JPH09233480A - 多方式カラーtv受信機 - Google Patents
多方式カラーtv受信機Info
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- JPH09233480A JPH09233480A JP3325596A JP3325596A JPH09233480A JP H09233480 A JPH09233480 A JP H09233480A JP 3325596 A JP3325596 A JP 3325596A JP 3325596 A JP3325596 A JP 3325596A JP H09233480 A JPH09233480 A JP H09233480A
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- signal
- reference signal
- processing circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】基準信号が複合映像信号の成分とその品位から
影響を受けなくして調整品位と精度を向上させるととも
に、自動調整を1系統で済むようにする。 【解決手段】基準信号発生回路11により、方式に依存
しない基準信号17を発生し、この信号により第2の基
準信号発生回路12から方式に依存する信号18発生す
る。信号17を基準信号発生回路12と第2の自動調整
回路10に供給する。自動調整回路10ではフィルタの
特性を設定する時定数を検出し、補正あるいは制御する
情報を出力する。基準信号発生回路12では各クロマ方
式の色副搬送波周波数信号を選択的に発生する。どの周
波数を発生するかは方式判別回路24からの切り換え信
号による。基準信号発生回路12の信号18は第1の自
動調整回路9とクロマ信号処理回路6に供給する。自動
調整回路9の収束点は信号18の変化により遷移し、信
号18を基準として時定数を検出し、所望の特性が得ら
れるような制御信号を出力する。
影響を受けなくして調整品位と精度を向上させるととも
に、自動調整を1系統で済むようにする。 【解決手段】基準信号発生回路11により、方式に依存
しない基準信号17を発生し、この信号により第2の基
準信号発生回路12から方式に依存する信号18発生す
る。信号17を基準信号発生回路12と第2の自動調整
回路10に供給する。自動調整回路10ではフィルタの
特性を設定する時定数を検出し、補正あるいは制御する
情報を出力する。基準信号発生回路12では各クロマ方
式の色副搬送波周波数信号を選択的に発生する。どの周
波数を発生するかは方式判別回路24からの切り換え信
号による。基準信号発生回路12の信号18は第1の自
動調整回路9とクロマ信号処理回路6に供給する。自動
調整回路9の収束点は信号18の変化により遷移し、信
号18を基準として時定数を検出し、所望の特性が得ら
れるような制御信号を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に多方式TV
(テレビジョン)信号の視聴が可能な多方式カラーTV
受信機に関する。
(テレビジョン)信号の視聴が可能な多方式カラーTV
受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、世界ではPAL/SECAM/N
TSCの3方式のカラーTV放送が実施されており、あ
る地域では複数方式の視聴が可能である。そのような地
域向けに複数方式のTV信号の受信が可能なカラーTV
受信機が実用化されている。PALとNTSC方式は、
どちらもクロマ信号をAM変調にて送信しているが、そ
の副搬送波周波数は、PAL方式で4.433619M
Hz,NTSC方式で3.579545MHzと異な
る。これに対し、SECAM方式ではFM変調を採用し
ている。色副搬送波周波数はライン毎に異なり、B−Y
ラインで4.25MHz,R−Yラインで4.4062
5MHzである。
TSCの3方式のカラーTV放送が実施されており、あ
る地域では複数方式の視聴が可能である。そのような地
域向けに複数方式のTV信号の受信が可能なカラーTV
受信機が実用化されている。PALとNTSC方式は、
どちらもクロマ信号をAM変調にて送信しているが、そ
の副搬送波周波数は、PAL方式で4.433619M
Hz,NTSC方式で3.579545MHzと異な
る。これに対し、SECAM方式ではFM変調を採用し
ている。色副搬送波周波数はライン毎に異なり、B−Y
ラインで4.25MHz,R−Yラインで4.4062
5MHzである。
【0003】多方式対応TV受信機は、これら周波数に
対応する必要があり、各処理回路の特性やAM/FM復
調回路を切り換える機能を持っている。近年では複合映
像信号の処理に必要なフィルタや遅延線といった、時定
数を基準として動作する周辺部品や回路が、ほとんどI
Cに内蔵される傾向にあり、これに伴う切り換え動作も
複雑になっている。
対応する必要があり、各処理回路の特性やAM/FM復
調回路を切り換える機能を持っている。近年では複合映
像信号の処理に必要なフィルタや遅延線といった、時定
数を基準として動作する周辺部品や回路が、ほとんどI
Cに内蔵される傾向にあり、これに伴う切り換え動作も
複雑になっている。
【0004】従来の映像信号処理部について図7を用い
て説明する。図示しないチューナー回路で検波された複
合映像信号を、入力端子13に入力する。複合映像信号
をクロマトラップ回路1、クロマバンドパスフィルタ
(BPF)2および同期信号処理回路7にそれぞれ入力
する。クロマトラップ回路1では、クロマ信号を除去
し、輝度信号成分を遅延線3に出力する。遅延線3で
は、所定時間だけ輝度信号を遅延させ、アパーチャ制御
回路4に輝度信号を出力する。アパーチャ制御回路4で
は、輝度信号の尖鋭度を操作する。この出力信号をビデ
オ信号処理回路5に入力し、コントラスト制御などの通
常制御を行い、輝度信号出力端子14に出力する。
て説明する。図示しないチューナー回路で検波された複
合映像信号を、入力端子13に入力する。複合映像信号
をクロマトラップ回路1、クロマバンドパスフィルタ
(BPF)2および同期信号処理回路7にそれぞれ入力
する。クロマトラップ回路1では、クロマ信号を除去
し、輝度信号成分を遅延線3に出力する。遅延線3で
は、所定時間だけ輝度信号を遅延させ、アパーチャ制御
回路4に輝度信号を出力する。アパーチャ制御回路4で
は、輝度信号の尖鋭度を操作する。この出力信号をビデ
オ信号処理回路5に入力し、コントラスト制御などの通
常制御を行い、輝度信号出力端子14に出力する。
【0005】一方、クロマBPF2では複合映像信号か
らクロマ信号のみ抽出し、クロマ信号をクロマ信号処理
回路6に出力する。クロマ信号処理回路6では、VCX
O44からの発振信号45と方式判別回路24からの判
別出力信号を入力し、判別された方式でクロマ信号を復
調する。クロマ信号処理回路6には、この他キラー検出
機能やカラー制御などの機能があり、キラー検出の結果
は方式判別回路24に出力する。復調された色差信号
は、色差LPF8に出力する。このLPF8では不要帯
域の信号を除去し、出力端子15に色差信号を出力す
る。同期信号処理部7では、複合映像信号のうち複合同
期信号を抽出し、水平および垂直の偏向処理を行って出
力端子16に偏向信号を出力する。なお、15,16の
出力端子は、実際は1つではなく複数となるが、ここで
の説明は簡単にするため1つに省略する。
らクロマ信号のみ抽出し、クロマ信号をクロマ信号処理
回路6に出力する。クロマ信号処理回路6では、VCX
O44からの発振信号45と方式判別回路24からの判
別出力信号を入力し、判別された方式でクロマ信号を復
調する。クロマ信号処理回路6には、この他キラー検出
機能やカラー制御などの機能があり、キラー検出の結果
は方式判別回路24に出力する。復調された色差信号
は、色差LPF8に出力する。このLPF8では不要帯
域の信号を除去し、出力端子15に色差信号を出力す
る。同期信号処理部7では、複合映像信号のうち複合同
期信号を抽出し、水平および垂直の偏向処理を行って出
力端子16に偏向信号を出力する。なお、15,16の
出力端子は、実際は1つではなく複数となるが、ここで
の説明は簡単にするため1つに省略する。
【0006】VCXO44の発振信号45はクロマ信号
処理だけでなく、第1の自動調整回路42にも供給す
る。第1の自動調整回路42は発振信号45を基準とし
て、各フィルタを構成する時定数が所定の値になるよう
検出する。検出された補正あるいは制御信号をクロマト
ラップ回路1およびクロマBPF2の周波数制御端子に
出力する。同期信号処理回路7には水平発振回路があ
り、その発振信号46を第2の自動調整回路43に出力
する。第2の自動調整回路43も同様に時定数が所定の
値であるかを検出する。検出した補正あるいは制御信号
を遅延線3、アパーチャ制御回路4および色差LPF8
の周波数制御端子に出力する。
処理だけでなく、第1の自動調整回路42にも供給す
る。第1の自動調整回路42は発振信号45を基準とし
て、各フィルタを構成する時定数が所定の値になるよう
検出する。検出された補正あるいは制御信号をクロマト
ラップ回路1およびクロマBPF2の周波数制御端子に
出力する。同期信号処理回路7には水平発振回路があ
り、その発振信号46を第2の自動調整回路43に出力
する。第2の自動調整回路43も同様に時定数が所定の
値であるかを検出する。検出した補正あるいは制御信号
を遅延線3、アパーチャ制御回路4および色差LPF8
の周波数制御端子に出力する。
【0007】以下、多方式TV受信機でのフィルタ等時
定数調整システムについて説明する。まず、汎用として
PAL/NTSCの2方式対応システムについて述べ、
SECAM方式にも対応する場合を次に述べる。
定数調整システムについて説明する。まず、汎用として
PAL/NTSCの2方式対応システムについて述べ、
SECAM方式にも対応する場合を次に述べる。
【0008】到来した複合映像信号がどの方式かによっ
て、クロマトラップ回路1とクロマBPF2は中心周波
数を切り換える必要がある。そのプロセスについて説明
する。今、VCXO44はPAL方式色副搬送波周波数
で発振しているものとする。方式判別回路24はクロマ
信号処理回路6中のPALおよびNTSC方式キラー検
波回路の出力をモニタし、どちらも白黒であると判別し
ている場合には、所定時間後にVCXO44の発振周波
数をNTSC方式周波数に切り換える。ここでも同様に
両キラー検波回路の出力をモニタし、例えばNTSC方
式キラー回路がカラーと判定していれば、VCXO44
の発振周波数をそのまま保持させる。さらに、クロマ信
号処理回路6にNTSC方式のカラー状態である制御信
号を出力し、NTSC方式復調回路をアクティブにす
る。逆に、VCXO44がPAL周波数のとき、PAL
方式キラー回路がカラーであると判定した場合には、方
式判別回路24はVCXO44の周波数をそのまま保持
させ、クロマ信号処理回路6にPAL方式復調回路をア
クティブにさせる制御信号を出力する。第1の自動調整
回路42はVCXO44の発振信号を基準としてフィル
タの時定数すなわち中心周波数を補正あるいは制御す
る。VCXO44の周波数が変わると、それに応答して
フィルタの中心周波数を変えるので、VCXO44の周
波数が所望の方式受信状態で保持されていれば、自動的
に所望の中心周波数に収束する。
て、クロマトラップ回路1とクロマBPF2は中心周波
数を切り換える必要がある。そのプロセスについて説明
する。今、VCXO44はPAL方式色副搬送波周波数
で発振しているものとする。方式判別回路24はクロマ
信号処理回路6中のPALおよびNTSC方式キラー検
波回路の出力をモニタし、どちらも白黒であると判別し
ている場合には、所定時間後にVCXO44の発振周波
数をNTSC方式周波数に切り換える。ここでも同様に
両キラー検波回路の出力をモニタし、例えばNTSC方
式キラー回路がカラーと判定していれば、VCXO44
の発振周波数をそのまま保持させる。さらに、クロマ信
号処理回路6にNTSC方式のカラー状態である制御信
号を出力し、NTSC方式復調回路をアクティブにす
る。逆に、VCXO44がPAL周波数のとき、PAL
方式キラー回路がカラーであると判定した場合には、方
式判別回路24はVCXO44の周波数をそのまま保持
させ、クロマ信号処理回路6にPAL方式復調回路をア
クティブにさせる制御信号を出力する。第1の自動調整
回路42はVCXO44の発振信号を基準としてフィル
タの時定数すなわち中心周波数を補正あるいは制御す
る。VCXO44の周波数が変わると、それに応答して
フィルタの中心周波数を変えるので、VCXO44の周
波数が所望の方式受信状態で保持されていれば、自動的
に所望の中心周波数に収束する。
【0009】クロマ信号処理回路6で復調された色差信
号には、搬送波の高調波成分が多く含まれるので、これ
を除去し低域色差信号のみ取り出すため、色差LPF8
に通す。色差信号の帯域は、一般的には800KHz程
度まで制限するため、その帯域でLPF特性が決定され
てしまい、搬送波の高調波周波数では充分に抑圧できて
いるのが通例である。トラップ回路のようにある固定周
波数を除去するものではないので、PAL/NTSCと
いった方式判別結果によって特性を切り換えていない。
号には、搬送波の高調波成分が多く含まれるので、これ
を除去し低域色差信号のみ取り出すため、色差LPF8
に通す。色差信号の帯域は、一般的には800KHz程
度まで制限するため、その帯域でLPF特性が決定され
てしまい、搬送波の高調波周波数では充分に抑圧できて
いるのが通例である。トラップ回路のようにある固定周
波数を除去するものではないので、PAL/NTSCと
いった方式判別結果によって特性を切り換えていない。
【0010】クロマ信号は方式によって周波数が変わる
ので、それに対応した特性の切換をする必要があるが、
輝度信号においてはPALやNTSC方式の差がない。
厳密にいうとPALとNTSC方式においても、もとも
と採用されていた白黒標準方式(B,G,D,Kといっ
たアルファベット1文字で表される。日本はM)の上に
成り立っており、白黒標準方式間では1チャンネルあた
りの帯域が異なる場合がある。つまり輝度信号の帯域が
異なるので、本来ならば処理帯域を変えるべきであろう
が、実際には方式を検出することができず、切換は行わ
れていない。従って、ここでの説明では、輝度信号は方
式によらないとみなす。
ので、それに対応した特性の切換をする必要があるが、
輝度信号においてはPALやNTSC方式の差がない。
厳密にいうとPALとNTSC方式においても、もとも
と採用されていた白黒標準方式(B,G,D,Kといっ
たアルファベット1文字で表される。日本はM)の上に
成り立っており、白黒標準方式間では1チャンネルあた
りの帯域が異なる場合がある。つまり輝度信号の帯域が
異なるので、本来ならば処理帯域を変えるべきであろう
が、実際には方式を検出することができず、切換は行わ
れていない。従って、ここでの説明では、輝度信号は方
式によらないとみなす。
【0011】輝度信号処理でのフィルタ回路としては遅
延線やアパーチャ制御がある。どちらもオールパスフィ
ルタ(APF)を基本セルとして構成する。クロマ信号
の経路では前述の通り、クロマBPF2や色差LPF8
を通るので、色差信号はその分遅れて出力される。これ
に対し輝度信号が時間軸上進んでいると、画面では色が
ズレて輝度の上に乗ることになり、見苦しい。そのた
め、遅延線3を使って輝度信号を遅らせ、画面上の位置
を合わせる。クロマ経路の遅延時間は方式による変化が
少ない。遅延時間のほとんどを占めるLPF8は固定遅
延であるし、クロマBPF2の群遅延も中心周波数の切
換による影響は小さい。
延線やアパーチャ制御がある。どちらもオールパスフィ
ルタ(APF)を基本セルとして構成する。クロマ信号
の経路では前述の通り、クロマBPF2や色差LPF8
を通るので、色差信号はその分遅れて出力される。これ
に対し輝度信号が時間軸上進んでいると、画面では色が
ズレて輝度の上に乗ることになり、見苦しい。そのた
め、遅延線3を使って輝度信号を遅らせ、画面上の位置
を合わせる。クロマ経路の遅延時間は方式による変化が
少ない。遅延時間のほとんどを占めるLPF8は固定遅
延であるし、クロマBPF2の群遅延も中心周波数の切
換による影響は小さい。
【0012】そこで、PAL/NTSCと方式が変わっ
ても、遅延線の遅延時間は切り換えず、固定で使用す
る。アパーチャ制御回路4についても同様である。アパ
ーチャ制御回路4は、信号の尖鋭度を変化させるもの
で、ソフトやシャープさの制御に当たる。この制御にお
いては、遅延線を用いたものが主流となっており、遅延
線の群遅延時間で決まる所定の周波数を増幅あるいは減
衰させて、画面上の効果を得るものである。この効果は
輝度のみの品位であり、PAL/NTSCといったクロ
マ方式とは無関係に決める。通例として小インチのTV
では2.4MHz近傍を、大インチのTVでは4MHz
近傍をと、画面の大きさに応じてアパーチャ制御する周
波数も変わってきている。
ても、遅延線の遅延時間は切り換えず、固定で使用す
る。アパーチャ制御回路4についても同様である。アパ
ーチャ制御回路4は、信号の尖鋭度を変化させるもの
で、ソフトやシャープさの制御に当たる。この制御にお
いては、遅延線を用いたものが主流となっており、遅延
線の群遅延時間で決まる所定の周波数を増幅あるいは減
衰させて、画面上の効果を得るものである。この効果は
輝度のみの品位であり、PAL/NTSCといったクロ
マ方式とは無関係に決める。通例として小インチのTV
では2.4MHz近傍を、大インチのTVでは4MHz
近傍をと、画面の大きさに応じてアパーチャ制御する周
波数も変わってきている。
【0013】輝度信号系の遅延線3、アパーチャ制御回
路4、クロマ系の色差LPF8については、前述の通り
クロマ方式に依存しない性能設定が望ましい。しかし、
これらフィルタの時定数を調整しないと、ばらつきによ
り特性変動が大きくなるため、自動調整が必要となる。
これに用いるべき基準信号は、クロマ方式によらない信
号であるが、VCXO44の信号は方式によって変化す
るので、使用できない。同期信号処理回路7では多方式
対応の場合、クロマ方式ではなく、白黒標準方式に依存
する。同期系でみると、世界の標準方式は水平/垂直が
262.5ライン/60Hzのもの(国内)と312.
5ライン/50Hzの2方式しかない。水平周波数でい
うと、前者が約15.734KHz,後者が15.62
5KHzと1%程度の差である。クロマ方式に依存しな
い回路の基準信号として、この水平周波数を用いる。同
期信号処理の中の水平発振信号(通常32倍=500K
Hz)を第2の自動調整回路43に入力し、この信号で
各クロマ方式に依存しない回路の調整を行えば、PAL
/NTSCのどちらの方式信号が到来しても、略一定の
特性が得られる。
路4、クロマ系の色差LPF8については、前述の通り
クロマ方式に依存しない性能設定が望ましい。しかし、
これらフィルタの時定数を調整しないと、ばらつきによ
り特性変動が大きくなるため、自動調整が必要となる。
これに用いるべき基準信号は、クロマ方式によらない信
号であるが、VCXO44の信号は方式によって変化す
るので、使用できない。同期信号処理回路7では多方式
対応の場合、クロマ方式ではなく、白黒標準方式に依存
する。同期系でみると、世界の標準方式は水平/垂直が
262.5ライン/60Hzのもの(国内)と312.
5ライン/50Hzの2方式しかない。水平周波数でい
うと、前者が約15.734KHz,後者が15.62
5KHzと1%程度の差である。クロマ方式に依存しな
い回路の基準信号として、この水平周波数を用いる。同
期信号処理の中の水平発振信号(通常32倍=500K
Hz)を第2の自動調整回路43に入力し、この信号で
各クロマ方式に依存しない回路の調整を行えば、PAL
/NTSCのどちらの方式信号が到来しても、略一定の
特性が得られる。
【0014】SECAM方式に対応する場合について以
下に説明する。SECAM方式信号はFM変調されてい
るため、復調回路自体がPALやNTSCのものと全く
独立しており、処理系も異なる。SECAMクロマ信号
は、送信側で逆ベルフィルタと呼ばれるフィルタ(規
格)を通してあるので、受信する際には、これを元に戻
すベルフィルタが必要である。実際例としては、クロマ
BPFとは独立にベルフィルタを用いる場合と、ベルフ
ィルタでBPFを兼用してしまう場合とがあるので、ク
ロマBPF2で代表させ、クロマ信号処理回路6にはS
ECAM復調処理に必要なベルフィルタ以外のすべての
回路を含むものとする。
下に説明する。SECAM方式信号はFM変調されてい
るため、復調回路自体がPALやNTSCのものと全く
独立しており、処理系も異なる。SECAMクロマ信号
は、送信側で逆ベルフィルタと呼ばれるフィルタ(規
格)を通してあるので、受信する際には、これを元に戻
すベルフィルタが必要である。実際例としては、クロマ
BPFとは独立にベルフィルタを用いる場合と、ベルフ
ィルタでBPFを兼用してしまう場合とがあるので、ク
ロマBPF2で代表させ、クロマ信号処理回路6にはS
ECAM復調処理に必要なベルフィルタ以外のすべての
回路を含むものとする。
【0015】PALやNTSC方式と変調方式が違うと
いうこともあるが、多方式受信が可能な地域での組み合
わせが判っていることにより、方式判別回路24での判
別優先順位が決まっている。例えば各方式のキラー検出
回路が誤動作した場合、特に複数の検出回路がカラーで
あると判定した場合、あらかじめ決めておいた優先順位
の高い方式で受信するよう、方式判別回路を設定してお
く。でないと複数の複数回路が同時に動作し、所望の色
差復調信号が得られないからである。一般的に優先順位
が最も高いのはPAL方式である。たとえSECAM受
信時であってもPAL方式か否かを常に検出している必
要がある。SECAM方式を受信している際には、VC
XO44は必要ないので、PAL/NTSCのどちらの
周波数で発振していてもSECAM復調にとって問題は
ないが、PAL検出を動作させるためにPAL方式に固
定する。
いうこともあるが、多方式受信が可能な地域での組み合
わせが判っていることにより、方式判別回路24での判
別優先順位が決まっている。例えば各方式のキラー検出
回路が誤動作した場合、特に複数の検出回路がカラーで
あると判定した場合、あらかじめ決めておいた優先順位
の高い方式で受信するよう、方式判別回路を設定してお
く。でないと複数の複数回路が同時に動作し、所望の色
差復調信号が得られないからである。一般的に優先順位
が最も高いのはPAL方式である。たとえSECAM受
信時であってもPAL方式か否かを常に検出している必
要がある。SECAM方式を受信している際には、VC
XO44は必要ないので、PAL/NTSCのどちらの
周波数で発振していてもSECAM復調にとって問題は
ないが、PAL検出を動作させるためにPAL方式に固
定する。
【0016】SECAM方式クロマ副搬送波周波数は、
前述の通りPAL方式クロマ信号の周波数と近いので、
第1の自動調整回路42は、PAL時となんら変わらな
い動作を継続すればよい。方式判別回路24がSECA
M時にVCXO44をPAL方式周波数に固定すること
により、SECAMでもクロマトラップ回路1やBPF
2は良好に動作する。
前述の通りPAL方式クロマ信号の周波数と近いので、
第1の自動調整回路42は、PAL時となんら変わらな
い動作を継続すればよい。方式判別回路24がSECA
M時にVCXO44をPAL方式周波数に固定すること
により、SECAMでもクロマトラップ回路1やBPF
2は良好に動作する。
【0017】このような基準信号や自動調整回路の配置
により、多方式のTV信号が到来した場合に、良好に受
信できる多方式TV受信機を構成することができる。
により、多方式のTV信号が到来した場合に、良好に受
信できる多方式TV受信機を構成することができる。
【0018】しかしながら、方式に依存しないことが望
ましい回路に供給する基準信号が50/60Hzといっ
た同期信号に依存するため、同期信号の品位によって自
動調整回路の収束点が変動し、被調整回路の特性が変動
する。また、同期周波数によっても調整収束点は変化す
るので、非標準方式信号が到来すると特性が変わるとい
う問題がある。
ましい回路に供給する基準信号が50/60Hzといっ
た同期信号に依存するため、同期信号の品位によって自
動調整回路の収束点が変動し、被調整回路の特性が変動
する。また、同期周波数によっても調整収束点は変化す
るので、非標準方式信号が到来すると特性が変わるとい
う問題がある。
【0019】また、自動調整回路ではVCXOの周波数
が切り換わると、切り換わった周波数に対して自動調整
回路の収束点を変移するので、新たな収束点に到達する
までの時間がかかり、所望の特性が得られるまで画像が
安定しない問題がある。さらに、自動調整回路が2系統
必要で、調整回路のコストアップを招いている。
が切り換わると、切り換わった周波数に対して自動調整
回路の収束点を変移するので、新たな収束点に到達する
までの時間がかかり、所望の特性が得られるまで画像が
安定しない問題がある。さらに、自動調整回路が2系統
必要で、調整回路のコストアップを招いている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の多方式
カラーTV受信機では、方式に依存しないことが望まし
い回路群に供給する基準信号が、同期信号やクロマ信号
といった複合映像信号の成分とその品位から影響を受け
たり、2系統の調整回路を必要としていた。
カラーTV受信機では、方式に依存しないことが望まし
い回路群に供給する基準信号が、同期信号やクロマ信号
といった複合映像信号の成分とその品位から影響を受け
たり、2系統の調整回路を必要としていた。
【0021】この発明は、基準信号が複合映像信号の成
分とその品位から影響を受けることをなくして調整品位
と精度を向上させるとともに、自動調整を1系統で済む
ようにした多方式カラーTV受信機を提供する。
分とその品位から影響を受けることをなくして調整品位
と精度を向上させるとともに、自動調整を1系統で済む
ようにした多方式カラーTV受信機を提供する。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明の多方式カラーTV受信機では、各T
V方式に依存しない第1の基準信号を用意し、その基準
信号から方式に依存する第2の基準信号を発生する構成
を採用して、第1の基準信号を方式に依存しないことが
望ましい回路群に供給する。
ために、この発明の多方式カラーTV受信機では、各T
V方式に依存しない第1の基準信号を用意し、その基準
信号から方式に依存する第2の基準信号を発生する構成
を採用して、第1の基準信号を方式に依存しないことが
望ましい回路群に供給する。
【0023】これにより、各TV方式に全く依存しない
基準信号が従来の回路配置とは全く別に1つ得られるの
で、これを基準信号として調整すれば、調整品位や精度
の問題がない。方式に依存する基準と依存しない基準信
号との2つが同時に存在するので、従来システムにおい
ても方式に依存しないことが望ましい回路群の自動調整
回路に基準信号として供給すれば、同期信号品位に影響
されることなく調整を行うことができる。
基準信号が従来の回路配置とは全く別に1つ得られるの
で、これを基準信号として調整すれば、調整品位や精度
の問題がない。方式に依存する基準と依存しない基準信
号との2つが同時に存在するので、従来システムにおい
ても方式に依存しないことが望ましい回路群の自動調整
回路に基準信号として供給すれば、同期信号品位に影響
されることなく調整を行うことができる。
【0024】また、各TV方式に依存しない第1の基準
信号を用意し、その基準信号により自動調整する系統の
みとし、各TV方式に依存することが望ましい回路群に
は、その調整情報を所望の値にシフトするシフト回路を
介して供給する。
信号を用意し、その基準信号により自動調整する系統の
みとし、各TV方式に依存することが望ましい回路群に
は、その調整情報を所望の値にシフトするシフト回路を
介して供給する。
【0025】これにより、各TV方式に依存しない基準
信号で自動調整の収束点を決め、方式に依存しないこと
が望ましい回路群にはそのまま調整情報を、依存した方
がよい回路群には調整情報をシフトして与えることによ
り、自動調整回路を1つにできるばかりか、自動調整回
路の収束点が遷移しないので、収束点変化による過渡時
間というもの自体がない。方式判別の結果によりリアル
タイムで特性の変更が完了し、画像が常に安定した状態
となる。
信号で自動調整の収束点を決め、方式に依存しないこと
が望ましい回路群にはそのまま調整情報を、依存した方
がよい回路群には調整情報をシフトして与えることによ
り、自動調整回路を1つにできるばかりか、自動調整回
路の収束点が遷移しないので、収束点変化による過渡時
間というもの自体がない。方式判別の結果によりリアル
タイムで特性の変更が完了し、画像が常に安定した状態
となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1はこの
発明の第1の実施の形態を説明するための回路図であ
り、図7の同一の構成部分には同一の符号を付して説明
する。この実施の形態では、ここでもPALとNTSC
方式の2システム受信について説明し、その後、SEC
AM方式を受信する場合について説明する。まず、図1
の回路では基準信号の分離について説明する。
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1はこの
発明の第1の実施の形態を説明するための回路図であ
り、図7の同一の構成部分には同一の符号を付して説明
する。この実施の形態では、ここでもPALとNTSC
方式の2システム受信について説明し、その後、SEC
AM方式を受信する場合について説明する。まず、図1
の回路では基準信号の分離について説明する。
【0027】図示しない、チューナ回路で検波された複
合映像信号を入力端子13に入力する。入力された信号
をクロマトラップ回路1、クロマBPF2および同期信
号処理回路7に入力する。クロマトラップ回路1では、
複合映像信号のクロマ信号を抑圧・除去して輝度信号の
みを出力する。遅延線3では、所定時間だけ輝度信号を
遅延させ、アパーチャ制御回路4に輝度信号を出力す
る。アパーチャ制御回路4では信号の尖鋭度を変化させ
る。その後、ビデオ信号処理回路5にてコントラスト制
御などを行った後、出力端子4より輝度信号として出力
する。
合映像信号を入力端子13に入力する。入力された信号
をクロマトラップ回路1、クロマBPF2および同期信
号処理回路7に入力する。クロマトラップ回路1では、
複合映像信号のクロマ信号を抑圧・除去して輝度信号の
みを出力する。遅延線3では、所定時間だけ輝度信号を
遅延させ、アパーチャ制御回路4に輝度信号を出力す
る。アパーチャ制御回路4では信号の尖鋭度を変化させ
る。その後、ビデオ信号処理回路5にてコントラスト制
御などを行った後、出力端子4より輝度信号として出力
する。
【0028】クロマBPF2では、複合映像信号のクロ
マ信号のみ抽出して出力する。クロマ信号処理回路6で
は復調やカラー制御などを行い、色差信号を色差LPF
8に出力する。色差LPF8では不要信号を除去し、必
要な帯域の色差信号のみを出力端子15より色差信号と
して出力する。クロマ信号処理回路6と方式判別回路2
4はそれぞれ信号を入出力する。同期信号処理回路7で
は、複合映像信号から複合同期信号を抜き出し、水平お
よび垂直の同期信号から偏向信号を生成し、出力端子1
6より出力する。
マ信号のみ抽出して出力する。クロマ信号処理回路6で
は復調やカラー制御などを行い、色差信号を色差LPF
8に出力する。色差LPF8では不要信号を除去し、必
要な帯域の色差信号のみを出力端子15より色差信号と
して出力する。クロマ信号処理回路6と方式判別回路2
4はそれぞれ信号を入出力する。同期信号処理回路7で
は、複合映像信号から複合同期信号を抜き出し、水平お
よび垂直の同期信号から偏向信号を生成し、出力端子1
6より出力する。
【0029】第1の基準信号発生回路11では、所定の
周波数の基準信号17を発生する。この信号17を第2
の基準信号発生回路12と第2の自動調整回路10に出
力する。第2の自動調整回路10には方式によらない基
準信号17が供給され、フィルタの特性を設定する時定
数を検出し、補正あるいは制御する情報を出力する。第
2の基準信号発生回路12では基準信号17を元に、各
クロマ方式の色副搬送波周波数信号を選択的に発生す
る。どの周波数を発生するかは方式判別回路24からの
切り換え信号による。第2の基準信号発生回路の出力信
号18は第1の自動調整回路9とクロマ信号処理回路6
に供給する。第1の自動調整回路9には方式により周波
数の変わる信号が印加される訳であるから、その収束点
は基準信号18の変化により遷移する。基準信号18を
基準として時定数を検出し、所望の特性が得られるよう
な制御信号を出力する。
周波数の基準信号17を発生する。この信号17を第2
の基準信号発生回路12と第2の自動調整回路10に出
力する。第2の自動調整回路10には方式によらない基
準信号17が供給され、フィルタの特性を設定する時定
数を検出し、補正あるいは制御する情報を出力する。第
2の基準信号発生回路12では基準信号17を元に、各
クロマ方式の色副搬送波周波数信号を選択的に発生す
る。どの周波数を発生するかは方式判別回路24からの
切り換え信号による。第2の基準信号発生回路の出力信
号18は第1の自動調整回路9とクロマ信号処理回路6
に供給する。第1の自動調整回路9には方式により周波
数の変わる信号が印加される訳であるから、その収束点
は基準信号18の変化により遷移する。基準信号18を
基準として時定数を検出し、所望の特性が得られるよう
な制御信号を出力する。
【0030】従来例で述べた通り、クロマトラップ回路
1およびクロマBPF2は、クロマ方式によってその中
心周波数を変える必要があるため、第1の自動調整回路
9の出力を接続する。これとは逆に遅延線3やアパーチ
ャ制御回路4および色差LPF8には、クロマ方式に依
存しない調整情報を与るべきであり、第1の自動調整回
路9の出力を接続する。
1およびクロマBPF2は、クロマ方式によってその中
心周波数を変える必要があるため、第1の自動調整回路
9の出力を接続する。これとは逆に遅延線3やアパーチ
ャ制御回路4および色差LPF8には、クロマ方式に依
存しない調整情報を与るべきであり、第1の自動調整回
路9の出力を接続する。
【0031】ここで、第1および第2の基準信号発生回
路11,12の具体例としては、固定周波数のVCXO
とDDS(直接合成方式デジタルシンセサイザ)が上げ
られる。これについては同一出願人が先に出願した、特
願平6−320369号「発振回路」を参照することと
し、ここでの説明は省略する。この例において第1の基
準信号をVCXOとしているが、クロマ方式によって発
振周波数を切り換えるものではなく、ほぼ固定(可変範
囲は200PPM程度)周波数である。この精度であれ
ば画面上での影響は検知限以下となる。これを元にDD
Sを用い任意の周波数を発生させる訳であるが、その周
波数はPALやNTSCの副搬送波周波数であり、方式
判別からの制御信号によりどちらか一方を発生させる。
路11,12の具体例としては、固定周波数のVCXO
とDDS(直接合成方式デジタルシンセサイザ)が上げ
られる。これについては同一出願人が先に出願した、特
願平6−320369号「発振回路」を参照することと
し、ここでの説明は省略する。この例において第1の基
準信号をVCXOとしているが、クロマ方式によって発
振周波数を切り換えるものではなく、ほぼ固定(可変範
囲は200PPM程度)周波数である。この精度であれ
ば画面上での影響は検知限以下となる。これを元にDD
Sを用い任意の周波数を発生させる訳であるが、その周
波数はPALやNTSCの副搬送波周波数であり、方式
判別からの制御信号によりどちらか一方を発生させる。
【0032】この実施の形態では、基準信号の精度は方
式によらずに水晶精度を得ることができる。さらに、受
信状態や信号ソースの別に関係なく、安定した品位の基
準信号が得られるので、水平同期信号の品位にも影響さ
れることがない。
式によらずに水晶精度を得ることができる。さらに、受
信状態や信号ソースの別に関係なく、安定した品位の基
準信号が得られるので、水平同期信号の品位にも影響さ
れることがない。
【0033】次に、図2を用いてこの発明の第2の実施
の形態について説明する。この実施の形態は、図1の回
路の第1の自動調整回路9を削除し、第2の自動調整回
路10から第1のシフト回路21を介してクロマトラッ
プ回路1およびクロマBPF2に調整情報を出力するも
のである。
の形態について説明する。この実施の形態は、図1の回
路の第1の自動調整回路9を削除し、第2の自動調整回
路10から第1のシフト回路21を介してクロマトラッ
プ回路1およびクロマBPF2に調整情報を出力するも
のである。
【0034】第1のシフト回路21には方式判別回路2
4から周波数制御端子に方式調整情報を入力する。第2
の自動調整回路10では方式によらない基準信号により
時定数の検出および調整が行われるので、一度調整が収
束すると、収束点は変動しない。しかし、クロマトラッ
プ回路1やクロマBPF2はクロマ方式に依存した中心
周波数で動作する必要があるため、第2の自動調整回路
10の出力を所定の値だけシフトして印加する。1例と
して、基準信号17の周波数を4MHzとすると、方式
判別回路24からの制御信号がPALを示した場合に
は、 4.433619/4=1.108(倍) … (1) に、NTSCであった場合には、 3.579545/4=0.895(倍) … (2) の比率でシフトする。
4から周波数制御端子に方式調整情報を入力する。第2
の自動調整回路10では方式によらない基準信号により
時定数の検出および調整が行われるので、一度調整が収
束すると、収束点は変動しない。しかし、クロマトラッ
プ回路1やクロマBPF2はクロマ方式に依存した中心
周波数で動作する必要があるため、第2の自動調整回路
10の出力を所定の値だけシフトして印加する。1例と
して、基準信号17の周波数を4MHzとすると、方式
判別回路24からの制御信号がPALを示した場合に
は、 4.433619/4=1.108(倍) … (1) に、NTSCであった場合には、 3.579545/4=0.895(倍) … (2) の比率でシフトする。
【0035】第2の自動調整回路10から出力される調
整情報が電流であった場合、この第1のシフト回路21
で上記比率になるようシフトすれば、クロマトラップ回
路1およびクロマBPF2の中心周波数は、各色副搬送
波周波数となる。周波数がシフトされるのはクロマトラ
ップ回路1とクロマBPF2だけであるから、その他の
遅延線3やアパーチャ制御回路4などは、第2の自動調
整回路10がそのまま制御しており、周波数特性が変動
しない。
整情報が電流であった場合、この第1のシフト回路21
で上記比率になるようシフトすれば、クロマトラップ回
路1およびクロマBPF2の中心周波数は、各色副搬送
波周波数となる。周波数がシフトされるのはクロマトラ
ップ回路1とクロマBPF2だけであるから、その他の
遅延線3やアパーチャ制御回路4などは、第2の自動調
整回路10がそのまま制御しており、周波数特性が変動
しない。
【0036】この実施の形態の過渡時間は、nsecオ
ーダーであるため、リアルタイムでの切り換えが可能と
なり、TV画面上に過渡応答時の変化が現れることを防
止できる。
ーダーであるため、リアルタイムでの切り換えが可能と
なり、TV画面上に過渡応答時の変化が現れることを防
止できる。
【0037】この実施の形態のシフト機能を用いると、
さらに複雑な制御が可能になる。これを、この発明の第
3の実施の形態として図3に示し説明する。図3は、説
明に必要な部分を図2より取り出し、実施の形態部分を
追加してある。
さらに複雑な制御が可能になる。これを、この発明の第
3の実施の形態として図3に示し説明する。図3は、説
明に必要な部分を図2より取り出し、実施の形態部分を
追加してある。
【0038】第2の自動調整回路10には、図2と同じ
く方式によらない基準信号17を印加する。第2の自動
調整回路10の出力20は、図2の通り遅延線3、アパ
ーチャ制御回路3および色差LPF8に供給しつつ、第
1のシフト回路21と新たに設けた第2シフト回路22
にも接続する。第1のシフト回路21の出力は、クロマ
トラップ回路1のみに接続し、第2のシフト回路22の
出力をクロマBPF2に接続する。方式判別回路24の
出力は、シフト制御回路23に入力し、シフト制御回路
23がそれぞれ独立に、第1および第2のシフト回路2
1,22のシフト量を制御する。
く方式によらない基準信号17を印加する。第2の自動
調整回路10の出力20は、図2の通り遅延線3、アパ
ーチャ制御回路3および色差LPF8に供給しつつ、第
1のシフト回路21と新たに設けた第2シフト回路22
にも接続する。第1のシフト回路21の出力は、クロマ
トラップ回路1のみに接続し、第2のシフト回路22の
出力をクロマBPF2に接続する。方式判別回路24の
出力は、シフト制御回路23に入力し、シフト制御回路
23がそれぞれ独立に、第1および第2のシフト回路2
1,22のシフト量を制御する。
【0039】次表は、第1および第2のシフト回路2
1,22が制御するフィルタの周波数の値を示してい
る。なお、4.433619MHzは4.43MHzと
し、3.579545MHzは3.58MHzとして表
した。
1,22が制御するフィルタの周波数の値を示してい
る。なお、4.433619MHzは4.43MHzと
し、3.579545MHzは3.58MHzとして表
した。
【0040】 方式判別結果 シフト1(クロマトラップ) シフト2(クロマBPF) PALカラー 4.43MHz 4.43MHz NTSCカラー 3.58MHz 3.58MHz 白 黒 4.43MHz 3.58/4.43 MHz シフトの動作は、図2において例示したものと同じ概念
である。カラー受信の場合には、それぞれ方式通りの周
波数に中心周波数をシフトする。白黒受信であった場
合、どの方式のカラー信号が到来しているのか、クロマ
処理系では常にサーチする必要があるため、所定の期間
毎に、基準信号2で発生する周波数を切り換え、キラー
検出回路の出力をモニタし続ける。これに同期してクロ
マトラップ回路の周波数を切り換えると、群遅延だけで
なく、輝度信号の削られる帯域が変わるため、所定の期
間毎に映像品位が変わり、実際の画面では煩わしいダン
シングとなって見える。これを避けるために、白黒時に
4.43MHzに固定する。3.58MHzに固定して
もよい。
である。カラー受信の場合には、それぞれ方式通りの周
波数に中心周波数をシフトする。白黒受信であった場
合、どの方式のカラー信号が到来しているのか、クロマ
処理系では常にサーチする必要があるため、所定の期間
毎に、基準信号2で発生する周波数を切り換え、キラー
検出回路の出力をモニタし続ける。これに同期してクロ
マトラップ回路の周波数を切り換えると、群遅延だけで
なく、輝度信号の削られる帯域が変わるため、所定の期
間毎に映像品位が変わり、実際の画面では煩わしいダン
シングとなって見える。これを避けるために、白黒時に
4.43MHzに固定する。3.58MHzに固定して
もよい。
【0041】しかし、低い周波数ほど一般的に輝度信号
エネルギーが大きく、視覚上ソフトになったことを認識
しやすいと考えられるので、より高い周波数に固定する
方が望ましい。
エネルギーが大きく、視覚上ソフトになったことを認識
しやすいと考えられるので、より高い周波数に固定する
方が望ましい。
【0042】最近では、クロマトラップフィルタを内蔵
するにあたり、バイパス機能を持っていることが多い。
この場合には白黒時トラップをオフ(バイパス)できる
ので、クロマ系がサーチしていても問題ない。オフ機能
がついていてもオン/オフ操作を実際に行うのはシステ
ム全体を制御するマイコンであって、クロマトラップ回
路が搭載されるICとは別になる。
するにあたり、バイパス機能を持っていることが多い。
この場合には白黒時トラップをオフ(バイパス)できる
ので、クロマ系がサーチしていても問題ない。オフ機能
がついていてもオン/オフ操作を実際に行うのはシステ
ム全体を制御するマイコンであって、クロマトラップ回
路が搭載されるICとは別になる。
【0043】従って、図3および表1のシステムは、ク
ロマトラップ回路のオン/オフ機能がないICか、機能
があるにせよマイコンが制御を誤った際のフェイルセー
フとして有効と思われる。
ロマトラップ回路のオン/オフ機能がないICか、機能
があるにせよマイコンが制御を誤った際のフェイルセー
フとして有効と思われる。
【0044】図1のシステムから各信号処理に必要な実
際の回路群を用いて説明してきたが、この中で最も調整
精度が必要なのはクロマトラップ回路である。その意味
ではクロマトラップ回路の周波数特性を合わせる独立し
た自動調整回路を設けることが好ましい。しかし、それ
では自動調整系統が従来と同じく2つになり、低コスト
を図れなくなる。
際の回路群を用いて説明してきたが、この中で最も調整
精度が必要なのはクロマトラップ回路である。その意味
ではクロマトラップ回路の周波数特性を合わせる独立し
た自動調整回路を設けることが好ましい。しかし、それ
では自動調整系統が従来と同じく2つになり、低コスト
を図れなくなる。
【0045】図4は、自動調整回路とシフト機能を組み
合わせ、時分割調整することにより、クロマトラップ回
路の調整精度を最良に保ちながら、全フィルタの調整を
行うことができる、この発明の第4の実施の形態を説明
するための回路図である。図4は、図3から変形する形
で示しており、その他のブロックは図2と同じであり省
略する。
合わせ、時分割調整することにより、クロマトラップ回
路の調整精度を最良に保ちながら、全フィルタの調整を
行うことができる、この発明の第4の実施の形態を説明
するための回路図である。図4は、図3から変形する形
で示しており、その他のブロックは図2と同じであり省
略する。
【0046】第1の基準信号発生11からの方式によら
ない基準信号17をスイッチ27の一方の入力端子に接
続し、他方の入力端子には複合映像信号を入力する。複
合映像信号はクロマBPF2や同期信号処理回路7にも
接続する。スイッチ27は、タイミング制御回路30か
らのタイミングパルスによりどちらと接続するかを切り
換える。スイッチ27の出力をクロマトラップ回路1の
入力に接続し、輝度信号のみを出力する。第3の自動調
整回路29では基準信号17とクロマトラップ回路1か
らの出力信号32を入力する。2つの信号17,32か
ら位相差を検出し、調整情報を第3のシフト回路28、
第2のシフト回路22および他のフィルタ群に出力す
る。シフト制御回路23では方式判別回路24からの判
別結果とタイミングパルス信号を入力し、第2および第
3のシフト回路22,28に周波数シフト情報を出力す
る。第3のシフト回路28では、その情報に基づき、自
動調整情報を所定の値シフトして、クロマトラップ回路
1に出力する。第2のシフト回路22は図3と同様に動
作する。
ない基準信号17をスイッチ27の一方の入力端子に接
続し、他方の入力端子には複合映像信号を入力する。複
合映像信号はクロマBPF2や同期信号処理回路7にも
接続する。スイッチ27は、タイミング制御回路30か
らのタイミングパルスによりどちらと接続するかを切り
換える。スイッチ27の出力をクロマトラップ回路1の
入力に接続し、輝度信号のみを出力する。第3の自動調
整回路29では基準信号17とクロマトラップ回路1か
らの出力信号32を入力する。2つの信号17,32か
ら位相差を検出し、調整情報を第3のシフト回路28、
第2のシフト回路22および他のフィルタ群に出力す
る。シフト制御回路23では方式判別回路24からの判
別結果とタイミングパルス信号を入力し、第2および第
3のシフト回路22,28に周波数シフト情報を出力す
る。第3のシフト回路28では、その情報に基づき、自
動調整情報を所定の値シフトして、クロマトラップ回路
1に出力する。第2のシフト回路22は図3と同様に動
作する。
【0047】タイミングパルスを水平または垂直帰線期
間内の所定期間とする。スイッチ27は所定期間で基準
信号17を、それ以外の期間は信号13からの信号を選
択する。また、出力信号32にはトラップ中心周波数に
おいて入力と90度位相差を持つ内部信号を取り出す。
なお、基準信号17の周波数は、4MHz(fref)
と仮定する。
間内の所定期間とする。スイッチ27は所定期間で基準
信号17を、それ以外の期間は信号13からの信号を選
択する。また、出力信号32にはトラップ中心周波数に
おいて入力と90度位相差を持つ内部信号を取り出す。
なお、基準信号17の周波数は、4MHz(fref)
と仮定する。
【0048】まず帰線期間では基準信号17の、方式に
よらない基準信号がクロマトラップ回路1に供給され、
信号32からこれを移相した信号が出力される。第3の
自動調整回路29では、原信号と信号32の位相比較を
行い補正信号を第3のシフト回路28に出力する。この
ときシフト値は1にしておき、トラップ周波数を4MH
zに設定する。図5(b)がこれにあたる。第3の自動
調整回路29は、クロマトラップ回路1の中心周波数を
4MHzに合わせるべく収束する。この後、帰線期間内
のタイミングパルスが終了すると、クロマトラップ回路
1の入力信号経路は複合映像信号側に切り換わる。さら
に、シフト制御から第3のシフト回路28に、上記の
(1)または(2)式の値に切り換える制御信号を出力
する。(1)式の値とすれば、絵柄期間でクロマトラッ
プの周波数は4.43MHzになり、図5(c)の位置
に瞬時に移行する。また、(2)式の値であれば、図5
(a)の位置に瞬時に移行する。自動調整回路では実際
にクロマトラップ回路1を通過してきた基準信号の位相
と原信号の位相差を検出するので、最も精度よくクロマ
トラップを調整できる。
よらない基準信号がクロマトラップ回路1に供給され、
信号32からこれを移相した信号が出力される。第3の
自動調整回路29では、原信号と信号32の位相比較を
行い補正信号を第3のシフト回路28に出力する。この
ときシフト値は1にしておき、トラップ周波数を4MH
zに設定する。図5(b)がこれにあたる。第3の自動
調整回路29は、クロマトラップ回路1の中心周波数を
4MHzに合わせるべく収束する。この後、帰線期間内
のタイミングパルスが終了すると、クロマトラップ回路
1の入力信号経路は複合映像信号側に切り換わる。さら
に、シフト制御から第3のシフト回路28に、上記の
(1)または(2)式の値に切り換える制御信号を出力
する。(1)式の値とすれば、絵柄期間でクロマトラッ
プの周波数は4.43MHzになり、図5(c)の位置
に瞬時に移行する。また、(2)式の値であれば、図5
(a)の位置に瞬時に移行する。自動調整回路では実際
にクロマトラップ回路1を通過してきた基準信号の位相
と原信号の位相差を検出するので、最も精度よくクロマ
トラップを調整できる。
【0049】周波数の切り換えで(1)または(2)式
のどちらの値になろうとも、第3の自動調整回路29の
収束値は変わらない。切り換えは、第3のシフト回路2
8が担当し、調整は常にfrefで行うので、白黒/方
式の差に関係なく安定する。第2のシフト回路22で
は、第3のシフト回路28と独立なシフト動作に設定で
きるので、自動調整が4MHz基準であってもサーチ動
作や保持動作を良好に制御できる。第3の自動調整回路
29の出力は、方式によらず一定であるから、遅延線3
やアパーチャ制御回路4の調整情報としても供給可能で
ある。
のどちらの値になろうとも、第3の自動調整回路29の
収束値は変わらない。切り換えは、第3のシフト回路2
8が担当し、調整は常にfrefで行うので、白黒/方
式の差に関係なく安定する。第2のシフト回路22で
は、第3のシフト回路28と独立なシフト動作に設定で
きるので、自動調整が4MHz基準であってもサーチ動
作や保持動作を良好に制御できる。第3の自動調整回路
29の出力は、方式によらず一定であるから、遅延線3
やアパーチャ制御回路4の調整情報としても供給可能で
ある。
【0050】この実施の形態でもSECAM時の判別優
先順位の設定が可能であり、SECAM受信において全
く問題とはならない。第2の基準信号発生回路12をP
AL周波数に固定すればよく、フィルタ等の回路群はす
でに方式によらない基準信号で調整されているので、従
来同様に動作する。優先順位という考えで言うと、PA
L/NTSC/SECAMの3方式のキラー検波回路の
中で、最も他の方式に誤動作しやすいのはSECAMキ
ラー回路である。従来からこれを対策するために種々の
回路やシステムが考案されている。この実施の形態では
これらを払拭できるシステムを構成できる。
先順位の設定が可能であり、SECAM受信において全
く問題とはならない。第2の基準信号発生回路12をP
AL周波数に固定すればよく、フィルタ等の回路群はす
でに方式によらない基準信号で調整されているので、従
来同様に動作する。優先順位という考えで言うと、PA
L/NTSC/SECAMの3方式のキラー検波回路の
中で、最も他の方式に誤動作しやすいのはSECAMキ
ラー回路である。従来からこれを対策するために種々の
回路やシステムが考案されている。この実施の形態では
これらを払拭できるシステムを構成できる。
【0051】誤動作の面から見ると、SECAMは優先
順位の最下位にすべきである。こうするためにはSEC
AM受信中にPALとNTSC方式の2つのキラー検出
を行う必要がある。この発明では方式に依存する基準信
号を全く使わずとも、図2、図3の各実施の形態で説明
したように、全回路の調整が可能であるから、これが実
現できる。SECAM受信中に方式判別回路から別途第
2の基準信号発生回路12にサーチ信号を送出し、クロ
マトラップ回路1やクロマBPF2の周波数設定とは別
に操作することができる。
順位の最下位にすべきである。こうするためにはSEC
AM受信中にPALとNTSC方式の2つのキラー検出
を行う必要がある。この発明では方式に依存する基準信
号を全く使わずとも、図2、図3の各実施の形態で説明
したように、全回路の調整が可能であるから、これが実
現できる。SECAM受信中に方式判別回路から別途第
2の基準信号発生回路12にサーチ信号を送出し、クロ
マトラップ回路1やクロマBPF2の周波数設定とは別
に操作することができる。
【0052】従って、SECAM受信を安定した状態で
行いつつ、そのバックではPALとNTSCの両キラー
検波回路を動作させることができる。例え、SECAM
キラー回路が誤動作しても、正しい方式のキラー検波回
路が自分の方式のカラー信号であると検出すれば、必ず
本来の方式に切り換わるので、誤動作することを防止で
きる。このとき、ベルフィルタの自動調整回路には基準
信号17を用いておけばよい。
行いつつ、そのバックではPALとNTSCの両キラー
検波回路を動作させることができる。例え、SECAM
キラー回路が誤動作しても、正しい方式のキラー検波回
路が自分の方式のカラー信号であると検出すれば、必ず
本来の方式に切り換わるので、誤動作することを防止で
きる。このとき、ベルフィルタの自動調整回路には基準
信号17を用いておけばよい。
【0053】また、SECAM受信時はクロマ搬送周波
数がPALとは若干異なるので、この発明であれば、S
ECAM独自の処理を付加することができる。クロマB
PF2のシフトを若干PALよりも低くし、クロマトラ
ップ回路1も同様とする手法である。SECAM方式の
搬送周波数は前述の通りであるため、PALと全く同じ
周波数に設定すると、クロマトラップ回路1では低い周
波数のクロマ成分が取りきれない。エネルギーが最も大
きいのは搬送波周波数であるから、トラップの中心周波
数を、例えば2キャリアの中間まで下げる操作をすれ
ば、改善可能である。
数がPALとは若干異なるので、この発明であれば、S
ECAM独自の処理を付加することができる。クロマB
PF2のシフトを若干PALよりも低くし、クロマトラ
ップ回路1も同様とする手法である。SECAM方式の
搬送周波数は前述の通りであるため、PALと全く同じ
周波数に設定すると、クロマトラップ回路1では低い周
波数のクロマ成分が取りきれない。エネルギーが最も大
きいのは搬送波周波数であるから、トラップの中心周波
数を、例えば2キャリアの中間まで下げる操作をすれ
ば、改善可能である。
【0054】また、基準信号17が得られることによ
り、輝度クロマ系フィルタだけでなく、発振回路の調整
も可能となる。これを可能としたのが、図6に示すこの
発明の第5の実施の形態であり、以下この実施の形態に
ついて説明する。
り、輝度クロマ系フィルタだけでなく、発振回路の調整
も可能となる。これを可能としたのが、図6に示すこの
発明の第5の実施の形態であり、以下この実施の形態に
ついて説明する。
【0055】同期信号処理回路7の水平発振系部分であ
る。同期分離回路35で分離された複合同期信号を、位
相比較器であるAFC回路36に入力する。AFC回路
36の出力は、VCO(電圧制御発振器)37に出力
し、VCO37の発振周波数を制御する。VCO37の
出力は、第4の自動調整回路39と、分周回路からなる
Hカウントダウン回路38に供給する。カウントダウン
回路38で所定周波数、位相に分周した信号41をAF
C回路36に帰還し、PLLを構成する。その他の各種
タイミングパルス信号を輝度クロマなどの各処理部に出
力する。図4のタイミング制御回路30は、このカウン
トダウン回路38の出力から得てもよい。第4の自動調
整回路39には、第1の基準信号発生回路11の基準信
号17を供給し、周波数補正あるいは制御信号をVCO
37に出力する。通常、VCO37は32倍の水平周波
数で発振し、Hカウントダウンで分周した水平周波数信
号と、入力同期信号がロックするようAFC回路36が
制御する。
る。同期分離回路35で分離された複合同期信号を、位
相比較器であるAFC回路36に入力する。AFC回路
36の出力は、VCO(電圧制御発振器)37に出力
し、VCO37の発振周波数を制御する。VCO37の
出力は、第4の自動調整回路39と、分周回路からなる
Hカウントダウン回路38に供給する。カウントダウン
回路38で所定周波数、位相に分周した信号41をAF
C回路36に帰還し、PLLを構成する。その他の各種
タイミングパルス信号を輝度クロマなどの各処理部に出
力する。図4のタイミング制御回路30は、このカウン
トダウン回路38の出力から得てもよい。第4の自動調
整回路39には、第1の基準信号発生回路11の基準信
号17を供給し、周波数補正あるいは制御信号をVCO
37に出力する。通常、VCO37は32倍の水平周波
数で発振し、Hカウントダウンで分周した水平周波数信
号と、入力同期信号がロックするようAFC回路36が
制御する。
【0056】この実施の形態では、方式に依存しない基
準信号が得られるので、VCO37を調整することがで
きる。第4の自動調整回路39で基準信号17あるいは
その分周信号とVCO37の発振周波数が一致するよう
に制御すれば、VCO37の発振信号は、第1の基準信
号発生回路11の精度で調整されるので、共振子が削除
できる。
準信号が得られるので、VCO37を調整することがで
きる。第4の自動調整回路39で基準信号17あるいは
その分周信号とVCO37の発振周波数が一致するよう
に制御すれば、VCO37の発振信号は、第1の基準信
号発生回路11の精度で調整されるので、共振子が削除
できる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の回路を
用いれば、方式に依存しないことが望ましい回路群に供
給する基準信号が、複合映像信号の成分とその品位から
影響を受けることをなくし、調整の品位や精度を向上さ
せるとともに、自動調整を簡略化することができる。
用いれば、方式に依存しないことが望ましい回路群に供
給する基準信号が、複合映像信号の成分とその品位から
影響を受けることをなくし、調整の品位や精度を向上さ
せるとともに、自動調整を簡略化することができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態を説明するための
回路図。
回路図。
【図2】この発明の第2の実施の形態を説明するための
回路図。
回路図。
【図3】この発明の第3の実施の形態を説明するための
回路図。
回路図。
【図4】この発明の第4の実施の形態を説明するための
回路図。
回路図。
【図5】図4の動作を説明するための説明図。
【図6】この発明の第5の実施の形態を説明するための
回路図
回路図
【図7】従来の多方式カラーTV受信機の信号処理回路
について説明するための回路図。
について説明するための回路図。
1…クロマトラップ回路、2…クロマBPF、3…遅延
線、4…アパーチャ制御回路、5…ビデオ処理回路、6
…クロマ信号処理回路、7…同期信号処理回路、8…色
差LPF、9…第1の自動調整回路、10…第2の自動
調整回路、11…第1の基準信号発生回路、12…第2
の基準信号発生路、21…第1のシフト回路、22…第
2のシフト回路、23…シフト制御回路、24…方式判
別回路、28…第3のシフト回路、29…第3の自動調
整回路、30…タイミング制御回路。
線、4…アパーチャ制御回路、5…ビデオ処理回路、6
…クロマ信号処理回路、7…同期信号処理回路、8…色
差LPF、9…第1の自動調整回路、10…第2の自動
調整回路、11…第1の基準信号発生回路、12…第2
の基準信号発生路、21…第1のシフト回路、22…第
2のシフト回路、23…シフト制御回路、24…方式判
別回路、28…第3のシフト回路、29…第3の自動調
整回路、30…タイミング制御回路。
Claims (7)
- 【請求項1】 各TV方式で異なるクロマ信号に依存し
ない第1の基準信号を発生する第1の発生回路と、 前記第1の基準信号を入力し、前記異なるクロマ信号に
対応した第2の基準信号を発生する第2の発生回路と、 前記異なる前記クロマ信号により特性の切り換えが必要
ない第1の処理回路および切り換えが必要な第2の処理
回路と、 前記第1の基準信号を入力して前記第1の処理回路の特
性を調整する第1の自同調整回路と、 前記第2の基準信号を入力して前記第2の処理回路の特
性を調整する第2の自動調整回路とからなることを特徴
とする多方式カラーTV受信機。 - 【請求項2】 各TV方式で異なるクロマ信号に依存し
ない第1の基準信号を発生する第1の発生回路と、 前記第1の基準信号を入力し、前記異なるクロマ信号に
対応した第2の基準信号を発生する第2の発生回路と、 前記異なるクロマ信号により特性の切り換えが必要ない
第1の処理回路および切り換えが必要な第2の処理回路
と、 前記第1の基準信号を入力して前記第1の処理回路の特
性を自動調整する自動調整回路と、 前記自動調整情報を、前記異なるクロマ信号に対応して
シフトして前記第2の処理回路の特性を調整するシフト
回路とからなることを特徴とする多方式カラーTV受信
機。 - 【請求項3】 各TV方式で異なるクロマ信号に依存し
ない第1の基準信号を発生する第1の発生回路と、 前記第1の基準信号を入力し、前記異なるクロマ信号に
対応した第2の基準信号を発生する第2の発生回路と、 前記異なるクロマ信号により特性の切り換えが必要ない
第1の処理回路および切り換えが必要な複数の処理回路
群からなる第2の処理回路と、 前記第1の基準信号を入力して前記第1の処理回路の特
性を自動調整する自動調整回路と、 前記自動調整情報を、前記異なるクロマ信号に対応して
前記第2の処理回路の処理回路群をそれぞれ個別にシフ
トし、前記第2の処理回路の処理回路群の特性を個別に
調整するシフト回路とからなることを特徴とする多方式
カラーTV受信機。 - 【請求項4】 各TV方式で異なるクロマ信号に依存し
ない第1の基準信号を発生する第1の発生回路と、 前記第1の基準信号を入力し、前記異なるクロマ信号に
対応した第2の基準信号を発生する第2の発生回路と、 前記異なるクロマ信号により特性の切り換えが必要のな
い第1の処理回路および必要な第2の処理回路と、 前記第1または第2の処理回路の特性を調整する自動調
整回路と、 前記調整情報を前記異なるクロマ信号に対応してシフト
するシフト回路と、 前記第1の基準信号と処理信号とを切り換える切換回路
と、 前記切換回路の経路を切り換えるタイミング信号を発生
する第3の発生回路と、 前記第1または第2の処理回路のいずれか一方に、前記
切換回路からの信号を導入し、処理回路の応答を検出し
て前記自動調整回路を動作させ、前記第2の処理回路に
は調整情報をシフトして与えたことを特徴とする多方式
カラーTV受信機。 - 【請求項5】 自動調整回路が検出する処理回路は第2
の処理回路であって、タイミング信号により切換回路が
第1の基準信号を選択している期間には、シフト回路の
シフト値を各TV方式により異なるクロマ信号によらな
い所定値とし、切換回路が処理信号を選択する期間に
は、クロマ方式に対応したシフト値として、シフト回路
の出力で第2の処理回路の特性を調整し、シフト回路に
入力する自動調整回路の調整情報にて第1の処理回路の
特性を調整したことを特徴とする請求項4記載の多方式
カラーTV受信機。 - 【請求項6】 第1の処理回路には、輝度遅延線、アパ
ーチャ制御回路、色差LPFのうちどれか1つを含むこ
とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の多方
式カラーTV受信機。 - 【請求項7】 第2の処理回路には、クロマトラップ回
路、クロマBPF、ベルフィルタのうちどれか1つを含
むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
多方式カラーTV受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3325596A JPH09233480A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 多方式カラーtv受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3325596A JPH09233480A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 多方式カラーtv受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09233480A true JPH09233480A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12381406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3325596A Pending JPH09233480A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 多方式カラーtv受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09233480A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003018613A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Sony Corp | クロマ信号復調装置及び映像信号処理装置 |
| US6885482B1 (en) | 1999-08-27 | 2005-04-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing method and image processing apparatus |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP3325596A patent/JPH09233480A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6885482B1 (en) | 1999-08-27 | 2005-04-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing method and image processing apparatus |
| JP2003018613A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Sony Corp | クロマ信号復調装置及び映像信号処理装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021112 |