能なファクシミリ装置を得ること
を目的とする。
【0009】また、この発明は、複写機を使用せず送信
側装置の要求に応じた出力形態で画像劣化のないカラー
画像や多値画像を出力することが可能、かつ受信能力に
応じて送信側装置の要求に応じた出力形態でその出力に
要する時間を短縮することが可能なファクシミリ装置を
得ることを他の目的とする。
【0010】また、この発明は、送信側装置により受信
側装置の受信能力に応じて最適なファクシミリ通信を実
現することが可能なファクシミリ通信システムを得るこ
とをさらに他の目的とする。
【0011】また、この発明は、複写機を使用せず送信
側装置の要求に応じた出力形態で画像劣化のないカラー
画像や多値画像を出力することが可能、かつ受信能力に
応じて送信側装置の要求に応じた出力形態でその出力に
要する時間を短縮することが可能なファクシミリ通信シ
ステムを得ることをさらに他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係るファク
シミリ装置は、拡張機能記憶手段に自装置の受信形態を
示す拡張機能情報を記憶しておき、送信手段により、所
定の通信プロトコルに従ってファクシミリ受信を行う際
に、同通信プロトコルに従ってファクシミリ送信を行う
送信側装置に対して拡張機能記憶手段に記憶された拡張
機能情報を送信し、出力制御手段により送信手段の送信
後に拡張機能記憶手段に記憶された拡張機能情報に基づ
く受信形態でファクシミリ受信して出力動作を制御する
ことを特徴とする。
【0013】この請求項1の発明によれば、送信側装置
に対して自装置の受信形態を拡張機能情報によって送信
するようにしたので、自装置の受信能力に応じて最適な
ファクシミリ通信が実現され、これによって、受信側の
実用性を向上させることが可能である。
【0014】また、請求項2の発明に係るファクシミリ
装置は、拡張機能記憶手段に自装置のファイル出力形態
を含む受信形態を示す拡張機能情報を記憶しておき、送
信手段により、所定の通信プロトコルに従ってファクシ
ミリ受信を行う際に、同通信プロトコルに従ってファク
シミリ送信を行う送信側装置に対して拡張機能記憶手段
に記憶された拡張機能情報を送信し、出力制御手段によ
り、送信手段の送信に応じて送信側装置から要求される
拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信して
出力動作を制御し、その際、送信側装置の拡張機能情報
によってファイル出力形態が指示された場合にデータ記
憶手段に送信側装置からの受信データを記憶することを
特徴とする。
【0015】この請求項2の発明によれば、送信側装置
に対して自装置のファイル出力形態を含む受信形態を拡
張機能情報によって送信するようにしたので、自装置の
受信能力に応じてファイル出力動作を制御することで最
適なファクシミリ通信が実現され、これによって、受信
側の実用性を向上させることが可能である。
【0016】また、請求項3の発明に係るファクシミリ
装置は、拡張機能記憶手段に自装置のプリント出力形態
を含む受信形態を示す拡張機能情報を記憶しておき、送
信手段により所定の通信プロトコルに従ってファクシミ
リ受信を行う際に同通信プロトコルに従ってファクシミ
リ送信を行う送信側装置に対して拡張機能記憶手段に記
憶された拡張機能情報を送信し、出力制御手段により、
送信手段の送信に応じて送信側装置から要求される拡張
機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信して出力
動作を制御し、その際、送信側装置の拡張機能情報によ
ってプリント出力形態が指示された場合にプリント出力
動作を制御することを特徴とする。
【0017】この請求項3の発明によれば、送信側装置
に対して自装置のプリント出力形態を含む受信形態を拡
張機能情報によって送信するようにしたので、自装置の
受信能力に応じてプリント出力動作を制御することで最
適なファクシミリ通信が実現され、これによって、受信
側の実用性を向上させることが可能である。
【0018】また、請求項4の発明に係るファクシミリ
装置は、拡張機能記憶手段に自装置のファイル出力形態
とプリント出力形態とを含む受信形態を示す拡張機能情
報を記憶しておき、送信手段により、所定の通信プロト
コルに従ってファクシミリ受信を行う際に、同通信プロ
トコルに従ってファクシミリ送信を行う送信側装置に対
して拡張機能記憶手段に記憶された拡張機能情報を送信
し、出力制御手段により、送信手段の送信に応じて送信
側装置から要求される拡張機能情報に基づく受信形態で
ファクシミリ受信して出力動作を制御し、その際に、送
信側装置の拡張機能情報によってファイル出力形態とプ
リント出力形態とのいずれか一方、もしくはその両方が
指示された場合、ファイル出力動作とプリント出力動作
とのいずれか一方、もしくはその両方の出力動作を制御
すると共に、送信側装置の拡張機能情報にファイル出力
形態の指示があった場合、データ記憶手段に送信側装置
からの受信データを記憶することを特徴とする。
【0019】この請求項4の発明によれば、送信側装置
の拡張機能情報に応じてファイル出力動作とプリント出
力動作とのいずれか一方、もしくはその両方の出力動作
を制御し、特に、送信側装置の拡張機能情報にファイル
出力形態の指示があった場合に送信側装置からの受信デ
ータを記憶するようにしたので、自装置の受信能力に応
じてファイル出力動作やプリント出力動作を制御するこ
とで最適なファクシミリ通信が実現され、これによっ
て、受信側の実用性を向上させることが可能である。
【0020】また、請求項5の発明に係るファクシミリ
装置は、拡張機能記憶手段に自装置のファイル出力形態
と白黒タイプのプリント出力形態とを含む受信形態を示
す拡張機能情報を記憶しておき、送信手段により、所定
の通信プロトコルに従ってファクシミリ受信を行う際
に、同通信プロトコルに従ってファクシミリ送信を行う
送信側装置に対して拡張機能記憶手段に記憶された拡張
機能情報を送信し、出力制御手段により、送信手段の送
信に応じて送信側装置から要求される拡張機能情報に基
づく受信形態でファクシミリ受信して出力動作を制御
し、送信側装置の拡張機能情報にファイル出力形態の指
示、もしくはカラータイプのプリント出力形態の指示が
あった場合、データ記憶手段に送信側装置からの受信デ
ータを記憶することを特徴とする。
【0021】この請求項5の発明によれば、送信側装置
に対して自装置のファイル出力形態と白黒タイプのプリ
ント出力形態とを含む受信形態を拡張機能情報によって
送信して、送信側装置の拡張機能情報にファイル出力形
態の指示、もしくはカラータイプのプリント出力形態の
指示があった場合に送信側装置からの受信データを記憶
するようにしたので、自装置の受信能力に応じてカラー
タイプのプリント出力形態をファイル出力形態に置き換
えることで最適なファクシミリ通信が実現され、これに
よって、受信側の実用性を向上させることが可能であ
る。
【0022】また、請求項6の発明に係るファクシミリ
装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明にお
いて、前記所定の通信プロトコルをITU−Tカラーフ
ァクシミリ標準勧告に従う伝送手順にしたので、送信側
装置との間で拡張機能を有効利用することが可能であ
る。
【0023】また、請求項7の発明に係るファクシミリ
装置は、請求項3、4又は5に記載の発明において、プ
リント出力形態を示す拡張機能情報はプリント部数情報
を含むようにしたので、送信側装置の要求に応じた受信
形態で指示される部数のプリント出力が実現され、これ
によって、複写機の力を借りずに画像劣化のないカラー
画像や多値画像の状態での出力が完了することから、ま
た、自装置の受信能力に応じて送信側装置の要求に応じ
た受信形態で出力に要する時間を短縮することから、受
信側の実用性を向上することが可能である。
【0024】また、請求項8の発明に係るファクシミリ
装置は、請求項3、4又は5に記載の発明において、プ
リント出力形態を示す拡張機能情報が解像度情報を含む
ようにしたので、送信側装置の要求に応じた受信形態で
指示される解像度のプリント出力が実現され、これによ
って、複写機の力を借りずに画像劣化のないカラー画像
や多値画像の状態での出力が完了することから、また、
自装置の受信能力に応じて送信側装置の要求に応じた受
信形態で出力に要する時間を短縮することから、受信側
の実用性を向上することが可能である。
【0025】また、請求項9の発明に係るファクシミリ
装置は、請求項3、4又は5に記載の発明において、プ
リント出力形態を示す拡張機能情報はプリント用紙のサ
イズ情報を含むようにしたので、送信側装置の要求に応
じた受信形態で指示されるプリント用紙のサイズでプリ
ント出力が実現され、これによって、複写機の力を借り
ずに画像劣化のないカラー画像や多値画像の状態での出
力が完了することから、また、自装置の受信能力に応じ
て送信側装置の要求に応じた受信形態で出力に要する時
間を短縮することから、受信側の実用性を向上すること
が可能である。
【0026】また、請求項10の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、通信回線を介して所定の通信プロト
コルに従ってファクシミリ通信を行う場合、送信側装置
において、第1記憶手段に自装置の送信形態を示す拡張
機能情報を記憶しておき、設定手段により、受信側装置
に対して拡張機能情報の送信を要求し、その回答である
受信側装置の拡張機能情報と第1記憶手段に記憶された
拡張機能情報とに基づいてファクシミリ送信する際の拡
張機能情報を設定し、送信制御手段により設定手段によ
り設定された拡張機能情報を受信側装置に通知してファ
クシミリ送信を制御し、受信側装置において、第2記憶
手段に自装置の受信形態を示す拡張機能情報を記憶して
おき、回答手段により送信側装置の要求に応じて送信側
装置に対して第2記憶手段に記憶された拡張機能情報を
回答し、出力制御手段により回答手段の回答後に送信側
装置から通知される拡張機能情報に基づく受信形態でフ
ァクシミリ受信して出力動作を制御することを特徴とす
る。
【0027】この請求項10の発明によれば、送信側装
置が受信側装置の受信機能に応じた拡張機能によって受
信側装置の出力動作を制御するようにしたので、送信側
装置により受信側装置の受信能力に応じて最適なファク
シミリ通信が実現され、これによって、受信側装置の実
用性を向上させることが可能である。
【0028】また、請求項11の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、通信回線を介して所定の通信プロト
コルに従ってファクシミリ通信を行う場合、送信側装置
において、第1記憶手段に自装置の送信形態を示す拡張
機能情報を記憶しておき、設定手段により、受信側装置
に対して拡張機能情報の送信を要求し、その回答である
受信側装置の拡張機能情報と第1記憶手段に記憶された
拡張機能情報とに基づいてファクシミリ送信する際の拡
張機能情報を設定し、送信制御手段により設定手段によ
り設定された拡張機能情報を受信側装置に通知してファ
クシミリ送信を制御し、受信側装置において、第2記憶
手段に自装置のファイル出力形態を含む受信形態を示す
