JPH09234850A - 特色版の作成方法および装置 - Google Patents
特色版の作成方法および装置Info
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- JPH09234850A JPH09234850A JP8069251A JP6925196A JPH09234850A JP H09234850 A JPH09234850 A JP H09234850A JP 8069251 A JP8069251 A JP 8069251A JP 6925196 A JP6925196 A JP 6925196A JP H09234850 A JPH09234850 A JP H09234850A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 YMC版を含む複数の色版によって再現され
るカラー画像について複数の特色版の画像を容易に作成
できる方法および装置を提供する。 【解決手段】 N個の特色版のそれぞれについて、各
特色版の特定の濃度に対応する複数の色版の濃度を、各
特色版に対応する対応濃度として指定する。そして、カ
ラー画像内の各色要素を処理対象として選択し、処理対
象の色要素における複数の色版の濃度を、指定された分
配比率によってN個の分配濃度にそれぞれ分配するとと
もに、N個の分配濃度をN個の特色版にそれぞれ対応付
ける。そして、N個の特色版のそれぞれに関して、複数
の色版に関する分配濃度の範囲内において各特色版の対
応濃度に比例した各色版の比例濃度値を求め、比例濃度
値に相当する各特色版の濃度を、処理対象の色要素にお
ける各特色版の濃度として設定する。
るカラー画像について複数の特色版の画像を容易に作成
できる方法および装置を提供する。 【解決手段】 N個の特色版のそれぞれについて、各
特色版の特定の濃度に対応する複数の色版の濃度を、各
特色版に対応する対応濃度として指定する。そして、カ
ラー画像内の各色要素を処理対象として選択し、処理対
象の色要素における複数の色版の濃度を、指定された分
配比率によってN個の分配濃度にそれぞれ分配するとと
もに、N個の分配濃度をN個の特色版にそれぞれ対応付
ける。そして、N個の特色版のそれぞれに関して、複数
の色版に関する分配濃度の範囲内において各特色版の対
応濃度に比例した各色版の比例濃度値を求め、比例濃度
値に相当する各特色版の濃度を、処理対象の色要素にお
ける各特色版の濃度として設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、少なくともYM
C版を含む複数の色版によって再現されるカラー画像に
ついて、YMCK版以外の特色版の画像を作成する特色
版の作成方法およびそのための装置に関する
C版を含む複数の色版によって再現されるカラー画像に
ついて、YMCK版以外の特色版の画像を作成する特色
版の作成方法およびそのための装置に関する
【0002】
【従来の技術】通常のカラー画像の印刷には、Y(イエ
ロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラッ
ク)の4色のインクが用いられる。この中のYMCの3
色は、加法混色の3原色である。簡易な印刷ではYMC
の3原色のみでカラー画像が再現される場合もある。ま
た、印刷物によっては、色再現性を高めるために、YM
CK以外の特別な色のインクが用いられることがある。
このような特別な色のインクは「特色」インクと呼ばれ
る。また、特色インクの版は「特色版」と呼ばれる。特
色インクとしては、緑色、オレンジ色、金色、銀色やメ
タリックカラー等の各種のインクが用いられる。特色版
は、ロゴのように予め特色であることが指定されている
画像部品を再現する場合や、特色インクで刷ることによ
ってカラー画像の色再現性を高めたい場合などに用いら
れることが多い。
ロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラッ
ク)の4色のインクが用いられる。この中のYMCの3
色は、加法混色の3原色である。簡易な印刷ではYMC
の3原色のみでカラー画像が再現される場合もある。ま
た、印刷物によっては、色再現性を高めるために、YM
CK以外の特別な色のインクが用いられることがある。
このような特別な色のインクは「特色」インクと呼ばれ
る。また、特色インクの版は「特色版」と呼ばれる。特
色インクとしては、緑色、オレンジ色、金色、銀色やメ
タリックカラー等の各種のインクが用いられる。特色版
は、ロゴのように予め特色であることが指定されている
画像部品を再現する場合や、特色インクで刷ることによ
ってカラー画像の色再現性を高めたい場合などに用いら
れることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、カラー画像を
YMCKの4色の色版の画像データで表現することが普
通であった。従って、YMCKの画像データから特色版
の画像データを作成するためには、オペレータが特色版
の画像領域と、特色版を含む各色版の濃度をすべて設定
しなければならなかった。特に、複数の特色版を作成す
ることは困難であった。
YMCKの4色の色版の画像データで表現することが普
通であった。従って、YMCKの画像データから特色版
の画像データを作成するためには、オペレータが特色版
の画像領域と、特色版を含む各色版の濃度をすべて設定
しなければならなかった。特に、複数の特色版を作成す
ることは困難であった。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、YMC版を含む
複数の色版によって再現されるカラー画像について複数
の特色版を持つ画像を容易に作成できる方法および装置
を提供することを目的とする。
を解決するためになされたものであり、YMC版を含む
複数の色版によって再現されるカラー画像について複数
の特色版を持つ画像を容易に作成できる方法および装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
では、少なくともYMC版を含む複数の色版によって再
現されるカラー画像について、YMCK版以外のN個の
複数の特色版を作成する方法であって、(a)前記N個
の特色版のそれぞれについて、各特色版の特定の濃度に
対応する前記複数の色版の濃度を、各特色版に対応する
対応濃度として指定する工程と、(b)前記カラー画像
内の各色要素を処理対象として選択する工程と、(c)
前記処理対象の色要素における前記複数の色版の濃度の
それぞれを、指定された分配比率によってN個の分配濃
度にそれぞれ分配するとともに、前記N個の分配濃度を
前記N個の特色版にそれぞれ対応付ける工程と、(d)
前記N個の特色版のそれぞれに関して、前記複数の色版
