JPH09235798A - 吸音体 - Google Patents

吸音体

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JPH09235798A
JPH09235798A JP8071094A JP7109496A JPH09235798A JP H09235798 A JPH09235798 A JP H09235798A JP 8071094 A JP8071094 A JP 8071094A JP 7109496 A JP7109496 A JP 7109496A JP H09235798 A JPH09235798 A JP H09235798A
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JP
Japan
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sound
sound absorbing
drainage
absorptive object
absorbing body
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Pending
Application number
JP8071094A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shima
広志 島
Tsutomu Onozato
勉 小野里
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH09235798A publication Critical patent/JPH09235798A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分の滲入を防ぐ方法に拠らず、滲入した水
分を速やかに排水することにより、水分による吸音特性
の低下を最小限にする。 【解決手段】 屋外の防音を必要とする個所に立設され
る防音装置に適用される吸音体1であって、下方に行く
に従って横断面積を減少させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防音壁等の屋外
の防音を必要とする個所に立設される防音装置に適用さ
れる吸音体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防音壁に適用される吸音体として
は、種々のものが知られている。屋外で使用すると、雨
水が吸音体内に滲入し、吸音率が低下するので、水分の
滲入を防ぐために吸音体を薄い防水性被膜で被覆してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】吸音体をフィルムで被
覆することは、高い周波数での吸音率の低下を招く。ま
た、薄くて強度のある被覆材料は、それ自体高価であ
る。また、かなり強度のある被覆材料でも、ひっかき等
に対して強度が不十分なために全体を保護するケーシン
グが必要となり更に高価なものとなるなど、コストが問
題となる。ケーシングには、大きな開口を設けても、や
はり高い周波数での吸音率の低下の問題が発生する。
【0004】そこで、この発明は、水分の滲入を防ぐ方
法に拠らず、滲入した水分を速やかに排水することによ
り、水分による吸音特性の低下を最小限にした吸音体を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、屋外の防音を必要とする個所に立設さ
れる防音装置に適用される吸音体であって、下方に行く
に従って横断面積を減少させたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
【0007】図1及び図2に示す実施例では、吸音体1
が下方に行くに従って横断面積を減少させたものであ
り、下方に行くに従って横断面積を減少させる方法とし
て、上端側よりも下端側の肉厚を薄くした例を示す。
【0008】図3及び図4に示す実施例では、下端側に
ほぼ三角形状の切欠2を形成することにより、下方に行
くに従って横断面積を減少させた例を示す。
【0009】図5乃至図7に示す実施例では、下端面か
ら上方に複数の孔3を形成し、この孔3の存在する個所
の横断面積を孔3が形成されていない個所の横断面積よ
りも小さくしたものを示す。
【0010】図8乃至図10に示す実施例では、吸音体
1の内部に排水構造を有し、吸音体1の下方位置に吸音
体1とは空隙率及び流れ抵抗が異なる別部材4を設置し
たものを示し、この別部材4の設置により内部に滲入し
た水分が流出され易くなる。別部材4は、空隙が大きく
水の流れ易い材料が好ましい。このような別部材4を設
けることにより、この別部材4の内部が排水路となり、
速やかな排水が行われる。また、空隙のない水を通さな
い部材を別部材4として用いることもでき、吸音体1の
材料内に特異点を生じせしめるため、この水を通さない
別部材4の周囲の吸音材料からの排水が促進される。
【0011】図11及び図12に示す実施例では、吸音
体1の下部にその周面に沿って多数の開口5Aを備えた
管5を設け、この管5から水分を流出させる。
【0012】吸音特性の面からは、吸音体1の内部の空
気流れ抵抗は大きい方が好ましく、排水性の面からは、
吸音体1内部の流れ抵抗は小さい方が好ましい。音の入
射方向に対して流れ抵抗を大きく、排水の方向に対して
は、流れ抵抗が小さくなるようにすることにより、吸音
性能と排水性能の両立が可能となる。例えば、粒状吸音
材料の場合には、偏平な粒子を、図13に模式的に示す
ように配置することが好ましい。繊維系吸音材料の場合
には繊維の配向がランダムであるよりも、水の流れに対
して平行とすることが、排水性能上好ましく、また、音
の入射方向に垂直とすることが吸音性能上好ましい。こ
れを模式的に示すと図14のようになる。この図14の
ものを正面から模式的に見た図が図15であり、上面か
ら見た図が図16である。
【0013】降雨等により吸音体1内に滲入した水分
は、重力により下方に、斜面に設置された場合は斜め下
方に吸音体1の内部を流れる。そして、吸音体1の下部
の排水面において排水されるが、水分の流出は、排水面
全面から行われるのではなく、水が流出し易い或る特異
点から水分は流出する。本発明は、この水の流出し易い
特異点を人為的に設けることにより吸音体1内部の排水
を促進するものである。
【0014】吸音体1を形成する材料としては、グラス
ウール,ロックウール等の無機繊維から成る繊維系吸音
材、ポリエステル,ポリプロピレン,ポリエチレン,ナ
イロン,ビニロン等の合成繊維又は羊毛,綿,麻等の天
然繊維からなる繊維系吸音材、ウレタンフォーム,発泡
アルミニウム,発泡コンクリート等の発泡系吸音材、ガ
ラスビーズ,砕石,砂,火山灰,プラスチック粒子等の
細かな粒子を固めた粒状吸音材等が好適に使用できる。
【0015】図17においては、吸音体1を形成する材
料として繊維系吸音材料を用いた場合を模式的に示し、
繊維体を重ね層状的構造としたものであり、層間が排水
経路となり、吸音体1の内部を水がきわめて流れ易くな
る。ここでいう層状的構造とは、二次元的には、繊維は
配向していてもランダムでも構わないが、三次元的に
は、厚さに平行な方向に積層状態的な配向が存在するも
のである。
【0016】繊維系吸音材料を用いて層状的な吸音体1
を作る方法としては、結合材を含む、あるいは、それ自
身が結合材となり得る繊維材料を用いて、必要厚さより
嵩高く厚みのある中間体を用意し、これを必要な厚さま
で圧縮し、熱風等により成形する。中間体を作成する方
法としては、一般にウエブを製造する方法を用いればよ
いし、また、短繊維を開繊後、気体によりモールド等へ
吹き込む吹込法等を用いてもよいが、好ましくは、三次
元的な繊維の配向を制御できる短繊維をカーディングし
た後に積層する方法が好ましい。また別の方法として
は、メルトブロー,スパンボンド等の不織布を積層し、
熱風等により成形する方法もある。
【0017】吸音体1の素材としては、発泡系吸音体
は、発泡により生じた膜が、水の流れを阻害するために
繊維系材料よりも透水性が劣る。また、粒状材料は、繊
維系材料に比べ、空隙率が大きく、一般的に粒径が大き
く内部の表面積が小さいために、吸音特性が繊維系材料
に比べて劣る、等の理由から、繊維系吸音材料の使用が
最も好ましい。
【0018】吸音体1の表面に撥水処理を施すことによ
り、水分の滲入を減らせば、さらに、水分による吸音特
性の低下を低減することが可能となる。撥水処理として
は、セラミック系,シリコン系,フッ素系等の撥水性能
を有する撥水材を用い、スプレー,吹き付け,ロールや
刷毛による塗装,含浸法等一般的なコーティング法によ
り行うことができる。
【0019】図1及び図2に示す実施例において、縦×
横を300×300(mm)、最大厚み個所を40mm、下
端の最小厚み個所を15mmとしたものを実施例1とし、
図18及び図19に示す吸音体1を実施例2とし、図2
0及び図21に示すものを比較例とした。この比較例は
上端と下端との厚みが同じものである。いずれも繊維系
吸音材料から吸音体を成形した。このような実施例1及
び2と比較例を図22に示すような45度に傾斜した台
10上に含水させた吸音体1を設置し、測定開始時と3
時間経過後の重量により含水量(測定重量−乾燥時の重
量)を求めた。測定開始時と3時間経過後の含水量を次
表に示す。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1及び2とも比較例に比べ良好な排
水性を有していることが確認できた。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、下方に行くに従って横断面積を減少させたので、排
水性能の向上が望める。また、内部に排水構造を有する
ものも、排水性能の向上が見られた。また、排水方向の
流れ抵抗を、音が入射する方向の流れ抵抗よりも小さく
したものにあっては、吸音性能と排水性能の両立が可能
となる。吸音体を繊維系吸音材料で形成したものにあっ
ては、排水構造の形成も容易であり、吸音性能と排水性
能を共に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】下端側に切欠を形成した実施例を示す正面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】他の実施例を示す正面図。
【図6】図4の側面図。
【図7】図5の底面図。
【図8】吸音体に別部材を取付けた実施例を示す正面
図。
【図9】図8の側面図。
【図10】図8の底面図。
【図11】排水用の管を設けた実施例を示す正面図。
【図12】図11の側面図。
【図13】音の入射方向と排水の方向を模式的に示す
図。
【図14】繊維系吸音材料を用いた場合の繊維の配向を
模式的に示す図。
【図15】図14の吸音体の正面図。
【図16】平面図。
【図17】繊維体を重ね層状的構造とした模式図。
【図18】排水性能の実験に用いた実施例2を示す正面
図。
【図19】図18の側面図。
【図20】比較例の吸音体の正面図。
【図21】図20の側面図。
【図22】実験方法を説明する図。
【符号の説明】
1 吸音体 2 切欠 3 孔 4 別部材 5 管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外の防音を必要とする個所に立設され
    る防音装置に適用される吸音体であって、 下方に行くに従って横断面積を減少させたことを特徴と
    する吸音体。
  2. 【請求項2】 内部に排水構造を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の吸音体。
  3. 【請求項3】 屋外の防音を必要とする個所に立設され
    る防音装置に適用される吸音体であって、 内部に排水構造を有することを特徴とする吸音体。
  4. 【請求項4】 排水方向の流れ抵抗を、音が入射する方
    向の流れ抵抗よりも小さくしたことを特徴とする請求項
    3に記載の吸音体。
  5. 【請求項5】 繊維系吸音材料で吸音体を形成したこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    吸音体。
  6. 【請求項6】 繊維系吸音材料の繊維が排水方向に平行
    な層状に形成されていることを特徴とする請求項2ない
    し5のいずれか1項に記載の吸音体。
  7. 【請求項7】 吸音体表面に撥水処理を施してあること
    を特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の
    吸音体。
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