JPH09239182A - ミシン - Google Patents
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- JPH09239182A JPH09239182A JP7515596A JP7515596A JPH09239182A JP H09239182 A JPH09239182 A JP H09239182A JP 7515596 A JP7515596 A JP 7515596A JP 7515596 A JP7515596 A JP 7515596A JP H09239182 A JPH09239182 A JP H09239182A
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッド部に設けたミシン針に対して複数の糸
のいずれかを選択的に挿通し、糸選択や糸通しを自動化
できるようにする。 【解決手段】 ミシン本体1のヘッド部3に糸道形成機
構13,19および糸姿勢矯正器25等を設けると共
に、ヘッド部3上には各チーズケース41からの各上糸
43を上糸選択機構47のスライダ48上に案内する各
糸案内チューブ46を設ける。また、該各糸案内チュー
ブ46によりスライダ48上の各糸保持器53側に導か
れた各上糸43のうち、いずれか1本の上糸43を上糸
選択機構47で選択し、選択した上糸43を上糸送出機
構54で糸道形成機構13の糸道側に向け予め決められ
た送り量をもって送り出す。そして、上糸送出機構54
で送り出された上糸43の先端側を糸切り機構62で切
断し、糸端が整えられた上糸43をエア流で誘導してミ
シン針に自動的に挿通する。
のいずれかを選択的に挿通し、糸選択や糸通しを自動化
できるようにする。 【解決手段】 ミシン本体1のヘッド部3に糸道形成機
構13,19および糸姿勢矯正器25等を設けると共
に、ヘッド部3上には各チーズケース41からの各上糸
43を上糸選択機構47のスライダ48上に案内する各
糸案内チューブ46を設ける。また、該各糸案内チュー
ブ46によりスライダ48上の各糸保持器53側に導か
れた各上糸43のうち、いずれか1本の上糸43を上糸
選択機構47で選択し、選択した上糸43を上糸送出機
構54で糸道形成機構13の糸道側に向け予め決められ
た送り量をもって送り出す。そして、上糸送出機構54
で送り出された上糸43の先端側を糸切り機構62で切
断し、糸端が整えられた上糸43をエア流で誘導してミ
シン針に自動的に挿通する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば刺繍機また
は縫製機として好適に用いられるミシンに関し、特に、
刺繍糸等の上糸をミシン針に自動的に挿通できるように
した自動糸通し装置付きのミシンに関する。
は縫製機として好適に用いられるミシンに関し、特に、
刺繍糸等の上糸をミシン針に自動的に挿通できるように
した自動糸通し装置付きのミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、刺繍用の下糸が配置される基台
と、該基台上に設けられ、前記下糸側と対向する位置で
上糸側の刺繍針(ミシン針)を上,下に往復動させる刺
繍機のヘッド部と、該ヘッド部に設けられ、上糸(刺繍
糸)の色替えを行う色替え機構と、前記ヘッド部の下側
に位置して前記基台上に移動可能に設けられ、刺繍対象
物(刺繍布)を保持する刺繍枠等の移動枠と、該移動枠
を前記基台上で各針落ち点毎に枠移動させる枠移動機構
と、前記各針落ち点毎の刺繍データを記憶するデータ記
憶手段と、該データ記憶手段による各針落ち点毎の刺繍
データに基づいて前記ヘッド部、色替え機構および枠移
動機構を駆動制御し前記各針落ち点からなる刺繍柄を前
記刺繍布に作成する刺繍制御手段とからなる刺繍機等の
ミシンは知られている。
と、該基台上に設けられ、前記下糸側と対向する位置で
上糸側の刺繍針(ミシン針)を上,下に往復動させる刺
繍機のヘッド部と、該ヘッド部に設けられ、上糸(刺繍
糸)の色替えを行う色替え機構と、前記ヘッド部の下側
に位置して前記基台上に移動可能に設けられ、刺繍対象
物(刺繍布)を保持する刺繍枠等の移動枠と、該移動枠
を前記基台上で各針落ち点毎に枠移動させる枠移動機構
と、前記各針落ち点毎の刺繍データを記憶するデータ記
憶手段と、該データ記憶手段による各針落ち点毎の刺繍
データに基づいて前記ヘッド部、色替え機構および枠移
動機構を駆動制御し前記各針落ち点からなる刺繍柄を前
記刺繍布に作成する刺繍制御手段とからなる刺繍機等の
ミシンは知られている。
【0003】そして、この種の従来技術による刺繍機等
のミシンでは、前記データ記憶手段に記憶した複数(多
数)の針落ち点毎の刺繍データに基づき、刺繍機のヘッ
ド部で刺繍針を上,下に往復動させつつ、枠移動機構で
移動枠を水平方向等に枠移動させることにより、該移動
枠内に保持した刺繍布に前記各針落ち点からなる刺繍柄
を自動的に作成するようにしている。
のミシンでは、前記データ記憶手段に記憶した複数(多
数)の針落ち点毎の刺繍データに基づき、刺繍機のヘッ
ド部で刺繍針を上,下に往復動させつつ、枠移動機構で
移動枠を水平方向等に枠移動させることにより、該移動
枠内に保持した刺繍布に前記各針落ち点からなる刺繍柄
を自動的に作成するようにしている。
【0004】また、前記ヘッド部には複数の刺繍針(ミ
シン針)が往復動可能に設けられ、該各刺繍針のうちい
ずれか一の刺繍針を色替え機構で選択しつつ、選択した
刺繍針をヘッド部で駆動することにより、刺繍柄を形成
する刺繍糸の色替えを実行するようになっている。
シン針)が往復動可能に設けられ、該各刺繍針のうちい
ずれか一の刺繍針を色替え機構で選択しつつ、選択した
刺繍針をヘッド部で駆動することにより、刺繍柄を形成
する刺繍糸の色替えを実行するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、ミシンのヘッド部に複数の刺繍針(ミシン
針)等を設け、刺繍糸の色替え時に該各刺繍針のいずれ
かを色替え機構で選択する構成としているから、ヘッド
部全体が大型化するという問題がある。また、ヘッド部
に設けた複数の刺繍針には刺繍作業に先立って、予め色
の異なる刺繍糸をそれぞれ手作業で挿通しておく必要が
あり、刺繍作業全体を自動化する上で大きな障害になる
という問題がある。
来技術では、ミシンのヘッド部に複数の刺繍針(ミシン
針)等を設け、刺繍糸の色替え時に該各刺繍針のいずれ
かを色替え機構で選択する構成としているから、ヘッド
部全体が大型化するという問題がある。また、ヘッド部
に設けた複数の刺繍針には刺繍作業に先立って、予め色
の異なる刺繍糸をそれぞれ手作業で挿通しておく必要が
あり、刺繍作業全体を自動化する上で大きな障害になる
という問題がある。
【0006】また、例えば特開昭61−89365号公
報、特開平6−154453号公報、特開平6−182
077号公報および特開平7−671号公報等に記載さ
れたミシンの自動糸通し装置(以下、他の従来技術とい
う)では、例えばヘッド部に設けた1本のミシン針に対
して複数の糸のいずれかを選択的に挿通できるように
し、ヘッド部全体の小型化を図るようにする提案がなさ
れている。
報、特開平6−154453号公報、特開平6−182
077号公報および特開平7−671号公報等に記載さ
れたミシンの自動糸通し装置(以下、他の従来技術とい
う)では、例えばヘッド部に設けた1本のミシン針に対
して複数の糸のいずれかを選択的に挿通できるように
し、ヘッド部全体の小型化を図るようにする提案がなさ
れている。
【0007】しかし、このような他の従来技術にあって
も、刺繍柄の作成途中で糸切れが発生したときに、ミシ
ン針から古い糸を抜き取って新しい糸をミシン針に自動
的に糸通しするのが難しく、特に、新しい糸の先端側に
糸端を整形(形成)しつつ、整形した糸端側をミシン針
の針孔に向けて円滑に誘導し高い確率で糸通しするのが
難しいという問題がある。
も、刺繍柄の作成途中で糸切れが発生したときに、ミシ
ン針から古い糸を抜き取って新しい糸をミシン針に自動
的に糸通しするのが難しく、特に、新しい糸の先端側に
糸端を整形(形成)しつつ、整形した糸端側をミシン針
の針孔に向けて円滑に誘導し高い確率で糸通しするのが
難しいという問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はヘッド部に設けたミシン針に対
して複数の糸のいずれかを選択的に挿通でき、ヘッド部
全体を小型化できると共に、ミシン針の針孔に向けて糸
を円滑に誘導でき、糸選択や糸通しを自動化できるよう
にしたミシンを提供することを目的としている。
されたもので、本発明はヘッド部に設けたミシン針に対
して複数の糸のいずれかを選択的に挿通でき、ヘッド部
全体を小型化できると共に、ミシン針の針孔に向けて糸
を円滑に誘導でき、糸選択や糸通しを自動化できるよう
にしたミシンを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、ミシン本体と、該ミ
シン本体に設けられミシン針を往復動させつつ、天秤を
揺動させるヘッド部と、該ヘッド部に設けられ少なくと
も前記天秤およびミシン針に糸を挿通するための糸道を
形成する糸道形成手段と、該糸道形成手段による糸道の
一端側に向けて複数の糸を導くための糸案内手段と、該
糸案内手段により導かれた複数の糸のうち、いずれか一
の糸を選択する糸選択手段と、該糸選択手段で選択した
糸を前記糸道の一端側に向け予め決められた送り量をも
って送り出す糸送出手段と、該糸送出手段で送り出され
た糸の先端側を切断して糸端の形状を整える糸端整形手
段と、前記糸道内に気体を流通させることにより前記糸
を糸道の他端側に向けて誘導し該糸を糸端側から前記ミ
シン針に挿通する糸誘導手段とからなる構成を採用して
いる。
ために、請求項1に記載の発明は、ミシン本体と、該ミ
シン本体に設けられミシン針を往復動させつつ、天秤を
揺動させるヘッド部と、該ヘッド部に設けられ少なくと
も前記天秤およびミシン針に糸を挿通するための糸道を
形成する糸道形成手段と、該糸道形成手段による糸道の
一端側に向けて複数の糸を導くための糸案内手段と、該
糸案内手段により導かれた複数の糸のうち、いずれか一
の糸を選択する糸選択手段と、該糸選択手段で選択した
糸を前記糸道の一端側に向け予め決められた送り量をも
って送り出す糸送出手段と、該糸送出手段で送り出され
た糸の先端側を切断して糸端の形状を整える糸端整形手
段と、前記糸道内に気体を流通させることにより前記糸
を糸道の他端側に向けて誘導し該糸を糸端側から前記ミ
シン針に挿通する糸誘導手段とからなる構成を採用して
いる。
【0010】このように構成することにより、糸案内手
段で導かれる複数の糸のうち、いずれか一の糸を糸選択
手段で選択したときに、この選択した糸を糸送出手段に
よって糸道の一端側に向け予め決められた送り量分だけ
送り出しつつ、糸端整形手段により糸送出手段で送り出
された糸の先端側を切断して糸端の形状を整えることが
できる。そして、この状態で前記糸道内に気体を流通さ
せることにより、糸端が整形された糸を糸道の他端側に
向け糸誘導手段で円滑に誘導でき、この糸を糸端側から
ミシン針の針孔に挿通することができる。
段で導かれる複数の糸のうち、いずれか一の糸を糸選択
手段で選択したときに、この選択した糸を糸送出手段に
よって糸道の一端側に向け予め決められた送り量分だけ
送り出しつつ、糸端整形手段により糸送出手段で送り出
された糸の先端側を切断して糸端の形状を整えることが
できる。そして、この状態で前記糸道内に気体を流通さ
せることにより、糸端が整形された糸を糸道の他端側に
向け糸誘導手段で円滑に誘導でき、この糸を糸端側から
ミシン針の針孔に挿通することができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明では、前記ミ
シン針に糸が挿通されたか否かを検出する糸通し検出手
段と、該糸通し検出手段からの信号に基づき前記ミシン
針への糸通し後に前記糸誘導手段による気体の流通を停
止させ、前記糸道形成手段による糸道を開放する糸道開
放手段とを備える構成としている。
シン針に糸が挿通されたか否かを検出する糸通し検出手
段と、該糸通し検出手段からの信号に基づき前記ミシン
針への糸通し後に前記糸誘導手段による気体の流通を停
止させ、前記糸道形成手段による糸道を開放する糸道開
放手段とを備える構成としている。
【0012】これにより、糸通し検出手段でミシン針に
対する糸の挿通を検出したときには糸道開放手段を自動
的に作動させることができ、前記糸誘導手段による気体
の流通を停止できると共に、糸道形成手段による糸道を
自動的に開放でき、この状態でミシン動作を行わせるこ
とにより、ミシン針への糸供給を円滑に行うことができ
る。
対する糸の挿通を検出したときには糸道開放手段を自動
的に作動させることができ、前記糸誘導手段による気体
の流通を停止できると共に、糸道形成手段による糸道を
自動的に開放でき、この状態でミシン動作を行わせるこ
とにより、ミシン針への糸供給を円滑に行うことができ
る。
【0013】さらに、請求項3に記載の発明では、前記
糸道形成手段は、前記ヘッド部に固定して設けられた固
定部と、該固定部に対して衝合、離間可能に設けられ該
固定部との間に少なくとも前記天秤の前,後に亘って曲
線状または直線状に延びる糸道が形成された可動部とか
らなり、前記糸道開放手段は、前記固定部に対して衝合
状態にある可動部を該固定部から離間させることにより
前記糸道を開放する構成としている。
糸道形成手段は、前記ヘッド部に固定して設けられた固
定部と、該固定部に対して衝合、離間可能に設けられ該
固定部との間に少なくとも前記天秤の前,後に亘って曲
線状または直線状に延びる糸道が形成された可動部とか
らなり、前記糸道開放手段は、前記固定部に対して衝合
状態にある可動部を該固定部から離間させることにより
前記糸道を開放する構成としている。
【0014】これにより、糸道形成手段で糸道を形成し
たときには、互いに衝合状態となる可動部と固定部との
間に少なくとも天秤の前,後に亘って曲線状または直線
状に延びる糸道を形成でき、該糸道に沿って糸を誘導す
ることによりミシン針に対する糸通しを円滑に行うこと
ができる。そして、ミシン針への糸通し後には糸道開放
手段を作動させることによって、前記可動部を固定部か
ら離間させることができ、前記糸道を開放状態に保持で
きる。
たときには、互いに衝合状態となる可動部と固定部との
間に少なくとも天秤の前,後に亘って曲線状または直線
状に延びる糸道を形成でき、該糸道に沿って糸を誘導す
ることによりミシン針に対する糸通しを円滑に行うこと
ができる。そして、ミシン針への糸通し後には糸道開放
手段を作動させることによって、前記可動部を固定部か
ら離間させることができ、前記糸道を開放状態に保持で
きる。
【0015】一方、請求項4に記載の発明では、前記糸
道形成手段は、少なくとも前記天秤に糸を挿通するため
該天秤の前,後に亘って曲線状または直線状に延びる蛇
行状糸道と、該蛇行状糸道よりも下側に配設され前記ミ
シン針の針孔に糸を直線状に供給する糸姿勢矯正部と、
該糸姿勢矯正部とミシン針の針孔を介して対向するよう
に配設され該糸姿勢矯正部からの糸を吸引して前記ミシ
ン針の針孔に通す糸吸引部とを備える構成としている。
道形成手段は、少なくとも前記天秤に糸を挿通するため
該天秤の前,後に亘って曲線状または直線状に延びる蛇
行状糸道と、該蛇行状糸道よりも下側に配設され前記ミ
シン針の針孔に糸を直線状に供給する糸姿勢矯正部と、
該糸姿勢矯正部とミシン針の針孔を介して対向するよう
に配設され該糸姿勢矯正部からの糸を吸引して前記ミシ
ン針の針孔に通す糸吸引部とを備える構成としている。
【0016】この結果、糸道形成手段による糸道内に気
