JPH09241642A - 高度マルチプレックス駆動スーパーツイスト液晶ディスプレイ - Google Patents

高度マルチプレックス駆動スーパーツイスト液晶ディスプレイ

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JPH09241642A
JPH09241642A JP9068998A JP6899897A JPH09241642A JP H09241642 A JPH09241642 A JP H09241642A JP 9068998 A JP9068998 A JP 9068998A JP 6899897 A JP6899897 A JP 6899897A JP H09241642 A JPH09241642 A JP H09241642A
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compound
nematic
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フミオ・シマノ
Kojima Akihiro
アキヒロ・コジマ
Numata Hiroshi
ヒロシ・ヌマタ
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Merck Patent GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有用な総合的性質を有する、矩形波形によりア
ドレスされる改良された高度マルチプレックス駆動スー
パーツィスト液晶ディスプレイ(SFA)を提供する。 【解決手段】40〜80重量%のトラン−4,4´−ジ
イル構造要素を有する化合物の少なくとも3種および少
なくとも1種のターフェニル−4,4´´−ジイル構造
要素を有する化合物から本質的になるネマティック液晶
混合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、格別に短い駆動時
間ならびに良好な急峻度および角度依存性を有する高度
マルチプレックス駆動スーパーツィスト液晶ディスプレ
イ(SFA)およびこのディスプレイで使用される新規
ネマティック液晶混合物に関する。
【0002】
【従来の技術】理論としてのSFAは、例えばEP0,131,
216B1;DE3,423,993A1;EP0,098,070A2;M.Schadtおよ
びF.Leenhoutsによる17th;液晶に係わるフライブルグ会
議(Freiburg conference on liquid crystals)(1987
年4月8〜10日);K.Kawasaki等によるSID 87 Digest 39
1(20.6);M.SchadtおよびF.LeenhoutsによるSID 87 Dige
st 372(20.1);K.Katoh等によるJapanese Journal of Ap
plied Physics,Vol.26,No.11,L 1784〜L 1786(1987);F.
Leenhouts等によるAppl.Phys.Lett.,50(21),1468(198
7);H.A.van SprangおよびH.G.KoopmanによるJ.Appl.Ph
ys.,62(5),1734(1987);T.J.SchefferおよびJ.Nehringに
よるAppl.Phys.Lett.,45(10),1021(1984);M.Schadtおよ
びF.LeenhoutsによるAppl.Phys.Lett.,50(5),236(1987)
およびE.P.RaynesによるMol.Cryst.Liq.Cryst.Letters,
Vol.4(1),1〜8頁(1986)から知られている。
【0003】本明細書において、SFAの用語は、16
0゜〜720゜のツイスト角値を有する比較的大きいねじ
れた表示素子の全部を包含するものとし、このような表
示素子には、例えばWaters等の表示素子(C.M.Waters等
によるProc.Soc.Inf.Disp.(New York)(1985)(3rd Inter
n.Display Conference,Kobe,Japan))、STN-LCDs(DEOS3,5
03,259);SBE-LCDs(T.J.SchefferおよびJ.Nehringによる
Appl.Phys.Lett.,45(1984),1021);OMI-LCDs(M.Schadtお
よびF.LeenhoutsによるAppl.Phys.Lett.,50(1987),23
6);DST-LCDs(EPOS0,246,842)またはBW-STN-LCDs(K.Kawa
saki等よるSID 87Digest 391(20.6))がある。
【0004】標準型TNディスプレイに比較して、この
方式のSFAは、電気光学特性の格別により良好な急峻
度およびこれに伴うより良好なコントラスト値の点で、
およびまたコントラストの格別に小さい角度依存性の点
で際立っている。特に比較的低温において格別に短い駆
動時間を有するSFAは特に重要である。短い駆動時間
を得るためには、粘度、特に液晶混合物の粘度を液晶成
分の通常の最適組合わせによって、およびまた場合によ
り、比較的高い蒸気圧を有するモノトロピック添加剤を
使用して最適化していた。しかしながら、達成された駆
動時間はあらゆる用途に適するものではなかった。近年
(T.J.Scheffer等によるDisplays,Vol.14(2)1993,74〜8
5頁)、非常に短い応答時間を有するスーパーツィスト
ディスプレイを電気的にアドレスする方法が開示され
た。
【0005】この技術はアクティブ アドレッシング(a
ctive addressing)として知られており、この技術は時
間アドレスフォーマット(time addressing format)にお
ける慣用のラインとは異なり、大割合のフレーム時間(f
rame time)について、ディスプレイの各列をアドレスす
る。すなわち、各列は各フレームが矩形波形(orthogona
l wave forms)を有する期間中に1度だけアドレスされ
る。この後発の慣用の技術が非常に短い応答時間を有す
るスーパーツィストLCDで採用された場合には、応答
時間の10%であるべきリフレッシュ時間(refresh tim
e)(代表的には、PC用のVGAディスプレイでは1.