拡張機能情報を記憶しておき、回答手段により送信側装
置の要求に応じて送信側装置に対して第2記憶手段に記
憶された拡張機能情報を回答し、出力制御手段により、
回答手段の回答後に送信側装置から通知される拡張機能
情報に基づく受信形態でファクシミリ受信して出力動作
を制御し、その際、送信側装置の拡張機能情報によって
ファイル出力形態が指示された場合にファイル出力動作
を制御することを特徴とする。
【0029】この請求項11の発明によれば、送信側装
置が受信側装置の受信機能に応じた拡張機能によって受
信側装置の出力動作を制御し、その際、送信側装置の拡
張機能情報によってファイル出力動作を制御するように
したので、送信側装置により受信側装置の受信能力に応
じてファイル出力動作を制御することで最適なファクシ
ミリ通信が実現され、これによって、受信側装置の実用
性を向上させることが可能である。
【0030】請求項12の発明に係るファクシミリ通信
システムは、通信回線を介して所定の通信プロトコルに
従ってファクシミリ通信を行う場合、送信側装置におい
て、第1記憶手段に自装置の送信形態を示す拡張機能情
報を記憶しておき、設定手段により、受信側装置に対し
て拡張機能情報の送信を要求し、その回答である受信側
装置の拡張機能情報と第1記憶手段に記憶された拡張機
能情報とに基づいてファクシミリ送信する際の拡張機能
情報を設定し、送信制御手段により設定手段により設定
された拡張機能情報を受信側装置に通知してファクシミ
リ送信を制御し、受信側装置において、第2記憶手段に
自装置のプリント出力形態を含む受信形態を示す拡張機
能情報を記憶しておき、回答手段により送信側装置の要
求に応じて送信側装置に対して第2記憶手段に記憶され
た拡張機能情報を回答し、出力制御手段により、回答手
段の回答後に送信側装置から通知される拡張機能情報に
基づく受信形態でファクシミリ受信して出力動作を制御
し、その際、送信側装置の拡張機能情報によってプリン
ト出力形態が指示された場合にプリント出力動作を制御
することを特徴とする。
【0031】この請求項12の発明によれば、送信側装
置が受信側装置の受信機能に応じた拡張機能によって受
信側装置の出力動作を制御し、その際、送信側装置の拡
張機能情報によってプリント出力動作を制御するように
したので、送信側装置により受信側装置の受信能力に応
じてプリント出力動作を制御することで最適なファクシ
ミリ通信が実現され、これによって、受信側装置の実用
性を向上させることが可能である。
【0032】また、請求項13の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、通信回線を介して所定の通信プロト
コルに従ってファクシミリ通信を行う場合、送信側装置
において、第1記憶手段に自装置の送信形態を示す拡張
機能情報を記憶しておき、設定手段により、受信側装置
に対して拡張機能情報の送信を要求し、その回答である
受信側装置の拡張機能情報と第1記憶手段に記憶された
拡張機能情報とに基づいてファクシミリ送信する際の拡
張機能情報を設定し、送信制御手段により設定手段によ
り設定された拡張機能情報を受信側装置に通知してファ
クシミリ送信を制御し、受信側装置において、第2記憶
手段に自装置のファイル出力形態とプリント出力形態と
を含む受信形態を示す拡張機能情報を記憶しておき、回
答手段により送信側装置の要求に応じて送信側装置に対
して第2記憶手段に記憶された拡張機能情報を回答し、
出力制御手段により、回答手段の回答後に送信側装置か
ら通知される拡張機能情報に基づく受信形態でファクシ
ミリ受信して出力動作を制御し、その際、送信側装置の
拡張機能情報によってファイル出力形態とプリント出力
形態とのいずれか一方、もしくはその両方が指示された
場合、ファイル出力動作とプリント出力動作とのいずれ
か一方、もしくはその両方の出力動作を制御すると共
に、送信側装置の拡張機能情報にファイル出力形態の指
示があった場合、データ記憶手段に送信側装置からの受
信データを記憶することを特徴とする。
【0033】この請求項13の発明によれば、送信側装
置が受信側装置の受信機能に応じた拡張機能によって受
信側装置の出力動作を制御し、その際、送信側装置の拡
張機能情報によってファイル出力動作とプリント出力動
作とのいずれか一方、もしくはその両方を制御するよう
にしたので、送信側装置により受信側装置の受信能力に
応じてファイル出力動作やプリント出力動作を制御する
ことで最適なファクシミリ通信が実現され、これによっ
て、受信側装置の実用性を向上させることが可能であ
る。
【0034】また、請求項14の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、通信回線を介して所定の通信プロト
コルに従ってファクシミリ通信を行う場合、送信側装置
において、第1記憶手段に自装置の送信形態を示す拡張
機能情報を記憶しておき、設定手段により、受信側装置
に対して拡張機能情報の送信を要求し、その回答である
受信側装置の拡張機能情報と第1記憶手段に記憶された
拡張機能情報とに基づいてファクシミリ送信する際の拡
張機能情報を設定し、送信制御手段により設定手段によ
り設定された拡張機能情報を受信側装置に通知してファ
クシミリ送信を制御し、受信側装置において、第2記憶
手段に自装置のファイル出力形態と白黒タイプのプリン
ト出力形態とを含む受信形態を示す拡張機能情報を記憶
しておき、回答手段により送信側装置の要求に応じて送
信側装置に対して第2記憶手段に記憶された拡張機能情
報を回答し、出力制御手段により、回答手段の回答後に
送信側装置から通知される拡張機能情報に基づく受信形
態でファクシミリ受信して出力動作を制御し、その際、
送信側装置の拡張機能情報にファイル出力形態の指示、
もしくはカラータイプのプリント出力形態の指示があっ
た場合、データ記憶手段に送信側装置からの受信データ
を記憶することを特徴とする。
【0035】この請求項14の発明によれば、送信側装
置が受信側装置のファイル出力形態と白黒タイプのプリ
ント出力形態とを含む受信形態に応じた拡張機能情報に
よって受信側装置の出力動作を制御し、その際、送信側
装置の拡張機能情報にファイル出力形態の指示、もしく
はカラータイプのプリント出力形態の指示があった場合
に送信側装置からの受信データを記憶するようにしたの
で、送信側装置により受信側装置の受信能力に応じてカ
ラータイプのプリント出力形態をファイル出力形態に置
き換えることで最適なファクシミリ通信が実現され、こ
れによって、受信側装置の実用性を向上させることが可
能である。
【0036】また、請求項15の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、請求項10〜14のいずれか一つに
記載の発明において、設定手段により設定される拡張機
能情報に、伝送情報として、カラーデータ/白黒デー
タ、階調データ等のデータ量、及び符号化方式データの
いずれか一つ、もしくはその組み合わせを含めたので、
受信側装置では送信側装置から受信される伝送情報に適
宜応じて最適なファクシミリ受信が実現され、これによ
って、受信側装置の実用性を向上させることが可能であ
る。
【0037】また、請求項16の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、請求項10〜14のいずれか一つに
記載の発明において、所定の通信プロトコルをITU−
Tカラーファクシミリ標準勧告に従う伝送手順にしたの
で、送信側装置との間で拡張機能を有効利用することが
可能である。
【0038】また、請求項17の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、請求項12、13又は14に記載の
発明において、プリント出力形態を示す拡張機能情報に
プリント部数情報を含めたので、送信側装置の要求に応
じた受信形態で指示される部数のプリント出力が実現さ
れ、これによって、複写機の力を借りずに画像劣化のな
いカラー画像や多値画像の状態での出力が完了すること
から、また、受信側装置の受信能力に応じて送信側装置
の要求に応じた受信形態で出力に要する時間を短縮する
ことから、受信側装置の実用性を向上することが可能で
ある。
【0039】また、請求項18の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、請求項12、13又は14に記載の
発明において、プリント出力形態を示す拡張機能情報に
解像度情報を含めたので、送信側装置の要求に応じた受
信形態で指示される解像度のプリント出力が実現され、
これによって、複写機の力を借りずに画像劣化のないカ
ラー画像や多値画像の状態での出力が完了することか
ら、また、受信側装置の受信能力に応じて送信側装置の
要求に応じた受信形態で出力に要する時間を短縮するこ
とから、受信側装置の実用性を向上することが可能であ
る。
【0040】また、請求項19の発明に係るファクシミ
リ通信システムは、12、13又は14に記載の発明に
おいて、プリント出力形態を示す拡張機能情報にプリン
ト用紙のサイズ情報を含めたので、送信側装置の要求に
応じた受信形態で指示されるプリント用紙のサイズでプ
リント出力が実現され、これによって、複写機の力を借
りずに画像劣化のないカラー画像や多値画像の状態での
出力が完了することから、また、受信側装置の受信能力
に応じて送信側装置の要求に応じた受信形態で出力に要
する時間を短縮することから、受信側装置の実用性を向
上することが可能である。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0042】まず、カラータイプのファクシミリ装置に
ついて説明する。図1はこの発明に係るファクシミリ装
置の一実施の形態によるカラータイプの内部構成を示す
ブロック図である。図1に示したカラータイプのファク
シミリ装置は、ITU−T(Internationa
l Telecommunication Union
−Telecommunication recomm
endation)勧告に従ってファクシミリ通信を実
施する。
【0043】また、このファクシミリ装置は、拡張機能
を有しており、ファクシミリ通信の際に、この拡張機能
を利用してデータ送受信の実施前に伝送情報、ファイル
情報、及びプリント情報の授受を行って送受信形態を確
認する。
【0044】カラータイプのファクシミリ装置は、図1
に示したように、例えば、カラースキャナ1、信号処理
部2、カラープリンタ3、ハードディスク装置4、キー
ボード5、及びディスプレイ6を備えている。
【0045】カラースキャナ1は、例えば3ラインCC
Dによる撮像素子とA/D変換装置とを有した読取装置
であり、後述する制御部29の制御に従って送信対象と
なるカラー原稿をその撮像素子で光学的に読取りA/D
変換装置を介してデジタル化されたRGB画像データを
得る。なお、このRGB画像データには、3ラインの位
置補正が施される。
【0046】信号処理部2は、カラースキャナ1、カラ
ープリンタ3、ハードディスク装置4、キーボード5、
ディスプレイ6、通信回線LN等に接続され、カラー原
稿の読取り、カラー画像のカラープリント、データの書
き込み及びその読み出し、操作入力、操作状況や通信状
況の表示、通信等の制御、及び内部的な信号処理を行