体を流通させることにより、前記糸端整形手段で糸端の
形状が整えられた糸を、蛇行状糸道に沿って誘導しつつ
天秤に円滑に挿通できると共に、糸姿勢矯正部では前記
ミシン針の針孔に向けて糸を直線状に供給でき、該糸姿
勢矯正部からの糸を糸吸引部で吸引することにより、こ
の糸を糸端側からミシン針の針孔に確実に挿通すること
ができる。
体を流通させることにより、前記糸端整形手段で糸端の
形状が整えられた糸を、蛇行状糸道に沿って誘導しつつ
天秤に円滑に挿通できると共に、糸姿勢矯正部では前記
ミシン針の針孔に向けて糸を直線状に供給でき、該糸姿
勢矯正部からの糸を糸吸引部で吸引することにより、こ
の糸を糸端側からミシン針の針孔に確実に挿通すること
ができる。
【0017】また、請求項5に記載の発明では、前記糸
姿勢矯正部と糸吸引部とを、連結部材を介して一体化
し、前記ミシン針への糸通し後には該ミシン針の針孔と
対向する位置から前記糸道開放手段により退避させる構
成としている。
姿勢矯正部と糸吸引部とを、連結部材を介して一体化
し、前記ミシン針への糸通し後には該ミシン針の針孔と
対向する位置から前記糸道開放手段により退避させる構
成としている。
【0018】これにより、前記ミシン針への糸通し後に
は糸姿勢矯正部と糸吸引部とを、ミシン針の針孔と対向
する位置から糸道開放手段で退避させることができ、こ
れらの糸姿勢矯正部や糸吸引部がミシン針の運針動作に
邪魔になったりするのを防止できる。
は糸姿勢矯正部と糸吸引部とを、ミシン針の針孔と対向
する位置から糸道開放手段で退避させることができ、こ
れらの糸姿勢矯正部や糸吸引部がミシン針の運針動作に
邪魔になったりするのを防止できる。
【0019】さらに、請求項6に記載の発明では、前記
糸端整形手段と糸道との間には、前記糸誘導手段で新し
い糸を糸道に沿って誘導する前に、前記糸道形成手段内
に残った古い糸を該糸道形成手段の外部に糸屑として吸
引する糸屑吸引手段を設ける構成としている。
糸端整形手段と糸道との間には、前記糸誘導手段で新し
い糸を糸道に沿って誘導する前に、前記糸道形成手段内
に残った古い糸を該糸道形成手段の外部に糸屑として吸
引する糸屑吸引手段を設ける構成としている。
【0020】これにより、ミシン針の運針動作の途中に
糸切れ等が発生したとしても、糸切れの発生した古い糸
を糸屑吸引手段で糸屑として糸道形成手段の外部に吸引
でき、該糸道形成手段内に残った古い糸を外部へと確実
に排出することができる。
糸切れ等が発生したとしても、糸切れの発生した古い糸
を糸屑吸引手段で糸屑として糸道形成手段の外部に吸引
でき、該糸道形成手段内に残った古い糸を外部へと確実
に排出することができる。
【0021】さらにまた、請求項7に記載の発明では、
前記ミシン針に対する糸通し後に糸のたるみを吸収する
糸緩み吸収手段を備え、該糸緩み吸収手段は、前記糸通
し検出手段からの信号に基づいて前記糸道開放手段によ
り糸道を開放したときに前記天秤を上死点位置まで引き
上げる構成としている。
前記ミシン針に対する糸通し後に糸のたるみを吸収する
糸緩み吸収手段を備え、該糸緩み吸収手段は、前記糸通
し検出手段からの信号に基づいて前記糸道開放手段によ
り糸道を開放したときに前記天秤を上死点位置まで引き
上げる構成としている。
【0022】これにより、糸通し検出手段でミシン針に
対する糸の挿通を検出したときには糸道開放手段を作動
させ、前記糸道形成手段による糸道を自動的に開放でき
ると共に、糸緩み吸収手段で天秤を上死点位置まで引き
上げることにより、前記曲線状の糸道等に沿ってたるみ
状態にある糸を緊張させるように引っ張り上げることが
でき、その後のミシン動作時には糸に張力を与えてミシ
ン針への糸供給を円滑に行うことができる。
対する糸の挿通を検出したときには糸道開放手段を作動
させ、前記糸道形成手段による糸道を自動的に開放でき
ると共に、糸緩み吸収手段で天秤を上死点位置まで引き
上げることにより、前記曲線状の糸道等に沿ってたるみ
状態にある糸を緊張させるように引っ張り上げることが
でき、その後のミシン動作時には糸に張力を与えてミシ
ン針への糸供給を円滑に行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
図面に従って説明する。
【0024】ここで、図1ないし図13は本発明の第1
の実施例によるミシンの自動糸通し装置を、刺繍機に適
用した場合を例に挙げて示している。
の実施例によるミシンの自動糸通し装置を、刺繍機に適
用した場合を例に挙げて示している。
【0025】図において、1は刺繍機の本体部を構成す
るミシン本体を示し、該ミシン本体1は、基台2と、該
基台2上に設けられたヘッド部3とから構成されてい
る。そして、ミシン本体1のヘッド部3は、基台2上に
固着された大端部3Aと、該大端部3Aの上端側から基
台2と略平行に延びた腕部3Bと、該腕部3Bの先端側
から下向きに突出し基台2上の刺繍枠(図示せず)と対
向する小端部3Cとから大略構成されている。
るミシン本体を示し、該ミシン本体1は、基台2と、該
基台2上に設けられたヘッド部3とから構成されてい
る。そして、ミシン本体1のヘッド部3は、基台2上に
固着された大端部3Aと、該大端部3Aの上端側から基
台2と略平行に延びた腕部3Bと、該腕部3Bの先端側
から下向きに突出し基台2上の刺繍枠(図示せず)と対
向する小端部3Cとから大略構成されている。
【0026】4はヘッド部3の腕部3B基端側に設けら
れた弾み車を示し、該弾み車4はヘッド部3の腕部3B
内を小端部3C側に向けて伸長する主軸(図示せず)に
連結され、この主軸は基台2側に設けた後述の主軸モー
タ70(図11参照)によって弾み車4と共に回転駆動
される。
れた弾み車を示し、該弾み車4はヘッド部3の腕部3B
内を小端部3C側に向けて伸長する主軸(図示せず)に
連結され、この主軸は基台2側に設けた後述の主軸モー
タ70(図11参照)によって弾み車4と共に回転駆動
される。
【0027】ここで、ヘッド部3の小端部3C内には主
軸の回転を上,下の往復運動に変換する駆動部(図示せ
ず)が設けられ、この駆動部は後述の天秤11を上,下
に揺動させると共に、小端部3Cの下端側から基台2側
に向けて図2に示す如く突出した針軸5およびミシン針
6を上,下に駆動する構成となっている。また、基台2
内にはミシン針6の先端と対向する位置に針板7および
下糸(図示せず)が巻回された下糸ボビン8等が配設さ
れている。
軸の回転を上,下の往復運動に変換する駆動部(図示せ
ず)が設けられ、この駆動部は後述の天秤11を上,下
に揺動させると共に、小端部3Cの下端側から基台2側
に向けて図2に示す如く突出した針軸5およびミシン針
6を上,下に駆動する構成となっている。また、基台2
内にはミシン針6の先端と対向する位置に針板7および
下糸(図示せず)が巻回された下糸ボビン8等が配設さ
れている。
【0028】9は腕部3Bの先端側に位置してヘッド部
3の前面側に設けられた糸調子を示し、該糸調子9は図
4および図6に示すように、外周側に後述の上糸43を
引っ掛けることにより上糸43に張力を与える糸取りば
ね10を備え、上糸43を天秤11側に向けて低摩擦給
糸による糸補給を行うものである。そして、糸調子9は
上糸43に、例えば25〜50g程度の張力を与え、ミ
シン針6等により上糸43がこの張力を越えて引っ張ら
れるときに、天秤11側に向けて上糸43が給糸される
のを許すようになっている。
3の前面側に設けられた糸調子を示し、該糸調子9は図
4および図6に示すように、外周側に後述の上糸43を
引っ掛けることにより上糸43に張力を与える糸取りば
ね10を備え、上糸43を天秤11側に向けて低摩擦給
糸による糸補給を行うものである。そして、糸調子9は
上糸43に、例えば25〜50g程度の張力を与え、ミ
シン針6等により上糸43がこの張力を越えて引っ張ら
れるときに、天秤11側に向けて上糸43が給糸される
のを許すようになっている。
【0029】11はヘッド部3の小端部3C前面側に配
設された天秤を示し、該天秤11はヘッド部3の駆動部
によりミシン針6とほぼ同期して上,下に揺動され、下
向きに揺動するときにはミシン針6との間で上糸43に
僅かなたるみを与え、上糸43をミシン針6側に給糸さ
せる。また、天秤11は上向きに揺動されるときに、ミ
シン針6により刺繍布上に形成した縫い目(いずれも図
示せず)と糸調子9等との間で上糸43を引っ張り上げ
るようにして該上糸43に張力を与え、前記縫い目の糸
締めと上糸43の繰り出しとを行うようになっている。
設された天秤を示し、該天秤11はヘッド部3の駆動部
によりミシン針6とほぼ同期して上,下に揺動され、下
向きに揺動するときにはミシン針6との間で上糸43に
僅かなたるみを与え、上糸43をミシン針6側に給糸さ
せる。また、天秤11は上向きに揺動されるときに、ミ
シン針6により刺繍布上に形成した縫い目(いずれも図
示せず)と糸調子9等との間で上糸43を引っ張り上げ
るようにして該上糸43に張力を与え、前記縫い目の糸
締めと上糸43の繰り出しとを行うようになっている。
【0030】12は天秤11よりも下側の位置でヘッド
部3の小端部3C前面に固定して設けられた糸掛け曲り
棒で、該糸掛け曲り棒12は天秤11の糸穴11Aに挿
通された上糸43をその前,後で小端部3Cの前面側に
摺動可能に掛止めし、糸調子9の糸取りばね10から天
秤11の糸穴11Aに向けて上糸43を円滑に給糸させ
ると共に、天秤11の糸穴11Aからミシン針6に向け
て上糸43を円滑に給糸させるものである。
部3の小端部3C前面に固定して設けられた糸掛け曲り
棒で、該糸掛け曲り棒12は天秤11の糸穴11Aに挿
通された上糸43をその前,後で小端部3Cの前面側に
摺動可能に掛止めし、糸調子9の糸取りばね10から天
秤11の糸穴11Aに向けて上糸43を円滑に給糸させ
ると共に、天秤11の糸穴11Aからミシン針6に向け
て上糸43を円滑に給糸させるものである。
【0031】13は腕部3Bの先端側および小端部3C
の前面側に設けられた糸道形成機構を示し、該糸道形成
機構13は図4〜図6および図8等に示す如く、ヘッド
部3の小端部3Cに固定して設けられた固定部としての
固定板14と、該固定板14に対してガイド15,1
5,…を介して衝合、離間可能に配設された可動部とし
ての可動板16とからなり、該可動板16と固定板14
との間には天秤11等の前,後に亘って曲線状または直
線状に延びる天秤用糸道としての蛇行状糸道17が、例
えば0.5〜1mm程度の深さをもった凹溝として形成
されている。
の前面側に設けられた糸道形成機構を示し、該糸道形成
機構13は図4〜図6および図8等に示す如く、ヘッド
部3の小端部3Cに固定して設けられた固定部としての
固定板14と、該固定板14に対してガイド15,1
5,…を介して衝合、離間可能に配設された可動部とし
ての可動板16とからなり、該可動板16と固定板14
との間には天秤11等の前,後に亘って曲線状または直
線状に延びる天秤用糸道としての蛇行状糸道17が、例
えば0.5〜1mm程度の深さをもった凹溝として形成
されている。
【0032】ここで、蛇行状糸道17は図6および図9
等に示すように、後述する糸導入検知器61の位置から
下向きに延びる直線状糸道部17Aと、該直線状糸道部
17Aの下端側から糸調子9の周囲に沿って曲線状に延
び、糸取りばね10等に上糸43を挿通するための糸調
子用糸道部17Bと、該糸調子用糸道部17Bの先端側
から糸掛け曲り棒12に向けて略S字状の曲線をなすよ
うに延びた糸掛け用糸道部17Cと、該糸掛け用糸道部
17Cの先端から天秤11の前,後に亘り略U字状をな
して延び、天秤11の糸穴11Aに上糸43を挿通させ
るための天秤用糸道部17Dとからなり、該天秤用糸道
部17Dの先端側は糸掛け曲り棒12の位置を通って下
向きに開口している。
等に示すように、後述する糸導入検知器61の位置から
下向きに延びる直線状糸道部17Aと、該直線状糸道部
17Aの下端側から糸調子9の周囲に沿って曲線状に延
び、糸取りばね10等に上糸43を挿通するための糸調
子用糸道部17Bと、該糸調子用糸道部17Bの先端側
から糸掛け曲り棒12に向けて略S字状の曲線をなすよ
うに延びた糸掛け用糸道部17Cと、該糸掛け用糸道部
17Cの先端から天秤11の前,後に亘り略U字状をな
して延び、天秤11の糸穴11Aに上糸43を挿通させ
るための天秤用糸道部17Dとからなり、該天秤用糸道
部17Dの先端側は糸掛け曲り棒12の位置を通って下
向きに開口している。
【0033】18は糸道形成機構13の固定板14と可
動板16との間に設けられた糸道開放手段としてのアク
チュエータを示し、該アクチュエータ18は外部からエ
ア圧が給排されることにより可動板16を各ガイド15
に沿って駆動し、該可動板16を固定板14に対して衝
合または離間させる。そして、アクチュエータ18によ
り可動板16を固定板14に図5に示す如く衝合させた
ときには、可動板16と固定板14との間に図6に示す
如く曲線状または直線状に延びる蛇行状糸道17が形成
される。
動板16との間に設けられた糸道開放手段としてのアク
チュエータを示し、該アクチュエータ18は外部からエ
ア圧が給排されることにより可動板16を各ガイド15
に沿って駆動し、該可動板16を固定板14に対して衝
合または離間させる。そして、アクチュエータ18によ
り可動板16を固定板14に図5に示す如く衝合させた
ときには、可動板16と固定板14との間に図6に示す
如く曲線状または直線状に延びる蛇行状糸道17が形成
される。
【0034】また、アクチュエータ18は図8に示す如
く、可動板16を固定板14から離間させることにより
蛇行状糸道17を開放し、上糸43を蛇行状糸道17か
らフリーな状態とすることによって、ミシン針6の駆動
時に上糸43が蛇行状糸道17に引っ掛かったりするの
を防止するようになっている。そして、この状態では天
秤11の揺動に応じて糸調子9等により上糸43に張力
が付与され、該上糸43はミシン針6側に向けて低摩擦
給糸される。
く、可動板16を固定板14から離間させることにより
蛇行状糸道17を開放し、上糸43を蛇行状糸道17か
らフリーな状態とすることによって、ミシン針6の駆動
時に上糸43が蛇行状糸道17に引っ掛かったりするの
を防止するようになっている。そして、この状態では天
秤11の揺動に応じて糸調子9等により上糸43に張力
が付与され、該上糸43はミシン針6側に向けて低摩擦
給糸される。
【0035】19はヘッド部3の小端部3C前面側に設
けられた他の糸道形成機構を示し、該糸道形成機構19
は図4〜図6、図8および図9に示す如く、小端部3C
の下端側に固定されミシン針6の位置まで下向きに延び
た固定部としての固定板20と、該固定板20に対しガ
イド21,21を介して衝合、離間可能に配設された可
動部としての可動板22とからなり、該可動板22と固
定板20との間には前記蛇行状糸道17に連なって下向
きに延びる中継糸道23が、例えば0.5〜1mm程度
の深さをもった凹溝として形成されている。
けられた他の糸道形成機構を示し、該糸道形成機構19
は図4〜図6、図8および図9に示す如く、小端部3C
の下端側に固定されミシン針6の位置まで下向きに延び
た固定部としての固定板20と、該固定板20に対しガ
イド21,21を介して衝合、離間可能に配設された可
動部としての可動板22とからなり、該可動板22と固
定板20との間には前記蛇行状糸道17に連なって下向
きに延びる中継糸道23が、例えば0.5〜1mm程度
の深さをもった凹溝として形成されている。
【0036】ここで、中継糸道23は図5および図6等
に示すように、上端側が天秤用糸道部17Dの先端(下
端)側に対向して開口し下端側が下向きに延びる直線状
糸道部23Aと、該直線状糸道部23Aの下端側から一
定の曲率をもって略L字状に屈曲し後述の糸姿勢矯正器
25に向けて水平方向に延びる曲線状糸道部23Bとか
