JPH09234200A - 超音波による骨の診断方法 - Google Patents
超音波による骨の診断方法Info
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Abstract
めることができる超音波による骨の診断方法を提供する
こと。 【解決手段】 超音波発信部2から出力される超音波S
を、被測定部位としての海面骨を含む人骨3に入射し
て、これを透過させ、そのときの透過波を超音波受信部
4において受信し、そのときの診断波形に基づいて人骨
の状態を診断するようにした。
Description
量、骨強度など)に関する情報を得るための超音波によ
る骨の診断方法に関するものである。
手法として、 X線を骨に照射してこれを透過させ、骨中でのX線
の吸収量を測定して骨の面密度を求め、この骨面密度が
小さい場合には骨量が小であるから骨が折れ易いという
ように、骨粗鬆症による骨折の程度と対応づけるところ
の二重エネルギーX線吸収法(DEXA、または、DX
A)や、 超音波を踵骨または膝蓋骨に照射してこれらを透過
させ、そのとき超音波が透過するのに要した時間から、
骨内の超音波の伝搬速度と、透過後の超音波信号の減衰
率を求め、伝搬速度から骨のヤング弾性率を推定し、骨
強度と対応づけ、減衰率は海面骨の骨梁構造に依存して
いると考えられているが、現状では、別のDEXA診断
装置で求めた骨面密度から骨量を推定により対応づける
方法が取られている。また、伝搬速度と減衰率の値を用
いて、stiffnessという骨硬度指数を求める方
法もとられている。
の手法で用いるDEXA診断装置が大型でかつ高価であ
るといった問題があるとともに、この手法においてはX
線被曝の問題がある。また、前記の手法は、従来から
提案されているが、一般的に高精度で広く使用されるま
でに至ってはおらず、この超音波法に用いる超音波診断
装置が前記DEXA診断装置との相関性が考慮されてい
る段階である。したがって、従来では骨の診断を行うに
あたり、骨量(骨の面密度)を求めるのが主となってお
り、また、超音波診断装置で求めた各情報は、DEXA
診断装置で測定した値と相関性が有るということに基づ
いて信用され得ると考えられているのが現状である。
に上述した骨量や骨強度についての情報を同時に得、骨
が単純化しているか否かなど詳細な骨構造を予測した
り、また、骨量の多少を簡単に判断することも困難であ
り、いずれにしても中途半端であることは否めなかっ
た。
が大型、高価であること、また、X線診断装置ではX線
被曝の問題があること、および、この診断装置の表す骨
の性質がいま一つ明確でないなどの欠点を解決するため
になされたもので、骨量や骨強度など骨の性状を判別す
る過程を単純化し、信頼性を向上させることのできる超
音波による骨の診断方法を提供することを目的としてい
る。
被測定部位としての海綿骨を含む人骨に入射して、これ
を透過させ、そのときの透過波を診断波形として受信
し、この診断波形を、標準波形と比較するようにしてい
る。
出力される超音波を、被測定部位としての海綿骨を含む
人骨に入射して、これを透過させ、そのときの透過波を
超音波受信部において受信し、そのときの診断波形を、
標準波形と比較し、差異の有無に基づいて人骨の状態を
診断するようにしたものである。
る超音波を、被測定部位としての海綿骨を含む人骨に入
射して、これを透過させ、そのときの透過波を超音波受
信部において受信し、そのときの診断波形をコンピュー
タによって波形処理し、同様に波形処理した標準波形と
比較して、それらにおける差異の有無に基づいて人骨の
状態を診断するようにしたものである。
ある。すなわち、超音波を、海面骨を含む人骨に照射し
てこれを透過させた後の波形は、健常者ではバラツキが
少ないのが特徴であるが、人種や地域などによって多少
異なることを考慮して、対象とする母集団から複数の波
形を求め、これらを加算平均して平均化し、できるだけ
正常な波形を求めて得られる波形のことである。
骨、膝蓋骨、踵骨、大腿骨頸部および腰椎などがある。
が比較的単純で、波形判別が容易な短いパルス状の音圧
波形が好ましい。