6ms)が見出されず、これによってその「オン」状態
からの液晶のリラクゼーションの結果としてコントラス
ト比の減少が生じる。アクティブ アドレッシングはス
ーパーツィストLCDのアドレスに可能性を開いた。す
なわち、この簡単な技術はアクティブマトリックスアド
レス液晶ディスプレイにより現在達成されている高性能
高価格レベルに挑戦することを可能にする。
【0006】より短い駆動時間はまた、SFAのLC層
の厚さを減少させることにより、およびまたより大きい
複屈折△nを有する液晶混合物を使用することによって
達成することができる。しかしながら、これらのより短
い駆動時間への試みは全部、あらゆる用途には適応しな
い混合物のまま依然として停止している。SFAに求め
られるもう一つの要件はより大きいマルチプレキシビリ
ティ(これはより少数のICで得られる)、より低いし
きい電圧および急峻な特性曲線にある。しかしながら、
誘電性および弾性物性などの種々の材料パラメーターが
相反する影響を及ぼすことから、前記物性の全部を同時
に得ることはできない。従って、短い駆動時間を有し、
同時に広い動作温度範囲、小さい急峻度値、コントラス
トの良好な視角依存性および低いしきい電圧を有する改
良されたSFAに対する多大の要求が継続している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
欠点を小さい程度でのみ有するか、または全く有してお
らず、同時に、非常に有用な総合的性質を有するSFA
を提供することにある。
【0008】
【課題を解消するための手段】本発明により、トラン−
4,4´−ジイル構造要素を有する化合物の3種または
4種以上を40〜80重量%の割合で含有するネマティ
ック液晶混合物を使用するとこの課題が達成ができるこ
とが見出された。本発明によるネマティック液晶混合物
は好ましくは、少なくとも60℃のネマティック相範
囲、25mPa.sよりも大きくない粘度、少なくとも0.
200の複屈折および少なくとも+1の誘電異方性を有
する。上記成分の誘電異方性およびネマティック液晶混
合物に関するパラメーターは20℃の温度に基づく数値
である。
【0009】従って、本発明は、 −フレームとともにセルを形成している2枚の面平行の
外側基板、 −セル中に存在する正の誘電異方性を有するネマティッ
ク液晶混合物、上記外側基板の内面上に積重されている
配向層を備えており、矩形波形により各画素をアドレス
する電極層、を備えており、 −外側基板の表面の分子の長軸と外側基板の表面の分子
の長軸との間のプレチルト角は約1度〜30度であり、
そして −配向層から配向層までのセル内の液晶混合物のツィス
ト角は100〜600゜の数値を有し、
【0010】そのネマティック液晶混合物が本質的に、 a)+1.5より大きい誘電異方性を有する2環状また
は3環状化合物の1種または2種以上からなる液晶成分
の15〜50重量%、好ましくは20〜50%、 b)−1.5〜+1.5の誘電異方性を有する2環状ま
たは3環状化合物の1種または2種以上からなる液晶
分Bの0〜40重量%、 c)トラン−4,4´−ジイル構造要素を有する化合物
の3種または4種以上およびターフェニル−4,4´´
−ジイル構造要素を有する化合物の少なくとも1種から
なる液晶成分Tの40〜80重量%、および d)層厚さ(面平行外側基板の隔たり)とキラルネマテ
ィック液晶混合物のナチュラルピッチとの比が約0.2
〜1.3であるような量の光学活性成分D、からなり、
【0011】かつまた当該ネマティック液晶混合物が少
なくとも60℃のネマティック相範囲、25mPa.sより
も大きくない粘度、少なくとも0.1950の複屈折お
よび少なくとも+1の誘電異方性を有する高度マルチプ
レックス駆動スーパーツイスト液晶ディスプレイに関す
るものであり(これらの化合物の誘電異方性および当該
ネマティック液晶混合物に関連するパラメーターは20
℃の温度に基づくものである)、上記成分Tが式Ia:
【0013】
【化10】 式中、R1はC原子1〜8個を有するアルキル、アルコ
キシ、アルケニルまたはアルケニルオキシであり、L1
およびL2はそれぞれ独立して、HまたはFであり、R2
はFまたはOCF 3であるか、またはC原子1〜8個を
有するアルキルまたはアルコキシであり、Zは、−CO
O−、−CH2CH2−または単結合であり、そしてpは
0または1である、で表わされる化合物の少なくとも3
種および式Ib:
【0014】
【化11】 式中、R2'はR1について示されている意味を有し、La
およびLbはそれぞれ独立して、HまたはFであり、そ
してXはFまたはClである、で表わされる化合物の少
なくとも1種からなることを特徴とする高度マルチプレ
ックス駆動スーパーツイスト液晶ディスプレイに関す
る。
【0015】好適な成分Aは式IIおよび(または)式
III:
【化12】 各式中、Rは12個までのC原子を有するアルキル、ア
ルコキシ、アルケニルまたはアルケニルオキシであり、
【0016】
【化13】 3〜L8はそれぞれ独立して、HまたはFであり、Z1
は−COO−、−CH2CH2−または単結合であり、Z
2は−COO−、−CH2CH2−、−C≡C−または単
結合であり、QはCF2、OCF2、CFH、OCFHま
たは単結合であり、YはFまたはClであり、mは1ま
たは2であり、そしてnは0または1である、で表わさ
れる化合物を含有しており、
【0017】特に成分Aは式IIa〜IId:
【化14】 各式中、R、L3およびL7は上記意味を有する、から選
択される化合物を含有する。
【0018】式Ia、式Ib、式IIおよび式IIIで
表わされる化合物およびまた本発明によるSFAに使用
することができるその他の化合物はそれぞれ、公知であ
るか、または公知化合物と同様にして製造することがで
きる。式Iaで表わされる化合物は、US 3,925,482およ
びWO 88/07514から公知であるが、これらの化合物の助
けによって高度マルチプレックス駆動SFAの駆動時間
を改良することができることは示唆されていない。式I
bで表わされる化合物は、US 5,328,644(X=Cl)お
よび日本国公開特許出願JP 94-264059から公知である。
GB-A-2255465には、成分(A)型液晶と2環状または3
環状トラン化合物との混合物が記載されており、この混
合物に成分(B)型液晶を添加することができることが
記載されている。しかしながら、僅かに0.133の△
nを得ることができるのみである。
【0019】大きい△n値を有するトラン液晶化合物を
使用することによって、△nを増大させることを目的と
する液晶組成物は、日本国特許公開第61−97383
号および同第61−97384号ならびにEP1789
37に記載されている。これらの液晶組成物は、主成分
として大きい△n値を有するトラン液晶化合物、エステ
ル結合を有する液晶化合物およびその末端にシアノ基を
有し、かつまた大きい△εを有する成分(A)型液晶化
合物を含有する。このような慣用の液晶組成物は大きい
△n値を有しているトラン液晶化合物を包含しているか
ら、生成する組成物の光学異方性は比較的大きい。さら
に、エステル結合を有する化合物が組成物中に含有され
ていることから、スメクティック相は低温雰囲気では現
れない傾向を有する。エステル結合を有するフェニルシ
クロヘキサンカルボキシレート液晶化合物は小さい△n
値を有し、従ってこの組成物の光学異方性はさほど大き
くない(大きくて約0.175)。
【0020】エステル結合を有する液晶化合物は、小さ
い粘度を有する液晶化合物の中では比較的大きい粘度を
有する。例えば、エステル結合を有する液晶化合物は約
20mPa.sの粘度を有する。この理由で、このような液
晶化合物を含有する液晶組成物の粘度は大きく、例えば
28mPa.sまたはそれ以上である。EP 0268226には、約
55℃〜65℃の低い透明点から判断することができる
ように、低度または中程度マルチプレックス駆動TN用
途用の2環状および3環状トラン化合物と20%よりも
多い量の2環状成分(B)型液晶との混合物が記載され
ている。これらの混合物は代表的には、携帯用計算機ま
たはビデオゲームに使用される。これらの混合物の特徴
は、代表的には85%である非常に小さい急峻度を有す
る点にある。
【0021】これに対して、本発明の混合物は非常に大
きいマルチプレックス比、広い動作温度範囲、低いしき
い電圧(3ボルト以下、好ましくは1.25〜2.8
0、特に1.60〜2.20ボルト)および急峻な特性
曲線ならびに75℃以上、好ましくは76〜110℃、
特に90℃〜100℃の透明点を有する高度マルチプレ
ックス駆動SFAの実現を可能にする。式Ia、式I
b、式IIおよび式IIIで表わされる化合物は小さい
粘度、特に小さい回転粘度および小さい弾性率比値(K
3/K1)を有し、従って短い駆動時間を導く。本発明に
よる混合物は0.200よりも大きい、好ましくは0.
201〜0.270、特に0.220〜0.250の光
学異方性(△n)を有する。本発明による混合物は好ま
しくは、下記群から選択される式IIおよび(または)
式IIIで表わされる化合物の1種または2種以上を含
有する:
【0022】
【化15】
【0023】
【化16】
【0024】上記各式中、R、L3およびL7は前記の意
味を有する。好適混合物は、式IIa、式IIb、式I
Ic、式IIIdまたは式IIIhで表わされる化合物
の2種または3種以上、特に式IIaまたは式IIbで
表わされる化合物の1種または2種以上および式Iaで
表わされる化合物の3〜8種を含有する。本発明に従い
使用することができる好適液晶混合物は、グループA
らの1種または2種以上の化合物を、好ましくは20%
〜50%の割合で、好ましくは22%〜40%の割合で
含有する。グループAからのこれらの化合物またはこの
化合物は、+3より大きい(好ましくは+8より大き
く、特に+12よりも大きい)誘電異方性を有し、本発
明のLC混合物の成分Aを構成する。好ましくは、この
混合物は式IIで表わされる化合物の1種または2種以
上を10〜25%の範囲で含有する。Z1が単結合、−
CH2CH2−または−CO−O−を意味する化合物は好
適であり、下記の化合物は特に好適である:
【0025】
【化17】
【0026】下記の化合物もまた、好適である:
【化18】
【0027】グループAは好ましくは、式IIb1〜式
IIc1から選択される化合物の1種または2種以上お
よび場合によりまた、式IIc2で表わされる化合物の
1種または2種以上を包含する。好ましくは、本発明に
よる混合物は、より高い方の透明点を有する極性化合
物、例えば下記化合物から選択される化合物の1種また
は2種以上をさらに含有する:
【0028】
【化19】
【0029】上記各式において、1,4−フェニレン環
はまた、例えば下記の化合物のように1個のフッ素原子
によりラテラルに置換されていてもよい:
【化20】
【0030】より高い方の透明点を有する、これらの極
性化合物は好ましくは、2〜25%の範囲で使用され
る。もう一つの好適態様において、本発明の混合物は非
常に大きい誘電異方性を有する化合物の1種または2種
以上を含有する。このような化合物は好ましくは、2〜
15%の範囲で使用する。この種の好適化合物は式II
c2および式IIj1で表わされる化合物である。好適
液晶混合物はグループBからの化合物の1種または2種
以上を、好ましくは0%〜25%の割合で含有する。グ
ループBからのこれらの化合物またはこの化合物は、<
150mPa.sの低い回転粘度値(γ 1)を有するか、ま
たは120℃よりも高い透明点を有しており、かつまた
誘電的にニュートラルであり((△ε)<2、特に0〜
1)、本発明のLC混合物の成分Bを構成する。
【0031】好ましくは、成分Bは2個の環を有する式
IV1〜IV9からなる群から選択される化合物の1種
または2種以上を含有し:
【化21】
【0032】各式中、R3およびR4はRについて上記し
た意味を有する、および(または)3個の環を有する式
IV10〜IV24からなる群から選択される化合物の
1種または2種以上を含有し:
【化22】
【0033】
【化23】
【0034】各式中、R3およびR4は前記意味を有し、
IV10〜IV19、IV23およびIV24中に存在
する1,4−フェニレン基はそれぞれ相互に独立して、
また置換基として1個または2個以上のフッ素を有して
いてもよい。成分Bが1種または2種以上の2環状化合
物を10%よりも多い量で含有する場合には、このネマ
ティック混合物は、1種または2種以上の、好ましくは
1種のみの下記式IV25〜IV30からなる群から選
択される化合物をさらに含有する:
【0035】
【化24】
【0036】上記各式中、R3およびR4は上記の意味を
有し、そしてIV25〜IV30中に存在する1,4−
フェニレン基はそれぞれ相互に独立して、置換基として
1個または2個以上のフッ素を有していてもよい。いず
れの場合も、本発明によるネマティック混合物は式IV
25〜IV30で表わされる化合物の1種または2種以
上を5重量%までの量で、好ましくは1〜4重量%の量
で含有する。本発明のLC混合物はまた、光学活性成分
Cを含有し、この成分の含有量はキラルネマティック液
晶混合物の層厚さ(面平行担持基板の隔たり)とナチュ
ラルピッチとの比が望ましいツィスト角に適する0.2
より大きくなるような量である。適当なドーピング剤は
広く種々の公知キラル物質および市販のドーピング剤、
例えばコレステリルノナノエート、S−811(Merck K
GaA,Darmstadt,FRG)およびCB15(Merck Ltd.,前BDH,
Poole,UK)から選択することができる。その選択にはそ
れ自体制限はない。
【0037】追加の好適態様において、本発明のLC混
合物は下記式Ia1〜Ia6からなる群から選択される
化合物の5種または6種以上を含有する:
【化25】
【0038】各式中、R1は上記の意味を有し、そして
alkylはC原子1〜8個を有するn−アルキルであ
る。式Iaで表わされるトラン化合物および式Ibで表
わされるターフェニル化合物を包含するグループTから
の成分(1種または2種以上)の割合は好ましくは、4
0%〜80%、特に50%〜65%である。式Ia1お
よび式Ia2で表わされる2環状トラン化合物の割合は
好ましくは、16%〜60%であり、そして式Ia3〜
Ia5で表わされる3環状トラン化合物の割合は好まし
くは、10%〜35%である。式Ibで表わされるハロ
ゲン化ターフェニル化合物の割合は好ましくは、4〜2
0%、特に5〜15%である。好適ターフェニル化合物
は下記式Ib1および式Ib2で表わされる化合物であ
る:
【0039】
【化26】
【0040】末端フッ素化されている非トラン型化合物
全部の総合割合は、好ましくは約5%〜25%、特に約
10〜20%である。好適成分Tは下記式T3で表わさ
れる化合物の1種または2種以上を含有する:
【化27】
【0041】式中、R4'は、−Cu2u+1、−OCu
2u+1
【化28】 uは1〜15の整数であり、L9およびL10はそれぞれ
相互に独立して、HまたはFであり、そしてXaは、
F、ClまたはOCF3である。
【0042】さらに特に好適な態様において、本発明の
混合物は下記の成分を含有する:式Iaにおいて、pが
0である化合物の2種または3種以上、特に式Ia1お
よび(または)式Ia2で表わされる化合物の少なくと
も2種、特に下記式Ia1aで表わされる化合物の1種
〜5種の5〜30重量%:
【化29】 式中、wは1または2であり、そしてvは1〜7の整数
である;
【0043】式Iaにおいて、pが1である化合物の2
種または3種以上、好ましくは式Ia4で表わされる化
合物の少なくとも2種の10〜40重量%:下記群から
の化合物の少なくとも1種:
【化30】
【0044】各式中、Alkyl´はC原子2〜7個を
有する直鎖状アルキル基であり、そしてL11はHまたは
Fである;Rがトランス−アルケニル基またはトランス
−アルケニルオキシ基である化合物の1種または2種以
上;下記群から選択される化合物の1種または2種以
上:
【0045】
【化31】
【0046】各式中、R3およびR4は成分Bの場合にお
いて前記した好適意味を有し、そしてその1,4−フェ
ニレン基の1個はまた、フッ素で置換されていてもよ
い;これらの化合物の割合は、0%〜25%、好ましく
は約5%〜15%である。さらに特に好ましい態様にお
いて、本発明の混合物は下記の成分を含有する: −式IIb1、式IIc1または式IIc2から選択さ
れる化合物の少なくとも2種、 −式Iaまたは式Ibで表わされる化合物の2種または
3種以上、あるいは −下記群から選択される化合物の1種または2種以上:
【0047】
【化32】 各式中、R2'は式Ibで表わされる化合物について定義
されているとおりであり、そしてR3は式IV1〜IV
9で表わされる化合物について定義されているとおりで
ある。
【0048】別の好適態様において、本発明の混合物は
下記の成分を含有する:15〜40重量%の液晶成分
A、この成分は基本的に、式IIa、式IIb、式II
c、式IIIdおよび式IIIhからなる;10〜25
重量%の式Iaにおいて、R2がFまたはOCF3で表わ
される化合物の少なくとも1種。偏光子、電極基板およ
びそれぞれそこに隣接している各液晶分子の好適配向
(ディレクター)が通常、一方の電極から他方の電極ま
での間で160゜〜720゜の数値で相互にねじれている
ように処理されている表面を有する電極からの本発明に
よる液晶表示素子の構造は、この形式の表示素子に慣用
の構造に相当する。本明細書で使用されている慣用の構
造の用語は広い意味で使用されており、誘導型および改
変型スーパーツィストセルの全部を包含し、特にまたマ
トリックス表示素子を包含する。2枚の支持基板の表面
チルト角は同一または相違していてもよい。同一チルト
角が好ましい。
【0049】本発明によるディスプレイは、例えばシェ
ーファー(T.J.Scheffer等)によりDisplays,Vol.14(2)(1
993),74〜85頁に記載されているように、矩形波形によ
りアドレスされる。しかしながら、本発明による表示素
子とねじれネマティックセルに基づく従来慣用の表示素
子との基本的相違点は、その液晶層における液晶成分の
選択にある。本発明に従い使用することができる液晶混
合物は、それ自体慣用の方法で製造される。一般に、比
較的少量で使用される成分の所望量を基本成分を構成す
る成分中に、有利には高められた温度で溶解させる。成
分の有機溶剤、例えばアセトン、クロロホルムまたはメ
タノール中の溶液を混合し、次いで混合後に、例えば蒸
留により溶剤を、例えば蒸留により再除去することもで
きる。本発明に従う誘電体はまた、当業者に公知であっ
て、刊行物に記載されている追加の添加剤を含有するこ
とができる。例えば、0〜15%の多色性染料を添加す
ることができる。
【0050】
【実施例】以下の例は本発明を説明しようとするもので
あって、本発明を制限するものではない。略語は下記の
意味を有するものとする: S−N スメクティック−ネマティック相転移温
度、 N−I ネマティック−等方性相転移温度、 c.p. 透明点、 visc. 粘度(mPa.s)、
【数1】
【0051】 Ton スイッチ オンから最高コントラストの90%に到達するまでの 時間、 Toff スイッチ オフから最高コントラストの10%に到達するまで の時間、 V10 しきい電圧(ボルト)、 V90 飽和電圧、 V90/V10 急峻度、 γrot 回転粘度。 SFAは矩形波形でアドレスされる(マルチプレックス
比:1:256、バイアス:1:16、操作電圧:7.
2ボルト)。
【0052】本明細書全体にわたり、温度はいずれも℃
で示されている。パーセンテージは重量パーセントであ
る。スイッチング時間および粘度に関する数値は20℃
における数値である。本特許出願および下記の例におい
て、LC化合物の化学構造はいずれも頭文字で示されて
おり、化学式への変換は以下の表Aおよび表Bにより行
うことができる。基Cn2n+1および基Cm2m+1は全部
がそれぞれ、n個またはm個の炭素原子を含有する直鎖
状アルキル基である。表B中のコードは自明である。表
Aにおいて、親構造に関する頭文字のみが示されてい
る。各化合物について、親構造に関する頭文字の後に、
−(ダッシュ)により分離して、置換基R1、R2、L1
およびL2に関するコードが示されている。表Aおよび
Bに挙げられている化合物は、本発明の特に好適な成分
である。
【0053】
【表1】
【0054】
【化34】表A:
【0055】
【化35】表B:
【0056】例1 下記のパラメーターを有し: ねじれ角 240゜ バイアス 1:16 マルチプレックス比 1:256 フレーム比(frame rate) 80Hz チルト角 5゜ d 4.2μm
【0057】下記の性質を有する液晶媒体を含有し: S−N <−20゜ N−I +99℃ △n 0.2012
【0058】下記の非カイラル性基材混合物からなり:
【表2】 1.07%のS−811によりドーピングされており、
矩形波形によりアドレスされるSTNディスプレイは、
下記の駆動パラメーターを示す: Tave 133ms V10 2.66V V90/V10 1.067。
【0059】例2 下記のパラメータを有する液晶媒体を含有し: S−N <0℃ N−I +103℃ △n 0.2035
【0060】下記の非カイラル性基材混合物からなり:
【表3】 1.30%のS−811によりドーピングされている例
1に記載のSTNディスプレイは、下記の駆動パラメー
ターを示す: Tave 122ms V10 2.77V V90/V10 1.072。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 フミオ・シマノ ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 アキヒロ・コジマ ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 ヒロシ・ヌマタ ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】−フレームとともにセルを形成している2
    枚の面平行の外側基板、 −セル中に存在する正の誘電異方性を有するネマティッ
    ク液晶混合物、 −外側基板の内面上に積重されている配向層を備えてお
    り、矩形波形により各画素をアドレスする電極層、を備
    えており、 −外側基板の表面の分子の長軸と外側基板の表面の分子
    の長軸との間のプレチルト角は約1度〜30度であり、
    そして −配向層から配向層までのセル内の液晶混合物のツィス
    ト角は100〜600゜の数値を有し、 ネマティック液晶混合物が本質的に、 a)+1.5より大きい誘電異方性を有する2環状また
    は3環状化合物の1種または2種以上からなる液晶成分
    15〜50重量%、 b)−1.5〜+1.5の誘電異方性を有する2環状ま
    たは3環状化合物の1種または2種以上からなる液晶
    分B 0〜40重量%、 c)トラン−4,4´−ジイル構造要素を有する化合物
    の3種または4種以上およびターフェニル−4,4´´
    −ジイル構造要素を有する化合物の少なくとも1種から
    なる液晶成分T 40〜80重量%、および d)層厚さ(面平行外側基板の隔たり)とキラルネマテ
    ィック液晶混合物のナチュラルピッチとの比が約0.2
    〜1.3であるような量の光学活性成分D、からなり、
    かつまた当該ネマティック液晶混合物が少なくとも60
    ℃のネマティック相範囲、25mPa.sよりも大きくない
    粘度、少なくとも0.1950の複屈折および少なくと
    も+1の誘電異方性を有する高マルチプレックス駆動ス
    ーパーツイスト液晶ディスプレイにおいて(これらの化
    合物の誘電異方性および当該ネマティック液晶混合物に
    関連するパラメーターは20℃の温度に基づくものであ
    る)、 上記成分Tが式Ia: 【化1】 式中、R1はC原子1〜8個を有するアルキル、アルコ
    キシ、アルケニルまたはアルケニルオキシであり、 L1およびL2はそれぞれ独立して、HまたはFであり、 R2はFまたはOCF 3であるか、またはC原子1〜8個
    を有するアルキルまたはアルコキシであり、 Zは、−COO−、−CH2CH2−または単結合であ
    り、そしてpは0または1である、で表わされる化合物
    の少なくとも3種および式Ib: 【化2】 式中、R2'はR1について示されている意味を有し、La
    およびLbはそれぞれ独立して、HまたはFであり、そ
    してXはFまたはClである、で表わされる化合物の少
    なくとも1種からなることを特徴とする、前記液晶ディ
    スプレイ。
  2. 【請求項2】上記成分Aが式IIおよび(または)式I
    II: 【化3】 各式中、Rは12個までのC原子を有するアルキル、ア
    ルコキシ、アルケニルまたはアルケニルオキシであり、 【化4】 3〜L8はそれぞれ独立して、HまたはFであり、 Z1は−COO−、−CH 2CH 2−または単結合であ
    り、 Z2は−COO−、−CH 2CH 2−、−C≡C−または
    単結合であり、 QはCF2、OCF2、CFH、OCFHまたは単結合で
    あり、 YはFまたはClであり、 mは1または2であり、そしてnは0または1である、
    で表わされる化合物を含有することを特徴とする、請求
    項1に記載のディスプレイ。
  3. 【請求項3】上記成分Aが式IIa〜IId: 【化5】 各式中、R、L3およびL7は上記意味を有する、から選
    択される化合物の少なくとも1種を含有することを特徴
    とする、請求項1または2のいずれか1項に記載のディ
    スプレイ。
  4. 【請求項4】上記成分Bが式IV1〜IV9: 【化6】 各式中、R3およびR4はRについて請求項2に定義され
    ている意味を有する、からなる群から選択される化合物
    の1種または2種以上を含有することを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のディスプレイ。
  5. 【請求項5】上記成分Bが式IV10〜IV24: 【化7】 各式中、R3およびR4は上記意味を有し、式IV10〜
    IV19、式IV23および式IV24中に存在する
    1,4−フェニレン基はそれぞれ相互に独立して、1個
    または2個以上のフッ素により置換されていてもよい、
    からなる群から選択される化合物の1種または2種以上
    を含有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか
    1項に記載のディスプレイ。
  6. 【請求項6】上記成分Tが式Ia1〜Ia6: 【化8】 各式中、R1は上記意味を有し、そしてalkylはC
    原子1〜8個を有するn−アルキルである、からなる群
    から選択される化合物の5種または6種以上を含有する
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載
    のディスプレイ。
  7. 【請求項7】上記成分Tが式Ia1a: 【化9】 式中、wは1または2であり、そしてvは1〜7の整
    数、好ましくは1、2、3または5である、で表わされ
    る化合物の1〜5種を含有することを特徴とする、請求
    項1〜6のいずれか1項に記載のディスプレイ。
  8. 【請求項8】ネマティック液晶混合物が5〜30重量%
    の式Ia1aで表わされる化合物の少なくとも1種を含
    有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項
    に記載のディスプレイ。
  9. 【請求項9】式IIa、式IIb、式IIc、式III
    dおよび式IIIhで表わされる化合物から基本的にな
    る液晶成分Aの15〜40重量%、および式Iaにおい
    て、R2がFまたはOCF 3である化合物の少なくとも1
    種の10〜25重量%、を含有することを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のディスプレイ。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれか1項に定義され
    ている組成を有する液晶混合物。
JP9068998A 1996-03-08 1997-03-07 高度マルチプレックス駆動スーパーツイスト液晶ディスプレイ Pending JPH09241642A (ja)

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EP96103642 1996-03-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505670A (ja) * 2012-12-13 2016-02-25 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung 液晶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016505670A (ja) * 2012-12-13 2016-02-25 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung 液晶媒体
US10465114B2 (en) 2012-12-13 2019-11-05 Merck Patent Gmbh Liquid-crystalline medium

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