ら構成されている。なお、糸道形成機構19の固定板2
0および可動板22は細長い平板状に形成され、その下
端側は中継糸道23の曲線状糸道部23Bに沿って略L
字状に湾曲している。
に示すように、上端側が天秤用糸道部17Dの先端(下
端)側に対向して開口し下端側が下向きに延びる直線状
糸道部23Aと、該直線状糸道部23Aの下端側から一
定の曲率をもって略L字状に屈曲し後述の糸姿勢矯正器
25に向けて水平方向に延びる曲線状糸道部23Bとか
ら構成されている。なお、糸道形成機構19の固定板2
0および可動板22は細長い平板状に形成され、その下
端側は中継糸道23の曲線状糸道部23Bに沿って略L
字状に湾曲している。
【0037】24は糸道形成機構19の固定板20と可
動板22との間に設けられた糸道開放手段としてのアク
チュエータを示し、該アクチュエータ24は外部からエ
ア圧が給排されることにより可動板22を各ガイド21
に沿って駆動し、該可動板22を固定板20に対して衝
合または離間させる。そして、アクチュエータ24によ
り可動板22を固定板20に図6に示す如く衝合させた
ときには、可動板22と固定板20との間に中継糸道2
3が形成され、可動板22を固定板20から図9に示す
如く離間させたときには中継糸道23が開放され、上糸
43を中継糸道23からフリーな状態とする。
動板22との間に設けられた糸道開放手段としてのアク
チュエータを示し、該アクチュエータ24は外部からエ
ア圧が給排されることにより可動板22を各ガイド21
に沿って駆動し、該可動板22を固定板20に対して衝
合または離間させる。そして、アクチュエータ24によ
り可動板22を固定板20に図6に示す如く衝合させた
ときには、可動板22と固定板20との間に中継糸道2
3が形成され、可動板22を固定板20から図9に示す
如く離間させたときには中継糸道23が開放され、上糸
43を中継糸道23からフリーな状態とする。
【0038】25は糸道形成機構19の下端側とミシン
針6との間に進退可能に配設された糸姿勢矯正部として
の糸姿勢矯正器を示し、該糸姿勢矯正器25は図5ない
し図9に示す如く、後述する揺動アーム37の延長部3
7A上に設けられ上,下に2分割されるノズル半割体2
6A,26Bと、該ノズル半割体26A,26B間に形
成されミシン針6の針孔6Aに向けて直線状に延びるノ
ズル状糸道27と、ノズル半割体26A,26Bに隣接
して揺動アーム37の延長部37A上に設けられノズル
半割体26A,26Bを上下方向で衝合、離間させるエ
アシリンダ等の矯正シリンダ28とから構成されてい
る。
針6との間に進退可能に配設された糸姿勢矯正部として
の糸姿勢矯正器を示し、該糸姿勢矯正器25は図5ない
し図9に示す如く、後述する揺動アーム37の延長部3
7A上に設けられ上,下に2分割されるノズル半割体2
6A,26Bと、該ノズル半割体26A,26B間に形
成されミシン針6の針孔6Aに向けて直線状に延びるノ
ズル状糸道27と、ノズル半割体26A,26Bに隣接
して揺動アーム37の延長部37A上に設けられノズル
半割体26A,26Bを上下方向で衝合、離間させるエ
アシリンダ等の矯正シリンダ28とから構成されてい
る。
【0039】そして、該矯正シリンダ28は図5に示す
如くノズル半割体26A,26Bを互いに衝合させたと
きに該ノズル半割体26A,26B間にノズル状糸道2
7を形成し、該ノズル状糸道27はこの状態で一端側が
曲線状糸道部23Bの先端側に正対し他端側がミシン針
6の針孔6Aと正対する。また、矯正シリンダ28によ
ってノズル半割体26A,26Bを図8に示す如く互い
に離間させたときにはノズル状糸道27が開放され、該
ノズル状糸道27から上糸43をフリーな状態とする。
如くノズル半割体26A,26Bを互いに衝合させたと
きに該ノズル半割体26A,26B間にノズル状糸道2
7を形成し、該ノズル状糸道27はこの状態で一端側が
曲線状糸道部23Bの先端側に正対し他端側がミシン針
6の針孔6Aと正対する。また、矯正シリンダ28によ
ってノズル半割体26A,26Bを図8に示す如く互い
に離間させたときにはノズル状糸道27が開放され、該
ノズル状糸道27から上糸43をフリーな状態とする。
【0040】さらに、ノズル半割体26Aの一端側には
エア導入口26Cが形成され、該エア導入口26Cは外
部の圧気源からのエアをエア給排弁(いずれも図示せ
ず)等を介してノズル状糸道27の下流側に向け噴出さ
せる。そして、糸姿勢矯正器25はノズル状糸道27の
一端側を曲線状糸道部23Bの先端側に正対させ、他端
側をミシン針6の針孔6Aと正対させた状態で、エア導
入口26Cからのエアをノズル状糸道27の下流側に向
けて噴出させることにより、上糸43の糸姿勢をノズル
状糸道27内で直線状に矯正しつつ、後述の糸吸引器3
0と協働して上糸43をミシン針6の針孔6Aに挿通さ
せる。
エア導入口26Cが形成され、該エア導入口26Cは外
部の圧気源からのエアをエア給排弁(いずれも図示せ
ず)等を介してノズル状糸道27の下流側に向け噴出さ
せる。そして、糸姿勢矯正器25はノズル状糸道27の
一端側を曲線状糸道部23Bの先端側に正対させ、他端
側をミシン針6の針孔6Aと正対させた状態で、エア導
入口26Cからのエアをノズル状糸道27の下流側に向
けて噴出させることにより、上糸43の糸姿勢をノズル
状糸道27内で直線状に矯正しつつ、後述の糸吸引器3
0と協働して上糸43をミシン針6の針孔6Aに挿通さ
せる。
【0041】29,29,…はノズル半割体26A,2
6Bに形成されたエア逃し孔で、該各エア逃し孔29は
一端側がノズル状糸道27の中間部位に連通し、他端側
が一定の傾斜角をもってノズル半割体26A,26Bの
下流側へと延び外部に開口している。そして、該各エア
逃し孔29はノズル状糸道27内に前記エアが滞留する
と、このエアをノズル半割体26A,26Bの外部に排
出させることによりノズル状糸道27内での円滑なエア
の流れを補償している。
6Bに形成されたエア逃し孔で、該各エア逃し孔29は
一端側がノズル状糸道27の中間部位に連通し、他端側
が一定の傾斜角をもってノズル半割体26A,26Bの
下流側へと延び外部に開口している。そして、該各エア
逃し孔29はノズル状糸道27内に前記エアが滞留する
と、このエアをノズル半割体26A,26Bの外部に排
出させることによりノズル状糸道27内での円滑なエア
の流れを補償している。
【0042】30はミシン針6の針孔6Aを挟んで糸姿
勢矯正器25のノズル状糸道27と対向するように揺動
アーム37に取付けられた糸吸引部としての糸吸引器
で、該糸吸引器30は一端側が小径の糸吸引孔30Aと
なってミシン針6の針孔6Aに対向し、他端側は上糸4
3の引出部30Bとなっている。また、糸吸引器30の
長さ方向中間部にはエア導入口30Cが形成され、該エ
ア導入口30Cは前記圧気源からのエアを引出部30B
側に向けて流通させる。そして、このときのエア流によ
り糸吸引孔30A側には負圧が発生し、これによって糸
姿勢矯正器25からの上糸43はミシン針6の針孔6A
に挿通されつつ、糸吸引孔30Aを介して引出部30B
の位置まで導かれることになる。
勢矯正器25のノズル状糸道27と対向するように揺動
アーム37に取付けられた糸吸引部としての糸吸引器
で、該糸吸引器30は一端側が小径の糸吸引孔30Aと
なってミシン針6の針孔6Aに対向し、他端側は上糸4
3の引出部30Bとなっている。また、糸吸引器30の
長さ方向中間部にはエア導入口30Cが形成され、該エ
ア導入口30Cは前記圧気源からのエアを引出部30B
側に向けて流通させる。そして、このときのエア流によ
り糸吸引孔30A側には負圧が発生し、これによって糸
姿勢矯正器25からの上糸43はミシン針6の針孔6A
に挿通されつつ、糸吸引孔30Aを介して引出部30B
の位置まで導かれることになる。
【0043】ここで、糸姿勢矯正器25および糸吸引器
30は前記糸道形成機構13,19と共に糸道形成手段
を構成し、糸姿勢矯正器25の矯正シリンダ28は糸道
開放手段の一部を構成しているものである。また、エア
導入口26C,30Cおよび各エア逃し孔29は後述の
給排ノズル64〜69等と共に上糸43の糸誘導手段を
構成し、気体としてのエア流により上糸43をミシン針
6の針孔6Aに向けて誘導するものである。
30は前記糸道形成機構13,19と共に糸道形成手段
を構成し、糸姿勢矯正器25の矯正シリンダ28は糸道
開放手段の一部を構成しているものである。また、エア
導入口26C,30Cおよび各エア逃し孔29は後述の
給排ノズル64〜69等と共に上糸43の糸誘導手段を
構成し、気体としてのエア流により上糸43をミシン針
6の針孔6Aに向けて誘導するものである。
【0044】31は糸吸引器30の引出部30Bに対向
して揺動アーム37に設けられた糸通し検出手段として
の糸通し検知器を示し、該糸通し検知器31は光センサ
等からなり、糸吸引器30の引出部30Bから上糸43
の先端側が引出されているか否かを検知することによっ
て、ミシン針6に上糸43が挿通されたか否かを検出す
るものである。そして、糸通し検知器31はミシン針6
に上糸43が挿通されたことを検出すると、糸通し完了
信号を後述のコントローラ73(図示せず)に出力し、
後述の位置決めモータ32等を作動させる。
して揺動アーム37に設けられた糸通し検出手段として
の糸通し検知器を示し、該糸通し検知器31は光センサ
等からなり、糸吸引器30の引出部30Bから上糸43
の先端側が引出されているか否かを検知することによっ
て、ミシン針6に上糸43が挿通されたか否かを検出す
るものである。そして、糸通し検知器31はミシン針6
に上糸43が挿通されたことを検出すると、糸通し完了
信号を後述のコントローラ73(図示せず)に出力し、
後述の位置決めモータ32等を作動させる。
【0045】32はヘッド部3の小端部3C背面側に支
持プレート33を介して取付けられた位置決めモータを
示し、該位置決めモータ32はステッピングモータ等か
らなり、回転軸32Aの一端側には駆動ギヤ34が固着
されている。また、回転軸32Aの他端側には手動つま
み32Bが設けられ、該手動つまみ32Bは位置決めモ
ータ32の回転軸32Aを手動で適宜に回転できるよう
になっている。
持プレート33を介して取付けられた位置決めモータを
示し、該位置決めモータ32はステッピングモータ等か
らなり、回転軸32Aの一端側には駆動ギヤ34が固着
されている。また、回転軸32Aの他端側には手動つま
み32Bが設けられ、該手動つまみ32Bは位置決めモ
ータ32の回転軸32Aを手動で適宜に回転できるよう
になっている。
【0046】35は位置決めモータ32の下側にブラケ
ット等を介して取付けられた軸受装置、36は該軸受装
置35に回転可能に支持された従動ギヤを示し、該従動
ギヤ36は駆動ギヤ34に噛合し位置決めモータ32に
よって回転される。
ット等を介して取付けられた軸受装置、36は該軸受装
置35に回転可能に支持された従動ギヤを示し、該従動
ギヤ36は駆動ギヤ34に噛合し位置決めモータ32に
よって回転される。
【0047】37は基端側が従動ギヤ36に固着され、
先端側が下方に延びた連結部材としての揺動アームを示
し、該揺動アーム37の先端側には図5に示す如く、ミ
シン針6の下側を水平方向に延びた延長部37Aが一体
に設けられ、該延長部37Aは糸姿勢矯正器25と糸吸
引器30とを一体的に支持する構成となっている。そし
て、揺動アーム37は位置決めモータ32により図10
に示す角度θをもって揺動され、糸姿勢矯正器25と糸
吸引器30とを図7に示す糸吸引位置と図10に示す退
避位置とに進退させるものである。
先端側が下方に延びた連結部材としての揺動アームを示
し、該揺動アーム37の先端側には図5に示す如く、ミ
シン針6の下側を水平方向に延びた延長部37Aが一体
に設けられ、該延長部37Aは糸姿勢矯正器25と糸吸
引器30とを一体的に支持する構成となっている。そし
て、揺動アーム37は位置決めモータ32により図10
に示す角度θをもって揺動され、糸姿勢矯正器25と糸
吸引器30とを図7に示す糸吸引位置と図10に示す退
避位置とに進退させるものである。
【0048】ここで、揺動アーム37は位置決めモータ
32等と共に糸姿勢矯正器25、糸吸引器30の糸道開
放機構38を構成し、該糸道開放機構38はミシン針6
への糸通し後に前記蛇行状糸道17、中継糸道23およ
びノズル状糸道27等を開放する糸道開放手段を前記ア
クチュエータ18,24と共に構成している。
32等と共に糸姿勢矯正器25、糸吸引器30の糸道開
放機構38を構成し、該糸道開放機構38はミシン針6
への糸通し後に前記蛇行状糸道17、中継糸道23およ
びノズル状糸道27等を開放する糸道開放手段を前記ア
クチュエータ18,24と共に構成している。
【0049】39,40は揺動アーム37の揺動位置を
検出する位置検出器を示し、位置検出器39は糸姿勢矯
正器25と糸吸引器30とが図7に示す糸吸引位置に達
したか否かを揺動アーム37を介して検出し、位置検出
器40は糸姿勢矯正器25と糸吸引器30とが図10に
示す退避位置に達したか否かを揺動アーム37を介して
検出するものである。
検出する位置検出器を示し、位置検出器39は糸姿勢矯
正器25と糸吸引器30とが図7に示す糸吸引位置に達
したか否かを揺動アーム37を介して検出し、位置検出
器40は糸姿勢矯正器25と糸吸引器30とが図10に
示す退避位置に達したか否かを揺動アーム37を介して
検出するものである。
【0050】41,41,…はミシン本体1のヘッド部
3から離間して所定位置に配設されたチーズケースを示
し、該各チーズケース41は図1に示す如くヘッド部3
の上方に合計10〜15個程度設けられ、後述の各糸案
内チューブ46等と共に糸案内手段を構成している。そ
して、各チーズケース41内にはそれぞれボビン42を
介して糸としての上糸43が巻回状態で収納され、これ
らの各上糸43は互いに種類(色)の異なる糸等で構成
されている。なお、各チーズケース41内に収納した各
上糸43のうち使用頻度の高い上糸43については同一
種類(色)のものを、例えば2本のチーズケース41内
にボビン42を介して収納しておくようにしてもよい。
3から離間して所定位置に配設されたチーズケースを示
し、該各チーズケース41は図1に示す如くヘッド部3
の上方に合計10〜15個程度設けられ、後述の各糸案
内チューブ46等と共に糸案内手段を構成している。そ
して、各チーズケース41内にはそれぞれボビン42を
介して糸としての上糸43が巻回状態で収納され、これ
らの各上糸43は互いに種類(色)の異なる糸等で構成
されている。なお、各チーズケース41内に収納した各
上糸43のうち使用頻度の高い上糸43については同一
種類(色)のものを、例えば2本のチーズケース41内
にボビン42を介して収納しておくようにしてもよい。
【0051】44は各チーズケース41から離間してヘ
ッド部3の上方に配設された上糸43用のガイドホルダ
を示し、該ガイドホルダ44には図1および図2に示す
ように、各チーズケース41に対応した個数の糸調子4
5,45,…と糸案内チューブ46,46,…の先端側
とが取付けられ、該各糸案内チューブ46の基端側は各
チーズケース41の上端側に接続されている。そして、
各チーズケース41からの上糸43は各糸案内チューブ
46を介して各糸調子45へと案内され、該各糸調子4
5により一定の張力が付与された状態で後述の各糸保持
器53に導かれる。
ッド部3の上方に配設された上糸43用のガイドホルダ
を示し、該ガイドホルダ44には図1および図2に示す
ように、各チーズケース41に対応した個数の糸調子4
5,45,…と糸案内チューブ46,46,…の先端側
とが取付けられ、該各糸案内チューブ46の基端側は各
チーズケース41の上端側に接続されている。そして、
各チーズケース41からの上糸43は各糸案内チューブ
