JPH09240117A - テープ状ラベル作成装置 - Google Patents

テープ状ラベル作成装置

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JPH09240117A
JPH09240117A JP8051390A JP5139096A JPH09240117A JP H09240117 A JPH09240117 A JP H09240117A JP 8051390 A JP8051390 A JP 8051390A JP 5139096 A JP5139096 A JP 5139096A JP H09240117 A JPH09240117 A JP H09240117A
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Takeyuki Matsunaga
豪之 松永
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力されたテキストが自動的に更新されたラ
ベルを複数枚作成する際にリボンカセットの交換回数を
少なくすること。 【解決手段】 ナンバリング及び印字色の設定されたテ
キストを印字する際、現在の印字色の設定されている文
字列にナンバリングが設定されているならば(S86:Ye
s )、その文字列がカウントアップされつつ(S87)、
印字テープの長手方向に連続して印字される(S90)。
ナンバリングの設定されていない文字列ならば(S86:
No)、同じ文字列が印字テープの長手方向に連続して印
字される(S90)。最終色を除く他の印字色を印字する
際には、印字テープを巻き戻しつつ同様に印字される。
最終色は切断処理を伴って同様に印字される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は、複数色
印字が可能なテープ状ラベル作成装置に関し、特に入力
したテキストをカウントアップ等、更新しながら多色印
字を行うことで、多色印字されたラベルを複数枚作成可
能なテープ状ラベル作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本願出願人は、特開平5−849
94号公報に記載のように、印字媒体である印字テープ
に文字や記号のキャラクタやマークを印字し、ファイル
の背表紙に貼付するのに適したラベルを作成するのに好
適なテープ状ラベル作成装置を提案し、実用化した。こ
のラベル作成装置は、キーボード、ディスプレイ、サー
マル印字方式の印字機構を備え、印字媒体としての印字
テープ(例えば、テープ幅6、9、12、18、24m
m)に、キャラクタやマークを、種々の文字サイズや書
体で印字できるように構成してある。
【0003】ところで、テキストを印字して作成したテ
ープ状のラベルは、ファイルの背表紙だけに限らず、例
えば、カセットテープやそのカセットテープケース、更
にはビデオテープやそのビデオテープケースに貼付する
のにも好適であり、印字処理と印字テープの巻き戻し操
作とを繰り返すことで、収録内容やジャンルに応じて、
印字文字列をカラフルに印字したテープ状のラベルを作
成することが考えられる。
【0004】そこで、本願の発明者達は、インクリボン
のリボン色を、「黒」だけでなく、「赤」や「緑」や
「青」・・などの複数色とする複数種類のリボンカセッ
トをテープカセットとは別体のものとして準備し、これ
らリボンカセットをテープカセットに対して着脱可能に
構成するとともに、多色印字に供する印字色を、印字す
る一方、入力したテキストに対して、設定した複数色で
印字する各印字色毎の印字対象範囲を設定する色別範囲
設定処理を実行するようにし、設定した印字色と同様の
リボン色を有するリボンカセットを順次取り替えるとと
もに、2回目以降の各印字に際して、前回の印字におけ
る印字テープの送り量だけ印字テープを巻き戻すこと
で、複数色でカラフルに多色印字したラベルを作成する
ことに着想した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テープ状ラ
ベル作成装置には、入力したテキストの数字をカウント
アップしながら印字を行うことにより、一回のテキスト
入力にて複数枚のラベルを作成するナンバリング機能が
備えられている。例えば、「No.1」と入力したテキ
ストをナンバリング機能にて印字すると、「No.
1」、「No.2」、「No.3」・・・と数字部分が
カウントアップされたラベルが得られる。
【0006】しかしながら、上記の着想に係る多色印字
したラベルを作成する際には、複数回リボンカセットを
交換するが、上記ナンバリング機能にてラベルを複数枚
作成する場合には、1回の印字に要する交換回数に作成
する枚数を乗じた回数だけリボンカセットを頻繁に交換
しなければならず、その交換操作が煩わしいという問題
がある。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、入力されたテキストが自動的に
更新されたラベルを複数枚作成する際にリボンカセット
の交換回数を少なくすることができるテープ状ラベル作
成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載のテープ状ラベル作成装置は、文字や
記号等のキャラクタ及び種々の指令を入力するための入
力手段と、入力されたキャラクタからなるテキストのデ
ータを記憶するデータ記憶手段と、ディスプレイを含む
表示手段と、印字媒体であるテープに印字する印字ヘッ
ドを含み複数の印字色で順々に印字するための着脱自在
の複数のリボンカセットを有する印字手段とを備えたテ
ープ状ラベル作成装置であって、入力されたキャラクタ
に対して印字色を設定する印字色設定手段と、入力され
たキャラクタを自動的に更新しながら印字を行うナンバ
リング印字を設定するためのナンバリング設定手段と、
ナンバリング設定手段により設定されたキャラクタの更
新回数を設定する回数設定手段と、印字色設定手段にて
同一色に設定されたキャラクタを回数設定手段により設
定された回数分だけ更新を繰り返しながら一度の印字操
作で印字手段に印字させる印字制御手段とを備えてい
る。
【0009】上記のように構成されたテープ状ラベル作
成装置は、印字色設定手段により入力されたキャラクタ
に印字色を設定すると共に、ナンバリング設定手段によ
りナンバリング印字を設定し、更新手段により更新回数
を設定すると、印字制御手段が、印字色設定手段にて同
一色に設定されたキャラクタを回数設定手段により設定
された回数分だけ更新を繰り返しながら一度の印字操作
で印字手段に印字させる。
【0010】また、請求項2記載のテープ状ラベル作成
装置は、請求項1記載のものと同様の構成を備えるが、
ナンバリング設定手段が、入力されたキャラクタのうち
ナンバリング印字の対象となるキャラクタを設定する対
象キャラクタ設定手段を備え、印字制御手段が、入力さ
れたテキストのうちの対象キャラクタ設定手段により設
定されたキャラクタを回数設定手段により設定された回
数分だけ更新を繰り返しながら一度の印字操作で印字手
段に印字させる更新印字制御手段と、対象キャラクタ設
定手段により設定されていないキャラクタを回数設定手
段により設定された回数分だけ繰り返しながら一度の印
字操作で印字手段に印字させる複写印字制御手段とを備
えている。
【0011】上記のように構成された請求項2に係るテ
ープ状ラベル印字装置は、請求項1記載のものと同様の
作用を奏するが、ナンバリング設定手段によりナンバリ
ング印字を設定する際、対象キャラクタ設定手段がナン
バリング印字の対象となるキャラクタを設定する。
【0012】そして、印字の際には、更新印字制御手段
が、入力されたテキストのうちの対象キャラクタ設定手
段により設定されたキャラクタを回数設定手段により設
定された回数分だけ更新を繰り返しながら一度の印字操
作で印字手段に印字させる。また、複写印字制御手段
が、入力されたテキストのうちの対象キャラクタ設定手
段により設定されていないキャラクタを回数設定手段に
より設定された回数分だけ繰り返しながら一度の印字操
作で印字手段に印字させる。
【0013】また、請求項3記載のテープ状ラベル作成
装置は、請求項1記載のものと同様の構成を備えるが、
入力されたテキストと前記回数設定手段により設定され
た更新回数とから印字長を演算する印字長演算手段と、
その印字長演算手段の演算結果が予め定められている設
定長よりも長いときには、その旨を報知する報知手段と
を備えている。
【0014】上記のように構成された請求項3に係るテ
ープ状ラベル印字装置は、請求項1記載のものと同様の
作用を奏するが、印字長演算手段が入力されたテキスト
と回数設定手段により設定された更新回数とから印字長
を演算し、その演算結果が予め定められている所定長よ
りも長いときには、報知手段がその旨を報知する。
【0015】また、請求項4記載のテープ状ラベル作成
装置は、請求項1記載のものと同様の構成を備えるが、
印字手段が最後の印字色を印字する際に、入力されたテ
キストの1回の印字が完了する毎に動作する切断手段を
備えている。
【0016】上記のように構成された請求項4に係るテ
ープ状ラベル作成装置は、切断手段が、印字手段の最後
の印字色の印字の際に、入力されたテキストの1回の印
字が完了する毎に動作する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】本実施形態は、文字や記号などの多数のキ
ャラクタを印字媒体である印字テープに、リボン色の異
なる複数のリボンカセットを取り換えることで、多色印
字可能なテープ状ラベル作成装置に本発明を適用した場
合のものである。
【0019】図1に示すように、テープ状ラベル作成装
置1の本体カバー2の前部には、文字や記号や数字など
のキャラクタキーに加えて、種々の機能キー等が設けら
れたキーボード4が配設され、そのキーボード4の直ぐ
後側には、入力した文字や記号を表示可能な液晶ディス
プレイ5が設けられるとともに、リボンカセット30の
交換時に開閉されるカセットカバー3に対応する本体カ
バー2の内部には、サーマルヘッド12を備えたサーマ
ル印字機構10が配設されている。ここで、スライドツ
マミ6をスライドさせてカセットカバー3を開放でき、
また切断用ノブ85を下方に押圧操作して、印字した印
字テープ22を手動で切断できる。
【0020】上記キーボード4が本発明の請求項1に係
る入力手段を構成し、サーマル印字機構10が請求項1
に係る印字手段を構成する。
【0021】次に、サーマルヘッド12を含むサーマル
印字機構10について、図2〜図4に基づいて説明す
る。
【0022】先ず、サーマル印字機構10に着脱可能に
装着されるテープカセット20について説明する。この
テープカセット20のテープケース21内部には、薄膜
状のフィルムからなる印字テープ22が巻装されたテー
プスプール23が回転自在に設けられ、このテープスプ
ール23から繰出された印字テープ22は、複数のガイ
ド部で湾曲状にガイドされて、サーマルヘッド12の直
前を通過して、テープ送りローラ24によりテープ送り
方向に移送されてテープカセット20の外部に排出され
るように構成されている。
【0023】また、図4に示すように、テープケース2
1の外周壁の相離隔した2箇所には、次に説明するリボ
ンカセット30の着脱時に、リボンカセット30を上下
方向にガイドし、且つ、支持するための1対のガイド軸
21a・21bの下端部が夫々一体形成されている。更
に、テープケース21には、リボンカセット30の下側
に当接して支持する1対の下端壁部21c(一方のみ図
示)が夫々形成されている。
【0024】次に、テープカセット20に着脱可能に装
着されるリボンカセット30について説明する。リボン
カセット30のリボンケース31には、テープケース2
1の一部分に上側から当接する上壁部31aが水平に延
びて一体形成され、その上壁部31aの端部には、テー
プケース21の1対のガイド軸21a・21bに外嵌さ
れる、貫通穴を有する1対の係合脚部31b・31cが
形成されるとともに、テープケース21の切欠き部21
eに当接する垂直壁部31dが形成されている。また、
リボンカセット30には、テープカセット20を挿通し
て下方から挿入されるサーマルヘッド12を収容するヘ
ッド収容部37が形成されている。
【0025】更に、リボンケース31内部には、インク
リボン32が巻装されたリボンスプール33と、このイ
ンクリボン32を巻取るリボン巻取りスプール34とが
回転可能に設けられ、リボンスプール33に巻装された
インクリボン32は、サーマルヘッド12に対向すると
きに印字テープ22と一時的に平行状に接近し、リボン
ケース31に一体形成された分離部材35で略鋭角的に
折曲されて、印字テープ22から離間し、リボン巻取り
スプール34で巻き取られるように構成されている。即
ち、リボンケース31の分離部材35は、サーマルヘッ
ド12のテープ送り方向下流側に位置している。そし
て、リボンケース31には、これらリボンスプール3
3、巻取りスプール34、分離部材35等を上側から支
持する蓋部材31eが形成されている。
【0026】一方、テープケース21には、リボンカセ
ット30を収容する為のリボンカセット収容部21f
(図4参照)が形成され、リボンケース31の蓋部材3
1eと上壁部31aとの上面には、つまみ片31f,3
1gが夫々形成されているので、印字に際しては、先ず
テープケース21を本体カバー2に設けられた装着用凹
部(図示略)に装着した後、所望の印字色のインクリボ
ン32を有するリボンカセット30をテープケース21
のリボンカセット収容部21fに装着することができ
る。このときには、先ず2本の指で1対のつまみ片31
f,31gを掴んだ状態で、1対の係合脚部31b・3
1cを対応するガイド軸21a,21bに貫通穴を介し
て夫々外嵌させながら、リボンカセット30を下方に移
動させてリボンカセット収容部21fに収納する。この
とき、リボンケース31の上壁部31aがテープカセッ
ト20の上面に重なるとともに、リボンカセット30の
下端部は、テープケース21の1対の下端壁部21c・
21dに上側から当接して、リボンカセット30はテー
プケース21に対して所定位置に保持される。
【0027】ところで、リボンカセット30には、イン
クリボン32のリボン色(赤、緑、黄、黒、・・・)や
リボン幅(12、18、24、32mm) により、複数種類が準備
されており、リボンケース31の垂直壁部31dの下端
部には、これら複数種類のリボンカセット30の何れか
を検出させる為に、最大で6つの検出穴36aを組合せ
た検出用穴群36(図4においては、1つの検出穴36
aが形成されている)が形成されている。
【0028】次に、印字テープ22とインクリボン32
とを印字方向である送り方向と、反印字方向である巻き
戻し方向とに移送可能なテープ・リボン移送機構40に
ついて、図5に基づいて説明する。
【0029】本体フレーム11には、テープスプール2
3の中央部に係合可能なテープ巻取りカム41と、リボ
ン巻取りスプール34の中央部に係合可能なリボン巻取
りカム42と、テープ送りローラ24の中央部に係合す
るテープ駆動カム43とが回転可能に枢支され、サーマ
ルヘッド12が立設されるとともに、前記検出用穴群3
6の6つの検出穴36aの有無を検出する為に、第1〜
第6検出スイッチからなるリボン検出スイッチ群103
が設けられ、これら6つの検出スイッチからのスイッチ
信号の組み合わせによるリボン検出信号RSが出力され
る。
【0030】更に、本体フレーム11の前端部の右端部
には、ステッピングモータからなるテープ駆動モータ4
4が取付けられ、このテープ駆動モータ44の駆動ギヤ
45に、本体フレーム11に夫々回転可能に支持された
ギヤ46〜53が順次噛み合い、このギヤ53には、テ
ープ駆動カム43に固着されたテープ駆動ギヤ54とギ
ヤ55とが噛み合っている。ここで、ギヤ48とギヤ4
9とは一体的に形成されて、リボン巻取りカム42の下
端部に固着され、またギヤ50とギヤ51とは一体的に
形成され、更にテープ巻取りギヤ52はテープ巻取りカ
ム41の下端部に固着されている。即ち、テープ駆動モ
ータ44の回転は、これらギヤ45〜54を介して、テ
ープ駆動ギヤ54に固着されたテープ駆動カム43に伝
達され、テープ送りローラ24の回転により印字テープ
22が移送される。
【0031】一方、一体形成された両ギヤ50,51の
隙間には、揺動レバー56の基端部が両ギヤ50,51
との間に適度の摩擦抵抗を付与された状態で支持され、
その揺動レバー56には、ギヤ51に常時噛み合う遊星
ギヤ57が回転可能に枢支されている。また、ギヤ53
の枢支軸58には、切断禁止レバー84の基端部が、切
断禁止レバー84に支持されている巻きバネ59の一端
と基端部とで枢支軸58を挟むように、巻きバネ59の
付勢力により押圧支持されている。
【0032】そして、図5に示すように、テープ駆動モ
ータ44が通常印字の為に、時計回転方向に駆動(正回
転駆動)されて、ギヤ50が時計回転方向に回転すると
きには、両者間の摩擦力によりその揺動レバー56も時
計回転方向に回動して、遊星ギヤ57がテープ巻取りギ
ヤ52と噛合しないようになり、テープ巻取りカム41
がフリーになることから、テープスプール23に巻装さ
れた印字テープ22が繰出されると同時に、ギヤ53が
反時計回転方向に回転して、切断禁止レバー84が反時
計回転方向に回動し、切断禁止レバー84の先端部が後
述する切断用レバー82の下側に位置して、切断動作が
禁止されるとともに、リボン駆動ギヤ45の反時計回転
方向への回転によりリボン巻取りカム42がクラッチバ
ネ60を介して反時計回転方向へ回転して、インクリボ
ン32がリボン巻取りスプール34に巻取られる。
【0033】ところで、ゴム製のプラテンローラ65と
テープ送りサブローラ66とを回転可能に支持するロー
ラホルダ67は、本体フレーム11に立設された枢支軸
68に回動可能に枢支され、カセットカバー3の開閉に
連動してリリースレバー71が左右方向に移動して、図
5に示す印字位置と、図6に示すリリース位置とに亙っ
て位置切換えされる。ここで、そのローラホルダ67
は、図示外の巻きバネにより常にリリース位置に弾性付
勢されている。
【0034】即ち、リリースレバー71に枢着したコロ
72が本体フレーム11の立設壁11aに当接するとと
もに、リリースレバー71の一端部がローラホルダ67
に後側から当接しているので、リリースレバー71が図
6に示す退避位置から図5に示す作動位置まで左方移動
したときには、リリースレバー71の左端部がローラホ
ルダ67と立設壁11aとの間にクサビ状に侵入して、
ローラホルダ67はリリース位置から印字位置に切換え
られる。このとき、プラテンローラ65は印字テープ2
2とインクリボン32とを介してサーマルヘッド12を
押圧するとともに、テープ送りサブローラ66は印字テ
ープ22を介してテープ送りローラ24を押圧してい
る。
【0035】ここで、ローラホルダ67が印字位置に切
換えられたときには、プラテンローラ65の下端部に固
着したプラテンギヤ(図示略)がギヤ55に噛合すると
ともに、またテープ送りサブローラ66の下端部に固着
したサブローラギヤ(図示略)がテープ駆動ギヤ54に
噛合する。
【0036】次に、リリースレバー71を右方向に駆動
して、ローラホルダ67をサーマルヘッド12に対して
リリース位置に切換えてリリースさせるヘッドリリース
機構70について、図5、図6に基づいて説明する。
【0037】リリースレバー71の右端部は、本体フレ
ーム11に回動可能に枢着した二股レバー76の一方の
レバーに回動可能に枢支されるとともに、その二股レバ
ー76の他方のレバーには、本体フレーム11の右端部
の下側に配設された作動板74の前端部に固着したピン
77を介して連結されている。前記作動板74の後端部
には、前記カセットカバー3に係合する係合ピン75が
固着されている。
【0038】そして、カセットカバー3が閉じていると
き、つまりローラホルダ67が図5に示す印字位置のと
きに、カセットカバー3を開放したときには、その動き
に連動してカセットカバー3に係合する係合ピン75が
後方に移動するので、作動板74が後方に移動し、二股
レバー76が反時計回転方向に回動して、リリースレバ
ー71が右方に移動するのに応動して、ローラホルダ6
7がリリース位置に切換えられる。このとき、作動板7
4が後方に移動したときに、カバー開閉検出スイッチ1
02(図7参照)から「H」レベルのカバー開閉信号V
Sが出力される。
【0039】また、カセットカバー3を開放していると
き、つまりローラホルダ67が図6に示すリリース位置
のときに、カセットカバー3を閉じたときには、その動
きに連動して係合ピン75が前方に移動するので、作動
板74が前方に移動し、二股レバー76が図6に示す位
置から時計回転方向に回動して、リリースレバー71が
左方に移動するのに応動して、ローラホルダ67が印字
位置、つまり非リリース状態に切換えられる。
【0040】そして、図2、図5に示すように、印字を
実行する際には、先ずテープカセット20をサーマル印
字機構10に装着した上で、このテープカセット20に
リボンカセット30が装着され、カセットカバー3を閉
じたときには、ローラホルダ67が印字位置に切換えら
れている。
【0041】そして、この状態で、テープ駆動モータ4
4が通常印字方向に正回転駆動されたときには、これら
ギヤ45〜55が夫々所定の回転方向に駆動され、プラ
テンローラ65とテープ送りサブローラ66とが夫々反
時計回転方向に回転されるとともに、テープ送りサブロ
ーラ66とテープ送りローラ24とが同期して回転する
ので、印字テープ22は、サーマルヘッド12で印字さ
れながら、テープ切断機構80とテープ検出機構90と
を通過して外部に排出される。このとき、テープ巻取り
カム41がフリーになることから、テープスプール23
に巻装された印字テープ22が抵抗なく順次繰出され
る。
【0042】これと同時に、インクリボン32は、プラ
テンローラ65の回転により印字テープ22と同期して
リボンスプール33から繰出され、リボン巻取りギヤ4
8の回転によりリボン巻取りカム42が回転され、リボ
ン巻取りカム42に係合して回転するリボン巻取りスプ
ール34に巻き取られる。
【0043】一方、1色目の印字が終了して2色目印字
を実行する際には、先ずカセットカバー3を開放して、
リボンカセット30が取り外されたときには、ローラホ
ルダ67はヘッドリリース機構70によりリリース位置
に切換えられている。そして、テープ駆動モータ44が
反時計回転方向(巻き戻し方向)に逆回転駆動されたと
きには、図3・図6に示すように、これらギヤ45〜5
5が夫々所定の回転方向に駆動される。このとき、ギヤ
50の反時計回転方向への回転により、揺動レバー56
も反時計回転方向に回動して、遊星ギヤ57がテープ巻
取りギヤ52と噛合するようになり、テープ巻取りカム
41が反時計回転方向に回転して、印字された印字テー
プ22がテープスプール23に巻取られる。ここで、リ
ボン巻取りギヤ48が時計回転方向に回転駆動される
が、リボンカセット30が取り外されているので、リボ
ン巻取りスプール34に巻取られたインクリボン32の
繰出しはない。
【0044】次に、印字された印字テープ22を切断す
るテープ切断機構80について説明する。
【0045】本体フレーム11の左端部が部分的に下方
に曲げられた左端壁には、固定刃の下端部が固着され、
側面視略L字状の切断用レバー82の基端部がビスで回
動可能に枢支され、その切断用レバー82には可動刃が
形成されている。ここで、印字中には、図5に示すよう
に、ギヤ53が反時計回転方向に回転して、切断禁止レ
バー84の先端部が切断用レバー82の下側に移動し
て、切断動作が禁止されている。
【0046】しかし、印字終了時に、テープ駆動モータ
44が少しだけ巻き戻し方向に回転されたときには、ギ
ヤ53が時計回転方向に少しだけ回転して、切断禁止レ
バー84の先端部が切断用レバー82の下側から外れて
切断動作が可能になったときに、切断用レバー82の先
端部の切断用ノブ85を下方向に押圧操作したときに
は、可動刃が固定刃に向かって回動し、固定刃と可動刃
との間に位置する印字テープ22が、これら両刃の協働
により切断される。このとき、本体フレーム11に取付
けられた切断検出スイッチ101(図7参照)は、切断
用レバー82に取付けた作動部材により作動して切断検
出信号CSを出力する。そして、切断用レバー82の押
圧操作を停止すると、切断用レバー82は、図示外のバ
ネによる付勢力により、元の所定位置に復帰回動する。
【0047】次に、そのテープ切断機構80よりも外側
に設けられ、印字テープ22の有無を検出するテープ検
出機構90について、図2に基づいて説明する。
【0048】テープ切断機構80よりも外側の本体カバ
ー2には、1対のセンサ収容室96・97を密閉状に形
成する為に案内部材94,95が一体的に形成され、一
方のセンサ収容室96には発光素子92が取付けられる
とともに、他方のセンサ収容室97には受光素子93が
取付けられている。これら1対の案内部材94,95の
間には、印字テープ22が通過可能なスリット98が形
成されるとともに、1対の案内部材94,95の相対向
する部位には、小径の光通過穴94a・95aが形成さ
れるとともに、傾斜したガイド部99が夫々形成され
て、テープ切断機構80を通過した印字テープ22の先
端部をこのガイド部99でガイドすることで、確実にス
リット98を通過して検出可能になっている。
【0049】そして、発光素子92から発射されたセン
サ光が、各センサ収容室96・97に形成された光通過
穴94a・95aを通過して、受光素子93に投射され
る。即ち、印字テープ22が、テープ検出センサ91に
進入し、その発光素子92と受光素子93との間に存在
するときだけ、そのセンサ光が遮断されることから、テ
ープ検出センサ91からは、「L」レベルのテープ検出
信号TSが出力される。
【0050】次に、テープ状ラベル作成装置1の制御系
は、図7のブロック図に示すように構成されている。
【0051】制御装置CDの入出力インターフェース1
13には、キーボード4と、テープ検出センサ91と、
切断検出スイッチ101と、カバー開閉検出スイッチ1
02と、リボン検出スイッチ群103と、液晶ディスプ
レイ(LCD)5に表示データを出力する為のビデオR
AMを有するディスプレイコントローラ(LCDC)1
04と、警告用ブザー105の為の駆動回路106と、
サーマルヘッド12を駆動する為の駆動回路107と、
テープ駆動モータ44の為の駆動回路108とが夫々接
続されている。尚、上記液晶ディスプレイ5とディスプ
レイコントローラ104とにより本発明の請求項1に係
る表示手段が構成される。
【0052】制御装置CDは、CPU110と、このC
PU110にデータバス等のバス114を介して接続さ
れた入出力インターフェース113と、フォントROM
111と、ROM112及びRAM120とから構成さ
れている。
【0053】フォントROM111には、文字や記号等
の多数のキャラクタの各々に関して、印字用ドットパタ
ーンデータ及びその幅データが、複数の印字文字サイズ
分格納されている。
【0054】前記ROM112には、テキストメモリ1
21に格納された文字や記号について、表示や印字に供
するドットパターンデータを作成する印字制御プログラ
ムや、作成されたドットパターンデータについて、1ド
ット列毎のドットパターンデータを順次サーマルヘッド
12やテープ駆動モータ44に出力して印字する印字駆
動制御プログラム、本願特有の後述の印字テープ作成処
理制御の制御プログラム等が格納されている。尚、RO
M112には、第1〜第6検出スイッチからなるリボン
検出スイッチ群103から出力されるリボン検出信号R
Sに基づいて、インクリボン32のリボン色とリボン幅
とを検知するリボンカセット検知テーブルが格納されて
いる。
【0055】前記RAM120のテキストメモリ121
には、キーボード4から入力された文字や記号からなる
テキストのデータが、設定された印字色のデータを対応
づけて格納される。このテキストメモリ121により本
発明のデータ記憶手段が構成される。
【0056】また、RAM120の色数メモリ122に
は、設定された印字色の色数データが格納される。印字
色順序メモリ123には、設定された印字色の色順序の
データが格納される。余白量メモリ124には、設定さ
れた同一の前余白量と後余白量とに関する余白量データ
が格納される。印字データバッファ125には、そのテ
キストメモリ121に格納されたキャラクタコードに対
応するドットパターンデータが展開して格納される。ナ
ンバリングメモリ126には、入力されたテキストが印
字されたラベルの作成枚数が格納される。更に、RAM
120には、ナンバリング設定時にセットされるナンバ
リングフラグ等の各種フラグを格納するフラグメモリ
や、CPU110で演算した演算結果を一時的に格納す
るメモリ等が設けられている。
【0057】尚、上記テキストメモリ121により本発
明のデータ記憶手段が構成され、ファイルメモリ127
により本発明のファイル記憶手段が構成される。
【0058】次に、テープ状ラベル作成装置1の制御装
置CDで行なわれる、テープ作成制御のルーチンについ
て、図8〜図21のフローチャートに基づいて説明す
る。尚、図中符号Si(i=10、11、12・・・)
は各ステップである。
【0059】ここで、テープ作成制御に先立って、図2
2に基づいて、テープ検出センサ91によるテープ検出
位置と、テープ切断機構80によるテープ切断位置と、
サーマルヘッド12による印字位置との位置関係につい
て説明すると、印字テープ22の送り方向Tにおいて、
送り方向Tの上流側から印字位置(P位置)、テープ切
断位置(C位置)テープ検出位置(S位置)の順とな
り、印字位置とテープ切断位置との印字・切断間距離D
cpは約25mmであり、テープ切断位置とテープ検出位
置との切断・検出間距離Dscは約15mmである。ま
た、分離部材35の分離部35aによる分離位置(B位
置)は、送り方向Tにおいて印字位置よりも約6mmだけ
下流側に位置している。
【0060】このテープ状ラベル作成装置1に電源が投
入されると、先ずサーマル印字機構10や制御装置CD
を初期化する初期化処理が実行され(S10)、ディスプ
レイ5にテキスト入力画面が表示され、キー入力が待た
れる(S11)。
【0061】キーボード4の文字や記号等を入力するた
めのキャラクタキーを含むテキスト作成キーが操作され
ると(S11・S12:Yes )、テキストのデータを入力す
る入力処理やその入力されたテキストを表示する表示処
理が実行され、入力されたテキストデータはテキストメ
モリ121に格納される(S13)。例えば、図23に示
すように、入力されたテキストデータ「部品 A N
o.1」がテキストメモリ121に格納される。そし
て、S11にリターンする。
【0062】キーボード4に設けられた色設定キーが操
作されると(S11:Yes 、S12:No、S14:Yes )、印
字色順序設定処理制御(図9参照)が実行される(S1
5)。この制御が開始されると、メッセージ「印字色数
は?」がディスプレイ5に表示されるので、数字キーを
操作して色数Nを設定する色数設定処理が実行され、そ
の設定された色数Nが色数メモリ122に格納される
(S30)。
【0063】次に、複数の色の名前がディスプレイ5に
表示されるので、印字に供する色の順序を順次設定する
色順序設定処理が実行され、設定された色順序のデータ
が印字色順序メモリ123に格納され(S31)、この制
御を終了して、テープ作成制御のS16にリターンする。
【0064】次に、テープ作成制御において、色毎の印
字対象範囲設定処理制御(図10参照)が実行される
(S16)。尚、制御装置CDが色毎の印字対象範囲設定
処理制御を実行することにより本発明の印字色設定手段
が構成される。
【0065】この制御が開始されると、先ず色数カウン
タのカウント値Iに色数Nがセットされ(S33)、この
色数カウント値Iから「1」を減算して「0」でないと
き、つまり最終の印字色の対象文字列の設定でないとき
には(S34:No)、色順序のデータに基づいて、未設定
色のうち印字色順序における先頭印字色について、印字
対象となる文字や記号の各々をカーソルで指示して設定
する印字対象文字列設定処理が実行される(S35)。
【0066】即ち、この印字対象文字列設定処理におい
ては、テキストデータがディスプレイ5に表示されるの
で、キーボード4の右端に配置されている4つのカーソ
ル移動キーを操作して、最終の印字色以外の各印字色に
ついて、印字対象となる文字や記号の各々をカーソル移
動キーを操作してカーソルで指示すると共に、その都度
色確定キーを操作し、印字対象文字列の設定終了時に
は、確定キーが操作される。この確定キーの操作によ
り、カーソル移動キーと色確定キーとの操作により指示
された文字の文字データに付随させて、設定された色デ
ータがテキストメモリ121に記憶される。
【0067】そして、色数カウント値Iが1つデクリメ
ントされ(S36)、(I−1)が「0」になるまで、S
34〜S36が繰り返して実行される。そして、(I−1)
が「0」になって、最終の印字色以外の各印字色につい
て、印字対象文字列の設定が完了したときには(S34:
Yes )、最終の印字色について、テキストデータのう
ち、既に設定された文字や記号を除く残りの文字を設定
する文字列設定処理が実行される(S37)。
【0068】この文字列設定処理を図11に基づいて具
体的に説明すると、先ず、テキストメモリ121に記憶
されている文字データが先頭から読み出され(S371
)、色データが付随しているか否かが判断される(S3
72 )。読み出された文字データに色データが付随して
おり(S372 :Yes )、その文字データが最後の文字デ
ータでなければ(S373 :No)、次のデータが読み出さ
れ(S374 )、前記S372の処理が再度実行される。一
方、読み出された文字データに色データが付随していな
ければ(S372 :No)、その文字データに対して、最終
の印字色に対応する色データが付随して記憶され(S37
5 )、前記S373 の処理が実行される。上記各処理が、
テキストメモリ121に記憶されている最後の文字デー
タまで繰り返し実行され、前記S373 において、最後の
文字データであると判断されると(S373 :Yes )、図
10のS38へリターンする。
【0069】例えば、テキストメモリ121に文字デー
タ「部品 A No.1」が記憶され、色数3、色順序
「黒」「赤」「緑」が設定されていると、S35の印字対
象文字列設定処理において、先ず、印字色「黒」につい
ては、カーソルキーと色確定キーの操作により文字列
「部品」、「No.」が設定され、図22に示すよう
に、テキストメモリ121の文字データ「部」、
「品」、「N」、「o」、「.」に付随して色データ
「黒」が記憶され、次に印字色「赤」について文字列
「1」が設定されると、テキストメモリ121の文字デ
ータ「1」に付随して色データ「赤」が記憶される。
【0070】ここで、印字色「緑」の設定が終了する
と、色数カウント値(I−1)が「0」となるので、S
37の文字列設定処理において、テキストメモリ121の
先頭から順次文字データが読み出され、テキストデータ
の印字色が未設定の文字列「A」に対して最終の印字色
「緑」が自動的に設定され、テキストメモリ121の文
字データ「A」に付随して色データ「緑」が記憶され
る。
【0071】次に、ディスプレイ5にメッセージ「印字
テープの余白量は?」が表示されるので、数字キーを操
作して所望の余白量が設定されると、その設定された余
白量が余白量メモリ124に記憶され(S38)、この制
御を終了して、テープ作成制御のS11にリターンする。
【0072】テープ作成制御のS11において、キーボー
ド4に設けられたナンバリングキーが操作されると(S
11:Yes 、S12・S14:No、S17:Yes )、ナンバリン
グ設定処理制御(図12参照)が実行される(S18)。
【0073】この制御が開始されると、先ず、前記カー
ソル移動キーとキーボードに設けられた実行キーとを操
作して、テキストメモリ121に記憶されているキャラ
クタのうちのナンバリングの対象とする数字を表すキャ
ラクタの選択設定を行う対象文字設定処理が実行される
(S40)。
【0074】具体的には、テキストメモリ121に文字
データ「部品 A No.1」が記憶されているとき、
ディスプレイ5に各文字と共にカーソルが表示されるの
で、カーソル移動キーをして、カーソルを所望の数字
「1」に移動させ、実行キーを2度操作することによ
り、その数字「1」がナンバリングの対象として選択設
定され、図23に示すように、テキストメモリ121に
おいて、その数字「1」の文字データの前後にナンバリ
ング開始コードNSとナンバリング終了コードNEが挿
入される。尚、2桁以上の数字、例えば「10」をナン
バリング対象として設定する場合には、カーソルを
「1」に移動させて実行キーを操作し、次にカーソルを
「0」に移動させて実行キーを操作する。すると、テキ
ストメモリ121において、「1」に文字コードの前に
ナンバリング開始コードNSが、「0」の文字コードの
後にナンバリング終了コードNEが夫々挿入される。
【0075】次に、ナンバリング印字による印字枚数
(以下、ナンバリング数NNと称する)を設定するナン
バリング数NNの入力処理制御が実行される(S41)。
この制御が開始されると、先ずディスプレイ5に「枚数
は」という入力を促すメッセージが表示されると共にブ
ロックカーソルが表示される。そこで、使用者は、ナン
バリング数NNを数字キーを使用して入力し、次に、実
行キーを操作して、そのナンバリング数NNを設定す
る。例えば、数字キーを操作して「5」または「10」
と入力し、実行キーを操作すると、ナンバリング数NN
として5枚または10枚が設定される。
【0076】次に、テキストメモリ121に記憶されて
いるテキストと、設定されたナンバリング数NNとか
ら、そのテキストをナンバリング数NNだけ印字した場
合の全印字長PLが演算される(S42)。この全印字長
PLがROM112に予め格納されている所定長Mなら
ば(S43:Yes )、設定されたナンバリング数NNがナ
ンバリングメモリ126に格納され、ナンバリングフラ
グNFが「1」にセットされ(S45)、このナンバリン
グ設定処理制御が終了して、テープ作成制御のS11にリ
ターンする。
【0077】一方、全印字長PLがROM112に所定
長Mよりも長いときには(S43:No)、設定したナンバ
リング数NNが大きいことを報知するために、その旨を
表すエラーメッセージがディスプレイ5に表示されると
共に警報ブザー105が鳴動する(S46)。そして、設
定されたナンバリング数NNがデクリメントされ(S4
7)、このデクリメントされたナンバリング数NNを用
いて、前記S42と同様に全印字長PLが演算され(S4
8)、この全印字長PLが所定長M以下となるまで前記
S47〜S49が繰り返し実行される(S49:No)。ナンバ
リング数NNのデクリメントにより全印字長PLが所定
長M以下となると(S49:Yes )、「印字可能枚数」と
いうメッセージと共にデクリメントされたナンバリング
数NNが表示される確認メッセージがディスプレイ5に
表示される(S50)。
【0078】そして、この確認メッセージが表示されて
いるときに、使用者が表示されているナンバリング数N
Nでナンバリング印字を行うために実行キーを操作する
と(S51・S52:Yes )、前記S44が実行され、デクリ
メントされたナンバリング数NNがナンバリングメモリ
126に格納される。一方、使用者が表示されているナ
ンバリング数NNではナンバリング印字を行わず、新た
にナンバリング数NNを設定すべく実行キー以外のキー
を操作すると(S51:Yes 、S52:No)、前記S41以降
が実行される。
【0079】尚、S42、S43、S46〜S52の処理におい
て、一度の印字動作による印字長PLを所定長M以下に
設定しているが、これは、多色印字においては、一度の
印字動作における印字長が長くなると、印字テープ22
が移送されている最中に、印字テープ22と各ローラ2
4、65、66との間に発生する微少の滑りが蓄積さ
れ、その蓄積された滑りにより色毎の印字位置にずれが
発生することがあるためである。そこで、本テープ状ラ
ベル作成装置1では、上記のように一度の印字動作によ
る印字長PLを所定長M以下に設定することにより、上
述したずれの発生を防止することができる。
【0080】尚、制御装置CDが、テープ作成制御のS
17、S18を実行することにより本発明のナンバリング設
定手段が構成され、ナンバリング設定処理制御のS41を
実行することにより本発明の回数設定手段が構成され、
S40を実行することにより請求項2に係る対象キャラク
タ設定手段が構成され、S42を実行することにより請求
項3に係る印字長演算手段が構成され、S50を実行する
ことにより請求項3に係る報知手段が構成される。
【0081】テープ作成制御のS11において、印字キー
が操作されると(S11:Yes 、S12・S14・S17:No、
S19:Yes )、後述する印字処理制御が実行される(S
20)が、テキスト作成キー、色設定キー、ファイルキ
ー、印字キー以外のキーが操作されるとその操作された
キーに応じた処理が実行される(S21)。この処理にお
いては、例えば、文字サイズや文字種等を設定する書式
設定が実行される。
【0082】次に、印字処理制御(図13参照)につい
て説明する。尚、制御装置CDがこの印字処理制御を実
行することにより本発明の印字制御手段が構成される。
【0083】この制御が開始されると、先ず印字開始処
理制御(図14参照)が実行される(S60)。この制御
が開始されると、先ずリボン検出スイッチ群103から
のリボン検出信号RSに基づいて、装着されたリボンカ
セット30のリボン色Rが読み込まれ(S70)、印字色
順序の先頭印字色Cが読み込まれ(S71)、リボン色R
と先頭印字色Cとが一致しないときは(S72:No)、印
字色の不一致を知らせるエラーメッセージがディスプレ
イ5に表示される(S73)。
【0084】次に、カバー開閉検出スイッチ102のカ
バー開閉信号VSに基づいて、カセットカバー3が開放
されてリボンカセット30の交換後、再度カセットカバ
ー3が閉じられたときには(S74:Yes )、S70〜S71
が実行される。そして、リボン色Rと先頭印字色Cとが
一致したときには(S72:Yes )、先頭印字色Cのデー
タを付随して記憶した文字列がテキストメモリ121か
ら読み出され、更にその文字列のドットパターンデータ
が印字データバッファ125に展開される(S75)。次
に、テープ検出センサ91からのテープ検出信号TSが
読み込まれ、テープ検出信号TSが「L」レベルであ
り、テープ検出センサ91に対応して印字テープ22が
位置しているときには(S76:Yes )、印字テープの切
断を促すメッセージがディスプレイ5に表示される(S
77)。
【0085】次に、切断用ノブ85を押圧操作して印字
テープ22が切断され、切断検出スイッチ101からの
切断検出信号CSが「H」レベルになり(S78)、テー
プ検出信号TSが「H」レベルになって、テープ切断が
検出されたときには(S76:No)、印字テープ22の先
端をテープ検出センサ91に進入させる為に、テープ駆
動モータ44が1ステップだけ正回転(時計回転方向)
駆動して印字テープ22が微小距離だけ送り方向Tに移
送され(S79)、テープ検出信号TSが「H」レベルの
ときには(S80:No)、S79〜S80が繰り返して実行さ
れる。
【0086】そして、テープ検出信号TSが「L」レベ
ルになり、印字テープ22の先端テープ検出センサ91
に進入したときには(S80:Yes )、この制御を終了し
て、印字処理制御のS61にリターンする。このとき、テ
ープ先端を検出した時の印字テープ22に対するサーマ
ルヘッド12の印字位置が印字開始基準原点位置に設定
される。ここで、印字テープ22を送り方向Tに移送す
るときに、印字テープ22の先端部がカールしていると
きでも、1対の案内部材94,95に形成されたガイド
部99により、印字テープ22の先端部を確実にスリッ
ト98に案内できる。
【0087】次に、印字制御において、色数Nが「1」
でないとき、つまり最終回の印字でないときには(S6
1:No)、設定した各印字色で印字する設定色印字処理
制御(図15参照)が実行される(S62)。
【0088】この制御が開始されると、先ず印字開始処
理制御(図14参照)が実行される(S60)。この制御
が開始されると、先ずリボン検出スイッチ群103から
のリボン検出信号RSに基づいて、装着されたリボンカ
セット30のリボン色Rが読み込まれ(S70)、印字色
順序の先頭印字色Cが読み込まれ(S71)、リボン色R
と先頭印字色Cとが一致しないときは(S72:No)、印
字色の不一致を知らせるエラーメッセージがディスプレ
イ5に表示される(S73)。
【0089】次に、カバー開閉検出スイッチ102のカ
バー開閉信号VSに基づいて、カセットカバー3が開放
されてリボンカセット30の交換後、再度カセットカバ
ー3が閉じられたときには(S74:Yes )、S70〜S71
が実行される。そして、リボン色Rと先頭印字色Cとが
一致したときには(S72:Yes )、先頭印字色Cのデー
タを付随して記憶した文字列がテキストメモリ121か
ら読み出され、更にその文字列のドットパターンデータ
が印字データバッファ125に展開される(S75)。次
に、テープ検出センサ91からのテープ検出信号TSが
読み込まれ、テープ検出信号TSが「L」レベルであ
り、テープ検出センサ91に対応して印字テープ22が
位置しているときには(S76:Yes )、印字テープの切
断を促すメッセージがディスプレイ5に表示される(S
77)。
【0090】次に、切断用ノブ85を押圧操作して印字
テープ22が切断され、切断検出スイッチ101からの
切断検出信号CSが「H」レベルになり(S78)、テー
プ検出信号TSが「H」レベルになって、テープ切断が
検出されたときには(S76:No)、印字テープ22の先
端をテープ検出センサ91に進入させる為に、テープ駆
動モータ44が1ステップだけ正回転(時計回転方向)
駆動して印字テープ22が微小距離だけ送り方向Tに移
送され(S79)、テープ検出信号TSが「H」レベルの
ときには(S80:No)、S79〜S80が繰り返して実行さ
れる。
【0091】そして、テープ検出信号TSが「L」レベ
ルになり、印字テープ22の先端テープ検出センサ91
に進入したときには(S80:Yes )、この制御を終了し
て、印字処理制御のS61にリターンする。このとき、テ
ープ先端を検出した時の印字テープ22に対するサーマ
ルヘッド12の印字位置が印字開始基準原点位置に設定
される。ここで、印字テープ22を送り方向Tに移送す
るときに、印字テープ22の先端部がカールしていると
きでも、1対の案内部材94,95に形成されたガイド
部99により、印字テープ22の先端部を確実にスリッ
ト98に案内できる。
【0092】次に、印字処理制御において、色数Nが
「1」でないとき、つまり最終回の印字でないときには
(S61:No)、設定色印字処理(図15参照)が実行さ
れる(S62)。
【0093】この制御が開始されると、先ず、設定した
余白量Lに対応する前余白量Lだけ印字テープ22を移
送する為に、テープ駆動モータ44が正回転駆動される
(S81)。そして、印字データバッファ125に展開さ
れているドットパターンデータが読み出されて、サーマ
ルヘッド12やテープ駆動モータ44を駆動してドット
パターンデータを印字する処理が実行される(S82)。
【0094】次に、ナンバリングフラグNFがリセット
(そのフラグデータが「0」である)されているならば
(S83:No)、即ち、入力されたテキストにナンバリン
グ印字が設定されていないならば、この設定色印字処理
制御を終了して印字処理制御のS63へリターンする。
【0095】一方、ナンバリングフラグNFが「1」に
セット、即ち、入力されたテキストにナンバリング印字
が設定されているならば(S83:Yes )、プリントカウ
ンタPKのカウント値が「1」にセットされる(S8
4)。そして、このプリントカウンタPKのカウント数
がナンバリングメモリ127に格納されているナンバリ
ング数NNと一致しておらず(S85:No)、テキストメ
モリ121に格納されているテキストデータにおいて、
現在印字している印字色の設定されている文字列のデー
タがナンバリング開始コード及びナンバリング終了コー
ドに挟まれており、ナンバリングの対象となっている文
字列であるならば(S86:Yes )、テキストメモリ12
1において、その文字データをカウントアップされた文
字のデータに変更するカウントアップ処理が実行される
(S87)。
【0096】例えば、現在印字している印字色が赤であ
り、図23に示すように、その赤色が設定されている文
字が「1」である場合、この文字「1」のデータはナン
バリング開始コード及びナンバリング終了コードに挟ま
れているので、前記カウントアップ処理により、このデ
ータが文字「1」をカウントアップした文字「2」のデ
ータに変更される。
【0097】次に、このカウントアップ処理された文字
列がテキストメモリ121から読み出され、更にその文
字列のドットパターンデータが印字データバッファ12
5に展開される(S88)。そして、前記S82において印
字した文字列を含むテキストに対する後余白量Lとカウ
ントアップされた文字列を含むテキストに対する前余白
量Lと設けるために、設定された余白量Lの2倍だけ印
字テープ22を移送すべく、テープ駆動モータ44が正
回転駆動され(S89)、前記S82と同様に、印字データ
バッファ125に展開されているドットパターンデータ
が読み出されて印字される(S90)。その後、プリント
カウンタPKのカウント値がインクリメントされ(S9
1)、前記S85にリターンする。
【0098】一方、S86において、現在印字している印
字色の設定されている文字列のデータがナンバリング開
始コード及びナンバリング終了コードに挟まれておら
ず、ナンバリングの対象となっていない文字列であるな
らば(S86:No)、前記S89以降が実行される。
【0099】このように、ナンバリングの対象となって
いない文字列を印字する際には、S87のカウントアップ
処理が実行されないので、同じ文字列がナンバリング数
NNだけ印字されることとなる。例えば、図23に示す
ように、黒色が設定されている文字列「部品」及び「N
o.」はナンバリングの対象となっていないので、設定
されたナンバリング数だけ印字テープ22の長手方向に
連続して印字されることとなる。
【0100】プリントカウンタPKのカウント値がナン
バリングメモリ127に格納されているナンバリング数
NNと一致するまで、前記S87〜S91の処理が繰り返し
実行されるが、一致すると(S85:Yes )、この設定色
印字処理制御を終了して印字処理制御のS63へリターン
する。
【0101】次に、印字処理制御において、印字テープ
巻き戻し処理制御(図16参照)が実行される(S6
3)。この制御が開始されると、先ずテープ駆動モータ
44が正回転駆動されて、印字位置(P位置)と分離位
置(B位置)との距離Dbpに対応する分離送り量Db
pだけ印字テープ22とインクリボン32とが送り方向
Tに移送される(S100 )。即ち、サーマルヘッド12
により印字された最終印字箇所においては、インクリボ
ン32のインクが印字テープ22に融着した状態である
が、その分離送り量Dbpだけ印字テープ22とインク
リボン32とが移送されることで、インクリボン32が
分離部35aにより強制的に印字テープ22から引き離
されるので、印字テープ22とインクリボン32とが確
実に分離している。
【0102】次に、次の印字色と同様のリボン色のイン
クリボン32を有するリボンカセット30に交換する為
に、リボンカセット30の取り外しを促すメッセージが
ディスプレイ5に表示される(S101 )。そして、先ず
カセットカバー3が開放されることで作動板74が後方
に移動して、カバー開閉検出スイッチ102から「H」
レベルのカバー開閉信号VSが出力され(S102 :Yes
)、更にリボン検出スイッチ群103からのリボン検
出信号RSとして、6つの検出スイッチ信号の全てが
「H」レベル信号になり、リボンカセット30が取り外
されたときには(S103 :Yes )、リボンカセット30
を装着しないように促すメッセージがディスプレイ5に
表示される(S104 )。
【0103】次に、印字テープ22を巻き戻す為に、テ
ープ駆動モータ44が1ステップだけ逆回転(反時計回
転方向)駆動して印字テープ22が微小距離だけ巻き戻
し方向に移送され(S105 )、テープ検出信号TSが
「H」レベルのときには(S106 :No)、S104 〜S10
6 が繰り返して実行される。そして、印字テープ22の
先端がテープ検出センサ91よりも若干内側まで巻き戻
しされたときには(S106 :Yes )、テープ駆動モータ
44の逆回転駆動が停止され(S107 )、この制御を終
了して、印字処理制御のS64にリターンする。
【0104】次に、印字処理制御において、印字開始位
置合せ処理制御(図17参照)が実行される(S64)。
【0105】この制御が開始されると、先ず次の印字色
と同様のリボン色のインクリボン32を有するリボンカ
セット30の装着を促すエラーメッセージがディスプレ
イ5に表示される(S110 )。そして、リボン検出信号
RSとして、6つのスイッチ信号の全てが「H」レベル
信号でなく、リボンカセット30が装着されたときには
(S111 :Yes )、リボン検出信号RSに基づいて、装
着されたリボンカセット30のリボン色Rが読み込まれ
(S112 )、印字色順序の次の印字色Cが読み込まれ
(S113 )、リボン色Rと次の印字色Cとが一致しない
ときは(S114 :No)、S110 〜S114 が繰り返して実
行される。
【0106】次に、リボン色Rと次の印字色Cとが一致
したときには(S114 :Yes )、次の印字色Cのデータ
を付随して記憶した文字列がテキストメモリ121から
読み出され、更にその文字列のドットパターンデータが
印字データバッファ125に展開される(S115 )。次
に、カセットカバー3が閉じていないときには(S11
6:No)、カセットカバー3を閉じる旨のメッセージが
ディスプレイ5に表示される(S119 )。そして、カセ
ットカバー3が閉じられたときには(S116 :Yes )、
印字テープ22の先端がテープ検出センサ91に対応す
るまで、テープ駆動モータ44が1ステップだけ正回転
駆動され(S117 ・S118 :No)、テープ検出信号TS
が「L」レベルになり、印字テープ22の先端がテープ
検出センサ91に対応したときには、印字テープ22に
対する印字開始基準原点位置がサーマルヘッド12の印
字位置に対応しており(S118 :Yes )、この制御を終
了して、印字処理制御のS65にリターンする。
【0107】次に、印字処理制御において、色数Nが1
つデクリメントされ(S65)、色数Nが「1」でなく最
終回の印字でないときには(S61:No)、S62〜S65が
繰り返して実行される。このことにより、各ファイル番
号に対応するテキストデータおいて最終色が設定された
キャラクタを除くキャラクタが印字テープ22に印字さ
れる。そして、色数Nが「1」となり、最終回の印字の
ときには(S61:Yes)、最終色印字処理・切断処理
制御(図18参照)が実行される(S66)。
【0108】この制御においては、前余白量Lが印字・
切断間距離Dcpよりも大きい第1の場合と、前余白量
Lが印字・切断間距離Dcpよりも小さい第2の場合と
に区別して、印字しながらテープ切断を実行することに
なる。
【0109】先ず、第1の場合について説明すると、前
余白量Lが印字・切断間距離Dcp以上のときには(S
120 :Yes )、切断処理制御(図19参照)が実行され
る(S121 )。
【0110】この制御が開始されると、先ず、テープ駆
動モータ44の正回転駆動により、印字・切断間距離D
cpだけ印字テープ22が送り方向Tに移送され(S14
1 )、テープ駆動モータ44の駆動が停止されてテープ
移送が停止される(S142 )。次に、テープ駆動モータ
44が少しだけ巻き戻し方向に回転されて、切断禁止レ
バー84の先端部が切断用レバー82の下側から外れて
切断動作が可能になったときに、印字テープ22の切断
を促すメッセージがディスプレイ5に表示される(S14
3 )。そして、印字テープ22が切断され、切断検出信
号CSが「H」レベルになり、テープ切断が検出された
ときには(S144 :Yes )、最終色印字処理・切断処理
制御のS122 へリターンする。
【0111】次に、最終色印字処理・切断処理制御にお
いて、第1印字・切断処理制御(図20参照)が実行さ
れる(S122 )。この制御が開始されると、先ず、前余
白量Lの不足分(前余白量L−印字・切断間距離Dc
p)だけ印字テープ22が送り方向Tに移送される(S
150 )。そして、前記S82と同様に読み出したドットパ
ターンデータに基づいて、文字や記号が最終印字色で印
字処理される(S151 )。次に、印字文字列の後側に後
余白量Lを設ける為に、テープ駆動モータ44の正回転
駆動により、印字・切断間距離Dcpに後余白量Lを加
算した値だけ印字テープ22が送り方向Tに移送され
(S152 )、前記S121 と同様の切断処理が実行され
(S153 )、その後、最終色印字処理・切断処理制御の
S123 へリターンする。
【0112】次に、最終色印字処理・切断処理制御にお
いて、ナンバリングフラグNFがリセットされているな
らば(S123 :No)、即ち、入力されたテキストにナン
バリング印字が設定されていないならば、この最終色印
字処理・切断処理制御及び印字処理制御を終了してテー
プ作成制御のS11へリターンする。
【0113】一方、ナンバリングフラグNFが「1」に
セット、即ち、入力されたテキストにナンバリング印字
が設定されているならば(S123 :Yes )、プリントカ
ウンタPKのカウント値が「1」にセットされる(S12
4 )。そして、このプリントカウンタPKのカウント数
がナンバリングメモリ127に格納されているナンバリ
ング数NNと一致しておらず(S125 :No)、最終印字
色の設定されている文字列のデータがナンバリングの対
象となっている文字列であるならば(S126 :Yes )、
前記S87と同様のカウントアップ処理が実行される(S
127 )。次に、このカウントアップ処理された文字列が
テキストメモリ121から読み出され、更にその文字列
のドットパターンデータが印字データバッファ125に
展開される(S128 )。そして、前記S122 と同様の第
1印字・切断処理が実行され(S129 )、プリントカウ
ンタPKのカウント値がインクリメントされ(S130
)、前記S125 にリターンする。
【0114】一方、S126 において、最終印字色の設定
されている文字列のデータがナンバリングの対象となっ
ていない文字列であるならば(S126 :No)、前記S12
9 以降が実行される。
【0115】プリントカウンタPKのカウント値がナン
バリングメモリ127に格納されているナンバリング数
NNと一致するまで、前記S126 〜S130 の処理が繰り
返し実行されるが、一致すると(S125 :Yes )、この
最終色印字処理・切断処理制御及び印字処理制御を終了
してテープ作成制御のS11へリターンする。
【0116】次に、第2の場合について説明すると、前
余白量Lが印字・切断間距離Dcpよりも小さいときに
は(S120 :No)、S131の第2印字・切断処理制御
(図21参照)以降により、最終回の印字処理しながら
印字テープ22の切断が行なわれる。
【0117】この第2印字・切断処理制御が開始される
と、先ず、テープ駆動モータ44を正回転駆動して、前
余白量Lだけ印字テープ22が送り方向Tに移送される
(S160 )。次に、印字データバッファ125から1ド
ット列分のドットパターンデータが読み出されて印字処
理され、その1ドット列分に対応する微小送り量だけ、
テープ駆動モータ44の正回転駆動により印字テープ2
2が移送される(S161 )。次に、この最終回の印字開
始後のテープ移送量が、印字・切断間距離Dcpから前
余白量Lを減算した値よりも小さいとき、つまり切断位
置(P位置)が前余白量Lの先頭位置に達していないと
きには(S162 :No)、S161 〜S162が繰り返して実
行される。
【0118】そして、前余白量Lの先頭位置が切断位置
に達したときには(S162 :Yes )、印字とテープ移送
とが停止され(S163 )、その後テープ駆動モータ44
が少しだけ巻き戻し方向に回転されて、切断禁止レバー
84の先端部が切断用レバー82の下側から外れて切断
動作が可能になったときに、印字テープ22の切断を促
すメッセージがディスプレイ5に表示される(S164
)。次に、切断用ノブ85を押圧操作して印字テープ
22が切断され、切断検出信号CSが「H」レベルにな
り、テープ切断が検出されたときには(S165 :Yes
)、残りのドットパターンデータについて印字する残
りの印字処理が実行され(S166 )、後余白量Lが設け
られて(S167 )、この制御を終了して、最終色印字処
理・切断処理制御のS133にリターンする。
【0119】次に、最終色印字処理・切断処理制御にお
いて、ナンバリングフラグNFがリセットされているな
らば(S123 :No)、即ち、入力されたテキストにナン
バリング印字が設定されていないならば、S121と同様
の切断処理制御が実行され(S140 )、その後、この最
終色印字処理・切断処理制御及び印字処理制御を終了し
てテープ作成制御のS11へリターンする。
【0120】一方、ナンバリングフラグNFが「1」に
セット、即ち、入力されたテキストにナンバリング印字
が設定されているならば(S132 :Yes )、プリントカ
ウンタPKのカウント値が「1」にセットされる(S13
3 )。そして、このプリントカウンタPKのカウント数
がナンバリングメモリ127に格納されているナンバリ
ング数NNと一致しておらず(S134 :No)、最終印字
色の設定されている文字列のデータがナンバリングの対
象となっている文字列であるならば(S136 :Yes )、
前記S87と同様のカウントアップ処理が実行される(S
136 )。次に、このカウントアップ処理された文字列が
テキストメモリ121から読み出され、更にその文字列
のドットパターンデータが印字データバッファ125に
展開される(S137 )。そして、前記S131 と同様の第
2印字・切断処理が実行され(S138 )、プリントカウ
ンタPKのカウント値がインクリメントされ(S139
)、前記S134 にリターンする。
【0121】一方、S135 において、最終印字色の設定
されている文字列のデータがナンバリングの対象となっ
ていない文字列であるならば(S135 :No)、前記S13
8 以降が実行される。
【0122】プリントカウンタPKのカウント値がナン
バリングメモリ127に格納されているナンバリング数
NNと一致するまで、前記S135 〜S139 の処理が繰り
返し実行されるが、一致すると(S134 :Yes )、前記
S140 が実行され、その後、この最終色印字処理・切断
処理制御及び印字処理制御を終了してテープ作成制御の
S11へリターンする。
【0123】例えば、最終色が赤色であり、図23に示
すように、赤色の設定されている文字「1」にナンバリ
ングが設定されていたならば、文字「1」が印字された
後に印字済みの印字テープ22が切断され、次に文字
「1」がカウントアップされて文字「2」となり、その
文字「2」が印字テープ22に印字される。このよう
に、最終色で印字する文字がナンバリング設定されてい
る文字ならば、カウントアップされた文字の印字と印字
テープ22の切断とが交互に行われる。
【0124】また、最終色が緑色である場合、図23に
示すように、緑色の設定されている文字「A」はナンバ
リングが設定されていないので、文字「A」の印字と印
字テープ22の切断とが交互に行われる。
【0125】この最終色印字処理・切断処理制御の実行
により、例えば、図23に示すように、入力したテキス
ト「部品 A No.1」について、前後余白量Lを夫
々設けて文字列「部品」及び「No.」が黒で、文字列
「A」が緑で、文字列「1」が黒で夫々印字されたテー
プ状ラベル22Aが得られる(図24参照)。そして文
字列「1」にナンバリンがの指定されているならば、こ
の文字列「1」がカウントアップされてなるテキスト
「部品 A No.2」の印字されたテープ状ラベル2
2Bも得られる。
【0126】尚、制御装置CDが、印字処理制御を実行
することにより本発明の印字制御手段が構成され、上記
設定色印字処理制御のS86〜S90、及び最終色印字・切
断処理制御のS125 〜S129 並びにS135 〜S138 を実
行することにより請求項2に係る更新印字制御手段が構
成され、設定色印字処理制御のS86、S89〜S90、及び
最終色印字・切断処理制御のS125 、S129 並びにS13
5 、S138 を実行することにより請求項2に係る複写印
字制御手段が構成され、切断処理制御を実行することに
より切断手段が構成される。
【0127】次に、多色印字制御の作用について説明す
る。
【0128】テキストが入力された後、印字色の色数N
と色順序とを設定する印字色順序設定処理が実行され、
更に複数色で印字する各印字色毎の印字対象範囲を設定
する処理が実行される。また、ナンバリングの対象文字
及びナンバリング数を設定する処理が実行される。
【0129】そして、印字キーが押下されると、先ず、
印字開始処理が実行され、リボン検出スイッチ群103
からのリボン検出信号RSに基づいて、装着されている
リボンカセット30のリボン色Rが検知され、そのリボ
ン色Rと先頭印字色Cとが比較され、これら両色が一致
しないときは、印字色の不一致を知らせるエラーメッセ
ージがディスプレイ5に表示されるので、カセットカバ
ー3を開閉してリボンカセット30を交換する。
【0130】そして、リボン色Rと先頭印字色Cとを比
較した結果、これら両色が一致したときには、その印字
色Cのデータを付随して記憶した文字列がテキストメモ
リ121から読み出され、サーマルヘッド12やテープ
駆動モータ44を駆動制御して、前記文字列がナンバリ
ングの対象文字ならば、その文字列をカウントアップさ
せつつ設定されたナンバリング数分だけ印字テープ22
のの長手方向に連続して印字処理され、ナンバリングの
対象文字でなければ、同じ文字列をナンバリング数分だ
け印字テープ22のの長手方向に連続して印字処理され
る。
【0131】更に、最終色を除く2色目以降の各印字色
で印字するその都度、印字開始位置合わせ処理が実行さ
れ、装着されているリボンカセット30のリボン色Rと
次の印字色Cとが比較され、これら両色が一致しないと
きは、印字色の不一致を知らせるエラーメッセージがデ
ィスプレイ5に表示され、またこれら両色が一致したと
きには、同様に印字色Cのデータを付随した文字列につ
いてナンバリング数分だけ印字テープ22のの長手方向
に連続して印字処理される。
【0132】そして、最終色を印字する際には、最終色
の印字色が設定されたキャラクタを印字しつつ、1つの
テープ状ラベルの印字が完了する毎に、印字テープを切
断する旨のメッセージを表示して切断動作を促し、切断
が完了すると、印字を再開して次のテープ状ラベルを作
成する。この印字及び切断を繰り返すことにより、設定
されたナンバリング数分だけ、ナンバリングの設定され
た文字がカウントアップされた、多色印字されたテープ
状ラベルが作成される。
【0133】このように、カウントアップされたテキス
トを印字したテープ状ラベルを作成する際、カウントア
ップを伴いながら同じ色に設定されたキャラクタを設定
されたナンバリング数分だけ印字テープ22の長手方向
に連続して印字し、印字テープ22を巻き戻した後、2
色目以降の印字色が設定されたキャラクタを同様に印字
するので、リボンカセット30の交換を最低限の回数に
減らすことができ、容易に且つ簡単に順次カウントアッ
プされたテキストが印字されたラベルを複数枚作成する
ことができる。
【0134】また、上記テープ状ラベル作成装置は、最
終色が設定されたキャラクタを印字しながらラベルを切
断する。同一テキストが複数印字された長いラベルを作
成し、使用者が挟み等を使って手作業でラベルを一枚一
枚切り離すと、切断箇所が斜めになったり、各ラベルの
長さが不揃いになる虞があるが、上記ラベル作成装置で
は、切断箇所が斜めになることが無く、また、各ラベル
の長さを揃えることができる。
【0135】さらに、ナンバリング数を設定する際、入
力されたテキストと設定されたナンバリング数とから演
算された印字長が、予め定められた所定長よりも長くな
ると、設定されたナンバリング数を無効とし、印字長が
所定長よりも短くなるように再度ナンバリング数の設定
を行わせるので、色毎の位置ずれが発生することが防止
される。
【0136】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1記載のテープ状ラベル作成装置であれば、入力さ
れたテキストが自動的に更新されたラベルを複数枚作成
する際にリボンカセットの交換回数を少なくすることが
できる。
【0137】また、請求項2記載のテープ状ラベル作成
装置であれば、請求項1のものと同様の効果を奏する
が、ナンバリングの設定されたキャラクタだけが更新さ
れるので、印字のためのデータを作成する際の効率化が
図れる。
【0138】また、請求項3記載のテープ状ラベル作成
装置であれば、請求項1のものと同様の効果を奏する
が、色毎の位置ずれが発生することが防止される。
【0139】また、請求項4記載のテープ状ラベル作成
装置であれば、請求項1のものと同様の効果を奏する
が、切断箇所が斜めになることなく、且つ、各ラベルの
長さを揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ状ラベル作成装置の平面図である。
【図2】印字状態のサーマル印字機構の平面図である。
【図3】テープ巻き戻し状態の図2相当図である。
【図4】リボンカセットとテープカセットの背面斜視図
である。
【図5】サーマル印字機構の印字状態における駆動系の
平面図である。
【図6】サーマル印字機構のテープ巻き戻し状態におけ
る駆動系の平面図である。
【図7】テープ状ラベル作成装置の制御系のブロック図
である。
【図8】多色印字制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図9】印字色順序設定処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図10】色毎の印字対象範囲設定処理制御のルーチン
の概略フローチャートである。
【図11】最終の印字色について残りの文字列設定処理
制御のルーチンの概略フローチャートである。
【図12】ナンバリング設定処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図13】印字開始処理制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図14】印字開始処理制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図15】設定色印字処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図16】印字テープ巻き戻し処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図17】印字開始位置合せ処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図18】最終色印字処理・切断処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図19】切断処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図20】第1印字・切断処理制御のルーチンの概略フ
ローチャートである。
【図21】第2印字・切断処理制御のルーチンの概略フ
ローチャートである。
【図22】印字位置(P位置)とテープ切断位置(C位
置)とテープ検出位置(S位置)との位置関係を説明す
る説明図である。
【図23】テキストメモリ内のデータ構成を説明する説
明図である。
【図24】赤と緑と黒とで3色印字されたテープ状ラベ
ルの平面図である。
【符号の説明】
1 テープ状ラベル作成装置 4 キーボード 5 液晶ディスプレイ 10 サーマル印字機構 22 印字テープ 30 リボンカセット 80 テープ切断機構 110 CPU 112 ROM 120 RAM 121 テキストメモリ 126 ナンバリングメモリ CD 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号等のキャラクタ及び種々の指
    令を入力するための入力手段と、入力されたキャラクタ
    からなるテキストのデータを記憶するデータ記憶手段
    と、ディスプレイを含む表示手段と、印字媒体であるテ
    ープに印字する印字ヘッドを含み複数の印字色で順々に
    印字するための着脱自在の複数のリボンカセットを有す
    る印字手段とを備えたテープ状ラベル作成装置におい
    て、 入力されたキャラクタに対して印字色を設定する印字色
    設定手段と、 入力されたキャラクタを自動的に更新しながら印字を行
    うナンバリング印字を設定するためのナンバリング設定
    手段と、 ナンバリング設定手段により設定されたキャラクタの更
    新回数を設定する回数設定手段と、 前記印字色設定手段にて同一色に設定されたキャラクタ
    を前記回数設定手段により設定された回数分だけ更新を
    繰り返しながら一度の印字操作で前記印字手段に印字さ
    せる印字制御手段とを備えたことを特徴とするテープ状
    ラベル作成装置。
  2. 【請求項2】 前記ナンバリング設定手段が、入力され
    たキャラクタのうちナンバリング印字の対象となるキャ
    ラクタを設定する対象キャラクタ設定手段を備え、 前記印字制御手段が、入力されたテキストのうちの前記
    対象キャラクタ設定手段により設定されたキャラクタを
    前記回数設定手段により設定された回数分だけ更新を繰
    り返しながら一度の印字操作で前記印字手段に印字させ
    る更新印字制御手段と、前記対象キャラクタ設定手段に
    より設定されていないキャラクタを前記回数設定手段に
    より設定された回数分だけ繰り返しながら一度の印字操
    作で印字手段に印字させる複写印字制御手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のテープ状ラベル作成装
    置。
  3. 【請求項3】 入力されたテキストと前記回数設定手段
    により設定された更新回数とから印字長を演算する印字
    長演算手段と、 その印字長演算手段の演算結果が予め定められている所
    定長よりも長いときには、その旨を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のテープ状ラベ
    ル作成装置。
  4. 【請求項4】 前記印字手段が最後の印字色を印字する
    際に、入力されたテキストの1回の印字が完了する毎に
    動作する切断手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載のテープ状ラベル作成装置。
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