波形との比較項目としては、 両波形の第1波と第2波とを含む時間間隔の範囲にお
けるゼロクロス数またはパルス幅、 両波形のピークの振幅の大きさまたは第1波と第2波
との振幅比、 両波形の第1波と第2波とを含む時間間隔の範囲にお
けるピークの数、 両波形の相関関数における最大値またはパターン、 などがある。
または図6において、それぞれ符号I,IIで示す波のこ
とで、1番目、2番目に到達する波のことをいう。
ータによる波形処理の一つに、高速フーリエ変換(Fa
st Fourier Transformatio
n、以下、FFTという)などの周波数解析がある。
周波数解析処理後の透過波の振幅の周波数に基づいて骨
の構造、強度など骨粗鬆症の進行の度合いを判断するよ
うにしてもよい。
て、位相の周波数特性に基づいて前記判断を行うことも
できる。
性および透過波における位相の周波数特性について、健
常者のデータと患者のデータにおいて相違が見られる周
波数におけるデータを位相と振幅とで2次元プロットす
るようにして前記判断を行うようにしてもよい。
と、超音波発信部および超音波受信部との間に空気を介
在させないようにするのが好ましく、例えば、 a.被測定部位を、水、または、水とグリセリンとを調
合した整合液を入れた伸縮可能な袋(ボーラス)に密着
させた状態で、超音波発信部および超音波受信部に密着
させる。 b.被測定部位にゲル状(またはゼリー状)物質を塗布
し、その状態で超音波発信部および超音波受信部に密着
させる。 c.被測定部位に含水ポリマーやシリコンパッドなどを
密着させた状態で、超音波発信部および超音波受信部に
密着させる。 d.被測定部位を予め超音波発信部および超音波受信部
が設置されている水中に入れる。 などのようにするのがよい。
る。まず、図1は、第1の発明の超音波による骨の診断
方法を実施するための装置の構成の一例を示すものであ
る。この図において、1はパルス発信部で、パルス増幅
部を含むこともある。2はパルス発信部1からのパルス
出力を受けてパルス幅が狭いパルス状の超音波Sを、被
測定物3に入射させる超音波発信部、4は被測定物3を
透過した透過波を受信する超音波受信部である。5は超
音波受信部4の出力を適宜増幅する信号増幅器、6は透
過波の波形処理および演算を行う演算処理部としてのコ
ンピュータ、7は表示装置である。
以下の周波数成分を多く含み、しかも、帯域幅が広いパ
ルス波で、波形が適当なものが選択される。そして、前
記被測定物3としては、海綿骨を含む骨が好ましく、例
えば前腕の橈骨、膝蓋骨、踵骨、大腿骨頸部および腰椎
などがあるが、以下の説明では、被測定物3を橈骨とす
る。したがって、符号8は前腕、9は橈骨3の周囲の軟
部組織である。
を行う場合、超音波発信部2の前腕当接部および超音波
受信部4の前腕当接部を前腕8における被測定部位(橈
骨3が存在する手首と肘との間の適宜の箇所)に直接当
接させるのではなく、伸縮可能な袋内に水、または、水
とグリセリンとを適宜の割合で混ぜ合わせた整合液を収
容した音響インピーダンス整合体10を、前腕当接部に
着脱自在に取り付け、前記被測定部位に音響インピーダ
ンス整合体10を密着させ、もって、被測定部位と、超
音波発信部2および超音波受信部4との間に空気を介在
させないようにするのが好ましい。
なわち、測定時に、前記被測定部位と、超音波発信部2
および超音波受信部4との間に空気層が形成されている
と、空気層から前腕8に超音波Sが入射する際、また
は、前腕8内に入射して橈骨3を透過した超音波(透過
波)が前腕8から空気層に出る際に、前腕8と空気層と
の境界で音響インピーダンスが変化するが、このような
部分では、超音波Sに反射が起こり、超音波受信部4に
よって受信される信号に反射信号が混入したり、信号が
著しく減衰したりして、これが妨害波となって測定精度
に悪影響が及ぼされるからである。
をなくする手法としては、上記音響インピーダンス整合
体10によるものの他に、被測定部位にゲル状(または
ゼリー状)物質を塗布し、その状態で超音波発信部2お
よび超音波受信部4に密着させたり、被測定部位に含水
ポリマーやシリコンパッドなどを密着させた状態で、超
音波発信部2および超音波受信部4に密着させたり、あ
るいは、被測定部位を予め超音波発信部2および超音波
受信部4が設置されている水中に入れるなどの手法があ
る。そして、これらの手法については、本願出願人が平
成7年4月11日付けにて特許出願している「超音波に
よる骨の診断方法および装置」(特願平7−11130
2号)に詳しく開示されている。
うには、前記超音波発信部2および超音波受信部4との
間に前腕8を挿入し、超音波発信部2および超音波受信
部4の前腕当接部にそれぞれ設けられた音響インピーダ
ンス整合体10を前腕8の被測定部位を密着させる。こ
の状態で、超音波発信部2から例えば周波数5MHz以
下のパルス性の超音波Sを発する。この超音波Sは、超
音波発信部2側の音響インピーダンス整合体10を経て
前腕8内に入射し、軟部組織9を経て橈骨3内を透過
し、この透過波は、軟部組織9を経て前腕8外に出射
し、さらに、超音波受信部5側の音響インピーダンス整
合体10を経て超音波受信部4に受信される。
透過波信号は、信号増幅器5で必要な振幅に増幅された
後、コンピュータ6に取り込まれる。そして、このコン
ピュータ6において適宜の手法で波形処理および演算が
行われ、被測定物である橈骨3の性状、例えば、海綿骨
内の骨量および/または骨質を表す値を求め、骨粗鬆症
であるか否かを決定し、これらを表示装置7の画面に表
示したり、適宜のメモリ装置(図示してない)に記憶さ
せるのである。
理や演算の一例を、図2以下を参照しながら詳細に説明
する。
診断を行い、標準波形を予め作成しておく。すなわち、
健常者の橈骨3に超音波Sを入射して、そのときの透過
波を超音波受信部4において受信し、そのとき得られる
複数の波形を加算平均して平均化処理し、標準波形を作
成するのである。
される超音波Sの波形の一例を示すもので、図2に示す
a波形は、二乗余弦波の電圧を印加して発生させたもの
であり、図3に示すb波形は、ステップ波の電圧を印加
して発声させたものである。
才〜23才の男性の橈骨3に、前記a波形およびb波形
を入射させたときに得られた波形を加算平均により平均
化処理を行うことにより作成された標準波形as ,bs
である。
橈骨3に超音波Sを入射して、そのとき得られる診断波
形を前記標準波形as またはbs と比較する。この場
合、単に両波形の形状の比較のみならず、 両波形の第1波と第2波とを含む時間間隔の範囲にお
けるゼロクロス数またはパルス幅、 両波形のピークの振幅の大きさまたは第1波と第2波
との振幅比、 両波形の第1波と第2波とを含む時間間隔の範囲にお
けるピークの数、 両波形の相関関数における最大値またはパターン、 などを比較し、それらの差異の有無および差異の大きさ
に基づいて、前記被験者の骨の状態を診断するのであ
る。
才)に、発振波としてa波形およびb波形を用いて診断
を行い、それぞれ診断波形を採取した。図6〜図13
は、発振波がa波形の場合に得られた診断波形であり、
符号A1〜A8で示す。また、図14〜図21は、発振
波がb波形の場合に得られた診断波形であり、符号B1
〜B8で示す。すなわち、図6(A1)と図14(B
1)が同一の被験者の診断波形を表し、以下、図7(A
2)と図15(B2)、図8(A3)と図16(B
3)、図9(A4)と図17(B4)、図10(A5)
と図18(B5)、図11(A6)と図19(B6)、
図12(A7)と図20(B7)、図13(A8)と図
21(B8)がそれぞれ同一の被験者の診断波形を表し
ている。
断波形A1〜A8、B1〜B8において、最初のピーク
からある時間内(長さ)に幾つのピーク(山または谷)
があるかを調べた。すなわち、例えば図4に示すよう
に、最初のピークからある時間T内(例えば5μsec
の範囲)にあるピークの数をカウントするのであり、図
4に示す標準波形as では、4個である。図5〜図21
に示す各波形ついても同様にカウントし、このカウント
結果を下記表1および表2にまとめた。
A8,B1〜B8は、それぞれ8人の女性被験者のもの
で、これらの被験者はいずれも別途DEXAによって診
断された骨粗鬆症の患者である。
を示したものである表1では、健常者である標準波形a
