JPH09236522A - ミクロトーム - Google Patents

ミクロトーム

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JPH09236522A
JPH09236522A JP35362996A JP35362996A JPH09236522A JP H09236522 A JPH09236522 A JP H09236522A JP 35362996 A JP35362996 A JP 35362996A JP 35362996 A JP35362996 A JP 35362996A JP H09236522 A JPH09236522 A JP H09236522A
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linear
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健太郎 朝倉
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泰久 広畑
Noriyoshi Kataoka
宣義 片岡
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Central Motor Wheel Co Ltd
Chuo Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、透過型電子顕微鏡の観察に用いら
れる試料片を作成するためのミクロトームに関する。 【解決手段】 基台2上には、X軸方向の一側に位置し
て、X・Y軸ステージ3と傾斜ステージ4を設け、該傾
斜ステージ4上にカッタ6を保持するカッタ保持台5を
設ける。また、基台2上には、X軸方向の他側に位置し
て、微動送り機構7を設け、該微動送り機構7上に試料
14を保持する試料ホルダ取付腕12とZ軸ステージ1
1を設ける。そして、微動送り機構7は、第1のリニア
モータステージ8と第2のリニアモータステージ9とを
Y軸を挟んで交差角度(2θ)を有して配置する。第
1,第2のリニアモータステージ8,9が交差角度(2
θ)をもって移動するとき、試料14はX軸方向に微小
距離だけ移動し、超薄切な試料片を作成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子顕微鏡
で検査するために、超薄切片からなる試料片を作成する
のに用いて好適なミクロトームに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、透過型電子顕微鏡(以下、TE
Mという)を用いて試料の微細な形態を観察するために
は、超薄切片法、レプリカ法、ネガティブ染色法、シャ
ドウイング法等の試料作成法があり、前記超薄切片法は
TEM観察の標準的技法として多く用いられている。
【0003】また、TEMで微細な形態を透過像として
検査するためには、電子線が試料を透過しなくてはなら
ない。このため、試料の厚さを50〜70nmの超薄切
片に作成することが要求され、ミクロトームはTEM研
究部門において試料作成に用いられる必要不可欠な装置
である。
【0004】ここで、従来技術によるミクロトームは、
基台と、該基台の一方に固定され、ガラスまたはダイヤ
モンド製のカッタが保持されたカッタ保持台と、前記基
台の他方に固定された試料保持台と、該試料保持台側に
位置して試料をカッタに対して移動させることにより試
料を薄切片として切削する切削機構と、前記試料保持台
とカッタ保持台との距離を近づけるべく微動送りを行う
微動送り機構とから構成されている。
【0005】また、前記微動送り機構としては、ねじ、
てこ等を組合せた機械送り方式と、電球等による熱膨張
を利用する熱膨張送り方式とがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるミクロトームでは、微動送り機構に機械送
り方式を用いた場合でも、熱膨張送り方式を用いた場合
でも、その送り量に限界がある。
【0007】また、送り量の限界をなくすために、前記
機械送り方式のねじをステッピングモータを用いて回転
させるものでは、回転運動を直線運動に変えるためのボ
ールねじ等を使用している。このため、該ボールねじ等
のガタやバックラッシュの発生により、高精度な送り出
しを行うことができず位置決め精度が劣っている。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は微動送り機構の精度を高めて試
料の厚さを薄くすることのできるミクロトームを提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明によるミクロトームは、基台と、
該基台上に設けられ、カッタと試料のいずれか一方を保
持する第1の保持手段と、X軸方向に対して該第1の保
持手段と対向した状態で前記基台上に設けられ、第1の
送り手段と第2の送り手段とをY軸を挟んで小さな交差
角度をもって移動可能に配置することによりX軸方向に
微小距離ずつ微動送り可能な微動送り機構と、該微動送
り機構上に第1の保持手段と対向して設けられ、カッタ
と試料のいずれか他方を保持する第2の保持手段とから
構成される。
【0010】このように構成したことにより、微動送り
機構の第1の送り手段はY軸に対して小さな角度方向に
移動させ、第2の送り手段はY軸に対して小さな角度方
向に移動させる。従って、微動送り機構に設けられた第
2の保持手段を、第1の送り手段と第2の送り手段の交
差角度に対応した微小送り量をもって、X軸方向に微小
距離ずつ送ることができる。これにより、例えば、第1
の保持手段でカッタを保持し、第2の保持手段で試料を
保持した場合には、試料を微動送りする都度、この微動
送り分を試料厚さとする試料片を作成することができ
る。
【0011】請求項2の発明では、前記微動送り機構を
構成する第1の送り手段を、前記基台上に固定された第
1の固定部と、Y軸に対して小さな角度をもって該第1
の固定部上に移動可能に設けられた第1の移動部とから
構成し、第2の送り手段は、第1の移動部上に固定され
た第2の固定部と、Y軸に対して小さな角度をもって該
第2の固定部上に移動可能に設けられた第2の移動部と
から構成したことにある。
【0012】請求項3の発明では、前記微動送り機構を
構成する第1の送り手段と第2の送り手段を、前記固定
部に対して前記移動部を案内するガイドと、前記固定部
に設けられたマグネットと、前記移動部に設けられ、通
電することにより該マグネットとの間に形成される磁界
によって前記移動部を変位させるコイルとからなるリニ
アモータステージによって構成したことにある。
【0013】このように、送り手段にリニアモータステ
ージを用いることにより、ボールねじのように回転運動
を直進送り運動に変換するためのガタやバックラッシュ
の発生を防止し、高精度な位置決めとスムーズな動きを
実現できる。
【0014】一方、請求項4の発明によるミクロトーム
は、基台と、該基台上に設けられ、X軸、Y軸方向に移
動可能な第1のリニアステージと、該第1のリニアステ
ージ上に設けられ、試料を切削するカッタが保持される
カッタ保持台と、X軸方向に対して前記第1のリニアス
テージに対向して設けられた第1のリニアモータステー
ジと第2のリニアモータステージとからなり、第1のリ
ニアモータステージはY軸に対して小さな角度(+θ)
をもって前記基台上に移動可能に設けると共に、第2の
リニアモータステージはY軸に対して小さな角度(−
θ)をもって該第1のリニアモータステージ上に移動可
能に設けてなる微動送り機構と、該微動送り機構の第2
のリニアモータステージ上にZ軸方向に移動可能に設け
られた第2のリニアステージと、該第2のリニアステー
ジに設けられ、先端側に前記カッタと対面する状態で試
料ホルダを有する試料ホルダ取付腕と、該試料ホルダ取
付腕を前記第2のリニアステージと一緒にZ軸方向に駆
動するリニアステージ駆動手段とから構成することがで
きる。
【0015】上記構成によるミクロトームは、第1のリ
ニアモータステージと第2のリニアモータステージとの
交差角度は(2θ)であり、初期状態では試料ホルダ取
付腕はZ軸方向上側に位置しているものとする。ここ
で、第1,第2のリニアモータステージを駆動して移動
距離aだけ互いに移動させると、該第2のリニアモータ
ステージ上に配置された第2のリニアステージ,試料ホ
ルダ取付腕を、対向するカッタ保持台に向けてX軸方向
に2a×sinθの距離だけ移動させることができる。
また、移動した状態のままで、リニアステージ駆動手段
によって試料ホルダ取付腕を下側に移動させることによ
り、試料ホルダ取付腕に取付けられた試料は上側からカ
ッタに向けて下降し、該カッタは試料を薄く切削する。
さらに、切削後は各リニアモータステージを戻した後
に、リニアステージ駆動手段によって試料ホルダ取付腕
をZ軸方向上側に移動し初期状態に戻す。
【0016】さらに、請求項5の発明によるミクロトー
ムは、基台と、該基台上に設けられ、X軸、Y軸方向に
移動可能な第1のリニアステージと、該第1のリニアス
テージ上に設けられた試料ホルダと、X軸方向に対して
前記第1のリニアステージと対向して設けられた第1の
リニアモータステージと第2のリニアモータステージと
からなり、第1のリニアモータステージはY軸に対して
小さな角度(+θ)をもって前記基台上に移動可能に設
けると共に、第2のリニアモータステージはY軸に対し
て小さな角度(−θ)をもって該第1のリニアモータス
テージ上に移動可能に設けてなる微動送り機構と、該微
動送り機構の第2のリニアモータステージ上にZ軸方向
に移動可能に設けられた第2のリニアステージと、該第
2のリニアステージに設けられたカッタ保持台取付腕
と、該カッタ保持台取付腕の先端側に前記試料ホルダと
対面する状態で設けられ、試料を切削するカッタを保持
するカッタ保持台と、前記カッタ保持台取付腕と該カッ
タ保持台を前記第2のリニアステージと一緒にZ軸方向
に駆動するリニアステージ駆動手段とから構成すること
ができる。
【0017】上記構成によるミクロトームは、前述の場
合と同様に、第1,第2のリニアモータステージを駆動
して移動距離aだけ互いに移動させると、該第2のリニ
アモータステージ上に配置された第2のリニアステー
ジ,カッタ保持台取付腕を、対向する試料ホルダに向け
てX軸方向に2a×sinθの距離だけ移動させること
ができる。また、移動した状態のままで、リニアステー
ジ駆動手段によってカッタ保持台取付腕を下側から上側
に移動させることにより、カッタは上昇し、該カッタは
試料ホルダに保持されている試料を薄く切削する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態を
添付図面に従って詳細に説明する。
【0019】図1から図7は第1の実施例に係り、図
中、1は実施例によるミクロトームを示す。2は該ミク
ロトーム1の本体をなす矩形状に形成された基台を示
し、該基台2は鋳物等の金属材料によって形成されてい
る。なお、便宜上、図2において紙面と平行な方向をX
軸、Y軸とし、紙面と直交する方向をZ軸方向とする。
【0020】3は基台2の右側に位置して固着された第
1のリニアステージとなるX・Y軸ステージを示し、該
X・Y軸ステージ3は固定台3Aと,該固定台3A上に
設けられ、X軸方向に移動可能に設けれた第1の移動台
3Bと、該第1の移動台3B上に設けられ、Y軸方向に
移動可能に設けれた第2の移動台3Cとからなる。そし
て、前記第1の移動台3Bは調整つまみ3B1 によって
X軸方向位置が調整され、第2の移動台3Cは調整つま
み3C1 によってY軸方向位置が調整されるようになっ
ている。
【0021】4は傾斜ステージで、該傾斜ステージ4
は、X・Y軸ステージ3の第2の移動台3C上に固着さ
れた固定台4Aと、該固定台4A上をX軸の傾斜軸方向
に微動させる傾斜台4Bとからなり、調整用つまみ4B
1 によって傾斜台4Bの傾斜角度を調整している。
【0022】5は傾斜ステージ4の傾斜台4B上に固着
されたカッタ保持台を示し、該カッタ保持台5にはカッ
タ6が固定ねじ5Aによって保持されている。
【0023】ここで、前記カッタ6はガラス,ダイヤモ
ンドまたはサファイア等によって三角柱状に形成され、
上側が割断角度(40°〜60°)となるようにカッタ
保持台5に設置されている。また、カッタ6には試料回
収槽6Aが形成され、該試料回収槽6A内に蒸留水を溜
め、切削された後の試料片を蒸留水上に浮かせることに
より回収する。
【0024】また、前記X・Y軸ステージ3は後述の試
料14に対するカッタ6の位置決めを行うと共に、前記
傾斜ステージ4はカッタ6の角度設定を行うものであ
る。
【0025】7は基台2の左側に位置して設けられた微
動送り機構を示し、該微動送り機構7は、Y軸に対して
+θの角度をもって基台2上に設けられた第1のリニア
モータステージ8と、Y軸に対して−θの角度をもって
該第1のリニアモータステージ8と互いに交差するよう
に配設された第2のリニアモータステージ9とからなっ
ている。従って、第1のリニアモータステージ8と第2
のリニアモータステージ9は、Y軸を挟んで交差角度2
θをもって配置されている。
【0026】10は第1のリニアモータステージ8と第
2のリニアモータステージ9との間に配設されたスペー
サで、該スペーサ10は第1のリニアモータステージ8
の移動台8Bと第2のリニアモータステージ9の固定台
9Aとを交差させた状態で連結している。
【0027】ここで、第1のリニアモータステージ8
は、X・Y軸ステージ3とX軸方向に対向して基台2上
に固定して設けられた固定台8Aと、該固定台8A上に
後述するようにY軸に対して小さな角度+θをもって移
動可能に設けられた移動台8Bとからなる所謂X軸リニ
アモータステージとして構成されている。また、第2の
リニアモータステージ9も、前記移動台8Bに固定して
設けられた固定台9Aと、該固定台9A上に後述するよ
うにY軸に対して小さな角度−θをもって移動可能に設
けられた移動台9Bとからなる所謂X軸リニアモータス
テージとして構成されている。
【0028】なお、図4に示すように、第1のリニアモ
ータステージ8は、移動台8Bを案内するガイド8C
と、前記固定台8A側に設けられたマグネット8Dと、
該マグネット8Dに対向して前記移動台8Bに設けられ
たコイル8Eとからなる。そして、前記コイル8Eに通
電することにより、該コイル8Eから発生する磁界は、
マグネット8Dの磁界に対して吸引、反発する。これに
より、固定台8Aに対して移動台8Bはガイド8Cに沿
って直線的に移動する。このことは、第2のリニアモー
タステージ9についても同様に、固定台9A、移動台9
B、ガイド9C、マグネット9D、コイル9Eからなっ
ている。
【0029】従って、微動送り機構7にリニアモータス
テージ8,9を使用することにより、下記のような長所
がある。
【0030】第1に、モータ可動部がコイル,ボビン等
で構成され、直線的に移動させることができるから、ボ
ールねじ等を排除することによりバックラッシュをなく
すと共に、慣性質量を低減できる。第2に、ステッピン
グモータに比べて電流、推力の直進性がよく、定格に対
する瞬間トルクが大きくとれる。第3に、コイル、イン
ダクタンスが小さく、電気的応答性に優れている。第4
に、コギング等の磁気的な脈動がなく、高精度でスムー
ズな制御が可能である。
【0031】ここで、前記第1のリニアモータステージ
8は固定台8AをY軸に対して+θの角度をもって基台
2上に固着することにより、該固定台8A上の移動台8
BはY軸に対して+θの角度をもった一の移動方向に移
動する。また、第2のリニアモータステージ9は固定台
9AをY軸に対して−θの角度をもって移動台8B上に
固着することにより、該固定台9A上の移動台9BはY
軸に対して−θの角度をもった他の移動方向に移動す
る。なお、移動台8Bと移動台9Bの移動方向は相対す
る方向に移動する。
【0032】このように、前記微動送り機構7では、図
5に示すように、第1のリニアモータステージ8と第2
のリニアモータステージ9の移動距離を同一の距離aと
する。第1のリニアモータステージ8の移動台8Bは左
上側のOA方向に距離aだけ前進して移動台8B′上に
移動し、このとき移動台8BはX軸方向にa×sinθ
だけ移動する。一方、第2のリニアモータステージ9の
移動台9Bは右下側のAB方向に距離aだけ前進して移
動台9B′に移動し、このとき移動台9BはX軸方向に
a×sinθだけ移動する。これにより、第2のリニア
モータステージ9の移動台9BはX軸方向に2a×si
nθだけ直線運動したことになり、当該微動送り機構7
では、この移動距離2a×sinθが微動送り量dとな
る。
【0033】ここで、第1のリニアモータステージ8と
第2のリニアモータステージ9の交差角度2θは、小さ
な値に設定することが望ましい。例えば、交差角度2θ
を5°とした場合には、微動送り量dは、d=0.08
7×aとなる。従って、第1のリニアモータステージ8
と第2のリニアモータステージ9の移動距離aに対し、
X軸方向の微動送り量dを1/10より小さな値とする
ことができる。
【0034】次に、11は第2のリニアステージとなる
Z軸ステージで、該Z軸ステージ11は、前記微動送り
機構7を構成する第2のリニアモータステージ9の移動
台9B上に立設された固定台11Aと、該固定台11A
に対してZ軸方向に移動可能に設けられた移動台11B
とからなる。
【0035】12はX軸方向に延びる試料ホルダ取付腕
を示し、該試料ホルダ取付腕12は基端側がZ軸ステー
ジ11の移動台11Bに固着され、先端側には傾斜ステ
ージ13を介して試料14が保持された試料ホルダ15
が固着されている。また、試料ホルダ取付腕12の長手
方向の途中には、後述するZ軸ステージ駆動部16の伝
達棒16Cが挿入されるX軸方向に長い長円の挿入穴1
2Aが形成されている。さらに、前記試料14の傾きは
傾斜ステージ13の調整つまみ13Aによって調整され
る。ここで、前記試料ホルダ取付腕12、傾斜ステージ
13により試料保持台を構成している。
【0036】16はリニアステージ駆動手段となるZ軸
ステージ駆動部を示し、該Z軸ステージ駆動部16は基
台2に立設されたスタンド部16Aと、該スタンド部1
6Aの上端側に設けられたZ軸ステージ駆動モータ16
Bと、該Z軸ステージ駆動モータ16BによってZ軸方
向に上,下動する伝達棒16Cとからなり、該伝達棒1
6Cの先端は前記試料ホルダ取付腕12の挿入穴12A
に挿入されている。そして、前記Z軸ステージ駆動モー
タ16Bを駆動することにより、伝達棒16Cが上,下
動し、これに伴って試料ホルダ取付腕12をZ軸ステー
ジ11の移動台11Bと共に上,下動するようになって
いる。
【0037】図6中の17はコントローラを示し、該コ
ントローラ17は図7に示すような動作プログラムが内
蔵されたマイクロコンピュータとして構成され、その記
憶エリア17A内には試料14の微動送り量dと試料個
数nを設定記憶すると共に、予め初期移動距離a0 が記
憶されている。また、コントローラ17の入力側には、
キーボード18および図示しない各種センサ,スイッチ
等が接続され、出力側には、第1のリニアモータステー
ジ8,第2のリニアモータステージ9およびZ軸ステー
ジ駆動モータ16B等が接続されている。なお、初期移
動距離a0 は微動送り量dに拘らず、最初に試料14が
切削される位置を設定するものである。
【0038】本実施例によるミクロトーム1は上述の如
き構成を有するもので、その基本的作動について、図7
に示すプログラムに基づいて説明する。
【0039】まず、ミクロトーム1を動作させる前に、
初期設定として、カッタ6と試料14のセッティングを
行う。即ち、カッタ6は、X・Y軸ステージ3によっ
て、試料14に対するX軸、Y軸方向の位置決めが行わ
れ、カッタ6の逃げ角度は傾斜ステージ4の傾き調整に
よって調整される。一方、試料14は、傾斜ステージ1
3によって該試料14の傾きが調整される。
【0040】なお、初期位置として、試料14とカッタ
6とはX軸方向に離間し、試料ホルダ取付腕12は上方
に位置する。
【0041】次に、コントローラ17による処理を開始
すると、ステップ1で微動送り量d(試料の厚さd)と
試料個数nをキーボード18によって入力し、ステップ
2では、入力された微動送り量dから第1のリニアモー
タステージ8と第2のリニアモータステージ9の移動距
離a1 をa1 =d/2×sin-1θによって演算する。
【0042】ステップ3では、記憶エリア17Aから初
期移動距離a0 を読出し、この初期移動距離a0 を移動
距離aとし、カウンタNを「0」に設定する。
【0043】次に、ステップ4では、ステップ3で設定
された移動距離a(初期移動距離a0 )の分だけ第1の
リニアモータステージ8の移動台8Bと第2のリニアモ
ータステージ9の移動台9Bをそれぞれ相対する方向に
前進移動させる。これにより、第2の移動台9B上にZ
軸ステージ11と試料ホルダ取付腕12を介して設けら
れた試料14は、X軸方向に2a0 ×sinθだけ移動
する。
【0044】また、試料ホルダ取付腕12がX軸方向に
移動したときでも、試料ホルダ取付腕12の挿入穴12
AはX軸方向に長い長穴として形成されているから、Z
軸ステージ駆動部16の伝達棒16Cが挿入された状態
で維持でき、Z軸ステージ駆動部16からのZ軸方向の
移動を伝達棒16Cを介して試料ホルダ取付腕12に伝
達する。
【0045】ステップ5では、Z軸ステージ駆動モータ
16Bを作動させ、試料ホルダ取付腕12をゆっくりと
下降させる。このとき、試料14の先端をカッタ6に当
てて該試料14に第1回目の切削を行う。このとき、切
削された試料片は試料回収槽6Aの水面に浮かぶ。しか
し、第1回目の切削で形成された試料片は、初期切削の
ための試料であり、検査には使用しない。
【0046】ステップ6では、移動距離aの分だけ第1
のリニアモータステージ8の移動台8Bと第2のリニア
モータステージ9の移動台9Bをそれぞれ後退移動さ
せ、試料14とカッタ6との距離を離して、試料ホルダ
取付腕12が上昇するときに、試料14がカッタ6に接
触するのを防止する。
【0047】ステップ7では、Z軸ステージ駆動モータ
16Bを作動させ、試料ホルダ取付腕12を上昇させ、
該試料ホルダ取付腕12を初期位置に戻す。
【0048】さらに、ステップ8では、カウンタNが予
め設定された試料個数nになったか否かを判定し、「N
O」と判定された場合には、未だに設定された試料個数
を作成していないから、ステップ9に移り、カウンタN
を「1」ずつ歩進し、ステップ10で移動距離aをa=
a+a1 に設定し、ステップ4にリターンする。
【0049】そして、2度目のステップ4以降の処理に
よって、ステップ4では、先に切削された試料14の先
端から微動送り量dとなる移動距離a1 だけ、各リニア
モータステージ8,9を移動させる。これにより、試料
14の先端を、カッタ6よりも2a1 ×sinθだけ、
即ち微動送り量dだけ突出させる。ステップ5では、Z
軸ステージ駆動モータ16Bによって、試料ホルダ取付
腕12をゆっくりと下降させ、試料14の先端をカッタ
6に当てて該試料14に第2の切削を行い、切削された
試料片を試料回収槽6Aの水面に浮かばせる。この作業
により、作成された薄切な試料片を、試料回収槽6Aに
回収する。
【0050】さらに、ステップ6では、移動距離aの分
だけ第1のリニアモータステージ8の移動台8Bと第2
のリニアモータステージ9の移動台9Bをそれぞれ設定
された方向の逆に後退移動させ、ステップ7では、Z軸
ステージ駆動モータ16Bによって、試料ホルダ取付腕
12を上昇させて初期位置に戻す。
【0051】このステップ4からステップ7までの処理
を順次繰り返すことにより、厚さがdをもった薄切な試
料片を製造し、試料回収槽6Aに回収する。
【0052】一方、ステップ8で「YES」と判定した
場合には、この試料回収槽6Aに回収された試料片が試
料個数nになった場合であるから、ステップ11に移
り、ミクロトーム1の動作を終了する。
【0053】然るに、本実施例によるミクロトーム1に
おいては、微動送り機構7を第1のリニアモータステー
ジ8と第2のリニアモータステージ9とから構成したか
ら、該リニアモータの長所により、従来使用していたボ
ールねじ等を排除することで、慣性質量の低減、バック
ラッシュの発生を防止して、試料14の微動送りを正確
に行うことができる。
【0054】また、前記微動送り機構7を構成するリニ
アモータステージ8,9は、Y軸を挟んで微小な交差角
度2θをもって互いに交差するように重ねて配設してい
るから、それぞれの移動距離aが大きい距離であっても
設定した交差角度2θによって微動送り量dを小さくす
ることができる。
【0055】ここで、例えば交差角度2θを、2θ=1
5°とした場合には、移動距離aと微動送り量dの関係
は、d=0.26aとなる。また、2θ=11.5°と
した場合には、移動距離aと微動送り量dの関係は、d
=0.2aとなる。さらに、交差角度2θを2θ=5°
とした場合には、d=0.087aとなる。さらにま
た、交差角度2θは4°、3°の微小角度にも設定する
ことができる。
【0056】従って、仮りに交差角度2θを2θ=1
1.5°とした場合、リニアモータステージの分解能が
100nmのときには、最小の微動送り量dは約20n
mになり、厚さ20nmの試料片を作成することが可能
になる。
【0057】一方、交差角度2θを2θ=11.5°と
した場合、リニアモータステージの分解能が10nmで
あれば、本実施例によるミクロトーム1は、理論的に厚
さ2nmの超薄切片からなる試料片を作成することが可
能となる。この結果、交差角度2θを適切な角度に設定
することにより、従来作成することのできなかった超薄
切な試料を容易に作成することができる。
【0058】さらに、交差角度2θを2θ=5.0°と
した場合、リニアモータステージの分解能が100nm
のときには、最小の微動送り量dは約10nmになり、
厚さ10nmの試料片を作成することが可能になる。こ
の際、リニアモータステージの分解能が10nmであれ
ば、本実施例によるミクロトーム1は、理論的に厚さ1
nmの超薄切片からなる試料片を作成することが可能と
なる。
【0059】さらに、第1のリニアモータステージ8と
第2のリニアモータステージ9とを交差させ、しかもX
軸に直交するY軸方向に個々に移動するように設定した
から、Z軸ステージ11が載置された第2の移動台9B
の保持力を高めることができる。これにより、試料14
がカッタ6の当たる時の試料14の逃げを防止し、微動
送り量dのずれをなくすことができ、該微動送り量dを
試料片の厚さと等しく設定することができる。
【0060】一方、Z軸ステージ駆動部16側の伝達棒
16Cを試料ホルダ取付腕12側の挿入穴12Aに挿入
し、Z軸ステージ駆動部16による試料ホルダ取付腕1
2のZ軸方向の移動伝達を、伝達棒16CのZ軸方向の
移動によって行う構成とし、もってZ軸ステージ駆動部
16により試料ホルダ取付腕12を上,下動させるよう
にしている。このため、試料ホルダ取付腕12を上,下
動させるとき、Z軸ステージ駆動部16のZ軸ステージ
駆動モータ16Bの振動が試料ホルダ取付腕12に直接
伝わるのを防止し、試料ホルダ取付腕12の先端部に設
けられた試料14が切削時に振動しつつ下降するのを防
止できる。これにより、超薄切片からなる試料片は、そ
の切削表面が波打つことのない、平坦面として奇麗に仕
上げることができる。
【0061】かくして、本実施例によるミクロトーム1
では、微動送り機構7の第1のリニアモータステージ8
と第2のリニアモータステージ9とを交差するように配
置している。従って、第1のリニアモータステージ8と
第2のリニアモータステージ9の移動距離が大きくて
も、交差角度2θを小さくすることにより、微動送り量
を小さくすることができ、該微動送り量を試料片の厚さ
として、正確な切削をすることができる。この結果、前
記微動送り機構7は、リニアモータステージ8,9の分
解能以下の超薄切片からなる試料片を容易に作成するこ
とができる。
【0062】次に、図8に本発明による第2の実施例を
示すに、本実施例によるミクロトーム1′の特徴は、微
動送り機構側にカッタを設け、該カッタを試料に対して
微動送りするようにしたものである。なお、本実施例
は、前述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略し、構成の異なる部分のみダ
ッシュ(′)を付して説明する。
【0063】図中、12′はX軸方向に延びるカッタ保
持台取付腕を示し、該カッタ保持台取付腕12′は基端
側が微動送り機構7のZ軸ステージ11の移動台11B
に固着されている。そして、カッタ保持台取付腕12′
の先端側には傾斜ステージ13′を介してカッタ保持台
5′が固着され、該カッタ保持台5′にはカッタ6′が
取付けられている。また、カッタ保持台取付腕12′の
長手方向の途中には、前記Z軸ステージ駆動部16の伝
達棒16Cが挿入されるX軸方向に長い長円の挿入穴1
2A′が形成され、前記カッタ6′の傾きは傾斜ステー
ジ13′の調整つまみ13A′によって調整される。
【0064】15′は試料14′を保持する試料ホルダ
で、該試料ホルダ15′は微動送り機構7と対向してX
・Y軸ステージ3上に設けた傾斜ステージ4の傾斜台4
Bに固着されている。そして、試料ホルダ15′の傾き
は、傾斜台4Bの調整用つまみ4B1 を調整することに
よって調整される。
【0065】このように構成されるミクロトーム1′に
おいては、第1の実施例で述べたミクロトーム1とほぼ
同様に動作するものの、カッタ6′が微動送り機構7に
よって微動送りされる。このため、例えば、Z軸ステー
ジ駆動部16によってカッタ6′を下側から上側に移動
させることにより、該カッタ6′により試料14′を切
削して試料片を容易に作成でき、しかもこの試料片はカ
ッタ6′の試料回収槽6A′内の蒸留水上に浮かせて回
収することができる。
【0066】なお、前記各実施例では、微動送り機構7
を構成する第1のリニアモータステージ8をY軸に対す
る傾きを+θとし、第2のリニアモータステージ9のY
軸に対する傾きを−θとした。しかし、本発明はこれに
限らず、異なった角度、例えば第1のリニアモータステ
ージ8のY軸に対する傾きを+αとし、第2のリニアモ
ータステージ9のY軸に対する傾きを−βとしてもよ
く、この場合には、これらステージ8,9の移動距離を
異なった距離とすればよい。さらに、第1のリニアモー
タステージ8のY軸に対する傾きを+αとし、第2のリ
ニアモータステージ9のY軸に対する傾きを+βとなる
ように設定し、交差角度を(α+β)としてもよい。こ
の場合でもステージ8,9の移動距離を異なった距離に
すればよく、微動送り機構7をX軸モータステージとし
て構成すればよい。
【0067】さらに、試料ホルダ取付腕12はZ軸ステ
ージ11によってZ軸方向に直線運動するようにした
が、試料ホルダ取付腕12の基端側を支点とし、先端側
の試料14が円弧運動してカッタ6に当たるようにして
もよく、この場合には試料ホルダ取付腕12の長さを長
くすればよい。
【0068】本発明は以上詳述した如くであって、微動
送り機構を構成する第1の送り手段と第2の送り手段と
をY軸を挟んで交差角度をもって移動可能に配置するこ
とにより、試料とカッタのいずれか一方を、その他方に
向けX軸方向に微小距離ずつ微動送りすることができる
から、第1の送り手段と第2の送り手段の移動分解能よ
りもはるかに小さい微動送りを可能とし、微動送り分を
厚さとする超薄切な試料片を作成することができる。
【0069】以上述べた実施例の説明は単に本発明の好
ましい態様について述べたものにすぎず、本発明の基本
的思想から逸脱することなく種々の変形は行いうるもの
である。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によるミクロ
トームによれば、微動送り機構を構成する第1の送り手
段と第2の送り手段とをY軸を挟んで交差角度をもって
移動可能に配置することにより、試料とカッタのいずれ
か一方を、その他方に向けX軸方向に微小距離ずつ微動
送りすることができるから、第1の送り手段と第2の送
り手段の移動分解能よりもはるかに小さい微動送りを可
能とし、微動送り分を厚さとする超薄切な試料片を作成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるミクロトームを示す正面図
である。
【図2】図1に示すミクロトームを上側からみた平面図
である。
【図3】図1に示すミクロトームを右側からみた側面図
である。
【図4】リニアモータステージの構成を示す一部破断の
斜視図である。
【図5】微動送り機構の動きを説明する説明図である。
【図6】ミクロトームの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図7】ミクロトームの動作を示す流れ図である。
【図8】第2の実施例によるミクロトームを示す正面図
である。
【符号の説明】
1,1′ ミクロトーム 2 基台 3 X・Y軸ステージ(第1のリニアステージ) 5,5′ カッタ保持台 6,6′ カッタ 7 微動送り機構 8 第1のリニアモータステージ(第1の移動手段) 8A,9A 固定台 8B,9B 移動台 8C,9C ガイド 8D,9D マグネット 8E,9E コイル 9 第2のリニアモータステージ(第2の移動手段) 11 Z軸ステージ(第2のリニアステージ) 12 試料ホルダ取付腕 12′ カッタ保持台取付腕 14,14′ 試料 15,15′ 試料ホルダ 16 Z軸ステージ駆動部(リニアステージ駆動手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 該基台上に設けられ、カッタと試料のいずれか一方を保
    持する第1の保持手段と、 X軸方向に対して該第1の保持手段と対向した状態で前
    記基台上に設けられ、第1の送り手段と第2の送り手段
    とをY軸を挟んで小さな交差角度をもって移動可能に配
    置することによりX軸方向に微小距離ずつ微動送り可能
    な微動送り機構と、 該微動送り機構上に第1の保持手段と対向して設けら
    れ、カッタと試料のいずれか他方を保持する第2の保持
    手段とから構成してなるミクロトーム。
  2. 【請求項2】 前記微動送り機構を構成する第1の送り
    手段は、前記基台上に固定された第1の固定部と、Y軸
    に対して小さな角度をもって該第1の固定部上に移動可
    能に設けられた第1の移動部とから構成し、第2の送り
    手段は、第1の移動部上に固定された第2の固定部と、
    Y軸に対して小さな角度をもって該第2の固定部上に移
    動可能に設けられた第2の移動部とから構成してなる請
    求項1記載のミクロトーム。
  3. 【請求項3】 前記微動送り機構を構成する第1の送り
    手段と第2の送り手段は、前記固定部に対して前記移動
    部を案内するガイドと、前記固定部に設けられたマグネ
    ットと、前記移動部に設けられ、通電することにより該
    マグネットとの間に形成される磁界によって前記移動部
    を変位させるコイルとからなるリニアモータステージに
    よって構成してなる請求項1記載のミクロトーム。
  4. 【請求項4】 基台と、 該基台上に設けられ、X軸、Y軸方向に移動可能な第1
    のリニアステージと、 該第1のリニアステージ上に設けられ、試料を切削する
    カッタが保持されるカッタ保持台と、 X軸方向に対して前記第1のリニアステージと対向して
    設けられた第1のリニアモータステージと第2のリニア
    モータステージとからなり、第1のリニアモータステー
    ジはY軸に対して小さな角度(+θ)をもって前記基台
    上に移動可能に設けると共に、第2のリニアモータステ
    ージはY軸に対して小さな角度(−θ)をもって該第1
    のリニアモータステージ上に移動可能に設けてなる微動
    送り機構と、 該微動送り機構の第2のリニアモータステージ上にZ軸
    方向に移動可能に設けられた第2のリニアステージと、 該第2のリニアステージに設けられ、先端側に前記カッ
    タと対面する状態で試料ホルダを有する試料ホルダ取付
    腕と、 該試料ホルダ取付腕を前記第2のリニアステージと一緒
    にZ軸方向に駆動するリニアステージ駆動手段とから構
    成してなるミクロトーム。
  5. 【請求項5】 基台と、 該基台上に設けられ、X軸、Y軸方向に移動可能な第1
    のリニアステージと、 該第1のリニアステージ上に設けられた試料ホルダと、 X軸方向に対して前記第1のリニアステージと対向して
    設けられた第1のリニアモータステージと第2のリニア
    モータステージとからなり、第1のリニアモータステー
    ジはY軸に対して小さな角度(+θ)をもって前記基台
    上に移動可能に設けると共に、第2のリニアモータステ
    ージはY軸に対して小さな角度(−θ)をもって該第1
    のリニアモータステージ上に移動可能に設けてなる微動
    送り機構と、 該微動送り機構の第2のリニアモータステージ上にZ軸
    方向に移動可能に設けられた第2のリニアステージと、 該第2のリニアステージに設けられたカッタ保持台取付
    腕と、 該カッタ保持台取付腕の先端側に前記試料ホルダと対面
    する状態で設けられ、試料を切削するカッタを保持する
    カッタ保持台と、 前記カッタ保持台取付腕と該カッタ保持台を前記第2の
    リニアステージと一緒にZ軸方向に駆動するリニアステ
    ージ駆動手段とから構成してなるミクロトーム。
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