の前記分配濃度の範囲内において各特色版の前記対応濃
度に比例した各色版の比例濃度値を求め、前記比例濃度
値に相当する各特色版の濃度を前記処理対象の色要素に
おける各特色版の濃度として設定する工程と、を備え
る。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
では、少なくともYMC版を含む複数の色版によって再
現されるカラー画像について、YMCK版以外のN個の
複数の特色版を作成する方法であって、(a)前記N個
の特色版のそれぞれについて、各特色版の特定の濃度に
対応する前記複数の色版の濃度を、各特色版に対応する
対応濃度として指定する工程と、(b)前記カラー画像
内の各色要素を処理対象として選択する工程と、(c)
前記処理対象の色要素における前記複数の色版の濃度の
それぞれを、指定された分配比率によってN個の分配濃
度にそれぞれ分配するとともに、前記N個の分配濃度を
前記N個の特色版にそれぞれ対応付ける工程と、(d)
前記N個の特色版のそれぞれに関して、前記複数の色版
の前記分配濃度の範囲内において各特色版の前記対応濃
度に比例した各色版の比例濃度値を求め、前記比例濃度
値に相当する各特色版の濃度を前記処理対象の色要素に
おける各特色版の濃度として設定する工程と、を備え
る。
【0006】第1の発明によれば、処理対象の色要素に
おける複数の色版の濃度を、指定された分配比率でN個
の分配濃度にそれぞれ分配し、各分配濃度から特色版の
濃度を決定するので、分配比率に応じた重み付けに従っ
てN個の特色版の濃度を求めることができる。従って、
YMC版を含む複数の色版によって再現されるカラー画
像について複数の特色版を持つ画像を容易に作成するこ
とができる。
おける複数の色版の濃度を、指定された分配比率でN個
の分配濃度にそれぞれ分配し、各分配濃度から特色版の
濃度を決定するので、分配比率に応じた重み付けに従っ
てN個の特色版の濃度を求めることができる。従って、
YMC版を含む複数の色版によって再現されるカラー画
像について複数の特色版を持つ画像を容易に作成するこ
とができる。
【0007】上記第1の発明において、前記工程(d)
は、前記N個の特色版のそれぞれを対象特色版として、
(1)前記複数の色版の前記分配濃度と、対象特色版に
対応する各色版の前記対応濃度との比を求めるととも
に、各色版に対する前記比と1.0との中の最小値を求
める工程と、(2)前記最小値と前記複数の色版の前記
対応濃度とをそれぞれ乗じた値を各色版に対する前記比
例濃度値として決定する工程と、(3)前記処理対象の
色要素に対する前記複数の色版の前記分配濃度から、各
色版の前記比例濃度値をそれぞれ減算することによって
前記複数の色版に対する前記減算後濃度を求める工程と
を実行することが好ましい。
は、前記N個の特色版のそれぞれを対象特色版として、
(1)前記複数の色版の前記分配濃度と、対象特色版に
対応する各色版の前記対応濃度との比を求めるととも
に、各色版に対する前記比と1.0との中の最小値を求
める工程と、(2)前記最小値と前記複数の色版の前記
対応濃度とをそれぞれ乗じた値を各色版に対する前記比
例濃度値として決定する工程と、(3)前記処理対象の
色要素に対する前記複数の色版の前記分配濃度から、各
色版の前記比例濃度値をそれぞれ減算することによって
前記複数の色版に対する前記減算後濃度を求める工程と
を実行することが好ましい。
【0008】こうすれば、処理対象の色要素に対する複
数の色版の濃度と、各特色版の対応濃度から、各特色版
の濃度と複数の色版の減算後濃度を容易に算出すること
ができる。
数の色版の濃度と、各特色版の対応濃度から、各特色版
の濃度と複数の色版の減算後濃度を容易に算出すること
ができる。
【0009】上記第1の発明は、さらに(e)前記複数
の色版の前記分配濃度から前記比例濃度値を減算するこ
とによって、前記複数の色版に対する減算後濃度を各特
色版毎に求める工程と、(f)各特色版に関して得られ
た前記減算後濃度を前記複数の色版毎にそれぞれ加算す
るとともに、加算により得られた加算値を前記複数の色
版の濃度として新たに設定する工程と、を備えることが
好ましい。
の色版の前記分配濃度から前記比例濃度値を減算するこ
とによって、前記複数の色版に対する減算後濃度を各特
色版毎に求める工程と、(f)各特色版に関して得られ
た前記減算後濃度を前記複数の色版毎にそれぞれ加算す
るとともに、加算により得られた加算値を前記複数の色
版の濃度として新たに設定する工程と、を備えることが
好ましい。
【0010】こうすれば、特色版と複数の色版とで再現
されるカラー画像において、色をより忠実に再現するこ
とができる。
されるカラー画像において、色をより忠実に再現するこ
とができる。
【0011】さらに、上記第1の発明において、前記カ
ラー画像は複数の画像領域を含み、前記特色版作成方法
は、さらに、前記画像領域毎に前記分配比率を設定する
工程、を備えることが好ましい。
ラー画像は複数の画像領域を含み、前記特色版作成方法
は、さらに、前記画像領域毎に前記分配比率を設定する
工程、を備えることが好ましい。
【0012】こうすれば、各画像領域毎に異なる分配比
率に応じた重み付けに従って特色版を作成することがで
きる。
率に応じた重み付けに従って特色版を作成することがで
きる。
【0013】第2の発明は、少なくともYMC版を含む
複数の色版によって再現されるカラー画像について、Y
MCK版以外のN個の複数の特色版を作成する装置であ
って、前記N個の特色版のそれぞれについて、各特色版
の特定の濃度に対応する前記複数の色版の濃度を、各特
色版に対応する対応濃度として指定する濃度指定手段
と、前記カラー画像内の各色要素を処理対象として選択
する色要素選択手段と、前記処理対象の色要素における
前記複数の色版の濃度を、指定された分配比率によって
N個の分配濃度にそれぞれ分配するとともに、前記N個
の分配濃度を前記N個の特色版にそれぞれ対応付ける色
要素分配手段と、前記N個の特色版のそれぞれに関し
て、前記複数の色版の前記分配濃度の範囲内において各
特色版の前記対応濃度に比例した各色版の比例濃度値を
求め、前記比例濃度値に相当する各特色版の濃度を前記
処理対象の色要素における各特色版の濃度として設定す
る色要素変換手段と、を備える。
複数の色版によって再現されるカラー画像について、Y
MCK版以外のN個の複数の特色版を作成する装置であ
って、前記N個の特色版のそれぞれについて、各特色版
の特定の濃度に対応する前記複数の色版の濃度を、各特
色版に対応する対応濃度として指定する濃度指定手段
と、前記カラー画像内の各色要素を処理対象として選択
する色要素選択手段と、前記処理対象の色要素における
前記複数の色版の濃度を、指定された分配比率によって
N個の分配濃度にそれぞれ分配するとともに、前記N個
の分配濃度を前記N個の特色版にそれぞれ対応付ける色
要素分配手段と、前記N個の特色版のそれぞれに関し
て、前記複数の色版の前記分配濃度の範囲内において各
特色版の前記対応濃度に比例した各色版の比例濃度値を
求め、前記比例濃度値に相当する各特色版の濃度を前記
処理対象の色要素における各特色版の濃度として設定す
る色要素変換手段と、を備える。
【0014】第2の発明においても、第1と同様な作用
・効果が得られ、YMC版を含む複数の色版によって再
現されるカラー画像について複数の特色版を持つ画像を
容易に作成できる。
・効果が得られ、YMC版を含む複数の色版によって再
現されるカラー画像について複数の特色版を持つ画像を
容易に作成できる。
【0015】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。第1の態様は、上記第2の発明におい
て、前記色要素変換手段は、前記N個の特色版のそれぞ
れを対象特色版として、前記複数の色版の前記分配濃度
と、対象特色版に対応する各色版の前記対応濃度との比
を求めるとともに、各色版に対する前記比と1.0との
中の最小値を求める第1の手段と、前記最小値と前記複
数の色版の前記対応濃度とをそれぞれ乗じた値を各色版
に対する前記比例濃度値として決定する第2の手段と、
前記処理対象の色要素に対する前記複数の色版の前記分
配濃度から、各色版の前記比例濃度値をそれぞれ減算す
ることによって前記複数の色版に対する前記減算後濃度
を求める第3の手段とを備える。
も含んでいる。第1の態様は、上記第2の発明におい
て、前記色要素変換手段は、前記N個の特色版のそれぞ
れを対象特色版として、前記複数の色版の前記分配濃度
と、対象特色版に対応する各色版の前記対応濃度との比
を求めるとともに、各色版に対する前記比と1.0との
中の最小値を求める第1の手段と、前記最小値と前記複
数の色版の前記対応濃度とをそれぞれ乗じた値を各色版
に対する前記比例濃度値として決定する第2の手段と、
前記処理対象の色要素に対する前記複数の色版の前記分
配濃度から、各色版の前記比例濃度値をそれぞれ減算す
ることによって前記複数の色版に対する前記減算後濃度
を求める第3の手段とを備える。
【0016】第2の態様は、上記第2の発明において、
さらに前記複数の色版の前記分配濃度から前記比例濃度
値を減算することによって、前記複数の色版に対する減
算後濃度を各特色版毎に求める手段と、各特色版に関し
て得られた前記減算後濃度を前記複数の色版毎にそれぞ
れ加算するとともに、加算により得られた加算値を前記
複数の色版の濃度として新たに設定する色要素合成手段
と、を備える。
さらに前記複数の色版の前記分配濃度から前記比例濃度
値を減算することによって、前記複数の色版に対する減
算後濃度を各特色版毎に求める手段と、各特色版に関し
て得られた前記減算後濃度を前記複数の色版毎にそれぞ
れ加算するとともに、加算により得られた加算値を前記
複数の色版の濃度として新たに設定する色要素合成手段
と、を備える。
【0017】第3の態様は、さらに、上記第2の発明ま
たは第1の態様において、前記カラー画像は複数の画像
領域を含み、前記特色版作成装置は、さらに、前記画像
領域毎に前記分配比率を設定する手段、を備える。
たは第1の態様において、前記カラー画像は複数の画像
領域を含み、前記特色版作成装置は、さらに、前記画像
領域毎に前記分配比率を設定する手段、を備える。
【0018】第4の態様は、コンピュータシステムのマ
イクロプロセッサによって実行されることによって少な
くともYMC版を含む複数の色版によって再現されるカ
ラー画像について、YMCK版以外のN個の複数の特色
版を作成するソフトウェアプログラムを格納した携帯型
記憶媒体であって、前記N個の特色版のそれぞれについ
て、各特色版の特定の濃度に対応する前記複数の色版の
濃度を、各特色版に対応する対応濃度として指定する濃
度指定手段と、前記カラー画像内の各色要素を処理対象
として選択する色要素選択手段と、前記処理対象の色要
素における前記複数の色版の濃度を、指定された分配比
率によってN個の分配濃度にそれぞれ分配するととも
に、前記N個の分配濃度を前記N個の特色版にそれぞれ
対応付ける色要素分配手段と、前記N個の特色版のそれ
ぞれに関して、前記複数の色版の前記分配濃度の範囲内
において各特色版の前記対応濃度に比例した各色版の比
例濃度値を求めるとともに、前記比例濃度値に相当する
各特色版の濃度を前記処理対象の色要素における各特色
版の濃度として設定する色要素変換手段と、を実現する
ソフトウェアプログラムを格納することを特徴とする。
イクロプロセッサによって実行されることによって少な
くともYMC版を含む複数の色版によって再現されるカ
ラー画像について、YMCK版以外のN個の複数の特色
版を作成するソフトウェアプログラムを格納した携帯型
記憶媒体であって、前記N個の特色版のそれぞれについ
て、各特色版の特定の濃度に対応する前記複数の色版の
濃度を、各特色版に対応する対応濃度として指定する濃
度指定手段と、前記カラー画像内の各色要素を処理対象
として選択する色要素選択手段と、前記処理対象の色要
素における前記複数の色版の濃度を、指定された分配比
率によってN個の分配濃度にそれぞれ分配するととも
に、前記N個の分配濃度を前記N個の特色版にそれぞれ
対応付ける色要素分配手段と、前記N個の特色版のそれ
ぞれに関して、前記複数の色版の前記分配濃度の範囲内
において各特色版の前記対応濃度に比例した各色版の比
例濃度値を求めるとともに、前記比例濃度値に相当する
各特色版の濃度を前記処理対象の色要素における各特色
版の濃度として設定する色要素変換手段と、を実現する
ソフトウェアプログラムを格納することを特徴とする。
【0019】
A.第1実施例:次に、本発明の実施の形態を実施例に
基づき説明する。図1は、この発明の実施例を適用する
画像処理装置の構成を示すブロック図である。この画像
処理装置は、3つのCPU20a,20b,20cと、
メインメモリ22と、画像メモリ24とを備えたコンピ
ュータシステムである。この画像処理装置は、さらに、
入力手段または指定手段としてのキーボード32および
マウス34と、画像入力手段としての読取スキャナ36
と、表示手段としてのカラーCRT38と、外部記憶手
段としてのハードディスク装置40とを備えている。キ
ーボード32は、本発明の濃度指定手段としての役割も
有している。
基づき説明する。図1は、この発明の実施例を適用する
画像処理装置の構成を示すブロック図である。この画像
処理装置は、3つのCPU20a,20b,20cと、
メインメモリ22と、画像メモリ24とを備えたコンピ
ュータシステムである。この画像処理装置は、さらに、
入力手段または指定手段としてのキーボード32および
マウス34と、画像入力手段としての読取スキャナ36
と、表示手段としてのカラーCRT38と、外部記憶手
段としてのハードディスク装置40とを備えている。キ
ーボード32は、本発明の濃度指定手段としての役割も
有している。
【0020】メインメモリ22は、色要素選択手段50
と、色要素分配手段52と、色要素変換手段54と、色
要素合成手段56としての機能を実現するソフトウェア
プログラムを記憶する。これらの各手段は、メインメモ
リ22に記憶されたソフトウェアプログラムを3つのC
PU20a,20b,20cのいずれかが実行すること
によって実現される。なお、これらの機能については更
に後述する。これらの各部の機能を実現するソフトウェ
アプログラム(アプリケーションプログラム)は、フロ
ッピディスクやCD−ROM等の携帯型記憶媒体(可搬
型記憶媒体)に格納され、携帯型記憶媒体からメインメ
モリ22またはハードディスク装置40に転送される。
と、色要素分配手段52と、色要素変換手段54と、色
要素合成手段56としての機能を実現するソフトウェア
プログラムを記憶する。これらの各手段は、メインメモ
リ22に記憶されたソフトウェアプログラムを3つのC
PU20a,20b,20cのいずれかが実行すること
によって実現される。なお、これらの機能については更
に後述する。これらの各部の機能を実現するソフトウェ
アプログラム(アプリケーションプログラム)は、フロ
ッピディスクやCD−ROM等の携帯型記憶媒体(可搬
型記憶媒体)に格納され、携帯型記憶媒体からメインメ
モリ22またはハードディスク装置40に転送される。
【0021】画像メモリ24は、YMC版と複数の特色
版(この実施例では、「S版」と「T版」の2つの特色
版)の5つの色版画像の画像データをそれぞれ記憶する
5プレーン分のメモリ領域を有している。なお、以下で
説明する実施例においては、K版を含まないYMC版で
構成されたカラー画像を処理する場合について説明する
が、K版を含むカラー画像に対しても同様に処理を行な
うことができる。なお、特色版と区別するために、YM
C版(またはYMCK版)を「基本色版」とも呼ぶ。
版(この実施例では、「S版」と「T版」の2つの特色
版)の5つの色版画像の画像データをそれぞれ記憶する
5プレーン分のメモリ領域を有している。なお、以下で
説明する実施例においては、K版を含まないYMC版で
構成されたカラー画像を処理する場合について説明する
が、K版を含むカラー画像に対しても同様に処理を行な
うことができる。なお、特色版と区別するために、YM
C版(またはYMCK版)を「基本色版」とも呼ぶ。
【0022】図2は、第1実施例における処理手順を示
すフローチャートである。ステップS1では、処理対象
となる1ページ画像を表わすページデータをハードディ
スク装置40から画像メモリ24に読込む。1ページ画
像とは、1ページ分の画像平面に複数の画像部品が貼込
まれた画像である。画像部品としては、一様な濃度で塗
りつぶされた平網画像領域(チント画像領域)や、濃度
が一定方向に沿って一定の変化率で順次変化する傾斜網
画像領域(グラデーション画像領域)や、絵柄等があ
る。
すフローチャートである。ステップS1では、処理対象
となる1ページ画像を表わすページデータをハードディ
スク装置40から画像メモリ24に読込む。1ページ画
像とは、1ページ分の画像平面に複数の画像部品が貼込
まれた画像である。画像部品としては、一様な濃度で塗
りつぶされた平網画像領域(チント画像領域)や、濃度
が一定方向に沿って一定の変化率で順次変化する傾斜網
画像領域(グラデーション画像領域)や、絵柄等があ
る。
【0023】図3は、処理対象となる1ページ画像の一
例を示す説明図である。図3(A),(B),(C)
は、Y版、M版、C版の画像をそれぞれ示しており、図
3(E)はこれらの画像を刷り重ねることによって再現
されるカラー画像を示している。図3(A)に示されて
いるように、この1ページ画像は、2つの平網の画像領
域R1,R2を有している。第1の画像領域R1のYM
C各版の濃度は30%,60%,20%である。また、
第2の画像領域R2のYMC各版の濃度は20%,30
%,5%である。
例を示す説明図である。図3(A),(B),(C)
は、Y版、M版、C版の画像をそれぞれ示しており、図
3(E)はこれらの画像を刷り重ねることによって再現
されるカラー画像を示している。図3(A)に示されて
いるように、この1ページ画像は、2つの平網の画像領
域R1,R2を有している。第1の画像領域R1のYM
C各版の濃度は30%,60%,20%である。また、
第2の画像領域R2のYMC各版の濃度は20%,30
%,5%である。
【0024】図2のステップTでは、2つの特色版(S
版、T版)の特定の濃度に相当するYMC各版の濃度値
をオペレータが設定する。特色版の特定の濃度に相当す
るYMC各版の濃度値を、以下では「対応濃度」または
「擬似色値」と呼ぶ。擬似色値は、ハードディスク装置
40に記憶されている特色濃度データベースから読出す
ことができる。特色濃度データベースは、各種の特色
(緑色、オレンジ色、メタリックカラー等)の特定濃度
に対応するYMC各版の濃度が登録されているデータベ
ースである。このようなデータベースを用いれば、オペ
レータは登録されている特色とその濃度を指定するだけ
で、対応するYMC各版の擬似色値を指定することがで
きるという利点がある。もちろん、データベースを使用
せずに、オペレータが特色版の特定の濃度と、これに対
応するYMC各版の擬似色値をマニュアルで入力するこ
とも可能である。この実施例では、特色版Sの100%
(ベタ)に対応するYMC各版の擬似色値(第1の擬似
色値)として、YS =20%,MS =40%,CS =1
0%が設定され、特色版Tの100%(ベタ)に対応す
るYMC各版の擬似色値(第2の擬似色値)として、Y
T =20%,MT =10%,CT =0%が設定されたも
のと仮定する。
版、T版)の特定の濃度に相当するYMC各版の濃度値
をオペレータが設定する。特色版の特定の濃度に相当す
るYMC各版の濃度値を、以下では「対応濃度」または
「擬似色値」と呼ぶ。擬似色値は、ハードディスク装置
40に記憶されている特色濃度データベースから読出す
ことができる。特色濃度データベースは、各種の特色
(緑色、オレンジ色、メタリックカラー等)の特定濃度
に対応するYMC各版の濃度が登録されているデータベ
ースである。このようなデータベースを用いれば、オペ
レータは登録されている特色とその濃度を指定するだけ
で、対応するYMC各版の擬似色値を指定することがで
きるという利点がある。もちろん、データベースを使用
せずに、オペレータが特色版の特定の濃度と、これに対
応するYMC各版の擬似色値をマニュアルで入力するこ
とも可能である。この実施例では、特色版Sの100%
(ベタ)に対応するYMC各版の擬似色値(第1の擬似
色値)として、YS =20%,MS =40%,CS =1
0%が設定され、特色版Tの100%(ベタ)に対応す
るYMC各版の擬似色値(第2の擬似色値)として、Y
T =20%,MT =10%,CT =0%が設定されたも
のと仮定する。
【0025】ステップS3では、1ページ画像に含まれ
る画像部品から1つを処理対象として検索する。なお、
1ページ画像を表わすページデータには、複数の画像部
品がリスト形式で登録されており、ステップS3ではそ
れらが1つずつ順次選択される。図3の例では、まず第
1の画像部品R1が選択される。
る画像部品から1つを処理対象として検索する。なお、
1ページ画像を表わすページデータには、複数の画像部
品がリスト形式で登録されており、ステップS3ではそ
れらが1つずつ順次選択される。図3の例では、まず第
1の画像部品R1が選択される。
【0026】ステップS4では、色要素選択手段50
が、処理対象の画像部品内の色の要素を検索し、変換処
理の対象とする色要素データを取得する。ここで、「色
要素」とは、YMC各版の濃度で表わされる色を意味し
ている。画像部品が平網画像領域の場合には画像部品内
の色要素は1つだけであるが、画像部品が傾斜網画像領
域や絵柄である場合には複数の色要素が含まれている。
ステップS4では、その中の1つの色要素を選択し、そ
のYMC各版の濃度値を取得する。図4の例では、第1
の画像領域R1の濃度値Y1 =30%、M1 =60%、
C1 =20%が取得される。
が、処理対象の画像部品内の色の要素を検索し、変換処
理の対象とする色要素データを取得する。ここで、「色
要素」とは、YMC各版の濃度で表わされる色を意味し
ている。画像部品が平網画像領域の場合には画像部品内
の色要素は1つだけであるが、画像部品が傾斜網画像領
域や絵柄である場合には複数の色要素が含まれている。
ステップS4では、その中の1つの色要素を選択し、そ
のYMC各版の濃度値を取得する。図4の例では、第1
の画像領域R1の濃度値Y1 =30%、M1 =60%、
C1 =20%が取得される。
【0027】ステップS5では、色要素分配手段52が
ステップS4で取得した各濃度値Y1 ,M1 ,C1 を、
予め設定された分配比率に従って、S版のための分配濃
度とT版のための分配濃度とに分配する。
ステップS4で取得した各濃度値Y1 ,M1 ,C1 を、
予め設定された分配比率に従って、S版のための分配濃
度とT版のための分配濃度とに分配する。
【0028】図4は、第1実施例の処理内容を示す説明
図である。図4の例では、分配比率が6:4であり、元
の濃度Y1 ,M1 ,C1 を、60%の分配率でS版のた
めの分配濃度Y2 ,M2 ,C2 が決定され(図4(A
2)〜(C2))、また、40%の分配率でT版のため
の分配濃度Y3 ,M3 ,C3 が決定される。具体的に
は、第1の画像領域R1において、S版に対する分配濃
度はY2 =18%、M2 =36%、C2 =12%とな
り、T版に対する分配濃度はY3 =12%、M3 =24
%、C3 =8%となる。
図である。図4の例では、分配比率が6:4であり、元
の濃度Y1 ,M1 ,C1 を、60%の分配率でS版のた
めの分配濃度Y2 ,M2 ,C2 が決定され(図4(A
2)〜(C2))、また、40%の分配率でT版のため
の分配濃度Y3 ,M3 ,C3 が決定される。具体的に
は、第1の画像領域R1において、S版に対する分配濃
度はY2 =18%、M2 =36%、C2 =12%とな
り、T版に対する分配濃度はY3 =12%、M3 =24
%、C3 =8%となる。
【0029】ステップS6では、第2のCPU20bが
S版のための特色変換を実行するとともに、第3のCP
U20cがT版のための特色変換を実行する。すなわ
ち、2つのCPU20b,20cを用いてS版とT版の
特色変換を同時に実行する。
S版のための特色変換を実行するとともに、第3のCP
U20cがT版のための特色変換を実行する。すなわ
ち、2つのCPU20b,20cを用いてS版とT版の
特色変換を同時に実行する。
【0030】第2のCPU20bは色要素変換手段54
を実行して、S版に対応するYMC各版の擬似色値YS
,MS ,CS と、処理対象の色要素における各色版の
分配濃度値Y2 ,M2 ,C2 から、S版を含む各色版の
新たな濃度値S1 ,Y4 ,M4,C4 を次の式(1a)
〜(1d)に従って算出する。
を実行して、S版に対応するYMC各版の擬似色値YS
,MS ,CS と、処理対象の色要素における各色版の
分配濃度値Y2 ,M2 ,C2 から、S版を含む各色版の
新たな濃度値S1 ,Y4 ,M4,C4 を次の式(1a)
〜(1d)に従って算出する。
【0031】 S1 =Min(Y2/YS,M2/MS,C2/CS,1) …(1a) Y4 =Y2 −S1×YS …(1b) M4 =M2 −S1×MS …(1c) C4 =C2 −S1×CS …(1d)
【0032】ここで、演算子Min()は、括弧内の最
小値を取る演算を示している。なお、擬似色値が0%に
設定されている版は、上記(1a)〜(1d)式から除
外される。
小値を取る演算を示している。なお、擬似色値が0%に
設定されている版は、上記(1a)〜(1d)式から除
外される。
【0033】上記(1a)式の「Min()」の値は、
本発明における比の最小値に相当する。また、(1b)
〜(1e)式の右辺第2項は、本発明における比例濃度
値に相当する。(1b)〜(1e)式の左辺は、複数の
基本色版に対する減算後濃度に相当する。
本発明における比の最小値に相当する。また、(1b)
〜(1e)式の右辺第2項は、本発明における比例濃度
値に相当する。(1b)〜(1e)式の左辺は、複数の
基本色版に対する減算後濃度に相当する。
【0034】図4(A2)〜(C2)の例では、第1の
画像領域R1の色要素における各版の濃度値はY2 =1
8%,M2 =36%,C2 =12%なので、図4(A
4)〜(D4)に示すように、画像領域R1におけるS
版の濃度はS1 =90%となり、YMC各版の新たな濃
度(減算後濃度)Y4 ,M4 ,C4 は、それぞれ0%,
0%,3%となる。同様に、第2の画像領域R2の色要
素における各版の濃度値はY2 =12%,M2 =18
%,C2 =3%なので、図4(A4)〜(D4)に示す
ように、画像領域R2におけるS版の濃度はS1 =30
%となり、YMC各版の新たな濃度(減算後濃度)Y4
,M4 ,C4 は、それぞれ6%,6%,0%となる。
画像領域R1の色要素における各版の濃度値はY2 =1
8%,M2 =36%,C2 =12%なので、図4(A
4)〜(D4)に示すように、画像領域R1におけるS
版の濃度はS1 =90%となり、YMC各版の新たな濃
度(減算後濃度)Y4 ,M4 ,C4 は、それぞれ0%,
0%,3%となる。同様に、第2の画像領域R2の色要
素における各版の濃度値はY2 =12%,M2 =18
%,C2 =3%なので、図4(A4)〜(D4)に示す
ように、画像領域R2におけるS版の濃度はS1 =30
%となり、YMC各版の新たな濃度(減算後濃度)Y4
,M4 ,C4 は、それぞれ6%,6%,0%となる。
【0035】なお、式(1a)の右辺の“1”は、特色
版の濃度値S1 の上限を100%に規制するためのもの
である。
版の濃度値S1 の上限を100%に規制するためのもの
である。
【0036】ステップS6では第3のCPU20bも色
要素変換手段54を実行し、T版に対応するYMC各版
の擬似色値YT ,MT ,CT と、色要素における各色版
の分配濃度値Y3 ,M3 ,C3 から、特色版を含む各版
の新たな濃度値T1 ,Y5 ,M5 ,C5 を次の式(2
a)〜(2d)に従って算出する。
要素変換手段54を実行し、T版に対応するYMC各版
の擬似色値YT ,MT ,CT と、色要素における各色版
の分配濃度値Y3 ,M3 ,C3 から、特色版を含む各版
の新たな濃度値T1 ,Y5 ,M5 ,C5 を次の式(2
a)〜(2d)に従って算出する。
【0037】 T1 =Min(Y3/YT,M3/MT,C3/CT,1) …(2a) Y5 =Y3 −S2×YT …(2b) M5 =M3 −S2×MT …(2c) C5 =C3 −S2×CT …(2d)
【0038】図4(A3)〜(C3)の例では、第1の
画像領域R1の色要素における各版の濃度値はY3 =1
2%,M3 =24%,C3 =8%なので、図4(A5)
〜(C5),(E5)に示すように、T版の濃度はT1
=60%となり、YMC各版の新たな濃度Y5 ,M5 ,
C5 は、それぞれ0%,18%,8%となる。
画像領域R1の色要素における各版の濃度値はY3 =1
2%,M3 =24%,C3 =8%なので、図4(A5)
〜(C5),(E5)に示すように、T版の濃度はT1
=60%となり、YMC各版の新たな濃度Y5 ,M5 ,
C5 は、それぞれ0%,18%,8%となる。
【0039】ステップS7では、上記の処理で得られた
S版とT版の色情報を元の色要素の色情報に合成し、処
理対象の色要素の5つの色版Y,M,C,S,Tに関す
る新たな濃度を設定する。第1実施例では、図4(A
6)〜(E6)に示すように、YMC版の濃度は元の値
を保ち、S版とT版の濃度を追加している。
S版とT版の色情報を元の色要素の色情報に合成し、処
理対象の色要素の5つの色版Y,M,C,S,Tに関す
る新たな濃度を設定する。第1実施例では、図4(A
6)〜(E6)に示すように、YMC版の濃度は元の値
を保ち、S版とT版の濃度を追加している。
【0040】ステップS8では、ステップS7で得られ
た色要素を各画像部品の色要素として格納する。ステッ
プS9では、処理対象の画像部品に他の色要素が含まれ
ているか否かが判断される。他の色要素が含まれていれ
ばステップS4に戻り、次の色要素についてステップS
4〜S9の処理を繰返す。図4の第1の画像領域R1は
平網領域であり、1つの色要素しか含まないので、ステ
ップS9からステップS10に移行する。ステップS1
0では、1ページ画像内に他の画像部品が含まれるか否
かが判定される。他の画像部品があれば、ステップS1
0からステップS3に戻り、他の画像部品(図4の場合
には第2の画像領域R2)が処理対象として選択され
る。
た色要素を各画像部品の色要素として格納する。ステッ
プS9では、処理対象の画像部品に他の色要素が含まれ
ているか否かが判断される。他の色要素が含まれていれ
ばステップS4に戻り、次の色要素についてステップS
4〜S9の処理を繰返す。図4の第1の画像領域R1は
平網領域であり、1つの色要素しか含まないので、ステ
ップS9からステップS10に移行する。ステップS1
0では、1ページ画像内に他の画像部品が含まれるか否
かが判定される。他の画像部品があれば、ステップS1
0からステップS3に戻り、他の画像部品(図4の場合
には第2の画像領域R2)が処理対象として選択され
る。
【0041】こうして、図2のステップS3〜S11の
処理を繰返すことによって、各画像部品の各色要素に関
して、そのYMC各版の濃度値が処理されて特色版の濃
度が設定される。ステップ11では、こうして変換され
た1ページ画像のページデータがハードディスク装置4
0に書き込まれる。
処理を繰返すことによって、各画像部品の各色要素に関
して、そのYMC各版の濃度値が処理されて特色版の濃
度が設定される。ステップ11では、こうして変換され
た1ページ画像のページデータがハードディスク装置4
0に書き込まれる。
【0042】ところで、1ページ画像を構成する際に
は、特色版に変換したい画像領域の濃度値を予め擬似色
値に一致するように設定しておくことができる。そし
て、YMCK版で表現される1ページ画像の各版の濃度
を、図2の手順に従って特色版の特定濃度に変換すれ
ば、特色版の画像を容易に生成することができる。
は、特色版に変換したい画像領域の濃度値を予め擬似色
値に一致するように設定しておくことができる。そし
て、YMCK版で表現される1ページ画像の各版の濃度
を、図2の手順に従って特色版の特定濃度に変換すれ
ば、特色版の画像を容易に生成することができる。
【0043】上記第1実施例によれば、複数の特色版を
求めるための複数の特色変換を並列に同時に実行するこ
とができるので、従来の方法に比べて高速な処理が可能
である。また、分配比率応じた重み付けに従って複数の
特色版の濃度を生成することができるという利点もあ
る。すなわち、分配比率の比較的大きな特色に関しては
その濃度が比較的大きく設定され、分配比率の比較的小
さな特色に関してはその濃度も比較的小さく設定され
る。
求めるための複数の特色変換を並列に同時に実行するこ
とができるので、従来の方法に比べて高速な処理が可能
である。また、分配比率応じた重み付けに従って複数の
特色版の濃度を生成することができるという利点もあ
る。すなわち、分配比率の比較的大きな特色に関しては
その濃度が比較的大きく設定され、分配比率の比較的小
さな特色に関してはその濃度も比較的小さく設定され
る。
【0044】なお、特色版の特定濃度としては、100
%(ベタ)以外の任意の濃度値を設定することが可能で
ある。また、上記実施例では、K版を含まないYMC版
で構成されたカラー画像に関する処理について説明した
が、K版を含むYMCK版で構成されるカラー画像に関
しても、上記と同様に処理を行なうことができる。
%(ベタ)以外の任意の濃度値を設定することが可能で
ある。また、上記実施例では、K版を含まないYMC版
で構成されたカラー画像に関する処理について説明した
が、K版を含むYMCK版で構成されるカラー画像に関
しても、上記と同様に処理を行なうことができる。
【0045】さらに、色要素の濃度の分配比率は60%
と40%でなくともよく、任意の値に設定することがで
きる。また、この分配比率は、合計が100%にならな
くてもよい。
と40%でなくともよく、任意の値に設定することがで
きる。また、この分配比率は、合計が100%にならな
くてもよい。
【0046】B.第2実施例:図5は、第2実施例にお
けるフローチャートであり、図6は、その処理内容を示
す説明図である。図5の手順は、図2に示す第1実施例
のステップS7での色要素の合成において、S版の特色
変換におけるYMC版の減算後濃度と、T版の特色変換
におけるYMC版の減算後濃度とを各色版ごとに加算す
ることによって、正確な色を再現することを可能にする
ものである。
けるフローチャートであり、図6は、その処理内容を示
す説明図である。図5の手順は、図2に示す第1実施例
のステップS7での色要素の合成において、S版の特色
変換におけるYMC版の減算後濃度と、T版の特色変換
におけるYMC版の減算後濃度とを各色版ごとに加算す
ることによって、正確な色を再現することを可能にする
ものである。
【0047】図6(A4)〜(D4)に示すS版の特色
変換の結果は、第1実施例における図4(A4)〜(D
4)に示す結果と同一である。また、図6(A5)〜
(C5),(E5)に示すT版の特色変換の結果は、第
1実施例における図4(A5)〜(C5),(E5)に
示す結果と同一である。第2実施例では、図6(A6)
〜(E6)に示す最終的な変換結果が、図4(A6)〜
(E6)に示す第1実施例の結果と異なるだけである。
すなわち、第2実施例では、S版とT版の変換結果にお
けるYMC版の減算後濃度を加算することによって、図
6(A6)〜(C6)に示すYMC版の最終的な濃度を
求めている。
変換の結果は、第1実施例における図4(A4)〜(D
4)に示す結果と同一である。また、図6(A5)〜
(C5),(E5)に示すT版の特色変換の結果は、第
1実施例における図4(A5)〜(C5),(E5)に
示す結果と同一である。第2実施例では、図6(A6)
〜(E6)に示す最終的な変換結果が、図4(A6)〜
(E6)に示す第1実施例の結果と異なるだけである。
すなわち、第2実施例では、S版とT版の変換結果にお
けるYMC版の減算後濃度を加算することによって、図
6(A6)〜(C6)に示すYMC版の最終的な濃度を
求めている。
【0048】第2実施例によれば、YMC版の元の濃度
から特色版の変換に使用された濃度値を減算しているの
で、より正確な色再現を行なうことができる。なお、第
2実施例のように、減算後濃度を加算する場合は、色要
素の分配比率の合計が100%になるように設定するこ
とが望ましい。
から特色版の変換に使用された濃度値を減算しているの
で、より正確な色再現を行なうことができる。なお、第
2実施例のように、減算後濃度を加算する場合は、色要
素の分配比率の合計が100%になるように設定するこ
とが望ましい。
【0049】C.第3実施例:図7は、第3実施例にお
けるフローチャートである。図7の手順は、図2に示す
第1実施例におけるステップS2とステップS3の間
に、ステップS31を追加したものである。ステップS
31では、ユーザが、分配比率を対話処理による指示に
よって設定する。第3実施例では、ユーザが、所望の分
配比率を任意に設定することができる。
けるフローチャートである。図7の手順は、図2に示す
第1実施例におけるステップS2とステップS3の間
に、ステップS31を追加したものである。ステップS
31では、ユーザが、分配比率を対話処理による指示に
よって設定する。第3実施例では、ユーザが、所望の分
配比率を任意に設定することができる。
【0050】D.第4実施例:図8は、第4実施例にお
けるフローチャートであり、図9は、その処理内容を示
す説明図である。図8の手順は、図2に示す第1実施例
におけるステップS2とステップS3の間に、ステップ
S41とステップS42を追加したものである。ステッ
プS41ではカラー画像内に画像領域を設定し、ステッ
プS42では、各画像領域の分配比率をユーザの対話処
理による指示によって設定する。なお、ステップS41
における画像領域の設定は、ユーザが対話処理によって
任意に行なうことができる。また、各画像部品の領域を
それぞれ異なる画像領域としてそのまま使用するように
しても良い。
けるフローチャートであり、図9は、その処理内容を示
す説明図である。図8の手順は、図2に示す第1実施例
におけるステップS2とステップS3の間に、ステップ
S41とステップS42を追加したものである。ステッ
プS41ではカラー画像内に画像領域を設定し、ステッ
プS42では、各画像領域の分配比率をユーザの対話処
理による指示によって設定する。なお、ステップS41
における画像領域の設定は、ユーザが対話処理によって
任意に行なうことができる。また、各画像部品の領域を
それぞれ異なる画像領域としてそのまま使用するように
しても良い。
【0051】図9の例では、第1の画像領域R1に対し
ては分配比率が60:40に設定されており、第2の画
像領域R2に対しては分配比率が20:80に設定され
ている。第4実施例の処理結果の説明は省略する。
ては分配比率が60:40に設定されており、第2の画
像領域R2に対しては分配比率が20:80に設定され
ている。第4実施例の処理結果の説明は省略する。
【0052】このように、第4実施例では、各画像領域
毎に分配比率をユーザが任意に設定できる。こうすれ
ば、画像領域毎に異なる分配比率を設定することによっ
て、各画像領域に適した所望の特色版の画像を生成する
ことができる。例えば、第1の画像領域R1に関しては
S版とT版の2つの特色版の画像を作成し、第2の画像
領域に関してはS版の画像のみを作成することも可能で
ある。
毎に分配比率をユーザが任意に設定できる。こうすれ
ば、画像領域毎に異なる分配比率を設定することによっ
て、各画像領域に適した所望の特色版の画像を生成する
ことができる。例えば、第1の画像領域R1に関しては
S版とT版の2つの特色版の画像を作成し、第2の画像
領域に関してはS版の画像のみを作成することも可能で
ある。
【0053】なお、第4実施例のステップS7におい
て、上述した第2実施例と同様に、YMC版について、
S版の特色変換における減算後濃度とT版の特色変換に
おける減算後濃度とを加算することも可能である。
て、上述した第2実施例と同様に、YMC版について、
S版の特色変換における減算後濃度とT版の特色変換に
おける減算後濃度とを加算することも可能である。
【0054】上記の各実施例では、YMCの基本色版を
2つの特色版に変換する場合について説明したが、3つ
以上の複数の特色版に変換する場合も上記実施例と同様
に処理することができる。
2つの特色版に変換する場合について説明したが、3つ
以上の複数の特色版に変換する場合も上記実施例と同様
に処理することができる。
【図1】この発明の実施例を適用する画像処理装置の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】第1実施例における処理手順を示すフローチャ
ート。
ート。
【図3】処理対象となる1ページ画像の一例を示す説明
図。
図。
【図4】第1実施例の処理内容を示す説明図。
【図5】第2実施例における処理手順を示すフローチャ
ート。
ート。
【図6】第2実施例の処理内容を示す説明図。
【図7】第3実施例における処理手順を示すフローチャ
ート。
ート。
【図8】第4実施例における処理手順を示すフローチャ
ート。
ート。
【図9】第4実施例の処理内容を示す説明図。
20a,20b,20c…CPU 22…メインメモリ 24…画像メモリ 32…キーボード 34…マウス 36…読取スキャナ 38…カラーCRT 40…ハードディスク装置 50…色要素選択手段 52…色要素分配手段 54…色要素変換手段 56…色要素合成手段
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくともYMC版を含む複数の色版に
よって再現されるカラー画像について、YMCK版以外
のN個の複数の特色版を作成する方法であって、(a)
前記N個の特色版のそれぞれについて、各特色版の特定
の濃度に対応する前記複数の色版の濃度を、各特色版に
対応する対応濃度として指定する工程と、(b)前記カ
ラー画像内の各色要素を処理対象として選択する工程
と、(c)前記処理対象の色要素における前記複数の色
版の濃度のそれぞれを、指定された分配比率によってN
個の分配濃度にそれぞれ分配するとともに、前記N個の
分配濃度を前記N個の特色版にそれぞれ対応付ける工程
と、(d)前記N個の特色版のそれぞれに関して、前記
複数の色版の前記分配濃度の範囲内において各特色版の
前記対応濃度に比例した各色版の比例濃度値を求め、前
記比例濃度値に相当する各特色版の濃度を前記処理対象
の色要素における各特色版の濃度として設定する工程
と、を備える特色版作成方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の特色版作成方法であっ
て、 前記工程(d)は、前記N個の特色版のそれぞれを対象
特色版として、(1)前記複数の色版の前記分配濃度
と、対象特色版に対応する各色版の前記対応濃度との比
を求めるとともに、各色版に対する前記比と1.0との
中の最小値を求める工程と、(2)前記最小値と前記複
数の色版の前記対応濃度とをそれぞれ乗じた値を各色版
に対する前記比例濃度値として決定する工程と、(3)
前記処理対象の色要素に対する前記複数の色版の前記分
配濃度から、各色版の前記比例濃度値をそれぞれ減算す
ることによって前記複数の色版に対する前記減算後濃度
を求める工程とを実行する、特色版作成方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の特色版作成方法
であって、さらに(e)前記複数の色版の前記分配濃度
から前記比例濃度値を減算することによって、前記複数
の色版に対する減算後濃度を各特色版毎に求める工程
と、(f)各特色版に関して得られた前記減算後濃度を
前記複数の色版毎にそれぞれ加算するとともに、加算に
より得られた加算値を前記複数の色版の濃度として新た
に設定する工程と、を備える特色版作成方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の特
色版作成方法であって、 前記カラー画像は複数の画像領域を含み、 前記特色版作成方法は、さらに、 前記画像領域毎に前記分配比率を設定する工程、を備え
る特色版作成方法。 - 【請求項5】 少なくともYMC版を含む複数の色版に
よって再現されるカラー画像について、YMCK版以外
のN個の複数の特色版を作成する装置であって、 前記N個の特色版のそれぞれについて、各特色版の特定
の濃度に対応する前記複数の色版の濃度を、各特色版に
対応する対応濃度として指定する濃度指定手段と、 前記カラー画像内の各色要素を処理対象として選択する
色要素選択手段と、 前記処理対象の色要素における前記複数の色版の濃度
を、指定された分配比率によってN個の分配濃度にそれ
ぞれ分配するとともに、前記N個の分配濃度を前記N個
の特色版にそれぞれ対応付ける色要素分配手段と、 前記N個の特色版のそれぞれに関して、前記複数の色版
の前記分配濃度の範囲内において各特色版の前記対応濃
度に比例した各色版の比例濃度値を求め、前記比例濃度
値に相当する各特色版の濃度を前記処理対象の色要素に
おける各特色版の濃度として設定する色要素変換手段
と、を備える特色版作成装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069251A JPH09234850A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 特色版の作成方法および装置 |
| EP96114322A EP0763926A3 (en) | 1995-09-13 | 1996-09-06 | Method and apparatus for preparing special color separation |
| US08/712,706 US5936749A (en) | 1995-09-13 | 1996-09-12 | Method and apparatus for preparing special color separation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8069251A JPH09234850A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 特色版の作成方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09234850A true JPH09234850A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13397344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8069251A Pending JPH09234850A (ja) | 1995-09-13 | 1996-02-28 | 特色版の作成方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09234850A (ja) |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP8069251A patent/JPH09234850A/ja active Pending
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