う。
【0047】この信号処理部2は、スキャナ補正処理部
21、色変換部22、データ圧縮部23、ページメモリ
24、モデム25、データ伸張部26、色変換部27、
プリンタ補正処理部28、制御部29(請求項1〜4の
送信手段及び出力制御手段に相当すると共に、請求項1
0〜13の設定手段、送信制御手段、回答手段、及び出
力制御手段に相当する)等から構成される。
【0048】スキャナ補正処理部21は、カラースキャ
ナ1に接続され、そのカラースキャナ1からRGB画像
データを入力し、これにグレーバランス、γ(ガンマ)
補正、MTF(Modulation Transfe
r Function)補正等のスキャナ補正を施す。
【0049】色変換部22は、スキャナ補正部21に接
続され、そのスキャナ補正部21からスキャナ補正され
たRGB画像データを入力し、これにITU−T勧告に
従うカラーファクシミリ標準化方式によりサンプリング
処理や、L*a*b*色空間への色変換を施す。
【0050】データ圧縮部23は、色変換部22に接続
され、その色変換部22から色変換されたL*a*b*
画像データを入力し、これを上述したカラーファクシミ
リ標準化方式に規定されたロッシ(JPEG)もしくは
ロスレス(算術符号)の圧縮方式で圧縮してデータ量を
縮小する。
【0051】このデータ圧縮部23では、白黒多値デー
タに対して拡張機能を使用する場合にL*成分だけを適
用すればよい。
【0052】また、このデータ圧縮部23において、二
値化後、もしくは誤差拡散法等による中間調処理後に、
MH(Modified Huffman)、MR(M
odified READ)、MMR(Modifie
d MR)方式で符号化すれば、白黒タイプのファクシ
ミリ装置にも送信できる送信データが得られる。
【0053】ページメモリ24は、データ圧縮部23に
接続され、そのデータ圧縮部23から圧縮された画像デ
ータを入力し、これを送信データとして記憶する。この
ページメモリ24は、通信時間やエラーのリカバリーを
考慮し、送信動作時には送信データを記憶し、受信動作
時には受信データを記憶する。
【0054】また、このページメモリ24は、ハードデ
ィスク装置4に接続され、制御部29の制御に従って圧
縮状態のデータを書き込んだり読み出したりする。
【0055】モデム25は、通信回線LNに接続され、
送受信に応じて送受信データの変復調を行う、通信制御
用のユニットである。すなわち、このモデム25は、ペ
ージメモリ24に接続され、そのページメモリ24から
送信データを入力してこれを変調して通信回線LNに送
信すると共に、通信回線LNから受信される受信データ
を復調してこれをページメモリ24に出力する。なお、
復調されたデータは、L*a*b*画像データである。
【0056】データ伸張部26は、ページメモリ24に
接続され、そのページメモリ24から復調されたL*a
*b*画像データ(受信データもしくはハードディスク
装置4から読み出されたデータ)を入力し、これをその
データの圧縮方式に応じてロッシ方式もしくはロスレス
方式で伸張して元のデータ量に戻す。
【0057】色変換部27は、データ伸張部26に接続
され、そのデータ伸張部26から伸張されたL*a*b
*画像データをサブサンプリングすると共に、L*a*
b*色空間からカラープリンタ3用色材に適合するYM
C系又はYMCBk系のカラー画像データに変換され
る。
【0058】プリンタ補正処理部28は、色変換部27
に接続され、その色変換部27からカラー画像データを
入力し、これにY,M,C間のグレーバランス、γ補
正、中間調処理、変倍処理(解像度変換)を施してカラ
ープリンタ3に出力する。
【0059】制御部29は、信号処理部2全体の制御を
行うユニットであり、CPU29A、ROM29B、R
AM29C(請求項10〜13の第1記憶手段に相当す
る)等を有している。CPU29Aは、ROM29Bに
格納された各種制御プログラムに従って制御部29の制
御動作を司る部分である。
【0060】この制御部29は、ファクシミリ送信の際
に、通信プロトコルにおいて規定する拡張機能情報を設
定した後に受信側装置であるファクシミリ装置に通知
(送信)する制御や、ファクシミリ受信の際に、送信側
装置であるファクシミリ装置の要求に応じて自装置の拡
張機能情報を回答してからその拡張機能情報に従って出
力動作を制御する。
【0061】ROM29Bは、アプリケーションプログ
ラムを格納しているアプリケーションプログラムメモリ
291、ITU−T勧告に従う通信プロトコルに適用さ
れる自装置の受信形態を示す拡張機能情報を格納してい
る拡張機能情報メモリ292(請求項1〜4の拡張機能
記憶手段、および請求項10〜13の第2記憶手段に相
当する)等を有している。
【0062】アプリケーションプログラムは、図9のフ
ローチャートに従う送信処理プログラムや、図10及び
図11の各フローチャートに従う受信処理プログラムを
含んでいる。
【0063】RAM29Cは、CPU29Aの動作時の
ワークエリアとして使用されると共に、ファクシミリ通
信に使用する、受信側装置に送信形態を通知するための
拡張機能情報を格納するメモリとしても使用される。
【0064】カラープリンタ3は、信号処理部2のプリ
ンタ補正処理部28に接続され、制御部29の制御に従
って、そのプリンタ補正処理部28からプリンタ補正さ
れたカラー画像データを入力し、このカラー画像データ
に基づいて記録紙に対してカラー画像を印刷する。この
カラープリンタ3は、インクジェット、昇華型熱転写、
電子写真、銀塩等の記録方式を採用する。
【0065】ハードディスク装置4(請求項1〜5のデ
ータ記憶手段に相当すると共に、請求項10〜14のデ
ータ記憶手段に相当する)は、ページメモリ24に接続
され、制御部29の制御に従ってそのページメモリ24
との間でデータの授受を行ってハードディスクの読み書
きを行う、大容量の外部記憶装置である。
【0066】キーボード5は、拡張機能情報の入力を含
むファクシミリ通信の操作を行うためのキーを具備した
操作ユニットであり、キー入力情報を制御部29に供給
する。
【0067】ディスプレイ6は、LCDやCRTによる
表示ユニットで構成され、制御部29の制御に従ってフ
ァクシミリ通信にかかる各種機能や通信状況を表示した
り拡張機能を操作するための表示画面を形成する。
【0068】なお、上述したカラータイプのファクシミ
リ装置は、主動作としてファクシミリ通信を行うと共
に、処理系をカラースキャナ1、スキャナ補正処理部2
1、色変換部22、色変換部27、プリンタ28、カラ
ープリンタ3とした場合には色変換部22と色変換部2
7間のデータ圧縮部23、ページメモリ24、モデム2
5、及びデータ伸張部26がパススルーされることか
ら、カラー複写機として動作する。
【0069】次に、白黒タイプのファクシミリ装置につ
いて説明する。図2はこの発明に係るファクシミリ装置
の一実施の形態による白黒タイプの内部構成を示すブロ
ック図である。図2に示した白黒タイプのファクシミリ
装置は、前述のカラータイプと同様に、ITU−T勧告
に従ってファクシミリ通信を実施する。
【0070】また、このファクシミリ装置は、カラータ
イプと同様の拡張機能を有しており、ファクシミリ通信
の際に、この拡張機能を利用してデータ送受信の実施前
に伝送情報、ファイル情報、及びプリント情報の授受を
行って送受信形態を確認する。
【0071】図2に示した白黒タイプのファクシミリ装
置において、図1に示したカラータイプのファクシミリ
装置と共通する構成には同一符号を付してその説明を省
略する。以下に相違する構成である白黒スキャナ10、
信号処理部20、白黒プリンタ30について説明する。
【0072】白黒スキャナ10は、例えばCCDによる
撮像素子とA/D変換装置とを有した読取装置であり、
制御部129の制御に従って送信対象となる白黒原稿を
その撮像素子で光学的に読取りA/D変換装置を介して
デジタル化された多値画像データを得る。
【0073】信号処理部20は、白黒スキャナ10、白
黒プリンタ30、ハードディスク装置4、キーボード
5、ディスプレイ6、通信回線LN等に接続され、白黒
原稿の読取り、白黒画像の白黒プリント、データの書き
込み及びその読み出し、操作入力、操作状況や通信状況
の表示、通信等の制御、及び内部的な信号処理を行う。
【0074】この信号処理部20は、スキャナ補正処理
部121、データ圧縮部123、ページメモリ124、
モデム125、データ伸張部126、プリンタ補正処理
部128、制御部129(請求項1,2及び5の送信手
段及び出力制御手段に相当すると共に、請求項10,1
1及び14の設定手段、送信制御手段、回答手段、及び
出力制御手段に相当する)等のユニットから構成され
る。この信号処理部20は、カラータイプではないこと
から色変換部22,27に相当するユニットを具備して
おらず、各ユニットが白黒タイプとして動作することか
ら、信号処理部2の場合と同様のため、機能や動作の説
明を省略する。
【0075】また、制御部129は、信号処理部20全
体の制御を行うユニットであり、CPU129A、RO
M129B、RAM129C(請求項10,11及び1
4の第1記憶手段に相当する)等を有している。CPU
129Aは、ROM129Bに格納された各種制御プロ
グラムに従って制御部129の制御動作を司る部分であ
る。
【0076】この制御部129は、白黒タイプとしての
ファクシミリ送信の際に、通信プロトコルにおいて規定
する拡張機能情報を設定した後に受信側装置であるファ
クシミリ装置に通知(送信)する制御や、白黒タイプと
してのファクシミリ受信の際に、送信側装置であるファ
クシミリ装置の要求に応じて自装置の拡張機能情報を回
答してからその拡張機能情報に従って出力動作を制御す
る。
【0077】ROM129Bのアプリケーションプログ
ラムメモリ1291や拡張機能情報メモリ1292(請
求項1,2及び5の拡張機能記憶手段、および請求項1
0,11及び14の第2記憶手段に相当する)について
も、白黒タイプとしてカラータイプと相違する他はメモ
リ内容に差異はない。
【0078】ここで、拡張機能情報について詳述する。
この拡張機能情報は、カラータイプと白黒タイプとで同
様に扱うことから、図1に示したカラータイプのファク
シミリ装置を例に挙げて以下に説明する。
【0079】図3はこの実施の形態による拡張機能情報
メモリ292のメモリ構成例を示す図、図4は拡張機能
情報における伝送情報の一例を示す図、図5は拡張機能
情報におけるファイル情報の一例を示す図、そして、図
6は拡張機能情報におけるプリント情報の一例を示す図
である。
【0080】拡張機能情報メモリ292には、拡張パラ
メータである拡張機能情報が項目別にその内容を分類し
た形で記憶されている。具体的には、拡張機能情報メモ
リ292は、図3に示したように、伝送情報A、ファイ
ル情報B、及びプリント情報Cより構成される。
【0081】なお、送信側装置となったファクシミリ装
置は、拡張機能情報メモリ292に記憶している拡張機
能情報の分類に従って各拡張機能情報を規定して、受信
側装置に通知する流れとなる。その際、拡張機能情報は
RAM29C上で設定される。
【0082】伝送情報Aは、カラー機能,標準方式,コ
ンポーネント,サブサンプリング,符号化方式等のデー
タで構成される。ファイル情報Bは、ファイル機能、転
送モード、ファイルサイズ等の各データで構成される。
プリント情報Cは、プリント機能、プリント部数、出力
方式、解像度、紙サイズ等のデータで構成される。
【0083】伝送情報Aにおいて(図4参照)、カラー
機能A1はカラーファクシミリのみを定義するデータで
あり、標準方式A2はJPEGカラーもしくは他標準を
定義するデータである。
【0084】また、コンポーネントA3は階調表現につ
いてのグレースケールやカラーデータのデータ量を示す
データであり、サブサンプリングA4は原信号を忠実に
再現するためのサブサンプリングを示すデータであり、
符号化方式A5は基本処理、及びホフマン拡張順次−D
CT(Discrete Cosine Transf
orm)算術符号を規定するデータである。
【0085】ファイル情報Bにおいて(図5参照)、フ
ァイル機能B1はファイル転送の拡張機能のみを定義す
るデータであり、転送モードB2はファイル単位や他予
約を規定するデータであり、ファイルサイズB3はファ
イル容量をMbyte(バイト)で定義するデータであ
る。
【0086】プリント情報Cにおいて(図6参照)、プ
リント機能C1はカラープリント機能の拡張時に定義さ
れるデータであり、プリント部数C2は0〜255枚ま
での部数を規定するデータである。出力方式C3は電子
写真、インクジェット、昇華型、及び銀塩の内で出力方
式を規定するデータであり、解像度C4は300,40
0,600,及び1200dpiの内で解像度を規定す
るデータであり、紙サイズC5はA3,B4,A4,B
5,A5,B6,A6,DLT,LG,LT,及びHL
Tの内で紙サイズを規定するデータである。
【0087】次に、この発明に係るファクシミリ通信シ
ステムについて説明する。図7はこの実施の形態におけ
る送受信タイプの組み合わせの一例を示す図である。
【0088】図7には、拡張機能付きカラータイプ,標
準カラータイプ,拡張機能付き白黒タイプ,標準白黒タ
イプの順に従い、送信側のファクシミリ装置をT1,T
2,T3,T4で示し、受信側のファクシミリ装置をR
1,R2,R3,R4で示す。
【0089】図1に示したカラータイプのファクシミリ
装置の構成を有するものは、拡張機能付きカラータイプ
のファクシミリ装置T1,R1及び標準カラータイプの
ファクシミリ装置T2であり、図2に示した白黒タイプ
のファクシミリ装置の構成を有するものは、拡張機能付
き白黒タイプのファクシミリ装置R3である。
【0090】ファクシミリ装置のタイプは、上述したよ
うに、拡張機能付きカラータイプ、標準カラータイプ、
拡張機能付き白黒タイプ、標準白黒タイプの4種類に分
別される。この4種類のタイプでファクシミリ通信を行
う場合には、図7に示したように、送受信間で(a)〜
(p)までの16通りの組み合わせが生じる。
【0091】この16通りの組み合わせの中で拡張機能
が動作可能な組み合わせは4組となる。その4組とは、
(a)拡張機能付きカラータイプ(ファクシミリ装置T
1)−拡張機能付きタイプ(ファクシミリ装置R1)、
(c)拡張機能付きカラータイプ(ファクシミリ装置T
1)−拡張機能付き白黒タイプ(ファクシミリ装置R
3)、(e)標準カラータイプ(ファクシミリ装置T
2)−拡張機能付きタイプ(ファクシミリ装置R1)、
及び(g)標準カラータイプ(ファクシミリ装置T2)
−拡張機能付き白黒タイプ(ファクシミリ装置R3)で
ある。
【0092】ファクシミリ機能に従う出力形態につい
て、組み合わせ(a)では、プリント出力形態である部
数指定(多部数可)のプリント出力とファイル出力形態
であるカラーファイリング(ハードディスクへの記憶)
が可能である。
【0093】また、その他の組み合わせ(c),
(e),(g)では、カラーファイリングが可能であ
り、特に、受信側が拡張機能付き白黒タイプの場合には
受信データをカラーデータとして受信できてもカラー印
刷ができないので、その受信データを一旦カラーファイ
リングしておけば、後にカラー出力が可能な電子機器を
用いてカラー印刷することができる。
【0094】この場合、拡張機能付き白黒タイプのファ
クシミリ装置R3においては、フロッピーディスク装置
や出力端子を設けて、カラーデータの状態で外部に出力
できるようにすればよい。
【0095】また、上記4種類の組み合わせ以外の12
組について、組み合わせ(b)及び(f)では、標準カ
ラータイプとしてのファクシミリ機能が得られ、これ以
外の組み合わせ(10組み)では、標準白黒タイプとし
てのファクシミリ機能が得られる。
【0096】次に、伝送手順について説明する。図8は
この実施の形態における通信プロトコル例を示す図であ
る。
【0097】この実施の形態におけるファクシミリ通信
には、図8に示した通信プロトコルが採用される。この
通信プロトコルには、CED(Called Stat
ion Identification),NSF(N
on−Standard Facilities),C
SI(Called Station Identif
ication),DIS(Digital Iden
tificationSignal),NSS(Non
−Standard FacilitiesSet−u
p),TSI(Transmitting Stati
on Identification),DCS(Di
gital Command Signal),TCF
(Training Check Field),CF
R(Confirmation to Receiv
e),EOP(End OfProcedure),M
CF(Message Confirmation)の
各制御が使用される。
【0098】送信側装置から受信側装置に対して発信音
及び呼出音が送出されると、受信側装置にリンギングが
発生する。この後、受信側装置から送信側装置に対して
CED,NSF,CSI,及びDISが制御信号として
送出される。これは受信開始時のタイミングで実行され
る。
【0099】CEDは自装置が受信可能状態になったこ
とを送信側装置へ知らせる。受信側装置が拡張機能付き
タイプの場合には、NSFが有効な制御信号として使用
される。このNSFは、送信側装置へ自装置の拡張機能
情報(この場合、拡張機能情報メモリ292に格納され
ているデータを指す)を知らせる。また、CSIは、送
信側装置へ自装置の識別番号(電話番号等)を知らせ、
DISはグループ3仕様に応じて標準勧告に応じた自装
置の機能を知らせる。
【0100】続いて、送信側装置から受信側装置に対し
てNSS,又はTSI・DCSが送出され、さらにモデ
ムトレーニングの後にTCFが送出される。これは送信
開始時の送出タイミングで実行される。
【0101】NSSは、受信側装置へどのような送信形
態で送信を実施するのかを示す拡張機能情報(この場
合、受信側装置、自装置の両拡張機能情報に基づき設定
される、RAM29Cに格納されているデータを指す)
を知らせる。TSIは受信側装置へ自装置の識別番号
(電話番号等)を知らせ、DCSはグループ3仕様に応
じて標準勧告に応じた自装置の機能を知らせる。
【0102】そして、モデムトレーニングが実施され、
TCFにより画情報(カラーデータ、又は白黒データ)
の送信前に通信回線LNの品質チェックが行われる。
【0103】このモデムチェックの間に、受信側装置か
ら送信側装置に対してCFRが送出され、CFRがモデ
ムトレーニングが成功したことを送信側装置へ知らせ
る。
【0104】このようにしてモデムトレーニングが終了
すると、送信側装置から受信側装置に対して画情報が送
信され、EOPの送出で最終ページの画情報の送信が終
了したことを受信側装置へ知らせる。
【0105】この後、受信側装置から送信側装置に対し
てMCFが送出され、MCFが画情報を正常に受信した
ことを送信側に知らせる。
【0106】最後に、送信側装置から受信側装置に対し
てDCNが送出され、DCNが通信回線LNをファクシ
ミリ通信から電話通信に切り換えることを知らせる。
【0107】次に、送信動作について説明する。図9は
この実施の形態における送信動作を説明するフローチャ
ートである。このフローチャートは、送信側装置(拡張
機能付きカラータイプのファクシミリ装置T1もしくは
標準カラータイプのファクシミリ装置T2)によるファ
クシミリ送信動作を例に挙げている。
【0108】まず、ステップS1において受信側装置
(例えばファクシミリ装置R1〜R4のいずれか一つ)
に対して拡張機能情報が要求され、続くステップS2に
おいて受信側装置からの回答(拡張機能情報等)を受信
する処理が実行される。このときの回答すなわち受信デ
ータは一時的にRAM29Cに格納される。
【0109】次に、ステップS3においてRAM29C
に格納された受信データに基づいて受信側装置が拡張機
能付きタイプ(拡張機能付きカラータイプもしくは拡張
機能付き白黒タイプ)か、それとも標準タイプ(標準カ
ラータイプもしくは標準白黒タイプ)かを判断する処理
が実行される。
【0110】このステップS3において、拡張機能付き
タイプか否かの判断はファイル情報Bのファイル機能B
1やプリント情報Cのプリント機能C1に基づいて実行
される。そして、拡張機能付きタイプという判断結果が
得られた場合には、処理はステップS4に移行し、一
方、標準タイプという判断結果が得られた場合には、処
理はステップS9によるその他の処理に移行しその後に
終了する。
【0111】さて、ステップS4では、伝送情報Aの設
定が行われる。この伝送情報Aの場合には、受信側装置
も拡張機能付きタイプであって送信側装置の伝送情報A
の設定内容を満足できるのであれば、カラー機能A1,
標準方式A2,コンポーネントA3,サブサンプリング
A4,及び符号化方式A5が所要の設定内容に規定され
る。なお、この伝送情報Aは、送信側装置がカラータイ
プのため、カラー機能A1がカラータイプとして規定さ
れる。
【0112】続く、ステップS5では、ファイル情報B
の設定が行われる。このファイル情報Bの場合には、受
信側装置も拡張機能付きタイプであって送信側装置のフ
ァイル情報Bの設定内容を満足できるのであれば、ファ
イル機能B1,転送モードB2,及びファイルサイズB
3が所要の設定内容に規定される。なお、このファイル
情報Bにおいて、受信側装置に対してカラーファイリン
グを指示しない場合にファイル機能B1の規定は不要で
ある。すなわち、ファイル出力形態の指示を与えないこ
とになる。
【0113】そして、ステップS6では、プリント情報
Cの設定が行われる。このプリント情報Cの場合には、
受信側装置も拡張機能付きタイプであって送信側装置の
プリント情報Cの設定内容を満足できるのであれば、プ
リント機能C1,プリント部数C2,出力方式C3,解
像度C4,及び紙サイズC5が所要の設定内容に規定さ
れる。なお、このプリント情報Cにおいて、受信側装置
に対してカラープリント出力を指示しない場合にプリン
ト機能B1の規定は不要である。すなわち、プリント出
力形態の指示を与えないことになる。
【0114】続くステップS7において、以上のステッ
プS4,S5,S6でそれぞれ設定される拡張機能情報
は、送信側装置自身が拡張機能付きカラータイプの場合
に通信プロトコルにおけるNSS制御信号によって送信
され、もしくは送信側装置自身が標準カラータイプの場
合に通信プロトコルにおけるDCS制御信号によって送
信される。
【0115】このステップS7の後、ステップS8にお