46を介して各糸調子45へと案内され、該各糸調子4
5により一定の張力が付与された状態で後述の各糸保持
器53に導かれる。
【0052】47は各チーズケース41から導かれる各
上糸43のうち、いずれか一の上糸43を選択する糸選
択手段としての上糸選択機構で、該上糸選択機構47は
図2ないし図4に示す如く、ガイドホルダ44と後述の
糸導入検知器61との間に位置してミシン本体1のヘッ
ド部3上に移動可能に配設されたスライダ48と、該ス
ライダ48をラック49、ピニオン50等を介してヘッ
ド部3の横方向(矢示A方向)にスライドさせる糸選択
モータ51とから大略構成されている。
上糸43のうち、いずれか一の上糸43を選択する糸選
択手段としての上糸選択機構で、該上糸選択機構47は
図2ないし図4に示す如く、ガイドホルダ44と後述の
糸導入検知器61との間に位置してミシン本体1のヘッ
ド部3上に移動可能に配設されたスライダ48と、該ス
ライダ48をラック49、ピニオン50等を介してヘッ
ド部3の横方向(矢示A方向)にスライドさせる糸選択
モータ51とから大略構成されている。
【0053】ここで、糸選択モータ51はステッピング
モータ等からなり、スライダ48をラック49、ピニオ
ン50等を介してヘッド部3の横方向(矢示A方向)に
定ピッチでスライドさせることにより、前記各上糸43
のうちいずれか一の上糸43を後述する送出しローラ5
5の位置に選択的に移動させる。
モータ等からなり、スライダ48をラック49、ピニオ
ン50等を介してヘッド部3の横方向(矢示A方向)に
定ピッチでスライドさせることにより、前記各上糸43
のうちいずれか一の上糸43を後述する送出しローラ5
5の位置に選択的に移動させる。
【0054】52はスライダ48に回転可能に設けられ
たガイドローラで、該ガイドローラ52は後述の押付シ
リンダ58により図4中に実線で示す作動位置と点線で
示す非作動位置とに進退され、作動位置では送出しロー
ラ55に従動して回転することにより該送出しローラ5
5との間で選択した上糸43が後述の糸導入器60側に
向けて送り出されるのを補償するものである。また、ガ
イドローラ52は非作動位置に後退したときに送出しロ
ーラ55から離間し、該送出しローラ55による上糸4
3の送り出しを停止させるようになる。
たガイドローラで、該ガイドローラ52は後述の押付シ
リンダ58により図4中に実線で示す作動位置と点線で
示す非作動位置とに進退され、作動位置では送出しロー
ラ55に従動して回転することにより該送出しローラ5
5との間で選択した上糸43が後述の糸導入器60側に
向けて送り出されるのを補償するものである。また、ガ
イドローラ52は非作動位置に後退したときに送出しロ
ーラ55から離間し、該送出しローラ55による上糸4
3の送り出しを停止させるようになる。
【0055】53,53,…は各チーズケース41から
導かれる各上糸43の先端側を一時的に保持する糸保持
手段としての糸保持器を示し、該各糸保持器53は図2
に例示するようにスライダ48上に各チーズケース41
(各糸調子45)に対応する個数をもって一列に配設さ
れている。そして、各糸保持器53は前記各上糸43の
うち、上糸選択機構47で選択した上糸43が糸導入器
60側に送り出されるのを許すと共に、残余の各上糸4
3を待機状態に保持する構成となっている。
導かれる各上糸43の先端側を一時的に保持する糸保持
手段としての糸保持器を示し、該各糸保持器53は図2
に例示するようにスライダ48上に各チーズケース41
(各糸調子45)に対応する個数をもって一列に配設さ
れている。そして、各糸保持器53は前記各上糸43の
うち、上糸選択機構47で選択した上糸43が糸導入器
60側に送り出されるのを許すと共に、残余の各上糸4
3を待機状態に保持する構成となっている。
【0056】54は上糸選択機構47で選択した上糸4
3を糸導入器60側に送り出す糸送出手段としての上糸
送出機構を示し、該上糸送出機構54は図4に示す如
く、ガイドローラ52との間で上糸43の先端側を挟持
する送出しローラ55と、該送出しローラ55をベルト
56等を介して回転駆動する駆動モータ57とから大略
構成されている。
3を糸導入器60側に送り出す糸送出手段としての上糸
送出機構を示し、該上糸送出機構54は図4に示す如
く、ガイドローラ52との間で上糸43の先端側を挟持
する送出しローラ55と、該送出しローラ55をベルト
56等を介して回転駆動する駆動モータ57とから大略
構成されている。
【0057】ここで、駆動モータ57はステッピングモ
ータ等からなり、前記ガイドローラ52が作動位置にあ
るときに送出しローラ55を一定の回転量をもって回転
駆動する。そして、該送出しローラ55はこのときにガ
イドローラ52との間で上糸43を挟持しつつ、該ガイ
ドローラ52と共に定回転することにより、前記上糸4
3を糸導入器60側に向けて予め決められた送り量分だ
け送り出す構成となっている。
ータ等からなり、前記ガイドローラ52が作動位置にあ
るときに送出しローラ55を一定の回転量をもって回転
駆動する。そして、該送出しローラ55はこのときにガ
イドローラ52との間で上糸43を挟持しつつ、該ガイ
ドローラ52と共に定回転することにより、前記上糸4
3を糸導入器60側に向けて予め決められた送り量分だ
け送り出す構成となっている。
【0058】58は前記ガイドローラ52を送出しロー
ラ55に対して進退させる押付シリンダを示し、該押付
シリンダ58は図4に示す如く、ロッド58Aを上,下
に伸縮させるエアシリンダ等によって構成され、ロッド
58Aの伸長時にはアーム59を介してガイドローラ5
2を作動位置へと揺動させる。そして、ガイドローラ5
2はこのときに送出しローラ55へと押付けられ、送出
しローラ55に従動して回転する。また、押付シリンダ
58のロッド58Aが縮小したときには、ガイドローラ
52がアーム59を介して図4中に点線で示す非作動位
置へと後退し、このときにガイドローラ52は送出しロ
ーラ55から離間して該送出しローラ55による上糸4
3の送出しを停止させる。
ラ55に対して進退させる押付シリンダを示し、該押付
シリンダ58は図4に示す如く、ロッド58Aを上,下
に伸縮させるエアシリンダ等によって構成され、ロッド
58Aの伸長時にはアーム59を介してガイドローラ5
2を作動位置へと揺動させる。そして、ガイドローラ5
2はこのときに送出しローラ55へと押付けられ、送出
しローラ55に従動して回転する。また、押付シリンダ
58のロッド58Aが縮小したときには、ガイドローラ
52がアーム59を介して図4中に点線で示す非作動位
置へと後退し、このときにガイドローラ52は送出しロ
ーラ55から離間して該送出しローラ55による上糸4
3の送出しを停止させる。
【0059】60,60,…はミシン本体1のヘッド部
3と送出しローラ55との間に配設された糸導入器を示
し、該各糸導入器60は図2中に例示する如く、各糸保
持器53と上,下で対向するように各糸保持器53に対
応する個数をもって一列に配設されている。そして、各
糸導入器60は上糸43の選択時に上糸選択機構47の
スライダ48と共に矢示A方向に移動され、各糸導入器
60のうちいずれか一の糸導入器60(選択した上糸4
3に対応した糸導入器60)が糸導入検知器61と上,
下で対向するようになる。
3と送出しローラ55との間に配設された糸導入器を示
し、該各糸導入器60は図2中に例示する如く、各糸保
持器53と上,下で対向するように各糸保持器53に対
応する個数をもって一列に配設されている。そして、各
糸導入器60は上糸43の選択時に上糸選択機構47の
スライダ48と共に矢示A方向に移動され、各糸導入器
60のうちいずれか一の糸導入器60(選択した上糸4
3に対応した糸導入器60)が糸導入検知器61と上,
下で対向するようになる。
【0060】また、各糸導入器60は外部からエアが給
排されることにより、該糸導入器60内に糸導入検知器
61側に向けたエア流を発生させ、このときのエア流に
よって上糸43が糸導入器60内に挿通(誘導)され
る。そして、送出しローラ55から一定の送り量をもっ
て送り出された上糸43の先端側は糸導入器60内に挿
通された状態で、さらに下向きに送り出されることによ
り糸導入検知器61を介して糸道形成機構13の直線状
糸道部17A内へと導入されるようになる。
排されることにより、該糸導入器60内に糸導入検知器
61側に向けたエア流を発生させ、このときのエア流に
よって上糸43が糸導入器60内に挿通(誘導)され
る。そして、送出しローラ55から一定の送り量をもっ
て送り出された上糸43の先端側は糸導入器60内に挿
通された状態で、さらに下向きに送り出されることによ
り糸導入検知器61を介して糸道形成機構13の直線状
糸道部17A内へと導入されるようになる。
【0061】61は糸導入器60と糸道形成機構13の
直線状糸道部17Aとの間に配設された糸導入検知器を
示し、該糸導入検知器61は光センサ等からなり、前記
上糸43の先端側が糸導入器60を介して直線状糸道部
17A内に導入されたか否かを検出する。
直線状糸道部17Aとの間に配設された糸導入検知器を
示し、該糸導入検知器61は光センサ等からなり、前記
上糸43の先端側が糸導入器60を介して直線状糸道部
17A内に導入されたか否かを検出する。
【0062】62は糸導入検知器61の下側に位置して
直線状糸道部17Aの上端側に進退可能に配設された糸
端整形手段としての糸切り機構を示し、該糸切り機構6
2は糸導入検知器61により上糸43の先端側を検出し
たときに、図6に示す待機位置から図4に示す作動位置
へと矢示B方向に進出し、直線状糸道部17A内に導入
された上糸43の先端側を強制的に切断するものであ
る。
直線状糸道部17Aの上端側に進退可能に配設された糸
端整形手段としての糸切り機構を示し、該糸切り機構6
2は糸導入検知器61により上糸43の先端側を検出し
たときに、図6に示す待機位置から図4に示す作動位置
へと矢示B方向に進出し、直線状糸道部17A内に導入
された上糸43の先端側を強制的に切断するものであ
る。
【0063】ここで、糸切り機構62はソレノイド等の
電磁アクチュエータによって駆動され、直線状糸道部1
7A内で上糸43の先端側を切断することにより、この
上糸43の先端側にエッジ状の糸端を形成(整形)す
る。また、糸切り機構62は上糸43の先端側に糸端を
形成(整形)した後に、図6に示す待機位置へと後退し
後述する給排ノズル64,65,66等からのエアによ
り上糸43が蛇行状糸道17内へと円滑に誘導されるの
を補償する。
電磁アクチュエータによって駆動され、直線状糸道部1
7A内で上糸43の先端側を切断することにより、この
上糸43の先端側にエッジ状の糸端を形成(整形)す
る。また、糸切り機構62は上糸43の先端側に糸端を
形成(整形)した後に、図6に示す待機位置へと後退し
後述する給排ノズル64,65,66等からのエアによ
り上糸43が蛇行状糸道17内へと円滑に誘導されるの
を補償する。
【0064】63は糸切り機構62の下側に位置して糸
道形成機構13の固定板14と可動板16との間に配設
された糸屑吸引手段としての糸屑吸引器を示し、該糸屑
吸引器63は図4および図6に示す如く、一端側が給排
ノズル64の近傍位置に開口し他端側が糸道形成機構1
3の外部に開口するノズル筒として構成されている。そ
して、糸屑吸引器63は糸切り機構62の作動時等に前
記圧気源からのエアで矢示C方向のエア流を発生させ、
前記上糸43の先端側から糸切り機構62により切断さ
れた糸屑を矢示C方向に外部へと排出させる。
道形成機構13の固定板14と可動板16との間に配設
された糸屑吸引手段としての糸屑吸引器を示し、該糸屑
吸引器63は図4および図6に示す如く、一端側が給排
ノズル64の近傍位置に開口し他端側が糸道形成機構1
3の外部に開口するノズル筒として構成されている。そ
して、糸屑吸引器63は糸切り機構62の作動時等に前
記圧気源からのエアで矢示C方向のエア流を発生させ、
前記上糸43の先端側から糸切り機構62により切断さ
れた糸屑を矢示C方向に外部へと排出させる。
【0065】また、ミシン針6の運針動作の途中等で糸
切れが発生したときにも、糸屑吸引器63は前記圧気源
からのエアで矢示C方向のエア流を発生させることによ
り、例えばミシン駆動時に糸道形成機構13の固定板1
4と可動板16との間に滞留している糸(糸切れの発生
した古い糸)を矢示C方向に吸取るように吸引し、糸道
形成機構13内に残った古い糸を外部へと排出させる。
切れが発生したときにも、糸屑吸引器63は前記圧気源
からのエアで矢示C方向のエア流を発生させることによ
り、例えばミシン駆動時に糸道形成機構13の固定板1
4と可動板16との間に滞留している糸(糸切れの発生
した古い糸)を矢示C方向に吸取るように吸引し、糸道
形成機構13内に残った古い糸を外部へと排出させる。
【0066】64,65,66,67は蛇行状糸道17
の途中に配設された糸誘導手段としての給排ノズルを示
し、該給排ノズル64〜67は前記圧気源からのエアを
エア給排弁等を介して蛇行状糸道17内に給排すること
により、該蛇行状糸道17内に負圧または正圧を発生さ
せ、前記糸端が整形された上糸43を蛇行状糸道17に
沿って一端(上流端)側から他端(下流端)側へと誘導
するものである。
の途中に配設された糸誘導手段としての給排ノズルを示
し、該給排ノズル64〜67は前記圧気源からのエアを
エア給排弁等を介して蛇行状糸道17内に給排すること
により、該蛇行状糸道17内に負圧または正圧を発生さ
せ、前記糸端が整形された上糸43を蛇行状糸道17に
沿って一端(上流端)側から他端(下流端)側へと誘導
するものである。
【0067】ここで、給排ノズル64は直線状糸道部1
7Aの一端(上端)側に配設され、前記圧気源からのエ
アにより上糸43を直線状糸道部17Aおよび糸調子用
糸道部17Bの下流側へと誘導する。また、給排ノズル
65は糸掛け用糸道部17Cの途中部位に配設され、給
排ノズル64からのエア流により糸調子用糸道部17B
の下流側へと誘導されてきた上糸43を、糸掛け用糸道
部17Cから天秤用糸道部17Dへと給排ノズル65か
らのエア流により誘導する。
7Aの一端(上端)側に配設され、前記圧気源からのエ
アにより上糸43を直線状糸道部17Aおよび糸調子用
糸道部17Bの下流側へと誘導する。また、給排ノズル
65は糸掛け用糸道部17Cの途中部位に配設され、給
排ノズル64からのエア流により糸調子用糸道部17B
の下流側へと誘導されてきた上糸43を、糸掛け用糸道
部17Cから天秤用糸道部17Dへと給排ノズル65か
らのエア流により誘導する。
【0068】さらに、給排ノズル66は天秤用糸道部1
7Dの途中部位に配設され、給排ノズル65からのエア
流により天秤用糸道部17Dへと誘導されてきた上糸4
3を該天秤用糸道部17Dの下流側へと給排ノズル66
からのエア流によって誘導する。そして、給排ノズル6
7は天秤用糸道部17Dの下流側に配設され、給排ノズ
ル66からのエア流により天秤用糸道部17Dの下流側
へと誘導されてきた上糸43を、次なる糸道形成機構1
9の中継糸道23内へとエアの給排によって誘導する。
7Dの途中部位に配設され、給排ノズル65からのエア
流により天秤用糸道部17Dへと誘導されてきた上糸4
3を該天秤用糸道部17Dの下流側へと給排ノズル66
からのエア流によって誘導する。そして、給排ノズル6
7は天秤用糸道部17Dの下流側に配設され、給排ノズ
ル66からのエア流により天秤用糸道部17Dの下流側
へと誘導されてきた上糸43を、次なる糸道形成機構1
9の中継糸道23内へとエアの給排によって誘導する。
【0069】68,69は中継糸道23の途中に配設さ
れた糸誘導手段としての給排ノズルを示し、該給排ノズ
ル68,69は前記圧気源からのエアをエア給排弁等を
介して中継糸道23内に給排することにより、該中継糸
