JPH0923672A - モーター始動装置 - Google Patents

モーター始動装置

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JPH0923672A
JPH0923672A JP26624695A JP26624695A JPH0923672A JP H0923672 A JPH0923672 A JP H0923672A JP 26624695 A JP26624695 A JP 26624695A JP 26624695 A JP26624695 A JP 26624695A JP H0923672 A JPH0923672 A JP H0923672A
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JP
Japan
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motor
starting
switch
magnet
motors
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Toshio Furukawa
俊雄 古川
Kanshiyoku Kin
寛植 金
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のモーターを間欠的に動作させる際、2
台以上のモーターが同時に始動しないようにする。 【解決手段】 各モーターM1〜Mnに設けられた運転マ
グネットスイッチB1〜Bnに、サイリスタ逆並列接続ス
イッチ4を介して始動用マグネットスイッチS1〜Sn
並列接続し、所望のモーターM1の始動マグネットスイ
ッチS1を閉成状態にして前記サイリスタ逆並列接続ス
イッチ4を導通状態にしてソフトスタートさせ、所定の
オーバーラップ期間の経過後前記運転マグネットスイッ
チB1によって前記モーターM1を定格運転状態にする。
前記モーターM1が定格運転状態になるまでは他のモー
ターM2〜Mnの始動用マグネットスイッチS2〜Snの開
成状態を維持する。2台以上のモーターが同時に始動さ
れることがないので、大電流が流れることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のモーターをソ
フトスタートさせる始動装置にかかり、特に、所望のモ
ーターを始動又は再始動させる際、同時に複数のモータ
ーが始動しないようにした始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、数十馬力以上の3相モーターを
起動する場合には、主としてY−Δ始動やコンドルファ
始動方式と、単巻変圧器の原理に基くリアクトル起動方
式等が用いられており、これら従来の起動方式は、始動
時と定格運転時の接続状態を変えることで3相モーター
始動時の印加電圧を小さくし、始動電流を小さく抑えよ
うとする点で共通する技術である。
【0003】しかしながら接続状態を変えて印加電圧を
小さくするような方法では、始動時には始動回路や他の
制御回路から電力を供給し、一方、定格運転時には電源
から直接電力を供給するために、始動時と定格運転時の
電流経路を切換えるための電磁リレーや電磁マグネット
スイッチ等の機械的接点をオン/オフ(ON/OFF)さ
せる必要があった。
【0004】そのため、機械的接点がオン/オフする際
にアーク放電が発生し、また、始動時に定格以上の大電
流が流入しやすく、接点摩耗が非常に早いという欠点が
あった。特に、接続状態の切り替え時には電流の大きさ
も急変し、突入電流が流れてしまうため、電源やモータ
ーに悪影響を与る場合も多かった。
【0005】このような接続状態を切り替える従来技術
を、Y−Δ始動方式を例にとって、そのブロック図の図
10(a)〜(c)を用いて具体的に説明する。図10(a)
を参照し、105は3相モーターであり、等価回路で示
すと3つの誘導性負荷1041、1042、1043を有
している。
【0006】前記各誘導性負荷1041〜1043の一端
は、3接点の電磁リレーボックス106を介して三相電
源のR、S、T相にそれぞれ接続されており、他端は3
接点の電磁リレーボックス107を介して中性点Oに接
続され、また、前記各他端は電磁リレーボックス108
を介して前記電源電圧のT相、R相、S相にそれぞれ接
続されている。
【0007】従って、前記リレーボックス108の各接
点を開成状態にし、前記電磁リレーボックス106、1
07の各接点を閉成状態にすると、同図(b)に示すよう
に、前記各誘導性負荷1041〜1043はY結線(スタ
ー結線)され、また、前記電磁リレーボックス107の
各接点を開成状態にして前記電磁リレーボックス10
6、108の各接点を閉成状態にすれば、同図(c)に示
すように、前記各誘導性負荷1041〜1043はΔ結線
(デルタ結線)される。
【0008】前記3相モーター105を始動する際、前
記各誘導性負荷1041〜1043を前記Y結線にした場
合には、前記モーター105に流れる電流I1(A)は、
前記三相電源の線間定格電圧をVr、前記各誘導性負荷
1041〜1043の1相分のインピーダンスをZ(Ω)と
すると次式で表せる。 I1 = (Vr/√3)/Z …… (1)
【0009】他方、前記3相モーター105を始動する
際、前記各誘導性負荷1041〜1043を前記Δ結線に
した場合には、前記モーター105に流れる電流I
2は、次式で表せる。 I2 = (Vr・√3)/Z …… (2) 従って、 I2/I1 = 1/3 …… (3)
【0010】このように、前記各誘導性負荷1041
1043をY結線にしたときの電流の大きさはΔ結線に
したときの電流の大きさの1/3倍である。
【0011】一般に、モーターは停止状態から直ちに定
格電圧を印加すると、定格電流の数倍の始動電流が流れ
てしまい、電源系統に損傷を与えたり過大なトルクが発
生して負荷に悪影響をもたらす場合があるため、定格運
転時には大きな電流が流せ、大きなトルクが得られる前
記Δ結線としたい場合でも、始動時には前記Y結線にす
ると、始動電流を1/3の大きさにすることができる。
また、トルクは供給電圧の2乗に比例することから、そ
の場合のトルクの大きさも1/3倍となる。
【0012】しかしながら、前記Y結線から前記Δ結線
に変換する際、前記Y結線を解除するために前記リレー
ボックス107の3接点が開成状態にされると、前記各
誘導性負荷1041〜1043が一時的に前記三相電源か
ら切り離されてしまう。この場合、前記各誘導性負荷1
041〜1043には誘導起電圧が発生するため、Δ結線
を作るために前記リレーボックス108の各接点が閉成
状態にされたときに、前記3相電源電圧との位相差によ
っては大きな突入電流が流れる場合がある。
【0013】前記Y−Δ始動方式によって前記3相モー
ター105を起動した場合の電流変化を図11に示す。
時刻P1でY結線が解除され、時刻P2でΔ結線による運
転が立ち上がると時刻P3まで電流が増大し続け、非常
に大きな突入電流が流れてしまうことが分かる。
【0014】このような突入電流やアーク放電の発生
は、電源やモーターを劣化させ、寿命を短くしていた。
また実際の作業では、3相モーターを複数個同時に使用
する場合が多いため、寿命劣化はそれだけ高額な設備維
持費負担を強い、また、始動時の効率低下も3相モータ
ーの数が多くなると無視することができず、大きな問題
となっていた。
【0015】特に、従来技術によって3相モーターを複
数個用い、所望の3相モーターを所望の順序で起動し、
且つ停止させると共に所望順序で再起動したい場合に
は、3相モーターの台数と同じ台数の始動装置が必要と
なってしまう。この場合、複数台の3相モーターが同時
に起動されたり再始動されたときには、始動時の突入電
流がその台数分だけ流れてしまい、電源の能力を超えた
場合には、電源電圧低下による他機器への悪影響や安全
性等の面から大きな問題となっていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の不都合に鑑みて創作されたもので、その目的は、複数
台のモーターを所望の順序でソフトスタートできるモー
ター始動装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、複数のモーターを始動するモ
ーター始動装置において、前記モーターの数に応じて設
けられ、各モーターをそれぞれ電源に接続する運転マグ
ネットスイッチと、前記各運転マグネットスイッチにそ
れぞれ並列接続された始動マグネットスイッチと、前記
各始動マグネットスイッチと前記電源との間に挿入され
たサイリスタ逆並列接続スイッチと、前記複数の始動マ
グネットスイッチのうちの一の始動マグネットスイッチ
が閉成状態にされる際に起動され、その始動マグネット
スイッチが閉成状態にある間は、他の始動マグネットス
イッチの開成状態を維持させるインターロック回路とを
有し、一のモーターに設けられた前記始動マグネットス
イッチを閉成状態にして前記サイリスタ逆並列接続スイ
ッチを導通状態にし、前記サイリスタ逆並列接続スイッ
チを制御して前記モーターに印加される電圧を徐々に上
げ、前記サイリスタ逆並列接続スイッチを全オンにした
後、前記運転マグネットスイッチを閉成状態にして所定
のオーバーラップ期間の経過の後、前記サイリスタ逆並
列接続スイッチを遮断状態にし、前記始動マグネットス
イッチを開成状態にして前記運転マグネットスイッチに
よって前記モーターを定格運転状態にするモーター始動
装置であって、前記一のモーターの始動が終了するまで
は前記インターロックの動作によって他のモーターの始
動が開始しないようにされたことを特徴とする。
【0018】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のモーター始動装置であって、前記複数のモーターの
始動と再始動とをさせる動作順序が記憶されたシーケン
サーが設けられ、前記動作順序に従って前記シーケンサ
ーが前記始動マグネットスイッチを閉成状態にし、前記
複数のモーターの始動と再始動とが自動的に行えるよう
に構成され、前記インターロック回路の動作によって、
誤って2つ以上の前記始動マグネットスイッチが同時に
閉成状態になることが防止されたことを特徴とする。
【0019】このような本発明の構成によれば、複数設
けられたモーターの数に応じて運転マグネットスイッチ
を設け、該運転マグネットスイッチを閉成状態にして前
記各モーターを電源に接続したので、定格運転状態の際
は前記各モーターに電源電圧から直接電力を供給するこ
とが可能となる。
【0020】他方、前記各運転マグネットスイッチにそ
れぞれ並列接続された始動マグネットスイッチを設け、
前記各始動マグネットスイッチと前記電源との間にサイ
リスタ逆並列接続スイッチを挿入し、始動させたいモー
ターの前記始動マグネットスイッチを閉成状態にして前
記サイリスタ逆並列接続スイッチを導通させるようにし
たので、始動の際には、前記サイリスタ逆並列接続スイ
ッチを制御して徐々に電圧を上げるようにすれば、電源
から前記モーターに供給される電力を制限でき、始動直
後に突入電流が流れることはなく、前記モーターのソフ
トスタートを行うことが可能となる。
【0021】その際、前記始動マグネットスイッチを閉
成状態にしてから前記サイリスタ逆並列接続スイッチを
導通させるようにすれば、前記始動マグネットスイッチ
の接点には電圧が印加されずに済む。
【0022】そして、前記サイリスタ逆並列接続スイッ
チが全オン(全期間導通)状態となった後で前記運転マグ
ネットスイッチを閉成状態にするので、該運転マグネッ
トスイッチの接点には電圧が加わらず、接点が摩耗する
ことがない。
【0023】前記サイリスタ逆並列接続スイッチを全オ
ンにし、前記運転マグネットスイッチを閉成状態にして
から所定時間が経過した後に、前記サイリスタ逆並列接
続スイッチを遮断状態にし、前記始動マグネットスイッ
チを開成状態にするので、前記始動マグネットスイッチ
を開成状態にする際のアーク放電の発生が確実に防止す
ることが可能となる。
【0024】この場合、このモーター始動装置にインタ
ーロック回路を設け、前記複数の始動マグネットスイッ
チのうちの一の始動マグネットスイッチが閉成状態にあ
るとき、他の始動マグネットスイッチが開成状態を維持
するように構成したので、複数のモーターが同時に始動
することはなく、大電流が流れることが防止される。
【0025】また、このインターロック回路を有するモ
ーター始動装置に、前記複数のモーターの始動と再始動
とをさせる動作順序を記憶させたシーケンサーを設け、
その動作順序に従って前記始動マグネットスイッチを閉
成状態と開成状態にし、前記複数のモーターの始動と再
始動とを自動的に行うようにする場合、前記インターロ
ック回路の動作によって、誤って2つ以上の始動マグネ
ットスイッチが同時に閉成状態になり、2台以上のモー
ターが同時に始動することを防止できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。図1を参照し、2は本発明の一実施の形態の、
n個のモーターM1〜Mn(3相ACインダクションモー
ター)の始動と定格運転とを行うモーター始動装置であ
る。
【0027】このモーター始動装置2は、電子式始動器
CSSと、前記モーターM1〜Mnの数に応じたn個の始
動マグネットスイッチS1〜Snと、メイン始動マグネッ
トスイッチAと、運転マグネットスイッチ(マグネット
スイッチは磁力により開閉させられる接点)B1〜Bn
を備えており、前記各モーターM1〜Mnは、前記運転マ
グネットスイッチB1〜Bnが接続され、該運転マグネッ
トスイッチB1〜Bnを介して電源(RST)(3相電源)
の対応する相にそれぞれ接続されており、各運転マグネ
ットスイッチB1〜Bnが閉成状態のときに前記電源(RS
T)から電力が供給され、定格運転されるように構成され
ている。
【0028】前記電子式始動器CSSの内部には、サイ
リスタ逆並列接続スイッチ4が設けられ、該サイリスタ
逆並列接続スイッチ4の一端は、メイン始動マグネット
スイッチAを介して前記電源(RST)に接続されており、
他端は前記各モーターM1〜Mnに接続された始動マグネ
ットスイッチS1〜Snの各R、S、T相に対応するよう
に接続されている。
【0029】前記サイリスタ逆並列接続スイッチ4を説
明すると、図3に示すとおり、2つのサイリスタ1
1、112が逆並列接続されてR相に挿入されており、
また、サイリスタ113、114とサイリスタ115、1
6とがそれぞれ逆並列接続されてS相、T相に挿入さ
れて構成されており、前記電子式始動器CSSは各サイ
リスタ111〜116のゲート端子を制御して、トリガー
動作により各サイリスタを導通状態にできるように構成
されている。
【0030】前記モーター始動装置2は、前記各始動マ
グネットスイッチS1〜Snと、前記各運転マグネットス
イッチB1〜Bnと、前記メイン始動マグネットスイッチ
Aとを磁気により制御して開成状態と閉成状態とを切り
替えるように構成されており、その具体的な制御動作
を、図2に示した該モーター始動装置2の内部ブロック
図を用いて説明する。
【0031】この図2には、前記n個のモーターのう
ち、3個のモーターM1〜M3を始動し、定格運転状態に
おくために必要な回路を示したが、他のモーターM4
nに必要な回路は繰り返しを避けるために省略した。
【0032】図2を参照し、SW1は制御装置用電源で
ある交流電源31(AC200V 50/60Hz:R相とT相に対応
する。)と前記モーターM1の始動回路との接続を、手
動、リモート、及びOFF側のいずれかに切り替える切
替スイッチであり、その切り替えの手動側には自己保持
回路211の一端が接続されている。
【0033】この自己保持回路211は、並列接続され
ている自己保持接点221(常時開接点:a接点という。
特に断らない限り接点はa接点である)と手動用オンス
イッチPSW1(プッシュスイッチ)を有しており、その
一端に前記切り替えの手動側が接続されており、他端に
は通常は閉成状態のオフスイッチ241(常時閉接点:b
接点)が直列に接続され、モーターM1のインターロック
回路261を介して、前記自己保持接点221を閉成させ
る自己保持リレーRO1と、通常では閉成状態の接点4
1(b接点)とによって前記交流電源31に接続されて
おり、前記手動用オンスイッチPSW1(プッシュスイッ
チ)を選択手段として用いれば、所望のモーターを始動
できるように構成されている。
【0034】ところで、各のモーターMk(1≦k≦n)
の始動回路にはインターロック回路26kが設けられて
おり、一つのインターロック回路26mは、各モーター
kのインターロック用リレーRkが開成させる接点r1
〜rnのうち、その回路のモーターMmのインターロック
用リレーRmが開閉させる接点rm(rmはb接点である)
を除いたものが直列接続されて構成されており、従っ
て、前記インターロック回路261では、前記接点r1
除く接点r2〜rnが直列に接続されて構成されている。
【0035】前記自己保持リレーRO1には、前記イン
ターロック用リレーR1と、始動マグネット操作コイル
1と、接点451とタイマー回路DT1との直列接続回
路が、通常では閉成状態にある接点431(b接点)を介
して並列接続されており、前記インターロック用リレー
1は、電力が供給されると接点r1を閉成状態から開成
状態にするので、該インターロック用リレーR1の動作
により、前記インターロック回路261の導通状態は維
持されるが、他のモーターMkのインターロック回路2
kは遮断状態におかれるように構成されている。
【0036】前記モーターM1をマニュアルで始動する
場合を例にとって本発明の一実施例のモーター始動装置
2の動作を説明すると、予め前記各切替スイッチSW1
〜SWnを手動側に切り替えておき、次に、複数のモー
ターM1〜Mnの中からモーターM1を選択するために、
前記手動用オンスイッチPSW1を押下してオンさせ
る。
【0037】前記リレーRO1の他端は通常では閉成状
態にある接点441(b接点)により電源に接続されてい
るので、該接点441と、該手動用オンスイッチPS
1、前記オフスイッチ241、及び前記インターロック
回路261の経路によって、前記自己保持リレーRO1
前記交流電源31から電力が供給されて動作し、前記自
己保持接点221を閉成状態にする。すると前記手動用
オンスイッチPSW1はバイパスされるので、前記手動
用オンスイッチPSW1のオンが解除された場合でも、
前記オフスイッチ241を開成状態にしない限り、前記
自己保持リレーRO1には電力が供給され、その結果、
前記自己保持接点221は閉成状態を維持し続け、前記
自己保持回路211の導通状態も保持される。
【0038】このとき、前記自己保持リレーRO1
は、インターロック回路262〜26nの開閉状態を制御
するインターロック用リレーR1と、始動マグネットス
イッチS1を開閉させる始動マグネット操作コイルS1
が、通常では閉成状態にある接点431(b接点)を介し
て各々並列接続されているので、該インターロック用リ
レーR1と該始動マグネット操作コイルS1にも電力が供
給され、前記自己保持リレーRO1が動作するのと同時
に前記インターロック用リレーR1と前記始動マグネッ
ト操作コイルS1とが動作する。
【0039】このインターロック用リレーR1の動作に
よってインターロック回路262〜26n中のn−1個の
接点r1が開成状態にされるので、前記モーターM1以外
のモーターは始動できず、それにより重複始動が防止さ
れる。また、前記インターロック用リレーR1は、前記
接点r1を閉成するのと同時に接点481、501とを閉
成状態にし、始動マグネット操作コイルS1の起動準備
を行う。
【0040】一方、前記始動マグネット操作コイルS1
の動作により、前記始動マグネットスイッチS1が閉成
状態にされると共に接点451が開成状態から閉成状態
に変えられる。このとき、並列接続された前記始動マグ
ネット操作コイルS1と前記インターロック用リレーR1
には、更にタイマー回路DT1が、前記接点451を介し
て並列接続されているので、そのタイマー回路DT1
も該接点451を介して電力が供給される。この電力の
供給により該タイマー回路DT1は動作を開始し、一定
時間の経過の後に接点471を閉成状態にし、メイン始
動マグネット操作コイルAに電力が供給されるようにす
るので、メイン始動マグネットスイッチAは、前記始動
マグネットスイッチS1が閉成状態になった後、更に該
タイマー回路DT1が定める前記一定時間経過の後、開
成状態から閉成状態に変化して、前記サイリスタ逆接続
スイッチ4を前記3相交流電源に接続することとなる。
【0041】そして前記メイン始動マグネット操作コイ
ルAは、前記接点471と共に接点54も閉成状態に変
化させるので、電子式始動器CSSが前記交流電源31
に接続されて動作状態になる。
【0042】このとき、前記始動マグネットスイッチS
1は閉成状態にされているので、各サイリスタが導通状
態におかれると、前記モーターM1は、前記サイリスタ
逆接続スイッチ4、前記始動マグネットスイッチS1
前記メイン始動マグネットスイッチAによって、前記3
相交流電源(RST)に接続され、電力が供給されるように
なる。
【0043】但し、前記電子式始動器CSSは、前記各
サイリスタ111〜116が遮断状態にある期間の大きさ
を徐々に小さくするように設定されており、従って、前
記各サイリスタ111〜116が導通する期間が徐々に長
くなり、前記モーターM1に印加される平均電圧が徐々
に増加するので、始動直後の突入電流が防止され、前記
モーターM1のソフトスタートが行われる。図4にその
ような制御方法の一例を示す。この例では理解を容易に
するために、サイリスタ両端に印加される電圧がゼロで
ある点から角度αだけ遅れてサイリスタが点弧され、サ
イリスタに印加される電圧がゼロになると消弧するもの
とすると、角度αが徐々に小さくされ、導通状態にある
期間が徐々に長くなってソフトスタートが達成される。
但し、モーターは誘導性負荷であり、電圧の位相と電流
の位相との間に差があるので、実際には、サイリスタに
印加される電圧がゼロになる前に電流がゼロになってサ
イリスタは消弧するのが普通である。
【0044】そのようなソフトスタートが行われ、遮断
状態にある期間がゼロになり、全期間が導通状態になる
と前記モーターM1に電源電圧がそのまま加えられるよ
うになり、該モーターM1に印加される電圧は最大値と
なる。この時以後は該モーターM1は定格運転の状態に
なり、流れる電流も該モーターM1の実負荷電流にな
る。
【0045】このようにして前記電子式始動器CSSに
より前記モーターM1の始動作業が完了すると、該電子
式始動器CSSにより接点49が閉成状態にされる。こ
のとき、前記インターロック用リレーR1の動作によ
り、接点481、501は既に閉成状態にされているの
で、前記運転マグネット操作コイルB1には、前記イン
ターロック回路261を経て前記接点481、49、50
1の経路で電力が供給され、該運転マグネット操作コイ
ルB1が作動して運転マグネットスイッチB1を閉成状態
にすると、前記始動マグネットスイッチS1と前記運転
マグネットスイッチB1とが共に閉成状態になるので、
前記モーターM1はオーバーラップ状態で運転されるよ
うになる。
【0046】また、前記運転マグネット操作コイルB1
は、前記マグネットスイッチB1を閉成状態にすると共
に、接点511を閉成状態にするので、この接点511
より前記接点481、49、501の電力供給経路のバイ
パスが形成され、前記接点511を介して前記運転マグ
ネット操作コイルB1自身に電力が供給されるようにな
る。従って、前記運転マグネット(操作コイル)B1は自
己維持回路を形成していることとなる。
【0047】ところで、前記電子式始動器CSSにはタ
イマー(オーバーラップ回路)が内蔵されており、該電子
式始動器CSSは所定のオーバーラップ期間τの経過の
後、前記接点49を開成状態にして、接点481、4
9、501の、前記運転マグネット操作コイルB1への電
流供給経路を切断すると共に前記サイリスタ逆並列接続
スイッチ4の動作を停止させる。前記接点511は閉成
状態であり、該接点511を介して前記運転マグネット
操作コイルB1に電力が供給され続けるので、以後は前
記運転マグネットスイッチB1から前記モーターM1に電
力が供給されるようにする。
【0048】また、前記運転マグネット操作コイルB1
の動作により、接点461が、前記接点511と共に閉成
状態にされるので、該接点461により、2番目のタイ
マー回路DTA1に電力が供給されており、該タイマー
回路DTA1は前記オーバーラップ期間τの開始のとき
から動作状態におかれており、このタイマー回路DTA
1は、前記オーバーラップ期間τの経過から所定時間た
ったときに接点431を開成状態にするので、それによ
り、前記始動マグネット操作コイルS1に供給される電
力が停止されてその動作が終了し、オーバーラップ期間
の終了後も閉成状態にあった前記始動マグネットスイッ
チS1が開成状態に戻され、前記サイリスタ逆接続回路
4が前記モーターM1から切り離される。
【0049】この接点431が開成状態にされると、前
記インターロック用リレーR1と前記タイマー回路DT1
への電力供給も停止されるので、これらにより閉成状態
にされていた前記接点481、501、471は開成状態
に戻される。そしてこの接点471の開成により、前記
メイン始動マグネット操作コイルAの動作は終了され、
その終了によって前記接点54が開成状態にされ、前記
電子式始動器CSSへの電力の供給が停止されるので、
該電子式始動器CSSの動作も終了し、他の所望のモー
ターMkの始動を行えるようになる。
【0050】但し、前記接点481、501の開成によっ
ても、前記接点511の閉成状態は維持されており、そ
れにより前記運転マグネット操作コイルB1の動作は自
己保持されているので、前記モーターM1の定格運転状
態は継続される。
【0051】また、前記タイマー回路DTA1は、前記
接点431を開成状態にするのと同時に接点421を閉成
状態にするので、該接点421により、前記運転マグネ
ット操作コイルB1や前記リレーRO1に対する電力供給
経路であった前記インターロック回路261のバイパス
が形成され、また、前記自己保持接点221は閉成状態
を維持しているので、モーターM1以外のモーターが始
動され、該モーターM1のインターロック回路261を構
成する接点rk(ここでは2≦k≦n)のいずれか1つが
開成状態にされた場合でも、前記運転マグネット操作コ
イルB1の動作は維持されるので、前記オフスイッチ2
1が開成状態とされない限り、前記モーターM1の定格
運転状態は維持される。
【0052】上述したモーターM1を始動させる際の各
スイッチ、各接点、各回路、及び各マグネットの動作状
態を図5のタイミングチャートに整理して記載する。電
力が供給される状態、又は接点の閉成状態をハイ(Hi
gh)で、電力供給が停止された状態、又は開成状態を
ロー(Low)で表す。従って、a接点は通常状態はロー
で示され、b接点は通常状態ではハイで示されている。
【0053】なお、直列接続された前記タイマー回路D
TA1と前記接点461には、過電流検出器EOCR1
並列接続されており、該過電流検出器EOCR1に電力
が供給されると所定の時間経過の後、前記モーターM1
の電流値を監視し始め、該モーターM1の過電流を検出
した場合には、通常では閉成状態である接点441を開
成状態にし、モーターM1の動作を停止させるように構
成されておる。従って、1台のモーターが故障して前記
始動装置2が壊されてしまい、他のモーターの始動がで
きなくなるようなことがない(但し、この過電流検出器
EOCR1は必ずしも必要ではない)。
【0054】ここで、前記モーターM1に流れる電流の
大きさを、前記始動マグネットスイッチS1、前記運転
マグネットスイッチB1のタイミングと重ねて図6(a)
〜(c)、及び同図(f)に示す。
【0055】同図(a)、(b)は、それぞれ前記サイリス
タ逆並列接続スイッチの動作と前記運転マグネットスイ
ッチB1の動作を示し、同図(c)はオーバーラップ期間
τを示すタイミングチャートである。
【0056】同図(f)は前記モーターM1に流れる電流
の大きさを示すタイミングチャートであり、サイリスタ
が導通状態にある期間が徐々に大きくされてソフトスタ
ートし、安全を見込むために、定格電流が流れるように
なった後にオーバーラップ期間が開始されるように設定
されている状態が示されている。
【0057】なお、同図(d)、(e)は前記電子式始動器
CSSの内部に設けられたエラー回路(図1、図2には
示していない。)の動作を説明するための図である。こ
のエラー回路は前記電子式始動器CSSの始動制御回路
が故障の場合と始動中に故障になった場合に動作をする
回路であり、前記始動制御回路にDC電圧を供給する内
部リレーがオープンにされ、該始動制御回路の動作が中
止された場合、それと同時に前記エラー制御回路にDC
電圧が供給され、前記電子式始動器CSS内部のタイマ
ーにより、所定のエラー時間ε(約1秒程度)経過後に
(同図(e))、信号を出力しながら即時前記運転マグネッ
トスイッチB1を閉成させる(同図(d))。
【0058】但し、このエラー回路は前記始動制御回路
が正常動作しているときはDC電圧が供給されないの
で、前記運転マグネットスイッチB1は、正常時には始
動完了後動作し、故障時には該エラー回路によって動作
することとなる。
【0059】以上のようにモーターM1の始動が行われ
ると、次に始動させたいモーターMkの手動用オンスイ
ッチPSWkをプッシュして導通させれば、該モーター
1の始動したときと同様の動作によりモーターMkがソ
フトスタートされる。また、定格運転状態にある所望の
モーターMkを停止させたい場合には、そのモーターの
オフスイッチ24kを開成状態にすればよく、再度始動
したい場合には、そのモーターの手動用オンスイッチP
SWkをオンさせればよい。このように、所望のモータ
ーを間欠的に始動/停止させることができる。
【0060】なお、各モーターが動作しているときの前
記接点r1〜rnの状態を次の表1にまとめて記載する。
【0061】
【表1】
【0062】以上はモーターM1の始動について説明し
たが、複数のモーターをモーターM1から順番に始動す
るという意味ではなく、任意のモーターを所望の順序で
始動できることはいうまでもない。
【0063】また、以上は手動側に切り替えた場合を説
明したが、前記切替スイッチSW1〜SWnをリモート側
に切り替えておき、前記リモートスイッチ251〜25n
に各モーターの起動・停止・再始動の動作順序を記憶さ
せたシーケンサーを接続して、前記シーケンサーに記憶
された動作順序に従って各リモートスイッチ251〜2
nの閉成状態と開成状態とを制御するようにすれば、
前記各モーターの起動・停止・再起動を自動的に行うこ
とができ、それによって複数のモーターを間欠的に運転
することが可能となる。
【0064】そのような本発明の実施例を3台のモータ
ーM1〜M3を間欠的に動作させる場合を例にとって説明
する。図7を参照し、符号12は、前記実施例のモータ
ー始動装置2にシーケンサー7とタイマー8を設けたモ
ーター始動装置であり、3台のモーターM1〜M3が、前
記実施例と同様に、ソフトスタートされるように接続さ
れている。
【0065】前記切替スイッチSW1〜SW3はリモート
側に設定されており、前記シーケンサー7が前記タイマ
ー8の信号に基いて予め記憶された動作順序に従って前
記リモートスイッチ251〜253をオン/オフさせて、
前記各モーターM1〜M3の始動・停止・再始動を行うよ
うに構成されている。
【0066】その動作順序を図8を用いて説明すると、
前記シーケンサー7は、先ず、前記リモートスイッチ2
1をオン状態にする。すると、前記始動マグネット操
作コイルS1に電力が供給され、前記始動マグネットス
イッチS1が閉成状態にされる。このとき、前記インタ
ーロック用リレーR1にも電力が供給されて動作を開始
すると、インターロック回路262、263中の前記接点
1が開成状態になって他のモーターの始動が禁止され
る。
【0067】次いで、前記メイン始動マグネットスイッ
チAが閉成状態にされて前記モーターM1が電源に接続
され、前記サイリスタ逆並列接続スイッチ4が導通して
いる期間が徐々に大きくされて該モーターM1のソフト
スタートが開始される(時刻X1)。
【0068】そして所定時間の経過の後、前記運転マグ
ネットスイッチB1が閉成状態にされ、前記運転マグネ
ットスイッチB1と前記サイリスタ逆並列接続スイッチ
4とが前記オーバーラップ期間τの間並列運転され、前
記インターロック用リレーR1の動作が終了と共に、前
記始動マグネットスイッチS1と前記メイン始動マグネ
ットスイッチAとが開成状態にされ、前記サイリスタ逆
接続回路4が前記モーターM1から切り離される。この
状態では前記モーターM1の始動は完了しており、前記
運転マグネットB1によって定格運転が行われるように
なる。
【0069】次に、前記モーターM2の始動が行われる
が、前記シーケンサー7は、前記インターロック用リレ
ーR1の動作が終了すると前記リモートスイッチ252
直ちにオンするように設定されており、そのオンによっ
てインターロック用リレーR2が動作を開始し、前記メ
イン始動マグネットスイッチAと始動マグネットスイッ
チS2とが閉成状態にされ、前記モーターM2が電源に接
続され、前記サイリスタ逆並列接続スイッチ4が導通す
る期間が徐々に大きくされ、該モーターM2のソフトス
タートが開始される(時刻X2)。そのソフトスタートが
完了すると運転マグネットスイッチB2が閉成状態にさ
れ、前記運転マグネットスイッチB2と前記サイリスタ
逆並列接続スイッチ4とが前記オーバーラップ期間τの
間並列運転され、その後、前記運転マグネットスイッチ
2と前記メイン始動マグネットスイッチAとが開成状
態にされて前記運転マグネットスイッチB2によって前
記モーターM2の定格運転が行われ、前記インターロッ
ク用リレーR2の動作は終了する。
【0070】次に前記モーターM3の始動が行われる
が、前記シーケンサー7は前記インターロック用リレー
2の動作終了後直ちに前記リモートスイッチ253をオ
ンするように設定されており、前記モーターM3は、前
記モーターM1、M2と同様にソフトスタートが開始され
(時刻X3)、並列運転後、運転マグネットB3によって定
格運転が行われ、かくて前記各モーターM1〜M3の定格
運転が行われる。
【0071】前記各モーターM1〜M3が所定時間の間定
格運転されると、前記シーケンサー7は、先ず前記リモ
ートスイッチ252をオフさせて前記モーターM2の動作
を停止させる(時刻X4)。次いで前記リモートスイッチ
251、253とをオフさせて前記モーターM1、M2の動
作を停止させると(時刻X5)、前記各モーターM1〜M3
の1サイクル目の運転が終了する。
【0072】前記1サイクル目の運転が終了し、前記タ
イマー8が定める所定時間が経過した後、前記1サイク
ル目と同様に、前記シーケンサー7によって前記各モー
ターM1〜M3がソフトスタートされ(時刻X11〜X13)、
所定時間の間定格運転が行われた後、前記モーターM2
が停止され(時刻X14)、次いで前記モーターM1、M3
停止され(時刻X14、X14)、かくて2サイクル目の運転
が終了する。
【0073】引き続き、3サイクル目、4サイクル目…
…、と所望のサイクル数だけ前記各モーターM1〜M3
運転される。このような各サイクル毎の運転が、例えば
製造ラインで行われれば、前記各モーターM1〜M3の各
サイクルの運転毎に完成品が一個ずつ得られる場合等、
前記シーケンサー7によって各モーターM1〜M3を間欠
的に運転させて自動生産ラインを構築することが可能と
なる。
【0074】ところで、前記図8に示したタイミングチ
ャートでは、前記各リモートスイッチ251〜253が同
時にオンするような信号は入力されておらず、前記モー
ター始動装置12には正常な信号が入力されている。
【0075】しかしながら前記シーケンサー7の設定ミ
スがあった場合やノイズが侵入した場合等、前記リモー
トスイッチ251〜253が同時にオンされるような誤動
作が生じ得る。
【0076】そのような誤動作が生じたときの一例とし
て、前記モーターM1の始動途中に前記リモートスイッ
チ252がオンされた場合の前記モーター始動装置12
の動作を図9のタイミングチャートに示して説明する。
【0077】図9を参照し、先ず、前記リモートスイッ
チ251がオン状態になり、インターロック用リレーR1
が動作し、前記始動マグネットスイッチS1と前記メイ
ン始動マグネットスイッチAとが閉成状態にされ、前記
モーターM1のソフトスタートが開始されたものとする
(時刻Y1)。
【0078】前記サイリスタ逆並列接続スイッチ4の導
通期間が徐々に大きくされる前記モーターM1のソフト
スタート中に、前記シーケンサー7が前記リモートスイ
ッチ252をオン状態にしたとする(時刻E1)。この状態
では前記インターロック回路R1は動作状態にあり、イ
ンターロック回路262中の接点r1が開成状態であり、
従って、前記リモートスイッチ252がオン状態にされ
ても、前記始動マグネット操作コイルS2に電力は供給
されないので前記モーターM2の始動は開始されず、ま
た、前記インターロック用リレーR2も動作しない。
【0079】前記インターロック用リレーR2が動作を
開始するのは、前記インターロック用リレーR1の動作
が終了し、前記インターロック用リレーR2に電力が供
給されるようになったときであり、該インターロック用
リレーR2が動作を開始してから所定時間の経過後、前
記始動マグネットスイッチS2と前記メイン始動マグネ
ットスイッチAとが閉成状態にされ、前記モーターM2
のソフトスタートが開始される(時刻Y2)。
【0080】このように、前記リモートスイッチ252
がオン状態にされた場合でも、その時から前記インター
ロック用リレーR1の動作が終了するまでの間(時間δ)
は、前記モーターM2の始動動作が開始されることはな
い。この図9の場合、前記各モーターM1〜M3のソフト
スタートが開始される時刻(時刻Y1〜Y3)は、図8の場
合の前記各モーターM1〜M3のソフトスタートが開始さ
れる時刻(時刻X1〜X3)と同じ時刻である。
【0081】そして、前記インターロック用リレーR2
の動作が終了すると前記シーケンサー7によって前記リ
モートスイッチ253がオンされ、図8における動作と
同様に、前記モーターM3のソフトスタートが開始され
る(時刻Y3)。
【0082】前記各モーターM1〜M3が所定時間定格運
転された後、先ず前記モーターM3が停止され(時刻
4)、次いで前記モーターM1、M2の動作が停止され
(時刻Y5)、かくて1サイクル目の動作が終了する。
【0083】前記1サイクル目の動作が終了し、所定時
間が経過すると、前記モーターM1の再始動が開始され
る。この場合、前記1サイクル目の動作と同様に、前記
インターロック用リレーR1の動作中に前記リモートス
イッチ252がオン状態にされるが(時刻E2)、前記モー
ターM2は前記インターロック用リレーR1の動作が終了
するまでは始動動作を開始できず、前記各モーターM1
〜M3は、前記1サイクル目と同じタイミングでソフト
スタートが開始される。
【0084】このように、前記モーターM1〜M3の始動
・停止・再始動が行われるが、前記インターロック回路
261〜26nが有効に働くので、一つのモーターの始動
中に他のモーターのリモートスイッチがオンされる場合
でも、そのモーターの始動は開始されず、複数のモータ
ーが同時に始動して電源から大電流が流れるようなこと
はない。
【0085】なお、本発明のシーケンサーは、動作順序
を記憶でき、それに従って各始動マグネットスイッチを
閉成状態にできるものであればよく、例えばコンピュー
ター制御装置等、種々のものが含まれる。
【0086】また、上記実施例ではサイリスタの導通期
間を徐々に長くして、モーターに印加される平均電圧を
大きくして行ったが、本発明はそれに限定されるもので
はなく、モーターに印加される平均電圧を徐々に増して
ゆけるサイリスタ制御方法であれば適用することが可能
である。
【0087】
【発明の効果】各モーターを始動する際、ソフトスター
トを行うので、始動直後に突入電流が流れることがな
く、また、シーケンスリレーの接点を開閉する際にアー
ク放電が生じることがない。複数のモーターを所望順序
で始動し、または再始動する際、シーケンサーの入力ミ
スやノイズの重畳があっても複数のモーターが同時に始
動することがないので大電流が流れることがなく、過大
な容量の電源や送電線を用いる必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の一例を説明するための
ブロック図
【図2】 本発明のモーター始動装置の内部回路のブロ
ック図の一例
【図3】 サイリスタ逆並列接続スイッチの内部構造図
【図4】 サイリスタの制御方法の一例を説明するため
の図
【図5】 本発明のモーター始動装置の動作を説明する
ためのタイミングチャート
【図6】 (a)サイリスタ逆並列スイッチの動作を示す
タイミングチャート (b)運転マグネットスイッチの動作を示すタイミングチ
ャート (c)オーバーラップ期間を示すタイミングチャート (d)過電流検出回路の動作を示すタイミングチャート (e)エラー時間を示すタイミングチャート (f)モーターに流れる電流の大きさを示すタイミングチ
ャート
【図7】 本発明の実施の形態の他の例を説明するため
のブロック図
【図8】 その動作を説明するためのタイミングチャー
【図9】 異常な入力があったときの動作を説明するた
めのタイミングチャート
【図10】 (a)従来技術のY−Δ方式のモーター始動
装置のブロック図 (b)そのモーター始動装置がY結線された場合を示す回
路図 (c)そのモーター始動装置がΔ結線された場合を示す回
路図
【図11】 従来技術のY−Δ始動方式の電流変化を示
す図
【符号の説明】
4……サイリスタ逆並列接続スイッチ 7……シーケ
ンサー 261〜26n……インターロック回路 B1〜Bn……運転マグネットスイッチ M1〜Mn……
モーター S1〜Sn……始動マグネットスイッチ (RST)……電
源 τ……オーバーラップ期間 図1〜図4で使用した符号を以下に示す。 (1) 図1で使用した記号 2……モーター始動装置 4……サイリスタ逆並列接続
スイッチ (RST)……(3相)電源 CSS……電子式起動装置 M1〜Mn……モーター A……メイン始動マグネットスイッチ B1〜Bn……運転マグネットスイッチ S1〜Sn……始動マグネットスイッチ (2) 図2で使用した記号 CSS……電子式起動器 M1〜Mn……モーター A……メイン始動マグネット操作コイル B1〜Bn……運転マグネット操作コイル S1〜Sn……始動マグネット操作コイル SW1〜SWn……切替スイッチ(リモート/オフ/手動) PSW1〜PSWn……手動用オンスイッチ(選択手段) DT1〜DTn……タイマー回路 DTA1〜DTAn……タイマー回路 RO1〜ROn……自己保持リレー EOCR1〜EOCRn……過電流検出器 R1〜Rn……インターロック用リレー r1〜rn……インターロック用リレーR1〜Rnのb接点 221〜22n……自己保持回路用リレーRO1〜ROn
a接点 241〜24n……オフスイッチ 251〜25n……リモートスイッチ 261〜26n……インターロック回路 421〜42n……タイマーDTA1〜タイマーDTAn
a接点 431〜43n……タイマーDTA1〜タイマーDTAn
b接点 441〜44n……過電流検出器EOCR1〜EOCRn
b接点 451〜45n……始動マグネットS1〜Snのa接点 461〜46n……運転マグネットB1〜Bnのa接点 471〜47n……タイマーDT1〜DTnのa接点 481〜48n……インターロック用リレーR1〜Rnのa
接点 49……電子式起動器CSSのa接点 501〜50n……インターロック用リレーR1〜Rnのa
接点 511〜51n……運転マグネットB1〜Bnのa接点 (3) 図3〜図4で使用した記号 4……サイリスタ逆並列接続スイッチ 111〜116……サイリスタ R、S、T……3相電源の各相 α……位相制御角 (スイッチ)A……メイン始動マグネットスイッチA (コイル)A……メイン始動マグネット操作コイルA (スイッチ)S1……始動マグネットスイッチS1 (コイル)S1……始動マグネット操作コイルS1 (スイッチ)B1……運転マグネットスイッチB1 (コイル)B1……運転マグネット操作コイルB1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモーターを始動するモーター始動
    装置において、 前記モーターの数に応じて設けられ、各モーターをそれ
    ぞれ電源に接続する運転マグネットスイッチと、 前記各運転マグネットスイッチにそれぞれ並列接続され
    た始動マグネットスイッチと、 前記各始動マグネットスイッチと前記電源との間に挿入
    されたサイリスタ逆並列接続スイッチと、 前記複数の始動マグネットスイッチのうちの一の始動マ
    グネットスイッチが閉成状態にされる際に起動され、そ
    の始動マグネットスイッチが閉成状態にある間は、他の
    始動マグネットスイッチの開成状態を維持させるインタ
    ーロック回路とを有し、 一のモーターに設けられた前記始動マグネットスイッチ
    を閉成状態にして前記サイリスタ逆並列接続スイッチを
    導通状態にし、 前記サイリスタ逆並列接続スイッチを制御して前記モー
    ターに印加される電圧を徐々に上げ、 前記サイリスタ逆並列接続スイッチを全オンにした後、
    前記運転マグネットスイッチを閉成状態にして所定のオ
    ーバーラップ期間の経過の後、前記サイリスタ逆並列接
    続スイッチを遮断状態にし、前記始動マグネットスイッ
    チを開成状態にして前記運転マグネットスイッチによっ
    て前記モーターを定格運転状態にするモーター始動装置
    であって、 前記一のモーターの始動が終了するまでは前記インター
    ロックの動作によって他のモーターの始動が開始しない
    ようにされたことを特徴とするモーター始動装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のモーターの始動と再始動とを
    させる動作順序が記憶されたシーケンサーが設けられ、 前記動作順序に従って前記シーケンサーが前記各始動マ
    グネットスイッチを閉成状態にし、前記複数のモーター
    の始動と再始動とが自動的に行えるように構成されたモ
    ーター始動装置であって、 前記インターロック回路の動作によって、誤って2つ以
    上の前記始動マグネットスイッチが同時に閉成状態にな
    ることが防止されたことを特徴とする請求項1記載のモ
    ーター始動装置。
JP26624695A 1995-05-03 1995-09-20 モーター始動装置 Pending JPH0923672A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017123776A (ja) * 2007-10-22 2017-07-13 イン モーション エーエス 重機の制御
CN113691172A (zh) * 2021-08-27 2021-11-23 陕西延长中煤榆林能源化工有限公司 一种大型同步电机软启动一拖多控制方法

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