JPH09235227A - 心不全治療薬 - Google Patents

心不全治療薬

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JPH09235227A
JPH09235227A JP8344717A JP34471796A JPH09235227A JP H09235227 A JPH09235227 A JP H09235227A JP 8344717 A JP8344717 A JP 8344717A JP 34471796 A JP34471796 A JP 34471796A JP H09235227 A JPH09235227 A JP H09235227A
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JP
Japan
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group
hydrogen atom
therapeutic agent
heart failure
atom
Prior art date
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Pending
Application number
JP8344717A
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English (en)
Inventor
Keizo Tanigawa
啓造 谷川
Kazuhiko Ikuyori
一彦 生頼
Masayuki Sato
雅之 佐藤
Toru Yamashita
徹 山下
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
Application filed by Nissan Chemical Corp filed Critical Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 心不全治療薬の提供。 【解決手段】 下記式(I) 〔式中、R1及びR2は、それぞれ独立して水素原子、ニト
ロ基、C1−6アルキルアミノ基など、R3及びR4は、それ
ぞれ独立してC1-6アルキル基などを意味するか又はR3
R4が一緒になってそれらが結合している炭素原子と共に
C3 -6シクロアルキル基を示し、R5は、水酸基などを意味
するか又はR6と一緒になって結合を示し、R6は、水素原
子を意味するか又はR5と一緒になって結合を示し、R7
びR8は、それぞれ独立して水素原子若しくはC1-6アルキ
ル基を示すか、R7とR8が一緒になってそれらが結合して
いる窒素原子と共にピロリジニルなどを示す。〕により
表されるベンゾピラン誘導体又はその薬学上許容し得る
塩を有効成分とする心不全治療薬。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬学上の活性を有
するベンゾピラン誘導体のヒトを含む哺乳動物に対する
心不全治療の用途に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特開昭
51−1477号公報(英国特許1495526号公
報、米国特許4048317号公報)、特開昭56−5
7785号公報(欧州特許28064号、米国特許43
63811号)、特開昭56−57786号公報(欧州
特許28449号、米国特許4366163号)、WO
8501290号公報(欧州特許157843号公開公
報)には、ベンゾピラン誘導体が高血圧症の治療に用い
られることができる可能性を開示しているが、心不全病
態を治療しうる可能性については言及していない。心臓
の機能不全状態である心不全は、心臓収縮力の低下に基
づく疾患であり、その治療には、心筋収縮力を増加させ
る薬剤が臨床上使用されている。しかし、これらの薬剤
には心拍数増加作用に基づく心筋エネルギー過剰消費が
問題であるとされ、長期投与の際の生命予後改善効果に
課題があると言われている。したがって、心拍数を減少
させることにより心筋エネルギー消費の負担を軽減させ
る薬剤の開発が望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ベンゾピ
ラン誘導体の中で、降圧作用が低く、心拍数を減少させ
る化合物を鋭意探索した結果、式(I)で表される化合
物に強い徐脈作用があり、心不全治療剤として有用であ
ることを見いだし本発明を完成した。
【0004】本発明は、式(I)
【0005】
【化2】
【0006】〔式中、R1及びR2は、それぞれ独立して水
素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ホルミル
基、アミノ基、C1-6アルキルアミノ基、ジC1-6アルキル
アミノ基、C1-6アルキルカルボニルアミノ基、C1-6アル
キルスルホニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1-6
ルキルアミノカルボニル基、ジC1-6アルキルアミノカル
ボニル基、C1-6アルキルカルボニル基又はC1-6アルコキ
シカルボニル基を意味し、R3及びR4は、それぞれ独立し
て水素原子、C1-6アルキル基若しくはフェニル基を意味
するか又はR3とR4が一緒になってC3-6シクロアルキル基
を意味し、R5は、水酸基、C1-6アルコキシ基若しくはC
1-6アルキルカルボニルオキシ基を意味するか又はR6
一緒になって結合を意味し、R6は、水素原子を意味する
か又はR5と一緒になって結合を意味し、R7及びR8は、そ
れぞれ独立して水素原子若しくはC1-6アルキル基を意味
するか、R7とR8が一緒になってそれらが結合している窒
素原子と共にピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾ
リジニル、ピペリジル、ピペラジニル、ペルヒドロアゼ
ピニル、1,3−オキサゾリジニル、モルホリニル、
1,3−ペルヒドロオキサアゼピニル、1,4−ペルヒ
ドロオキサアゼピニル、1,3−チアゾリジニル、1,
4−ペルヒドロチアゾリニル、1,3−ペルヒドロチア
ゾリジニル、1,4−ペルヒドロチアゾリジニル基を意
味するか、又はR7とR8が一緒になってそれらが結合して
いる窒素原子と共にR9により任意に置換されていてもよ
いピロール環(R9はR1と同じ意味を表す。)を意味す
る。〕により表されるベンゾピラン誘導体又はその薬学
上許容し得る塩を有効成分とする心不全治療薬である。
【0007】本発明に供される化合物は、強い心拍数減
少作用を有し、心機能の改善に有効であり、心不全治療
薬として用いることができる。
【0008】次に、本発明に供される化合物(I)の各
置換基を更に具体的に説明する。なお、本明細書中
「n」はノルマルを「i」はイソを、「s」はセカンダリ
ーを、「t」はターシャリーを「c」はシクロを意味す
る。
【0009】ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素