s においては、ピーク数が4であるのに対し、患者であ
る波形A1〜A8においては、5〜11個といずれも4
より大きい。また、発振波としてb形波を用いた結果を
示したものである表2では、健常者である標準波形bs
においては、ピーク数が3であるのに対し、患者である
波形B1〜B8においては、5〜8個といずれも3より
大きい。
におけるピークの数を、標準波形のある特定の時間内に
おけるピークの数と比較することにより、被験者の骨の
状態を診断することができ、骨粗鬆症であるか否かを判
定することができ、さらに進んで骨の構造が単純化して
いるのを予測することも可能となる。
数が多いほど、山または谷における幅が狭くなる。つま
り、ピークの数をカウントする代わりに、特定の時間内
のパルス幅を比較するようにしてもよい。
クの振幅の大きさまたは第1波(例えば図4または図6
において、符号Iで示す)と、第2波(図4または図6
において、符号IIで示す)との振幅比を比較するように
してもよい。
をとり、最大値またはパターンなどを比較するようにし
てもよい。
法は、比較項目の内容が明確であり、したがって、骨の
性状を容易かつ正確に判別することができる。
部位としての海綿骨を含む人骨3に入射して、これを透
過させ、そのときの透過波を診断波形として得て、この
診断波形を、標準波形と形状的に比較し、それらにおけ
る差異の有無に基づいて人骨の状態を診断するようにし
ていたが、前記人骨3中の伝搬波形の解析を行い、定量
的なパラメータを用いて人骨の状態を診断することもで
きる。以下、これを第2発明として説明する。
施する場合も、前記図1に示された装置を用いる。図2
2は、第2発明の診断方法で用いる超音波Sの波形の一
例を示すもので、この図22に示す波形cは、二乗余弦
波の電圧を印加して発生させたものである。
N、軽度の骨粗鬆症患者X、重度の骨粗鬆症患者Y)の
橈骨3に、図22に示す超音波Sを照射してそのときに
得られた透過波の波形を示している。これらの被験者
N,X,Yは、いずれも別途DEXAによって診断され
たもので、図23は健常者Nの透過波を、図24は軽度
の患者Xの透過波を、図25は重度の患者Yの透過波を
それぞれ示している。そして、各透過波は、コンピュー
タ6においてFFT処理が施される。
の入力波形の振幅特性を示すもので、約800kHzを
最大にして100kHz〜2MHzの間でピークを描い
ている。
FT処理して得られる骨中伝搬波形の振幅特性を示すも
のであり、図中の符号N,X,Yは健常者N、軽度の患
者X、重度の患者Yにそれぞれ対応している。前記図2
6および図27において、横軸は周波数を対数表示した
ものであり、縦軸は強度を表している。
健常者Nの特性では、300kHzでピークを迎えてお
り、図26に示した入力波の特性と比べてピークが低周
波側に約500kHzずれており、800kHzのまわ
りの高周波に対して減衰が大きいことを示している。
は、300kHz付近にあり、前記入力波の特性と比べ
ると高周波に対して減衰が大きいことが判る。一方、高
周波に対する減衰が健常者Nに比べて少し小さいことも
判る。
Hzぐらいのところにピークy1 があり、さらに、50
0kHzぐらいのところに最大値をとるピークy2 があ
る。この特性を前記入力波の特性と比べると、100k
Hz以下の部分では、入力波の特性とほぼ同じ値になっ
ている。そして、500kHzの部分では、入力波特性
と比べて減衰が大きいことが判るが、軽度の患者Xの特
性と比較すると高周波に対する透過率が明らかに高くな
っている。この結果、重度の患者Yの特性には、健常者
Nのそれにおいては判別が困難な2つの山y1 ,y2 が
明瞭に識別できる(二峰性)。
進行するにしたがって、透過波が低周波成分を多く含む
高速波と、高周波成分を多く含む低速波に分離するとい
ったことを、平成5年9月30日に特許出願している
「骨の超音波診断方法および骨の診断装置」〔特願平5
−270018号(特開平7−100136号)〕にお
いて開示しているが、このことを考慮にいれた場合、3
00kHz付近の特性が高速波の特性を表し、500k
Hz付近の特性が低速波の特性を表していると考えられ
る。
患者の透過波の周波数解析の結果、骨粗鬆症患者X,Y
においては、健常者Nに比べて、高周波成分の減衰が少
ない傾向にあることが判る。そこで、高周波成分および
/または低周波成分の減衰率をパラメータにして骨粗鬆
症の診断アルゴリズムとすることも可能である。
波の位相の周波数特性を求めたところ、図28に示すよ
うな特性を得た。この図において、横軸は周波数を対数
表示したものであり、縦軸は位相相対値を表している。
特性は、100kHzより低周波側においてはほぼフラ
ットとなり、約−80°の位相となっている。そして、
600kHz以上になると急激に上昇する。
特性は互いによく似た特性となっているとともに、10
0kHz以下の低周波側ではフラットとなり、約−20
°の位相となっており、この値は健常者Nのそれよりも
大きい。そして、600kHzより高周波側では健常者
Nとほぼ同じように変化している。
周波領域では患者X,Yの特性はともに健常者Nの特性
に近い特性を示すが、低周波領域では患者X,Yの特性
はともに小さいことが判る。
構造が一方向的な配列になると、透過波形が低速波と高
速波の二波に分離することが判っているが、このことを
考慮に入れた場合、低周波での位相特性が変化すること
が推定される。また、100kHz付近での位相を骨梁
の構造変化を表すパラメータとすることもできる。
の周波数特性の両者を利用し、より定量的に骨粗鬆症の
進行度を測る手法を検討した。以下、これについて詳細
に説明する。
おいて重度の患者Yの特性のピーク周波数α(この例で
は500kHz)における各被験者N,X,Yの特性値
と、図28に示された位相の周波数特性の特に健常者N
と患者X,Yとの差が顕著な周波数β(この例では10
0kHz)における各被験者N,X,Yの位相を2次元
表示して、図29を得た。
中、○印で示す)と、患者X,Y(図中、それぞれ×
印、△印で示す)とでは異なった位置にプロットされ、
これらのそれぞれについて複数のサンプルをプロットし
たところ、健常者Nと患者X,Yとでは分布状態が明確
に異なり、健常者群と患者群とに分かれる。図中の、一
点鎖線Uは、健常者群と患者群との分布の大凡の境界で
ある。
る骨の診断方法によれば、定量的なパラメータを用いて
人骨の状態を診断することもでき、従来の手法では困難
であった骨粗鬆症の進行度を定量的に診断することがで
きる。なお、この第2の発明において、FFT処理以外
の周波数解析を用いてもよい。
て、入力される超音波Sの周波数としては、100kH
z〜5MHzが好ましい。これは、この範囲の周波数の
超音波Sを用いた場合、健常者と患者との間の差異がよ
り明確に判るからである。
要な周波数を含むパルス波を用いて発生させてもよい。
発明によれば、骨粗鬆症であるか否かを簡易にしかも正
確に判別することができる。そして、骨の構造が単純化
しているのを予測することもできる。また、骨の構造的
特徴を認識できる可能性があり、骨粗鬆症との関連性を
的確に把握することもできる。
は困難であった骨粗鬆症の進行度を定量的に診断するこ
とができるといった利点がある。
るための装置を概略的に示す図である。
す波形図である。
示す波形図である。
示す図である。
を示す図である。
一例を示す図である。
る。
を示す図である。
透過波の位相の周波数特性を示す図である。
での周波数βのときの位相相対値を横軸にとり、各被験
者における透過波の振幅の周波数特性での周波数αにお
ける周波数特性の値を縦軸にとったプロット図である。
受信部、6…コンピュータ、S…超音波、as ,bs …
標準波形。
Claims (11)
- 【請求項1】 超音波発信部から出力される超音波を、
被測定部位としての海綿骨を含む人骨に入射して、これ
を透過させ、そのときの透過波を超音波受信部において
受信し、そのときの診断波形を、標準波形と比較し、差
異の有無に基づいて人骨の状態を診断することを特徴と
する超音波による骨の診断方法。 - 【請求項2】 標準波形と診断波形との比較項目がこれ
ら両波形の第1波と第2波とを含む時間間隔の範囲にお
けるゼロクロス数またはパルス幅である請求項1に記載
の超音波による骨の診断方法。 - 【請求項3】 標準波形と診断波形との比較項目がこれ
ら両波形のピークの振幅の大きさまたは第1波と第2波
との振幅比である請求項1に記載の超音波による骨の診
断方法。 - 【請求項4】 標準波形と診断波形との比較項目がこれ
ら両波形の第1波と第2波とを含む時間間隔の範囲にお
けるピークの数である請求項1に記載の超音波による骨
の診断方法。 - 【請求項5】 標準波形と診断波形との相関関数を計算
し、最大値またはパターンなどにより判別する請求項1
に記載の超音波による骨の診断方法。 - 【請求項6】 超音波発信部から出力される超音波を、
被測定部位としての海綿骨を含む人骨に入射して、これ
を透過させ、そのときの透過波を超音波受信部において
受信し、そのときの診断波形をコンピュータによって波
形処理し、同様に波形処理した標準波形と比較して、そ
れらにおける差異の有無に基づいて人骨の状態を診断す
ることを特徴とする超音波による骨の診断方法。 - 【請求項7】 コンピュータによる波形処理が周波数解
析である請求項6に記載の超音波による骨の診断方法。 - 【請求項8】 高周波成分および/または低周波成分の
減衰率をパラメータとして骨粗鬆症の診断アルゴリズム
とする請求項6または7に記載の超音波による骨の診断
方法。 - 【請求項9】 標準波形と診断波形との比較項目が透過
波の振幅の周波数特性である請求項6または7に記載の
超音波による骨の診断方法。 - 【請求項10】 標準波形と診断波形との比較項目が透
過波の位相の周波数特性である請求項6または7に記載
の超音波による骨の診断方法。 - 【請求項11】 透過波の振幅の周波数特性および透過
波における位相の周波数特性について、健常者のデータ
と患者のデータにおいて相違が見られる周波数における
データを位相と振幅とで2次元プロットするようにした
請求項6または7に記載の超音波による骨の診断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24870996A JPH09234200A (ja) | 1995-09-12 | 1996-08-31 | 超音波による骨の診断方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26086495 | 1995-09-12 | ||
| JP7-260864 | 1995-12-29 | ||
| JP7-354452 | 1995-12-29 | ||
| JP35445295 | 1995-12-29 | ||
| JP24870996A JPH09234200A (ja) | 1995-09-12 | 1996-08-31 | 超音波による骨の診断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09234200A true JPH09234200A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=27333745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24870996A Pending JPH09234200A (ja) | 1995-09-12 | 1996-08-31 | 超音波による骨の診断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09234200A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| WO2010010856A1 (ja) * | 2008-07-22 | 2010-01-28 | 国立大学法人東京大学 | 超音波プローブ用の膝用音響整合器 |
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1996
- 1996-08-31 JP JP24870996A patent/JPH09234200A/ja active Pending
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