道23内に負圧または正圧を発生させ、前記糸端が整形
された上糸43を中継糸道23に沿って一端(上流端)
側から他端(下流端)側へと誘導するものである。
れた糸誘導手段としての給排ノズルを示し、該給排ノズ
ル68,69は前記圧気源からのエアをエア給排弁等を
介して中継糸道23内に給排することにより、該中継糸
道23内に負圧または正圧を発生させ、前記糸端が整形
された上糸43を中継糸道23に沿って一端(上流端)
側から他端(下流端)側へと誘導するものである。
【0070】ここで、給排ノズル68,69は直線状糸
道部23Aの一端(上端)側と他端(下端)側とに離間
して配設され、前記給排ノズル67からのエア流により
直線状糸道部23A内へと誘導されてきた上糸43を下
端側の曲線状糸道部23Bに向けて誘導する。そして、
給排ノズル69は曲線状糸道部23Bに向けてエアを給
排することにより、この上糸43を曲線状糸道部23B
から糸姿勢矯正器25のノズル状糸道27内へと誘導す
る。
道部23Aの一端(上端)側と他端(下端)側とに離間
して配設され、前記給排ノズル67からのエア流により
直線状糸道部23A内へと誘導されてきた上糸43を下
端側の曲線状糸道部23Bに向けて誘導する。そして、
給排ノズル69は曲線状糸道部23Bに向けてエアを給
排することにより、この上糸43を曲線状糸道部23B
から糸姿勢矯正器25のノズル状糸道27内へと誘導す
る。
【0071】70はミシン本体1の基台2側に設けられ
る駆動源としての主軸モータで、該主軸モータ70は図
11に示す如くコントローラ73の出力側に接続され、
コントローラ73からの駆動信号により前記ヘッド部3
側の主軸等を回転駆動する。
る駆動源としての主軸モータで、該主軸モータ70は図
11に示す如くコントローラ73の出力側に接続され、
コントローラ73からの駆動信号により前記ヘッド部3
側の主軸等を回転駆動する。
【0072】71は主軸モータ70の回転位置を検出す
る回転位置検出手段としての回転センサで、該回転セン
サ71は主軸モータ70の回転角(位置)を検出し、そ
の検出信号をコントローラ73に出力する。そして、コ
ントローラ73は回転センサ71からの検出信号に基づ
いてミシン針6の針先位置や天秤11の揺動位置等を監
視するようになっている。
る回転位置検出手段としての回転センサで、該回転セン
サ71は主軸モータ70の回転角(位置)を検出し、そ
の検出信号をコントローラ73に出力する。そして、コ
ントローラ73は回転センサ71からの検出信号に基づ
いてミシン針6の針先位置や天秤11の揺動位置等を監
視するようになっている。
【0073】72はミシン本体1のヘッド部3等に設け
られる糸切れセンサを示し、該糸切れセンサ72は通常
のミシン動作(刺繍作業)の途中で上糸43または下糸
に糸切れが発生するとこれを検出し、その検出信号をコ
ントローラ73に出力することによってミシン動作を自
動的に中断させる。
られる糸切れセンサを示し、該糸切れセンサ72は通常
のミシン動作(刺繍作業)の途中で上糸43または下糸
に糸切れが発生するとこれを検出し、その検出信号をコ
ントローラ73に出力することによってミシン動作を自
動的に中断させる。
【0074】さらに、73はマイクロコンピュータ等に
よって構成されたコントローラを示し、該コントローラ
73は図11に示すようにその入力側が糸通し検知器3
1、位置検出器39,40、糸導入検知器61、回転セ
ンサ71および糸切れセンサ72等に接続され、出力側
が糸道開放用のアクチュエータ18,24、矯正シリン
ダ28、位置決めモータ32、糸選択モータ51、駆動
モータ57、押付シリンダ58、糸切り機構62、糸屑
吸引器63、主軸モータ70および刺繍枠の枠移動機構
(図示せず)等に接続されている。
よって構成されたコントローラを示し、該コントローラ
73は図11に示すようにその入力側が糸通し検知器3
1、位置検出器39,40、糸導入検知器61、回転セ
ンサ71および糸切れセンサ72等に接続され、出力側
が糸道開放用のアクチュエータ18,24、矯正シリン
ダ28、位置決めモータ32、糸選択モータ51、駆動
モータ57、押付シリンダ58、糸切り機構62、糸屑
吸引器63、主軸モータ70および刺繍枠の枠移動機構
(図示せず)等に接続されている。
【0075】そして、コントローラ73はその記憶回路
内に図12および図13に示すプログラム等を格納し、
自動糸通し制御処理等を行うようになっている。また、
コントローラ73の記憶回路にはその記憶エリア73A
内に、糸通しを行うべきミシン針6の針先位置に対応し
た主軸モータ70の回転位置および天秤11の上死点位
置に対応した主軸モータ70の回転位置等が予め記憶さ
れている。
内に図12および図13に示すプログラム等を格納し、
自動糸通し制御処理等を行うようになっている。また、
コントローラ73の記憶回路にはその記憶エリア73A
内に、糸通しを行うべきミシン針6の針先位置に対応し
た主軸モータ70の回転位置および天秤11の上死点位
置に対応した主軸モータ70の回転位置等が予め記憶さ
れている。
【0076】本実施例による刺繍機の自動糸通し装置は
上述の如き構成を有するもので、次に図12および図1
3等を参照してコントローラ73による自動糸通し制御
処理等について説明する。
上述の如き構成を有するもので、次に図12および図1
3等を参照してコントローラ73による自動糸通し制御
処理等について説明する。
【0077】まず、刺繍機の運転準備作業として各チー
ズケース41内に収納した各上糸43の先端側を各糸案
内チューブ46を介して各糸調子45へと案内し、該各
糸調子45により各上糸43に一定の張力を付与しつ
つ、この状態でそれぞれの上糸43を各糸保持器53へ
と導くようにする。
ズケース41内に収納した各上糸43の先端側を各糸案
内チューブ46を介して各糸調子45へと案内し、該各
糸調子45により各上糸43に一定の張力を付与しつ
つ、この状態でそれぞれの上糸43を各糸保持器53へ
と導くようにする。
【0078】そして、各糸保持器53を通過した各上糸
43は送出しローラ55によりガイドローラ52を介し
て各糸導入器60側へと送り出され、このときに各糸導
入器60に外部からエアを給排して該各糸導入器60内
に糸導入検知器61側に向けたエア流を発生させること
により、各上糸43はそれぞれの糸導入器60内に挿通
(誘導)されつつ、前記各糸保持器53により待機状態
に保持される。
43は送出しローラ55によりガイドローラ52を介し
て各糸導入器60側へと送り出され、このときに各糸導
入器60に外部からエアを給排して該各糸導入器60内
に糸導入検知器61側に向けたエア流を発生させること
により、各上糸43はそれぞれの糸導入器60内に挿通
(誘導)されつつ、前記各糸保持器53により待機状態
に保持される。
【0079】次に、この状態で処理動作をスタートさせ
ると、ステップ1では回転センサ71から出力される主
軸モータ70の回転位置信号(検出信号)に基づいてミ
シン針6の針先位置を読込む。そして、ステップ2では
ミシン針6の針先が予め決められた糸通し位置(針板7
上から例えば10mm程度だけ離れた高さ位置)に達し
ているか否かを判定し、「NO」と判定する間はステッ
プ3で主軸モータ70を回転駆動してミシン針6を移動
させ、該ミシン針6の針先を糸通し位置へと導く。
ると、ステップ1では回転センサ71から出力される主
軸モータ70の回転位置信号(検出信号)に基づいてミ
シン針6の針先位置を読込む。そして、ステップ2では
ミシン針6の針先が予め決められた糸通し位置(針板7
上から例えば10mm程度だけ離れた高さ位置)に達し
ているか否かを判定し、「NO」と判定する間はステッ
プ3で主軸モータ70を回転駆動してミシン針6を移動
させ、該ミシン針6の針先を糸通し位置へと導く。
【0080】そして、ステップ2で「YES」と判定し
たときには、ミシン針6の針先が糸通し位置に達した場
合であるから、主軸モータ70の回転を停止させて次な
るステップ4に移り、糸道形成処理を実行すべく糸姿勢
矯正器25のノズル半割体26A,26Bを互いに衝合
させてノズル状糸道27を形成すると共に、糸道開放機
構38の位置決めモータ32で揺動アーム37を揺動さ
せることにより、糸姿勢矯正器25と糸吸引器30とを
図7に示す糸吸引位置とし、糸姿勢矯正器25のノズル
状糸道27と糸吸引器30の糸吸引孔30Aとをミシン
針6の針孔6Aに正対させるようにする。
たときには、ミシン針6の針先が糸通し位置に達した場
合であるから、主軸モータ70の回転を停止させて次な
るステップ4に移り、糸道形成処理を実行すべく糸姿勢
矯正器25のノズル半割体26A,26Bを互いに衝合
させてノズル状糸道27を形成すると共に、糸道開放機
構38の位置決めモータ32で揺動アーム37を揺動さ
せることにより、糸姿勢矯正器25と糸吸引器30とを
図7に示す糸吸引位置とし、糸姿勢矯正器25のノズル
状糸道27と糸吸引器30の糸吸引孔30Aとをミシン
針6の針孔6Aに正対させるようにする。
【0081】さらに、ステップ4の糸道形成処理では糸
道形成機構13の可動板16を固定板14に衝合(密
着)させ、該固定板14と可動板16との間に蛇行状糸
道17を形成すると共に、糸道形成機構19の可動板2
2を固定板20に衝合(密着)させ、該固定板20と可
動板22との間に中継糸道23を形成する。そして、該
中継糸道23の曲線状糸道部23B先端側を糸姿勢矯正
器25のノズル状糸道27に正対させるようにする。
道形成機構13の可動板16を固定板14に衝合(密
着)させ、該固定板14と可動板16との間に蛇行状糸
道17を形成すると共に、糸道形成機構19の可動板2
2を固定板20に衝合(密着)させ、該固定板20と可
動板22との間に中継糸道23を形成する。そして、該
中継糸道23の曲線状糸道部23B先端側を糸姿勢矯正
器25のノズル状糸道27に正対させるようにする。
【0082】次に、ステップ5では上糸43の選択処理
を実行すべく、上糸選択機構47の糸選択モータ51で
スライダ48をラック49、ピニオン50等を介してヘ
ッド部3の横方向(図3中の矢示A方向)にスライドさ
せることにより、各糸保持器53でスライダ48上に保
持された各上糸43のうち、いずれか1本の上糸43の
先端を上糸送出機構54の送出しローラ55とガイドロ
ーラ52との間に挟持可能な状態に導く。また、このと
きに対応する糸導入器60にエアを送り込み、糸保持器
53でクランプされている上糸43の先端(下端)側を
エア流で真直ぐに伸長させ、糸導入検知器61内へと上
糸43の先端側を導くことにより糸導入を検知できるよ
うにする。
を実行すべく、上糸選択機構47の糸選択モータ51で
スライダ48をラック49、ピニオン50等を介してヘ
ッド部3の横方向(図3中の矢示A方向)にスライドさ
せることにより、各糸保持器53でスライダ48上に保
持された各上糸43のうち、いずれか1本の上糸43の
先端を上糸送出機構54の送出しローラ55とガイドロ
ーラ52との間に挟持可能な状態に導く。また、このと
きに対応する糸導入器60にエアを送り込み、糸保持器
53でクランプされている上糸43の先端(下端)側を
エア流で真直ぐに伸長させ、糸導入検知器61内へと上
糸43の先端側を導くことにより糸導入を検知できるよ
うにする。
【0083】そして、この状態で次なるステップ6に移
って押付シリンダ58のロッド58Aを伸長させ、ガイ
ドローラ52を図4に実線で示す作動位置にアーム59
を介して揺動させることにより、ガイドローラ52を送
出しローラ55に押付けるようにする。次に、この状態
で糸保持器53による上糸43のクランプを解除しつ
つ、上糸送出機構54の駆動モータ57を作動させ、送
出しローラ55を一定の回転量をもって回転駆動するこ
とにより、前記上糸43の先端側を糸導入検知器61を
介して蛇行状糸道17内へと予め決められた送り量(例
えば2cm程度)分だけ送り出す。
って押付シリンダ58のロッド58Aを伸長させ、ガイ
ドローラ52を図4に実線で示す作動位置にアーム59
を介して揺動させることにより、ガイドローラ52を送
出しローラ55に押付けるようにする。次に、この状態
で糸保持器53による上糸43のクランプを解除しつ
つ、上糸送出機構54の駆動モータ57を作動させ、送
出しローラ55を一定の回転量をもって回転駆動するこ
とにより、前記上糸43の先端側を糸導入検知器61を
介して蛇行状糸道17内へと予め決められた送り量(例
えば2cm程度)分だけ送り出す。
【0084】かくして、この上糸43の先端側が糸導入
検知器61を介して糸道形成機構13の直線状糸道部1
7A内に導入されてくると、ステップ7では糸導入検知
器61からの検知信号に基づいて糸切り機構62を作動
させ、直線状糸道部17A内で上糸43の先端側を切断
し、この上糸43の先端側にエッジ状の糸端を形成(整
形)する。そして、次なるステップ8では糸屑吸引器6
3によって前記圧気源からのエアで矢示C方向のエア流
を発生させ、前記上糸43の先端側から糸切り機構62
により切断された糸屑を直線状糸道部17Aの外部へと
図4中の矢示C方向に排出させる。
検知器61を介して糸道形成機構13の直線状糸道部1
7A内に導入されてくると、ステップ7では糸導入検知
器61からの検知信号に基づいて糸切り機構62を作動
させ、直線状糸道部17A内で上糸43の先端側を切断
し、この上糸43の先端側にエッジ状の糸端を形成(整
形)する。そして、次なるステップ8では糸屑吸引器6
3によって前記圧気源からのエアで矢示C方向のエア流
を発生させ、前記上糸43の先端側から糸切り機構62
により切断された糸屑を直線状糸道部17Aの外部へと
図4中の矢示C方向に排出させる。
【0085】次に、この状態でステップ9に移って自動
糸通しを実行し、糸道形成機構13,19の給排ノズル
64〜69からエアを給排することにより、蛇行状糸道
17および中継糸道23内に負圧または正圧によるエア
流を発生させ、先端側にエッジ状の糸端が形成された上
糸43を蛇行状糸道17の直線状糸道部17Aから糸調
子用糸道部17B、糸掛け用糸道部17C、天秤用糸道
部17Dおよび中継糸道23の直線状糸道部23A、曲
線状糸道部23Bへと円滑に誘導する。
糸通しを実行し、糸道形成機構13,19の給排ノズル
64〜69からエアを給排することにより、蛇行状糸道
17および中継糸道23内に負圧または正圧によるエア
流を発生させ、先端側にエッジ状の糸端が形成された上
糸43を蛇行状糸道17の直線状糸道部17Aから糸調
子用糸道部17B、糸掛け用糸道部17C、天秤用糸道
部17Dおよび中継糸道23の直線状糸道部23A、曲
線状糸道部23Bへと円滑に誘導する。
【0086】この場合、エア流により上糸43を蛇行状
糸道17および中継糸道23等に沿って誘導すると、上
糸43は過剰に速い速度で誘導される傾向にあるので、
前記上糸送出機構54の送出しローラ55でガイドロー
ラ52を従動させつつ、上糸43を糸導入器60側に向
けて徐々に送り出し、蛇行状糸道17および中継糸道2
3内等における上糸43の移動速度を所望の速さに抑え
るようにする。
糸道17および中継糸道23等に沿って誘導すると、上
糸43は過剰に速い速度で誘導される傾向にあるので、
前記上糸送出機構54の送出しローラ55でガイドロー
ラ52を従動させつつ、上糸43を糸導入器60側に向
けて徐々に送り出し、蛇行状糸道17および中継糸道2
3内等における上糸43の移動速度を所望の速さに抑え
るようにする。
【0087】そして、上糸43の糸端側が糸調子用糸道
部17Bを通過するときに、糸調子9の周囲および糸取
りばね10に上糸43を挿通させると共に、上糸43の
糸端側が糸掛け用糸道部17Cおよび天秤用糸道部17
Dを通過するときに、糸掛け曲り棒12および天秤11
に上糸43を糸端側から挿通し、この上糸43を中継糸
道23の曲線状糸道部23Bから糸姿勢矯正器25へと
誘導する。
部17Bを通過するときに、糸調子9の周囲および糸取
りばね10に上糸43を挿通させると共に、上糸43の
糸端側が糸掛け用糸道部17Cおよび天秤用糸道部17
Dを通過するときに、糸掛け曲り棒12および天秤11
に上糸43を糸端側から挿通し、この上糸43を中継糸
道23の曲線状糸道部23Bから糸姿勢矯正器25へと
誘導する。
【0088】さらに、糸姿勢矯正器25および糸吸引器
30側では圧気源からのエアをエア導入口26Cを介し
てノズル状糸道27の下流側に向けて噴出させると共
に、エア導入口30Cからは糸吸引器30の引出部30
B側に向けてエアを流通させ、このときのエア流により
糸吸引孔30A側に負圧を発生させる。そして、糸姿勢
矯正器25はこの状態でノズル状糸道27の一端側が曲
線状糸道部23Bの先端側に正対し、他端側がミシン針
6の針孔6Aと正対しているから、エア導入口26Cか
らのエアをノズル状糸道27の下流側に向けて噴出させ
ることにより、上糸43の糸姿勢をノズル状糸道27内
で直線状に矯正しつつ、糸吸引器30と協働して上糸4
3をミシン針6の針孔6Aに挿通させる。
30側では圧気源からのエアをエア導入口26Cを介し
てノズル状糸道27の下流側に向けて噴出させると共
に、エア導入口30Cからは糸吸引器30の引出部30
B側に向けてエアを流通させ、このときのエア流により
糸吸引孔30A側に負圧を発生させる。そして、糸姿勢
矯正器25はこの状態でノズル状糸道27の一端側が曲
線状糸道部23Bの先端側に正対し、他端側がミシン針
6の針孔6Aと正対しているから、エア導入口26Cか
らのエアをノズル状糸道27の下流側に向けて噴出させ
ることにより、上糸43の糸姿勢をノズル状糸道27内
で直線状に矯正しつつ、糸吸引器30と協働して上糸4
3をミシン針6の針孔6Aに挿通させる。
【0089】また、糸吸引器30側では糸吸引孔30A
内に発生した負圧により、糸姿勢矯正器25からの上糸
43をミシン針6の針孔6Aを介して糸吸引孔30A内
に吸引し、ミシン針6の針孔6Aに挿通された上糸43
の先端側を糸吸引孔30Aを介して引出部30Bの位置
へと導くようにする。そして、糸吸引器30の引出部3
0Bから上糸43の先端側が引出されるようになると、
これを糸通し検知器31で検知することにより、ステッ
プ10で「YES」として自動糸通しの完了を判定処理
する。
内に発生した負圧により、糸姿勢矯正器25からの上糸
43をミシン針6の針孔6Aを介して糸吸引孔30A内
に吸引し、ミシン針6の針孔6Aに挿通された上糸43
の先端側を糸吸引孔30Aを介して引出部30Bの位置
へと導くようにする。そして、糸吸引器30の引出部3
0Bから上糸43の先端側が引出されるようになると、
これを糸通し検知器31で検知することにより、ステッ
プ10で「YES」として自動糸通しの完了を判定処理
する。
【0090】次に、ミシン針6への糸通しが完了する
と、前記糸導入器60へのエア供給を停止すると共に、
給排ノズル64〜69およびエア導入口26C,30C
等へのエア供給を停止する。そして、図13に示すステ
ップ11に移って糸道の開放処理を実行し、糸姿勢矯正
器25のノズル状糸道27を矯正シリンダ28で開放す
ると共に、糸道開放機構38の位置決めモータ32で揺
動アーム37を図10に示す角度θ分だけ揺動させるこ
とによって、糸姿勢矯正器25と糸吸引器30とを図7
に示す糸吸引位置から図10に示す退避位置に退避させ
るようにする。
と、前記糸導入器60へのエア供給を停止すると共に、
給排ノズル64〜69およびエア導入口26C,30C
等へのエア供給を停止する。そして、図13に示すステ
ップ11に移って糸道の開放処理を実行し、糸姿勢矯正
器25のノズル状糸道27を矯正シリンダ28で開放す
ると共に、糸道開放機構38の位置決めモータ32で揺
動アーム37を図10に示す角度θ分だけ揺動させるこ
とによって、糸姿勢矯正器25と糸吸引器30とを図7
に示す糸吸引位置から図10に示す退避位置に退避させ
るようにする。
【0091】さらに、糸道形成機構13の可動板16を
アクチュエータ18により、図8に示す如く固定板14
から離間させ、ミシン針6への糸通し後に蛇行状糸道1
7を開放すると共に、糸道形成機構19の可動板22を
アクチュエータ24により、図9に示す如く固定板20
から離間させ中継糸道23を開放する。この結果、ミシ
ン針6への糸通し時に蛇行状糸道17、中継糸道23お
よびノズル状糸道27内に導かれた上糸43はこれらの
糸道17,23,27等に対してフリーな状態となる。
アクチュエータ18により、図8に示す如く固定板14
から離間させ、ミシン針6への糸通し後に蛇行状糸道1
7を開放すると共に、糸道形成機構19の可動板22を
アクチュエータ24により、図9に示す如く固定板20
から離間させ中継糸道23を開放する。この結果、ミシ
ン針6への糸通し時に蛇行状糸道17、中継糸道23お
よびノズル状糸道27内に導かれた上糸43はこれらの
糸道17,23,27等に対してフリーな状態となる。
【0092】そして、この状態でステップ12からステ
ップ14に亘る糸緩み吸収処理を実行する。この場合、
ステップ12では天秤11の揺動位置を主軸モータ70
の回転位置から読込み、ステップ13で天秤11が上死
点位置に達したか否かを判定しつつ、ステップ14で主
軸モータ70を回転駆動する。そして、糸調子9とミシ
ン針6との間で上糸43に張力を与えるように、主軸モ
ータ70を駆動し天秤11を上死点位置まで移動(揺
動)させることにより、図9中に二点鎖線で示す如く上
糸43のたるみをなくすようにする。
ップ14に亘る糸緩み吸収処理を実行する。この場合、
ステップ12では天秤11の揺動位置を主軸モータ70
の回転位置から読込み、ステップ13で天秤11が上死
点位置に達したか否かを判定しつつ、ステップ14で主
軸モータ70を回転駆動する。そして、糸調子9とミシ
ン針6との間で上糸43に張力を与えるように、主軸モ
ータ70を駆動し天秤11を上死点位置まで移動(揺
動)させることにより、図9中に二点鎖線で示す如く上
糸43のたるみをなくすようにする。
【0093】次に、この状態でガイドローラ52を押付
シリンダ58により図4中に点線で示す非作動位置まで
後退させ、ミシン動作時に上糸43の円滑な給糸が可能
な状態とする。なお、この場合に糸通しが終った段階
で、糸通しを行った上糸43を対応する糸保持器53で
クランプした後に、前述の糸道開放処理、ガイドローラ
52の後退動作および天秤11による上糸43のたるみ
吸収処理等行い、その後に糸保持器53によるクランプ
を解除するようにしてもよい。
シリンダ58により図4中に点線で示す非作動位置まで
後退させ、ミシン動作時に上糸43の円滑な給糸が可能
な状態とする。なお、この場合に糸通しが終った段階
で、糸通しを行った上糸43を対応する糸保持器53で
クランプした後に、前述の糸道開放処理、ガイドローラ
52の後退動作および天秤11による上糸43のたるみ
吸収処理等行い、その後に糸保持器53によるクランプ
を解除するようにしてもよい。
【0094】かくして、ステップ13で「YES」と判
定したときには、天秤11が上死点位置まで揺動され、
上糸43のたるみが吸収された状態となっているから、
次なるステップ15に移ってミシン動作による刺繍作業
を実行させる。そして、ミシン針6の駆動時には上糸4
3がこれらの糸道17,23,27等に対してフリーな
状態に保持され、この上糸43は天秤11の揺動に応じ
て糸調子9等により張力が付与されつつ、ミシン針6側
に向け低摩擦給糸されるから、通常のミシン動作時等に
は上糸43が蛇行状糸道17、中継糸道23およびノズ
ル状糸道27等に引っ掛かったりするのを確実に防止で
きる。
定したときには、天秤11が上死点位置まで揺動され、
上糸43のたるみが吸収された状態となっているから、
次なるステップ15に移ってミシン動作による刺繍作業
を実行させる。そして、ミシン針6の駆動時には上糸4
3がこれらの糸道17,23,27等に対してフリーな
状態に保持され、この上糸43は天秤11の揺動に応じ
て糸調子9等により張力が付与されつつ、ミシン針6側
に向け低摩擦給糸されるから、通常のミシン動作時等に
は上糸43が蛇行状糸道17、中継糸道23およびノズ
ル状糸道27等に引っ掛かったりするのを確実に防止で
きる。
【0095】一方、ステップ16ではミシン針6の駆動
途中等で糸切れが発生したか否かを糸切れセンサ72か
らの信号に基づいて判定し、「YES」と判定したとき
には上糸43等に糸切れが発生しているから、ステップ
17に移って糸屑吸引器63を作動させ、前記圧気源か
らのエアで矢示C方向のエア流を発生させつつ、上糸4
3を糸切り機構62で切断することにより、例えば糸道
形成機構13の固定板14と可動板16との間等から糸
切れの発生した古い糸を糸屑吸引器63で矢示C方向に
吸引し、糸道形成機構13内等に残った古い糸を外部へ
と排出させる。
途中等で糸切れが発生したか否かを糸切れセンサ72か
らの信号に基づいて判定し、「YES」と判定したとき
には上糸43等に糸切れが発生しているから、ステップ
17に移って糸屑吸引器63を作動させ、前記圧気源か
らのエアで矢示C方向のエア流を発生させつつ、上糸4
3を糸切り機構62で切断することにより、例えば糸道
形成機構13の固定板14と可動板16との間等から糸
切れの発生した古い糸を糸屑吸引器63で矢示C方向に
吸引し、糸道形成機構13内等に残った古い糸を外部へ
と排出させる。
【0096】また、ステップ16で「NO」と判定した
ときにはステップ18に移って、例えば刺繍データによ
る色替え時であるか否かを判定し、「YES」と判定し
たときには前記上糸43の色替えを行うべく、ミシン針
6に挿通された上糸43をカッター(図示せず)等で切
断し、この場合にも前記ステップ17に移って糸屑吸引
器63により古い糸を外部へと排出させる。
ときにはステップ18に移って、例えば刺繍データによ
る色替え時であるか否かを判定し、「YES」と判定し
たときには前記上糸43の色替えを行うべく、ミシン針
6に挿通された上糸43をカッター(図示せず)等で切
断し、この場合にも前記ステップ17に移って糸屑吸引
器63により古い糸を外部へと排出させる。
【0097】そして、ステップ17の排出処理を実行し
た後には、図12に示すステップ1に戻ってこれ以降の
処理を再開させ、例えば前述した上糸送出機構54の送
出しローラ55で上糸43の先端側を糸導入器60側に
向けて一定の送り量(例えば2cm程度)分だけ送り出
しつつ、糸切り機構62を作動させて上糸43の先端側
に糸端を形成し、自動糸通しを再び実行する。なお、図
13に示すステップ19で「YES」と判定したときに
は刺繍完了時であるから、全ての処理動作を終了させ
る。
た後には、図12に示すステップ1に戻ってこれ以降の
処理を再開させ、例えば前述した上糸送出機構54の送
出しローラ55で上糸43の先端側を糸導入器60側に
向けて一定の送り量(例えば2cm程度)分だけ送り出
しつつ、糸切り機構62を作動させて上糸43の先端側
に糸端を形成し、自動糸通しを再び実行する。なお、図
13に示すステップ19で「YES」と判定したときに
は刺繍完了時であるから、全ての処理動作を終了させ
る。
【0098】かくして、本実施例によれば、ミシン本体
1のヘッド部3に蛇行状糸道17、中継糸道23および
ノズル状糸道27等を形成する糸道形成機構13,1
9、糸姿勢矯正器25および糸吸引器30等を設けると
共に、ヘッド部3上には各チーズケース41からの各上
糸43を上糸選択機構47のスライダ48上に案内する
各糸案内チューブ46、該各糸案内チューブ46により
スライダ48上の各糸保持器53側に導かれた各上糸4
3のうち、いずれか一の上糸43を選択する上糸選択機
構47、該上糸選択機構47で選択した上糸43を前記
蛇行状糸道17側に向け予め決められた送り量をもって
送り出す上糸送出機構54および該上糸送出機構54で
送り出された上糸43の先端側を切断して糸端の形状を
整える糸切り機構62を設ける構成としている。
1のヘッド部3に蛇行状糸道17、中継糸道23および
ノズル状糸道27等を形成する糸道形成機構13,1
9、糸姿勢矯正器25および糸吸引器30等を設けると
共に、ヘッド部3上には各チーズケース41からの各上
糸43を上糸選択機構47のスライダ48上に案内する
各糸案内チューブ46、該各糸案内チューブ46により
スライダ48上の各糸保持器53側に導かれた各上糸4
3のうち、いずれか一の上糸43を選択する上糸選択機
構47、該上糸選択機構47で選択した上糸43を前記
蛇行状糸道17側に向け予め決められた送り量をもって
送り出す上糸送出機構54および該上糸送出機構54で
送り出された上糸43の先端側を切断して糸端の形状を
整える糸切り機構62を設ける構成としている。
【0099】この結果、各糸案内チューブ46で導かれ
る複数の上糸43のうち、いずれか1本の上糸43を上
糸選択機構47で選択でき、この選択した上糸43を上
糸送出機構54によって蛇行状糸道17に向け一定の送
り量分だけ正確に送り出すことができると共に、この一
定量分だけ送り出された上糸43の先端側を糸切り機構
62により確実に切断でき、該上糸43の先端側にエッ
ジ状の糸端を形成(整形)することができる。
る複数の上糸43のうち、いずれか1本の上糸43を上
糸選択機構47で選択でき、この選択した上糸43を上
糸送出機構54によって蛇行状糸道17に向け一定の送
り量分だけ正確に送り出すことができると共に、この一
定量分だけ送り出された上糸43の先端側を糸切り機構
62により確実に切断でき、該上糸43の先端側にエッ
ジ状の糸端を形成(整形)することができる。
【0100】そして、前記蛇行状糸道17、中継糸道2
3およびノズル状糸道27等には圧気源からのエアを流
通させることにより、前記糸端が整えられた上糸43を
これらの糸道17,23,27等の一端側から他端側に
向けて誘導し、この上糸43を糸端側からミシン針6の
針孔6A内に挿通させる構成としたから、糸端が整形さ
れた上糸43を糸道17,23,27等の一端側から他
端側に向けてエア流により円滑に誘導でき、この上糸4
3を糸端側からミシン針6の針孔6Aに安定させて挿通
することができる。
3およびノズル状糸道27等には圧気源からのエアを流
通させることにより、前記糸端が整えられた上糸43を
これらの糸道17,23,27等の一端側から他端側に
向けて誘導し、この上糸43を糸端側からミシン針6の
針孔6A内に挿通させる構成としたから、糸端が整形さ
れた上糸43を糸道17,23,27等の一端側から他
端側に向けてエア流により円滑に誘導でき、この上糸4
3を糸端側からミシン針6の針孔6Aに安定させて挿通
することができる。
【0101】さらに、少なくとも天秤11に上糸43を
挿通するため該天秤11の前,後に亘って曲線状または
直線状に延びる蛇行状糸道17と、該蛇行状糸道17の
下側に中継糸道23を介して配設され、ミシン針6の針
孔6Aに上糸43を直線状に供給する糸姿勢矯正器25
と、該糸姿勢矯正器25とミシン針6の針孔6Aを介し
て対向するように配設され、糸姿勢矯正器25からの上
糸43を吸引してミシン針6の針孔6Aに通す糸吸引器
30とを備える構成としているから、前記糸道17,2
3,27等にエアを流通させることによって、糸端の形
状が整えられた上糸43を蛇行状糸道17に沿って誘導
しつつ、天秤11に円滑に挿通できると共に、糸姿勢矯
正器25ではミシン針6の針孔6Aに向けて上糸43を
直線状に供給でき、糸姿勢矯正器25からの上糸43を
糸吸引器30で吸引することにより、この上糸43を糸
端側からミシン針6の針孔6Aに確実に挿通することが
できる。
挿通するため該天秤11の前,後に亘って曲線状または
直線状に延びる蛇行状糸道17と、該蛇行状糸道17の
下側に中継糸道23を介して配設され、ミシン針6の針
孔6Aに上糸43を直線状に供給する糸姿勢矯正器25
と、該糸姿勢矯正器25とミシン針6の針孔6Aを介し
て対向するように配設され、糸姿勢矯正器25からの上
糸43を吸引してミシン針6の針孔6Aに通す糸吸引器
30とを備える構成としているから、前記糸道17,2
3,27等にエアを流通させることによって、糸端の形
状が整えられた上糸43を蛇行状糸道17に沿って誘導
しつつ、天秤11に円滑に挿通できると共に、糸姿勢矯
正器25ではミシン針6の針孔6Aに向けて上糸43を
直線状に供給でき、糸姿勢矯正器25からの上糸43を
糸吸引器30で吸引することにより、この上糸43を糸
端側からミシン針6の針孔6Aに確実に挿通することが
できる。
【0102】従って、本実施例によれば、ヘッド部3に
設けたミシン針6の針孔6Aに対して複数本の上糸4
3,43,…のいずれか1本を選択的に挿通でき、糸選
択や糸通しを自動化できると共に、ヘッド部3側に従来
技術のような色替え機構等を設ける必要がなくなり、ヘ
ッド部3の構造を簡素化して全体を小型化でき、ミシン
針6の針孔6Aに向けて上糸43を円滑に誘導すること
ができる。
設けたミシン針6の針孔6Aに対して複数本の上糸4
3,43,…のいずれか1本を選択的に挿通でき、糸選
択や糸通しを自動化できると共に、ヘッド部3側に従来
技術のような色替え機構等を設ける必要がなくなり、ヘ
ッド部3の構造を簡素化して全体を小型化でき、ミシン
針6の針孔6Aに向けて上糸43を円滑に誘導すること
ができる。
【0103】また、糸吸引器30の引出部30B側には
ミシン針6に上糸43が挿通されたか否かを検知する糸
通し検知器31を設け、該糸通し検知器31からの信号
に基づきミシン針6への糸通し後には給排ノズル64〜
69等からのエア流を停止させ、アクチュエータ18,
24等により糸道形成機構13,19の蛇行状糸道1
7、中継糸道23等を開放する構成としているから、糸
通し検知器31でミシン針6に対する上糸43の挿通を
検出したときには、アクチュエータ18,24等を自動
的に作動させ糸道形成機構13,19の蛇行状糸道1
7、中継糸道23等を開放することができると共に、こ
の状態でミシン動作を行わせることにより、ミシン針6
への上糸43の供給を円滑に行うことができる。
ミシン針6に上糸43が挿通されたか否かを検知する糸
通し検知器31を設け、該糸通し検知器31からの信号
に基づきミシン針6への糸通し後には給排ノズル64〜
69等からのエア流を停止させ、アクチュエータ18,
24等により糸道形成機構13,19の蛇行状糸道1
7、中継糸道23等を開放する構成としているから、糸
通し検知器31でミシン針6に対する上糸43の挿通を
検出したときには、アクチュエータ18,24等を自動
的に作動させ糸道形成機構13,19の蛇行状糸道1
7、中継糸道23等を開放することができると共に、こ
の状態でミシン動作を行わせることにより、ミシン針6
への上糸43の供給を円滑に行うことができる。
【0104】さらに、糸姿勢矯正器25と糸吸引器30
とを揺動アーム37の延長部37A等を介して一体化
し、ミシン針6への糸通し後には糸道開放機構38の位
置決めモータ32により、糸姿勢矯正器25と糸吸引器
30とをミシン針6の針孔6Aと対向する位置から図1
0に示す如く退避させる構成としているから、これらの
糸姿勢矯正器25や糸吸引器30等がミシン針6の運針
動作に邪魔になったりするのを確実に防止できる。
とを揺動アーム37の延長部37A等を介して一体化
し、ミシン針6への糸通し後には糸道開放機構38の位
置決めモータ32により、糸姿勢矯正器25と糸吸引器
30とをミシン針6の針孔6Aと対向する位置から図1
0に示す如く退避させる構成としているから、これらの
糸姿勢矯正器25や糸吸引器30等がミシン針6の運針
動作に邪魔になったりするのを確実に防止できる。
【0105】さらにまた、糸切り機構62の下側には糸
道形成機構13の固定板14と可動板16との間に位置
して糸屑吸引器63を設けているから、例えばミシン針
6の運針動作の途中に糸切れ等が発生したとしても、糸
切れの発生した古い糸を糸屑吸引器63で糸屑として蛇
行状糸道17の外部に吸引でき、該蛇行状糸道17内に
残った古い糸を外部へと確実に排出することができる。
道形成機構13の固定板14と可動板16との間に位置
して糸屑吸引器63を設けているから、例えばミシン針
6の運針動作の途中に糸切れ等が発生したとしても、糸
切れの発生した古い糸を糸屑吸引器63で糸屑として蛇
行状糸道17の外部に吸引でき、該蛇行状糸道17内に
残った古い糸を外部へと確実に排出することができる。
【0106】従って、刺繍柄の作成(ミシン動作)途中
で糸切れ等が発生しても、ミシン針6や天秤11等から
古い糸を自動的に抜き取りつつ、新しい上糸43をミシ
ン針6に自動的に糸通しすることができ、この場合でも
新しい上糸43の先端側に糸端を整形(形成)しつつ、
整形した糸端側をミシン針6の針孔6Aに向けて円滑に
誘導でき、非常に高い確率で糸通しを行うことができる
等の効果を奏する。
で糸切れ等が発生しても、ミシン針6や天秤11等から
古い糸を自動的に抜き取りつつ、新しい上糸43をミシ
ン針6に自動的に糸通しすることができ、この場合でも
新しい上糸43の先端側に糸端を整形(形成)しつつ、
整形した糸端側をミシン針6の針孔6Aに向けて円滑に
誘導でき、非常に高い確率で糸通しを行うことができる
等の効果を奏する。
【0107】なお、前記第1の実施例では、図12およ
び図13に示すプログラムのうちステップ12からステ
ップ14に亘る処理が、本発明の特徴事項の一部をなす
糸緩み吸収手段の具体例を示すものである。
び図13に示すプログラムのうちステップ12からステ
ップ14に亘る処理が、本発明の特徴事項の一部をなす
糸緩み吸収手段の具体例を示すものである。
【0108】次に、図14は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付しその説明を省略するものとする。しか
し、本実施例の特徴は、各チーズケース41から離間し
てヘッド部3の上方に配設した上糸43用のガイドホル
ダ81に、第1の各糸調子82と第2の各糸調子83と
上,下に直列に設ける構成としたことにある。
し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付しその説明を省略するものとする。しか
し、本実施例の特徴は、各チーズケース41から離間し
てヘッド部3の上方に配設した上糸43用のガイドホル
ダ81に、第1の各糸調子82と第2の各糸調子83と
上,下に直列に設ける構成としたことにある。
【0109】ここで、ガイドホルダ81および各糸調子
82は前記第1の実施例で述べたガイドホルダ44およ
び各糸調子45とほぼ同様に構成され、該各糸調子82
は各チーズケース41に対応した個数をもってガイドホ
ルダ81上に1列に配設されている。また、各糸調子8
3は各糸調子82の下側に該各糸調子82と同一の個数
をもって列設され、各糸調子83は前記第1の実施例で
述べた糸調子9と同様に糸取りばね(図示せず)をそれ
ぞれ備えることにより、例えば25〜50g程度の張力
を各上糸43に付与する構成となっている。
82は前記第1の実施例で述べたガイドホルダ44およ
び各糸調子45とほぼ同様に構成され、該各糸調子82
は各チーズケース41に対応した個数をもってガイドホ
ルダ81上に1列に配設されている。また、各糸調子8
3は各糸調子82の下側に該各糸調子82と同一の個数
をもって列設され、各糸調子83は前記第1の実施例で
述べた糸調子9と同様に糸取りばね(図示せず)をそれ
ぞれ備えることにより、例えば25〜50g程度の張力
を各上糸43に付与する構成となっている。
【0110】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、各上糸43用のガイ
ドホルダ81に第1の各糸調子82と第2の各糸調子8
3と直列に設ける構成としたから、第1の実施例のよう
に糸道形成機構13による蛇行状糸道17の途中に糸調
子9等を設ける必要がなくなり、糸道形成機構13によ
る蛇行状糸道17の構成を大幅に簡略化でき、例えば図
6等に示した蛇行状糸道17の直線状糸道部17Aと糸
掛け用糸道部17Cとの間に設ける糸調子用糸道部17
B等を不要にすることができる。
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、各上糸43用のガイ
ドホルダ81に第1の各糸調子82と第2の各糸調子8
3と直列に設ける構成としたから、第1の実施例のよう
に糸道形成機構13による蛇行状糸道17の途中に糸調
子9等を設ける必要がなくなり、糸道形成機構13によ
る蛇行状糸道17の構成を大幅に簡略化でき、例えば図
6等に示した蛇行状糸道17の直線状糸道部17Aと糸
掛け用糸道部17Cとの間に設ける糸調子用糸道部17
B等を不要にすることができる。
【0111】なお、前記第1の実施例では、ミシン針6
に対する糸通しを行うときに、主軸モータ70の回転位
置を制御することにより、例えばミシン針6の針先を所
定の糸通し位置(針板7上の10mm程度の位置)に配
置するものとして述べたが、本発明はこれに限るもので
はなく、例えば弾み車4に定位置センサ等を設け、この
定位置センサからの検出信号に基づきミシン針6の針先
を所定の糸通し位置に自動停止させるようにしてもよ
い。
に対する糸通しを行うときに、主軸モータ70の回転位
置を制御することにより、例えばミシン針6の針先を所
定の糸通し位置(針板7上の10mm程度の位置)に配
置するものとして述べたが、本発明はこれに限るもので
はなく、例えば弾み車4に定位置センサ等を設け、この
定位置センサからの検出信号に基づきミシン針6の針先
を所定の糸通し位置に自動停止させるようにしてもよ
い。
【0112】また、前記第1の実施例では、ミシン針6
に対する糸通し後に糸吸引器30の糸吸引孔30A等か
ら上糸43が自動的に抜け出すものとして、糸吸引器3
0は糸姿勢矯正器25のように2分割構造を採らない場
合を例に挙げて説明したが、これに替えて、例えば糸通
し検知器31側に糸掴み等を設ける構成とした場合には
糸吸引器30を2分割構造とするのがよい。
に対する糸通し後に糸吸引器30の糸吸引孔30A等か
ら上糸43が自動的に抜け出すものとして、糸吸引器3
0は糸姿勢矯正器25のように2分割構造を採らない場
合を例に挙げて説明したが、これに替えて、例えば糸通
し検知器31側に糸掴み等を設ける構成とした場合には
糸吸引器30を2分割構造とするのがよい。
【0113】さらに、前記第1の実施例では、糸姿勢矯
正器25と糸吸引器30とを揺動アーム37の延長部3
7A等を介して一体化し、ミシン針6への糸通し後には
糸道開放機構38の位置決めモータ32により、糸姿勢
矯正器25と糸吸引器30とをミシン針6の針孔6Aと
対向する位置から図10に示す如く退避させる構成とし
たが、本発明はこれに限らず、例えば糸姿勢矯正器25
と糸吸引器30とを別々に退避させる構成とし、糸姿勢
矯正器25のみを退避させた状態で糸吸引器30により
上糸43の先端側をさらに吸引して、蛇行状糸道17側
での上糸43のたるみ等を吸収し、その後に糸吸引器3
0を退避させる構成としてもよい。
正器25と糸吸引器30とを揺動アーム37の延長部3
7A等を介して一体化し、ミシン針6への糸通し後には
糸道開放機構38の位置決めモータ32により、糸姿勢
矯正器25と糸吸引器30とをミシン針6の針孔6Aと
対向する位置から図10に示す如く退避させる構成とし
たが、本発明はこれに限らず、例えば糸姿勢矯正器25
と糸吸引器30とを別々に退避させる構成とし、糸姿勢
矯正器25のみを退避させた状態で糸吸引器30により
上糸43の先端側をさらに吸引して、蛇行状糸道17側
での上糸43のたるみ等を吸収し、その後に糸吸引器3
0を退避させる構成としてもよい。
【0114】一方、前記第1の実施例では、矯正シリン
ダ28および押付シリンダ58等をエアシリンダで構成
するものとして述べたが、これに替えて、例えば電磁ソ
レノイド等のアクチュエータを用いてもよい。また、揺
動アーム37の揺動位置を検出する位置検出器39,4
0に替えて、例えば位置決めモータ32にロータリエン
コーダ等を付設し、これによって、揺動アーム37の揺
動位置を検出する構成としてもよい。
ダ28および押付シリンダ58等をエアシリンダで構成
するものとして述べたが、これに替えて、例えば電磁ソ
レノイド等のアクチュエータを用いてもよい。また、揺
動アーム37の揺動位置を検出する位置検出器39,4
0に替えて、例えば位置決めモータ32にロータリエン
コーダ等を付設し、これによって、揺動アーム37の揺
動位置を検出する構成としてもよい。
【0115】さらに、前記各実施例では、自動糸通し装
置を単頭式の刺繍機に適用した場合を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限らず、例えば多頭式の刺繍機ま
たは通常の縫製機としての工業用ミシン等に適用しても
よいものである。
置を単頭式の刺繍機に適用した場合を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限らず、例えば多頭式の刺繍機ま
たは通常の縫製機としての工業用ミシン等に適用しても
よいものである。
【0116】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明では、ミシン本体のヘッド部に天秤およびミシン針に
糸を挿通するための糸道を形成する糸道形成手段を設け
ると共に、該糸道形成手段による糸道の一端側に向けて
複数の糸を導くための糸案内手段と、該糸案内手段によ
り導かれた複数の糸のうちいずれか一の糸を選択する糸
選択手段と、該糸選択手段で選択した糸を前記糸道の一
端側に向け予め決められた送り量をもって送り出す糸送
出手段と、該糸送出手段で送り出された糸の先端側を切
断して糸端の形状を整える糸端整形手段と、前記糸道内
に気体を流通させることにより前記糸を糸道の他端側に
向けて誘導し該糸を糸端側から前記ミシン針に挿通する
糸誘導手段とを備える構成としたから、糸案内手段で導
かれる複数の糸のうち、いずれか一の糸を糸選択手段で
選択したときに、この選択した糸を糸送出手段によって
糸道の一端側に向け予め決められた送り量分だけ送り出
しつつ、糸端整形手段により糸送出手段で送り出された
糸の先端側を切断して糸端の形状を確実に整えることが
できる。
明では、ミシン本体のヘッド部に天秤およびミシン針に
糸を挿通するための糸道を形成する糸道形成手段を設け
ると共に、該糸道形成手段による糸道の一端側に向けて
複数の糸を導くための糸案内手段と、該糸案内手段によ
り導かれた複数の糸のうちいずれか一の糸を選択する糸
選択手段と、該糸選択手段で選択した糸を前記糸道の一
端側に向け予め決められた送り量をもって送り出す糸送
出手段と、該糸送出手段で送り出された糸の先端側を切
断して糸端の形状を整える糸端整形手段と、前記糸道内
に気体を流通させることにより前記糸を糸道の他端側に
向けて誘導し該糸を糸端側から前記ミシン針に挿通する
糸誘導手段とを備える構成としたから、糸案内手段で導
かれる複数の糸のうち、いずれか一の糸を糸選択手段で
選択したときに、この選択した糸を糸送出手段によって
糸道の一端側に向け予め決められた送り量分だけ送り出
しつつ、糸端整形手段により糸送出手段で送り出された
糸の先端側を切断して糸端の形状を確実に整えることが
できる。
【0117】そして、この状態で前記糸道内に気体を流
通させることにより、糸端が整形された糸を糸道の他端
側に向け糸誘導手段で円滑に誘導でき、この糸を糸端側
からミシン針の針孔に挿通することができる。従って、
ヘッド部に設けたミシン針に対して複数の糸のいずれか
を選択的に挿通でき、ヘッド部全体を小型化できると共
に、ミシン針の針孔に向けて糸を円滑に誘導でき、糸選
択や糸通しを確実に自動化することができる。
通させることにより、糸端が整形された糸を糸道の他端
側に向け糸誘導手段で円滑に誘導でき、この糸を糸端側
からミシン針の針孔に挿通することができる。従って、
ヘッド部に設けたミシン針に対して複数の糸のいずれか
を選択的に挿通でき、ヘッド部全体を小型化できると共
に、ミシン針の針孔に向けて糸を円滑に誘導でき、糸選
択や糸通しを確実に自動化することができる。
【0118】また、請求項2に記載の発明では、糸通し
検出手段でミシン針に対する糸の挿通を検出したときに
は糸道開放手段を自動的に作動させることができ、前記
糸誘導手段による気体の流通を自動的に停止できると共
に、糸道形成手段による糸道を自動的に開放でき、この
状態でミシン動作を行わせることにより、ミシン針への
糸供給を円滑に行うことができる。
検出手段でミシン針に対する糸の挿通を検出したときに
は糸道開放手段を自動的に作動させることができ、前記
糸誘導手段による気体の流通を自動的に停止できると共
に、糸道形成手段による糸道を自動的に開放でき、この
状態でミシン動作を行わせることにより、ミシン針への
糸供給を円滑に行うことができる。
【0119】さらに、請求項3に記載の発明では、糸道
形成手段で糸道を形成したときに、互いに衝合状態とな
る可動部と固定部との間に少なくとも天秤の前,後に亘
って曲線状または直線状に延びる糸道を形成でき、該糸
道に沿って糸を誘導することにより天秤やミシン針等に
対する糸通しを円滑に行うことができる。そして、ミシ
ン針への糸通し後には糸道開放手段を作動させることに
よって、前記可動部を固定部から離間させることがで
き、前記糸道を開放状態に保持できるから、実際のミシ
ン動作時に糸道が糸供給に邪魔になったりするのを確実
に防止でき、ミシン針への糸供給を円滑に行うことがで
きる。
形成手段で糸道を形成したときに、互いに衝合状態とな
る可動部と固定部との間に少なくとも天秤の前,後に亘
って曲線状または直線状に延びる糸道を形成でき、該糸
道に沿って糸を誘導することにより天秤やミシン針等に
対する糸通しを円滑に行うことができる。そして、ミシ
ン針への糸通し後には糸道開放手段を作動させることに
よって、前記可動部を固定部から離間させることがで
き、前記糸道を開放状態に保持できるから、実際のミシ
ン動作時に糸道が糸供給に邪魔になったりするのを確実
に防止でき、ミシン針への糸供給を円滑に行うことがで
きる。
【0120】一方、請求項4に記載の発明では、前記糸
道形成手段を、少なくとも前記天秤に糸を挿通するため
該天秤の前,後に亘って曲線状または直線状に延びる蛇
行状糸道と、該蛇行状糸道よりも下側に配設され前記ミ
シン針の針孔に糸を直線状に供給する糸姿勢矯正部と、
該糸姿勢矯正部とミシン針の針孔を介して対向するよう
に配設され該糸姿勢矯正部からの糸を吸引して前記ミシ
ン針の針孔に通す糸吸引部とを備える構成としたから、
糸道形成手段による糸道内に気体を流通させることによ
り、前記糸端整形手段で糸端の形状が整えられた糸を、
蛇行状糸道に沿って誘導しつつ天秤に円滑に挿通できる
と共に、糸姿勢矯正部では前記ミシン針の針孔に向けて
糸を直線状に供給でき、該糸姿勢矯正部からの糸を糸吸
引部で吸引することにより、この糸を糸端側からミシン
針の針孔に確実に挿通することができる。
道形成手段を、少なくとも前記天秤に糸を挿通するため
該天秤の前,後に亘って曲線状または直線状に延びる蛇
行状糸道と、該蛇行状糸道よりも下側に配設され前記ミ
シン針の針孔に糸を直線状に供給する糸姿勢矯正部と、
該糸姿勢矯正部とミシン針の針孔を介して対向するよう
に配設され該糸姿勢矯正部からの糸を吸引して前記ミシ
ン針の針孔に通す糸吸引部とを備える構成としたから、
糸道形成手段による糸道内に気体を流通させることによ
り、前記糸端整形手段で糸端の形状が整えられた糸を、
蛇行状糸道に沿って誘導しつつ天秤に円滑に挿通できる
と共に、糸姿勢矯正部では前記ミシン針の針孔に向けて
糸を直線状に供給でき、該糸姿勢矯正部からの糸を糸吸
引部で吸引することにより、この糸を糸端側からミシン
針の針孔に確実に挿通することができる。
【0121】また、請求項5に記載の発明では、前記糸
姿勢矯正部と糸吸引部とを連結部材を介して一体化し、
前記ミシン針への糸通し後には糸姿勢矯正部と糸吸引部
とをミシン針の針孔と対向する位置から前記糸道開放手
段により退避させる構成としたから、前記ミシン針への
糸通し後には糸姿勢矯正部と糸吸引部とを、ミシン針の
針孔と対向する位置から糸道開放手段で退避させること
ができ、これらの糸姿勢矯正部や糸吸引部がミシン針の
運針動作に邪魔になったりするのを確実に防止し、ミシ
ン針への糸供給を円滑に行うことができる。
姿勢矯正部と糸吸引部とを連結部材を介して一体化し、
前記ミシン針への糸通し後には糸姿勢矯正部と糸吸引部
とをミシン針の針孔と対向する位置から前記糸道開放手
段により退避させる構成としたから、前記ミシン針への
糸通し後には糸姿勢矯正部と糸吸引部とを、ミシン針の
針孔と対向する位置から糸道開放手段で退避させること
ができ、これらの糸姿勢矯正部や糸吸引部がミシン針の
運針動作に邪魔になったりするのを確実に防止し、ミシ
ン針への糸供給を円滑に行うことができる。
【0122】さらに、請求項6に記載の発明では、前記
糸端整形手段と糸道との間には、前記糸誘導手段で新し
い糸を糸道に沿って誘導する前に、該糸道内に残った古
い糸を該糸道の外部に糸屑として吸引する糸屑吸引手段
を設ける構成としたから、ミシン針の運針動作の途中に
糸切れ等が発生したとしても、糸切れの発生した古い糸
を糸屑吸引手段で糸屑として糸道の外部に吸引でき、該
糸道内に残った古い糸を外部へと確実に排出することが
できると共に、糸端整形手段で整形した糸の糸端側をミ
シン針の針孔に向けて円滑に誘導でき、非常に高い確率
で糸通しを行うことができる。
糸端整形手段と糸道との間には、前記糸誘導手段で新し
い糸を糸道に沿って誘導する前に、該糸道内に残った古
い糸を該糸道の外部に糸屑として吸引する糸屑吸引手段
を設ける構成としたから、ミシン針の運針動作の途中に
糸切れ等が発生したとしても、糸切れの発生した古い糸
を糸屑吸引手段で糸屑として糸道の外部に吸引でき、該
糸道内に残った古い糸を外部へと確実に排出することが
できると共に、糸端整形手段で整形した糸の糸端側をミ
シン針の針孔に向けて円滑に誘導でき、非常に高い確率
で糸通しを行うことができる。
【0123】さらにまた、請求項7に記載の発明では、
前記ミシン針に対する糸通し後に糸のたるみを吸収する
糸緩み吸収手段を備え、該糸緩み吸収手段は、前記糸通
し検出手段からの信号に基づいて前記糸道開放手段によ
り糸道を開放したときに前記天秤を上死点位置まで引き
上げる構成としたから、糸通し検出手段でミシン針に対
する糸の挿通を検出したときには糸道開放手段を作動さ
せ、前記糸道形成手段による糸道を自動的に開放できる
と共に、糸緩み吸収手段で天秤を上死点位置まで引き上
げることにより、前記曲線状の糸道等に沿ってたるみ状
態にある糸を緊張させるように引っ張り上げることがで
き、その後のミシン動作時には糸に張力を与えてミシン
針への糸供給を円滑に行うことができる等の効果を奏す
る。
前記ミシン針に対する糸通し後に糸のたるみを吸収する
糸緩み吸収手段を備え、該糸緩み吸収手段は、前記糸通
し検出手段からの信号に基づいて前記糸道開放手段によ
り糸道を開放したときに前記天秤を上死点位置まで引き
上げる構成としたから、糸通し検出手段でミシン針に対
する糸の挿通を検出したときには糸道開放手段を作動さ
せ、前記糸道形成手段による糸道を自動的に開放できる
と共に、糸緩み吸収手段で天秤を上死点位置まで引き上
げることにより、前記曲線状の糸道等に沿ってたるみ状
態にある糸を緊張させるように引っ張り上げることがで
き、その後のミシン動作時には糸に張力を与えてミシン
針への糸供給を円滑に行うことができる等の効果を奏す
る。
【図1】本発明の第1の実施例による自動糸通し装置を
備えた刺繍機を示す一部破断の正面図である。
備えた刺繍機を示す一部破断の正面図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向断面図である。
【図3】図1中の矢示 III−III 方向断面図である。
【図4】図1中の要部拡大図である。
【図5】図2中の要部拡大図である。
【図6】図1中の糸道形成機構等を拡大して示す一部破
断の正面図である。
断の正面図である。
【図7】糸吸引器等を糸吸引位置に配置した状態を示す
図5の矢示VII −VII 方向拡大断面図である。
図5の矢示VII −VII 方向拡大断面図である。
【図8】糸姿勢矯正器のノズル状糸道等を開放した状態
を示す図5と同様の拡大図である。
を示す図5と同様の拡大図である。
【図9】糸道形成機構の中継糸道等を開放した状態を示
す図6と同様の正面図である。
す図6と同様の正面図である。
【図10】糸吸引器等を退避位置に配置した状態を示す
図7と同様の断面図である。
図7と同様の断面図である。
【図11】本発明の第1の実施例による自動糸通し装置
のコントローラ等を示す制御ブロック図である。
のコントローラ等を示す制御ブロック図である。
【図12】図11中のコントローラによる自動糸通し制
御処理等を示す流れ図である。
御処理等を示す流れ図である。
【図13】図12に続く自動糸通し制御処理等を示す流
れ図である。
れ図である。
【図14】本発明の第2の実施例による自動糸通し装置
のチーズケースおよびガイドホルダ等を拡大して示す正
面図である。
のチーズケースおよびガイドホルダ等を拡大して示す正
面図である。
1 ミシン本体 2 基台 3 ヘッド部 5 針軸 6 ミシン針 9,45,82,83 糸調子 10 糸取りばね 11 天秤 12 糸掛け曲り棒 13,19 糸道形成機構(糸道形成手段) 14,20 固定板(固定部) 16,22 可動板(可動部) 17 蛇行状糸道 18,24 アクチュエータ(糸道開放手段) 23 中継糸道 25 糸姿勢矯正器(糸姿勢矯正部) 26C,30C エア導入口(糸誘導手段) 27 ノズル状糸道 28 矯正シリンダ(糸道開放手段) 30 糸吸引器(糸吸引部) 31 糸通し検知器(糸通し検出手段) 32 位置決めモータ 37 揺動アーム(連結部材) 38 糸道開放機構(糸道開放手段) 41 チーズケース 43 上糸 44,81 ガイドホルダ 46 糸案内チューブ(糸案内手段) 47 上糸選択機構(糸選択手段) 53 糸保持器(糸保持手段) 54 上糸送出機構(糸送出手段) 60 糸導入器 61 糸導入検知器 62 糸切り機構(糸端整形手段) 63 糸屑吸引器(糸屑吸引手段) 64,65,66,67,68,69 給排ノズル(糸
誘導手段) 70 主軸モータ 71 回転センサ 72 糸切れセンサ 73 コントローラ
誘導手段) 70 主軸モータ 71 回転センサ 72 糸切れセンサ 73 コントローラ
Claims (7)
- 【請求項1】 ミシン本体と、該ミシン本体に設けられ
ミシン針を往復動させつつ、天秤を揺動させるヘッド部
と、該ヘッド部に設けられ少なくとも前記天秤およびミ
シン針に糸を挿通するための糸道を形成する糸道形成手
段と、該糸道形成手段による糸道の一端側に向けて複数
の糸を導くための糸案内手段と、該糸案内手段により導
かれた複数の糸のうち、いずれか一の糸を選択する糸選
択手段と、該糸選択手段で選択した糸を前記糸道の一端
側に向け予め決められた送り量をもって送り出す糸送出
手段と、該糸送出手段で送り出された糸の先端側を切断
して糸端の形状を整える糸端整形手段と、前記糸道内に
気体を流通させることにより前記糸を糸道の他端側に向
けて誘導し該糸を糸端側から前記ミシン針に挿通する糸
誘導手段とから構成してなるミシン。 - 【請求項2】 前記ミシン針に糸が挿通されたか否かを
検出する糸通し検出手段と、該糸通し検出手段からの信
号に基づき前記ミシン針への糸通し後に前記糸誘導手段
による気体の流通を停止させ、前記糸道形成手段による
糸道を開放する糸道開放手段とを備える構成としてなる
請求項1に記載のミシン。 - 【請求項3】 前記糸道形成手段は、前記ヘッド部に固
定して設けられた固定部と、該固定部に対して衝合、離
間可能に設けられ該固定部との間に少なくとも前記天秤
の前,後に亘って曲線状または直線状に延びる糸道が形
成された可動部とからなり、前記糸道開放手段は、前記
固定部に対して衝合状態にある可動部を該固定部から離
間させることにより前記糸道を開放する構成としてなる
請求項2に記載のミシン。 - 【請求項4】 前記糸道形成手段は、少なくとも前記天
秤に糸を挿通するため該天秤の前,後に亘って曲線状ま
たは直線状に延びる蛇行状糸道と、該蛇行状糸道よりも
下側に配設され前記ミシン針の針孔に糸を直線状に供給
する糸姿勢矯正部と、該糸姿勢矯正部とミシン針の針孔
を介して対向するように配設され該糸姿勢矯正部からの
糸を吸引して前記ミシン針の針孔に通す糸吸引部とを備
える構成してなる請求項2または3に記載のミシン。 - 【請求項5】 前記糸姿勢矯正部と糸吸引部とは、連結
部材を介して一体化され、前記ミシン針への糸通し後に
は該ミシン針の針孔と対向する位置から前記糸道開放手
段により退避させる構成としてなる請求項4に記載のミ
シン。 - 【請求項6】 前記糸端整形手段と糸道との間には、前
記糸誘導手段で新しい糸を糸道に沿って誘導する前に、
前記糸道形成手段内に残った古い糸を該糸道形成手段の
外部に糸屑として吸引する糸屑吸引手段を設ける構成と
してなる請求項1,2,3,4または5に記載のミシ
ン。 - 【請求項7】 前記ミシン針に対する糸通し後に糸のた
るみを吸収する糸緩み吸収手段を備え、該糸緩み吸収手
段は、前記糸通し検出手段からの信号に基づいて前記糸
道開放手段により糸道を開放したときに前記天秤を上死
点位置まで引き上げる構成としてなる請求項2,3,
4,5または6に記載のミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7515596A JPH09239182A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7515596A JPH09239182A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ミシン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09239182A true JPH09239182A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13568043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7515596A Pending JPH09239182A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | ミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09239182A (ja) |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP7515596A patent/JPH09239182A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040406 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040803 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |