JPH0924109A - 温熱治療用アプリケータ - Google Patents
温熱治療用アプリケータInfo
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- JPH0924109A JPH0924109A JP17353395A JP17353395A JPH0924109A JP H0924109 A JPH0924109 A JP H0924109A JP 17353395 A JP17353395 A JP 17353395A JP 17353395 A JP17353395 A JP 17353395A JP H0924109 A JPH0924109 A JP H0924109A
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- tube
- applicator
- heating
- thermotherapy
- electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は体表面がどのような形状であっても常
に均一に拡がる加温分布を得られる温熱治療用アプリケ
ータを提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は冷却用チューブ11を面状に密集
させて加温部15を形成し、この加温部におけるチュー
ブ11内に錫メッキ銅線13を配置したことを特徴とす
る温熱治療用アプリケータである。
に均一に拡がる加温分布を得られる温熱治療用アプリケ
ータを提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は冷却用チューブ11を面状に密集
させて加温部15を形成し、この加温部におけるチュー
ブ11内に錫メッキ銅線13を配置したことを特徴とす
る温熱治療用アプリケータである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に患部を加熱して
温熱治療する温熱治療用アプリケータに関する。
温熱治療する温熱治療用アプリケータに関する。
【0002】
【従来の技術】がんの細胞は約43℃付近の温度で加熱
すると壊死することが知られている。従来、表在性のが
んを加熱して治療する場合には図9に示すように体表面
1上にアプリケータ2を設置し患部3を加温するように
している。この種のアプリケータには実開昭59−154264
号公報で提示されるものがある。このアプリケータは、
同じく図9に示すように高周波電極板4を備え、この高
周波電極板4の前面には水マクラ(ボーラス)5を設け
たものである。このボーラス5内には液体の冷却を行う
チューブの他に体表面1と電極板4の距離を一定に保つ
ためのセパレータ部材を設けている。これらによって体
表面1を冷却するとともに部分的に高温になることを避
けながら患部3を加温する。
すると壊死することが知られている。従来、表在性のが
んを加熱して治療する場合には図9に示すように体表面
1上にアプリケータ2を設置し患部3を加温するように
している。この種のアプリケータには実開昭59−154264
号公報で提示されるものがある。このアプリケータは、
同じく図9に示すように高周波電極板4を備え、この高
周波電極板4の前面には水マクラ(ボーラス)5を設け
たものである。このボーラス5内には液体の冷却を行う
チューブの他に体表面1と電極板4の距離を一定に保つ
ためのセパレータ部材を設けている。これらによって体
表面1を冷却するとともに部分的に高温になることを避
けながら患部3を加温する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】表在性のがんの温熱治
療においては電極部を備えたアプリケータを人体の表面
に装着する。しかし、体表面は必ずしも平面ではないた
め、電極部全体を体表面に対して均一に密着させること
は一般に困難である。また、電極部はかなり高温になる
ためにその熱から体表面を保護する必要があることから
表在性のがんを治療する表在アプリケータは前述したよ
うに電極と人体の間に冷却用ボーラスを設けた構造のも
のが使用されている。
療においては電極部を備えたアプリケータを人体の表面
に装着する。しかし、体表面は必ずしも平面ではないた
め、電極部全体を体表面に対して均一に密着させること
は一般に困難である。また、電極部はかなり高温になる
ためにその熱から体表面を保護する必要があることから
表在性のがんを治療する表在アプリケータは前述したよ
うに電極と人体の間に冷却用ボーラスを設けた構造のも
のが使用されている。
【0004】しかしながら、このような表在型のアプリ
ケータは以下の問題点が存在する。 (1)ボーラス内の冷却水を均等に循環させるのが難しい
ため、加温分布を均一にすることが困難である。 (2)体表面に凹凸がある場合、ボーラスが潰れ体表面と
電極との距離が場所により異なり、加温分布を不均一と
する原因となる。 (3)また、体表面と電極との距離を一定の間隔に保つよ
うにボーラス内にセパレータを設けた場合であっても、
そのセパレータが障害物となって加温分布が不均一にな
る可能性がある。
ケータは以下の問題点が存在する。 (1)ボーラス内の冷却水を均等に循環させるのが難しい
ため、加温分布を均一にすることが困難である。 (2)体表面に凹凸がある場合、ボーラスが潰れ体表面と
電極との距離が場所により異なり、加温分布を不均一と
する原因となる。 (3)また、体表面と電極との距離を一定の間隔に保つよ
うにボーラス内にセパレータを設けた場合であっても、
そのセパレータが障害物となって加温分布が不均一にな
る可能性がある。
【0005】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは体表面がどのような形状で
あっても常に均一に拡がる加温分布を得られる温熱治療
用アプリケータを提供することにある。
で、その目的とするところは体表面がどのような形状で
あっても常に均一に拡がる加温分布を得られる温熱治療
用アプリケータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決する手段】前記課題を解決するために本発
明は、生体の表面に当て患部を加熱して温熱治療するア
プリケータにおいて、冷却用チューブを面状に密集させ
てチューブ集合部を形成し、このチューブ内に加温用高
周波電極を配置したことを特徴とするものである。この
ような構成によれば、冷却用チューブを面状に密集させ
て集合部を形成し、チューブを通じて冷却水を流すた
め、そのチューブ内に配置されている加温用電極部の冷
却が確実に行われる。さらに、チューブを潰れにくい材
質にすることにより電極と人体との距離が常に一定に保
つことができる。さらに、チューブの連続集合部分から
できている板(面)状の加温部を形成するアプリケータ
であるので、一般的には柔軟性を有し、人体の体表面へ
の密着性が高まる。
明は、生体の表面に当て患部を加熱して温熱治療するア
プリケータにおいて、冷却用チューブを面状に密集させ
てチューブ集合部を形成し、このチューブ内に加温用高
周波電極を配置したことを特徴とするものである。この
ような構成によれば、冷却用チューブを面状に密集させ
て集合部を形成し、チューブを通じて冷却水を流すた
め、そのチューブ内に配置されている加温用電極部の冷
却が確実に行われる。さらに、チューブを潰れにくい材
質にすることにより電極と人体との距離が常に一定に保
つことができる。さらに、チューブの連続集合部分から
できている板(面)状の加温部を形成するアプリケータ
であるので、一般的には柔軟性を有し、人体の体表面へ
の密着性が高まる。
【0007】
<第1の実施形態>図1ないし図3を参照して、本発明
の第1の実施形態を説明する。図1はその温熱治療用表
在形アプリケータを概略的に示す概念図、図2はその使
用状態を示す説明図である。 (構成)アプリケータ10は図1で示すように、シリコ
ン樹脂製で可撓性のある長尺なチューブ11をその途中
で2つ折りにしたものを、その折曲部12を中心として
平面的な渦巻き状に巻き付けてなり、チューブ11の接
触部位間を接着剤等で付着し、渦巻き状の形態を保持す
る構成としている。そして、渦巻き状に巻かれたチュー
ブ11の密集した集合部分を形成する。つまり、冷却用
チューブ11を面状に密集させた平面状のチューブ集合
部を形成し、チューブ11が平面状の複数連続ターン形
状になっている。
の第1の実施形態を説明する。図1はその温熱治療用表
在形アプリケータを概略的に示す概念図、図2はその使
用状態を示す説明図である。 (構成)アプリケータ10は図1で示すように、シリコ
ン樹脂製で可撓性のある長尺なチューブ11をその途中
で2つ折りにしたものを、その折曲部12を中心として
平面的な渦巻き状に巻き付けてなり、チューブ11の接
触部位間を接着剤等で付着し、渦巻き状の形態を保持す
る構成としている。そして、渦巻き状に巻かれたチュー
ブ11の密集した集合部分を形成する。つまり、冷却用
チューブ11を面状に密集させた平面状のチューブ集合
部を形成し、チューブ11が平面状の複数連続ターン形
状になっている。
【0008】このチューブ11の内部には導電線、例え
ば錫メッキ銅線13が挿入されている。チューブ11の
平面的な渦巻き密集部においての錫メッキ銅線13はそ
のチューブ11に沿って渦巻き状に集中的に配置され、
高周波加温用の電極部14を構成している。すなわち、
電極部14を渦巻き状に集中的に配置した集合部分によ
ってアプリケータ10の加温部15を構成する。
ば錫メッキ銅線13が挿入されている。チューブ11の
平面的な渦巻き密集部においての錫メッキ銅線13はそ
のチューブ11に沿って渦巻き状に集中的に配置され、
高周波加温用の電極部14を構成している。すなわち、
電極部14を渦巻き状に集中的に配置した集合部分によ
ってアプリケータ10の加温部15を構成する。
【0009】前記錫メッキ銅線13はそのどちらか一方
の端がチューブ11の端部付近で外へ引き出され、高周
波(RF)コネクタ16に接続されている。この高周波
コネクタ16は図2で示す温熱治療装置本体17から導
出する一方の高周波供給コード18に接続されるように
なっている。また、チューブ11から外へ引き出された
錫メッキ銅線13の部分は人体に直接触れないように保
護カバー19で覆われている。なお、電極部14を形成
する錫メッキ銅線13の代わりにアルミニウム線等を用
いても構わない。
の端がチューブ11の端部付近で外へ引き出され、高周
波(RF)コネクタ16に接続されている。この高周波
コネクタ16は図2で示す温熱治療装置本体17から導
出する一方の高周波供給コード18に接続されるように
なっている。また、チューブ11から外へ引き出された
錫メッキ銅線13の部分は人体に直接触れないように保
護カバー19で覆われている。なお、電極部14を形成
する錫メッキ銅線13の代わりにアルミニウム線等を用
いても構わない。
【0010】チューブ11の両端には温熱治療装置本体
17側から導出する冷却水チューブ22の冷却水コネク
タ受に対して接続される冷却水コネクタ23がそれぞれ
設けられている。
17側から導出する冷却水チューブ22の冷却水コネク
タ受に対して接続される冷却水コネクタ23がそれぞれ
設けられている。
【0011】この温熱治療装置は、アプリケータ10の
加温部15の通電面積よりも大きい通電面積をもつ体外
電極24を備えており、この体外電極24は温熱治療装
置本体17から導出する他方の高周波供給コード25に
接続される。 (作用)図2で示すように患者27をベット28の上に
載せ、患者27の体表面に体外電極24を装着する。ま
た、患者27の患部に対応させてその体表面にはアプリ
ケータ10の加温部15を設置する。温熱治療装置本体
17からの高周波供給コード18に高周波コネクタ16
に接続し、他方の高周波供給コード25に体外電極部2
4を接続する。また、チューブ11の両端の各冷却水コ
ネクタ23に温熱治療装置本体17側から導出する冷却
水チューブ22を接続し、アプリケータ10のチューブ
11に冷却水を循環させる。そこで、温熱治療装置を作
動させ、2つの電極部14,24の間に高周波電流を流
すことにより患者27の患部を誘導加温によって温熱治
療がなされる。
加温部15の通電面積よりも大きい通電面積をもつ体外
電極24を備えており、この体外電極24は温熱治療装
置本体17から導出する他方の高周波供給コード25に
接続される。 (作用)図2で示すように患者27をベット28の上に
載せ、患者27の体表面に体外電極24を装着する。ま
た、患者27の患部に対応させてその体表面にはアプリ
ケータ10の加温部15を設置する。温熱治療装置本体
17からの高周波供給コード18に高周波コネクタ16
に接続し、他方の高周波供給コード25に体外電極部2
4を接続する。また、チューブ11の両端の各冷却水コ
ネクタ23に温熱治療装置本体17側から導出する冷却
水チューブ22を接続し、アプリケータ10のチューブ
11に冷却水を循環させる。そこで、温熱治療装置を作
動させ、2つの電極部14,24の間に高周波電流を流
すことにより患者27の患部を誘導加温によって温熱治
療がなされる。
【0012】アプリケータ10は、その加温部15の部
材がチューブ11を渦巻き状に巻いて作られているの
で、そのチューブ11の可撓性によって柔軟性を奏し、
加温部15を、患者の体表面の凹凸に合わせて密着させ
ることができる。その際、電極14を構成する錫メッキ
銅線13はチューブ11内に配置されているので、錫メ
ッキ銅線13と体表面との距離は変化することは無い。
また、加温部15内の冷却機構は一本のチューブ11の
連続ターンから構成されているので、その加温部15の
全体を均一に冷却できる。また、チューブを通じて冷却
水を循環させてアプリケータ10の全体を冷却すること
ができる。アプリケータ10の材質がシリコン樹脂であ
るため、装着時の違和感や人体への悪影響は無い。熱電
対等の温度センサーをアプリケータと体表面の間に配置
すれば、加温中の体表面温度を測定することができ、そ
の測定データによって適当な加温制御を行えば、適切な
温度での加温治療が行える。
材がチューブ11を渦巻き状に巻いて作られているの
で、そのチューブ11の可撓性によって柔軟性を奏し、
加温部15を、患者の体表面の凹凸に合わせて密着させ
ることができる。その際、電極14を構成する錫メッキ
銅線13はチューブ11内に配置されているので、錫メ
ッキ銅線13と体表面との距離は変化することは無い。
また、加温部15内の冷却機構は一本のチューブ11の
連続ターンから構成されているので、その加温部15の
全体を均一に冷却できる。また、チューブを通じて冷却
水を循環させてアプリケータ10の全体を冷却すること
ができる。アプリケータ10の材質がシリコン樹脂であ
るため、装着時の違和感や人体への悪影響は無い。熱電
対等の温度センサーをアプリケータと体表面の間に配置
すれば、加温中の体表面温度を測定することができ、そ
の測定データによって適当な加温制御を行えば、適切な
温度での加温治療が行える。
【0013】図3は前記アプリケータ10の別の使用例
を示す。前記アプリケータ10に比べ通電面積の小さい
腔内温熱治療用アプリケータ30を生体の管腔臓器内に
挿入し、これと対向する体表面上に通電面積の大きな前
記アプリケータ10を体外電極として装着した場合を示
す。この腔内温熱治療用アプリケータ30も前述したア
プリケータ10とも電極と冷却用還流路が構成されてい
る。両アプリケータ10,30の間に高周波を流すと、
高周波電流の密度は腔内温熱治療用アプリケータ30の
周辺で最も強くなり、管腔臓器の局所加温が可能とな
る。 (効果)前記アプリケータ10の構成によれば、その加
温部15の電極である錫メッキ銅線13と体表面との距
離が一定に保たれる。また、冷却水がアプリケータ10
の全体に均一に循環することにより、均一に拡がる加温
分布を得ることができる。その結果、患部への有効な加
温治療が行えるようになる。また、加温用アプリケータ
10がシリコン樹脂製で可撓性のチューブ11で形成さ
れているので、柔軟性に富み、凹凸のある体表面にでも
適用が可能で、加温治療の幅が広がる。
を示す。前記アプリケータ10に比べ通電面積の小さい
腔内温熱治療用アプリケータ30を生体の管腔臓器内に
挿入し、これと対向する体表面上に通電面積の大きな前
記アプリケータ10を体外電極として装着した場合を示
す。この腔内温熱治療用アプリケータ30も前述したア
プリケータ10とも電極と冷却用還流路が構成されてい
る。両アプリケータ10,30の間に高周波を流すと、
高周波電流の密度は腔内温熱治療用アプリケータ30の
周辺で最も強くなり、管腔臓器の局所加温が可能とな
る。 (効果)前記アプリケータ10の構成によれば、その加
温部15の電極である錫メッキ銅線13と体表面との距
離が一定に保たれる。また、冷却水がアプリケータ10
の全体に均一に循環することにより、均一に拡がる加温
分布を得ることができる。その結果、患部への有効な加
温治療が行えるようになる。また、加温用アプリケータ
10がシリコン樹脂製で可撓性のチューブ11で形成さ
れているので、柔軟性に富み、凹凸のある体表面にでも
適用が可能で、加温治療の幅が広がる。
【0014】また、構造が簡単なため、製作も容易とな
り、安価なアプリケータ10を提供することができる。
さらに、腔内加温の体外電極としても使用することがで
きる。電極である錫メッキ銅線13のまわりに比較的大
きな空間を形成できるので、放射線を照射治療を兼ねる
場合、そこを通じての放射線を減衰させることなく通過
させることができる。 <第2の実施形態>図4を参照して本発明の第2の実施
形態を説明する。前述した第1の実施形態でのアプリケ
ータ10はその加温部15となるチューブ11の部分を
渦巻き状に巻いて形成したが、この実施形態では平面状
に折り畳むようにしたものである。この折り畳む形の一
例として図4(a)と図4(b)で示すようなものが考
えられる。 図4(a)はチューブ11の一端側から他
端側に一列に順次折り畳むものであり、図4(b)はチ
ューブ11を途中で2つ折りにし、この2つ折りにした
部分をその折曲部12を中心として一端側から他端側に
一列に順次折り畳むものである。また、図4(a)での
ものは折畳む端まで平行な折畳み形状であるが、図4
(b)は折畳む端を丸みのあるループを付けて折り畳ん
だ。そして、いずれも折り畳まれたチューブ11の部分
を冷却部とする。つまり、この冷却部の部分はいわゆる
チューブの面状複数連続ターン形状に構成している。 <第3の実施形態>図5を参照して、本発明の第3の実
施形態を説明する。
り、安価なアプリケータ10を提供することができる。
さらに、腔内加温の体外電極としても使用することがで
きる。電極である錫メッキ銅線13のまわりに比較的大
きな空間を形成できるので、放射線を照射治療を兼ねる
場合、そこを通じての放射線を減衰させることなく通過
させることができる。 <第2の実施形態>図4を参照して本発明の第2の実施
形態を説明する。前述した第1の実施形態でのアプリケ
ータ10はその加温部15となるチューブ11の部分を
渦巻き状に巻いて形成したが、この実施形態では平面状
に折り畳むようにしたものである。この折り畳む形の一
例として図4(a)と図4(b)で示すようなものが考
えられる。 図4(a)はチューブ11の一端側から他
端側に一列に順次折り畳むものであり、図4(b)はチ
ューブ11を途中で2つ折りにし、この2つ折りにした
部分をその折曲部12を中心として一端側から他端側に
一列に順次折り畳むものである。また、図4(a)での
ものは折畳む端まで平行な折畳み形状であるが、図4
(b)は折畳む端を丸みのあるループを付けて折り畳ん
だ。そして、いずれも折り畳まれたチューブ11の部分
を冷却部とする。つまり、この冷却部の部分はいわゆる
チューブの面状複数連続ターン形状に構成している。 <第3の実施形態>図5を参照して、本発明の第3の実
施形態を説明する。
【0015】(構成)構成は前述した第1の実施形態と
ほぼ同じである。異なるのはそのチューブ11を渦巻き
状に保持する接着部分の接着剤に剥がしたり、切ったり
し易い接着剤、例えばシリコン接着剤を用いたところで
ある。 (作用)作用についても第1の実施形態と同じである
が、本実施形態ではさらに以下の作用が加わる。本実施
形態ではチューブ11を渦巻き状に保持する接着部分を
剥がれ易くしたことからチューブ11を剥がすことによ
り図5(a)の状態から図5(b)の状態にして渦巻き
部分の面積(加温部15の面積)を小さくする。 (効果)第1の実施形態に示す効果に加えて以下のよう
な効果が得られる。加温部15の面積を調整できること
から、患部の大きさに応じて加温部15の面積を適切な
値に合わせることができ、より効率的に患部のみを治療
することが可能となる。 <第4の実施形態>図6を参照して、本発明の第4の実
施形態を説明する。 (構成)本実施形態では前述した第1の実施形態の構成
に加え、さらに加温部15の人体と密着する片面側の部
分に、シリコン樹脂製のシート40を貼り付けた構成と
した。本実施形態では加温部15の片面にシート40を
貼り付けた場合を示すが、両面に貼り付けても構わな
い。両面に設けた場合にはチューブ11は1本につなが
れず、途中で切断されていても冷却水は漏れること無く
循環する。 (作用)第1の実施形態と同じである。 (効果)効果についても第1実施形態と同様であるが、
本実施形態ではさらに以下の効果が加わる。シリコン製
のシート40が加温部15と体表面との間にあることか
ら、さらにアプリケータ10の加温部15の体表面への
密着性が向上し、治療中の患者への違和感をやわらげ
る。 <第5の実施形態>図7を参照して、本発明の第5の実
施形態を示す。 (構成)本実施形態では前述した第1の実施形態の構成
に加え、アプリケータ10の加温部15の、人体に密着
する側の部分に熱電対51を装着した。熱電対51のガ
イドチューブ52には熱電対コネクタ53が設けられて
いる。加温部15の近くでガイドチューブ52はチュー
ブ11の部分にバンド54を用いて固定されている。 (作用)前記第1の実施形態と同じである。 (効果)熱電対51をアプリケータ10の加温部15に
設けてあるので、アプリケータ10を患者に装着すると
きに、わざわざ別の温度センサを配置する手間が省け、
治療時間の短縮につながる。 <第6の実施形態>図8を参照して、本発明の第6の実
施形態を示す。
ほぼ同じである。異なるのはそのチューブ11を渦巻き
状に保持する接着部分の接着剤に剥がしたり、切ったり
し易い接着剤、例えばシリコン接着剤を用いたところで
ある。 (作用)作用についても第1の実施形態と同じである
が、本実施形態ではさらに以下の作用が加わる。本実施
形態ではチューブ11を渦巻き状に保持する接着部分を
剥がれ易くしたことからチューブ11を剥がすことによ
り図5(a)の状態から図5(b)の状態にして渦巻き
部分の面積(加温部15の面積)を小さくする。 (効果)第1の実施形態に示す効果に加えて以下のよう
な効果が得られる。加温部15の面積を調整できること
から、患部の大きさに応じて加温部15の面積を適切な
値に合わせることができ、より効率的に患部のみを治療
することが可能となる。 <第4の実施形態>図6を参照して、本発明の第4の実
施形態を説明する。 (構成)本実施形態では前述した第1の実施形態の構成
に加え、さらに加温部15の人体と密着する片面側の部
分に、シリコン樹脂製のシート40を貼り付けた構成と
した。本実施形態では加温部15の片面にシート40を
貼り付けた場合を示すが、両面に貼り付けても構わな
い。両面に設けた場合にはチューブ11は1本につなが
れず、途中で切断されていても冷却水は漏れること無く
循環する。 (作用)第1の実施形態と同じである。 (効果)効果についても第1実施形態と同様であるが、
本実施形態ではさらに以下の効果が加わる。シリコン製
のシート40が加温部15と体表面との間にあることか
ら、さらにアプリケータ10の加温部15の体表面への
密着性が向上し、治療中の患者への違和感をやわらげ
る。 <第5の実施形態>図7を参照して、本発明の第5の実
施形態を示す。 (構成)本実施形態では前述した第1の実施形態の構成
に加え、アプリケータ10の加温部15の、人体に密着
する側の部分に熱電対51を装着した。熱電対51のガ
イドチューブ52には熱電対コネクタ53が設けられて
いる。加温部15の近くでガイドチューブ52はチュー
ブ11の部分にバンド54を用いて固定されている。 (作用)前記第1の実施形態と同じである。 (効果)熱電対51をアプリケータ10の加温部15に
設けてあるので、アプリケータ10を患者に装着すると
きに、わざわざ別の温度センサを配置する手間が省け、
治療時間の短縮につながる。 <第6の実施形態>図8を参照して、本発明の第6の実
施形態を示す。
【0016】(構成)本実施形態では前述した第1の実
施形態の構成に加え、その加温部15に小線源カテーテ
ル挿入孔60を人体と密着しない上面側に設けた。図8
では小線源カテーテル挿入孔60が3つ開示してある
が、これの個数はいくつあっても構わない。 (作用)この実施形態に示すアプリケータ10は、小線
源(放射線)治療と温熱治療の併用療法に用いる。ま
ず、アプリケータ10を患者に装着した後、小線源治療
装置本体に接続された小線源カテーテルをアプリケータ
10の小線源カテーテル挿入孔60に挿入する。この小
線源カテーテルの挿入はアプリケータ10を患者に装着
する前に行っても構わない。アプリケータ10に挿入す
る小線源カテーテルの数や小線源カテーテル挿入孔60
の位置は治療する患部の形態に合わせて術者が選択でき
る。
施形態の構成に加え、その加温部15に小線源カテーテ
ル挿入孔60を人体と密着しない上面側に設けた。図8
では小線源カテーテル挿入孔60が3つ開示してある
が、これの個数はいくつあっても構わない。 (作用)この実施形態に示すアプリケータ10は、小線
源(放射線)治療と温熱治療の併用療法に用いる。ま
ず、アプリケータ10を患者に装着した後、小線源治療
装置本体に接続された小線源カテーテルをアプリケータ
10の小線源カテーテル挿入孔60に挿入する。この小
線源カテーテルの挿入はアプリケータ10を患者に装着
する前に行っても構わない。アプリケータ10に挿入す
る小線源カテーテルの数や小線源カテーテル挿入孔60
の位置は治療する患部の形態に合わせて術者が選択でき
る。
【0017】実際の治療の手順については使用する医師
のプロトコルによって異なる。例として小線源治療と温
熱治療の同時併用について記す。加温動作を開始し、温
度が安定したところで術者はシールドルームの外へ出
る。術者は、シールドルーム外にある小線源治療装置コ
ントローラを用いて、小線源治療装置本体から小線源カ
テーテル内に小線源を送り込む。小線源カテーテルはア
プリケータの小線源カテーテル挿入孔60に挿入されて
いるので小線源はアプリケータ加温部に位置され、小線
源治療と温熱治療の同時併用が可能となる。
のプロトコルによって異なる。例として小線源治療と温
熱治療の同時併用について記す。加温動作を開始し、温
度が安定したところで術者はシールドルームの外へ出
る。術者は、シールドルーム外にある小線源治療装置コ
ントローラを用いて、小線源治療装置本体から小線源カ
テーテル内に小線源を送り込む。小線源カテーテルはア
プリケータの小線源カテーテル挿入孔60に挿入されて
いるので小線源はアプリケータ加温部に位置され、小線
源治療と温熱治療の同時併用が可能となる。
【0018】また、小線源照射と加温を同時に行わず
に、照射後に加温または加温後に照射というプロトコル
も可能である。 (効果)小線源治療と温熱治療が同時にかつ簡便に行え
るようになる。また、同時併用による相乗効果により、
より効果的ながんの治療が行える。 [付記] 1.生体の表面に当て患部を加熱して温熱治療するアプ
リケータにおいて、冷却用チューブを面状に密集させて
チューブ集合部を形成し、このチューブ内に加温用高周
波電極を配置したことを特徴とする温熱治療用アプリケ
ータ。 2.前記冷却用チューブは前記集合部において面状に複
数の連続ターンの形状としてなることを特徴とする付記
第1項に記載の温熱治療用アプリケータ。 3.前記集合部の面状複数連続ターン形状が折り畳み状
であることを特徴とする付記第1、2項に記載の温熱治
療用アプリケータ。 4.前記集合部の面状複数連続ターン形状が渦巻き状で
あることを特徴とする付記第1、2、3項に記載の温熱
治療用アプリケータ。
に、照射後に加温または加温後に照射というプロトコル
も可能である。 (効果)小線源治療と温熱治療が同時にかつ簡便に行え
るようになる。また、同時併用による相乗効果により、
より効果的ながんの治療が行える。 [付記] 1.生体の表面に当て患部を加熱して温熱治療するアプ
リケータにおいて、冷却用チューブを面状に密集させて
チューブ集合部を形成し、このチューブ内に加温用高周
波電極を配置したことを特徴とする温熱治療用アプリケ
ータ。 2.前記冷却用チューブは前記集合部において面状に複
数の連続ターンの形状としてなることを特徴とする付記
第1項に記載の温熱治療用アプリケータ。 3.前記集合部の面状複数連続ターン形状が折り畳み状
であることを特徴とする付記第1、2項に記載の温熱治
療用アプリケータ。 4.前記集合部の面状複数連続ターン形状が渦巻き状で
あることを特徴とする付記第1、2、3項に記載の温熱
治療用アプリケータ。
【0019】5.前記集合部の少なくとも一面側をシー
トで保持していることを特徴とする付記第1、2、3、
4項に記載の温熱治療用アプリケータ。 6.前記集合部の少なくとも一面側に温度センサを備え
たことを特徴とする付記第1、2、3、4、5項に記載
の温熱治療用アプリケータ。 7.前記集合部の少なくとも一面側に小線源カテーテル
挿入孔を備えたことを特徴とする付記第1、2、3、
4、5、6項に記載の温熱治療用アプリケータ。
トで保持していることを特徴とする付記第1、2、3、
4項に記載の温熱治療用アプリケータ。 6.前記集合部の少なくとも一面側に温度センサを備え
たことを特徴とする付記第1、2、3、4、5項に記載
の温熱治療用アプリケータ。 7.前記集合部の少なくとも一面側に小線源カテーテル
挿入孔を備えたことを特徴とする付記第1、2、3、
4、5、6項に記載の温熱治療用アプリケータ。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の温熱治療用
アプリケータによれば、例えば表在性のがん等の患部に
おける体表面がどのような形状であっても常に均一に拡
がる加温分布を得ることを可能とした。また、加温用電
極のある加温部には冷却液が均一に流れ、むらなく均一
冷却することができる。さらに、構造が簡単なため、製
作が容易で安価なアプリケータを提供することができる
ようになった。
アプリケータによれば、例えば表在性のがん等の患部に
おける体表面がどのような形状であっても常に均一に拡
がる加温分布を得ることを可能とした。また、加温用電
極のある加温部には冷却液が均一に流れ、むらなく均一
冷却することができる。さらに、構造が簡単なため、製
作が容易で安価なアプリケータを提供することができる
ようになった。
【図1】第1の実施形態の温熱治療用アプリケータの概
略的な構成を示す平面図。
略的な構成を示す平面図。
【図2】同じくその温熱治療用アプリケータの使用状態
を示す説明図。
を示す説明図。
【図3】同じくその温熱治療用アプリケータの他の使用
状態を示す説明図。
状態を示す説明図。
【図4】第2の実施形態の温熱治療用アプリケータの概
略的な構成を示す平面図。
略的な構成を示す平面図。
【図5】第3の実施形態の温熱治療用アプリケータの概
略的な構成を示す平面図。
略的な構成を示す平面図。
【図6】第4の実施形態の温熱治療用アプリケータの概
略的な構成を示し、(a)はその平面図、(b)はその
側面図。
略的な構成を示し、(a)はその平面図、(b)はその
側面図。
【図7】第5の実施形態の温熱治療用アプリケータの概
略的な構成を示す平面図。
略的な構成を示す平面図。
【図8】第6の実施形態の温熱治療用アプリケータの概
略的な構成を示し、(a)はその平面図、(b)はその
側面図。
略的な構成を示し、(a)はその平面図、(b)はその
側面図。
【図9】従来の温熱治療用アプリケータの使用状態の説
明図。
明図。
10…アプリケータ、11…チューブ、12…折曲部、
13…錫メッキ銅線、14…高周波加温用電極部、15
…加温部、16…高周波(RF)コネクタ、17…温熱
治療装置本体、24…体外電極、27…患者、40…シ
ート、51…熱電対、60…小線源カテーテル挿入孔。
13…錫メッキ銅線、14…高周波加温用電極部、15
…加温部、16…高周波(RF)コネクタ、17…温熱
治療装置本体、24…体外電極、27…患者、40…シ
ート、51…熱電対、60…小線源カテーテル挿入孔。
Claims (1)
- 【請求項1】生体の表面に当て患部を加熱して温熱治療
するアプリケータにおいて、 冷却用チューブを面状に密集させてチューブ集合部を形
成し、このチューブ内に加温用高周波電極を配置したこ
とを特徴とする温熱治療用アプリケータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17353395A JPH0924109A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 温熱治療用アプリケータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17353395A JPH0924109A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 温熱治療用アプリケータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0924109A true JPH0924109A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=15962303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17353395A Withdrawn JPH0924109A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 温熱治療用アプリケータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0924109A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103731946A (zh) * | 2014-01-16 | 2014-04-16 | 任长学 | 一种射频加热方法和装置 |
| CN110479879A (zh) * | 2019-10-18 | 2019-11-22 | 沈阳新智源医疗用品有限公司 | 一种高频尖端成型机 |
-
1995
- 1995-07-10 JP JP17353395A patent/JPH0924109A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103731946A (zh) * | 2014-01-16 | 2014-04-16 | 任长学 | 一种射频加热方法和装置 |
| CN110479879A (zh) * | 2019-10-18 | 2019-11-22 | 沈阳新智源医疗用品有限公司 | 一种高频尖端成型机 |
| CN110479879B (zh) * | 2019-10-18 | 2020-01-21 | 沈阳新智源医疗用品有限公司 | 一种高频尖端成型机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |