JPH09240406A - エアバッグ - Google Patents

エアバッグ

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JPH09240406A
JPH09240406A JP8049262A JP4926296A JPH09240406A JP H09240406 A JPH09240406 A JP H09240406A JP 8049262 A JP8049262 A JP 8049262A JP 4926296 A JP4926296 A JP 4926296A JP H09240406 A JPH09240406 A JP H09240406A
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JP
Japan
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airbag
inflator
occupant
air bag
small
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JP8049262A
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English (en)
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Mamoru Tomita
守 冨田
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員の着座位置・体格等に応じた膨張状態を
設定可能なエアバッグを提供すること。 【解決手段】 エアバッグ16は、インフレーター部材
24・25からの膨張用ガスをそれぞれ流入可能に、上
下方向に積層される複数の袋状のエアバッグ部17・1
8から形成される。エアバッグ部17・18は、上下方
向に相互に分離せずに膨張できるように、上下方向で相
互に接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員を保護するた
めに車両に設けられる乗員拘束装置に使用され、所定時
膨張するエアバッグに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、乗員の着座
位置・体格等に応じた膨張状態を設定可能なエアバッグ
を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
は、インフレーターからの膨張用ガスを流入させて膨張
するエアバッグであって、前記インフレーターからの膨
張用ガスをそれぞれ流入可能に、上下方向に積層される
複数の袋状のエアバッグ部から形成されるとともに、前
記エアバッグ部が、上下方向に相互に分離せずに膨張で
きるように、上下方向で相互に接合されていることを特
徴とする。
【0004】
【発明の効果】本発明に係るエアバッグでは、膨張時、
上下方向に離れずに並んだ複数の各エアバッグ部が膨張
することとなる。
【0005】そのため、例えば、インフレーターの出力
を変化させて、下部側のエアバッグ部の内圧を上部側の
エアバッグ部の内圧よりを高くすることが可能となった
り、あるいは、各エアバッグ部に膨張用ガスを供給する
各インフレーターの作動時間をずらして、下部側のエア
バッグ部を上部側のエアバッグ部より先に膨張させた
り、若しくは逆にすること等が可能となる。
【0006】このような設定は、例えば、体格が大き
く、かつ、折り畳まれたエアバッグから離れた位置に座
っている乗員でも、重量のある腹部や胸部付近を適確に
下部側のエアバッグ部で拘束でき、適切に乗員の上半身
を拘束することができることとなる。
【0007】したがって、本発明に係るエアバッグで
は、乗員の着座位置・体格等に応じた膨張状態を設定す
ることができて、適切に乗員を拘束することが可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1・2に示す第1実施形態のエアバッグ
16は、車両の助手席前方のインストルメントパネル1
に配置されるものであり、コントローラ8、衝突センサ
9、距離センサ10、重量センサ11、ケース13、イ
ンフレーター23、及び、制御弁27・28を備えて構
成される乗員拘束装置7、に使用されている。
【0010】そして、エアバッグ16は、2つの略四角
筒形状とした袋状の上エアバッグ部17と下エアバッグ
部18とから構成され、膨張時に上下方向に分離しない
ように、周壁17a・18aの上下方向で相互に接触し
ている部位が相互に縫合されて接合されている。また、
各エアバッグ部17・18には、インフレーター23か
らの膨張用のガスを流入させるように、流入口17b・
18bが設けられている。そして、各流入口17b・1
8bの周縁には、エアバッグ16をケース13に保持さ
せる際に使用する複数の取付孔17c・18cが形成さ
れている。
【0011】このエアバッグ16のケース13への取り
付けについて説明すると、各取付孔17c・18cに挿
入可能なボルト20a・21aを備えた四角環状の板金
製のリテーナ20・21と、各ボルト20a・21aと
螺合可能なナット14と、を使用するもので、各取付孔
17c・18cにボルト20a・21aを挿入して、各
リテーナ20・21をエアバッグ部17・18内に収納
し、各エアバッグ部17・18を折り畳んだ後、各ボル
ト20a・21aをケース13の貫通孔13eに挿入し
てナット14止めすれば、エアバッグ16をケース13
に取り付けることができる。
【0012】インフレーター23は、ガス吐出量を等し
くした2つのシリンダタイプのインフレーター部材24
・25から構成され、各インフレーター部材24・25
は、信管で爆発する少量の火薬を備えるとともに、爆薬
の燃焼により着火して、エアバッグ16の膨張用ガスと
しての窒素ガス等の不活性ガスを吐出させる薬剤を備え
て構成されている。さらに、各インフレーター部材24
・25には、電気的に開弁状態を制御可能な流量制御弁
27・28が接続され、膨張用ガスの一部を適宜大気に
放出可能に構成されている。インフレーター部材24
は、上エアバッグ部17を膨張させるものであり、イン
フレーター部材25は、下エアバッグ部18を膨張させ
るものである。また、24a・25aは、各インフレー
ター部材24・25のガス吐出口である。
【0013】ケース13は、板金製とした有底の箱形状
としており、折り畳んだエアバッグ16を収納可能なエ
アバッグ収納部13aと、各インフレーター部材24・
25を収納保持可能なインフレーター収納部13b・1
3cと、を備えて構成されている。そして、収納部13
aと、収納部13b・13cと、の境界部位に、既述の
取付孔13eを設けた段差面13dが形成されている。
なお、このケース13は、車両のフレームに連結される
図示しないブラケットを備えており、このブラケットを
利用して、ケース13ごと、エアバッグ16やインフレ
ーター23が、車両のフレームに取付固定されることと
なる。
【0014】衝突センサ9は、車両の前部等に配置され
て、公知の歪ゲージ式・ピアゾ式等の加速度計で構成さ
れている。なお、衝突センサ9は、エンジン始動後、常
時、コントローラ8に加速度の電気信号を入力させるこ
ととなる。
【0015】距離センサ10は、インストルメントパネ
ル1のカバー1aの周縁部位に配置されて、乗員Mと折
り畳まれたエアバッグ16との距離L0を測定可能な、
光や超音波を利用した公知の光センサ・超音波センサ等
から構成されている。なお、距離センサ10は、コント
ローラ8によって所定時間毎(例えば、0.1秒毎)に
作動されて、距離L0に応じた電気信号をコントローラ
8に出力することとなる。
【0016】重量センサ11は、乗員Mの座るシート3
の座部3aに配置され、乗員Mの体重を測定可能な歪ゲ
ージを利用したロードセル・圧電素子等から構成されて
いる。この重量センサ11も、コントローラ8によって
所定時間毎(例えば、0.1秒毎)に作動されて、座部
3aに座った乗員の体重に応じた電気信号をコントロー
ラ8に出力することとなる。
【0017】コントローラ8は、マイクロコンピュータ
等から構成されて、車両の所定位置に配置されるととも
に、インフレーター部材24・25・流量制御弁27・
28・衝突センサ9・距離センサ10・重量センサ11
と電気的に接続されている。そして、衝突センサ9から
の電気信号を計算処理し、加速度の程度により、車両の
衝突を検知するとともに、距離センサ10からの電気信
号を入力して、折り畳まれたエアバッグ16から乗員M
までの距離L0の大・中・小を検知し、さらに、重量セ
ンサ11からの電気信号を入力して、乗員Mの重量の大
・中・小を検知して、インフレーター23にガス吐出の
電気信号を出力することとなる。
【0018】具体的に述べると、コントローラ8は、衝
突センサ9の車両の衝突の検知により、各インフレータ
ー部材24・25を作動させるように、それぞれの信管
に電気信号を出力するとともに、乗員Mと折り畳まれた
エアバッグ16との距離L0の大・中・小と、乗員Mの
重量の大・中・小と、に応じて、各エアバッグ部17・
18の内圧が、つぎの表1に示す状態となるように、流
量制御弁27・28を制御することとなる。なお、コン
トローラ8の流量制御弁27・28の制御自体は、距離
センサ10と重量センサ11とからの電気信号を入力し
たならば、それらの大・中・小を判断して、常時、行わ
れている。
【0019】
【表1】
【0020】なお、距離L0の大・中・小は、実施形態
の場合、600mm以上を大、200mm以下を小、その間
を中としている。また、重量の大・中・小は、70Kg以
上を大、50Kg以下を小、その間を中としている。
【0021】さらに、エアバッグ部17・18の内圧の
大・中・小は、流量制御弁27・28の膨張用ガスの大
気への放出量を調整することにより行なうもので、大
は、各流量制御弁27・28の全閉、小は、各流量制御
弁27・28の半開、中は、各流量制御弁27・28の
1/4開としている。
【0022】この実施形態の乗員拘束装置7では、以上
のように、衝突時、コントローラ8が、衝突センサ9か
らの電気信号に基き、まず、車両の衝突を判断する。そ
の際、コントローラ8は、距離センサ10と重量センサ
11とから、最新の電気信号を入力し、乗員Mと折り畳
まれたエアバッグ16との距離L0の大・中・小と、乗
員Mの重量の大・中・小と、を判断して、既に、上下エ
アバッグ部材17・18の内圧を表1で示す状態となる
ように、各流量制御弁27・28を制御しており、その
状態で、インフレーター部材24・25に作動信号を出
力することとなる。
【0023】その結果、上下エアバッグ部材17・18
は、インフレーター1のカバー1aを開けてそれぞれ所
定の内圧で膨張することとなり、例えば、体格が大き
く、かつ、折り畳まれたエアバッグ16から離れた位置
に座っている乗員Mの場合、下エアバッグ部18の内圧
を上エアバッグ部17の内圧よりを高くすることが可能
となり、重量のある腹部や胸部付近を適確に下エアバッ
グ部18で拘束でき、大柄な乗員Mの上半身を適確に拘
束することができることとなる。
【0024】また逆に、体格が小さく、かつ、折り畳ま
れたエアバッグ16の近くの位置に座っている乗員Mの
場合、上下エアバッグ部17・18の内圧を共に小さく
することが可能となり、小柄の幼児等の乗員Mの上半身
を適確に拘束することができることとなる。
【0025】そして勿論、エアバッグ16は、各エアバ
ッグ部17・18相互が上下方向に離れずに接合されて
いるため、乗員Mを拘束しても、分離せず、乗員Mを支
障無く、拘束することができる。
【0026】したがって、実施形態のエアバッグ16で
は、乗員Mの着座位置・体格等に応じた上下エアバッグ
部17・18の内圧を設定することができて、適切に乗
員Mを拘束することが可能となる。
【0027】なお、実施形態のエアバッグ16では、上
下に2つのエアバッグ部17・18を配置させたものを
示したが、各エアバッグ部の数に応じたインフレーター
部材を使用して、エアバッグを3つ以上のエアバッグ部
で構成しても良い。
【0028】また、実施形態のエアバッグ16では、上
下エアバッグ部17・18の内圧を調整する乗員拘束装
置7に使用する場合を示したが、流量制御弁27・28
を廃止して、コントローラ8の制御を変更し、上下エア
バッグ部17・18を膨張させるインフレーター部24
・25の作動時間を調整して、乗員Mを拘束させるよう
にしても良い。
【0029】すなわち、コントローラ8は、衝突センサ
9からの電気信号を計算処理し、加速度の程度により、
車両の衝突を検知するとともに、距離センサ10からの
電気信号を入力して、折り畳まれたエアバッグ16から
乗員Mまでの距離L0の大・中・小を検知し、さらに、
重量センサ11からの電気信号を入力して、乗員Mの重
量の大・中・小を検知して、インフレーター部材24・
25にガス吐出の電気信号を時間差を設けて出力するこ
ととなる。
【0030】具体的に述べると、コントローラ8は、衝
突センサ9の車両の衝突の検知により、それぞれの信管
に電気信号を出力するとともに、乗員Mと折り畳まれた
エアバッグ16との距離L0の大・中・小と、乗員Mの
重量の大・中・小と、に応じて、各インフレーター部材
24・25を、つぎの表2に示す状態で、作動させるこ
ととなる。
【0031】
【表2】
【0032】なお、距離L0の大・中・小や重量の大・
中・小は、既述と同様であり、インフレーター部材24
・25は、出力を同程度として、早は、基準時より5ms
早く作動させ、遅は、基準時より5ms遅く作動させるこ
ととなる。
【0033】このような乗員拘束装置30では、衝突
時、コントローラ8が、衝突センサ9からの電気信号に
基き、まず、車両の衝突を判断する。その際、コントロ
ーラ8は、距離センサ10と重量センサ11とから、最
新の電気信号を入力しており、既に、乗員Mと折り畳ま
れたエアバッグ16との距離L0の大・中・小と、乗員
Mの重量の大・中・小と、を判断していることから、イ
ンフレーター部材24・25に対して、表2に示すよう
な時間差を設けて、作動信号を出力することとなる。
【0034】その結果、上下エアバッグ部材17・18
は、所望の時間差を設けて膨張することとなり、例え
ば、体格が大きく、かつ、折り畳まれたエアバッグ16
から離れた位置に座っている乗員Mの場合、下エアバッ
グ部18の膨張開始と上エアバッグ部17の膨張開始と
を共に遅くすることが可能となり、重量のある腹部や胸
部付近より軽量で移動し易い頭部側を適確に上エアバッ
グ部17で拘束でき、大柄な乗員Mの上半身を適確に拘
束することができることとなる。
【0035】また逆に、体格が小さく、かつ、折り畳ま
れたエアバッグ16の近くの位置に座っている乗員Mの
場合、上下エアバッグ部17・18の膨張開始を共に早
めることが可能となり、小柄の幼児等の乗員Mの軽量で
移動し易い上半身を適確に拘束することができることと
なる。
【0036】なお、このような、上下エアバッグ部17
・18を時間差を設けて膨張させる制御と、上下エアバ
ッグ部17・18の既述の内圧調整と、を組み合せて上
下エアバッグ部17・18を制御しても良い。
【0037】また、実施形態では、エアバッグ16とし
て、共に袋状のエアバッグ部材17・18を相互に縫合
して形成した場合を示したが、図3に示すエアバッグ3
6のように、1つの袋状の袋体37の内部に区画壁38
を設けて、2つの上下エアバッグ部材39・40を形成
しても良い。
【0038】さらに、図4に示すエアバッグ46のよう
に、袋状の下エアバッグ部49を形成する袋体50の外
周に上エアバッグ部47を形成する基布48を縫合する
ようにして、上下にエアバッグ部47・49を形成して
も良い。勿論、この場合、上下の位置関係を逆にしても
良い。
【0039】さらにまた、各エアバッグ部に供給するイ
ンフレーターとしては、図3に示すように、1つのイン
フレーター43の使用でも良い。このインフレーター4
3では、インフレーター43の周囲に、膨張用ガスの流
れを規制するディフューザー44を配置させ、インフレ
ーター43のガス吐出口43aから吐出する膨張用ガス
をディフューザー44に設けたガス流通孔44a・44
bの配置位置と開口面積の設定で、上下エアバッグ部3
9・40の内圧を調整するように構成されている。すな
わち、ガス吐出口43aから離れた位置に配置された
り、あるいは、開口面積が小さなガス流通孔44aと連
通する流入口39aには、圧力の低い膨張用ガスが流
れ、その逆のガス流通孔44bと連通する流入口40a
には、圧力の高い膨張用ガスが流れることとなる。
【0040】さらに、1つのインフレーターの使用で
は、図4に示すように、インフレーター53から供給さ
れる膨張用ガスを、エアバッグ部の数に応じて分岐して
いるガス供給管54に導き、ガス供給管54に設けた分
流弁55の調整で、流入口47a・49aに流れるガス
の圧力を調整するようにしても良い。この分流弁55
は、実施形態で説明したコントローラ8で制御するよう
にすれば、容易に上下エアバッグ部47・49の内圧を
調整することが可能となる。
【0041】さらに、各実施形態では、インストルメン
トパネル1に使用される助手席用のエアバッグ16・3
6・46について説明したが、他に、ステアリングホイ
ール等に設けられるエアバッグに、本発明を利用しても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のエアバッグが使用される
乗員拘束装置を示す概略図である。
【図2】同実施形態のエアバッグの使用態様を示す断面
図である。
【図3】他の実施形態の使用態様を示す断面図である。
【図4】さらに他の実施形態の使用態様を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
16・36・46…エアバッグ、 17・39・47…上エアバッグ部、 18・40・49…下エアバッグ部、 23・43・53…インフレーター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インフレーターからの膨張用ガスを流入
    させて膨張するエアバッグであって、 前記インフレーターからの膨張用ガスをそれぞれ流入可
    能に、上下方向に積層される複数の袋状のエアバッグ部
    から形成されるとともに、 前記エアバッグ部が、上下方向に相互に分離せずに膨張
    できるように、上下方向で相互に接合されていることを
    特徴とするエアバッグ。
JP8049262A 1996-03-06 1996-03-06 エアバッグ Withdrawn JPH09240406A (ja)

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