JPH09240987A - ケーブルクレーンの自動運転方法 - Google Patents
ケーブルクレーンの自動運転方法Info
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- JPH09240987A JPH09240987A JP8212396A JP8212396A JPH09240987A JP H09240987 A JPH09240987 A JP H09240987A JP 8212396 A JP8212396 A JP 8212396A JP 8212396 A JP8212396 A JP 8212396A JP H09240987 A JPH09240987 A JP H09240987A
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- traverse
- trolley
- traverse trolley
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御誤差が少なく信頼性が高く、しかもバケ
ット20の揺れを自動的に防ぐことができて安全性を確
保できるケーブルクレーンの自動運転方法を提供する。 【解決手段】 横行トロリーを自動追尾する一対の自動
追尾測角儀等で三次元位置の測量を行ない、横行トロリ
ーに設けた傾斜計と、一対の滑車に夫々取り付けられた
巻き上げ索の吊り下げ部の傾斜角度に随伴して回動する
倣いアームと、その回転角度を検出するエンコーダと、
一方の倣いアームに取り付た測距儀とで、横行トロリー
の傾斜角度と、横行トロリーに対するバケットの位置を
測量するとともに、この相対的位置データより該バケッ
トの三次元位置を演算し、横行トロリーとバケットとの
三次元位置を、予めコンピュータに入力した予定位置デ
ータに合わせるように、横行用ウインチと巻上下用ウイ
ンチとの駆動を制御するようになす。
ット20の揺れを自動的に防ぐことができて安全性を確
保できるケーブルクレーンの自動運転方法を提供する。 【解決手段】 横行トロリーを自動追尾する一対の自動
追尾測角儀等で三次元位置の測量を行ない、横行トロリ
ーに設けた傾斜計と、一対の滑車に夫々取り付けられた
巻き上げ索の吊り下げ部の傾斜角度に随伴して回動する
倣いアームと、その回転角度を検出するエンコーダと、
一方の倣いアームに取り付た測距儀とで、横行トロリー
の傾斜角度と、横行トロリーに対するバケットの位置を
測量するとともに、この相対的位置データより該バケッ
トの三次元位置を演算し、横行トロリーとバケットとの
三次元位置を、予めコンピュータに入力した予定位置デ
ータに合わせるように、横行用ウインチと巻上下用ウイ
ンチとの駆動を制御するようになす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブルクレーンの
自動運転方法に関するもので、特に、ダム構築場所でコ
ンクリート打設用に使用するケーブルクレーン(以下、
ダム用ケーブルクレーンという。)に適したケーブルク
レーンの自動運転方法に関するものである。
自動運転方法に関するもので、特に、ダム構築場所でコ
ンクリート打設用に使用するケーブルクレーン(以下、
ダム用ケーブルクレーンという。)に適したケーブルク
レーンの自動運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダム用ケーブルクレーンの運転室50a
は通常、ダム左右岸の内、コンクリートの製造設備であ
るバッチャープラント(図示せず)が配置されている側
のバケット20にコンクリートを供給する位置の近傍に
ある。そして、ダム用ケーブルクレーンはバケット20
の移動距離(横行距離と称している水平方向の移動距離
と、巻上下距離と称する昇降方向の移動距離との双方)
が長く、コンクリートの打設場所は、通常は該運転室5
0aよりは視認することができないようになっている。
は通常、ダム左右岸の内、コンクリートの製造設備であ
るバッチャープラント(図示せず)が配置されている側
のバケット20にコンクリートを供給する位置の近傍に
ある。そして、ダム用ケーブルクレーンはバケット20
の移動距離(横行距離と称している水平方向の移動距離
と、巻上下距離と称する昇降方向の移動距離との双方)
が長く、コンクリートの打設場所は、通常は該運転室5
0aよりは視認することができないようになっている。
【0003】そこで、従来は上記運転室50aとは別
に、コンクリートの打設場所に運転室50aに無線連絡
を行なう合図人を配置し、その指令にしたがって運転室
50aのオペレータが運転を行なうのが最も一般的であ
る。しかし、この従来法は、見えないところからの無線
連絡でオペレータが実際の運転をするので、大きな危険
性を伴うものである。
に、コンクリートの打設場所に運転室50aに無線連絡
を行なう合図人を配置し、その指令にしたがって運転室
50aのオペレータが運転を行なうのが最も一般的であ
る。しかし、この従来法は、見えないところからの無線
連絡でオペレータが実際の運転をするので、大きな危険
性を伴うものである。
【0004】そこで、ダム用ケーブルクレーンの自動運
転が切望されているが、このダム用ケーブルクレーンの
自動運転は以下の二つの大きな原因で実用化が困難とさ
れている。
転が切望されているが、このダム用ケーブルクレーンの
自動運転は以下の二つの大きな原因で実用化が困難とさ
れている。
【0005】第一の原因は、従来の自動運転が、横行ト
ロリー10の横行やバケット20の巻き上げ下げを行う
機械室50b内の横行用ウインチ4と巻上下用ウインチ
7とにエンコウダーを取付け、この両ウインチ4,7の
回転数で(後記移動側塔2の位置データを参照するのは
無論である。)バケット20の位置を割り出し、この値
を予定する予定位置データに合わせるように制御するよ
うになしてあるので、制御誤差が大きいためである。す
なわち、この従来法はケーブルの微妙な張力の相違が位
置算出に大きな影響を及ぼし誤差の原因となるためであ
る。
ロリー10の横行やバケット20の巻き上げ下げを行う
機械室50b内の横行用ウインチ4と巻上下用ウインチ
7とにエンコウダーを取付け、この両ウインチ4,7の
回転数で(後記移動側塔2の位置データを参照するのは
無論である。)バケット20の位置を割り出し、この値
を予定する予定位置データに合わせるように制御するよ
うになしてあるので、制御誤差が大きいためである。す
なわち、この従来法はケーブルの微妙な張力の相違が位
置算出に大きな影響を及ぼし誤差の原因となるためであ
る。
【0006】第二の原因は、ダム用ケーブルクレーンは
バケット20への積載量(容量、重量との双方)が多い
ため、最も問題となるのがバケット20の揺れである。
バケット20への積載量(容量、重量との双方)が多い
ため、最も問題となるのがバケット20の揺れである。
【0007】ダム用ケーブルクレーンでは、コンクリー
ト投入場所に降ろしたバケット20内に、コンクリート
製造設備であるバッチャープラントよりコンクリートを
専用車両またはトロッコで搬送し、コンクリートを積載
したバケット20は巻き上げられ横行を開始するが、そ
の際に、横行トロリー10に吊り下げられた重量物であ
るバケット20は慣性の法則で、横行トロリー10に遅
れて横行を開始し、「図3」に破線で示すように、バケ
ット20は所定の角度傾斜して該横行トロリー10に吊
り下げられ、以後進行方向に往復揺動するような力が与
えられる。また、コンクリート打設場所では、横行トロ
リー10の横行を止め、バケット20の巻き下げ移動に
移るが、この横行停止時にはバケット20は慣性の法則
で、横行トロリー10に遅れて停止するため、バケット
20は横行開始時とは逆方向に所定の角度傾斜して吊り
下げられ、同じく以後進行方向に往復揺動するような力
が与えられる。また、横行途中で、横行トロリー10の
横行速度を加速・減速しても同じく、バケット20が進
行方向に往復揺動する原因を与えることになる。
ト投入場所に降ろしたバケット20内に、コンクリート
製造設備であるバッチャープラントよりコンクリートを
専用車両またはトロッコで搬送し、コンクリートを積載
したバケット20は巻き上げられ横行を開始するが、そ
の際に、横行トロリー10に吊り下げられた重量物であ
るバケット20は慣性の法則で、横行トロリー10に遅
れて横行を開始し、「図3」に破線で示すように、バケ
ット20は所定の角度傾斜して該横行トロリー10に吊
り下げられ、以後進行方向に往復揺動するような力が与
えられる。また、コンクリート打設場所では、横行トロ
リー10の横行を止め、バケット20の巻き下げ移動に
移るが、この横行停止時にはバケット20は慣性の法則
で、横行トロリー10に遅れて停止するため、バケット
20は横行開始時とは逆方向に所定の角度傾斜して吊り
下げられ、同じく以後進行方向に往復揺動するような力
が与えられる。また、横行途中で、横行トロリー10の
横行速度を加速・減速しても同じく、バケット20が進
行方向に往復揺動する原因を与えることになる。
【0008】そして、重量物であるバケット20に大き
な揺れがあると、その下方、堤体上で作業している人が
危険にさらされ、この危険性を無視してダム用ケーブル
クレーンを自動運転することは無論できない。なお、現
在はバケット20の揺れに対して、該バケット20の停
止位置近くでは数回に渡って横行トロリー10を前後移
動させて、バケット20の揺れを止めてから該バケット
20を下降させる作業を行っている。
な揺れがあると、その下方、堤体上で作業している人が
危険にさらされ、この危険性を無視してダム用ケーブル
クレーンを自動運転することは無論できない。なお、現
在はバケット20の揺れに対して、該バケット20の停
止位置近くでは数回に渡って横行トロリー10を前後移
動させて、バケット20の揺れを止めてから該バケット
20を下降させる作業を行っている。
【0009】そして、従来上記のケーブルクレーンの運
転及び、横行トロリーの前後移動によるバケットの揺れ
止めは、オペレータの手動操作で行っているので、相応
の時間を必要とし施工サイクルの遅れを引き起こす原因
となっている。
転及び、横行トロリーの前後移動によるバケットの揺れ
止めは、オペレータの手動操作で行っているので、相応
の時間を必要とし施工サイクルの遅れを引き起こす原因
となっている。
【0010】また、上記運転・操作は相当な熟練を必要
とし、オペレータと合図人との組み合わせによっても作
業能率に大きな差が生ずるものであり、これら作業を能
率的に行える熟練者の確保が難しくなっているもので、
この点からもダム用ケーブルクレーンの自動運転が切望
されているものである。
とし、オペレータと合図人との組み合わせによっても作
業能率に大きな差が生ずるものであり、これら作業を能
率的に行える熟練者の確保が難しくなっているもので、
この点からもダム用ケーブルクレーンの自動運転が切望
されているものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題点を解決すべくなされたもので、制御誤差が少なく
信頼性が高く、しかもバケット20の揺れを自動的に防
ぐことができて安全性を確保できるケーブルクレーンの
自動運転方法を提供することを課題とするものである。
問題点を解決すべくなされたもので、制御誤差が少なく
信頼性が高く、しかもバケット20の揺れを自動的に防
ぐことができて安全性を確保できるケーブルクレーンの
自動運転方法を提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の構成は、横行トロリー10を自動追尾する
一対の自動追尾測角儀または自動追尾測距測角儀40,
40で、該横行トロリー10の三次元位置の測量を行な
い、上記横行トロリー10に設けた傾斜計S11と、横
行トロリー10の一対の滑車12,12に夫々取り付け
られた巻き上げ索6の吊り下げ部6aの傾斜角度に随伴
して回動する倣いアーム31,31と、この両倣いアー
ム31,31の回転角度を検出するエンコーダS12,
S12と、一方の倣いアーム31に取り付た測距儀S1
3とで、上記横行トロリー10の傾斜角度と、両滑車1
2,12とバケット20の吊り下げ滑車21との夫々の
中心を結ぶ三角形の、二つの角度をエンコーダS12,
S12で、一辺の長さを測距儀S13で測定して、横行
トロリー10に対するバケット20の位置を測量すると
ともに、この横行トロリー10に対するバケット20の
相対的位置データより該バケット20の三次元位置を演
算し、上記横行トロリー10とバケット20との三次元
位置を、予めコンピュータに入力した予定位置データに
合わせるように、横行用ウインチ4と巻上下用ウインチ
7との駆動を制御するようになした技術的手段を講じた
ものである。
め、本発明の構成は、横行トロリー10を自動追尾する
一対の自動追尾測角儀または自動追尾測距測角儀40,
40で、該横行トロリー10の三次元位置の測量を行な
い、上記横行トロリー10に設けた傾斜計S11と、横
行トロリー10の一対の滑車12,12に夫々取り付け
られた巻き上げ索6の吊り下げ部6aの傾斜角度に随伴
して回動する倣いアーム31,31と、この両倣いアー
ム31,31の回転角度を検出するエンコーダS12,
S12と、一方の倣いアーム31に取り付た測距儀S1
3とで、上記横行トロリー10の傾斜角度と、両滑車1
2,12とバケット20の吊り下げ滑車21との夫々の
中心を結ぶ三角形の、二つの角度をエンコーダS12,
S12で、一辺の長さを測距儀S13で測定して、横行
トロリー10に対するバケット20の位置を測量すると
ともに、この横行トロリー10に対するバケット20の
相対的位置データより該バケット20の三次元位置を演
算し、上記横行トロリー10とバケット20との三次元
位置を、予めコンピュータに入力した予定位置データに
合わせるように、横行用ウインチ4と巻上下用ウインチ
7との駆動を制御するようになした技術的手段を講じた
ものである。
【0013】すなわち、本発明法では、先ず、横行トロ
リー10を自動追尾する一対の自動追尾測角儀または自
動追尾測距測角儀40,40(以下、両者を含めて自動
追尾測角儀40等という)で横行トロリー10の位置を
測量しているので、この横行トロリー10の三次元位置
が従来のケーブルの張力に関係なく、直接的に正確に求
められる作用を呈する。
リー10を自動追尾する一対の自動追尾測角儀または自
動追尾測距測角儀40,40(以下、両者を含めて自動
追尾測角儀40等という)で横行トロリー10の位置を
測量しているので、この横行トロリー10の三次元位置
が従来のケーブルの張力に関係なく、直接的に正確に求
められる作用を呈する。
【0014】次ぎに、バケット20の位置を測量する
が、このバケット20は横行トロリー10の横行に伴っ
て長い距離を移動すると共に、巻き上げ下げによって大
きな高低差に渡って昇降するので、現実的には全ての移
動可能範囲に渡って該バケット20を視認することは困
難で、上記自動追尾測角儀40,40等では追尾できな
い。そこで、直接その位置を測量することを断念し、横
行トロリー10に対する相対的位置を先ず求め、それか
ら演算で、バケット20の三次元位置を求めるようにな
してある。すなわち、横行トロリー10の傾斜角度と、
滑車12,12とバケット20の吊り下げ滑車21との
夫々の中心を結ぶ三角形の、二つの角度をエンコーダS
12,S12で、一辺の長さを測距儀S13で測定する
ことで、横行トロリー10に対するバケット20の位置
が測量でき、また、予め横行トロリー10の三次元位置
が求められているので、演算でバケット20の三次元位
置を求められる作用を呈する。
が、このバケット20は横行トロリー10の横行に伴っ
て長い距離を移動すると共に、巻き上げ下げによって大
きな高低差に渡って昇降するので、現実的には全ての移
動可能範囲に渡って該バケット20を視認することは困
難で、上記自動追尾測角儀40,40等では追尾できな
い。そこで、直接その位置を測量することを断念し、横
行トロリー10に対する相対的位置を先ず求め、それか
ら演算で、バケット20の三次元位置を求めるようにな
してある。すなわち、横行トロリー10の傾斜角度と、
滑車12,12とバケット20の吊り下げ滑車21との
夫々の中心を結ぶ三角形の、二つの角度をエンコーダS
12,S12で、一辺の長さを測距儀S13で測定する
ことで、横行トロリー10に対するバケット20の位置
が測量でき、また、予め横行トロリー10の三次元位置
が求められているので、演算でバケット20の三次元位
置を求められる作用を呈する。
【0015】したがって、横行トロリー10とバケット
20との正確な三次元位置が求められれば、この値と予
定した位置データとを比較して両者を会わすよう駆動源
を制御して自動運転が可能なのは従来と同じ作用であ
る。
20との正確な三次元位置が求められれば、この値と予
定した位置データとを比較して両者を会わすよう駆動源
を制御して自動運転が可能なのは従来と同じ作用であ
る。
【0016】また、「請求項2」の発明は、横行トロリ
ー10の進行方向及び進行速度を進行検出装置S1で検
出し、横行トロリー10を自動追尾する一対の自動追尾
測角儀または自動追尾測距測角儀40,40で、該横行
トロリー10の三次元位置の測量を行ない、上記横行ト
ロリー10に設けた傾斜計S11と、横行トロリー10
の一対の滑車12,12に夫々取り付けられた巻き上げ
索6の吊り下げ部6aの傾斜角度に随伴して回動する倣
いアーム31,31と、この両倣いアーム31,31の
回転角度を検出するエンコーダS12,S12と、一方
の倣いアーム31に取り付た測距儀S13とで、上記横
行トロリー10の傾斜角度と、両滑車12,12とバケ
ット20の吊り下げ滑車21との夫々の中心を結ぶ三角
形の、二つの角度をエンコーダS12,S12で、一辺
の長さを測距儀S13で測定して、横行トロリー10に
対するバケット20の位置を測量するとともに、この横
行トロリー10に対するバケット20の相対的位置デー
タより該バケット20の三次元位置を演算し、上記横行
トロリー10とバケット20との三次元位置を、予めコ
ンピュータに入力した予定位置データに合わせるよう
に、横行用ウインチ4と巻上下用ウインチ7との駆動を
制御し、さらに、上記バケット20の加速度とその方向
を、バケット20に設けた加速度計S2で計測し、上記
進行検出装置S1による横行トロリー10の進行方向と
速度の値と、横行トロリー10に対するバケット20の
位置の測量結果と、加速度計S2のよる加速度とその方
向との検知データとで、バケット20の揺れを防ぐよう
に横行トロリー10の進行速度乃至進行方向を制御する
制御信号を算出し、この制御信号によって横行用ウイン
チ4の駆動を制御するようになした技術的手段を講じた
ものである。
ー10の進行方向及び進行速度を進行検出装置S1で検
出し、横行トロリー10を自動追尾する一対の自動追尾
測角儀または自動追尾測距測角儀40,40で、該横行
トロリー10の三次元位置の測量を行ない、上記横行ト
ロリー10に設けた傾斜計S11と、横行トロリー10
の一対の滑車12,12に夫々取り付けられた巻き上げ
索6の吊り下げ部6aの傾斜角度に随伴して回動する倣
いアーム31,31と、この両倣いアーム31,31の
回転角度を検出するエンコーダS12,S12と、一方
の倣いアーム31に取り付た測距儀S13とで、上記横
行トロリー10の傾斜角度と、両滑車12,12とバケ
ット20の吊り下げ滑車21との夫々の中心を結ぶ三角
形の、二つの角度をエンコーダS12,S12で、一辺
の長さを測距儀S13で測定して、横行トロリー10に
対するバケット20の位置を測量するとともに、この横
行トロリー10に対するバケット20の相対的位置デー
タより該バケット20の三次元位置を演算し、上記横行
トロリー10とバケット20との三次元位置を、予めコ
ンピュータに入力した予定位置データに合わせるよう
に、横行用ウインチ4と巻上下用ウインチ7との駆動を
制御し、さらに、上記バケット20の加速度とその方向
を、バケット20に設けた加速度計S2で計測し、上記
進行検出装置S1による横行トロリー10の進行方向と
速度の値と、横行トロリー10に対するバケット20の
位置の測量結果と、加速度計S2のよる加速度とその方
向との検知データとで、バケット20の揺れを防ぐよう
に横行トロリー10の進行速度乃至進行方向を制御する
制御信号を算出し、この制御信号によって横行用ウイン
チ4の駆動を制御するようになした技術的手段を講じた
ものである。
【0017】横行トロリー10とバケット20との正確
な三次元位置が求められれば、正確な自動運転が可能な
のは前項と同じ作用であるが、横行トロリー10に対す
るバケット20の相対的位置が求められているので、そ
の時にバケット20が揺れているか否か、またどの程度
の加速度がどの方向に速度が加わっているかを検出すれ
ば、バケット20の揺れの状態を認識でき、この揺れが
打ち消されるよう、或は揺れが発生しないように横行ト
ロリー10の進行速度乃至進行方向を制御することが可
能となる作用を呈するものである。
な三次元位置が求められれば、正確な自動運転が可能な
のは前項と同じ作用であるが、横行トロリー10に対す
るバケット20の相対的位置が求められているので、そ
の時にバケット20が揺れているか否か、またどの程度
の加速度がどの方向に速度が加わっているかを検出すれ
ば、バケット20の揺れの状態を認識でき、この揺れが
打ち消されるよう、或は揺れが発生しないように横行ト
ロリー10の進行速度乃至進行方向を制御することが可
能となる作用を呈するものである。
【0018】具体的には、バケット20が横行トロリー
10の進行方向に対して後方に位置していて、なお後方
に移動しようとしているとき(すなわち、加速度が負の
方向のとき)は、横行トロリー10を加速すると揺れが
ますます大きくなる原因をつくるので、このような状態
では該横行トロリー10の横行を減速、または停止乃至
は後進させることで、バケット20の揺れを防ぐことが
できるものである。
10の進行方向に対して後方に位置していて、なお後方
に移動しようとしているとき(すなわち、加速度が負の
方向のとき)は、横行トロリー10を加速すると揺れが
ますます大きくなる原因をつくるので、このような状態
では該横行トロリー10の横行を減速、または停止乃至
は後進させることで、バケット20の揺れを防ぐことが
できるものである。
【0019】上記作用は、言い換えると、横行トロリー
10の走行を加速したい場合は、前記の条件の場合を避
け、バケット20の揺れが進行方向に向かっているとき
(加速度が正の方向のとき)に加速を行うことで揺の発
生を、最小または未然に防いで横行トロリー10の横行
の加速ができる作用を呈するものである。
10の走行を加速したい場合は、前記の条件の場合を避
け、バケット20の揺れが進行方向に向かっているとき
(加速度が正の方向のとき)に加速を行うことで揺の発
生を、最小または未然に防いで横行トロリー10の横行
の加速ができる作用を呈するものである。
【0020】また、横行トロリー10を減速乃至は停止
させる際は、バケット20が横行トロリー10の進行方
向に対して前方に位置していて、なお前方に移動しよう
としているとき(加速度が正の方向のとき)は、横行ト
ロリー10を減速すると揺れが益々大きくなる原因とな
るので、このような場合は減速を避け、バケット20の
揺れが進行反対方向に向かっている時に、すなわち加速
度が負の方向の時に減速を行うことで揺れを防ぎ、横行
トロリー10の横行の減速ができる作用を呈するもので
ある。
させる際は、バケット20が横行トロリー10の進行方
向に対して前方に位置していて、なお前方に移動しよう
としているとき(加速度が正の方向のとき)は、横行ト
ロリー10を減速すると揺れが益々大きくなる原因とな
るので、このような場合は減速を避け、バケット20の
揺れが進行反対方向に向かっている時に、すなわち加速
度が負の方向の時に減速を行うことで揺れを防ぎ、横行
トロリー10の横行の減速ができる作用を呈するもので
ある。
【0021】
【発明の実施の態様】次ぎに、本発明の実施の態様を説
明する。図中、1が固定側塔、2が移動側塔である。該
固定側塔1はダム構築場所の左岸または右岸の一方側に
設けられ、その近傍には、図では省略している、コンク
リート製造設備であるバッチャープラントが設けられ、
さらに、コンクリート積み込み場所に降ろしたバケット
20にバッチャープラントで製造した打設用のコンクリ
ートを供給できるようになしてある。
明する。図中、1が固定側塔、2が移動側塔である。該
固定側塔1はダム構築場所の左岸または右岸の一方側に
設けられ、その近傍には、図では省略している、コンク
リート製造設備であるバッチャープラントが設けられ、
さらに、コンクリート積み込み場所に降ろしたバケット
20にバッチャープラントで製造した打設用のコンクリ
ートを供給できるようになしてある。
【0022】また、上記固定側塔1の近傍(通常、コン
クリートの積み込み場所が見える場所)には、ダム用ケ
ーブルクレーンを運転する運転室50aが設けてある。
なお、図で示したように該運転室50aは機械室50b
とは通常別個に設けられるが、同じ建物を兼用してもよ
いのは無論である。
クリートの積み込み場所が見える場所)には、ダム用ケ
ーブルクレーンを運転する運転室50aが設けてある。
なお、図で示したように該運転室50aは機械室50b
とは通常別個に設けられるが、同じ建物を兼用してもよ
いのは無論である。
【0023】そして、上記移動側塔2は、敷設した図示
しないレールに案内され、「図1」奥手前側に(通常
は、固定側塔1を中心とした円弧線部位を)移動できる
ようになしてある。なお、移動側塔2は使用しないで両
者を固定塔とすることも皆無ではないが、説明の便宜上
図の一方は移動側塔2と称することにする。なお、ケー
ブルクレーンには、固定形、走行形、軌索形、ブライド
ル形等が有り、本発明はこれらいずれの方式にも適用可
能で有るが、以下図示した片側走行式の例で説明するこ
とにする。
しないレールに案内され、「図1」奥手前側に(通常
は、固定側塔1を中心とした円弧線部位を)移動できる
ようになしてある。なお、移動側塔2は使用しないで両
者を固定塔とすることも皆無ではないが、説明の便宜上
図の一方は移動側塔2と称することにする。なお、ケー
ブルクレーンには、固定形、走行形、軌索形、ブライド
ル形等が有り、本発明はこれらいずれの方式にも適用可
能で有るが、以下図示した片側走行式の例で説明するこ
とにする。
【0024】上記該固定側塔1と移動側塔2との間は主
索3(「図1」に実線で示す)で連結してある。この主
索3は横行トロリー10の走行を案内するもので、横行
トロリー10に設けた滑車11,11が該主索3上を転
動して、横行トロリー10はこの主索3上を往復移動で
きるようになしてある。
索3(「図1」に実線で示す)で連結してある。この主
索3は横行トロリー10の走行を案内するもので、横行
トロリー10に設けた滑車11,11が該主索3上を転
動して、横行トロリー10はこの主索3上を往復移動で
きるようになしてある。
【0025】上記横行トロリー10は連結した横行索5
(「図1」に二点鎖線で示す)によって駆動されるよう
になしてある。この横行5は機械室50b内に設置した
横行用ウインチ4より固定側塔1と移動側塔2とを通っ
て該移動側塔2で折り返し、途中に該横行トロリー10
を連結して、固定側塔1を介して上記横行用ウインチ4
に戻りループを形成するようになしてあり、横行用ウイ
ンチ4を正逆転することで、横行索5のループが回動し
て、横行トロリー10が主索3に案内されて前後往復移
動(「図1」左右方向で、一般には横行方向の移動とい
う。)するようになしてある。
(「図1」に二点鎖線で示す)によって駆動されるよう
になしてある。この横行5は機械室50b内に設置した
横行用ウインチ4より固定側塔1と移動側塔2とを通っ
て該移動側塔2で折り返し、途中に該横行トロリー10
を連結して、固定側塔1を介して上記横行用ウインチ4
に戻りループを形成するようになしてあり、横行用ウイ
ンチ4を正逆転することで、横行索5のループが回動し
て、横行トロリー10が主索3に案内されて前後往復移
動(「図1」左右方向で、一般には横行方向の移動とい
う。)するようになしてある。
【0026】したがって、上記主索3は平面からみて、
移動側塔2の移動で、固定側塔1を中心として所定の扇
面をカバーすることになり、また、上記横行トロリー1
0は該主索3のいずれの位置にも横行索5で移動できる
ので、上記扇面のいずれの位置へにも該横行トロリー1
0乃至後記する横行トロリー10に吊り下げたバケット
20を移動させることが可能となるようにしてある。
移動側塔2の移動で、固定側塔1を中心として所定の扇
面をカバーすることになり、また、上記横行トロリー1
0は該主索3のいずれの位置にも横行索5で移動できる
ので、上記扇面のいずれの位置へにも該横行トロリー1
0乃至後記する横行トロリー10に吊り下げたバケット
20を移動させることが可能となるようにしてある。
【0027】そして、上記横行トロリー10には、巻き
上げ索6(「図1」に長破線で示す)でバケット20が
巻き上げ、巻き下げ可能に吊り下げてある。この巻き上
げ索6は一端を機械室50b内に設置した巻き上げ用ウ
インチ7に連結し、他端側を固定側塔1と横行トロリー
10とを介した後、移動側塔2に固定してある。なお、
この巻き上げ索6は横行トロリー10に設けた一対の滑
車12,12の間にV字状の吊り下げ部6aを設け、こ
の吊り下げ部6aにバケット20の上部に設けた吊り下
げ滑車21を掛けて、巻き上げ用ウインチ7の巻き上げ
巻き戻しでバケット20を昇降可能に吊り下げてある。
上げ索6(「図1」に長破線で示す)でバケット20が
巻き上げ、巻き下げ可能に吊り下げてある。この巻き上
げ索6は一端を機械室50b内に設置した巻き上げ用ウ
インチ7に連結し、他端側を固定側塔1と横行トロリー
10とを介した後、移動側塔2に固定してある。なお、
この巻き上げ索6は横行トロリー10に設けた一対の滑
車12,12の間にV字状の吊り下げ部6aを設け、こ
の吊り下げ部6aにバケット20の上部に設けた吊り下
げ滑車21を掛けて、巻き上げ用ウインチ7の巻き上げ
巻き戻しでバケット20を昇降可能に吊り下げてある。
【0028】以上は、従来公知なダム用ケーブルクレー
ンの構成であるが、本発明では、横行トロリー10を自
動追尾する一対の自動追尾測角儀40,40等で、該横
行トロリー10の三次元位置の測量を行なうようになし
ている。
ンの構成であるが、本発明では、横行トロリー10を自
動追尾する一対の自動追尾測角儀40,40等で、該横
行トロリー10の三次元位置の測量を行なうようになし
ている。
【0029】横行トロリー10には自動追尾用プリズム
18を設け、一対の自動追尾測角儀40等は,この自動
追尾用プリズム18を自動追尾するようになしてあり、
主索3の全てが見渡せる右岸と左岸とに自動追尾測角儀
等40等を夫々設置して、この各自動追尾測角儀40等
の旋回・起伏中心の三次元座標をそれぞれ計算し、自動
追尾用プリズム18を追尾させることで二台の自動追尾
測角儀40,40等の間の基線に対する横行トロリー1
0との三角形ができるため計算によって該横行トロリー
10の三次元位置を求めることができる。
18を設け、一対の自動追尾測角儀40等は,この自動
追尾用プリズム18を自動追尾するようになしてあり、
主索3の全てが見渡せる右岸と左岸とに自動追尾測角儀
等40等を夫々設置して、この各自動追尾測角儀40等
の旋回・起伏中心の三次元座標をそれぞれ計算し、自動
追尾用プリズム18を追尾させることで二台の自動追尾
測角儀40,40等の間の基線に対する横行トロリー1
0との三角形ができるため計算によって該横行トロリー
10の三次元位置を求めることができる。
【0030】なお、図示自動追尾測角儀40等には、C
CDカメラ41が取り付けてあり、自動追尾が何らかの
事情で不可能となって自動追尾測角儀40等が横行トロ
リー10を見失った場合、該CCDカメラ41の映像を
見ながら、該自動追尾測角儀40を遠隔操作で旋回・起
伏させて、該横行トロリー10を捜すことができるよう
になしてある。また、夜間等の暗い場合は夜間視準用マ
ーカーをCCDカメラ41で捜せばよい。なお、自動追
尾測角儀40を手動で遠隔操作し、CCDカメラ41で
モニター42,42を身ながら、横行トロリー10を捜
し出すと、その後は自動追尾測角儀40の自動追尾機能
が働くようになしてあるのは無論である。
CDカメラ41が取り付けてあり、自動追尾が何らかの
事情で不可能となって自動追尾測角儀40等が横行トロ
リー10を見失った場合、該CCDカメラ41の映像を
見ながら、該自動追尾測角儀40を遠隔操作で旋回・起
伏させて、該横行トロリー10を捜すことができるよう
になしてある。また、夜間等の暗い場合は夜間視準用マ
ーカーをCCDカメラ41で捜せばよい。なお、自動追
尾測角儀40を手動で遠隔操作し、CCDカメラ41で
モニター42,42を身ながら、横行トロリー10を捜
し出すと、その後は自動追尾測角儀40の自動追尾機能
が働くようになしてあるのは無論である。
【0031】なお、横行トロリー10の位置は、上記一
対の自動追尾測角儀40,40等に代え、横行用ウイン
チ4の回転数よりも求める(移動側塔2の位置も無論参
照する。)ことができる。しかし、この方法は横行索5
が張力変化で伸縮して測定値に大きな誤差が生ずること
があるのであまり実用的ではない。なお、横行索5の張
力計を付設して、横行用ウインチ4の回転数の値を補正
するようになしても、横行トロリー10の位置測定の正
確性は信頼性が低いものであった。
対の自動追尾測角儀40,40等に代え、横行用ウイン
チ4の回転数よりも求める(移動側塔2の位置も無論参
照する。)ことができる。しかし、この方法は横行索5
が張力変化で伸縮して測定値に大きな誤差が生ずること
があるのであまり実用的ではない。なお、横行索5の張
力計を付設して、横行用ウインチ4の回転数の値を補正
するようになしても、横行トロリー10の位置測定の正
確性は信頼性が低いものであった。
【0032】次ぎに、本発明は上記横行トロリー10に
設けた傾斜計S11と、横行トロリー10の一対の滑車
12,12に夫々取り付けられた巻き上げ索6の吊り下
げ部6aの傾斜角度に随伴して回動する倣いアーム3
1,31と、この倣いアーム31,31の回転角度を検
出するエンコーダS12,S12と、一方の倣いアーム
31に取り付た測距儀S13とで、上記横行トロリー1
0の傾斜角度と、滑車12,12とバケット20の吊り
下げ滑車21との夫々の中心を結ぶ三角形の、二つの角
度をエンコーダS12,S12で、一辺の長さを測距儀
S13で測定して、横行トロリー10に対するバケット
20の位置を測量する。
設けた傾斜計S11と、横行トロリー10の一対の滑車
12,12に夫々取り付けられた巻き上げ索6の吊り下
げ部6aの傾斜角度に随伴して回動する倣いアーム3
1,31と、この倣いアーム31,31の回転角度を検
出するエンコーダS12,S12と、一方の倣いアーム
31に取り付た測距儀S13とで、上記横行トロリー1
0の傾斜角度と、滑車12,12とバケット20の吊り
下げ滑車21との夫々の中心を結ぶ三角形の、二つの角
度をエンコーダS12,S12で、一辺の長さを測距儀
S13で測定して、横行トロリー10に対するバケット
20の位置を測量する。
【0033】上記傾斜計S11は横行トロリー10の傾
斜角度を検出するもので、従来公知なXY方向傾斜計を
使用すればよいが、主に、横行トロリー10の傾斜は該
横行トロリー10の進行方向側が順次下方に向かうよう
に傾くか、順次上方に向かうように傾くものであるから
一軸式の傾斜計を使用してもよい。
斜角度を検出するもので、従来公知なXY方向傾斜計を
使用すればよいが、主に、横行トロリー10の傾斜は該
横行トロリー10の進行方向側が順次下方に向かうよう
に傾くか、順次上方に向かうように傾くものであるから
一軸式の傾斜計を使用してもよい。
【0034】また、上記エンコーダS12,S12も従
来公知なもを使用すればよいが、上記倣いアーム31,
31としては一端を滑車12の中心軸に枢着し、複数の
滑車を取り付けて、この複数の滑車に巻き上げ索6の吊
り下げ部6aを蛇行状態に掛けてなる。そして、この倣
いアーム31が横行トロリー10に対してどの程度回動
したかをエンコーダ32で検出するようになしてある。
来公知なもを使用すればよいが、上記倣いアーム31,
31としては一端を滑車12の中心軸に枢着し、複数の
滑車を取り付けて、この複数の滑車に巻き上げ索6の吊
り下げ部6aを蛇行状態に掛けてなる。そして、この倣
いアーム31が横行トロリー10に対してどの程度回動
したかをエンコーダ32で検出するようになしてある。
【0035】また、上記測距儀S13も従来公知なもの
が使用でき、本実施態様では光波式のものを使用した
が、無論その他の方式のものを使用してもよく、倣いア
ーム31に固定され、常にバケット20の所定場所まで
の距離を測定するようになしてある。
が使用でき、本実施態様では光波式のものを使用した
が、無論その他の方式のものを使用してもよく、倣いア
ーム31に固定され、常にバケット20の所定場所まで
の距離を測定するようになしてある。
【0036】すなわち、「図3」を参照に説明すると、
上記傾斜計S11で線分L2の傾斜角度を求め、エンコ
ーダS12,S12で角度θ1,θ2を求め、測距儀S
13で線分L1の長さを求めることで、バケット20の
横行トロリー10に対する相対的な位置を求めることが
できることになる。
上記傾斜計S11で線分L2の傾斜角度を求め、エンコ
ーダS12,S12で角度θ1,θ2を求め、測距儀S
13で線分L1の長さを求めることで、バケット20の
横行トロリー10に対する相対的な位置を求めることが
できることになる。
【0037】また、バケット20の横行トロリー10に
対する相対的位置を求めるのに、前記自動追尾測角儀4
0,40等と同様なものでバケット20自体の位置をも
検出し、両検出値(横行トロリー10の位置バケット2
0の位置)とにより相対的な位置を求めることも可能で
あるが、実際にはこの方法はバケット20の移動範囲全
域を自動追尾測角儀40等で視準できる場所を求めるこ
とが困難で、この方法はあまり実用的ではない。
対する相対的位置を求めるのに、前記自動追尾測角儀4
0,40等と同様なものでバケット20自体の位置をも
検出し、両検出値(横行トロリー10の位置バケット2
0の位置)とにより相対的な位置を求めることも可能で
あるが、実際にはこの方法はバケット20の移動範囲全
域を自動追尾測角儀40等で視準できる場所を求めるこ
とが困難で、この方法はあまり実用的ではない。
【0038】次に、本発明は、上記横行トロリー10に
対するバケット20の相対的位置データより該バケット
20の三次元位置を演算する。すなわち、先に、横行ト
ロリー10の三次元位置が測量されているから、この測
量値と横行トロリー10に対するバケット20の相対的
位置データとが判明すれば、バケット20の三次元位置
を演算できることになる。
対するバケット20の相対的位置データより該バケット
20の三次元位置を演算する。すなわち、先に、横行ト
ロリー10の三次元位置が測量されているから、この測
量値と横行トロリー10に対するバケット20の相対的
位置データとが判明すれば、バケット20の三次元位置
を演算できることになる。
【0039】なお、上記横行トロリー10には、自動追
尾用プリズム18の他に、演算回路装置15、無線通信
モデム16、発電装置17を設けてある。
尾用プリズム18の他に、演算回路装置15、無線通信
モデム16、発電装置17を設けてある。
【0040】上記演算回路装置15は、傾斜計S11、
エンコーダS12,S12、測距儀S13の測定値から
バケット20の相対位置を求めるに際して、無線通信に
都合のよいような計算結果まで計算し、その結果を無線
通信モデム16によって前記運転室50aまたは機械室
50bに無線送信するようになしてある。さらに、発電
装置17は後記する発電装置23と同様に滑車11の回
転で発電機を回転するもの、または風力発電機等が使用
できるが、後記発電装置23と共に内燃機関による発電
装置や、バッテリーに代えてもよい。
エンコーダS12,S12、測距儀S13の測定値から
バケット20の相対位置を求めるに際して、無線通信に
都合のよいような計算結果まで計算し、その結果を無線
通信モデム16によって前記運転室50aまたは機械室
50bに無線送信するようになしてある。さらに、発電
装置17は後記する発電装置23と同様に滑車11の回
転で発電機を回転するもの、または風力発電機等が使用
できるが、後記発電装置23と共に内燃機関による発電
装置や、バッテリーに代えてもよい。
【0041】そして、本発明は、上記横行トロリー10
とバケット20との三次元位置を、予定位置データに合
わせるように横行用ウインチ4と巻上下用ウインチ7と
の駆動源を制御するようになしている。この制御は、横
行トロリー10とバケット20との実際の三次元位置を
コンピュータに順次入力し、予め入力しておいたこれら
の予定位置データと比較を行ない、両者の値が常に合う
ように、駆動源である横行用ウインチ4と巻上下用ウイ
ンチ7とに指令信号を出力するようになせばよい。
とバケット20との三次元位置を、予定位置データに合
わせるように横行用ウインチ4と巻上下用ウインチ7と
の駆動源を制御するようになしている。この制御は、横
行トロリー10とバケット20との実際の三次元位置を
コンピュータに順次入力し、予め入力しておいたこれら
の予定位置データと比較を行ない、両者の値が常に合う
ように、駆動源である横行用ウインチ4と巻上下用ウイ
ンチ7とに指令信号を出力するようになせばよい。
【0042】したがって、本発明法によれば、常に横行
トロリー10とバケット20との三次元位置を測量し、
これを予定位置に合わせるように駆動制御するので、正
確な自動運転が可能となる。また、コンピュータにはそ
の他のデータとして、障害物の位置データを入力して於
て、その位置を避けるように制御したり、コンクリート
積み込み場所及び打設場所のデータを入力しておき、そ
の近くで移動速度を変化させる等の制御ができるのは無
論である。そして、本実施態様では「請求項2」に含ま
れる防振制御等多くのデーターを参照して、コンピュー
タの判断にはファジー理論による制御を行なっている。
トロリー10とバケット20との三次元位置を測量し、
これを予定位置に合わせるように駆動制御するので、正
確な自動運転が可能となる。また、コンピュータにはそ
の他のデータとして、障害物の位置データを入力して於
て、その位置を避けるように制御したり、コンクリート
積み込み場所及び打設場所のデータを入力しておき、そ
の近くで移動速度を変化させる等の制御ができるのは無
論である。そして、本実施態様では「請求項2」に含ま
れる防振制御等多くのデーターを参照して、コンピュー
タの判断にはファジー理論による制御を行なっている。
【0043】次ぎに、「請求項2」の発明は上記制御に
バケット20の防振制御を加えている。そのため、先
ず、横行トロリー10の進行方向及び進行速度を進行検
出装置S1で検出している。
バケット20の防振制御を加えている。そのため、先
ず、横行トロリー10の進行方向及び進行速度を進行検
出装置S1で検出している。
【0044】上記横行トロリー10の進行方向を検出す
る進行検出装置S1としては、横行用ウインチ4または
横行索5によって回転する滑車等にエンコーダを設けて
構成してあり、該横行用ウインチ4で駆動される横行索
5の移動方向で横行トロリー10の進行方向を検出
(「図3」に示す矢印P1の方向を検出する。なお、横
行索5の移動速度で横行トロリー10の進行速度をも検
出している。)している。本発明でもこのエンコーダに
よる進行検出装置S1を利用すればよいのは無論である
が、前記した自動追尾測角儀40,40等で検出するト
ロリー位置を経時的に見ることで、横行トロリー10の
進行方向及び進行速度が検出できるので、この自動追尾
測角儀40,40等を進行検出装置S1として使用して
もよい。
る進行検出装置S1としては、横行用ウインチ4または
横行索5によって回転する滑車等にエンコーダを設けて
構成してあり、該横行用ウインチ4で駆動される横行索
5の移動方向で横行トロリー10の進行方向を検出
(「図3」に示す矢印P1の方向を検出する。なお、横
行索5の移動速度で横行トロリー10の進行速度をも検
出している。)している。本発明でもこのエンコーダに
よる進行検出装置S1を利用すればよいのは無論である
が、前記した自動追尾測角儀40,40等で検出するト
ロリー位置を経時的に見ることで、横行トロリー10の
進行方向及び進行速度が検出できるので、この自動追尾
測角儀40,40等を進行検出装置S1として使用して
もよい。
【0045】そして、横行トロリー10を自動追尾する
一対の自動追尾測角儀40,40等で、横行トロリー1
0の三次元位置の測量を行なうのは「請求項1」と同じ
である。
一対の自動追尾測角儀40,40等で、横行トロリー1
0の三次元位置の測量を行なうのは「請求項1」と同じ
である。
【0046】さらに、上記横行トロリー10に設けた傾
斜計S11と、横行トロリー10の滑車12,12に取
り付けられた巻き上げ索6の吊り下げ部6aの傾斜角度
に随伴して回動する倣いアーム31,31と、この倣い
アーム31,31の回転角度を検出するエンコーダS1
2,S12と、倣いアーム31に取り付た測距儀S13
とで、上記横行トロリー10の傾斜角度と、滑車12,
12とバケット20の吊り下げ滑車21との夫々の中心
を結ぶ三角形の、二つの角度をエンコーダS12,S1
2で、一辺の長さを測距儀S13で測定して、横行トロ
リー10に対するバケット20の位置を測量するととも
に、この横行トロリー10に対するバケット20の相対
的位置データより該バケット20の三次元位置を演算
し、上記横行トロリー10とバケット20との三次元位
置を、予定位置データに合わせるように横行用ウインチ
4と巻上下用ウインチ7との駆動を制御するもの「請求
項1」と同じである。
斜計S11と、横行トロリー10の滑車12,12に取
り付けられた巻き上げ索6の吊り下げ部6aの傾斜角度
に随伴して回動する倣いアーム31,31と、この倣い
アーム31,31の回転角度を検出するエンコーダS1
2,S12と、倣いアーム31に取り付た測距儀S13
とで、上記横行トロリー10の傾斜角度と、滑車12,
12とバケット20の吊り下げ滑車21との夫々の中心
を結ぶ三角形の、二つの角度をエンコーダS12,S1
2で、一辺の長さを測距儀S13で測定して、横行トロ
リー10に対するバケット20の位置を測量するととも
に、この横行トロリー10に対するバケット20の相対
的位置データより該バケット20の三次元位置を演算
し、上記横行トロリー10とバケット20との三次元位
置を、予定位置データに合わせるように横行用ウインチ
4と巻上下用ウインチ7との駆動を制御するもの「請求
項1」と同じである。
【0047】そして、本項の発明では、上記バケット2
0の加速度とその方向を加速度計S2で計測するように
なしてある。
0の加速度とその方向を加速度計S2で計測するように
なしてある。
【0048】また、上記加速度計S2は振り子方式等の
従来公知のものが使用でき、加速度の方向と大きさとを
電気信号として検出するようになしてある。
従来公知のものが使用でき、加速度の方向と大きさとを
電気信号として検出するようになしてある。
【0049】そして、上記進行検出装置S1による横行
トロリー10の進行方向と、横行トロリー10に対する
バケット20の位置の測量結果と、加速度計S2のよる
加速度とその方向との検知データとで、バケット20の
揺れを防ぐように横行トロリー10の進行速度乃至進行
方向を制御する制御信号を算出し、この制御信号によっ
て横行用ウインチ4の駆動を制御するようになしてあ
る。
トロリー10の進行方向と、横行トロリー10に対する
バケット20の位置の測量結果と、加速度計S2のよる
加速度とその方向との検知データとで、バケット20の
揺れを防ぐように横行トロリー10の進行速度乃至進行
方向を制御する制御信号を算出し、この制御信号によっ
て横行用ウインチ4の駆動を制御するようになしてあ
る。
【0050】上記制御は前に述べたごとく、横行トロリ
ー10よりバケット20が後方にあってバケット20に
後方に向かう加速度が加わっている場合は、横行トロリ
ー10の加速は行わず、減速したり、停止したり、後進
させる。また、この場合で、バケット20に前方に向か
う加速度が加わっている場合は横行トロリー10の加速
が可能で、加速の必要性がある場合はこのタイミングで
行う。横行トロリー10よりバケット20が前方にあっ
てバケット20に前方に向かう加速度が加わっている場
合は、横行トロリー10を減速は行わず、加速する。ま
た、この場合で、バケット20に後方に向かう加速度が
加わっている場合は減速が可能で、減速の必要性がある
場合はこのタイミングで行う。なお、実際には検出信号
をコンピュータで演算して、横行用ウインチ4と巻き上
げ用ウインチ7との運転指令信号(主に、横行用ウイン
チ4の駆動を制御する。)を得るようになしてある。
ー10よりバケット20が後方にあってバケット20に
後方に向かう加速度が加わっている場合は、横行トロリ
ー10の加速は行わず、減速したり、停止したり、後進
させる。また、この場合で、バケット20に前方に向か
う加速度が加わっている場合は横行トロリー10の加速
が可能で、加速の必要性がある場合はこのタイミングで
行う。横行トロリー10よりバケット20が前方にあっ
てバケット20に前方に向かう加速度が加わっている場
合は、横行トロリー10を減速は行わず、加速する。ま
た、この場合で、バケット20に後方に向かう加速度が
加わっている場合は減速が可能で、減速の必要性がある
場合はこのタイミングで行う。なお、実際には検出信号
をコンピュータで演算して、横行用ウインチ4と巻き上
げ用ウインチ7との運転指令信号(主に、横行用ウイン
チ4の駆動を制御する。)を得るようになしてある。
【0051】なお、実施態様の一つとして、上記バケッ
ト20にバケット開閉検出センサーS21、無線通信モ
デム22、発電装置23を設けてある。
ト20にバケット開閉検出センサーS21、無線通信モ
デム22、発電装置23を設けてある。
【0052】上記バケット開閉検出センサーS21はリ
ミットスイッチ等が使用でき、コンクリート打設場所で
コンクリートが放出されたことを確認してバケット20
の巻き上げ動作に入るようになすのが主たる目的である
が、吊り下げられたバケット20よりコンクリートが放
出されると、荷重が極端に低下し、その反動で空になっ
たバケット20は上昇し上下方向の振動が生ずる。この
上下方向の振動は巻き上げ索6に加わる張力を監視し
て、巻き上げウインチ7の駆動を制御すれば防止できる
が、大きな荷重変動が短時間で生ずると対処できないこ
とになるので、バケット開閉検出センサーS21で予め
荷重低減が生ずることを知り対処可能とするためにも使
用している。。
ミットスイッチ等が使用でき、コンクリート打設場所で
コンクリートが放出されたことを確認してバケット20
の巻き上げ動作に入るようになすのが主たる目的である
が、吊り下げられたバケット20よりコンクリートが放
出されると、荷重が極端に低下し、その反動で空になっ
たバケット20は上昇し上下方向の振動が生ずる。この
上下方向の振動は巻き上げ索6に加わる張力を監視し
て、巻き上げウインチ7の駆動を制御すれば防止できる
が、大きな荷重変動が短時間で生ずると対処できないこ
とになるので、バケット開閉検出センサーS21で予め
荷重低減が生ずることを知り対処可能とするためにも使
用している。。
【0053】また、上記無線モデム22は、上記加速度
計S2、バケット開閉検出センサーS21の検出信号
を、運転室50aまたは機械室50bへ(本実施態様で
は、横行トロリー10へ)無線送信し、該運転室50a
よりの指令信号を受信するのに使用される。
計S2、バケット開閉検出センサーS21の検出信号
を、運転室50aまたは機械室50bへ(本実施態様で
は、横行トロリー10へ)無線送信し、該運転室50a
よりの指令信号を受信するのに使用される。
【0054】また、上記発電装置23はこれらバケット
20に設けた各種電気機器に電源を供給するもので、バ
ケット20にまで電力線を連結すると切断の恐れがある
ので、図では明示していないが、吊り下げ滑車21の回
転力で発電機を回転させて電力を得るようになしてい
る。なおこの発電装置23は、風力発電に代えても、あ
るいは風力発電を併用してもよいが、本実施態様例では
風力発電機をりようして、風力によらず滑車21で駆動
発電するようになした。
20に設けた各種電気機器に電源を供給するもので、バ
ケット20にまで電力線を連結すると切断の恐れがある
ので、図では明示していないが、吊り下げ滑車21の回
転力で発電機を回転させて電力を得るようになしてい
る。なおこの発電装置23は、風力発電に代えても、あ
るいは風力発電を併用してもよいが、本実施態様例では
風力発電機をりようして、風力によらず滑車21で駆動
発電するようになした。
【0055】なお、横行トロリー10の位置が常に測量
されているので、該横行トロリー10を加速・減速・停
止する必要性のある場所を予め知ることができ、夫々の
場所的条件に対処でき、効率的な自動運転制御ができる
ようになる。
されているので、該横行トロリー10を加速・減速・停
止する必要性のある場所を予め知ることができ、夫々の
場所的条件に対処でき、効率的な自動運転制御ができる
ようになる。
【0056】なお、本発明の自動制御はファジー制御を
行なうと円滑な制御が可能となるもので、各種測定値は
ファジーコントローラに送信される。ファジーコントロ
ーラは、各入力変数に対しメンバーシップ関数を作成
し、夫々の入力変数に、大きい、やや大きい、どちらで
も無い、やや小さい、小さい等の定義付けを行ない、な
おかつその中でも、どの程度そのメンバーシップに属す
るかを定義付けする。その後、各メンバーシップ関数を
用いて作成したファジールールで出力を決定する。この
ファジールールは、「もし要素aが+に大きく、要素b
が−に小さい時、出力cを大きく+に出力する」という
ような規則を何通りも作成し、各入力変数の全て条件を
加味した制御を行なう。
行なうと円滑な制御が可能となるもので、各種測定値は
ファジーコントローラに送信される。ファジーコントロ
ーラは、各入力変数に対しメンバーシップ関数を作成
し、夫々の入力変数に、大きい、やや大きい、どちらで
も無い、やや小さい、小さい等の定義付けを行ない、な
おかつその中でも、どの程度そのメンバーシップに属す
るかを定義付けする。その後、各メンバーシップ関数を
用いて作成したファジールールで出力を決定する。この
ファジールールは、「もし要素aが+に大きく、要素b
が−に小さい時、出力cを大きく+に出力する」という
ような規則を何通りも作成し、各入力変数の全て条件を
加味した制御を行なう。
【0057】上記ファジーコントローラから出力される
数値は、制御用パソコンでの設定値で、通常の制御状態
で、制御状態が最適で無いと判断された場合、ファジー
コントローラから、自動的に設定値変更のデータが制御
用パソコンに送信される。通常状態ではファジーコント
ローラは、演算は行なっているが、直接制御は行なわな
い。これはパソコンの計算時間を短縮し制御の高速化を
はかるためである。
数値は、制御用パソコンでの設定値で、通常の制御状態
で、制御状態が最適で無いと判断された場合、ファジー
コントローラから、自動的に設定値変更のデータが制御
用パソコンに送信される。通常状態ではファジーコント
ローラは、演算は行なっているが、直接制御は行なわな
い。これはパソコンの計算時間を短縮し制御の高速化を
はかるためである。
【0058】なお、本発明は横行用ウインチ4と巻き上
げ用ウインチ7とを自動制御するもので有るが、さら
に、図示した移動側塔2や、図示しない他方式のケーブ
ルクレーンの揺動塔、走行トロリ、滑車ブロック移動索
等の夫々の駆動源をも制御するようになしてもよいのは
無論である。
げ用ウインチ7とを自動制御するもので有るが、さら
に、図示した移動側塔2や、図示しない他方式のケーブ
ルクレーンの揺動塔、走行トロリ、滑車ブロック移動索
等の夫々の駆動源をも制御するようになしてもよいのは
無論である。
【0059】
【発明の効果】本発明は上記のごときであるので、バケ
ット20の位置が常に正確に測量されつつ、自動運転で
きるので、誤差数センチ内の極めて正確なケーブルクレ
ーンの自動運転方法を提供できるものである。
ット20の位置が常に正確に測量されつつ、自動運転で
きるので、誤差数センチ内の極めて正確なケーブルクレ
ーンの自動運転方法を提供できるものである。
【0060】特に、視準が常に可能とは限らないバケッ
ト20の位置測量を、横行トロリー10の自動追尾測角
儀40,40等による測量と、横行トロリー10に対す
るバケット20の相対的位置測量とに分けて行い、両者
の測量結果から該バケット20の三次元位置を求めるた
め、高精度な測量ができ、正確なケーブルクレーンの自
動運転方法を提供でき、この自動運転の正確性は、コン
クリートの積み込み、荷下ろしの作業性を向上し施工サ
イクルの短縮に大きく貢献するものである。
ト20の位置測量を、横行トロリー10の自動追尾測角
儀40,40等による測量と、横行トロリー10に対す
るバケット20の相対的位置測量とに分けて行い、両者
の測量結果から該バケット20の三次元位置を求めるた
め、高精度な測量ができ、正確なケーブルクレーンの自
動運転方法を提供でき、この自動運転の正確性は、コン
クリートの積み込み、荷下ろしの作業性を向上し施工サ
イクルの短縮に大きく貢献するものである。
【0061】また、本発明は、常にバケット20の実際
の位置を求め、予定位置と比較することで、安全でなお
かつ最速でバケットを移動できる経路を算出して施工サ
イクルを短縮できるケーブルクレーンの自動運転方法を
提供できるものである。
の位置を求め、予定位置と比較することで、安全でなお
かつ最速でバケットを移動できる経路を算出して施工サ
イクルを短縮できるケーブルクレーンの自動運転方法を
提供できるものである。
【0062】そして、「請求項2」の発明は、上記制御
の正確性に加え、バケット20の自動防振制御が行える
ため、安全性が高く、バケット20の走行速度を最も効
率的に設定でき、施工サイクルをさらに短縮できるケー
ブルクレーンの自動運転方法を提供できるものである。
の正確性に加え、バケット20の自動防振制御が行える
ため、安全性が高く、バケット20の走行速度を最も効
率的に設定でき、施工サイクルをさらに短縮できるケー
ブルクレーンの自動運転方法を提供できるものである。
【図1】本発明法を実施するダム用ケーブルクレーンの
正面図である。
正面図である。
【図2】要部拡大正面図である。
【図3】同じく、要部拡大正面図である。
4 横行用ウインチ 6 巻き上げ索 6a 吊り下げ部 7 巻上下用ウインチ 10 横行トロリー 12 滑車 20 バケット 21 吊り下げ滑車 31 倣いアーム 40 自動追尾測角儀 S1 進行検出装置 S2 加速度計 S3 トロリー位置検出装置 S11 傾斜計 S12 エンコーダ S13 測距儀
フロントページの続き (72)発明者 近藤 操可 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 石井 正典 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 小田 和俊 福岡県福岡市中央区薬院2丁目7番1号 西松建設株式会社九州支店内 (72)発明者 荏隈 幸五千 福岡県福岡市中央区薬院2丁目7番1号 西松建設株式会社九州支店内 (72)発明者 橘▲高▼ 耕治 大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目1番36 号 株式会社橘▲高▼工学研究所内 (72)発明者 赤木 晃 大阪府大阪市東淀川区西淡路1丁目1番36 号 株式会社橘▲高▼工学研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 横行トロリー(10)を自動追尾する一
対の自動追尾測角儀または自動追尾測距測角儀(40,
40)で、該横行トロリー(10)の三次元位置の測量
を行ない、 上記横行トロリー(10)に設けた傾斜計(S11)
と、横行トロリー(10)の一対の滑車(12,12)
に夫々取り付けられた巻き上げ索(6)の吊り下げ部
(6a)の傾斜角度に随伴して回動する倣いアーム(3
1,31)と、この両倣いアーム(31,31)の回転
角度を検出するエンコーダ(S12,S12)と、一方
の倣いアーム(31)に取り付た測距儀(S13)と
で、上記横行トロリー(10)の傾斜角度と、両滑車
(12,12)とバケット(20)の吊り下げ滑車(2
1)との夫々の中心を結ぶ三角形の、二つの角度をエン
コーダ(S12,S12)で、一辺の長さを測距儀(S
13)で測定して、横行トロリー(10)に対するバケ
ット(20)の位置を測量するとともに、この横行トロ
リー(10)に対するバケット(20)の相対的位置デ
ータより該バケット(20)の三次元位置を演算し、 上記横行トロリー(10)とバケット(20)との三次
元位置を、予めコンピュータに入力した予定位置データ
に合わせるように、横行用ウインチ(4)と巻上下用ウ
インチ(7)との駆動を制御するようになしたケーブル
クレーンの自動運転方法。 - 【請求項2】 横行トロリー(10)の進行方向及び進
行速度を進行検出装置(S1)で検出し、 横行トロリー(10)を自動追尾する一対の自動追尾測
角儀または自動追尾測距測角儀(40,40)で、該横
行トロリー(10)の三次元位置の測量を行ない、 上記横行トロリー(10)に設けた傾斜計(S11)
と、横行トロリー(10)の一対の滑車(12,12)
に夫々取り付けられた巻き上げ索(6)の吊り下げ部
(6a)の傾斜角度に随伴して回動する倣いアーム(3
1,31)と、この両倣いアーム(31,31)の回転
角度を検出するエンコーダ(S12,S12)と、一方
の倣いアーム(31)に取り付た測距儀(S13)と
で、上記横行トロリー(10)の傾斜角度と、両滑車
(12,12)とバケット(20)の吊り下げ滑車(2
1)との夫々の中心を結ぶ三角形の、二つの角度をエン
コーダ(S12,S12)で、一辺の長さを測距儀(S
13)で測定して、横行トロリー(10)に対するバケ
ット(20)の位置を測量するとともに、この横行トロ
リー(10)に対するバケット(20)の相対的位置デ
ータより該バケット(20)の三次元位置を演算し、 上記横行トロリー(10)とバケット(20)との三次
元位置を、予めコンピュータに入力した予定位置データ
に合わせるように、横行用ウインチ(4)と巻上下用ウ
インチ(7)との駆動を制御し、 さらに、上記バケット(20)の加速度とその方向を、
バケット(20)に設けた加速度計(S2)で計測し、 上記進行検出装置(S1)による横行トロリー(10)
の進行方向と速度の値と、横行トロリー(10)に対す
るバケット(20)の位置の測量結果と、加速度計(S
2)のよる加速度とその方向との検知データとで、バケ
ット(20)の揺れを防ぐように横行トロリー(10)
の進行速度乃至進行方向を制御する制御信号を算出し、
この制御信号によって横行用ウインチ(4)の駆動を制
御するようになしたケーブルクレーンの自動運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8212396A JPH09240987A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | ケーブルクレーンの自動運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8212396A JPH09240987A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | ケーブルクレーンの自動運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09240987A true JPH09240987A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=13765647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8212396A Pending JPH09240987A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | ケーブルクレーンの自動運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09240987A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11209066A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ケーブルクレーンのバケット位置測定装置 |
| TWI572547B (zh) * | 2015-02-05 | 2017-03-01 | 中國鋼鐵股份有限公司 | 自動裝卸鋼捲的天車裝置及裝卸方法 |
| CN110723641A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-01-24 | 重庆市二零八工程勘察设计院有限公司 | 人工挖孔井内出渣系统及出渣方法 |
| CN110921509A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-03-27 | 中联西北工程设计研究院有限公司 | 一种天车定位装置及其方法 |
| US10696525B2 (en) | 2016-11-11 | 2020-06-30 | Abb Schweiz Ag | Container crane control system comprising multiple cameras |
| CN116605768A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-08-18 | 北京探矿工程研究所 | 一种重载合力提升系统及其合力提升方法 |
| CN119389942A (zh) * | 2025-01-02 | 2025-02-07 | 天津港远航国际矿石码头有限公司 | 一种门座式起重机自动化作业控制系统 |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8212396A patent/JPH09240987A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11209066A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-03 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ケーブルクレーンのバケット位置測定装置 |
| TWI572547B (zh) * | 2015-02-05 | 2017-03-01 | 中國鋼鐵股份有限公司 | 自動裝卸鋼捲的天車裝置及裝卸方法 |
| US10696525B2 (en) | 2016-11-11 | 2020-06-30 | Abb Schweiz Ag | Container crane control system comprising multiple cameras |
| CN110723641A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-01-24 | 重庆市二零八工程勘察设计院有限公司 | 人工挖孔井内出渣系统及出渣方法 |
| CN110921509A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-03-27 | 中联西北工程设计研究院有限公司 | 一种天车定位装置及其方法 |
| CN116605768A (zh) * | 2023-05-06 | 2023-08-18 | 北京探矿工程研究所 | 一种重载合力提升系统及其合力提升方法 |
| CN119389942A (zh) * | 2025-01-02 | 2025-02-07 | 天津港远航国际矿石码头有限公司 | 一种门座式起重机自动化作业控制系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040713 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |