JPH09239486A - シェルモールド用樹脂被覆砂 - Google Patents

シェルモールド用樹脂被覆砂

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JPH09239486A
JPH09239486A JP7963696A JP7963696A JPH09239486A JP H09239486 A JPH09239486 A JP H09239486A JP 7963696 A JP7963696 A JP 7963696A JP 7963696 A JP7963696 A JP 7963696A JP H09239486 A JPH09239486 A JP H09239486A
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JP
Japan
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resin
parts
sand
coated sand
phenol
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Pending
Application number
JP7963696A
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English (en)
Inventor
Yuji Miyashita
雄次 宮下
Toshio Hirohashi
利夫 広橋
Keiko Tsukagoshi
恵子 塚越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Gun Ei Chemical Industry Co Ltd filed Critical Gun Ei Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、従来の被覆砂よりも常態強度が高
く、注湯後の鋳型の崩壊性が優れたシェルモールド用樹
脂被覆砂を提供する。 【構成】 本発明に係るシェルモールド用樹脂被覆砂
は、フェノール類(P)とトリアジン化合物(T)との
モル比(P/T)=4.0〜19.0、ホルムアルデヒ
ド類(F)とフェノール類(P)及びトリアジン化合物
(T)とのモル比{F/(P+T)}=0.45〜0.
90の範囲で構成される混合物を、酸性触媒によりpH
4.0以下で反応させて得たノボラック型フェノール・
トリアジン共縮合樹脂を砂に被覆することで製造でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明はシェルモールド用樹脂被
覆砂に関し、更に詳しくは常態強度が高く、注湯後の鋳
型の崩壊性を改善したシェルモールド用樹脂被覆砂に関
するものである。
【従来の技術】従来、シェルモールド用樹脂被覆砂を製
造する際使用されるフェノール樹脂としては、一般にホ
ルムアルデヒド類(F)とフェノール類(P)をモル比
(F/P)=0.4〜0.9の割合で、酸性触媒の存在
下で反応させて得られた固形ノボラック型フェノール樹
脂を粘結剤とし、硬化剤にヘキサメチレンテトラミン
(以下ヘキサミン)を用い、これらを加熱した珪砂と混
合して樹脂被覆砂を作成し、この樹脂被覆砂を用いて鋳
型を製造する方法が広く利用されている。しかしこれら
従来のフェノール樹脂では、高強度を与えるためには樹
脂の硬化密度を高めたり、樹脂添加量を増やさねばなら
ず、必然的に耐熱性が向上する結果、注湯後における鋳
型中子が高温に処理されていない部分の崩壊性が悪く、
砂落としが非常に困難であった。ノボラック型フェノー
ル樹脂にトリアジン化合物/ホルムアルデヒド縮合樹脂
をブレンドによりあるいは珪砂との混練時に添加する等
の方法は既知となっているが、充分な強度が得られなか
ったり、また融着点が低下しブロッキングを誘発すると
いう欠点があり実用化に至っていないのが現状である。
また充分な崩壊性も得られない。
【発明が解決しようとする課題】本発明はノボラック型
フェノール・トリアジン共縮合樹脂を用いることで、注
湯後の崩壊性が優れ、しかも従来の被覆砂よりも高強度
を有するシェルモールド用フェノール樹脂被覆砂を提供
することを目的とする。
【発明の構成】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために鋭意検討を重ねた結果、シェルモールド
用フェノール樹脂の製造に際しトリアジン化合物を共縮
合させて得られる樹脂で被覆した砂を用いれば、耐熱性
の高い三次元網目構造の一部が乱れ、熱分解温度を低下
させることにより常温では高強度を保ちつつ、注湯後の
崩壊性が著しく改善されることを見いだした。本発明の
ノボラック型フェノール・トリアジン共縮合樹脂は、フ
ェノール類(P)とトリアジン化合物(T)のモル比
(P/T)=4.0〜19.0、ホルムアルデヒド類
(F)とフェノール(P)およびトリアジン化合物
(T)のモル比{F/(P+T)}=0.45〜0.9
0の範囲で構成される混合物を酸性触媒によりpH4.
0以下に調整し反応させることにより得られる。本発明
に使用されるフェノール類はフェノールあるいはo−ク
レゾール、m−クレゾール、p−クレゾール類のような
アルキルフェノール類、ビスフェノール類ならびにこれ
らフェノール類の混合物である。本発明に使用させるト
リアジン化合物としては、メラミン、アセトグアナミ
ン、ベンゾグアナミン等トリアジン環を有する化合物な
らびに、これらトリアジン化合物の混合物が挙げられ
る。本発明に使用されるホルムアルデヒド類としては、
ホルマリンまたはパラホルムアルデヒド、トリオキサ
ン、ポリオキシメチレン、テトラオキシメチレンならび
にこれらのホルムアルデヒド重合体などの混合物が挙げ
られる。本発明に使用される酸性触媒とは無機酸(硫酸
・塩酸など)、有機酸(パラトルエンスルホン酸、シュ
ウ酸など)のいずれかまたはこれらの混合物を使用する
ことができる。本発明に用いられるノボラック型フェノ
ール・トリアジン共縮合樹脂は上記原材料を用いて合成
される。まず、反応容器にフェノール類、トリアジン化
合物をそれらのモル比(P/T)=4.0〜19.0と
なるように仕込み、次いでこれらに対して、ホルムアル
デヒド類をモル比{F/(P+T)}=0.45〜0.
90になるように仕込む。ついで触媒をpH4以下にな
るように添加したのち徐々に温度を上昇させ、常圧、1
00℃にて還流開始より2〜8h反応し、ついで200
℃まで昇温しながら脱水を行い、200℃に達したとこ
ろで、真空濃縮によりさらに含有水分、未反応フェノー
ルを除去して目的の樹脂が得られる。上述の方法で得ら
れた樹脂に、内部滑剤(エチレンビスステアロアミド
等)、シランカップリング剤(γ−アミノプロピルトリ
エトキシシラン等)を添加する。上述の方法で得られた
樹脂は、ゲルタイムが長いものの、実施例の項に示す通
りベンド値は比較例とほぼ同等であり、作業には支障を
きたさない。ゲル状態つまり三次元の網目構造はフェノ
ール単独のものと異なることが予想される。このノボラ
ック型フェノール・トリアジン共縮合樹脂を、予め10
0〜180℃に過熱した珪砂に添加、混練し、更にヘキ
サミンを水に溶解したヘキサミン水溶液を添加し、樹脂
被覆砂が崩壊するまで混練後、ステアリン酸カルシウム
やステアリン酸亜鉛等の滑剤を添加し、樹脂被覆砂を得
る。樹脂の添加量は砂に対して0.5〜6.0%、好ま
しくは1.0〜3.0%である。ヘキサミンの添加量
は、樹脂に対して5〜25%、好ましくは10〜20%
である。混練は通常の方法によれば良く、また鋳物砂と
しては珪砂の他、ジルコン砂、クロマイト砂、オリビン
砂、アルミナ砂、ムライト砂等、従来技術と全く同様に
適用できる。このようにして得られた樹脂被覆砂は、高
強度を有し、注湯後の鋳型の崩壊性に優れている。
【実施例】以下本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。なお、
例中の部または%は特に断りのない限り、重量部であ
る。 [実施例1]反応容器にフェノール678部、メラミン
101部、50%ホルマリン192部を仕込んだ。次い
でシュウ酸27部を仕込み、徐々に昇温して、100℃
に達してから4時間還流反応を行った。次いで200℃
まで昇温しながら脱水反応を行い、200℃に達したと
ころで、14.2Paに減圧してさらに含有水分及び、
未反応フェノールを除去したのち、内部滑剤・シランカ
ップリング剤を添加し、冷却用バットに取り出し、常温
で固形のノボラック型フェノール・メラミン共縮合樹脂
492部を得た。このノボラック型フェノール・メラミ
ン共縮合樹脂160部を、予め140〜150℃に加熱
した珪砂8000部に添加し、遠州鉄工製スピードマラ
ーで60秒間混練し、更にヘキサミン24部を水120
部に溶解したヘキサミン水溶液を添加し、樹脂被覆砂が
崩壊するまで混練した後、ステアリン酸カルシウム8部
を添加し、10秒間混合し、樹脂被覆砂を得た。 [実施例2]反応容器にフェノール715部、メラミン
50部、50%ホルマリン288部を仕込んだ。次いで
シュウ酸29部を仕込み、徐々に昇温して、100℃に
達してから4時間還流反応を行った。次いで200℃ま
で昇温しながら脱水反応を行い、200℃に達したとこ
ろで、14.2Paに減圧してさらに含有水分及び、未
反応フェノールを除去したところで、内部滑剤・シラン
カップリング剤を添加し、冷却バットに取り出し、常温
で固形のノボラック型フェノール・メラミン共縮合樹脂
672部を得た。このノボラック型フェノール・メラミ
ン共縮合樹脂160部を、実施例1と同様に混練し、樹
脂被覆砂を得た。 [実施例3]反応容器にフェノール447部、ベンゾグ
アナミン28部、50%ホルマリン180部を仕込ん
だ。次いでシュウ酸18部を仕込み、徐々に昇温して、
100℃に達してから4時間還流反応を行った。次いで
200℃まで昇温しながら脱水反応を行い、200℃に
達したところで、14.2Paに減圧してさらに含有水
分及び、未反応フェノールを除去したところで、内部滑
剤・シランカップリング剤を添加し、冷却バットに取り
出し、常温で固形のノボラック型フェノール・グアナミ
ン共縮合樹脂416部を得た。 このノボラック型フ
ェノール・グアナミン共縮合樹脂160部を、実施例1
と同様に混練し、樹脂被覆砂を得た。 [比較例1]反応容器にフェノール400部、50%ホ
ルマリン179部を仕込んだ。次いで10%塩酸2部を
仕込み、徐々に昇温して100℃に達してから4時間還
流反応を行った。次いで200℃まで昇温しながら脱水
反応を行い、200℃に達したところで、14.2Pa
に減圧してさらに含有水分及び未反応フェノールを除去
したところで、内部滑剤・シランカップリング剤を添加
し、冷却バットに取り出し、常温で固形のノボラック型
フェノール樹脂395部を得た。このノボラック型フェ
ノール樹脂160部を、実施例1と同様に混練し、樹脂
被覆砂を得た。 [比較例2]反応容器にフェノール260部、ビスフェ
ノールA140部、50%ホルマリン109部を仕込ん
だ。次いで10%塩酸2部を仕込み、徐々に昇温して1
00℃に達してから4時間還流反応を行った。次いで2
00℃まで昇温しながら脱水反応を行い、200℃に達
したところで、14.2Paに減圧してさらに含有水分
及び未反応フェノールを除去したところで、内部滑剤・
シランカップリング剤を添加し、冷却バットに取り出
し、常温で固形のノボラック型フェノール樹脂338部
を得た。このノボラック型フェノール樹脂160部を、
実施例1と同様に混練し、樹脂被覆砂を得た。 [比較例3]比較例1の樹脂95に対し、メラミン5部
を溶融混合した。このノボラック型フェノール樹脂・メ
ラミン混合物160部を、実施例1と同様に混練し、樹
脂被覆砂を得た。
【試験例】
・樹脂試験方法 冷間抗折強度;JIS K6910による。 融着点;JACT試験方法C−1による。
【表1】樹脂特性
【表2】樹脂被覆砂特性
【発明の効果】本発明により得られる鋳型用ノボラック
型フェノール・トリアジン化合物共縮合樹脂を用いる
と、高強度を有し、注湯後の鋳型の崩壊性に優れたシェ
ルモールド用樹脂被覆砂を得ることができる。これによ
り、鋳型造型時の作業性に優れたシェルモールド法の鋳
型用バインダーとして幅広く利用できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノール類(P)とトリアジン環
    (T)を有する化合物(以下トリアジン化合物)のモル
    比(P/T)=4.0〜19.0、ホルムアルデヒド類
    (F)とフェノール類およびトリアジン化合物のモル比
    {F/(P+T)}=0.45〜0.90の範囲で構成
    される混合物を酸性触媒によりpH4.0以下で反応さ
    せて得たノボラック型フェノール・トリアジン共縮合樹
    脂を砂に被覆してなることを特徴とする、高強度・易崩
    壊性シェルモールド用樹脂被覆砂。
JP7963696A 1996-03-06 1996-03-06 シェルモールド用樹脂被覆砂 Pending JPH09239486A (ja)

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JP7963696A JPH09239486A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 シェルモールド用樹脂被覆砂

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JP7963696A JPH09239486A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 シェルモールド用樹脂被覆砂

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JPH09239486A true JPH09239486A (ja) 1997-09-16

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ID=13695589

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JP7963696A Pending JPH09239486A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 シェルモールド用樹脂被覆砂

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JP (1) JPH09239486A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008155256A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Kao Corp 鋳物製造用構造体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008155256A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Kao Corp 鋳物製造用構造体

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