原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられる。好ましく
は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子が挙げられる。
【0010】C1-6アルキル基としては、メチル、エチ
ル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチル、i-ブチル、s-
ブチル、t-ブチル、1-ペンチル、2-ペンチル、3-ペンチ
ル、i-ペンチル、ネオペンチル、t-ペンチル、1-ヘキシ
ル、2-ヘキシル、3-ヘキシル、1-メチル-n-ペンチル、
1,1,2-トリメチル-n-プロピル、1,2,2-トリメチル-n-プ
ロピル及び3,3-ジメチル-n-ブチル等が挙げられる。好
ましくは、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル及
びn-ブチル等が挙げられる。
【0011】C1-6アルコキシ基としては、メトキシ、エ
トキシ、n-プロポキシ、i-プロポキシ、n-ブトキシ、i-
ブトキシ、s-ブトキシ、t-ブトキシ、1-ペンチルオキ
シ、2-ペンチルオキシ、3-ペンチルオキシ、i-ペンチル
オキシ、ネオペンチルオキシ、t-ペンチルオキシ、1-ヘ
キシルオキシ、2-ヘキシルオキシ、3-ヘキシルオキシ、
1-メチル-n-ペンチルオキシ、1,1,2-トリメチル-n-プロ
ポキシ、1,2,2-トリメチル-n-プロポキシ及び3,3-ジメ
チル-n-ブトキシ等が挙げられる。好ましくは、メトキ
シ、エトキシ、n-プロポキシ及びi-プロポキシが挙げら
れる。
【0012】C3-6シクロアルキル基としては、シクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキ
シル等が挙げられる。好ましくは、シクロプロピル、シ
クロブチル及びシクロヘキシルが挙げられる。
【0013】C1-6アルキルアミノ基としては、メチルア
ミノ、エチルアミノ、n-プロピルアミノ、i-プロピルア
ミノ、c-プロピルアミノ、n-ブチルアミノ、i-ブチルア
ミノ、s-ブチルアミノ、t-ブチルアミノ、c-ブチルアミ
ノ、1-ペンチルアミノ、2-ペンチルアミノ、3-ペンチル
アミノ、i-ペンチルアミノ、ネオペンチルアミノ、t-ペ
ンチルアミノ、c-ペンチルアミノ、1-ヘキシルアミノ、
2-ヘキシルアミノ、3-ヘキシルアミノ、c-ヘキシルアミ
ノ、1-メチル-n-ペンチルアミノ、1,1,2-トリメチル-n-
プロピルアミノ、1,2,2-トリメチル-n-プロピルアミノ
及び3,3-ジメチル-n-ブチルアミノ等が挙げられる。好
ましくは、メチルアミノ、エチルアミノ、n-プロピルア
ミノ、i-プロピルアミノ及びn-ブチルアミノが挙げられ
る。
【0014】ジC1-6アルキルアミノ基としては、ジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、ジ-n-プロピルアミノ、ジ-
i-プロピルアミノ、ジ-c-プロピルアミノ、ジ-n-ブチル
アミノ、ジ-i-ブチルアミノ、ジ-s-ブチルアミノ、ジ-t
-ブチルアミノ、ジ-c-ブチルアミノ、ジ-1-ペンチルア
ミノ、ジ-2-ペンチルアミノ、ジ-3-ペンチルアミノ、ジ
-i-ペンチルアミノ、ジ-ネオペンチルアミノ、ジ-t-ペ
ンチルアミノ、ジ-c-ペンチルアミノ、ジ-1-ヘキシルア
ミノ、ジ-2-ヘキシルアミノ、ジ-3-ヘキシルアミノ、ジ
-c-ヘキシルアミノ、ジ-(1-メチル-n-ペンチル)アミ
ノ、ジ-(1,1,2-トリメチル-n-プロピル)アミノ、ジ-(1,
2,2-トリメチル-n-プロピル)アミノ、ジ-(3,3-ジメチル
-n-ブチル)アミノ、メチル(エチル)アミノ、メチル(n-
プロピル)アミノ、メチル(i-プロピル)アミノ、メチル
(c-プロピル)アミノ、メチル(n-ブチル)アミノ、メチル
(i-ブチル)アミノ、メチル(s-ブチル)アミノ、メチル(t
-ブチル)アミノ、メチル(c-ブチル)アミノ、エチル(n-
プロピル)アミノ、エチル(i-プロピル)アミノ、エチル
(c-プロピル)アミノ、エチル(n-ブチル)アミノ、エチル
(i-ブチル)アミノ、エチル(s-ブチル)アミノ、エチル(t
-ブチル)アミノ、エチル(c-ブチル)アミノ、n-プロピル
(i-プロピル)アミノ、n-プロピル(c-プロピル)アミノ、
n-プロピル(n-ブチル)アミノ、n-プロピル(i-ブチル)ア
ミノ、n-プロピル(s-ブチル)アミノ、n-プロピル(t-ブ
チル)アミノ、n-プロピル(c-ブチル)アミノ、i-プロピ
ル(c-プロピル)アミノ、i-プロピル(n-ブチル)アミノ、
i-プロピル(i-ブチル)アミノ、i-プロピル(s-ブチル)ア
ミノ、i-プロピル(t-ブチル)アミノ、i-プロピル(c-ブ
チル)アミノ、c-プロピル(n-ブチル)アミノ、c-プロピ
ル(i-ブチル)アミノ、c-プロピル(s-ブチル)アミノ、c-
プロピル(t-ブチル)アミノ、c-プロピル(c-ブチル)アミ
ノ、n-ブチル(i-ブチル)アミノ、n-ブチル(s-ブチル)ア
ミノ、n-ブチル(t-ブチル)アミノ、n-ブチル(c-ブチル)
アミノ、i-ブチル(s-ブチル)アミノ、i-ブチル(t-ブチ
ル)アミノ、i-ブチル(c-ブチル)アミノ、s-ブチル(t-ブ
チル)アミノ、s-ブチル(c-ブチル)アミノ、t-ブチル(c-
ブチル)アミノ等が挙げられる。好ましくは、ジメチル
アミノ、ジエチルアミノ、ジ-n-プロピルアミノ、ジ-i-
プロピルアミノ、ジ-n-ブチルアミノが挙げられる。
【0015】C1-6アルキルカルボニルアミノ基として
は、メチルカルボニルアミノ、エチルカルボニルアミ
ノ、n-プロピルカルボニルアミノ、i-プロピルカルボニ
ルアミノ、n-ブチルカルボニルアミノ、i-ブチルカルボ
ニルアミノ、s-ブチルカルボニルアミノ、t-ブチルカル
ボニルアミノ、1-ペンチルカルボニルアミノ、2-ペンチ
ルカルボニルアミノ、3-ペンチルカルボニルアミノ、i-
ペンチルカルボニルアミノ、ネオペンチルカルボニルア
ミノ、t-ペンチルカルボニルアミノ、1-ヘキシルカルボ
ニルアミノ、2-ヘキシルカルボニルアミノ、3-ヘキシル
カルボニルアミノ等が挙げられる。好ましくは、メチル
カルボニルアミノ、エチルカルボニルアミノ、n-プロピ
ルカルボニルアミノ、i-プロピルカルボニルアミノ、n-
ブチルカルボニルアミノが挙げられる。
【0016】C1-6アルキルスルホニルアミノ基として
は、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミ
ノ、n-プロピルスルホニルアミノ、i-プロピルスルホニ
ルアミノ、n-ブチルスルホニルアミノ、i-ブチルスルホ
ニルアミノ、s-ブチルスルホニルアミノ、t-ブチルスル
ホニルアミノ、1-ペンチルスルホニルアミノ、2-ペンチ
ルスルホニルアミノ、3-ペンチルスルホニルアミノ、i-
ペンチルスルホニルアミノ、ネオペンチルスルホニルア
ミノ、t-ペンチルスルホニルアミノ、1-ヘキシルスルホ
ニルアミノ、2-ヘキシルスルホニルアミノ、3-ヘキシル
スルホニルアミノ等が挙げられる。好ましくは、メチル
スルホニルアミノ、エチルスルホニルアミノ、n-プロピ
ルスルホニルアミノ、i-プロピルスルホニルアミノ、n-
ブチルスルホニルアミノが挙げられる。
【0017】C1-6アルキルアミノカルボニル基として
は、メチルアミノカルボニル、エチルアミノカルボニ
ル、n-プロピルアミノカルボニル、i-プロピルアミノカ
ルボニル、n-ブチルアミノカルボニル、i-ブチルアミノ
カルボニル、s-ブチルアミノカルボニル、t-ブチルアミ
ノカルボニル、1-ペンチルアミノカルボニル、2-ペンチ
ルアミノカルボニル、3-ペンチルアミノカルボニル、i-
ペンチルアミノカルボニル、ネオペンチルアミノカルボ
ニル、t-ペンチルアミノカルボニル、1-ヘキシルアミノ
カルボニル、2-ヘキシルアミノカルボニル、3-ヘキシル
アミノカルボニル等が挙げられる。好ましくは、メチル
アミノカルボニル、エチルアミノカルボニル、n-プロピ
ルアミノカルボニル、i-プロピルアミノカルボニル、n-
ブチルアミノカルボニルが挙げられる。
【0018】ジC1-6アルキルアミノカルボニル基として
は、ジメチルアミノカルボニル、ジエチルアミノカルボ
ニル、ジ-n-プロピルアミノカルボニル、ジ-i-プロピル
アミノカルボニル、ジ-c-プロピルアミノカルボニル、
ジ-n-ブチルアミノカルボニル、ジ-i-ブチルアミノカル
ボニル、ジ-s-ブチルアミノカルボニル、ジ-t-ブチルア
ミノカルボニル、ジ-c-ブチルアミノカルボニル、ジ-1-
ペンチルアミノカルボニル、ジ-2-ペンチルアミノカル
ボニル、ジ-3-ペンチルアミノカルボニル、ジ-i-ペンチ
ルアミノカルボニル、ジ-ネオペンチルアミノカルボニ
ル、ジ-t-ペンチルアミノカルボニル、ジ-c-ペンチルア
ミノカルボニル、ジ-1-ヘキシルアミノカルボニル、ジ-
2-ヘキシルアミノカルボニル、ジ-3-ヘキシルアミノカ
ルボニル等が挙げられる。好ましくは、ジメチルアミノ
カルボニル、ジエチルアミノカルボニル、ジ-n-プロピ
ルアミノカルボニル、ジ-i-プロピルアミノカルボニ
ル、ジ-c-プロピルアミノカルボニル、ジ-n-ブチルアミ
ノカルボニルが挙げられる。
【0019】C1-6アルキルカルボニル基としては、メチ
ルカルボニル、エチルカルボニル、n-プロピルカルボニ
ル、i-プロピルカルボニル、n-ブチルカルボニル、i-ブ
チルカルボニル、s-ブチルカルボニル、t-ブチルカルボ
ニル、1-ペンチルカルボニル、2-ペンチルカルボニル、
3-ペンチルカルボニル、i-ペンチルカルボニル、ネオペ
ンチルカルボニル、t-ペンチルカルボニル、1-ヘキシル
カルボニル、2-ヘキシルカルボニル、3-ヘキシルカルボ
ニルが挙げられる。好ましくは、メチルカルボニル、エ
チルカルボニル、n-プロピルカルボニル、i-プロピルカ
ルボニル、n-ブチルカルボニルが挙げられる。
【0020】C1-6アルコキシカルボニル基としては、メ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシ
カルボニル、i-プロポキシカルボニル、n-ブトキシカル
ボニル、i-ブトキシカルボニル、s-ブトキシカルボニ
ル、t-ブトキシカルボニル、1-ペンチルオキシカルボニ
ル、2-ペンチルオキシカルボニル、3-ペンチルオキシカ
ルボニル、i-ペンチルオキシカルボニル、ネオペンチル
オキシカルボニル、t-ペンチルオキシカルボニル、1-ヘ
キシルオキシカルボニル、2-ヘキシルオキシカルボニ
ル、3-ヘキシルオキシカルボニル等が挙げられる。好ま
しくは、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-
プロポキシカルボニル、i-プロポキシカルボニル、n-ブ
トキシカルボニル、i-ブトキシカルボニル、s-ブトキシ
カルボニル、t-ブトキシカルボニルが挙げられる。
【0021】本発明に用いられる好ましい化合物として
は、以下に挙げる化合物が挙げられる。
【0022】(1)R1及びR2が、それぞれ独立して水素
原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ホルミル
基、アミノ基、C1-6アルキルアミノ基、ジC1-6アルキル
アミノ基、C1 -6アルキルカルボニルアミノ基、アミノカ
ルボニル基、C1-6アルキルアミノカルボニル基又はジC
1-6アルキルアミノカルボニル基を意味し、R3及びR
4が、それぞれ独立してC1-6アルキル基又はR3とR4が一
緒になってそれらが結合している炭素原子と共にC3-6
クロアルキル基を意味し、R5が水酸基若しくはC1-6アル
キルカルボニルオキシ基を意味するか又はR6と一緒にな
って結合を意味し、R6が、水素原子を意味するか又はR5
と一緒になって結合を意味し、R7及びR8が、それぞれ独
立して水素原子若しくはC1-6アルキル基を意味するか、
R7とR8が一緒になってそれらが結合している窒素原子と
共にピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニ
ル、ピペリジル、ピペラジニル、モルホリニル、1,3
−チアゾリジニル基を意味するか、又はR7とR8が一緒に
なってそれらが結合している窒素原子と共にR9により任
意に置換されていてもよいピロール環(R9はR1と同じ意
味を表す。)を意味する式(I)で表されるベンゾピラ
ン誘導体又はその薬学上許容し得る塩。
【0023】(2)R7及びR8が一緒になってそれらが結
合している窒素原子と共にピロリジニル、イミダゾリジ
ニル、ピラゾリジニル、ピペリジル、ピペラジニル、モ
ルホリニル基を意味するか、又はR7とR8が一緒になって
それらが結合している窒素原子と共にR9により任意に置
換されていてもよいピロール環(R9はR1と同じ意味を表
す。)を意味する上記(1)記載の化合物。
【0024】(3)R3及びR4が同一のC1-6アルキル基で
ある上記(2)記載の化合物。
【0025】(4)R2が水素原子、ハロゲン原子、シア
ノ基、アミノ基、C1-6アルキルカルボニルアミノ基、ア
ミノカルボニル基、C1-6アルキルアミノカルボニル基又
はジC1-6アルキルアミノカルボニル基である上記(3)
記載の化合物。
【0026】(5)R2が水素原子、ハロゲン原子、アミ
ノ基又はC1-6アルキルカルボニルアミノ基である上記
(4)記載の化合物。
【0027】(6)R1が水素原子、ハロゲン原子、ニト
ロ基、シアノ基、ホルミル基、アミノ基、C1-6アルキル
アミノ基、ジC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカル
ボニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1-6アルキルカ
ルボニルアミノ基又はジC1-6アルキルアミノカルボニル
基である上記(5)記載の化合物。
【0028】(7)R1が水素原子、ニトロ基、シアノ
基、C1-6アルキルカルボニルアミノ基、アミノカルボニ
ル基、C1-6アルキルアミノカルボニル基又はジC1-6アル
キルアミノカルボニル基である上記(6)記載の化合
物。
【0029】(8)R2が水素原子である上記(7)記載
の化合物。
【0030】(9)R1が水素原子、R2がメチルカルボニ
ルアミノ基、R3及びR4がメチル基、R5が水酸基、R6が水
素原子であり、R7及びR8が一緒になってそれらが結合し
ている窒素原子と共にピロリジニル基である式(I)で
表されるベンゾピラン誘導体又はその薬学上許容し得る
塩。
【0031】(10)R1がニトロ基、R2がメチルカルボ
ニルアミノ基、R3及びR4がメチル基、R5が水酸基、R6
水素原子であり、R7及びR8が一緒になってそれらが結合
している窒素原子と共にピロリジニル基である式(I)
で表されるベンゾピラン誘導体又はその薬学上許容し得
る塩。
【0032】(11)R1がニトロ基、R2がアミノ基、R3
及びR4がメチル基、R5が水酸基、R6が水素原子であり、
R7及びR8が一緒になってそれらが結合している窒素原子
と共にピロリジニル基である式(I)で表されるベンゾ
ピラン誘導体又はその薬学上許容し得る塩。
【0033】(12)R1がニトロ基、R2が水素原子、R3
及びR4がメチル基、R5が水酸基、R6が水素原子であり、
R7及びR8が一緒になってそれらが結合している窒素原子
と共にピロリジニル基である式(I)で表されるベンゾ
ピラン誘導体又はその薬学上許容し得る塩。
【0034】(13)R1がニトロ基、R2が水素原子、R3
及びR4がメチル基、R5が水酸基、R6が水素原子であり、
R7及びR8が一緒になってそれらが結合している窒素原子
と共にR9により任意に置換されていてもよいピロール環
(R9はR1と同じ意味を表す。)を意味する式(I)で表
されるベンゾピラン誘導体又はその薬学上許容し得る
塩。
【0035】以下に、本発明に用いることができる化合
物の具体例を示すが、本発明はこれらに制限されるもの
ではない。なお、Meはメチル基を、Etはエチル基
を、Prはプロピル基を、Buはブチル基を、Acはア
セチル基(COCH3)を意味する。
【0036】
【化3】
【0037】
【化4】
【0038】
【化5】
【0039】
【化6】
【0040】本発明に供される化合物は、ピラン環の3
位と4位に不斉炭素を有しており、該不斉炭素に基づく
光学活性体が存在するが、ラセミ体と同様に本発明の用
途に用いることができる。又、ピラン環の3位と4位の
相対配置はトランスである。又、塩の形成可能な化合物
であるときはその薬学上許容しうる塩も有効成分として
用いることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
【0042】次に本発明に供される化合物の製法を説明
する。
【0043】一般式(I)により表される化合物のうち
R7及びR8がそれぞれ独立して水素原子若しくはC1-6アル
キル基を意味するか又はR7とR8が一緒になってそれらが
結合している窒素原子と共にピロリジニル、イミダゾリ
ジニル、ピラゾリジニル、ピペリジル、ピペラジニル、
ペルヒドロアゼピニル、1,3−オキサゾリジニル、モ
ルホリニル、1,3−ペルヒドロオキサアゼピニル、
1,4−ペルヒドロオキサアゼピニル、1,3−チアゾ
リジニル、1,4−ペルヒドロチアゾリニル、1,3−
ペルヒドロチアゾリジニル、1,4−ペルヒドロチアゾ
リジニル基を意味する化合物(一般式(IV)により表さ
れる)は下記の反応式によって示されるように、一般式
(II)により表される化合物と一般式(III)によって
表される化合物を不活性溶媒中反応させると得られる。
なお式(IV)中、R5は水酸基であり、R6は水素原子であ
る。
【0044】
【化7】
【0045】一般式(II)によって表される化合物と一
般式(III)によって表される化合物の反応に用いる溶
媒としては下記のものが上げられる。ジメチルスルホキ
シドによって代表されるスルホキシド系溶媒、ジメチル
ホルムアミド又はジメチルアセトアミドによって代表さ
れるアミド系溶媒、エチルエーテル、ジメトキシエタン
又は、テトラヒドロフランによって代表されるエーテル
系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタ
ンによって代表されるハロゲン系溶媒、メタノール、エ
タノール、又はプロパノールによって代表されるアルコ
ール系溶媒が挙げられる。又、無溶媒の条件で反応を行
なうこともできる。好ましくはアルコール系溶媒が挙げ
られる。
【0046】反応温度は通常−20℃から用いられる反
応溶媒の還流温度までであり、好ましくは60℃〜10
0℃である。
【0047】反応原料のモル比は、化合物(III)/化
合物(II)は0.5〜4.0の範囲であり、好ましくは
1.0〜2.0の範囲である。
【0048】一般式(II)によって表される化合物は既
知の方法(例えばJ.Med.Chem.1983,2
6,1582やJ.Med.Chem.1984,2
7,1127)により得られる。
【0049】一般式(I)により表される化合物のうち
R7とR8が一緒になって結合してそれらが結合している窒
素原子と共にピロール環を意味する化合物(一般式(V
I)により表される)は下記の反応式によって示される
ように、一般式(II)により表される化合物と一般式
(V)によって表される化合物を塩基の存在下、不活性
溶媒中反応させると得られる。なお式(VI)中、R5は水
酸基であり、R6は水素原子である。
【0050】
【化8】
【0051】一般式(II)によって表される化合物と一
般式(V)によって表される化合物の反応に用いる溶媒
としては下記のものが上げられる。ジメチルスルホキシ
ドによって代表されるスルホキシド系溶媒、ジメチルホ
ルムアミド又はジメチルアセトアミドによって代表され
るアミド系溶媒、エチルエーテル、ジメトキシエタン又
は、テトラヒドロフランによって代表されるエーテル系
溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタン
によって代表されるハロゲン系溶媒、メタノール、エタ
ノール、又はプロパノールによって代表されるアルコー
ル系溶媒が挙げられる。又、無溶媒の条件で反応を行な
うこともできる。好ましくはスルホキシド系溶媒及びア
ミド系溶媒が挙げられる。
【0052】塩基としては水素化ナトリウム、水素化カ
リウム及びカリウム−t−ブトキシドが挙げられ、好ま
しくは水素化ナトリウムが挙げられる。
【0053】反応温度は通常−20℃から用いられる反
応溶媒の還流温度までであり、好ましくは0℃〜60℃
である。
【0054】反応原料のモル比は、塩基/化合物(V)
は0.5〜2.0の範囲であり、好ましくは1.0〜
1.5の範囲である。
【0055】反応原料のモル比は、化合物(V)/化合
物(II)は0.5〜2.0の範囲であり、好ましくは
1.0〜2.0の範囲である。
【0056】一般式(I)により表される化合物のう
ち、R7とR8が一緒になってそれらが結合している窒素原
子と共にピロール環を意味する化合物(一般式(VI)に
より表される)は、下記の反応式によって示されるよう
に、一般式(II)をアンモニアと処理することによって
容易に得られる一般式(VII)により表される化合物
(一般式(II)の化合物から一般式(VII)の化合物へ
の変換は既知であり、例えば特開昭58−67683号
公報、特開昭58−188880号公報及び特開昭58
−201776号公報に記載された方法に準じて達成で
きる。)と、一般式(VIII)により表される化合物を酸
触媒の存在下、不活性溶媒中反応させても得られる。な
お式(VI)中、R5は水酸基であり、R6は水素原子であ
る。
【0057】
【化9】
【0058】化合物(VII)と化合物(VIII)の反応に
用いる溶媒としては、下記のものが挙げられる。ジメチ
ルスルホキシドによって代表されるスルホキシド系溶
媒、ジメチルホルムアミド又はジメチルアセトアミドに
よって代表されるアミド系溶媒、エチルエーテル、ジメ
トキシエタン又は、テトラヒドロフランによって代表さ
れるエーテル系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、
ジクロロエタンによって代表されるハロゲン系溶媒、
又、無溶媒の条件で反応を行なうこともできる。又、酸
触媒をそのまま溶媒として用いてもよい。
【0059】反応温度は通常、氷冷下から用いられる反
応溶媒の還流温度までである。
【0060】反応原料のモル比は、化合物(VIII)/化
合物(VII)は0.5〜4.0の範囲であり、好ましく
は1.0〜2.0の範囲である。
【0061】用いる酸触媒としては、塩酸、硫酸、蟻
酸、酢酸及びプロピオン酸が挙げられる。
【0062】一般式(VII)により表される化合物のう
ち光学活性体の合成は、ラセミ体を光学分割する方法
(特開平3−141286号公報、米国特許50970
37号公開公報、欧州特許409165号公開公報)を
利用することにより達成される。又、一般式(II)によ
り表される化合物の光学活性体の合成は、不斉合成によ
る方法(特開平5−301878号公報、欧州特許53
5377号公開公報、米国特許5420314号公開公
報)を利用することにより達成される。
【0063】前述したように、本発明者らは一般式
(I)で表わされる化合物には強い心拍数減少作用を有
していることを見い出した。心抑制作用がなく心拍数減
少作用を有し、この作用に基づく心筋酸素消費の減少が
心筋の運動負担を軽減し抗狭心症作用を示し、さらに有
効不応期の延長により抗不整脈作用をもつと考えられ
る。そのため、本発明に係る化合物は、心臓運動にかか
わる酸素消費あるいはエネルギー消費あるいは代謝を考
慮した上での心臓血管疾患の治療及び心拍数減少作用を
主に考えた治療にも有用であることが期待される。例え
ば、ヒトを含む哺乳動物の抗心不全剤として、あるいは
心不全を誘発する心臓血管疾患の治療剤、例えば虚血性
心疾患治療剤、抗体液貯留剤、肺高血圧症治療剤、弁膜
症治療剤、先天性心疾患治療剤、心筋疾患治療剤、肺水
腫治療剤、労作性狭心症治療剤、心筋梗塞治療剤、抗不
整脈剤、抗心房細動剤として有用である。
【0064】本発明はこれらの治療に一般式(I)で表
わされる化合物の有効な量を含む医薬組成物を提供す
る。
【0065】本発明に係る化合物の投与形態としては、
注射剤(皮下、静脈内、筋肉内、腹腔内注射)、軟膏
剤、坐剤、エアゾール剤等による非経口投与又は錠剤、
カプセル剤、顆粒剤、丸剤、シロップ剤、液剤、乳剤、
懸濁液剤等による経口投与をあげることができる。
【0066】本発明に係る化合物を含有する上記の薬学
的又は獣医学的組成物は、全組成物の重量に対して、本
発明に係る化合物を約0.01〜99.5%、好ましくは約0.1
〜30%を含有する。
【0067】本発明に係る化合物に又は該化合物を含有
する組成物に加えて、他の薬学的に又は獣医学的に活性
な化合物を含ませることができる。また、これらの組成
物は本発明に係る化合物の複数を含ませることができ
る。
【0068】本発明に供される化合物の臨床的投与量は
年令、体重、患者の感受性、症状の程度または投与方法
によっ増減してもよい。通常効果的な投与量は、成人一
日0.001mg/kg〜50mg/kg、好ましくは0.01m
g/kg〜20mg/kg程度である。しかし必要により
上記の範囲外の量を用いることもできる。
【0069】本発明に供される化合物は製薬の慣用手段
によって投与用に製剤化される。即ち、経口投与用の錠
剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤は賦形剤、例えば白糖、
乳糖、ブドウ糖、でんぷん、マンニット;結合剤、例え
ばヒドロキシプロピルセルロース、シロップ、アラビア
ゴム、ゼラチン、ソルビット、トラガント、メチルセル
ロース、ポリビニルピロリドン;崩壊剤、例えばでんぷ
ん、カルボキシメチルセルロース又はそのカルシウム
塩、微結晶セルロース、ポリエチレングリコール;滑沢
剤、例えばタルク、ステアリン酸マグネシウム又はカル
シウム、シリカ;潤滑剤、例えばラウリル酸ナトリウ
ム、グリセロール等を使用して調製される。
【0070】注射剤、液剤、乳剤、懸濁剤、シロップ剤
及びエアゾール剤は、活性成分の溶剤、例えば水、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、プロピレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレング
リコール;界面活性剤、例えばソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、水素添加ヒマシ油の
ポリオキシエチレンエーテル、レシチン;懸濁剤、例え
ばカルボキシメチルナトリウム塩、メチルセルロース等
のセルロース誘導体、トラガント、アラビアゴム等の天
然ゴム類;保存剤、例えばパラオキシ安息香酸のエステ
ル、塩化ベンザルコニウム、ソルビン酸塩等を使用して
調製される。
【0071】経皮吸収型製剤である軟膏には、例えば白
色ワセリン、流動パラフィン、高級アルコール、マクロ
ゴール軟膏、親水軟膏、水性ゲル基剤等が用いられる。
坐剤は例えばカカオ脂、ポリエチレングリコール、ラノ
リン、脂肪酸トリグリセライド、ココナット油、ポリソ
ルベート等を使用して調製される。
【0072】
【実施例】以下、本発明を実施例にて詳述するが、本発
明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0073】合成例1
【0074】
【化10】
【0075】光学活性3,4−エポキシ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−7−ニトロ−2H−1−ベン
ゾピラン 2,2−ジメチル−7−ニトロ−2H−1−ベンゾピラ
ン(1.026g、5.0mmol)、4−フェニルピ
リジン−N−オキシド(17.1mg、0.10mmo
l)、マンガン−サレン錯体(IX)(下式を参照)5
1.8mg、0.05mmol(この化合物は既知であ
り米国特許5420314に準じて合成できる。)を塩
化メチレン(7.5ml)に溶解し、0℃で次亜塩素酸
ナトリウム3.4ml(1.77mol/l)を10分
間かけて滴下した。1時間後次亜塩素酸ナトリウム0.
6mlを、2時間後に次亜塩素酸ナトリウム0.3ml
を加えた後、さらに0℃で1時間攪拌した。塩化メチレ
ン層を分液した後、水層はクロロホルムで2回抽出し
た。有機層を合わせ水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
した後、溶媒を留去して褐色油状物質を得た。この油状
物質をシリカゲルカラムカラムクロマトグラフィーに付
し(溶出溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=9:1(V/
V))表題化合物(1.026g、93%)を油状物質
として得た。
【0076】1H-NMR(CDCl3) δ:1.27(s, 3H), 1.59(s,
3H), 3.48(d, J=4.5Hz, 1H), 3.89(d, J=4.5Hz, 1H),
7.32(d, J=8Hz, 1H), 7.48-7.81(m, 2H) 光学純度 >99%〔カラム:キラルセルOJ(ダイセ
ル化学工業株式会社製)、移動相:ヘキサン/イソプロ
パノール=4/1、検出波長:254nm、流速:0.
5ml/分、カラム温度:40℃、保持時間:17.0
分(光学異性体は35.9分)〕
【0077】
【化11】
【0078】合成例2
【0079】
【化12】
【0080】3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6
−ニトロ−トランス−4−(1−ピロリジニル)−2H
−1−ベンゾピラン−3−オール 3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−6−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン(790m
g、3.6mmol)をエタノール(9ml)に溶解さ
せた後、ピロリジン(450μl、5.4mmol)を
加え1時間加熱還流を行なった。室温まで冷却した後、
溶媒を留去し、褐色の油状物質を得た。この油状物質を
シリカゲルカラムカラムクロマトグラフィーに付し(溶
出溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=5:1(V/V))表
題化合物(624mg、59%)を黄色結晶として得
た。
【0081】1H-NMR(CDCl3) δ: 1.26 (s, 3H), 2.03
(s, 3H), 1.75-2.05(m, 4H), 2.71-3.19(m, 5H), 3.55
(d, J=10Hz, 1H), 3.99(d, J=10Hz, 1H), 6.75(d, J=9H
z, 1H),7.78-7.83(m, 2H) MS : 292(M+), 221(100%), 203(53%), 163(43%)
【0082】合成例3
【0083】
【化13】
【0084】6−アセチルアミノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−トランス−4−(1−ピロリジニ
ル)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール 6−アセチルアミノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−2H−1−ベンゾピラン(9
60mg、4.1mmol)をエタノール(20ml)
に溶解させた後、ピロリジン(410μl、4.9mm
ol)を加え1.5時間加熱還流を行なった。室温まで
冷却した後、溶媒を留去し、褐色の油状物質を得た。こ
の油状物質をシリカゲルカラムカラムクロマトグラフィ
ーに付し(溶出溶媒、メタノール:酢酸エチル=20:
1(V/V))表題化合物(1.229g、98%)を
黄色結晶として得た。
【0085】1H-NMR(CDCl3) δ: 1.20(s, 3H), 1.48(s,
3H), 1.71-2.21(m, 4H), 2.11(s, 3H), 2.68-3.23(m, 5
H), 3.51(d, J=10Hz, 1H), 3.92(d, J=10Hz, 1H), 6.64
(d,J=9Hz, 1H), 6.84-7.09(m, 1H), 7.12-7.42(m, 1H),
7.51-7.67(m, 1H) MS : 304(M+), 232(100%), 173(45%)
【0086】合成例4
【0087】
【化14】
【0088】6−アセチルアミノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−トランス−4−(1−ピロリジニ
ル)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール 7−アセチルアミノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−6−ニトロ−2H−1−ベン
ゾピラン(606mg、2.2mmol)をエタノール
(23ml)に溶解させた後、ピロリジン(275μ
l、3.3mmol)を加え1時間加熱還流を行なっ
た。室温まで冷却した後、溶媒を留去し、褐色の油状物
質を得た。この油状物質をシリカゲルカラムカラムクロ
マトグラフィーに付し(溶出溶媒、ヘキサン:酢酸エチ
ル=3:1(V/V))表題化合物(582mg、76
%)を黄色結晶として得た。
【0089】1H-NMR(CDCl3) δ: 1.25(s, 3H), 1.52(s,
3H), 1.70-2.12(m, 4H), 2.22(s, 3H), 2.83-3.16(m, 5
H), 3.50(d, J=10Hz, 1H), 3.93(d, J=10Hz, 1H), 8.10
(s,2H), 10.33-10.56(brs, 1H) MS : 350(M+1), 277(100%), 232(68%), 162(56%)
【0090】合成例5
【0091】
【化15】
【0092】6−アセチルアミノ−3,4−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−7−ニトロ−トランス−4−(1−
ピロリジニル)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール 6−アセチルアミノ−3,4−エポキシ−3,4−ジヒ
ドロ−2,2−ジメチル−7−ニトロ−2H−1−ベン
ゾピラン(1.11g、4.0mmol)をエタノール
(20ml)に溶解させた後、ピロリジン(0.57
g、8.0mmol)を加え1時間加熱還流を行なっ
た。室温まで冷却した後、溶媒を留去し、褐色の油状物
質を得た。この油状物質をシリカゲルカラムカラムクロ
マトグラフィーに付し(溶出溶媒、ヘキサン:酢酸エチ
ル=2:1(V/V))表題化合物(197mg、14
%)を黄色結晶として得た。
【0093】1H-NMR(CDCl3) δ: 1.22(s, 3H), 1.49(s,
3H), 1.75-2.08(m, 4H), 2.21(s, 3H), 2.62-3.29(m, 5
H), 3.50(d, J=10Hz, 1H), 3.95(d, J=10Hz, 1H), 7.47
(s,1H), 8.54(s, 1H), 9.62-10.02(brs, 1H) MS : 349(M+), 277(100%), 218(41%), 162(28%)
【0094】合成例6
【0095】
【化16】
【0096】6−アミノ−3,4−ジヒドロ−2,2−
ジメチル−7−ニトロ−トランス−4−(1−ピロリジ
ニル)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール 6−アセチルアミノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−7−ニトロ−トランス−4−(1−ピロリジニ
ル)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール(2.54
g、7.3mmol)をエタノール(20ml)に溶解
させた後、35%塩酸(1.50g)、水(1.5g)
を加え2時間加熱還流を行なった。室温まで冷却した
後、水を加え飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、
クロロホルムで4回抽出した。クロロホルム層を合わせ
硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を留去した。得られ
た残渣をシリカゲルカラムカラムクロマトグラフィーに
付し(溶出溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=1:2(V/
V))表題化合物(2.22g、99%)を褐色結晶と
して得た。1 H-NMR(CDCl3) δ: 1.20(s, 3H), 1.46(s,3H), 1.65-2.
20(m, 4H), 2.71-3.26(m, 5H), 3.63(d, J=10Hz, 1H),
4.43(d, J=10Hz, 1H), 5.54-6.05(brs, 2H), 6.83(s, 1
H), 7.46(s, 1H)
【0097】合成例7
【0098】
【化17】
【0099】3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7
−ニトロ−トランス−4−(1−ピロリジニル)−2H
−1−ベンゾピラン−3−オール 3,4−エポキシ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ル−7−ニトロ−2H−1−ベンゾピラン(812m
g、3.7mmol)をエタノール(8ml)に溶解さ
せた後、ピロリジン(620μl、7.4mmol)を
加え1時間加熱還流を行なった。室温まで冷却した後、
溶媒を留去し、褐色の油状物質を得た。この油状物質を
シリカゲルカラムカラムクロマトグラフィーに付し(溶
出溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=3:1(V/V))表
題化合物(816mg、76%)をオレンジ色の油状物
質として得た。
【0100】1H-NMR(CDCl3) δ: 1.24(s, 3H), 1.51(s,
3H), 1.68-2.09(m, 4H), 2.58-3.31(m, 5H), 3.61(d, J
=10Hz, 1H), 3.99(d, J=10Hz, 1H), 7.20-7.75(m, 3H) MS : 292(M+), 220(100%), 203(14%), 163(13%)
【0101】合成例8
【0102】
【化18】
【0103】光学活性3,4−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−7−ニトロ−トランス−4−(1−ピロリジニ
ル)−2H−1−ベンゾピラン−3−オール 合成例1で得られた光学活性3,4−エポキシ−3,4
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ニトロ−2H−1
−ベンゾピラン(664mg、3.0mmol)、をエ
タノール(6ml)に加え50℃で加熱溶解させた後、
ピロリジン(500μl、6.0mmol)を加え1時
間加熱還流した。室温に戻した後、溶媒を留去し得られ
た油状残渣をシリカゲルカラムカラムクロマトグラフィ
ーに付し(溶出溶媒、ヘキサン:酢酸エチル=3:1
(V/V))表題化合物(757mg、86%)をオレ
ンジ色の油状物質として得た。スペクトルデータは合成
例7と一致した。
【0104】合成例9
【0105】
【化19】
【0106】3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7
−ニトロ−トランス−4−(1−ピロリル)−2H−1
−ベンゾピラン−3−オール 4−アミノ−3,4−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7
−ニトロ−トランス−2H−1−ベンゾピラン−3−オ
ール(311mg、1.3mmol)を酢酸(6ml)
に溶解し、2,5−ジメトキシテトラヒドロフラン
(0.19ml、1.44mmol)を加え60℃で
1.5時間攪拌した。室温に戻した後、飽和炭酸水素ナ
トリウムを加えクロロホルムで3回抽出し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を留去後得られた残渣をシリカゲ
ルカラムカラムクロマトグラフィーに付し(溶出溶媒、
ヘキサン:酢酸エチル=3:1(V/V))表題化合物
(299mg、80%)を黄色油状物質として得た。
【0107】1H-NMR(CDCl3) δ: 1.30(s, 3H), 1.53(s,
3H), 2.49-2.94(brs, 1H), 3.86(d, J=10Hz, 1H), 4.8
7(d, J=10Hz, 1H), 5.94-6.23(m, 2H), 6.39-6.84(m, 3
H),7.30-7.65(m, 2H) MS : 289(M+1), 288(M+), 217(22%), 180(38%), 68(35
%)
【0108】〔製剤例〕
【0109】製剤例1 錠剤 合成例化合物4 10g 乳 糖 260g 微結晶セルロース 600g コーンスターチ 350g ヒドロキシプロピルセルロース 100g CMC−Ca 150gステアリン酸マグネシウム 30g 全 量 1,500g 上記成分を常法により混合したのち1錠中に1mgの活
性成分を含有する糖衣錠10,000錠を製造する。
【0110】製剤例2 カプセル剤 合成例化合物4 10g 乳 糖 440g 微結晶セルロース 1,000gステアリン酸マグネシウム 50g 全 量 1,500g 上記成分を常法により混合したのちゼラチンカプセルに
充填し、1カプセル中に1mgの活性成分を含有するカ
プセル剤10,000カプセルを製造する。
【0111】製剤例3 軟カプセル剤 合成例化合物4 10g PEG400 479g 飽和脂肪酸トリグリセライド 1,500g ハッカ油 1gポリソルベート(Polysorbate)80 10g 全 量 2,000g 上記成分を混合したのち常法により3号軟ゼラチンカプ
セルに充填し、1カプセル中に1mgの活性成分を含有
する軟カプセル剤10,000カプセルを製造する。
【0112】製剤例4 軟膏 合成例化合物4 1.0g 流動パラフィン 10.0g セタノール 20.0g 白色ワセリン 68.4g エチルパラベン 0.1gl−メントール 0.5g 全 量 100.0g 上記成分を常法により混合し、1%軟膏とする。
【0113】製剤例5 坐剤 合成例化合物4 1g ウィッテップゾールH15* 478g ウィッテップゾールW35* 520gボリソルベート(Polysorbate)80 1g 全 量 1,000g 「* トリグリセライド系化合物の商標名 ウィッテップゾール=Witepsol」 上記成分を常法により溶融混合し、坐剤コンテナーに注
ぎ冷却固化して1mgの活性成分を含有する1g坐剤
1,000個を製造する。
【0114】製剤例6 注射剤 化合物4 1mg 注射用蒸留水 5mL 用時、溶解して用いる。
【0115】〔薬理試験例〕
【0116】心拍数に及ぼす効果 試験方法 ハートレー系雄性モルモットより心臓を摘出し、95%O2/
5%CO2 を通気したKrebs Henseleit液中において右心房
を分離した。標本は31℃に維持した栄養液を満たした
オルガンバス中に1gの張力をかけて懸垂した。
【0117】栄養液を交換しながらの平衡化の後、標本
にイソプロテレノールを累積的に適用して最大反応を求
めた。薬物洗浄後、栄養液を交換しながら60分間の平
衡化を行った後、各化合物を適用して作用を観察した。
結果は、各化合物100μM及び300μM適用時にお
ける作用を、あらかじめ得たイソプロテレノールの最大
反応を100%として変化率%で表した。
【0118】結果 本発明に係る化合物は、濃度依存的な心拍数減少作用を
示した。
【0119】
【表1】
【0120】
【発明の効果】本発明に供される化合物は、心筋収縮力
を増強し、心機能の改善に有用である。従って、本発明
は、有用な心不全治療剤を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/445 A61K 31/445 31/495 31/495 31/535 31/535 31/55 31/55 // C07D 311/68 C07D 311/68 405/04 207 405/04 207 493/04 106 493/04 106A (72)発明者 山下 徹 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470 日産 化学工業株式会社生物科学研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 〔式中、R1及びR2は、それぞれ独立して水素原子、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、アミノ
    基、C1-6アルキルアミノ基、ジC1-6アルキルアミノ基、
    C1-6アルキルカルボニルアミノ基、C1-6アルキルスルホ
    ニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1-6アルキルアミ
    ノカルボニル基、ジC1-6アルキルアミノカルボニル基、
    C1-6アルキルカルボニル基又はC1-6アルコキシカルボニ
    ル基を意味し、 R3及びR4は、それぞれ独立して水素原子、C1-6アルキル
    基若しくはフェニル基を意味するか又はR3とR4が一緒に
    なってそれらが結合している炭素原子と共にC3 -6シクロ
    アルキル基を意味し、 R5は、水酸基、C1-6アルコキシ基若しくはC1-6アルキル
    カルボニルオキシ基を意味するか又はR6と一緒になって
    結合を意味し、 R6は、水素原子を意味するか又はR5と一緒になって結合
    を意味し、 R7及びR8は、それぞれ独立して水素原子若しくはC1-6
    ルキル基を意味するか、R7とR8が一緒になってそれらが
    結合している窒素原子と共にピロリジニル、イミダゾリ
    ジニル、ピラゾリジニル、ピペリジル、ピペラジニル、
    ペルヒドロアゼピニル、1,3−オキサゾリジニル、モ
    ルホリニル、1,3−ペルヒドロオキサアゼピニル、
    1,4−ペルヒドロオキサアゼピニル、1,3−チアゾ
    リジニル、1,4−ペルヒドロチアゾリニル、1,3−
    ペルヒドロチアゾリジニル、1,4−ペルヒドロチアゾ
    リジニル基を意味するか、又はR7とR8が一緒になってそ
    れらが結合している窒素原子と共にR9により任意に置換
    されていてもよいピロール環(R9はR1と同じ意味を表
    す。)を意味する。〕により表されるベンゾピラン誘導
    体又はその薬学上許容し得る塩を有効成分とする心不全
    治療薬。
  2. 【請求項2】 R1及びR2が、それぞれ独立して水素原
    子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ホルミル基、
    アミノ基、C1-6アルキルアミノ基、ジC1-6アルキルアミ
    ノ基、C1-6アルキルカルボニルアミノ基、アミノカルボ
    ニル基、C1-6アルキルアミノカルボニル基又はジC1-6
    ルキルアミノカルボニル基を意味し、 R3及びR4が、それぞれ独立してC1-6アルキル基又はR3
    R4が一緒になってそれらが結合している炭素原子と共に
    C3-6シクロアルキル基を意味し、 R5が水酸基若しくはC1-6アルキルカルボニルオキシ基を
    意味するか又はR6と一緒になって結合を意味し、 R6が、水素原子を意味するか又はR5と一緒になって結合
    を意味し、 R7及びR8が、それぞれ独立して水素原子若しくはC1-6
    ルキル基を意味するか、R7とR8が一緒になってそれらが
    結合している窒素原子と共にピロリジニル、イミダゾリ
    ジニル、ピラゾリジニル、ピペリジル、ピペラジニル、
    モルホリニル、1,3−チアゾリジニル基を意味する
    か、又はR7とR8が一緒になってそれらが結合している窒
    素原子と共にR9により任意に置換されていてもよいピロ
    ール環(R9はR1と同じ意味を表す。)を意味する請求項
    1記載の心不全治療薬。
  3. 【請求項3】 R7及びR8が一緒になってそれらが結合し
    ている窒素原子と共にピロリジニル、イミダゾリジニ
    ル、ピラゾリジニル、ピペリジル、ピペラジニル、モル
    ホリニル基を意味するか、又はR7とR8が一緒になってそ
    れらが結合している窒素原子と共にR9により任意に置換
    されていてもよいピロール環(R9はR1と同じ意味を表
    す。)を意味する請求項2記載の心不全治療薬。
  4. 【請求項4】 R3及びR4が同一のC1-6アルキル基である
    請求項3記載の心不全治療薬。
  5. 【請求項5】 R2が水素原子、ハロゲン原子、シアノ
    基、アミノ基、C1-6アルキルカルボニルアミノ基、アミ
    ノカルボニル基、C1-6アルキルアミノカルボニル基又は
    ジC1-6アルキルアミノカルボニル基である請求項4記載
    の心不全治療薬。
  6. 【請求項6】 R2が水素原子、ハロゲン原子、アミノ基
    又はC1-6アルキルカルボニルアミノ基である請求項5記
    載の心不全治療薬。
  7. 【請求項7】 R1が水素原子、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基、ホルミル基、アミノ基、C1-6アルキルア
    ミノ基、ジC1-6アルキルアミノ基、C1-6アルキルカルボ
    ニルアミノ基、アミノカルボニル基、C1-6アルキルカル
    ボニルアミノ基又はジC1-6アルキルアミノカルボニル基
    である請求項6記載の心不全治療薬。
  8. 【請求項8】 R1が水素原子、ニトロ基、シアノ基、C
    1-6アルキルカルボニルアミノ基、アミノカルボニル
    基、C1-6アルキルアミノカルボニル基又はジC1-6アルキ
    ルアミノカルボニル基である請求項7記載の心不全治療
    薬。
  9. 【請求項9】 R2が水素原子である請求項8記載の心不
    全治療薬。
  10. 【請求項10】 R1が水素原子、R2がメチルカルボニル
    アミノ基、R3及びR4がメチル基、R5が水酸基、R6が水素
    原子であり、R7及びR8が一緒になってそれらが結合して
    いる窒素原子と共にピロリジニル基である請求項1記載
    の心不全治療薬。
  11. 【請求項11】 R1がニトロ基、R2がメチルカルボニル
    アミノ基、R3及びR4がメチル基、R5が水酸基、R6が水素
    原子であり、R7及びR8が一緒になってそれらが結合して
    いる窒素原子と共にピロリジニル基である請求項1記載
    の心不全治療薬。
  12. 【請求項12】 R1がニトロ基、R2がアミノ基、R3及び
    R4がメチル基、R5が水酸基、R6が水素原子であり、R7
    びR8が一緒になってそれらが結合している窒素原子と共
    にピロリジニル基である請求項1記載の心不全治療薬。
  13. 【請求項13】 R1がニトロ基、R2が水素原子、R3及び
    R4がメチル基、R5が水酸基、R6が水素原子であり、R7
    びR8が一緒になってそれらが結合している窒素原子と共
    にピロリジニル基である請求項1記載の心不全治療薬。
  14. 【請求項14】 R1がニトロ基、R2が水素原子、R3及び
    R4がメチル基、R5が水酸基、R6が水素原子であり、R7
    びR8が一緒になってそれらが結合している窒素原子と共
    にR9により任意に置換されていてもよいピロール環(R9
    はR1と同じ意味を表す。)を意味する請求項1記載の心
    不全治療薬。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100492252B1 (ko) * 2002-08-09 2005-05-30 한국화학연구원 이미다졸을 포함하는 이차아민으로 치환된 벤조피란유도체 및 그의 제조방법
WO2010018867A1 (ja) * 2008-08-14 2010-02-18 日産化学工業株式会社 ジ置換ベンゾピラン化合物
US7781483B2 (en) 2004-02-25 2010-08-24 Nissan Chemical Industries, Ltd. Benzopyran compound

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