いて前述した通信プロトコルに従って画情報(カラーデ
ータ)の送信が行われ、送信処理が終了する。
【0116】次に、受信動作について説明する。まず、
拡張機能付きカラータイプのファクシミリ装置T1もし
くは標準カラータイプのファクシミリ装置T2からファ
クシミリ受信を行う拡張機能付きカラータイプのファク
シミリ装置R1の動作を例に挙げる。図10はこの実施
の形態における受信動作の一例を説明するフローチャー
トである。
【0117】ファクシミリ装置R1では、まず、ステッ
プS21において、送信側装置の要求に応じて拡張機能
情報メモリ292に記憶されている伝送情報A,ファイ
ル情報B,及びプリント情報Cを読み出してこれを送信
側装置へ回答(送信)する処理が実行される。
【0118】この場合、受信側装置自身が拡張機能付き
カラータイプのため、通信プロトコルにおけるNSF制
御信号によって送信される。なお、標準タイプのファク
シミリ装置R2,ファクシミリ装置R4は、いずれも受
信側装置となった場合には拡張機能付きの送信側装置の
指示する拡張機能を実行できないため、NSF制御信号
を用いた回答はせず、DIS制御信号を用いた自装置の
標準機能を回答する。
【0119】続くステップS22では、送信側装置から
送られてくる拡張機能情報及び画情報の受信処理が実行
される。これは送信側装置において前述の送信処理のス
テップS7及びS8(図9参照)で実行される。なお、
拡張機能情報と画情報とは、RAM29Cに一時的に格
納される。
【0120】具体的には、送信側装置が拡張機能付きカ
ラータイプであった場合に通信プロトコルにおけるNS
S制御信号で拡張機能情報が受信され、もしくは送信側
装置が標準カラータイプであった場合に通信プロトコル
におけるDCS制御信号で拡張機能情報が受信される。
このようにして受信された拡張機能情報は一時的にRA
M29Cに格納される。
【0121】次に、処理はステップS23に移行して、
RAM29Cに格納された伝送情報Aを解読し、カラー
機能A1の設定内容から送信側装置がカラータイプか、
それとも白黒タイプかの判断を行う。
【0122】そして、カラータイプであるという判断結
果が得られた場合には、処理はステップS25に移行
し、一方、白黒タイプであるという判断結果が得られた
場合には、処理はステップS24に移行して標準白黒タ
イプに応じた白黒プリント出力を行うようにカラープリ
ンタ3を制御する。このステップS24の後、受信処理
は終了する。
【0123】さて、処理がステップS25に移行した場
合には、さらに続いてRAM29Cに格納されたプリン
ト情報Cを解読し、プリント機能C1の設定内容からカ
ラープリント出力の要求すなわち拡張機能によるプリン
ト要求があるか否かの判断を行う。そして、プリント要
求ありという判断結果が得られた場合には、処理はステ
ップS26に移行する。
【0124】このステップS26では、プリント情報C
のプリント部数C2の設定内容から要求するプリント部
数が確認され、そのプリント部数分のカラープリント出
力を行うようにカラープリンタ3が制御される。このス
テップS26の後、処理はステップS27に移行する。
【0125】また、上述したステップS24においてプ
リント要求なしという判断結果が得られた場合には、処
理はステップS27に移行して、さらにRAM29Cに
格納されたファイル情報Bを解読し、ファイル機能B1
の設定内容からカラーファイリングの要求すなわち拡張
機能によるファイリング要求があるか否かの判断を行
う。
【0126】そして、ファイリング要求ありという判断
結果が得られた場合には、処理はステップS29に移行
してカラーファイリングを行い、一方、ファイリング要
求なしという判断結果が得られた場合には、送信側装置
より拡張機能の指示がないものと判断され、処理はステ
ップS28に移行して通常の標準カラータイプに応じた
カラープリント出力を行うようにカラープリンタ3を制
御する。以上のステップS28又はS29の後、受信処
理は終了する。
【0127】なお、拡張機能はプリント要求とファイリ
ング要求とのいずれか一方、もしくはその両方を送信側
装置によって指示することができる。したがって、図1
0のフローチャートにおいて、ステップS26によるカ
ラープリント動作の後にステップS27でファイル要求
を確認できた場合には、ステップS29によるカラーフ
ァイリングも実行することができる。
【0128】また、ステップS29では、カラーファイ
リングが正常に動作したのか否かを受信側装置のユーザ
に知らせるため、ヘッダページをカラーもしくは白黒で
プリントするように、カラープリンタ3が制御される。
【0129】また、ステップS26によるカラープリン
トが実行された後に処理がステップS28まで移行した
場合には、プリント機能についてはすでに拡張機能が選
択されていることから、ステップS28において標準カ
ラータイプに応じたカラープリントは実行されず、その
まま受信処理が終了する。
【0130】さて、上述したステップS26では、他の
項目、すなわち出力方式C3,解像度C4,紙サイズC
5についてもRAM29Cに格納されたプリント情報C
によって確認される。
【0131】出力方式Cについては、受信側装置のカラ
ープリンタ3が、図6に示した如く電子写真、インクジ
ェット、昇華型、銀塩のいずれかひとつに該当すればよ
いが、解像度C4や紙サイズC5については、送信側装
置の要求する解像度や紙サイズに適合できない場合があ
る。この場合には、次の(1)〜(5)までの5つの方
法で対処してもよい。
【0132】すなわち、5つの方法とは、(1)受信側
装置に備わっている解像度や紙サイズにプリント出力形
態を変更してプリント出力する、(2)記録紙へのプリ
ント出力を中止する、(3)ファクシミリ通信の送付状
付きで自動的にハードディスク装置4を作動させ、ハー
ドディスクへのカラーファイリングを実施する、(4)
受信された画情報に基づいて受信原稿の一部をカラータ
イプもしくは白黒タイプでプリント出力し、送付状付き
で自動的にハードディスク装置4を作動させ、ハードデ
ィスクへのカラーファイリングを実施する、そして
(5)プリント出力形態を白黒タイプに変更して白黒プ
リント出力を実施する、である。これらの方法は、事
前、もしくはその時点で実行できるように操作すればよ
い。
【0133】その操作には、例えばスイッチを設けるこ
とが好適であり、この場合にはハードスイッチ、ソフト
スイッチのいずれでもよい。
【0134】そして、その操作状態を送信側装置へ通知
するようにすれば、発信者に対して送信結果を確認させ
ることができる。
【0135】また、ファイル機能B1の規定に応じてカ
ラーファイリングを行う際に、受信された画情報をカラ
ーファイリングするだけの空き容量がハードディスクに
ない場合には、画情報の受信前に送信を停止させること
が好ましい。したがって、拡張機能情報を受信した段階
(画情報の受信前)で伝送情報A,ファイル情報B,及
びプリント情報Cを解読して受信可否を判断すればよ
く、受信不可であれば、エラー等の状態を擬似的に発生
することで送信側装置に通信を中止させることができ
る。
【0136】また、ステップS29では、受信された画
情報がカラーデータ、もしくは白黒データであることに
関係なくヘッダページの出力を白黒プリントに統一して
もよい。もしヘッダページの画情報がカラーデータであ
れば、L*a*b*色空間の内のL*成分のみを白黒デ
ータに変換してプリント処理すればよく、プリント処理
が簡略化される。
【0137】また、ステップS25によるプリント要求
とステップS27によるファイル要求について処理の順
番を入れ替え、プリント要求よりも先にファイル要求を
確認するようにしてもよい。
【0138】この場合には、ステップS29によるカラ
ーファイリングの後にステップS25のプリント要求の
判断が入り、そのプリント要求があればステップS26
によるカラープリント出力を行い、そのプリント要求が
なければ標準カラータイプによるプリント出力を行うよ
うにする。また、ステップS27では、ファイル要求が
あってもなくても次にステップS25のプリント要求が
くることになる。
【0139】また、上述のようにプリント要求とファイ
ル要求の処理の順番を入れ替えた場合には、個々の出力
形態(ステップS24,S26,S28,S29)で処
理を実行する際に画情報を受信すればよい。もしカラー
ファイリング後にプリント要求があってもハードディス
クからデータを読み出することでカラープリント出力は
可能である。
【0140】続いて、拡張機能付きカラータイプのファ
クシミリ装置T1もしくは標準カラータイプのファクシ
ミリ装置T2からのファクシミリ受信を行う拡張機能付
き白黒タイプのファクシミリ装置R3の動作を例に挙げ
る。図11はこの実施の形態における受信動作の他の例
を説明するフローチャートである。
【0141】ファクシミリ装置R3では、まず、ステッ
プS31において、送信側装置の要求に応じて拡張機能
情報メモリ292に記憶されている伝送情報A,ファイ
ル情報B,及びプリント情報Cを読み出してこれを送信
側装置へ回答(送信)する処理が実行される。この場
合、受信側装置自身が拡張機能付き白黒タイプのため、
拡張機能情報は通信プロトコルにおけるNSF制御信号
によって送信される。
【0142】続くステップS32では、送信側装置から
送られてくる拡張機能情報の受信処理が実行される。こ
れは送信側装置において前述の送信処理のステップS7
(図9参照)で実行される。なお、拡張機能情報は、前
述のファクシミリ装置R1の場合と同様にRAM29C
に一時的に格納される。
【0143】次に、処理はステップS33に移行して、
RAM29Cに格納された伝送情報Aを解読し、カラー
機能A1の設定内容からカラータイプか、それとも白黒
タイプかの判断を行う。
【0144】そして、カラータイプであるという判断結
果が得られた場合には、処理はステップS35に移行す
る。一方、白黒タイプであるという判断結果が得られた
場合には、処理は、ステップS34に移行して、画情報
を受信しながら標準白黒タイプに応じた白黒プリント出
力を行うように白黒プリンタ30を制御する。このステ
ップS34の後、受信処理は終了する。
【0145】さて、処理がステップS35に移行した場
合には、さらに続いてRAM29Cに格納されたファイ
ル情報Bを解読し、ファイル機能B1の設定内容からカ
ラーファイリングの要求すなわち拡張機能によるファイ
リング要求があるか否かの判断を行う。このように、こ
の処理手順でプリント機能C1の設定内容を確認しない
のは、自装置のプリント機能が白黒タイプのためであ
る。
【0146】そして、ファイリング要求ありという判断
結果が得られた場合には、処理はステップS37に移行
して、画情報を受信しながらヘッダ出力とカラーファイ
リングとを行う。一方、ファイリング要求なしという判
断結果が得られた場合には、送信側装置より拡張機能の
指示がないものと判断され、処理はステップS36に移
行して受信不可処理を実行する。この後、受信処理は終
了する。
【0147】なお、ステップS37では、カラーファイ
リングが正常に動作したのか否かを、受信側装置のユー
ザに知らせるため、ヘッダページを白黒でプリントする
ように、白黒プリンタ30が制御される。
【0148】次に、前述のステップS29及びステップ
S37における一変形例ついて説明する。図12はこの
実施の形態の一変形例におけるプリント例を示す図であ
る。
【0149】この変形例によるヘッダページのプリント
出力では、図12(a),(b),(c)に示したよう
に、例えば3種のプリント方法を用意してその中からひ
とつを選択可能とする。図12(a),(b),(c)
にそれぞれ示したプリントPT1,PT2,PT3は、
共通して発信元記録挿入部INFをページの先端部分に
プリントする形式である。
【0150】この発信元記録挿入部INFには、ID
(発信元電話番号等)、発信日時、ファイル番号、宛
先、発信元(会社名、部署名、個人名等)等の情報が含
まれている。
【0151】プリントPT1には、ヘッダページの画情
報のイメージIMGを発信元記録挿入部INFに重畳さ
せた形式が採用される。これは、ヘッダページのイメー
ジを損なわないようにプリントする場合に有効である。
【0152】プリントPT2には、ヘッダページの画情
報のイメージIMGについて発信元記録挿入部INFに
重なる部分を除去させた形式が採用される。これは、発
信元記録挿入部INFの情報を明瞭に独立させて提示す
る場合に有効である。
【0153】プリントPT3には、ヘッダページの画情
報のイメージIMGについて、発信元記録挿入部INF
に重なる部分を除去すると共に、発信元記録挿入部IN
FとイメージIMG間を一定距離だけ離間させるように
スペースSPを設けた形式が採用される。これは、プリ
ントPT2の場合よりも発信元記録挿入部INFの情報
を一層明瞭に独立させて提示する場合に有効である。
【0154】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、拡張機能付きカラータイプもしくは標準カラータ
イプの送信側装置が拡張機能付きの受信側装置の受信機
能に応じた拡張機能によって受信側装置の出力動作を制
御するようにしたので、送信側装置により受信側装置の
受信能力に応じて最適なファクシミリ通信が実現され
る。その結果、受信側装置の実用性を向上させることが
可能である。
【0155】特に、送信側装置の拡張機能情報によって
受信側装置のファイル出力動作とプリント出力動作との
いずれか一方、もしくはその両方を制御するようにした
ので、送信側装置により受信側装置の受信能力に応じて
ファイル出力動作やプリント出力動作を制御することが
できる。
【0156】また、拡張機能付きカラータイプもしくは
標準カラータイプの送信側装置が拡張機能付き白黒タイ
プの受信側装置のファイル出力形態(カラーファイリン
グ)とプリント出力形態(白黒プリント出力)とを含む
受信形態に応じた拡張機能情報によって受信側装置の出
力動作を制御し、その際、送信側装置の拡張機能情報に
ファイル出力形態の指示、もしくはカラータイプのプリ
ント出力形態の指示があった場合に受信側装置において
送信側装置からの受信データ(カラーデータ)をハード
ディスクに記憶するようにしたので、送信側装置により
受信側装置の受信能力に応じてカラータイプのプリント
出力形態をファイル出力形態に置き換えることが可能で
ある。
【0157】さらに言及すれば、拡張機能付き白黒タイ
プのファクシミリ装置に対してカラープリントを強要す
ることはなく、受信側装置の出力形態すなわち白黒プリ
ント出力に合わせて適宜カラーファイリングを動作させ
ることができ、受信側装置の性能の範囲内でもっとも良
好な出力形態を選択することができる。
【0158】また、送信側装置によって設定される拡張
機能情報に、伝送情報Aとして、カラーデータ/白黒デ
ータを規定するカラー機能A1、階調データ等のデータ
量を規定するコンポーネントA3、及び符号化方式デー
タを規定する符号化方式A5のいずれか一つ、もしくは
その組み合わせを含めたので、受信側装置では送信側装
置から受信される伝送情報に適宜応じて最適なファクシ
ミリ受信が実現される。
【0159】また、通信プロトコルをITU−Tカラー
ファクシミリ標準勧告に従う伝送手順にしたので、送受
信側装置間で拡張機能を有効利用することが可能であ
る。
【0160】また、プリント出力形態を示す拡張機能情
報にプリント部数の情報を含めたので、送信側装置の要
求に応じた受信形態で指示される部数のプリント出力が
実現される。その結果、複写機の力を借りずに画像劣化
のないカラー画像や多値画像の状態での出力が完了する
ことから、また、受信側装置の受信能力に応じて送信側
装置の要求に応じた受信形態で出力に要する時間を短縮
することから、受信側装置の実用性を向上することが可
能である。
【0161】さらに言及すれば、一度紙にプリントした
ものを再度複写する場合と異なって、階調や色再現性等
の点で送信側装置にセットされた元の原稿画像に近い出
力を得ることができる。
【0162】また、プリント出力形態を示す拡張機能情
報に解像度情報を含めたので、送信側装置の要求に応じ
た受信形態で指示される解像度のプリント出力が実現さ
れる。
【0163】また、プリント出力形態を示す拡張機能情
報にプリント用紙のサイズ情報を含めたので、送信側装
置の要求に応じた受信形態で指示されるプリント用紙の
サイズでプリント出力が実現される。
【0164】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、送信側装置に対して自装置の受信形態を拡張機
能情報によって送信するようにしたので、自装置の受信
能力に応じて最適なファクシミリ通信が実現され、これ
によって、受信側の実用性を向上させることが可能なフ
ァクシミリ装置を得られるという効果を奏する。
【0165】また、請求項2の発明によれば、送信側装
置に対して自装置のファイル出力形態を含む受信形態を
拡張機能情報によって送信するようにしたので、自装置
の受信能力に応じてファイル出力動作を制御することで
最適なファクシミリ通信が実現され、これによって、受
信側の実用性を向上させることが可能なファクシミリ装
置を得られるという効果を奏する。
【0166】また、請求項3の発明によれば、送信側装
置に対して自装置のプリント出力形態を含む受信形態を
拡張機能情報によって送信するようにしたので、自装置
の受信能力に応じてプリント出力動作を制御することで
最適なファクシミリ通信が実現され、これによって、受
信側の実用性を向上させることが可能なファクシミリ装
置を得られるという効果を奏する。
【0167】また、請求項4の発明によれば、送信側装
置の拡張機能情報に応じてファイル出力動作とプリント
出力動作とのいずれか一方、もしくはその両方の出力動
作を制御し、特に、送信側装置の拡張機能情報にファイ
ル出力形態の指示があった場合に送信側装置からの受信
データを記憶するようにしたので、自装置の受信能力に
応じてファイル出力動作やプリント出力動作を制御する
ことで最適なファクシミリ通信が実現され、これによっ
て、受信側の実用性を向上させることが可能なファクシ
ミリ装置を得られるという効果を奏する。
【0168】また、請求項5の発明によれば、送信側装
置に対して自装置のファイル出力形態と白黒タイプのプ
リント出力形態とを含む受信形態を拡張機能情報によっ
て送信して、送信側装置の拡張機能情報にファイル出力
形態の指示、もしくはカラータイプのプリント出力形態
の指示があった場合に送信側装置からの受信データを記
憶するようにしたので、自装置の受信能力に応じてカラ
ータイプのプリント出力形態をファイル出力形態に置き
換えることで最適なファクシミリ通信が実現され、これ
によって、受信側の実用性を向上させることが可能なフ
ァクシミリ装置を得られるという効果を奏する。
【0169】また、請求項6の発明によれば、請求項1
〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記所定の
通信プロトコルをITU−Tカラーファクシミリ標準勧
告に従う伝送手順にしたので、送信側装置との間で拡張
機能を有効利用することが可能なファクシミリ装置を得
られるという効果を奏する。
【0170】また、請求項7の発明によれば、請求項
3、4又は5に記載の発明において、プリント出力形態
を示す拡張機能情報はプリント部数情報を含むようにし
たので、送信側装置の要求に応じた受信形態で指示され
る部数のプリント出力が実現され、これによって、複写
機の力を借りずに画像劣化のないカラー画像や多値画像
の状態での出力が完了することから、また、自装置の受
信能力に応じて送信側装置の要求に応じた受信形態で出
力に要する時間を短縮することから、受信側の実用性を
向上することが可能なファクシミリ装置を得られるとい
う効果を奏する。
【0171】また、請求項8の発明によれば、請求項
3、4又は5に記載の発明において、プリント出力形態
を示す拡張機能情報が解像度情報を含むようにしたの
で、送信側装置の要求に応じた受信形態で指示される解
像度のプリント出力が実現され、これによって、複写機
の力を借りずに画像劣化のないカラー画像や多値画像の
状態での出力が完了することから、また、自装置の受信
能力に応じて送信側装置の要求に応じた受信形態で出力
に要する時間を短縮することから、受信側の実用性を向
上することが可能なファクシミリ装置を得られるという
効果を奏する。
【0172】また、請求項9の発明によれば、請求項
3、4又は5に記載の発明において、プリント出力形態
を示す拡張機能情報はプリント用紙のサイズ情報を含む
ようにしたので、送信側装置の要求に応じた受信形態で
指示されるプリント用紙のサイズでプリント出力が実現
され、これによって、複写機の力を借りずに画像劣化の
ないカラー画像や多値画像の状態での出力が完了するこ
とから、また、自装置の受信能力に応じて送信側装置の
要求に応じた受信形態で出力に要する時間を短縮するこ
とから、受信側の実用性を向上することが可能なファク
シミリ装置を得られるという効果を奏する。
【0173】また、請求項10の発明によれば、送信側
装置が受信側装置の受信機能に応じた拡張機能によって
受信側装置の出力動作を制御するようにしたので、送信
側装置により受信側装置の受信能力に応じて最適なファ
クシミリ通信が実現され、これによって、受信側装置の
実用性を向上させることが可能なファクシミリ通信シス
テムを得られるという効果を奏する。
【0174】また、請求項11の発明によれば、送信側
装置が受信側装置の受信機能に応じた拡張機能によって
受信側装置の出力動作を制御し、その際、送信側装置の
拡張機能情報によってファイル出力動作を制御するよう
にしたので、送信側装置により受信側装置の受信能力に
応じてファイル出力動作を制御することで最適なファク
シミリ通信が実現され、これによって、受信側装置の実
用性を向上させることが可能なファクシミリ通信システ
ムを得られるという効果を奏する。
【0175】請求項12の発明によれば、送信側装置が
受信側装置の受信機能に応じた拡張機能によって受信側
装置の出力動作を制御し、その際、送信側装置の拡張機
能情報によってプリント出力動作を制御するようにした
ので、送信側装置により受信側装置の受信能力に応じて
プリント出力動作を制御することで最適なファクシミリ
通信が実現され、これによって、受信側装置の実用性を
向上させることが可能なファクシミリ通信システムを得
られるという効果を奏する。
【0176】また、請求項13の発明によれば、送信側
装置が受信側装置の受信機能に応じた拡張機能によって
受信側装置の出力動作を制御し、その際、送信側装置の
拡張機能情報によってファイル出力動作とプリント出力
動作とのいずれか一方、もしくはその両方を制御するよ
うにしたので、送信側装置により受信側装置の受信能力
に応じてファイル出力動作やプリント出力動作を制御す
ることで最適なファクシミリ通信が実現され、これによ
って、受信側装置の実用性を向上させることが可能なフ
ァクシミリ通信システムを得られるという効果を奏す
る。
【0177】また、請求項14の発明によれば、送信側
装置が受信側装置のファイル出力形態と白黒タイプのプ
リント出力形態とを含む受信形態に応じた拡張機能情報
によって受信側装置の出力動作を制御し、その際、送信
側装置の拡張機能情報にファイル出力形態の指示、もし
くはカラータイプのプリント出力形態の指示があった場
合に送信側装置からの受信データを記憶するようにした
ので、送信側装置により受信側装置の受信能力に応じて
カラータイプのプリント出力形態をファイル出力形態に
置き換えることで最適なファクシミリ通信が実現され、
これによって、受信側装置の実用性を向上させることが
可能なファクシミリ通信システムを得られるという効果
を奏する。
【0178】また、請求項15の発明によれば、請求項
10〜14のいずれか一つに記載の発明において、設定
手段により設定される拡張機能情報に、伝送情報とし
て、カラーデータ/白黒データ、階調データ等のデータ
量、及び符号化方式データのいずれか一つ、もしくはそ
の組み合わせを含めたので、受信側装置では送信側装置
から受信される伝送情報に適宜応じて最適なファクシミ
リ受信が実現され、これによって、受信側装置の実用性
を向上させることが可能なファクシミリ通信システムを
得られるという効果を奏する。
【0179】また、請求項16の発明によれば、請求項
10〜14のいずれか一つに記載の発明において、所定
の通信プロトコルをITU−Tカラーファクシミリ標準
勧告に従う伝送手順にしたので、送信側装置との間で拡
張機能を有効利用することが可能なファクシミリ通信シ
ステムを得られるという効果を奏する。
【0180】また、請求項17の発明によれば、請求項
12、13又は14に記載の発明において、プリント出
力形態を示す拡張機能情報にプリント部数情報を含めた
ので、送信側装置の要求に応じた受信形態で指示される
部数のプリント出力が実現され、これによって、複写機
の力を借りずに画像劣化のないカラー画像や多値画像の
状態での出力が完了することから、また、受信側装置の
受信能力に応じて送信側装置の要求に応じた受信形態で
出力に要する時間を短縮することから、受信側装置の実
用性を向上することが可能なファクシミリ通信システム
を得られるという効果を奏する。
【0181】また、請求項18の発明によれば、請求項
12、13又は14に記載の発明において、プリント出
力形態を示す拡張機能情報に解像度情報を含めたので、
送信側装置の要求に応じた受信形態で指示される解像度
のプリント出力が実現され、これによって、複写機の力
を借りずに画像劣化のないカラー画像や多値画像の状態
での出力が完了することから、また、受信側装置の受信
能力に応じて送信側装置の要求に応じた受信形態で出力
に要する時間を短縮することから、受信側装置の実用性
を向上することが可能なファクシミリ通信システムを得
られるという効果を奏する。
【0182】また、請求項19の発明によれば、12、
13又は14に記載の発明において、プリント出力形態
を示す拡張機能情報にプリント用紙のサイズ情報を含め
たので、送信側装置の要求に応じた受信形態で指示され
るプリント用紙のサイズでプリント出力が実現され、こ
れによって、複写機の力を借りずに画像劣化のないカラ
ー画像や多値画像の状態での出力が完了することから、
また、受信側装置の受信能力に応じて送信側装置の要求
に応じた受信形態で出力に要する時間を短縮することか
ら、受信側装置の実用性を向上することが可能なファク
シミリ通信システムを得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るファクシミリ装置の一実施の形
態によるカラータイプの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明に係るファクシミリ装置の一実施の形
態による白黒タイプの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】この実施の形態による拡張機能情報メモリのメ
モリ構成例を示す図である。
【図4】拡張機能情報における伝送情報の一例を示す図
である。
【図5】拡張機能情報におけるファイル情報の一例を示
す図である。
【図6】拡張機能情報におけるプリント情報の一例を示
す図である。
【図7】この実施の形態における送受信タイプの組み合
わせの一例を示す図である。
【図8】この実施の形態におけるプロトコル例を示す図
である。
【図9】この実施の形態における送信動作を説明するフ
ローチャートである。
【図10】この実施の形態における受信動作の一例を説
明するフローチャートである。
【図11】この実施の形態における受信動作の他の例を
説明するフローチャートである。
【図12】この実施の形態の一変形例におけるプリント
例を示す図である。
【符号の説明】
2 信号処理部 3 カラープリンタ 4 ハードディスク装置 20 信号処理部 30 白黒プリンタ 29 制御部 29A CPU 29B ROM 29C RAM 129 制御部 129A CPU 129B ROM 129C RAM 291 アプリケーションプログラムメモ
リ 292 拡張機能情報メモリ 1291 アプリケーションプログラムメ
モリ 1292 拡張機能情報メモリ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ通信を行うファクシミリ装置において、 自装置の受信形態を示す拡張機能情報を記憶する拡張機
    能記憶手段と、 前記所定の通信プロトコルに従ってファクシミリ受信を
    行う際に同通信プロトコルに従ってファクシミリ送信を
    行う送信側装置に対して前記拡張機能記憶手段に記憶さ
    れた拡張機能情報を送信する送信手段と、 前記送信手段の送信後に前記拡張機能記憶手段に記憶さ
    れた拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信
    して出力動作を制御する出力制御手段と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ通信を行うファクシミリ装置において、 自装置のファイル出力形態を含む受信形態を示す拡張機
    能情報を記憶する拡張機能記憶手段と、 受信データを記憶するデータ記憶手段と、 前記所定の通信プロトコルに従ってファクシミリ受信を
    行う際に同通信プロトコルに従ってファクシミリ送信を
    行う送信側装置に対して前記拡張機能記憶手段に記憶さ
    れた拡張機能情報を送信する送信手段と、 前記送信手段の送信に応じて前記送信側装置から要求さ
    れる拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信
    して出力動作を制御する出力制御手段と、 を備え、 前記出力制御手段は前記送信側装置の拡張機能情報によ
    ってファイル出力形態が指示された場合に前記データ記
    憶手段に前記送信側装置からの受信データを記憶するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ通信を行うファクシミリ装置において、 自装置のプリント出力形態を含む受信形態を示す拡張機
    能情報を記憶する拡張機能記憶手段と、 前記所定の通信プロトコルに従ってファクシミリ受信を
    行う際に同通信プロトコルに従ってファクシミリ送信を
    行う送信側装置に対して前記拡張機能記憶手段に記憶さ
    れた拡張機能情報を送信する送信手段と、 前記送信手段の送信に応じて前記送信側装置から要求さ
    れる拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信
    して出力動作を制御する出力制御手段と、 を備え、 前記出力制御手段は前記送信側装置の拡張機能情報によ
    ってプリント出力形態が指示された場合にプリント出力
    動作を制御することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ通信を行うファクシミリ装置において、 自装置のファイル出力形態とプリント出力形態とを含む
    受信形態を示す拡張機能情報を記憶する拡張機能記憶手
    段と、 受信データを記憶するデータ記憶手段と、 前記所定の通信プロトコルに従ってファクシミリ受信を
    行う際に同通信プロトコルに従ってファクシミリ送信を
    行う送信側装置に対して前記拡張機能記憶手段に記憶さ
    れた拡張機能情報を送信する送信手段と、 前記送信手段の送信に応じて前記送信側装置から要求さ
    れる拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信
    して出力動作を制御する出力制御手段と、 を備え、 前記出力制御手段は、前記送信側装置の拡張機能情報に
    よってファイル出力形態とプリント出力形態とのいずれ
    か一方、もしくはその両方が指示された場合、ファイル
    出力動作とプリント出力動作とのいずれか一方、もしく
    はその両方の出力動作を制御すると共に、前記送信側装
    置の拡張機能情報にファイル出力形態の指示があった場
    合、前記データ記憶手段に前記送信側装置からの受信デ
    ータを記憶することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ通信を行うファクシミリ装置において、 自装置のファイル出力形態と白黒タイプのプリント出力
    形態とを含む受信形態を示す拡張機能情報を記憶する拡
    張機能記憶手段と、 受信データを記憶するデータ記憶手段と、 前記所定の通信プロトコルに従ってファクシミリ受信を
    行う際に同通信プロトコルに従ってファクシミリ送信を
    行う送信側装置に対して前記拡張機能記憶手段に記憶さ
    れた拡張機能情報を送信する送信手段と、 前記送信手段の送信に応じて前記送信側装置から要求さ
    れる拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信
    して出力動作を制御する出力制御手段と、 を備え、 前記出力制御手段は、前記送信側装置の拡張機能情報に
    ファイル出力形態の指示、もしくはカラータイプのプリ
    ント出力形態の指示があった場合、前記データ記憶手段
    に前記送信側装置からの受信データを記憶することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の通信プロトコルはITU−T
    カラーファクシミリ標準勧告に従う伝送手順であること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のファ
    クシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記プリント出力形態を示す拡張機能情
    報はプリント部数情報を含むことを特徴とする請求項
    3、4又は5に記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記プリント出力形態を示す拡張機能情
    報は解像度情報を含むことを特徴とする請求項3、4又
    は5に記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記プリント出力形態を示す拡張機能情
    報はプリント用紙のサイズ情報を含むことを特徴とする
    請求項3、4又は5に記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 通信回線に接続され、所定の通信プロ
    トコルに従ってファクシミリ送信を行う、通信回線に接
    続された送信側装置と、 前記通信回線に接続され、前記送信側装置と前記通信回
    線を介して前記所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ受信を行う受信側装置と、 を備え、 前記送信側装置は、 自装置の送信形態を示す拡張機能情報を記憶する第1記
    憶手段と、 前記受信側装置に対して拡張機能情報の送信を要求し、
    その回答である前記受信側装置の拡張機能情報と前記第
    1記憶手段に記憶された拡張機能情報とに基づいてファ
    クシミリ送信する際の拡張機能情報を設定する設定手段
    と、 前記設定手段により設定された拡張機能情報を前記受信
    側装置に通知して前記ファクシミリ送信を制御する送信
    制御手段と、 を有し、 前記受信側装置は、 自装置の受信形態を示す拡張機能情報を記憶する第2記
    憶手段と、 前記送信側装置の要求に応じて前記送信側装置に対して
    前記第2記憶手段に記憶された拡張機能情報を回答する
    回答手段と、 前記回答手段の回答後に前記送信側装置から通知される
    拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信して
    出力動作を制御する出力制御手段と、 を有したことを特徴とするファクシミリ通信システム。
  11. 【請求項11】 通信回線に接続され、所定の通信プロ
    トコルに従ってファクシミリ送信を行う、通信回線に接
    続された送信側装置と、 前記通信回線に接続され、前記送信側装置と前記通信回
    線を介して前記所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ受信を行う受信側装置と、 を備え、 前記送信側装置は、 自装置の送信形態を示す拡張機能情報を記憶する第1記
    憶手段と、 前記受信側装置に対して拡張機能情報の送信を要求し、
    その回答である前記受信側装置の拡張機能情報と前記第
    1記憶手段に記憶された拡張機能情報とに基づいてファ
    クシミリ送信する際の拡張機能情報を設定する設定手段
    と、 前記設定手段により設定された拡張機能情報を前記受信
    側装置に通知して前記ファクシミリ送信を制御する送信
    制御手段と、 を有し、 前記受信側装置は、 自装置のファイル出力形態を含む受信形態を示す拡張機
    能情報を記憶する第2記憶手段と、 受信データを記憶するデータ記憶手段と、 前記送信側装置の要求に応じて前記送信側装置に対して
    前記第2記憶手段に記憶された拡張機能情報を回答する
    回答手段と、 前記回答手段の回答後に前記送信側装置から通知される
    拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信して
    出力動作を制御する出力制御手段と、 を有し、 前記出力制御手段は前記送信側装置の拡張機能情報によ
    ってファイル出力形態が指示された場合に前記データ記
    憶手段に前記送信側装置からの受信データを記憶するこ
    とを特徴とするファクシミリ通信システム。
  12. 【請求項12】 通信回線に接続され、所定の通信プロ
    トコルに従ってファクシミリ送信を行う、通信回線に接
    続された送信側装置と、 前記通信回線に接続され、前記送信側装置と前記通信回
    線を介して前記所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ受信を行う受信側装置と、 を備え、 前記送信側装置は、 自装置の送信形態を示す拡張機能情報を記憶する第1記
    憶手段と、 前記受信側装置に対して拡張機能情報の送信を要求し、
    その回答である前記受信側装置の拡張機能情報と前記第
    1記憶手段に記憶された拡張機能情報とに基づいてファ
    クシミリ送信する際の拡張機能情報を設定する設定手段
    と、 前記設定手段により設定された拡張機能情報を前記受信
    側装置に通知して前記ファクシミリ送信を制御する送信
    制御手段と、 を有し、 前記受信側装置は、 自装置のプリント出力形態を含む受信形態を示す拡張機
    能情報を記憶する第2記憶手段と、 前記送信側装置の要求に応じて前記送信側装置に対して
    前記第2記憶手段に記憶された拡張機能情報を回答する
    回答手段と、 前記回答手段の解答後に前記送信側装置から通知される
    拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信して
    出力動作を制御する出力制御手段と、 を備え、 前記出力制御手段は前記送信側装置の拡張機能情報によ
    ってプリント出力形態が指示された場合にプリント出力
    動作を制御することを特徴とするファクシミリ通信シス
    テム。
  13. 【請求項13】 通信回線に接続され、所定の通信プロ
    トコルに従ってファクシミリ送信を行う、通信回線に接
    続された送信側装置と、 前記通信回線に接続され、前記送信側装置と前記通信回
    線を介して前記所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ受信を行う受信側装置と、 を備え、 前記送信側装置は、 自装置の送信形態を示す拡張機能情報を記憶する第1記
    憶手段と、 前記受信側装置に対して拡張機能情報の送信を要求し、
    その回答である前記受信側装置の拡張機能情報と前記第
    1記憶手段に記憶された拡張機能情報とに基づいてファ
    クシミリ送信する際の拡張機能情報を設定する設定手段
    と、 前記設定手段により設定された拡張機能情報を前記受信
    側装置に通知して前記ファクシミリ送信を制御する送信
    制御手段と、 を有し、 前記受信側装置は、 自装置のファイル出力形態とプリント出力形態とを含む
    受信形態を示す拡張機能情報を記憶する第2記憶手段
    と、 受信データを記憶するデータ記憶手段と、 前記送信側装置の要求に応じて前記送信側装置に対して
    前記第2記憶手段に記憶された拡張機能情報を回答する
    回答手段と、 前記回答手段の回答後に前記送信側装置から通知される
    拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信して
    出力動作を制御する出力制御手段と、 を備え、 前記出力制御手段は、前記送信側装置の拡張機能情報に
    よってファイル出力形態とプリント出力形態とのいずれ
    か一方、もしくはその両方が指示された場合、ファイル
    出力動作とプリント出力動作とのいずれか一方、もしく
    はその両方の出力動作を制御すると共に、前記送信側装
    置の拡張機能情報にファイル出力形態の指示があった場
    合、前記データ記憶手段に前記送信側装置からの受信デ
    ータを記憶することを特徴とするファクシミリ通信シス
    テム。
  14. 【請求項14】 通信回線に接続され、所定の通信プロ
    トコルに従ってファクシミリ送信を行う、通信回線に接
    続された送信側装置と、 前記通信回線に接続され、前記送信側装置と前記通信回
    線を介して前記所定の通信プロトコルに従ってファクシ
    ミリ受信を行う受信側装置と、 を備え、 前記送信側装置は、 自装置の送信形態を示す拡張機能情報を記憶する第1記
    憶手段と、 前記受信側装置に対して拡張機能情報の送信を要求し、
    その回答である前記受信側装置の拡張機能情報と前記第
    1記憶手段に記憶された拡張機能情報とに基づいてファ
    クシミリ送信する際の拡張機能情報を設定する設定手段
    と、 前記設定手段により設定された拡張機能情報を前記受信
    側装置に通知して前記ファクシミリ送信を制御する送信
    制御手段と、 を有し、 前記受信側装置は、 自装置のファイル出力形態と白黒タイプのプリント出力
    形態とを含む受信形態を示す拡張機能情報を記憶する第
    2記憶手段と、 受信データを記憶するデータ記憶手段と、 前記送信側装置の要求に応じて前記送信側装置に対して
    前記第2記憶手段に記憶された拡張機能情報を回答する
    回答手段と、 前記回答手段の回答後に前記送信側装置から通知される
    拡張機能情報に基づく受信形態でファクシミリ受信して
    出力動作を制御する出力制御手段と、 を備え、 前記出力制御手段は、前記送信側装置の拡張機能情報に
    ファイル出力形態の指示、もしくはカラータイプのプリ
    ント出力形態の指示があった場合、前記データ記憶手段
    に前記送信側装置からの受信データを記憶することを特
    徴とするファクシミリ通信システム。
  15. 【請求項15】 前記設定手段により設定される拡張機
    能情報は、伝送情報として、カラーデータ/白黒デー
    タ、階調データ等のデータ量、及び符号化方式データの
    いずれか一つ、もしくはその組み合わせを含むことを特
    徴とする請求項10〜14のいずれか一つに記載のファ
    クシミリ通信システム。
  16. 【請求項16】 前記所定の通信プロトコルはITU−
    Tカラーファクシミリ標準勧告に従う伝送手順であるこ
    とを特徴とする請求項10〜14のいずれか一つに記載
    のファクシミリ通信システム。
  17. 【請求項17】 前記プリント出力形態を示す拡張機能
    情報はプリント部数情報を含むことを特徴とする請求項
    12、13又は14に記載のファクシミリ通信システ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記プリント出力形態を示す拡張機能
    情報は解像度情報を含むことを特徴とする請求項12、
    13又は14に記載のファクシミリ通信システム。
  19. 【請求項19】 前記プリント出力形態を示す拡張機能
    情報はプリント用紙のサイズ情報を含むことを特徴とす
    る請求項12、13又は14に記載のファクシミリ通信
    システム。
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